JP2016520428A - 逆洗フィルタ及びそのためのフィルタインサート - Google Patents

逆洗フィルタ及びそのためのフィルタインサート Download PDF

Info

Publication number
JP2016520428A
JP2016520428A JP2016518627A JP2016518627A JP2016520428A JP 2016520428 A JP2016520428 A JP 2016520428A JP 2016518627 A JP2016518627 A JP 2016518627A JP 2016518627 A JP2016518627 A JP 2016518627A JP 2016520428 A JP2016520428 A JP 2016520428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
rib
backwash
group
apertures
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016518627A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6534383B2 (ja
Inventor
カーステン カータリウス、
カーステン カータリウス、
アンドレアス フィンゼル、
アンドレアス フィンゼル、
ヴィリ ロット、
ヴィリ ロット、
Original Assignee
ボル アンド キルヒ フィルターバオ ゲーエムベーハー
ボル アンド キルヒ フィルターバオ ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ボル アンド キルヒ フィルターバオ ゲーエムベーハー, ボル アンド キルヒ フィルターバオ ゲーエムベーハー filed Critical ボル アンド キルヒ フィルターバオ ゲーエムベーハー
Publication of JP2016520428A publication Critical patent/JP2016520428A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6534383B2 publication Critical patent/JP6534383B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D29/00Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor
    • B01D29/62Regenerating the filter material in the filter
    • B01D29/66Regenerating the filter material in the filter by flushing, e.g. counter-current air-bumps
    • B01D29/68Regenerating the filter material in the filter by flushing, e.g. counter-current air-bumps with backwash arms, shoes or nozzles
    • B01D29/682Regenerating the filter material in the filter by flushing, e.g. counter-current air-bumps with backwash arms, shoes or nozzles with a rotary movement with respect to the filtering element
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D29/00Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor
    • B01D29/11Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with bag, cage, hose, tube, sleeve or like filtering elements
    • B01D29/13Supported filter elements
    • B01D29/23Supported filter elements arranged for outward flow filtration
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D29/00Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor
    • B01D29/62Regenerating the filter material in the filter
    • B01D29/66Regenerating the filter material in the filter by flushing, e.g. counter-current air-bumps
    • B01D29/668Regenerating the filter material in the filter by flushing, e.g. counter-current air-bumps with valves, e.g. rotating valves for coaxially placed filtering elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D29/00Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor
    • B01D29/62Regenerating the filter material in the filter
    • B01D29/66Regenerating the filter material in the filter by flushing, e.g. counter-current air-bumps
    • B01D29/68Regenerating the filter material in the filter by flushing, e.g. counter-current air-bumps with backwash arms, shoes or nozzles
    • B01D29/684Regenerating the filter material in the filter by flushing, e.g. counter-current air-bumps with backwash arms, shoes or nozzles with a translatory movement with respect to the filtering element
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D29/00Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor
    • B01D29/88Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor having feed or discharge devices
    • B01D29/94Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor having feed or discharge devices for discharging the filter cake, e.g. chutes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D35/00Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
    • B01D35/30Filter housing constructions
    • B01D35/306Filter mounting adapter
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2201/00Details relating to filtering apparatus
    • B01D2201/28Position of the filtering element
    • B01D2201/287Filtering elements with a vertical or inclined rotation or symmetry axis

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)

Abstract

本発明は、少なくとも2つのグループのスロットタイプのアパーチャ53を有する少なくとも1つの支持ケージ52と、支持ケージ上で支持される少なくとも1つの濾過手段51とを用いて形成されるフィルタハウジング50であって、各グループ53A、53Bのアパーチャ53は互いに平行に整列して延在し、リブ54によって互いに分離される、フィルタハウジング50と、フィルタインサート50の内部に配置される逆洗装置60であって、回転可能であり、少なくとも1つのスリット75を有する、逆洗装置60とを有する、液体媒質のための逆洗フィルタであって、当該逆洗装置60は、スリット75及びアパーチャ53を介した濾過手段51の洗浄のために設計される、逆洗フィルタに関する。逆洗装置の運動方向は逆洗サイクルの間に反転され得る。逆洗装置60は、対応するスリット75を有する少なくとも2つの分離された洗浄チャンバ64A、64Bと、洗浄チャンバ64に相対的に限定された回転運動が可能な中空シャフト61とを含み、このシャフトは第1の半径方向出口69Aと第2の半径方向出口69Bとを含み、逆洗装置60の移動方向は逆洗の間に反転され得、洗浄チャンバ及び中空シャフトの移動のための駆動手段が両方の運動方向のために備えられる。

