JP2016515429A - 手持ち式の動力工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】手持ち式の動力工具を改良すること。【解決手段】可動要素及び固定要素と、回転アクチュエータと、前記可動要素を前記回転アクチュエータの動作の下で移動させるために配置されたロッド100とを含む手持ち式の動力工具において、前記ロッド100と前記回転アクチュエータの間に配置された非対称傾斜ベアリング1を含み、該非対称傾斜ベアリング1が、前記結合ねじ200を収容するよう設定された開口部を含み、前記ロッド100が、前記連結ねじ200を収容するよう設定された開口部を含み、前記結合ねじ200が前記非対称傾斜ベアリング1を前記ロッド100に連結するように意図されている。

Description

本発明は、手持ち式の動力工具及びこのような工具の取付のための方法に関するものである。
剪定ばさみ又は電動式、油圧式若しくは空圧式のアクチュエータを備えたはさみタイプの手持ち式の工具のいくつかの例が当業者によって知られており、これらは操作者の作業を軽減するものである。これら工具は、とりわけ農業又はブドウ栽培の分野、例えば剪定作業において用いられる。電動式、空圧式又は油圧式のアクチュエータは、しばしばはさみ、圧着ペンチ、プレス及びいくつかの産業活動において用いられるその他の工具にも統合されている。これら工具は、一般に、作業者が工具を把持することを可能にするハンドルを備えている。
以下において、「前方の」、「前側の」又は「遠位の」という記載は、通常は作業者から最も遠い工具の端部を示すために用いられる。一方、「後方の」、「後側の」又は「近位の」という用語は、工具の通常の使用中に作業者に最も近い工具の端部を示すために用いられる。
これら手持ち式の動力工具の前端部は、一般に、工具の動作構成要素、例えば可動要素及び固定要素を含んでおり、可動要素は、工具のアクチュエータの動作の下で固定要素に対して相対的に移動する。電動式の剪定ばさみの場合には、可動要素は固定刃(固定要素)に対して相対的に動作する可動刃である。これら手持ち式の動力工具の後端部は、操作者が工具を把持することを可能にするハンドルを備えている。
これら手持ち式の動力工具の電動式、油圧式又は空圧式のアクチュエータは、一般に回転アクチュエータである。その回転は、可動要素を固定要素に対して相対的動作させるリニア運動へ変換される。
この変換を達成するために、手持ち式の動力工具は、ロッド、例えば2つの端部、すなわち回転アクチュエータに直接的に又は間接的に結合された後端部と可動要素に直接的に又は間接的に結合された前端部を有するボールねじを含むことができる。このロッドは、工具のアクチュエータの動作の下で可動要素を移動させるために配置されている。
このボールねじは、例えばこのねじ上に設けられたボールナットと協働することが可能である。このボールねじは、回転アクチュエータの動作の下で回転することができるとともに、回転アクチュエータの回転をボールねじ上のボールナットの軸方向の直線運動に変換することが可能である。このナットは、例えば機械的な結合、例えばボール型の結合又は二重ボール−ソケット型の結合によって結合された結合ロッドによってこの変換運動を可動要素へ伝達することができる。
他の解決手段においては、回転アクチュエータがボールを回転させることができ、このボールが、アクチュエータの回転を前端部が可動要素に結合されたボールねじの軸方向の並進運動へ変換する。アクチュエータとナットの間の結合により、ボールねじ、したがって可動要素が固定要素に対して相対的に変位するようボールナットがボールねじ上で回転駆動されることが可能である。
回転アクチュエータの動作の下でロッドにより可動要素を変位させることを可能にするための他の解決手段が知られている。
一般に、ロッドは、2つのベアリング、すなわちその前端部に関して可動要素に近いベアリングと、その後端部に関して回転アクチュエータに近い他のベアリングによってその所定位置に保持されている。
これらベアリングは、剪定ばさみの場合に時折数kNのオーダーのかなりの軸力に耐え、同時に、従来技術においては利点と認められる高い径方向精度を保証する必要がある。これに関連して、軸方向はロッドの主軸線、すなわちロッドの長さ方向に平行な軸線であり、ロッドの径方向の移動は、この軸線に関して規定されている。
