JP2016518039A - X2−ゲートウェイを用いたトランスポートネットワーク層アドレス発見 - Google Patents

X2−ゲートウェイを用いたトランスポートネットワーク層アドレス発見 Download PDF

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Abstract

ゲートウェイと、複数の基地局と、移動デバイスとを備える通信システムが開示される。ゲートウェイは、基地局ごとのアドレスデータを、その基地局によって運用されるそれぞれのセルを識別する情報とマッピングする情報を保持する。基地局は、近傍基地局によって運用されるセルを識別する情報を取得し、この情報をゲートウェイ装置に提供する。ゲートウェイは、保持される情報から、近傍基地局によって運用されるセルを識別する情報に基づいて、近傍基地局のアドレスデータを取得する。ゲートウェイは、アドレスデータを含むメッセージを生成し、基地局に送信する。基地局はメッセージを受信し、アドレスデータを用いて近傍基地局との接続を確立する。

Description

本発明は、移動通信デバイス又は固定通信デバイスに通信サービスを提供するための通信システム及びその通信システムの構成要素に関する。本発明は、限定ではないが特に、関連する第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)規格文書において現在規定されているようなロングタームエボリューション(LTE)アドバンストシステムにおいて基地局によって用いられているトランスポートネットワーク層(TNL)アドレスの発見に関する。
セルラー通信ネットワークにおいて、ユーザー機器(UE)(移動電話、移動デバイス、移動端末等)は、基地局を介して他のユーザー機器及び/又は遠隔サーバーと通信することができる。LTEシステムは、発展型ユニバーサル陸上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)と、発展型パケットコア(EPC)ネットワーク(又は単に「コアネットワーク」)とを含む。E−UTRANは、ユーザープレーン(例えば、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)、無線リンク制御(RLC)、媒体アクセス制御(MAC)及び物理(PHY)層)及び制御プレーン(例えば、無線リソース制御(RRC))の双方のプロトコル終端をUEに向けて提供する複数の基地局(「eNB」)を含む。
移動デバイスにシームレスな接続性を提供するために、基地局は、自身の近傍基地局のリストを有して構成され、それによって移動デバイスは、必要な場合(例えば、移動デバイスのモビリティ及び/又は信号条件の変化及び/又は負荷バランシング等に起因する)、他の基地局によって運用されるセルのうちの1つにハンドオーバーすることができる。したがって、各基地局は、中でも、各(既知の)近傍基地局によって運用されるセルの識別子、各近傍基地局に関連付けられた一意の識別子(例えば、eNB Id)、及び各近傍基地局に関連付けられたそれぞれのトランスポートネットワーク層(TNL)アドレスを含む、自身の近傍(neighbours:近傍基地局)に関する情報を記憶することが必要とされる。TNLアドレスは、各近傍基地局対間に提供される、いわゆるX2インターフェースを介する基地局間の通信を容易にする。X2インターフェースは、基地局間でデータを送信するのにストリーム制御伝送プロトコル(SCTP)を用いる。
各基地局は、3GPP TS36.300のセクション22.3.6において規定されている、いわゆるTNLアドレス発見手順に従うことによって、別の基地局に関連付けられたTNLアドレスを得ることができる。この文献の内容は引用することにより本明細書の一部をなす。要約すれば、特定の基地局は、「候補」近傍基地局を発見する度に、コアネットワーク内のいわゆるモビリティ管理エンティティ(MME)に、S1インターフェース(各基地局とコアネットワークとの間に提供される)を介して2つの基地局間で構成情報を転送するように要求することができる。基地局のうちの1つの構成の変更がある度に、及び/又は基地局又はセルがネットワークに追加(又はネットワークから除去)される度にこの手順に従う必要があり、それによって、そのようなセルの付近にある移動デバイスのハンドオーバー問題(例えば、結果として接続が失われる可能性があるハンドオーバーターゲットセルの誤選択)を防止する。従来の(マクロ)基地局は常時オンモードにおいて動作し、それらの構成は頻繁に変化しないので、この手順はコアネットワーク要素及びeNBとMMEとの間のS1インターフェースに対し不要な負荷を生じさせない。
3GPP規格本文は、ホーム基地局(「HNB」)のための公式アーキテクチャ及び規定された規格を採用している。ホーム基地局がLTE規格に従って動作している場合、そのホーム基地局はHeNBと呼ばれることがある。WiMAXネットワークでも、同様のアーキテクチャが適用される。この場合、ホーム基地局は一般的にフェムトセルと呼ばれる。簡単にするために、本出願は、任意のそのようなホーム基地局を指すためにHeNBという用語を使用し、他の基地局(HeNBが動作するマクロセルの基地局等)を指すためにeNBという用語を包括的に使用する。HeNBは、家、中小企業環境、及び/又は公共の場(ショッピングモール等)内の1つ又は複数のセルを介して無線カバレッジ(例えば、3G/4G/WiMAX)を提供することがきる。HeNBは、適切な公衆ネットワーク(例えば、インターネットへのADSLリンク)又は事業者ネットワークを介して、そして3GPP標準規格の場合には、通常幾つかのHeNBからのトラフィックを統合する、いわゆるスモールセルゲートウェイ(例えば、いわゆるHNB−GWの機能を含む)を介してコアネットワークに接続する。
ネットワーク事業者は、HeNB展開に起因して複数の課題に直面している。例えば、HeNBは通常、ネットワーク事業者ではなく顧客の動作制御下にある。eNBとは異なり、ホーム基地局は、頻繁に電源を(例えば、エネルギー節減の理由から正常に及び/又は任意の他の理由から突然)オン及びオフにされる場合があり、近傍にある(ホーム)基地局に頻繁な構成変更(すなわち、これらのホーム基地局によって運用されるセル(複数の場合もある)の追加/除去及び/又は対応するX2接続の更新)を引き起こす場合がある。最悪の場合のシナリオでは、電源オン/オフサイクルの後、HeNBのTNLアドレスが変わる場合がある(アドレスの割り振りは別のプロバイダー、例えばインターネットサービスプロバイダー、すなわちISPの役割である場合があるため)。このため、全てのHeNBは、例えば、通常のホーム環境においてアクティブになる朝/夕方に、自身の各近傍の発見時にTNLアドレス発見プロセスをトリガーする。これらの近傍は以前と同じ近傍である可能性が最も高い。各HeNBは僅かな数の近傍しか発見しないが、国家レベルでは、独自のHeNBを運用している世帯数に応じて、数百万個程度になり得る。
HeNBが多数であることから生じる別の課題は、各基地局(すなわち、eNB/HeNB)が多数のX2接続(すなわち、自身の各近傍eNBs/HeNBとのX2接続)を維持する必要があることである。eNBにおいて維持されるX2接続数を低減するために、eNBと所定のHeNBのグループとの間にいわゆるX2−ゲートウェイ(X2−GW)エンティティ(スモールセルゲートウェイの一部をなすこともできるし、スモールセルゲートウェイと別個にすることもできる)を設けることができる。特に、X2−GWは、eNBが、同じくそのX2−GWと接続された複数のHeNBのそれぞれについて、X2−GWと単一のX2接続を確立することを可能にする。この場合、ネットワークに現在展開されている(又はオンにされている)HeNBの数が、eNBとX2−GWとの間のX2接続の再構成を必要とすることなく変化することができ、このため、MMEとのシグナリング量が低減する。HeNBがオンにされ及び/又は再構成される度に、HeNBは自身の関連付けられたX2−GWにコンタクトし、X2−GWは同じくこのX2−GWに接続されている任意のeNBへのアクセスを、(そのeNBと直接X2接続を確立する場合のように)MMEにコンタクトする必要なく提供することができる。2つのタイプのX2−GWが存在し、第1のタイプは「フルプロキシ」ゲートウェイ(非UEトラフィックを終端し、(H)eNBアドレス間のX2アソシエーションを記憶するゲートウェイ)であり、他方のタイプは「ルーティングプロキシ」ゲートウェイ(2つのエンドポイント間のシグナリングメッセージのみを、それらのメッセージ自体の中に示されているアドレスに基づいてルーティングし、それらの間のアソシエーションは一切保持しないゲートウェイ)である。
他の重要なトラフィックのための十分な帯域幅及び処理時間の利用可能性を確保するために、CNへのシグナリングトラフィックを最小限にする必要がある。一方、X2−GWが用いられる場合であっても、少なくとも以下の理由から、TNLアドレス発見を完全に回避することはできない。
