JP2016512442A - 医療デバイスの無線制御のためのデバイス、方法およびシステム - Google Patents

医療デバイスの無線制御のためのデバイス、方法およびシステム Download PDF

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Abstract

医療デバイスシステム。本システムは、第1の医療デバイスと、第1の遠隔インターフェースと、第1の遠隔インターフェースおよび第1の医療デバイスと通信する第2の遠隔インターフェースとを含み、第1の医療デバイスは、第2の遠隔インターフェースを通して、コマンドを第1の医療デバイスに送信し、第2の遠隔インターフェースがコマンドを受信すると、コマンドは、コマンドが第2の遠隔インターフェースによって第1の医療デバイスに送信される前に、第2の遠隔インターフェースによって確認されなければならない。

Description

(技術分野)
本開示は、医療デバイスに関し、より具体的には、少なくとも1つの医療デバイスを制御するためのシステムに関する。
(背景情報)
生物学的製剤を含む、多くの潜在的に貴重な薬剤または化合物は、吸収率の悪さ、肝代謝、または他の薬剤動態学的要因により、経口で有効ではない。加えて、いくつかの治療化合物は、経口で吸収することができるが、頻繁に投与されることを必要とすることがあり、患者が所望のスケジュールを維持することは困難である。このような場合、非経口送達が、多くの場合、採用されるか、または採用することができる。
皮下注射、筋肉内注射、および静脈内(IV)投与等の、薬剤送達ならびに他の流体および化合物の効果的な非経口経路は、針またはスタイレットによる皮膚の穿刺を含む。インスリンは、何百万人もの糖尿病患者によって自己注射される、治療流体の実施例である。非経口送達された薬剤のユーザは、ある期間にわたって必要な薬剤/化合物を自動的に送達する装着タイプデバイスから利益を享受し得る。
この目的を達成するために、治療薬の制御された放出のための携帯タイプかつ装着タイプのデバイスを設計する取り組みが行われてきた。そのようなデバイスは、カートリッジ、シリンジ、またはバッグ等のリザーバを有すること、および電子的に制御されることが知られている。これらのデバイスは、誤動作率を含む、多数の欠点を抱えている。これらのデバイスのサイズ、重量、および費用を削減することも、継続的課題である。加えて、これらのデバイスは、多くの場合、皮膚に適用し、適用のための頻繁な再配置という課題をもたらす。
単一ユーザにとって、複数の医療デバイスを同時に管理することは、課題を呈する。その1つとして、ハードウェアが挙げられ、多くの医療デバイスの場合、専用インターフェースを含み、無線で制御される医療デバイスに対する、複数の「コントローラ」または「ハンドヘルド」は、論理的課題を呈する。第1に、種々のインターフェースが、1つのインターフェースから別のインターフェースおよびマスタに注意を向けることは困難であり得る。第2に、複数のデバイスを再充電することは、課題を呈し得、第3に、複数のコントローラとともに、医療デバイスを搬送することは、課題を呈する。
(要約)
本発明の一側面によると、医療デバイスシステムが、開示される。本システムは、第1の医療デバイスと、第1の遠隔インターフェースと、第1の遠隔インターフェースおよび第1の医療デバイスと通信する第2の遠隔インターフェースとを含み、第1の医療デバイスは、第2の遠隔インターフェースを通して、コマンドを第1の医療デバイスに送信し、第2の遠隔インターフェースがコマンドを受信すると、コマンドは、コマンドが第2の遠隔インターフェースによって第1の医療デバイスに送信される前に、第2の遠隔インターフェースによって確認されなければならない。
本発明の本側面のいくつかの実施形態は、以下のうちの1つ以上のものを含んでもよい。第1の医療デバイスは、注入ポンプである。第1の遠隔インターフェースは、医療デバイスデータシステムである。第2の遠隔インターフェースは、医療デバイスデータシステムではない。本システムはさらに、第2の遠隔インターフェースと通信する血中グルコースメータを備える。本システムはさらに、第2の遠隔インターフェースと通信する連続グルコースモニタ送信機を備える。第1の遠隔インターフェースは、第1の医療デバイスへの安全に関わる重要な情報の通信に関連するコマンドを受信し、第1の医療デバイスへの安全に関わる重要な情報の通信が第2の遠隔インターフェースを使用する確認を要求する、メッセージを表示し、通信を第2の遠隔インターフェースに送信し、いったん確認が第2の遠隔インターフェースによって受信されると、第2の遠隔インターフェースは、コマンドを第1の医療デバイスに通信する。第1の遠隔インターフェースは、注入ポンプによる不溶性流体のボーラス体積の送達に関連する情報の入力を受信し、ボーラス体積の送達が第2の遠隔インターフェースを使用する確認を要求する、メッセージを表示し、いったん確認が第2の遠隔インターフェースによって受信されると、第2の遠隔インターフェースは、不溶性流体のボーラス体積の送達のために要求される情報を注入ポンプに通信する。
本発明の一側面によると、医療デバイスシステムが、開示される。本医療デバイスシステムは、第1の医療デバイスと、医療デバイスデータシステムを備える、第1の遠隔インターフェースと、第1の遠隔インターフェースおよび第1の医療デバイスと通信する第2の遠隔インターフェースとを含み、第1の医療デバイスは、第2の遠隔インターフェースを通して、安全に関わる重要なコマンドを第1の医療デバイスに送信し、第2の遠隔インターフェースが安全に関わる重要なコマンドを受信すると、コマンドは、安全に関わる重要なコマンドが第2の遠隔インターフェースによって第1の医療デバイスに送信される前に、第2の遠隔インターフェースによって確認されなければならない。
本発明の本側面のいくつかの実施形態は、以下のうちの1つ以上のものを含んでもよい。第1の医療デバイスは、注入ポンプである。第1の遠隔インターフェースは、医療デバイスデータシステムである。第2の遠隔インターフェースは、医療デバイスデータシステムではない。システムはさらに、第2の遠隔インターフェースと通信する血中グルコースメータを備える。システムはさらに、第2の遠隔インターフェースと通信する連続グルコースモニタ送信機を備える。第1の遠隔インターフェースは、注入ポンプによる不溶性流体のボーラス体積の送達に関連する情報の入力を受信し、ボーラス体積の送達が第2の遠隔インターフェースを使用する確認を要求する、メッセージを表示し、いったん確認が第2の遠隔インターフェースによって受信されると、第2の遠隔インターフェースは、不溶性流体のボーラス体積の送達のために要求される情報を注入ポンプに通信する。
本発明の一側面によると、医療システムのための通信の方法が、開示される。本方法は、第1の遠隔インターフェースが、第1の医療デバイスへの安全に関わる重要な情報の通信に関連するコマンドを受信することと、第1の遠隔インターフェースが、第1の医療デバイスへの安全に関わる重要な情報の通信が第2の遠隔インターフェースを使用する確認を要求する、メッセージを表示することと、第1の遠隔インターフェースが、通信を第2の遠隔インターフェースに送信することと、第2の遠隔インターフェースが、確認を受信することと、および第2の遠隔インターフェースが、コマンドを第1の医療デバイスに通信することとを含む。
本発明の本側面のいくつかの実施形態は、以下のうちの1つ以上のものを含んでもよい。第1の医療デバイスは、注入ポンプである。コマンドは、不溶性流体のボーラスの送達に関連する。コマンドは、不溶性流体の基礎率の送達を停止することに関連する。第1の遠隔インターフェースは、医療デバイスデータシステムである。
本発明の一側面によると、医療デバイスシステムが、開示される。本医療デバイスシステムは、第1の医療デバイスおよび第2の医療デバイスを含む。本システムはまた、タッチスクリーンを含む、遠隔インターフェースを含む。遠隔インターフェースは、第1の医療デバイスおよび第2の医療デバイスと無線通信する。遠隔インターフェースは、ユーザインターフェースを第1の医療デバイスおよび第2の医療デバイスに提供するように構成される。遠隔インターフェースは、タッチスクリーンを通して、ユーザ入力を受信するように構成される。また、充電デバイスも、含まれる。充電デバイスは、少なくとも第1の医療デバイスおよび遠隔インターフェースを受容するように構成され、充電デバイスは、第1の医療デバイスバッテリを再充電するように構成され、充電デバイスは、遠隔インターフェース内のインターフェースバッテリを再充電するように構成される。充電デバイスは、パーソナルコンピュータに接続され、パーソナルコンピュータは、情報を遠隔インターフェースに提供する。
本発明の本側面のいくつかの実施形態は、以下のうちの1つ以上のものを含んでもよい。第1の医療デバイスは、注入ポンプである。第1の医療デバイスはさらに、少なくとも1つの使い捨て部分および少なくとも2つの再使用可能部分を含み、2つの再使用可能部分はそれぞれ、少なくとも1つの使い捨て部分に接続するように構成される。充電デバイスは、第1の医療デバイスの少なくとも2つの再使用可能部分のうちの少なくとも1つを受容するように構成される。第2の医療デバイスは、少なくとも1つの送信機を備える、持続的グルコースモニタシステムであり、少なくとも1つの送信機は、遠隔インターフェースと無線通信する。本システムはさらに、遠隔インターフェースと無線通信する、第3の医療デバイスを含む。遠隔インターフェースは、ユーザインターフェースを第3の医療デバイスに提供するように構成される。第3の医療デバイスは、少なくとも1つの血中グルコースメータである。本システムではさらに、無線通信は、無線周波数通信である。第1の医療デバイスおよび遠隔インターフェースは、近距離通信を使用してペアリングされる。および/または遠隔インターフェースは、少なくとも1つのカメラをさらに備える。
本発明の一側面によると、医療デバイスシステムが、開示される。本医療デバイスシステムは、第1の医療デバイスと、第1の医療デバイスと無線通信する、第2の医療デバイスとを含む。本システムはまた、タッチスクリーンを含む、遠隔インターフェースを含む。遠隔インターフェースは、第1の医療デバイスと無線通信し、遠隔インターフェースは、ユーザインターフェースを第1の医療デバイスおよび第2の医療デバイスに提供するように構成される。遠隔インターフェースは、タッチスクリーンを通して、ユーザ入力を受信するように構成される。システムはまた、第1の医療デバイスおよび遠隔インターフェースを受容するように構成される、充電デバイスを含む。充電デバイスは、第1の医療デバイスバッテリを再充電するように構成され、かつ充電デバイスは、遠隔インターフェース内のインターフェースバッテリを再充電するように構成される。充電デバイスは、パーソナルコンピュータに接続され、パーソナルコンピュータは、情報を遠隔インターフェースに提供する。
本発明の本側面のいくつかの実施形態は、以下のうちの1つ以上のものを含んでもよい。第1の医療デバイスは、注入ポンプである。第1の医療デバイスはさらに、少なくとも1つの使い捨て部分および少なくとも2つの再使用可能部分を含み、2つの再使用可能部分はそれぞれ、少なくとも1つの使い捨て部分に接続するように構成される。充電デバイスは、第1の医療デバイスの少なくとも2つの再使用可能部分のうちの少なくとも1つを受容するように構成される。第2の医療デバイスは、少なくとも1つの送信機を含む、持続的グルコースモニタシステムを含み、少なくとも1つの送信機は、第1の医療デバイスと無線通信する。第2の医療デバイスは、第1の医療デバイスと無線通信する、血中グルコースメータを含む。第1の医療デバイスおよび遠隔インターフェースは、近距離通信を使用してペアリングされる。第1の医療デバイスおよび第2の医療デバイスは、近距離通信を使用してペアリングされる。
本発明の一側面によると、注入ポンプシステムが、開示される。本注入ポンプシステムは、注入ポンプの少なくとも1つの使い捨て部分と、注入ポンプの少なくとも2つの再使用可能部分であって、注入ポンプの2つの再使用可能部分はそれぞれ、少なくとも1つの使い捨て部分に接続するように構成される、再使用可能部分とを含む。本システムはまた、タッチスクリーンを含む、遠隔インターフェースを含み、遠隔インターフェースは、少なくとも2つの再使用可能部分のうちの少なくとも1つと無線通信し、遠隔インターフェースは、ユーザ指示を少なくとも2つの再使用可能部分のうちの少なくとも1つに提供するように構成され、遠隔インターフェースは、タッチスクリーンを通して、ユーザ入力を受信するように構成される。システムはまた、少なくとも2つの再使用可能部分および遠隔インターフェースのうちの少なくとも1つを受容するように構成される、充電デバイスを含む。充電デバイスは、少なくとも2つの再使用可能部分のうちの少なくとも1つのポンプバッテリを再充電するように構成され、充電デバイスは、遠隔インターフェース内のインターフェースバッテリを再充電するように構成される。充電デバイスは、パーソナルコンピュータに接続され、パーソナルコンピュータは、情報を遠隔インターフェースに提供する。
本発明の本側面のいくつかの実施形態は、以下のうちの1つ以上のものを含んでもよい。本システムはさらに、少なくとも1つの送信機を含む、持続的グルコースモニタシステムを含み、少なくとも1つの送信機は、遠隔インターフェースと無線通信する。本システムはさらに、少なくとも1つの血中グルコースメータを含み、血中グルコースメータは、遠隔インターフェースと無線通信する。少なくとも1つの再使用可能部分および遠隔インターフェースは、近距離通信を使用してペアリングされる。遠隔インターフェースはさらに、少なくとも1つの加速度計を含む。遠隔インターフェースはさらに、少なくとも1つのカメラを含む。
本発明の一側面によると、注入ポンプシステムが、開示される。本注入ポンプシステムは、注入ポンプと、注入ポンプを制御するための指示を含む、注入ポンプと無線通信する、遠隔インターフェースデバイスとを含み、指示は、セキュアなウェブポータルと同期されてもよい。
本発明の本側面のいくつかの実施形態は、以下のうちの1つ以上のものを含んでもよい。本システムはさらに、送信機を含む、持続的グルコースモニタシステムを含み、送信機は、遠隔インターフェースデバイスと無線通信する。本システムはさらに、血中グルコースメータを含み、血中グルコースメータは、遠隔インターフェースデバイスと無線通信する。無線通信は、無線周波数(「RF」)通信である。注入ポンプおよび遠隔インターフェースデバイスは、近距離通信を使用してペアリングされる。本システムはさらに、少なくとも1つの加速度計を含む。
本発明の一側面によると、医療デバイスシステムが、開示される。本医療デバイスシステムは、第1の医療デバイスと、第1の医療デバイスと無線通信する、第2の医療デバイスとを含み、第2の医療デバイスは、第1の医療デバイスを制御するための指示を含み、指示は、セキュアなウェブポータルと同期されてもよい。
本発明の本側面のいくつかの実施形態は、以下のうちの1つ以上のものを含んでもよい。第1の医療デバイスは、注入ポンプであり、第2の医療デバイスは、遠隔インターフェースデバイスである。注入ポンプおよび遠隔インターフェースデバイスは、近距離通信を使用してペアリングされる。第1の医療デバイスは、持続的グルコースモニタセンサであり、第2の医療デバイスは、遠隔インターフェースデバイスである。注入ポンプおよび遠隔インターフェースデバイスは、近距離通信を使用してペアリングされる。第1の医療デバイスは、血中グルコースメータであり、第2の医療デバイスは、遠隔インターフェースデバイスである。注入ポンプおよび遠隔インターフェースデバイスは、近距離通信を使用してペアリングされる。
本発明の一側面によると、2つの医療デバイス間の通信のための方法が、開示される。本方法は、第1の医療デバイスが、無線信号とともに、音響信号を第2の医療デバイスに送信することと、音響信号を使用して、第1の医療デバイスと第2の医療デバイスとの間の距離を計算することと、計算された距離が事前定義閾値を超えるかどうか判定することと、計算された距離が事前定義閾値を超える場合、ユーザに通知することとを含む。
本発明の本側面のいくつかの実施形態は、以下のうちの1つ以上のものを含んでもよい。第1の医療デバイスは、遠隔インターフェースであり、第2の医療デバイスは、注入ポンプである。第1の医療デバイスは、遠隔インターフェースであり、第2の医療デバイスは、持続的グルコースモニタセンサ/送信機である。第1の医療デバイスは、遠隔インターフェースであり、第2の医療デバイスは、血中グルコースメータである。
本発明のこれらの側面は、排他的であることを意味するものではなく、本発明の他の特徴、側面、および利点は、添付の請求項および付随の図面と併せて熟読されることによって、当業者に容易に明白となるであろう。
本発明のこれらおよび他の特徴ならびに利点は、図面とともに、以下の発明を実施するための形態を熟読することによってより理解されるであろう。
図1Aは、注入ポンプのある実施形態の分解図である。 図1Bは、注入ポンプのある実施形態の分解図である。 図2は、注入ポンプおよび第2の再使用可能部分のある実施形態の分解図である。 図3は、外部注入セットを示す、注入ポンプ使い捨て部分の一実施形態の斜視図である。 図4Aおよび4Bは、注入ポンプのある実施形態を描写する。 図5A−5Cは、注入ポンプのある実施形態を描写する。 図5A−5Cは、注入ポンプのある実施形態を描写する。 図5A−5Cは、注入ポンプのある実施形態を描写する。 図5Dは、再使用可能部分のある実施形態の分解図である。 図5Eは、再使用可能部分のある実施形態の分解図である。 図5Fは、再使用可能部分のある実施形態の分解図である。 記載なし 記載なし 記載なし 図6は、遠隔インターフェースのある実施形態の図である。 図7は、遠隔インターフェースのある実施形態の図である。 図7は、遠隔インターフェースのある実施形態の図である。 図8は、システムのある実施形態の図である。 図8B−8Rは、システムのある実施形態の高レベル概略図および流れ図の種々の図を描写する。 図8B−8Rは、システムのある実施形態の高レベル概略図および流れ図の種々の図を描写する。 図8B−8Rは、システムのある実施形態の高レベル概略図および流れ図の種々の図を描写する。 図8B−8Rは、システムのある実施形態の高レベル概略図および流れ図の種々の図を描写する。 図8B−8Rは、システムのある実施形態の高レベル概略図および流れ図の種々の図を描写する。 図8B−8Rは、システムのある実施形態の高レベル概略図および流れ図の種々の図を描写する。 図8B−8Rは、システムのある実施形態の高レベル概略図および流れ図の種々の図を描写する。 図8B−8Rは、システムのある実施形態の高レベル概略図および流れ図の種々の図を描写する。 図8B−8Rは、システムのある実施形態の高レベル概略図および流れ図の種々の図を描写する。 図8B−8Rは、システムのある実施形態の高レベル概略図および流れ図の種々の図を描写する。 図8B−8Rは、システムのある実施形態の高レベル概略図および流れ図の種々の図を描写する。 図8B−8Rは、システムのある実施形態の高レベル概略図および流れ図の種々の図を描写する。 図8B−8Rは、システムのある実施形態の高レベル概略図および流れ図の種々の図を描写する。 図8B−8Rは、システムのある実施形態の高レベル概略図および流れ図の種々の図を描写する。 図8B−8Rは、システムのある実施形態の高レベル概略図および流れ図の種々の図を描写する。 図8B−8Rは、システムのある実施形態の高レベル概略図および流れ図の種々の図を描写する。 図8B−8Rは、システムのある実施形態の高レベル概略図および流れ図の種々の図を描写する。 図9Aは、本デバイスの一実施形態内に含まれ得る、マルチプロセッサ制御構成のある実施形態を図式的に描写する。 図9Bは、いくつかの実施形態における、本デバイスの一実施形態内に含まれ得る、マルチプロセッサ制御構成のある実施形態を図式的に描写する。 図10Aおよび10Bは、マルチプロセッサ機能性の一実施形態を図式的に描写する。 図10Aおよび10Bは、マルチプロセッサ機能性の一実施形態を図式的に描写する。 図11は、マルチプロセッサ機能性の一実施形態を図式的に描写する。 図12は、マルチプロセッサ機能性の一実施形態を図式的に描写する。 図12A−12Eは、一実施形態による、種々のソフトウェア層を図式的に描写する。 図12A−12Eは、一実施形態による、種々のソフトウェア層を図式的に描写する。 図12A−12Eは、一実施形態による、種々のソフトウェア層を図式的に描写する。 図12A−12Eは、一実施形態による、種々のソフトウェア層を図式的に描写する。 図12A−12Eは、一実施形態による、種々のソフトウェア層を図式的に描写する。 図13は、システムの一実施形態の例証である。 図14は、システムの一実施形態の例証である。 図15A−15Bは、システムの一実施形態における、充電ステーションの一実施形態の例証である。 図16A−16Fは、システムの一実施形態による、バッテリ充電器/充電ステーションのある実施形態の種々の図を描写する。 図16A−16Fは、システムの一実施形態による、バッテリ充電器/充電ステーションのある実施形態の種々の図を描写する。 図16A−16Fは、システムの一実施形態による、バッテリ充電器/充電ステーションのある実施形態の種々の図を描写する。 図16A−16Fは、システムの一実施形態による、バッテリ充電器/充電ステーションのある実施形態の種々の図を描写する。 図16A−16Fは、システムの一実施形態による、バッテリ充電器/充電ステーションのある実施形態の種々の図を描写する。 図16A−16Fは、システムの一実施形態による、バッテリ充電器/充電ステーションのある実施形態の種々の図を描写する。 図17は、システムの種々の要素の相互接続の一実施形態を図式的に描写する。 図18は、システムの一実施形態の例証である。 図19は、システムの一実施形態の例証である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図20A−30は、システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図31は、2Dバーコードのある実施形態である。 図32は、遠隔インターフェースおよび2Dバーコードを使用して、基礎プロファイルをプログラミングするためのシステムのある実施形態である。 図33は、2Dバーコード内に埋め込まれ得る、ある実施形態情報である。 図34は、カメラを使用して、遠隔インターフェースにプログラムされ得る、基礎プロファイルのある実施例である。 図35Aは、本システムの一実施形態の例証である。 図35Bは、本システムの一実施形態の例証である。 図35Cは、本システムの一実施形態の例証である。 図35Dは、本システムの一実施形態の例証である。 図35Eは、本システムの一実施形態の例証である。 図36は、本システムの一実施形態の例証である。 図37は、本システムの一実施形態の例証である。 図38は、本システムの一実施形態の例証である。 図39は、本システムの一実施形態の例証である。 図40は、一実施形態による、本システムの一方法のフロー図である。 図41は、一実施形態による、本システムの一方法のフロー図である。 図42は、一実施形態による、本システムの一方法のフロー図である。 図43A−43Oは、本システムの一実施形態による、小型遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図43A−43Oは、本システムの一実施形態による、小型遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図43A−43Oは、本システムの一実施形態による、小型遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図43A−43Oは、本システムの一実施形態による、小型遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図43A−43Oは、本システムの一実施形態による、小型遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図43A−43Oは、本システムの一実施形態による、小型遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図43A−43Oは、本システムの一実施形態による、小型遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図43A−43Oは、本システムの一実施形態による、小型遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図43A−43Oは、本システムの一実施形態による、小型遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図43A−43Oは、本システムの一実施形態による、小型遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図43A−43Oは、本システムの一実施形態による、小型遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図43A−43Oは、本システムの一実施形態による、小型遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図43A−43Oは、本システムの一実施形態による、小型遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図43A−43Oは、本システムの一実施形態による、小型遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図43A−43Oは、本システムの一実施形態による、小型遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。 図44A−58Tは、本システムの一実施形態による、遠隔インターフェースの種々のスクリーンショットの実施形態である。
(例示的実施形態の詳細な説明)
定義
本説明および付随の請求項に使用されるように、以下の用語は、文脈によって別様に要求されない限り、以下に示される意味を有するものとする。
「遠隔インターフェース」は、限定ではないが、医療デバイスを含み得る、デバイスと無線通信するためのデバイスを意味するものとする。
「デバイス」は、限定ではないが、医療デバイス(限定ではないが、注入ポンプおよび/またはマイクロ注入ポンプ、薬物送達ポンプおよび/または装置、センサ、測定デバイスおよび/または測定器、血圧モニタ、ECGモニタ、丸剤ディスペンサ、パルスオキシメトリモニタ、COカプノメータ、点滴バッグ、滴下流メータ、温度モニタ、腹膜透析機械(限定ではないが限定ではないが、自宅用腹膜透析機械を含む)、血液透析機械(限定ではないが、自宅用血液透析機械を含む)、ならびに医療ケアを送達、取扱、および/または判定するように構成される、任意の他の医療デバイスまたはデバイスを含む)を含む、任意の医療デバイスを意味するものとする。
デバイスの「入力」は、デバイスおよび/または遠隔インターフェースのユーザおよび/または他のオペレータ/介護者が、デバイスおよび/または遠隔インターフェースの機能を制御し得る、任意の機構を含む。ユーザ入力は、機械的配列(例えば、スイッチ、プッシュボタン、ジョグホイール)、電気配列(例えば、スライダ、タッチスクリーン)、遠隔インターフェースと通信するための無線インターフェース(例えば、無線周波数(「RF」)、赤外線(「IR」)、BLUETOOTH(登録商標))、音響インターフェース(例えば、音声認識を伴う)、コンピュータネットワークインターフェース(例えば、USBポート)、光/光波画像(限定ではないが、カメラ入力および/またはカメラを使用して捕捉された画像を含む)、音波、および/または他のタイプのインターフェースを含んでもよい。
以下に論じられる、いわゆる「ボーラスボタン」等の入力の文脈における「ボタン」は、所望の機能を果たすことが可能である、任意のタイプのユーザ入力であってもよく、プッシュボタン、スライダ、スイッチ、タッチスクリーン、および/またはジョグホイールに限定されない。
「アラーム」は、警告が、ユーザおよび/または第三者/オペレータ/介護者に対して発生され得る、任意の機構を含む。アラームは、音声アラーム(例えば、スピーカ、ブザー、音声発生器)、視覚アラーム(例えば、LED、LCD画面、画像)、触知アラーム(例えば、振動要素)、無線信号(例えば、遠隔インターフェースまたは介護者への無線伝送)、および/または他の機構を含んでもよい。アラームは、冗長機構(例えば、2つの異なるオーディオアラーム)または相補的機構(例えば、オーディオアラーム、触知アラーム、および無線アラーム)、および/または音量および/または強度を増加させる機構(例えば、漸増アラームシーケンス)を含む、同時に、並行して、またはシーケンスとして、複数の機構を使用して発生されてもよい。
「流体」は、流動ラインまたは流体ラインを通して流動可能な物質、例えば、液体を意味するものとする。
「ユーザ」は、医療治療の一部またはその他としてかにかかわらず、デバイスから治療を受容する、またはそれに接続される、人または動物、および/またはデバイスをプログラミングする、または別様にデバイスと相互作用し、治療を与える、および/または情報をデバイスから収集することに関与する、限定ではないが、医師および/または医療提供者および/または随伴者および/または両親および/または保護者を含み得る、介護者または第三者を含む。
「カニューレ」は、流体をユーザに注入可能な使い捨てデバイスを意味するものとする。カニューレは、本明細書で使用されるように、従来のカニューレ/可撓性チューブまたは針を指し得る。
「使い捨て」は、固定持続時間の間、使用され、次いで、廃棄および交換されることが意図される、部品、デバイス、部分、またはその他を指す。
「再使用可能」は、無限定の使用持続時間を有することが意図される、部分を指す。
「音響式体積測定」は、米国特許第5,349,852号および第5,641,892号、ならびに2007年2月9日出願の米国特許出願第11/704,899号「Fluid Delivery Systems and Methods」(2007年10月4日公開の現米国特許公報第US−2007−0228071−A1号)(弁理士整理番号E70)、および2008年12月31日出願の米国特許出願第12/347,985号「Infusion Pump Assembly」(2009年12月3日公開の現米国特許公報第US−2009−0299277号)(弁理士整理番号G75)(それぞれ、参照することによって、その全体として本明細書に組み込まれる)に説明されるもの等の音響式技法、ならびに他の技法を使用する、関連体積の定量的測定を意味するものとする。
本明細書に説明されるデバイス、方法、およびシステムの種々の実施形態の例示的使用は、糖尿病を患う人々へのインスリンの送達のためのものであるが、他の使用として、任意の流体の送達、任意の病状および/または状態の感知、および/または医療治療および/または医療ケアの提供が挙げられる。流体は、限定ではないが、疼痛に苦しむ人への鎮痛薬、癌患者への化学療法、および代謝障害に患う患者への酵素を含んでもよい。種々の治療薬流体は、限定ではないが、小分子、天然産物、ペプチド、タンパク質、核酸、炭水化物、ナノ粒子懸濁液、および関連付けられた薬学的容認可能担体分子を含んでもよい。療法的アクティブ分子は、デバイスの安定性を改善するように修正されてもよい(例えば、ペプチドまたはタンパク質のペグ化によって)。本明細書の例証的実施形態は、薬物送達用途について説明するが、本実施形態は、ラボ・オン・チップ用途および毛細管クロマトグラフィ等の高処理量分析測定のための試薬の液体分注を含む、他の用途に使用されてもよい。以下の説明の目的のために、用語「治療薬」、「インスリン」、または「流体」は、同義的に使用されるが、しかしながら、他の実施形態では、前述のような任意の流体が、使用されてもよい。したがって、本明細書に含まれるデバイス、システム、方法、およびその説明は、治療薬との併用に限定されない。
デバイスのいくつかの実施形態は、糖尿病を患う人々および/またはその介護者によって使用するために適合される。したがって、これらの実施形態では、デバイス、方法およびシステムは、糖尿病に患う人々(ユーザと称される)の膵島ベータ細胞の作用を補完または置換する、インスリンを送達するように協働する。インスリン送達のために適合された実施形態は、流体送達の基礎レベルならびに流体送達のボーラスレベルの両方を提供することによって、膵島ベータ細胞の作用の置換を模索する。基礎レベル、ボーラスレベル、およびタイミングは、遠隔インターフェースユーザインターフェースを使用することによって、または直接、デバイス上のユーザインターフェースを使用することによって、ユーザによって設定されてもよい。加えて、基礎および/またはボーラスレベルは、例示的実施形態では、遠隔インターフェースと一体タイプである、または無線通信し得る、1つ以上のグルコースメータおよび/またはグルコースモニタ(すなわち、デバイス)の出力に応答して、トリガあるいは調節されてもよい。他の実施形態では、遠隔インターフェースは、限定ではないが、血液試料を受容する、および/または血液試料、例えば、血液グルコース細片を受容するように構成される、デバイスを受容する、血中グルコースメータ/デバイスを含み得る、1つ以上の検体監視デバイスを含んでもよい。いくつかの実施形態では、ボーラスは、デバイス上、すなわち、注入ポンプ上および/または遠隔インターフェース上に位置する、指定されたボタンまたは他の入力手段を使用して、ユーザによってトリガされてもよい。さらに他の実施形態では、ボーラスまたは基礎は、デバイス上(例えば、注入ポンプ上および/または遠隔インターフェース上)のいずれかに位置するユーザインターフェースを通して、プログラムまたは管理されてもよい。
種々の実施形態を通して、本明細書の画面および画面のタイプに与えられる名称ならびに種々の特徴に与えられる適切な名称に関して、これらの用語は、異なり得、かつ説明目的のためのものである。本説明は、これらの名称に限定されない。
本明細書に説明されるデバイス、システム、および方法は、注入ポンプを制御するために使用されてもよい。本説明の目的のために、ユーザインターフェースおよび注入ポンプの種々の実施形態は、インスリンポンプ、すなわち、インスリンを注入するポンプを参照して説明され得る。しかしながら、ユーザインターフェースは、注入ポンプ上にあってもよく、および/または遠隔インターフェースおよび遠隔インターフェースが通信する医療デバイスは、任意の医療デバイスであってもよく、すなわち、注入ポンプに限定されないことを理解されたい。加えて、説明が、注入ポンプ「画面」に関する場合、本「画面」はまた、遠隔インターフェース上に現れてもよく、または注入ポンプの代わりに、遠隔インターフェース上に現れてもよい。
本説明によって想定される注入ポンプは、限定ではないが、治療薬流体(限定ではないが、インスリンを含む)を含む、任意の流体を圧送し得る、ポンプを含む。したがって、本説明が、インスリンに関する実施形態を説明する場合、これは、単に、説明目的のためだけに意味されるものであって、インスリンに限定されることを意図しない。他の流体もまた、想定される。いくつかの実施形態では、本明細書に説明される方法、システム、およびデバイスは、他の流体送達デバイス、例えば、当技術分野において公知のペンおよび/または注射器と併用されてもよい。
本明細書に説明されるデバイスを制御するためのシステムは、任意の1つ以上のデバイスのために使用されてもよく、いくつかの実施形態では、デバイスは、流体を送達し得る、および/またはカニューレを通してユーザに流体を送達するように構成され得る、注入ポンプおよび/または注入ポンプシステムを含んでもよい。説明目的のためだけに、少なくとも1つのインスリンポンプを含み得る、注入ポンプシステムが、本明細書に説明される。しかしながら、システムは、1つ以上の注入ポンプおよび/またはインスリンポンプシステムとの併用に限定されず、むしろ、任意のデバイスおよび/または任意の1つ以上のデバイスと併用されてもよい。
次に、図1Aおよび1Bを参照すると、デバイス100の一実施形態が、示される。デバイス100は、例証的実施形態では、任意の注入ポンプであり得る、注入ポンプであるが、しかしながら、いくつかの実施形態では、2007年10月4日公開の米国公報第US−2007−0228071号(E70)または2009年12月3日公開の米国公報第US−2009−0299277−A1号(弁理士整理番号G75)に図示および説明される、注入ポンプの実施形態のうちの1つであってもよい。しかしながら、上記で議論されるように、種々の他の実施形態では、デバイスは、任意の医療デバイスであってもよく、いくつかの実施形態では、1つ以上のデバイスが、システム内に含まれる。
デバイス100は、再使用可能部分102および使い捨て部分104を含む。種々の実施形態では、使い捨て部分104は、リザーバおよび流体ライン、すなわち、注入ポンプの「湿潤」構成要素を含む。いくつかの実施形態では、使い捨て部分104は、タブ116を含む。
再使用可能部分102は、リザーバ内の流体を、リザーバから、カニューレ(図示されないが、図3に308として示される)に接続され得る、管類106に圧送させるように構成される、機械的および電気構成要素108を含む。いくつかの実施形態では、再使用可能部分102は、係止リングアセンブリ110と、係止リングアセンブリ110の回転を促進し得る、位置決め突起808とを含んでもよい。再使用可能部分102は、使い捨て部分104に取り外し可能に係合されてもよく、これは、例えば、限定ではないが、螺着、捻転係止、または圧縮嵌合構成、または他の構成によってもたらされ得る。いくつかの実施形態では、再使用可能部分104は、使い捨て部分102に対して適切に位置付けられてもよく、係止リングアセンブリ110は、再使用可能部分104を使い捨て部分102に取り外し可能に係合させるように回転されてもよい。
加えて、例えば、使い捨て筐体アセンブリ104のタブ116に対する、突起112の位置は、再使用可能部分102が、使い捨て部分104と完全に係合されたことの検証を提供してもよい。例えば、図4Aに示されるように、再使用可能部分402が、使い捨て部分104と適切に整合されると、突起412は、タブ416に対して、第1の位置に整合され得る。係止リングアセンブリ410の回転(図4Aにおける矢印によって示される回転方向)によって、完全に係合された状態を達成すると、突起412は、図4Bに示されるように、タブ416に対して、第2の位置に整合され得る。
次に、また、図2を参照すると、システムのいくつかの実施形態では、システムは、1つ以上のデバイスを含んでもよく、いくつかの実施形態では、システムは、2つのデバイス200、202を含んでもよい。システムのいくつかの実施形態では、システムは、2つの再使用可能部分200、202および少なくとも1つの使い捨て部分204を含んでもよい。再使用可能部分200、202および使い捨て部分204は、いくつかの実施形態では、前述のデバイス100の実施形態であってもよい。システムのいくつかの実施形態では、システムは、それぞれ、再充電可能電力デバイス、例えば、再充電可能バッテリを含み得る、2つの再使用可能部分200、202を含んでもよい。したがって、いくつかの実施形態では、一方の再使用可能部分200は、使い捨て部分204に接続され、ユーザによって使用されるが、他方の再使用可能部分202は、再充電されてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、システムは、他のデバイスが使用中、再充電または点検され得る、バックアップデバイスを含んでもよい。
また、図3を参照すると、いくつかの実施形態では、使い捨て部分300は、管類302に接続されたオス型コネクタ304を含み得る、管類302を含む。オス型コネクタ304は、いくつかの実施形態では、メス型コネクタ306に接続されるように構成される。オス型コネクタ304とメス型コネクタ306の想定される接続は、管類302からカニューレ308、したがって、リザーバからカニューレへの流体路を提供する。カニューレ308は、カニューレ接着剤パッド310によって、ユーザ上の定位置に保持されてもよい。管類302、オス型コネクタ304、メス型コネクタ306、カニューレ308、およびカニューレ接着剤パッド310は、集合的に、注入セット312と称されてもよい。いくつかの実施形態では、再使用可能部分300は、いくつかの実施形態では、例えば、使い捨て接着パッチ(使い捨て部分300の下側表面に接続され、接着剤が、暴露され、次いで、ユーザに取着され得る)または面ファスナーパッチであり得る、パッチ314によって、ユーザ上に保持されてもよい。使い捨てパッチが、面ファスナーパッチ(例えば、VELCRO USA Inc.(Manchester, NH)によって提供される面ファスナーシステム等)である実施形態では、使い捨て部分300の下側表面は、相補的フックまたはループ表面を含んでもよい。
次に、また、図5A−5Fを参照すると、いくつかの実施形態では、再使用可能部分500は、ユーザコマンド(例えば、ボーラス送達の場合、遠隔インターフェースとのペアリングまたは同等物)を受信するように構成される、入力スイッチアセンブリを含んでもよい。入力スイッチアセンブリは、いくつかの実施形態では、本体520の開口部526内に配置され得る、ボタン824を含んでもよい。示されるように、例えば、図5Bでは、係止リングアセンブリ506は、係止リングアセンブリ506が、本体520に対して回転されることを可能にするように構成され得る一方、依然として、ボタン524への容易なアクセスを提供する、半径方向スロット528を含んでもよい。
依然として、図5A−5Fを参照すると、電気制御アセンブリ516は、印刷回路基板530と、いくつかの実施形態では、再充電可能バッテリであり得る、バッテリ532とを含んでもよい。印刷回路基板530は、圧送済みおよび/または圧送中の注入可能流体の量を監視ならびに制御するための種々の制御電子機器を含んでもよい。例えば、電気制御アセンブリ516は、分注されたばかりの注入可能流体の量を測定し、ユーザによって要求された用量に基づいて、十分な注入可能流体が分注されたかどうか判定してもよい。十分な注入可能流体が分注されていない場合、電気制御アセンブリ516は、より多くの注入可能流体が圧送されるべきであることを判定し得る。電気制御アセンブリ516は、任意の付加的必要用量が圧送され得るように、適切な信号を機械的制御アセンブリ512に提供してもよく、または電気制御アセンブリ516は、付加的用量が次の用量とともに分注され得るように、適切な信号を機械的制御アセンブリ512に提供してもよい。代替として、多過ぎる注入可能流体が分注された場合、電気制御アセンブリ516は、より少ない注入可能流体が次の用量において分注され得るように、適切な信号を機械的制御アセンブリ512に提供してもよい。電気制御アセンブリ516は、1つ以上のマイクロプロセッサを含んでもよい。例示的実施形態では、電気制御アセンブリ516は、3つのマイクロプロセッサを含んでもよい。1つのプロセッサ(例えば、限定ではないが、Chipcon AS(Oslo, Norway)から利用可能なCC2510マイクロコントローラ/無線周波数(「RF」)送受信機を含んでもよい)は、例えば、遠隔インターフェースと通信するための無線通信専用であってもよい。2つの付加的マイクロプロセッサ(その実施例として、限定ではないが、Texas Instruments Inc.(Dallas, Texas)から利用可能なMSP430マイクロ遠隔インターフェースが挙げられ得る)は、コマンドの発行および実施専用であってもよい(例えば、ある用量の注入可能流体を分注するため、体積測定デバイスからのフィードバック信号を処理するため、および同等物)。
図5Cに示されるように、ベースプレート518は、例えば、再充電可能バッテリ532のための電気制御アセンブリ516に電気的に連結され得る、電気接点534へのアクセスを提供してもよい。ベースプレート518は、使い捨て筐体アセンブリ504の協働特徴(例えば、タブ)を介して、使い捨て筐体アセンブリ504との適切な整合を促進するように構成され得る、1つ以上の特徴(例えば、開口部536、538)を含んでもよい。加えて、ベースプレート518は、弁アセンブリ514および電気制御アセンブリ516を搭載するため、ならびに弁アセンブリ514(図5D−5Fに示される)によって使い捨て部分504へのアクセスを提供するための種々の特徴を含んでもよい。
係止リングアセンブリ506は、例えば、再使用可能部分500および使い捨て部分504を係合/係脱させるために、係止リングアセンブリ506の把持ならびに捻転を促進し得る、例えば、エラストマーまたはテクスチャ加工された材料を含み得る、グリップインサート540、542を含んでもよい。加えて、係止リングアセンブリ506は、いくつかの実施形態では、磁石544であり得るが、他の実施形態では、電気接点または他の感知構成要素であり得る、1つ以上の感知構成要素を含んでもよい。種々の実施形態では、感知構成要素は、再使用可能部分500の1つ以上の構成要素(例えば、ホール効果センサ)と相互作用し、例えば、噛合構成要素(例えば、いくつかの実施形態では、限定ではないが、使い捨て部分504、充電ステーション、または充填ステーションのうちの1つ以上のものを含んでもよい)の性質、および/または再使用可能部分500が噛合構成要素と適切に係合されているかどうかの表示を提供してもよい。いくつかの実施形態では、ホール効果センサ(図示せず)は、ポンプ印刷回路基板530上に位置してもよい。ホール効果センサは、係止リングアセンブリ506が、閉鎖位置に回転されると、それを検出してもよい。したがって、いくつかの実施形態では、ホール効果センサは、磁石544とともに、係止リングアセンブリ506が閉鎖位置に回転されたかどうかを判定するためのシステムを提供してもよい。
感知構成要素(磁石)544は、再使用可能部分構成要素、すなわち、いくつかの実施形態では、ホール効果センサとともに、再使用可能部分500が、意図された構成要素またはデバイスに適切に取着されたかどうかの判定を提供するように協働してもよい。いくつかの実施形態では、係止リングアセンブリ506は、限定ではないが、使い捨て部分504、防塵カバー(図示せず)、またはバッテリ充電器(図示せず)を含み得る、構成要素に取着されていない場合、旋回しなくてもよい。したがって、感知構成要素544は、再使用可能部分500とともに、多くの有利な安全性特徴を注入ポンプシステムに提供するように機能し得る。これらの特徴は、限定ではないが、以下のうちの1つ以上のものを含んでもよい。システムが、使い捨て部分504、防塵カバー、または充電器に取着されていることを検出しない場合、システムは、ユーザに、再使用可能部分500、例えば、弁および圧送構成要素が、汚染または破損を被り得、再使用可能アセンブリの完全性を損なわせ得ることを通知、警告、またはアラームしてもよい。したがって、システムは、ユーザに、潜在的再使用可能完全性の脅威を警告するための完全性アラームを提供し得る。また、システムが、再使用可能アセンブリが防塵カバーに取着されていることを感知する場合、システムは、電源をオフにする、または電力を低減し、電力を節約してもよい。これは、再使用可能部分が、相互作用する必要がある構成可能に接続していない場合、電力のより効率的使用を提供し得る。
再使用可能部分500は、使い捨て筐体アセンブリ、防塵カバー、またはバッテリ充電器/バッテリ充電ステーションを含むが、それらに限定されない、いくつかの異なる構成要素に取着してもよい。いずれの場合も、ホール効果センサは、係止リングアセンブリ506が、閉鎖位置にある、したがって、再使用可能部分500が、使い捨て部分504、防塵カバー、またはバッテリ充電器/バッテリ充電ステーション(または、種々の実施形態では、別の構成要素)に取り外し可能に係合されていることを検出してもよい。注入ポンプシステムは、前述の参照された特許公報および特許に説明されるもの等のAVSシステムを使用することによって、または電子接点によって、そこに取着されている構成要素を判定してもよい。次に、また、図5G−5Iを参照すると、防塵カバー(例えば、防塵カバー539)の一実施形態が、示される。例示的実施形態では、防塵カバー539は、再使用可能部分500の係止リングアセンブリ506が、防塵カバー539に取り外し可能に係合し得るように、特徴541、543、545、547を含んでもよい。加えて、防塵カバー539はさらに、再使用可能部分500の弁作用および圧送特徴を収容するための陥凹領域5849を含んでもよい。例えば、防塵カバーに関して、AVSシステムは、使い捨て部分ではなく、防塵カバーが、再使用可能部分に接続されていることを判定してもよい。AVSシステムは、ルックアップテーブルまたは他の比較データを使用して、測定データと特徴的防塵カバーまたは空の使い捨て部分のデータを比較して、区別してもよい。バッテリ充電器に関して、バッテリ充電器は、いくつかの実施形態では、電気接点を含んでもよい。再使用可能部分が、バッテリ充電器に取着されると、注入ポンプアセンブリ電子システムは、接触が行なわれたことを感知し得、したがって、再使用可能部分が、バッテリ充電器に取着されていることを示すであろう。
注入ポンプの種々の実施形態は、注入可能流体を含有するように構成される、リザーバアセンブリを含んでもよい、またはそれに類似してもよい。いくつかの実施形態では、リザーバアセンブリは、2009年3月3日発行の米国特許第7,498,563号「Optical Displacement Sensor for Infusion Devices」(弁理士整理番号D78)(参照することによって、全体として本明細書に組み込まれる)、および/または2007年12月11日発行の米国特許第7,306,578号「Loading Mechanism for Infusion Pump」(弁理士整理番号C54)、2009年10月9日出願のPCT出願第PCT/US2009/060158号「Infusion Pump Assembly」(2010年4月15日公開の現公報第WO2010/042814号)(弁理士整理番号F51WO)、および/または2008年10月10日出願の米国特許出願第12/249,882号「Infusion Pump Assembly」(2010年4月15日公開の現米国特許公報第US−2010−0094222号)(弁理士整理番号F51)、および/または2011年3月30日出願の米国特許出願第13/076,067号「Infusion Pump Methods, Systems and Apparatus」(2011年9月22日公開の現米国特許公報第US−2011−0230837号(弁理士整理番号I70)、および/または2011年3月30日出願の米国特許出願第13/121,822号「Infusion Pump Assembly」(2011年8月25日公開の現米国特許公報第US−2011−0208123号)(弁理士整理番号I73)(全て、参照することによって、その全体として本明細書に組み込まれる)に説明されるものに類似するリザーバアセンブリであってもよい。
いくつかの実施形態では、注入ポンプの種々の実施形態は2007年12月11日発行の米国特許第7,306,578号「Loading Mechanism for Infusion Pump」(弁理士整理番号C54)、2008年10月10日出願の米国特許出願第12/249,882号「Infusion Pump Assembly」、(2010年4月15日公開の現米国特許公報第US−2010−0094222号)(弁理士整理番号F51)、および2008年10月10日出願の米国特許出願第12/249,891号「Infusion Pump Assembly」(2009年4月16日公開の現米国特許公報第US−2009−0099523号)(弁理士整理番号G46)(全て、参照することによって、その全体として本明細書に組み込まれる)に説明される1つ以上のものを含んでもよい、またはそれらに類似してもよい。
いくつかの実施形態では、いくつかの実施形態では、前述のもの等の注入ポンプであり得る、デバイスは、遠隔インターフェースと無線無線周波数(「RF」)通信するためのハードウェアを含む。しかしながら、種々の実施形態では、デバイスは、任意のデバイスであってもよく、注入ポンプに限定されない。システムのいくつかの例示的実施形態では、デバイスは、限定ではないが、ユーザへの視覚表示を含む、少なくとも1つの画面または他のディスプレイのうちの1つ以上のものを含み得る、ディスプレイアセンブリを含んでもよい。しかしながら、図1A−5Fに示されるもの等、他の実施形態では、デバイスは、ディスプレイアセンブリを含まなくてもよい。これらの実施形態では、ディスプレイアセンブリは、遠隔インターフェース上に含まれてもよい。システムのいくつかの実施形態では、デバイスが、ディスプレイを含む場合でも、システムは、ディスプレイもまた含む、遠隔インターフェースを含んでもよい。遠隔インターフェースのいくつかの実施形態が、図6、7、7A、および8に示される。
図1A−5Iに示される注入ポンプシステムだけではなく、また、システムと併用され得る、他のデバイスも参照すると、デバイスは、デバイスが動作するために要求され得る1つ以上のプロセスを実行する、1つ以上のプロセッサと称され得る、処理論理(図示せず)を含んでもよい。処理論理は、1つ以上のマイクロプロセッサ(図示せず)、1つ以上の入力/出力遠隔インターフェース(図示せず)、およびキャッシュメモリデバイス(図示せず)を含んでもよい。1つ以上のデータバスおよび/またはメモリバスは、1つ以上のサブシステムとの処理論理を相互接続するために使用されてもよい。