したがって、従来技術によるベアリングは、一方では大きな軸力の伝達を可能にし、他方ではロッドの径方向の移動を防止する寸法、形状及び公差で形成されている。
ロッドの前端部に関するベアリングは、例えば、手持ち式の動力工具の本体部へ摺動し、塵埃、異物又は工具の前方から後方へ通過する液滴から保護するガイドリングで構成されることも可能である。したがって、工具本体部及びガイドリングは、ボールねじ及びボールナットを収容する保護空間を画成するものである。
ロッドの前端部に関するベアリングは、他のベアリング、例えばボールベアリング又はニードルベアリングで構成されることも可能である。
実際には、前側のベアリングの中心は、ロッドの軸線及び後側のベアリングの中心と整列しておらず、これにより「円外(out−of−circle)」エラーが生じてしまう。ベアリング中心のこの整列の欠如の考えられる原因は、前側のベアリングの不完全な円形の形状、前側のベアリングと後側のベアリングの間の間隔、ロッドが前側のベアリング内に完全に挿入されていないことなどである。これら「円外」エラーの存在は、ロッドと前側のベアリングの間のある程度の遊びの存在を暗に示すものである。
この工具の操作中におけるこの遊びの存在により、しつこいノイズ、前側のベアリング及びロッドの摩耗、更にロッドとベアリングの間の摩擦による工具の前側部分の加熱が生じる。さらに、この遊びは、工具の電力消費を増大させるものである。なぜなら、その操作効率がこの摩擦の存在により低減されてしまうためである。手持ち工具の場合には、予備動力の低減をもたらすこととなる。
ベアリングの分野においては、ロッドの径方向の運動又はベアリングをガイドする部分の運動が低減又は防止されれば、ベアリングは品質の高いベアリングであるとみなされることが共通した意見である。したがって、品質の高いベアリングを使用したいと思う当業者は、ガイド部分の正確な径方向の位置決めを保証するベアリングを選択する。
しかしながら、本出願人は、本発明の範囲内、及び先入観とは対照的に、例えば剪定ばさみの場合に、ロッドをその軸線に対してある程度径方向へ移動させることが有利であることに気付いた。このようにして、ロッドは、前側のベアリングと後側のベアリングの間の最適な位置にあることができ、これにより、これら2つのベアリングに対する摩擦を低減することが可能である。例えば樹木の枝の切断時のかなりの力の伝達中に、前側のベアリングから独立して固定された径方向位置に向けてロッドへ負荷をかけるようにベアリングを設定することができる。
たしかに、重大な遊びによって特徴付けられた低品質のベアリングにより、径方向のかなりの遊びを得ることができる。しかしながら、ロッドの後端部におけるこのような低品質のベアリングは、この工具の応用分野に必要なかなりの軸力に耐えることができない。
したがって、本出願人は、一方では数kNのオーダーのかなりの軸力を伝達可能にし、他方ではノイズ、加熱及び消費の上記問題を解決するためにロッドのある程度の径方向の移動を可能にするベアリングを見出すことに向き合った。
特許文献1には、支柱のガイド部内を摺動可能であることにより、固定された第1の圧着工具及び可動の第2の圧着工具が設けられた支柱を含む動力化された圧着ペンチが記載されている。回転モータは、ベルトによってその回転をねじ付きロッドへ伝達する。可動の圧着工具に結合されたねじ付きロッド上のナットは、垂直方向に摺動する。ベアリングは、ロッドを包囲している。変形センサは、圧着プロセス中に生じる機械的な変形を検出し、これを変形の大きさに比例する信号へ変換する。
特許文献2には、モータ駆動式の手工具、とりわけ可動要素と、固定要素(あご部)と、回転アクチュエータと、回転アクチュエータの動作の下で可動要素を動かすために配置されたロッドとを含む他の圧着ペンチが記載されている。
特許文献3には、傾斜した非対称のベアリングが記載されている。