・X2セットアップ前に、2つのピア、すなわち、ソース(H)eNBとターゲット(H)eNBとの間のSCTPアソシエーションが存在する必要がある。
・SCTPアソシエーションについて、ソース(及び/又はプロキシとして動作するX2−GW)がターゲットのTNLアドレスを知らなくてはならない。
・ソース(H)eNBが、ターゲット(H)eNBのTNLアドレスを得るために現在TNLアドレス発見手順を用いている。
・これには、ソースがSl−MMEインターフェース上で「eNB構成転送」メッセージを送信し、応答を待つことが必要である。
・MMEへのトラフィックは、コアネットワークにトラフィックをシグナリングすることを意味し、これは、ネットワークにおいて非常に多数のHeNBが設けられる場合があること、及びそれらが電源オン/オフサイクルを用いる傾向にあることを前提として制御不良である場合、飽和が生じる可能性がある。
さらに、X2−GWの導入により、1つではなく2つのTNLアドレス、すなわちピア(H)eNBのアドレスに加えてX2−GWのアドレスを発見する必要がある。
したがって、現在のシステムでは、HeNBの頻繁な構成変更及びTNLアドレス発見手順に関連する、コアネットワークエンティティに向けた大きなシグナリング負荷が存在し得ることがわかる。
当業者の理解の効率のために、本発明はLTEシステムとの関連で詳細に説明されるが、本発明の原理は他のシステム(WiMAX等)にも適用することができ、(ホーム)基地局は、必要に応じて変更されたそのシステムの対応する要素とシグナリングゲートウェイを介して通信する。
したがって本発明の好ましい実施形態は、上記の問題を克服するか又は少なくとも軽減する方法及び装置を提供することを目的とする。
1つの態様では、本発明は、ゲートウェイ装置と、複数の基地局と、該複数の基地局のうちの少なくとも1つと通信するように動作可能な移動デバイスとを備えるシステムを提供する。前記ゲートウェイ装置は、前記複数の基地局のそれぞれの基地局のアドレスデータを、前記複数の基地局のうちのその基地局によって運用されるそれぞれのセルを識別する情報とマッピングする情報を保持する手段を備える。前記少なくとも1つの基地局は、近傍基地局によって運用されるセルを識別する情報を取得する手段と、前記情報を前記ゲートウェイ装置に提供する手段とを備える。前記ゲートウェイ装置は、前記基地局から、前記近傍基地局によって運用される前記セルを識別する前記情報を受信する手段と、前記保持される情報から、前記近傍基地局によって運用される前記セルを識別する前記情報に基づいて、前記セルを運用する前記近傍基地局のアドレスデータを取得する手段と、前記アドレスデータを含むメッセージを生成する手段と、前記少なくとも1つの基地局に、前記アドレスデータを含む前記メッセージを送信する手段とを更に備える。前記少なくとも1つの基地局は、前記ゲートウェイ装置に提供される前記情報に応答して、前記ゲートウェイ装置から、前記ゲートウェイ装置によって生成される前記メッセージを受信する手段であって、該メッセージは、前記セルを運用する前記近傍基地局のアドレスデータを含む、手段と、前記アドレスデータを用いて前記近傍基地局との接続を確立する手段とを更に備える。
本発明は、複数の基地局を備える通信システムにおけるゲートウェイ装置であって、
前記複数の基地局のそれぞれの基地局のアドレスデータを、前記複数の基地局のうちのその基地局によって運用されるそれぞれのセルを識別する情報とマッピングする情報を保持する手段と、前記基地局から、前記近傍基地局によって運用される前記セルを識別する前記情報を受信する手段と、前記保持される情報から、前記近傍基地局によって運用される前記セルを識別する前記情報に基づいて、前記セルを運用する前記近傍基地局のアドレスデータを取得する手段と、前記アドレスデータを含むメッセージを生成する手段と、前記少なくとも1つの基地局に、前記アドレスデータを含む前記メッセージを送信する手段とを備える、複数の基地局を備える通信システムにおけるゲートウェイ装置も提供する。
前記保持される情報は、前記複数の基地局のそれぞれの基地局のアドレスデータと、前記複数の基地局のそれぞれの基地局によって運用される少なくとも1つのそれぞれのセルとの間のそれぞれの関係を特定するデータを含むことができる。
前記ゲートウェイ装置は、第1の通信プロトコルを用いて前記複数の基地局のうちの少なくとも1つの基地局とのアソシエーションを作成する手段を更に備えることができる。前記ゲートウェイ装置は、第1の通信プロトコルを介して、第2の通信プロトコルを用いる前記少なくとも1つの基地局を登録する手段を更に備えることができる。この場合、前記第1の通信プロトコルはストリーム制御送信プロトコル(SCTP)とすることができ、前記第2の通信プロトコルはX2プロトコルとすることができる。
前記受信する手段は、前記基地局から少なくとも1つのメッセージを受信するように動作可能とすることができる。この場合、前記少なくとも1つのメッセージは、登録要求(例えば、「X2登録要求」)又は近傍通知メッセージ(例えば、「X2近傍通知」メッセージ)を含むことができる。前記近傍基地局によって運用される前記セルを識別する前記情報は、前記少なくとも1つのメッセージ内の少なくとも1つの情報要素に含むことができる。前記セルを識別する前記情報はE−UTRANセルグローバル識別子(ECGI)を含むことができ、前記アドレスデータはトランスポートネットワーク層(TNL)アドレスを含むことができる。
前記生成する手段は、前記基地局と前記近傍基地局との間で、直接接続、又は、前記ゲートウェイを介するか若しくは異なるゲートウェイを介する間接接続が確立されることを示すメッセージを生成するように動作可能とすることができる。前記取得する手段は、前記セルを運用する前記近傍基地局のアドレスデータが保持されていない場合、前記基地局がフォールバックメカニズム(例えば、自動近傍関係(ANR)メカニズム)を用いて前記アドレスデータを取得するのを支援する指示を取得するように動作可能とすることができる。
前記ゲートウェイ装置は、前記保持される情報を維持する手段を更に備えることができる。
前記ゲートウェイ装置は、X2プロトコルゲートウェイを備えることができる。
別の態様では、本発明は、複数の基地局と、ゲートウェイ装置とを備える通信システムにおいて用いる基地局であって、近傍基地局によって運用されるセルを識別する情報を取得する手段と、前記情報を前記ゲートウェイ装置に提供する手段と、前記ゲートウェイ装置に提供される前記情報に応答して、前記ゲートウェイ装置から、前記ゲートウェイ装置によって生成されるメッセージを受信する手段であって、該メッセージは、前記セルを運用する前記近傍基地局のアドレスデータを含む、手段と、前記アドレスデータを用いて前記近傍基地局との接続を確立する手段とを備える、複数の基地局と、ゲートウェイ装置とを備える通信システムにおいて用いる基地局を提供する。
前記確立する手段は、コアネットワークとコンタクトすることなく前記接続を確立するように動作可能とすることができる。
前記取得する手段は、前記近傍基地局によって運用される前記セルを発見するように動作可能とすることができ、前記提供する手段は、前記取得する手段が前記近傍基地局によって運用される前記セルを発見するのに応じて、前記通知を提供するように動作可能である。前記取得する手段は、移動デバイスと通信することによって、前記近傍基地局によって運用される前記セルを発見するように更に動作可能とすることができる。例えば、前記取得する手段は、自動近傍関係(ANR)機能を用いて、前記近傍基地局によって運用される前記セルを発見するように動作可能とすることができる。
前記提供する手段は、前記ゲートウェイ装置に少なくとも1つのメッセージを送信するように動作可能とすることができる。この場合、前記少なくとも1つのメッセージは、登録要求(例えば、「X2登録要求」)又は近傍通知メッセージ(例えば、「X2近傍通知」メッセージ)を含むことができる。前記近傍基地局によって運用される前記セルを識別する前記情報は、前記少なくとも1つのメッセージ内の少なくとも1つの情報要素に含むことができる。前記セルを識別する情報はE−UTRANセルグローバル識別子(ECGI)を含むことができ、前記アドレスデータはトランスポートネットワーク層(TNL)アドレスを含むことができる。
前記基地局は、第1の通信プロトコルを用いて前記ゲートウェイ装置とのアソシエーションを作成する手段を更に備えることができる。前記基地局は、第1の通信プロトコルを介して、第2の通信プロトコルを用いる前記ゲートウェイ装置に登録する手段を更に備えることができる。この場合、前記第1の通信プロトコルはストリーム制御送信プロトコル(SCTP)とすることができ、前記第2の通信プロトコルはX2プロトコルとすることができる。
