JP2016514403A - アクセスポイントの情報を指示及び取得するシステム及び方法 - Google Patents

アクセスポイントの情報を指示及び取得するシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

送信デバイスを動作させる方法は、構成インデックス(CI)情報要素(IE)を生成するステップであり、CI IEは、CI値と、CI IEに含まれる構成情報の完全性のインジケータとを含み、CI IEに含まれる構成情報の完全性は、完全な情報と簡略化された情報とのうち1つであるステップと、CI IEをフレームに配置するステップとを含む。この方法はまた、フレームを送信するステップを含む。

Description

この出願は、“Systems and Methods for Indicating and Acquiring Information of an Access Point”という題で2013年2月27日に出願された米国仮出願第61/770,205号の優先権を主張した、“Systems and Methods for Indicating and Acquiring Information of an Access Point”という題で2014年2月21日に出願された米国非仮出願第14/186,966号の優先権を主張し、これらの双方の出願を援用する。
[技術分野]
この開示は、概してデジタル通信に関し、特にアクセスポイントの情報を指示及び取得するシステム及び方法に関する。
無線ローカルエリアネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Network)を使用したデバイスの数は、劇的な成長を示し続けている。WLANは、有線接続に束縛されることなく、ユーザに対して高速サービスに接続する機能を可能にする。WLANは、IEEE802.11シリーズの技術標準に基づく無線通信システムである。典型的には、WLANを使用したデバイスの数が増加すると、WLANのデバイス(例えば、アクセスポイント(AP:access point)及びステーション(STA:station))の密度も増加する。特に、元のWLANは低密度のAP(一般的に通信コントローラ、コントローラ等とも呼ばれる)及びステーション(一般的にユーザ、加入者、端末等とも呼ばれる)を仮定して設計されたため、高密度のAP及びステーションは、WLANを非効率的にする傾向がある。
この開示の例示的な実施例は、アクセスポイントの情報を指示及び取得するシステム及び方法を提供する。
この開示の例示的な実施例によれば、送信デバイスを動作させる方法が提供される。この方法は、送信デバイスにより、構成インデックス(CI:configuration index)情報要素(IE:information element)を生成するステップであり、CI IEは、CI値と、CI IEに含まれる構成情報の完全性のインジケータとを含み、CI IEに含まれる構成情報の完全性は、完全な情報と簡略化された情報とのうち1つであるステップを含む。この方法はまた、送信デバイスにより、CI IEをフレームに配置するステップと、送信デバイスにより、フレームを送信するステップとを含む。
この開示の他の例示的な実施例によれば、IEEE802.11aiに準拠した通信システムにおいて送信デバイスを動作させる方法が提供される。この方法は、送信デバイスにより、構成変更カウント(CCC:configuration change count)情報要素(IE:information element)を生成するステップであり、CCC IEは、CCC値と、CCC IEに含まれる構成情報の完全性のインジケータとを含み、CCC IEに含まれる構成情報の完全性は、構成情報セットの全体のセットと構成情報セットの縮小したセットとのうち1つであるステップを含む。この方法はまた、送信デバイスにより、CCC IEをフレームに配置するステップと、送信デバイスにより、フレームを送信するステップとを含む。
この開示の他の例示的な実施例によれば、送信デバイスが提供される。送信デバイスは、プロセッサと、プロセッサに動作可能に結合された送信機とを含む。プロセッサは、構成インデックス(CI:configuration index)情報要素(IE:information element)を生成し、CI IEは、CI値と、CI IEに含まれる構成情報の完全性のインジケータとを含み、CI IEに含まれる構成情報の完全性は、完全な情報と簡略化された情報とのうち1つであり、CI IEをフレームに配置する。送信機は、フレームを送信する。
この開示の他の例示的な実施例によれば、IEEE802.11aiに準拠した送信デバイスが提供される。IEEE802.11aiに準拠した送信デバイスは、プロセッサと、プロセッサに動作可能に結合された送信機とを含む。プロセッサは、構成変更カウント(CCC:configuration change count)情報要素(IE:information element)を生成し、CCC IEは、CCC値と、CCC IEに含まれる構成情報の完全性のインジケータとを含み、CCC IEに含まれる構成情報の完全性は、構成情報セットの全体のセットと構成情報セットの縮小したセットとのうち1つであり、CCC IEをフレームに配置する。送信機は、フレームを送信する。
実施例の1つの利点は、受信した応答を生じる要求を発行していないステーションが、受信した応答がアクセスポイントについての簡略化された情報を含んでいるか完全な情報を含んでいるかを容易に決定することが可能になり得る点にある。
実施例の更なる利点は、受信した応答を生じる要求を行っているステーションでなくても、ステーションが受信した応答に含まれる簡略化された情報を利用することにより、通信のオーバーヘッドを低減し得る点にある。
この開示及びその利点の更に完全な理解のため、添付図面と共に挙げられる以下の説明に参照が行われる。