システムが、ユーザとデバイスとの間の相互作用を要求する場合、相互作用は、遠隔インターフェース上またはデバイス上のいずれかにおいて、入力を使用して達成されてもよく、例えば、いくつかの実施形態では、デバイスが、注入ポンプである場合、デバイス上の入力は、注入ポンプ上のスイッチアセンブリであってもよい。
処理論理は、いくつかの実施形態では、入力をユーザから受信するために使用される。ユーザは、ボタン/スイッチアセンブリ、スライダアセンブリ、限定ではないが、容量スライダ(例えば、2007年12月4日出願の米国特許出願第11/999,268号「Medical Device Including a Slider Assembly」(2008年7月24日公開の現米国特許公報第US−2008−0177900号)(弁理士整理番号F14)(参照することによって、全体として本明細書に組み込まれる)に説明される任意のスライダを含むが、それらに限定されないものを含み得る)、ジョグホイール、オーディオ入力、触知入力、および/またはタッチスクリーンのうちの1つ以上のものを含むが、それらに限定されない、1つ以上の入力デバイスまたはアセンブリを使用してもよい。いくつかの実施形態では、デバイスは、加えて、入力を内部システムから受信してもよい。これらの内部システムは、例えば、デバイスが注入ポンプである実施形態では、限定ではないが、閉塞検出プロセス、確認プロセス、および体積測定技術、例えば、音響体積感知(「AVS」)うちの1つ以上のものを含んでもよい。これらの入力を使用して、いくつかの実施形態では、注入ポンプであり得る、デバイスは、出力、例えば、限定ではないが、ユーザへの注入流体送達を含む、出力を生成してもよく、および/またはこれらの入力は、限定ではないが、ユーザへのコメント、警告、アラーム、または警報のうちの1つ以上のものを含み得る、出力を生成してもよい。入力は、したがって、直接、ユーザからデバイス、直接、デバイスシステムから処理論理、または別のデバイスまたは遠隔インターフェースからデバイスのいずれかに行なわれる。ユーザ相互作用経験は、したがって、限定ではないが、ディスプレイ上でのテキストおよび/またはグラフィックの読取/閲覧を含む、ディスプレイ(デバイス自体または遠隔インターフェースまたは両方のいずれか上)との相互作用、例えば、タッチスクリーンを通したディスプレイとの直接相互作用、1つ以上のボタン、スライダ、ジョグホイール、または他の入力との相互作用、1つ以上のグルコース細片リーダとの相互作用、ならびに触覚または聴覚、1つ以上の振動モータ、および/またはオーディオシステムのいずれかを通した感知のうちの1つ以上のものを含むが、それらに限定されない。したがって、用語「ユーザインターフェース」は、ユーザが、デバイスと相互作用し、デバイスからの情報を制御および/または受信するために使用される、システム、方法、およびデバイスの全てを包含するために使用される。
次に、図6および7A−7Bを参照すると、注入ポンプシステムのいくつかの実施形態では、注入ポンプは、遠隔インターフェース600、700を使用して、遠隔で制御されてもよい。遠隔インターフェースの2つの実施形態が、示されるが、しかしながら、種々の他の実施形態では、遠隔インターフェースは、無線および/または遠隔通信を介してを含む、デバイスと相互作用可能な任意のタイプのデバイスであってもよい。遠隔インターフェース600、700は、いくつかの実施形態では、図1A−5Iに関して本明細書に図示および説明されるものに類似する注入ポンプを含み得る、デバイスの機能性の全部または一部を含んでもよい。上記で議論されるように、説明の目的のために、デバイスは、注入ポンプとして説明され得るが、しかしながら、本開示は、注入ポンプに限定されない。また、本明細書に説明されるシステム、方法、および装置は、任意のデバイスと併用されてもよい。
前述の注入ポンプのいくつかの実施形態では、注入ポンプは、遠隔インターフェース600、700を使用して構成されてもよい。これらの実施形態では、注入ポンプは、注入ポンプと遠隔インターフェース600、700との間の通信(例えば、有線または無線)を可能にし、したがって、遠隔インターフェース600、700が、注入ポンプを遠隔で制御することを可能にする、テレメトリ回路(図示せず)を含んでもよい。遠隔インターフェース600、700(また、テレメトリ回路(図示せず)を含み得、かつ注入ポンプと通信可能であり得る)は、ディスプレイアセンブリ602、702と、入力制御デバイス(ジョグホイール606、スライダアセンブリ610、またはデバイスへの入力のための別の従来のモード等)、および/またはスイッチアセンブリ604、608、704のうちの1つ以上のものを含み得る、少なくとも1つの入力アセンブリとを含んでもよい。したがって、遠隔インターフェース600は、図6に示されるように、ジョグホイール606およびスライダアセンブリ610を含むが、いくつかの実施形態は、ジョグホイール606またはスライダアセンブリ610のいずれかの1つのみ、あるいはデバイスへの入力のための別の従来のモードを含んでもよい。ジョグホイール606を有する実施形態では、ジョグホイール606は、少なくとも部分的に、ホイール、リング、ノブ、または同等物の移動に基づいて、制御信号を提供するために、回転式エンコーダまたは他の回転式変換器に連結され得る、ホイール、リング、ノブ、または同等物を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースはタッチスクリーンを含んでもよく、そのような実施形態では、図7Aおよび7Bに描写されるように、タッチスクリーンは、遠隔インターフェース700の機能を示す、1つ以上のアイコン706、710を含んでもよい。いくつかの実施形態では、1つ以上のアイコン706、710は、デバイスと通信するように構成される、起動アプリケーションに関連してもよい。図7Aに示されるように、いくつかの実施形態では、1つ以上のアイコン706は、いくつかの実施形態では、医療デバイス(例えば、医療デバイス1、医療デバイス2、医療デバイス3)アプリケーションであり得る、1つ以上のデバイスを示してもよい。しかしながら、種々の実施形態では、3つ未満以上のアイコン706が、遠隔インターフェース700上に含まれてもよい。また、図7Aに示されるように、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース700は、遠隔インターフェース700の別の機能性に関連する起動アプリケーションに関連するアイコン710を含んでもよい(少なくとも1つのデバイスとの通信に加えて)。いくつかの実施形態では、これらとして、限定ではないが、ウェブブラウザの起動、携帯電話または携帯電話機能性の起動、および/またはMP3または他の「オーディオ」プレーヤ機能性の起動が挙げられ得る。いくつかの実施形態では、ユーザが、遠隔インターフェース700の種々の機能および/またはアプリケーションを「起動」することが望ましくあり得る。いくつかの実施形態では、非デバイス関連機能性は、起動されるまで、休止状態であってもよく、および/または「スリープ」させてもよい。これは、限定ではないが、バッテリ寿命の延長、および/または1つ以上のデバイスと通信するための遠隔インターフェース700の使用に関して、混乱の防止および/または動作の減速を含む、多くの理由から望ましくあり得る。いくつかの実施形態では、デバイスが、遠隔インターフェース700とペアリングされると(以下により詳細に説明されるように)、アプリケーションは、自動的に、起動されてもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース700上のデバイスに関するアイコン706は、「アプリケーション」が、ディスプレイ702上で「最小化」されているが、アプリケーションが、アクティブであることを示してもよい。したがって、いくつかの実施形態では、アイコン706を使用したデバイスに関連するアプリケーションの起動は、必要でなくてもよく、遠隔インターフェース700が、デバイスとペアリングされると、自動化されてもよい。図7Bを参照すると、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース700は、ディスプレイアセンブリ上に、メモおよび/またはタグをログブックに追加するためのリンクである、種々のボタンを含んでもよい。したがって、いくつかの実施形態では、ユーザが、ボタンの1つをタップすると、メモが、開かれもよく、ユーザは、メモをログブックに追加してもよい。いくつかの実施形態では、アイコンのタップは、自動的に、その事象をログブック内に登録してもよい。
遠隔インターフェースの種々の実施形態は、基礎率、ボーラスアラーム、送達限定、ユーザプロファイル等を事前にプログラムする能力を含み、ユーザが、履歴、ログブック等を閲覧し、ユーザ選好を確立することを可能にしてもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースはまた、グルコース細片リーダを含んでもよい。しかしながら、種々の実施形態では、遠隔インターフェースが、注入ポンプではなく、他のデバイスと通信する場合、遠隔インターフェースの能力は、異なってもよい。
使用時、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース600、700は、遠隔インターフェース600、700と注入ポンプとの間に確立される無線通信チャネルを使用して、注入ポンプアセンブリと通信してもよい。故に、ユーザは、遠隔インターフェース600、700を使用して、注入ポンプをプログラム/構成してもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース600、700と注入ポンプとの間の通信の一部または全部は、向上されたレベルのセキュリティを提供するように、暗号化されてもよい。
ユーザインターフェースの種々の実施形態では、ユーザインターフェースは、ユーザ確認および/またはユーザ入力を要求してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースは、デバイスとの種々の相互作用の効果を把握することを確実にすることに焦点が当てられる。多くの実施例は、ユーザにユーザの作用の結果を通信するデバイスの本説明を通して提示されるであろう。これらの特徴は、ユーザが、その作用を理解していることを確実にし、したがって、ユーザにさらなる安全性をもたらす。そのような実施例の1つは、ユーザが、値が変化した後、画面上の戻るボタンを押下する場合、ユーザインターフェースが、「変更を取り消しますか?」とういう確認画面を表示させることである。ユーザが、「はい」を選択する場合、種々の実施形態では、ユーザインターフェースは、任意の保留中の変更を廃棄し、確認画面を閉じ、前の画面(すなわち、ユーザが戻るボタンを押下した画面の前の画面)に戻る。作用選択が、「変更を取り消しますか?」確認画面上において、「いいえ」であるとき、ユーザは、実施形態に応じて、改行ボタンまたはその他を押下し、ユーザインターフェースは、確認画面を閉じ、保留中の変更を伴う画面に戻る。本特徴は、ユーザが、変更が実装されたと仮定するが、実際は、そうではないという結果を防止する。したがって、本特徴は、そのような状況を防止し、ユーザが、変更が実装されていないことを理解することを確実にする。これは、ユーザ確認および/または入力を要求するユーザインターフェースの多くの実施例のうちの1つにすぎない。
加えて、また、図8を参照すると、デバイスのいくつかの実施形態では、デバイス800は、遠隔インターフェース802によって構成されてもよい。いくつかの実施形態では、デバイス800は、デバイス800と少なくとも1つの遠隔インターフェース802との間の通信(例えば、有線または無線)を可能にし、したがって、遠隔インターフェース802が、デバイス800と遠隔で通信することを可能にする、テレメトリ回路(図示せず)を含んでもよい。遠隔インターフェース802(また、テレメトリ回路(図示せず)を含み、デバイス800と通信可能であってもよい)は、種々の実施形態では、ディスプレイアセンブリ804および少なくとも1つの入力アセンブリ806を含んでもよい。入力アセンブリ806は、いくつかの実施形態では、少なくとも1つのスイッチアセンブリを含んでもよく、いくつかの実施形態では、限定ではないが、前述の入力アセンブリのうちの1つ以上のもののいずれかを含んでもよい。したがって、いくつかの実施形態では、入力アセンブリは、ジョグホイール、複数のスイッチアセンブリ、容量スライダ、または同等物を含んでもよい。
遠隔インターフェース802は、デバイスにコマンドを出す、および/または情報をデバイスから受信する能力を含んでもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802は、履歴を閲覧し、アラームを受信および閲覧し、限定、例えば、送達限定をプログラムし、および/またはユーザ選好を確立するための能力を含んでもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802は、ユーザが、電力状態、送達状態、読み取られた値、アラーム状態、デバイスの進捗度、および/またはデバイスから遠隔インターフェース802に通信され得る、任意の他のデータを含み得る、デバイスの状態を閲覧することを可能にしてもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802は、グルコース細片リーダおよび/または温度表示デバイス、および/または治療および/または診断を行なう、および/または医療サービスをユーザに提供するために所望され得る、他の医療機能性を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802は、遠隔インターフェース802とデバイス800との間に確立された無線通信チャネル808を介して、指示をデバイス800に提供してもよい。故に、ユーザは、遠隔インターフェース802を使用して、デバイス800をプログラム/構成してもよい。遠隔インターフェース802とデバイスとの間の通信の一部または全部は、向上されたレベルのセキュリティを提供するために、暗号化されてもよい。
遠隔インターフェース802とデバイス800との間の通信は、標準通信プロトコルを利用して達成されてもよい。さらに、デバイス800内に含まれる種々の構成要素の間の通信が、同じプロトコルを使用して達成されてもよい。そのような通信プロトコルの一例は、DEKA Research & Development(Manchester, NH)によって開発されたPacket Communication Gateway Protocol(PCGP)である。上記で議論されるように、いくつかの実施形態では、注入ポンプであり得る、デバイス800は、1つ以上の電気構成要素を含み得る、電気制御アセンブリ516を含んでもよい。例えば、電気制御アセンブリ516は、複数のデータプロセッサ(例えば、スーパーバイザプロセッサおよびコマンドプロセッサ)と、デバイス800が遠隔インターフェース802と通信することを可能にするための無線プロセッサとを含んでもよい。したがって、遠隔インターフェース802は、1つ以上の電気構成要素を含んでもよく、その実施例として、遠隔インターフェース802がデバイス800と通信することを可能にするためのコマンドプロセッサおよび無線プロセッサが挙げられ得るが、それらに限定されない。そのようなシステムの一例の高レベル線図が、図8Bに示される。
これらの電気構成要素のそれぞれは、異なる構成要素の提供業者から製造されてもよく、したがって、固有の(すなわち、一意の)通信コマンドを利用してもよい。したがって、標準通信プロトコルの使用を通して、そのような異種構成要素間の効率的な通信が達成されてもよい。
PCGPは、パケットを構築し、ルーティングするために、デバイス800および遠隔インターフェース802内のプロセッサ上で使用されてもよい、融通性のある拡張可能なソフトウェアモジュールであってもよい。PCGPは、種々のインターフェースを抽象化してもよく、各プロセッサ上で実行されている種々のアプリケーションに統一アプリケーションプログラミングインターフェース(API)を提供してもよい。PCGPはまた、種々のドライバに適応インターフェースを提供してもよい。例証目的のみで、PCGPは、所与のプロセッサについて図8Cに図示された概念構造を有してもよい。
PCGPは、周期的冗長検査(CRC)を利用することによって、データ完全性を確保してもよい。PCGPはまた、保証された送達状態を提供してもよい。非限定的実施例として、全ての新規メッセージが返信を有するべきである。そのような返信が時間内に返送されない場合、メッセージがタイムアウトしてもよく、PCGPがアプリケーションに対する否定応答返信メッセージ(すなわち、NACK)を生成してもよい。したがって、メッセージ返信プロトコルは、アプリケーションがメッセージの送信を再試行すべきかどうかをアプリケーションに知らせてもよい。
いくつかの実施形態では、PCGPはまた、所与のノードからのインフライトメッセージの数を限定してもよく、メッセージ送達に決定論的手法を提供するように、ドライバレベルで流量制御機構と連結されてもよく、パケットをドロップすることなく、個々のノードに異なる分量のバッファを持たせてもよい。ノードにバッファがなくなると、ドライバは、他のノードに背圧を提供し、新規メッセージの送信を防止してもよい。
PCGPは、データコピーを最小限化するために、共有バッファプール方式を使用してもよく、かつ相互排除を回避してもよく、これは、アプリケーションへのメッセージを送信/受信するために使用されるAPIにはわずかに影響を及ぼし、ドライバにはさらに大きな影響を及ぼし得る。PCGPは、ルーティングおよびバッファ所有権を提供する、「ブリッジ」ベースクラスを使用してもよい。主要なPCGPクラスは、ブリッジベースクラスから下位分類されてもよい。いくつかの実施形態では、ドライバは、ブリッジクラスから導出されるか、または導出ブリッジクラスと通信するか、あるいはそれを所有してもよい。
いくつかの実施形態では、PCGPは、いくつかの呼び出しが再入可能であり、複数スレッド上で作動することができるように、共有データを保護するためにセマフォを使用することによって、オペレーティングシステムの有無を問わず、埋め込み環境で稼働するように設計されてもよい。そのような実装の1つの非限定的例証的実施例の1つが、図8Dに示される。PCGPは、両方の環境で同じ方法で動作してもよいが、特定のプロセッサタイプ(例えば、ARM9/OSバージョン)に対する呼び出しのバージョンがあってもよい。したがって、いくつかの実施形態では、機能性は同じであってもよいが、例えば、ARM 9 Nucleus OS環境に合せた、わずかに異なる呼び出しを伴うオペレーティングシステム抽象化層があってもよい。
図8Eも参照すると、PCGPは、以下を行ってもよい。
・複数の送信/返信呼び出しが生じることを可能にする
・異なるインターフェース上のRXおよびTXについて非同期的に作動する複数のドライバを有する、および/または
・送信/受信のためのパケット順序付け、およびメッセージ送信の決定論的タイムアウトを提供する
いくつかの実施形態では、各ソフトウェアオブジェクトは、使用する次のバッファをバッファマネジャに求めてもよく、次いで、そのバッファを別のオブジェクトに与えてもよい。バッファは、ある独占オーナから別のオーナに自動的に渡ってもよく、キューは、シーケンス番号別にバッファを順序付けることによって、自動的に発生してもよい。いくつかの実施形態では、バッファがもはや使用されていないときは、バッファはリサイクルされてもよい(例えば、オブジェクトが、バッファを自身に与えようとするか、または後で再割り当てするようにバッファマネジャに対して解放する)。したがって、いくつかの実施形態では、データは、概して、コピーされる必要がなく、ルーティングは、単純にバッファオーナバイトを上書きする。
PCGPのそのような実装は、種々の有益性を提供し得、その実施例は、以下を含み得るが、それらに限定されない。
・メッセージがバッファに入ると、アプリケーションによって転送または受信されるまでメッセージがそこで存続し得るため、バッファの欠如によるメッセージのドロップが不可能であり得る。
・ドライバ、PCGP、およびバッファのペイロードセクションにアクセスするためにオフセットが使用されるため、データがコピーされなくてもよい。
・ドライバは、1バイト(すなわち、バッファ所有権バイト)を上書きすることによって、メッセージデータの所有権を交換してもよい。
・単一のバッファオーナがバッファを同時に使用すること、または新規シーケンス番号を獲得することを望み得るときだけに、相互排除が必要とされ得るため、再入可能呼び出しを除く複数の排除の必要性がなくてもよい。
・アプリケーションライターが信頼性のあるシステムを実装するように従うためのルールがより少なくあり得る。
・ドライバからバッファ管理システムの外へデータをプッシュ/プルするように提供された、一式の呼び出しがあるため、ドライバは、ISR/プッシュ/プル/およびポーリングしたデータモデルを使用してもよい。
・ドライバがコピー、CRC、または何らかのチェックを行わなくてもよいが、宛先バイトおよびCRCならびに他のチェックが後でISRホットパスから行われ得るため、ドライバは、TXおよびRX以外、ほとんど稼働しなくてもよい。
・バッファマネジャがシーケンス番号別にアクセスを順序付け得るため、キューの順序付けが自動的に生じ得る。
・小さなコード/可変専有エリアが利用されてもよい、すなわち、ホットパスコードが小さくてもよく、オーバーヘッドが低くなり得る。
図8Fに示されるように、メッセージを送信する必要があるときに、PCGPは、迅速にパケットを構築してもよく、それをバッファ管理システムに挿入してもよい。バッファ管理システムの中に入ると、「packetProcessor」への呼び出しは、プロトコルの規則を適用してもよく、ドライバ/アプリケーションにメッセージを与えてもよい。
新規メッセージを送信する、または返信を送信するために、PCGPは、以下のうちの1つ以上のものを行なってもよい。
・例えば、パケット長が合法であること、宛先が正しいこと等を確認するように、呼び出し引数をチェックする。
・ダウンリンクが、リンク、ペア等を確立するためにPCGPが無線プロセッサによって使用されることを可能にしてもよい、およびPCGPが(タイムアウトする代わりに)機能していないリンク上で通信しようとしているときにアプリケーションに通知してもよい、いくつかの実施形態では、無線リンクノードでない限り、ダウンしているリンク上でメッセージを送信しようとすることを回避する。
・新規メッセージのシーケンス番号を取得する、または既存のメッセージの既存のシーケンス番号を利用する。
・パケットを構築し、ペイロードデータをコピーし、CRCに書き込み、(この時点以降)パケットの完全性がCRCによって保護されてもよい。および/または
・返信または新規メッセージとして、メッセージをバッファマネジャに与え、このバッファをバッファマネジャに入れることが、待機状態の送信メッセージの最大数を超えるかどうかを確かめる。
また、図8G−8Hを参照すると、いくつかの実施形態では、相互排除を回避するように、および送信/返信またはドライバ呼び出しに多大な作業を行うことを回避するように、1つのスレッドに主要な作業の全てを行うことによって、PCGPが稼働してもよい。「packetProcessor」呼び出しは、返信、新規送信メッセージ、および受信メッセージにプロトコル規則を適用する必要があってもよい。返信メッセージは、単純に送られてもよいが、新規メッセージおよび受信メッセージには、メッセージを送るための規則があってもよい。それぞれの場合において、ソフトウェアは、パケットを処理することができなくなるまで、正しい種類のメッセージがプロトコル規則を適用することが可能である間に、ループしてもよい。
新規メッセージの送信は、いくつかの実施形態では、以下の規則のうちの1つ以上のものに従ってもよい。
・2つだけのメッセージが、ネットワーク上の許可された「インフライト」であってもよい。および/または
・応答に一致し、タイムアウトに対処するように、インフライトメッセージに関する十分なデータが記憶されてもよい。
メッセージの受信は、以下の規則に従ってもよい。
・一致する応答が「インフライト」情報スロットをクリアしてもよいため、新規パケットを送信することができる。
・一致しない応答がドロップされてもよい。
・新規メッセージは、プロトコルに対するものであってもよい(例えば、このノードに対するネットワーク統計を取得/クリアする)。
・メッセージを受信するために、バッファがアプリケーションに与えられてもよく、コールバックを使用してもよい。および/または
・バッファが解放されるか、またはアプリケーションによって所有されたままであってもよい。
したがって、いくつかの実施形態では、PCGPは、以下のように構成されてもよい。
コールバック機能は、ペイロードデータアウトをコピーしてもよく、または戻る前にそれを完全に使用してもよい。
・コールバック機能は、戻る前にそれを完全に行うまたは使用するペイロードデータをコピーしてもよい。
・コールバック機能は、バッファを所有してもよく、バッファおよびペイロードアドレスによるバッファのペイロードを参照してもよく、メッセージは、後で処理されてもよい。
・アプリケーションは、受信したメッセージについてPCGPシステムをポーリングしてもよい、および/または
・アプリケーションは、事象を設定するためにコールバックを使用し、次いで、受信メッセージについてポーリングしてもよい。
通信システムは、限定数のバファを有してもよい。PCGPにバッファがなくなると、ドライバは、新規パケットを受信することを止めてよく、アプリケーションは、アプリケーションが新規パケットを送信できないことを告げられてもよい。このことを回避し、最適な性能を維持するために、アプリケーションは、1つ以上の手順を行おうとしてもよく、その例は、以下を含み得るが、それらに限定されない。
a)アプリケーションは、PCGPを無線状態で最新の状態に保ってもよい。具体的には、いくつかの実施形態では、リンクがダウンし、PCGPが認識していない場合、PCGPは、送信する新規メッセージを受け取り、待ち行列に入れてもよく(または、最適にメッセージをタイムアウトしなくてもよい)、これは、送信キューを妨害し、リンクを最適に使用することからアプリケーションを遅延させる場合がある。
b)アプリケーションは、「タイムアウトをデクリメントする」を定期的に呼び出してもよい。最適には、いくつかの実施形態では、アプリケーションは、プロセッサがスリープしていない限り、20〜100ミリ秒毎に、「タイムアウトをデクリメントする」を呼び出してもよい。一般に、メッセージは、速く移動する(数ミリ秒)、遅く移動する(数秒)、または全く移動しない。タイムアウトは、いくつかの実施形態では、バッファおよび帯域幅を解放するようにドロップされるべきである「インフライト」メッセージを除去しようとする試行である。これをあまり頻繁に行わないと、新規メッセージが送信されるとき、またはアプリケーションが新規メッセージを待ち行列に入れるときを遅延させる場合がある。
c)アプリケーションは、スリープに入る前に保留中の行うべき作業があるかどうかをPCGPに尋ねてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、PCGPに行うべき作業がない場合、ドライバアクティビティがシステム、ひいては、PCGPをウェークアップしてもよく、したがって、新規パケットがシステムに進入するまで、PCGPは、「packetProcessor」または「タイムアウトをデクリメントする」への呼び出しを必要としない。いくつかの実施形態では、これを行うことに失敗すると、タイムアウト状態により、送信/転送/受信が成功するはずだったメッセージがドロップされる場合がある。
d)アプリケーションは、受信メッセージを無期限に持ち続けるべきではない。メッセージシステムは迅速な返信に依存する。アプリケーションがPCGPバッファを共有していれば、メッセージを持ち続けることは、PCGPバッファを持ち続けることを意味する。いくつかの実施形態では、受信ノードは、送信ノードに、低速または高速無線通信のために構成されたタイムアウトがあるかどうかを認識していない。このことは、ノードがメッセージの受信に応じて、ネットワークの高速タイムアウト速度を測定するべきであることを意味する。および/または
e)アプリケーションは、「packetProcessor」を頻繁に呼び出してもよい。いくつかの実施形態では、呼び出しは、アプリケーションによって待ち行列に入れられた新規メッセージを送信させてもよく、新規メッセージの受信に対処してもよい。呼び出しはまた、バッファを再割り当てさせてもよく、あまり頻繁に呼び出さないと、メッセージトラフィックを遅延させる場合がある。
図8Iに示されるように、いくつかの実施形態では、ある時点で、RXドライバは、インターフェースの反対側からメッセージを受信するように求められてもよい。いくつかの実施形態では、メッセージがドロップされないことを確実にするために、RXドライバは、新規メッセージを記憶するために利用可能なバッファがあるかどうかをバッファマネジャに尋ねてもよい。次いで、ドライバは、バッファポインタを求めてもよく、受信データでバッファを充填し始めてもよい。完全なメッセージが受信されると、RXドライバは、パケットをルーティングする機能を呼び出してもよい。ルーティング機能は、パケットヘッダにおける宛先バイトを検査してもよく、いくつかの実施形態では、以下のうちの1つ以上のものを行なう。他のドライバおよび/またはアプリケーションにオーナを変更してもよく、および/またはパケットが不良であることを検出してもよく、かつバッファを解放することによってパケットをドロップしてもよい。
PCGP RXオーバーヘッドは、次の利用可能なバッファを求めること、およびルート機能を呼び出すことから成ってもよい。そのような機能を果たすコードの非限定的実施例は、以下の通りである。
ドライバは、次の送信するバッファへのポインタをバッファマネジャに求めることによって、TXを行ってもよい。次いで、TXドライバは、パケットを受け取ることができるかどうかをインターフェースの反対側に尋ねてもよい。反対側がパケットを拒否する場合、TXドライバは、その状態が変化していないため、バッファに何もしなくてもよい。そうでない場合、ドライバは、パケットを送信してもよく、かつバッファをリサイクル/解放してもよい。そのような機能を果たすコードの非限定的実施例は、以下の通りである。
最大メッセージシステムタイムアウト時間を超えたパケットを転送することを回避するために、いくつかの実施形態では、nextBufferを求めることにより、解放するバッファをスキャンし得る、BufferManager::first(uint8 owner)関数を呼び出してもよい。したがって、タイムアウトの可能性がない完全TXバッファは、バッファを所有するスレッド上で解放されてもよい。いくつかの実施形態では、TXを行っている(すなわち、次のTXバッファを探しながら)ブリッジは、処理のために次のTXバッファを受信する前に期限切れになるTXバッファの全てを解放してもよい。
図8J−8Lに示されるように、いくつかの実施形態では、バッファ割り当てプロセス中に、使用可能とマークされたバッファは、新規パケットを受信するようにドライバへ、またはTXに対する新規ペイロードを受信するようにPCGPに転送されてもよい。「使用可能」からの割り当ては、「packetProcessor」機能によって行われてもよい。「packetProcessor」呼び出しの間の送信および受信の数は、いくつのLT_Driver_RX、GT_Driver_RX、およびPCGP_Freeバッファを割り当てる必要があるかを決定してもよい。LT_Driverは、ノードアドレスよりも少ないアドレスを取り扱うドライバを表してもよい。GT_Driverは、ノードアドレスよりも多いアドレスを取り扱うドライバを表してもよい。
ドライバがパケットを受信すると、ドライバは、ルータに渡されるRXバッファにデータを入れてもよい。次いで、ルータは、バッファをPCGP_Receiveまたは他のドライバのTX(図示せず)に再割り当てしてもよい。バッファが明らかに無効なデータを含有する場合、バッファは使用可能状態に移行してもよい。
ルータがTXに対するバッファをマークした後、ドライバは、バッファがTXであることを発見してもよく、かつメッセージを送信してもよい。メッセージを送信した後、ドライバにRXバッファが不足していれば、バッファは即座にRXバッファになってもよく、または、バッファが再割り当てのために解放されてもよい。
「packetProcessor」呼び出し中、PCGPは、ルータがPCGP_Receiveとしてマークした全てのバッファを処理してもよい。この時点で、データが作用を受けてもよいため、CRCおよび他のデータアイテムがチェックされてもよい。データが破損されていれば、統計値がインクリメントされてもよく、バッファが解放されてもよい。そうでない場合、バッファは、アプリケーションによって所有されているとマークされてもよい。アプリケーションによって所有されているとマークされたバッファは、PCGPの使用のためにリサイクルされるか、またはバッファマネジャによる再割り当てのために解放されてもよい。
いくつかの実施形態では、アプリケーションが新規メッセージを送信したいときは、再入可能な分かりやすい/相互排除様式で行われてもよい。バッファが割り当てられてもよい場合、PCGPは、バッファを使用中とマークしてもよい。使用中とマークされると、送信または返信機能の呼び出しの発動によって所有されているため、この機能を呼び出す他のスレッドのいずれも、このバッファを捕らえてはいけない。誤差チェックを行い、メッセージを作成するプロセスの残りは、孤立競合状態相互排除保護コードの外側で行われてもよい。バッファは、使用可能状態に遷移してもよく、または、有効な充填したCRCチェックされたバッファになり、ルータに渡されてもよい。いくつかの実施形態では、これらのバッファは、即座に送られなくてもよく、後でメッセージを送ることができるように待ち行列に入れられてもよい(プロトコル規則が許容すると仮定する)。返信メッセージが通常の送信メッセージよりも高い優先度で送られてもよく、返信メッセージには、いくつ/いつ送ることができるかを限定する規則がなくてもよいため、返信メッセージは、新規送信メッセージとは異なってマークされてもよい。
いくつかの実施形態では、PCGPは、流量制御と協働し、流量制御は、インターフェースの反対側にバッファが欠けている(これが送信ノード上で背圧を引き起こす場合がある)ため、バッファが決してドロップされないように、1つのノードから別のノードへのメッセージの転送について交渉してもよい。
流量制御は、共有バッファ形式の一部であってもよい。いくつかの実施形態では、最初の2バイトは、ドライバが決してパケットバイトをシフトする必要がないように、ドライバのために留保されてもよい。2バイトは、1バイトがDMA長−1であり、第2のバイトがメッセージの流れを制御するものであるように、使用されてもよい。これらの同じ2バイトは、PCGPメッセージがRS232上で伝送される場合に、バイトを同期化してもよい。種々の他の構成およびサイズが、種々の実施形態では、使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、パケットが「インフライト」であるときに、パケットは、その宛先の途中でドライバによって送信される、宛先によって処理される、または応答として返送されるプロセスにあってもよい。
典型的な遅延は、以下の通りである。
したがって、いくつかの実施形態では、メッセージは、往復を迅速に完了する(例えば、<50ms)、ゆっくりと完了する(例えば、1秒以上の)、または全く完了しない傾向がある。
種々の実施形態では、PCGPは、全てのタイムアウトに2つの異なる時間(初期化において設定される)を使用してもよく、1つは、RFリンクが高速ハートビートモードであるときに対するもので、もう1つは、RFリンクが低速モードであるときに対するものである。しかしながら、他の実施形態では、PCGPは、2つを上回るまたはそれ未満の異なる時間を使用してもよい。いくつかの実施形態では、メッセージがインフライトであり、リンク状態が高速から低速に変化する場合、タイムアウトが調整されてもよく、高速と低速との間の差が、パケットに対する有効期限カウンタに追加されてもよい。前後への付加的な遷移のいずれも、メッセージに対する有効期限に影響を及ぼしてはいけない。
いくつかの実施形態では、PCGP内のバッファ割り当てを監視するために使用される、低速タイムアウトの2倍の長さであり得る、第2のタイムアウトがある。したがって、例えば、流量制御またはハードウェア破損により、メッセージがドライバ内に「取り残され」、送信されていない場合、バッファは、バッファマネジャによって解放されてもよく、バッファをドロップさせる。「新規」メッセージについては、これは、パケットがすでにタイムアウトし、メッセージが送達されなかったという返信がすでにアプリケーションに与えられたことを意味してもよく、バッファを解放させる。ドライバが、送信される必要のあるバッファに対するバッファマネジャをポーリングするため、次に障害物を取り除くときに、送信することができるメッセージがドライバに渡されるように、バッファが解放される。返信メッセージについては、返信が単純にドロップされてもよく、送信ノードがタイムアウトしてもよい。
いくつかの実施形態では、PCGPメッセージングシステムは、ヘッダ情報およびペイロードを含有するメッセージをパスしてもよい。しかしながら、種々の実施形態では、PCGPメッセージングシステムは、異なる情報を含有するメッセージをパスしてもよい。PCGPの外側では、ヘッダは、呼び出し署名の中の一式のデータアイテムであってもよい。いくつかの実施形態では、しかしながら、PCGP内部には、一貫したドライバが使用しやすいバイトレイアウトがあってもよい。いくつかの実施形態では、ドライバは、以下のように、PCGPパケットの中に、またはPCGPパケットの前にバイトを挿入してもよい。
・DE、CA:RS232とともに使用するための同期バイトで、0xDE、0xCAまたは0x5A、0xA5の公称値。
・LD:ドライバDMA長バイトで、サイズバイトまたは同期バイトを含まない合計サイズである、このDMA転送においてドライバがプッシュ配信している量に等しい。
・Cmd:流量制御のために使用される、ドライバコマンドおよび制御バイト。
・LP:PCGPパケット長で、常に、バイト+CRCサイズにおいて合計ヘッダ+ペイロードサイズである。LD=LP+1である。
・Dst:宛先アドレス。
・Src:ソースアドレス。
・Cmd:コマンドバイト。
・Scd:サブコマンドバイト。
・AT:アプリケーションタグは、アプリケーションによって定義され、PCGPにとって重要性を持たない。これは、アプリケーションが、メッセージに、例えば、メッセージの起源となったスレッド等、さらなる情報を添付することを可能にする。
・SeqNum:32ビットのシーケンス番号が、送信された新規メッセージに対してPCGPによってインクリメントされ、番号が切り上げられず、トークンの役割を果たし、エンディアンネスが無関係であることを保証する。
・CRC16:PCGPヘッダおよびペイロードの16ビットCRC。
ペイロードがなく、cmd=1、subcmd=2であるメッセージの例は、以下の通りである。
この方法論には、いくつかの利点があり得、その例は、以下を含み得るが、それらに限定されない。
・種々の実施形態では、ハードウェアDMAエンジンの大部分は、いくつの追加バイトを動かすのかを定義するために、第1のバイトを使用してもよく、したがって、この方法論では、ドライバおよびPCGPは、バッファを共有してもよい。
・ドライバ間で流量制御情報を渡すように、DMA長の直後にバイトが提供されてもよい。
・ドライバ長および「Cmd」バイトがCRC領域の外側にあり得るため、それらは、ドライバによって改変されてもよく、ドライバ輸送機構によって所有されてもよく、ドライバは、無効な長さについて警戒してもよい。
・CRC保護される、別個のPGCPパケット長バイトがあってもよい。したがって、アプリケーションは、そのペイロード長が正しいことを信頼してもよい。
・シーケンス番号のエンディアンネスは、同様に、偶然32ビットの整数である、一致させられ得るバイトパターンにすぎないため、関連性がなくてもよい。
・シーケンス番号は、共有バッファプール長の縁に整列した、4バイトであってもよい。
・メッセージストリームをデバッグしながら、ユーザがケーブルをあちこちに動かしてもよく、インターフェースの両側が再同期化してもよいように、オプションのRS232同期バイトがあってもよい。
・アプリケーション、ドライバ、およびPCGPは、バッファを共有してもよく、それらをポインタによって解放してもよい。
いくつかの実施形態では、PCGPは、事象駆動タイプソフトウェア設計でなくてもよいが、サブクラスが書き込まれる方法によって、事象駆動タイプアーキテクチャで使用されてもよい。データは、(図8M−8Nに示されるように)概念的にクラス間で交換されてもよい。
いくつかの実施形態では、ドライバにおけるいくつかの事象モデルは、ドライバをウェークしてもよく、メッセージを受信してもよく、(ドライバまたはPCGPへのブリッジを通して)新規メッセージの新規オーナにメッセージを送るバッファマネジャの中へ、ブリッジを通してメッセージを渡してもよい。
以下は、いくつかの例示的事象を要約する。
以下の例示的実施例は、全ての送信されたメッセージ、返信、またはNACKを生成したdecタイムアウトの後に、PCGPタスクをウェークアップするように、どのようにPCGP事象モデルがNucleusと連動し得るかを示す。
以下は、ドライバ事象がどのように稼働するかを例証する、事象ベースの疑似コードドライバである。DriverがBridgeを下位分類し、hasMessagesToSendおよびflowControlTumedOffを無効にして、TXおよびRX機能がすでに作動していない場合、それらを作動するように予定する。
限定ではないが、以下の統計が、PCGPによってサポートされてもよい。
・送信されたパケットの数
・受信されたパケットの数
・CRC誤差
・タイムアウト
・利用不可能なバッファ(バッファがなくなった)
種々の実施形態では、PCGPは、複数の処理環境中で作動するように設計されてもよい。ほとんどのパラメータは、試験、および性能のランタイム微調整を促進するため、ランタイム構成されてもよい。他のパラメータは、コンパイル時間であってもよく、例えば、コンパイル時間において静的に行われなければならないメモリ割り当てを改変する、あらゆるものであってもよいが、依然として、その他のパラメータが、種々の実施形態では使用されてもよい。
以下は、PCGPが実装される場所を変動させ得る、コンパイル時間構成の数の定義であり得る。
・ドライババイト数:ドライバに対する共通バッファスキームに留保される、2バイトであってもよいが、いくつかの実施形態では、これは、RFプロトコル等の他のドライバに適応するコンパイル時間オプションであってもよい。
・RXドライババッファ数:そのプロセッサ/トラッフィクフロー等に所望されるバッファの数に同調されてもよい。
・PCGPRXバッファ数:そのプロセッサ/トラッフィクフロー等に所望されるバッファの数に同調されてもよい。
・バッファの総数:そのプロセッサに所望されるバッファの数に同調されてもよい。
いくつかの実施形態では、CRCは、データ完全性を確保するために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、CRCが無効であれば、それはアプリケーションに送達されなくてもよく、CRC誤差が追跡されてもよい。メッセージは、最終的にタイムアウトしてもよく、発信元によって再試行されてもよい。
同様に、メッセージが送達されなかったときに送達されたとメッセージングシステムがアプリケーションに知らせる場合、これは、システムにとって望ましくあり得ない。ボーラス停止コマンドが、そのようなコマンドの実施例である。これは、治療法を変更するためにアプリケーションによって必要とされ得る、メッセージの要求/アクションシーケンスによって軽減され得る。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802は、デバイス800アプリケーションからマッチングコマンドを受信し、送達されたメッセージを検討してもよい。
いくつかの実施形態では、(図8Oに示されるように)ARM9上のNucleus OSシステムにPCGPをインターフェース接続する参照方法を使用してもよい。
図8Pに示されるように、pcgpOS.cppファイルは、PCGPノードインスタンス(Pcgp、Bridge等)のインスタンスを作成してもよく、C++コードに「C」言語インターフェースを提供する、「C」リンク可能な一式の関数呼び出しを、pcgpOS.hを通して提供してもよい。これは、作用を受けるオブジェクトとしての「C」コードが暗示的であることを単純化し得る。
いくつかの実施形態では、以下の一般規則が適用されてもよい。
・PCGPは、全てのノード上で作動してもよい。任意のドライバが、一般的ドライバインターフェースをサポートしてもよい。
・競合状態が許容されなくてもよい。
・スレーブプロセッサとマスタプロセッサとの間のSPIポート上で半二重をサポートしてもよい。
・成功するか、または失敗/偽を戻すため、データ転送が試行されなくてもよい。
・低オーバーヘッド(浪費された時間、処理、帯域幅)を必要としてもよい。
・DMA(高速)SPIクロック比率で動作するCC2510をサポートしてもよい。
いくつかの実施形態では、受信側に、パケットを配置するための空のバッファが現在ない場合、SPI流量制御は、データが送信されることを防止してもよい。いくつかの実施形態では、これは、送信する許可を求め、そうする許可が与えられたことを示す応答を待機することによって、達成されてもよい。いくつかの実施形態では、別の方法が、現在空いたバッファがなく、後で転送を試行するべきであると相手側に示すために使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、全ての伝送は、長さバイト自体を含まない、送信されるバイトの数を示す長さバイトで開始してもよい。長さに続くのは、送信されているコマンドを示す単一バイトであってもよい。
いくつかの実施形態では、パケットの実際の伝送は、コマンドバイトについては、パケットの長さプラス1であってもよく、それに続いて、添付されたメッセージに対するコマンドバイト、最終的にパケット自体がある。しかしながら、他の実施形態では、パケットの伝送は、異なってもよい。
送信されるコマンドバイトに加えて、流量制御ラインと呼ばれる追加ハードウェアラインが、従来の4つのSPI信号に追加されてもよい。本ラインは、事前設定された遅延なしで、可能な限り迅速にプロトコルが作動することを可能にするために使用されてもよい。それはまた、送信されるのを待機しているパケットがあることを、スレーブプロセッサがマスタプロセッサに伝えることを可能にし、したがって、マスタプロセッサが状態についてスレーブプロセッサにポーリングする必要性を排除する。
以下の例示的コマンド値が、いくつかの実施形態では、使用されてもよい。
マスタプロセッサによって送信されるコマンド:
スレーブプロセッサによって送信されるコマンド
図8Qに図示されるように、スレーブプロセッサが、マスタプロセッサに送信するパケットを有するとき、スレーブプロセッサは、送信されるのを待機している保留中のパケットがあることを、(例えば、流量制御ラインをアサートすることによって)マスタプロセッサに通知してもよい。そうすることにより、マスタプロセッサ上のIRQをもたらしてもよく、その時点で、マスタプロセッサが、スレーブプロセッサからメッセージを回収するときを決定してもよい。パケットの回収は、マスタプロセッサの判断で遅延させられてもよく、マスタプロセッサは、スレーブプロセッサから回収する前に、スレーブプロセッサへのパケットの送信を試行することを決定してもよい。
いくつかの実施形態では、マスタプロセッサは、スレーブプロセッサM_CTSコマンドを送信することによって、回収を開始してもよい。これは、いくつかの実施形態では、パケット自体とともにS_MSG_APPENDEDコマンドを送信することによって、スレーブプロセッサが応答するまで、反復されるものである。流量制御ラインは、パケットが送信された後に解除されてもよい。予期しないときに、M_CTSコマンドがスレーブプロセッサによって受信された場合、M_CTSコマンドは無視されてもよい。
図8Rに図示されるように、いくつかの実施形態では、マスタプロセッサが、スレーブプロセッサに送信するパケットを有するとき、マスタプロセッサは、M_RTSコマンドを送信することによって転送を開始してもよい。M_RTSコマンドを受信すると、いくつかの実施形態では、スレーブプロセッサに現在保留中の送信パケットがあれば、スレーブプロセッサは、送信許可信号として再利用されてもよいように、流量制御ラインを下げる。次いで、スレーブプロセッサは、パケットを受信するようにSPIDMAを準備するプロセスにあることをマスタプロセッサに伝えてもよく、その間に、マスタプロセッサは、バス上でバイトの時間を測定することを止めてもよく、スレーブプロセッサが受信の準備を終了することを可能にしてもよい。
いくつかの実施形態では、次いで、スレーブプロセッサは、(CTS信号として使用されている)流量制御ラインを上昇させることによって、全パケットを受信する準備ができていることを示してもよい。CTS信号を受信すると、マスタプロセッサは、続けて、パケット自体とともにM_MSG_APPENDEDコマンドを送信してもよい。
転送の完了後、スレーブプロセッサは、流量制御ラインを下げてもよい。パケットが転送の開始時に保留中であった、または、パケットが受信されているときに送信がスレーブプロセッサ上で発生した場合、スレーブプロセッサは、保留中のパケットがあることを示している流量制御ラインを再アサートしてもよい。
再度、図8を参照すると、デバイス800は、ユーザ(図示せず)が、少なくとも1つのタスク、いくつかの実施形態では複数のタスクを行うことを可能にしてもよい、電気制御アセンブリ510(図5D)に連結されるスイッチアセンブリ810を含んでもよい。そのようなタスクの1つの例証的実施例は、デバイス800が、注入ポンプである、または他の薬物送達デバイスである、実施形態では、ディスプレイアセンブリを使用しない、注入可能流体(例えば、インスリン)のボーラス用量の投与である。遠隔インターフェース802は、ユーザが、インスリンのボーラス用量を投与するように、デバイス800を有効化/無効化/構成することを可能にしてもよい。
ディスプレイアセンブリ804は、少なくとも部分的には、ユーザがディスプレイアセンブリ804上にレンダリングされたメニューベースの情報を操作することを可能にするように構成されてもよい。実施例は、ディスプレイアセンブリ804が、タッチスクリーンであるものであり得る。いくつかの実施形態では、タッチスクリーン/ディスプレイアセンブリ804は、例えば、メニューのハイライトされた部分が「上向きに」または「下向きに」スクロールする比率が、起点に対するユーザの指の変位に応じて、変動するように構成されてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、例えば、ユーザが、「上向きに」急スクロールすることを所望する場合、ユーザは、その指をディスプレイアセンブリ804の上部近傍に位置付けてもよい。同様に、ユーザが、「下向きに」急スクロールすることを所望する場合、ユーザは、その指をディスプレイアセンブリ804の底部近傍に位置付けてもよい。加えて、ユーザがゆっくりと「上向き」にスクロールすることを所望する場合、ユーザは、起点に対してわずかに「上向き」に指を位置付けてもよい。さらに、ユーザがゆっくりと「下向き」にスクロールすることを所望する場合、ユーザは、起点に対してわずかに「下向き」に指を位置付けてもよい。適切なメニューアイテムがハイライトされると、ユーザは、例えば、ハイライトされたメニューアイテムの近傍のいずれかにおいて、画面を事前定義回数タッチすることによって、および/またはいくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802上に含まれ得る、1つ以上のスイッチアセンブリ806を使用することによってのいずれかによって、ハイライトされたメニューアイテムを選択してもよい。
上記で議論されるように、前述の注入ポンプデバイスの一実施形態では、デバイス800は、遠隔インターフェース802と通信するために使用されてもよい。そのような遠隔インターフェース802が利用されるとき、デバイス800および遠隔インターフェース802は、定期的に相互にコンタクトをとり、2つのデバイスが、依然として、相互に通信していることを確実にしてもよい。例えば、デバイス800は、遠隔インターフェース802に「ping」を送り、遠隔インターフェース802が存在し、アクティブであることを確実にしてもよい。さらに、遠隔インターフェース802は、デバイス800に「ping」を送り、デバイス800が、依然として、存在し、アクティブであることを確実にしてもよい。デバイス800および遠隔インターフェース802のうちの1つが、他方と通信を確立できない場合、通信を確立できない一方(すなわち、デバイス800または遠隔インターフェース802のいずれか)は、「分離」アラームを発報してもよい。例えば、遠隔インターフェース802が、ユーザの車内に残される一方、デバイス800は、ユーザのポケット内にあると仮定する。したがって、定義された期間後、デバイス800は、「分離」アラームを発報し始め、インターフェース802との通信を確立できないことを示してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、スイッチアセンブリ810を使用することによって、肯定応答する、および/または「分離」アラームを無音化してもよい。
