JP2016513235A - 測定装置、および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

計測装置であって、光を発する発光手段と、複数の受光素子を備え、測定対象からの反射光を受光し、分光反射情報を出力する受光手段と、前記発光手段が発光しない第1の状態において前記複数の受光素子のうちの所定の受光素子により出力された第1の信号と、前記発光手段が発光する第2の状態において前記複数の受光素子のうちの前記所定の受光素子により出力された第2の信号とに基づいて、補正情報を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された前記補正情報に基づいて、前記受光手段により出力された前記分光反射情報を補正する補正手段とを有する。【選択図】図7B

Description

本願発明は、色を測定する機能を備えた測定装置、および画像形成装置に関する。
昨今において普及している画像形成装置(以下、プリンタと呼ぶ)の画像品質(以下、画質と呼ぶ)には、粒状性、面内一様性、文字品位、色再現性(色安定性を含む)など様々である。そのうち最も重要な要素として色再現性が挙げられる。
色の再現性については同機種間だけでなく、異機種間、他方式による画像形成装置あるいは画像表示装置との色の違いも問題になることから、これら機器同士のカラーマッチングを行うため、ICC(International Color Consortium)プロファイルと呼ばれる多次元LUT(Look Up Table)を作成するソフトウェアと測定器が市販されている。
図5に示すように、各ICCプロファイルの内容は、測定器を用いた測定用画像(パッチ)の色測定に基づき、機器に依存しない色空間に対応付けて校正される。色空間には例えば、CIE L*a*b*色空間(CIEは国際照明委員;Commission Internationale de l’Eclairageの略)が挙げられる。これにより、異なる機器間においても、プリントする色を一致させることができる。そして、画像形成装置等に備えられたCMM(Color Management Module)は、これらのプロファイルを用いて色変換を行うことによりプリント・データを作成することができる。
特開2004−86013号公報では、シート上に形成したパッチ像を、光源と回折格子と位置検出センサからなるカラーセンサにて検出し、検出精度を向上させたインラインでの測定器構成が提案されている。カラーセンサからの検出値を分光反射率に変換し、三刺激値などを考慮してCIE Labに変換することができる。特開2004−86013号公報におけるカラーセンサは、環境温度の変化による光源の出力変動などの変動要因により、色検出精度が悪化する。そこで、カラーセンサの対向位置に配置した白色基準板によってキャリブレーションを行い、カラーセンサの検出値を補正する方式がある。キャリブレーション方法としては、パッチ像の色測定を実施する前、あるいは、後で白色基準板の反射光を測定し、測定値を基に計算を行う。白色基準板で計算する場合の分光反射率の計算方法としては、白色基準板の反射光量W(λ)、パッチの反射光量P(λ)とした場合、(式1)で表わされる。
Figure 2016513235
・・・(式1)
白色基準板は、測定波長領域の光を波長に依存せず略同一の反射率で反射するため、白色基準板からの反射光量W(λ)はパッチ像への入射光量と等価とみなせる。したがって、パッチ像への入射光量(すなわちW(λ))と、反射光量P(λ)の双方を測定することで、パッチの分光反射率R(λ)は、光源の出力変動の影響を受けず導出できる。
前述したように、分光反射率の導出においては、パッチの反射光P(λ)と白色基準板の反射光W(λ)とにより算出される。反射光を読み取る位置検出センサの出力信号値には反射光以外に暗電流値も含んでいる。そのため、温度による暗電流値の変動によって測定時の色検出の精度に影響が出てしまうという懸念があった。
また、位置検出センサが光を受光しているときは暗電流値を読み取ることができないため、従来は遮光した受光素子を設けて暗電流値を読み取るという方法が用いられていた。しかし、この方法では遮光した補正専用の受光素子が必要となる。その結果、補正専用の受光素子のスペースが必要となり、さらには、遮光しているため補正専用の受光素子は有効な画素として利用できないという課題があった。
本願発明の一形態として、測定装置は、光を発する発光手段と、複数の受光素子を備え、測定対象からの反射光を受光し、分光反射情報を出力する受光手段と、前記発光手段が発光しない第1の状態において前記複数の受光素子のうちの所定の受光素子により出力された第1の信号と、前記発光手段が発光する第2の状態において前記複数の受光素子のうちの前記所定の受光素子により出力された第2の信号とに基づいて、補正情報を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された前記補正情報に基づいて、前記受光手段により出力された前記分光反射情報を補正する補正手段とを有することを特徴とする。
本願発明の別の形態として、測定装置は、光を発する発光手段と、複数の受光素子を備え、測定対象からの反射光を受光し、分光反射情報を出力する受光手段と、前記発光手段の温度を検知する検知手段と、前記検知手段によって検知された前記温度に基づいて前記複数の受光素子のうちの対象の受光素子を決定し、前記発光手段が発光しない第1の状態において前記複数の受光素子のうちの前記対象の受光素子により出力された第1の信号と、前記発光手段が発光する第2の状態において前記複数の受光素子のうちの前記対象の受光素子により出力された第2の信号とに基づいて、補正情報を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された前記補正情報に基づいて、前記受光手段により出力された前記分光反射情報を補正する補正手段とを有することを特徴とする。
