JP2016511564A - Csiフィードバックのための効率的なアップリンクリソースインジケーション - Google Patents

Csiフィードバックのための効率的なアップリンクリソースインジケーション Download PDF

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Abstract

マルチセルダウンリンク協力ネットワークのためのチャネル状態情報(CSI)フィードバック報告が開示される。そのようなネットワークでは、ユーザ機器(UE)がアップリンクデータトラフィックをほとんど有していないとき、CSIフィードバックが、UEへのダウンリンクグラントを通してサービング基地局によってトリガされる。UEは、ダウンリンクグラント内に基地局によって配置されたCSIフィードバックトリガを検出し、このダウンリンクグラントに少なくとも部分的に基づいてアップリンクリソースのセットを選択する。【選択図】 図5

Description

関連出願への相互参照
本願は、2013年1月23日に出願された「EFFICIENT UPLINK RESOURCE INDICATION FOR CSI FEEDBACK」と題する米国特許仮出願第61/755814号の利益を主張し、これは、参照によって全体が本明細書に組み込まれる。
本開示の態様は一般に、ワイヤレス通信システムに関し、より具体的には、チャネル状態情報(CSI)フィードバックのための効率的なアップリンク(UL)リソースインジケーションに関する。
[0003] ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャスト、等の、様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって、複数の(multiple)ユーザをサポートすることができる多元接続(multiple access)ネットワークでありうる。このようなネットワークは、通常は多元接続ネットワークであり、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザのための通信をサポートする。このようなネットワークの一例は、ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされる第3世代(3G)モバイル電話技術である、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の一部として定義された無線アクセスネットワーク(RAN)である。多元接続ネットワークフォーマットの例には、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、単一キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークが含まれる。
[0004] ワイヤレス通信ネットワークは、多くのユーザ機器(UE)のために通信をサポートすることができる多くの基地局またはノードBを含みうる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信しうる。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、UEから基地局への通信リンクを指す。
[0005] 基地局は、ダウンリンク上でUEにデータおよび制御情報を送信し得、および/または、アップリンク上でUEからデータおよび制御情報を受信しうる。ダウンリンク上で、基地局からの送信は、隣接した基地局からの、または、他のワイヤレス無線周波数(RF)送信機からの送信による干渉に遭遇しうる。アップリンク上で、UEからの送信は、隣接した基地局と通信する他のUEのアップリンク送信からの、または、他のワイヤレスRF送信機からの干渉に遭遇しうる。この干渉は、ダウンリンクおよびアップリンクの両方でパフォーマンスを劣化させうる。
[0006] モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が高まり続けるにつれ、より多くのUEが長距離ワイヤレス通信ネットワークにアクセスし、より多くの短距離ワイヤレスシステムがコミュニティにおいて展開されるため、干渉および輻輳ネットワークの可能性が増加しうる。研究および開発は、モバイルブロードバンドアクセスに対する高まる需要を満たすだけでなく、モバイル通信とのユーザ経験を促進および強化するためにも、UMTS技術を進歩させ続ける。
[0007] 本開示の様々な態様は、モバイルデバイスにおいてダウンリンクグラント(grant)を受信することと、ダウンリンクグラント内のCSIトリガを、モバイルデバイスによって検出することと、CSIトリガに応答してモバイルデバイスによってCSIフィードバックを送信することとを含む、ワイヤレス通信の方法に向けられている。
[0008] 本開示の追加の態様は、複数のセルからのモバイルデバイスへのダウンリンク協力(downlink cooperation)を基地局において検出することと、モバイルデバイスのために基地局によって生成されたダウンリンクグラントにCSIトリガを追加することと、ダウンリンクグラントをモバイルデバイスに送信することとを含む、ワイヤレス通信の方法に向けられている。
[0009] 本開示のさらなる態様は、モバイルデバイスにおいてダウンリンクグラントを受信するための手段と、モバイルデバイスによって、ダウンリンクグラント内のCSIトリガを検出するための手段と、CSIトリガに応答してモバイルデバイスによってCSIフィードバックを送信するための手段とを含む、ワイヤレス通信のために構成された装置に向けられている。
[0010] 本開示のさらなる態様は、複数のセルからのモバイルデバイスへのダウンリンク協力を基地局において検出するための手段と、モバイルデバイスのために基地局によって生成されたダウンリンクグラントにCSIトリガを追加するための手段と、ダウンリンクグラントをモバイルデバイスに送信するための手段とを含む、ワイヤレス通信のために構成された装置に向けられている。
[0011] 本開示のさらなる態様は、プログラムコードが記録された非一時的コンピュータ可読媒体を有するコンピュータプログラム製品に向けられている。プログラムコードは、コンピュータによって実行されると、モバイルデバイスにおいてダウンリンクグラントを受信することと、モバイルデバイスによって、ダウンリンクグラント内のCSIトリガを検出することと、CSIトリガに応答してモバイルデバイスによってCSIフィードバックを送信することとをコンピュータに行わせる。
[0012] 本開示のさらなる態様は、プログラムコードが記録された非一時的コンピュータ可読媒体を有するコンピュータプログラム製品に向けられている。プログラムコードは、コンピュータによって実行されると、複数のセルからのモバイルデバイスへのダウンリンク協力を基地局において検出することと、モバイルデバイスのために基地局によって生成されたダウンリンクグラントにCSIトリガを追加することと、ダウンリンクグラントをモバイルデバイスに送信することとをコンピュータに行わせる。
[0013] 本開示のさらなる態様は、ワイヤレス通信のために構成された装置に向けられている。装置は、少なくとも1つプロセッサと、このプロセッサに結合されたメモリとを含む。プロセッサは、モバイルデバイスにおいてダウンリンクグラントを受信することと、モバイルデバイスによって、ダウンリンクグラント内のCSIトリガを検出することと、CSIトリガに応答してモバイルデバイスによってCSIフィードバックを送信することとを行うように構成される。