種々の実施形態では、ユーザは、遠隔インターフェース802が、デバイス800と通信していない間、デバイス800のスイッチアセンブリ810を使用して、流体の送達を定義および投与してもよく、デバイス800は、デバイス800内に記憶されるログファイル(図示せず)内に投与されたボーラスインスリン用量に関する情報を記憶してもよい。このログファイル(図示せず)は、デバイス800内に含まれる不揮発性メモリ(図示せず)内に記憶されてもよい。デバイス800と遠隔インターフェース802との間に確立される通信に応じて、デバイス800は、デバイス800のログファイル(図示せず)内に記憶された投与されたボーラスインスリン用量に関する情報を遠隔インターフェース802に提供してもよい。
さらに、いくつかの実施形態では、ユーザが、遠隔インターフェース802をデバイス800から分離することを予期すると、ユーザは、デバイス800および遠隔インターフェース802を「分離」モードに構成し、したがって、前述の「分離」アラームの発生を排除してもよい。しかしながら、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802およびデバイス800は、相互に通信する状態に戻ると、デバイス800および遠隔インターフェース802が、自動的に、「分離」モードから解除され得るように、相互に「ping」を送り続けてもよい。
さらに、いくつかの実施形態では、ユーザが、航空機で旅行することを予期する場合、ユーザは、遠隔インターフェース802を使用して、デバイス800および遠隔インターフェース802を「航空機」モードに構成してもよく、デバイス800および遠隔インターフェース802はそれぞれ、あらゆるデータ伝送を一時停止させる。「航空機」モードにある間、デバイス800および遠隔インターフェース802は、データを受信し続けてもよく、またはそうでなくてもよい。
いくつかの実施形態では、スイッチアセンブリ810は、限定ではないが、再使用可能部分502のバッテリ寿命のチェック、再使用可能部分502と遠隔インターフェース802のペアリング、および/または注入可能流体のボーラス用量の投与の中断のうちの1つ以上のものを含み得る、付加的機能を行なうために使用されてもよい。
また、図9Aを参照すると、上記で議論されるように、いくつかの実施形態では、例えば、デバイス800の安全性を向上させるために、電気制御アセンブリ516は、2つの別個かつ個別のマイクロプロセッサ、すなわち、スーパーバイザプロセッサ900およびコマンドプロセッサ902を含んでもよい。具体的には、コマンドプロセッサ902は、限定ではないが、ポンプ駆動信号の発生等の機能を果たしてもよく、例えば、形状記憶アクチュエータの機能性を制御する、継電器/スイッチアセンブリを制御してもよい。コマンドプロセッサ902は、いくつかの実施形態では、形状記憶アクチュエータであり得る、ポンプアクチュエータ922、924に印加される電圧信号の状態(例えば、電圧レベル)に関するフィードバックを信号調整器908から受信してもよい。コマンドプロセッサ900は、継電器/スイッチアセンブリ904、906から独立して、継電器/スイッチアセンブリ910を制御してもよい。故に、例えば、注入事象が所望されると、スーパーバイザプロセッサ900およびコマンドプロセッサ902は両方とも注入事象が、適切であることに合意しなければならず(固有またはユーザ選択/事前プログラムされる、および/または計画的であるとき、注入事象用量がシステムの任意の設定限定を超えないかどうかを含んでもよい)、両方ともその個別の継電器/スイッチを作動させなければならない。スーパーバイザプロセッサ900およびコマンドプロセッサ902のいずれかが、その個別の継電器/スイッチを作動しない場合、注入事象は、生じないであろう。故に、スーパーバイザプロセッサ900およびコマンドプロセッサ902の使用および生じなければならない協働および同時発生を通して、デバイス800の安全性が、向上される。
いくつかの実施形態では、スーパーバイザプロセッサ900は、コマンドプロセッサ902が適切ではないときに送達することを防止してもよく、および/またはコマンドプロセッサ902が送達するべきときに送達していない場合、アラームしてもよい。スーパーバイザプロセッサ900は、例えば、コマンドプロセッサ902が間違ったスイッチを作動させた場合、またはコマンドプロセッサが過剰に長く電力を印加しようとした場合、継電器/スイッチアセンブリを非アクティブ化してもよい。
スーパーバイザプロセッサ900は、送達されるべき流体の量の計算を冗長的に行なってもよい(すなわち、コマンドプロセッサ902の計算の二重チェック)。いくつかの実施形態では、コマンドプロセッサ902は、送達スケジュールを判定してもよく、スーパーバイザプロセッサ900は、それらの計算を冗長的にチェック/確認してもよい。
スーパーバイザプロセッサ900は、コマンドプロセッサ902が、正しい計算を行い得るように、プロファイル(例えば、デバイスに事前にプログラム/事前に入力された送達プロファイルおよび/またはユーザ選好)をRAM内に冗長的に保持してもよいが、不良RAMを有する場合、コマンドに誤った結果を生じさせるであろう。したがって、スーパーバイザプロセッサ900は、プロファイル/ユーザ選好、例えば、基礎プロファイル等のローカルコピーを使用して、二重にチェック/確認する。
スーパーバイザプロセッサ900は、デバイスによって行なわれる1つ以上の計算、例えば、AVS測定を、AVS計算および適用された安全性チェックを検討することによって二重チェックしてもよい。デバイスのいくつかの実施形態では、例えば、AVS測定が行なわれるたびに、スーパーバイザプロセッサ900は、二重チェックを行なう。
図9Bも参照すると、スーパーバイザプロセッサ900およびコマンドプロセッサ902のうちの1つ以上のものは、注入ポンプ/デバイス800の種々の部分に診断を行ってもよい。例えば、分圧器912、914は、例えば、形状記憶アクチュエータ922の遠位端において感知される、電圧(それぞれ、V1およびV2)を監視するように構成されてもよい。継電器/スイッチアセンブリ904、910に印加される信号を知った上で、電圧V1およびV2の値は、(例証的な診断表916に示されるのと同様の様式で)図9Bに示される回路の種々の構成要素に診断が行われることを可能にする。
上記で議論され、図9A−9Bに図示されるように、デバイス800の安全性を向上させるために、電気制御アセンブリ910は、複数のマイクロプロセッサ(例えば、スーパーバイザプロセッサ900およびコマンドプロセッサ902)を含んでもよく、そのそれぞれは、作用をもたらすために(例えば、デバイス800が、薬物の送達をもたらす場合、作用は、例えば、ある用量の注入可能流体の送達であってもよい)、相互作用し、同時動作することが要求されてもよい。マイクロプロセッサ900、902が相互作用/同時動作できなかった場合、注入可能流体の用量の送達/作用が失敗する場合があり、1つ以上のアラームがトリガされてもよく、したがって、デバイス800の安全性および信頼性を向上させる。
経時的に、送達された流体の体積が、要求されるもの未満以上のことを指し得る、誤差、例えば、体積誤差を追跡する、マスタアラームが利用されてもよい。したがって、誤差の合計が大きくなりすぎれば、マスタアラームが開始され、システムに異常があるかもしれないことを示してもよい。したがって、マスタアラームは、行われている総体積比較および判明した相違を示してもよい。マスタアラームを開始するために必要とされる相違の典型的な値は、前述の注入ポンプを含む実施形態では、1.00ミリリットルであってもよい。マスタアラームは、漏洩方式で合計を監視してもよい(すなわち、不正確性は、時間的水平線を有する)。
図10A−10Bも参照すると、注入可能流体の用量の送達中の、複数のマイクロプロセッサ間のそのような相互作用の1つのそのような例証的実施例が示されている本実施例では、相互作用は、注入ポンプによるある用量の注入可能流体の送達の際に行なわれる。具体的には、コマンドプロセッサ902が、最初に、体積センサチャンバ内の注入可能流体の初期体積を判定してもよい900。次いで、コマンドプロセッサ902は、スーパーバイザプロセッサ900に「ポンプ電力要求」メッセージを提供してもよい1002。「ポンプ電力要求」メッセージの受信に応じて1004、スーパーバイザプロセッサ900が、例えば、継電器/スイッチ910を励起してもよく1006(したがって、形状記憶アクチュエータ922を励起する)、コマンドプロセッサ902に「ポンプ電力オン」メッセージを送信してもよい1008。「ポンプ電力オン」メッセージの受信に応じて1010、コマンドプロセッサ902は、例えば、ポンプアセンブリを作動させてもよく1012(継電器/スイッチ904を励起させ、これによって、弁アセンブリ514を励起させることによって)、その間、スーパーバイザプロセッサ900は、例えば、ポンプアセンブリの作動を監視してもよい1014。
ポンプアセンブリの作動が完了すると、コマンドプロセッサ902が、スーパーバイザプロセッサ900に「ポンプ電力オフ」メッセージを提供してもよい1014。「ポンプ電力オフ」メッセージの受信1016に応じて、スーパーバイザプロセッサ900は、継電器/スイッチ910を脱励起し1018、「ポンプ電力オフ」メッセージをコマンドプロセッサ902に提供してもよい1020。「ポンプ電力オフ」メッセージの受信に応じて1022、コマンドプロセッサ902が、ポンプアセンブリ(いくつかの実施形態では、弁アセンブリ514を含んでもよい)によって圧送された注入可能流体の分量を測定してもよい1024。これは、体積センサチャンバ内の現在の分量を測定し、それを上記で(ステップ1000で)判定された分量と比較することによって、達成されてもよい。判定されると1024、コマンドプロセッサ902が、スーパーバイザプロセッサ900に「弁開放電力要求」メッセージを提供してもよい1026。「弁開放電力要求」メッセージの受信に応じて1028、スーパーバイザプロセッサ900が、継電器/スイッチ910を励起してもよく1030(したがって、形状記憶アクチュエータ924を励起する)、コマンドプロセッサ902に「弁開放電力オン」メッセージを送信してもよい1032。「弁開放電力オン」メッセージの受信に応じて1034、コマンドプロセッサ902が、例えば、(継電器/スイッチ906を励起することによって)測定弁アセンブリを作動させてもよく1036、その間に、スーパーバイザプロセッサ900が、例えば、測定弁アセンブリの作動を監視してもよい1038。
測定弁アセンブリの作動が完了すると、コマンドプロセッサ902が、スーパーバイザプロセッサ900に「弁電力オフ」メッセージを提供してもよい1040。「弁電力オフ」メッセージの受信に応じて1042、スーパーバイザプロセッサ900が、継電器/スイッチ910を脱励起し1044、コマンドプロセッサ902に「弁電力オフ」メッセージを提供してもよい1046。
「弁電力オフ」メッセージの受信に応じて1048、コマンドプロセッサ902が、スーパーバイザプロセッサ900に「弁閉鎖電力要求」メッセージを提供してもよい1050。「弁閉鎖電力要求」メッセージの受信に応じて1052、スーパーバイザプロセッサ900が、継電器/スイッチ910を励起してもよく1054(したがって、形状記憶アクチュエータを励起する)、コマンドプロセッサ902に「電力オン」メッセージを送信してもよい1056。「電力オン」メッセージの受信に応じて1058、コマンドプロセッサ902が、形状記憶アクチュエータを励起するように構成される、励起継電器/スイッチ(図示せず)を作動させてもよく1060、その間に、スーパーバイザプロセッサ900が、例えば、形状記憶アクチュエータの作動を監視してもよい1062。
種々の実施形態では、形状記憶アクチュエータが、電気接点を使用して第1端に固着されてもよい。形状記憶アクチュエータの他方の端は、ブラケットアセンブリに接続されてもよい。形状記憶アクチュエータがアクティブ化されると、形状記憶アクチュエータは、ブラケットアセンブリを前方に引き、弁アセンブリを解放してもよい。そのようなものとして、測定弁アセンブリは、形状記憶アクチュエータを介してアクティブ化されてもよい。測定弁アセンブリがアクティブ化されると、ブラケットアセンブリは、アクティブ化位置で測定弁アセンブリに自動で掛け金を掛けてもよい。形状記憶アクチュエータを作動させることにより、ブラケットアセンブリを前方に引き、弁アセンブリを解放してもよい。形状記憶アクチュエータがもはやアクティブ化されないと仮定して、ブラケットアセンブリが測定弁アセンブリを解放すると、測定弁アセンブリが非アクティブ化状態になってもよい。したがって、形状記憶アクチュエータを作動させることによって、測定弁アセンブリが非アクティブ化状態になってもよい。
形状記憶アクチュエータの作動が完了すると、コマンドプロセッサ902が、スーパーバイザプロセッサ900に「電力オフ」メッセージを提供してもよい1064。「電力オフ」メッセージの受信に応じて1066、スーパーバイザプロセッサ900が、継電器/スイッチ910を脱励起し1068、コマンドプロセッサ902に「電力オフ」メッセージを提供してもよい1070。「電力オフ」メッセージの受信に応じて1072、コマンドプロセッサ902が、体積センサチャンバ内の注入可能流体の分量を判定してもよく、したがって、コマンドプロセッサ902が、この測定された分量を、上記で(ステップ1024で)判定された分量と比較して、ユーザに送達された注入可能流体の分量を判定することを可能にする1074。
ユーザに送達された注入可能流体の分量1074が、基礎/ボーラス注入事象に対して指定される注入可能流体の分量より少ない場合、(ループ1076を介して)上記の手順が反復されてもよい。
図11を参照すると、今回は、注入可能流体の用量のスケジューリング中の、プロセッサ900、902間の相互作用の別の例証的実施例が示されている。コマンドプロセッサ902は、(それぞれ)基礎スケジューリングメッセージまたはボーラス要求メッセージの受信について監視してもよい1100、1102。これらのメッセージのうちのいずれか一方を受信すると1100、1102、コマンドプロセッサ902が、所望の送達体積を設定してもよく1104、スーパーバイザプロセッサ900に「送達要求」メッセージを提供してもよい1106。「送達要求」メッセージの受信に応じて1108、スーパーバイザプロセッサ900が、コマンドプロセッサ902によって定義される体積1104を検証してもよい1110。検証されると1110、スーパーバイザプロセッサ900が、コマンドプロセッサ902に「送達容認」メッセージを提供してもよい1112。「送達容認」メッセージの受信に応じて1114、コマンドプロセッサ902は、遠隔インターフェース(例えば、上記で議論され、図6−8に図示される遠隔インターフェース)を更新し1116、注入可能流体の基礎/ボーラス用量の送達を実行してもよい1118。コマンドプロセッサ902は、(上記で議論され、かつ図10A−10Bに図示されるように)ユーザに送達された注入可能流体の総分量を監視し、更新してもよい1122。適切な分量の注入可能流体がユーザに送達されると、コマンドプロセッサ902が、スーパーバイザプロセッサ900に「送達終了」メッセージを提供してもよい1124。「送達終了」メッセージの受信に応じて1126、スーパーバイザプロセッサ900が、ユーザに送達された注入可能流体の総分量を更新してもよい1128。ユーザに送達された注入可能流体の総分量1118が、上記で(ステップ1104で)定義された分量より少ない場合、(ループ1130を介して)上記で議論される注入プロセスが反復されてもよい。
図12も参照すると、(上記で説明されるように)体積センサアセンブリを介した体積測定を達成しながら、スーパーバイザプロセッサ900およびコマンドプロセッサ902が相互作用し得る方式の実施例が示されている。
具体的には、コマンドプロセッサ902が、体積センサアセンブリを初期化し1250、体積センサアセンブリからデータを収集し始めてもよく1252、そのプロセスは、例えば、2009年12月3日公開の米国公報第US−2009−0299277−A1号(弁理士整理番号G75)に説明されるように、上記の正弦波掃引で利用される各周波数について反復されてもよい。データが特定の掃引周波数について収集されるたびに、データ点メッセージがコマンドプロセッサ902から提供されてもよく1254、これは、スーパーバイザプロセッサ900によって受信されてもよい1256。
正弦波掃引全体についてデータ収集1252が完了すると、コマンドプロセッサ902が、デバイス800の注入によって送達される注入可能流体の体積を推定してもよい1258。コマンドプロセッサ902は、スーパーバイザプロセッサ900に体積推定メッセージを提供してもよい1260。この体積推定メッセージの受信に応じて1262、スーパーバイザプロセッサ900が、体積推定メッセージをチェック(すなわち、確認)してもよい1264。チェック(すなわち、確認)されると、スーパーバイザプロセッサ900が、コマンドプロセッサ902に検証メッセージを提供してもよい1266。スーパーバイザプロセッサ900から受信されると1268、コマンドプロセッサ902が、体積センサアセンブリによって送達された注入可能流体の用量に対する測定状態を設定してもよい。
上記で議論されるように(かつ図1A−5Iを一時的に参照すると)、注入ポンプシステムの種々の実施形態および構成要素は、遠隔インターフェース802を使用して構成されてもよい(図6−8参照)。遠隔インターフェース802を介して構成可能であるとき、注入ポンプ800は、注入ポンプと、例えば、遠隔インターフェース802との間の通信(例えば、有線または無線)を可能にし、したがって、遠隔インターフェース802が、注入ポンプ800と遠隔で通信することを可能にする、テレメトリ回路(図示せず)を含んでもよい。遠隔インターフェース802(同様にテレメトリ回路(図示せず)を含んでもよく、注入ポンプ800と通信可能であってもよい)の種々の実施形態は、ディスプレイアセンブリ(602、702、804)および少なくとも1つの入力アセンブリ608、604、610、606、704、702、804、806)、を含んでもよいが、しかしながら、種々の実施形態では、ディスプレイアセンブリはまた、入力アセンブリとしての役割を果たしてもよい。
本明細書で使用されるとき、用語「遠隔インターフェース」は、遠隔インターフェースの任意の実施形態を指す。しかしながら、図8に示される実施形態は、以下では、例証目的のために使用されるが、説明は、図8に示される遠隔インターフェースのその実施形態に限定されない。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802は、2つのプロセッサを含んでもよく、1つのプロセッサ(例えば、Chipcon AS(Oslo, Norway)から入手可能なCC2510マイクロコントローラインターフェース/RF送受信機を含んでもよいが、それに限定されない)は、無線通信、例えば、デバイス800と通信するための無線通信専用であってもよい。遠隔インターフェース802内に含まれる第2のプロセッサ(ARM Holdings PLC(United Kingdom)製造のARM920TおよびARM922Tを含んでもよいが、それらに限定されない)は、コマンドプロセッサであってもよく、例えば、デバイス800の構成と関連付けられたデータ処理タスクを行なってもよい。しかしながら、種々の他の実施形態では、以下に説明されるように、遠隔インターフェース802は、種々のプロセッサおよび/または通信プロトコルおよび/または通信のための種々のアンテナを含んでもよい。
さらに、上記で議論されるように、電気制御アセンブリ516の一実施形態は、3つのマイクロプロセッサを含んでもよい。1つのプロセッサ(例えば、Chipcon AS(Oslo, Norway)から入手可能なCC2510マイクロ遠隔インターフェース/RF送受信機を含んでもよいが、それに限定されない)は、例えば、遠隔インターフェース802と通信するために、無線通信に専念してもよい。2つの追加マイクロプロセッサ(例えば、スーパーバイザプロセッサ1800およびコマンドプロセッサ1802)は、(上記で議論されるように)注入可能流体の送達を達成してもよい。スーパーバイザプロセッサ1800およびコマンドプロセッサ1802の例は、Texas Instruments Inc.(Dallas, Texas)から入手可能なMSP430マイクロ遠隔インターフェースを含んでもよいが、それに限定されない。
OSは、優先度にかかわらず、次のタスクを実行することが可能になる前に、全てのタスクが完了するまで実行するという点で、非割り込みタイプスケジューリングシステムであってもよい。加えて、コンテキスト切替は行われてなくてもよい。タスクが実行を完了すると、実行が現在予定されている、最高優先度のタスクが、実行されてもよい。いずれのタスクも実行が予定されていない場合、OSがプロセッサ(例えば、スーパーバイザプロセッサ900および/またはコマンドプロセッサ902)を低電力休止モードにしてもよく、次のタスクが予定されると、ウェークしてもよい。OSは、主要ループコードを管理するためだけに使用されてもよく、割り込みに基づいた機能性が影響されないままにしてもよい。
いくつかの実施形態では、OSは、C++言語を利用するように書かれてもよい。インヘリタンスならびに仮想関数は、タスクの容易な作成、スケジューリング、および管理を可能にする設計の重要な要素であってもよい。
OSインフラストラクチャのベースには、システム時間を追跡する能力があってもよく、プロセッサを低電力モード(LPM、休止モードとしても知られている)にする能力を制御する。この機能性は、全てのシステムクロックの制御および構成とともに、SysClocksクラスによってカプセル化されてもよい。
SysClocksクラスは、プロセッサ(例えば、スーパーバイザプロセッサ900および/またはコマンドプロセッサ902)をLPMにしてエネルギー消費を低減する機能性を含有してもよい。LPMである間、低速リアルタイムクロックが実行され続けてもよい一方で、CPUコアおよびほとんどの周辺機器を実行する、高速システムクロックが無効にされてもよい。
いくつかの実施形態では、プロセッサをLPMにすることは、常に、提供されたSysClocksによって行われてもよい。この機能は、LPMになるとき、またはLPMではなくなるときはいつでも一貫性をもたらす、全ての必要な電力低下および電力増加シーケンスを含有してもよい。LPMからのウェークは、低速クロックに基づく任意の割り込みによって開始されてもよい。
OSは、秒数、ミリ秒数、および時刻の3つの時間の局面を追跡してもよい。秒数に関して、SysClocksは、プロセッサがリセットから脱するときに始めて、秒をカウントしてもよい。秒数カウンタは、低速システムクロックに基づいてもよく、したがって、プロセッサがLPMであるか、または全電力であるかどうかにかかわらず、インクリメントしてもよい。結果として、これが、プロセッサが休止からウェークして、以前に予定されたタスクを実行する境界である。タスクが、割り込み処理ルーチン(ISR)の直後に実行される予定であれば、ISRが、終了時にプロセッサをLPMからウェークさせてもよく、タスクが即座に実行されてもよい。ミリ秒数に関して、電力オンになってから秒数をカウントすることに加えて、SysClocksは、プロセッサが全電力モードである間にミリ秒数もカウントしてもよい。高速クロックがLPM中に停止させられるため、ミリ秒カウンタはインクリメントしなくてもよい。したがって、タスクがミリ秒数に基づいて実行される予定であるときはいつでも、プロセッサがLPMにならなくてもよい。時刻に関して、時刻は、特定の時点以降の秒数(例えば、2008年1月1日、および/またはいくつかの実施形態では、POSIX標準時間1971年1月1日以降の秒数)のようにSysClocks内に表されてもよい。
SysClocksクラスは、コマンドおよびスーパーバイザプロジェクトコードベースを通して使用される、有用な機能性を提供してもよい。コード遅延は、ハードウェアが安定すること、またはアクションが完了することを可能にするために必要であってもよい。SysClocksは、秒数に基づく遅延、またはミリ秒数に基づく遅延の2つの形態の遅延を提供してもよい。遅延が使用されると、プロセッサは、現在のコード経路を続ける前に所望の時間が経過するまで、単純に待機してもよい。この時間の間、ISRのみが実行されてもよい。SysClocksは、必要な機能性の全てを提供して、現在の時刻を設定または回収してもよい。
用語「タスク」とは、より複雑なスケジューリングシステムと関連付けられてもよく、したがって、OS内で、タスクは、マネージド関数(Managed Functions)によって表され、かつマネージド関数と呼ばれてもよい。ManagedFuncクラスは、所望の機能性を管理し、予定に入れるために必要な制御要素および機能性の全てを提供する、抽象タイプベースクラスであってもよい。
ManagedFuncベースクラスは、5つの制御要素を有してもよく、2つがスケジューリング操作要素関数であり、1つがマネージド機能性を含有し得る、純粋仮想実行関数である。ManagedFunc制御要素の全ては、導出クラスから隠されてもよく、作成中に導出クラスによって直接設定されるのみであってもよく、したがって、使用を簡略化し、注入ポンプ800の安全性を向上させる。
いくつかの実施形態では、関数IDは、作成時に設定されてもよく、決して変更されなくてもよい。全ての関数IDは、単一の.hファイル内で定義されてもよく、ベースManagedFuncコンストラクタは、同じIDが2つ以上のマネージド関数に使用されてはならないことを強制的に履行してもよい。IDはまた、割り当てられた関数IDに基づいて(他の関数に対する)関数の優先度を定義してもよく、より高い優先度の関数は、割り当てられたより低い関数IDである。実行が現在予定されている、最高優先度のタスクは、より低い優先度のタスクの前に実行されてもよい。
全ての他の制御要素は、実行されるべきであるとき、および(実行時に)以前に設定された時間量で関数が再び予定に入れられるべきであれば、関数の現在の予定された状態を表すために使用されてもよい。これらの制御および状態の操作は、周知のメンバ関数のみを通してであるが、可能になってもよい(したがって、全ての設定に安全性制御を履行する)。
マネージド関数のスケジューリングを制御するために、設定開始および設定反復関数が使用されてもよい。これらのメンバ関数のそれぞれは、反復設定を構成または無効化する、ならびに、マネージド関数が秒数、ミリ秒数、または時刻によって予定に入れられる、非アクティブ状態であるかどうかを制御する能力を可能にする、単純インターフェースであってもよい。
インヘリタンスを通して、導出クラスを作成し、スケジューリング制御を受ける必要があるコードを含有する純粋仮想「実行」関数を定義することによって、マネージド関数の作成が行われてもよい。ManagedFuncベースクラスコンストラクタは、関数の一意のIDに基づいてもよいが、始動時にデフォルト制御値を設定するためにも使用されてもよい。
例えば、始動してから30秒後、かつその後15秒毎に実行される関数を作成するために、例えば、所望のコードが仮想実行関数に入れられ、30秒の開始時間である、秒数状態によって予定に入れられる関数ID、および15秒の反復設定が、コンストラクタに提供される。
以下は、マネージド関数の作成に関する、例証的なコードの実施例である。この特定の実施例では、デバイス800の始動後1秒で初めて実行し、その後10秒毎に実行することが予定される、「ハートビート」関数が作成される。
マネージド関数の実際の実行は、SleepManagerクラスによって制御され、実施されてもよい。SleepManagerは、マネージド関数の実際の優先順位リストを含有してもよい。この関数の優先順位リストは、マネージド関数作成プロセスによって自動的にデータ投入されてもよく、各関数が適正に作成され、一意のIDを有することを確実にしてもよい。
SleepManagerクラスの主要な役割は、その「管理」関数を、プロセッサの主要ループから、および/または永久whileループから繰り返し呼び出させることであり得る。管理の各呼び出し時に、SleepManagerは、SleepManagerが全ての予定された関数を使い果たすまで実行されることが予定される、全ての関数を実行し、そのときに、SleepManagerは、プロセッサをLPMにしてもよい。プロセッサがLPMからウェークすると、プロセッサが再びLPMになる準備ができるまで、管理関数が再入力されてもよい(このプロセスは、例えば、ユーザによって、またはシステムによって停止されるまで、反復されてもよい)。
プロセッサが長期間にわたって(例えば、アナログ/デジタル変換がサンプリングされている間)全電力モードで保たれなければならない場合、SleepManagerは、LPMになることを無効にする機能性を提供してもよい。LPMが無効になっている間、管理関数は、引き続き、予定されたタスクを検索してもよい。
SleepManagerはまた、スケジューリングを操作し、関数の一意のIDの使用を通して任意のマネージド関数の設定を反復する、インターフェースを提供してもよく、これは、所望のManagedFuncオブジェクトへの直接アクセス、またはそれの不必要な知識がなくても、コードの任意のセクションが、任意の必要なスケジューリングを行うことを可能にしてもよい。
デバイス800および遠隔インターフェース802内に含まれる無線回路は、遠隔インターフェース802とデバイス800との間の無線通信をもたらしてもよい。いくつかの実施形態では、内部8051マイクロ遠隔インターフェースを伴う、2.4GHz無線通信チップ(例えば、Texas Instruments CC2510無線送受信機)が、無線通信に使用されてもよい。
無線リンクは、リンク可用性、待ち時間、およびエネルギーの3つのオブジェクトのバランスを保ってもよい。
リンク可用性に関して、遠隔インターフェース802は、デバイス800にコマンドを出すための一次手段を提供してもよく、遠隔インターフェース802のグラフィカルユーザインターフェース(GUI)(ディスプレイアセンブリ804)を介して、詳細なフィードバックをユーザに提供してもよい。待ち時間に関して、通信システムは、遠隔インターフェース802からデバイス800に(その逆も同様)にデータを送達する、少ない待ち時間を提供するように設計されてもよい。エネルギーに関して、遠隔インターフェース802およびデバイス800は両方とも無線通信のための最大エネルギー消費を有してもよい。
無線リンクは、半二重通信をサポートしてもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802は、全ての通信を開始する、無線リンクのマスタであってもよい。これらの実施形態では、デバイス800は、通信に応答するだけであってもよく、決して通信を開始しなくてもよい。そのような無線通信システムの使用は、向上したセキュリティ、簡略化された設計(例えば、航空機利用のため)、および無線リンクの協調制御の種々の利点を提供し得る。他の実施形態では、デバイス800は、ある作用を引き起こしてもよいが、通信は、遠隔インターフェース802によって引き起こされてもよい。
図12も参照すると、上記で議論される、無線通信システムの種々のソフトウェア層の1つの例証的実施例が示されている。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802およびデバイス800に含まれる無線プロセッサは、SPIポートと2.4GHz無線リンクとの間(その逆も同様)で、メッセージングパケットを転送してもよい。いくつかの実施形態では、無線は、常にSPIスレーブであってもよい。デバイス800上では、無線プロセッサ(PRP)918(図9A−9B参照)が、いくつかの実施形態では、SPIポートを経由して、上流(すなわち、コマンドプロセッサ900およびスーパーバイザプロセッサ902)にある、2つの付加的ノード(付加的ノードの数は、種々の実施形態では、異なってもよい)にサービス提供してもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802上で、無線プロセッサ918(CRP)は、上流または下流のいずれか一方にあり得るSPIポート上で2つの追加ノードを使用可能にしてもよく、例えば、いくつかの実施形態では、上記の遠隔制御プロセッサ(UI)および持続的グルコースモニタ(CGM)および/または血液グルコースモニタ(BGM)である。
メッセージングシステムは、ネットワーク中の種々のノード間で、メッセージの通信を可能にしてもよい。遠隔インターフェース802のUIプロセッサ、および、例えば、スーパーバイザプロセッサ900は、2つのシステム無線上でモード切替の一部を構成し、開始するために、メッセージングシステムを使用してもよい。それはまた、ネットワーク中の他のノードに無線およびリンク状態情報を伝えるために、無線によって使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802の無線が、デバイス800からチャネル統計を収集すること、または、デバイス800の無線のマスタチャネルリストを更新することを所望すると、遠隔インターフェース802の無線がシステムメッセージを使用してもよい。新しい更新されたリストを発効させるための同期化は、タイミングの不確定性を除去するために、ハートビートメッセージでフラグを使用してもよい。
無線通信システムは、メッセージングソフトウェアと互換性があるように、C++で書かれてもよい。いくつかの実施形態では、各無線ノードに対処するために、4バイト無線シリアル番号が使用されてもよい。デバイス「可読」シリアル番号列と無線シリアル番号との間で1対1の翻訳を提供するために、ハッシュテーブルが使用されてもよい。ハッシュテーブルは、同様の可読シリアル番号を伴うデバイスまたは遠隔インターフェースが、一意の論理アドレスを有する可能性が高いように、よりランダム化された、例えば、8ビット論理アドレスを提供してもよい。いくつかの実施形態では、デバイス800と遠隔インターフェース802との間の無線シリアル番号は、それぞれが無線プロトコルにおいて有する一意の役割により、一意である必要がなくてもよい。
遠隔インターフェース802の無線シリアル番号およびデバイス800の無線シリアル番号は、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802の無線シリアル番号のみを含み得る、RFペアリング要求メッセージを除いて、全ての無線パケットに含まれてもよく、したがって、それがペアリングされる遠隔制御アセンブリ/注入ポンプアセンブリとしか発生しないことを確実にする。CC2510は、1バイト論理ノードアドレスをサポートしてもよく、受信パケットをフィルタにかけるレベルを提供するために、論理ノードアドレスとして無線シリアル番号の1バイトを使用することが有利であり得る。
基板上の他のシステムによる、遠隔インターフェース802の基板上の雑音干渉を防止するために、Quiet_Radio信号が、遠隔インターフェース802のUIプロセッサによって使用されてもよい。Quiet_Radioがアサートされると、遠隔インターフェース802の無線アプリケーションが、デバイス800の無線にメッセージを送信して、事前定義期間にわたって無線休眠(Radio Quiet)モードをアサートしてもよい。いくつかの実施形態では、Quiet_Radio特徴は、遠隔インターフェース802のPC基板上で測定される雑音干渉レベルに基づいて、必要とされなくてもよい。この期間中、遠隔インターフェース802の無線は、最大で100msにわたって休止モード2のままであってもよい。遠隔インターフェース802の無線は、Quiet_Radio信号がアサート停止された、または最大期間が満了したときに、休止モード2から脱してもよい。遠隔インターフェース802のUIプロセッサは、事象をアサートする必要がある前に、少なくとも1つの無線通信の間隔で、Quiet_Radioをアサートしてもよい。遠隔インターフェース802の無線は、この休眠期間中に通信がシャットダウンされることを、デバイス800の無線に通知してもよい。周期的無線リンクプロトコルは、Quiet_Radioが必要とされない限りQuiet_Radio特徴を収容する、状態ビット/バイトを有してもよい。
無線ソフトウェアは、同じプロセッサ上でメッセージングシステムおよび無線ブートローダと一体化してもよく、スループット試験を使用して検証されてもよい。無線ソフトウェアは、全て同じプロセッサ(例えば、TI CC2510)上で、メッセージングシステム、DMAを使用するSPIドライバ、および無線ブートローダと一体化してもよい。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802の無線は、3日でわずか32mAhを消費するように構成されてもよい(1日あたり100分の高速ハートビートモード通信を仮定する)。いくつかの実施形態では、デバイス800の無線は、3日でわずか25mAhを消費するように構成されてもよい(1日あたり100分の高速ハートビートモード通信を仮定する)。しかしながら、これらの構成は、実施形態を通して異なってもよく、いくつかの実施形態では、述べられた実施例を上回る、またはそれ未満であってもよい。
通信を再取得する最大時間は、接続要求モードおよび取得モードを含み、6.1秒であってもよいが、しかしながら、種々の他の実施形態では、最大時間は、より短いまたは長くてもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802の無線は、電力を節約し、ユーザにとっての待ち時間を最小限化するために、高速ハートビートモードまたは低速ハートビートモード設定を有利に使用してもよい。取得モードになる、デバイス800と遠隔インターフェース802との間の差異は、通信が最大待ち時間内に復旧され得ることを確実にするのに十分頻繁に、デバイス800が取得モードになる必要があることであり得る。しかしながら、遠隔インターフェース802は、低速ハートビートモードであり、ハートビートが失われたときに、デバイス800とともに取得モードになる頻度を変化させてもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802の無線には、ユーザGUI相互作用の知識があってもよいが、デバイス800にはなくてもよい。
遠隔インターフェース802の無線は、両方の無線に対するハートビート期間を設定してもよい。いくつかの実施形態では、期間は、活動に応じて電力およびリンク待ち時間を最適化するために、選択可能であってもよい。所望のハートビート期間は、遠隔インターフェース802の無線からデバイス800の無線へと、各ハートビートにおいて伝達されてもよい。これは、どのモードになるかを判定する他の条件により、デバイス800のハートビート比率を独占的に確立しない場合がある。高速ハートビートモードであるとき、遠隔インターフェース802の無線は、データパケットを送信または受信することが可能であれば、ハートビート期間を20msに設定してもよく、したがって、データが活発に交換されているときに、少ない待ち時間の通信を提供する。
高速ハートビートモードであるとき、遠隔インターフェース802の無線は、データパケットが無線上で両方向性に最後に交換されてから4つのハートビート後に、ハートビート期間を60msに設定してもよい。データパケットが送信または受信された後に、無線ハートビート期間を短く保つことにより、任意のデータ応答パケットも、少ないリンク待ち時間を使用して提供され得ることを確実にする。低速ハートビートモードであるとき、ハートビート比率は、それぞれ、オンラインまたはオフライン状態に応じて、2.00秒または6.00秒であってもよい。しかしながら、種々の実施形態では、これらの値は、異なってもよい。
デバイス800は、遠隔インターフェース802の無線によって設定されるハートビート比率を使用してもよい。遠隔インターフェース802の無線は、いくつかの実施形態では、限定ではないが、1つ以上のメッセージングシステムを介して、以下のモード要求をサポートしてもよい。
・ペアリングモード
・接続モード
・取得モード(所望のペアリングされた注入ポンプアセンブリ100、100’、400、500の無線シリアル番号を含む)
・同期モード−高速ハートビート
・同期モード−低速ハートビート
・RFオフモード
注入ポンプアセンブリ100、100’、400、500の無線は、メッセージングシステムを介して、以下のモード要求をサポートしてもよい。
・ペアリングモード
・取得モード
・RFオフモード
いくつかの実施形態では、無線は、ローカル無線シリアル番号を得るために、システムメッセージを使用してもよい。遠隔インターフェース802上で、無線は、遠隔インターフェース802のUIプロセッサからシリアル番号を得てもよい。無線は、システムメッセージを使用して、ペアリングされた無線シリアル番号を記憶してもよい。
遠隔インターフェース802およびデバイス800の無線は、いくつかの実施形態では、限定ではないが、1つ以上の以下の状態が変化するときは、常時、メッセージングシステムを使用して、状態メッセージを遠隔インターフェース802およびコマンドプロセッサ902のUIプロセッサに発行してもよい。
・高速オンライン:接続成功
・高速オンライン:取得モードから高速ハートビートモードへの変更
・低速オンライン:高速ハートビートから低速ハートビートへの変更要求の成功
・オフライン:ハートビート交換の不足による、検索同期モードへの自動変更
・高速オンライン:低速ハートビートから高速ハートビートへの変更要求の成功
・オフライン:帯域幅が同期モードで10%を下回る
・オンライン:帯域幅が検索同期モードで10%を上回る
・オフライン:RFオフモードへの変更要求の成功
いくつかの実施形態では、無線構成メッセージは、無線再試行の数を構成するために使用されてもよい。このメッセージは、メッセージングシステム上で送信されてもよい。いくつかの実施形態では、遠隔制御アセンブリ802のUIプロセッサは、遠隔インターフェース802の無線およびデバイス800の無線の両方に、このコマンドを送信して、これらの無線設定を構成する。
いくつかの実施形態では、無線構成メッセージには、2つのパラメータ、すなわち、RF再試行の数(例えば、値は0から10であってもよい)、および無線オフラインパラメータ(例えば、値は帯域幅の割合で1から100であってもよい)があってもよい。しかしながら、種々の他の実施形態では、2つを上回るまたはそれ未満のパラメータが存在してもよい。
遠隔インターフェース802およびデバイス800の両方の無線アプリケーションは、メッセージングシステムがRF再試行の数および無線オフラインパラメータを構成することを可能にする、APIを有してもよい。
いくつかの実施形態では、限定ではないが、以下のパラメータのうちの1つ以上のものが、無線ハードウェア構成に推奨されてもよい。
・基礎無線仕様
・MSK
・250kbps以上の無線通信比率
・最大84個のチャネル
・1000kHzのチャネル間隔
・812kHzのフィルタ帯域幅
・マンチェスター符号化方式がない
・データ消去
・4バイトプリアンブル
・4バイト同期(単語)
・パケットに付加されたCRC
・パケットに付加されたLQI(リンク品質インジケータ)
・有効化された自動CRCフィルタリング
いくつかの実施形態では、順方向誤差補正(FEC)が、使用されても、されなくてもよい。順方向誤差補正(FEC)は、有効信号動的範囲を約3dB増加させるために使用されるが、FECは、固定パケットサイズを必要とし、同一固定サイズメッセージのための無線ビット数を倍にし、したがって、これは、いくつかの実施形態では、望ましくない場合がある。
いくつかの実施形態では、無線は、(ペアリングモードを除いて)公称動作条件下で1.83メートルの距離内で機能してもよい。いくつかの実施形態では、無線が公称動作条件下で7.32メートルの距離内で機能してもよい。いくつかの実施形態では、伝送電力レベルは、(ペアリングモードを除いて)0dBmであってもよく、ペアリングモードの伝送電力レベルは、−22dBmであってもよい。デバイス800の所望の無線ノードアドレスが、ペアリングモードの遠隔インターフェース802によって把握されていない場合があるため、デバイス800および遠隔インターフェース802の両方は、いくつかの実施形態では、別の注入ポンプアセンブリと偶発的にペアリングする可能性を低減するために、より低い伝送電力を使用してもよい。しかしながら、種々の他の実施形態では、デバイス800または遠隔インターフェース802のいずれかは、より低い伝送電力を使用してもよい。
いくつかの実施形態では、AES暗号化は、全てのパケットに使用されてもよいが、例えば、Texas Instruments CC2510無線送受信機を使用する実施形態では、本送受信機は、本機能性を含むため、必要とされなくてもよい。AES暗号化が使用される実施形態では、固定キーは、固定キーがキーを渡すことなく暗号化を可能にする迅速な方法を提供することを含む、多くの理由から、望ましくあり得るため、固定キーが利用されてもよい。しかしながら、いくつかの実施形態では、キー交換が、デバイス800内に提供されてもよい。いくつかの実施形態では、固定キーは、固定キーデータ以外の他の変数を伴わない、1つの別個のヘッダソースファイルに含有されてもよく、したがって、ファイルのリードアクセスのより容易な管理を可能にする。
いくつかの実施形態では、無線ソフトウェアは、限定ではないが、以下の8つのモードのうちの1つ以上のものをサポートしてもよい。
・ペアリングモード
・RFオフモード
・接続モード
・取得モード
・高速ハートビートモード
・低速ハートビートモード
・検索同期モード
・同期化取得モード
これらの全ては、図12B−12Cに図式的に描写される。
ペアリングは、遠隔インターフェース802と、デバイス800との間で無線シリアル番号を交換するプロセスであってもよい。遠隔インターフェース802は、デバイス800がそのシリアル番号を把握しているとき、デバイス800と「ペアリング」されてもよい。デバイス800は、遠隔インターフェース802がそのシリアル番号を把握しているとき、遠隔インターフェース802と「ペアリング」されてもよい。
いくつかの実施形態では、ペアリングモード(その一実施形態は、図12Dに図式的に描写される)は、以下の4つのメッセージがRFリンク上で交換されることを要求してもよい(しかしながら、種々の実施形態は、RFリンクを経由して、交換されるより多い、少ない、メッセージが交換される、または交換されないことを要求してもよい)。
・RFペアリング要求(遠隔インターフェース802から任意のデバイス800にブロードキャストされる)
・RFペアリング肯定応答(デバイスから遠隔インターフェース802)
・RFペアリング確認要求(遠隔インターフェース802からデバイス800)
・RFペアリング確認肯定応答(デバイス800から遠隔インターフェース802)
加えて、遠隔インターフェース802は、RFペアリング中断メッセージを使用して、随時、ペアリングプロセスを中断してもよい(遠隔インターフェース802からデバイス800)。いくつかの実施形態では、ペアリングモードは、メッセージングシステムデータ転送をサポートしなくてもよい。
いくつかの実施形態では、デバイス800の無線は、ペアリングモード要求メッセージの受信に応じて、ペアリングモードになってもよい。いくつかの実施形態では、デバイス800に取着された使い捨て部分が存在せず、ユーザが、事前定義時間量、例えば、6秒(実施形態を通して異なり得る)の間、デバイス800のスイッチアセンブリ810を押下し、システムに、ペアリングモードが要求されたことを示す場合、無線にペアリングモードになるよう要求することは、デバイス800上のスーパーバイザプロセッサ900の責任であってもよい。デバイス800の無線は、ペアリングモードに対する適切な伝送電力レベルを設定してもよい。いくつかの実施形態では、デバイス800は、1度に1つの遠隔インターフェース802とのみペアリングされてもよい。
いくつかの実施形態では、近距離通信(「NFC」)プロトコルが使用され、デバイス800および遠隔インターフェース802がペアリングされていることを識別してもよい。例えば、NFCを使用して、ユーザは、デバイスがペアリングモードにある間、遠隔インターフェース802の使い捨て部分にタッチしてもよく、これは、ペアリングプロトコルをトリガし得、すなわち、デバイス800および遠隔インターフェース802がペアリングされていることが、識別される。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802上に位置する、カメラが使用され、デバイス800上の2Dバーコードの画像を捕捉し、本画像および/または画像識別を使用して、デバイス800を識別してもよい。いくつかの実施形態では、デバイス800は、認識のために、NPCプロトコルにおいて使用され得る、RFID送信機を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、ペアリングモードにある間、第1の有効なRFペアリング要求メッセージの受信に応じて、デバイス800の無線は、ペアリングモードの持続時間にわたって、遠隔インターフェース802のシリアル番号を使用し、デバイス800の無線シリアル番号を含有する、RFペアリング肯定応答メッセージで応答してもよい。
いくつかの実施形態では、デバイス800の無線は、RFペアリング要求が受信されない場合、事前定義時間量、例えば、2.0±0.2秒後に自動的にペアリングモードからタイムアウトしてもよい。デバイス800の無線は、RFペアリング要求が受信されない場合、自動的に、例えば、2.0±0.2秒後、ペアリングモードからタイムアウトしてもよい。いくつかの実施形態では、本時間は、2.0±0.2秒未満またはそれを上回ってもよい。いくつかの実施形態では、デバイス800の無線は、RFペアリング肯定応答を伝送した後に、ペアリング要求受信メッセージを発行してもよい。スーパーバイザプロセッサ900への本メッセージは、ペアリング確認プロセス中にユーザへのフィードバックを可能にするであろう。デバイス800の無線は、RFペアリング確認要求が受信されない限り、RFペアリング肯定応答を伝送してから、例えば、1.0±0.1秒後に自動的にペアリングモードからタイムアウトしてもよい。いくつかの実施形態では、本時間は、1.0±0.1秒未満またはそれを上回ってもよい。いくつかの実施形態では、デバイス800の無線は、RFペアリング要求メッセージを受信した後にRFペアリング確認要求メッセージが受信される場合、ペアリング無線シリアル番号の記憶メッセージを発行してもよい。このアクションは、遠隔インターフェース802の無線シリアル番号をデバイス800の不揮発性メモリに記憶してもよく、デバイス800の既存のペアリングデータに上書きしてもよい。
デバイス800の無線は、ペアリング無線シリアル番号の記憶メッセージからの肯定応答が受信された後に、RFペアリング確認肯定応答を伝送し、ペアリングモードを終了してもよい。いくつかの実施形態では、これは、デバイス800上のペアリングモードからのデフォルト終了であってもよく、ユーザによって接続モードまたはペアリングモードになるまで、デバイス800の電力を低下させてもよい。