前記登録する手段は、前記基地局を複数のゲートウェイ装置に登録するように動作可能とすることができる。この場合、前記提供する手段は、前記情報を前記複数のゲートウェイ装置に提供するように動作可能とすることができ、前記確立する手段は、前記アドレスデータを提供した前記ゲートウェイ装置を介して前記アドレスデータを用いて前記近傍基地局との接続を確立するように動作可能とすることができる。前記登録する手段は、前記ゲートウェイ装置に、前記基地局の無線ネットワーク層(RNL)識別番号と、前記基地局のトランスポートネットワーク層(TNL)アドレスとを提供するように動作可能とすることができる。前記近傍基地局の前記アドレスデータは、TNLアドレスを含むことができる。
前記基地局は、ロングタームエボリューション(LTE)規格に従って動作するマクロ基地局又はホーム基地局とすることができる。
前記基地局は、前記ゲートウェイ装置によって生成される前記メッセージから、前記近傍基地局との前記接続を直接確立するか、又は前記ゲートウェイ装置を介して若しくは異なるゲートウェイ装置を介して間接的に確立するかを特定する手段を更に備えることができる。前記ゲートウェイ装置から受信される前記メッセージは、前記基地局がフォールバックメカニズム、例えば、自動近傍関係(ANR)メカニズムを用いて前記アドレスデータを取得するのを支援する指示を含むことができる。
別の態様では、本発明は、複数の基地局を備える通信システムにおけるゲートウェイ装置であって、メモリと、プロセッサと、送受信機回路とを備え、前記メモリは、前記複数の基地局のうちのそれぞれの基地局のアドレスデータを、前記複数の基地局のうちのその基地局によって運用されるそれぞれのセルを識別する情報とマッピングする情報を保持するように構成され、前記送受信機回路は、前記基地局から、近傍基地局によって運用されるセルを識別する情報を受信するように構成され、前記プロセッサは、i)前記メモリ内に保持される前記情報から、前記近傍基地局によって運用される前記セルを識別する前記情報に基づいて、前記セルを運用する前記近傍基地局のアドレスデータを取得し、ii)前記アドレスデータを含むメッセージを生成する、ように構成され、前記送受信機回路は、前記少なくとも1つの基地局に、前記アドレスデータを含む前記メッセージを送信するように構成される、複数の基地局を備える通信システムにおけるゲートウェイ装置を提供する。
更に別の態様では、本発明は、複数の基地局と、ゲートウェイ装置とを備える通信システムにおいて用いる基地局であって、プロセッサと、送受信機回路とを備え、前記プロセッサは、近傍基地局によって運用されるセルを識別する情報を取得するように構成され、前記送受信機回路は、i)前記情報を前記ゲートウェイ装置に提供し、ii)前記ゲートウェイ装置に提供される前記情報に応答して、前記ゲートウェイ装置から、前記ゲートウェイ装置によって生成されるメッセージを受信し、なお該メッセージは、前記セルを運用する前記近傍基地局のアドレスデータを含み、iii)前記アドレスデータを用いて前記近傍基地局との接続を確立する、ように構成される、複数の基地局と、ゲートウェイ装置とを備える通信システムにおいて用いる基地局を提供する。
本発明は、上述した通信システムとともに用いる移動デバイスも提供する。
別の態様では、本発明は、ゲートウェイ装置によって実行される方法であって、複数の基地局のうちのそれぞれの基地局のアドレスデータを、前記複数の基地局のうちのそれぞれの基地局によって運用されるそれぞれのセルを識別する情報とマッピングする情報を保持することと、前記基地局から、近傍基地局によって運用されるセルを識別する情報を受信することと、前記保持される情報から、前記近傍基地局によって運用される前記セルを識別する前記情報に基づいて、前記セルを運用する前記近傍基地局のアドレスデータを取得することと、前記アドレスデータを含むメッセージを生成することと、前記少なくとも1つの基地局に、前記アドレスデータを含む前記メッセージを送信することとを含む、ゲートウェイ装置によって実行される方法を提供する。
更に別の態様では、本発明は、複数の基地局と、ゲートウェイ装置とを備える通信システムにおいて基地局によって実行される方法であって、近傍基地局によって運用されるセルを識別する情報を取得することと、前記情報を前記ゲートウェイ装置に提供することと、前記通知に応答して、前記ゲートウェイ装置から、前記ゲートウェイ装置によって生成されるメッセージを受信することであって、該メッセージは、前記セルを運用する前記近傍基地局のアドレスデータを含むことと、前記アドレスデータを用いて前記近傍基地局との接続を確立することとを含む、複数の基地局と、ゲートウェイ装置とを備える通信システムにおいて基地局によって実行される方法を提供する。
本発明の態様は、上記で示した、又は特許請求の範囲において記載される態様及び可能な形態において記述されるような方法を実行するようにプログラマブルプロセッサをプログラムするように、及び/又は特許請求の範囲のいずれかの請求項において記載される装置を提供するように適切に構成されたコンピューターをプログラムするように動作可能である、その上に記憶された命令を有するコンピューター可読記憶媒体のようなコンピュータープログラム製品にまで及ぶ。
次に、本発明の実施形態を、単に例として、添付の図面を参照しながら説明する。
本発明を適用可能なタイプの移動電気通信システムを概略的に示す図である。 図1に示すシステムの一部を形成する基地局の主要構成要素を示すブロック図である。 図1に示すシステムの一部を形成するホーム基地局の主要構成要素を示すブロック図である。 図1に示すシステムの一部を形成するゲートウェイの主要構成要素を示すブロック図である。 本発明の一実施形態を実行する間に図1の移動電気通信システムの構成要素によって実行される方法を示す例示的なタイミング図である。 本発明の一実施形態を実行する間に図1の移動電気通信システムのコンポーネントによって実行される方法を示す例示的なタイミング図である。
概観
図1は、基地局5(eNB)のマクロセル及び/又は複数のホーム基地局7(HeNB)のホームセルを介してサービングされる移動電話3(又は他の互換性のあるユーザー機器)を備える移動(セルラー)電気通信システム1を概略的に示している。電気通信システム1は、コアネットワーク9も備える。
基地局5及びホーム基地局7はそれぞれ、S1インターフェースを介してコアネットワーク9に接続される。コアネットワーク9は、中でも、モビリティ管理エンティティ(MME)11を備える。また、基地局5及びホーム基地局7は、いわゆるX2インターフェースを介して互いに接続される。X2インターフェースは通常、(ホーム)基地局の各対間に直接設けられる。しかしながら、この実施形態では、基地局5とホーム基地局7との間にX2ゲートウェイ(X2−GW)13エンティティが設けられる。X2−GW13は、例えばMME11に向けたインターフェースを介してコアネットワーク9にも接続される。
当業者には理解されるように、各eNB5/HeNB7は1つ又は複数のセルを運用し、それらのセルにおいてeNB5/HeNB7と移動電話3との間の通信を行うことができる。移動電話3のユーザーは、eNB5/HeNB7及びコアネットワーク9を介して他のユーザー及び/又は遠隔サーバーと通信することができる。当業者であれば、図1には説明の目的で1つの移動電話3、1つの基地局5及び3つのホーム基地局7−1、7−2及び7−3が示されているが、システムは実装時に通常、他の移動電話及び(ホーム)基地局を含むことを理解するであろう。
この実施形態では、X2−GW13は、自身のドメインにおいて、各基地局(すなわち、eNB5及びHeNB7)とのSCTPアソシエーションを、基地局5及び7ごとの関連付けられたTNLアドレスを用いて維持するように構成される。例えば、X2−GW13とのSCTPアソシエーションは、不揮発性メモリに記憶された、事前構成されたTNLアドレス情報(X2−GW13に関する)に基づいて、eNB5/HeNB7によって開始することができる。それらの間のSCTPアソシエーションを用いて、各アクティブな(H)eNBは、独自の無線ネットワーク層識別子(RNL ID)を用いてX2−GW13に登録する。有利には、各HeNB7はX2−GW13のアドレスを不揮発性メモリに記憶し、したがって、HeNB7の電源オンに続いて、その開始手順の一部としてX2−GW13に登録することができる。同様に、eNB5も、少なくとも初めにはX2−GW13に登録することができる(マクロ基地局はその通常動作の進行中に電源を再びオフ及びオンにすることを予期されていないため)。X2−GW13は、このX2−GW13に登録する各基地局に関連付けられたRNL識別番号及びTNLアドレス間の関係を示すマッピングテーブルを維持する。
X2−GW13が(例えば、登録中又は後続の通信において)、登録された基地局のうちの任意の基地局から、新たに発見された近傍の指示(例えば、近傍のセルの識別子)を受信する場合、X2−GW13は、自身のマッピングテーブルにおいて近傍の対応するエントリーをルックアップし、それらの関連付けられたTNLアドレス(入手可能である場合)を検索する。関連付けられたTNLアドレスを発見することができた場合、X2−GW13は指示に応答し、示された各近傍のそれぞれのTNLアドレスを応答に含める。
有利には、eNB5及びHeNB7は、X2−GW13から取得したTNLアドレスを用いて互いにX2接続を確立することができ、TNLアドレスを発見するためにコアネットワーク9と通信する必要がない。