特許文献4には、ころがり軸受を含む風力タービン用のロータベアリングが記載されている。上記ころがり軸受は、第1のベアリングリングと、この第1のベアリングリング上に回転可能に保持された第2のベアリングリングと、これらベアリングリング間でロールオフする複数のころがり要素とを含んでいる。このベアリングは、遊星ギヤに結合されている。
特許文献5には、医療の用途のためのベアリングが記載されている。
特許文献6には、曲率中心周りに配置された一対のベアリングを含む「仮想ボールジョイント」が記載されており、各ベアリングは、複数のボールを支持する内側リング及び外側リングを含んでいる。
特許文献7には、衛生設備の分野における電動式のポータブル工具が記載されている。
特許文献8には、ボールねじと協働するように設定されたころがり軸受が記載されている。
特許文献9には、ディスクブレーキにおいて用いられるロッドアクチュエータ(「ねじアクチュエータ」)のための非対称のベアリングが記載されている。
特許文献10には、スクリュナットシステムと協働するブレーキキャリパのためのアンギュラ軸受が記載されている。ベアリングの内側リングは、溶接によって互いに結合された2つの部分で構成されている。
国際公開第2005/043692号 欧州特許出願公開第0365499号明細書 国際公開第9902873号 欧州特許第2185815号明細書 米国特許出願公開第2002/0037123号明細書 国際公開第0120178号明細書 欧州特許出願公開第1406358号明細書 独国特許出願公開第2852179号明細書 国際公開第0022310号明細書 国際公開第9902883号明細書
ロッドの後端部に関する、したがってロッドと回転アクチュエータの間に配置された非対称傾斜ベアリングの使用によって、ロッドのある程度の径方向の移動を許容しつつかなりの軸力を伝達することが可能である。
この径方向の運動を達成するためのこのようなベアリングの使用は、知られていた先入観を克服するものである。なぜなら、ベアリングの分野において、径方向の運動は軸力の伝達のために配置されたベアリングの低品質を示すようなものであるためである。
しかしながら、本出願人によって行われた試験は、このようなベアリングがノイズ及び加熱を低減又は除去しつつ、したがって公知の他のベアリングに比べて工具の消費を低減しつつ少なくとも±0.5°に等しい径方向の運動を許容することを示した。この径方向の運動は、ベアリングが負荷を受けていないとき、すなわち工具の前側から後側へのかなりの力の伝達前及び/又はこの伝達後に可能である。
このベアリングは他の利点も有している。実際に、手持ち式の電動工具における公知の後側のベアリング、例えばニードルベアリングを取り付けることは、ベアリングの異なる要素を取り付けること、これらの軸方向の遊びを測定すること、遊びに対して1つ又はいくつかの調整シムを追加するためにこれらを分解すること、各部分に注油すること、及びこれらを再度取り付けることを含むこととなる。
本発明による工具の非対称傾斜ベアリングは、調整シムを必要としない。なぜなら、その形状の正確な選択により製造される場合にその軸方向の遊びが正確に規定されるためである。
有利には、非対称傾斜ベアリングは結合ねじを収容するよう設定された開口部を含んでおり、ロッドは、この結合ねじを収容するよう設定された開口部を含んでいる。したがって、結合ねじは、この非対称傾斜ベアリングとロッドを連結するように意図されている。
本発明による手持ち式の動力工具の取付のための方法は、以下のステップ:
−結合ねじを非対称傾斜ベアリングへ挿入すること、
−この結合ネジにロッドを固定すること
を含んでいる。
好ましい実施例においては、この非対称傾斜ベアリングの少なくとも1つのリングがロッドを駆動するギヤードモータの要素と合体されている。したがって、好ましい実施例においては、ベアリングは、遊星減速ギヤの遊星歯車のための支持部を統合するものである。
取付方法は、遊星減速ギヤの遊星歯車をこの非対称傾斜ベアリングの支持部に固定するステップを含むことが可能である。
換言すれば、遊星歯車支持部は非対称傾斜ベアリングに直接合体されており、この遊星歯車支持部は、工具の取付のための方法を更に単純化するものである。
好ましい実施例においては、非対称傾斜ベアリングは、内側リングと、外側リングと、少なくとも1つのボールとを含んでいる。好ましくは、いくつかのボール、例えば8つのボールが冠部に配置されている。