本願発明の別の形態として、画像形成装置は、測定装置を含み、前記測定装置は、光を発する発光手段と、複数の受光素子を備え、測定対象からの反射光を受光し、分光反射情報を出力する受光手段と、前記発光手段が発光しない第1の状態において前記複数の受光素子のうちの所定の受光素子により出力された第1の信号と、前記発光手段が発光する第2の状態において前記複数の受光素子のうちの前記所定の受光素子により出力された第2の信号とに基づいて、補正情報を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された前記補正情報に基づいて、前記受光手段により出力された前記分光反射情報を補正する補正手段とを有することを特徴とする。
本願発明の別の形態として、画像形成装置は、測定装置を含み、光を発する発光手段と、複数の受光素子を備え、測定対象からの反射光を受光し、分光反射情報を出力する受光手段と、前記発光手段の温度を検知する検知手段と、前記検知手段によって検知された前記温度に基づいて前記複数の受光素子のうちの対象の受光素子を決定し、前記発光手段が発光しない第1の状態において前記複数の受光素子のうちの前記対象の受光素子により出力された第1の信号と、前記発光手段が発光する第2の状態において前記複数の受光素子のうちの前記対象の受光素子により出力された第2の信号とに基づいて、補正情報を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された前記補正情報に基づいて、前記受光手段により出力された前記分光反射情報を補正する補正手段とを有することを特徴とする。
本発明により、補正専用の受光素子を設けることなく、リアルタイムに暗電流値の変動を検出することで高精度な色測定を行うことができる。
更に、本願発明の特徴は、(添付した図面を参照して)例示する実施形態の以下の説明から明らかになる。
画像形成装置の構成例を示す図。 カラーセンサの構成例を示す図。 制御ブロック図。 ICCプロファイルを説明するための図。 カラー・マネジメント環境の概略図。 実施例に係るセンサ、制御部を含むブロック図。 白色基準板の測定時におけるフローチャート。 パッチ像の測定(演算)時におけるフローチャート。 パッチ像の測定(温度検知)時におけるフローチャート。 本発明における色測定のフローチャート。 光照射前後のラインセンサ出力変動の様子を説明するための図。 光照射前後のラインセンサ出力変動の様子を説明するための図。 温度変化時の箱歪みによるラインセンサの位置ずれを説明するための図。
<実施例1>
本発明に係る実施例を、図を用いて詳細に説明する。
(画像形成装置)
本実施例では電子写真方式のレーザビームプリンタを用いて説明を行う。説明は電子写真方式で行うが、インクジェットプリンタや昇華型プリンタなどの熱乾燥方式による画像定着を行う画像形成装置に適用することも可能である。本発明の画像形成装置の構造及び動作について説明する。
図1は、本実施例における画像形成装置(以下、プリンタ)100の構造を示す断面図である。プリンタ100は、筐体101を備える。筐体101には、エンジン部を構成するための各機構と、各機構による各印刷プロセス処理(例えば、給紙処理など)に関する制御を行なうエンジン制御部312及びプリンタコントローラ103を収納する制御ボード収納部(不図示)とが内蔵されている。
エンジン部を構成するための機構としては、光学処理機構、定着処理機構、給紙処理機構、及び搬送処理機構などが設けられる。光学処理機構は、レーザ光の走査による感光ドラム105上への静電潜像形成、その静電潜像の顕像化、その顕像の中間転写体106への多重転写、多重転写されたカラー画像のシート110への転写などを行う。定着処理機構は、シート110に転写されたトナー像を定着させる。給紙処理機構は、シート110の給紙処理を行う。搬送処理機構は、シート110の搬送処理を行う。
光学処理機構は、レーザスキャナ部107において、プリンタコントローラ103から供給されたイメージデータに応じて半導体レーザ(不図示)から発射されるレーザ光をオン、オフに駆動するレーザドライバを有する。半導体レーザから発射されたレーザ光は、回転多面鏡により走査方向に振られる。ここで主走査方向に振られたレーザ光は、反射ミラー109を介して感光ドラム105に導かれ、感光ドラム105上を主走査方向に露光する。
一方、一次帯電器111により帯電され、レーザ光による走査露光によって感光ドラム105上に形成された静電潜像は、現像器112により供給されるトナーによってトナー像に顕像化される。そして、感光ドラム105上の顕像されたトナー像は、トナー像とは逆特性の電圧を印加された中間転写体106上に転写(1次転写)される。カラー画像形成時には、Y(イエロー)ステーション120、M(マゼンタ)ステーション121、C(シアン)ステーション122、およびK(ブラック)ステーション123からそれぞれの色を中間転写体106上に順次形成される。その結果、フルカラーの可視像が中間転写体106上に形成される。
次に、収納庫113から給送されたシート110が搬送され、転写ローラ114にてシート110を中間転写体106に圧接すると同時に、転写ローラ114にトナーと逆特性のバイアスを印加される。これにより、中間転写体106上に形成された可視像は、給紙処理機構によって副走査方向に同期して給紙されるシート110に転写される(2次転写)。尚、感光ドラム105及び現像器112は着脱可能である。
また、中間転写体106の周りには、画像形成開始位置検出センサ115、給紙タイミングセンサ116、及び濃度センサ117が配置される。画像形成開始位置検出センサ115は、画像形成を行う際の印刷開始位置を決める。給紙タイミングセンサ116は、シート110の給紙のタイミングを図る。濃度センサ117は、濃度制御時に測定用画像(パッチ)の濃度を測定する。濃度制御が行なわれた際には、濃度センサ117により、それぞれのパッチの濃度測定を行う。
