JP2016517303A - メディアコードを管理するためのジッパーシステム - Google Patents

Abstract

メディアコード管理ジッパーシステムは、ジッパースライダおよびプルタブを備える。プルタブの長手方向軸線に沿う両側で、突起がプルタブから突出する。突起は、プルタブのキャビティ内におけるメディアコードの部分を保持する形状とされている。メディアコード管理ジッパーシステムは、ジャケットやスウェットシャツ等の衣料品に組み込むことができる。【選択図】図８Ａ

Description

本発明は、メディアコードを管理するために使用可能な衣料品用のジッパーに係るものである。

この概要は、特許請求の範囲に記載した本発明の特徴を要約するものではあるが、
その主要な特徴や本質的な特徴を特定することを意図するものでなく、本発明の技術的範囲を確定する手段として個別的に使用することを意図するものでもない。

本発明は、メディアコードを管理する効果的な方法に係るものである。ジッパーは、現代服、特にスウェットシャツやジャケットのような活動的衣類において主流となっている。ジッパーが初めて衣類に組み込まれた当時、メディアプレーヤは存在しなかった。したがって、ジッパーはメディアコードを考慮した設計がされてこなかった。その結果、メディアコードは、ほとんどのジッパーの物理的構造に容易に取り入れることができない。

メディアコードを管理するためのジッパーを使用すれば、衣料品に付加的部品を組み込む必要がなくなる。メディアコード管理専用の部品を付加すれば、衣類はかさばり重くなるので、着用者の動きの自由度や運動性が損なわれかねない。ジッパーは、ジッパースライダおよびプルタブを備える。ジッパースライダは、平行な二列の突出する務歯を係合または分離させる働きをする。ジッパースライダの内側には、ジッパースライダの動く方向に応じて対向する務歯列同士を噛合または分離させるためのＹ字状チャネル部材が配置されている。プルタブは、長手方向軸線のどちら側にでも二つの突起を備え付けることができる。メディアコードの一つ以上の部分は、二つのうち一つの突起と、プルタブの各側面との間の隙間を挿通し、そこを確実なコード受けにすることができる。着用者が様々な身体活動をするために動きまわる間、プルタブは、コードを所定位置に固定する。

本発明の他の実施形態において、ジッパーシステムは、アルミニウム、黄銅、およびプラスチック等の一つ以上の材料から作ることができる。システムの様々な部分は、ジッパーのプルタブによって固定されたメディアコードの摩擦を減少し、ジッパーをより好感触にするため、圧縮性ゴムで覆うことができる。さらに、プルタブ上の突起は可撓性があり、折り曲げることができる。

本発明のさらに他の実施形態において、プルタブの側面に対して、突起は二つの位置、つまり開位置と閉位置とを有する。突起は、メディアコードを開位置で受け、閉位置で固定することができる。

本発明に係るコードを管理するためのジッパーシステムの実施形態を示す概略図である。 図１Ａに示すコード管理ジッパーシステムの実施形態を示す側面図である。 図１Ａに示すコード管理ジッパーシステムの実施形態を示す上視図である。 本発明に係るジッパースライダを中心に回転するプルタブの実施形態を示す概略図である。 本発明に係る平行な二列の務歯を係合するコード管理ジッパーシステムの実施形態を示す概略図である。 本発明に係るメディアコード部分を受けるコード管理ジッパーシステムの実施形態を示す概略図である。 本発明に係るメディアコード部分を受けるコード管理ジッパーシステムの実施形態を示す概略図である。 本発明に係るメディアコード部分を受けるコード管理ジッパーシステムの実施形態を示す概略図である。 本発明に係るメディアコード部分を受けるコード管理ジッパーシステムの実施形態を示す概略図である。 本発明に係るメディアコード部分を受けるコード管理ジッパーシステムの実施形態を示す概略図である。 本発明に係るメディアコード部分を受けるコード管理ジッパーシステムの実施形態を示す概略図である。 本発明に係るメディアコード部分を受けるコード管理ジッパーシステムの実施形態を示す概略図である。 本発明に係るメディアコード部分を受けるコード管理ジッパーシステムの実施形態を示す概略図である。 本発明に係るユーザによって着用されているコード管理ジッパーシステムの実施形態を示す概略図である。 本発明に係るユーザによって着用されているコード管理ジッパーシステムの実施形態を示す概略図である。 本発明に係るコード管理ジッパーシステムの実施形態を示す概略図である。 本発明に係るコード管理ジッパーシステムの実施形態を示す概略図である。 本発明に係るコード管理ジッパーシステムの実施形態を示す概略図である。 本発明に係るコード管理ジッパーシステムの実施形態を示す概略図である。 本発明に係るコード管理ジッパーシステムの実施形態を示す概略図である。