他の好ましい実施例においては、内側リングが、内側部分と外側部分とで構成されている。2つの部分の存在により、ベアリングの取付及び2つのリングの間へのボールの挿入がより容易となる。他の実施例においては、内側リングが1つより大きな多数の部分で構成されている。他の実施例においては、外側リングも1つより大きな多数の部分で構成されている。
他の実施例においては、外側部分への内側部分の二重の圧入が達成され得るように、内側部分が少なくとも1つの第1の直径と少なくとも1つの第2の直径を含んでいる。この二重の圧入により、内側リングの各部分の製造不正確性をその長さの少なくとも一部において許容し、圧入力をより良好に制御することが可能である。圧入されるべき部分の全長を正確に調整又は機械加工する不便を回避することも可能である。
他の実施例においては、2つの部分を共に保持するように、手持ち式の動力工具のロッドが内側リングの内側部分と外側部分の間の接触範囲に関してベアリングに対して支持される。この実施例においては、これら2つの部分の二重の圧入がもはや厳密に必要なものではない。
有利には、内側リングは、第1の直径を有する第1のショルダ部と、第1の直径とは異なる第2の直径を有する第2のショルダ部とを含んでいる。有利には、外側リングは、第3の直径を有する第3のショルダ部と、第3の直径とは異なる第4の直径を有する第4のショルダ部とを含んでいる。
これらの異なる直径の存在により、可動要素を固定要素に固定するために非対称傾斜ベアリングが力を第1の方向、例えば手持ち式の動力工具の前側から後側へ伝達する場合に、ボールは、第1の点に関して内側リングに接触することができ、第2の点に関して外側リングに接触することができる。
これらの異なる直径の存在により、可動要素を固定要素に対して開放するために非対称傾斜ベアリング1が力を第1の方向とは逆の第2の方向、例えば手持ち式の動力工具の後側から前側へ伝達する場合に、ボールは、第1の点とは異なる第3の点に関して内側リングに接触することができ、第2の点とは異なる第4の点に関して外側リングに接触することもできる。
換言すれば、各ボールは、考え得る4つの内側リング及び外側リングとの接触点を有しており、これら接触点は、アクティブな2つずつのものであり、ボールは、いつでも内側リングとの接触点と外側リングとの接触点を有している。
有利には、第1の点と第2の点の間の接続線はロッドの軸線に対して第1の角度を形成し、第3の点と第4の点の間の接続線は、ロッドの軸線に対して第1の角度とは異なる第2の角度を形成している。換言すれば、力は、その方向に依存して異なる2つの角度及びをもつことでベアリングを通して角度を有する形態で伝達される。
この角度差により、手持ち式の刃が固定された刃、例えば樹木の枝を切断するための刃に5〜10kNの規模のオーダーの大きな力を工具の前側から後側へ伝達することが可能であり、同時に、手持ち式の刃が固定されている刃に対して再度開放されている場合には工具の後側から前側へ向けて明らかにより小さな力を伝達することが可能である。
1つの実施例においては、第1の角度は10〜50°の範囲を含み、第2の角度は25〜65°の範囲を含んでいる。好ましい実施例においては、第1の角度は30°であり、第2の角度は45°である。
他の実施例においては、ボールの直径と、ボールに接触するよう設定された内側及び外側リングの部分の転動路の直径とは、異なるとともに、ロッドの径方向移動を少なくとも±0.5°に、好ましくは少なくとも±1°に等しくするよう計算された値を有している。これら直径は、手持ち式の動力工具の軸方向の押圧作用及び引張作用を考慮して計算されている。当業者によく知られた他のパラメータは、これらの異なる直径に関連しており、例えば、転動路の形状であり、この転動路は、ボールとリングの間の接触点を正確に規定するために最適化され得る。
1つの実施例においては、本発明による工具の非対称傾斜ベアリングは、内側リングと外側リングの間にリップジョイントを含んでおり、このリップジョイントは、塵埃及び/又は汚れが工具内へ侵入するのを防止するものである。好ましい実施例においては、このジョイントは、ゴム又は自然から若しくは合成して得られる他の弾性材料から成っている。