定着処理機構は、シート110に転写されたトナー像を熱圧によって定着させるための第一定着器150および第二定着器160を有する。第一定着器150には、シート110に熱を加えるための定着ローラ151、シート110を定着ローラ151に圧接させるための加圧ベルト152、および定着完了を検知する定着後センサ153を含む。定着ローラ151は中空であり、内部にヒータ(不図示)を有し、回転駆動されると同時にシート110を搬送するように構成されている。第二定着器160は、第一定着器150よりもシート110の搬送経路下流側に位置し、第一定着器150によって定着されたシート110上のトナー像に対してグロスを付加したり、定着性を確保したりする目的で配置されている。第二定着器160も、第一定着器150同様に定着ローラ161、加圧ローラ162、および定着後センサ163を有した構成になっている。
シート110の種類によっては第二定着器160を通過する必要が無いものが存在する。この場合、エネルギー消費量を低減する目的で第二定着器160を経由せずシート110を排出するための搬送経路130を有する。搬送経路切り替えフラッパ131によってシート110を搬送経路130へと誘導させることが可能である。
シート110は、搬送経路切り替えフラッパ132により搬送経路135へと誘導される。そして、反転センサ137によってシート110の位置検出がなされた後、反転部136でスイッチバック動作することで、シート110の先行端が入れ替えられる。
さらに第二定着器160の搬送方向下流側には、シート110上のパッチ画像を検知するカラーセンサ200が配置されている。操作部180からの指示により色検出動作の指示が出され、検出結果をもとに、エンジン制御部312では濃度調整、階調調整、多次色調整が実行される。
(カラーセンサ)
カラーセンサ200の構造及び測定動作について説明する。図2は本実施例におけるカラーセンサ200の構造を示す図である。カラーセンサ200は、LED光源201、回折格子202、ラインセンサ203(203−1〜203−s)、演算部204、およびメモリ205が内蔵されている。LED光源201は、シート208上のトナーパッチ(以下、パッチ)207に白色の光を照射する。回折格子202は、パッチ207から反射して窓206を通過した光を波長ごとに分光する。ラインセンサ203(203−1〜203−s)は、回折格子202により波長ごとに分解された光を検出する受光素子であるn個の画素から構成される。演算部204は、ラインセンサ203により検出された各画素の光強度値から分光演算を行う。メモリ205は、各種データを保存する。
また、カラーセンサ200の構成においてLED光源201から照射された光をシート208上のパッチ207に集光し、またパッチ207から反射した光を回折格子202に集光するレンズが内蔵されている構成であっても良い。カラーセンサ200は、白色基準板210の反射光を測定する。白色基準板210は、着脱機構を持ち、シート208の位置付近に白色基準板210を移動させる、あるいは、パッチ像測定時においてもシート208の裏面から白色基準板210を当接させる位置に移動させてもよい。
図6Aに、本実施例に係るセンサ、および、制御部を含むブロック図を示す。制御部であるCPU3001は、LED光源201の光量設定やメモリ205からのデータ読み出しを行う。また、CPU3001は、紙搬送部3002に対して紙搬送タイミングの指示を出す。また、CPU3001は、白色基準板210の所定位置への着動作、パッチ像測定時における紙裏面への着動作を行うべく、着脱モータ3003を制御する。
(白色基準板)
白色基準板210は、LED光源201の光量調整や、補正係数h(λ)の算出に使用される。白色基準板210は、経年劣化を抑えるために耐光性が高く、また着脱動作のためにも強度なものが望まれる。そのため、例えば酸化アルミニウムをセラミック加工したようなものが用いられる。
補正係数h(λ)は、同一の白色基準板を、基準となる標準測定器(不図示)で計測した際の分光反射率とカラーセンサ200で計測した際の分光反射率との差分により算出する。例えば、標準測定器で白色基準板を計測したときに得られた500[nm]の波長に対応する分光反射率hs(500)が91%であるとする。同様に、カラーセンサ200で白色基準板を計測したときに得られた500[nm]の波長に対応する分光反射率hu(500)が85%であるとする。この場合、85%→91%へ補正する補正係数h(500)を算出する。
Figure 2016513235
白色基準板210の補正係数h(λ)の値は、組立時や市場でのカラーセンサ交換時などに、カラーセンサ200のメモリ205に書き込まれる。また、白色基準板は1つのカラーセンサに対して1つ用意される。例えば画像形成装置本体に4つのカラーセンサを配置する場合、それぞれのカラーセンサに対になるように白色基準板も4つ配置される。
[基本動作]
次に、カラーセンサ200によって検出された結果をプリンタ100内でフィードバックする構成について説明する。
(調整基本フロー説明)
本実施例に係るプリンタ100において、プロファイルを作成し、そのプロファイルを用いて出力するための基本フローを説明する。本実施例においては、優れた色再現性を実現するプロファイルとして、ICC(International Color Consortium)プロファイルを用いることとする。ただし、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、Adobe社が提唱したPostScriptのレベル2から採用されているCRD(Color Rendering Dictionary)やPhotoshop(登録商標)内の色分解テーブル、墨版情報を維持するEFI社のColorWise内CMYKシミュレーションなども用いることができる。
(分光反射率の測定および色値の算出)