Description

本発明は、フィルタ入口とフィルタ出口と洗浄接続とを有するフィルタハウジングと、フィルタハウジング内に固定して配置されるフィルタインサートであって、濾過される媒質がこれを通して内側から外側に流れ、少なくとも2つのグループのスロットタイプのアパーチャを有する少なくとも1つの支持ケージと、支持ケージ上で支持される少なくとも1つの濾過手段とを用いて形成され、各グループ内のアパーチャは互いに平行に整列して延在し、支持ケージの互いに平行なリブによって互いに分離される、フィルタインサートと、フィルタインサートの内部に配置される逆洗装置であって、作動ドライブを用いてフィルタインサート内でフィルタの縦軸の周りを回転可能であり、少なくとも1つのスリットを有し、フィルタインサートの高さにわたって延在する、逆洗装置とを有する、液体媒質のための、特に液体燃料のための逆洗フィルタであって、当該逆洗装置は、逆洗サイクルの間の、スリット及びアパーチャを介した濾過手段のゾーンごとの洗浄のために、及びフィルタ残留物の洗浄接続への運搬のために設計され、1つのグループのスロットタイプのアパーチャは、他のグループ(1つ又は複数)のスロットタイプのアパーチャに相対的にずらして配置され、1つのグループのアパーチャは他のグループ(1つ又は複数)のリブと共通平面内に位置する、逆洗フィルタに関する。本発明は更に、濾過手段を支持するための支持ケージを有する、逆洗フィルタのためのフィルタインサートであって、支持ケージは少なくとも2つのグループのスロットタイプのアパーチャを有し、アパーチャは各グループ内で互いに平行に整列して延在し、支持ケージの互いに平行なリブによって互いに分離され、1つのグループのスロットタイプのアパーチャは、他のグループ(1つ又は複数)のスロットタイプのアパーチャに相対的にずらして配置され、1つのグループのアパーチャは他のグループのリブと共通平面内に位置する、フィルタインサートにも関する。
本発明は、独国特許第3235552(C2)号明細書による逆洗フィルタに基づいている。言及した引例には、フィルタインサートを有する逆洗フィルタの基本構成がすでに記載されており、このフィルタインサートは、互いに相対的にずらしたグループ内に配置されたアパーチャを有する支持ケージを有する。独国特許第3235552(C2)号明細書には第1の実施形態が記載されており、この実施形態において、全ての矩形アパーチャはそれらの長辺がフィルタインサートの円周方向内で、又はフィルタインサート軸に垂直な平面内で延在し、この実施形態において、逆洗装置は、接続棒を用いてフィルタインサート内で上下に移動され得る円筒状の洗浄プレートとして設計される。第2の実施形態では、個々のアパーチャが軸方向で整列され、すなわち矩形アパーチャの縦方向の辺がフィルタインサートの縦軸に平行に延在し、洗浄装置は、回転可能な洗浄アームからなる。最後に言及した、軸方向で整列されたアパーチャを有する実施形態の場合に、様々なアパーチャグループの背後にある濾過手段を逆流によって清浄化するために、洗浄アームは複数のスリットを有し、それらのそれぞれには別個の閉鎖弁が割り当てられ、閉鎖弁は、いずれの場合にも洗浄ダクトのうちの1つが洗浄接続から閉鎖されるように、交互に制御される。
本発明の目的は、当該タイプの逆洗フィルタの設計を単純にすること、及び、特にフィルタインサート内の利用可能な濾過表面積が増加される場合に、逆洗サイクル内での、濾過手段における逆流の強度を向上させることである。
上述の目的を達成するために本発明は、当該タイプの逆洗フィルタについて逆洗装置が、少なくとも2つの互いに分離した洗浄チャンバであって、互いに相対的に垂直にずらして配置され、かつ関連するスリットを有する、洗浄チャンバと、中空シャフトであって、洗浄チャンバに相対的に限定された回転運動が可能であり、第1の洗浄チャンバの領域内に第1の半径方向出口を、及び第2の洗浄チャンバの領域内に第2の半径方向出口を有し、第2の半径方向出口は第1の半径方向出口に相対的に垂直にずれた、かつ円周方向でずれた様態で中空シャフト上に配置され、逆洗装置の移動方向は逆洗サイクルの間に作動ドライブを用いて反転され得る、中空シャフトと、駆動手段であって、方向反転後のそれぞれの運動方向における洗浄装置及び中空シャフトの同時移動のための、及び中空シャフトと洗浄チャンバとの互いに相対的な回転が両方の運動方向について提供されるようにするための、駆動手段とを有することを提案する。本発明は回転可能な逆洗装置から始まり、逆洗プロセスのために、実施形態は、逆洗装置の運動方向が逆洗サイクルの間に作動ドライブを用いて反転され得るか又は反転されるようなものである。この方向反転を用いて、及び中空シャフトと洗浄チャンバとを有し方向反転の間又は後にそれらの間に相対的回転が存在し得る、逆洗装置の構成を用いて、設計に関して単純な様態で、1つの洗浄チャンバすなわち第1のグループの洗浄チャンバ、又は別の洗浄チャンバすなわち第2のグループの洗浄チャンバのみがアクティブであり、同時にその他の洗浄チャンバ(1つ又は複数)はいずれの場合にも非アクティブであるということが実現される。
好ましい実施形態によれば、配置は、中空シャフトが連合した回転のために作動ドライブに結合されるようなものであり、結合は好ましくは歯車機構を用いて実現される。特に作動ドライブは、直線運動が可能なラックを含んでもよく、ラックは、逆洗装置の回転のために、逆洗装置に結合された歯車と歯合し、作動ドライブは好ましくは空気圧直線ドライブを含む。特に好ましい実施形態によれば、歯車は連合した回転のために中空シャフトに接続され、中空シャフトは次に、方向反転後に駆動手段を介して洗浄チャンバを駆動する。
最適化された逆洗サイクルのために、本発明の逆洗フィルタでは、洗浄弁がスラッジ出口に更に割り当てられてもよく、この弁は作動ドライブの、特にラックの移動を用いて開かれてもよく、作動ドライブ又はラックが初期位置に戻った場合に閉じられる。洗浄弁の開閉プロセスと作動ドライブ又はラックの移動との機械的結合によって、単純な様態で、逆洗装置が逆洗サイクルを実行している場合は洗浄弁が常に開き、同時に、逆洗サイクルが行われていない場合は閉じられることを確実にすることが可能である。有利な一実施形態によれば、ラックはこの目的のために、その端面上に、洗浄弁を作動させるための切り換えカム又は切り換え面を備えてもよい。特に洗浄弁は、逆洗サイクルの間にラックを用いて、戻しバネの復元力に抗して開位置に移動されることが可能であってもよく、これにより、洗浄弁の開放の間に戻しバネ内に生成された力が、作動装置又はラックがその初期位置に戻った場合に、洗浄弁の自動的な閉鎖を確実にすることが可能である。
逆洗フィルタの保守不要の長い動作時間を得るために、洗浄チャンバ(1つ又は複数)が、逆洗サイクルの間に作動装置を用いて両方の運動方向において少なくとも360度だけ、好ましくは360度を超えて、特に、360°の回転の間の全てのアパーチャにおいて流れが完全に形成されるような数のリブ及びアパーチャのアーク長を、360度に少なくとも加算しただけ、回転され得る場合、更に有利である。
更なる好ましい可能性として、各洗浄チャンバ及び関連するスリットは、いずれの場合にも1つのグループの互いに相対的にずらして配置されたスロットタイプのアパーチャの高さに、正確に又は実質的に正確にわたって延在する高さを有してもよい。結果として各洗浄チャンバは、入口としての洗浄ギャップを有し、その高さは支持ケージ内のスロットタイプのアパーチャの長辺に適合される。設計に関して特に単純な構成において、洗浄チャンバは同一タイプのチャンバモジュールを含み、それらのチャンバモジュールは互いに取り外し可能に接続され、2つのチャンバモジュールがいずれの場合にも組み立てられてダブルチャンバを形成し、ダブルチャンバの2つのチャンバモジュールの間に分離ディスクが好ましくは配置される。分離ディスクを用いて、ダブルチャンバの洗浄チャンバは結果として互いに分離される。全てのチャンバモジュールが貫通棒を用いて接続されて洗浄チャンバインサートを形成し、洗浄チャンバインサートが中空シャフト上で部分的回転運動のための能力を有して支持される場合、特に有利である。この実施形態では、全ての洗浄チャンバの洗浄入口が共通の軸線上に位置してもよく、なぜなら、一方の中空シャフトと他方の洗浄チャンバインサートとの相対位置によって、任意の所与の時間において、洗浄チャンバのうちのいずれが中空シャフト内の半径方向出口を介して洗浄接続に接続されるか、及びいずれの洗浄チャンバが非アクティブであるかが決定されるからである。
フィルタインサートが複数のサブグループを有し、各サブグループが第1のアパーチャのグループと第2のアパーチャのグループとを含み、中空シャフトは、円周方向でずれた、かつ垂直にずれた様態で配置された正確に2つの半径方向出口を有し、第1の半径方向出口は好ましくは最上部サブグループ(1つ又は複数)に割り当てられ、第2の半径方向出口は好ましくは下側サブグループ(1つ又は複数)に割り当てられる場合、特に有利である。奇数個のサブグループが存在する場合、上側の半径方向出口は、中央サブグループのうち、高い方に配置されたアパーチャのグループのみに割り当てられてもよく、下側に配置された半径方向出口すなわち下側の半径方向出口は、中央サブグループのうち、下側のアパーチャのグループに加えて割り当てられてもよい。
好ましい実施形態によれば、濾過手段は、プリーツ状の好ましくは複数層のフィルタファブリック又はフィルタクロスからなり、支持ケージと、好ましくは穴あき金属シートから形成される支持ケーシングとの間に配置され、各プリーティングフォールドには、第1のアパーチャの又は第2のアパーチャの、異なるグループの複数のアパーチャが割り当てられる。プリーティングにより、濾過手段は複数のプリーティングフォールドを与えられ、ここで、プリーティングフォールドの数が1つのグループのアパーチャ又はリブの数に適合される場合、特に有利である。特にこの実施形態では、構成は、支持ケージ上で互いにスーパーインポーズして配置されたいくつかのアパーチャが1つのプリーティングフォールドに割り当てられ、特定の洗浄チャンバの領域内に、第1のアパーチャのグループのうちの1つのアパーチャ又は第2のアパーチャのグループのうちの1つのアパーチャのいずれかのみが位置し、それにより、逆洗の実際の動作領域は主として1つのプリーティングフォールドのみに集中されるようなものであってもよい。
これを実現するために、1つの可能な実施形態によれば、各グループのアパーチャ及び/又はリブは、半径方向平面に対して、従ってフィルタ中心線の方向及び中心線を横切る方向に延在する平面に対して斜めに伸び、好ましくは、一方のグループのアパーチャ及び他方のグループのアパーチャは、半径方向平面に対して同じ角度だけ傾斜して伸び、しかし反対の方向に傾けられる。