1つの実施例においては、非対称傾斜ベアリングは、各ボールを分離するための保持器を含んでいる。
本発明による工具の非対称傾斜ベアリングは、鋼及び/又はセラミック及び/又は本発明による手持ち式の動力工具において力を伝達することが可能な他の材料で構成され得る。
他の実施例においては、この非対称傾斜ベアリングの内側リングの外周部がベアリングの重量、したがって手持ち式の動力工具の重量を軽減するために少なくとも1つの凹部を含んでいる。
本発明の実施例は、添付の図面によって図示された説明に示されている。
本発明による手持ち式の動力工具の一実施例の一部の断面図である。 非対称傾斜ベアリングが力を第1の方向へ伝達するときの、本発明による手持ち式の動力工具の非対称傾斜ベアリングの一実施例の断面図である。 非対称傾斜ベアリングが第1の方向とは異なる第2の方向へ力を伝達するときの、図2Aの非対称傾斜ベアリングの断面図である。 本発明による手持ち式の動力工具の非対称傾斜ベアリングの一実施例の前面図である。 本発明による手持ち式の動力工具の非対称傾斜ベアリングの一実施例の断面図である。 本発明による手持ち式の動力工具の非対称傾斜ベアリングの一実施例の背面図である。
例によって提供される以下の説明においては、電気的に駆動される可動型剪定ばさみを単純化して言及がなされる。しかしながら、本発明は、このような器具に限定されるものではない。また、本発明は、農業に制限されるものでもなく、例えば、工業用、医療用又は他の応用分野についてのはさみ、ピンセット、プレスなども含むものである。
図1には、本発明による手持ち式の動力工具の実施例の一部の断面図が示されている。
有利には、この手持ち式の動力工具は、
−不図示の可動要素及び固定要素と、
−不図示の回転アクチュエータと、
−この回転アクチュエータの動作の下で可動要素を動かすために配置されたロッド100と、
−このロッド100と回転アクチュエータの間に配置された非対称傾斜ベアリング1と
を含んでいる。
図示の実施例では、ロッド100はボールねじである。
ロッド100の後端部において非対称傾斜ベアリング1を用いること、すなわち非対称傾斜ベアリング1がロッド100と回転アクチュエータの間に配置されていることにより、かなりの軸力を伝達し、同時にロッドのある程度の径方向移動(radial movement)θを許容することが可能である。
出願人によって行われた複数の試験により、このようなベアリング1によって少なくとも±0.5°に等しい、好ましくは±1°より大きい、ロッド100の径方向移動θが許容され、したがって、ノイズ及び加熱が低減又は除去され、他の公知のベアリングと比較して工具の消耗が低減される。
実際、径方向移動により、各切断サイクルの期間の少なくとも一部について、前側ベアリング400、ロッド100及び後側ベアリング1の不十分な整列による問題を補償することが可能である。
ベアリング1に負荷がかかっていない場合、すなわち工具の前側から後側へのかなりの力が伝達される前及び/又は後に径方向移動θが可能である。
このベアリングは、他の利点も有している。実際に、公知の後側ベアリング、例えばニードル軸受を手持ち式の電動工具に取り付けることは、ベアリングの異なる要素を取り付けること、これらの軸方向の遊びを測定すること、遊びに対して1つ又は複数の調整シムを加えるためにこれらを取り外すこと、各部分への注油及びこれらの再取付を含んでいる。
本発明による工具の非対称傾斜ベアリング1は調整シムを必要としない。なぜなら、その形状を正確に選択することで軸方向の遊びが形成されれば、その軸方向の遊びが正確に決定されるからである。
したがって、本発明による手持ち式の動力工具の取付のための方法を、以下のステップへ低減することが可能である:
−結合ねじ200を非対称傾斜ベアリング1へ挿入すること、
−ロッド100、例えばボールねじをこの結合ねじ200に固定すること。
好ましい実施形態においては、この非対称傾斜ベアリング1は、ロッド100を駆動するモータの上流において減速ギヤの複数の要素を統合するものである。したがって、この例では、ベアリング1が遊星減速ギヤの遊星歯車のための支持部300も含むことが、例えば図1において視認可能に図示されている。