本実施例のプリンタ100は図1に示すように、定着後排紙トレイ(不図示)の搬送方向上流に読取手段としてのカラーセンサ200を備える。プリンタ100は、カラーセンサ200により分光反射率を測定でき、その測定結果を色値に変換して色変換プロファイルを自ら作成する。そして、プリンタ100は、作成した色変換プロファイルを用いて、色変換処理を行う。
色値の算出方法について説明する。カラーセンサ200で色を測定され入力される信号は、LED光源201から照射された光が測定対象物にて反射され、その反射光が回折格子202で分光されて380nm〜720nmの各波長領域に配置されたCMOSセンサ(ラインセンサ203)上で検出される。そして、その入力信号に対して分光反射率が測定される。本発明では、検出演算精度の向上を図るためCIEの規定通り、分光反射率から等色関数などを介してL*a*b*に変換する。
パッチ画像の測定結果に基づいてパッチ画像の色値(L*a*b*)が決定される。そして、CPU3001は、パッチ画像の色値と、エンジン部がパッチ画像を形成するために用いた信号値とに基づいて、ICCプロファイルを設定する。
(L*a*b*演算)
以下は、分光反射率から色値(L*a*b*)を算出する方法(工程)である。ここで示す方法については、ISO13655で規定されている。
a.試料の分光反射率R(λ)を求める(380nm〜780nm)。
b.等色関数x(λ)、y(λ)、z(λ)と標準光分光分布SD50(λ)を用意する。なお、等色関数はJIS Z8701にて規定されている。また、SD50(λ)はJIS Z8720で規定され、補助標準イルミナントD50とも呼ばれる。
c.用意した関数を用いて波長を求める。
Figure 2016513235
d.各波長の積算を行う。
Figure 2016513235
e.等色関数y(λ)と標準光分光分布SD50(λ)の積を各波長に対して積算する。
Figure 2016513235
f.XYZを算出する。
Figure 2016513235
g.L*a*b*の値を算出する。Y/Yn>0.008856の場合、以下の算出式により求められる。ここで、Xn、Yn、Znは標準光三刺激値を示す。
Figure 2016513235
Figure 2016513235
なお、
Figure 2016513235
は、
Figure 2016513235
とも記載する。
(プロファイル作成処理)
カスタマエンジニアによる部品交換時や、カラーマッチング精度が要求されるジョブ(印刷処理)の前、デザイン構想段階などで最終出力物の色味が知りたい時などに、ユーザが操作部180を操作し、カラープロファイルの作成処理が行われる。
プロファイルの作成処理は、図3の制御ブロック図に示すプリンタコントローラ103において行われる。まず、プロファイル作成の指示は、操作部180を介してプロファイル作成部301に入力される。プロファイル作成部301は、ISO12642テストフォーム(パッチ画像)のCMYKカラーチャートを、プロファイルを介さずに出力するようエンジン部(エンジン制御部312)に信号を送る。同時に、プロファイル作成部301は、カラーセンサ制御部302に測定指示を送る。プリンタ100にて、帯電、露光、現像、転写、定着などのプロセスにより、シート110にはISO12642テストフォーム(パッチ画像)が転写・定着され、カラーセンサ200にて色を測定される。測定されたパッチの分光反射率データは、プリンタコントローラ103に入力され、Lab演算部303によってL*a*b*データに変換される。このL*a*b*データは、カラーセンサ用入力ICCプロファイル格納部304に格納されているプロファイルによって変換され、プロファイル作成部301に入力される。
なお、変換形式はL*a*b*に限定するものではなく、機器に依存しない色空間信号であるCIE1931XYZ表色系へ分光反射率データを変換してもよい。
さらにプロファイル作成部301は、出力させたCMYKパッチ信号と入力されたL*a*b*データ(変換されたデータ)との関係により、出力ICCプロファイルを作成し、出力ICCプロファイル格納部305に格納されている出力ICCプロファイルと入れ替える。
ISO12642テストフォームは、一般的な複写機が出力可能な色再現域を網羅するCMYK色信号パッチを含んでおり、それぞれの色信号値と測定したL*a*b*値との関係から色変換表を作成する。つまりCMYK→Labの変換表(A2Bxタグ)が作成される。この変換表に基づいて、逆変換表(B2Axタグ)が作成される。
ICCプロファイルは、図4のような構造になっており、ヘッダー、タグ、及びそのデータから構成される。タグには色変換テーブルに加えて、白色点(Wtpt)やプロファイル内部で定義されているLab値によって表現されるある色が、そのハードコピーの再現可能な範囲の内側か外側かを示す(gamt)タグなども記述される。
なお、プロファイル作成命令を外部I/F308を介して外部接続機器(PCなど)から受け付けた場合、外部機器に作成された出力ICCプロファイルをアップロードさせ、ICCプロファイルに対応したアプリケーションでの色変換をユーザが行えるようにしてもよい。
(色変換処理)
通常のカラー出力の色変換において、スキャナ部などの外部I/F308を介して入力されたRGB信号値やJapanColorなどの標準印刷CMYK信号値を想定して入力された画像信号は、入力ICCプロファイル格納部307に送られる。入力ICCプロファイル格納部307は、外部I/F308から入力された画像信号に応じて、RGB→L*a*b*変換あるいはCMYK→L*a*b*変換を行う。入力ICCプロファイルは、入力信号をコントロールする1次元LUT、ダイレクトマッピングといわれる多次色LUT、生成された変換データをコントロールする1次元LUTで構成されている。入力された画像信号は、これらのテーブルを用いて、デバイスに依存した色空間からデバイスに依存しないL*a*b*データに変換される。
