JP2016522391A - ジオフェンスアプリケーションのためのエネルギー節約装置 - Google Patents

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Abstract

第1のGPSフィックスを取得するために、せいぜい第1のQoS期間だけアクティブなジオフェンス監視状態でGPSエンジンを操作するための方法、システム、およびデバイスが提供される。GPSエンジンはまた、第1のGPSフィックスが取得されなかったと判定したことに応答して、第2のGPSフィックスを取得するために、せいぜい第2のQoS期間だけアクティブなジオフェンス監視状態で動作するように設定され得る。方法は、GPSエンジンが第1のGPSフィックスを取得したと判定したことに応答して、ジオフェンス突破が検出されたかどうかを判定し得る。GPSエンジンは、ジオフェンス突破が検出されないと判定したことに応答して、第2のGPSフィックスを取得するためにせいぜい第2のQoS期間だけアクティブなジオフェンス監視状態で動作するように設定され得る。したがって、GPSエンジンは、第2のGPSフィックスを取得するためにアクティブなジオフェンス監視状態で動作し得る。

Description

本出願は、一般には、全地球測位システム(GPS)エンジンを利用するジオフェンス(geofence)アプリケーションに関し、より詳細には、電力消費を節約し、デバイスとの積極的なユーザ体験を維持するようにサービス品質(QoS)パラメータを調節するように適合された方法、デバイス、およびシステムに関する。
GPSエンジンは、関連するデバイスの位置を求めるためにモバイルデバイスおよびモバイル追跡デバイスによって一般的に使用されるサブシステムである。GPSエンジンは、GPS衛星信号を受信して、受信機の位置の推定を生成することができるデータプロセッサおよび受信機を含み得る。GPSエンジンは、専用メモリを含み、かつ/または非専用メモリを使用して作業し得る。さらに、エンジンは、外部プロセッサを使用して、推定を支援または実行するように動作し得る。GPSエンジンが、そのアンテナによって受信された処理済みの信号に基づいて、求めた座標のセットを出力したとき、位置フィックスまたは単にフィックスを生成または取得したと言われる。本明細書では、GPSフィックスを「生成」することと、「取得」することが、互換的に使用される。(精度および不確定性によって特徴付けられる)GPS位置フィックスが、ネットワーク支援と共に、またはネットワーク支援なしにGPSエンジンによって提供される。ネットワークは、タイミング情報および追加の情報(すなわち、アルマナックおよび/またはエフェメリス)を提供し得る。
GPS機能を有するモバイルデバイス、特にデバイスが地理的境界の内部にあるか、それとも外部にあるかを監視する(本明細書では「ジオフェンス監視」と呼ぶ)のに使用されるモバイルデバイスの電力需要は、モバイルデバイスがアクティブな監視状態に維持されるとき、結果としてモバイルデバイスが電池寿命の低減を受けることになる傾向がある。GPS信号がしばしば利用不能であり得るが、それでもデバイスがアクティブな監視状態に維持されることは、過剰な電力消費に寄与する。たとえば、アクティブなジオフェンス監視状態のデバイスは、そのようなデバイスについての電池寿命予測が約4日であるとしても、1〜2日の電池寿命となることがある。デバイスは一般に、アクティブな監視状態でGPSエンジンを操作する間に、特にデバイスがGPSフィックスを反復的に生成しないときに、非常に大量のエネルギーを消費する。
本明細書で説明する様々な実施形態は、ジオフェンスアプリケーションのためにGPSエンジンを操作するための方法、システム、およびデバイスを含む。実施形態は、第1のGPSフィックスを取得するために、せいぜい第1のGPSエンジン動作時間制限(QoS期間)だけアクティブなジオフェンス監視状態でGPSエンジンを操作することを含み得る。さらに、方法は、GPSエンジンが第1のGPSフィックスを生成したかどうかを判定することを含み得る。GPSエンジンはまた、第1のGPSフィックスが取得されなかったと判定したことに応答して、第2のGPSフィックスを取得するために、せいぜい第2のQoS期間だけアクティブなジオフェンス監視状態で動作するように設定され得る。第2のQoS期間は、第1のQoS期間よりかなり短いことがあり得る。さらに、方法は、GPSエンジンが第1のGPSフィックスを取得したと判定したことに応答して、ジオフェンス突破が検出されたかどうかを判定し得る。GPSエンジンは、ジオフェンス突破が検出されないと判定したことに応答して、第2のGPSフィックスを取得するためにせいぜい第2のQoS期間だけアクティブなジオフェンス監視状態で動作するようにさらに設定され得る。したがって、GPSエンジンは、第2のGPSフィックスを取得するためにアクティブなジオフェンス監視状態で動作し得る。
別の実施形態は、上記で論じた方法に対応する様々な動作を実施するためのプロセッサ実行可能ソフトウェア命令と共に構成されたプロセッサを有するコンピューティングデバイスを含み得る。
別の実施形態は、上記で論じた方法動作に対応する機能を実施するための様々な手段を有するコンピューティングデバイスを含み得る。
別の実施形態は、上記で論じた方法動作に対応する様々な動作をプロセッサに実施させるプロセッサ実行可能命令をその上に格納した非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含み得る。
添付の図面は、本開示の実施形態の説明の助けとなるように提示されるものであり、実施形態の限定のためではなく、単に実施形態の例示のために与えられる。
様々な実施形態で使用するのに適した、信号を受信するワイヤレス追跡デバイスを示す略図である。 様々な実施形態に適したGPSエンジンを操作する実施形態方法を示すプロセス流れ図である。 様々な実施形態で使用するのに適したQoSパターンを示すグラフである。 様々な実施形態で使用するのに適した、ジオフェンス境界と重複するGPSフィックスの不確定性領域を示す平面図である。 様々な実施形態で使用するのに適した、ジオフェンス境界に対するGPSフィックスのジオフェンス突破を示す平面図である。 様々な実施形態で適した最大QoSを求める実施形態方法を示すプロセス流れ図である。 様々な実施形態で適した最適化最大QoS=最大許容GPS動作時間を求める実施形態方法を示すプロセス流れ図である。 様々な実施形態で適した最適化サービス品質しきい値を求める実施形態方法を示すプロセス流れ図である。 様々な実施形態と共に使用され得るモバイル追跡デバイスの構成要素ブロック図である。 様々な実施形態と共に使用され得るセルラー電話の形態のモバイル通信デバイスの構成要素ブロック図である。 様々な実施形態と共に使用され得るサーバの構成要素ブロック図である。
様々な実施形態が、添付の図面を参照して詳細に説明される。可能ならどこでも、同一の部分または同様の部分を参照するために、図面全体にわたって同一の参照番号が使用される。特定の例および実装に対して行われる参照は、例示のためのものであり、本開示または特許請求の範囲を限定するものではない。本開示から逸脱することなく、代替実施形態が考案され得る。さらに、本開示の重要な詳細を不明瞭にしないように、本開示の周知の要素は詳細には説明されず、または省略される。
「例示的」という語は、本明細書では、「一例、実例、または例示としての役割を果たす」ことを意味するために使用される。本明細書で「例示的」なものとして説明する任意の実装は、必ずしも他の実装よりも好ましい、または有利なものとして解釈されるべきではない。さらに、「第1の」および「第2の」という語、または類似の用語の使用は、本明細書では、様々な記載の要素を区別するという明確さのためであり、本発明を要素の特定の順序または階層に限定するものではない。
本明細書では、「ワイヤレス追跡デバイス」および「追跡デバイス」という用語は、電子追跡タグ、資産ワイヤレス追跡デバイス、セルラー電話、スマートフォン、モバイル通信デバイス、パーソナルまたはモバイルマルチメディアプレーヤ、携帯情報端末(PDA)、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートブック、パームトップコンピュータ、ワイヤレス電子メール受信機、マルチメディアインターネット対応セルラー電話、ワイヤレスゲーミングコントローラ、ならびにGPS信号を受信し、デバイスの位置を求めるためのプログラマブルプロセッサ、メモリ、アンテナ、および回路を含む類似のモバイルデバイスのうちの任意の1つまたはすべてを指すために本明細書では互換的に使用される。様々な実施形態は、限られた電池寿命を有するセル電話、タブレット、ラップトップなどの追跡デバイスで特に有用であるが、実施形態は、GPS受信機を(GPSエンジンと共に)使用し得る任意のデバイスで一般に有用である。
本明細書では、「ジオフェンス」という用語は、座標(すなわち、経度、緯度、高度)の1つまたは複数のセットを取り囲む連続的領域によって画定され得る仮想的境界を指す。ジオフェンスに関連する連続的境界は、ほぼ任意の形状を取ることができ、単純または対称的な一様の境界である必要はない。さらに、本明細書では、「ジオフェンス監視状態」という用語は、特に、GPSエンジンを有するデバイスがジオフェンスを突破したか否かを判定するために、ジオフェンスに対するその位置をアクティブに監視しているGPSエンジンの動作状態を指す。
本明細書では「サービス品質」(「QoS」と略記される)または「QoS期間」という用語は、フィックスを取得する(すなわち、その地理的座標を求める)ときのGPSエンジンの動作時間の最大持続時間を制限するために使用されるGPSエンジンパラメータを指す。GPSエンジンについてのQoSは、エンジンがフィックスを生成することを試みることを許可される最大期間、ならびに何らかの追加のエンジン最適化時間を定義する。QoSは、一般にはGPSエンジンについての既存の調節可能パラメータである。さらに、各GPSフィックス生成試行について、GPSエンジンがその生成試行についてのアクティブなジオフェンス監視状態に置かれたときから測定した、フィックスを生成するのにかかる時間が、フィックス時間(Time-To-Fix)(TTF)と呼ばれる。TTFは、動作GPS条件に依存する変数であり、一方QoSは、デバイスがフィックスを生成することを試みることを許可される連続的期間を制限する。