代替の実施形態によれば、濾過手段は、プリーティングフォールドを有するプリーツ状の好ましくは複数層のフィルタファブリック又はフィルタクロスからなってもよく、更に、全てのリブがリブフロントを用いてプリーティングフォールド内に嵌合してもよい。ここで、各リブのリブフロントがプリーティングフォールドのフォールド基部まで延在する場合、特に有利である。この実施形態を用いて、プリーツ状の濾過手段は、支持ケージのリブを用いて固定され得、同時に、側方からアパーチャ内への漂遊流が、プリーティングフォールドに入るリブを用いて回避される。各プリーティングフォールドには好ましくは、第1のアパーチャの又は第2のアパーチャの、異なるグループの複数のアパーチャが割り当てられてもよい。アパーチャの軸方向延長部上に次の又は他のグループのリブが位置するため、プリーティングフォールド内への、上方からの及び/又は下方からの漂遊又はバイパス流が同時に効果的に防止される。ここで、逆洗プロセスの間に流体がアパーチャ及びスリットを介して洗浄チャンバ内に引き込まれ、それにより濾過手段のプリーティングフォールドに対して吸引力が作用してアパーチャの追加の封止がもたらされ、それにより瞬発的逆流が存在するということは特に有利である。リブがプリーティングフォールド内に嵌合する実施形態において、全てのリブが半径方向に延在し、好ましくは半径方向平面に対して対称に形成される場合、及び/又は、各リブのリブフロントがその自由なフロント端に向けて先細りになったリブ先端として設計され、フロント端は好ましくは丸みを帯び、それによりプリーティングフォールドの丸みに適合される場合、特に有利である。
支持ケージがモジュール式構成であり、複数の互いに同一の環状リブ付き要素を有し、環状リブ付き要素は2つの端カバーの間で締め付けられ、端カバーはカバーリムを用いて半径方向の封止を可能にし、各リブ付き要素は好ましくはプラスチックから構成され、少なくとも1つのベースリングを有し、ベースリング上には互いに相対的に円周方向でずれた様態で配置された複数のリブが一体形成され、支持ケージは好ましくは偶数個のリブ付き要素を有する場合、特に単純な構造設計も確実になる。一変形によれば、2つのリブ付き要素がいずれの場合にもリブ付き要素ペアを形成してもよく、これらは端カバーの間で、それらのベースリングが互いに当接した状態で締め付けられる。この実施形態では、1つのみのタイプのリブ付き要素を使用することによって1つのサブグループを生成し、サブグループは、ずれた様態で配置されたアパーチャの、2つのグループのアパーチャ開口を有する、ということが結果として可能である。しかし、グループ又はサブグループが、モジュール式構成要素としてのリブ付き要素を用いて完全に形成されることも可能である。
一実施形態によれば、リブは、ベースリングのフロント側上に形成され、半径方向線に対して傾斜して伸びてもよい。この目的のためにリブは好適な長さを有する必要があり、それにより支持ケージは特定の厚さを与えられる、ということは明らかであろう。特に、いくつかのペアのリブ付き要素が端カバーの間に配置されてもよく、その場合、中間リングが2つのペアのリブ付き要素の間に配置される。そのようなモジュール式構成の支持ケージの生産のために、好ましくは、リブ要素の全てのリブが、それらの自由なリブ端において、端カバー又は中間リング内のロッキング穴内にインターロックするための一体形成されたロッキングピンを含む場合、有利である。
プリーティングフォールド内に嵌合するリブを含む実施形態において、リブ付き要素のリブは、それらの自由なリブ端において、一体形成されたロッキングピン又はロッキング穴を好ましくは交互に備えてもよく、ベースリングは、適切な場合はそれに対応した交互の様態で、ロッキングピン及びロッキング穴を一方の面上に備えてもよく、組み立てられた状態においてそれらは互いに相互作用し、リブのリブフロントはベースリングの半径方向外側にのみ延在する。リブのリブフロントがベースリングの半径方向外側に延在する場合、リブフロントが、ベースリングの面を超えて両側上で上向き及び下向きに突出するならば、特に有利である。この場合、リブフロントは好ましくは、ロッキング穴を備えるベースリングの面を超えて突出してもよく、突出は、軸方向におけるその厚さに対応し、その結果、2つのリブ付き要素が互いに挿入された組み立てられた状態において、隣接するグループのリブが、軸方向において次のグループのアパーチャまで延在し、プリーティングフォールドのための支持も隣接するアパーチャ領域内で確実にされ、バイパス流が特に効果的な様態で防止される。
更に好ましくは、端カバーはアンカー棒を用いて互いに接続されてもよく、支持シェル、及び支持シェルと支持ケージとの間に配置される濾過手段も、端カバーの間に配置され、特に囲まれる。
前述の目的は、一般的なフィルタインサートによっても達成され、そのフィルタインサートにおいては、一実施形態によれば、各グループのアパーチャ及び/又はリブが半径方向平面に対して傾斜して伸び、一方のグループのアパーチャと他方のグループのアパーチャとが半径方向平面に対して同じ角度だけ傾斜して、しかし反対方向に傾斜して伸びる。そのようなフィルタインサートは、プリーツ状の濾過手段と共に使用される場合、特に有利である。
濾過手段を支持するための支持ケージを有する当該タイプのフィルタインサートの代替の実施形態であって、支持ケージは少なくとも2つのグループのスロットタイプのアパーチャを有し、それらのアパーチャは各グループ内で互いに平行に整列して延在し、支持ケージの互いに平行なリブによって互いに分離され、1つのグループのスロットタイプのアパーチャは他のグループ(1つ又は複数)のスロットタイプのアパーチャに相対的にずらして配置され、1つのグループのアパーチャは他のグループ(1つ又は複数)のリブと共通平面内に位置する、代替の実施形態は、濾過手段がプリーツ状の好ましくは複数層のフィルタファブリック又はフィルタクロスを含むという事実、及び全てのリブがリブフロントを用いてそれぞれのプリーティングフォールド内に嵌合するという事実により、上述の目的を達成し得る。
リブがプリーティングフォールド内に嵌合するこの実施形態内において、全てのリブが半径方向に延在し、好ましくは半径方向平面に対して対称に形成される場合、及び/又は、各リブのリブフロントがその自由なフロント端に向けて先細りになったリブ先端として設計され、フロント端は好ましくは丸みを帯びている場合、特に有利である。更に、各プリーティングフォールドには、第1のアパーチャの又は第2のアパーチャの、異なるグループの複数のアパーチャが割り当てられてもよい。
まっすぐに延在する又は傾斜して延在するリブを有する両方の代替の実施形態において、フィルタインサートの支持ケージはモジュール式構成であってもよく、かつ複数の互いに同一の環状リブ付き要素を有してもよく、環状リブ付き要素は好ましくは2つの端カバーの間に囲まれ、各リブ付き要素は好ましくはプラスチックから構成され、少なくとも1つのベースリングを有し、ベースリング上には互いに相対的に円周方向でずれた様態で配置された複数のリブが一体形成され、支持ケージは好ましくは偶数個のリブ付き要素を有する。可能な一変形においては、2つのリブ付き要素がいずれの場合にもリブ付き要素ペアを形成し、これらは端カバーの間で、それらのベースリングが互いに当接した状態で締め付けられる。しかし、1つのグループ又はサブグループが、モジュール式構成要素としてのリブ付き要素を用いて完全に形成されることも可能である。
好ましくはベースリングのフロント側上に形成される斜めのリブであって半径方向線に対して傾斜して伸びるリブを有するフィルタインサートについて、いくつかのリブ付き要素が端カバーの間に配置され、中間リングが2つのリブ付き要素の間に配置される場合、特に有利である。好ましくは、リブ要素の各リブが、その自由なリブ端において、端カバー又は中間リング内のロッキング穴とインターロックするための一体形成されたロッキングピンを含んでもよい。端カバーはアンカー棒を用いて互いに接続されてもよく、支持ケージ、及び好ましくはプリーツ状のフィルタファブリックとして存在する濾過手段も、支持ケージと支持ケーシングとの間に配置されて囲まれる。濾過手段がプリーツ状である場合、各プリーティングフォールドが、支持ケージのいくつかのスーパーインポーズされたアパーチャに割り当てられるならば、特に有利である。
プリーティングフォールド内に嵌合するリブを有するフィルタインサートの代替の実施形態において、リブ付き要素のリブが、それらの自由なリブ端において、一体形成されたロッキングピン又はロッキング穴を交互に備え、ベースリングが、一方の面上にロッキングピン及びロッキング穴を交互に備え、組み立てられた状態においてそれらが互いに相互作用し、リブのリブフロントは好ましくはベースリングの半径方向外側に延在する場合、特に有利である。リブのリブフロントがベースリングの半径方向外側に延在する場合、リブフロントは好ましくは、ベースリングの面を超えて両側上で軸方向において上向き及び下向きに突出してもよく、ここで、リブフロントは好ましくは、ロッキング穴を備えるベースリングの面を超えて突出し、突出は、軸方向におけるその厚さに対応し、その結果として、各プリーティングフォールドは、アパーチャに直接隣接する点まで、リブを用いて支持される。
本発明による逆洗フィルタの更なる利点及び実施形態は、図面に概略的に示された好ましい例示的実施形態の以下の説明から明らかになるであろう。
本発明による逆洗フィルタを斜視図で示し、フィルタは概略的に単純化され、部分的に切り取られている。 図1からの逆洗フィルタの作動装置の詳細図を示す。 図1による逆洗フィルタについての中空シャフト及び洗浄チャンバの隔離された図を示す。 図3による洗浄装置を分解図で示す。 第1の実施形態による、図1による逆洗フィルタ内に挿入されてもよいフィルタインサートを詳細斜視図で示す。 図5からのフィルタインサートを、逆洗サイクルにおける部分切欠図で概略的に示す。 図6における水平面VII−A〜VII−Dに沿った断面図である。 図6における水平面VII−A〜VII−Dに沿った断面図である。 図6における水平面VII−A〜VII−Dに沿った断面図である。 図6における水平面VII−A〜VII−Dに沿った断面図である。 移動方向の反転後の、図7Bに類似した断面図である。 図5によるフィルタインサートからの支持ケージの構成の分解図における詳細図である。 3つのダブル洗浄チャンバを有する洗浄装置を示す。 4つのダブル洗浄チャンバを有する洗浄装置を示す。 第2の実施形態によるフィルタインサートのための支持ケージを分解図で示す。 図12による支持ケージのためのリブ付き要素を斜視図で示す。 180°回転された図13からのリブ付き要素を斜視図で示す。 第2の実施形態によるフィルタインサートのための図12による支持ケージの、3つの相互接続されたリブ付き要素を側面図で示す。 図12による支持ケージのリブ付き要素の平面図を示す。 プリーツ状の濾過手段が取り付けられた、図16からのリブ付き要素を示す。 フィルタインサートの第2の実施形態内の1つのアパーチャにおける、逆洗サイクル内での流れに関する状況を詳細図で示す。
液体媒質、特に液体燃料の可逆流のための、本発明による逆洗フィルタが、図1において参照符号1によって全体として示されている。逆洗フィルタは、部分的にのみ示されているフィルタハウジング2を有し、この中に、液体を濾過する濾過動作のための全ての機能部品が配置される。液体は、フィルタ入口3を介して逆洗フィルタ1のハウジング2に流入し、図1〜図9において参照符号50によって全体として示されているフィルタインサートの濾過手段51を通過し、次にフィルタ出口3Aを介して、例えばエンジンなどの下流の動作ユニットに濾過液として供給されてもよい。このプロセスの間、濾過される媒質は、フィルタインサート50の濾過手段51を内側から外向きに通って流れ、この目的のために、特に下から、図5及び図6において詳細に示すフィルタインサート50の内部に開口部58を介して入ってもよい。