L*a*b*色空間座標系の値に変換された画像信号は、CMM(Color Management Module)306に入力される。そして、画像信号に対し、GAMUT変換、色変換、黒文字判定等が行われる。GAMUT変換では、入力機器としてのスキャナ部など外部I/F308の読取色空間と、出力機器としてのプリンタ100との間の出力色再現範囲のミスマッチがマッピングされる。また、色変換では、入力時の光源種と出力物を観察するときの光源種ミスマッチ(色温度設定のミスマッチとも言う)が調整される。これにより、L*a*b*データは、L*’a*’b*’データへ変換され、出力ICCプロファイル格納部305に入力される。前述のように作成したプロファイルは、出力ICCプロファイル格納部305に格納されており、新たに作成したICCプロファイルによって色変換され、出力機器に依存したCMYK信号へと変換され、出力される。
図3ではブロック構成上、CMM306を、入力ICCプロファイル格納部307および出力ICCプロファイル格納部305に分けて説明した。しかし、図5のようにCMM306は、カラー・マネジメントを司るモジュールのことであり、入力プロファイルと出力プロファイルを使って色変換を行っているものとする。
[本実施例の内容]
以上、カラーセンサによる分光反射率の測定〜色値演算〜Lab演算〜ICCプロファイル作成〜色変換処理までの基本的な動作を説明した。以降、本願発明に係るラインセンサ203の暗電流値の変動について補正する方法について詳細を示す。
図7Aに白色基準板210の測定動作におけるCPU3001のフローを示す。パッチ像測定前、かつ、前のジョブが終了し白色基準板210とカラーセンサ200との間にシートがないタイミングで、白色基準板210の測定動作が開始される。S301にて、CPU3001は、白色基準板210の着脱機構に対して着動作開始を指示する。S302にて、CPU3001は、白色基準板210が着動作終了したかどうかを判定する。ここで、着動作終了の判定方法としては、例えば、着動作にかかる時間だけウェイトする方法と、着位置に到着したか否かを検知する検知手段を別途設け着動作確認を行う方法があるが、いずれの方法を用いてもよい。着動作が完了した後(S302にてYES)、S303へ進む。S303にて、CPU3001は、LED光源201の点灯を指示する。S304にて、CPU3001は、カラーセンサ200に対して白色基準板210の各波長に対する反射光量W(λ)の測定開始を指示する。S305にて、CPU3001は、反射光量W(λ)の測定が完了した後、白色基準板210の脱動作の開始を指示する。その後、本測定動作を終了する。
[装置構成]
図6Aに、本実施例1におけるセンサ、および、制御部を含むブロック図を示す。CPU3001は、カラーセンサ200に対して、LED光源201の光量設定、測定開始の指示、メモリ205への測定データ書き込み及び読み出し、暗電流補正を行う。また、CPU3001は、紙搬送部3002に対してパッチ像測定時における紙搬送タイミングの指示を出す。また、CPU3001は、キャリブレーション時における白色基準板210の所定位置への着動作、パッチ像測定時における紙裏面への着動作を行うよう、着脱モータ3003を制御する。前述した着動作では、白色基準板210は紙裏面から一定距離離れた位置に移動するものとする。
[パッチ像の測定処理]
図7Bおよび図8を用いて、ラインセンサ203の暗電流値の変動を測定し、パッチ像の反射光の測定値P’(λ)を導出する測定動作について説明する。
図8に、本実施例に係る色測定用チャートのイメージ図を示す。色測定チャートは、カラーセンサ200の対向位置上、紙搬送方向に複数(M個)のカラーパッチ像が配置されている。各カラーパッチ像に対し、カラーセンサ200の対向位置上を通過するタイミングでP(λ)の測定が行われる。最初に測定されるパッチ207−1には高濃度のパッチが印刷されている。カラーセンサ200の測定領域上を通過する際のP(λ)の値が、紙白地部の値から変化したタイミングをトリガーとして検出し、その後のパッチ像測定のタイミングを決定する。
図7BにP(λ)の測定動作におけるCPU3001のフローを示す。図7Aを用いて説明した白色基準板210の測定後に、P(λ)の測定動作を開始する。S401にて、CPU3001は、紙搬送部に色測定用チャートの通紙を指示する。S402にてCPU3001は、ラインセンサ203の暗電流値D(λ)の測定を行う。S403にてCPU3001は、暗電流測定の結果をメモリ205に保存する。D(λ)は、複数の受光素子に対応付けて格納される。そして、S404にてCPU3001は、LED光源201の点灯を指示する。S405にてCPU3001は所定時間wait動作を行う。ここでのwait動作は、ラインセンサ203が反射光により、熱平衡状態となるのを待つために行う。S406にてCPU3001は、ラインセンサ203における1〜n(nは任意の自然数)画素の未受光領域の検出を行う。検出方法については後述する。なお、ここで、受光領域とは、ラインセンサ203に含まれる複数の画素(検知領域)のうち、測定対象(ここではパッチ等)からの反射光を受光している画素を意味する。一方、未受光領域とは、反射光を受光していない画素を意味する。
1〜n画素の領域が未受光領域と判定された場合(S406にてYES)、S407にてCPU3001は、暗電流変動を算出する。一方、未受光領域がないと判定された場合(S406にてNO)、S408にてCPU3001は、s〜s−n画素(sはラインセンサ203の総画素数)の暗電流変動を算出する。S409にてCPU3001は、算出された暗電流変動に対する算出結果をメモリ205に保存する。S410にてCPU3001は、先頭のパッチ207−1が、カラーセンサ200の測定領域を通過するタイミングを検出する。S411にてCPU3001は、測定したパッチの数を示す変数mに初期値1を設定する。S413にてCPU3001は、パッチに対するP(λ)の測定を指示する。