他方で、X2−GW13は、関連付けられたTNLアドレスを自身のマッピングテーブル内で発見することができない場合、この近傍を発見した基地局に、対応するTNLアドレスを発見することができないことを示すことによって応答する。有利には、そのように示すことによって、基地局は、従来のTNL発見メカニズム(すなわちMME11が関与する)を用いるか、又は異なるX2−GWからTNLアドレスを取得することが可能になる。この状況は、例えば、発見された近傍が以下の条件、すなわち、i)近傍がRel−12前のHeNBであり、このためX2−GW13に準拠していない、ii)近傍が、いかなるX2−GWとも協働するように構成されていないRel−12のHeNB/Rel−12後のHeNBである、及びiii)近傍がこのX2−GW13に登録するように構成されていない(ただし異なるX2−GWに登録するように構成されている場合がある)、のうちの少なくとも1つを満たすときに生じ得る。
基地局
図2は、図1に示す基地局(eNB)5のうちの1つの基地局(eNB)5の主要構成要素を示すブロック図である。示すように、eNB5は送受信機回路51を備え、この送受信機回路51は、少なくとも1つのアンテナ53を介して移動電話3との間で信号を送受信するように動作可能であり、別の基地局5、HeNB7、X2−GW13及びMME11との間で、ネットワークインターフェース55を介して信号を送受信するように動作可能である。送受信機回路51の動作は、メモリ59内に記憶されるソフトウェアに従ってコントローラー57によって制御される。ソフトウェアは、中でも、オペレーティングシステム61と、通信制御モジュール63と、X2ゲートウェイ通知モジュール65と、近傍発見モジュール67と、SCTPアソシエーションモジュール69とを含む。
通信制御モジュール63は、基地局5と、移動電話3、他の基地局、モビリティ管理エンティティ11及び/又はX2ゲートウェイ13等の他のエンティティとの間の接続を制御するための制御信号を処理(例えば、生成、送信及び受信)するように動作可能である。
X2ゲートウェイ通知モジュール65は、近傍発見モジュール67によって発見された任意の近傍セルについてX2−GW13に通知するように動作可能である。また、X2ゲートウェイ通知モジュール65は、関連する3GPP規格に従って動作するセルのE−UTRANセルグローバル識別子(ECGI)等の、適切な一意の識別子によって任意の発見されたセルを識別するように動作可能である。
近傍発見モジュール67は、基地局5付近の近傍を発見するために、基地局5の近隣を(データを一切送信することなく)走査するように動作可能である。また、近傍発見モジュール67は、他の手段を通じて、例えば自身の自動近傍関係(ANR)機能及び/又はネットワーク監視モード(NMM)モジュールを用いて近傍を発見するように動作可能とすることもできる。近傍が発見される度に、近傍発見モジュール67は、発見された(H)eNBのIDを示す適切なX2メッセージを用いてX2−GW13(このeNB5に関連付けられている)に通知するように動作可能である。近傍のIDは、eNB5独自のRNL IDとともに適切なX2メッセージに含めることができる。
SCTPアソシエーションモジュール69は、ピアエンティティのTNLアドレスを用いて、ソースとしてのeNB5と、ターゲットとしてのピアエンティティとの間のSCTP通信リンクを作成するように動作可能である。通信リンクは、ターゲットエンティティ(例えば、別の基地局5、ホーム基地局7及び/又はX2ゲートウェイ13)と直接、又は別のエンティティを介して(例えばX2−GW13を介して)間接的に作成することができる。
ホーム基地局
図3は、図1に示すホーム基地局(HeNB)7のうちの1つのホーム基地局(HeNB)7の主要構成要素を示すブロック図である。示すように、HeNB7は送受信機回路71を備え、この送受信機回路71は、1つ又は複数のアンテナ73を介して移動電話3との間で信号を送受信するように動作可能であり、eNB5、別のHeNB7、X2−GW13及びMME11との間で、ネットワークインターフェース75を介して信号を送受信するように動作可能である。送受信機回路71の動作は、メモリ79内に記憶されるソフトウェアに従ってコントローラー77によって制御される。ソフトウェアは、中でも、オペレーティングシステム81と、通信制御モジュール83と、X2ゲートウェイ通知モジュール85と、近傍発見モジュール87と、SCTPアソシエーションモジュール89とを含む。
通信制御モジュール83は、ホーム基地局7と、移動電話3、他の基地局、モビリティ管理エンティティ11及び/又はX2ゲートウェイ13等の他のエンティティとの間の接続を制御するための制御信号を処理(例えば、生成、送信及び受信)するように動作可能である。
X2ゲートウェイ通知モジュール85は、近傍発見モジュール87によって発見された任意の近傍セルについてX2−GW13に通知するように動作可能である。また、X2ゲートウェイ通知モジュール85は、関連する3GPP規格に従って動作するセルのE−UTRANセルグローバル識別子(ECGI)等の、適切な一意の識別子によって任意の発見されたセルを識別するように動作可能である。
近傍発見モジュール87は、ホーム基地局7付近の近傍を発見するために、ホーム基地局7の近隣を(データを一切送信することなく)走査するように動作可能である。また、近傍発見モジュール87は、他の手段を通じて、例えばANR及び/又はNMMを用いて近傍を発見するように動作可能とすることもできる。近傍が発見される度に、近傍発見モジュール87は、発見された(H)eNBのIDを示す適切なX2メッセージを用いてX2−GW13(このHeNB7に関連付けられている)に通知するように動作可能である。近傍のIDは、HeNB7独自のRNL IDとともに適切なX2メッセージに含めることができる。
SCTPアソシエーションモジュール89は、ピアエンティティのTNLアドレスを用いて、ソースとしてのHeNB7と、ターゲットとしてのピアエンティティとの間のSCTP通信リンクを作成するように動作可能である。通信リンクは、ターゲットエンティティ(例えば、基地局5、別のホーム基地局7及び/又はX2ゲートウェイ13)と直接、又は別のエンティティを介して(例えばX2−GW13を介して)間接的に作成することができる。SCTPアソシエーションモジュール89は、1つ又は複数の所定のX2−GW13とのデフォルトSCTP通信リンクを作成するように動作可能である。
X2ゲートウェイ
図4は、図1に示すX2ゲートウェイ13の主要構成要素を示すブロック図である。示すように、X2−GW13は送受信機回路131を備え、この送受信機回路131は、eNB5、他のHeNB7及びMME11との間で、ネットワークインターフェース135を介して信号を送受信するように動作可能である。送受信機回路131の動作は、メモリ139に記憶されるソフトウェアに従ってコントローラー137によって制御される。ソフトウェアは、中でも、オペレーティングシステム141と、通信制御モジュール143と、基地局登録モジュール145と、SCTPモジュール147とを含む。
通信制御モジュール143は、X2ゲートウェイ13と、基地局及び/又はモビリティ管理エンティティ11等の他のエンティティとの間の接続を制御するための制御信号を処理(例えば、生成、送信及び受信)するように動作可能である。
基地局登録モジュール145は、現在電源がオンであり、X2−GW13とのSCTPアソシエーションを有する基地局(eNB5及びHeNB7を含む)を登録し、X2−GWに登録する各基地局と関連付けられたRNL識別番号及びTNLアドレス間の関係を示すマッピングテーブルを記憶及び維持するように動作可能である。
SCTPモジュール147は、SCTPプロトコルを用いて他のエンティティと通信するように動作可能である。SCTPモジュール147はまた、ソースとしてのピアエンティティと、ターゲットとしてのX2ゲートウェイ13との間のSCTP通信リンクを作成するように動作可能である。ソースは基地局5又はホーム基地局7のいずれかとすることができる。
上記の説明において、基地局5、ホーム基地局7及びX2ゲートウェイ13は、理解を容易にするために、複数の別個のモジュール(通信制御モジュール、X2−GW通知モジュール及びSCTPアソシエーションモジュール等)を有するものとして説明されている。これらのモジュールは、或る特定の応用形態の場合、例えば、本発明を実施するために既存のシステムが変更された場合には、このようにして設けることができるが、他の応用形態、例えば、最初から本発明の特徴を念頭に置いて設計されるシステムでは、これらのモジュールはオペレーティングシステム又はコード全体の中に組み込むことができるので、これらのモジュールは別個の実体として区別可能でない場合もある。これらのモジュールは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア又はこれらの組み合わせにおいて実施することもできる。