いくつかの実施形態では、デバイス800の無線が、ペアリング確認要求メッセージの正常受信に応じて、ペアリングモードを終了する場合、デバイス800の無線は、新しくペアリングされた遠隔インターフェース802に戻ってもよく、ペアリング完了成功メッセージをコマンドプロセッサ902に送信してもよい。いくつかの実施形態では、デバイス800の無線は、RFペアリング中断メッセージの受信に応じて、ペアリングモードを終了してもよい。デバイス800の無線は、それにアドレス指定されたペアリング中断要求メッセージの受信に応じて、ペアリングモードを終了してもよい。いくつかの実施形態では、これは、コマンドプロセッサ902またはスーパーバイザプロセッサ900が、デバイス800上でローカルにペアリングプロセスを中断することを可能にし得る。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802の無線は、ペアリングモード要求メッセージの受信に応じて、ペアリングモードになってもよい。いくつかの実施形態では、無線が適切な条件下でペアリングモードになることを要求することが、遠隔インターフェース802のUIプロセッサの責任であってもよい。遠隔インターフェース802の無線は、ペアリングモードに対する適切な伝送電力レベルを設定してもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802の無線は、RFペアリング肯定応答が受信されるか、またはペアリングが中断されるまで、RFペアリング要求を伝送してもよい。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802の無線は、ペアリングモードになってから、事前定義時間、例えば、30.0±1.0秒以内にRFペアリング肯定応答メッセージが受信されない場合、ペアリングモードを自動的に中断してもよい。しかしながら、種々の実施形態では、事前定義時間は、30.0±1.0を上回るまたはそれ未満であってもよい。いくつかの実施形態では、ペアリングモードにある間、最初の有効RFペアリング肯定応答メッセージの受信に応じて、遠隔インターフェース802の無線は、デバイス800のシリアル番号を含む、ペアリング成功メッセージを遠隔インターフェース802のUIプロセッサに送信してもよく、ペアリングモードの持続時間にわたってそのシリアル番号を使用してもよい。このメッセージは、遠隔インターフェース802のUIプロセッサがユーザに所望のデバイス800のシリアル番号を確認させるための手段を提供してもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802の無線がデバイス800から複数の応答(単一のペアリング要求に関して)を受信した場合、最初の有効なものが使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802の無線は、ペアリングモードである間にRFペアリング肯定応答が受信された後に、RFペアリング確認肯定応答メッセージを容認するのみであってもよい。遠隔インターフェース802の無線は、遠隔インターフェース802のUIプロセッサからペアリング確認要求メッセージの受信に応じて、RFペアリング確認メッセージを伝送してもよい。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802の無線は、デバイス800をペアリングリストに追加する前に、デバイス800がペアリングを確認することをチェックしてもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802の無線は、RFペアリング完了メッセージが受信される場合、ペアリング無線シリアル番号の記憶メッセージを発行してもよい。このアクションは、遠隔インターフェース802のUIプロセッサがデバイス800の新規シリアル番号を記憶し、成功したペアリングのユーザフィードバックを提供することを可能にしてもよい。ペアリングされた注入ポンプアセンブリのリストを管理することは、遠隔インターフェース802のUIプロセッサの責任であってもよい。したがって、システムのいくつかの実施形態では、システムは、2つ以上のデバイスを含んでもよく、2つ以上のデバイスはそれぞれ、遠隔インターフェース802とペアリングされてもよい。しかしながら、いくつかの実施形態では、ペアリングされたデバイスの一方のデバイスが、任意の所与の時間において、遠隔インターフェース802と併用されることが望ましくあり得る。したがって、これらの実施形態では、初期ペアリングプロセスが完了し、遠隔インターフェース802は、ペアリングされたデバイスのそのリスト上のデバイスを含むと、ユーザは、遠隔インターフェース802に、使用のためのその持続時間(事前定義時間量)の間、通信が所望されるデバイスを示す。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802の無線は、RFペアリング中断要求メッセージを送信し、ペアリング中断要求メッセージの受信に応じて、ペアリングモードを終了してもよい。これは、遠隔インターフェース802のUIプロセッサが、遠隔インターフェース802および肯定応答されたデバイス800の両方でペアリングプロセスを中断することを可能にしてもよい。
接続要求モードでは、遠隔インターフェース802の無線が、そのペアリングデバイスリストの中の各デバイス800を取得し、その「接続準備完了」状態を回復しようとしてもよい。その一実施形態が、図12Eに図式的に描写される、「接続」プロセスは、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802が、使用される準備ができ得る、そのペアリングされたデバイスのうちの1つを迅速に識別することを可能にし得る。遠隔インターフェース802の無線は、複数のデバイス、例えば、いくつかの実施形態では、注入ポンプの最大6つのペアリングされた再使用可能部分と接続要求モードを行なうことが可能であってもよい。接続要求モードは、遠隔インターフェース802上でのみサポートされてもよく、特殊な形態の取得モードであってもよい。接続要求モードでは、遠隔インターフェース802は、第1のデバイスと接続して応答してもよい。しかしながら、各メッセージは、特定のデバイスシリアル番号にダイレクトされてもよい。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802の無線は、接続モードになると、最新のペアリングされたデバイスのシリアル番号のリストを取得してもよい。遠隔インターフェース802の無線は、接続モード要求メッセージの受信に応じて、接続モードになってもよい。ペアリングデバイスとの通信を所望するときに、無線が接続モードになることを要求することが、遠隔インターフェース802のUIプロセッサの責任であってもよい。遠隔インターフェース802の無線は、該当する場合、「接続準備完了」である、第1のデバイスの無線シリアル番号を含有する接続評価メッセージを、遠隔802インターフェースのUIプロセッサに発行してもよい。遠隔インターフェース802の無線は、接続要求モードになってから、事前定義時間量、例えば、30秒以内に、接続査定メッセージを発生させてもよい。しかしながら、事前定義時間量は、種々の実施形態では、30秒未満またはそれを上回ってもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802の無線は、接続評価肯定応答の受信時に接続要求モードを終了し、高速ハートビートモードに遷移してもよい。遠隔インターフェース802の無線は、遠隔インターフェース802のUIプロセッサから接続要求中断メッセージの受信に応じて、接続要求モードを終了してもよい。
遠隔インターフェース802上では、特定のペアリングされたデバイスを見出すために、取得モードが使用されてもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802の無線は、RF RUT(aRe yoU There)パケットを所望のペアリングデバイスに送信してもよい。デバイスが、RF RUTメッセージを受信する場合、遠隔インターフェース802の無線に応答してもよい。いくつかの実施形態では、複数のチャネルは、取得モードアルゴリズムで使用され、遠隔インターフェース802の無線が、ペアリングされたデバイスを見出す機会を改善してもよい。
遠隔インターフェース802の無線は、RFオフモードである間に、取得モード要求または高速ハートビートモード要求メッセージの受信に応じて、取得モードになってもよい。遠隔インターフェース802の無線は、検索同期モードである間に、取得モード要求または高速ハートビートモード要求メッセージの受信に応じて、同期化取得モードになってもよい。RFリンクがオフラインであり、遠隔インターフェース802がデバイスとの通信を所望するときに、無線が取得モードになることを要求することが、遠隔インターフェース802のUIプロセッサの責任であってもよい。
いくつかの実施形態では、特に、デバイスが、注入ポンプであるそれらの実施形態では、遠隔インターフェース802の無線は、1つのペアリングされた注入ポンプ800とのみ通信してもよい(ペアリングおよび接続モードを除いて)。いくつかの実施形態では、通信が喪失されると、遠隔インターフェース802のUIプロセッサは、通信を復旧しようとするために、(電力予算によって限定される、なんらかの周期率で)取得モードを使用してもよい。
いくつかの実施形態では、デバイス800は、以下の状態のうちの1つ以上のものの下、取得モードになってもよいが、種々の他の実施形態では、付加的状態が、取得モードをトリガしてもよい。
・無線オフモードであって、取得モードが要求されてもよいとき
・ハートビートの不足により検索同期モードがタイムアウトするとき
取得モードになると、デバイス800の無線は、最後に記憶されたペアリング遠隔インターフェース802のシリアル番号を得てもよい。デバイス800の無線は、(「ペアリング要求」モードである間を除いて)それが「ペアリング」されている遠隔インターフェース802と通信するのみであってもよい。デバイス800の無線は、遠隔インターフェース802との同期化の取得が成功すると、取得モードから高速ハートビートモードに遷移してもよい。デバイス800の取得モードは、いくつかの実施形態では、6.1秒以内に同期化を取得することが可能であってもよく、これは、取得モードであるときに、デバイス800が、常に少なくとも約6秒毎にリスニングしていてもよいことを示してもよい。しかしながら、種々の実施形態では、リスニングは、より短いまたは長い持続時間であってもよい。
いくつかの実施形態では、データパケットは、デバイス800および遠隔インターフェース802が、同期モードで、かつオンラインであるときに、例えば、ペアリングデバイス800と遠隔インターフェース802との間で送信されてもよい。2つのデバイスは、データパケットが交換される前に、ハートビートパケットを介して同期化してもよい。各無線は、ハートビート交換後に、既知の時間間隔でデータパケットを送信してもよい。デバイス800は、パケットの受信を予期するタイミングを調整してもよい。いくつかの実施形態では、無線は、各ハートビート上で各方向に1つのデータパケットをサポートしてもよい。無線は、無線がオフラインであれば、高速ハートビートモード要求に否定応答を提供してもよい。遠隔インターフェース802の無線は、低速ハートビートモードであり、無線がオンラインである間に、高速ハートビートモードのシステム要求が受信される場合、高速ハートビートモードに変更してもよい。
取得モードから高速ハートビートモードに遷移すると、遠隔インターフェース802の無線は、マスタチャネルリストメッセージを送信してもよい。マスタチャネルリストは、遠隔インターフェース802の無線によって構築され、過去の性能に基づいて周波数ホッピングチャネルの選択を可能にするように、デバイス800の無線に送信されてもよい。高速ハートビートモードまたは低速ハートビートモードであるときに、周期的ハートビートメッセージが遠隔インターフェース802の無線とデバイス800の無線との間で交換されてもよい。これらのメッセージの周期性は、ハートビート比率におけるものであってもよい。ハートビートメッセージは、データパケット転送が行われることを可能にしてもよく、また、状態情報を交換してもよい。いくつかの実施形態では、2つの無線が、休眠モード、データ可用性、バッファ可用性、ハートビート比率、および以前のチャネル性能の状態情報を交換してもよいが、しかしながら、他の実施形態では、付加的情報またはより少ない情報が、交換されてもよい。いくつかの実施形態では、電力を節約するために、ハートビートメッセージのパケットサイズを小さく保つことが、目標であってもよい。これらの実施形態では、無線は、同期モードであるときに、82バイトの最大データパケットサイズを提供してもよい。メッセージングシステムは、例えば、最大64バイトのパケットペイロードサイズをサポートするように設計されてもよい。この最大サイズは、最小メッセージタイプと非断片化メッセージとの間の最適なトレードオフとして、選択されてもよい。いくつかの実施形態では、82バイトは、パケットオーバーヘッドを含む、メッセージングシステムの最大パケットサイズであってもよい、しかしながら、種々の実施形態では、本最大パケットサイズは、大きいまたは小さくてもよい。
いくつかの実施形態では、メッセージングシステムは、無線プロトコルがそれに受信無線パケットを送信することを可能にする、APIを有する。メッセージングシステムはまた、無線ネットワーク上での伝送のために、無線プロトコルがパケットを得ることを可能にする、APIを有してもよい。メッセージングシステムは、無線プロトコルとSPIポートとの間のパケットルーティングに関与してもよい。データパケットは、処理のためにメッセージングシステムに与えられてもよい。メッセージングシステムは、無線プロトコルが、無線ネットワーク上で送信されることを待機しているデータパケットの数のカウントを得ることを可能にする、APIを有してもよい。無線プロトコルは、各ハートビートにおいてメッセージングシステムに問い合せを行い、データパケットが無線ネットワーク上で送信するために利用可能であるかどうかを判定してもよい。往復メッセージ待ち時間を最小限化するように、ハートビートが送信される直前に、ソフトウェアがメッセージの可用性をチェックすることが望ましくてもよい。
無線プロトコルは、1つの受信無線データパケットをバッファリングすること、およびメッセージングシステムにパケットをパスすることが可能であってもよい。いくつかの実施形態では、無線プロトコルは、データパケットの受信時に、メッセージングシステムにデータパケットを送信してもよい。メッセージシステムは、適正な宛先ノードに無線データパケットを送ることに関与してもよい。無線プロトコルは、メッセージングシステムからの1つのパケットをバッファリングすることが可能であってもよい。
無線プロトコルは、送信無線へのRFACK返信パケットを介して、RFリンク上での有効なデータパケットの受信を肯定応答することに関与してもよい。RF ACKパケットは、ソースおよび宛先無線シリアル番号、RF ACKコマンド識別、および肯定応答されているデータパケットのシーケンス番号を含有してもよい。
いくつかの実施形態では、無線データパケットを伝送する無線は、RF ACKが受信されず、再試行カウントが許容される最大RF再試行以内であれば、同じシーケンス番号とともに、次のハートビート上で、その無線データパケットを再伝送してもよい。干渉が、特定の周波数上の伝送を妨害する場合、いくつかの実施形態では、RF再試行は、同じパケットが、異なる周波数において次の機会で再伝送されることを可能にする。シーケンス番号は、短い時間枠でパケットを一意的に識別する手段を提供する。無線パケット再試行の数は、無線構成コマンドを使用して構成可能であってもよい。より多くの再試行を許容にすることにより、交換されているパケットの確率を増加させてもよいが、往復メッセージのさらなる待ち時間を導入する。電力増加時の無線再試行のデフォルト数は、10であってもよい(すなわち、メッセージをドロップする前の最大伝送試行)。しかしながら、本最大数は、種々の実施形態では異なってもよい。
いくつかの実施形態では、1バイト(モジュロ256)無線シーケンス番号が、RFリンク上の全ての無線データパケットに含まれてもよい。肯定応答されない場合、データパケット伝送を再試行することに無線が関与し得るため、シーケンス番号は、データパケットが重複するかどうかを2つの無線が把握するための方法を提供してもよい。伝送されたシーケンス番号は、それぞれの新規無線データパケットについてインクリメントされてもよく、ロールオーバーすることが可能になってもよい。以前に受信が成功したデータパケットと同じシーケンス番号とともに(かつ同じ方向で)、データパケットの受信が成功すると、データパケットが肯定応答されてもよく、受信されたデータパケットが廃棄されてもよい。これは、ネットワークに導入される前に、RFプロトコルによって生成された重複パケットを除去してもよい。極限状況下で、同じシーケンス番号とともに、連続した複数のデータパケットがドロップされる必要があり得る状態が起こり得る場合があることに留意されたい。
いくつかの実施形態では、ハートビートが欠落する場合、遠隔インターフェース802の無線およびデバイス800の無線は、それぞれ、後続ハートビートを送信し、リスニングしようとしてもよい。遠隔インターフェース802の無線およびデバイス800の無線は、ハートビートが2秒間欠落する場合、高速ハートビートモードまたは低速ハートビートモードから検索同期モードへ自動的に変化してもよい。2秒が全てのチャネルを次々と切り替えるのに十分な時間を許容するため、これは、無線が同期化情報を使用し続けることを可能にすることによって、リンクが失われたときに電力消費を最小限化してもよい。
いくつかの実施形態では、無線は、以下のモードであるときにオンラインと見なされてもよい。
・高速ハートビートモード
・低速ハートビートモード
いくつかの実施形態では、これらは、メッセージングシステムトラフィックが交換されてもよい、唯一の状態であり得る。全ての他の状態は、オフラインと見なされてもよい。
無線は、リセットからのコード実行の開始時に、無線オフモードに初期化してもよい。コードが最初に無線プロセッサ上で実行すると、初期状態は、無線が動作中となることを要求する前に、他のプロセッサがセルフテストを行うことを可能にするように、無線オフモードであってもよい。この要件は、休止モードからウェークするときにモードを定義することを意図しない。無線は、無線オフモードに設定されると、RF通信を中止してもよい。遠隔インターフェース802上で、このモードは、RF放出を抑制するための航空機上、すなわち、航空機モードでの使用を意図してもよい。デバイス800が、遠隔インターフェース802(航空機モードで伝送を中止する)からの伝送にしか応答しないため、無線オフモードは、充電するとき、デバイス800上でのみ使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、コマンドプロセッサ902は、航空機モード、したがって、ウォークアウェイ警告を生成しないように、RFが遠隔インターフェース802上で意図的にオフにされたことを通知されてもよい。しかしながら、これは、デバイス800の無線から完全に隠されてもよい。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802の無線およびデバイス800の無線は、検索同期モードである間に、データ帯域幅を再確立するために、周期的にハートビートを交換しようとしてもよい。遠隔インターフェース802の無線は、ハートビートの交換が成功せず、事前定義時間周期、例えば、検索同期モードの20分後に、無線オフモードに遷移してもよい。
いくつかの実施形態では、デバイスの無線は、ハートビートの交換が成功せず、事前定義時間量、例えば、検索同期モードの20分後に、取得モードに遷移してもよい。いくつかの実施形態では、事前同意されたタイムスロット中にリスニングすることは、RFリンクを再確立するための、デバイス800の電力の最も効率的な使用である。通信の喪失後、結晶耐性および温度ドリフトが、経時的にデバイス800の受信時間枠を拡張することを必要とし得る。長期間(例えば、5〜20分)にわたって、通信喪失後、検索同期モードにとどまっていることにより、消費される瞬時電力に、デバイス800の無線に割り当てられた平均電力を超えさせる場合がある。遠隔インターフェース802の無線は、その時間枠を拡張することを強いられなくてもよいため、検索同期モードにとどまっていることは、非常に電力効率が良くあり得る。取得モードは、遠隔インターフェース802により多くの電力を消費してもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース802の無線およびデバイス800の無線の両方で電力消費のバランスを保つために、20分が妥協として使用されてもよいが、しかしながら、本時間は、実施形態に伴って異なってもよい。
遠隔インターフェース802の無線およびデバイス800の無線は、あるハートビート群の事前定義パーセンテージ、例えば、最後の5つのハートビートのうちの3つの交換が成功する場合、低速ハートビートモードに遷移してもよい。次いで、事前定義間隔、例えば、約6秒毎に、5つのハートビートのバースト(または、実施形態に応じて、それを上回る、またはそれ未満)が試行されてもよい。これらの事前定義パーセンテージ、例えば、これらのうちの3つが成功する場合、帯域幅が低速ハートビートに遷移するのに十分と仮定されてもよい。デバイス800の無線は、例えば、6.1秒の待ち時間を伴う検索同期モードである間に、取得可能であってもよいが、しかしながら、本待ち時間は、実施形態に伴って異なってもよい。本実施形態では、これは、デバイス800が、検索同期モードであるとき、常に、少なくとも約6秒毎にリスニングしていてもよいことを示し得る。
無線プロトコル性能統計が、無線のトラブルシューティングを推進するため、および無線性能を評価するために、所望され得る。いくつかの実施形態では、以下の無線性能統計は、無線プロトコルによってデータ構造内で維持されてもよい。しかしながら、これらは、単に、一実施形態であって、これらは、実施形態を通して異なってもよい。いくつかの実施形態は、統計を使用しなくてもよく、あるいはより多い、少ない、または異なる統計を使用してもよい。
いくつかの実施形態では、チャネル毎に、以下の追加無線性能統計のうちの1つ以上のものを収集するために、#define DEBUGオプション(コンパイラオプション)が使用されてもよい(16ビット数)が、しかしながら、種々の他の実施形態では、付加的情報もまた、収集されてもよい。
・欠落ホップの数
・良好CCAカウント
・不良CCAカウント
・平均RSSI(良好RXパケットのみについて累積される)
・周波数ホップリストカウントからのドロップ
・取得モードカウント(このチャネル上で見出された1対)
いくつかの実施形態では、デバッグオプションが、エンジニアリング専用統計を収集するために使用されてもよい。プロセッサ性能、電力、およびメモリが許容する場合、本情報をランタイムに維持することが望ましくあり得る。無線統計は、メッセージングシステムに利用可能になってもよい。
いくつかの実施形態では、リンク品質は、遠隔インターフェース802上で使用/閲覧可能であって、携帯電話と同様に、無線リンク品質のバーインジケータを提供することを意図してもよい。リンク品質は、遠隔インターフェース802およびデバイス800の両方に利用可能であってもよい。いくつかの実施形態では、リンク品質状態は、無線リンクの品質の1バイトインジケータから成ってもよい。
いくつかの実施形態では、無線は、ハートビート毎に周波数を変化させてもよい。適応擬似乱数周波数ホッピングアルゴリズムが、同期モードのために使用されてもよく、ハートビートが、検索同期モードにおいて試行される。いくつかの実施形態では、周波数ホッピングに、例えば、64のチャネルを使用することが目標であってもよい。しかしながら、周波数ホッピングを使用する他の実施形態では、64以上のチャネルが、使用されてもよい。いくつかの実施形態では、アルゴリズムは、周波数ホッピングに関して、遠隔インターフェース802上でチャネルリストを適応的に発生させるように開発されてもよい。遠隔インターフェース802の無線は、マスタチャネルリストを構築、維持、配信してもよい。いくつかの実施形態では、以前のチャネル統計および過去の性能情報が、性能要件を満たすために、必要に応じてメッセージングシステムを使用して、遠隔インターフェース802の無線によって、デバイス800の無線から取得されてもよい。デバイス800および遠隔インターフェース802の両方の観点からチャネルリストを作成することによって、両単位の無線干渉環境が、考慮されてもよい。無線は、望ましいRF環境において動作している間、ホッピングチャネルを適応的に選択し、往復メッセージ待ち時間を満たしてもよい。
次に、また、図13を参照すると、いくつかの実施形態では、システムは、注入ポンプの少なくとも2つの再使用可能部分1300、1308と、注入ポンプの少なくとも1つの使い捨て部分1310とを含んでもよい。いくつかの実施形態では、再使用可能部分1300、1308は、再充電可能バッテリ532を含む。いくつかの実施形態では、2つの使い捨て部分は、図13に1302として示される実施形態および/または図6−8に600、700、802として示される任意の1つ以上のものを含み得る、同一の遠隔インターフェースにペアリングされてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、前述のように、再使用可能部分1308と使い捨て部分1310を接続するように、使い捨て部分1310に一致させながら、矢印1316の方向に、再使用可能部分1308を回転させることによって、再使用可能部分1308を使い捨て部分1310に接続してもよい。第2の再使用可能部分1300は、再充電エリア1306内の電気接点(図示せず)を通して、再充電ステーション1304に接続することによって、再充電ステーション1304上にドッキングされてもよい。ユーザが、睡眠中、または別様に、長時間周期の間、例えば、3時間、単一エリア内に留まっている間、遠隔インターフェース1302は、スロット1318内の電気接点(図示せず)を通して、再充電ステーション1304に接続することにより、遠隔インターフェース1302を再充電ステーション1304上にドッキングすることによって、再充電されてもよい。いくつかの実施形態では、電気接点は、遠隔インターフェース1302がスロット1318内に配置されると、遠隔インターフェース1302と連結するように構成され得る、USBプラグであってもよい。USBプラグは、遠隔インターフェース1302へ/からのデータ転送ならびに遠隔インターフェース1302の充電を可能にしてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、第2の再使用可能部分1300を再充電しながら、一方の再使用可能部分1308を使用してもよい。
次に、図14A−14Eを参照すると、注入ポンプシステムの別の実施形態が、示される。システムは、遠隔インターフェース1402と、1つの再使用可能部分1400と、第2の再使用可能部分1406と、少なくとも1つの使い捨て部分1408と、遠隔インターフェース1402を充電し、および/または1つまたは2つの使い捨て部分1400、1406を充填するための充電ステーション1404とを含んでもよい。いくつかの実施形態では、充電ステーションは、2007年10月4日公開の米国公報第US−2007−0228071号(弁理士整理番号E70)および2009年12月3日公開の米国公報第US−2009−0299277号(弁理士整理番号G75)ならびに2010年12月29日出願の米国特許出願第12/981,283号「Infusion Pump Assembly」(弁理士整理番号I41)(参照することによって、全体として本明細書に組み込まれる)のうちの1つ以上のものに図示および/または説明されるものに示される任意の充電ステーション、または任意の充電ステーションに類似してもよい。図13に関して上記で議論されるように、充電ステーションは、遠隔インターフェース1402がスロット1414内に配置されると、遠隔インターフェース1402と連結するように構成され得る、USBプラグを含んでもよい。USBプラグは、遠隔インターフェース1402へ/からのデータ転送ならびに遠隔インターフェース1402の充電を可能にしてもよい。
次に、図15A−15Bを参照すると、充電ステーション1500の別の実施形態が、示される。示されるように、いくつかの実施形態では、充電ステーション1500は、再使用可能部分のための充電エリア1504と、USBプラグを含み得る、遠隔インターフェースのための充電エリア1502とを含んでもよい。いくつかの実施形態では、充電ステーション1500は、USBポート1508を含んでもよく、いくつかの実施形態では、ミニUSBポートを含み、いくつかの実施形態では、USB1506を通して、再使用可能部分および/または遠隔インターフェースを充電するために、充電ステーション1500が、電力を受容することを可能にしてもよい。加えて、および/または代替として、USBポート1508は、遠隔インターフェースおよび/または再使用可能部分へ/からのデータ転送のため、および/またはコンピュータあるいは他のデバイスおよび/または他のコンピュータタイプ装置への接続によって、構成されてもよい。USBポートを含む実施形態では、遠隔インターフェースが充電されている間、システムは、パーソナルコンピュータおよび/またはウェブポータルを呼び出し、アップデートされたソフトウェアをチェックし、アップデートされたソフトウェアが利用可能である場合、ソフトウェアアップデートをダウンロードしてもよい。これらのアップデートは、次いで、ペアリングに応じて、再使用可能部分に転送されてもよい。
次に、また、図16A−16Fを参照すると、上記で議論されるように、再使用可能部分1602は、例えば、再充電可能バッテリを含み得る、バッテリ1632を含んでもよい。バッテリ充電器1600は、バッテリ1632を再充電するように構成されてもよい。バッテリ充電器1600は、上部プレート1604を有する、筐体1602を含んでもよい。上部プレート1604は、概して、再使用可能筐体アセンブリ1602の電気接点1634に電気的に連結されるように構成される、1つ以上の電気接点1606を含んでもよい。電気接点1606は、限定ではないが、電気接点パッド、バネ偏向電気接点部材、または同等物を含んでもよい。加えて、上部プレート1604は、再使用可能筐体アセンブリ1602のベースプレート1618内の開口部1636、1638と噛合するように構成され得る、整合タブ1608、1610を含んでもよい(例えば、図5Cに示されるように)。整合タブ1608、1610、および開口部1636、1638の協働は、バッテリ充電器1600の電気接点1606が、再使用可能筐体アセンブリ1602の電気接点1634と電気的に連結し得るように、再使用可能筐体アセンブリ1602が、バッテリ充電器1600と整合されることを確実にし得る。
バッテリ充電器1600は、再使用可能部分1602に取り外し可能に係合するように構成されてもよい。例えば、使い捨て部分と同様の様式で、バッテリ充電器1600は、1つ以上の係止タブ(例えば、係止タブ1612、1614)を含んでもよい。係止タブ(例えば、係止タブ1612、1614)は、係止リングアセンブリ1606のタブ1642、1644、1646、1648によって係合されてもよい。したがって、再使用可能部分1602は、図16Cに示されるように、係止リング1606を第1の係止解除位置に伴う、バッテリ充電器1600と整合されてもよい(整合タブ1608、1610を介して)。係止リング1606は、矢印1616の方向に、バッテリ充電器1600に対して回転され、図16Dに示されるように、係止リング1606のタブ1642、1644、1646、1648と、バッテリ充電器1600の係止タブ(例えば、係止タブ1612、1614)を取り外し可能に係合してもよい。
いくつかの実施形態では、バッテリ充電器1600は、例えば、いくつかの実施形態では、再使用可能部分1602の圧送および弁作用構成要素を収容するための隙間を提供し得る、陥凹領域1618を含んでもよい。また、図16E−16Fを参照すると、バッテリ充電器1600は、再使用可能部分1602の再充電バッテリ1632のために、電流を電気接点1606(それによって、電気接点1634を介して、再使用可能部分1602)に提供してもよい。いくつかの実施形態では、完全係合された再使用可能部分を示す信号が提供されないと、電流は、電気接点1606に提供されなくてもよい。そのような実施形態によると、短絡回路(例えば、異物が電気接点1606に接触することによって生じる)および再使用可能部分1602への損傷(例えば、電気接点1606と電気接点1634との間の不適切な初期整合から生じる)と関連付けられたリスクが、低減され得る。加えて、いくつかの実施形態では、バッテリ充電器1600は、バッテリ充電器が、再使用可能部分1602を充電していないとき、不必要に電流を引き込まなくてもよい。
依然として、図16E−16Fを参照すると、バッテリ充電器1600は、下側筐体部分1624および上部プレート1604を含んでもよい。印刷回路基板1622(例えば、電気接点1606を含んでもよい)は、上部プレート1604と下側筐体部分1624との間に含まれる空洞内に配置されてもよい。
依然として、図16A−16Fを参照すると、いくつかの実施形態では、バッテリ充電器1600は、壁充電器および/またはコンピュータおよび/またはパーソナルコンピュータおよび/または遠隔インターフェースと連結するように構成され得る、USBプラグ1650を含んでもよい。USBプラグ1650は、バッテリ充電器1600を使用して、コンピュータ/遠隔インターフェース1402へ/からのデータ転送ならびに再使用可能部分1602の充電への電力の提供を可能にし得る。
また、図17を参照すると、注入ポンプシステムの種々の部品が、相互に接続/通信する様式の一例証的実施例が示される。例えば、バッテリ充電器1704は、例えば、いくつかの実施形態では、RS232フォーマットデータを、例えば、I2Cフォーマットデータに変換する、バス変換装置1702を介して、コンピューティングデバイス1700(いくつかの実施形態では、パーソナルコンピュータ、またはパーソナルコンピュータと類似方式で使用され得る、任意のデバイス、例えば、限定ではないが、タブレットであってもよい)に連結されてもよい。バス変換装置1702は、上記の変換を達成する、パススループログラムを実行してもよい。バッテリ充電器1704は、(上記で説明される)電気接点1606を介して、無線プロセッサ1718に連結されてもよい。次いで、無線プロセッサ1718は、例えば、RS232バスを介して、スーパーバイザプロセッサ900およびコマンドプロセッサ902に連結されてもよい。無線プロセッサ1718は、いくつかの実施形態では、スーパーバイザプロセッサ900およびコマンドプロセッサ902によってアクセス可能なフラッシュメモリの更新を、無線プロセッサ1718が制御/編成することを可能にする、更新プログラムを実行してもよい。したがって、上記の連結の使用を通して、計算デバイス1700によって得られるソフトウェア更新が、スーパーバイザプロセッサ900およびコマンドプロセッサ902によってアクセス可能なフラッシュメモリ(図示せず)にアップロードされてもよい。上記のソフトウェア更新は、いくつかの実施形態では、スクリプトプロセスによって自動的に呼び出されてもよい、コマンドラインプログラムであってもよい。
次に、図18および図19を参照すると、デバイス、遠隔インターフェース、およびパーソナルコンピュータ(いくつかの実施形態では、1つ以上のウェブポータルおよび/または1つ以上のセキュアなウェブポータルへのアクセスを有する)間の通信の2つの実施形態が、示される。図18では、遠隔インターフェース1800は、注入ポンプ1802と、いくつかの実施形態では、血中グルコースメータ1806および持続的グルコースモニタセンサ/送信機1804を含み得る、2つの他のデバイスと通信する。いくつかの実施形態では、通信は、無線通信であって、RF通信、例えば、前述のようなRF通信プロトコルを使用してもよく、および/またはBLUETOOTH(登録商標)/BLUETOOTH(登録商標)低エネルギーまたは他の非専用プロトコルを使用してもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1800は、パーソナルコンピュータ1808と無線通信するが、しかしながら、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1800は、USB接続および/または他の有線接続を介して、パーソナルコンピュータ1808に接続されてもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1800およびパーソナルコンピュータ1808は、ウェブ/インターネット接続1810を経由して、遠隔インターフェース1800が情報をインターネットにアップロードし、パーソナルコンピュータ1808が情報をインターネットからダウンロードすることを介して、通信してもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1800およびパーソナルコンピュータ1808は、有線および/または赤外線(「IR」)接続1810を経由して、すなわち、遠隔インターフェース1800が情報をパーソナルコンピュータ1808にアップロードすることを介して、通信してもよい。
図19では、遠隔インターフェース1900は、注入ポンプ1902と通信する。注入ポンプ1902は、いくつかの実施形態では、血中グルコースメータ1906および/または持続的グルコースモニタセンサ/送信機1904を含み得、いくつかの実施形態では、2つの持続的グルコースモニタセンサであり得る、2つの他のデバイスと通信する。いくつかの実施形態では、通信は、無線通信であって、RF通信、例えば、前述のようなRF通信プロトコルを使用してもよく、および/またはBLUETOOTH(登録商標)、または低エネルギーBLUETOOTH(登録商標)/BLUETOOTH(登録商標)低エネルギーを含むが、それらに限定されない、他の非専用プロトコルを使用してもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1900と無線通信する、注入ポンプ1902は、2つのデバイス1904、1906から受信した情報を遠隔インターフェース1900に通信してもよい。遠隔インターフェース1900は、したがって、遠隔インターフェース1900が、いくつかの実施形態では、ディスプレイを含むため、視覚UIとしての役割を果たす。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1900は、パーソナルコンピュータ1908(いくつかの実施形態では、少なくとも1つのウェブポータルおよび/またはセキュアなウェブポータルへのアクセスを有する)と無線通信するが、しかしながら、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1900は、USB接続および/または他の有線接続を介して、パーソナルコンピュータ1908に接続されてもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1900およびパーソナルコンピュータ1908は、ウェブ/インターネット接続1910を介して、および/または遠隔インターフェース1900が情報をインターネットにアップロードし、パーソナルコンピュータ1908が、情報をインターネットからダウンロードすることを介して、通信してもよい。
図18および19の両方に関して、直接または間接的にのいずれかで、遠隔インターフェースと通信する、3つのデバイスが示されるが、システムは、3つのデバイスに限定されず、いくつかの実施形態では、4つ以上のデバイスを含んでもよい。加えて、いくつかの実施形態では、システムは、遠隔インターフェース1900と通信する1つのデバイスを含んでもよい。また、1つのパーソナルコンピュータが、図18および19に図示されるが、他の実施形態では、1つ以上のパーソナルコンピュータが、情報を遠隔インターフェースから受信するために使用されてもよい。加えて、バッテリ充電器および充電ステーションに関して上記で議論されるように、いくつかの実施形態では、注入ポンプおよび/または遠隔インターフェースは、充電ステーションに接続されてもよく、USB接続を介して、アップロードおよび/またはダウンロードする、および/またはパーソナルコンピュータと通信されてもよい。
ここでまた、図35Aを参照すると、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3500は、注入ポンプ3502と通信する。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3500は、限定ではないが、例えば、SONY Corporation(Tokyo, Japan)製SMARTWATCH、または「小型遠隔インターフェース」と称され得る、他の類似タイプデバイスを含む、任意のデバイスであってもよい。いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェースは、デバイスおよび/または遠隔インターフェースのユーザおよび/または他のオペレータ/介護者がデバイスおよび/または遠隔インターフェースの機能を制御し得る、任意の機構を含む、1つ以上のユーザ入力を含んでもよい。ユーザ入力は、1つ以上の機械的配列(例えば、スイッチ、プッシュボタン、ジョグホイール)、電気配列(例えば、スライダ、タッチスクリーン)、遠隔インターフェースと通信するための無線インターフェース(例えば、無線周波数(「RF」)、赤外線(「IR」)、BLUETOOTH(登録商標)、BLUETOOTH(登録商標)低エネルギー、WiFi、ZIGBEE、XB、WiFiアドホック、White Space、超広帯域、Ant、および/または無線USB)、音響インターフェース(例えば、音声認識を伴う)、コンピュータネットワークインターフェース(例えば、USBポート)、光/光波画像(限定ではないが、カメラを使用したカメラ入力および/または画像捕捉を含む)、音波、および/または他のタイプのインターフェースを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェースは、遠隔インターフェースに関して前述の機能性の全部または一部を含んでもよい。いくつかの実施形態では、したがって、小型遠隔インターフェースは、遠隔インターフェースに関して前述のものと同一の機能性の全て(および、いくつかの実施形態では、付加的機能性)を提供してもよく、前述のように、いくつかの実施形態では、注入ポンプとペアリング等してもよい。
ここでまた、図35Bを参照すると、いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500は、注入ポンプ3502と通信し、いくつかの実施形態では、また、限定ではないが、いくつかの実施形態では、少なくとも1つの血中グルコースメータ3506および/または少なくとも1つの連続グルコースモニタセンサ/送信機3504を含み得る、いくつかの実施形態では、1つ以上のデバイスを含んでもよい、医療デバイスを含む、付加的デバイスと通信してもよい。種々の他の実施形態では、他のデバイスはまた、小型遠隔インターフェース3500と通信してもよい。いくつかの実施形態では、通信は、無線通信であって、前述のように、RF通信プロトコル、例えば、RF通信プロトコルを使用してもよく、および/またはBLUETOOTH(登録商標)/BLUETOOTH(登録商標)低エネルギーまたは他の非専用プロトコルを使用してもよい。いくつかの実施形態では、通信は、各デバイス間で同一であってもよく、いくつかの実施形態では、通信は、各デバイス間で異なってもよい。いくつかの実施形態では、前述の通信プロトコルに加え、限定ではないが、WiFi、ZIGBEE、XB、WiFiアドホック、White Space、超広帯域、Ant、および/または無線USBの通信プロトコルのうちの1つ以上のものが、使用されてもよい。いくつかの実施形態では、通信は、各デバイス間で同一であってもよく、いくつかの実施形態では、通信は、各デバイス間で異なってもよい。いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500は、パーソナルコンピュータ3508と無線通信するが、しかしながら、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3500は、USB接続および/または他の有線接続を介して、パーソナルコンピュータ3508に接続されてもよい。いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500およびパーソナルコンピュータ3508は、ウェブ/インターネット接続3510を介して、および/または小型遠隔インターフェース3500が情報をインターネットにアップロードし、パーソナルコンピュータ3508が情報をインターネットからダウンロードすることを介して、通信してもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3500およびパーソナルコンピュータ3508は、有線および/または赤外線(「IR」)接続3510を介して、すなわち、小型遠隔インターフェース3500が情報をパーソナルコンピュータ3508にアップロードすることを介して、通信してもよい。いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500と注入ポンプ3502との間の通信は、双方向通信である。いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500とパーソナルコンピュータ3508との間の通信は、一方向である、すなわち、小型遠隔インターフェース3500は、パーソナルコンピュータ3508(および/またはインターネット)と通信し得るが、しかしながら、パーソナルコンピュータ3508(および/またはインターネット)は、小型遠隔インターフェースと通信しない場合がある。これは、限定ではないが、小型遠隔インターフェース3500をウイルスから保護し、および/または望ましくないおよび/または正しくない情報が小型遠隔インターフェース3500上にアップロードされないように保護し得る、小型遠隔インターフェース3500にアップロードされる情報の制御を含む、多くの理由から、有益であり得る。しかしながら、種々の実施形態では、種々のデバイス3500、3504、3506、3602、3510、3508のうちの1つ以上の間の通信は、一方向または双方向のいずれかであってもよく、いくつかの実施形態では、通信は、事前定義タイプまたはカテゴリの情報のある通信に対して一方向であってもよく、他のタイプまたはカテゴリの情報に対して双方向であってもよい。これは、限定ではないが、例えば、療法に重要な情報の通信を専用および/またはセキュアなデバイスと別のデバイスとの間の一方向通信に限定することを含む、多くの理由から望ましくあり得る。
ここでまた、図35Cを参照すると、いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500は、注入ポンプ3502と通信し、いくつかの実施形態では、また、限定ではないが、いくつかの実施形態では、少なくとも1つの血中グルコースメータ3506および/または少なくとも1つの連続グルコースモニタセンサ/送信機3504を含み得る、いくつかの実施形態では、1つ以上のデバイスを含んでもよい、医療デバイスを含む、付加的デバイスと通信してもよい。いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500はまた、限定ではないが、スマートフォン、例えば、ADROID(登録商標)スマートフォンを含む、任意の遠隔インターフェースであり得る、遠隔インターフェース3512と通信してもよい。本実施形態のいくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3512は、小型遠隔インターフェース3500と遠隔インターフェース3512との間の一方向通信を含んでもよい。したがって、これらの実施形態では、遠隔インターフェース3512は、小型遠隔インターフェース3500と通信する、1つ以上のデバイス/医療デバイス3502、3504、3506に関連する情報を受信および表示してもよいが、しかしながら、遠隔インターフェース3512は、1つ以上のデバイス3502、3504、3506を制御しなくてもよく、小型遠隔インターフェース3500を制御しなくてもよく、情報を小型遠隔インターフェース3500に送信しなくてもよい。いくつかの実施形態では、したがって、遠隔インターフェース3512は、ユーザによってより容易に閲覧するために、より大型の形式において、情報、例えば、グラフおよびログブック情報を表示する能力を含む、補助ユーザインターフェースとして使用されてもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3512は、電話として使用され得る、スマートフォンであってもよいが、しかしながら、また、小型遠隔インターフェース3500が、情報を遠隔インターフェース3512に送信し、情報をグラフィックリッチ形式でユーザに提示することを可能にする、アプリケーションを含んでもよい。したがって、本実施形態では、小型遠隔インターフェース3500は、注入ポンプ3502を制御し、また、情報を他のデバイス3504、3506から受信し、注入ポンプ3502にコマンドを送信し、および/またはそれを制御し得る、システム内の唯一のデバイスであって、該制御は、限定ではないが、ボーラスの送達のプログラミング/コマンド、および/または基礎量のプログラミングおよび送達、および/または、限定ではないが、療法変更または療法の送達のコマンドを含む、任意の療法関連コマンドのプログラミング/コマンドのうちの1つ以上のものを含む。本システムの本実施形態のいくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500はまた、パーソナルコンピュータ3508および/またはインターネットと通信し、情報を送信してもよい。本システムの本実施形態のいくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3512はまた、アラーム、アラート等を表示し、注入ポンプ3502および/または他のデバイス3504、3506のステータスを示してもよい。いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500は、規則的/プログラム可能間隔において、例えば、2分毎に、データを遠隔インターフェース3512に送信してもよく、しかしながら、間隔は、所望の任意の間隔であってもよい。いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500は、ユーザによってコマンドが発せられると、データを遠隔インターフェース3512に送信してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザ/介護者によって小型遠隔インターフェース3500の中にプログラムされる情報は、小型遠隔インターフェース3500によって、システム内の他のデバイス3512、3504、3506と共有されてもよい。本情報は、限定ではないが、血液グルコース読取値、例えば、それ以外、小型遠隔インターフェース3500と無線通信しない、血中グルコースメータからの読取値を含んでもよい。
種々の実施形態では、小型遠隔インターフェース3500は、例えば、前述のプロトコルのうちの任意の1つ以上のものを使用して、注入ポンプ3502および/または種々のデバイス3504、3506および/または遠隔インターフェース3512とペアリングしてもよい。しかしながら、種々の実施形態では、1つ以上のデバイス3504、3506、3512は、BLUETOOTH(登録商標)低エネルギープロトコルを含む、標準的BLUETOOTH(登録商標)ペアリングプロトコルを使用して、小型遠隔インターフェース3500とペアリングしてもよい。いくつかの実施形態では、1つ以上のデバイス3504、3506、3512は、近距離通信(「NFC」)プロトコルを使用して、小型遠隔インターフェース3500とペアリングしてもよく、例えば、デバイスは、秘密キーを共有し、NFCを使用して、リアルタイムキーを受信するであろう。いくつかの実施形態では、ネットワーク範囲は、ペアリングの間、限定されてもよい。いくつかの実施形態では、ネットワーク範囲は、ペアリングおよび1つ以上の他のタイプの伝送の間、限定されてもよい(いくつかの実施形態では、事前にプログラムされてもよく、限定ではないが、療法および/または送達コマンドおよび/または送達コマンドの変更のための療法および/またはコマンドの変更を含んでもよい)、そうでなければ、規則的伝送を再開してもよい。いくつかの実施形態では、ネットワーク範囲は、限定ではないが、ペアリングを含む、全伝送の間、限定されてもよい。システムの種々の実施形態において、デバイスの任意の2つ以上のものの間で使用され得る、ペアリングの種々の他の実施形態は、前述および後述される。
いくつかの実施形態では、通信は、無線通信であって、RF通信、例えば、前述のように、RF通信プロトコルを使用してもよく、および/またはBLUETOOTH(登録商標)/BLUETOOTH(登録商標)低エネルギーまたは他の非専用プロトコルを使用してもよく、および/または、限定ではないが、以下のプロトコル、WiFi、ZIGBEE、XB、WiFiアドホック、White Space、超広帯域、Ant、および/または無線USBのうちの1つ以上のものを含んでもよい。いくつかの実施形態では、通信は、各デバイス間で同一であってもよく、いくつかの実施形態では、通信は、各デバイス間で異なってもよい。いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500は、パーソナルコンピュータ3508と無線通信するが、しかしながら、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3500は、USB接続および/または他の有線接続を介して、パーソナルコンピュータ3508に接続されてもよい。いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500およびパーソナルコンピュータ3508は、ウェブ/インターネット接続3510を介して、および/または小型遠隔インターフェース3500が情報をインターネットにアップロードし、パーソナルコンピュータ3508が情報をインターネットからダウンロードすることを介して、通信してもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3500およびパーソナルコンピュータ3508は、有線および/または赤外線(「IR」)接続3510を介して、すなわち、小型遠隔インターフェース3500が情報をパーソナルコンピュータ3508にアップロードすることを介して、通信してもよい。いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500と注入ポンプ3502との間の通信は、双方向通信である。いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500とパーソナルコンピュータ3508との間の通信は、一方向である、すなわち、小型遠隔インターフェース3500は、パーソナルコンピュータ3508(および/またはインターネット)と通信し得るが、しかしながら、パーソナルコンピュータ3508(および/またはインターネット)は、小型遠隔インターフェースと通信しない場合がある。これは、限定ではないが、小型遠隔インターフェース3500をウイルスから保護し、および/または望ましくないおよび/または正しくない情報が小型遠隔インターフェース3500上にアップロードされないように保護し得る、小型遠隔インターフェース3500にアップロードされる情報の制御を含む、多くの理由から、有益であり得る。