ここで、本発明に係るコード管理ジッパーシステムにつき、図１Ａおよび図１Ｂの、正面図および側面図を示す概略図を参照する。図１Ａにおいて、ジッパーシステムは、ジッパースライダ１１０およびプルタブ１２０を備える。プルタブ１２０は、長手方向軸線１９０に対して、左側部分１４１および右側部分１３１とともに図示される。プルタブ１２０は、それぞれ、長手方向軸線１９０の右手側および左手側に位置する突起１３０および突起１４０を備える。突起は、プルタブ１２０の下位部から延在し、内向きに丸まる。他の実施形態において、突起は、プルタブの上位部から延在し、下向きに丸まる。突起は、残りのプルタブ１２０の材料と異なる材料から作られてもよい。例えば、プルタブ１２０は、圧縮性ゴムでさらに被覆された突起１３０および１４０を有する金属で作ることができる。図１Ａに示す例示的なプルタブ１２０もまたキャビティ１５０を設ける。キャビティ１５０は、円形、三角形、または他の任意の形状でもよく、全体的に省略してもよい。図１Ｂは、側面から見たプルタブ１２０の厚さを示す。プルタブ１２０は、厚みが薄くなってもよく、端部１２２から端部１２４にかけて徐々に太くなる。プルタブ１２０はまた、端部１２２から端部１２４にかけて一定の厚み１２３を有してもよい。

続けて図１Ｂを参照すると、同システムの側面図が示されており、ジッパースライダ１１０およびプルタブ１２０が両部品においてキャビティを介して連結して示されている。プルタブは、前側部分１２５および後側部分１２６を有する。ジッパースライダ１１０は、前側部分１１１および後側部分１１２を有して示される。加えて、プルタブ１２０の端部１２４は、（図１Ａに示す）回転軸線１９５を中心にして、キャビティ１８０内でヒンジ式に移動可能である。

プルタブ１２０の上視図２００を図２に示す。

図３は、同ジッパーシステムの側面図を示し、プルタブ１２０の端部１２４はジッパースライダ１１０を中心にして回転している。鎖線１９６は、（図１Ａに示す）回転軸線１９５を中心にして回転するときの、プルタブ１２０の可能位置を示す。

図４は、平行な二列の務歯を組み合わせたジッパーシステムを示す。ジッパースライダ１１０は、（図１Ｂに示す）キャビティ１７０において務歯２１１の二つの平行な列を係合して構成される。ジッパースライダ１１０は、係合時に衣服を閉じ、係合解除時に衣服を開く平行アタッチメント構造の他の型を係合してもよい。プルタブ１２０を、ジッパースライダ１１０および務歯２１１の描写をわかりやすくするために点線で示す。ジッパースライダ１１０およびプルタブ１２０は、同一または異なる材料から作ることができる。例えば、ジッパースライダ１１０、プルタブ１２０、および務歯２１１の製造使用に適した材料は、アルミニウム、黄銅、ニッケル、プラスチック、およびゴムである。

図５、図６Ａおよび図６Ｂは、本発明に係るコード管理ジッパーシステムの他の実施形態を示す概略図である。図５において、メディアコードの部分５２５および５３５は、それぞれ突起５２０および５３０下に挿入される。部分５２５および５３５は、端部５４０から収束点５４１までの二つの個々のコードである。収束点５４１から端部５５０にかけて、部分５２５および５３５をより合わせて一つのエンティティ５１０を形成する。メディアコードは、端部５４０上のイヤホンまたはヘッドホン、および端部５５０上のモバイルデバイスに取り付けることができる。例えば、モバイルデバイスは、電話、ＭＰ３プレイヤ、ＣＤプレイヤ、カセットプレイヤ、およびラジオを含む。部分５２５および５３５は、可撓性または圧縮性の材料で覆うことができる。隙間５２６および５３６の間隔は、それぞれ圧縮性の部分５２５および５３５の直径よりわずかに小さいかもしれないので、使用者が指で軽くプッシュして、隙間へ各部分を通す。一旦、内側のスペースがプルタブの突起や側面によって囲まれたら、使用者が新たに指で軽くプッシュしないと、部分を隙間から出すことはできない。さらなる実施形態において、隙間５２６および５３６の間隔は、それぞれコード部分５２５および５３５の直径よりわずかに大きくてもよい。内側のスペースがプルタブの突起や側面によって囲まれる間、部分５２５および５３５は上下動自在なので、部分５２５および５３５の別の部位は、それぞれ突起５２０および５３０の内表面に接触する。しかしながら、部分５２５および５３５の水平動は、それぞれ突起５２０および５３０の内表面による部分的な囲み領域に限定される。