動作
ここで、本発明の例示的な実施形態による、ピア(ホーム)基地局間のX2接続の確立について(図5及び図6を参照して)より詳細に説明する。
図5は、本発明の実施形態を実行する間に図1の移動電気通信システム1の構成要素によって実行される方法を示す例示的なタイミング図である。
この場合、各HeNB7は、少なくとも自身の(デフォルト)X2−GW13のTNLアドレスを認識していることが仮定される。このTNLアドレスは、例えばHeNB7の構成データの一部として不揮発性メモリ79内に記憶することができる。したがって、各HeNB7は、オンに切り替わるとすぐに(又は自身のTNLアドレスの変更の度に)1つ又は複数のX2−GW13に(例えば、X2レベルにおいて)登録するように構成される。これを行うために、HeNB7は、X2−GWとのSCTPアソシエーションを作成するためにX2−GW13のTNLアドレスを用いて構成され、このSCTPアソシエーションを用いてX2レベルシグナリングメッセージをX2−GW13と交換することができる。このようにして、X2−GW13は、自身のドメイン内の全てのアクティブなHeNB7のそれぞれのTNLアドレス及び関連付けられたRNL IDを収集することができる。
同様に、各eNB5は、自身のドメイン内の任意のX2−GW13を識別し、自身の近隣にある1つ又は複数のX2−GW13に(例えばX2レベルにおいて)登録すると仮定される。例えば、eNB5は、MME11から「eNB構成転送」メッセージに応答して受信されたメッセージから、X2−GW13のTNLアドレスを取得することができる。eNB5は(例えば、MME11を介して)、移動電気通信システム1に接続された運用及び保守(OAM)エンティティからそれぞれのTNLアドレスを取得することもできる。
したがって、図5において包括的にS501で示されるように、各eNB5及びHeNB7は、電源がオンになるとすぐに(又は自身の構成が変化する度に)自身のX2−GW13を識別し、X2−GW13とのSCTPアソシエーションの開始に進む。ステップS503a〜S503dは、各eNB5/(H)eNB7とX2−GW13との間で(それぞれのSCTPモジュール69、89及び147を用いて)実行されるそれぞれのSCTPアソシエーション手順を示している。この段階の後、X2−GWは、現在電源がオンである各(H)eNBとのSCTP通信リンクを確立しており、このため、それらの(H)eNBのうちの任意のものと(SCTPプロトコルを用いて)X2プロトコルメッセージを交換することができる。SCTPアソシエーションが完了すると、任意のX2メッセージの送信者(そのRNL IDによって識別される)を、ピア間の対応するSCTPアソシエーションに用いられたTNLアドレスを用いて一意に識別することができる。
次に、ステップS505において、第3のHeNB7−3は(自身のX2−GW登録モジュール85を用いて)、X2−GW13に登録するための適切にフォーマット設定された登録要求、例えば「X2登録要求」メッセージを生成し、(自身の送受信機回路71を介して)送信する。HeNB7−3は、このHeNB7−3によって運用されるセルを一意に識別するHeNB7−3の独自のECGI、この場合は「ECGI3」をこのメッセージに含める。この情報は、「ソースIE」等の、適切にフォーマット設定された情報要素(IE)に含めることができる。HeNB7−3が複数のセルを運用する場合、HeNB7−3は、1つ又は複数の適切にフォーマット設定された情報要素(すなわち、ECGIごとに1つのIE、又は複数の/全てのECGIに対し1つのIE)を用いて各対応するECGIをこのメッセージに含める。代替的に、HeNB7−3は、自身に関連付けられた各ECGI又は所定のECGI組のための別個の「X2登録要求」メッセージを生成し、X2−GW13に送信することができる。
ステップS507において、登録要求の受信時に、X2−GW13は(自身のHeNB登録モジュール145を用いて)、この要求において受信した任意の情報(例えば、要求を送信しているHeNB7−3に関連付けられたECGI(複数の場合もある)、RNL ID、RNLアドレス、TNLアドレス等)を含めることによって自身のマッピングテーブルを更新する。
特に、X2−GW13は、登録要求の受信時に以下の動作を実行するように構成される。
1)「X2登録要求」メッセージの開始者(ソース)に関連付けられた対応するエントリーを、その開始者のRNL ID及びTNLアドレスに関するX2−GW13のマッピングテーブルに追加する。
2)「X2登録要求」メッセージが任意の近傍に関する情報(例えば、開始者の近傍に関する任意のRNL ID)を含む場合、X2−GW13は、対応するエントリーを探して自身のマッピングテーブルをチェックし、見つかった場合、示された近傍のTNLアドレス(複数の場合もある)を伴って応答する。
次に、ステップS509において、X2−GW13は(自身のHeNB登録モジュール145を用いて)、X2−GW13への第3のHeNB7−3の登録を承認するための適切にフォーマット設定された応答、例えば「X2登録要求Ack」メッセージを生成し、(自身の送受信機回路131を介して)送信する。この時点以降、第3のHeNB7−3は、このX2−GWを介したeNB5並びに他のHeNBs7−1及び7−2とのX2接続を確立することができる。
S511に包括的に示されているように、第2のHeNB7−2は、自身の新たな近傍HeNB7−3によって運用される1つ又は複数のセルを(自身の近傍発見モジュール87を用いて)発見する。また、第2のHeNB7−2は、自身の新たに発見された近傍とのX2接続を確立することができるようになるために、自身のセル(複数の場合もある)をX2−GW13に登録するための適切にフォーマット設定された登録要求、例えば「X2登録要求」メッセージを(自身のX2−GW登録モジュール85及び送受信機回路71を用いて)生成し送信する。HeNB7−2は、このHeNB7−2によって運用されるセル(複数の場合もある)を一意に識別する独自のECGI(複数の場合もある)、この場合は「ECGI2」を、このメッセージに(例えば、「ソースIE」に)含める。一方、HeNB7−2は、HeNB7−3によって運用されるセルを識別する、このHeNB7−2によって発見された任意の近傍セルECGI、この場合は「ECGI3」も、このメッセージに(例えば、「近傍IE」に)含める。
ステップS514において包括的に示すように、X2−GW13は、第2のHeNB7−2から登録要求を受信すると、(自身のHeNB登録モジュール145を用いて)任意の示された近傍セル(受信した登録要求の「近傍IE」内のそれぞれのECGI(複数の場合もある)によって識別される)に関連付けられたTNLアドレスをルックアップする。ECGIが、以前にX2−GW13のマッピングテーブルに含められたセルを指す場合(例えば、ステップS507における「ECGI3」)、X2−GW13はそのセルを運用するHeNBのTNLアドレスを検索する。
この場合、ステップS515に示すように、X2−GW13は、X2−GW13への第2のHeNB7−2の登録を承認し、先行する登録要求において示された近傍セル(すなわち、「ECGI3」)を運用するHeNB7−3に関連付けられたTNLアドレスを提供するための、適切にフォーマット設定された応答、例えば「X2登録要求Ack」メッセージを(例えば自身のHeNB登録モジュール145及び送受信機回路131を用いて)生成し送信する。
最後に、ステップS517に包括的に示されるように、第2のHeNB7−2及び第3のHeNB7−3は、先行するステップにおいてX2−GW13から(HeNB7−2によって)取得された(HeNB7−3の)TNLアドレスを用いて、互いとのX2接続を確立することができる。
この実施形態は、MME11を伴う従来のTNLアドレス発見手順を上回る複数の利点を提供する。特に、ソースHeNB7は、自身が発見した近傍セルのIDを(例示的な「X2登録要求」メッセージを用いて)通知することができ、X2−GW13は、近傍のTNLアドレス(自身のマッピングテーブルに含まれている場合)を用いてすぐに応答することができる。これによって、任意のソースHeNB7が、コアネットワーク9へのトラフィックを一切必要とすることなく、直接X2接続又はX2−GW13を通じたX2接続が可能であるか否かを判断することができる。
図6は、本発明の実施形態を実行する間に図1の移動電気通信システム1の構成要素によって実行される別の方法を示す例示的なタイミング図である。図5を参照して説明した手順の後に(及び/又は実質的に並列に及び/又はその代わりに)実行することができるこの実施形態において、近傍セルを発見するHeNB7−2は、登録要求ではなく「X2近傍通知」メッセージを用いるように構成される。