前述の実施形態のうちの任意の1つ以上のものでは、いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500は、BLUETOOTH(登録商標)低エネルギーおよび/またはBLUETOOTH(登録商標)高エネルギーを介して、および/または低エネルギープロトコルおよび高エネルギープロトコルを介して、通信する能力を伴う、2つ以上の無線を含んでもよい。例えば、いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500は、低電力プロトコル無線を使用して、注入ポンプ3502と、高エネルギーBLUETOOTH(登録商標)無線または高電力プロトコル無線を使用して、遠隔インターフェース3512と通信してもよい。システムの種々の実施形態において、デバイスの任意の2つ以上の間で使用され得る、ペアリングの種々の他の実施形態は、前述および後述される。
依然として、図35Dを参照すると、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3512は、1つ以上のデバイス/医療デバイス3502、3504、3506を制御するために使用されてもよいが、しかしながら、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3512は、小型遠隔インターフェース3500を介して通信しなければならない。したがって、小型遠隔インターフェース3500は、セキュリティ「ファイアウォール」、すなわち、セキュリティ障壁としての役割を果たし、したがって、小型遠隔インターフェース3500のみ、直接、注入ポンプ3502および/または他のデバイス/医療デバイス3504、3506と通信してもよい。また、注入ポンプ3502および/または他のデバイス/医療デバイス3504、3506は、いくつかの実施形態では、直接、小型遠隔インターフェース3500とのみ通信する。本実施形態のいくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500は、接続3510を使用して、注入ポンプ3502および/または他のデバイス/医療デバイス3504、3506から受信された情報をインターネットおよび/またはパーソナルコンピュータ3508に通信してもよい。
ここでまた、図35Eを参照すると、いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500および遠隔インターフェース3512はそれぞれ、注入ポンプ3502および/または1つ以上の付加的デバイス/医療デバイス3504、3506を制御するために使用されてもよい。本システムの本実施形態のいくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500は、「トランプ」であってもよく、したがって、遠隔インターフェース3512および小型遠隔インターフェース3500が、同時に両方とも、注入ポンプ3502および/または1つ以上のデバイス/医療デバイス3504、3506との通信距離内にある場合、小型遠隔インターフェース3500は、注入ポンプ3502および/または1つ以上のデバイス/医療デバイス3504、3506と通信し得るデバイスとなるであろう。いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500および遠隔インターフェース3512は、事前にプログラムされた間隔において、および/または事前にプログラムされた通信距離内にあるとき、情報を通信および同期してもよく、例えば、小型遠隔インターフェース3500および遠隔インターフェース3512が通信距離内にある、および/または最後の同期以降、ある時間間隔が経過したことを認識すると、小型遠隔インターフェース3500および遠隔インターフェース3512は、任意の同期プロトコルであり得る同期プロトコルを使用して同期してもよい。小型遠隔インターフェース3500および遠隔インターフェース3512はまた、本明細書で説明および議論される種々のプロトコルを使用してペアリングしてもよい。
いくつかの実施形態では、通信は、無線通信であって、RF通信、例えば、前述のように、RF通信プロトコルを使用してもよく、および/またはBLUETOOTH(登録商標)/BLUETOOTH(登録商標)低エネルギーまたは他の非専用プロトコルを使用してもよく、および/または、限定ではないが、以下のプロトコル、すなわち、WiFi、ZIGBEE、XB、WiFiアドホック、White Space、超広帯域、Ant、および/または無線USBのうちの1つ以上のものを含んでもよい。いくつかの実施形態では、通信は、各デバイス間で同一であってもよく、いくつかの実施形態では、通信は、各デバイス間で異なってもよい。いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500は、パーソナルコンピュータ3508と無線通信するが、しかしながら、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3500は、USB接続および/または他の有線接続を介して、パーソナルコンピュータ3508に接続されてもよい。いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500およびパーソナルコンピュータ3508は、ウェブ/インターネット接続3510を介して、および/または小型遠隔インターフェース3500が情報をインターネットにアップロードし、パーソナルコンピュータ3508が情報をインターネットからダウンロードすることを介して、通信してもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3500およびパーソナルコンピュータ3508は、有線および/または赤外線(「IR」)接続3510を介して、すなわち、小型遠隔インターフェース3500が情報をパーソナルコンピュータ3508にアップロードすることを介して、通信してもよい。いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500と注入ポンプ3502との間の通信は、双方向通信である。いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500とパーソナルコンピュータ3508との間の通信は、一方向である、すなわち、小型遠隔インターフェース3500は、パーソナルコンピュータ3508(および/またはインターネット)と通信し得るが、しかしながら、パーソナルコンピュータ3508(および/またはインターネット)は、小型遠隔インターフェースと通信しない場合がある。これは、限定ではないが、小型遠隔インターフェース3500をウイルスから保護し、および/または望ましくないおよび/または正しくない情報が小型遠隔インターフェース3500上にアップロードされないように保護し得る、小型遠隔インターフェース3500にアップロードされる情報の制御を含む、多くの理由から、有益であり得る。
前述の実施形態のうちの任意の1つ以上のものでは、いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500は、BLUETOOTH(登録商標)低エネルギーおよび/またはBLUETOOTH(登録商標)高エネルギーを介して、および/または低エネルギープロトコルおよび高エネルギープロトコルを介して、通信する能力を伴う、2つ以上の無線を含んでもよい。例えば、いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3500は、低電力プロトコル無線を使用して、注入ポンプ3502と、高エネルギーBLUETOOTH(登録商標)無線または高電力プロトコル無線を使用して、遠隔インターフェース3512と通信してもよい。システムの種々の実施形態において、デバイスの任意の2つ以上のものの間で使用され得る、ペアリングの種々の他の実施形態は、前述および後述される。
ここで図36を参照すると、本システムの種々の実施形態の一実施形態が、示される。本実施形態では、システム3600は、注入ポンプ3602と、遠隔インターフェース3604と、連続グルコースモニタ/送信機3606と、血中グルコースメータ3608とを含む。本実施形態では、種々のデバイスは、BLUETOOTH(登録商標)低エネルギー(BTLE)プロトコルを使用して通信する。また、本実施形態では、注入ポンプ3602および遠隔インターフェース3604は、双方向通信を使用して通信する。本実施形態では、遠隔インターフェース3604は、限定ではないが、インスリン感度係数、炭水化物とインスリンの比率、血液グルコース補正係数、血液グルコース標的を含み得る、療法に関連する設定;通常および二重波または拡張ボーラスまたは組み合わせボーラスを含む、ボーラスコマンドを含む、送達コマンド;および基礎率設定ならびに基礎率変更および一時的基礎率コマンドを含む、療法および種々の療法コマンドの変更;アラームおよびアラート;ログ/履歴;始動コマンド;セットアップ/システム編集;アラームおよびアラートトラブルシューティング;リマインダ;リザーバ交換およびカニューレ交換等に関連するが、それらに限定されないコマンドを注入ポンプ3602にコマンドを出してもよく、全て、ユーザまたは介護者によって、遠隔インターフェース3604を通して入力されてもよく、これらのコマンドは、注入ポンプ3602に通信されてもよい。本実施形態は、BTLEプロトコルを使用するように示されるが、種々の他の実施形態では、限定ではないが、BLUETOOTH(登録商標)/BLUETOOTH(登録商標)低エネルギーまたは他の非専用プロトコルを含む、任意の1つ以上の無線通信プロトコルが、使用されてもよく、および/または、限定ではないが、以下のプロトコル、すなわち、WiFi、ZIGBEE、XB、WiFiアドホック、White Space、超広帯域、Ant、および/または無線USBのうちの1つ以上のものを含んでもよい。いくつかの実施形態では、通信は、各デバイス間で同一であってもよく、いくつかの実施形態では、通信は、各デバイス間で異なってもよい。加えて、デバイス、いくつかの実施形態では、有線および/またはUSB接続を介して通信してもよい。前述の実施形態のうちの任意の1つ以上のものでは、いくつかの実施形態では、1つ以上のデバイスは、BLUETOOTH(登録商標)低エネルギーおよび/またはBLUETOOTH(登録商標)高エネルギーを介して、および/または低エネルギープロトコルおよび高エネルギープロトコルを介して、通信する能力を伴う、2つ以上の無線を含んでもよい。例えば、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3604は、低電力プロトコル無線を使用して、注入ポンプ3602と、高エネルギーBLUETOOTH(登録商標)無線または高電力プロトコル無線を使用して、血中グルコースメータ3608と通信してもよい。
ここでまた、図37を参照すると、本システムの種々の実施形態の一実施形態が、示される。本実施形態では、システム3600は、注入ポンプ3602と、小型遠隔インターフェース3610と、連続グルコースモニタ/送信機3606と、血中グルコースメータ3608とを含む。本実施形態では、種々のデバイス3602、3606、3608、3610は、BLUETOOTH(登録商標)低エネルギー(BTLE)プロトコルを使用して通信してもよい。しかしながら、システム3600の本実施形態は、加えて、所望に応じて、USB/有線接続を介して、小型遠隔インターフェース3610に接続され得る、パーソナルコンピュータ3612を含む。また、本実施形態では、注入ポンプ3602および小型遠隔インターフェース3610は、双方向通信を使用して通信する。本実施形態では、小型遠隔インターフェース3604は、限定ではないが、インスリン感度係数、炭水化物とインスリンの比率、血液グルコース補正係数、血液グルコース標的を含み得る、療法に関連する設定;通常および二重波または拡張ボーラスまたは組み合わせボーラスを含む、ボーラスコマンドを含む、送達コマンド;および基礎率設定ならびに基礎率変更および一時的基礎率コマンドを含む、療法および種々の療法コマンドの変更;アラームおよびアラート;ログ/履歴;始動コマンド;セットアップ/システム編集;アラームおよびアラートトラブルシューティング;リマインダ;リザーバ交換およびカニューレ交換等に関連するが、それらに限定されない、コマンドを遠隔インターフェース3604(前述の)の任意の実施形態が含み得る、種々のコマンドの全てを含む、注入ポンプ3602にコマンドを出してもよく、全て、ユーザまたは介護者によって小型遠隔インターフェース3610を通して入力されてもよく、これらのコマンドは、注入ポンプ3602に通信されてもよい。加えて、パーソナルコンピュータ3612は、USBを介して、小型遠隔インターフェース3610と通信してもよく、いくつかの実施形態では、本通信は、種々の事前定義/事前に選択された機能に限定されてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、パーソナルコンピュータ3612は、基礎プロファイルを修正または確立し、および/またはログ/履歴を閲覧するために使用されてもよい。これは、限定ではないが、小型遠隔インターフェース3610を所望の任意のパーソナルコンピュータ3612にアタッチし、例えば、いくつかの実施形態では、セキュア/パスワード保護され得る、ウェブサイトにログを入力し、基礎プロファイルのうちの1つ以上のものを修正し、および/またはログ/履歴を閲覧する能力(限定ではないが、医師または医療提供者が、ログ/履歴ならびに基礎プロファイルを閲覧し、それを修正することを含む、多くの理由から、望ましくあり得る)を含む、多くの理由から、望ましくあり得る。いくつかの実施形態では、付加的機能は、パーソナルコンピュータ3612を使用して、閲覧および/または修正されてもよい。いくつかの実施形態では、閲覧および/または修正され得る機能は、変動する、および/または事前設定および/または事前定義される、および/またはシステムの中にハードワイヤードされてもよい。いくつかの実施形態では、パーソナルコンピュータ3612は、限定ではないが、設定および/またはセットアップ、ならびに食品ライブラリ、および限定ではないが、リマインダを含む、アラートの選好のうちの任意の1つ以上のものを含む、より多いまたはより少ない機能を閲覧/修正するために使用されてもよい。
本実施形態は、BTLEプロトコルおよびUSB接続を使用するように示されるが、種々の他の実施形態では、限定ではないが、BLUETOOTH(登録商標)/BLUETOOTH(登録商標)低エネルギーまたは他の非専用プロトコルを含む、任意の1つ以上の無線通信プロトコルが、使用されてもよく、および/または、限定ではないが、以下のプロトコル、すなわち、WiFi、ZIGBEE、XB、WiFiアドホック、White Space、超広帯域、Ant、および/または無線USBのうちの1つ以上のものを含んでもよい。いくつかの実施形態では、通信は、各デバイス間で同一であってもよく、いくつかの実施形態では、通信は、各デバイス間で異なってもよい。加えて、デバイスの2つ以上のものが、いくつかの実施形態では、有線および/またはUSB接続を介して通信してもよく、および/または、有線および/またはUSB接続を介して、特定のデバイスと通信してもよいが、無線通信を介して、他のデバイスと通信してもよい。前述の実施形態のうちの任意の1つ以上のものでは、いくつかの実施形態では、1つ以上のデバイスは、BLUETOOTH(登録商標)低エネルギーおよび/またはBLUETOOTH(登録商標)高エネルギーを介して、および/または低エネルギープロトコルおよび高エネルギープロトコルを介して、通信する能力を伴う、2つ以上の無線を含んでもよい。例えば、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3604は、低電力プロトコル無線を使用して、注入ポンプ3602と、高エネルギーBLUETOOTH(登録商標)無線または高電力プロトコル無線を使用して、血中グルコースメータ3608と通信してもよい。
ここでまた、図38を参照すると、本システムの種々の実施形態の一実施形態が、示される。本実施形態では、システム3600は、注入ポンプ3602と、遠隔インターフェース3604と、小型遠隔インターフェース3610と、連続グルコースモニタ/送信機3606と、血中グルコースメータ3608とを含む。本実施形態では、種々のデバイス3602、3604、3606、3608、3610は、BLUETOOTH(登録商標)低エネルギー(BTLE)プロトコルを使用して通信してもよい。しかしながら、システム3600の本実施形態は、加えて、所望に応じて、USB/有線接続を介して、小型遠隔インターフェース3610に接続され得る、パーソナルコンピュータ3612を含む。また、本実施形態では、注入ポンプ3602および小型遠隔インターフェース3610は、双方向通信を使用して通信する。本実施形態では、小型遠隔インターフェース3604は、限定ではないが、インスリン感度係数、炭水化物とインスリンの比率、血液グルコース補正係数、血液グルコース標的を含み得る、療法に関連する設定;通常および二重波または拡張ボーラスまたは組み合わせボーラスを含む、ボーラスコマンドを含む、送達コマンド;および基礎率設定ならびに基礎率変更および一時的基礎率コマンドを含む、療法および種々の療法コマンドの変更;アラームおよびアラート;ログ/履歴;始動コマンド;セットアップ/システム編集;アラームおよびアラートトラブルシューティング;リマインダ;リザーバ交換およびカニューレ交換等に関連するが、それらに限定されないコマンドを含み得る、遠隔インターフェース3604および/または小型遠隔インターフェース3610(前述の)の任意の実施形態が含み得る、種々のコマンドの全てを含め、注入ポンプ3602にコマンドを出してもよく、全て、ユーザまたは介護者によって小型遠隔インターフェース3610を通して入力されてもよく、これらのコマンドは、注入ポンプ3602に通信されてもよい。加えて、パーソナルコンピュータ3612は、USBを介して、小型遠隔インターフェース3610と通信してもよく、いくつかの実施形態では、本通信は、種々の事前定義/事前に選択された機能に限定されてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、パーソナルコンピュータ3612は、基礎プロファイルを修正または確立し、および/またはログ/履歴を閲覧するために使用されてもよい。これは、限定ではないが、小型遠隔インターフェース3610を所望の任意のパーソナルコンピュータ3612にアタッチし、例えば、いくつかの実施形態では、セキュア/パスワード保護され得る、ウェブサイトにログを入力し、基礎プロファイルのうちの1つ以上のものを修正し、および/またはログ/履歴を閲覧する能力(限定ではないが、医師または医療提供者が、ログ/履歴ならびに基礎プロファイルを閲覧し、それを修正することを含む、多くの理由から、望ましくあり得る)を含む、多くの理由から、望ましくあり得る。いくつかの実施形態では、付加的機能は、パーソナルコンピュータ3612を使用して、閲覧および/または修正されてもよい。いくつかの実施形態では、閲覧および/または修正され得る機能は、変動する、および/または事前設定および/または事前定義される、および/またはシステムの中にハードワイヤードされてもよい。いくつかの実施形態では、パーソナルコンピュータ3612は、限定ではないが、設定および/またはセットアップ、ならびに食品ライブラリ、および限定ではないが、リマインダを含む、アラートの選好のうちの任意の1つ以上のものを含む、より多いまたはより少ない機能を閲覧/修正するために使用されてもよい。
システム3600の本実施形態のいくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3604は、小型遠隔インターフェース3610のためのより大型のディスプレイとしての役割を果たしてもよいが、しかしながら、注入ポンプ3602にコマンドを出す、または小型ユーザインターフェース3610にコマンドを出すために使用されなくてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3604は、ログおよび/または履歴および/またはCGMおよび/またはBGメータ傾向および/またはグラフおよび/または履歴を含む、データを表示するために使用されてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3604は、より大型のディスプレイ(および、ポータブルのより大型のディスプレイ)として、データおよび他の情報をユーザ/介護者により大きくおよび/またはより明確に表示するために望ましくあり得る。本実施形態の種々の実施形態では、遠隔インターフェース3604は、限定ではないが、スマートフォンを含む、任意のタイプのインターフェースであってもよく、ダウンロード可能アプリケーションを含んでもよい。したがって、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3604は、MDDSまたは医療デバイスデータシステムであってもよく、小型遠隔インターフェース3610は、セキュアなプロトコルを含む、専用デバイスであってもよい。
本実施形態は、BTLEプロトコルおよびUSB接続を使用するように示されるが、種々の他の実施形態では、限定ではないが、BLUETOOTH(登録商標)/BLUETOOTH(登録商標)低エネルギーまたは他の非専用プロトコルを含む、任意の1つ以上の無線通信プロトコルが、使用されてもよく、および/または、限定ではないが、以下のプロトコル、すなわち、WiFi、ZIGBEE、XB、WiFiアドホック、White Space、超広帯域、Ant、および/または無線USBのうちの1つ以上のものを含んでもよい。いくつかの実施形態では、通信は、各デバイス間で同一であってもよく、いくつかの実施形態では、通信は、各デバイス間で異なってもよい。加えて、デバイスの2つ以上のものが、いくつかの実施形態では、有線および/またはUSB接続を介して通信してもよく、および/または、有線および/またはUSB接続を介して、特定のデバイスと通信してもよいが、無線通信を介して、他のデバイスと通信してもよい。前述の実施形態のうちの任意の1つ以上のものでは、いくつかの実施形態では、1つ以上のデバイスは、BLUETOOTH(登録商標)低エネルギーおよび/またはBLUETOOTH(登録商標)高エネルギーを介して、および/または低エネルギープロトコルおよび高エネルギープロトコルを介して、通信する能力を伴う、2つ以上の無線を含んでもよい。例えば、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3604は、低電力プロトコル無線を使用して、注入ポンプ3602と、高エネルギーBLUETOOTH(登録商標)無線または高電力プロトコル無線を使用して、血中グルコースメータ3608と通信してもよい。
ここでまた、図39を参照すると、システム3600の種々の実施形態の一実施形態が、示される。本実施形態では、システム3600は、注入ポンプ3602と、遠隔インターフェース3604と、小型遠隔インターフェース3610と、連続グルコースモニタ/送信機3606と、血中グルコースメータ3608とを含む。本実施形態では、種々のデバイス3602、3604、3606、3608、3610は、BLUETOOTH(登録商標)低エネルギー(BTLE)プロトコルを使用して通信してもよい。しかしながら、システム3600の本実施形態は、加えて、所望に応じて、USB/有線接続を介して、小型遠隔インターフェース3610に接続され得る、パーソナルコンピュータ3612を含む。また、本実施形態では、注入ポンプ3602および小型遠隔インターフェース3610は、双方向通信を使用して通信し、小型遠隔インターフェース3610および遠隔インターフェース3604は、双方向通信を使用して通信してもよい。
本実施形態の一実施形態では、小型遠隔インターフェース3610または遠隔インターフェース3604は、限定ではないが、インスリン感度係数、炭水化物とインスリンの比率、血液グルコース補正係数、血液グルコース標的;通常および二重波または拡張ボーラスまたは組み合わせボーラスを含む、ボーラスコマンドを含む、送達コマンド;および基礎率設定ならびに基礎率変更および一時的基礎率コマンドを含み得る、療法関連の設定を含む、療法および種々の療法コマンドの変更;アラームおよびアラート;ログ/履歴;始動コマンド;セットアップ/システム編集;アラームおよびアラートトラブルシューティング;リマインダ;リザーバ交換およびカニューレ交換等に関連するが、それらに限定されないコマンドを含み得るが、それらに限定されない、遠隔インターフェース3604または小型遠隔インターフェース3610(前述の)の任意の実施形態が含み得る、種々のコマンドの全てを含め、注入ポンプ3602にコマンドを出してもよく、全て、ユーザまたは介護者によって小型遠隔インターフェース3610を通して入力されてもよく、これらのコマンドは、注入ポンプ3602に通信されてもよい。加えて、パーソナルコンピュータ3612は、USBを介して、小型遠隔インターフェース3610と通信してもよく、いくつかの実施形態では、本通信は、種々の事前定義/事前に選択された機能に限定されてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、パーソナルコンピュータ3612は、基礎プロファイルを修正または確立し、および/またはログ/履歴を閲覧するために使用されてもよい。これは、限定ではないが、小型遠隔インターフェース3610を所望の任意のパーソナルコンピュータ3612にアタッチし、例えば、いくつかの実施形態では、セキュア/パスワード保護され得る、ウェブサイトにログを入力し、基礎プロファイルのうちの1つ以上のものを修正し、および/またはログ/履歴を閲覧する能力(限定ではないが、医師または医療提供者が、ログ/履歴ならびに基礎プロファイルを閲覧し、それを修正することを含む、多くの理由から、望ましくあり得る)を含む、多くの理由から、望ましくあり得る。いくつかの実施形態では、付加的機能は、パーソナルコンピュータ3612を使用して、閲覧および/または修正されてもよい。いくつかの実施形態では、閲覧および/または修正され得る機能は、変動する、および/または事前設定および/または事前定義される、および/またはシステムの中にハードワイヤードされてもよい。いくつかの実施形態では、パーソナルコンピュータ3612は、限定ではないが、設定および/またはセットアップ、ならびに食品ライブラリ、および限定ではないが、リマインダを含む、アラートの選好のうちの任意の1つ以上のものを含む、より多いまたはより少ない機能を閲覧/修正するために使用されてもよい。
本実施形態のいくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3604は、小型遠隔インターフェース3610のより大型のディスプレイバージョンとしての役割を果たしてもよく、注入ポンプ3602にコマンドを出す、または小型ユーザインターフェース3610にコマンドを出すために使用されなくてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3604は、より大型のディスプレイ(および、ポータブルのより大型のディスプレイ)として、データおよび他の情報をユーザ/介護者により大きくおよび/またはより明確に表示するために望ましくあり得る。本実施形態の種々の実施形態では、遠隔インターフェース3604および小型遠隔インターフェース3610はそれぞれ、セキュアなプロトコルを含む、任意のタイプの専用デバイスであってもよい。
本実施形態は、BTLEプロトコルおよびUSB接続を使用するように示されるが、種々の他の実施形態では、限定ではないが、BLUETOOTH(登録商標)/BLUETOOTH(登録商標)低エネルギーまたは他の非専用プロトコルを含む、任意の1つ以上の無線通信プロトコルが、使用されてもよく、および/または、限定ではないが、以下のプロトコル、すなわち、WiFi、ZIGBEE、XB、WiFiアドホック、White Space、超広帯域、Ant、および/または無線USBのうちの1つ以上のものを含んでもよい。いくつかの実施形態では、通信は、各デバイス間で同一であってもよく、いくつかの実施形態では、通信は、各デバイス間で異なってもよい。加えて、デバイスの2つ以上のものが、いくつかの実施形態では、有線および/またはUSB接続を介して通信してもよく、および/または、有線および/またはUSB接続を介して、特定のデバイスと通信してもよいが、無線通信を介して、他のデバイスと通信してもよい。前述の実施形態のうちの任意の1つ以上のものでは、いくつかの実施形態では、1つ以上のデバイスは、BLUETOOTH(登録商標)低エネルギーおよび/またはBLUETOOTH(登録商標)高エネルギーを介して、および/または低エネルギープロトコルおよび高エネルギープロトコルを介して、通信する能力を伴う、2つ以上の無線を含んでもよい。例えば、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3604は、低電力プロトコル無線を使用して、注入ポンプ3602と、高エネルギーBLUETOOTH(登録商標)無線または高電力プロトコル無線を使用して、血中グルコースメータ3608と通信してもよい。
依然として、図39を参照すると、本実施形態では、システム3600は、注入ポンプ3602と、遠隔インターフェース3604と、小型遠隔インターフェース3610と、連続グルコースモニタ/送信機3606と、血中グルコースメータ3608とを含む。本実施形態では、種々のデバイス3602、3604、3606、3608、3610は、BLUETOOTH(登録商標)低エネルギー(BTLE)プロトコルを使用して通信してもよい。しかしながら、システム3600の本実施形態は、加えて、所望に応じて、USB/有線接続を介して、小型遠隔インターフェース3610に接続され得る、パーソナルコンピュータ3612を含む。また、本実施形態では、注入ポンプ3602および小型遠隔インターフェース3610は、双方向通信を使用して通信し、小型遠隔インターフェース3610および遠隔インターフェース3604は、双方向通信を使用して通信してもよい。
図39に示される実施形態別の実施形態では、小型遠隔インターフェース3610および遠隔インターフェース3604ともに、前述のように、集合的に、単一遠隔インターフェースまたは小型遠隔ユーザインターフェースとして機能する。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3604は、安全に関わる重要なものではないステップ/機能を行ってもよく、スマートフォンを含む、任意のデバイスであってもよく、ダウンロード可能アプリケーションを含んでもよい。したがって、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3604は、MDDSまたは医療デバイスデータシステムであってもよい。これらの実施形態では、小型遠隔インターフェース3610は、セキュアなプロトコルを含む、専用デバイスであってもよく、安全に関わる重要なステップ/機能を行ってもよい。
したがって、これらの実施形態では、小型遠隔インターフェース3610は、注入ポンプ3602および遠隔インターフェース3604にコマンドを出してもよく、小型遠隔インターフェース3610は、相互に通信してもよい。しかしながら、いくつかの実施形態では、重要なステップ/コマンド/確認は、小型遠隔インターフェース3610を通してのみ入力される。ここでまた、図40を参照すると、ボーラス4000の送達のコマンドを出すための方法の実施例が、示される。本方法は、一実施形態であって、通常ボーラスのコマンドを出すステップを示すが、しかしながら、類似ステップが、任意のタイプのボーラスのコマンドを出すために使用されてもよい。ユーザ/介護者は、最初に、遠隔インターフェース(3604)4002を使用して、ボーラスに対して要求される単位数を入力し(および、いくつかの実施形態では、血液グルコースおよび炭水化物もまた、ボーラス計算機を使用して、遠隔インターフェース3604の中に入力されてもよい)。遠隔インターフェース3604は、小型遠隔インターフェース(3610)4004を使用してボーラス量を確認するための命令をユーザ/介護者に表示する(したがって、遠隔インターフェース3604は、種々の実施形態では、ユーザ/介護者によって入力される単位数を表示するか、またはボーラス計算機機能において、入力血液グルコース値および炭水化物に基づいて、推奨される単位数を示すかのいずれかである)。ユーザ/介護者は、次いで、小型遠隔インターフェース(3610)4006を使用して、表示されるボーラス量を確認しなければならない。種々の実施形態では、小型遠隔インターフェースは、ボーラスが送達するであろう単位数、例えば、4.0単位をユーザに示すメッセージを含んでもよく、実行、開始、または確認アイコン、また、キャンセルアイコンを含んでもよく、いくつかの実施形態では、キャンセルアイコンは、デフォルトとしてハイライトされてもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3604を使用して、ユーザは、通常ボーラスまたはボーラス計算機機能における計算から生じる数のいずれかにおいて、単位数を修正してもよい。しかしながら、ユーザ/介護者は、次いで、小型遠隔インターフェース(3610)4006上で量を確認し、小型遠隔インターフェース(3610)は、注入ポンプに、ボーラス4008を送達するようコマンドを出す。注入ポンプ3602は、次いで、ボーラス4010を送達する。種々の実施形態では、ユーザは、ステップ4006において、量を確認するのではなく、小型遠隔インターフェースを使用して、ボーラスのキャンセルを選択してもよい。また、種々の実施形態では、ステップ4010におけるボーラスの送達は、ユーザ/介護者が、小型遠隔インターフェース3610を使用してボーラス送達をキャンセルすることによって、キャンセルされてもよい。したがって、これらの実施形態では、安全に関わる重要なコマンドは、小型ユーザインターフェース3610からのみ送信される。遠隔インターフェース3604は、情報を入力し、情報を閲覧するために使用され、したがって、ユーザ/介護者に、より大型の、いくつかの実施形態では、より明確なディスプレイを提示し、これは、限定ではないが、任意の所与の時間において大量の情報をディスプレイ上に提示する能力、より大型の形式において情報を提示する能力、種々のメニューアイテムを容易かつ迅速にナビゲートする能力を含む、多くの理由から、有益であり得る。一方、小型遠隔インターフェース3610は、いくつかの実施形態では、限定された画面を含み、したがって、ユーザ/介護者が、大量の情報を単一画面上で閲覧することがより困難であり得る。したがって、前述の実施形態は、安全に関わる重要ではない情報を表示するためのMDDSと、安全に関わる重要な情報を提示し、かつ安全に関わる重要な情報のコマンドを出すための専用のセキュアなより小さいデバイスとを提示する。本実施形態の種々の実施形態では、安全に関わる重要な入力は全て、コマンドが注入ポンプ3602に送信される前に、小型遠隔インターフェース3610上で確認されなければならない。例えば、ここでまた、ユーザ/介護者が、遠隔インターフェース3604を使用して、安全に関わる重要な設定を入力し、または変更し、および/またはコマンド4100を入力する、図41を参照すると、遠隔インターフェースは、ユーザ/介護者が、安全に関わる重要な設定および/またはコマンドへの入力/変更を小型遠隔インターフェース4102上で確認するための命令を表示する。小型遠隔インターフェース3610上の確認画面は、次いで、ユーザが、設定またはコマンド4104を確認またはキャンセルすることを要求する。ユーザが、小型遠隔インターフェース(3610)4106の設定またはコマンドを確認する場合、設定/コマンドは、注入ポンプ3602に通信される、および/またはシステム4108の中に実装される。
種々の実施形態では、安全に関わる重要なコマンドおよび/または設定は、限定ではないが、ユーザに送達するための不溶性流体(例えば、インスリン)の量の算出、ユーザに送達するための不溶性流体(例えば、インスリン)の量、ユーザに不溶性流体を送達するための時間、および/またはユーザへの不溶性流体の送達のコマンド、および/または不溶性流体の送達のキャンセルのいずれかをもたらす、任意の設定またはコマンドのうちの1つ以上のものを含んでもよい。いくつかの実施形態では、したがって、遠隔インターフェース3604は、安全に関わる重要ではない入力および閲覧、例えば、コマンドの開始(但し、それらを確認しない)、ボーラス計算機/ウィザードのための情報の入力、および遠隔インターフェース3604を使用した送達されるべき不溶性流体の計算および推奨される体積の閲覧のために使用されてもよいが、情報/体積を確認しない、または注入ポンプ3602に送達を命令しない。また、遠隔インターフェース3604は、アラームおよびアラートを閲覧する、アラームおよびアラートをトラブルシューティングする、ログブック/ログおよび履歴を閲覧する、基礎プロファイルをセットアップおよび編集するために使用されてもよい。しかしながら、いくつかの実施形態では、基礎プロファイルのセットアップおよび編集は、遠隔インターフェース3604(または、パーソナルコンピュータ3612)を使用して完了されてもよいが、それらは、小型遠隔インターフェース3610を使用して確認されなければならない。いくつかの実施形態では、基礎プロファイルのセットアップおよび編集は、遠隔インターフェース3604(または、パーソナルコンピュータ3612)を使用して完了および確認されてもよい。加えて、種々の実施形態では、リマインダは、遠隔インターフェース3604を使用して入力されてもよく、いくつかの実施形態では、リマインダは、小型遠隔インターフェース3610からの確認を要求しないが、しかしながら、いくつかの実施形態では、リマインダは、小型遠隔インターフェース3610からの確認を要求する。いくつかの実施形態では、時刻等の設定は、小型遠隔インターフェース3610を使用して確認を要求してもよいが、しかしながら、他の実施形態では、時刻への変更は、遠隔インターフェース3604を通して行われてもよい。
種々の実施形態では、実施形態に応じて、種々の変更および/またはコマンドは、安全に関わる重要なものとして分類され、小型遠隔インターフェース3610を使用する確認を要求してもよいが、しかしながら、いくつかの実施形態では、種々の変更および/またはコマンドは、安全に関わる重要ではないものとして分類されてもよく、遠隔インターフェース3604および/またはパーソナルコンピュータ3612を通して実装されてもよい。しかしながら、変更/コマンドは、任意の所与の実施形態では、安全に関わる重要なものとして分類されるかどうかにかかわらず、これらは、小型遠隔インターフェース3610を使用して確認されなければならない、または注入ポンプ3602に実装されない/コマンドが出されない場合がある。したがって、これらの実施形態では、遠隔インターフェース3604から小型遠隔インターフェース3610に送信される情報は、データとして取り扱われ、コマンドとして取り扱われず、本データのいずれも、ユーザ/介護者が小型遠隔インターフェース3610上で情報を確認しない限り、注入ポンプ3602に通信されない。したがって、これらの実施形態では、遠隔インターフェース3604は、注入ポンプ3610に直接コマンドを出すことはできない。
依然として、図39−41を参照すると、種々の実施形態では、安全に関わる重要なものとして見なされ得るコマンド/設定は、限定ではないが、インスリン感度係数、炭水化物とインスリンの比率、血液グルコース補正係数、血液グルコース標的;通常および二重波または拡張ボーラスまたは組み合わせボーラスを含む、ボーラスコマンドを含む、送達コマンド;および基礎率設定ならびに基礎率変更および一時的基礎率コマンドを含み得る、療法関連の設定を含む、療法および種々の療法コマンドの変更に関連するコマンド;1つ以上のアラームおよびアラートの確認および/または消音;始動コマンド;セットアップ/システム編集;アラームおよびアラートトラブルシューティングのうちの1つ以上のものを含んでもよいが、それに限定されず、全て、ユーザまたは介護者によって、遠隔インターフェース3604を通して入力されてもよいが、最終確認は、小型遠隔インターフェース3610上で完了されなければならず、または変更/コマンドは、注入ポンプ3602に通信されないであろう。加えて、いくつかの実施形態では、パーソナルコンピュータ3612は、USBを介して、小型遠隔インターフェース3610と通信してもよく、いくつかの実施形態では、本通信は、種々の事前定義/事前に選択された機能に限定されてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、パーソナルコンピュータ3612は、基礎プロファイルを修正または確立し、および/またはログ/履歴を閲覧するために使用されてもよい。これは、限定ではないが、小型遠隔インターフェース3610を所望の任意のパーソナルコンピュータ3612にアタッチし、例えば、いくつかの実施形態では、セキュア/パスワード保護され得る、ウェブサイトにログを入力し、基礎プロファイルのうちの1つ以上のものを修正し、および/またはログ/履歴を閲覧する能力(限定ではないが、医師または医療提供者が、ログ/履歴ならびに基礎プロファイルを閲覧し、それを修正することを含む、多くの理由から、望ましくあり得る)を含む、多くの理由から、望ましくあり得る。いくつかの実施形態では、付加的機能は、パーソナルコンピュータ3612を使用して、閲覧および/または修正されてもよい。しかしながら、いくつかの実施形態では、種々の機能は、パーソナルコンピュータ3612を使用して閲覧または修正されてもよいが、機能が安全に関わる重要なものである場合、ユーザ/介護者は、小型遠隔インターフェース3610を使用して、任意の変更を確認しなければならない。いくつかの実施形態では、パーソナルコンピュータ3612を使用して、閲覧および/または修正され得る機能は、変動する、および/または事前設定および/または事前定義される、および/またはシステムの中にハードワイヤードされてもよい。いくつかの実施形態では、パーソナルコンピュータ3612は、限定ではないが、設定および/またはセットアップ、ならびに食品ライブラリおよび限定ではないが、リマインダを含む、アラートの選好のうちの任意の1つ以上のものを含む、より多いまたはより少ない機能を閲覧/修正するために使用されてもよい。
種々の実施形態では、ログ/履歴の閲覧および/または変更、アラームおよびアラートトラブルシューティング、リザーバ交換およびカニューレ交換を含むリマインダ等は全て、安全に関わる重要ではないものとして分類されない場合がある。いくつかの実施形態では、これらのうちの1つ以上のものは、安全に関わる重要なものとして分類されてもよい。
本実施形態のいくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3604は、小型遠隔インターフェース3610のためのより大型のディスプレイとしての役割を果たしてもよいが、しかしながら、注入ポンプ3602にコマンドを出す、または小型ユーザインターフェース3610にコマンドを出すために使用されなくてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3604は、ログおよび/または履歴および/またはCGMおよび/またはBGメータ傾向および/またはグラフおよび/または履歴を含む、データを表示するために使用されてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3604は、より大型のディスプレイ(および、ポータブルのより大型のディスプレイ)として、データおよび他の情報をユーザ/介護者により大きくおよび/またはより明確に表示するために望ましくあり得る。本実施形態の種々の実施形態では、遠隔インターフェース3604は、限定ではないが、スマートフォンを含む、任意のタイプのインターフェースであってもよく、ダウンロード可能アプリケーションを含んでもよい。したがって、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3604は、MDDSまたは医療デバイスデータシステムであってもよく、小型遠隔インターフェース3610は、セキュアなプロトコルを含む、専用デバイスであってもよい。
本実施形態は、BTLEプロトコルおよびUSB接続を使用するように示されるが、種々の他の実施形態では、限定ではないが、BLUETOOTH(登録商標)/BLUETOOTH(登録商標)低エネルギーまたは他の非専用プロトコルを含む、任意の1つ以上の無線通信プロトコルが、使用されてもよく、および/または、限定ではないが、以下のプロトコル、すなわち、WiFi、ZIGBEE、XB、WiFiアドホック、White Space、超広帯域、Ant、および/または無線USBのうちの1つ以上のものを含んでもよい。いくつかの実施形態では、通信は、各デバイス間で同一であってもよく、いくつかの実施形態では、通信は、各デバイス間で異なってもよい。加えて、デバイスの2つ以上のものが、いくつかの実施形態では、有線および/またはUSB接続を介して通信してもよく、および/または、有線および/またはUSB接続を介して、特定のデバイスと通信してもよいが、無線通信を介して、他のデバイスと通信してもよい。前述の実施形態のうちの任意の1つ以上のものでは、いくつかの実施形態では、1つ以上のデバイスは、BLUETOOTH(登録商標)低エネルギーおよび/またはBLUETOOTH(登録商標)高エネルギーを介して、および/または低エネルギープロトコルおよび高エネルギープロトコルを介して、通信する能力を伴う、2つ以上の無線を含んでもよい。例えば、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3604は、低電力プロトコル無線を使用して、注入ポンプ3602と、高エネルギーBLUETOOTH(登録商標)無線または高電力プロトコル無線を使用して、血中グルコースメータ3608と通信してもよい。
いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース上でコマンドを確認するために、ユーザは、左から右、右から左、上から下、下から上、および/または対角線上にのいずれかに画面をスワイプするように要求されてもよい。いくつかの実施形態では、1つ以上のボタンが、事前に判定された時間周期の間、例えば、3秒間、押下されることが要求されるであろう。しかしながら、種々の実施形態では、時間量は、異なってもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、確認のために、小型遠隔インターフェースを遠隔インターフェースに近接近させて置くように要求されてもよい。いくつかの実施形態では、確認は、注入ポンプ上のスイッチアセンブリを押下することによって達成されてもよい。
小型遠隔インターフェースがコマンドを確認するために要求される、いくつかの実施形態では、ユーザ/介護者が小型遠隔インターフェースへのアクセスを喪失する場合、ユーザは、コマンドを確認するために注入ポンプに再生/発話される、事前定義された暗号化された信号、例えば、ダイヤルトーン、音声認識を使用してもよい。いくつかの実施形態では、セキュアなコールセンターが存在してもよく、ユーザ/介護者は、電話をかけ、パスコード、患者機密情報等のいずれかを使用して、自らを識別後、遠隔インターフェースからのコマンドを完了するために、注入ポンプによって受信され得る、確認トーンを受信してもよい。
種々のデバイスのペアリングは、前述の方法のいずれかまたはBLUETOOTH(登録商標)ペアリング等の当技術分野において公知のものを使用して達成されてもよい。しかしながら、いくつかの実施形態では、種々のデバイスは、近距離通信を使用してペアリングされてもよい。いくつかの実施形態では、デバイスは、限定ではないが、USB接続を含む、有線接続を使用してペアリングされてもよい。いくつかの実施形態では、注入ポンプと小型遠隔インターフェースおよび/または遠隔インターフェースおよび/または任意の1つ以上のデバイスを伴うシステムの種々のデバイスのうちの任意の1つ以上のものをペアリングするための方法は、デバイスが相互に近接近してペアリングされた状態を維持し、付加的デバイスが干渉する可能性が低いエリア、例えば、ユーザ/介護者の自宅/オフィスにおいてペアリングを行うステップを含んでもよい。
ここでまた、図42を参照すると、本開示のある実施形態による、医療デバイスとユーザインターフェース/遠隔インターフェース/小型ユーザインターフェースデバイスとの間等、1つ以上のデバイス間でセキュアに通信するための方法論4200を図示する、フロー図が、示される。方法4200は、作用4204−4220を含む。作用4204では、マスタデバイスおよびスレーブデバイスが、通信リンク上で通信を確立する。通信リンクは、セキュアではない場合がある。いくつかの実施形態では、通信リンクは、公開−秘密キー暗号法を使用してもよい。作用4206では、マスタデバイス(例えば、医療UI/遠隔インターフェース/小型遠隔インターフェースデバイス)およびスレーブデバイス(例えば、血中グルコースメータ、連続グルコースモニタ送信機等)が、通信リンクを使用して、素数pおよび基数gを取り決める。取り決めは、暗号化された通信リンクを使用して、有線リンクを経由して、または公開−秘密キー−ペアリング暗号法を使用して生じてもよい。基数gは、pを法とする原始根である。Pおよびgは、公的に既知であってもよい。作用4208では、マスタデバイスは、乱数aを生成し、u=g^a(mod p)を算出する。作用4210では、マスタデバイスは、aおよびuをスレーブデバイスに送信する。作用4212では、スレーブデバイスは、乱数bを生成し、コンピュータv=g^b(modp)を算出し、bおよびv−g^b(mod p)をマスタデバイスに通信する。
作用4216では、マスタデバイスは、キーkを算出し、ここで、k=v^a=(g^b)^a(modp)である。作用4218では、スレーブデバイスは、キーkを算出し、ここで、k=u^b=(g^a)^b(mod p)である。対称キーは、決して通信されなかった。すなわち、それらは、個別のデバイスによって内部で生成された。作用4220では、マスタデバイスおよびスレーブデバイスは、共有秘密キーkを対称暗号化キーへのシードとして使用する。秘密キーは、擬似乱数インデックスへのインデックスとして使用されてもよく、その場合、擬似乱数インデックスは、対称キーのためのキーである。
ここでまた、図43A−43Jを参照すると、小型遠隔インターフェース3610上のスクリーンショットのいくつかの実施形態が、示される。種々の実施形態では、小型遠隔インターフェース3610は、限定ではないが、1つ以上のボタン、スクロールホイール、タッチスクリーンのうちの1つ以上のものを含み得る、1つ以上のユーザ入力を含んでもよい。いくつかの実施形態では、ディスプレイは、タッチスクリーンを含んでもよく、そこで、ユーザ/介護者は、最初に、スクロールし、その特定のコマンドを選択し(ユーザ入力のいずれかを使用して行われてもよい)、次いで、別の特定の場所において画面をタッチし、左から右または右から左のいずれかに画面をスワイプさせることによって、特定のコマンドを確認または選択する。いくつかの実施形態では、例えば、図43Aに示されるように、画面のロックを解除するために、ユーザ/介護者は、左から右に画面をスワイプするように要求されてもよい一方、いくつかの実施形態では、例えば、図43Jに示されるように、選択または確認するために、ユーザ/介護者は、右から左に画面をスワイプするように要求されてもよい。これは、限定ではないが、ロック解除する方向と異なる方向にスワイプすることにより、ユーザに確認することを要求することによって、非意図的確認を防止することを含む、多くの理由から、望ましい/有益であり得る。種々の実施形態では、各作用のための方向は、異なってもよい。いくつかの実施形態では、ロック解除するための方向は、右から左であってもよく、確認/選択のための方向は、左から右であってもよい。いくつかの実施形態では、任意の選択を有していない画面上の確認方向のスワイプは、ユーザインターフェース内の次の画面であり得る、別の画面に画面を進めるであろう。ここでまた、図43C−43Dを参照すると、いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェース3610は、メニュー選択を含む、ディスプレイを含んでもよい。メニュー選択は、画面をスワイプすることによって、または別のユーザ入力によって、スクロールされてもよい。メニュー選択は、次いで、ユーザ/介護者によって選択されてもよい。ここでまた、図43E−43Gを参照すると、種々の実施形態では、いったんユーザ/介護者がボーラスホーム画面にナビゲートされると、ユーザ/介護者は、例えば、ウィザード/計算機を使用して、手動で、または別のタイプ(プリセットによって表される)によって、送達するボーラスのタイプを選択してもよい。いくつかの実施形態では、メニューアイテムを通したスクロールは、タッチスクリーンを使用して、特定の位置をタッチし、次いで、種々の選択肢がハイライトされるにつれて、その位置から上下にスワイプすることによって達成されてもよい。いったん所望の選択肢がハイライトされると、ユーザ/介護者は、右から左にスワイプすることによって、例えば、または別のユーザ入力、例えば、1つ以上のボタンおよび/またはスクロールホイールを使用することによって、その選択肢を選択してもよい。ここでまた、図43Gを参照すると、いったん所望の選択肢が、例えば、ウィザード選択されると、ユーザは、画面をスワイプさせてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、画面をタッチして選択してもよい。