ここに記載の例示的な実施例による第1の例示的な通信システム ここに記載の例示的な実施例による第2の例示的な通信システム ここに記載の例示的な実施例によるAPに関する格納された情報の例示的なレコード ここに記載の例示的な実施例による現在の構成情報セットの例示的なレコード ここに記載の例示的な実施例による過去の構成情報セットの例示的な簡略化されたレコード ここに記載の例示的な実施例によるAPによる現在及び過去の構成情報セットレコードの例示的な更新 ここに記載の例示的な実施例による簡略化されたプローブ応答のIE選択の例 ここに記載の例示的な実施例に従って送信デバイスがCCC IEを有するフレームを送信するときに送信デバイスで生じる例示的な動作のフローチャート ここに記載の例示的な実施例による第1の例示的なCCC IEの一部 ここに記載の例示的な実施例による第2の例示的なCCC IEの一部 ここに記載の例示的な実施例に従って受信ステーションがCCC IEを有するフレームを受信するときに受信ステーションで生じる例示的な動作のフローチャート ここに記載の例示的な実施例による例示的な通信デバイス
現在の例示的な実施例の動作及びその構成について、以下に詳細に説明する。しかし、この開示は、幅広い特定の状況に具現され得る多くの適用可能な発明の概念を提供することが認識されるべきである。説明する特定の実施例は、単に開示の特定の構成及び開示の動作方法の例であり、この開示の範囲を限定するものではない。
この開示の1つの実施例は、アクセスポイントの情報を指示及び取得することに関する。例えば、送信デバイスは、構成インデックス(CI:configuration index)情報要素(IE:information element)を生成する。CI IEは、CI値と、CI IEに含まれる構成情報の完全性のインジケータとを含み、CI IEに含まれる構成情報の完全性は、完全な情報と簡略化された情報とのうち1つである。送信デバイスはまた、CI IEをフレームに配置し、フレームを送信する。
特定の状況、すなわち、アクセスポイント/ネットワーク発見のためにアクティブスキャン及びパッシブスキャンを使用するIEEE802.11aiに準拠した通信システムにおける例示的な実施例に関して、この開示について説明する。しかし、この開示は、IEEE802.11aq、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:Third Generation Partnership Project)又はマシン・ツー・マシン(Machine to Machine)(例えば、oneM2M)技術標準のような他の標準に準拠したもの、及びアクセスポイント/ネットワーク発見のためにスキャンを使用する非標準通信システムにも適用され得る。
図1は、第1の例示的な通信システム100を示している。通信システム100は、デバイス110、デバイス112、デバイス114、デバイス116及びデバイス118のような複数のデバイスにサービス提供するアクセスポイント(AP:access point)105を含む。APは、一般的に基地局、通信コントローラ、コントローラ、NodeB、進化型NodeB(eNB:evolved NodeB)等とも呼ばれてもよい。デバイスは、一般的にステーション、ユーザ装置(UE:user equipment)、移動局、モバイル、ユーザ、加入者、端末等とも呼ばれてもよい。第1の通信モードでは、デバイスは、フレームをAP105に送信することにより、AP105を通じて通信してもよい。AP105は、フレームをその目的の受信者に転送する。第2の通信モードでは、第1のデバイスは、AP105を通過する必要なく、フレームを第2のデバイスに直接送信してもよい。
通信システムは、複数のステーションと通信可能な複数のAPを使用してもよいことが分かるが、簡単にするために、単一のAP及び複数のデバイスのみが図1に示されている。
従来では、サービスデータがデバイスの間で交換され得る前に、Wi-Fiデバイスのようなデバイスの間の接続が確立される必要があり、これは、認証、アソシエーション、及び或る場合にはIPアドレス割り当ての成功した完了により実現される。しかし、認証、アソシエーション、及びIPアドレス割り当て手順により受けるシグナリングオーバーヘッド及び遅延の量は、要求されたサービスが接続されたデバイスにより満たされることができない場合には望ましくないものになり得る。この理由は、シグナリングオーバーヘッド及び遅延が無駄になり、他のサービスプロバイダが探し出されるからである。従って、事前アソシエーション発見の概念が導入されており、デバイス及びデバイスが提供するサービスを発見する手順、又はこの手順の少なくとも一部は、接続が行われる前、すなわち、認証及びアソシエーション手順の前に行われる。このように、要求されたサービスが満たされることができる場合にのみ、デバイスの間に接続が確立される。
Wi-Fiにおけるデバイス発見の主な機構は、パッシブスキャン及びアクティブスキャンである。パッシブスキャンでは、第1のWi-Fiデバイスは、第2のWi-Fiデバイスにより送信されたビーコンフレームを監視する。受信したビーコンフレームに基づいて、第1のWi-Fiデバイスは、第2のWi-Fiデバイスを発見する。ビーコンフレームは、通常はときどき(普通では100ミリ秒のオーダーで)ブロードキャストされるため、第1のWi-Fiデバイスは、パッシブスキャンを使用して第2のWi-Fiデバイスを発見する際に長い遅延及び高い電力消費を被る。アクティブスキャンでは、要求Wi-Fiデバイス(又は探索Wi-Fiデバイス)は、プローブ要求フレームのような要求フレームを送信する。要求フレームは、要求されたWi-Fiデバイス又は要求されたサービスの情報を含んでもよい。要求されたWi-Fiデバイス又は要求されたサービスの情報に合致するWi-Fiデバイス(一般的に応答Wi-Fiデバイスとも呼ばれる)は、プローブ応答フレームのような応答フレームを送信することにより応答を戻す。要求(又は探索)Wi-Fiデバイスが応答Wi-Fiデバイスとの接続を行うか否かを判断し得るように、応答フレームは、応答Wi-Fiデバイス又は要求されたサービスの更なる情報を含んでもよい。従って、アクティブスキャンは、パッシブスキャンに比べて高速の発見を可能にするが、シグナリングオーバーヘッドのための更なる無線時間を使用する。アクティブスキャンは、混雑した環境ではうまく拡大できない。一例として、デバイスのWi-Fiアプリケーションが全て相手を絶えず発見するために混雑した会場でアクティブスキャンを使用している場合、単にプローブ要求及びプローブ応答フレームだけを搬送する過度の量のトラヒックが存在することになる。