様々な実施形態のシステム、方法、およびデバイスは、電池電力を節約しながら、GPSフィックス環境を考慮するGPSエンジンを操作することを可能にする。困難なGPS条件でデバイス電池ドレインを防止し、または最小限に抑えるために、フィックスを生成しようと試みて、GPSエンジンが継続的に動作することが許可される期間に対する制限が、本明細書の様々な実施形態に従って変更され得る。具体的には、GPSエンジンのQoSを制御することにより、デバイスのジオフェンス状態(すなわち、ジオフェンスの内部または外部)を監視するのに使用されるGPSエンジンについて電力が節約され得る。様々な実施形態によれば、GPSエンジンがGPS生成試行について長いTTFを受けるとき、デバイスは、次回のフィックスについてQoSを低減し得る。さらに、デバイスは、GPSフィックス生成試行の所定の最大の構成可能な数についてQoSを使用することができ、その後で、方法は、GPSエンジンがより高いQoSでフィックスを試みることを許可し得る。GPSフィックス生成試行の所定の最大数の後により高いQoSが、デバイスが困難なGPS条件にもはやないかどうかを判定するのに使用され得る。
QoSは、GPSフィックスが確実に取得されるかどうか、ならびにフィックスの品質に影響を及ぼす。フィックスの品質は、1つまたは複数のフィックスにどれほどの精度および不確定性が関連付けられるかに関係する。晴天の屋外の環境(困難ではないGPS条件)では、ユーザは、電池消費の増大を犠牲にして、最大の精度および最小の不確定性を望むことがある。図6および図7に関して以下でさらに論じるように、精度および不確定性が、フィックス位置を取り囲む領域のサイズによって定量化され得る。一方、困難なGPS条件下では、デバイスは、位置精度を高フィックス不確定性で補償することができ、それにより、ジオフェンスアプリケーションでのFAレートを低減し、電池エネルギーを節約することができる。QoSは、連続的追跡(CT)またはオンデマンド位置(ODL)フィクシングを使用しないときは特に、GPSエンジンに対して一般的に調節され得る標準変数である。トラッカ位置を推定するために、GPSエンジンは、GPS信号を取得および処理する。特定のGPS信号と一般的に同期されるGPS受信機は、衛星信号の対を見つけ、その信号に基づいてデバイスの位置を最終的に求め得る。GPSフィックスを生成することは、この位置決定を指し、精度および不確定性のレベルによって定義される。GPSフィックスのためにより高い精度が必要であるほど、そのGPSフィックス試行のために使用されるべきQoSが高くなる。このようにして、位置が高いレベルの精度で求められることを保証するために、高いQoSが使用され得るが、高いQoSは一般に、追跡デバイスに高いレベルの電力消費を要求する。一方、高いレベルの精度が必要ではないとすると、本明細書の様々な実施形態によれば、低いQoSが使用され得る。
図1は、追跡デバイス5が晴天の屋外の環境で衛星51から信号11を受信することを示す。追跡デバイス5はまた、無線送信機(図示せず)などの地上信号源からも信号を受信し得る。そのような信号13は、近くの建物53からの低電力近距離無線送信を含み得る。あるいは、遠距離ワイヤレス通信リンク15を確立するための遠距離無線ワイヤレストランシーバを利用する通信塔55が、追跡デバイス5と通信し得る。通信塔55は、通信塔55を通信ネットワーク70にリンクする別の通信リンク65をさらに含み得る。近距離無線送信機は、建物53または他の構造の中または上にさえ配設され得る。あるいは、追跡デバイス5は、建物53内に配設されることがあり、追跡デバイス5は、窓の近くでない場合、困難なGPS条件に直面し得る。さらに、建物53に対して確立されるジオフェンス30が示されており、ジオフェンス30は、デバイスがそれに極めて近接していると識別する助けとなるように使用され得る。図1は、ジオフェンス30に関連する領域が固定の半径Rを有するものとして示すが、その領域は円形である必要はなく、さらには単純な一様な境界を有する必要もない。したがって、その外周がジオフェンス30を画定する領域の形状の如何に関わらず、その領域が建物53などの位置に関連付けられ得る。さらに、無線送信機は、通信ネットワーク70に対するそれ自体のリンク63を有し得る。通信ネットワーク70は、データ処理、検索、および収集のためにネットワーク内接続75を通じてサーバ77に結合され得る交換局73を含み得る。通信ネットワーク70はまた、セルラー、Wi-Fi、Bluetooth、および他の通信の手段を使用して、追跡デバイス5とさらに通信し得る。様々な実施形態では、ワイヤレス追跡デバイス5は、GPSエンジンを操作するためのアルゴリズムおよび関連する追跡デバイスアプリケーションをデバイスが実行することを可能にする1つまたは複数のプロセッサ、アンテナ、およびメモリを含み得る。
一実施形態では、エネルギー消費を最小限に抑え、かつ/または削減するために、困難なGPS条件下で、追跡デバイスがもはやGPSフィックスについて高精度を必要としないと想定されることがあり、したがって、デバイスは、低QoSを使用して動作するように設定され得る。そうではなく、デバイスが延長された期間にわたって困難な条件にとどまるが、引き続き高TTFでGPSフィックスを得ようと定期的に試みる場合、デバイス電池寿命が著しく低減し得る。追跡デバイスが動作しているエリア内にGPSカバレッジがないので、困難なGPS条件が存在し得る。そのような条件下で、GPSエンジンは、どんなGPSフィックスも生成することなく、指定のQoS以下の期間にわたってフィックスを生成しようと試み得る。したがって、GPSエンジンが指定の期間にGPSフィックスを生成しない場合、そのような環境は、困難なGPS条件であるとみなされ得る。困難なGPS条件の別の例は、マルチパス存在を含み、その場合は、GPSフィックスを生成するのに、GPSエンジンが所定のしきい期間よりも長い、長いTTFを必要とする。マルチパス存在フィックスは、低い精度および平均した不確定性によって特徴付けられ得るが、それでも、困難なGPS条件とみなされ得る。本明細書の実施形態によれば、実際のTTFが、デバイスが困難なGPS条件を受けているかどうかを判定するために使用され得る。したがって、ユーザが屋内におり、窓の近くに立っていないときなどに、長いTTFは、困難なGPS条件に関連付けられ得る。
図2は、ジオフェンスアプリケーションのためにGPSエンジンを操作するための実施形態方法200を示す。一実施形態では、方法200の動作は、追跡デバイスの1つまたは複数のプロセッサおよびGPSエンジンによって実施され得る。ブロック210では、GPSエンジンは、アクティブなジオフェンス監視状態で操作されてよく、アクティブなジオフェンス監視状態は、GPSエンジンがGPSフィックスを生成し、ジオフェンスに対するトラッカデバイス位置を評価しようとアクティブに試みる状態に対応する。アクティブなジオフェンス監視状態では、GPSエンジンは、GPSエンジンがフィックスを生成し、それをジオフェンスに対して評価しようと依然としてアクティブに試みることができる時間量に関して、プリセットQoSで動作する。許容されるQoSに達すると、GPSエンジンはもはや動作しておらず、それは、GPSエンジンがもはやフィックスを生成しようと試みていないことを意味する。一実施形態では、アクティブなジオフェンス監視状態およびそのパラメータが、GPSエンジンにとって利用可能なメモリ内に事前準備されてよく、GPSエンジンのプロセッサは、メモリから、そのQoSを含むジオフェンス監視状態を選択し得る。
ブロック220では、最大QoSが、たとえば120秒などの所定の最大QoS(シーリングQoS)にすでに設定され得る。最大QoSを使用することにより、非常に困難な条件下であっても、可能な場合に良好なフィックスを達成するための最良の機会がGPSエンジンに与えられる。最大QoSに対応する時間制限は、条件の事前定義されたセット下でフィックスを取得するのに一般に必要な最大TTF値に基づき得る。ジオフェンス追跡の状況では、この点で有用であり得る事前定義された条件のセットは、GPSエンジンが受ける典型的な室内環境に対応する。GPSフィックスを生成することに関係するときの室内環境は、利用可能なGPS信号を多くの場合に伴わない、室内に見出される最悪条件である必要はない。むしろ、GPS信号が依然として取得され得る典型的な室内環境が、最大TTFを求めるために使用され得る。たとえば、建物内部の、窓を有する部屋の中心にあるときに一般に受ける条件が、最大QoSを求めるために使用され得る。
判定ブロック230では、GPSエンジンがGPSフィックスを取得したかどうかに関して判定が行われ得る。そのようなフィックスが得られた場合、そのようなフィックスは、現在設定されているQoS内で行われたことになる。その現在設定されているQoSは、当初は最大QoSであり得るが、後続のサイクルでは、QoSの値が、以下で論じられるブロック220/295で設定される最大または最小QoSに設定され得る。一実施形態では、追跡デバイスのプロセッサは、最大または最小QoSの時間値を決定および/または設定し得る。別の実施形態では、リモートサーバは、プロセッサによって使用するためにこれらの値を追跡デバイスにアップロードし得る。GPSエンジンがフィックスを取得した場合、精度および不確定性領域の範囲を含むフィックスの位置と、フィックスを取得するのにかかった実際の時間(すなわち、実際のTTF)の両方が、メモリ内に格納され得る。GPSエンジンがGPSフィックスを取得した場合(すなわち、判定ブロック230=「Yes」)、判定ブロック240で健全性チェックが実施され得る。