ここでまた、図43K−43Nを参照すると、種々の実施形態では、いったんボーラスタイプ、例えば、ウィザードが、選択されると、次の画面は、ユーザが、血液グルコース値および炭水化物値を入力することを要求する。種々の実施形態では、これらの値を入力するための画面/スクロール機能が存在してもよく、画面スクロールの移動は、画面を上下にスワイプし、スクロールをもたらすことによってもたらされてもよい。いくつかの実施形態では、他のユーザ入力が、使用されてもよい。いくつかの実施形態では、いったん所望の値が入力されると、ユーザは、画面を、例えば、右から左にスワイプし、値を選択し、次の画面に進んでもよい。
また、図43Mおよび43Nを参照すると、種々の実施形態では、小型遠隔インターフェースは、事前定義された時間量、例えば、3秒後、ディスプレイがオフになる、またはロックされることを含み得る、タイムアウト特徴を含んでもよい。いくつかの実施形態では、小型遠隔インターフェースは、タイムアウトの時間が近づいていることの警告をユーザ/介護者に与えてもよく、例えば、図43M−43Nに示されるように、画面の一部をグレイアウトする、または画面の一部をフェードアウトする。タイムアウトを警告する他の方法もまた、使用されてもよい。
ここでまた、図43Oを参照すると、種々の実施形態では、情報が、小型遠隔インターフェースのディスプレイ上においてユーザ/介護者に表示されてもよく、承認またはキャンセルのいずれかを示す記号または単語が示されてもよい。種々の実施形態では、ユーザ/介護者は、承認またはキャンセルアイコンのいずれかをスクロールし、適切な方向にスワイプする、または種々のユーザ入力のうちの任意の1つ以上のものを使用して選択するかのいずれかによって選択してもよい。
いくつかの実施形態では、確認/選択は、例えば、ボタンユーザ入力の1つ以上のものまたはそれらの組み合わせを同時に押下することによって、完了されてもよい。
遠隔インターフェースによって使用され得るスクリーンショットおよび方法の種々の実施形態が、前述されている。しかしながら、本明細書に説明されるシステムの種々の実施形態における、そのうちの1つ以上のものが小型遠隔インターフェースおよび/または遠隔インターフェースによって使用され得る、ユーザインターフェースのための付加的スクリーンショットおよび方法が、図44A−58Tに示される。
ここでまた、図44A−44Bを参照すると、種々の実施形態では、画面は、ロックされてもよく、これは、限定ではないが、注入ポンプに送信される設定および/またはコマンドの非意図的変更の防止を含む、多くの理由から、有益であり得る。いくつかの実施形態では、ロックされた画面は、画面をロック解除するために、パスコードを要求してもよい。種々の実施形態では、パスコードが画面をロック解除しない限り、画面は、ロックされたままであって、設定は、変更されず、コマンドも送信され得ない。
ここで図45Aを参照すると、種々の実施形態では、ホーム画面は、具体的機能メニューにナビゲートするための選択のためのアイコンを含んでもよい。ここでまた、図45Bを参照すると、アイコンは、ホーム画面の下に位置して見られてもよい。種々の実施形態では、ホーム画面は、リザーバ内に残っているインスリン(または、他の不溶性流体)の量、バッテリの残り寿命の割合、および基礎量、適用可能である場合、ボーラスのための現在の送達率を示す情報を含んでもよい。例えば、図45Bでは、ホーム画面は、基礎パターンAが現在送達されていることを示し、その率、例えば、5.50単位/時もまた、示される。ホーム画面は、加えて、方形波ボーラスが保存されており、1.88単位のうち1.02が送達されており、方形波ボーラスに6分残っていることを示す。
ここでまた、図45Cを参照すると、示されるホーム画面は、通常ボーラスが送達されており、14.00単位のうち10.04が送達されたことの指示を含む。ボーラス事象の間、ユーザ/介護者は、ホーム画面上の「ボーラス停止」ボタンを押下することによって、ボーラスを停止させてもよい。ここでまた、図45Dおよび45Eを参照すると、ホーム画面の別の実施形態が、示される。図45Dでは、1時間50分続く「基礎オーバーライド」事象もまた、示される。本実施例では、その率は、6.50単位/時として示される。ここでまた、図45Eを参照すると、ホーム画面の本実施形態では、1時間30分間の基礎率の50%増加を含む、「一時的基礎率」事象が、示される。その率は、6.25単位/時である。図45D−45Eの両方では、アクティブインスリンは、例えば、0.21単位として示される。したがって、示される実施形態の全てにおいて、ホーム画面は、現在の送達ステータスおよびアクティブインスリン/不溶性流体を表す。
ここでまた、図46A−46Bを参照すると、種々の実施形態では、基礎パターンが、開始および終了時間ならびにその時間フレームの間の率を入力することによってプログラムされてもよい。種々の実施形態では、基礎パターンは、24時間周期全体を通した基礎パターン送達率を表すグラフとして表示されてもよい。種々の実施形態では、図46Bに示されるように、いったん基礎パターンがプログラムされると、ユーザ/介護者は、単一画面上において、グラフィカル表現および時間フレームを含む、パターン全体をレビューしてもよい。加えて、基礎パターンは、「基礎パターン切替」を選択し、次いで、別の基礎パターンを選択することによって、切り替えられてもよい。グラフィカル表現は、限定ではないが、ユーザ/介護者が容易に、率がより高いまたはより低いとき、それを明確に表し、かつ終日の間の全体像を提示する様式において、基礎パターン/プロファイルを提示することを含む、多くの理由から有益/望ましくあり得る。
ここでまた、図47A−47Cを参照すると、いくつかの実施形態では、基礎パターン/プロファイルは、ユーザ/介護者が、インターフェースのタッチスクリーン機能性およびその指またはスタイラス等を使用して、率をトレースすることによって、プログラムされてもよい。いったん基礎パターン/プロファイルが描かれると、システムは、グラフィカル描写をレンダリングし、ユーザは、パターン/プロファイルを閲覧および/または編集してもよい。
ここでまた、図48A−48Dを参照すると、種々の実施形態では、基礎パターンにおける任意の率を調節するために、ユーザ/介護者は、基礎パターンを調節するようにナビゲートし、次いで、調節を所望する率を選択してもよい。いったん選択されると、現在の率の指示が、機能するとき、スクロールとともに、ユーザ/介護者に提示される。ユーザ/介護者は、次いで、スクロールホイールの矢印を使用することによって、率を調節し、次いで、「OK」を選択し、新しい率を保存してもよい。
ここでまた、図49A−49Bを参照すると、種々の実施形態では、一時的基礎率が、設定されてもよい。いくつかの実施形態では、これは、「一時的率の設定」画面にナビゲートすることによって行われてもよく、そこで、新しい率が、いくつかの実施形態では、キーパッドを使用して入力されてもよく(図49B参照)、新しい率の持続時間は、いくつかの実施形態では、スクロールホイール機能を使用して入力されてもよい(図49A参照)。基礎パターンのグラフィカル描写はまた、一時的率前後の率間の差異を可視化し、十分な率をプログラミングするのを補助し得るため、ユーザ/介護者が、一時的率をプログラミングするのを補助し得る。
ここでまた、図50A−50Bを参照すると、種々の実施形態では、基礎パターン/プロファイルは、基礎プロファイル管理画面を使用して管理されてもよい。例えば、図50Aに示されるように、いくつかの実施形態では、基礎パターンは、集合的に、1日あたりの単位数を示す、単一画面上で閲覧されてもよい。本画面はまた、その現在のパターンも含む。本画面はまた、新しいパターンを作成するためのボタンを含んでもよい。いくつかの実施形態では、いったんパターンが、管理基礎パターン画面から選択されると、そのパターンのグラフィカル描写が、率を調節する、現在のパターンとして設定する、パターンを削除する、またはパターンをコピーする(新しい名前を伴うが、同一のパターンを有する、別のパターンを作成するため)ための選択肢とともに示されてもよい(図50B参照)。
ここで図51A−51Bを参照すると、種々の実施形態では、ユーザインターフェースは、「プリセットボーラス」選択肢を含んでもよく、ユーザ/介護者は、例えば、朝食、昼食、および夕食のためのボーラス量および/またはボーラスのタイプを事前に設定してもよい。プリセットボーラスの送達を要求するために、いくつかの実施形態では、ユーザは、プリセットボーラス、例えば、朝食を選択する。次いで、ユーザインターフェースは、ボーラスタイプおよび量、例えば、通常ボーラスおよび2.50単位を示す、別の画面(図51B参照)にナビゲートする。ユーザ/介護者は、「送達」を選択してもよく、プリセットボーラスが、送達されてもよい。種々の実施形態では、プリセットボーラスは、図51Aに示される画面を使用して追加される、および/または調節、削除、またはコピーされてもよい(図51B参照)。
ここで図52A−52Dを参照すると、種々の実施形態では、ユーザインターフェースは、「ボーラスウィザード」またはボーラス計算機を含んでもよい。種々の実施形態では、ボーラスウィザードまたはボーラス計算機は、ユーザが、キーパッドを使用して、炭水化物および血液グルコースの量を入力することを要求してもよい(炭水化物スクリーンショットは、図52Aに示される。血液グルコースキーパッドは、種々の実施形態では、類似する)。しかしながら、いくつかの実施形態では、最後の血液グルコース読取値が、ユーザがそれを使用することを選択する場合、使用されてもよく、またはユーザは、血液グルコース読取値を使用せずに、ボーラスを計算することを選択してもよい。その実施形態が図52Bに示される、次の画面は、血液グルコース(本実施例では、125mg/dlである)に基づく、ユーザの補正ボーラス、インスリン補正(本実施例では、2.45単位である、アクティブインスリンに基づく)、および食事ボーラス(炭水化物に基づく)の計算を示す。総ボーラス量もまた、示される(本実施例では、7.50である)。ユーザは、次いで、計算された「総ボーラス」量を調節する、および/または拡張ボーラスまたは「方形波」または「二重波」ボーラスとして総ボーラスの一部または全部を送達することを選択してもよい。ここで図52Cを参照すると、種々の実施形態では、ボーラスの一部を通常ボーラスとして、ボーラスの一部を方形波ボーラス(または、拡張ボーラス)として送達するために、ユーザインターフェースは、ユーザ/介護者に、スライドスケールを提示し、そこで、通常として送達されるべき単位および全体の割合の両方として表される量は、ラインの片側に表され、方形波として送達されるべき単位および全体の割合の両方として表される量は、他側に表される。ユーザ/介護者は、長方形アイコンを方形波側または通常側に向かって移動させることによって、通常および方形波として送達されるべき量の割合を調節してもよい。長方形アイコンを移動させる間、両側の合計は、ユーザ/介護者が割合および総単位変化をリアルタイムで確認し得るように調節される。
いったん通常および方形波として送達されるべき総量が選択されると、ユーザ/介護者は、画面上のスクロールホイールを使用して、方形波の持続時間をプログラムしてもよい(図52D参照)。
ここでまた、図53を参照すると、種々の実施形態では、プリセットボーラスもまた、通常および方形波部分を含むように調節されてもよい。種々の実施形態では、通常および方形波割合は、プリセットボーラスに事前にプログラムされる。例えば、図53では、「昼食」プリセットボーラスは、通常ボーラスとして送達される1.25単位と、合計2.50単位に対して1時間かけて方形波ボーラスとして送達される1.25単位とを含む。
種々の実施形態では、ユーザは、通常ボーラス量を入力し、次いで、総ボーラスの一部または全部を拡張ボーラスあるいは「方形波」または「二重波」ボーラスとして送達することを選択してもよい。ここで図52Cを参照すると、種々の実施形態では、ボーラスの一部を通常ボーラスとして、ボーラスの一部を方形波ボーラス(または、拡張ボーラス)として送達するために、ユーザインターフェースは、ユーザ/介護者に、スライドスケールを提示し、そこで、通常として送達されるべき単位および合計の割合の両方として表される量は、ラインの片側に表され、方形波として送達されるべき単位および合計の割合の両方として表される量は、他側に表される。ユーザ/介護者は、長方形アイコンを方形波側または通常側に向かって移動させることによって、通常および方形波として送達されるべき量の割合を調節してもよい。長方形アイコンを移動させる間、両側の合計は、ユーザ/介護者が割合および総単位変化をリアルタイムで確認し得るように調節される。
ここでまた、図54A−54Dを参照すると、種々の実施形態では、種々のリマインダが、ユーザ/介護者によって、入力/プログラムされてもよい。これらとして、限定ではないが、ユーザ/介護者が、ボーラス後、血液グルコースをチェックするためのリマインダが挙げられる(図54A参照)。血液グルコースリマインダのチェックに関して、ユーザ/介護者は、スクロールホイールを使用して、リマインダまでの時間および分をプログラムすることによって、ボーラスとリマインダとの間の持続時間をプログラムしてもよい。加えて、ユーザ/介護者は、リマインダをオンおよびオフにしてもよい。付加的リマインダとして、限定ではないが、ユーザ/介護者が、カニューレを充填後のある(プログラムされた)持続時間後、その血液グルコースをチェックするようリマインドするようにプログラムされ得る、カニューレ充填血液グルコースリマインダが挙げられ得る。また、注入部位リマインダも、プログラムされてもよい。図54Dに示されるように、いくつかの実施形態では、いったん注入部位が変更されると、リマインダは、ユーザ/介護者が、プログラムされた日数後、再び、注入セットを交換するようリマインドするように設定されてもよい。プログラムされた日数は、画面スクロールホイールを使用して、ユーザ/介護者によって選択されてもよい。いくつかの実施形態では、システムは、デフォルト日数、例えば、2日を含んでもよく、これは、ユーザ/介護者によって所望の任意の日数、例えば、3日に改変されてもよい。他のリマインダと同様に、本実施形態では、本リマインダは、ユーザ/介護者選好によってオンまたはオフにされてもよい。いくつかの実施形態では、血液グルコースをチェックするためのリマインダは、ユーザ/介護者によって設定されてもよく、これは、リマインダ作成時から任意の時間/分数の間、設定されてもよい。いくつかの実施形態では、本タイプのリマインダは、ユーザ/介護者の所望によってトリガされ、例えば、いくつかの実施形態では、ユーザ/介護者は、最近、低血液グルコース症を糖質で治療されたばかりであり得、リマインダに、ある持続時間、例えば、15分後、その血液グルコースを再チェックするようリマインドされることを所望し得る。しかしながら、任意の持続時間が、いくつかの実施形態では、図54Cに示されるように、画面スクロールホイールを使用して、ユーザによってプログラムされてもよい。
他のリマインダも、ユーザによってプログラムされてもよく、限定ではないが、食事忘れリマインダが挙げられる。いくつかの実施形態では、ユーザ/介護者は、食事が予期される時刻のためにリマインダをプログラムしてもよい。いくつかの実施形態では、ボーラスが、その時間前または後の事前にプログラムされた/ユーザプログラムされた持続時間の間に要求されない場合、リマインダは、食事を忘れているか、または食事のためにボーラスを送達していないかのいずれかであり得ることをユーザにアラートしてもよい。種々の実施形態では、これらのリマインダは、反復リマインダとしてユーザに毎日アラートするようにプログラムされてもよく、または単一リマインダであってもよい。
ここでまた、図55Aを参照すると、いくつかの実施形態では、ウォークアウェイアラートが、遠隔インターフェース/注入ポンプ/および/または小型遠隔インターフェースシステム内に含まれてもよい。ユーザは、ウォークアウェイアラートをオンまたはオフのいずれかにしてもよく、システムが、コントローラおよびポンプが範囲外にあることを判定後、ある持続時間の間、アラートするようにプログラムされてもよい。いくつかの実施形態では、持続時間は、事前にプログラムされてもよく、ユーザによって調節可能であってもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、画面スクロールホイールを使用して、持続時間を調節してもよい。
ここでまた、図56A−56Cを参照すると、いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースは、ユーザ/介護者によってプログラムされ得、限定ではないが、血液グルコース補正ボーラス計算を含む、システムによる種々の計算において使用され得る、血液グルコース標的を含んでもよい。種々の実施形態では、ユーザインターフェースは、24時間周期全体を通した種々の時間フレーム/間隔の間の種々の血液グルコース標的を設定する能力を含む。種々の実施形態では、血液グルコース標的は、グラフィック形態でユーザ/介護者に表されてもよい。血液グルコース標的は、種々の実施形態では、時間フレーム/間隔毎の低標的および高標的を含んでもよい。これは、限定ではないが、ユーザ/介護者が、単一グラフィカル表現において、種々の時間フレーム/間隔およびその時間フレーム/間隔の間の標的を可視化する能力を含む、多くの理由から、望ましくあり得る。これは、限定ではないが、プログラミングの際に、正しい標的を選択し、いくつかの実施形態では、これが、プログラミングの際のエラーを防止し得ることを含む、多くの理由から、有益/望ましくあり得る。グラフィカル表現に加え、各時間フレーム/間隔が、書き込まれ、高および低標的を含む(図56A参照)。特定の間隔を変更するために、ユーザは、タッチスクリーンを使用して、特定の間隔をタップしてもよく、いくつかの実施形態では、書き込まれた間隔セクションまたはその間隔のグラフィカル表現のいずれかをタップしてもよい。新しい画面が現れ、間隔を変更する、および/または標的(低および/または高)を変更するための画面スクロールホイールを含む(図56B参照)。いくつかの実施形態では、間隔を選択することによって、ユーザは、画面上の選択肢を選択することにより、「標的を削除」してもよい(参照図56C)。
ここで図57A−57Cを参照すると、いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースは、ユーザ/介護者によってプログラムされ得、限定ではないが、食事ボーラス計算および/または食事および補正ボーラス計算を含む、システムによる種々の計算において使用され得る、炭水化物比率を含んでもよい。種々の実施形態では、ユーザインターフェースは、24時間周期を通して、種々の時間フレーム/間隔の間の炭水化物比率を設定する能力を含む。種々の実施形態では、炭水化物比率は、グラフィック形態でユーザ/介護者に表されてもよい。炭水化物比率は、種々の実施形態では、不溶性流体、例えば、インスリンの1単位あたりの炭水化物のグラムを表す値を含む。これは、限定ではないが、ユーザ/介護者が、単一グラフィカル表現において、種々の時間フレーム/間隔およびその時間フレーム/間隔の間の比率を可視化する能力を含む、多くの理由から、望ましくあり得る。これは、限定ではないが、プログラミングの際に正しい比率を選択し、いくつかの実施形態では、これが、プログラミングの際のエラーを防止し得ることを含む、多くの理由から、有益/望ましくあり得る。グラフィカル表現に加え、各時間フレーム/間隔が、書き込まれ、その時間フレーム/間隔の間の炭水化物比率を含む(図57B参照)。特定の間隔を変更するために、ユーザは、タッチスクリーンを使用して、特定の間隔をタップしてもよく、いくつかの実施形態では、書き込まれた間隔セクションまたはその間隔のグラフィカル表現のいずれかをタップしてもよい。新しい画面が現れ、間隔を変更する、および/または比率を変更するための画面スクロールホイールを含む(図57C参照)。いくつかの実施形態では、間隔を選択することによって、ユーザは、画面上の選択肢を選択することにより、「標的を削除」してもよい(参照図57A)。
ここで図58A−58Tを参照すると、種々の実施形態では、ユーザインターフェースは、ログブックを含む。種々の実施形態では、ログブックは、情報をユーザ/介護者から受信し、その情報(「事象」と称される)を処理する機能性と、システムの履歴データを表示する機能性の両方を含む。ここで図58Aを参照すると、いくつかの実施形態では、ログブックホームページは、システムに入力された(または、いくつかの実施形態では、直接、システムによって収集された)最後の血液グルコース、最後の血液グルコースからの持続時間、最後のボーラス送達の体積、ならびに最後のボーラスからの持続時間を含んでもよい。ログブックホームページは、いくつかの実施形態ではまた、ユーザ/介護者が、ログブックの種々のセクションにナビゲートするためのメニュー選択肢を含む。いくつかの実施形態では、種々のセクションとして、限定ではないが、「最後のグルコース入力」、「事象入力」、「1日の合計の閲覧」、および「事象履歴の閲覧」が挙げられる。種々の実施形態では、ログブックホームページは、加えて、ユーザインターフェースの別のセクションにナビゲートするためのメニューアイコンを含む。
ここでまた、図58B−58Gを参照すると、いくつかの実施形態では、ログブックは、ユーザ/介護者が、ユーザによって摂取された炭水化物のグラム数、運動事象、および/またはインスリン注射/投薬事象を含み得る、「事象」を入力する能力を含む。ユーザ/介護者は、次いで、適切な事象を入力するようにナビゲートされてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザ/介護者は、適切な画面にナビゲートし、消費された炭水化物のグラム数を入力することによって、「炭水化物事象」を入力してもよい(図58B参照)。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースはまた、消費された炭水化物/食品のタイプ、例えば、ピザ、カップケーキ、寿司、ラザニア、玄米、Mom’s Chicken Soup等を含んでもよい。いったんユーザ/介護者が、「次へ」を押下すると、炭水化物のグラム数ならびに事象の日時を示す、レビュー画面が現れる(図58C参照)。いくつかの実施形態では、ユーザ/介護者は、適切な画面にナビゲートし、運動の強度(低、中、または高)を入力することによって、「運動事象」を入力してもよい(図58D参照)。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースはまた、運動のタイプ(スキー、ハイキング、ウォーキング、ウエイトリフティング、マウンテンバイク、水泳、パドルボーディング、カヤック等を含んでもよい。いったんユーザ/介護者が「次へ」を押下すると、ユーザ/介護者は、運動の持続時間を入力してもよい(図58E参照)。最後に、運動事象の詳細が、ユーザ/介護者によってレビューされてもよい(図58F参照)。いったんユーザ/介護者が、情報が正しいことを確認すると、事象は、ユーザ/介護者による今後の参照のために、ログブックに保存される(図58G参照)。類似事象入力方法が、インスリン注射または他の投薬事象を入力するために従われてもよい。医薬品のタイプおよび服薬量が、入力されてもよく、これは、次いで、ログブックに保存され、後のレビューのために、服薬の時間ならびにタイプおよび服薬量を示すであろう。
具体的事象を入力する能力は、限定ではないが、ユーザ/介護者が、以前の事象をレビューし、インスリンまたは他の医薬品の今後の投薬量に関する決定を行う、および/または運動または具体的食品の摂取からの結果に基づいて、摂食パターンの変更を決定するいずれかのために、その事象の結果を追跡する、例えば、運動、服薬、または炭水化物事象後の血液グルコース読取値をレビューする能力を含む、多くの理由から、有益/望ましくあり得る。これらの事象の入力の容易さは、糖尿病および他の病気に罹患する者が、事象を入力しやすくし得、これは、改良された健康につながり得る。
ここでまた、図58H−58Lを参照すると、種々の実施形態では、ログブックは、加えて、ログブックの1日の合計(図58I)、1日の用量(図58J)、総炭水化物(図58K)、および平均血液グルコース(図58L)セクションにユーザインターフェースをナビゲートすることによって、要求に応じて、ユーザ/介護者に提示される、履歴データを含む。また、図58Hを参照すると、ユーザ/介護者は、具体的日付、例えば、2013年12月4日からの「1日の合計」を閲覧することを選択してもよい。しかしながら、種々の実施形態では、別の日付が、選択されてもよい。1日の総用量、総炭水化物、および平均BGが、次いで、その特定の日付に対して表示される(図58I)。ユーザ/介護者は、次いで、それらのメニューアイテムの任意の1つを詳細に閲覧することを選択してもよい。ユーザ/介護者が、「1日の総用量」メニューアイテムを選択する場合、1日の用量画面が現れ(図58J)、いくつかの実施形態では、与えられる総インスリン、合計に対する基礎およびボーラスの割合、ならびに異なるタイプのボーラス送達、例えば、炭水化物(食事)ボーラス、BG(補正)ボーラス、手動(通常)ボーラス等を含む。ユーザ/介護者が、「総炭水化物」メニューアイテムを選択する場合、総炭水化物画面が現れ(図58K)、いくつかの実施形態では、総炭水化物(例えば、いくつかの実施形態では、炭水化物/食事ボーラスを通して、炭水化物が入力された炭水化物事象および/またはボーラス計算機を通して、システムに入力された)、ボーラスウィザード炭水化物(炭水化物が入力されたボーラスウィザード/ボーラス計算機を通してのみ入力された炭水化物を含む)、炭水化物がボーラスウィザード/ボーラス計算機を通して入力された時間、および総ログブック炭水化物(事象として入力された炭水化物)、ならびに炭水化物事象の時間を含む。種々の実施形態では、種々の画面上に表示される情報のタイプは、変動してもよい。
ここでまた、図58Lを参照すると、種々の実施形態では、ログブックは、特定の日(ユーザ/介護者によって選択され、本実施例では、2013年12月3日である)に対する血液グルコース読取値に関する情報を提示する、「平均ブックグルコース」画面を含む。平均グルコース画面は、その日の全血液グルコース読取値に対する平均血液グルコースを含み、時間別の読取値の数と、システム、またはいくつかの実施形態では、ユーザ/介護者が、その読取値に起因すると考える任意の他の所見/指示(すなわち、所見または事前にプログラムされた標的値を通して)とを列挙する。いくつかの実施形態では、システムは、その時間フレーム/間隔の間の低血液グルコース標的を下回る任意の血液グルコース読取値に「低」の記述子を与えてもよく、その時間フレーム/間隔の間の低血液グルコース標的を上回る任意の血液グルコース読取値に「高」の記述子を与えてもよい。
ここでまた、図58M−58Tを参照すると、種々の実施形態では、ユーザ/介護者は、例えば、日付、例えば、2013年12月5日を指定することによって、ログブック内の事象を閲覧してもよい(図58M参照)。事象履歴画面は、図58Nでは、2013年12月4日である、指定された日付からの種々の事象を提示するであろう(図58N)。事象毎に、ユーザ/介護者は、例えば、タッチスクリーンを使用して、セクションをタップすることによって、事象を選択してもよく、事象自体が、示されるであろう。例えば、図58Nに示される第1の事象「通常ボーラス停止」事象が選択される場合、図58Oに示される画面は、事象に関する具体的情報を含むように示されるであろう。同様に、設定変更事象が、事象履歴に列挙される場合、ユーザ/介護者は、例えば、タッチスクリーンを使用してセクションをタップすることによって、事象を選択してもよく、事象自体が、示されるであろう(図58P参照)。したがって、ユーザ/介護者は、どの設定がいつ変更されたかを正確にレビューし得る。二重波ボーラス事象が、事象履歴に列挙される場合、ユーザ/介護者は、例えば、タッチスクリーンを使用してセクションをタップすることによって、事象を選択してもよく、事象自体が、示されるであろう(図58Q参照)。ボーラス事象は、ボーラスのタイプ(二重波)、事象の時間(7:14:22pm)、および詳細、例えば、通常ボーラスとして送達される単位および方形波ボーラスとして送達される単位を含む。基礎率変更事象が、事象履歴に列挙される場合、ユーザ/介護者は、例えば、タッチスクリーンを使用してセクションをタップすることによって、事象を選択してもよく、事象自体が、示されるであろう(図58R参照)。基礎率変更事象は、変更されたパターンおよびパターンの単位を含む。一時的基礎事象が、事象履歴に列挙される場合、ユーザ/介護者は、例えば、タッチスクリーンを使用してセクションをタップすることによって、事象を選択してもよく、事象自体が、示されるであろう(図58S参照)。一時的基礎事象は、基礎の割合変更、事象の時間、および持続時間を含む。ここでまた、図58Tを参照すると、ログブックは、加えて、全アラームおよびアラートのリストを含む。ユーザ/介護者は、例えば、タッチスクリーンを使用してセクションをタップすることによって、事象を選択してもよく、事象自体が、示されるであろう。種々のアラームおよびアラートとして、限定ではないが、低インスリンアラート、無活動アラーム、ウォークアウェイアラート、インスリン温度アラート、ポンプオーディオ、および閉塞感知が挙げられる。しかしながら、より多いまたはより少ないアラームおよびアラートが、種々の実施形態に含まれてもよい。アラームおよびアラートを閲覧するとき、画面は、アラームまたはアラートのタイプ、時間、いくつかの実施形態では、消音されていたかどうかを表示する。
上記で議論されるように、注入ポンプ実施形態の種々の実施形態では、システムは、2つ以上の再使用可能部分を含んでもよい。これらの場合には、いくつかの実施形態では、一方の再使用可能部分が使用中、他方は、再充電器上にあってもよい。第1の再使用可能部分が、前述のように、使用中、治療薬が、スーパーバイザプロセッサおよびコマンドプロセッサによって投与されてもよい。再使用可能部分による作用は、遠隔インターフェースに通信される。再使用可能部分を「切り替える」ために(充電器上の再使用可能部分が、使用中の再使用可能部分となる、またはその逆となるように)、使用中、第1の再使用可能部分から情報をアップロードしたコントローラは、第2の再使用可能部分上のメモリが、第1の再使用可能部分と同一のメモリの全てを含むように、種々のログを第2の再使用可能部分上にダウンロードする。これは、ペアリングプロセスの間に行なわれる。プロセスのあるステップでは、ポンプアクティブ化後、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースが接続モードにある間、ユーザが再使用可能部分上のスイッチアセンブリを押下することによって行なわれる。本ステップの間、プロファイルおよびユーザ療法構成が、第2の再使用可能ポンプに転送され、および/または再使用可能部分不揮発性メモリと同期される。
本ステップが完了すると、いくつかの実施形態では、第2の再使用可能部分は、内部化後、遠隔インターフェースが、基礎プロファイルが正しいことを検証するように、基礎プロファイルを遠隔インターフェースに返送する。本ステップは、第2の再使用可能部分が、正しい情報を情報したことを確認し得る。いくつかの実施形態では、ディスプレイは、ユーザに、基礎プロファイルを示してもよく、ユーザは、確認してもよい。
したがって、療法投与に関して前述のように、注入ポンプは、全決定を完了し、注入可能流体の送達を制御する。遠隔インターフェースは、注入ポンプへのインターフェースであって、いくつかの実施形態では、デバイス(例えば、注入ポンプ)および/またはユーザと相互作用する多様な機会を伴う、向上したユーザインターフェース(例えば、ディスプレイ画面)を提供する。
療法に関連する情報は、したがって、コントローラ上および再使用可能部分/注入ポンプ不揮発性メモリ内の両方に記憶される。したがって、再使用可能部分と遠隔インターフェースとの間の接続プロセスの間、遠隔インターフェースは、再使用可能部分がアップデートされた情報を含有することを確認してもよい。遠隔インターフェースが、再使用可能部分がアップデートされた情報を含有していないと判定する場合、遠隔インターフェースは、情報をアップデートし、および/または再使用可能部分の不揮発性メモリをアップデートされた情報と同期させる。したがって、種々の実施形態では、全ての療法情報および/またはプロファイルは、注入ポンプの再使用可能部分および遠隔インターフェース上の両方に記憶されてもよい。
上記で議論されるように、デバイス800(いくつかの実施形態では、注入ポンプである)は、注入可能流体をユーザに送達するように構成されてもよい。さらに、注入ポンプ800は、連続および/または複数回、および/または離散注入事象および/または単回注入事象を含み得る、注入事象を介して、注入可能流体を送達してもよい。注入事象のうちのいくつかは、限定ではないが、ボーラス、拡張ボーラス、基礎量、一時的基礎量、組み合わせボーラスのうちの1つ以上のものを含んでもよい。当技術分野で公知のように、基礎注入事象とは、例えば、ユーザによって、またはシステムによって、停止されるまで反復されてもよい、事前定義間隔(例えば、3分毎)での注入可能流体の少量の反復注入を指す。さらに、基礎注入比率は、事前にプログラムされてもよく、事前にプログラムされた時間枠に対する指定比率、例えば、午前6時〜午後3時までは毎時0.50単位の比率、午後3時〜午後10時までは毎時0.40単位の比率、および午後10時〜午前6時までは毎時1.0単位の比率を含んでもよく、および/または、例えば、1時間に0.50単位、次いで、2時間に1.0単位、次いで、30分間に0.05単位という、事前にプログラムされた時間枠を含んでもよい。いくつかの実施形態では、基礎率は、一定、例えば、毎時1.0単位のままであるように事前にプログラムされてもよく、時間枠を通して変化しなくてもよい。基礎率は、別様に変更されない限り、定期的に/毎日および/または特定の日に反復されてもよい。これらの事前にプログラムされた基礎率は、基礎プロファイルと称されてもよい。
一時的基礎率は、事前定義時間枠の間の既存の基礎プロファイル/基礎率の修正を指す。例えば、既存の基礎プロファイルが、午前6時から午前10までは2.0単位の比率を含む場合、一時的基礎率は、そのパーセンテージあたりで2.0単位比率を増減のいずれかを行なうことによって、例えば、事前定義時間周期、例えば、30分にわたって、比率を20%減少させることによって、パーセンテージあたりで2.0単位の比率を修正することが要求され得る。いくつかの事例では、一時的基礎は、基礎プロファイル比率より高いかまたは低いかのいずれかの100%の修正を含んでもよく、したがって、いくつかの事例では、一時的基礎率は、事前定義時間周期の間、毎時0.00単位であってもよい。
当技術分野において公知のように、ボーラスは、通常ボーラスとして送達されるとき、典型的には、デバイスが流体を送達することができる比率で送達される、事前定義流体の体積である。いくつかの実施形態では、事前定義体積、例えば、20単位以上のボーラス体積は、「通常ボーラス」比率よりゆっくり送達されてもよく、これは、例えば、組織中への吸収の目的のために、ユーザによって所望され得る。しかしながら、いずれの場合も、典型的には、ボーラス事象は、短い時間周期にわたって、例えば、いくつかの実施形態では、10分またはそれ未満で送達される。
さらに、当技術分野で公知のように、拡張ボーラス注入事象は、事前定義時間周期(例えば、3時間)にわたって、事前定義間隔(例えば、3分毎)での少量の注入可能流体の反復注入において送達される事前定義流体体積を指し得る。いくつかの拡張ボーラス注入事象は、通常ボーラスとして送達される注入可能流体の事前定義体積(すなわち、通常ボーラスとして送達される拡張ボーラス体積の合計のあるパーセンテージ)に続いて、拡張ボーラス注入事象として(すなわち、事前定義時間周期にわたって)送達される事前定義体積の残りの体積を含んでもよい。
拡張ボーラス注入事象は、基礎注入事象と同時に発生してもよい。種々の実施形態では、種々のタイプの注入事象の送達の同時制御は、2010年7月15日出願の米国特許出願第12/837,193号「Apparatus, Systems and Methods for An Infusion Pump Assembly」(2011年6月16日公開の現米国特許公報第US−2011−0144574号)(弁理士整理番号I23)(参照することによって、全体として本明細書に組み込まれる)に説明されるようなものであってもよい。
本明細書に図示および説明される注入ポンプの種々の実施形態、ならびにまた注入ポンプの種々の実施形態は、限定ではないが、2009年3月3日発行の米国特許第7,498,563号「Optical Displacement Sensor for Infusion Devices(弁理士整理番号D78);2007年12月11日発行の米国特許第7,306,578号「Loading Mechanism for Infusion Pump」(弁理士整理番号C54);2009年10月9日出願のPCT出願第PCT/US2009/060158号「Infusion Pump Assembly」(2010年4月15日公開の現公報第WO2010/042814号)(弁理士整理番号F51WO);2011年3月30日出願の米国特許出願第13/076,067号「Infusion Pump Methods, Systems and Apparatus」(2011年9月22公開の現米国特許公報第US−2011−0230837号)(弁理士整理番号I70);2011年3月30日出願の米国特許出願第13/121,822号「Infusion Pump Assembly」、(2011年8月25日公開の現米国特許公報第US−2011−0208123号)(弁理士整理番号I73);2007年2月9日出願の米国特許出願第11/704,899号「Fluid Delivery Systems and Methods」(2007年10月4日公開の現米国特許公報第US−2007−0228071−A1号)(弁理士整理番号E70);2008年12月31日出願の米国特許出願第12/347,985号「Infusion Pump Assembly」(2009年12月3日公開の現米国特許公報第US−2009−0299277−A1号)(弁理士整理番号G75);2009年9月15日出願の米国特許出願第12/560,106号「Systems and Methods for Fluid Delivery」(2010年7月22日公開の現米国特許公報第US−2010−0185142−A1号)(弁理士整理番号G47);2010年7月15日出願の米国特許出願第12/837,193号「Apparatus, Systems and Methods for An Infusion Pump Assembly」(2011年6月16日公開の現米国特許公報第US−2011−0144574号)(弁理士整理番号I23);および2011年1月21日出願の米国特許出願第13/011,384号「Method and System for Shape−Memory Alloy Wire Control」(2011年12月8日公開の現米国特許公報第US−2011−0300001号)(弁理士整理番号I48)(全て、参照することによって、その全体として本明細書に組み込まれる)のうちの1つ以上のものに類似する、またはそこに説明される、それらの装置、方法、デバイスおよびシステムを含んでもよく、ならびに種々のデバイスの種々の実施形態では、遠隔インターフェースが、使用されてもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、専用デバイスまたは非専用デバイスであってもよく、図6−8に関して前述のものを含んでもよい。しかしながら、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、限定ではないが、Motorola, Inc.(Schaumburg, Illinois, U.S.A.)によるDROID RAZER;HTC(Taoyuan 330, Taiwan)による、HTC GOOGLE Nexus one;SAMSUNG CorporationによるSAMSUNG Nexus S;およびCASIO COMPUTER CO., LTD.(Tokyo, Japan)によるCASIO G’zOne Commandoを含み得る、オープンソースオペレーティングシステム、例えば、ANDROID(登録商標)オペレーティングシステムを使用して実行され得る、多機能ウェブ接続/ウェブ対応デバイス、例えば、GOOGLE ANDROID(登録商標)タイプデバイスまたは任意の他のデバイスであってもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、タブレットまたは他のパーソナルコンピューティングデバイスであってもよく、および/またはいくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、任意のいわゆる「スマートフォン」タイプのデバイスであってもよい。したがって、種々の実施形態では、遠隔インターフェースは、GPS、加速度計、電話、ウェブ接続、カメラ、電子メール等を含むが、それらに限定されない、周辺機器を含んでもよい。
次に、また、図18および図19を参照すると、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1800、1900は、限定ではないが、ウェブベースのセキュアなポータルを通して、および/または電子メールを通して、および/または無線通信プロトコルを介してを含む、限定ではないが、アプリケーションをダウンロードする、ソフトウェアアップデートをダウンロードする、情報をアップロードする、および/または情報を種々の機械に送信する能力を含み得る、ウェブ接続された遠隔インターフェースの能力であってもよい、あるいはそれを有してもよい。したがって、種々の実施形態では、遠隔インターフェースアプリケーションは、任意の対応デバイス上で実行されてもよく、いわゆる専用デバイスに限定されない。さらに、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、例えば、無線周波数(「RF」)通信を使用して、限定ではないが、注入ポンプ1802、1902および/または持続的グルコースモニタ送信機/センサ1804、1904(「CGM」)および/またはBLUETOOTH(登録商標)または他の通信プロトコル対応血中グルコースメータ1806、1906および/または任意の他の医療デバイスおよび/または患者ケアデバイスあるいは任意の他のデバイスの1つ以上のものを含み得る、1つ以上のデバイスと通信するために、BLUETOOTH(登録商標)対応またはその他に対応するものであってもよい。
図18−19は、パーソナルコンピュータ1808、1908、注入ポンプ1802、1902、血中グルコースメータ1806、1906および/またはCGM1804、1904と通信する、遠隔インターフェース1800、1900を図示するが、種々の実施形態では、遠隔インターフェース1800、1900は、パーソナルコンピュータ1808、1908(いくつかの実施形態では、ウェブポータルであってもよい)、注入ポンプ1802、1902、血中グルコースメータ1806、1906および/またはCGM1804、1904、および/または限定ではないが、医療デバイスを含む、任意の他のデバイスのうちの任意の1つ以上のもののいずれか1つのうちの1つ以上のものと通信してもよい。さらに、いくつかの実施形態では、パーソナルコンピュータ1808、1908(いくつかの実施形態では、ウェブポータルであってもよい)、注入ポンプ1802、1902、血中グルコースメータ1806、1906および/またはCGM1804、1904のうちの1つ以上のものはまた、遠隔インターフェース1800、1900との通信に加え、パーソナルコンピュータ1808、1908(いくつかの実施形態では、ウェブポータルであってもよい)、注入ポンプ1802、1902、血中グルコースメータ1806、1906および/またはCGM1804、1904のうちの1つ以上のものと通信してもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1800、1900は、本明細書に説明されない1つ以上のデバイスと通信してもよいが、しかしながら、遠隔インターフェース1800、1900は、任意のデバイスと通信してもよいことを理解されたい。さらに、通信は、一方向および/または双方向通信として定義されてもよい。いくつかの実施形態では、ウェブポータルは、セキュアなウェブポータルであってもよい。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースデバイス1800、1900は、データをセキュアなウェブページ/ウェブポータル/パーソナルコンピュータ1808、1909と共有してもよい。本共有されるデータは、いくつかの実施形態では、事前定義および/または事前にプログラムされた間隔において、自動的に、転送されてもよい1810、1910(すなわち、同期される)。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1800、1900からのデータは、いくつかの実施形態では、情報が共有されないことを確実にする、パスワードで保護されたアプリケーションによって、セキュアなウェブページ/ウェブポータル/パーソナルコンピュータ1808、1908にアップロードされる。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1800、1900からの情報は、セキュア化されたウェブページ上に記憶されてもよく、したがって、情報は、要求に応じて、代用遠隔インターフェースおよび/または第2の遠隔インターフェースおよび/または他のデバイスにダウンロードされてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、本システムは、遠隔インターフェース1808、1908が、故障および/または紛失に応じて、容易に交換されることを可能にする。上記で議論されるように、いくつかの実施形態では、セキュアなウェブページおよび/またはデータの転送は、パスワードまたは他のタイプのセキュリティによって、セキュア化される。
さらに、セキュアなウェブポータル/パーソナルコンピュータ1808、1908は、ユーザによって、注入ポンプ療法、CGMデータおよび/またはグルコースメータデータ(ならびに、いくつかの実施形態では、同一の場所において、遠隔インターフェース1800、1900および/またはセキュアなウェブページ/パーソナルコンピュータ1808、1908のいずれかに接続された付加的デバイス)を検討するために利用されてもよい。さらに、セキュアなウェブページ/パーソナルコンピュータ1808、1908は、食品ライブラリ、および/またはユーザによって、例えば、パーソナルコンピュータ上でカスタマイズされ、次いで、いくつかの実施形態では、自動的に、遠隔インターフェース1800、1900と同期される、ユーザカスタマイズ可能療法推奨を含んでもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、CGMおよび/または注入ポンプおよび/または他のデータを編集および/または事象と「タグ付け」してもよい。これらの編集は、リアルタイムで、すなわち、事象が生じている間、または後で入力されてもよい。これらの事象は、いくつかの実施形態では、次いで、ユーザによって「命名」されてもよく、いくつかの実施形態では、療法計画が、ユーザによって、これらの事象のそれぞれに対して、事前にプログラムされてもよい。例えば、ユーザが、ピザを食している場合、ユーザは、与えられた療法と摂取されている食品を関連付けてもよく、限定ではないが、スライスの数およびスライスの原料の表示、例えば、「Sal’s Pizza、チーズ、2切れ」を含んでもよい。したがって、ユーザは、これを遠隔インターフェース1800、1900に入力してもよく、いくつかの実施形態では、後で、CGMおよび/またはポンプおよび/またはグルコースメータデータを検討しながら、ユーザは、「Sal’s Pizza、チーズ、2切れ」を食しているときに使用されるべき療法を設計してもよい。ユーザは、本事象を命名してもよく、療法が、本名称と関連付けられてもよい。したがって、ユーザは、「Sal’s Pizza、チーズ、2切れ」事象を随時選択し、遠隔インターフェース1800、1900が、ピザと関連付けられた保存された療法を施行することを承認してもよい。いくつかの実施形態では、事象は、食品ライブラリにリンクされてもよく、したがって、ユーザは、食品ライブラリからのアイテムを含むにつれて、遠隔インターフェース1800、1900は食品アイテムと療法および/またはCGMおよび/または血中グルコースメータデータを「リンク」させてもよい。上記で議論されるように、ソフトウェアおよび/またはプロファイルへの変更は、パーソナルコンピュータ(および/またはセキュアなウェブページ)1808、1908を使用して、ユーザによって行なわれてもよく、これらの変更は、遠隔インターフェース1800、1900上にアップロードされてもよい。これらの変更が、パーソナルコンピュータ(および/またはセキュアなウェブページ)1808、1908から遠隔インターフェース1800、1900にアップロードされると、次いで、限定ではないが、注入ポンプ1802、1902を含む、遠隔インターフェース1800、1900に接続された他のデバイス上にダウンロードされてもよい。
いくつかの実施形態では、ウェブページではなく、遠隔インターフェース1800、1900上に、例えば、食品ライブラリ、および/または、直接、遠隔インターフェースデバイス上で行なわれ得る、ユーザカスタマイズ可能療法推奨に関して上記で議論されるような類似機能性を含む、専用アプリケーションが存在してもよい。これらの実施形態のうちのいくつかでは、専用アプリケーションは、例えば、いくつかの実施形態では、セキュアなウェブデータベースであり得る、ウェブデータベースから情報をダウンロードすることによって、遠隔インターフェース1800、1900にアップデートされてもよい。
したがって、ユーザは、事後事象分析および設計を行い、および/または分析に基づいて、療法に変更を行ってもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、本情報を使用して、傾向を調べ、基礎および/またはボーラスプロファイルを修正してもよい。いくつかの実施形態では、分析は、セキュアなウェブページ1808、1908を用いて、あるいはそれを通して、医師および/または介護者によって、完了されてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、具体的事象および/または摂取食品に対して、データベースを「フィルタリング」し、その介護者とともに、または単独で、それらを分析し、基礎および/またはボーラスプロファイルを判定し、具体的事象および/または食品アイテムとリンクさせてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、ユーザは、遠隔インターフェース1800、1900(または、セキュアなウェブページ1808、1908)を使用して、例えば、「Sal’s Pizza、チーズ、2切れ」の全事象をフィルタリングし、療法、事象の時間ならびにその事象に対するCGMプロファイルおよび/または血液メータ示度値の両方を分析してもよい。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1800、1900は、収集されたCGMおよび/またはポンプおよび/またはグルコースメータデータと、ユーザによって入力された情報の両方から、ユーザ習慣を学習してもよい。アプリケーションおよび/またはソフトウェアは、療法変更を推奨してもよく、それらの推奨は、ユーザによって承諾または拒否されてもよい。