フィルタ入口3とフィルタ出口3Aとの間の差圧が、側方においてフィルタハウジングにフランジ結合された差圧インジケータ4を用いて監視されてもよく、逆洗装置60を用いたフィルタインサート50の濾過手段51の清浄化が、差圧に従って、及び/又は時限式の様態で行われ、当該逆洗装置は、フィルタハウジング2上に回転可能に取り付けられ、参照符号40によって全体として示されている作動装置を用いて時計回り及び反時計回りの両方に回転可能である。以下で説明するように、逆洗装置60は中央の中空シャフト61を含み、そのキャビティは、フィルタハウジング2内の通路システムを介して洗浄接続6に接続され、洗浄接続6は、逆洗フィルタ1の純粋な濾過モードにおいては、すなわち逆洗装置60が動作中でない場合は、洗浄弁7によって遮断される。洗浄弁7又は洗浄接続6には更に、圧力ピークを超過した場合に開く溢れ弁が、適切な場合は割り当てられてもよい。
逆洗フィルタ1の図示された好ましい例示的実施形態では、作動装置40は、直線運動が可能な、空気圧で作動可能なピストンタイプの直線アクチュエータ41を含み、ピストンはラック42に結合され、ラック42は、部分的に丸みを帯びているが、図2から特によくわかるように、一方のフランク上に歯の列43を、及び反対側のフランク上に平坦部44を備え、上側は丸みを帯びており、下側は案内スロット45を備える。案内スロット45を用いて、ラック42は、フィルタハウジングの内部で案内ピン11上を案内される。平坦部44への移行部において、ラック42の端面42Aはカム面46を有し、カム面46はアーチ形であるか又は傾斜したランプとして実施され、これを用いて洗浄弁7の切り換えヘッド7Aが接触するか、又はラック42が移動する際に接触するようになる。カム面46は洗浄弁7のための切り換えカムを形成し、この目的のために、切り換えヘッド7Aは球状ヘッドとして設計されるか又は鋼球を含み、カム面46は次のように湾曲され、すなわち、図2に示すラック42の初期位置において、洗浄弁7の弁タペット8がバネ9の復元力によって予荷重をかけられて閉位置となり、切り換えヘッド7Aが平坦部44に寄り掛かるようになる量だけラック42が移動された場合に、弁タペット8がその開位置を取るように、カム面46は湾曲される。この方策を用いて、逆洗装置(60、図1)の移動と洗浄弁7の開閉とが運動結合され、それにより、逆洗サイクルにおいてラック42が一定量だけ移動すると直ちに洗浄弁7は必ず開かれ、作動装置がラック42を図2に示すその初期位置に移動させて戻すまで開いたままになる、ということが確実になる。
図示された例示的実施形態において、ラック42上の歯の組43は歯車63と歯合し、歯車63は連合した回転のために中空シャフト61に結合される。作動装置40の運動経路と、ラック42上の歯の組43内の歯の数と、歯車63上の歯の数とは次のように互いに適合され、すなわち、洗浄弁7の開放の後に逆洗装置60が、最初に1つの運動方向において − 図示された例示的実施形態では時計回りの方向において − 360度を超えて更に移動され得、次に作動装置40の空気圧ドライブの運動方向の反転後に、反対方向において、従って反時計回りの方向において、再び360度を超えて更に移動され得るように、互いに適合される。以下で説明するように、逆洗装置60の洗浄チャンバ64は、図示された例示的実施形態では、駆動手段によって一方又は他方の運動方向においてそれらが運ばれる前に、中空シャフト61に相対的に一定の角度だけ回転され得るため、中空シャフトの運動経路は360度よりかなり多い。中空シャフトは好ましくは、360°に、洗浄チャンバと中空シャフトとの間のバックラッシュと、洗浄弁を開閉するための作動経路とを加算しただけ回転されてもよく、ここで追加経路は、洗浄弁7が開いている場合の駆動位置において洗浄チャンバ64がフィルタファブリック51を更なる360度にわたって清浄化できるようにするために設けられる。従って中空シャフト61は好ましくは、各運動方向において400度を超えて回転されてもよく、かつ/又は、ラックは歯車63より少なくとも15%多くの歯を有する。
次に、図3及び図4を最初に参照すると、図1による逆洗フィルタのための逆洗装置60が詳細に示されている。中心的な構成要素として、逆洗装置60は中空シャフト61を有し、中空シャフト61はここでは管セクションからなり、逆洗装置60は、図示された例示的実施形態では、互いに相対的に垂直にずれた様態で配置された2つの互いに分離した洗浄チャンバ64A及び64Bを備える。上側の洗浄チャンバ64Aは第1のダブルチャンバを形成し、下側の洗浄チャンバ64Bは第2のダブルチャンバを形成し、各ダブルチャンバは、互いに相対的に180度だけずれているように組み立てられた互いに同一のチャンバモジュール65を含み、各チャンバモジュール65は、図4において特に明確にわかるように、中空シャフト61の通過のための貫通穴66と、チャンバモジュール65の穴66に相対的に横方向に突き出たスロットであって、一方の側上では端面65A上のスリット67として縁において開いたスロットとを有する。2つのチャンバモジュール65は、一方が他方の内側に挿入されてダブルチャンバ又は洗浄チャンバ64を形成してもよい。分離ディスク78が2つのチャンバモジュール65の間に更に配置されてもよく、このディスクはその場合、個々のチャンバモジュール65内の貫通穴66の外側のそれぞれのスロット又はスリット67さえも分離して、4つの別個の洗浄チャンバをもたらす。図4による分解図では、チャンバモジュール65から組み立てられる2つのダブルチャンバモジュールのうちの1つのみが示されている。次に中空シャフト61は、2つの半径方向出口69A、69Bを備え、これらは互いに相対的に円周方向でずれた、かつ互いに相対的に垂直にずれた様態で配置され、これらの間の角度のずれは、図示された例示的実施形態では約26度であり、従って半径方向のずれにより、スロット又はスリット75の半径方向内側端のうちの1つのみが半径方向出口69A、69Bによって到達されることが確実になる。上側の半径方向出口69Aは、2つのチャンバモジュール65によって形成された上側のダブルチャンバのスロット又はスリット67の長さに適合された、中空シャフト61の軸方向における長さを有し、下側の半径方向出口69Bはそれに対応して、他方のダブルチャンバに適合された、軸方向における長さを有する。中空シャフト61の上側端はベアリングプラグ70を用いて閉じられ、ベアリングプラグ70の上側セクションは、フィルタハウジング上で中空シャフト61を支持するためのベアリングスタブ71を形成し、ベアリングプラグ70は、その下側72上で、中空シャフト内に封止的に挿入されてもよい閉鎖プラグ73の周りに、駆動リッジ74を備え、駆動リッジ74は2つの端縁74A、74Bにおいて終端し、2つの端縁74A、74Bは互いに相対的に円周方向でずれており、それらは半径方向出口69A、69Bの角度のずれに適合した、この場合は206°の、他方からの角度間隔を有する。端縁74A、74Bを用いて、駆動リッジ74は、駆動手段としての駆動ストップを形成し、これを用いて、回転方向における移動についての限定された能力を有して中空シャフト61上に配置される洗浄チャンバ64A及び64Bは、方向の反転が起きた場合の洗浄装置60の回転が存在するとき、中空シャフト61の一方又は他方の運動方向において運ばれる。このプロセスの間、端縁74A、74Bは、最上部洗浄チャンバ64Aの背面側65Bを圧迫してもよい。全ての洗浄チャンバ64A、64B又はチャンバモジュール65は互いに接続されており、この接続は、個々のチャンバモジュール65内の関連する穴79を通過する貫通棒又はねじファスナを用いて、図3から明確にわかるような、全てのスロット又はスリット67が軸線に沿って整列された様態で延在する洗浄チャンバインサートを形成するように行われる。図示された例示的実施形態では、歯車63及び一体形成された下側ベアリングスタブ76は、連合した回転のために締め付けリング75を用いて中空シャフト61の下側端に固定され、この目的のために中空シャフト61は、締め付けねじ78の通過のためのノッチ77を縁において備える。従って歯車63は連合した回転のために中空シャフト61に接続されるが、洗浄チャンバインサートは、中空シャフト61に相対的な限定された回転運動、すなわち半径方向出口69A、69Bの間の円周方向のずれに等しい量だけの限定された回転運動が可能であり、この理由により、中空シャフト61が一方の方向において、この場合は時計回りに回転される場合、下側の半径方向出口69Bと下側の洗浄チャンバ64B内のスロット又はスリット67とが互いに整列し、その結果としてそれらは中空シャフト61のキャビティに対して開かれ、逆洗装置が反対方向において、この場合は反時計回りに回転される場合、上側の半径方向出口69Aがそれに対応して、上側の洗浄チャンバ64A内のスロット及び従ってスリット67と整列され、従ってそれらに対して開かれる。中空シャフト61の外周とチャンバモジュール65内の穴66との間のすきま嵌めが選択され、従って非整列配置の場合、スリット67に相対的に角度がずれた半径方向出口69A、69B内に流体は実質的に入り得ない。2つのチャンバモジュールの間に分離ディスクが加えて配置される場合、差圧によって作られる洗浄流はいずれの場合にもチャンバモジュール65の動作領域上のみに更に集中し得、一方、図示された例示的実施形態では、ダブルチャンバとして実施される洗浄チャンバ64A又は64B上にいずれの場合にも作用する。