図6において、ステップS601は概ね、図5のステップS501〜S507に対応する。このステップにおいて、各eNB5及びHeNB7は、電源がオンになるとすぐに(又は自身の構成が変化する度に)自身のX2−GW13を識別し、X2−GW13との適切なSCTPアソシエーションを実行した後に(例えばステップS505〜S509を参照して上述したX2レベルにおいて)X2−GW13に登録する。したがって、X2−GWは、登録された(H)eNBごとのそれぞれのRNL識別番号及びTNLアドレス間の関係を含むマッピングテーブルを維持することができる。ステップS603a〜S603dはそれぞれステップS503a〜S503dに対応し、ステップS611はS511に対応するため、これらについては詳細に説明しない。
この実施形態において、近傍セルを発見するHeNB7−2は、このセルを運用する(H)eNBとのX2接続を確立する必要がある。これを行うために、第2のHeNB7−2は、発見された近傍セルをX2−GW13に示すための適切にフォーマット設定された通知、例えば「X2近傍通知」メッセージを(自身のX2−GW登録モジュール85及び送受信機回路71を用いて)生成し送信する(ステップS613)。HeNB7−2は、HeNB7−2によって発見された任意の近傍セルECGI、この場合はHeNB7−3によって運用されるセルを識別する「ECGI3」をこのメッセージに含める。
ステップS614に包括的に示すように、第2のHeNB7−2からの近傍通知の受信時に、X2−GW13は(自身のHeNB登録モジュール145を用いて)、任意の示される近傍セル(受信したメッセージ内のそれぞれのECGI(複数の場合もある)によって識別される)に関連付けられたTNLアドレスをルックアップする。ECGIが、以前にX2−GW13のマッピングテーブルに含められたセルを指す場合(例えば、ステップS507又はS601における「ECGI3」)、X2−GW13はそのセルを運用するHeNBのTNLアドレスを検索する。
この場合、ステップS615に示すように、X2−GW13は、S613における通知の受信を承認し、発見された近傍セル(すなわち、「ECGI3」)を運用するHeNB7−3に関連付けられたTNLアドレス(すなわち、「addr3」)を提供するための、適切にフォーマット設定された応答、例えば「X2近傍通知Ack」メッセージを(例えば自身のHeNB登録モジュール145及び送受信機回路131を用いて)生成し送信する。また、このメッセージは(暗黙的に、又は例えば適切なフラグ及び/又は情報要素を用いて明示的に)、第3のHeNB7−3も互換規格(例えば、Rel−12以降の規格)に従って動作することを第2のHeNB7−2に確認する。
最後に、ステップS617に包括的に示されるように、第2のHeNB7−2及び第3のHeNB7−3は、先行するステップにおいてX2−GW13から(HeNB7−2によって)取得された(HeNB7−3の)TNLアドレス「addr3」を用いて、互いとのX2接続を確立することができる。
図5及び図6には示していないが、X2−GW13は、自身のマッピングテーブルにおいて関連付けられたTNLアドレスを発見することができない場合、この近傍を発見したホーム基地局に、対応するTNLアドレスが入手可能でないことを示すことによって応答する。また、このメッセージは(暗黙的に、又は例えば適切なフラグ及び/又は情報要素を用いて明示的に)、第3のHeNB7−3が互換規格に従って動作していない(例えば、Rel−12よりも前の規格に従って動作している)ことを第2のHeNB7−2に通知する。有利には、そのように示すことによって、基地局は、従来のTNL発見メカニズム(すなわち、MME11が関与する)に頼り、及び/又は未来の動作に関してそのセルを無視する(例えば移動電話3のハンドオーバーに関してそのセルを考慮に入れない)ことが可能になる。また、X2−GW13によって提供される応答は、(発見された近傍セルを運用する)HeNB7−3の対応するTNLアドレスが、そのHeNB7−3との直接X2通信パスをセットアップするのに用いられるか、又は間接X2通信パス(すなわち、このX2−GW13を介するか又は異なるX2ゲートウェイを介する)をセットアップするのに用いられるか否かの指示も含むことができることが理解されよう。
本発明の実施形態は、少なくとも以下の利点を有するロバストなTNLアドレス発見方法を提供する。
拡張性:提案される(H)eNBによるピアノードのTNLアドレス発見は、低負荷である(lightweight)一方で、コアネットワーク9(すなわち、EPC)へのシグナリングトラフィックを低減する。
回復力:提案されるTNLアドレス発見は、(エネルギー節減の理由から正常な、又は突然の)HeNBの頻繁な電源オン/オフに対し回復力がある。
後方互換性:提案されるX2−GWは、いかなる既存のS1メッセージ(例えば、eNB/MME構成転送メッセージ)の変更も必要としない。
状況認識:ソース(H)eNBは、コアネットワークシグナリングを一切必要とすることなく、(任意のX2−GWアーキテクチャにおける)所与のターゲットに到達するためにいずれのX2−GWを用いるべきかを特定し、混合リリース状況、すなわち、ターゲット(H)eNBがRel−12前の規格に従って動作しているか、Rel−12に従って動作しているか又は他の規格に従って動作しているかを特定することができる。
変更形態及び代替形態
複数の詳細な実施形態を上記で記載した。当業者であれば理解するように、上記の実施形態において具現される発明から依然として利益を享受しながら、上記の実施形態に対する複数の変更形態及び代替形態を作成することができる。
上記の実施形態では、移動電話ベースの電気通信システムが説明された。当業者であれば理解するように、本出願において説明されるシグナリング技法は、他の通信システムにおいて用いることができる。他の通信ノード又はデバイスには、例えば、携帯情報端末、ラップトップコンピューター、ウェブブラウザー等のユーザーデバイスを含めることができる。
上記の実施形態では、(ホーム)基地局及びX2ゲートウェイは、自身のそれぞれのTNLアドレスを用いてアドレス指定されるものとして説明されている。当業者であれば理解するように、代わりに他のタイプのアドレス、例えばインターネットプロトコル(IP)アドレスを用いることもできる。
ステップS513の上記の説明において、第2のHeNB7−2は、自身のセル(複数の場合もある)に関連付けられた任意のECGIを「ソースIE」に含める。しかしながら、第2のHeNB7−2が以前に既に自身のセル(複数の場合もある)をこのX2−GW13に登録している場合、S513において送信されるメッセージは、登録手順ではなく本質的に再登録要求であり、この再登録要求は、新たな近傍のTNLアドレスを取得する手順を開始することも理解されよう。したがって、この場合、ソースECGI(複数の場合もある)を省くことができる。
上記の実施形態では、ホーム基地局は、別のホーム基地局を発見すると、X2−GWに通知を提供する(S513及び/又はS613)ように説明されている。しかしながら、ホーム基地局のいずれか(又は双方)をマクロ基地局とすることができることも理解されよう。
eNBが2つ以上のX2−GWに接続される場合、このeNBは、各X2−GWに、新たに発見された近傍について通知し、その情報を有するX2−GW(複数の場合もある)から対応するTNLアドレスを受信することができることが理解されよう。
近傍指示に対する応答(ステップS515又はS615)を、ターゲット(H)eNBがRel−12前の規格に従って動作しているか否かをソース(H)eNBに示すのに用いることもできる。この場合、X2−GW13は、そのTNLアドレスに加えて、発見された近傍の機能の(明示的な又は暗黙的な)指示も含むことができる。
同様にして、ターゲット(H)eNBが、X2−GW13が関与することも、異なるX2−GW構成を用いることもなくアクセスされるか否かを示すことも可能である。
上記の指示に基づいて、ソース(H)eNBは、従来のようにして直接X2接続(TNL発見後)を選択することができる(このオプションは、Rel−12前の(H)eNB、及び/又はX2−GWを持たない、若しくはX2−GW構成が異なるHeNBに適用可能である)。ソース(H)eNBは、S1セットアップ手順をフォールバックオプションとして用いることも検討することができる。
さらに、ソース(H)eNBは、i)X2−GW13を通じたX2接続を確立するか、又はii)ターゲット(H)eNBとのエンドツーエンドSCTPアソシエーション後に直接(エンドツーエンド)X2接続を確立するかを選択することができることも理解されよう。
上記の実施形態では、各基地局は単一のX2ゲートウェイに登録する。しかしながら、基地局、例えば特にマクロ基地局は、2つ以上のゲートウェイに登録することができることも理解されよう。この場合、近傍基地局セルの発見時に、基地局は、近傍の指示を、自身が登録した任意のX2ゲートウェイ(1つ又は複数の、場合によっては全てのX2ゲートウェイ)に提供することができる。その後、基地局は、自身の近傍基地局とのX2接続を、その近傍基地局のTNLアドレスを提供するX2ゲートウェイを介して(すなわち、そのX2ゲートウェイによって、直接X2接続又は別のX2ゲートウェイを介したX2接続がセットアップされることが示されない限り)セットアップすることができる。