デバイス発見に加えて、IEEE802.11uは、ジェネリック・アドバタイズメント・サービス(GAS:Generic Advertisement Service)要求及びGAS応答フレームとして知られ、アクセス・ネットワーク・クエリ・プロトコル(ANQP:Access Network Query Protocol)のようなアドバタイズメントプロトコルのためのクエリデータ及び応答データを搬送するために使用されるパブリックアクションフレームのグループの送信に基づくネットワーク発見を提供する。図2は、GAS及びANQP動作を示している。まず、デバイスのユーザはWi-Fiに接続する意図を開始し、ユーザのデバイスは、Wi-Fiホットスポットとも呼ばれる利用可能なアクセスポイントをスキャンする。IEEE802.1uでは、GASフレームは、認証及びアソシエーションの前に、ユーザのデバイスのクライアントとネットワークのサーバとの間のアドバタイズメントプロトコルのクエリデータ及び応答データのレイヤ2トランスポートを提供するために使用される。IEEE802.11uでは、ANQPは、アクセスネットワークの異なる機能及び利用可能なサービスを発見するために使用される特定のアドバタイズメントプロトコルである。ANQP応答データを受信した後に、ユーザのデバイスは、特定のAPを選択し、APとの接続の確立を生じる認証及びアソシエーション手順に進む。
図2は、第2の例示的な通信システム200を示している。通信システム200は、Wi-Fi準拠の通信システムの例でもよい。通信システム200は、スキャン及びネットワーク選択を含む動作をサポートするために、GAS及びANQPのような通信サービス及びプロトコルを利用してもよい。一般的に、GASフレームは、(例えば、端末の)認証の前又は後に、通信システム200のような通信システムにおいて端末とサーバとの間のANQPのようなアドバタイズメントプロトコルのクエリデータ及び応答データのレイヤ2トランスポートを提供するために使用されてもよい。典型的には、ANQPは、通信システムの異なる機能及び/又はサービスを発見するために使用されてもよい。デバイスは、異なるネットワーク又はアクセスポイントに関する情報を比較し、アソシエーションするのに最適なものを選択する。デバイスは、認証処理に進んでもよい。
通常では、ステーションは、図2に示すデバイス(デバイス205、207及び209等)のいずれかを示すために使用されてもよい。図2に示すデバイスは、携帯電話、ラップトップコンピュータ、タブレット、スマートセンサ、ハンドヘルド又は家庭用電子デバイス、及び通信システム200と相互作用することができるインタフェース(Wi-Fiインタフェース等)を有する他のデバイスを含んでもよい。ステーションの一部又は全部はまた、セルラネットワーク、Bluetooth、独自仕様のネットワーク等のような他の種類の通信システムと相互作用することができてもよい。
AP210及び1つ以上のステーションは、Wi-Fi通信システムの基本的な構成単位である基本サービスセット(BSS:basic service set)を形成してもよい。BSSは、構成された識別子であり、AP210のようなBSSのAPによりブロードキャストされてもよいサービスセット識別子(SSID:service set identifier)により識別されてもよい。AP210は、AP210と同じ場所にあってもよく同じ場所になくてもよいAPコントローラ及び/又はANQPサーバと通信してもよい。AP210は、1つ以上のローミングハブ220に接続されたサービスプロバイダネットワーク215に接続されてもよい。ローミングハブ220は、ホームロケーションレジスタ(HLR:home location register)225に接続されてもよい。ローミングハブ220及びHLR225は、デバイスの移動性、すなわち、ローミングのサポートを提供する。
AP構成情報セットは、タイムスタンプフィールド、タイムアドバタイズメント要素、BSS ACアクセス遅延要素、BSS平均アクセス遅延要素、BSS利用可能な許容容量要素、TPCレポート要素、ビーコンタイミング要素及びBSS負荷要素の動的な情報フィールド及び要素を除く、ビーコン又はプローブ応答フレームの情報フィールド及び要素のセットである。AP構成情報セットは、APの構成情報の静的又は半静的な部分を提供する。
ステーションによりアクセスするAPを発見するために使用されるアクティブスキャンは、ステーションが検索しているAPのサービスセット識別子(SSID)を有するプローブ要求を送信する第1のステップと、ステーションがAPとのアソシエーションに進むか否かを決定し得るために、検索されているAPがプローブ要求に応じてその構成情報を有するプローブ応答を送信する第2のステップとを含む。
電車の駅のような混雑した環境では、多くのステーションがAPを同時にスキャンし、シグナリングの渋滞及び応答を得る際の遅延を生じ得る。これを克服するために、IEEE802.11aiは、APが構成変更カウント(CCC:configuration change count)値をブロードキャストすることを提案している。CCC値は、情報要素(IE:information element)の形式で表現されており、併せて構成情報セットと呼ばれる構成情報のセットの内容のうち特定のセットに関連するインデックスでもよい。AP及び/又はステーションのようなデバイスは、構成目的のために構成情報セットの内容を使用する。CCCのより一般的な用語は、構成インデックス(CI:configuration index)又は構成シーケンス番号(CSN:configuration sequence number)でもよい。一般性を失うことなく、以下に提示する説明は、ここに提示される例示的な実施例を説明するためにCCCを利用するが、例示的な実施例はCI又はCSNにも当てはまる。
CCC値は、APの構成情報セットの中のいずれかの情報フィールド又は要素の内容が変更されたときに、APによりインクリメントされる。APは、CCC値と、前にブロードキャストしていてもよいその構成情報セットの対応する内容とを記憶してもよい。ステーションは、CCC値と、前にアソシエーション又は直面していてもよいAPの構成情報セットの対応する内容とを記憶してもよい。同じAPを再び検索する場合、STAは、ブローブ要求において、APについて記憶したCCC値を示す。APは、あるとすれば場合には、APの構成情報セットの中のどの情報要素が、前にステーションにより記憶されており対応するプローブ要求でステーションにより示されたCCC値から変更されたかを認識して、簡略化されたプローブ応答で応答してもよい。構成情報セットの中の全ての情報要素を含む普通のプローブ応答と比べて、簡略化されたプローブ応答は、構成情報セットの中の情報要素の縮小したセット又は部分的なセットを含むという意味で簡略化される。