逆洗装置60のこの構成は、フィルタインサート50の特別な構成、特にフィルタインサート350のための支持ケージ52の特別な構成と組み合わせて、特に有利な効果を有する。第1の実施形態によるフィルタインサートの構成について、特に図5〜図9を参照して以下に説明する。この実施形態におけるフィルタケージ52は、内周において、フィルタインサート50の高さに沿って4つのグループ53A、53B、53C、53Dのスロットタイプのアパーチャ53が、一方が他方の上に垂直にずれた様態で配置されるように設計される。全てのアパーチャ53は、支持ケージ52の内周において実質的に矩形の断面を含み、アパーチャの長辺は、フィルタインサート50の中央軸に又は逆洗ユニットの回転軸に平行に伸び、アパーチャの短辺は、円筒状の支持ケージ52の円周方向において延在し、1つのグループの2つの隣接したアパーチャ53は、互いに平行なリブ54によっていずれの場合にも互いに分離される。グループ53Aを参照すると、アパーチャ53及びリブ54は従って、円周にわたって分散された様態で常に交互になる。グループ53Aに相対的に垂直にずれて位置する隣接したグループ53Bにおいては、例えば、アパーチャ53及びリブ54は同様に交互になり、この隣接したグループ内でのリブ54の配置は、いずれの場合にも、グループ53Bの1つのリブ54が、隣接したグループ353のアパーチャ53の軸方向延長部上に位置するようなもの、及びその逆である。従って軸方向で見ると、グループ53Bの1つのリブ54は、グループ53Aの1つのアパーチャ53の延長部内に位置し、グループ53Bの1つのアパーチャ53は、グループ53Aの1つのリブ54の延長部内に位置する。原則として、同じ構成がグループ53C及び53Dにおいて行われている。グループ53A及び53Bは上側サブグループを構築し、グループ53C及び53Dは下側サブグループを構築し、サブグループのうちの1つにおいては、例えば、グループ53A(又は53C)が第1のグループのアパーチャ53を構成し、グループ53B(又は53D)が第2のグループのアパーチャを構成する。逆洗装置内の分離したダブルチャンバ64A、64Bにより、中間グループ53B、53Cにおいては、グループ53Bのリブ54が、図示された実施形態におけるようにグループ53Cのアパーチャ53に隣接して位置しているかどうか、又は、これらの2つのグループ53B、53C(図示せず)において、いずれの場合にも1つのアパーチャ53又はリブ54が互いに軸方向延長部内に位置しているかどうかは重要ではない。重要なのは、両方のサブグループ内で、いずれの時にも、一方のグループ53C(又は53A)内の1つのアパーチャ53が、同じサブグループの他方のグループ53D(又は53B)内のリブ54の軸方向延長部内にあり、及びその逆であり、それにより、一方のグループ53Cのアパーチャ53が、他方のグループ53Dのアパーチャに対してずらして配置されるということのみである。
アパーチャ53及びリブ54のずれた配置は、支持ケージ52の内側上で構成される。濾過手段51は支持ケージ52の外側上に配置され、図示された実施形態では、特に図7及び図8から明らかになるように、濾過手段51は、複数のプリーティングフォールド51’を有するプリーツ状のフィルタファブリックからなる。全てのプリーティングフォールド51’は、軸方向に、すなわち支持ケージ52又はフィルタインサート50のそれぞれの中央の中心線に平行に延在する。いずれの時にも、プリーツ状の濾過手段51の内側に対して開いたプリーティングフォールド51’のうちの1つは、その両方のプライバウ(ply bows)が、アパーチャのグループの隣接したリップ54上に位置する。プリーツ状のフィルタファブリック51は半径方向の一定の奥行きを含み、外側上で支持ケーシング55によって囲まれ、支持ケーシング55は、プリーツ状のフィルタファブリック51がフィルタインサート50の内部でリブ54及びアパーチャ53に相対的な意図される整列及び位置となるように、維持するか又は張力をかける。個々のリブ54は、及び従って2つの隣接したリブ54の間に存在するアパーチャ53も、想像上の半径方向線に対して傾斜して延在する。図7において、線VII−A、VII−B、VII−C、VII−Dに沿った断面図が示されており、これらの図は、フィルタの中心軸に垂直な異なる断面平面に対応する。断面平面のそれぞれは、アパーチャ53の1つのグループ53A、53B、53C、又は53Dの中間に配置される。個々の断面図を比較することによって、グループ53A、53C内ではアパーチャ53の傾斜は第1の方向にあり、グループ53B、53D内でのアパーチャ53の傾斜は、及び従ってリブ54の傾斜も、反対の方向にあるということがわかる。リブ54又はアパーチャ53のそれぞれの傾斜は、2つの隣接したプリーティングフォールド51’からの円周方向のずれを補償する働きをし、それにより、フィルタインサート50の高さ全体にわたって延在するプリーツ状フィルタファブリック51内で、内側のプライバウ(ply bow)が支持ケージ52のリブ54に常に触れ、同時に、支持ケージ52の外周上の1つのアパーチャ53が1つのプリードフォールド51’に中心を合わせて配置され、これはアパーチャ53の全てのグループ53A、53B、53C、53Dにおいて同様となる。フィルタケージ52に相対的なフィルタファブリック51のこの正確な位置付けにより、正確に1つのプリードフォールド51’が特定のアパーチャ53の動作範囲内となることがもたらされる。リブ54の傾斜及びアパーチャ53の傾斜した向きによって、1つのプリーティングフォールド51’に相対的な、一方のグループ53A、53Cのアパーチャと他方のグループ53B、53Dのアパーチャとの間のずれが補償される。
アパーチャ53、リブ54、及びプリーティングフォールド51’の当該向きは、濾過モードにおいては効果を有さず、しかし、逆洗サイクルの間の逆洗モードにおいて効果を有し、これについて次に簡単に説明する。例として、図6は、逆洗サイクルの間の特定の時点における逆洗効果を、矢印を用いて概略的に示す。図6による例示では、中空シャフト61及び従って逆洗装置60は、反時計回りに移動する。濾過手段51の内側の逆洗すなわち清浄化は、洗浄チャンバ64Bの正面にある単一のアクティブなアパーチャ53の動作領域内で行われ、このアパーチャ53は、中空シャフト61及び洗浄装置60の相対位置の結果として、この時点においてアクティブになる。図6において、逆洗は、この時には上側サブグループの下側グループ53B内のアパーチャ53のうちの1つにおいてのみ行われている。明らかに、上側の洗浄チャンバ64Aの両方のチャンバモジュール65のスリット75は、中空シャフト61の半径方向出口69Aのセクションと整列している。しかし、ダブルチャンバとして実施される上側の洗浄チャンバ64Aの面におけるスロット又はスリット75は、部分的に又は完全にリブ54の正面に位置しているため、濾過手段51の洗浄は、この回転位置において現在空いている洗浄チャンバ64Aの面を介してのみ行われ得る。しかし、中空シャフト61が運動方向において更に回転する場合、洗浄チャンバ64Aは一時的に、上側の洗浄チャンバ64A内のスロット又はスリット75の高さにわたって部分的に動作する。運動方向に変化がない限り、中空シャフト61内の半径方向出口69Bは、洗浄チャンバ64Bのスリット75に相対的に角度がずれており、この理由により、この回転方向における逆洗装置の移動の間、下側サブグループ内で逆洗は行われない。逆洗サイクルの間に逆洗が行われ、なぜなら、図1及び図2を参照して説明したように、作動ドライブのラックが逆洗装置60を回転させるためにその初期位置を離れた場合は必ず逆洗弁が開かれ、中空シャフト61内のキャビティ61’はそれにより洗浄出口に接続されるからである。
一方の回転方向において、濾過手段51のフォールド51’の洗浄が、従って、上側グループ53A、53Bのアパーチャ53の領域内で、上側の洗浄チャンバ64Aを用いてもたらされる。逆洗装置の回転方向の反転の後、この目的のために作動ドライブのラック(図1を参照)は初期位置の方向に引き戻され、逆洗動作は、下側の逆洗チャンバ64Bを介した、下側2つのグループ53C、53Dのアパーチャに移行される。この場合、最初に、反対方向における中空シャフトの移動による中空シャフト61と洗浄装置60との間の相対的な回転が、駆動手段(74、図4)上の第2のストップ(74B)が洗浄装置60の関連する洗浄チャンバ64Aと接触するようになるまで行われ、次に洗浄装置60が運ばれる。
方向反転の後、図7A〜図7Dを参照して説明したものと原則として同じプロセスが、しかしいずれの場合にも下側の洗浄チャンバ64Bの領域内で行われる。図8における断面図は断面図7Bに対応し、しかし半径方向出口69Aと、スリット75及び洗浄チャンバ64Aとの間のずれにより、この洗浄チャンバの領域内では、対応するスリット75がアパーチャ53と整列して位置するかどうかに関係なく、濾過手段の逆洗は行われない。
図9は、生産に関して特に有利な構成を有する、本発明によるフィルタインサート50のための支持ケージ52の一実施形態を示す。支持ケージ52は、3つのみの異なる個別部品、すなわち、同一の構成の2つの端カバー91と、中間リング92と、4つの互いに同一のリブ付き要素93とからなる。各リブ付き要素93は好ましくは、ベースリング94を有するプラスチックから構成され、ベースリング94の一方の側上には、ずらして配置された傾斜したリブ54が、2つの傾斜したリブ354の間に傾斜したアパーチャ53が形成されるように一体に形成され、ベースリングの裏側上では、ピン95及びピン穴96が交互に形成される。2つのベースリング94が、それらの裏側が互いに向き合って互いの中に挿入され得るように、ピン穴96及びピン95はベースリング94の一方の側上に分散される。結合されたリブ付き要素93上のリブ54は傾斜しているため、反対方向において斜めに向けられたアパーチャ53又はリブ54の意図される効果が実現される。次に、リブ54の自由なフロント部分はロッキングピン97を含み、ロッキングピン97は、端カバー91内の対応するロッキング穴98内に、又はベースリング92内のロッキング穴99内にインターロックすることが可能である。従って、3つの異なる要素を単に備えることによってモジュール式支持ケージを構成することが可能であり、更に、追加の中間リングと更なるリブ付き要素ペアとを2つの端カバーの間に配置して、軸方向でより長い、この場合は6つのアパーチャグループを有するフィルタインサートを得ることが容易に可能である。更に長いサイズのフィルタインサートを得るために、追加の中間リング及びリブ付き要素が配置されてもよく、端において2つの端カバー91はアンカー棒(59、図5)を用いて締め付けられ、それにより、支持ケージ、プリーツ状のフィルタフォーブレーク、及び支持ケーシングは2つの端カバー91の間で固定される。接着剤を導入することにより、濾過手段のプリーティングは、端カバーと支持ケージとの間で、半径方向で封止された様態で囲まれ得る。接着剤接合の代わりに、溶接シームを提供するか、又は封止ビードを成形することも可能である。アンカー棒(59、図5)は、追加の安定性を提供し、全体として取り外すことが可能なインサートを作成し、端カバーの間に要素を固定する働きをし、端カバーのうちの1つは開口部(58、図5)を必須の特徴として有してもよい。
図1〜図9は、2つの第1のグループ及び2つの第2のグループのアパーチャをそれぞれ有し、それらに割り当てられる別個の洗浄チャンバを含み、従って合計4つの洗浄チャンバを有する逆洗フィルタの構成を示す。支持ケージ52及び洗浄装置60の両方のモジュール式構成により、利用可能な濾過表面積を、同じ要素を使用した支持ケージの延長及びそれに対応した逆洗装置のより長い構成によって、比較的単純な様態で増加させることが可能になり、その場合、ハウジングはより大きくなる。図10は、合計6つの洗浄チャンバ164を有する逆洗装置160を示し、これらの洗浄チャンバ164のうちいずれの場合にも2つが上述のように組み合わされてダブルチャンバを形成し、それにより合計3つのサブグループ、すなわちそれぞれが2つの洗浄チャンバを含む上側サブグループ、中央サブグループ、及び下側サブグループがもたらされる。先の例示的実施形態におけるのと同様に、中空シャフト161は、上側端において、駆動手段を含むベアリングプラグ170を、及び下側端において、歯車163と下側ベアリングスタブ176とを備える。中空シャフト161内の半径方向出口(図示せず)は、2つの半径方向出口のうちの1つが3つの最下部の洗浄チャンバ164及び関連するスリット175に割り当てられ、高い方の半径方向出口が3つの上側の洗浄チャンバ164及び関連するスリット175に割り当てられるように配置されてもよい。支持ケージ内のアパーチャの配置に応じて、一方の回転方向における逆洗サイクルにおいて、1つの洗浄チャンバ164又は2つの洗浄チャンバ164がアクティブになる。中空シャフト内の半径方向出口は、異なる手法で配置されてもよい。この目的のために、下側の半径方向出口は下側の4つの洗浄チャンバにわたって延在してもよく、かつ上側の半径方向出口は上側の2つの洗浄チャンバのみにわたって延在してもよく、これにより、上側の2つの洗浄チャンバ164においては、従って洗浄弁から最も遠く離れて位置する洗浄チャンバにおいては、他の洗浄チャンバと比較して洗浄強度がわずかに増加する。