S413にてCPU3001は、測定回数が所定のパッチ数Mに到達したか否か(m≧M)を判定する。所定のパッチ数Mは、図8に示すように、シートに印刷されたパッチの数に相当する。所定のパッチ数Mに到達していない場合は(S413にてNO)、CPU3001はパッチ測定数mをインクリメントする(S414)。そして、S415にてCPU3001は、所定のパッチ間隔に基づいた時間分だけ測定動作をウェイトする。ここでの所定のパッチ間隔に基づいた時間とは、図8に示す各パッチの間の間隔と、シートの搬送速度によって決定される。その後、S412に移行し、未測定のパッチのP(λ)を順次測定する。
所定のパッチ数Mに到達した場合は(S413にてYES)、S416にてCPU3001は、ラインセンサ203にて求めた測定値に対して暗電流補正を行う。暗電流補正の方法については後述する。そして、S417にてCPU3001は、後述する算出方法にて求めたパッチの測定結果を出力する。その後、パッチ像の色測定動作を終了する。
図7Bに示すフローチャートにおいて、S402にてLED光源201の照射前の暗電流の値を測定し、S407もしくはS408にてLED光源201の照射後の暗電流の値(すなわち、熱平衡状態の暗電流値)を測定している。そして、このLED光源201の照射の前後の値に基づいて、測定値を補正している。
(未受光領域の判定方法)
図7BのS406〜S408におけるLED発光後のラインセンサ203の未受光領域の判定方法および暗電流変動の算出手方法の詳細を述べる。
図9Aおよび図9Bにパッチ像測定時のラインセンサ203の出力変動を表した図を示す。図9Aおよび図9Bにおいて縦軸をラインセンサ203の出力値とし、横軸をラインセンサ203を構成する各画素とする。図9Aおよび図9Bにおいて、破線で示す暗電流値は、図7BのS402によって測定されるラインセンサ203の暗電流値であり、実線で示す測定時出力はLED光源201の発光後のラインセンサ203の出力である。図9Bに、図9Aに示したラインセンサ出力のうち、0〜15番のラインセンサ出力の部分に関する拡大図を示す。図9Bに示すようにラインセンサ203の端部は光の当たらない未受光領域を有する。これにより、端部のn個の画素から暗電流の出力変動αを抽出することが可能である。αの算出は(式2)で表される。式2において、P(i)はi番目の画素におけるラインセンサの出力値を示し、D(i)はi番目の画素における暗電流値を示す。D(i)はi番目の受光素子に対応するD(λ)である。
Figure 2016513235
・・・(式2)
上記によって算出されたαを予め設定された閾値βと比較することにより未受光領域を特定する。このときα<βであれば(すなわち閾値未満であれば)αを暗電流の出力変動とみなし、αが暗電流補正値としてメモリ205に保存される。
また、α≧βとなった場合は、図11Bに示すようにラインセンサ203の位置がシフトして左端1〜n画素のラインセンサ203が受光していると判定する。図11Aは、ラインセンサ203の左端に位置する複数の画素が未受光領域となっている状態を示す。一方、図11Bは、ラインセンサの203の右端に位置する複数の画素が未受光領域となっている状態を示す。また、図11Aの状態は、図9Aおよび図9Bに示す出力状態に対応し、図11Bの状態は、図10Aおよび図10Bに示す出力状態に対応する。なお、図10Bは、図10Aの一部を拡大したものである。
左端1〜n画素のラインセンサ203が反射光を受光していると判定した場合(S406にてNO)、図7BのS408にて、右端側s〜s−n画素の暗電流出力変動α’を算出する。α’の算出は(式3)で表される。Sは、ラインセンサ203に含まれる画素の数であり、S−nは、ラインセンサ203の右端からn番目の画素を意味する。
Figure 2016513235
・・・(式3)
上記の方法によってα’を求めた後、S407と同様に閾値βと比較し、α’<βであればα’を出力変動とみなし、暗電流補正値としてα’がメモリ205に保存される。
(暗電流補正の方法)
図7BのS416における暗電流補正演算の詳細を記す。ここでパッチ像反射光の補正後測定値P’(λ)は下記の(式4)によって算出される。
P’(λ)=P(λ)−D(λ)−α(もしくはα’)・・・(式4)
α、又は、α’は、全ての受光素子に対して同一の値である。
式4によって求められたP(λ)’および予め測定されているW(λ)を基に、カラーセンサ200内部の演算部204において下記の(式5)によりパッチ像の分光反射率R(λ)を算出する。
Figure 2016513235
・・・(式5)
これにより、暗電流補正を行った値に基づいて、分光反射率が求められる。
(効果)
以上、本願発明により、ラインセンサ203の暗電流値の変動を遮光した補正専用の受光素子を設けることなく、暗電流値をリアルタイムに検出する。これにより、暗電流を適時補正して高精度な色測定を行い、検出結果に応じて色調整を行う画像形成装置を提供することが出来る。
なお、本実施例では、暗電流変動の算出を1回のみ行う構成を説明した。しかし、精度を向上させるために毎パッチ間で暗電流の変動を測定し、パッチ毎の測定結果に補正を行ってもよい。また、CPU3001は、カラーセンサ200がパッチ画像からの反射光を受光している間に、ラインセンサ203の未受光領域に対応した未受光画素の出力値(暗電流値)に基づいて出力変動α(又は、α’)を算出してもよい。この構成により、装置は、暗電流値をリアルタイムに検出でき、より高精度に色を測定できる。また、1つのカラーセンサでシート上に一列にて配置されたパッチ像の色測定を行う構成について説明した。しかし、複数のカラーセンサを用いて複数列のパッチ像の色測定を行う場合においても、同様の補正により補正可能となる。
<実施例2>
本願発明の別の実施例として、温度変化に基づいて未受光領域の変動を推定し、出力値を補正する構成について説明する。
[装置構成]
図6Bに、本実施例2に係るセンサ、および、制御部を含むブロック図を示す。実施例1にて示した図6Aの構成に加え、カラーセンサ200は、温度検出部であるサーミスタ211を更に備える。CPU3001は更に、カラーセンサ200に対して、サーミスタ211の温度検知の指示を行う。
[パッチ像の測定処理]