しかし、ステーションがCCC値を有するプローブ要求を送信しない状況では、ステーションは、依然としてCCC情報要素(IE)を有するプローブ応答が、構成情報セットの中の情報要素の完全なセットを含む普通の(又は完全な若しくは通常の若しくは全体の)プローブ応答であるか、構成情報セットの中の情報要素の部分的なセットを含む簡略化されたプローブ応答であるかを決定することができる必要があり得る。プローブ応答が普通のプローブ応答である場合、ステーションは、APに関する格納された構成情報のそのレコードを設定又は更新してもよい。更に、簡略化されたブローブ応答がブロードキャストされていない場合、他のステーションは、APに関する格納された構成情報のそれらのレコードを更新するために、簡略化されたプローブ応答の情報を利用することができない。
例示的な実施例によれば、プローブ応答の構成、並びにいつ及び/又はどのように送信されたかは、前述の状況に対処するために変更されてもよい。一例として、CCC値のみを送信するのではなく、同じフレームに含まれる構成情報の完全性(例えば、普通又は簡略化)のインジケータが、CCC値と共に送信されてもよい。他の例として、普通のプローブ応答をブロードキャストして簡略化されたプローブ応答をユニキャストする代わりに、双方の種類のプローブ応答がブロードキャストされてもよい。
例示的な実施例によれば、ステーションは、うまくAPとのアソシエーション手順に進むために、APの構成に関する完全且つ最新の情報を有する必要があってもよい。従って、ステーションは、前にアソシエーションしたAPについての構成情報セットの現在の内容の完全なセットを認識する必要があってもよい。構成情報セットは、構成情報セット内の全てのIEのIE識別子(IE ID)及び内容を含んでもよい。ステーションはまた、構成情報セットの内容の特定のセットに対応するCCC値を認識する必要があってもよい。
図3は、APに関する格納された情報300の例示的なレコードを示している。格納された情報のレコード300は、レコード番号(レコード#)フィールド305、AP識別子(AP ID)フィールド310、AP CCC値フィールド315、及びAP構成情報セットフィールド320に構成された情報を含んでもよい。図3に示すように、AP構成情報セットフィールド320は、複数のIE IDと、それぞれ対応するIE IDの内容とを含んでもよい。ステーションは、1つ以上のAPのレコードを維持管理してもよい。一例として、軽快電車を介して家庭と職場との間を移動する携帯電話を有するユーザを検討する。携帯電話は、軽快電車の様々な駅、職場、家庭等で直面するAPのレコードを維持管理してもよい。
例示的な実施例によれば、APは、その現在の構成情報セット及び現在のCCC値の完全なレコードを維持管理してもよい。現在の構成情報セットは、構成情報セット内の全てのIEのIE ID及び現在の内容を含んでもよい。
図4は、現在の構成情報セットの例示的なレコード400を示している。現在の構成情報セットのレコード400は、コード番号(レコード#)フィールド405、現在のAP CCC値フィールド410、及び現在のAP構成情報セットフィールド415に構成された情報を含んでもよい。図4に示すように、現在のAP構成情報セットフィールド415は、複数のIE IDと、それぞれ対応するIE IDの内容とを含んでもよい。更に、APは、記憶空間を犠牲にして、前のAP構成についての構成情報セット及び関連するCCCの同様のレコードを維持管理してもよい。
例示的な実施例によれば、APは、過去の構成情報セット及び関連するCCC値の簡略化されたレコードを維持管理してもよい。APは、その過去の構成情報セットのCCC値と、それぞれ前の構成に対する中間の構成で行われた変更(すなわち、相違)とのリストを記録してもよい。
図5は、過去の構成情報セットの例示的な簡略化されたレコード500を示している。過去の構成情報セットの簡略化されたレコード500は、レコード番号(レコード#)フィールド505、過去のAP CCC値フィールド510、及び過去の構成情報セットの変更されたIE IDフィールド515に構成された情報を含んでもよい。過去の構成情報セットの変更されたIE IDフィールド515は、そのIEの内容が前の構成情報セットのものから変更した、関連するCCC値を有する構成情報セットのIEのIE IDを含んでもよい。例示的な例として、簡略化されたレコード500の行520を検討する。行520は、CCC値N-2に関連する過去の構成情報セットの簡略化されたレコードを含む。Nは、現在の構成情報セットに対応する整数である。行520についての過去の構成情報セットの変更されたIE IDフィールド515に、APは、CCC値N-1に関連する過去の構成情報セットにおいて同じIE IDを有するIEと異なるIEのIE IDを格納してもよい。一般的に、CCC値N-mに関連する過去の構成情報セットの変更されたIE IDフィールド515は、CCC値N-m+1に関連する過去の構成情報セットにおいて同じIE IDを有するIEと異なるIEのIE IDを格納するために使用されてもよい。ただし、mは整数である。
APの構成情報セットのいずれかのIEに変更が生じた場合、APは、現在及び過去の構成情報セットのそのレコードを更新する必要があってもよい。例示的な実施例によれば、APは、現在及び過去の構成情報セットのそのレコードを更新するために、以下の技術を利用してもよい。
a. 前の現在の件のCCC値に1を加えたものに設定されたCCC値を有する現在の構成情報セット(図4に示すようなもの)のレコードにおける行に対応する新たな現在の件を追加する。
b.前の現在の件のCCC値に設定されたCCC値を有する過去の構成情報セット(図5に示すようなもの)の簡略化されたレコードにおける行に対応する新たな過去の件を追加する。
i.いずれか変更されたIEを識別するために、新たな現在の件と前の現在の件との間で構成情報セット内のそれぞれのIEの内容を比較する。
ii.ステップiにおいて識別された変更されたIEのIDを過去の構成情報セットの簡略化されたレコードにおける新たな過去の件に追加する。
c.現在の構成情報セットのレコードから前の現在の件を削除する。