図11は、逆洗装置260の別の例示的実施形態を示し、この場合これは合計8つの洗浄チャンバ264を有し、洗浄チャンバ264のスリット275は、先の例示的実施形態におけるのと同様に、全て共通の軸線上に配置される。先の例示的実施形態におけるのと同様に、中空シャフト261は、下側端において歯車263を、及び上側端においてベアリングプラグ270を備える。2つのみの半径方向出口を中空シャフト261内に備え、各半径方向出口が合計4つの洗浄チャンバ264にわたって延在することがやはり再び可能である。もちろん、4つの半径方向出口を備え、いずれの場合にも2つの半径方向出口が同じ軸線上に配置され、他の2つの半径方向出口が中空シャフト内で所定の角度だけずれた様態で配置されることも可能である。
図12〜図18は、プリーツ状の濾過手段351を有するフィルタインサート350の第2の実施形態を示す。第1の実施形態におけるのと同じ機能を有する部品には、第1の実施形態に比較して300を加算した参照番号が与えられる。フィルタインサート350、及び特にフィルタインサート350のための支持ケージ352について、特に図9〜図15を参照して以下に説明する。フィルタインサート350は支持ケージ352を有し、これは再び、一方が他方の上に垂直にずれた様態で配置された4つのグループ353A、353B、353C、353Dのスロットタイプのアパーチャ353が、フィルタインサート350の高さにわたって分散された様態で形成されるように構成される。グループ353Aの2つの隣接したアパーチャ353は、互いに平行なリブ354によっていずれの場合にも互いに分離される。例えばグループ353Aを参照すると、アパーチャ353及びリブ354は従って、円周にわたって分散された様態で常に交互になる。例えば、グループ353Aに相対的に垂直にずれて位置する隣接したグループ353Bにおいて、アパーチャ353及びリブ354は同様に交互になり、この隣接したグループ内でのリブ354の配置は、いずれの場合にも、グループ353Bの1つのリブ354が、隣接したグループ353A及び353Cのアパーチャ353の軸方向延長部上に位置するようなもの、及びその逆である。図示された例示的実施形態において、全てのグループにこれがあてはまる。
支持ケージ352及び4つのグループ353A〜353Dは、3つのみの異なる個別部品、すなわち、同一の構成の2つの端カバー391と、この場合は合計8つの互いに同一のリブ付き要素393とを用いて形成され、ここで、グループ353A〜353Dのうちの1つを、グループ内の連続したアパーチャ353及びリブ354を有するリブ付き要素ペアとして形成するために、いずれの場合にも2つのリブ付き要素393が、図15に明確に示すように、互いに対して180°だけずれた様態でそれらを一緒に接合することによって組み立てられてペアを形成する。図13及び図14から特に明確にわかるように、各リブ付き要素393は次に、ベースリング394を有するプラスチックから構成され、ベースリング394上には個々のリブ354が、2つのリブ354の間に1つのアパーチャ353がいずれの場合にも形成されるように、一体に形成される。図13では上向きに面する、軸方向に面する2つの面のうちの面381は、半径方向において交互に、リブ354の内側にロッキングピン382を、及びいずれの場合にも2つのロッキングピン382の間に、ロッキング穴383を備える。図14において明確にわかるように、リブ354は次に、それらの自由なリブ端上にロッキングピン397及びロッキング穴398を交互に備え、それらは同じグループに基づいて、例えば図12及び図15から明らかなように、2つのリブ付き要素393の組み立てられた状態において、第2のリブ付き要素393のリブ端354と相互作用し、ベースリング394上のロッキング穴383及びロッキングピン382は、いずれの場合にも、隣接するグループの間で相互作用して互いに係合する。最も外側のグループ393A、393Dの、それぞれのリブ付き要素393のベースリング394上のロッキング穴383及びロッキングピン382は更に、端カバー391上の対応するピン及び穴とも相互作用する。
図13〜図16に更に明確に示すように、各リブ付き要素354のリブフロント385は、いずれの場合にもベースリング394の半径方向外側に延在する。全てのリブ354は、放射状に又は半径方向において延在し、それらは支持ケージ352の中心に交差する半径方向平面に対して対称に形成される。各リブフロント385は次に、リブ354の自由なフロント端386に向けて先細りになっており、リブ先端として設計され、ここでフロント端386は丸みを帯びている。同時に、各リブフロント385は、軸方向においてベースリング394に相対的に上向き及び下向きの両方に延在し、ここで、ベースリング394の面381であって当該面はロッキングピン382とロッキング穴383とを備える面381を、軸方向において超えて突出するリブ354又はリブフロント385の軸方向長さは、ベースリング394の反対側におけるよりも大幅に短く、ベースリング394の軸方向における厚さに実質的に一致する。これは図15に示すように、組み立てられた状態においてグループ353Bのリブ354が、隣接するグループ353A又は353Cのアパーチャ353まで常に延在し、当該アパーチャの範囲を定める、という効果を有する。
支持ケージ352の本実施形態は、プリーツ状の濾過手段を使用する場合に特に有利である。図17は、濾過手段351が支持ケージ352を用いてすでに支持された状態のフィルタインサート350を、図16に対応する図において示す。濾過手段351は多数のプリーティングフォールド351’を有し、プリーティングフォールド351’の数は、図示された例示的実施形態では、リブ付き要素393のリブ354の数の2倍の大きさである。この配置において、各リブ354は、ベースリング394を超えて半径方向外向きに突出するそのリブフロント385を用いて、プリーティングフォールド351’のうちの1つの中に完全に入り、濾過手段351の内側上で当該プリーティングフォールド351’を大部分又は完全に満たす。2つの隣接するグループ間でのアパーチャ353及びリブ354の交互配置により、1つの特定のグループ内でリブ354のリブフロント385を用いて支持されないそれぞれのプリーティングフォールド351’は、しかしながら次に、隣接するグループ内でそこに位置するリブによって支持され、そのリブはこの目的のためにプリーティングフォールド351’に入る。
逆流サイクルにおいてフィルタインサート350の構成によってもたらされる流れ状況が、図18に示されている。図18における断面図は、あるグループのアパーチャ353及びリブ354を通して断面が取られたものであり、リブ354は、断面で示されているそれらのリブフロント385を用いて2つのプリーティングフォールド351’内に入り、一方、当該グループの領域内のリブを用いて支持されず、隣接するグループ(1つ又は複数)の領域内でそこに位置するリブ354のリブフロント385を用いて支持される更なるプリーティングフォールド351’’は、当該グループのアパーチャ353の正面に位置する。
アパーチャ353の逆洗が、図18に概略的にのみ示す洗浄チャンバ64の洗浄ギャップ375を介して行われる場合、濾過手段351は、プリーティングフォールド351’内に入るリブフロント385の外側フランクであって、線の丸頭によって示すリブ点として設計される外側フランクに対抗して引かれ、これは洗浄サイクルを受けるグループの領域内で起き、これにより、隣接するプリーティングフォールド351’を介したバイパス流が効果的な様態で防止され、矢印によって示すように、アパーチャ353の真正面に位置するプリーティングフォールド351’’のみが逆洗プロセスを受けるようになる。同時に、隣接するグループの領域内のリブ354又はリブフロント385は、上方又は下方からの漂遊又はバイパス流を阻止し、なぜならそこでもプリーティングフォールド351’’がリブ点によって支持されるからである。各リブフロント385は、そのリブ点を用いて、その正面に位置するプリーティングフォールド351’内に完全に嵌合するか又は入り、プリーティングフォールド351’の深さ全体にわたって、各プリーティングフォールドの底まで延在する。丸みを帯びたフロント端386を用いて、リブ点又はリブフロント385は、プリーティングフォールド351’の輪郭に適合される。2つのリブフロント385又はリブ354の間で、フィルタ材料は加えて、そのプリーティングフォールドを用いてベースリング394の外壁に寄り掛かるようになり、そこで更なる支持を見出すことも可能である。
添付の特許請求の範囲の保護範囲内に入る多数の修正を、当業者は前述の説明から得ることが可能である。濾過手段は単一又は複合構成であってもよい。アパーチャの数、半径方向出口の角度のずれ、及び従って、中空シャフトと洗浄チャンバとの間の必要な限定された回転移動性は、様々であってもよい。支持ケージは、中間リングなしに構築されてもよく、2つの端カバーの間に配置される2つのリブ付き要素のみを含んでもよい。上述のように複数のリブ付き要素を積み重ねることによって、その場合は、フィルタインサートの及び逆洗装置の、様々なフィルタ表面積及び全長に適合することが可能である。プリーツ状のフィルタファブリックを、内側フォールドがリブの外側に触れるように、又はリブが少なくとも部分的に各フォールド内に入るように配置することが、好ましい実施形態である。しかし、フォールド及びリブの数が異なる場合、又はフォールドとリブとの間の位置付けが正確でない場合に、動作は最も損なわれる。従って特に、リブよりも多くのプリーティングフォールドが存在し、リブフロントがプリーティングフォールド内に入ることが可能である。結果として、2つ、3つ、又はそれよりも多くのプリーティングフォールドが、2つのリブの間のアパーチャの正面に位置し、全てのプリーティングフォールドが、隣接するグループ(1つ又は複数)内でリブのリブフロントによって支持されるわけではない、ということも可能である。駆動手段及び歯車を、連合した回転のために洗浄チャンバに結合し、次に、中空シャフトを受動要素として運ぶことも可能である。端カバーの間の、支持ケージの及び濾過手段の封止は、様々な手法で実現されてもよい。そのような修正及びその他の修正は、添付の特許請求の範囲の保護範囲内に入ることが意図される。その上、図示された例示的実施形態は、保護範囲をそれに限定することなしに、好ましい実施形態のみを表すものである。