図7Cおよび図8を用いて、温度検出結果に基づいてラインセンサ203の暗電流値の変動を測定し、パッチ像の反射光の測定値P’(λ)を導出する測定動作について説明する。色測定用チャートは、実施例1にて述べた図8の構成と同様であるとする。
図7CにP(λ)の測定動作におけるCPU3001のフローを示す。図7Aを用いて説明した白色基準板210の測定後に、P(λ)の測定動作を開始する。S501にてCPU3001は、紙搬送部に色測定用チャートの通紙を指示する。S502にてCPU3001は、ラインセンサ203の暗電流値の測定を行う。S503にてCPU3001は、暗電流測定の結果をメモリ205に保存する。そして、S504にてCPU3001は、LED光源201の点灯を指示する。S505にてCPU3001は、所定時間wait動作を行う。ここでのwait動作は、ラインセンサ203が反射光により、熱平衡状態となるのを待つために行う。
S506にてCPU3001は、温度検出の指示をサーミスタ211に対して行う。S507にて検出した温度の結果に基づき、CPU3001は、後述する方法にて閾値T(予め設定された未受光領域の推定のための閾値)と比較する。ここで、閾値Tよりも温度の検出値が低い場合には、ラインセンサ203に含まれる画素のうち、1〜n画素が未受光領域であると推定する。なお、検出温度に応じて、いずれの画素が未受光領域となるか、もしくは未受光領域の変動量を予めテーブル等で定義しておき、検出温度と未受光領域の画素との関係を示すテーブルを用いて判定しても構わない。
検出した温度が閾値T未満であれば(S507にてYES)、CPU3001は、ラインセンサ203の1〜n画素から暗電流変動を算出する(S508)。一方、閾値T以上であれば(S507にてNO)、CPU3001は、ラインセンサ203のs〜s−n画素から暗電流変動を算出する(S509)。その後、S510にてCPU3001は、暗電流変動に対する算出結果をメモリ205に保存する。S511にてCPU3001は、先頭のパッチ207−1が、カラーセンサ200の測定領域を通過するタイミングを検出する。S512にてCPU3001は、測定したパッチの数を示す変数mに初期値1を設定する。S513にてCPU3001は、パッチに対するP(λ)の測定を指示する。
S514にてCPU3001は、測定回数が所定のパッチ数Mに到達したか否か(m≧M)を判定する。所定のパッチ数Mに到達していない場合は(S514にてNO)、CPU3001は、パッチ測定数mをインクリメントする(S515)。そして、S516にてCPU3001は、所定のパッチ間隔に基づいた時間分だけ測定動作をウェイトする。ここでの所定のパッチ間隔に基づいた時間とは、図8に示す各パッチの間の間隔と、シートの搬送速度によって決定される。その後、S513に移行し、未測定のパッチのP(λ)を順次測定する。所定のパッチ数Mに到達した場合は(S514にてYES)、S517にてCPU3001は、ラインセンサ203にて求めた測定値に対して暗電流補正を行う。そしてS518にてCPU3001は、後述する算出方法にて求めたパッチの測定結果を出力する。その後、パッチ像の色測定動作を終了する。
(未受光領域の判定方法)
図7CのS507における温度検知結果に基づいたLED発光後のラインセンサ203の未受光領域の判定方法から暗電流変動の算出方法の詳細を述べる。
本実施例において、図9Aおよび図9Bは、温度検知結果がT未満の時のパッチ像測定時のラインセンサ203の出力変動を示す。図9Aおよび図9Bにおいて、破線で示す暗電流値は図7CのS502によって測定されるラインセンサ203の暗電流値であり、実線で示す測定時出力はLED光源201の発光後のラインセンサ203の出力である。他の構成については、実施例1と同様であるため、ここでの説明は省略する。
一方、温度検知結果がT以上となった場合は、図11Bに示すように温度変化によってラインセンサ203の位置がシフトして左端1〜n画素のラインセンサ203が受光していると推定する。その結果、右端側s〜s−n画素の暗電流出力変動α’を算出する(S509)。算出方法については実施例1と同様であるため、ここでは省略する。また、S517における暗電流補正の方法についても実施例1と同様であるため省略する。
(効果)
以上、本実施例により、実施例1と同様の効果を得ることができる。
本願発明の実施形態は、本願発明の1または複数の上記の実施形態の機能を実行するために記録媒体(例えば、非一時的コンピュータ可読媒体)に記録されたコンピュータ実行可能指示を読み出して実行するシステムまたは装置のコンピュータによって、もしくは、例えば、1または複数の上記の実施形態の機能を実行するために記録媒体からコンピュータ実行可能指示を読み出して実行することによってシステムもしくは装置のコンピュータにより実行される方法によって、実現されることができる。コンピュータは、1または複数の中央演算装置(CPU)、超小型演算装置(MPU)、もしくは他の装置を備えてよく、分けられたコンピュータや分けられたコンピュータプロセッサのネットワークを含んでもよい。コンピュータ実行可能指示は、例えば、ネットワークや記憶媒体からコンピュータに提供されてもよい。記憶媒体は、例えば、1または複数のハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、分散コンピューティングシステムのストレージ、光学ディスク(コンパクトディスク(CD)、デジタル多目的ディスク(DVD)、もしくはブルーレイディスク(BD)(登録商標)など)、フラッシュメモリ装置、メモリカードなどを含んでもよい。
本願発明は例示の実施形態として述べられたが、本願発明は開示された例示の実施形態に限定されないものとして理解される。以下の請求項のスコープは、全ての修正や同等の構成や機能を包含するように、広い解釈を許容する。
本願は、2013年2月20日提出の日本国特許出願特願2013−031424を基礎として優先権を主張するものであり、その記載内容の全てを、ここに援用する。