図６Ａにおいて、メディアコード６２０はキャビティ６１０を通してプルタブ６３０内に挿入される。メディアコード６２０の動きは、キャビティ６１０の領域に限定される。メディアコード６２０は、図示のように、前後どちらからでもキャビティ６１０に入ることができる。

図６Ｂにおいて、メディアコードの部分５２５および５３５は、それぞれ突起５２０および５３０下に挿入される。同時に、コード５１０はキャビティ６１０から挿入される。

図７Ａ〜図７Ｅは、本発明に係るコード管理ジッパーシステムの他の実施形態を示す概略図である。プルタブ７１０は、突起７２０および７３０を設ける。突起７２０および７３０は、二つの静止位置である、開位置および閉位置を有する。図７Ａは、開位置の突起を示す。開位置において、プルタブ７１０の突起および各側面間には隙間がある。メディアコード７４０の部分７２５および７３５は、隙間に入り、プルタブ７１０の突起および側面によってできる囲み内で静止することができる。図７Ｂは、閉位置の突起７２０および７３０を示す。閉位置において、突起７２０および７３０は、隙間が残らないように、プルタブ７１０のそれぞれの側面に押し付けてもよい。代替的に、閉位置において、突起７２０および７３０は、図７Ｃに示すように、プルタブ７１０の突起とそれぞれの側面との間の隙間を残してもよい。結果として閉じられた図７Ｂ〜図７Ｃの囲みは、部分７２５および７３５を所定位置に固定する。一実施形態として、突起７２０および７３０は、一旦閉位置にすると、部分７２５および７３５が完全に動かないような形状になる。他の実施形態として、突起７２０および７３０は、閉位置にある間、部分７２５および７３５がなおメディアコード７４０の長さに沿って上下自在に動けるような形状をしている。しかしながら、水平動は、突起下の囲み領域に限られている。

代替的に、突起７２０および７３０は、覆われたワイヤ等の折り曲げ可能な材料や、リサイクルまたは再生ゴム混合物で構成されるリグラインドゴム等の可鍛性材料から作られてもよい。突起が折り曲げ可能、または可鍛性であると、使用者は、選択した位置において突起を静止させることができる。例えば、図７Ｄおよび図７Ｅを簡潔に見ると、突起７２０および７３０は可鍛性材料から作られており、ある形を形成し、また、ユーザの選択した方向に折り曲げることができる。図７Ｄは、開位置における突起７２０および７３０を示す。図７Ｅは、ユーザによって動かされたあとの閉位置における、突起７２０および７３０を示す。閉位置において、突起７２０および７３０は、それぞれ隙間７２６および７３６を閉塞し、部分７２５および７３５をそれぞれ囲み内で固定できるようにする。

図８Ａおよび図８Ｂは、本発明に係る衣料品に組み込むコード管理ジッパーシステムの実施形態を示す概略図である。図８Ａは、係合位置におけるコード管理ジッパーシステム８２０および務歯８７０の二つの列を示す。コード管理ジッパーシステム８２０は、スウェットシャツ８１０に組み込まれている。他の実施形態において、コード管理ジッパーシステム８２０は、ジャケット、コート、レインコート、パーカ、ベスト、セータ、ドレス、および他のタイプの衣類に組み込まれている。メディアコード８３０は、一端はイヤホン８４０に、他端は音楽プレイヤ８５０に取り付けられている。音楽プレイヤ８５０は、ジャケット８１０のどこにでも配置可能なポケット８６０の中にある。ポケット８６０は、胸ポケット、アームバンドに取り付けられたポケット、またはジャケットの内側にあるポケットであってもよい。音楽プレイヤ８５０は、ボタン、ジッパー、ベルクロ、または別のコントラプションを介して閉じられるポケット上にフラップを追加することで、ポケット８６０内にさらにしっかり固定することができる。メディアコード８３０の部分は、コード管理ジッパーシステム８２０上の突起またはキャビティのいずれかによって所定位置に固定することができる。図８Ｂは、係合解除位置における、コード管理ジッパーシステム８２０および務歯８７０の二つの列を示す。しかしながら、メディアコード８３０の部分は、コード管理ジッパーシステム８２０上の突起またはキャビティのいずれかによってなお所定位置に固定されている。