Claims (29)

  1. フィルタ入口とフィルタ出口と洗浄接続とを有するフィルタハウジングと、
    前記フィルタハウジング内に固定して配置されるフィルタインサート(50;350)であって、濾過される液体媒質が内側から外側に通して流れることができ、少なくとも2つのグループのスロットタイプのアパーチャ(53)を有する少なくとも1つの支持ケージ(52)と、前記支持ケージ(52)上で支持される少なくとも1つの濾過手段(51)とを用いて形成され、各グループ(53A、53B)内の前記アパーチャ(53)は互いに平行に整列して延在し、前記支持ケージ(52)の互いに平行なリブ(54)によって互いに分離される、フィルタインサート(50;350)と、
    前記フィルタインサート(50)の内部に配置される逆洗装置(60)であって、作動ドライブ(40)を用いて前記フィルタインサート内で軸(M)の周りを回転可能であり、少なくとも1つのスリット(75)を有し、前記フィルタインサートの高さにわたって延在する、逆洗装置(60)と、
    を有する、前記液体媒質のための、特に液体燃料のための逆洗フィルタであって、
    前記逆洗装置は、逆洗サイクルの間の、前記スリット(75)及びアパーチャ(53;353)を介した前記濾過手段(51;351)のゾーンごとの洗浄のため、及びフィルタ残留物の前記洗浄接続への運搬のための働きをし、
    1つのグループ(53A)の前記スロットタイプのアパーチャ(53)は、好ましくは他のグループ(1つ又は複数)(53B)のスロットタイプのアパーチャ(53)に相対的にずらして配置され、
    1つのグループ(53A)の前記アパーチャ(53)は、前記他のグループ(1つ又は複数)(53B)の前記リブ(54;354)と共通平面内に位置する、
    逆洗フィルタにおいて、
    前記逆洗装置(60)は、
    少なくとも2つの互いに分離した洗浄チャンバ(64A、64B)であって、互いに相対的に垂直にずらして配置され、かつ関連するスリット(75)を有する、洗浄チャンバ(64A、64B)と、
    中空シャフト(61)であって、前記洗浄チャンバ(64)に相対的に限定された回転運動が可能であり、第1の洗浄チャンバ(64A)の領域内に第1の半径方向出口(69A)を、及び第2の洗浄チャンバ(64B)の領域内に第2の半径方向出口(69B)を有し、第2の半径方向出口は前記第1の半径方向出口(69A)に相対的に垂直にずれた、かつ円周方向でずれた様態で前記中空シャフトに配置され、前記逆洗装置(60)の移動方向は前記逆洗サイクルの間に前記作動ドライブ(40)を用いて反転可能な、中空シャフト(61)と、
    駆動手段(74)であって、方向反転後の前記それぞれの運動方向における前記洗浄チャンバ(64)及び前記中空シャフト(61)の同時移動のための、及び前記中空シャフト(61)と前記洗浄チャンバ(64)との互いに相対的な回転が両方の運動方向について提供されるようにするための、駆動手段(74)と、
    を有する、
    ことを特徴とする逆洗フィルタ。
  2. 前記中空シャフト(61)は連合した回転のために前記作動ドライブに結合され、結合は好ましくは歯車機構を用いて実現されることを特徴とする、請求項1に記載の逆洗フィルタ。
  3. 前記作動ドライブは、直線運動が可能なラック(42)を備え、前記ラックは、前記逆洗装置の回転のために、前記逆洗装置に結合された歯車(63)と歯合し、前記作動ドライブ(40)は好ましくは空気圧直線ドライブを備えることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の逆洗フィルタ。
  4. 前記ラック(42)の移動を用いて開放可能及び閉鎖可能である洗浄弁(7)が、スラッジ出口(6)に割り当てられることを特徴とする、請求項3に記載の逆洗フィルタ。
  5. 前記ラック(42)は、好ましくはその端面(42A)上に、前記洗浄弁(7)を作動させるための切り換えカムとしてのカム面を備え、前記洗浄弁(7)は好ましくは、前記逆洗サイクルの間に前記ラック(42)を用いて、戻しバネ(9)の復元力に抗して開位置に移動可能であることを特徴とする、請求項4に記載の逆洗フィルタ。
  6. 前記洗浄チャンバ(64)は、逆洗サイクルの間に作動装置を用いて両方の運動方向において少なくとも360°だけ回転可能であることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の逆洗フィルタ。
  7. 各洗浄チャンバ(64)及び前記関連するスリット(75)は、第1のグループの又は第2のグループの前記スロットタイプのアパーチャ(53)の前記高さに適合された高さを有することを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の逆洗フィルタ。
  8. 前記洗浄チャンバ(64)は同一タイプのチャンバモジュール(65)からなり、前記チャンバモジュール(65)は互いに取り外し可能に接続され、2つのチャンバモジュール(65)がいずれの場合にも組み立てられてダブルチャンバを形成し、全ての前記チャンバモジュール(65)が好ましくは貫通棒を用いて接続されて洗浄チャンバインサートを形成し、前記洗浄チャンバインサートは前記中空シャフト(61)上で部分的回転運動のための能力を有して支持されることを特徴とする、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の逆洗フィルタ。
  9. 前記フィルタインサート(50)は複数のサブグループを有し、各サブグループは第1のアパーチャのグループと第2のアパーチャのグループとを備え、前記中空シャフトは、円周方向でずれた、かつ垂直にずれた様態で配置された正確に2つの半径方向出口を有し、前記第1の半径方向出口は好ましくは最上部サブグループ(1つ又は複数)に割り当てられ、前記第2の半径方向出口は好ましくは下側サブグループ(1つ又は複数)に割り当てられることを特徴とする、請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の逆洗フィルタ。
  10. 前記濾過手段(51)は、プリーツ状の好ましくは複数層のフィルタファブリック又はフィルタクロスからなり、前記支持ケージ(52)と、好ましくは穴あき金属シートから形成される支持ケーシング(55)との間に配置され、各プリーティングフォールド(51’)には、第1のアパーチャの又は第2のアパーチャの、異なるグループの複数のアパーチャが割り当てられることを特徴とする、請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の逆洗フィルタ。
  11. 各グループの前記アパーチャ(53)及び/又は前記リブ(54)は、半径方向平面に対して斜めに伸び、一方のグループの前記アパーチャ及び他方のグループの前記アパーチャは、前記半径方向平面に対して同じ角度だけ、しかし反対の方向に傾斜して伸びることを特徴とする、請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の逆洗フィルタ。
  12. 前記濾過手段(351)は、プリーティングフォールド(351’)を有するプリーツ状の好ましくは複数層のフィルタファブリック又はフィルタクロスからなり、前記リブ(354)の各々がリブフロントを用いてそれぞれのプリーティングフォールド(351’)内に嵌合することを特徴とする、請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の逆洗フィルタ。
  13. 第1のアパーチャの又は第2のアパーチャの、異なるグループの複数のアパーチャが各プリーティングフォールド(351’)に割り当てられる、及び/又は、各リブ(354)の前記リブフロント(385)が1つのプリーティングフォールド(351’)のフォールド基部まで延在することを特徴とする、請求項12に記載の逆洗フィルタ。
  14. 全ての前記リブ(354)が半径方向に延在し、好ましくは半径方向平面に対して対称に形成されること、及び/又は、各リブ(354)の前記リブフロント(385)がその自由なフロント端(386)に向けて先細りになったリブ先端として設計され、好ましくは前記フロント端(396)は丸みを帯びていることを特徴とする、請求項12又は請求項13に記載の逆洗フィルタ。
  15. 前記支持ケージ(52;352)はモジュール式構成であり、複数の互いに同一の環状リブ付き要素(93;393)を有し、前記環状リブ付き要素(93;393)は2つの端カバー(91;391)の間に囲まれ、各リブ付き要素(93;393)は少なくとも1つのベースリング(94;394)を有し、前記ベースリング(94;394)上には互いに相対的に円周方向でずれた様態で配置された複数のリブ(54;354)が一体形成され、前記支持ケージ(52;352)は好ましくは偶数個のリブ付き要素(93;393)を有し、かつ/又は、2つのリブ付き要素(93;393)がいずれの場合にもリブ付き要素ペアを形成し、これらは前記端カバー(91;391)の間で、それらのベースリング(394)が互いに当接した状態で締め付けられることを特徴とする、請求項1〜請求項14のいずれか一項に記載の逆洗フィルタ。
  16. 前記リブ(54)は、前記ベースリング(94)のフロント側に形成され、半径方向線に対して傾斜し、いくつかのペアのリブ付き要素(93)が端カバーの間に配置され、中間リング(92)が各ペアのリブ付き要素の間に配置され、好ましくは、前記リブ付き要素の各リブが、それらの自由なリブ端において、前記端カバー又は中間リング内のロッキング穴(98、99)とインターロックするための一体形成されたロッキングピン(97)を備えることを特徴とする、請求項15に記載の逆洗フィルタ。
  17. リブ付き要素(393)の前記リブ(354)は、それらの自由なリブ端において、一体形成されたロッキングピン(397)又はロッキング穴(398)を交互に備え、ベースリング(394)は、一方の面(381)上に、ロッキングピン(382)及びロッキング穴(383)を交互に備え、組み立てられた状態においてそれらは相互作用し、前記リブ(354)のリブフロント(385)は前記ベースリング(394)の半径方向外側に延在することを特徴とする、請求項14又は請求項15に記載の逆洗フィルタ。
  18. 前記リブ(354)のリブフロント(386)はベースリング(394)の半径方向外側に延在し、前記リブフロント(385)は、前記ベースリング(394)のフロント側(381)を超えて両側上で上及び下に突出し、前記リブフロント(385)は好ましくは、ロッキング穴(383)を備える前記ベースリング(394)の前記フロント側(381)の外側に突出し、前記ベースリングの厚さに対応することを特徴とする、請求項14、請求項15、又は請求項17のいずれか一項に記載の逆洗フィルタ。
  19. 端カバーはアンカー棒を用いて互いに接続され、前記支持ケージ、及び前記支持ケージと支持ケーシングとの間に配置される前記濾過手段は、前記端カバーの間に囲まれる、及び/又は前記端カバーの間で封止的に接着されることを特徴とする、請求項15〜請求項18のいずれか一項に記載の逆洗フィルタ。
  20. 好ましくは、請求項1〜請求項19のいずれか一項に記載の、好ましくは請求項9、請求項10、請求項11、請求項15、請求項16、請求項18、又は請求項19のいずれか一項に記載の逆洗フィルタのためのフィルタインサートであって、前記濾過手段を支持するための支持ケージを有し、前記支持ケージ(52)は少なくとも2つのグループのスロットタイプのアパーチャ(53)を有し、前記アパーチャは各グループ内で互いに平行に整列して延在し、前記支持ケージの互いに平行なリブ(54)によって互いに分離され、1つのグループ(53A)の前記スロットタイプのアパーチャ(53)は前記他のグループ(1つ又は複数)(53B)の前記スロットタイプのアパーチャ(53)に相対的にずらして配置され、1つのグループの前記アパーチャ(53A)は前記他のグループ(1つ又は複数)(53B、53D)の前記リブ(54)と共通平面内に位置する、フィルタインサートにおいて、各グループの前記アパーチャ(53)及び/又は前記リブ(54)が半径方向平面に対して傾斜して伸び、前記1つのグループの前記アパーチャと前記他のグループの前記アパーチャとが前記半径方向平面に対して同じ角度だけ傾斜して、しかし反対方向に傾斜して伸びることを特徴とする、フィルタインサート。
  21. 前記濾過手段(51)は、プリーツ状の好ましくは複数層のフィルタファブリック又はフィルタクロスからなり、前記支持ケージ(52)と、好ましくは穴あき金属シートから形成される支持ケーシング(55)との間に配置され、好ましくは、前記支持ケージの複数のスーパーインポーズされたアパーチャが各プリーティングフォールドに割り当てられることを特徴とする、請求項20に記載のフィルタインサート。
  22. 請求項1〜請求項19のいずれか一項に記載の、好ましくは請求項9、請求項10〜請求項15、請求項17、請求項18、又は請求項19のいずれか一項に記載の逆洗フィルタのためのフィルタインサートであって、前記濾過手段を支持するための支持ケージ(352)を有し、前記支持ケージ(352)は少なくとも2つのグループ(353A、353B)のスロットタイプのアパーチャ(353)を有し、前記アパーチャは各グループ内で互いに平行に整列して延在し、前記支持ケージ(352)の互いに平行なリブ(354)によって互いに分離され、前記1つのグループ(353A)の前記スロットタイプのアパーチャ(353)は前記他のグループ(1つ又は複数)(353B)の前記スロットタイプのアパーチャ(353)に相対的にずらして配置され、1つのグループの前記アパーチャ(353A)は前記他のグループ(1つ又は複数)(353B、353D)の前記リブ(354)と共通平面内に位置する、フィルタインサートにおいて、前記濾過手段(351)は、プリーツ状の好ましくは複数層のフィルタファブリック又はフィルタクロスからなり、前記リブ(354)の各々がリブフロントを用いてそれぞれのプリーティングフォールド(351’)のうちの1つ内に嵌合することを特徴とする、フィルタインサート。
  23. 第1のアパーチャの又は第2のアパーチャの、異なるグループの複数のアパーチャ(353)が各プリーティングフォールド(351’)に割り当てられること、及び/又は、各リブ(354)の前記リブフロント(385)が1つのプリーティングフォールドのフォールド基部まで延在することを特徴とする、請求項22に記載のフィルタインサート。
  24. 全ての前記リブ(354)が半径方向に延在し、好ましくは半径方向平面に対して対称に形成されること、及び/又は、各リブ(354)の前記リブフロント(385)がその自由なフロント端(386)に向けて先細りになったリブ先端として設計され、好ましくは前記フロント端(396)は丸みを帯びていることを特徴とする、請求項22又は請求項23に記載のフィルタインサート。
  25. 前記支持ケージ(52;352)はモジュール式構成であり、複数の互いに同一の環状リブ付き要素(93;393)を有し、前記環状リブ付き要素(93;393)は2つの端カバー(91;391)の間に囲まれ、各リブ付き要素(93;393)は少なくとも1つのベースリング(94;394)を有し、前記ベースリング(94;394)上には互いに相対的に円周方向でずれた様態で配置された複数のリブ(54;354)が一体形成され、前記支持ケージ(52;352)は好ましくは偶数個のリブ付き要素(93;393)を有し、かつ/又は、2つのリブ付き要素(93;393)がいずれの場合にもリブ付き要素ペアを形成し、これらは前記端カバーの間で、それらのベースリングが互いに当接した状態で締め付けられることを特徴とする、請求項20〜請求項24のいずれか一項に記載のフィルタインサート。
  26. 前記リブ(54)は、前記ベースリング(94)のフロント側に形成され、半径方向線に対して傾斜して伸び、いくつかのペアのリブ付き要素(93)が端カバーの間に配置され、中間リング(92)が各ペアのリブ付き要素の間に配置され、好ましくは、リブ要素の各リブが、それらの自由なリブ端において、前記端カバー又は中間リング内のロッキング穴(98、99)とインターロックするための一体形成されたロッキングピン(97)を備えることを特徴とする、請求項25に記載のフィルタインサート。
  27. リブ付き要素(393)の前記リブ(354)は、それらの自由なリブ端において、一体形成されたロッキングピン(397)又はロッキング穴(398、399)を交互に備え、ベースリング(394)は、一方の面(381)上に、ロッキングピン(382)及びロッキング穴(383)を交互に備え、組み立てられた状態においてそれらは相互作用し、前記リブ(354)のリブフロントは前記ベースリング(394)の半径方向外側に延在することを特徴とする、請求項24又は請求項25に記載のフィルタインサート。
  28. 前記リブ(354)のリブフロントはベースリング(394)の半径方向外側に延在し、前記リブフロントは、前記ベースリング(394)のフロント側を超えて両側上で上及び下に突出し、前記リブフロントは好ましくは、ロッキング穴を備える前記ベースリングの前記フロント側の外側に突出し、突出は前記ベースリングの厚さに対応することを特徴とする、請求項24、請求項25、又は請求項27のいずれか一項に記載のフィルタインサート。
  29. 端カバーはアンカー棒を用いて互いに接続され、前記支持ケージ、及び前記支持ケージと支持ケーシングとの間に配置される前記濾過手段は囲まれ、好ましくは前記濾過手段はプリーツ状の濾過手段からなることを特徴とする、請求項25〜請求項28のいずれか一項に記載のフィルタインサート。
JP2016518627A 2013-06-11 2014-06-11 逆洗フィルタ及びそのためのフィルタインサート Active JP6534383B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE202013102503.8U DE202013102503U1 (de) 2013-06-11 2013-06-11 Rückspülfilter und Filtereinsatz hierfür
DE202013102503.8 2013-06-11
PCT/IB2014/062142 WO2014199321A1 (de) 2013-06-11 2014-06-11 Rückspülfilter und filtereinsatz hierfür