(H)eNBが電源をオフにされた場合、マッピングテーブルにおいてその(H)eNBに関連付けられたエントリーも非アクティブ化されることも理解されよう。これは、(H)eNBが、適切にフォーマット設定された登録解除要求を送信し(すなわち、上記のステップS505〜S509における初期登録と同様)、X2−GW13が、登録解除要求に含まれる情報に応じて自身のマッピングテーブルを更新することによって行うことができる。登録解除に用いられる実際のメッセージは、例えば、登録解除されるECGI(複数の場合もある)を示す「X2登録解除要求」とすることができる。登録に関するものと同じメッセージ、すなわち「X2登録要求」も、登録解除を示すのに用いることができ、この場合、空のソースフィールドが、送信者(H)eNBのための任意の以前に登録されたセルがX2−GW13内に維持されるマッピングテーブルから除去されることを示すことができることも理解されよう。最後に、例えばタイマー(デフォルトタイマー又は(H)eNBによって対応する登録要求において規定されたタイマー)の満了時に、任意のセルをマッピングテーブルから自動的に非アクティブ化/除去することができる。
X2登録が(例えば、通信問題、認証なし、過負荷状況等に起因して)失敗した場合、X2−GW13は、否定確認(例えば、「X2登録要求Nack」メッセージ)を、登録を要求する(H)eNBに返すことができる(ステップS509又はS515)ことも理解されよう。同様に、X2−GW13が任意の理由で扱うことができない任意の「X2近傍通知」メッセージについて、否定確認も与えることができる(ステップS615)。そのような否定確認は、例えば所定の期間が経過した後に、(H)eNBに失敗した登録/近傍通知メッセージを再送信させることができる。
2つの(ホーム)基地局間のX2通信リンクは、エンドツーエンド又はホップごとの単位でセットアップすることができることが理解されよう。一方、いずれの場合であっても、X2シグナリングがX2−GWを介してルーティングされる場合、これは、2つの別個のSCTP通信リンクの上位で(すなわち、X2−GWと双方の基地局との間のそれぞれのSCTPアソシエーションを用いて)2つの(ホーム)基地局間で実行される。
上記の実施形態では、基地局及びホーム基地局は、それぞれ送受信機回路を備える。通常、この回路は専用ハードウェア回路によって形成される。しかしながら、幾つかの実施形態では、送受信機回路の一部を、対応するコントローラーによって実行されるソフトウェアとして実装することができる。
上記の実施形態では、複数のソフトウェアモジュールが説明された。当業者であれば理解するように、それらのソフトウェアモジュールは、コンパイル済みの形式又は未コンパイルの形式において与えることができ、コンピューターネットワークを介して信号として、又は記録媒体においてHeNB又は移動電話に供給することができる。さらに、このソフトウェアの一部又は全部によって実行される機能は、1つ又は複数の専用のハードウェア回路を用いて実行することもできる。しかしながら、ソフトウェアモジュールの使用によって、基地局、ゲートウェイ及び移動電話の機能を更新するためにその基地局、ゲートウェイ、及び移動電話を更新するのが容易になるため、ソフトウェアモジュールの使用が好ましい。
種々の他の変更は当業者には明らかであり、ここでは、これ以上詳しくは説明しない。
本出願は、2013年4月5日に出願された英国特許出願第1306203.9号を基礎としており、この英国特許出願の優先権の利益を主張する。この英国特許出願の開示は、引用することによりその全体が本明細書の一部をなす。

Claims (40)

  1. ゲートウェイ装置と、複数の基地局と、該複数の基地局のうちの少なくとも1つと通信するように動作可能な移動デバイスとを備えるシステムであって、前記ゲートウェイ装置は、
    前記複数の基地局のうちの前記少なくとも1つの基地局のアドレスデータを、前記複数の基地局のうちのその基地局によって運用されるそれぞれのセルを識別する情報とマッピングする情報を保持する手段、
    を備え、前記少なくとも1つの基地局は、
    近傍基地局によって運用されるセルを識別する情報を取得する手段と、
    前記情報を前記ゲートウェイ装置に提供する手段と、
    を備え、前記ゲートウェイ装置は、
    前記基地局から、前記近傍基地局によって運用される前記セルを識別する前記情報を受信する手段と、
    前記保持される情報から、前記近傍基地局によって運用される前記セルを識別する前記情報に基づいて、前記セルを運用する前記近傍基地局のアドレスデータを取得する手段と、
    前記アドレスデータを含むメッセージを生成する手段と、
    前記少なくとも1つの基地局に、前記アドレスデータを含む前記メッセージを送信する手段と、
    を更に備え、前記少なくとも1つの基地局は、
    前記ゲートウェイ装置に提供される前記情報に基づいて、前記ゲートウェイ装置によって生成されるメッセージを受信する手段であって、該メッセージは、前記セルを運用する前記近傍基地局のアドレスデータを含む、手段と、
    前記アドレスデータを用いて前記近傍基地局との接続を確立する手段と、
    を備える、ゲートウェイ装置、複数の基地局と、該複数の基地局のうちの少なくとも1つと通信するように動作可能な移動デバイスとを備える通信システム。
  2. 前記ゲートウェイ装置はX2プロトコルゲートウェイを含み、前記基地局は、ロングタームエボリューション規格、すなわちLTE規格に従って動作するマクロ基地局又はホーム基地局を含む、請求項1に記載の通信システム。
  3. 複数の基地局を備える通信システムにおけるゲートウェイ装置であって、
    前記複数の基地局のうちの前記少なくとも1つの基地局のアドレスデータを、前記複数の基地局のうちのその基地局によって運用されるそれぞれのセルを識別する情報とマッピングする情報を保持する手段と、
    前記基地局から、前記近傍基地局によって運用されるセルを識別する前記情報を受信する手段と、
    前記保持される情報から、前記近傍基地局によって運用される前記セルを識別する前記情報に基づいて、前記セルを運用する前記近傍基地局のアドレスデータを取得する手段と、
    前記アドレスデータを含むメッセージを生成する手段と、
    前記少なくとも1つの基地局に、前記アドレスデータを含む前記メッセージを送信する手段と、
    を備える、複数の基地局を備える通信システムにおけるゲートウェイ装置。
  4. 前記保持される情報は、前記複数の基地局のうちの前記少なくとも1つの基地局のアドレスデータと、前記複数の基地局のうちの前記少なくとも1つの基地局によって運用される少なくとも1つのそれぞれのセルとの間のそれぞれの関係を特定するデータを含む、請求項3に記載のゲートウェイ装置。
  5. 第1の通信プロトコルを用いて前記複数の基地局のうちの少なくとも1つの基地局とのアソシエーションを作成する手段を更に備える、請求項3又は4に記載のゲートウェイ装置。
  6. 第1の通信プロトコルを介して、第2の通信プロトコルを用いる前記少なくとも1つの基地局を登録する手段を更に備える、請求項3〜5のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
  7. 前記第1の通信プロトコルはSCTP(ストリーム制御送信プロトコル)であり、前記第2の通信プロトコルはX2プロトコルである、請求項6に記載のゲートウェイ装置。
  8. 前記受信する手段は、前記基地局から少なくとも1つのメッセージを受信するように動作可能である、請求項3〜7のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
  9. 前記生成する手段は、前記基地局と前記近傍基地局との間で、直接接続、又は、前記ゲートウェイを介するか若しくは異なるゲートウェイを介する間接接続が確立されることを示すメッセージを生成するように動作可能である、請求項3〜8のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
  10. 前記取得する手段は、前記セルを運用する前記近傍基地局のアドレスデータが保持されていない場合、前記基地局がフォールバックメカニズム(例えば、ANR(自動近傍関係)メカニズム)を用いて前記アドレスデータを取得するのを支援する指示を取得するように動作可能である、請求項3〜9のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
  11. 前記少なくとも1つのメッセージは、登録要求(例えば、「X2登録要求」)又は近傍通知メッセージ(例えば、「X2近傍通知」メッセージ)を含む、請求項8に記載のゲートウェイ装置。
  12. 前記近傍基地局によって運用される前記セルを識別する前記情報は、前記少なくとも1つのメッセージ内の少なくとも1つの情報要素に含まれる、請求項8又は9に記載のゲートウェイ装置。