図6は、APによる現在及び過去の構成情報セットのレコードの例示的な更新600を示している。典型的には、APの構成情報セットの1つ以上のIEにおける変更から生じる更新は、現在の構成情報セット605のレコードと、過去の構成情報セット610の簡略化されたレコードとの双方における変更を含む。前述のように、APは、前の現在の件(行614で示す)のCCC値に1を加えたものに設定されたCCC値を有する新たな現在の件(現在の構成情報セット605のレコードにおける行612で示す)を追加してもよい。例示目的で、新たな現在の件のCCC値はNである整数値に設定され、前の現在の件のCCC値は、N-1に設定される。APはまた、前の過去の件のCCC値を有する新たな過去の件(過去の構成情報セット610の簡略化されたレコードの行616で示す)を追加してもよい。
APは、新たな現在の件及び前の現在の件のIEを比較してもよい。説明目的で、新たな現在の件及び前の現在の件の第1のIEが変更されておらず、新たな現在の件及び前の現在の件の第2のIEが変更されている状況を検討する。従って、APは、新たな過去の件(行616)に、過去の構成情報セットフィールドに第2のIEのIE IDを格納してもよい。
例示的な実施例によれば、APは、構成情報セットで変更したIEのIE IDを維持管理し、実際のIEの内容を維持管理しない。メモリ要件のこの低減は、プローブ要求において、ステーションが前にAPにアソシエーションした構成のCCC値を提供するため、可能になり得る。プローブ要求を受信すると、APは、ステーションにより提供されたCCC値がその現在のCCC値であるか否かを決定してもよい。ステーションにより提供されたCCC値がAPの現在のCCC値である場合、構成情報セット内のIEは、簡略化されたプローブ応答でAPにより提供される必要はない。ステーションにより提供されたCCC値がAPの現在のCCC値ではない場合、APは、過去の構成情報セットのその簡略化されたレコードを通じて解析し、より具体的には、ステーションにより提供されたCCC値に関連するレコードから現在の件に関連するCCC値に関連するレコードまで解析し、過去の構成情報セットのレコードを順次に読み、これらが特にステーションにより要求されているかのようにこれらのIEを再構成することにより、どのIEが変更されているかを決定してもよい。従って、APは、簡略化されたプローブ応答において、IE IDとこれらのIE IDに関連する現在の内容とを含む構成情報セットのIEの部分的なセットである変更されたIEをステーションに提供してもよい。
図7は、簡略化されたプローブ応答のIE選択700の例を示している。IE選択700は、現在の構成情報セット705のレコードと、過去の構成情報セット710の簡略化されたレコードとの双方からの情報を含んでもよい。例示目的で、APがN-2に等しいCCC値を有するプローブ要求をステーションから受信した状況を検討する。ただし、Nは、現在の構成情報セット(すなわち、現在の構成情報セット705のレコードに格納された構成情報セット)に関連するCCC値を表す整数である。APは、変更されたIEを決定するために、CCC値N-2(行714として示す)の過去の構成情報セットの簡略化されたレコードと、CCC値N-1(行716として示す)の過去の構成情報セットの簡略化されたレコードとを検査してもよい。APは、簡略化されたプローブ応答で、変更されたIEに対応するIE ID及び現在のIEの内容をステーションに送信してもよい。
例示的な実施例によれば、ステーションは、APからCCC IEを有するビーコンフレームを受信した場合、APの格納された構成情報セットのこれらのレコードを更新してもよい。例示的な実施例によれば、(ステーションは簡略化されたプローブ応答のコンテキストを認識しているため)APに対して簡略化されたプローブ応答を送信するようにトリガーする、CCC値を有するプローブ要求を送信したステーションについて、ステーションは、簡略化されたプローブ応答の内容と、格納された構成情報セットの自分のレコードとを使用して、APの構成情報セットのIEの完全なセットの内容を決定(又は再構成)することができる。簡略化されたプローブ応答で送信されたCCC値が常にAPの現在の構成に関連するものであることが仮定される場合、ステーションは、APの格納された構成情報セットのそのレコードを更新してもよい。しかし、送信しなかったプローブ要求に応じた簡略化されたプローブ応答を受信したステーションについて、ステーションは、簡略化されたプローブ応答が通常のプローブ応答であるか簡略化されたプローブ応答であるかを決定することができない可能性がある。従って、ステーションは、APの構成情報セットの不完全なレコード又は最新でないレコードを格納してもよい。
図8は、送信デバイスがCCC IEを有するフレームを送信するときに送信デバイスで生じる例示的な動作800のフローチャートを示している。動作800は、(普通又は簡略化された)プローブ応答又はビーコンを送信するときのAP、又はプローブ応答を送信するときのステーションのような送信デバイスで生じる動作を示してもよい。
動作800は、送信デバイスがCCC IEを生成することで始まってもよい(ブロック805)。CCC IEは、(普通又は簡略化された)プローブ応答、ビーコン、プローブ要求等のような、送信デバイスにより行われる送信に含まれてもよい。例示的な実施例によれば、CCC IEは、CCC値と、同じフレームに明示的に含まれており、CCC IEのCCC値に関連する構成情報の完全性のインジケータとを含んでもよい。プローブ要求は構成情報を提供しないため、CCC IEのフォーマットの簡単且つ一般的な設計のため、このインジケータは、ビーコン又はプローブ応答とちょうど同様にプローブ要求で搬送されるCCC IEに存在してもよい。しかし、インジケータは、受信デバイスにとって特別な意味を有さない。更に一般的な場合では、送信デバイスは、パケット又はフレームで送信されるべきCI IEを生成してもよい。CI IEは、CIと、同じフレームに明示的に含まれており、CI IEのCIに関連する構成情報の完全性のインジケータとを含んでもよい。
例示的な例として、インジケータが第1の値に設定された場合、構成情報セットのIEの全体のセットは、CCC IEに加えて、同じフレームに明示的に含まれてもよい。一方、インジケータが第2の値に設定された場合、構成情報セットのIEの全体のセットから変更したIEのみのIE識別子及びIEの内容が、CCC IEに加えて、同じフレームに明示的に含まれてもよい。同様に、インジケータが第1の値に設定された場合、構成情報セットのIEの全体のセットは、CI IEに加えて、同じフレームに明示的に含まれてもよい。一方、インジケータが第2の値に設定された場合、構成情報セットのIEの全体のセットから変更したIEのみのIE識別子及びIEの内容が、CI IEに加えて、同じフレームに明示的に含まれてもよい。