GPSエンジンがフィックスを取得した場合、「健全性チェック」と呼ばれる判定ブロック240で、そのフィックスが現実的であることを確認するためにチェックされ得る。たとえば、フィックスの位置が以前のフィックスから離れすぎている場合、現実的であるとはみなされず、健全性チェックに不合格となるように、距離しきい値が使用され得る。あるいは、GPSフィックスが大きすぎる不確定性に関連付けられる場合、やはり健全性チェックに不合格となり得る。しかし、GPSフィックスが現実的であるとみなされ、したがって健全性チェックに合格する場合(すなわち、判定ブロック240=「Yes」)、ジオフェンス評価がブロック250で実施され得る。ジオフェンス評価は、GPSフィックスを集め、ジオフェンス外周に対するその精度および不確定性を考慮に入れて、解析する。ブロック260では、GPSフィックスおよびジオフェンス評価に基づいて、ジオフェンス突破が検出されるかどうかに関して判定が行われ得る。ジオフェンス突破判定が肯定的である場合(すなわち、判定ブロック260=「Yes」)、プロセスは、別のGPSフィックス生成試行についてアクティブなジオフェンス監視状態で再び動作し、判定ブロック230に戻って、新しいGPSフィックスが作成されたかどうかを判定し得る。あるいは、ブロック260で、ジオフェンス突破が検出されない場合(すなわち、判定ブロック260=「No」)、判定ブロック270で、そのGPSフィックスについての実際のTTFが所定のサービス品質(QoS)しきい値未満であるかどうかに関して判定が行われ得る。QoSしきい値は、困難なGPS条件を識別するための検出しきい値に対応する。QoSしきい値は、条件の事前定義されたセット下でフィックスを取得するのに必要な統計的平均TTF値に基づき得る。たとえば、QoSしきい値は、窓のある部屋の中央などの一般的な室内環境でフィックスを取得するのに必要な統計的平均時間値に対応し得る。ジオフェンス追跡の状況では、GPSエンジンが受ける典型的室内環境が、この値を確立するために再び使用され得る。その実際のTTFがQoSしきい値未満である場合(すなわち、判定ブロック270=「Yes」)、プロセスは、別のGPSフィックス生成試行についてアクティブなジオフェンス監視状態で再び動作し、判定ブロック230に
戻って、新しいGPSフィックスが作成されたかどうかを判定し得る。ブロック230での判定は、直ちに、または所定の遅延間隔の後に開始され得る。
GPSエンジンがGPSフィックスを生成しなかった場合(すなわち、判定ブロック230=「No」)、これは、困難なGPS条件とみなされてよく、判定ブロック280で、スキップカウント判定が行われ得る。あるいは、GPSエンジンがGPSフィックスを生成しなかったと判定された場合(すなわち、判定ブロック230=「Yes」)、ブロック240で健全性チェックが実施され、取得されたフィックスが現実的であることが確認され得る。健全性チェックに不合格であること(すなわち、判定ブロック240=「No」)は、GPSがフィックスを生成しなかったときと同様に扱われ、やはり困難なGPS条件とみなされてよく、したがって判定ブロック280で、スキップカウント判定が行われ得る。さらに別の代替実施形態として、ブロック230でGPSエンジンがフィックスを取得せず、健全性チェックインブロック240に合格し、ブロック260でジオフェンス突破が判定されなかった(すなわち、判定ブロック260=「No」)場合であっても、ブロック230で取得されたGPSフィックスについての実際のTTFがQoSしきい値を満たし、またはQoSしきい値を超過する場合(すなわち、判定ブロック270=「No」)、これはさらに、困難なGPS条件とみなされてよく、したがって、ブロック280でスキップカウント判定が行われ得る。
ブロック280でスキップカウント判定が行われてよく、スキップカウント判定は、いわゆる「困難なGPS条件」下で、特に最小QoSを使用する「困難なGPS条件」下で以前のGPS生成判定試行が何回行われたかをチェックする。スキップカウンタは、困難な条件が検出された後に、追跡デバイスがその下で最小QoSを使用したサイクル数を追跡し得る。このようにして、スキップカウントは、最小QoS期間などの、せいぜい特定のQoS期間だけアクティブなジオフェンス監視状態で動作するようにGPSエンジンが設定された以前の回数を追跡する。さらに、GPSエンジンがGPSフィックスを試みることを許可するためにスキップカウントが使用されてよく、GPS環境が変化したかどうかをチェックするために、時々QoSが所定の最大値に設定される。判定ブロック280でスキップカウントしきい値のために指定されるサイクル数は一般に、より高いQoSを使用する新しい条件についてチェックするようにGPSエンジンが作成される前の期間がどれほどかを制御し得る。
スキップカウントがそのスキップカウントしきい値より上ではない場合(すなわち、判定ブロック280=「No」)、ブロック290で、スキップカウンタが増分され、ブロック295で、所定の最小QoSについて、たとえば35秒以下だけ動作するようにGPSエンジンが設定される。最小QoSに対応する時間制限は、GPSエンジンの最小動作時間に対応する、条件の事前定義されたセット下でフィックスを取得するのに一般的に必要な最小時間量に基づき得る。ジオフェンス追跡の状況では、この点で有用であり得る事前定義された条件のセットは、GPSエンジンが受ける典型的な屋外都市環境に対応する。最小QoSについての事前定義された条件は、困難なGPS環境での電力消費を最小限に抑え、それでもなお平均的条件でGPSフィックスを取得するのに十分な時間を与えるように選ばれ得る。屋外都市環境は、平均的条件の一例であるが、この値を求めるために他の環境が使用され得る。この点でGPSフィックスを生成することに関係するときの屋外環境は、屋外に見出される最良条件または最悪条件である必要はない。GPSエンジンは、別のGPSフィックス生成試行についてアクティブなジオフェンス監視状態で再び動作し、判定ブロック230に戻って、新しいGPSフィックスが作成されたかどうかを判定し得る。
あるいは、スキップカウントがスキップカウントしきい値よりである場合(すなわち、判定ブロック280=「Yes」)、これは、必須のサイクル数が生じており、GPSエンジンに、より高いQoSを使用してGPS条件が変化したかどうかを確認するためにチェックさせるときであることを意味する。したがって、ブロック285で、スキップカウンタが0にリセットされる。QoSが所定の最大値に設定されると、GPSエンジンは、引き続き動作し、別のGPSフィックスを試み、判定ブロック230に戻る。このより高いQoSにより、以前に検出された困難なGPS条件が依然として存在するかどうかをシステムが判定することが可能となり得る。
図3は、様々な実施形態によるQoSについてのパターン例を示す。グラフの水平軸は、左から右への実際の時間の進行を表す。垂直軸は、GPSフィックスを試みる際にGPSエンジンが設定されるQoSのレベルを表す。グラフ上の各バーは、GPSフィックス試行がその間に行われる期間を表す。グラフ上の各バーの上にはスキップカウンタ値があり、スキップカウンタ値は、追跡デバイスを表すそのバーが困難なGPS条件を受けることの結果として増分されるものとして示されている。初期最大QoSは、QoSについての最大値に対応する高レベルに設定される。そのような最大QoSは、特定の追跡デバイスについてカスタマイズされる方式で決定され、メモリ内であらかじめ決定され、またはサーバによって設定され得る。さらに、上記で述べ、以下で図6に関してより完全に説明するように、この最大QoSは、GPSフィックスが可能であるほぼ任意の環境で、受け入れられるGPSフィックスを与えるように最適化され得る。たとえば、最大QoSは60秒であり得る。第1のGPSフィックス試行は、TTF1と示される期間にわたって持続するように示されており、TTF1の値は、この例では、QoSしきい値(QoSTH)より十分上であるとみなされ得る。前述のように、望ましい実際のTTFよりも長いものは困難なGPS条件であるとみなされ得る。したがって、一実施形態によれば、スキップカウンタが、(第1のバーの上部に示されるように)0から1に増分されてよく、次のGPSフィックスは、最小QoSに設定されたQoSを使用し得る。より低いQoSの使用はエネルギーを節約する。最小QoSは、QoSTHよりもわずかに高く設定されてよく、したがって、たとえば35秒に設定されたフィックスを依然として取得し得る。さらに、図7に関してより完全に説明するように、この最小QoSは、平均的屋外都市環境で信号を取得するのに十分な時間を依然として実現しながら、困難なGPS環境で最小エネルギー消費を実現するように最適化され得る。次のGPSフィックス判定はプリセット遅延12分を有するが、スキップカウンタがチェックされ、スキップカウントが2に増分された後、次のGPSフィックスも最小QoSを使用する。図示されるように、次のGPSフィックス判定が再びプリセット遅延12分を有するが、スキップカウンタがチェックさ
れ、スキップカウントが3に増分された後、次のGPSフィックスも最小QoSを使用する。このサイクルが続行し、したがって、困難なGPS条件が検出される場合、またはスキップカウントがNに達する場合にのみ、QoSが変更される。このようにして、Nは、困難なGPS条件が検出された後にQoSを使用するように許可される最大GPSフィックス数である。したがって、スキップカウントしきい値がたとえば10である場合、10番目のサイクルの後、スキップカウンタがリセットされ、QoSが所定の最大QoSに設定される。別の困難なGPS条件下で、次のGPSフィックスは最小QoSを使用し、およびサイクルが繰り返す。最小QoSの使用は電力消費を低減し、スキップカウンタにより、追跡デバイスが少なくとも(N+1)*12分ごとにGPS環境を感知することが可能となる。
いくつかの追跡デバイスアプリケーションは、1つまたは複数のジオフェンスと共にGPSフィクシングを使用する。本明細書では、ジオフェンスは、現実世界地理的エリアについての仮想的外周または境界である。図1、図4、および図5に示されるジオフェンス30は、ジオフェンスとみなされ得る。ジオフェンスは動的に生成され、かつ/または境界の事前画定されたセットを含み得る。ジオフェンスは、建物またはポイント位置の周りの半径Rであり得る。あるいは、ジオフェンスは、構造の外周、通学ゾーン、または地域境界のような、境界の事前画定されたセットなどの非円形領域であり得る。さらに、ジオフェンスは不規則形状を有し得る。