  13. 前記セルを識別する前記情報はECGI(E−UTRANセルグローバル識別子)を含み、前記アドレスデータはTNL(トランスポートネットワーク層)アドレスを含む、請求項3〜12のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
  14. 前記保持される情報を維持する手段を更に備える、請求項3〜13のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
  15. X2プロトコルゲートウェイを備える、請求項3〜14のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
  16. 複数の基地局と、ゲートウェイ装置とを備える通信システムにおいて用いる基地局であって、
    近傍基地局によって運用されるセルを識別する情報を取得する手段と、
    前記情報を前記ゲートウェイ装置に提供する手段と、
    前記ゲートウェイ装置に提供される前記情報に基づいて、前記ゲートウェイ装置によって生成されるメッセージを受信する手段であって、該メッセージは、前記セルを運用する前記近傍基地局のアドレスデータを含む、手段と、
    前記アドレスデータを用いて前記近傍基地局との接続を確立する手段と、
    を備える、複数の基地局と、ゲートウェイ装置とを備える通信システムにおいて用いる基地局。
  17. 前記確立する手段は、コアネットワークとコンタクトすることなく前記接続を確立するように動作可能である、請求項16に記載の基地局。
  18. 前記取得する手段は、前記近傍基地局によって運用される前記セルを発見するように動作可能であり、前記提供する手段は、前記取得する手段が前記近傍基地局によって運用される前記セルを発見するのに応じて、前記通知を提供するように動作可能である、請求項16又は17に記載の基地局。
  19. 前記取得する手段は、移動デバイスと通信することによって、前記近傍基地局によって運用される前記セルを発見するように動作可能である、請求項16〜18のいずれか1項に記載の基地局。
  20. 前記取得する手段は、ANR(自動近傍関係)機能を用いて、前記近傍基地局によって運用される前記セルを発見するように動作可能である、請求項16〜19のいずれか1項に記載の基地局。
  21. 前記提供する手段は、前記ゲートウェイ装置に少なくとも1つのメッセージを送信するように動作可能である、請求項16〜20のいずれか1項に記載の基地局。
  22. 前記少なくとも1つのメッセージは、登録要求(例えば、「X2登録要求」)又は近傍通知メッセージ(例えば、「X2近傍通知」メッセージ)を含む、請求項21に記載の基地局。
  23. 前記近傍基地局によって運用される前記セルを識別する前記情報は、前記少なくとも1つのメッセージ内の少なくとも1つの情報要素に含まれる、請求項21又は22に記載の基地局。
  24. 前記セルを識別する前記情報はECGI(E−UTRANセルグローバル識別子)を含む、請求項16〜23のいずれか1項に記載の基地局。
  25. 第1の通信プロトコルを用いて前記ゲートウェイ装置とのアソシエーションを作成する手段を更に備える、請求項16〜24のいずれか1項に記載の基地局。
  26. 第1の通信プロトコルを介して、第2の通信プロトコルを用いる前記ゲートウェイ装置に前記基地局を登録する手段を更に備える、請求項16〜25のいずれか1項に記載の基地局。
  27. 前記登録する手段は、前記基地局を複数のゲートウェイ装置に登録するように動作可能である、請求項26に記載の基地局。
  28. 前記提供する手段は、前記情報を前記複数のゲートウェイ装置に提供するように動作可能であり、前記確立する手段は、前記アドレスデータを提供した前記ゲートウェイ装置を介して前記アドレスデータを用いて前記近傍基地局との接続を確立するように動作可能である、請求項27に記載の基地局。
  29. 前記第1の通信プロトコルはSCTP(ストリーム制御送信プロトコル)であり、前記第2の通信プロトコルはX2プロトコルである、請求項26〜28のいずれか1項に記載の基地局。
  30. 前記登録する手段は、前記ゲートウェイ装置に、前記基地局の無線ネットワーク層識別番号、すなわちRNL識別番号と、前記基地局のTNL(トランスポートネットワーク層)アドレスとを提供するように動作可能である、請求項26〜29のいずれか1項に記載の基地局。
  31. 前記近傍基地局の前記アドレスデータは、該近傍基地局のTNLアドレスを含む、請求項16〜30のいずれか1項に記載の基地局。
  32. ロングタームエボリューション規格、すなわちLTE規格に従って動作するマクロ基地局又はホーム基地局を含む、請求項16〜31のいずれか1項に記載の基地局。
  33. 前記ゲートウェイ装置によって生成される前記メッセージから、前記近傍基地局との前記接続を直接確立するか、又は前記ゲートウェイ装置を介して若しくは異なるゲートウェイ装置を介して間接的に確立するかを特定する手段を更に備える、請求項16〜32のいずれか1項に記載の基地局。
  34. 前記ゲートウェイ装置から受信される前記メッセージは、前記基地局がフォールバックメカニズム(例えば、ANR(自動近傍関係)メカニズム)を用いて前記アドレスデータを取得するのを支援する指示を含む、請求項16〜33のいずれか1項に記載の基地局。
  35. 複数の基地局を備える通信システムにおけるゲートウェイ装置であって、メモリと、プロセッサと、送受信機回路とを備え、
    前記メモリは、前記複数の基地局のうちの前記少なくとも1つの基地局のアドレスデータを、前記複数の基地局のうちのその基地局によって運用されるそれぞれのセルを識別する情報とマッピングする情報を保持するように構成され、
    前記送受信機回路は、前記基地局から、近傍基地局によって運用されるセルを識別する情報を受信するように構成され、
    前記プロセッサは、
    i)前記メモリ内に保持される前記情報から、前記近傍基地局によって運用される前記セルを識別する前記情報に基づいて、前記セルを運用する前記近傍基地局のアドレスデータを取得し、
    ii)前記アドレスデータを含むメッセージを生成する、
    ように構成され、
    前記送受信機回路は、前記少なくとも1つの基地局に、前記アドレスデータを含む前記メッセージを送信するように構成される、複数の基地局を備える通信システムにおけるゲートウェイ装置。
  36. 複数の基地局と、ゲートウェイ装置とを備える通信システムにおいて用いる基地局であって、プロセッサと、送受信機回路とを備え、
    前記プロセッサは、近傍基地局によって運用されるセルを識別する情報を取得するように構成され、
    前記送受信機回路は、
    i)前記情報を前記ゲートウェイ装置に提供し、
    ii)前記ゲートウェイ装置に提供される前記情報に基づいて、前記ゲートウェイ装置から、前記ゲートウェイ装置によって生成されるメッセージを受信し、なお該メッセージは、前記セルを運用する前記近傍基地局のアドレスデータを含み、
    iii)前記アドレスデータを用いて前記近傍基地局との接続を確立する、
    ように構成される、複数の基地局と、ゲートウェイ装置とを備える通信システムにおいて用いる基地局。
  37. 請求項1又は2に記載の通信システムとともに用いる移動デバイス。
  38. ゲートウェイ装置によって実行される方法であって、
    複数の基地局のうちの少なくとも1つの基地局のアドレスデータを、前記複数の基地局のうちの前記少なくとも1つの基地局によって運用されるそれぞれのセルを識別する情報とマッピングする情報を保持することと、
    前記基地局から、近傍基地局によって運用されるセルを識別する情報を受信することと、
    前記保持される情報から、前記近傍基地局によって運用される前記セルを識別する前記情報に基づいて、前記セルを運用する前記近傍基地局のアドレスデータを取得することと、
    前記アドレスデータを含むメッセージを生成することと、
    前記少なくとも1つの基地局に、前記アドレスデータを含む前記メッセージを送信することと、
    を含む、ゲートウェイ装置によって実行される方法。
  39. 複数の基地局と、ゲートウェイ装置とを備える通信システムにおいて基地局によって実行される方法であって、
    近傍基地局によって運用されるセルを識別する情報を取得することと、
    前記情報を前記ゲートウェイ装置に提供することと、
    前記ゲートウェイ装置に提供される前記情報に基づいて、前記ゲートウェイ装置によって生成されるメッセージを受信することであって、該メッセージは、前記セルを運用する前記近傍基地局のアドレスデータを含むことと、
    前記アドレスデータを用いて前記近傍基地局との接続を確立することと、
    を含む、複数の基地局と、ゲートウェイ装置とを備える通信システムにおいて基地局によって実行される方法。
  40. プログラム可能な通信デバイスに、請求項38又は39に記載の方法を実行させるコンピューター実施可能命令を含むコンピューター実施可能命令製品。
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