図9aは、第1の例示的なCCC IE900の一部を示している。CCC IE900は、IEEE802.11aiに準拠した通信システムで利用されてもよい。CCC IE900は、CCC IEとしてのIEを識別するIE識別子(IE ID)フィールド905と、CCC IEの長さを識別する長さフィールド910とを含む。CCC IE900はまた、CCCフィールド915を含む。図9aに示すように、CCCフィールド915は、1ビットのインジケータ920と7ビットの構成カウントフィールド925とを有する8ビットの長さでもよい。インジケータ920は、同じフレームに明示的に含まれてもよく、構成カウントフィールド925のCCC値に関連する構成情報の完全性を示してもよい。例示的な例として、インジケータ920は、変更のみのインジケータでもよく、インジケータ920が1に設定された場合、フレームにおいて明示的に提供され、構成カウントフィールド925のCCC値に関連する構成情報は、変更されたIEを含む。すなわち、フレームにおいて明示的に提供される構成情報は、簡略化された情報を有する。例えば、構成情報セットの中のIEの縮小した(又は部分的な)セットが簡略化された情報として考えられてもよい。インジケータ920が0に設定された場合、フレームにおいて明示的に提供される構成情報は、完全な情報を有する。例えば、構成情報セットの中のIEの全体のセットが完全な情報として考えられてもよい。CCC IEがプローブ要求で送信される場合、送信デバイスは、全ての状況においてインジケータ920を0に設定してもよい。この“0”のインジケータは、受信デバイスにとって特別な意味を有さない。CCC IEがビーコン又は通常及び/又は簡略化されたプローブ応答で送信される場合、送信デバイスは、ビーコン又は通常及び/又は簡略化されたプローブ応答と関係なく、構成カウントフィールド925にその現在のCCC値を示してもよい。
送信デバイスがAPである場合、APは、簡略化されたプローブ応答をブロードキャストしてもよい。これは、簡略化されたプローブ応答をトリガーする、CCC IEを有するプローブ要求を送信したステーションが、APに関する格納された情報のそのレコードを更新することを可能にする。更に、簡略化されたプローブ応答を受信したが、簡略化されたプローブ応答をトリガーしたプローブ要求を送信しなかったステーションは、APに関するその格納された構成情報セットが受信した簡略化されたプローブ応答の構成カウントフィールド925のCCC値より1だけ小さいCCC値に対応する場合、APに関する格納された構成情報セットのそのレコードを更新してもよい。このような構成は、ステーションが格納された情報のそれぞれのレコードを誤って更新することを妨げ得る。
図9bは、第2の例示的なCCC IE950の一部を示している。CCC IE950は、CCC IEとしてのIEを識別するIE IDフィールド955と、CCC IEの長さを識別する長さフィールド960とを含む。CCC IE950はまた、CCCフィールド965を含む。図9bに示すように、CCCフィールド965は、1ビットのインジケータ970と7ビットの第1の構成カウントフィールド975とを有する8ビット又は16ビットの長さでもよい。インジケータ970は、同じフレームに明示的に含まれてもよく、第1の構成カウントフィールド975のCCC値に関連する構成情報の完全性を示してもよい。例示的な例として、インジケータ970は、変更のみのインジケータでもよく、インジケータ970が1に設定された場合、明示的に提供され、第1の構成カウントフィールド975のCCC値に関連する構成情報は、変更されたIEを含む。すなわち、明示的に提供される構成情報は、縮小したセットの情報又は簡略化された情報を有する。インジケータ970が0に設定された場合、構成情報は、全体のセットの情報又は完全な情報を有する。
更に、インジケータ970が1(すなわち、“変更のみ”の肯定的な指示に対応する例示的な値)に設定された場合、第1の構成カウントフィールド975は、現在のCCC値を示してもよく、第2の構成カウントフィールド985が存在してもよく、過去のCCC値を示してもよい。過去のCCC値の時点から、簡略化されたプローブ応答において明示的に提供される変更されたIEが、第1の構成カウントフィールド975に示される現在のCCC値まで累積し始める。インジケータ970が0(すなわち、“変更のみ”の否定的な指示に対応する例示的な値)に設定された場合、第2の構成カウントフィールド985は存在しなくてもよい。全体の長さを1オクテットに維持するために、第2の構成カウントフィールド985が存在する場合には、1ビットの予備フィールド980が存在してもよい。存在する場合には、予備フィールド980は、使用されなくてもよく、他の目的に使用されてもよい。例示的な例として、現在のCCC値がCCC値N-3に参照される変更を累積するN(整数)である場合、第1の構成カウントフィールド975は、値Nを含んでもよく、第2の構成カウントフィールド985は、値N-3を含んでもよい。
CCC IE950の使用は、ステーションがAPから簡略化されたプローブ応答を受信したが、簡略化されたプローブ応答をトリガーしたプローブ要求を送信しておらず、受信した簡略化されたプローブ応答の第2の構成カウントフィールド985の過去のCCC値と等しい又はそれより新しいCCC値を有するAPの構成情報セットのレコードを格納している場合、ステーションがAPに関する格納された構成情報セットのそのレコードを更新することを可能にしてもよい。更に、送信デバイス(例えば、AP)は、複数のステーションからの複数のプローブ要求に応じて単一の簡略化されたプローブ応答を送信してもよい。複数のプローブ要求は、格納されており、異なるCCC値を示していてもよい。
CCC IE900及び950は、IEEE802.11aiに準拠した通信システムに特有のものでもよい点に留意すべきである。しかし、CCC IE900及び950に類似した更に一般的なCI IEが、他のIEEE802.11に準拠した通信システム、及びデバイス発見及び/又はアタッチを簡略化するのに役立てるために構成情報セットをサポートする通信システムのような他の通信システムにおいて利用されてもよい。