ジオフェンスを使用する追跡デバイスアプリケーションは、特定のジオフェンス内の個人資産、車両、または人員などの1つまたは複数のターゲットの移動を監視し得る。ジオフェンスは、割り当てられたターゲットの地理的境界からの進入および退出を追跡および記録するために使用され得る。したがって、ジオフェンスアプリケーションは、ターゲットがジオフェンスの内部にあるか、それとも外部にあるかの判定に焦点を当てる。ターゲットは、追跡デバイスを搬送/着用してよく、追跡デバイスは、ターゲットの位置を特定するための、追跡専用のタグ、さらには他の用途を有するセルラー電話などのデバイスであり得る。このようにして、様々な実施形態は、GPS条件に基づくQoS調節のために別の考慮事項としてのジオフェンス評価をさらに含み得る。追跡デバイスがジオフェンス内にある場合、その位置がジオフェンスによってすでに画定されているので、デバイスは、その関連する低いレベルの電池消費と共に、低レベルQoSを使用することから利益を受け得る。その後でGPSフィックスがジオフェンスの外部に追跡デバイスを配置するとき、おそらくはより高い精度が望まれ得るので、デバイスは、より高いQoSがより高い電池消費に関連付けられるとしても、より高いQoSを使用することを開始し得る。QoSが低すぎる場合、しばしば偽警報が低くなり、ミス検出率が高くなるので、ジオフェンスアプリケーションは、低品質GPSフィックスに対して(ジオフェンス状態変化を検出する際に)より感応性が低くなり得る。偽警報(FA)は、突破イベントが検出されるが、実際には突破がないことを意味する。ミス検出(MD)は、突破が存在するが、突破イベントとして検出されないことを意味する。したがって、ジオフェンスアプリケーションなどのいくつかのアプリケーションでは、QoSのより改善された調節が望ましいことがあり得る。QoSの調節は、電池消費と偽警報率との間の平衡を取り得る。
図4および図5は、GPSフィクシングの態様、ならびに様々な実施形態に従ってジオフェンスアプリケーションがどのようにGPSフィクシングを使用し、かつ/またはGPSフィクシングと対話し得るかを示す。GPSフィックス20、25が、楕円体によって表される関連する精度の領域(「精度領域」とも呼ばれる)21、26と共に示されている。さらに、各GPSフィックス20、25は一般に、精度領域21、26を超えて延びる不確定性の領域(「不確定性領域」とも呼ばれる)23、28によって特徴付けられ得る。図4および図5はまた、半径Rを有するジオフェンス30をも示す。注目のポイントが、ジオフェンス30とも呼ばれる、位置を取り囲む指定される仮想的境界によって画定され得る。図4および図5の例示的例では、位置の中心からの半径Rが、ジオフェンスの境界を画定する。したがって、ジオフェンスを画定することにより、アプリケーションは、仮想的境界が突破されたかどうかに関する判定を使用することができ、GPSフィックスがデバイスをジオフェンスの外部に配置することの判定が、特定のレベルの確定性で行われ得ることを意味する。
不確定性領域23、28がもはやジオフェンス領域30と重複しないときであっても、突破が行われたという判定(「突破イベント」)が予約され得る。したがって、図4は、不確定性領域23がジオフェンス30と重複するので、突破が行われなかったあるGPSフィックス20を伴う状況を表す。一方、図5は、不確定性領域28とジオフェンス30との間に重複がないので、突破イベントが行われた別のGPSフィックス25を伴う状況を表す。あるいは、突破イベントとみなされる前に、不確定性領域28とジオフェンスとの間にしきい距離が必要とされ得る。さらに別の代替実施形態として、精度領域21、26が、ジオフェンス30、または精度領域21、26とジオフェンス30との間のしきい距離ともはや重複しないとき、突破イベントが宣言され得る。QoSを低減することにより、精度および不確定性の点でGPSフィックス品質を低下させるが、ジオフェンス横断検出判定(geofence cross-detection decision)ならびにユーザ体験に影響を及ぼさないと予測され得る。
ジオフェンスアプリケーションでの突破イベントに対するGPSエンジン性能は、ターゲットがジオフェンスの中心ポイントから開始して、ジオフェンスの外部のポイントに徐々に進むときに、レポートされた突破の増加を示す傾向がある。その傾向の逆が、レポートされない非突破の減少として確認され得る。言い換えれば、ターゲットがジオフェンスの中心ポイントからジオフェンスの外部のポイントに移動するとき、レポートされない例が少なくなる。ターゲットが実際には依然としてジオフェンスの内部にあるときにレポートされる突破は偽警報とみなされ、一方、ターゲットがジオフェンスの外部にあるときにレポートされる突破は正しいヒットである。適切にレポートされない非突破は正しい拒絶とみなされる。正しい拒絶は、ターゲットがジオフェンス内部にあり、したがって突破がレポートされるべきではなかったことを意味する。しかし、ターゲットが実際にはジオフェンスの外部にあるが、突破がレポートされないとき、見逃された検出とみなされる。ジオフェンスから一定の距離を越えると、ジオフェンスアプリケーションが突破を正しくレポートするためのQoSの重要性はますます低くなる。しかし、QoSは、追跡アプリケーションにとって重要であることがあり、したがってトラッカが良好なGPS条件でジオフェンスの外部にあるとき、最大QoSが維持される。さらに、GPSエンジンが困難なGPS条件に直面していないとき、偽警報率は、使用されるQoSにそれほど依存しないことがある。しかし、困難なGPS条件下では、偽警報率は最小QoSを使用することとほぼ同じである。これは、不確定性領域がより大きく、偽警報を保証するからである。室内環境で突破した可能性は非常に低いので、MD率は影響を受けない。したがって、ジオフェンスを使用する追跡アプリケーションについて使用される最小QoSに関する判定は、電池消費を低減する必要と、偽警報を低く保つ要望との間の平衡を取る必要があり得る。
図6は、最大QoSについての値を最適化するための実施形態方法600を示す。一実施形態では、方法600の動作は、追跡デバイス内のGPSエンジンのプロセッサによって実施される。ブロック610では、最適化方法が開始され得る。さらに、最大QoSが、履歴GPSエンジン性能に基づいて、推定最大値に一時的に設定され得る。たとえば、120秒が、推定最大として使用され得る。ブロック620では、GPSフィックス統計が、いくつかのGPSフィックス試行について求められ得る。一実施形態では、GPSフィックス統計の決定のために、空が開けた条件ではなく、室内環境が使用され得る。それらの統計は、特に方法600のために集められ、またはGPSエンジンによって維持される履歴統計に基づき得る。そのような統計は、一時的最大QoSをどちらも使用して、取得されたGPSフィックスの割合、およびフィックス当たりの平均エネルギー消費を決定し得る。当初は、その一時的最大QoSは120秒などのデフォルト値であり得るが、方法600の後続のサイクルでは、その一時的値が調節され得る。ブロック630では、一時的最大QoSを使用して取得されたフィックスの割合が95%より大きいかどうかに関して判定が行われ得る。そうでない場合(すなわち、判定ブロック630が「No」)、一時的最大QoSは2秒増分されてよく、プロセスはブロック620に戻って、新しい一時的最大QoSを使用してGPSフィックス統計を求め得る。GPSフィックスの割合が95%を超える場合(すなわち、判定ブロック630が「Yes」である)、ブロック640で、GPSフィックス当たりの平均エネルギー消費が、GPSフィックス当たりの最大許容エネルギー未満であるかどうかに関して判定が行われ得る。ブロック630での判定は、アルゴリズムがより確実に結果に収束するために、GPSフィックス当たりの最大許容エネルギーに加えられた受け入れられるエネルギー誤差(Err)を考慮に入れることもあり得る。Err値は、アルゴリズムの収束のために使用されることがあり、GPSフィックスを取得するために費やされる平均エネルギーの5%未満であり得る。GPSフィックス当たりの平均エネルギーがGPSフィックス当たりの最大許容エネルギー未満ではない場合(すなわち、判定ブロック640が「No」)、一時的最大QoSが5秒減少されてよく、プロセスはブロック620に戻って、新しい一時的最大QoSを使用してGPSフィックス統計を求め得る。GPSフィックス当たりの平均エネルギーがGPSフィックス当たりの最大許容エネルギー未満である場合(すなわち、判定ブロック640が「Yes」)、ブロック650では、ブロック640での判定のこの現サイクルからの一時的最大QoSが、追跡デバイスについてのデフォルト最大QoSを設定するために使用される。
図7は、最小QoSについての値を最適化するための実施形態方法700のプロセスフローを示す。一実施形態では、方法700の動作は、追跡デバイス内のGPSエンジンのプロセッサによって実施され得る。ブロック710では、最適化が開始されてよく、最小(Min)QoSが、履歴GPSエンジン性能に基づいて、推定最小値に一時的に設定され得る。たとえば、15秒が推定最小値として使用され得る。ブロック720では、いくつかのGPSフィックス試行についてGPSフィックス統計が求められ得る。一実施形態では、屋外環境でのフィックス品質を保持するために、GPSフィックス統計の決定について平均的屋外環境が使用され得る。このようにして、屋外環境では、GPSフィックス品質は、QoS=120秒とQoS=最小QoSの両方について同一であり得る。それらの統計は、特に方法700のために集められ、またはGPSエンジンによって維持される履歴統計に基づき得る。そのような統計は、一時的最小QoSを使用して取得されたGPSフィックスの割合を決定し得る。さらに、統計は、一時的最小QoSを適用する、経度および緯度精度、不確定性(a、b、および角度)、およびフィックス当たりの平均エネルギー消費を含み得る。当初は、その最小QoSはデフォルト値であり得るが、方法700の後続のサイクルでは、その一時的値が調節され得る。ブロック730では、不適切なジオフェンス突破判定に基づいて偽警報が生成される比率に関して判定が行われ得る。GPSフィックス精度、不確定性、およびジオフェンスに対する位置に基づいて、突破判定が行われる。しかし、一定の割合は、デバイスが依然としてジオフェンスの内部にあったが、突破が検出されたことを意味する、ジオフェンス突破偽警報(FA)であることがある。次いでブロック740では、重み付きFA率を求めるためにブロック720から求められたGPSフィックス生成率に基づいて、ブロック730で求められたジオフェンス突破偽警報率(FA率)が重み付けされ得る。ブロック750では、重み付きFA率があらかじめ確立された偽警報しきい値(「FAしきい値」)を超過するかどうかに関して判定が行われ得る。受け入れられるFA率は、ジオフェンス突破検出率の1%未満であり、好ましくはその率のわずか0.1%である。さらに、一時的最小QoSを使用して取得されたフィックスの割合は、95%超であり得る。重み付きFA率がFAしきい値を超過する場合(すなわち、判定ブロック750が「Yes」)、一時的最小QoSが5秒増加されてよく、プロセスはブロック720に戻って、新しいQoSを使用してGPSフィックス統計を求め得る。重み付きFA率がFAしきい値を超過しない場合(すなわち、判定ブロック750が「No」)、ブロック760では、ブロック750での判定のこの現サイクルからの一時的最小QoSが、追跡デバイスについてのデフォルト最大QoSを設定するために使用される。