図９〜図１２は、本発明に係るコード管理ジッパーシステムの種々の実施形態を示す概略図である。図９は、対面側に突起１４０および１３０があるプルタブ１２０にヒンジ式に取り付けられたジッパースライダ１１０を有するジッパーシステム９００を示す。突起１３０および１４０は、円形状であってもよく、それによって、それぞれ円形の空間９３５および９４５を作り、そこにコードを固定することができる。突起１３０の先端は、隙間９３０によって、プルタブ１２０の側面から離間することができる。同様に、突起１４０の先端は、隙間９４０によってプルタブ１２０の側面から離間することができる。隙間９３０および９４０は、それぞれ、空間９３５および９４５内にコードを入れる機能を果たすことができる。

図１０は、対面側に突起１４０および１３０があるプルタブ１２０にヒンジ式に取り付けられたジッパースライダ１１０を有するジッパーシステム１０００を示す。突起１３０は、外側にある二つの直線縁および内側にある曲線縁によって定義される外形を有することができる。突起１４０は、突起１３０の外形の鏡像であってもよい。突起の湾曲した内縁は、コードを固定することができる二つの傾斜した横長の空間１０３５および１０４５を形成することができる。突起１３０の先端は、隙間１０３０によってプルタブ１２０の側面から離間することができる。同様に、突起１４０の先端は、隙間１０４０によってプルタブ１２０の側面から離間することができる。隙間１０３０および１０４０は、それぞれ空間１０３５および１０４５内にコードを入れる機能を果たすことができる。

図１１は、対面側に突起１４０および１３０があるプルタブ１２０にヒンジ式に取り付けられたジッパースライダ１１０を有するジッパーシステム１１００を示す。加えて、プルタブ１２０は、キャビティ１５０を含む。突起１３０および１４０は、円形状であってもよく、それによって、それぞれ円形の空間１１３５および１１４５を作り、そこにコードを固定することができる。突起１３０の先端は、隙間１１３０によってプルタブ１２０の側面から離間することができる。同様に、突起１４０の先端は、隙間１１４０によってプルタブ１２０の側面から離間することができる。隙間１１３０および１１４０は、それぞれ空間１１３５および１１４５内にコードを入れる機能を果たすことができる。コード幅が、隙間１１３０または１１４０の間隔より大きい場合、コードを押し込むことができるように、コードまたは突起は、圧縮性材料で覆ってもよい。コードは、キャビティ１５０に通され、さらに固定されることもできる。

図１２は、対面側に突起１４０および１３０があるプルタブ１２０にヒンジ式に取り付けられたジッパースライダ１１０を有するジッパーシステム１２００を示す。突起１３０および１４０は、プルタブ１２０の側面に対して平行であってもよく、それによって、それぞれ二つの溝１２３０および１２４０ができる。溝１２３０および１２４０は狭いので、突起およびコード単独間の摩擦力によって、そこにコードを固定することができる。

図１３は、対面側に突起１４０および１３０があるプルタブ１２０にヒンジ式に取り付けられたジッパースライダ１１０を有するジッパーシステム１３００を示す。図９〜図１２の突起とは違い、突起１３０および１４０は下向きに指向され、長手方向軸線１９０に対して内向きである。コードは、隙間１３３０または１３４０を通って入り、それぞれ囲まれた空間１３３５または１３４５の内側に固定することができる。隙間１３３０または１３４０は、重力によってコードがそれぞれ囲まれた空間１３３５または１３４５から出ないように、十分に狭い。

上述した実施形態は、本発明を限定するものではなく、単なる例示に過ぎない。本発明の技術的範囲に含まれる代替的な実施形態は、当業者にとって明らかである。当業者は、本発明の技術的範囲から逸脱することなく、上述の改良案を実行するための代替手段を開発することができる。

なお、特定の特徴およびサブコンビネーションは有益であり、他の特徴およびサブコンビネーションを参照することなく使用され、本発明の技術的範囲に含まれる。

Claims (20)