図8に戻ると、送信デバイスは、CCC IEを、ビーコン、通常のプローブ応答、簡略化されたプローブ応答、プローブ要求等のようなフレームに配置してもよい(ブロック810)。送信デバイスは、フレームを送信してもよい(ブロック815)。送信デバイスは、送信の種類(例えば、簡略化されたプローブ応答、通常のプローブ応答、ビーコン、プローブ要求等)及びCCC IEの構成に従ってフレームをブロードキャスト又はユニキャストしてもよい。
図10は、受信ステーションがCCC IEを有するフレームを受信するときに受信ステーションで生じる例示的な動作1000のフローチャートを示している。動作1000は、ビーコン又はプローブ応答を受信するときにステーションのような受信デバイスで生じる動作を示してもよい。
動作1000は、受信デバイスがビーコン、通常のプローブ応答、簡略化されたプローブ応答等のようなフレームを受信することで始まってもよい(ブロック10005)。フレームは、CCC IEを含んでもよい。例示的な実施例によれば、CCC IEは、CCC値と、同じフレームに明示的に含まれてもよく、CCC IEのCCC値に関連する構成情報の完全性のインジケータとを含んでもよい。更に一般的な場合では、受信デバイスは、パケット又はフレームでCI IEを受信してもよい。CI IEは、CIと、同じフレームに明示的に含まれてもよく、CI IEのCIに関連する構成情報の完全性のインジケータとを含んでもよい。受信デバイスは、CCC IEと、存在する場合には同じフレームに含まれる構成情報とを処理してもよい(ブロック1010)。受信デバイスは、CCC IEと、同じフレームに明示的に含まれる構成情報とに従ってCCC IEのCCC値に対応するAPに関する格納された構成情報セットのレコードを更新してもよい(ブロック1015)。受信デバイスがステーションである場合、且つ、含まれる構成情報が通常の構成情報であることをCCC IEのインジケータが示す場合、受信デバイスは、問題なく、APに関する格納された情報のレコードを更新してもよい。受信デバイスがステーションである場合、且つ、含まれる構成情報が簡略化された構成情報であることをCCC IEのインジケータが示す場合、受信デバイスは、CCC IEの構成と、受信デバイスがCCC IEを含むプローブ応答をトリガーしたか否かとに依存して、APに関する格納された情報のレコードを更新してもよい。APに関する格納された情報のレコードの更新についての詳細な説明は、以下に提供される。
図11は、例示的な通信デバイス1100を示している。通信デバイス1100は、AP、ステーション等のような送信デバイスの実現でもよい。通信デバイス1100は、ここに説明する実施例の様々なものを実現するために使用されてもよい。図11に示すように、送信機1105は、通常のプローブ応答、簡略化されたプローブ応答、プローブ要求、ビーコン等を送信するように構成される。通信デバイス1100はまた、通常のプローブ応答、簡略化されたプローブ応答、プローブ要求、ビーコン等を受信するように構成された受信機1110を含む。
IE生成ユニット1120は、通信デバイス1100がAPである場合、現在の構成情報セットのレコードと、全体の構成情報セットと比較したときのフレームに明示的に含まれる構成情報の完全性とに従って、CCC IEを生成するように構成される。或いは、通信デバイス1100が非APステーションである場合、ターゲットのAPに関する格納された情報のレコードに従って、CCC IEを生成するように構成される。フレーム処理ユニット1122は、IE生成ユニット1120により生成されたCCC IEを含む、通常のプローブ応答、簡略化されたプローブ応答、プローブ要求、ビーコン等のようなフレームを生成するように構成される。フレーム処理ユニット1122は、CCC IEを含む、通常のプローブ応答、簡略化されたプローブ応答、プローブ要求、ビーコン等のような受信したフレームを処理するように構成される。レコード管理ユニット1124は、現在の構成情報セットのレコード、過去の構成情報セットの簡略化されたレコード、格納された情報のレコード等のようなレコードを維持管理するように構成される。メモリ1130は、現在の構成情報セットのレコード、過去の構成情報セットの簡略化されたレコード、格納された情報のレコード、CCC IE、通常のプローブ応答、簡略化されたプローブ応答、プローブ要求、ビーコン等を格納するように構成される。
通信デバイス1100の要素は、具体的なハードウェア論理ブロックとして実現されてもよい。別法では、通信デバイス1100の要素は、プロセッサ、コントローラ、特定用途向け集積回路等で実行するソフトウェアとして実現されてもよい。更に他の別法では、通信デバイス1100の要素は、ソフトウェア及び/又はハードウェアの組み合わせとして実現されてもよい。
一例として、受信機1110及び送信機1105は、具体的なハードウェアブロックとして実現されてもよく、IE生成ユニット1120、フレーム処理ユニット1122、及びレコード管理ユニット1124は、マイクロプロセッサ(プロセッサ1115等)又はカスタム回路若しくはフィールドプログラマブル論理アレイのカスタムコンパイル済み論理アレイで実行するソフトウェアモジュールでもよい。IE生成ユニット1120、フレーム処理ユニット1122、及びレコード管理ユニット1124は、メモリ1130に格納されたモジュールでもよい。
この開示及びその利点について詳細に説明したが、特許請求の範囲により規定される開示の要旨及び範囲を逸脱することなく、様々な変更、置換及び変形がここで行われ得ることが認識されるべきである。

Claims (30)

  1. 送信デバイスを動作させる方法であって、
    前記送信デバイスにより、構成インデックス(CI)情報要素(IE)を生成するステップであり、前記CI IEは、CI値と、前記CI IEに含まれる構成情報の完全性のインジケータとを含み、前記CI IEに含まれる前記構成情報の前記完全性は、完全な情報と簡略化された情報とのうち1つであるステップと、
    前記送信デバイスにより、前記CI IEをフレームに配置するステップと、
    前記送信デバイスにより、前記フレームを送信するステップと
    を有する方法。
  2. 前記CI IEに含まれる前記構成情報を前記フレームに配置するステップを更に有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記インジケータは、1ビットの値を有する、請求項1に記載の方法。