いくつかの実施形態では、CGMおよび/または注入ポンプおよび/または血中グルコースメータデータおよび/または事象データは、ユーザとユーザの医師および/または医療提供者との間で設定されたセキュアなウェブポータル1808、1908に配信されてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザの医師および/または医療提供者によって使用されるセキュアなウェブポータルは、ユーザのセキュアなウェブポータルと別個であってもよい。したがって、いくつかの実施形態では、ポータルは、ユーザが、ユーザの医師および/または医療提供者によってアクセスされるセキュアなウェブポータル1808、1908からダウンロードされ、および/または遠隔インターフェース1800、1900と同期される任意の変化に先立って、推奨された変更等を承諾または拒否のいずれかを行なうことを要求してもよい。
いくつかの実施形態では、CGMセンサ1804、1904は、直接、注入ポンプ1802、1902および/または遠隔インターフェース1800、1900と通信してもよい(図18および19参照)。いくつかの実施形態では、CGMセンサ1804、1904は、一方または他方と通信してもよく、いくつかの実施形態では、CGMセンサ1804、1904は、注入ポンプ1802、1902および遠隔インターフェース1800、1900の両方と通信してもよい。いくつかの実施形態では、安全臨界情報、例えば、アラームが、直接、注入ポンプ1802、1902に通信されてもよく、遠隔インターフェース1800、1900は、単に、ディスプレイとして使用されてもよい。
次に、また、図7を参照すると、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1800、1900は、いくつかの実施形態では、ユーザによってカスタマイズ可能であり得る、少なくとも1つの加速度計ならびに複数のボタン706、710を含有する少なくとも1つの画面を含んでもよい。ボタン706、710は、いくつかの実施形態では、例えば、限定ではないが、事象に関する情報を入力し、および/または単に、遠隔インターフェース524に、事象が生じていることを示すために、直接、特定の画面にナビゲートするために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、本情報は、記憶され、療法/注入ポンプ情報および/またはCGMおよび/または血中グルコースメータ情報と同期する能力を含み得る、セキュアなウェブページおよび/またはその他に送信されてもよい。
いくつかの実施形態では、情報は、安全性監視サービスのための遠隔インターフェース1800、1900に送信されてもよい。サービスは、監視を行い、データが、問題が存在し得ることを示す、例えば、低血液グルコースが示されるとき、および/または注入ポンプ警告/アラームおよび/またはCGM警告/アラームが確認されていない、例えば、アラーム/警告が、限定ではないが、アラーム/警告の受信を肯定応答するためのボタン押下および/または画面タッチを含み得る、ユーザによって肯定応答/承認がされていないとき、電話をかける、および/または遠隔インターフェース1800、1900にテキスト(例えば、「大丈夫ですか?」)を送ってもよい。例えば、いくつかの実施形態では、ユーザが、サービスコールおよび/またはテキストに応答しない場合、サービスは、次いで、救急サービスおよび/または両親または保護者および/または緊急連絡先に電話をかけてもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1800、1900内のGPSが、ユーザを測位してもよく、したがって、救急隊員に委託され、ユーザの場所に派遣されてもよい。いくつかの実施形態では、サービスが、両親または救急隊員または緊急連絡先と連絡がとれた場合、サービスはまた、現在のCGMおよび/またはポンプデータを検討のために送信してもよい。
上記で議論されるように、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1800、1900は、ウェブ対応であってもよく(および/または遠隔インターフェース1800、1900上にダウンロードされる、または遠隔インターフェース1800、1900によってアクセスされるかのいずれかであり得る、データベースへのアクセスを有する)、いくつかの実施形態では、ユーザは、遠隔インターフェース1800、1900を使用して、メニューおよび/または栄養情報に容易にアクセスしてもよい。いくつかの実施形態では、本情報は、ボーラス計算機および/またはその他に「自動入力」され、炭水化物、脂肪含量等を計算し、適切な療法の判定を支援してもよい。いくつかの実施形態では、実際の計算は、デバイス(いくつかの実施形態では、注入ポンプ1802、1902であってもよい)上で行なわれてもよいが、遠隔インターフェース1800、1900が、ユーザが情報を入力するためのユーザインターフェースであってもよい。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1800、1900、セキュアなウェブページ1808、1908および注入ポンプ1802、1902は、いくつかの実施形態では、128ビット暗号化を用いて、暗号化されてもよい。しかしながら、他の実施形態では、暗号化は、異なってもよい。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1800、1900は、一連の音声表示、すなわち、音を通して、注入ポンプ1802、1902および/またはCGMセンサ1802、1902532および/または血中グルコースメータ1806、1906を含み得る、デバイスとペアリングしてもよい。音は、各遠隔インターフェース1800、1900に個別化される、および/または一意であってもよく、これは、遠隔インターフェース1800、1900をユーザのデバイスにペアリングする際の安全性を増加させ得る。いくつかの実施形態では、ペアリングは、NFC(近距離通信)を使用して、すなわち、デバイスおよび遠隔インターフェース1800、1900を近距離内で十分に近接して保持し、その2つが通信およびペアリングし得る、すなわち、通信可能となることによって達成されてもよい。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースディスプレイ/画面は、ユーザに、予定された送達軌跡とともに、送達された実際の体積を示してもよい。これは、注入ポンプによって送達される流体の量に対するユーザ認識を増加させ、したがって、ユーザが、より知識に基づいた療法決定を行なうことを可能にし得る。さらに、送達された実際の体積は、医療介護提供者が、基礎レベル、インスリンと炭水化物の比等を微調整または達成するのに有用となり得る。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、医療デバイスではなく、通常のデバイスであるように見えるため、遠隔インターフェースは、療法を変更するために要求される、パスワード保護を含んでもよい。例えば、「療法画面」(この用語は、限定ではないが、インスリン/薬物感度、炭水化物と薬物の比、薬物の持続時間、基礎プロファイル、ボーラス要求、食品ライブラリ情報、血液グルコース画面等を含む、療法への任意の変更を行うことが可能な任意の画面を指すために使用され得る)を開くために、ユーザは、いくつかの実施形態では、パスワードを入力することが要求されてもよい。いくつかの実施形態では、指紋またはその他が、使用されてもよい。いくつかの実施形態では、「タップコード」、すなわち、ある間隔において遠隔インターフェースに印加される力が、使用されてもよい(例えば、遠隔インターフェース1800、1900が、少なくとも1つの加速度計を含み得る実施形態では、具体的コードにおけるデバイスのタップは、情報を伝達し得る。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの加速度計を有する遠隔インターフェース1800、1900に加えて、またはその代わりに、注入ポンプ1802、19002が、少なくとも1つの加速度計を含んでもよい)。
遠隔インターフェースが、ウェブ対応および/またはBLUETOOTH(登録商標)対応である、いくつかの実施形態では、1つ以上のデバイス(例えば、CGMセンサ/送信機1804、1904、注入ポンプ1802、1902、血中グルコースメータ1806、1906)が、問題を被る場合、ユーザは、直接、その特定のデバイスに関するエンジニアリングログを製造業者に送信してもよい。これは、ユーザが問題を被っているデバイスを製造業者に郵送する必要性をなくし得るため、望ましくあり得る。製造業者は、受信に応じて、製造業者が問題の原因を判定すると、アラームまたはその他を止めるためのコードまたはその他をユーザに推奨してもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、医療情報ではなく、エンジニアリングログのみを製造業者に送信するように事前にプログラムされたプロトコルを含んでもよい。これは、ユーザが、そのセキュアな医療情報を製造業者に非意図的に送信しないように確実にし得る。したがって、遠隔インターフェース1800、1900は、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1800、1900に接続されたデバイスの全てに関するログおよび/または情報を含む。したがって、デバイスの交換は、デバイスが、ユーザによって、最小「設定」時間を伴って使用され得るように、かつ代用デバイスが、交換された古いデバイス通り機能し得る/構成され得るように、遠隔インターフェース1800、1900から、ログ、ユーザプロファイル、ユーザ選好等をダウンロードすることによって達成されてもよい。
いくつかの実施形態では、画面、例えば、「スクリーンショット」を、遠隔インターフェース1800、1900から、サービス担当者および/または製造業者に送信することが望ましくあり得る、すなわち、サービス担当者は、例えば、ウェブチャットおよび/または電話のいずれかを介して、デバイスに関する任意の問題について議論しながら、画面を確認可能であってもよい。
いくつかの実施形態では、製造業者は、遠隔インターフェース1800、1900に、デバイスの補正に関する指示のための「ビデオ」またはウェブサイトへのリンクを送信してもよい。いくつかの実施形態では、「ビデオ」または他の動画は、遠隔インターフェース1800、1900自体で利用可能であってもよく、これは、限定ではないが、デバイス1802、1902、1804、1904、1806、1906および/またはデバイスの遠隔インターフェース1800、1900に関するアラームおよび/または他の作用に応対するユーザおよび/または介護者に、示し/説明し、/または「段階的に説明」するためのビデオまたは動画を含み得る(例えば、いくつかの実施形態の図29A−29F参照)。
さらに、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1800、1900は、限定ではないが、医療情報を含み得る、セキュアな情報を送信するための承認されたアドレスのリストをコンパイルする能力を含んでもよい。したがって、ユーザが、正しくない電子メールアドレスまたはウェブアドレス等を非意図的に入力する場合、遠隔インターフェース1800、1900は、ユーザが、例えば、承認されたアドレスリスト上の新しいアドレスの入力を含み得る、さらなるステップを伴わずに、セキュアな情報を送信可能とならないように防止してもよい。いくつかの実施形態では、リストの改変は、パスワードまたはその他(タップ、指紋等)で保護されてもよい。
いくつかの実施形態では、限定ではないが、現在のグルコース示度値を含み得る、デバイス(すなわち、CGMセンサ/送信機1804、1904および/または注入ポンプ1802、1902および/または血中グルコースメータ1806、1906)のうちの1つ以上のものの状態は、遠隔インターフェース1800、1900に接続されたイヤホンおよび/または遠隔インターフェース1800、1900上のスピーカを通した音声音を通して示されてもよい。
いくつかの実施形態では、デバイス1802、1902、1804、1904、1806、1906は、デバイスのうちの1つ以上のものの近接性を示すための無線信号、いわゆる「雷鳴と閃光」と連結される、音響信号を使用して、遠隔インターフェース1800、1900と通信してもよい。いくつかの実施形態では、メッセージは、第1のデバイスによって、無線信号を使用して、第2のデバイスに送信されてもよい。本無線信号は、同時に、超音波「チャープ」と連結されてもよい。これは、デバイス間の距離を判定および/または計算するために使用されてもよい。本方法は、例えば、遠隔インターフェース1800、1900によって送信されるメッセージおよび/またはそれによって行なわれる要求が、デバイスから適切な距離にあることを確実にするために使用されてもよく、これは、デバイスの遠隔インターフェース1800、1900のユーザが、メッセージを送信しているかどうかを示し得る、あるいは別の(すなわち、非ユーザ)遠隔インターフェースおよび/またはデバイスが、メッセージを送信しているかどうかを示し得る。これは、遠隔インターフェース1800、1900によって、デバイスのうちの1つ以上のものの通信および制御の安全性を確実にするために使用されてもよい。例えば、ユーザが、信号/通信をその遠隔インターフェース1800、1900からその注入ポンプ1802、1902に送信している場合、これは、遠隔インターフェース1800、1900が、注入ポンプ1802、1902から特定の距離、例えば、4フィートを上回る可能性はないため、ユーザが、注入ポンプ1802、1902を装着していることを確実にし得る。したがって、システムが、前述の説明される方法を使用して、遠隔インターフェース1800、1900が、注入ポンプ1802、1902から閾値(いくつかの実施形態では、製造業者および/またはユーザのいずれかによって、事前決定および/または事前設定されてもよく、閾値は、いくつかの実施形態では、例えば、ユーザ独自の測定値および/または管類の長さに基づいてもよい)距離を上回ると判定および/または計算する場合、遠隔インターフェース1800、1900は、ユーザに警告/アラームおよび/または通知してもよい。いくつかの実施形態では、アラーム/警告はまた、未確認デバイスが注入ポンプ1802、1902と通信を試みていることを記すメッセージを含んでもよい。したがって、これは、遠隔インターフェース1800、1900が、受信されている通信および/またはシステム内のデバイスに伝送されている通信が、「承認されたデバイス」、すなわち、ユーザがシステム内に組み込んだ、すなわち、遠隔インターフェース1800、1900にペアリングされた、デバイスおよび/または遠隔インターフェース1800、1900とペアリングされ得る別のデバイスにペアリングされたデバイスによるものであるかどうかを判定する方法の1つであり得る。
いくつかの実施形態では、承認されていないデバイスと承認されたデバイスとの間の通信を管理する方法は、以下のようであってもよい。遠隔インターフェース1800、1900が、メッセージを送信するとき、デバイスと遠隔インターフェース1800、1900との間に、無線および応答の既知の遅延が存在する。例えば、デバイス1802、1902、1804、1904、1806、1906が、メッセージを受信してから、メッセージを送信するまでの時間の間の遅延が、測定され、往復時間を判定し得る。これは、遠隔インターフェース1800、1900とデバイス1802、1902、1804、1904、1806、1906との間の距離を判定するために使用されてもよい。測定された距離が、距離が事前にプログラムされた閾値を上回ることを示す場合、遠隔インターフェース1800、1900は、いくつかの実施形態では、例えば、ユーザに警告および/またはアラームしてもよい。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1800、1900からウェブポータル/パーソナルコンピュータ1808、1909にアップロードされた情報はまた、電子カレンダ、例えば、限定ではないが、OUTLOOKカレンダまたはその他と同期されてもよい。したがって、ユーザの生活における事象が、システムに接続されたデバイス1802、1902、1804、1904、1806、1906のデータにリンクされてもよい。これは、生じた事象を示し、分析のために、データに関連性および広がりをもたらすために望ましくあり得る。また、ユーザが、遠隔インターフェース1800、1900に事象を入力していない場合があっても、事象が、電子カレンダ上にある場合、事象が、検討および分析のために、自動的に、データとともに入力されてもよい。例えば、ユーザのカレンダが、「サッカーの練習」を示し得るが、サッカーの練習の間、ユーザが、遠隔インターフェース1800、1900上に事象を示していなかった場合、遠隔インターフェース1800、1900からウェブポータル/パーソナルコンピュータ1808、1908へのデータのアップロードに応じて、遠隔インターフェース1800、1900からのデータは、例えば、送達された流体の量(基礎率であってもよい)および血液グルコースデータ、例えば、CGMセンサ/送信機1804、1904からのデータおよび/または血中グルコースメータ1806、1906からのデータを表すグラフのエリアの上方に、例えば、デバイスからの情報およびデータを容易に閲覧するように設計されたソフトウェアプログラムに、事象「サッカーの練習」を組み込んでもよい。したがって、ユーザは、一代表的グラフでは、例えば、薬物送達データ、CGM、および血液グルコースデータとともに、ユーザがその時間に行なっていたことの表示を閲覧してもよい。
したがって、ユーザは、遠隔インターフェース1800、1900をパーソナルコンピュータ1808、1908に接続し、および/または、いくつかの実施形態では、データを遠隔インターフェース1800、1900からウェブポータルまたはその他にアップロードしてもよい。いくつかの実施形態では、これは、遠隔インターフェース1800、1900の「再充電」の間、達成されてもよく、これは、いくつかの実施形態では、パーソナルコンピュータ1808、1908へのUSB接続を使用して行なわれてもよく、充電/再充電に加えて、遠隔インターフェース1800、1900は、データを同期および/またはパーソナルコンピュータ1808、1908および/またはウェブポータルからアップロード/ダウンロードし得る。本時点において、システムは、デバイスのうちの1つ以上のものおよび/または遠隔インターフェース1800、1900のためのソフトウェアアップデートが利用可能であることを判定してもよい。ユーザは、「アップデートをダウンロードする」を選択してもよく、これらは、再び、充電のとき、および/または遠隔インターフェース1800、1900が、直接または間接的にのいずれかにおいて、パーソナルコンピュータ1808、1908および/またはシステム専用に設計されたウェブポータルに接続される任意の時間に、遠隔インターフェース1800、1900にダウンロードされてもよい。上記で議論されるように、遠隔インターフェース1800、1900は、種々のデバイスと通信可能である。したがって、ソフトウェアアップデートは、遠隔インターフェース1800、1900によって、任意の1つ以上のデバイスに通信されてもよい。これは、限定ではないが、データ/情報をデバイスの全てからアップロードし、および/またはアップデートおよび/またはアプリケーションをパーソナルコンピュータおよび/またはインターネット/ウェブポータルからデバイスのいずれかにダウンロードする両方のために、遠隔インターフェース1800、1900をパーソナルコンピュータ/ウェブポータル1808、1908に接続する必要のみあることを含む、多くの利点を有する。これは、1つの接続から全デバイスを効率的かつ容易にアップデートする能力、および/または1つの場所において、全デバイスからのデータの全てを閲覧する能力、および/または遠隔インターフェースを通して、情報および/または設定をパーソナルコンピュータ/ウェブポータルからデバイスのいずれかにダウンロードする能力を含むが、それらに限定されない、多くの理由から、望ましくあり得る。
したがって、いくつかの実施形態では、パーソナルコンピュータ/ウェブポータルは、随時、限定ではないが、遠隔インターフェースを含む、全デバイスからの全情報を含有するため、新しい「遠隔インターフェース」が、システムに導入されてもよい。これは、新しい遠隔インターフェースをパーソナルコンピュータ/ウェブポータルに接続し、システムに関する全情報を遠隔インターフェースにダウンロードすることによって達成されてもよい。いくつかの実施形態では、これは、最初に、古い遠隔インターフェースが、「承認されたデバイス」から除去されることを要求し得るが、しかしながら、他の実施形態では、システムは、ユーザからの許可によって、付加的遠隔インターフェースを「許容」してもよい。したがって、システムは、デバイスに通信可能であって、パーソナルコンピュータおよび/またはウェブポータルに接続可能である、任意のインターネットに接続され、および/または遠隔インターフェースに、全情報およびアプリケーションをダウンロードする能力を含む。
これはまた、遠隔インターフェースが、任意のアプリケーションをインターネットからシステム内の任意のデバイスにダウンロードすることを可能にする。したがって、システムの種々の実施形態では、ユーザは、任意の装置(パーソナルコンピュータおよび/またはウェブポータルに無線通信し、接続する能力等のいくつかのパラメータを含む)を種々のデバイス、例えば、注入ポンプを制御し、および/またはデータをCGMセンサ/送信機、および/または他の検体センサ、および/または他のデバイスから受信し、および/または制御し得る、デバイスにすることができる。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースおよび/または遠隔インターフェース上の1つ以上のアプリケーションは、パスワードまたはその他で保護されてもよく、1つ以上のデバイスとペアリングされる、例えば、注入ポンプおよび/またはCGMセンサおよび/または1つ以上の他のデバイスとペアリングされる。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース上の情報は、アップロードされ、および/または、限定ではないが、パスワードで保護され得る、インターネットサイト(ウェブポータル)へのデータのアップロードを含む、別のデバイスおよび/またはコンピュータおよび/または機械と同期されてもよい。したがって、ユーザは、任意のデバイスからの情報にアクセスしてもよく、および/または任意のデバイス専用アプリケーションを含む、情報を任意のデバイスにダウンロードしてもよく、したがって、ユーザ情報は、限定ではないが、履歴、好ましい設定等の情報を含む、任意のデバイスにダウンロードされてもよい。
システムのいくつかの実施形態では、血中グルコースメータ1806、1906が、含まれてもよく、これは、ユーザインターフェースではなく、細片リーダおよび機能するための最小構成要素のみを含み得る。いくつかの実施形態では、血中グルコースメータ1806、1906は、遠隔インターフェース1800、1900と通信し、遠隔インターフェース1800、1900ディスプレイは、示度値を示し、および/またはいくつかの実施形態では、遠隔インターフェース1800、1900は、限定ではないが、血中グルコースメータ1806、1906示度値のグラフィカル表現および/または履歴データならびにユーザ選好等を含み得る、血中グルコースメータ1806、1906より広範囲の機能を含む。
システムは、上記で議論されるように、注入ポンプシステムの例示的形態をとるが、種々の実施形態では、デバイスは、任意の医療デバイスを含む、任意のデバイスであってもよく、および/または示される図に表されるデバイスの数を上回るまたはそれ未満であってもよい。
上記で議論されるように、種々の実施形態では、遠隔インターフェース1800、1900は、タブレットコンピュータまたは多機能ウェブ接続/ウェブ対応デバイスを含んでもよく、例えば、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、DROID RAZERであってもよい。いくつかの実施形態では、1つ以上の周辺機器は、遠隔インターフェースが、システム内のデバイスのうちの1つ以上の、例えば、医療デバイスと通信している間、オフにされてもよく、および/または「スリープ」してもよい。いくつかの実施形態では、アンテナおよび/または無線通信ソフトウェアは、例えば、前述のような、または参照することによって組み込まれる情報のいずれかにおける、専用バージョンに修正されてもよい。いくつかの実施形態では、無線通信は、遠隔インターフェースデバイス自体内にあるもの、例えば、BLUETOOTH(登録商標)低エネルギー無線通信プロトコルであってもよい。いくつかの実施形態では、本通信プロトコルとともに、変換装置が、システム内のデバイスのうちの1つ以上のもの上の専用プロトコルに変化するために含まれてもよい。いくつかの実施形態では、メッセージングは、本明細書で論じられるプロトコルを通して、または類似プロトコルを通して、および/または遠隔インターフェースデバイスからのプロトコルを使用して、達成されてもよい。
遠隔インターフェースは、したがって、種々の実施形態では、カラータッチスクリーンを含み得る、ディスプレイアセンブリを含む。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、加えて、少なくとも1つのスイッチアセンブリを含む。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、1つ以上のデバイスのための動画化された「設定」指示を含む。加えて、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、限定ではないが、アラーム状態をチェックおよび/または確認し、および/またはそこから復元するためのユーザへの指示を含み得る、アラーム復元および/またはアラーム動画を含む。これらの動画は、限定ではないが、文書/文字指示および/または音声指示を含んでもよい。いくつかの実施形態では、グラフィカルユーザインターフェースは、異なる状態を表すための異なる色背景、例えば、アラームのための「赤色」、アイドル状態のための「青色」、送達/作用のための「緑色」等を提示してもよい。いくつかの実施形態では、前述の機能のうちの1つ以上のものは、加えて、限定ではないが、音声指示、ビープ音等を含み得る、音/音声を含んでもよい。
次に、図20A−30を参照すると、注入ポンプ、例えば、本明細書に説明される注入ポンプの実施形態のうちの1つ用の遠隔インターフェースのためのグラフィカルユーザインターフェースのいくつかの実施形態としての役割を果たす、種々の「スクリーンショット」が、描写される。いくつかの実施形態では、血中グルコースメータ用の遠隔インターフェースのためのスクリーンショットが、示される。いくつかの実施形態では、画面は、指示インターフェースとして使用されてもよい。
次に、図20A−22Hを参照すると、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、デバイスに関するある作用を行なうための方法をユーザに実証するための動画および/または写真/グラフィカル指示を含んでもよい。いくつかの実施形態では、これらの動画および/または写真/グラフィカル指示は、ナレーションおよび/または音声を含んでもよく、および/またはテキストならびに文書指示を含んでもよい。図20A−22Hは、注入ポンプを設定するためのグラフィカルユーザインターフェース(GUI)のいくつかの実施形態および/または実施形態の実施例を含む。これらの実施例は、例証的スクリーンショットとして示され、種々の実施形態は、示される文字および/または写真に限定されない。また、スクリーンショットの順序は、実施形態を通して異なってもよい。加えて、いくつかの実施形態では、種々のスクリーンショットは、以下のボタン:「戻る」、「中止」、および/または「次へ」ボタンのうちの1つ以上のものを含んでもよい。これらの実施形態では、任意の画面上において、ユーザは、戻る、画面を中止する、および/または次の画面に進むことを選択してもよい。動画が含まれる、いくつかの実施形態では、動画は、ユーザが、ボタン、例えば、戻る、中止、および/または次へを選択するまで、無限に再生してもよい。いくつかの実施形態では、ボタンは、ハイライトされる、および/またはハイライト解除されてもよい(図中に点線として表されてもよい)。
次に、図20A−20Mを参照すると、使い捨て部分(リザーバとも称され得る)を充填し、使い捨て部分に呼水を差すためのグラフィカル指示が、示される。図20Aを参照すると、いくつかの実施形態は、ユーザに、その手を洗浄するように指示する、少なくとも1つの画面を含む。いくつかの実施形態では、その手を洗浄するユーザを示す、少なくとも1つの画面が含まれ、ユーザに、その手を石鹸およびお湯で洗浄するように指示してもよい。いくつかの実施形態では、画面は、その手を石鹸および水で洗浄するユーザを示す、動画を含んでもよい。図20Bを参照すると、いくつかの実施形態は、ユーザに、使い捨て部分のカバーおよび蓋を除去するように指示する、少なくとも1つの画面を含む。いくつかの実施形態では、画面は、使い捨て部分を示してもよい。本実施形態では、画面は、パッケージング内の使い捨て部分の実施形態を示し、ユーザに、カバーおよび蓋をパッケージから除去するように指示する。いくつかの実施形態では、本実施形態は、動画であって、いくつかの実施形態では、グラフィカル動画は、パッケージから除去されているカバーおよび蓋を示す。次に、図20Cを参照すると、いくつかの実施形態は、パッケージの基部が蓋に取り付けられる様子を示す、少なくとも1つのスクリーンショットを含む。いくつかの実施形態では、本実施形態は、動画であって、いくつかの実施形態では、グラフィカル動画は、蓋に取り付けられるパッケージの基部を示す。次に、図20Dを参照すると、いくつかの実施形態は、清浄される(注入可能流体の)バイアルを示す、少なくとも1つの画面を含む。本実施形態では、画面は、バイアルおよびアルコール消毒綿の実施形態を示し、ユーザに、インスリンバイアルの上部をアルコール消毒綿で清浄するように指示する。いくつかの実施形態では、本実施形態は、アルコール消毒綿で清浄されているバイアルの動画である。次に、図20Eを参照すると、いくつかの実施形態は、パッケージ内の注射器を示す、少なくとも1つの画面を含む。本実施形態では、画面は、パッケージ内の注射器の実施形態を示し、ユーザに、注射器をパッケージから除去し、針を接続するように指示する。いくつかの実施形態では、本実施形態は、パッケージから除去される注射器および接続される針の動画である。次に、図20Fを参照すると、いくつかの実施形態は、注射器およびバイアルを示す、少なくとも1つの画面を含む。本実施形態では、画面は、バイアルおよび注射器の実施形態を示し、ユーザに、注射器を最大3日分の供給量のインスリンで充填するように指示する。リザーバは、最大3mLを保持することができる。注射器内のいかなる気泡も除去する。いくつかの実施形態では、本実施形態は、バイアルからのインスリンで充填される注射器の動画である。
次に、図30を参照すると、いくつかの実施形態では、流体で充填された(「充填された」とは、必ずしも、容量を意味するものではなく、「充填された」とは、注射器および/またはリザーバに装填された任意の体積の流体を指すために使用され得る)注射器と、ユーザによって保持され、注射器の写真を撮影する、注射器の近傍に置かれた遠隔インターフェースの実施形態を示し得る、少なくとも1つの画面が、含まれてもよい。いくつかの実施形態では、本実施形態は、遠隔インターフェースおよび注射器の動画であって、遠隔インターフェースは、注射器の写真を撮影する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの画面は、ユーザに、注射器の写真を撮影するように指示してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザが、本画面に到達すると、遠隔インターフェースは、ユーザが、次いで、ディスプレイアセンブリ内のファインダを確認し、充填された注射器の写真を撮影し得るように、自動的に、カメラモードに入ってもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、写真が容認可能であるかどうか確認してもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースが、「充填された注射器の写真を撮影する」画面から、カメラモードに入ると、カメラモードは、「オートフォーカス」モードになってもよく、および/またはいくつかの実施形態では、本タスク専用に設計される、パターン認識ソフトウェアが、注射器内の流体レベルを判定し得るような解像度で写真を撮影するように設計された専用カメラモードになってもよい。いくつかの実施形態では、本認識ソフトウェアは、2Dバーコードを読み取るために使用されるソフトウェアに類似してもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース上のカメラは、他の目的のために、例えば、例えば、使い捨て部分および/または再使用可能部分上の2Dバーコードを走査するために(例えば、いくつかの実施形態では、これは、遠隔インターフェースとペアリングされたデバイスのために使用されてもよい)、および/またはシステムが注入ポンプを含むかどうか、インスリンおよび/または注入可能流体バイアルおよび/またはシステムの種々の実施形態において使用され得る他の周辺機器上の2Dバーコードを走査するために、使用されてもよい。
次に、また、図31−34を参照すると、いくつかの実施形態では、基礎プロファイルが、遠隔インターフェース3004内のカメラと、限定ではないが、2Dバーコード(その実施例は、例証目的のためだけに与えられる、図31のアイテム3000および図32のアイテム3002を参照されたい)を含む、バーコード3000を使用して、遠隔インターフェースに入力されてもよい。種々の実施形態では、2Dバーコードは、ユーザの医師による処方箋によって生成されてもよい。いくつかの実施形態では、2Dバーコードは、ユーザに通信されてもよく、その通信機構は、限定ではないが、2Dバーコードのハードコピーを提供する、および/または2Dバーコードを、例えば、電子メール内および/またはセキュアなウェブポータル上に提供することを含んでもよい。種々の実施形態では、遠隔インターフェース3004内のカメラは、2Dバーコード3000、3002を読み取る。2Dバーコードは、バーコード読取ソフトウェアによって読み取られると、遠隔インターフェースによって必要とされる情報を提供し、基礎プロファイルをプログラムする、2Dバーコード内に埋め込まれた埋込処方箋基礎プロファイルを含む。含まれ得る2Dバーコード内に含まれる情報の実施例は、図33に3006として示される。情報は、限定ではないが、ユーザの氏名、生年月日、プロファイルタイプ、プロファイルの有効期限、および時間枠別に与えられる毎時比率のうちの1つ以上のものを含んでもよい。いくつかの実施形態では、2Dバーコードが、有効期限を含む場合、遠隔インターフェースは、ユーザが、上記で議論されるように、その医師に、アップデートされた基礎プロファイル2Dバーコードを入力するように促し得るように、有効期限が近づくと、ユーザに警告/アラームしてもよい。種々の実施形態では、プロファイルの有効性が切れると、遠隔インターフェースは、アップデートされたプロファイル処方箋が入力されない限り、圧送を停止してもよい。種々の実施形態では、ユーザは、例えば、限定ではないが、平日、週末、運動、シックデイ等を含み得る、それぞれ、異なる基礎プロファイルを含む、複数の2Dバーコードを受信してもよい。いくつかの実施形態では、単一2Dバーコードが、2つ以上の基礎プロファイルをエンコードしてもよい。種々の実施形態では、前述のシステムは、3Dバーコードを使用してもよく、他の実施形態では、システムは、QRコード(登録商標)、すなわち、「クイックレスポンスコード」を使用してもよい。本システムは、手動プログラミングエラーの事例を防止または減少させる(例えば、ユーザが処方箋を手動で入力する場合、複写エラーがあり得る)ことを含むが、それらに限定されない、多くの理由から、有益であり得る。しかしながら、2Dバーコードを使用して、プログラミングエラーは、排除され、したがって、システムは、手動入力より安全であり得る。加えて、システムは、電子メールで送られ得る、および/またはユーザに電子的に、例えば、セキュアなウェブポータルにおいて利用可能であり得る、処方箋に有益であり得る。いくつかの実施形態では、システムは、ユーザに、システムが2Dバーコードを読み取る前に、パスコード/パスワードを入力することを要求してもよい。これは、処方箋バーコードが、誤った遠隔インターフェースに読み取られ、プログラムされないように防止するために有益であり得る。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3004が、2Dバーコード3000、3002を読み取ると、遠隔インターフェース3004は、ユーザが検討するために、基礎プロファイルをグラフィカル形態で表示してもよい。
次に、また、図34を参照すると、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3004は、カメラを使用して、例えば、紙上または電子形式で提示されるかどうかにかかわらず、基礎プロファイル3008の写真をグラフィカル形態で撮影してもよい。遠隔インターフェース3004は、いくつかの実施形態では、基礎プロファイル3008のパラメータを認識し得、意図された基礎プロファイル3008が、自動的に、遠隔インターフェース3004に入力されるように、基礎プロファイル3008を遠隔インターフェース3004にプログラムし得る、認識ソフトウェアを含んでもよい。本システムは、手動プログラミングエラーの事例を防止または減少させる(例えば、ユーザが処方箋を手動で入力する場合、複写エラーがあり得る)ことを含むが、それらに限定されない、多くの理由から、有益であり得る。しかしながら、遠隔インターフェース3004によって読み取られる基礎プロファイル3008を使用して、プログラミングエラーは、排除され、したがって、システムは、手動入力より安全であり得る。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェース3004が、基礎プロファイル3004を読み取ると、遠隔インターフェース3004は、ユーザが検討するために、基礎プロファイル3008をグラフィカル形態で表示してもよい。いくつかの実施形態では、システムは、システムが基礎プロファイル3008を読み取る前に、パスコード/パスワードを入力することを要求してもよい。これは、処方箋基礎プロファイルが、ユーザの同意なく、遠隔インターフェースに読み取られ、プログラムされないように防止するために有益であり得る。
次に、図20Gを参照すると、いくつかの実施形態は、ユーザに、基部リザーバを充填するように指示する、少なくとも1つの画面を含む。いくつかの実施形態では、画面は、リザーバパッケージの中の充填補助具内の注射器の実施形態を示し、ユーザに、注射器を充填補助具内に挿入し、インスリンを基部リザーバに移すように指示し得る(注射器はまだ除去されない)。いくつかの実施形態では、本実施形態は、充填補助具内に挿入される注射器と、プランジャを基部に向かって移動させ、インスリンを基部リザーバに移す動画である。
次に、図20Hを参照すると、いくつかの実施形態は、泡を充填されたリザーバから除去する注射器を示す、少なくとも1つの画面を含む。本実施形態では、画面は、リザーバパッケージの中の充填補助具内の注射器の実施形態を示し、ユーザに、リザーバの泡をチェックし、いかなる気泡も注射器内に引き戻すように指示する。いくつかの実施形態では、本実施形態は、ユーザがリザーバ泡をチェックし、気泡を注射器内に引き戻す動画である。
次に、図20Iを参照すると、いくつかの実施形態は、注射器および「鋭利物」容器を示す、少なくとも1つの画面を含む。本実施形態では、画面は、ユーザが注射器を鋭利物容器に隣接して保持する実施形態を示し、ユーザに、注射器を除去し、針を鋭利物容器内に廃棄するように指示する。いくつかの実施形態では、本実施形態は、ユーザが注射器を除去し、針を鋭利物容器内に廃棄する動画である。
図20Jを参照すると、いくつかの実施形態では、ユーザに、リザーバ体積を入力するように要求する画面が、含まれてもよい。いくつかの実施形態では、図20Jに示されるように、キーパッドが、含まれてもよく、ユーザは、ディスプレイが、単位として、いくつかの実施形態では、リザーバに移された流体の体積を反映するように、適切な数字ボタンをタッチしてもよい。いくつかの実施形態では、システムは、入力された体積を充填された注射器の画像から判定された体積と比較してもよい。いくつかの実施形態では、2つの体積が、誤差の閾値、例えば、+または−0.5単位以内である場合、システムは、一方または他方のいずれかに依拠してもよく、いくつかの実施形態では、ユーザ入力(例えば、図20Jにおけるキーパッド上の単位入力)に依拠してもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、2つの数字の間の差異が閾値を超える場合、ユーザに、再入力を促す、または「間違いないですか?」と尋ねてもよい。これは、リザーバに移された流体の体積の確認のために望ましくあり得る。
次に、図20Kを参照すると、いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースは、リザーバ体積とともに、少なくとも1つの確認画面を含んでもよく、いくつかの実施形態では、「リザーバ体積を修正する」ためのボタンを含んでもよく、これは、いくつかの実施形態では、異なる体積値を入力するための画面、例えば、図20Jに示される画面にユーザを導いてもよい。
次に、図20Lを参照すると、いくつかの実施形態は、ユーザに、使い捨て部分に呼水を差すように指示する、少なくとも1つの画面を含む。本実施形態では、画面は、使い捨て部分/リザーバ上の充填補助具を押下する親指/手と、注入セットコネクタのキャプションを示し、インスリンの液滴が、注入セットコネクタから可視となるまで、ユーザに、充填補助具上の呼水ボタンを長押しするように指示する。いくつかの実施形態では、本実施形態は、インスリンの液滴が、注入セットコネクタから可視となるまで、充填補助具上の呼水ボタンを長押しする親指/手の動画である。
次に、図20Mを参照すると、いくつかの実施形態は、ユーザに、充填補助具を除去するように指示する、少なくとも1つの画面を含む。本実施形態では、画面は、使い捨て部分/リザーバ上の充填補助具を回転させる手を示し、ユーザに、充填補助具を反時計回りに回転させることによって、充填補助具を基部から除去し、充填補助具を廃棄するように指示する。いくつかの実施形態では、本実施形態は、充填補助具を反時計回りに回転させることによって、充填補助具を基部から除去し、充填補助具を廃棄する手の動画である。
次に、図20Nを参照すると、いくつかの実施形態は、ユーザに、ポンプを基部に取り付けるように指示する、少なくとも1つの画面を含む。本実施形態では、画面は、ポンプを基部に取り付けるユーザを示し、「ロック」および「ロック解除」位置アイコンの拡大図であり得る、挿絵/キャプションを含み、ユーザに、最初に、保護防塵カバーまたは充電器を除去し、次いで、ポンプを基部に取り付け、ロック位置に回転させるように指示する。ポンプは、基部が定位置にあることを検出すると、確認トーンを再生するであろう。いくつかの実施形態では、本実施形態は、最初に、保護防塵カバーまたは充電器を除去し、次いで、ポンプを基部に取り付け、ロック位置に回転させる手の動画である。
次に、図20Oを参照すると、いくつかの実施形態は、ユーザに、ポンプボタンを押下するように指示する、少なくとも1つの画面を含む。本実施形態では、画面は、再使用可能部分上のポンプボタンを押下するユーザを示し、ユーザに、ポンプボタンを長押しすることによって、ポンプをアクティブ化するように指示する。ポンプボタンは、アクティブ化されると、音を再生するであろう。いくつかの実施形態では、本実施形態は、ポンプボタンを長押しすることによって、ポンプをアクティブ化する手の動画である。
次に、図20Pを参照すると、いくつかの実施形態は、ユーザに、ポンプがアクティブ化されたことを示す、少なくとも1つの画面を含む。本実施形態では、画面は、ポンプ振動または音の再生を示し、ユーザに、ポンプがアクティブ化されたことを示し、次のボタンを押下し、設定に進むように指示する。
次に、図20Qを参照すると、いくつかの実施形態は、ユーザに、ポンプ試験を開始させることを要求する、少なくとも1つの画面を含む。本実施形態では、画面は、ユーザに、カニューレが管類セットに接続されていないことを確認するように指示する注意標識を示す(ポンプ試験は、少量のインスリンを送達するであろう)。画面上のボタンは、ユーザが、注意に従ってから、ポンプ試験を開始するために押下すべきことを示す。
次に、図20Rを参照すると、いくつかの実施形態は、ポンプが、ポンプ自己試験を行なっていることを記す、少なくとも1つの画面を含む。本実施形態では、画面は、ユーザに、カニューレが管類セットに接続されていないことを確認するように指示する注意標識を示し(ポンプ試験は、少量のインスリンを送達するであろう)、また、ポンプが、ポンプ自己試験を行なっていることを示す。試験は、概して、約1分かかるであろう。
次に、図20Sを参照すると、いくつかの実施形態は、ポンプ試験が完了したことを記す、少なくとも1つの画面を含む。本実施形態では、画面は、「チェックマーク」を示し、ユーザに、試験に合格したことを示し(ポンプおよび基部が、適切に機能している)、「次へ」ボタンを押し、次に進むように指示する。いくつかの実施形態では、「戻る」ボタンは、ハイライト解除された状態となり、いくつかの実施形態では、システムが、次へ進むまたは中断することを示唆することを示してもよい。図20Tを参照すると、いくつかの実施形態は、ユーザに、製造業者の指示に従って、注入セットを挿入するように指示する、少なくとも1つの画面を含む。
次に、図21Aを参照すると、いくつかの実施形態は、ユーザに、VELCROをポンプに取り付けるように指示する、少なくとも1つの画面を含む。前述のように、いくつかの実施形態では(例えば、図3に関して説明および図示されるように)、使い捨て部分は、いくつかの実施形態では、VELCROファスナーシステムを含み得る、接着パッチを含んでもよい。本実施形態では、画面は、使い捨て部分の裏面上のパッチの裏当てに触れているユーザを示し、ユーザに、裏当てを除去し、小さい方のVELCROパッチを基部の裏面に取り付けるように指示する。いくつかの実施形態では、本実施形態は、裏当てを除去し、小さい方のVELCROパッチを基部の裏面に取り付ける手の動画である。
次に、図21Aを参照すると、いくつかの実施形態は、ユーザに、VELCROをポンプに取り付けるように指示する、少なくとも1つの画面を含む。前述のように、いくつかの実施形態では(例えば、図3に関して説明および図示されるように)、使い捨て部分は、いくつかの実施形態では、VELCROファスナーシステムを含み得る、接着パッチを含んでもよい。本実施形態では、画面は、使い捨て部分の裏面上のパッチの裏当てに触れているユーザを示し、ユーザに、裏当てを除去し、小さい方のVELCROパッチを基部の裏面に取り付けるように指示する。いくつかの実施形態では、本実施形態は、裏当てを除去し、小さい方のVELCROパッチを基部の裏面に取り付ける手の動画を含む。
次に、図21Bを参照すると、いくつかの実施形態は、ユーザに、パッチをユーザの身体に取り付けるように指示する、少なくとも1つの画面を含む。前述のように、いくつかの実施形態では(例えば、図3に関して説明および図示されるように)、使い捨て部分は、いくつかの実施形態では、身体に取り付ける、VELCROファスナーシステムを含み得る、接着パッチを含んでもよい。本実施形態では、画面は、大きい方のパッチの裏当ておよび大きい方のパッチに触れているユーザを示し、ユーザに、裏当てを除去し、大きい方のVELCROパッチをその身体に取り付け、次に、ポンプをVELCROに取り付けるように指示する。いくつかの実施形態では、本実施形態は、裏当てを除去し、大きい方のVELCROパッチを身体に取り付け、ポンプをパッチに取り付ける手の動画である。
次に、図21Cを参照すると、いくつかの実施形態は、ユーザに、注入セットキャップを除去するように指示する、少なくとも1つの画面を含む。本実施形態では、画面は、注入セットキャップを除去するユーザを示し、ユーザに、注入セット上の2つのタブを圧搾し、保護キャップを除去するように指示する。いくつかの実施形態では、本実施形態は、注入セット上の2つのタブを圧搾し、保護キャップを除去する手の動画である。
次に、図21Dを参照すると、いくつかの実施形態は、ユーザに、注入セットを接続するように指示する、少なくとも1つの画面を含む。本実施形態では、画面は、注入セットをカニューレに接続するユーザを示し、ユーザに、注入セットをカニューレに接続するように指示する。いくつかの実施形態では、本実施形態は、注入セットをカニューレに接続する手の動画である。
次に、図22Aを参照すると、いくつかの実施形態は、カニューレに呼水を差すための少なくとも1つの画面を含む。本実施形態では、画面は、呼水体積を示し、カニューレ呼水を開始するためのボタンを含み、カニューレ呼水体積が正しいことを検証し、次いで、カニューレ呼水開始ボタンを押下するように指示する。画面上のボタンは、ユーザが、カニューレ呼水を開始するために押下すべきことを示す。
次に、図22Aを参照すると、いくつかの実施形態は、進行中のカニューレ呼水を示すための少なくとも1つの画面を含む。本実施形態では、画面は、送達された呼水の体積および総呼水体積を示し、呼水を停止するためのボタンを含む。画面はまた、要求される総呼水体積のうちの送達された体積を表す、状態バーを含む。
次に、図22Bを参照すると、いくつかの実施形態は、カニューレ呼水が終了したことを確認するための少なくとも1つの画面を含む。図22Dを参照すると、いくつかの実施形態は、設定が完了したことを確認するための少なくとも1つの画面を含み、基礎量を開始するためのボタンを含む。いくつかの実施形態では、本画面は、自動的に、設定が完了した後に現れ、これは、限定ではないが、ユーザに、注入ポンプに基づく基礎量を開始するように再認識させることを含む、多くの理由から有益であり得る。
次に、図23Aを参照すると、いくつかの実施形態は、基礎プロファイルをプログラムするための少なくとも1つの画面を含む。示される実施形態では、基礎プロファイルをプログラムするために、ユーザは、いくつかの実施形態では、体積(毎時単位)であり得る、比率と、開始および終了時間とを入力する。種々の実施形態では、ユーザは、種々の曜日用(例えば、月曜日のプロファイル等)、および/または平日用、および/または週末用の基礎プロファイルを作成してもよく、および/または事象(例えば、スキー)用のカスタムプロファイルを作成してもよい。
次に、図23Bを参照すると、いくつかの実施形態は、24時間周期のグラフィカル表現と、また、確認時現在の比率の表示の両方を含み得る、1日の基礎プロファイルを視覚的に検討するための少なくとも1つの画面を含む。
次に、図23Cおよび23Dを参照すると、いくつかの実施形態は、例えば、24時間周期の時間の範囲の間、各比率を含むボタンを含む、少なくとも1つの基礎プロファイル画面を含む。いくつかの実施形態では、ユーザは、時間の範囲のうちの1つを表し、ユーザをその特定の時間枠を編集するための画面に導く、ボタンを選択してもよい。いくつかの実施形態では、画面は、加えて、現在の基礎プロファイルおよび現在の時間枠両方のグラフィカル表現を上部に含んでもよい。
次に、図24Aおよび24Bを参照すると、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、血中グルコースメータに無線で接続されるか、および/または血中グルコースメータを含むかのいずれかであってもよい。ユーザが、血液グルコースの読取を行なうと、いくつかの実施形態では、図24Aに示される画面は、自動的に、可視となる。いくつかの実施形態では、画面は、例えば、図24Aに示されるように、自動的に、時刻に基づいて、可能性として考えら得る「タグ」(画面ボタンは、「昼食」を示す)を表す、ボタンを含んでもよい。しかしながら、ユーザは、本タグを編集してもよい。例えば、ユーザは、ボタン「追加/編集」を選択してもよく、ユーザは、図24Bに示されるものに類似する画面に導かれてもよい。メモおよびタグ編集画面は、カスタム編集のためのエリア(すなわち、編集ボックス)を含んでもよく、ユーザは、編集ボックスにコメントをタイプしてもよい。タグリストは、ユーザが、パーソナルコンピュータ/ウェブポータルを使用することによって、または遠隔インターフェースを使用することによってのいずれかによって、ユーザ設定に事前にプログラムされ得る、カスタムタグを含んでもよい。いくつかの実施形態では、GUIのための設定は、編集され得る、デフォルトリストを含んでもよい。