1. メディアコードを管理するためのジッパーシステムであって、
   衣服を閉じる係合状態、または衣服を開く係合解除状態をとることができる平行アタッチメント構造を係合し、前側部分および後側部分を有するジッパースライダと、
   プルタブであって、前側部分、後側部分、長手方向軸線の左側部分、および前記長手方向軸線の右側部分を有し、前記左側部分と前記右側部分は互いに対向し、前記後側部分と前記プルタブの一端は、前記ジッパースライダの前側部分にヒンジ式に取り付けられ、それによって前記プルタブが中心にして動くことのできる回転軸線を形成するプルタブと、
   メディアコードの第一部分を係合するよう構成された前記プルタブの前記左側部分から延在する左側突起と、
   前記メディアコードの第二部分を係合するよう構成された前記プルタブの前記右側部分から延在する右側突起と、
   を備えることを特徴とするジッパーシステム。
2. 前記システムは衣料品に組み込まれ、前記衣料品は、スウェットシャツ、パーカ、ジャケット、レインコートまたはドレスであることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
3. 前記メディアコードは、デバイスから延在する一つ以上の部分を備え、前記デバイスはイヤホンまたはヘッドホンであることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
4. 前記一つ以上の部分は、前記プルタブの前記左側突起と前記左側部分との間に形成された隙間を通過することを特徴とする、請求項３に記載のシステム。
5. 前記一つ以上の部分は、前記プルタブの前記右側突起と前記右側部分との間に形成された隙間を通過することを特徴とする、請求項３に記載のシステム。
6. 前記メディアコードの一つ以上の部分を係合するよう構成された前記プルタブにキャビティをさらに備えることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
7. 前記メディアコードの前記一つ以上の部分は、前記プルタブの前記キャビティを通り抜けることを特徴とする、請求項６に記載のシステム。
8. 前記左側突起および前記右側突起は、剛性材料からできていることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
9. 前記ジッパースライダ、前記プルタブ、前記左側突起、前記右側突起は、プラスチック材料からできていることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
10. 前記左側突起および前記右側突起は、可撓性材料からできていることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
11. 前記可撓性材料は、金属を含むことを特徴とする、請求項１０に記載のシステム。
12. 前記可撓性材料は、さらにゴムを含むことを特徴とする、請求項１０に記載のシステム。
13. 開位置および閉位置間において、それぞれ左側突起および右側突起を動かすことができる左ヒンジおよび右ヒンジをさらに備えることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
14. 前記左側突起および前記右側突起はともに、第一位置および第二位置において係合可能であり、前記第一位置は前記突起の先端および前記プルタブ間に隙間を残し、前記第二位置は前記突起の先端および前記側部分間の隙間を閉じることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
15. 前記プルタブは、前記プルタブの一端から、前記プルタブの反対端にかけて薄くなる厚みを有し、前記反対端はジッパースライダに取り付けられていることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
16. 前記右側突起は、第一位置および第二位置において係合することができ、前記第一位置は、前記右側突起の先端および前記右側部分間の隙間を残し、前記第二位置は、前記隙間を閉じ、前記右側突起の先端を前記右側部分に押し付けることを特徴とする、請求項１記載のシステム。
17. メディアコード管理システムの使用方法であって、
    前側部分および後側部分を有するジッパースライダと、
    左側部分、右側部分、左側突起、および右側突起を有する前記ジッパースライダの前記前側部分に取り付けられ、前記左側部分および右側部分は互いに対向し、前記左側突起は前記左側部分から突出し、前記右側突起は前記右側部分から突出するプルタブと
    を有する衣服を身に着けるステップと、
    前記左側突起および前記左側部分間の第一の隙間にメディアコードの第一部分を通すステップと、
    前記右側突起および前記右側部分間の第二の隙間に前記メディアコードの第二部分を通すステップと
    を備える方法。
18. 前記メディアコード管理システムは、衣料品に組み込まれ、前記衣料品はスウェットシャツ、パーカ、ジャケット、レインコートまたはドレスであることを特徴とする、請求項１７に記載の方法。
19. 前記プルタブのキャビティに前記メディアコードの部分を通すステップをさらに備えることを特徴とする、請求項１７に記載の方法。
20. 前記第一部分および第二部分を矯正することにより、当該部分の絡まりを防止して当該部分を確実に包囲するステップをさらに備えることを特徴とする、請求項１７に記載の方法。

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