したがって、取付方法は、以下のステップも含んでいる:
−遊星減速ギヤの遊星歯車をこの非対称傾斜ベアリング1の支持部300上に固定すること。
図1の実施例においては、非対称傾斜ベアリング1は、内側部分24及び外側部分22で構成された内側リング20と、外側リング30と、少なくとも1つのボール10とを含んでいる。
2つの部分22,24の存在により、ベアリング1の取付と、2つのリング20と30の間へのボール10の挿入をより容易にすることが可能である。他の実施例では、内側リング20が1つより多くの多数の部分で構成されている。他の実施例では、外側リング30も1つより多くの多数の部分で構成されている。
図1から視認できるように、外側部分22内への内側部分24の二重の圧入が達成し得るように、内側部分24は、少なくとも1つの第1の直径dと、この第1の直径dとは異なる少なくとも1つの第2の直径dとを含んでいる。この二重の圧入により、内側リング20の各部分の製造不正確性をその長さの少なくとも一部において許容し、圧入力をより良好に制御することが可能である。
図1において視認可能なように、手持ち式の動力工具のロッド100は、2つの部分22,24を共に保持するように、内側リングの内側部分24と外側部分22の間の接触範囲でベアリング1に対して支持されている。この実施例では、これら2つの部分22,24の二重の圧入はもはや厳密に必要なものではない。
図2A及び図2Bにおいて視認可能なように、内側リングは、有利には、第1の直径d22を有する第1のショルダ部と、第1の直径d22とは異なる第2の直径d24を有する第2のショルダ部とを含んでいる。有利には、外側リング30は、第3の直径d34を有する第3のショルダ部と、第3の直径d34とは異なる第4の直径d32を有する第4のショルダ部とを含んでいる。
これらの異なる直径の存在により、図2Aにおいて視認可能なように可動要素を固定要素に固定するために非対称傾斜ベアリング1が力Fを第1の方向、例えば手持ち式の動力工具の前側から後側へ伝達する場合に、ボール100は、特にその外側部分22で第1の点P1に関して内側リング20に接触することができ、第2の点P2に関して外側リング30に接触することができる。
当業者によく知られた他のパラメータは、これらの異なる直径に関連しており、例えば、転動路の形状であり、この転動路は、ボール10とリング20,30の間の接触点P1〜P4を正確に規定するために最適化され得る。異なる実施例においては、ボール10がそれぞれ図2A及び図2Bの状況にある場合には、この形状により、それぞれ空間240,340及び220,320をボールとリング20,30の間に形成することができる。
これらの異なる直径の存在により、図2Bにおいて視認可能なように可動要素を固定要素に対して開放するために非対称傾斜ベアリング1が力Fを第1の方向とは逆の第2の方向、例えば手持ち式の動力工具の後側から前側へ伝達する場合に、ボール10は、特にその内側部分24で第1の点P1とは異なる第3の点P3に関して内側リング20に接触することができ、第2の点P2とは異なる第4の点P4に関して外側リング30に接触することができる。
換言すれば、ボール10は、内側リング及び外側リングと4つの可能な接触点P1〜P4を有しており、これら接触点は、アクティブな2つずつ(P1−P2,P3−P4)のものであり、ボールは、いつでも内側リングとの1つの接触点と外側リングとの1つの接触点を有している。
有利には、第1の点P1と第2の点P2の間の接続線はロッドの軸線xに対して第1の角度αを形成し、第3の点P3と第4の点P4の間の接続線は、ロッドの軸線に対して第1の角度αとは異なる第2の角度βを形成している。換言すれば、図2A及び図2Bにおいて視認可能であるように、力は、その方向に依存して異なる2つの角度α及びβをもつことでベアリングを通して角度を有する形態で伝達される。
この角度差により、手持ち式の刃が固定された刃、例えば樹木の枝を切断するための刃に5〜10kNの規模のオーダーの大きな力Fを工具の前側から後側へ伝達することが可能であり、同時に、手持ち式の刃が固定されている刃に対して再度開放されている場合には工具の後側から前側へ向けて明らかにより小さな力Fを伝達することが可能である。