図8は、QoSしきい値についての値を最適化するための実施形態方法800のプロセスフローを示す。一実施形態では、方法800の動作は、追跡デバイス内のGPSエンジンのプロセッサによって実施され得る。ブロック810では、QoSしきい値最適化が開始されてよく、最大および最小最適化QoSが設定される。最大および最小QoSの初期化は、上述の方法600および700を用いてよく、または所定の値を使用し得る。ブロック820では、一時的QoSしきい値が、ブロック810で適用された最小QoSに設定され得る。ブロック830では、遷移数/カウントが、最大QoSおよび最小QoSについて求められた最適化値に基づいて推定され得る。遷移数とは、上述のようにシステムがスキップカウントをリセットするサイクル数を指す。たとえば、100個のGPSフィックスのうちの10個の遷移が合計フィックス数の10%を表し、スキップカウント10(すなわち、図3でのN=10)に対応する。ブロック840では、遷移カウントが、最適化のために許可される最小遷移数に等しいかどうかに関して判定が行われ得る。したがって、例示的な受け入れられる最小遷移数/カウントは、QoSしきい値最適化のために使用される10個のGPSフィックスまたはGPSフィックスの10%であり得る。遷移カウントが最小遷移数に等しくない場合(すなわち、判定ブロック840が「No」)、一時的QoSしきい値が1秒減少されてよく、プロセスはブロック830に戻って、新しい一時的QoSしきい値を使用して新しい遷移数/カウントを推定し得る。遷移カウントが最小遷移数に等しい場合(すなわち、判定ブロック840が「Yes」)、ブロック850では、ブロック840での判定のこの現サイクルからの一時的QoSしきい値が、追跡デバイスについてのデフォルトQoSしきい値を設定するために使用される。
QoSしきい値またはスキップカウントしきい値に達したかどうかをチェックするなどのしきい値チェックのために、それらのしきい値が望み通りに設定され得る。一実施形態では、それらのしきい値は、GPSエンジンにとって利用可能なメモリ内に事前準備されてよく、GPSエンジンのプロセッサは、メモリからのしきい値を適用し得る。別の実施形態では、GPSエンジンは、GPSエンジンと動作可能に通信するサーバから、それらのしきい値を受信し得る。さらに、前述の例示的しきい値チェックは、しきい値未満の値によって解決されるが(すなわち判定ブロック270)、そのようなしきい値チェックは、その値がしきい値より上であるかどうかをチェックし、「yes」および「no」プロセスフロー方向を切り換えることによって判定され得る。同様に、しきい値よりも上である値によって解決されるしきい値チェック(すなわち、判定ブロック280)が反転され、かつ/またはしきい値およびプロセスフロー方向がそれに応じて調節され得る。さらに、前述のスキップカウンタおよびスキップカウントしきい値が、ある数までカウントアップし、またはある数までカウントダウンし得る。このようにして、ある数までカウントするスキップカウントは、ブロック290でスキップカウントを増加させることになり、ある数までカウントダウンするスキップカウントは、ブロック290でスキップカウントを減少させることになる。
様々な実施形態が、その一例が図9に示される追跡カラーなどの様々な追跡デバイス内に、かつ/または様々な追跡デバイスと共に実装され得る。追跡デバイス900は、以下でより詳細に説明するように、限定はしないがトランシーバ、プロセッサ、メモリ、および電池を含むデバイスの電子回路を収容するハウジング910を含む。ハウジング910は、電子回路を環境から保護するために防水および耐衝撃であり得る。さらに、ハウジング910は、プラスチック、ゴム、ステンレス鋼などの任意の適切な材料から作成され得る。ハウジング910は、摩耗または損傷した部品が交換または修理され得るように電子回路にサービスすることができるように構成される。追跡デバイス900は、ハウジング910内に密封される追跡回路950を含み得る。追跡回路950は、メモリ952および電池953などの電源に結合されたプロセッサ951を含み得る。一実施形態では、追跡回路950はまた、動作ステータス情報を通信するように使用され得る1つまたは複数の発光ダイオード(LED)954をも含み得る。GPSトランシーバ961がプロセッサ951に結合され、衛星とのデータリンク11を確立するように構成され得る。近距離無線トランシーバ962もプロセッサ951に結合され、RFビーコンからの通信信号13を受信するように構成され得る。セルラーデータトランシーバなどの遠距離トランシーバ963または高出力無線が、プロセッサ951に結合され、セルラーデータネットワークなどの遠距離ワイヤレスネットワークとのデータリンク15が確立され得る。
追跡回路950はまた、ボタン、小型キーパッド、スイッチなどの、プロセッサ951に結合されたユーザ入力機構934をも含み得る。プロセッサ951は、入力機構からユーザ入力を受信し、入力(たとえば、ボタン押下、ピン番号の入力、スイッチの移動など)を、安全ゾーンからの追跡デバイスの予想される出発を示すユーザ入力などの制御入力として解釈するためのプロセッサ実行可能命令と共に構成され得る。一実施形態では、ユーザ入力機構934は、RFID照会信号を受信することのできるRFIDタグまたはチップであり得る。追跡回路950はまた、誘導充電システムに追跡デバイス900を極めて近接して配置することによって電池953を充電することができるように誘導充電回路要素をも含み得る。
様々な実施形態は、モバイル電話を含むモバイル通信デバイスなどの様々なワイヤレス追跡デバイスのいずれかの中で、かつ/またはそれと共に実装されてよく、その別の例が、バックパネルが除去されたセルラー電話の形態で図10に示されている。典型的なモバイル通信デバイスは、図10に示される構成要素を共通に有する。たとえば、モバイル通信デバイス1000は、内部メモリ1004および1010に結合されたプロセッサ1002を含み得る。内部メモリ1004および1010は、揮発性または不揮発性メモリでよく、セキュアおよび/または暗号化メモリ、非セキュアおよび/または非暗号化メモリ、あるいはそれらの任意の組合せでよい。プロセッサ1002はまた、タッチスクリーンディスプレイ1016(たとえば、抵抗感知タッチスクリーン、容量感知タッチスクリーン、赤外線感知タッチスクリーンなど)、または従来型ボタン(たとえば、1012aおよび1012b)および非タッチスクリーンディスプレイなどのユーザインターフェースにも結合され得る。さらに、モバイル通信デバイス1000は、開示される実施形態に従って、プロセッサ1002が1つまたは複数のワイヤードまたはワイヤレスネットワークを介して他のコンピューティングデバイスと通信することを可能にするように構成された複数のネットワークトランシーバを含み得る。特定の例として、モバイル通信デバイス1000のネットワークトランシーバ1006は、プロセッサ1002に結合された1つまたは複数のワイヤレスデータリンクトランシーバおよび/またはネットワークポート1018に接続され得る、電磁放射を送信および受信するための1つまたは複数のアンテナ1008を含み得る。モバイル通信デバイス1000はまた、ユーザ入力を受け取るための物理ボタン1012aおよび1012bをも含み得る。
様々な実施形態はまた、様々な市販の電子デバイスのいずれかの中に、かつ/またはそれと共に実装され得る。そのようなラップトップコンピュータは通常、揮発性メモリおよびディスクドライブなどの大容量不揮発性メモリに結合されたプロセッサを含む。コンピュータはまた、プロセッサに結合されたフロッピィディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)、またはDVDディスクドライブをも含み得る。コンピュータはまた、他のブロードキャストシステムコンピュータおよびサーバ、インターネット、公衆交換電話網、ならびに/あるいはセルラーデータネットワーク(たとえば、CDMA、TDMA、GSM(登録商標)、PCS、3G、4G、LTE、または任意の他のタイプのセルラーデータネットワーク)に結合されたネットワークとのネットワークインターフェース接続を確立するための、プロセッサに結合されたネットワークアクセスポートおよびアンテナをも含み得る。
図11は、上記で論じた実施形態と共に使用され得るサーバの一実施形態を示す。サーバ1100は通常、揮発性メモリ1102およびディスクドライブ1103などの大容量不揮発性メモリに結合されたプロセッサ1101を含む。サーバ1100はまた、プロセッサ1101に結合されたフロッピィディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)、またはDVDディスクドライブ1104をも含み得る。サーバ1100はまた、他のブロードキャストシステムコンピュータおよびサーバに結合されたローカルエリアネットワークなどのネットワーク1112とのデータ接続を確立するための、プロセッサ1101に結合されたネットワークアクセスポート1106をも含み得る。サーバ1100はまた、キーボード1108、ポインタデバイス(たとえば、コンピュータマウス1110、およびディスプレイ1109)などのオペレータインターフェースをも含み得る。
