JP2016517229A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. ビデオデータを復号する方法であって、
   残差値のブロックを生成することを備え、前記ブロックは、変換が量子化の前に適用されない変換スキップコード化を使用してコード化された変換スキップブロックであり、
   前記ブロックを生成することは、Ｍが前記ブロックの高さでありＮが前記ブロックの幅であるとして、０≦ｉ≦（Ｍ−１）及び０≦ｊ≦（Ｎ−１）に対して、前記ブロック中の残差値ｒ_i,jのための再構成された残差値Ｑ（ｒ_i,j）を計算することと、
   ここにおいて、前記ブロックは複数のイントラ予測モードからの複数のほぼ垂直イントラ予測モードのうちの１つ以上のほぼ水平イントラ予測モードのうちの１つを用いてコード化され、
   高効率ビデオコード化(ＨＥＶＣ)テキスト仕様ドラフト１０に定義されているように、前記複数のほぼ垂直イントラ予測モードは２２と３０の間のイントラ予測モードを含み、前記複数のほぼ水平モードは６と１４との間のイントラ予測モードを含み、
   ２２と３０との間の前記ほぼ垂直イントラ予測モードの各々毎に、前記再構成された残差値Ｑ（ｒ_i,j）は、
   

   

   ６と１４の間の前記ほぼ水平イントラ予測モードの各々毎に、前記再構成された残差値Ｑ（ｒ_i,j）は、
   

   

   ０≦ｉ≦（Ｍ−１）及び０≦ｊ≦（Ｎ−１）に対して、サンプル値を再構成するために、前記再構成された残差値Ｑ（ｒ_i,j）を予測値に加算することと
   を備える、方法。
2. 前記複数のイントラ予測モードの中の対角イントラ予測モードに対して、Ｑ（ｒ_i,j）が、
   

   

   として定義され、
   Ｑ（ｒ_i-1,j-1）が、前記残差値ｒ_i,jの一列左及び一行上の残差値のための再構成された残差値である、請求項１に記載の方法。
3. 

   として定義され、
   Ｑ（ｒ_i-1,j-1）が、前記残差値ｒ_i,jの一列左及び一行上にある残差値ｒ_i-1,j-1のための再構成された残差値である、請求項２に記載の方法。
4. ビデオデータを符号化する方法であって、
   量子化された修正された残差値のブロックを生成することを備え、前記ブロックは、変換が量子化の前に適用されない変換スキップコード化を使用してコード化された変換スキップブロックであり、ここにおいて、前記ブロックを生成することは、
   Ｍがブロックの高さでありＮが前記ブロックの幅であるとして、０≦ｉ≦（Ｍ−１）及び０≦ｊ≦（Ｎ−１）に対して、
   

   

   ここにおいて、前記ブロックは複数のイントラ予測モードからの複数のほぼ垂直イントラ予測モードのうちの１つ以上のほぼ水平イントラ予測モードのうちの１つを用いてコード化され、
   高効率ビデオコード化(ＨＥＶＣ)テキスト仕様ドラフト１０に定義されているように、前記複数のほぼ垂直イントラ予測モードは２２と３０の間のイントラ予測モードを含み、前記複数のほぼ水平イントラ予測モードは６と１４との間のイントラ予測モードを含み、
   前記残差値ｒ _i,j は、元のビデオデータサンプルと、対応するイントラ予測されたサンプルとの差を示し、
   

   

   Ｑ（ｒ_(i-1),j）は、前記残差値ｒ_i,jの一行上の残差値ｒ_i-1,jのための再構成された残差値を示し、
   

   

   Ｑ（ｒ_i,(j-1)）は、前記残差値ｒ_i,jの一列左の残差値ｒ_i,j-1のための再構成された残差値を示す、
   

   

   を備える、方法。
5. 

   請求項１に記載の方法又は
   

   

   請求項４に記載の方法。
6. 前記複数のイントラ予測モードの中の垂直イントラ予測モードに対して、Ｑ（ｒ_i,j）が、
   

   

   前記複数のイントラ予測モードの中の水平イントラ予測モードに対して、Ｑ（ｒ_i,j）が、
   

   

   として定義される、請求項４に記載の方法。
7. サンプル値を再構成するために、Ｑ（ｒ_i,j）を予測値に加算することと、
   他のブロックのイントラ予測又はインター予測のために前記サンプル値を使用することと
   を更に備える、請求項６に記載の方法。
8. ２２と３０の間の前記イントラ予測モードに対して、
   

   

   ６と１４の間の前記イントラ予測モードに対して、
   

   