Claims (11)

  1. 光を発する発光手段と、
    複数の受光素子を備え、測定対象からの反射光を受光し、分光反射情報を出力する受光手段と、
    前記発光手段が発光しない第1の状態において前記複数の受光素子のうちの所定の受光素子により出力された第1の信号と、前記発光手段が発光する第2の状態において前記複数の受光素子のうちの前記所定の受光素子により出力された第2の信号とに基づいて、補正情報を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された前記補正情報に基づいて、前記受光手段により出力された前記分光反射情報を補正する補正手段と
    を有することを特徴とする測定装置。
  2. 前記所定の受光素子は、前記複数の受光素子のうち、前記測定対象からの反射光を受光する領域の外側に位置する受光素子であることを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記複数の受光素子は、前記領域の外側に位置する第1の受光素子と、前記領域の外側に位置し、前記第1の受光素子と異なる第2の受光素子とを有し、
    前記決定手段は、前記第2の状態において前記第1の受光素子による出力結果に基づいて、前記所定の受光素子として、前記第1の受光素子を設定すべきか、前記第2の受光素子を設定すべきかを決定することを特徴とする請求項2に記載の測定装置。
  4. 前記決定手段は、前記第2の状態において前記第1の受光素子による出力結果が所定値よりも小さければ、前記第1の受光素子を前記所定の受光素子として決定し、前記第2の状態において前記第1の受光素子による出力結果が前記所定値よりも小さくなければ、前記第2の受光素子を前記所定の受光素子として決定することを特徴とする請求項3に記載の測定装置。
  5. 前記決定手段は、前記第1の信号、前記第2の信号、および、前記第2の状態において前記複数の受光素子のうちの前記所定の受光素子と異なる他の受光素子により出力された他の信号に基づいて、前記補正情報を決定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の測定装置。
  6. 前記受光手段は、前記複数の受光素子が1列に並んだラインセンサであり、
    前記受光手段は、前記測定対象からの反射光を回折する回折格子を更に有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の測定装置。
  7. 前記受光手段は、前記測定対象からの反射光の波長毎の光量に基づいて、前記分光反射情報を出力することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の測定装置。
  8. 前記分光反射情報は、前記測定対象の分光反射率を示す情報であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の測定装置。
  9. 光を発する発光手段と、
    複数の受光素子を備え、測定対象からの反射光を受光し、分光反射情報を出力する受光手段と、
    前記発光手段の温度を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知された前記温度に基づいて前記複数の受光素子のうちの対象の受光素子を決定し、前記発光手段が発光しない第1の状態において前記複数の受光素子のうちの前記対象の受光素子により出力された第1の信号と、前記発光手段が発光する第2の状態において前記複数の受光素子のうちの前記対象の受光素子により出力された第2の信号とに基づいて、補正情報を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された前記補正情報に基づいて、前記受光手段により出力された前記分光反射情報を補正する補正手段と
    を有することを特徴とする測定装置。
  10. 測定装置を含む画像形成装置であって、
    前記測定装置は、
    光を発する発光手段と、
    複数の受光素子を備え、測定対象からの反射光を受光し、分光反射情報を出力する受光手段と、
    前記発光手段が発光しない第1の状態において前記複数の受光素子のうちの所定の受光素子により出力された第1の信号と、前記発光手段が発光する第2の状態において前記複数の受光素子のうちの前記所定の受光素子により出力された第2の信号とに基づいて、補正情報を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された前記補正情報に基づいて、前記受光手段により出力された前記分光反射情報を補正する補正手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  11. 計測装置を含む画像形成装置であって、
    光を発する発光手段と、
    複数の受光素子を備え、測定対象からの反射光を受光し、分光反射情報を出力する受光手段と、
    前記発光手段の温度を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知された前記温度に基づいて前記複数の受光素子のうちの対象の受光素子を決定し、前記発光手段が発光しない第1の状態において前記複数の受光素子のうちの前記対象の受光素子により出力された第1の信号と、前記発光手段が発光する第2の状態において前記複数の受光素子のうちの前記対象の受光素子により出力された第2の信号とに基づいて、補正情報を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された前記補正情報に基づいて、前記受光手段により出力された前記分光反射情報を補正する補正手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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