プロセッサ1101は、前述の様々な態様の機能を含む様々な機能を実施するようにソフトウェア命令(すなわち、アプリケーション)によって構成され得る任意のプログラマブルマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、または複数のプロセッサチップであり得る。いくつかのデバイスでは、ワイヤレス通信機能専用の1つのプロセッサと、他のアプリケーションの実行専用の1つのプロセッサなどの複数のプロセッサが設けられ得る。通常、ソフトウェアアプリケーションは、アクセスされ、プロセッサ1101内にロードされる前に、内部メモリ1102に格納され得る。プロセッサ1101は、アプリケーションソフトウェア命令を格納するのに十分な内部メモリを含み得る。多くのデバイスでは、内部メモリは、揮発性またはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、あるいは両者の混合であり得る。この説明では、メモリに対する一般的な参照は、デバイスにプラグ接続された内部メモリまたは取外し可能メモリおよびプロセッサ1101内のメモリを含む、プロセッサ1101によってアクセス可能なメモリを指す。
本明細書で説明する様々な実施形態でのプロセッサは、前述の様々な実施形態の機能を含む様々な機能を実施するようにソフトウェア命令(アプリケーション/プログラム)によって構成され得る任意のプログラマブルマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、または複数のプロセッサチップであり得る。いくつかのデバイスでは、ワイヤレス通信機能専用の1つのプロセッサと、他のアプリケーションの実行専用の1つのプロセッサなどの複数のプロセッサが設けられ得る。通常、ソフトウェアアプリケーションは、アクセスされ、プロセッサ内にロードされる前に、内部メモリに格納され得る。プロセッサは、プロセッサ実行可能ソフトウェア命令を格納するのに十分な内部メモリを含み得る。多くのデバイスでは、揮発性またはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、あるいは両者の混合であり得る。この説明では、メモリに対する一般的な参照は、デバイスにプラグ接続された内部メモリまたは取外し可能メモリおよびプロセッサ自体の中のメモリを含む、プロセッサによってアクセス可能なメモリを指す。
上記の方法説明およびプロセス流れ図は、例示的例として与えられるものにすぎず、様々な実施形態のブロックが、提示される順序で実施されなければならないことを必要とし、または示唆するものではない。当業者なら理解するであろうが、上記の実施形態でのブロックの順序は、任意の順序で実施され得る。
「その後で」、「次いで」、「次に」などの語は、ブロックの順序を限定するものではなく、これらの語は、単に方法の説明を通じて読者を誘導するために使用される。さらに、たとえば冠詞「a」、「an」、または「the」を使用する、単数の請求項要素に対する任意の参照は、要素を単数に限定すると解釈されるべきではない。「例示的」という語は、本明細書では、「一例、実例、または例示としての役割を果たす」ことを意味するために使用される。本明細書で「例示的」なものとして説明する任意の実装は、必ずしも他の実装よりも好ましい、または有利なものとして解釈されるべきではない。
実施形態に関連して説明される様々な例示的論理ブロック、モジュール、回路、およびプロセス流れ図ブロックは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両者の組合せとして実装され得る。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、上記では様々な例示的構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびブロックをその機能に関して説明した。そのような機能はハードウェアとして実装されるか、それともソフトウェアとして実装かは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に対して課される設計制限に依存する。当業者は、それぞれの特定のアプリケーションについて説明した機能を様々な方式で実装し得るが、そのような実装決定は、本発明の範囲からの逸脱を引き起こすと解釈されるべきではない。
実施形態に関連して説明した様々な例示的論理、論理ブロック、モジュール、および回路を実装するのに使用されるハードウェアは、本明細書で説明した機能を実施するように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア構成要素、あるいはそれらの任意の組合せと共に実装または実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替実施形態では、プロセッサは、任意の従来型プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえばDSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、1つまたは複数のマイクロプロセッサとDSPコア、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。あるいは、いくつかのブロックまたは方法が、所与の機能に特有の回路によって実施され得る。
1つまたは複数の例示的実施形態では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体または非一時的プロセッサ可読記憶媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして格納され得る。方法またはアルゴリズムのステップは、非一時的コンピュータ可読またはプロセッサ可読記憶媒体上に常駐し得るプロセッサ実行可能ソフトウェアモジュールで実施され得る。非一時的コンピュータ可読またはプロセッサ可読記憶媒体は、コンピュータまたはプロセッサによってアクセスされ得る任意の記憶媒体であり得る。限定ではなく例として、そのような非一時的コンピュータ可読またはプロセッサ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、CD-ROM、または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを格納するために使用され、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を含み得る。本明細書では、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタルバーサタイルディスク(disc)(DVD)、フロッピィディスク(disk)、およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再現し、一方、ディスク(disc)は通常、データをレーザで光学的に再現する。上記の組合せも非一時的コンピュータ可読およびプロセッサ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。さらに、方法またはアルゴリズムの動作は、コンピュータプログラム製品に組み込まれ得る非一時的プロセッサ可読媒体および/またはコンピュータ可読媒体上にコードおよび/または命令の1つまたは任意の組合せまたはセットとして常駐し得る。
開示される実施形態の先行する説明は、当業者が本発明を作成または使用することを可能にするために与えられる。これらの実施形態に対する様々な修正が当業者には直ちに明らかとなることになり、本明細書で定義される一般的原理は、本発明の精神または範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用され得る。したがって、本発明は、本明細書で示される実施形態に限定されないものとし、以下の特許請求の範囲、および本明細書で開示される原理および新規な特徴に適合する最も広い範囲が与えられるべきである。
5 追跡デバイス、ワイヤレス追跡デバイス
15 遠距離ワイヤレス通信リンク、データリンク
30 ジオフェンス、ジオフェンス領域
51 衛星
53 建物
55 通信塔
63 リンク
65 通信リンク
70 通信ネットワーク
73 交換局
75 ネットワーク内接続
77 サーバ
900 追跡デバイス
910 ハウジング
934 入力機構、ユーザ入力機構
950 追跡回路
951 プロセッサ
952 メモリ
953 電池
954 発光ダイオード(LED)
961 GPSトランシーバ
962 近距離無線トランシーバ
963 遠距離トランシーバ
1000 モバイル通信デバイス
1002 プロセッサ
1004 内部メモリ
1006 ネットワークトランシーバ
1008 アンテナ
1010 内部メモリ
1012a 物理ボタン
1012b 物理ボタン
1016 タッチスクリーンディスプレイ
1018 ネットワークポート
1100 サーバ
1101 プロセッサ
1102 揮発性メモリ、揮発性メモリ
1103 ディスクドライブ
1104 DVDディスクドライブ
1106 ネットワークアクセスポート
1108 キーボード
1109 ディスプレイ
1110 コンピュータマウス
1112 ネットワーク

Claims (40)

  1. 全地球測位システム(GPS)エンジンを操作する方法であって、
    第1のGPSフィックスを取得するために、せいぜい第1のサービス品質(QoS)期間だけアクティブなジオフェンス監視状態で前記GPSエンジンを操作するステップと、
    前記GPSエンジンが前記第1のGPSフィックスを取得したかどうかを判定するステップと、
    前記第1のGPSフィックスが取得されなかったと判定したことに応答して、第2のGPSフィックスを取得するために、せいぜい第2のQoS期間だけ前記アクティブなジオフェンス監視状態で動作するように前記GPSエンジンを設定するステップであって、前記第2のQoS期間が前記第1のQoS期間未満である、ステップと、