1つの実施例においては、第1の角度αは10〜50°の範囲を含み、第2の角度βは25〜65°の範囲を含んでいる。好ましい実施例においては、第1の角度αは30°であり、第2の角度βは45°である。
図2A及び図2Bにおいて視認可能であるように、ボール10の直径と、ボール10に接触するよう設定された外側リング30と内側及び外側の部分22,24の転動路の直径とは、異なるとともに、ロッド100の径方向移動θを少なくとも±0.5°に、好ましくは少なくとも±1°に等しくするよう計算された値を有している。これら直径は、手持ち式の動力工具の軸方向の押圧作用及び引張作用を考慮して計算されている。
1つの実施例においては、本発明による工具の非対称傾斜ベアリングは、内側リングと外側リングの間にリップジョイント50を含んでおり、このリップジョイントは、塵埃及び/又は汚れが工具内へ侵入するのを防止するものである。好ましい実施例においては、このジョイントは、ゴム又は自然から若しくは合成して得られる他の弾性材料から成っている。
1つの実施例においては、非対称傾斜ベアリングは、各ボール10を分離するための保持器40を含んでいる。
本発明による工具の非対称傾斜ベアリング1は、鋼及び/又はセラミック及び/又は本発明による手持ち式の動力工具において力を伝達することが可能な他の材料で構成され得る。
他の実施例においては、この非対称傾斜ベアリングの内側リングの外周部がベアリングの重量、したがって手持ち式の動力工具の重量を軽減するために少なくとも1つの凹部60を含んでいる。
図1において視認可能であるように、非対称傾斜ベアリング1は、結合ねじ200を収容するよう設定された開口部を含むことができ、ロッド100は、この結合ねじ200を収容するよう設定された開口部を含んでいる。したがって、この結合ねじ200は、非対称傾斜ベアリング1とロッド100を連結することを意図したものである。
1 非対称傾斜ベアリング
10 ボール
20 内側リング
22 リング20の外側部分
24 リング20の内側部分
30 外側リング
40 保持器
50 リップジョイント
60 凹部
100 ロッド、例えばボールねじ
102 ボールねじの第1の端部
104 ボールねじの第2の端部
200 連結ねじ
300 遊星歯車の支持部
400 ベアリング
220 ボールと部分22の間の空間
240 ボールと部分24の間の空間
320,340 ボールと外側リング30の間の空間
x ロッドの軸線
α ロッドの軸線と点P1と点P2の間の接続線との間の第1の角度
β ロッドの軸線と点P3と点P4の間の接続線との間の第2の角度
θ ロッドの径方向移動量
P1 ボールと内側リングの間の第1の接触点
P2 ボールと外側リングの間の第2の接触点
P3 ボールと内側リングの間の第3の接触点
P4 ボールと外側リングの間の第4の接触点
内側部分24の第1の直径
内側部分24の第2の直径
22 内側リング20の第1のショルダ部の第1の直径
24 内側リング20の第2のショルダ部の第2の直径
34 外側リング30の第3のショルダ部の第3の直径
32 外側リング30の第4のショルダ部の第4の直径
工具の前側から後側へ伝達される力
工具の後側から前側へ伝達される力
これらの異なる直径の存在により、図2Aにおいて視認可能なように可動要素を固定要素に固定するために非対称傾斜ベアリング1が力Fを第1の方向、例えば手持ち式の動力工具の前側から後側へ伝達する場合に、ボール10は、特にその外側部分22で第1の点P1に関して内側リング20に接触することができ、第2の点P2に関して外側リング30に接触することができる。

Claims (14)

  1. −可動要素及び固定要素と、
    −回転アクチュエータと、
    −前記可動要素を前記回転アクチュエータの動作の下で移動させるために配置されたロッド(100)と
    を含む手持ち式の動力工具において、
    −前記ロッド(100)と前記回転アクチュエータの間に配置された非対称傾斜ベアリング(1)を含み、