次に、図25Aおよび25Bを参照すると、いくつかの実施形態は、図25Aに示されるように、ユーザが、血液グルコース示度値を手動で入力する、画面を含んでもよい。いくつかの実施形態では、入力し、「次へ」を選択後、例えば、図25Bに示されるようなラベル画面が、ユーザが、ラベルを選択することを可能にしてもよい。ラベルリストは、ユーザが、パーソナルコンピュータ/ウェブポータルを使用することによって、または遠隔インターフェースを使用することによってのいずれかによって、ユーザ設定に事前にプログラムされ得る、カスタムタグを含んでもよい。いくつかの実施形態では、GUIのための設定は、編集され得る、デフォルトラベルを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、例えば、図25Aに示されるもの等の画面を使用して、血液グルコース値を手動で入力することに応じて、ユーザインターフェースは、ユーザが摂取すべき炭水化物の量を示してもよい。例えば、ユーザが、「40mg/dL」を入力する場合、システムは、ユーザプロファイルに関して入力される補正情報(すなわち、その医療介護提供者とともにユーザによって判定され得る、低血液グルコースレベル/低血糖症を治療するために使用される炭水化物の量)を使用することによって、低血糖症を治療するための炭水化物の量を算出してもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、具体的指示とともに、例えば、15個のスキットルズ(skittles)(例えば、または任意の他の菓子、すなわち、グルコースアイテム)および4オンスのリンゴジュース(しかしながら、いくつかの実施形態では、これらは、異なってもよい)(全て、遠隔インターフェースまたはパーソナルコンピュータ/ウェブポータルのいずれかを通して、ユーザによって、ユーザプロファイルに入力されてもよい)とともに、低血糖症を治療するように事前にプログラムされてもよく、ユーザインターフェースは、低血糖症グルコース数値(数値は、システムに事前にプログラムされてもよい)の入力に応じて、食品、例えば、15個のスキットルズおよび/または4オンスのリンゴジュースの写真をユーザに示してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、同様に、文字および/または写真の形態でGUI上にユーザに提示され得る、付加的提案を要求してもよい。これは、低血糖症事象の迅速かつ容易な治療を含むが、それらに限定されない、多くの理由から、望ましくあり得る(ユーザは、低血糖症事象を治療するために食すべき食品を迅速に把握し、および/またはユーザは、友人または別の人物に、写真を示し、その食品の提供を要求してもよい)。いくつかの実施形態では、これは、特に、ユーザが現地の言語を話せない国において、有益となり得る。
次に、図25Cを参照すると、いくつかの実施形態は、いくつかの実施形態では、時間およびグルコース示度値のリストを含み得る、少なくとも1つのグルコース履歴画面を含んでもよい。いくつかの実施形態では、付加的情報は、このような画面上において容易に利用可能となり得るが、あるいはユーザがある示度値を選択する場合、より詳細、例えば、食した食品および/または活動および/またはラベルおよび/またはタグ、もしくはユーザが示度値にタグ付けまたはラベル付けした任意の他の表示を伴う別の画面が、含まれ得るかのいずれかとなる。いくつかの実施形態では、「グラフ」タブは、血液グルコース値のグラフを閲覧するために、グルコース画面からアクセス可能であってもよい。いくつかの実施形態では、グラフは、双方向であってもよく、ユーザは、その入力のためのさらなる詳細および/または時間周期等を含む画面にユーザを導く、グラフ上の点または場所をタッチしてもよい。いくつかの実施形態では、GUIは、同一のグラフ上に、持続的グルコースモニタ(CGM)、血中グルコースメータ(BGM)、および注入ポンプ体積を示してもよい。
いくつかの実施形態では、グラフィカルユーザインターフェースは、ボーラスをプログラムするための1つ以上の画面を含んでもよい。次に、図26A−26Dを参照すると、いくつかの実施形態では、ユーザは、上記で議論されるように、ユーザによるカスタム入力(遠隔インターフェースを使用するか、および/または食品ライブラリをウェブからダウンロードするか、および/またはパーソナルコンピュータおよび/またはウェブポータル上でカスタム入力を完了し、遠隔インターフェースにダウンロード/それと同期させるかのいずれか)を含み得る、および/またはデフォルト入力を含み得る、食品ライブラリからの品を入力選択してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、食品ライブラリ画面にナビゲートし(例えば、いくつかの実施形態では、画面は、図26Kおよび26Lに示される画面に類似し得る)、食品を選択する、および/または「キーパッド」を選択し、食品を検索画面にタイプしてもよく、次いで、別の画面、例えば、いくつかの実施形態では、図26Aに示されるもの、またはそれに類似するものが、ユーザに、食品の量を入力することを要求してもよい。いくつかの実施形態では、画面はまた、例えば、限定ではないが、炭水化物、脂肪、および/またはカロリーのうちの1つ以上のものを含み得る、食品の栄養値の表示を含んでもよい。いくつかの実施形態では、食品が、食品ライブラリから選択されない場合、確認画面は、いくつかの実施形態では、図26Mに示される画面の実施形態に類似し得るものをユーザに示すであろう。
いくつかの実施形態では、ユーザは、いくつかの実施形態では、図26Dに示されるものに類似し得る、キーパッドを使用して、炭水化物量を入力してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザが、食品アイテムを入力すると、ユーザは、例えば、図26Jに示される画面に示されるものと類似するボタンを使用して、付加的アイテムの追加に戻ってもよく、そこで、ユーザは、「食品/炭水化物追加」ボタンを選択してもよい。ユーザが、ボーラスのために、食品アイテムを含む、全炭水化物を追加すると、ユーザは、「OK」を選択してもよく、図26Bに示されるものに類似し得る、画面が、ユーザに、遠隔インターフェースが注入ポンプと無線通信を確立していることを示してもよい。
いくつかの実施形態では、ユーザは、炭水化物または食品アイテムおよび量の入力ではなく、ボーラスのために要求されるインスリンの単位を入力することを選択してもよい。いくつかの実施形態では、これは、例えば、図26Nに示される画面に類似し得る、キーパッド画面を使用して達成されてもよい。ユーザが、要求される体積を入力すると、ユーザは、「OK」を選択してもよく、図26Bに示されるものに類似し得る、画面が、ユーザに、遠隔インターフェースが、注入ポンプと無線通信を確立していることを示してもよい。
いくつかの実施形態では、ボーラスプロセスの間、遠隔インターフェースは、最新の血中グルコースメータ結果を含む、画面を示してもよく、いくつかの実施形態では、ユーザに、試験が行なわれた時間と、また、試験からの経過時間を示してもよい。いくつかの実施形態では、画面は、図26Hにおける画面に類似してもよい。いくつかの実施形態では、画面は、ユーザに、ボーラス計算機が、ボーラスの補正部分に対して、本最新のグルコース試験を使用することを所望するかどうか確認するように指示してもよい。ユーザは、いくつかの実施形態では、「いいえ、再試験する」を選択してもよく、その場合、ユーザインターフェースは、血中グルコースメータ画面を開いてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、「いいえ、補正ボーラスをスキップする」を選択してもよく、その場合、ボーラス計算機は、その値を使用せず、自動的に、ユーザを血中グルコースメータ画面に導かないであろう。いくつかの実施形態では、ユーザは、「OK」を選択してもよく、ボーラスプロセスが、継続してもよい。
いずれの場合も、ユーザが、限定ではないが、炭水化物値、食品アイテム、血液グルコース値、および/または要求されるインスリン体積の単位のうちの1つ以上のものを含み得る、ボーラスに関して入力を所望する情報の全てを入力すると、ユーザインターフェースは、いくつかの実施形態では、ボーラスカテゴリのそれぞれに対する推奨、例えば、食事ボーラス(食品用)、補正ボーラス(グルコース用)を示し、ユーザに、残留ボーラス量(いくつかの実施形態では、残留インスリン量またはIOBとも称され得る)を示し、推奨される総ボーラスを示す、例えば、図26Iに示される実施形態に類似し得る、概要画面を提示する。ユーザは、本ウィンドウからナビゲートし、例えば、画面の「総ボーラス」エリアをタッチし、単位あたり値を調節することによって、送達されるべき総ボーラスを調節してもよい。いくつかの実施形態では、これは、キーパッドを使用して行なわれてもよい。いくつかの実施形態では、これは、いくつかの実施形態では、図26Gに示されるものに類似し得る、スライド調節GUIを使用して行なわれてもよい。本実施形態では、推奨される総量、例えば、3.51単位が、「ボーラス量修正」ボックス2600内に示される。ユーザは、スライダ2602を移動させることによって、総体積を調節してもよい。例えば、ユーザが、スライダ2602を左に向かってスライドさせるにつれて、ボーラス量修正ボックス2600内の総量は、減少し、減少したパーセンテージが、ボーラス量修正ボックス2600内に表される。例えば、ユーザが、スライダ2602を右に向かってスライドさせるにつれて、ボーラス量修正ボックス2600内の総量は、増加し、増加したパーセンテージが、ボーラス量修正ボックス2600内に表される。これは、限定ではないが、ユーザが、推奨されるボーラス量を所与のパーセンテージだけ増減させることを所望する場合、例えば、運動前の間、20%減少させる、および/または病気の間、40%増加させる場合、ボーラス量修正ボックス2600が、ユーザにとって、本計算を容易にすることを含む、多くの理由から、望ましくあり得る。
送達されるべき体積が判定されると、いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースは、ユーザが判定することを可能にする画面を提示する。
しかしながら、ユーザが、推奨検討画面から進むことを所望する場合、ユーザは、いくつかの実施形態では、「次へ」ボタンを使用して、ナビゲートしてもよい。ユーザが、ボーラス量修正画面からナビゲートする場合、ユーザは、いくつかの実施形態では、「OK」ボタンを使用してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、ユーザが、ボーラスが送達される方法、すなわち、通常、拡張、または組み合わせを判定することを可能にする画面に導かれるであろう。次に、図26Eおよび26Fを参照すると、送達されるべきインスリンの総体積は、いくつかの実施形態では、ユーザが、少なくとも、拡張ボーラスとして送達されるべきパーセンテージを追加するように修正しない限り、デフォルトとして、通常ボーラスとして送達されてもよい。いくつかの実施形態では、図26Eに示される画面の入力に応じて、通常2604は、推奨される総量を含み得、拡張2608は、0.00単位を含み得る。送達されるべき総単位2606は、スライダ2610下に示されてもよい。通常2604および拡張2608はまた、いくつかの実施形態では、その方式、すなわち、通常または拡張のいずれかで送達されるであろう合計のパーセンテージを表す、パーセンテージを含んでもよい。
ユーザは、スライダ2610を移動させることによって、通常2604および拡張2608として送達され得る総体積を調節してもよい。例えば、ユーザが、スライダ2610を左に向かってスライドさせるにつれて、総量および通常2604内の合計のパーセンテージが増加し、総量および拡張2608内の総量のパーセンテージが減少する。しかしながら、例えば、ユーザが、スライダ2610を右に向かってスライドさせるにつれて、総量および拡張2608内の合計のパーセンテージが増加し、総量および通常2604内の合計のパーセンテージが減少する。これは、限定ではないが、ユーザが、特定のパーセンテージを拡張として送達することを所望する場合、例えば、ユーザが、80%を拡張として送達することを所望する場合、ユーザが、拡張2608内のパーセンテージが「80%」を示すまで、スライダ2610を右にスライドさせ得ることを含む、多くの理由から、望ましくあり得る。また、ユーザが、特定の体積、例えば、1.0単位を通常として送達することを所望する場合(これは、限定ではないが、ユーザが、補正ボーラスに起因する合計の体積を通常として送達することを所望する場合を含む、多くの状況において所望され得る)、ユーザは、通常2604内の体積が1.00単位になるまで、スライダ2610を右に向かってスライドさせてもよい。いくつかの実施形態では、通常2604および/または拡張2608下の増減量に関するスライダ2610の方向は、異なってもよい。
次に、図26Fを参照すると、ボーラスの任意のパーセンテージまたは体積が、拡張として送達されるべきと選択される場合、いくつかの実施形態では、図26Fに示されるものに類似する画面が、通常および拡張ボーラス量画面から「次へ」を選択後、ユーザに提示されてもよい。ユーザは、拡張体積(図26Eから)が拡張ボーラスとして送達されるべき時間量を入力してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザが、スライダ2612を右にスライドさせるにつれて、拡張ボーラスのための時間が増加し、ユーザが、スライダ2612を左にスライドさせるにつれて、拡張ボーラスのための時間が、減少する。いくつかの実施形態では、時間の増減に関するスライダ2612の方向は、異なってもよい。いくつかの実施形態では、図26Fに示されるもの等の持続時間画面は、デフォルト時間、例えば、1時間として開き、ユーザが修正することを可能にしてもよい。いくつかの実施形態では、デフォルトは、最新のプログラムされた拡張ボーラスであってもよい。
ユーザが、ボーラス体積の送達のための方法をプログラムすると、ユーザは、いくつかの実施形態では、「OK」を選択してもよく、例えば、いくつかの実施形態では、図26Cに図示されるものに類似する、ボーラス設定検討画面が、可視となってもよい。いくつかの実施形態では、ボーラス設定検討画面は、送達されるべき総ボーラス量、送達の方法、通常として送達されるべき合計の体積、および拡張として送達されるべき合計の体積を提供し、拡張として送達されるべき体積が存在する場合、拡張ボーラスの持続時間が、示されてもよい。ユーザは、したがって、ボーラス体積および送達の方法を明確に検討する機会を有する。いくつかの実施形態では、ボーラス送達を開始するために、ユーザは、「確認」ボタンを「スライド」させなければならない。これは、潜在的に、「確認」ボタンの偶発的または非意図的タップの発生を減少させることを含むが、それらに限定されない、多くの理由から、望ましくあり得る。したがって、中止ボタンを使用して、「中止」するための作用、すなわち、タップは、「確認」と、すなわち、スライドと完全に異なる作用である。また、「中止」ボタンから非常に異なる場所にある、「確認」ボタンおよびスライドの場所は、非意図的中止を防止し得る。したがって、本方法は、非意図的中止と、また、中止が所望されたときの非意図的送達を減少させ得る。また、いくつかの実施形態では、「次へ」または「OK」ボタンの場所は、多くの画面上において、類似場所にある。したがって、療法変更が行なわれるとき、非意図的確認を防止するために、いくつかの実施形態では、システムは、異なる作用、例えば、タッチ/タップではなく、スライドを要求し、加えて、いくつかの実施形態では、スライドの開始は、「次へ」または「OK」ボタンと反対側にある。
限定ではないが、以下を含む、ボーラス体積をプログラムする本方法には、多くの利点がある。ユーザは、最初に、ボーラスの体積を判定し、次いで、その後、送達の方法を判定してもよい。したがって、ユーザは、ユーザが総ボーラスの食品ボーラス部分を拡張ボーラスとしておよび総ボーラスの補正部分を通常ボーラスとして送達することを所望し得る、いくつかの状況において、前述のように、例えば、炭水化物/食品および/または血液グルコース値を入力する前に、ボーラスが「拡張」されることを決定する必要はない。また、図26G、26E、および26Fに示されるスライダ実施形態は、ユーザが、パーセンテージ変更ならびに任意の所与の時間における総体積を閲覧することを可能にする。本方法は、したがって、誤計算を防止し、インスリン療法のより綿密な微調整およびカスタマイズを可能にし得る。また、ユーザが、拡張ボーラスとして送達されるべきボーラス体積の部分の入力後、拡張ボーラスの持続時間をプログラミングすることに関して、ユーザは、持続時間を修正する前に、送達を「確認」する可能性が低くなり得る。
次に、図27A、27B、27C、および27Eを参照すると、種々の実施形態では、ユーザインターフェースは、ユーザが作用を中止する種々の機会を含む。いくつかの実施形態では、ボタン「中止」が押下されると、ユーザが中止を所望することを確認する、別の画面が現れる。これは、例えば、ユーザが中止ボタンを非意図的にタップする場合、ユーザが、中止ではなく、継続する機会を有するため、望ましくあり得る。
次に、図27Fおよび27Gを参照すると、いくつかの実施形態では、ボーラスがアクティブである、例えば、前述の実施例では、ボーラスの一部は、通常として送達され得、一部は、拡張として送達され得る間、ユーザインターフェースは、アクティブ送達の状態を示す、「送達中」画面を含んでもよい。例えば、いくつかの実施形態では、図27Fに示されるように、送達された体積および送達されるべき総体積2716が、示されてもよく、状態バー2714は、送達されるべき総体積の関数として、送達された体積を表す。加えて、いくつかの実施形態では、送達中画面はまた、プロファイル名、例えば、「平日」と、事前にプログラムされた基礎率、例えば、0.82単位/時の両方を示し得る、現在の基礎プロファイル2718を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、ボーラスがアクティブである間、ユーザインターフェースのためのホーム画面は、ボーラス送達状態画面または送達中画面に変わってもよく、例えば、いくつかの実施形態では、図27Fに示される送達中画面に類似してもよい。いくつかの実施形態では、アクティブボーラスが送達されているときは、常時、ホーム画面(いくつかの実施形態では、前述のように、送達中画面に類似してもよい)は、フリーズし、タイムアウトしない。
いくつかの実施形態では、注入ポンプが送達中である間、送達中画面および/またはユーザインターフェースの種々の画面は、ユーザに、送達が生じていることを視覚的に示すための異なるスプラッシュスクリーンおよび/または背景画面を含んでもよい。いくつかの実施形態では、背景は、送達中を示す「緑色」であってもよい。しかしながら、これは、一実施形態にすぎず、注入ポンプ状態を示す、および/または区別するための他の実施形態が、使用されてもよい。
依然として、図27Fを参照すると、いくつかの実施形態では、注入ポンプが、ボーラスを送達している間、「ボーラス停止」ボタン2720が、送達画面上に含まれてもよい。いくつかの実施形態では、ボーラス停止ボタン2720は、画面の残りと異なる色であってもよく、例えば、いくつかの実施形態では、ボーラス停止ボタン2720は、赤色であってもよい。
次に、図27Gを参照すると、いくつかの実施形態では、アクティブボーラスが送達されている間、ユーザが、「基礎停止」を選択する場合、基礎停止ポップアップ画面2722が現れ、ユーザに、基礎インスリンの送達を停止することを所望することを確認し、ユーザに、これはまた、現在のボーラス送達を停止することになることを再認識させてもよい。いくつかの実施形態では、注入ポンプは、ユーザが、ボーラスも停止しない限り、基礎を停止することを可能にしなくてもよく、これは、ユーザが、基礎インスリンの送達の停止を所望する場合、全インスリン送達を停止すべきであることを示し得るため、望ましくあり得る。基礎停止ポップアップ画面2722は、「基礎停止」のためのプロセスを開始することを選択するとき、ユーザが認識していない場合、ボーラス送達が進行中であることを再認識させる。
次に、図27Hおよび27Iを参照すると、いくつかの実施形態では、アクティブボーラスが送達されている間、ユーザが、「ボーラス停止」を選択する場合、基礎停止ポップアップ画面2724が現れ、ユーザに、基礎インスリンの送達の停止を所望することを確認してもよい。いくつかの実施形態では、注入ポンプは、基礎も停止させない限り、ユーザが、ボーラスを停止することを可能にしなくてもよく、これは、ユーザが、ボーラスインスリンの送達の停止を所望する場合、全インスリン送達を停止すべきであることを示し得るため、望ましくあり得る。図27Hを参照すると、いくつかの実施形態では、ユーザが、ボーラスの中止を選択する場合、中止の確認画面が現れ、プログラムされた総体積のうちの送達された単位2726を示してもよい。
次に、図28Aを参照すると、ホーム画面の実施形態が、示される。示される実施形態では、ホーム画面は、いくつかの異なる情報を示し、いくつかの実施形態では、ホーム画面上の情報の量は、異なってもよい。しかしながら、いくつかの実施形態では、例えば、注入ポンプが送達中であるという、注入ポンプ状態の表示2800;アクティブ基礎プロファイルの表示2802;残ボーラス量の表示2804;いくつかの実施形態では、最後の結果の時間を含む、最後のグルコース結果の表示2806;リザーバ内に残っているインスリンの体積2808;ポンプバッテリの残り寿命のパーセンテージ2810;バッテリ値2814(バッテリレベル表示を含んでもよい);現在の時間2818;接続状態2816;およびそのページが存在するユーザインターフェースのセクション2812の情報が、ホーム画面上に含まれてもよいが、しかしながら、種々の他の実施形態では、その情報のうちの1つ以上のおよび/または付加的情報が、含まれてもよい。
いくつかの実施形態では、上記で議論されるように、注入ポンプが送達中である間、画面は、その状態を容易に示す、バックスプラッシュ、アイコン、または他の表示を含んでもよく、例えば、ページのバックスプラッシュは、状態に応じて、異なる色であってもよい。いくつかの実施形態では、送達中状態は、緑色であってもよく、グルコース状態は、橙色であってもよく、アラーム状態は、赤色であってもよく、アイドル状態は、青色であってもよい。これらの実施形態では、画面に関係なく、注入ポンプの状態は、ユーザによって学習されてもよい。アラーム状態画面の実施形態は、図29A−29Fに見出され得、アイドル画面の実施形態は、図28Cに見出され得る。いくつかの実施形態では、注入ポンプがアイドル中であるとき、これは、送達がないことを示し、多くの状況では、長時間である場合、望ましくない場合がある。したがって、いくつかの実施形態では、注入ポンプが、アイドル状態であるとき、ホーム画面は、アイドル状態2828を示し、アイドル状態ホーム画面は、「基礎開始」2830のための大ボタンを含む。
いくつかの実施形態では、1つ以上の画面は、特定の画面、例えば、ホーム2812、グルコース2820、ボーラスまたは基礎2822、ログブック2824、および/または設定2826にナビゲートするためのアイコンボタンを含んでもよい。これらの画面の一実施形態の実施例は、ホーム(図29A)、グルコース(図28B)、インスリン(例えば、ボーラスまたは基礎)(図28D−28G)、ログブック(図28H)、および/または設定(図28I)のように示される。
次に、インスリン画面の実施形態、図28D−28Gを参照すると、いくつかの実施形態では、インスリン画面は、限定されないが、ボーラス計算機2830、ボーラスプログラム2832、基礎プログラム2834、および基礎停止2836のボタンのうちの1つ以上のものを含む。いくつかの実施形態では、インスリン画面はまた、体積および時間を含み得る、最後のボーラス2838、ならびに比率およびプロファイル名を含み得る、現在アクティブである基礎プロファイル2840の表示を含んでもよい。
次に、図29A−29Fを参照すると、閉塞検出アラームの実施形態が、示される。いくつかの実施形態では、上記で議論されるように、アラーム状態は、異なるバックスプラッシュ/背景または色に変換してもよく、すなわち、画面のバックスプラッシュは、アラーム状態を示すために赤色であってもよい。いくつかの実施形態では、アラーム状態が、システムによって感知されると、システムは、ユーザが、アラーム状態を復元および/または確認するのを支援する、一連のGUI画面を提供してもよい。例えば、図29Aでは、いくつかの実施形態では、画面は、インスリンの流動が遮断されており、したがって、閉塞状態が存在することを示してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、「次へ」を選択してもよく、GUIは、ユーザに、推奨される措置を段階的に説明してもよい。例えば、いくつかの実施形態では、例えば、図29Bでは、画面は、ユーザに、その血液グルコースをチェックすることを再認識させてもよい。図29Cおよび29Dを参照すると、画面は、ユーザに、ポンプ試験を開始するように指示してもよい(例えば、閉塞が、使い捨て部分またはカニューレ内であるかどうか判定するため)。ポンプ試験は、いくつかの実施形態では、使い捨て部分が閉塞を有するかどうか判定してもよい。ポンプ試験を開始する前に、いくつかの実施形態では、画面は、ユーザに、管類セットから分断することを再認識させる。次に、図29Eおよび29Fを参照すると、いくつかの実施形態では、システムは、閉塞が使い捨て部分内ではないと判定してもよく、ユーザに、カニューレを交換することを再認識させてもよい。いくつかの実施形態では、システムは、自動的に、いくつかの実施形態では、前述のものを含み、いくつかの実施形態では、ユーザに、新しいカニューレに接続すること(および、新しいカニューレに呼水を差す等)を再認識させる、動画を含む、一連の画面を開始してもよい。いくつかの実施形態では、システムが、閉塞が使い捨て部分にあると判定する場合、システムは、ユーザに、使い捨て部分を交換するように指示してもよい。
システムの種々の実施形態は、したがって、1つ以上のデバイスおよび遠隔インターフェースを含む。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、ウェブポータルおよび/またはパーソナルコンピュータと接続するように構成され、それらと通信してもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、パーソナルコンピュータであってもよい。
いくつかの実施形態では、システムは、再充電装置、および/または遠隔インターフェースを再充電するため、および/または1つ以上のデバイスを再充電するためのデバイスを含む。いくつかの実施形態では、再充電の間、デバイスおよび/または遠隔インターフェースは、ソフトウェアアップデート/ソフトウェアダウンロードを受信し、および/またはデータベースと同期させてもよい。いくつかの実施形態では、再充電デバイスおよび/または充電器は、パーソナルコンピュータへのUSB接続を含み、接続は、データポートおよび/または充電装置として使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、システムは、注入ポンプおよび/または他のデバイスの少なくとも2つの再使用可能部分を含み、いくつかの実施形態では、両方とも情報を受信し、および/または遠隔インターフェースと通信するように構成される。いくつかの実施形態では、2つの再使用可能部分の1つ目が、再充電されている間、2つの再使用可能部分の2つ目が、使用中であってもよい。1つ目の再使用可能部分から2つ目の再使用可能部分への交換は、2つ目の再使用可能部分が、使用されると、アップデートされた情報を含むように、遠隔インターフェースが、データを2つ目の再使用可能部分と同期することを含んでもよい。いくつかの実施形態では、再使用可能部分はそれぞれ、不揮発性メモリを含み、デバイスにコマンドを出す1つ以上のプロセッサに関する、全制御および命令能力を含んでもよい。したがって、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、ユーザインターフェースとして使用されてもよく、コマンド、指示、およびプロファイルは、遠隔インターフェースを使用して、ユーザによって入力されてもよいが、しかしながら、それらのコマンドは、デバイスに送信され、いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースによって、デバイスが情報を正しく受信したことを確認後、デバイスは、全作用のコマンドを出し、例えば、注入ポンプは、注入可能流体の送達のコマンドを出す。
いくつかの実施形態では、ユーザが第1の再使用可能部分から第2の再使用可能部分に使用を変更するために、ユーザは、遠隔インターフェースに、再使用可能部分の変更を所望することを示してもよい。第1の再使用可能部分は、使用中、現在の残インスリン量および/または残ボーラス量(IOBとも称され得る)情報を遠隔インターフェースに送信する。遠隔インターフェースは、本情報を受信し、IOB情報に関して、時間の計測を開始する。第2の再使用可能部分が、遠隔インターフェースに接続されると、遠隔インターフェースは、タイムスタンプとともに、IOB情報を第2の再使用可能部分に送信する。第2の再使用可能部分は、IOB情報に関する時間を確認する。再使用可能部分が、タイムスタンプが一致しないことを見出す場合(いくつかの実施形態では、第1の再使用可能部分のバッテリが適切に機能していない、および/または充電器に置かれたときに、100%充電が切れていた指標であり得る)、メッセージが、遠隔インターフェースに送信され、時間が一致していないことをユーザに示す。ユーザは、正しい時間を入力し、本時間を遠隔インターフェースおよび再使用可能部分の両方に対して入力してもよい。しかしながら、タイムスタンプが一致する場合、第2の再使用可能部分は、IOB情報に依拠してもよく、したがって、IOB計算は、第1の再使用可能部分から第2の再使用可能部分に交換中でも、継続し得る。タイムスタンプが一致しない事例では、いくつかの実施形態では、IOB情報は、削除されてもよく、計算が、新しい設定時間において0から開始し、ユーザは、遠隔インターフェースを使用して、それを通知される。
遠隔インターフェースは、少なくとも1つのデバイスと通信するために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、種々のデバイスと通信するために使用されてもよい。これは、限定ではないが、ユーザの親しみやすさを含む、多くの理由から、望ましくあり得る。単一遠隔インターフェースを使用して、そのソフトウェアプラットフォームが設計されてもよく、多くの実施形態では、単一ユーザが、有意な学習時間を伴わずに、種々のデバイスのための種々のソフトウェア/アプリケーションを習得し得るように、性質上、類似するように設計される。加えて、遠隔インターフェースは、USBを介して、パーソナルコンピュータに接続される間、および/またはウェブポータルに接続される間のいずれかにおいて、通信し得るデバイスの全てのための全ソフトウェアアップデートをダウンロードしてもよく、次いで、これらのアップデートをデバイス自体に転送してもよい。これは、限定ではないが、能率的プロセスにおいて、デバイスを維持する、および効率的様式においてデバイスをアップデートするためを含む、多くの理由から、有益であり得る。
加えて、いくつかの実施形態では、パーソナルコンピュータ上にロードされる、および/またはウェブポータルを通してアクセスされ得る、種々のソフトウェアアプリケーションを使用して、ユーザは、種々のプロファイルを構成し、および/または1つの場所において、デバイスに関する種々のデータを検討してもよい。情報および/またはプロファイルに行なわれる変更は、遠隔インターフェース上にダウンロードされてもよい。任意の関連変更が、次いで、デバイスに無線で通信される。いくつかの実施形態では、デバイス自体が、パーソナルコンピュータへのUSB接続を介して、情報を受信してもよい。
いくつかの実施形態では、遠隔インターフェースは、デバイスの制御を支援する画像を捕捉するために使用されてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、ユーザは、遠隔インターフェース(および、ユーザインターフェース)が、充填された注射器内の流体の体積に関してユーザ入力された情報の検証、および/または充填された注射器内の流体の体積の判定のいずれかを行い得るように、遠隔インターフェース上のカメラを使用して、充填された注射器の写真を撮影するように指示されてもよい。これは、限定ではないが、リザーバ内に装填される流体のほぼ正しい体積(いくつかの実施形態では、ユーザのさらなる安全性につながり得る)を含む、多くの理由から、有益であり得る。いくつかの実施形態では、注入ポンプは、リザーバ内に残留する流体の体積を判定し、体積が、特定の、いくつかの実施形態では、事前にプログラムされた体積未満であるとき、ユーザにアラームする。これらの実施形態では、ユーザは、体積が完全に枯渇する前に、リザーバを変更(すなわち、充填されたリザーバと交換)してもよい。したがって、これは、ユーザが、薬剤が全くない事象を被らないように防止する。したがって、リザーバに移されたとして、ユーザによって、正しくない流体の体積が入力される場合、リザーバ内の流体の体積の計算は、不正確となり得る。これは、限定ではないが、リザーバに移される流体の体積が、より高い数値に誤計算される場合、リザーバが、計算されたよりも早く枯渇し得、したがって、ユーザに、予想外な様式において、薬剤がなくなり得ることを含む、所望の多くの理由から、望ましくあり得ない。しかしながら、リザーバに移される流体の体積が、より低い数値に誤計算される場合、リザーバは、計算されたよりもゆっくり枯渇し得、したがって、ユーザは、リザーバを早期に交換し、したがって、未使用流体を廃棄し得る。
いくつかの実施形態では、カメラは、前述のように使用されてもよいが、カメラは、遠隔インターフェースの周辺デバイスの一部であってもよい。いくつかの実施形態では、周辺デバイスは、画像を遠隔インターフェースに転送してもよく、遠隔インターフェースは、遠隔インターフェースのカメラによって提供された場合と同様に、画像を処理してもよい。
ここでまた、図51A−51Bおよび図53を参照すると、いくつかの実施形態では、ユーザは、種々の時刻に対する「プリセットボーラス」量、事象、および/または食事を事前にプログラムしてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、ボーラスを入力するとき、ユーザは、プリセットボーラスを選択してもよく、これは、例えば、「朝食」、「昼食」、または「夕食」を含んでもよく、それぞれ、プリセット量ならびにプリセット送達モードを有し、限定ではないが、例えば、通常ボーラス、二重ボーラス、方形波ボーラスを含んでもよい。いくつかの実施形態では、ユーザが、ボーラス画面にナビゲートされると、与えられた最後のボーラスが、最後のボーラスから経過した時間とともに示される。メニューは、ユーザに、「ボーラスウィザード」、「手動ボーラス」、または「プリセットボーラス」にナビゲートするための選択肢を提示してもよい。
本発明の原理が、本明細書に説明されたが、本説明は、本発明の範囲に関する限定としてではなく、一例にすぎないことが、当業者によって理解されるはずである。本明細書に図示および説明される例示的実施形態に加え、他の実施形態も、本発明の範囲内で想定される。当業者による修正および代用も、本発明の範囲内であると見なされる。

Claims (51)

  1. 医療デバイスシステムであって、
    第1の医療デバイスと、
    第1の遠隔インターフェースと、
    前記第1の遠隔インターフェースおよび前記第1の医療デバイスと通信する第2の遠隔インターフェースと
    を備え、
    前記第1の医療デバイスは、前記第2の遠隔インターフェースを通して、コマンドを前記第1の医療デバイスに送信し、
    前記第2の遠隔インターフェースが前記コマンドを受信すると、前記コマンドは、前記コマンドが前記第2の遠隔インターフェースによって前記第1の医療デバイスに送信される前に、前記第2の遠隔インターフェースによって確認されなければならない、医療デバイスシステム。
  2. 前記第1の医療デバイスは、注入ポンプである、請求項1に記載の医療デバイスシステム。
  3. 前記第1の遠隔インターフェースは、医療デバイスデータシステムである、請求項1に記載の医療デバイスシステム。
  4. 前記第2の遠隔インターフェースは、医療デバイスデータシステムではない、請求項1に記載の医療デバイスシステム。
  5. 前記システムはさらに、前記第2の遠隔インターフェースと通信する血中グルコースメータを備える、請求項1に記載の医療デバイスシステム。
  6. 前記システムはさらに、前記第2の遠隔インターフェースと通信する連続グルコースモニタ送信機を備える、請求項1に記載の医療デバイスシステム。
  7. 前記第1の遠隔インターフェースは、
    前記第1の医療デバイスへの安全に関わる重要な情報の通信に関連するコマンドを受信し、
    前記第1の医療デバイスへの安全に関わる重要な情報の通信が前記第2の遠隔インターフェースを使用する確認を要求する、メッセージを表示し、
    前記通信を前記第2の遠隔インターフェースに送信し、
    いったん確認が前記第2の遠隔インターフェースによって受信されると、前記第2の遠隔インターフェースは、前記コマンドを前記第1の医療デバイスに通信する、請求項1に記載の医療デバイスシステム。
  8. 前記第1の遠隔インターフェースは、
    前記注入ポンプによる不溶性流体のボーラス体積の送達に関連する情報の入力を受信し、
    前記ボーラス体積の送達が前記第2の遠隔インターフェースを使用する確認を要求する、メッセージを表示し、
    いったん確認が前記第2の遠隔インターフェースによって受信されると、前記第2の遠隔インターフェースは、前記不溶性流体のボーラス体積の送達のために要求される情報を前記注入ポンプに通信する、請求項2に記載の医療デバイスシステム。
  9. 医療デバイスシステムであって、
    第1の医療デバイスと、
    医療デバイスデータシステムを備える第1の遠隔インターフェースと、
    前記第1の遠隔インターフェースおよび前記第1の医療デバイスと通信する第2の遠隔インターフェースと
    を備え、
    前記第1の医療デバイスは、前記第2の遠隔インターフェースを通して、安全に関わる重要なコマンドを前記第1の医療デバイスに送信し、
    前記第2の遠隔インターフェースが前記安全に関わる重要なコマンドを受信すると、前記コマンドは、前記安全に関わる重要なコマンドが前記第2の遠隔インターフェースによって前記第1の医療デバイスに送信される前に、前記第2の遠隔インターフェースによって確認されなければならない、医療デバイスシステム。
  10. 前記第1の医療デバイスは、注入ポンプである、請求項9に記載の医療デバイスシステム。
  11. 前記第1の遠隔インターフェースは、医療デバイスデータシステムである、請求項9に記載の医療デバイスシステム。
  12. 前記第2の遠隔インターフェースは、医療デバイスデータシステムではない、請求項9に記載の医療デバイスシステム。
  13. 前記システムはさらに、前記第2の遠隔インターフェースと通信する血中グルコースメータを備える、請求項13に記載の医療デバイスシステム。
  14. 前記システムはさらに、前記第2の遠隔インターフェースと通信する連続グルコースモニタ送信機を備える、請求項14に記載の医療デバイスシステム。
  15. 前記第1の遠隔インターフェースは、
    前記注入ポンプによる不溶性流体のボーラス体積の送達に関連する情報の入力を受信し、
    前記ボーラス体積の送達が前記第2の遠隔インターフェースを使用する確認を要求する、メッセージを表示し、
    いったん確認が前記第2の遠隔インターフェースによって受信されると、前記第2の遠隔インターフェースは、前記不溶性流体のボーラス体積の送達のために要求される情報を前記注入ポンプに通信する、請求項10に記載の医療デバイスシステム。
  16. 医療システムのための通信の方法であって、
    第1の遠隔インターフェースが、第1の医療デバイスへの安全に関わる重要な情報の通信に関連するコマンドを受信することと、
    前記第1の遠隔インターフェースが、前記第1の医療デバイスへの前記安全に関わる重要な情報の通信が第2の遠隔インターフェースを使用する確認を要求する、メッセージを表示することと、
    前記第1の遠隔インターフェースが、前記通信を前記第2の遠隔インターフェースに送信することと、
    前記第2の遠隔インターフェースが、確認を受信することと、
    前記第2の遠隔インターフェースが、前記コマンドを前記第1の医療デバイスに通信することと
    を含む、方法。
  17. 前記第1の医療デバイスは、注入ポンプである、請求項16に記載の方法。
  18. 前記コマンドは、不溶性流体のボーラスの送達に関連する、請求項16に記載の方法。
  19. 前記コマンドは、不溶性流体の基礎率の送達を停止することに関連する、請求項16に記載の方法。
  20. 前記第1の遠隔インターフェースは、医療デバイスデータシステムである、請求項16に記載の方法。
  21. 医療デバイスシステムであって、
    第1の医療デバイスと、
    第2の医療デバイスと、
    タッチスクリーンを備える小型遠隔インターフェースであって、前記小型遠隔インターフェースは、前記第1の医療デバイスおよび前記第2の医療デバイスと無線通信し、前記小型遠隔インターフェースは、ユーザインターフェースを前記第1の医療デバイスおよび前記第2の医療デバイスに提供するように構成され、前記小型遠隔インターフェースは、タッチスクリーンを通して、ユーザ入力を受信するように構成されている、小型遠隔インターフェースと
    を備える、医療デバイスシステム。
  22. セキュアな通信を確立するための方法であって、前記方法は、
    医療センサとUIデバイスとの間の通信リンクを確立することと、
    前記医療センサと前記UIデバイスとの間において、前記通信リンクを使用して、素数(p)および基数(g)を算出することであって、前記基数は、前記素数を法とする原始根である、ことと、
    前記UIデバイスによって、第1の乱数(a)と、前記基数を求め、それを前記第1の乱数(a)で冪乗し、それによって、第1の指数部分を定義し、前記第1の指数部分を前記素数(p)の法で乗算することによって導出された第1の値(u)とを生成することと、
    前記医療センサへの前記第1の乱数(a)および前記第1の値(u)を前記UIデバイスから前記医療センサに通信することと、
    前記医療センサによって、第2の乱数(b)と、前記基数を求め、それを前記第2の乱数で冪乗し、それによって、第2の指数部分を定義し、前記第2の指数部分を前記素数の法で乗算することによって導出された第2の値(v)とを生成することと、
    前記UIデバイスへの前記第2の乱数(b)および前記第2の値(v)を前記医療センサから前記UIデバイスに通信することと、
    前記UIデバイスによって、前記第2の乱数で冪乗された基数でもある、前記第1の乱数で冪乗された第2の値(両方とも前記第1の乱数で冪乗され、前記素数の法に適用される)を求めることによって、共有キーを計算することと、
    前記医療デバイスによって、前記第1の乱数で冪乗された基数でもある、前記第2の乱数で冪乗された第1の値(両方とも前記第2の乱数で冪乗され、前記素数の法に適用される)を求めることによって、共有キーを計算することと、
    前記共有キーに基づく暗号化キーを使用して、前記医療センサと前記UIデバイスとの間において通信することと
    を含む、方法。
  23. 前記算出する作用は、前記医療センサと前記UIデバイスとの間において、公開−秘密キー暗号法を利用して、前記通信リンクを使用して行われる、請求項22−36のうちの任意の1つ以上の請求項に記載の方法。
  24. 前記共有キーに基づく暗号化キーを使用して、前記医療センサと前記UIデバイスとの間において前記通信する作用は、対称キーを利用し、前記医療センサは、前記対称キーのある対称キーを有し、前記UIデバイスは、前記対称キーの第2の対称キーを有し、前記対称キーは、前記医療センサと前記UIデバイスとの間において暗号化された通信を提供するように構成されている、請求項22−36のうちの任意の1つ以上の請求項に記載の方法。
  25. 前記UIデバイスは、前記第1の乱数および前記第1の値を前記医療センサへ送信することに先立って、前記医療デバイスの公開キーを使用して前記第1の乱数および前記第1の値を暗号化することによって、前記第1の乱数および前記第1の値を前記医療センサに通信する、請求項22−36のうちの任意の1つ以上の請求項に記載の方法。
  26. 前記医療センサは、秘密キーを使用して、両方とも前記公開キーに対応する、前記第1の乱数および前記第1の値を復号化する、請求項22−36のうちの任意の1つ以上の請求項に記載の方法。
  27. 前記医療デバイスは、前記第2の乱数および前記第2の値を前記UIへ送信することに先立って前記第2の乱数および前記第2の値を送信することに先立って、前記UIデバイスの第2の公開キーを使用して前記第2の乱数および前記第2の値を暗号化することによって、前記第2の乱数および前記第2の値を前記UIデバイスに通信する、請求項22−36のうちの任意の1つ以上の請求項に記載の方法。
  28. 前記UIデバイスは、秘密キーを使用して、両方とも前記UIデバイスに対応する、前記第2の乱数および前記第2の値を復号化する、請求項22−36のうちの任意の1つ以上の請求項に記載の方法。
  29. 前記医療デバイスおよび前記UIデバイスは、少なくとも1つの患者生理学的データを通信する、請求項22−36のうちの任意の1つ以上の請求項に記載の方法。
  30. 前記医療デバイスは、前記UIデバイスのためのフィードバックとして使用される、請求項22−36のうちの任意の1つ以上の請求項に記載の方法。
  31. 第1の通信リンクは、帯域外ペアリングチャネルであってもよい、請求項22−36のうちの任意の1つ以上の請求項に記載の方法。
  32. 前記帯域外ペアリングチャネルは、USB接続、Ethernet(登録商標)接続、zigbee接続、Xbee接続、ANT接続、lightning接続、SCSI接続、シリアルポート接続、パラレルポート接続、赤外線接続、および無線USB接続のうちの少なくとも1つである、請求項22−36のうちの任意の1つ以上の請求項に記載の方法。
  33. 前記暗号化された通信は、第1の通信リンクと別個のbluetooth(登録商標)低エネルギー通信リンクを使用する、請求項22−36のうちの任意の1つ以上の請求項に記載の方法。
  34. 前記UIデバイスおよび前記医療デバイスは、前記キーをAES−キーとして使用するAES暗号化を使用して通信する、請求項22−36のうちの任意の1つ以上の請求項に記載の方法。
  35. 前記暗号化キーは、前記共有キーが、前記AESキーをシードするために、別のキーを識別するための乱数または擬似乱数ストリームへのインデックス内にあるように、前記共有キーに基づく、請求項22−36のうちの任意の1つ以上の請求項に記載の方法。
  36. 前記医療デバイス内の1つ以上のデータラインに結合された少なくとも1つのヒューズは、前記キーの修正を防止するために飛ぶ、請求項22−36のうちの任意の1つ以上の請求項に記載の方法。
  37. 確実に通信可能な医療システムであって、前記システムは、
    通信リンクを通して通信するための通信リンクを確立するように構成された医療センサと、
    前記通信リンクを通して通信するための通信リンクを確立するように構成されたUIデバイスと
    を備え、
    前記医療センサおよび前記UIデバイスは、前記通信リンクを使用して、取り決められた素数および基数を算出するように構成され、前記基数は、前記素数を法とする原始根であり、
    前記UIデバイスは、第1の乱数と、前記基数を求め、それを前記第1の乱数で冪乗し、それによって、第1の指数部分を定義し、前記第1の指数部分を前記素数の法で乗算することによって導出された第1の値とを生成するように構成され、前記UIデバイスは、前記医療センサへの前記第1の乱数および前記第1の値を前記UIデバイスから前記医療センサに通信するように構成され、
    前記医療センサは、第2の乱数と、前記基数を求め、それを前記第2の乱数で冪乗し、それによって、第2の指数部分を定義し、前記第2の指数部分を前記素数の法で乗算することによって導出された第2の値とを生成するように構成され、前記医療センサは、前記UIデバイスへの前記第2の乱数および前記第2の値を前記医療デバイスから前記UIデバイスに通信するように構成され、
    前記医療センサは、前記第2の乱数および前記第2の値を前記UIデバイスに通信するように構成され、
    前記UIデバイスは、前記第2の乱数で冪乗された基数でもある、前記第1の乱数で冪乗された前記第2の値(両方とも前記第1の乱数で冪乗され、前記素数の法に適用される)を求めることによって、共有キーを計算するように構成され、
    前記医療デバイスは、前記第1の乱数で冪乗された基数でもある、前記第2の乱数で冪乗された前記第1の値(両方とも前記第2の乱数で乗算され、前記素数の法に適用される)を求めることによって、前記共有キーを計算するように構成され、
    前記医療センサおよび前記UIデバイスは、前記共有キーに基づく前記暗号化キーを使用して暗号化されたメッセージを使用して、相互に通信するように構成されている、システム。
  38. 前記医療センサおよび前記UIデバイスは、公開−秘密キー暗号法を利用して、前記通信リンクを介して通信するように構成されている、請求項37に記載のシステム。
  39. 前記医療センサおよび前記UIデバイスは、対称キーを使用するように構成され、前記医療センサは、前記対称キーのある対称キーを有し、前記UIデバイスは、前記対称キーの第2の対称キーを有し、前記対称キーは、前記医療センサと前記UIデバイスとの間において暗号化された通信を提供するように構成されている、請求項37−51のうちの任意の1つ以上の請求項に記載のシステム。
  40. 前記UIデバイスは、前記第1の乱数および前記第1の値を前記医療センサへ送信することに先立って、前記医療デバイスの公開キーを使用して前記第1の乱数および前記第1の値を暗号化することによって、前記第1の乱数および前記第1の値を前記医療センサに通信するように構成されている、請求項37−51のうちの任意の1つ以上の請求項に記載のシステム。
  41. 前記医療センサは、秘密キーを使用して、両方とも前記公開キーに対応する、前記第1の乱数および前記第1の値を復号化するように構成されている、請求項37−51のうちの任意の1つ以上の請求項に記載のシステム。
  42. 前記医療デバイスは、前記第2の乱数および前記第2の値を前記UIへ送信することに先立って前記第2の乱数および前記第2の値を送信することに先立って、前記UIデバイスの第2の公開キーを使用して前記第2の乱数および前記第2の値を暗号化することによって、前記第2の乱数および前記第2の値を前記UIデバイスに通信するように構成されている、請求項37−51のうちの任意の1つ以上の請求項に記載のシステム。
  43. 前記UIデバイスは、秘密キーを使用して、両方とも前記UIデバイスに対応する、前記第2の乱数および前記第2の値を復号化するように構成されている、請求項37−51のうちの任意の1つ以上の請求項に記載のシステム。
  44. 前記医療デバイスおよび前記UIデバイスは、前記共有キーを使用して生成された暗号化キーを使用して、相互間で少なくとも1つの患者生理学的データを通信するように構成されている、37−51のうちの任意の1つ以上の請求項に記載のシステム。
  45. 前記医療デバイスは、前記UIデバイスのためのフィードバックとして使用されるように構成されている、請求項37−51のうちの任意の1つ以上の請求項に記載のシステム。
  46. 第1の通信リンクは、帯域外ペアリングチャネルである、請求項37−51のうちの任意の1つ以上の請求項に記載のシステム。
  47. 前記帯域外ペアリングチャネルは、USB接続、Ethernet(登録商標)接続、zigbee接続、Xbee接続、ANT接続、lightning接続、SCSI接続、シリアルポート接続、パラレルポート接続、赤外線接続、および無線USB接続のうちの少なくとも1つである、請求項37−51のうちの任意の1つ以上の請求項に記載のシステム。
  48. 前記暗号化された通信は、第1の通信リンクと別個のBluetooth(登録商標)低エネルギー通信リンクを使用する、請求項37−51のうちの任意の1つ以上の請求項に記載のシステム。
  49. 前記UIデバイスおよび前記医療デバイスは、前記キーをAES−キーとして使用するAES暗号化を使用して通信するように構成されている、請求項37−51のうちの任意の1つ以上の請求項に記載のシステム。
  50. 前記暗号化キーは、前記共有キーが、前記AESキーをシードするために、別のキーを識別するための乱数または擬似乱数ストリームへのインデックス内にあるように、前記共有キーに基づく、請求項37−51のうちの任意の1つ以上の請求項に記載のシステム。
  51. 少なくとも1つのヒューズは、前記医療デバイス内の1つ以上のデータラインに結合され、前記キーの修正を防止するために飛ぶように構成されている、請求項37−51のうちの任意の1つ以上の請求項に記載のシステム。
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