    前記GPSエンジンが前記第1のGPSフィックスを取得したと判定したことに応答して、ジオフェンス突破が検出されたかどうかを判定するステップと、
    前記ジオフェンス突破が検出されないと判定したことに応答して、前記第2のGPSフィックスを取得するためにせいぜい前記第2のQoS期間だけ前記アクティブなジオフェンス監視状態で動作するように前記GPSエンジンを設定するステップと、
    前記第2のGPSフィックスを取得するために前記アクティブなジオフェンス監視状態で前記GPSエンジンを操作するステップと
    を含む方法。
  2. 前記ジオフェンス突破が検出されたと判定したことに応答して、せいぜい前記第1のQoS期間だけ前記第2のGPSフィックスを取得するように前記GPSエンジンを操作するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記GPSエンジンが前記第1のGPSフィックスを取得したと判定したことに応答して、第1の実際のフィックス時間を求めるステップと、
    前記第1の実際のフィックス時間がQoSしきい値未満ではないと判定したことに応答して、前記第2のGPSフィックスを取得するためにせいぜい前記第2のQoS期間だけ前記アクティブなジオフェンス監視状態で動作するように前記GPSエンジンを設定するステップと
    をさらに含む請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の実際のフィックス時間が前記QoSしきい値未満であると判定したことに応答して、せいぜい前記第1のQoS期間だけ前記第2のGPSフィックスを取得するように前記GPSエンジンを操作するステップをさらに含む請求項3に記載の方法。
  5. せいぜい前記第2のQoS期間だけ前記アクティブなジオフェンス監視状態で動作するように前記GPSエンジンが設定された以前の回数のスキップカウントを求めるステップと、
    前記スキップカウントがスキップカウントしきい値より上ではないと判定したことに応答して、前記第2のGPSフィックスを取得するためにせいぜい前記第2のQoS期間だけ前記アクティブなジオフェンス監視状態で動作するように前記GPSエンジンを設定し、前記スキップカウントを増分するステップと
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  6. 前記スキップカウントが前記スキップカウントしきい値より上であり、前記スキップカウントがリセットされてよいと判定したことに応答して、せいぜい前記第1のQoS期間だけ前記第2のGPSフィックスを取得するように前記GPSエンジンを操作するステップをさらに含む請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1のGPSフィックスの位置に対応する不確定性の領域が前記GPSエンジンに関連するジオフェンス領域と重複しないときに前記ジオフェンス突破が判定され、不確定性の前記領域が、前記第1のGPSフィックスの前記位置に対応する精度の領域を超えて延びる請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1のQoS期間が、少なくとも95パーセントの生成率に対応する室内環境でフィックスを取得するのに必要な前記GPSエンジンの動作時間の最大持続時間に対応する請求項1に記載の方法。
  9. 前記第2のQoS期間が、フィックスを取得し偽警報しきい値未満のジオフェンス突破偽警報率を維持するのに必要な前記GPSエンジンの最小動作時間に対応する請求項1に記載の方法。
  10. 前記QoSしきい値が、一般的な室内環境でフィックスを取得するのに必要な統計的平均時間値に対応する請求項3に記載の方法。
  11. GPSエンジンと、
    メモリと、
    前記メモリに結合され、
    第1のGPSフィックスを取得するために、せいぜい第1のサービス品質(QoS)期間だけアクティブなジオフェンス監視状態で全地球測位システム(GPS)エンジンを操作すること、
    前記GPSエンジンが前記第1のGPSフィックスを取得したかどうかを判定すること、
    前記第1のGPSフィックスが取得されなかったと判定したことに応答して、第2のGPSフィックスを取得するために、せいぜい第2のQoS期間だけ前記アクティブなジオフェンス監視状態で動作するように前記GPSエンジンを設定することであって、前記第2のQoS期間が前記第1のQoS期間未満である、設定すること、
    前記GPSエンジンが前記第1のGPSフィックスを取得したと判定したことに応答して、ジオフェンス突破が検出されたかどうかを判定すること、
    前記ジオフェンス突破が検出されないと判定したことに応答して、前記第2のGPSフィックスを取得するためにせいぜい前記第2のQoS期間だけ前記アクティブなジオフェンス監視状態で動作するように前記GPSエンジンを設定すること、および
    前記第2のGPSフィックスを取得するために前記アクティブなジオフェンス監視状態で前記GPSエンジンを操作すること
    を含む動作を実施するようにプロセッサ実行可能命令と共に構成されたプロセッサと
    を備えるワイヤレス追跡デバイス。
  12. 前記プロセッサが、
    前記ジオフェンス突破が検出されたと判定したことに応答して、せいぜい前記第1のQoS期間だけ前記第2のGPSフィックスを取得するように前記GPSエンジンを操作すること
    をさらに含む動作を実施するようにプロセッサ実行可能命令と共に構成される請求項11に記載のワイヤレス追跡デバイス。
  13. 前記プロセッサが、
    前記GPSエンジンが前記第1のGPSフィックスを取得したと判定したことに応答して、第1の実際のフィックス時間を求めること、
    前記第1の実際のフィックス時間がQoSしきい値未満ではないと判定したことに応答して、前記第2のGPSフィックスを取得するためにせいぜい前記第2のQoS期間だけ前記アクティブなジオフェンス監視状態で動作するように前記GPSエンジンを設定すること
    をさらに含む動作を実施するようにプロセッサ実行可能命令と共に構成される請求項12に記載のワイヤレス追跡デバイス。
  14. 前記プロセッサが、
    前記第1の実際のフィックス時間が前記QoSしきい値未満であると判定したことに応答して、せいぜい前記第1のQoS期間だけ前記第2のGPSフィックスを取得するように前記GPSエンジンを操作すること
    をさらに含む動作を実施するようにプロセッサ実行可能命令と共に構成される請求項13に記載のワイヤレス追跡デバイス。
  15. 前記プロセッサが、
    せいぜい前記第2のQoS期間だけ前記アクティブなジオフェンス監視状態で動作するように前記GPSエンジンが設定された以前の回数のスキップカウントを求めること、および
    前記スキップカウントがスキップカウントしきい値より上ではないと判定したことに応答して、前記第2のGPSフィックスを取得するためにせいぜい前記第2のQoS期間だけ前記アクティブなジオフェンス監視状態で動作するように前記GPSエンジンを設定し、前記スキップカウントを増分すること
    をさらに含む動作を実施するようにプロセッサ実行可能命令と共に構成される請求項11に記載のワイヤレス追跡デバイス。
  16. 前記プロセッサが、
    前記スキップカウントが前記スキップカウントしきい値より上であり、前記スキップカウントがリセットされてよいと判定したことに応答して、せいぜい前記第1のQoS期間だけ前記第2のGPSフィックスを取得するように前記GPSエンジンを操作すること
    をさらに含む動作を実施するようにプロセッサ実行可能命令と共に構成される請求項15に記載のワイヤレス追跡デバイス。
  17. 前記プロセッサが、前記第1のGPSフィックスの位置に対応する不確定性の領域が前記GPSエンジンに関連するジオフェンス領域と重複しないときに前記ジオフェンス突破が判定されるような動作を実施するようにプロセッサ実行可能命令と共に構成され、不確定性の前記領域が、前記第1のGPSフィックスの前記位置に対応する精度の領域を超えて延びる請求項11に記載のワイヤレス追跡デバイス。
  18. 前記プロセッサが、前記第1のQoS期間が、少なくとも95パーセントの生成率に対応する室内環境でフィックスを取得するのに必要な前記GPSエンジンの動作時間の最大持続時間に対応するような動作を実施するようにプロセッサ実行可能命令と共に構成される請求項11に記載のワイヤレス追跡デバイス。
  19. 前記プロセッサが、前記第2のQoS期間が、フィックスを取得し偽警報しきい値未満のジオフェンス突破偽警報率を維持するのに必要な前記GPSエンジンの最小動作時間に対応するような動作を実施するようにプロセッサ実行可能命令と共に構成される請求項11に記載のワイヤレス追跡デバイス。
  20. 前記プロセッサが、前記QoSしきい値が、一般的な室内環境でフィックスを取得するのに必要な統計的平均時間値に対応するような動作を実施するようにプロセッサ実行可能命令と共に構成される請求項13に記載のワイヤレス追跡デバイス。
  21. 全地球測位システム(GPS)エンジンを有するワイヤレス追跡デバイスであって、
    第1のGPSフィックスを取得するために、せいぜい第1のサービス品質(QoS)期間だけアクティブなジオフェンス監視状態で前記GPSエンジンを操作するための手段と、
    前記GPSエンジンが前記第1のGPSフィックスを取得したかどうかを判定するための手段と、
    前記第1のGPSフィックスが取得されなかったと判定したことに応答して、第2のGPSフィックスを取得するために、せいぜい第2のQoS期間だけ前記アクティブなジオフェンス監視状態で動作するように前記GPSエンジンを設定するための手段であって、前記第2のQoS期間が前記第1のQoS期間未満である、手段と、
    前記GPSエンジンが前記第1のGPSフィックスを取得したと判定したことに応答して、ジオフェンス突破が検出されたかどうかを判定するための手段と、
    前記ジオフェンス突破が検出されないと判定したことに応答して、前記第2のGPSフィックスを取得するためにせいぜい前記第2のQoS期間だけ前記アクティブなジオフェンス監視状態で動作するように前記GPSエンジンを設定するための手段と、