  4. 1に等しい前記インジケータは、前記CI IEに含まれる前記構成情報の前記完全性が簡略化された情報であることを示す、請求項3に記載の方法。
  5. 前記フレームは、ジェネリック・アドバタイズメント・サービス要求フレームとジェネリック・アドバタイズメント・サービス応答フレームとのうち1つを有する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記フレームは、ビーコン、簡略化されたプローブ応答、通常のプローブ応答、及びプローブ要求のうち1つを有する、請求項1に記載の方法。
  7. IEEE802.11aiに準拠した通信システムにおいて送信デバイスを動作させる方法であって、
    前記送信デバイスにより、構成変更カウント(CCC)情報要素(IE)を生成するステップであり、前記CCC IEは、CCC値と、前記CCC IEに含まれる構成情報の完全性のインジケータとを含み、前記CCC IEに含まれる前記構成情報の前記完全性は、構成情報セットの全体のセットと前記構成情報セットの縮小したセットとのうち1つであるステップと、
    前記送信デバイスにより、前記CCC IEをフレームに配置するステップと、
    前記送信デバイスにより、前記フレームを送信するステップと
    を有する方法。
  8. 前記CCC IEに含まれる前記構成情報を前記フレームに配置するステップを更に有する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記フレームは、ビーコン、簡略化されたプローブ応答、通常のプローブ応答、及びプローブ要求のうち1つを有する、請求項7に記載の方法。
  10. 前記インジケータは、1ビットの値を有する、請求項7に記載の方法。
  11. 1に等しい前記インジケータは、前記構成情報の前記完全性が前記構成情報セットの縮小したセットであることを示す、請求項10に記載の方法。
  12. 前記構成情報セットの前記縮小したセットは、過去のCCC値に関連する第2のIEに対して変更した前記CCC値に関連する第1のIEのサブセットの第1のIE識別子及び第1のIEの値を有する、請求項7に記載の方法。
  13. 前記構成情報セットの前記全体のセットは、前記CCC値に関連する全ての第1のIEを有する、請求項7に記載の方法。
  14. 前記送信デバイスは、アクセスポイントを有し、前記フレームは、ビーコン、簡略化されたプローブ応答、及び通常のプローブ応答のうち1つを有する、請求項7に記載の方法。
  15. 前記送信デバイスは、ステーションを有し、前記フレームは、プローブ要求を有する、請求項7に記載の方法。
  16. 構成インデックス(CI)情報要素(IE)を生成し、前記CI IEは、CI値と、前記CI IEに含まれる構成情報の完全性のインジケータとを含み、前記CI IEに含まれる前記構成情報の前記完全性は、完全な情報と簡略化された情報とのうち1つであり、前記CI IEをフレームに配置するように構成されたプロセッサと、
    前記プロセッサに動作可能に結合され、前記フレームを送信するように構成された送信機と
    を有する送信デバイス。
  17. 前記プロセッサは、前記CI IEに含まれる前記構成情報を前記フレームに配置するように構成される、請求項16に記載の送信デバイス。
  18. 前記インジケータは、1ビットの値を有する、請求項16に記載の送信デバイス。
  19. 1に等しい前記インジケータは、前記CI IEに含まれる前記構成情報の前記完全性が簡略化された情報であることを示す、請求項18に記載の送信デバイス。
  20. 前記フレームは、ジェネリック・アドバタイズメント・サービス要求フレームとジェネリック・アドバタイズメント・サービス応答フレームとのうち1つを有する、請求項16に記載の送信デバイス。
  21. 前記フレームは、ビーコン、簡略化されたプローブ応答、通常のプローブ応答、及びプローブ要求のうち1つを有する、請求項16に記載の送信デバイス。
  22. 構成変更カウント(CCC)情報要素(IE)を生成し、前記CCC IEは、CCC値と、前記CCC IEに含まれる構成情報の完全性のインジケータとを含み、前記CCC IEに含まれる前記構成情報の前記完全性は、構成情報セットの全体のセットと前記構成情報セットの縮小したセットとのうち1つであり、前記CCC IEをフレームに配置するように構成されたプロセッサと、
    前記プロセッサに動作可能に結合され、前記フレームを送信するように構成された送信機と
    を有するIEEE802.11aiに準拠した送信デバイス。
  23. 前記プロセッサは、前記CCC IEに含まれる前記構成情報を前記フレームに配置するように構成される、請求項22に記載のIEEE802.11aiに準拠した送信デバイス。
  24. 前記フレームは、ビーコン、簡略化されたプローブ応答、通常のプローブ応答、及びプローブ要求のうち1つを有する、請求項22に記載のIEEE802.11aiに準拠した送信デバイス。
  25. 前記インジケータは、1ビットの値を有する、請求項22に記載のIEEE802.11aiに準拠した送信デバイス。
  26. 1に等しい前記インジケータは、明示的に含まれる前記構成情報の前記完全性が前記構成情報セットの縮小したセットであることを示す、請求項25に記載のIEEE802.11aiに準拠した送信デバイス。
  27. 前記構成情報セットの前記縮小したセットは、過去のCCC値に関連する第2のIEに対して変更した前記CCC値に関連する第1のIEのサブセットの第1のIE識別子及び第1のIEの値を有する、請求項22に記載のIEEE802.11aiに準拠した送信デバイス。
  28. 前記構成情報セットの前記全体のセットは、前記CCC値に関連する全ての第1のIEを有する、請求項22に記載のIEEE802.11aiに準拠した送信デバイス。
  29. 前記送信デバイスは、アクセスポイントを有し、前記フレームは、ビーコン、簡略化されたプローブ応答、及び通常のプローブ応答のうち1つを有する、請求項22に記載のIEEE802.11aiに準拠した送信デバイス。
  30. 前記送信デバイスは、ステーションを有し、前記フレームは、プローブ要求を有する、請求項22に記載のIEEE802.11aiに準拠した送信デバイス。
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