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016520428A true JP2016520428A (ja) 2016-07-14
JP6534383B2 JP6534383B2 (ja) 2019-06-26

Family

ID=51224977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016518627A Active JP6534383B2 (ja) 2013-06-11 2014-06-11 逆洗フィルタ及びそのためのフィルタインサート

Country Status (8)

Country Link
US (1) US10035085B2 (ja)
EP (1) EP3007796B1 (ja)
JP (1) JP6534383B2 (ja)
KR (1) KR102246096B1 (ja)
CN (1) CN105431215B (ja)
DE (1) DE202013102503U1 (ja)
DK (1) DK3007796T3 (ja)
WO (1) WO2014199321A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190058484A (ko) * 2016-10-12 2019-05-29 하이댁 프로세스 테크놀로지 게엠바하 필터 디바이스

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202014104200U1 (de) * 2014-06-11 2015-09-14 Boll & Kirch Filterbau Gmbh Rückspülfilter und Filtereinsatz hierfür
DE102017002646A1 (de) * 2017-03-18 2018-09-20 Hydac Process Technology Gmbh Filtervorrichtung
CN107754420B (zh) * 2017-09-26 2023-04-28 杭州水享智能科技集团有限公司 一种新型前置过滤器
US10960335B2 (en) * 2018-10-24 2021-03-30 Pall Corporation Support and drainage material, filter, and method of use
DE102019003932A1 (de) * 2019-06-04 2020-12-10 Hydac Process Technology Gmbh Filtervorrichtung
KR102183820B1 (ko) * 2020-03-10 2020-11-30 주식회사 그레넥스 섬유상 여과기의 역세정 흡입장치
CN111495039B (zh) * 2020-03-31 2021-08-10 浙江伟星净水科技有限公司 一种水力驱动自动换向喷洗机构
US11896989B2 (en) * 2020-08-26 2024-02-13 Deere & Company Work vehicle sprayer system and method with self-cleaning filter apparatus
US12083543B2 (en) 2020-08-26 2024-09-10 Deere & Company Work vehicle sprayer system and method with switching nozzle apparatus
KR102522695B1 (ko) * 2023-01-10 2023-04-17 주식회사 타 셋 협잡물 세척효율이 향상된 절곡형 드럼스크린
CN118253195B (zh) * 2024-05-30 2024-08-20 河南永新科技有限公司 一种加氢催化剂回收过滤器、在环己醇制备工艺中的应用

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS474136Y1 (ja) * 1970-05-18 1972-02-14
JPS59145010A (ja) * 1982-09-25 1984-08-20 ボル・ウント・キルヒ・フイルテルバオ・ゲ−エムベ−ハ− 逆流洗浄フイルタ
JP2008507391A (ja) * 2004-07-21 2008-03-13 アミアド フィルトレーション システムズ (1997)リミテッド フィルタ洗浄ヘッド
WO2012104746A1 (en) * 2011-02-04 2012-08-09 Boll & Kirch Filterbau Gmbh Reversible-flow filter with scavenging device

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2275958A (en) * 1939-03-17 1942-03-10 Eugene A Hagel Fluid strainer
IL55622A0 (en) * 1978-09-22 1978-12-17 Drori Mordeki Backflushing fluid filter
US5858231A (en) * 1987-02-10 1999-01-12 Drori; Mordeki Filter apparatus
US4906353A (en) * 1987-11-27 1990-03-06 Mobil Oil Corp. Dual mode hydrocarbon conversion process
US5733464A (en) * 1995-10-04 1998-03-31 Clearwater Fish & Pond Supply, Inc. Method and apparatus for the mechanical filtration of pond water
US5848231A (en) * 1996-02-12 1998-12-08 Teitelbaum; Neil System configuration contingent upon secure input
CN1192812C (zh) * 2003-03-13 2005-03-16 浙江德安新技术发展有限公司 具有反冲功能的过滤器
DE202005019664U1 (de) * 2005-12-14 2007-02-01 Boll & Kirch Filterbau Gmbh Rückspülfilter
SG174635A1 (en) * 2010-03-08 2011-10-28 Aalborg Ind Water Treat Pte Ltd Self-cleaning filter module
CN202146661U (zh) * 2011-07-01 2012-02-22 南通海狮船舶机械有限公司 全自动反冲洗水滤器
CN202237508U (zh) * 2011-08-01 2012-05-30 王东明 差压节能自动除污器
US20140021126A1 (en) * 2012-07-18 2014-01-23 Dan Lin Reversible backwashing self-cleaning filter
US20140237763A1 (en) * 2012-11-06 2014-08-28 Stuart V. Holsten Backflush Filter Cleaning System and Method of Use
DE102013107357A1 (de) * 2013-07-11 2015-01-15 L'Air Liquide, Société Anonyme pour l'Etude et l'Exploitation des Procédés Georges Claude Flüssigkeitswiederverteiler
US10456717B2 (en) * 2013-11-04 2019-10-29 Yitzhak Orlans Disc filter including disc cleaning assembly
DE202014104200U1 (de) * 2014-06-11 2015-09-14 Boll & Kirch Filterbau Gmbh Rückspülfilter und Filtereinsatz hierfür

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS474136Y1 (ja) * 1970-05-18 1972-02-14
JPS59145010A (ja) * 1982-09-25 1984-08-20 ボル・ウント・キルヒ・フイルテルバオ・ゲ−エムベ−ハ− 逆流洗浄フイルタ
JP2008507391A (ja) * 2004-07-21 2008-03-13 アミアド フィルトレーション システムズ (1997)リミテッド フィルタ洗浄ヘッド
WO2012104746A1 (en) * 2011-02-04 2012-08-09 Boll & Kirch Filterbau Gmbh Reversible-flow filter with scavenging device

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190058484A (ko) * 2016-10-12 2019-05-29 하이댁 프로세스 테크놀로지 게엠바하 필터 디바이스
JP2019536610A (ja) * 2016-10-12 2019-12-19 ハイダック プロセス テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング フィルタ装置
JP2020508863A (ja) * 2016-10-12 2020-03-26 ハイダック プロセス テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング フィルタ装置
JP7146790B2 (ja) 2016-10-12 2022-10-04 ハイダック プロセス テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング フィルタ装置
KR102537640B1 (ko) 2016-10-12 2023-05-31 하이댁 프로세스 테크놀로지 게엠바하 필터 디바이스

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014199321A1 (de) 2014-12-18
EP3007796A1 (de) 2016-04-20
US20160151726A1 (en) 2016-06-02
US10035085B2 (en) 2018-07-31
DE202013102503U1 (de) 2014-09-12
KR20160020448A (ko) 2016-02-23
CN105431215A (zh) 2016-03-23
KR102246096B1 (ko) 2021-04-30
CN105431215B (zh) 2017-06-16
JP6534383B2 (ja) 2019-06-26
EP3007796B1 (de) 2019-09-04
DK3007796T3 (da) 2019-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016520428A (ja) 逆洗フィルタ及びそのためのフィルタインサート
JP6773564B2 (ja) 逆洗フィルタ及びそのためのフィルタインサート
JP7146790B2 (ja) フィルタ装置
EP2670506B1 (en) Reversible-flow filter with scavenging device
US10981092B2 (en) Filter device
KR20020029938A (ko) 여과 장치
BR112015007399B1 (pt) Unidade de filtragem e método para limpar uma unidade de filtragem
KR102674367B1 (ko) 필터 장치
KR20220044358A (ko) 개선된 커버 조립체를 갖는 여과 유닛
KR20220016804A (ko) 필터 장치
JP5840392B2 (ja) 切替弁とポンプシステム
ITPD940082A1 (it) Filtro per fluidi.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190528

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6534383

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250