    前記第2のGPSフィックスを取得するために前記アクティブなジオフェンス監視状態で前記GPSエンジンを操作するための手段と
    を備えるワイヤレス追跡デバイス。
  22. 前記ジオフェンス突破が検出されたと判定したことに応答して、せいぜい前記第1のQoS期間だけ前記第2のGPSフィックスを取得するように前記GPSエンジンを操作するための手段をさらに備える請求項21に記載のワイヤレス追跡デバイス。
  23. 前記GPSエンジンが前記第1のGPSフィックスを取得したと判定したことに応答して、第1の実際のフィックス時間を求めるための手段と、
    前記第1の実際のフィックス時間がQoSしきい値未満ではないと判定したことに応答して、前記第2のGPSフィックスを取得するためにせいぜい前記第2のQoS期間だけ前記アクティブなジオフェンス監視状態で動作するように前記GPSエンジンを設定するための手段と
    をさらに備える請求項22に記載のワイヤレス追跡デバイス。
  24. 前記第1の実際のフィックス時間が前記QoSしきい値未満であると判定したことに応答して、せいぜい前記第1のQoS期間だけ前記第2のGPSフィックスを取得するように前記GPSエンジンを操作するための手段をさらに備える請求項23に記載のワイヤレス追跡デバイス。
  25. せいぜい前記第2のQoS期間だけ前記アクティブなジオフェンス監視状態で動作するように前記GPSエンジンが設定された以前の回数のスキップカウントを求めるための手段と、
    前記スキップカウントがスキップカウントしきい値より上ではないと判定したことに応答して、前記第2のGPSフィックスを取得するためにせいぜい前記第2のQoS期間だけ前記アクティブなジオフェンス監視状態で動作するように前記GPSエンジンを設定し、前記スキップカウントを増分するための手段と
    をさらに備える請求項21に記載のワイヤレス追跡デバイス。
  26. 前記スキップカウントが前記スキップカウントしきい値より上であり、前記スキップカウントがリセットされてよいと判定したことに応答して、せいぜい前記第1のQoS期間だけ前記第2のGPSフィックスを取得するように前記GPSエンジンを操作するための手段をさらに備える請求項25に記載のワイヤレス追跡デバイス。
  27. 前記第1のGPSフィックスの位置に対応する不確定性の領域が前記GPSエンジンに関連するジオフェンス領域と重複しないときに前記ジオフェンス突破が判定され、不確定性の前記領域が、前記第1のGPSフィックスの前記位置に対応する精度の領域を超えて延びる請求項21に記載のワイヤレス追跡デバイス。
  28. 前記第1のQoS期間が、少なくとも95パーセントの生成率に対応する室内環境でフィックスを取得するのに必要な前記GPSエンジンの動作時間の最大持続時間に対応する請求項21に記載のワイヤレス追跡デバイス。
  29. 前記第2のQoS期間が、フィックスを取得し偽警報しきい値未満のジオフェンス突破偽警報率を維持するのに必要な前記GPSエンジンの最小動作時間に対応する請求項21に記載のワイヤレス追跡デバイス。
  30. 前記QoSしきい値が、一般的な室内環境でフィックスを取得するのに必要な統計的平均時間値に対応する請求項23に記載のワイヤレス追跡デバイス。
  31. 全地球測位システム(GPS)エンジンについての動作をワイヤレス追跡デバイスのプロセッサに実施させるように構成されたプロセッサ実行可能ソフトウェア命令をその上に格納した非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記動作が、
    第1のGPSフィックスを取得するために、せいぜい第1のサービス品質(QoS)期間だけアクティブなジオフェンス監視状態で前記GPSエンジンを操作するステップと、
    前記GPSエンジンが前記第1のGPSフィックスを取得したかどうかを判定するステップと、
    前記第1のGPSフィックスが取得されなかったと判定したことに応答して、第2のGPSフィックスを取得するために、せいぜい第2のQoS期間だけ前記アクティブなジオフェンス監視状態で動作するように前記GPSエンジンを設定するステップであって、前記第2のQoS期間が前記第1のQoS期間未満である、ステップと、
    前記GPSエンジンが前記第1のGPSフィックスを取得したと判定したことに応答して、ジオフェンス突破が検出されたかどうかを判定するステップと、
    前記ジオフェンス突破が検出されないと判定したことに応答して、前記第2のGPSフィックスを取得するためにせいぜい前記第2のQoS期間だけ前記アクティブなジオフェンス監視状態で動作するように前記GPSエンジンを設定するステップと、
    前記第2のGPSフィックスを取得するために前記アクティブなジオフェンス監視状態で前記GPSエンジンを操作するステップと
    を含む非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  32. 前記格納されたプロセッサ実行可能命令が、
    前記ジオフェンス突破が検出されたと判定したことに応答して、せいぜい前記第1のQoS期間だけ前記第2のGPSフィックスを取得するように前記GPSエンジンを操作するステップ
    をさらに含む動作を前記ワイヤレス追跡デバイスの前記プロセッサに実施させるように構成される請求項31に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  33. 前記格納されたプロセッサ実行可能命令が、
    前記GPSエンジンが前記第1のGPSフィックスを取得したと判定したことに応答して、第1の実際のフィックス時間を求めるステップと、
    前記第1の実際のフィックス時間がQoSしきい値未満ではないと判定したことに応答して、前記第2のGPSフィックスを取得するためにせいぜい前記第2のQoS期間だけ前記アクティブなジオフェンス監視状態で動作するように前記GPSエンジンを設定するステップと
    をさらに含む動作を前記ワイヤレス追跡デバイスの前記プロセッサに実施させるように構成される請求項32に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  34. 前記格納されたプロセッサ実行可能命令が、
    前記第1の実際のフィックス時間が前記QoSしきい値未満であると判定したことに応答して、せいぜい前記第1のQoS期間だけ前記第2のGPSフィックスを取得するように前記GPSエンジンを操作するステップ
    をさらに含む動作を前記ワイヤレス追跡デバイスの前記プロセッサに実施させるように構成される請求項33に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  35. 前記格納されたプロセッサ実行可能命令が、
    せいぜい前記第2のQoS期間だけ前記アクティブなジオフェンス監視状態で動作するように前記GPSエンジンが設定された以前の回数のスキップカウントを求めるステップと、
    前記スキップカウントがスキップカウントしきい値より上ではないと判定したことに応答して、前記第2のGPSフィックスを取得するためにせいぜい前記第2のQoS期間だけ前記アクティブなジオフェンス監視状態で動作するように前記GPSエンジンを設定し、前記スキップカウントを増分するステップと
    をさらに含む動作を前記ワイヤレス追跡デバイスの前記プロセッサに実施させるように構成される請求項31に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  36. 前記格納されたプロセッサ実行可能命令が、
    前記スキップカウントが前記スキップカウントしきい値より上であり、前記スキップカウントがリセットされてよいと判定したことに応答して、せいぜい前記第1のQoS期間だけ前記第2のGPSフィックスを取得するように前記GPSエンジンを操作するステップ
    をさらに含む動作を前記ワイヤレス追跡デバイスの前記プロセッサに実施させるように構成される請求項35に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  37. 前記格納されたプロセッサ実行可能命令が、前記第1のGPSフィックスの位置に対応する不確定性の領域が前記GPSエンジンに関連するジオフェンス領域と重複しないときに前記ジオフェンス突破が判定されるような動作を前記ワイヤレス追跡デバイスの前記プロセッサに実施させるように構成され、不確定性の前記領域が、前記第1のGPSフィックスの前記位置に対応する精度の領域を超えて延びる請求項31に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  38. 前記格納されたプロセッサ実行可能命令が、前記第1のQoS期間が、少なくとも95パーセントの生成率に対応する室内環境でフィックスを取得するのに必要な前記GPSエンジンの動作時間の最大持続時間に対応するような動作を前記ワイヤレス追跡デバイスの前記プロセッサに実施させるように構成される請求項31に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  39. 前記格納されたプロセッサ実行可能命令が、前記第2のQoS期間が、フィックスを取得し偽警報しきい値未満のジオフェンス突破偽警報率を維持するのに必要な前記GPSエンジンの最小動作時間に対応するような動作を前記ワイヤレス追跡デバイスの前記プロセッサに実施させるように構成される請求項31に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  40. 前記格納されたプロセッサ実行可能命令が、前記QoSしきい値が、一般的な室内環境でフィックスを取得するのに必要な統計的平均時間値に対応するような動作を前記ワイヤレス追跡デバイスの前記プロセッサに実施させるように構成される請求項33に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
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