    該非対称傾斜ベアリング(1)が、前記結合ねじ(200)を収容するよう設定された開口部を含み、前記ロッド(100)が、前記連結ねじ(200)を収容するよう設定された開口部を含み、前記結合ねじ(200)が前記非対称傾斜ベアリング(1)を前記ロッド(100)に連結するように意図されていることを特徴とする工具。
  2. 前記非対称傾斜ベアリング(1)が、前記ロッド(100)を少なくとも±0.5°に等しい径方向移動(θ)を許容するよう配置されていることを特徴とする請求項1記載の工具。
  3. 減速ギヤを含み、前記非対称傾斜ベアリング(1)が前記減速ギヤの構成要素を合体していることを特徴とする請求項1又は2記載の工具。
  4. 前記減速ギヤが、遊星歯車を含む遊星減速ギヤであり、前記非対称傾斜ベアリング(1)が前記遊星歯車のための支持部(300)を含んでいることを特徴とする請求項3記載の工具。
  5. 前記非対称傾斜ベアリング(1)が、内側リング(20)と、外側リング(30)と、少なくとも1つのボール(10)とを含んでいることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の工具。
  6. 前記内側リング(20)が、内側部分(24)と外側部分(22)とで構成されていることを特徴とする請求項5記載の工具。
  7. 前記外側部分(22)への前記内側部分(24)の二重の圧入が達成され得るように、前記内側部分(24)が少なくとも1つの第1の直径(d)と少なくとも1つの第2の直径(d)を含んでいることを特徴とする請求項6記載の工具。
  8. −前記可動要素を前記固定要素へ固定するために前記非対称傾斜ベアリング(1)が第1の方向へ力(F)を伝達する場合に、前記ボール(10)が、第1の点(P1)に関して前記内側リング(20)に接触し、第2の点(P2)に関して前記外側リング(30)に接触するよう配置され、
    −前記可動要素を前記固定要素に対して開放するために前記非対称傾斜ベアリング(1)が前記第1の方向とは逆の第2の方向へ力(F)を伝達する場合に、前記ボール(10)が、前記第1の点(P1)とは異なる第3の点(P3)に関して前記内側リング(20)に接触し、前記第2の点(P2)とは異なる第4の点(P4)に関して前記外側リング(30)に接触するよう配置されるように
    配置されていることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の工具。
  9. 前記第1の点(P1)と前記第2の点(P2)の間の接続線が前記ロッド(100)の軸線(x)に対して第1の角度(α)を形成し、前記第3の点(P3)と前記第4の点(P4)の間の接続線が前記ロッド(100)の前記軸線(x)に対して前記第1の角度(α)とは異なる第2の角度(β)を形成し、前記第1の角度(α)が10〜50°の範囲を含み、前記第2の角度(β)が25〜65°の範囲を含んでいることを特徴とする請求項8記載の工具。
  10. 前記非対称傾斜ベアリング(1)が前記内側リング(20)と前記外側リング(30)の間にリップジョイント(50)を含んでいることを特徴とする請求項5〜9のいずれか1項に記載の工具。
  11. 前記非対称傾斜ベアリング(1)が前記ボール(10)を分離するための保持器(40)を含んでいることを特徴とする請求項5〜10のいずれか1項に記載の工具。
  12. 前記非対称傾斜ベアリング(1)の前記内側リング(20)の外周部が、前記ベアリング(1)の重量の軽減のために少なくとも1つの凹部(60)を含んでいることを特徴とする請求項5〜11のいずれか1項に記載の工具。
  13. 以下のステップ:
    −結合ねじ(200)を非対称傾斜ベアリング(1)へ挿入すること、
    −ロッド(100)を前記結合ねじ(200)に固定すること
    を含む、手持ち式の動力工具を取り付けるための方法。
  14. 前記非対称傾斜ベアリング(1)が遊星減速ギヤの遊星歯車のための支持部(300)を含み、当該方法が、
    −前記遊星減速ギヤの前記遊星歯車を前記非対称傾斜ベアリング(1)の前記支持部(300)に固定すること
    を含むことを特徴とする請求項13記載の方法。
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