   として定義される、請求項４に記載の方法。
9. 前記複数のイントラ予測モードの中の対角イントラ予測モードに対して、
   

   

   として定義され、
   Ｑ（ｒ_i-1,j-1）が、前記残差値ｒ_i,jの一列左及び一行上にある残差値ｒ_i-1,j-1のための再構成された残差値である、請求項４に記載の方法。
10. 前記対角イントラ予測モードに対して、Ｑ（ｒ_i,j）が、
    

    

    として定義され、
    Ｑ（ｒ_i-1,j-1）が、前記残差値ｒ_i,jの一列左及び一行上の残差値の再構成されたバージョンである、請求項９に記載の方法。
11. 前記残差値ｒ_i,jがビットシフトされた残差値である、請求項１又は４に記載の方法。
12. 残差値のブロックを生成するための手段を備え、前記ブロックは、変換が量子化の前に適用されない変換スキップコード化を使用してコード化された変換スキップブロックであり、
    前記ブロックを生成することが、Ｍが前記ブロックの高さでありＮが前記ブロックの幅であるとして、０≦ｉ≦（Ｍ−１）及び０≦ｊ≦（Ｎ−１）に対して、前記ブロック中の残差値ｒ_i,jのための再構成された残差値Ｑ（ｒ_i,j）を計算することと、
    ここにおいて、前記ブロックは複数のイントラ予測モードからの複数のほぼ垂直イントラ予測モードのうちの１つ以上のほぼ水平イントラ予測モードのうちの１つを用いてコード化され、
    高効率ビデオコード化(ＨＥＶＣ)テキスト仕様ドラフト１０に定義されているように、前記複数のほぼ垂直イントラ予測モードは２２と３０の間のイントラ予測モードを含み、前記複数のほぼ水平モードは６と１４との間のイントラ予測モードを含み、
    ２２と３０との間の前記ほぼ垂直イントラ予測モードの各々毎に、前記再構成された残差値Ｑ（ｒ_i,j）は、
    

    

    ６と１４の間の前記ほぼ水平イントラ予測モードの各々毎に、前記再構成された残差値Ｑ（ｒ_i,j）は、
    

    

    ０≦ｉ≦（Ｍ−１）及び０≦ｊ≦（Ｎ−１）に対して、サンプル値を再構成するために、前記再構成された残差値Ｑ（ｒ_i,j）を予測値に加算するための手段と
    を備える、ビデオ復号装置。
13. ビデオ符号化装置であって、
    量子化された修正された残差値のブロックを生成するための手段を備え、前記ブロックは、変換が量子化の前に適用されない変換スキップコード化を使用してコード化された変換スキップブロックであり、ここにおいて、前記ブロックを生成することは、
    Ｍがブロックの高さでありＮが前記ブロックの幅であるとして、０≦ｉ≦（Ｍ−１）及び０≦ｊ≦（Ｎ−１）に対して、
    

    

    ここにおいて、前記ブロックは複数のイントラ予測モードからの複数のほぼ垂直イントラ予測モードのうちの１つ以上のほぼ水平イントラ予測モードのうちの１つを用いてコード化され、
    高効率ビデオコード化(ＨＥＶＣ)テキスト仕様ドラフト１０に定義されているように、前記複数のほぼ垂直イントラ予測モードは２２と３０の間のイントラ予測モードを含み、前記複数のほぼ水平イントラ予測モードは６と１４との間のイントラ予測モードを含み、
    前記残差値ｒ _i,j は、元のビデオデータサンプルと、対応するイントラ予測されたサンプルとの差を示し、
    

    

    Ｑ（ｒ_(i-1),j）は、前記残差値ｒ_i,jの一行上の残差値ｒ_i-1,jのための再構成された残差値を示し、
    

    

    Ｑ（ｒ_i,(j-1)）は、前記残差値ｒ_i,jの一列左の残差値ｒ_i,j-1のための再構成された残差値を示す、
    

    

    を備える、ビデオ符号化装置。
14. 命令を記憶したコンピュータ可読データ記憶媒体であって、前記命令が、実行されると、ビデオ復号装置に、請求項１乃至１１のいずれか一項に記載の方法を実行させる、コンピュータ可読データ記憶媒体。
15. 装置が、
    集積回路と、
    マイクロプロセッサと、
    コーダを含むワイヤレス通信機器とのうちの少なくとも１つを備える、及び／又は、
    前記装置が、復号されたビデオデータを表示するように構成された表示器及び／又は前記ビデオデータを撮像するように構成されたカメラを更に備える、
    請求項１２に記載のビデオ復号装置又は請求項１３に記載のビデオ符号化装置。