[0014] 本開示のさらなる態様は、ワイヤレス通信のために構成された装置に向けられている。装置は、少なくとも1つプロセッサと、このプロセッサに結合されたメモリとを含む。プロセッサは、複数のセルからのモバイルデバイスへのダウンリンク協力を基地局において検出することと、モバイルデバイスのために基地局によって生成されたダウンリンクグラントにCSIトリガを追加することと、ダウンリンクグラントをモバイルデバイスに送信することとを行うように構成される。
図1は、モバイル通信システムの例を例示するブロック図である。 図2は、本開示の一態様にしたがって構成された基地局/eNBおよびUEの設計を概念的に例示するブロック図である。 図3Aは、連続的なキャリアアグリゲーションタイプを例示するブロック図である。 図3Bは、非連続的なキャリアアグリゲーションタイプを例示するブロック図である。 図4は、クラウドRANオペレーションのために構成されたワイヤレスネットワークを例示するブロック図である。 図5は、本開示の一態様を実現するために実行される例となるブロックを例示する機能ブロック図である。 図6は、本開示の一態様を実現するために実行される例となるブロックを例示する機能ブロック図である。 図7は、本開示の一態様にしたがって構成されたUEを例示するブロック図である。
[0023] 添付の図面に関連して以下に示される詳細な説明は、様々な構成を説明することを意図したものであり、本開示の適用範囲(scope)を制限することを意図したものではない。むしろ、この詳細な説明は、本発明の主題の徹底した理解を与えることを目的とした特定の詳細を含む。これら特定の詳細がすべてのケースで必要とされるわけではないこと、および、いくつかの事例では、周知の構造およびコンポーネントが、提示の明確さのためにブロック図の形式で示されることは、当業者には明らかであろう。
[0024] 本明細書で説明される技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAのような様々なワイヤレス通信ネットワークおよび他のネットワークに使用されうる。「ネットワーク」および「システム」という用語は交換して使用されることが多い。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、電気通信工業会(TIA)のCDMA2000(登録商標)、等の無線技術を実現しうる。UTRA技術は、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形を含む。CDMA2000(登録商標)技術は、電子工業会(EIA)およびTIAのIS−2000、IS−95、およびIS−856規格を含む。TDMAネットワークは、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、次世代型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、フラッシュOFDMA、等の無線技術を実現しうる。UTRAおよびE−UTRA技術は、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスド(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSのより新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と呼ばれる組織からの文書で説明されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と呼ばれる組織からの文書で説明されている。本明細書で説明される技法は、上述されたワイヤレスネットワークおよび無線接続技術に加えて、他のワイヤレスネットワークおよび無線接続技術に使用されうる。明確さのために、これら技法の特定の態様が、LTEまたはLTE−A(総称して、別名、「LTE/−A」と呼ばれる)について以下で説明され、以下の説明の大半で、このようなLTE/−Aの専門用語を使用する。
[0025] 図1は、通信のためのワイヤレスネットワーク100を示し、これはLTE−Aネットワークでありうる。ワイヤレスネットワーク100は、多くの発展型ノードB(eNB)110および他のネットワークエンティティを含む。eNBは、UEと通信する局であり得、基地局、ノードB、アクセスポイント、等とも呼ばれうる。各eNB110は、特定の地理的エリアに通信カバレッジを提供しうる。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用される文脈に依存して、eNBのこの特定の地理的カバレッジエリア、および/または、このカバレッジエリアにサービスするeNBサブシステムを指しうる。
[0026] eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレッジを提供しうる。マクロセルは一般に、比較的広い地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダにサービス加入しているUEによる無制限のアクセスを可能にしうる。ピコセルは一般に、比較的狭い地理的エリアをカバーし、ネットワークプロバイダにサービス加入しているUEによる無制限のアクセスを可能にしうる。フェムトセルもまた一般に、比較的狭い地理的エリア(例えば、家)をカバーし、無制限のアクセスに加えて、このフェムトセルと関連があるUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)のUE、家の中にいるユーザのUE、等)による制限付のアクセスも提供しうる。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと呼ばれうる。ピコセルのためのeNBはピコeNBと呼ばれうる。そして、フェムトセルのためのeNBは、フェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれうる。図1に示される例では、eNB110a、110b、および110cはそれぞれ、マクロセル102a、102b、および102cのためのマクロeNBである。eNB110xは、ピコセル102xのためのピコeNBである。そして、eNB110yおよび110zはそれぞれ、フェムトセル102yおよび102zのためのフェムトeNBである。eNBは、1つまたは複数(例えば、2つ、3つ、4つ、等)のセルをサポートしうる。
[0027] ワイヤレスネットワーク100には中継(リレー)局も含まれる。中継局は、アップストリーム局(例えば、eNB、UE、等)からデータおよび/または他の情報の送信を受信し、ダウンストリーム局(例えば、別のUE、別のeNB、等)にデータおよび/または他の情報の送信を送る局である。中継局はまた、他のUEのための送信を中継するUEでありうる。図1に示される例では、中継局110rは、eNB110aおよびUE120rと通信し得、ここでは、中継局110rは、2つのネットワークエレメント(eNB110aおよびUE120r)の間での通信を容易にするために、それらの間でリレーとして作動する。中継局は、中継eNB、リレー、等とも呼ばれうる。
[0028] ワイヤレスネットワーク100は、同期オペレーションまたは非同期オペレーションをサポートしうる。同期オペレーションの場合、eNBは同様のフレームタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は、時間的におおまかにアラインされうる。非同期オペレーションの場合、eNBは異なるフレームタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は時間的にアラインされない可能性がある。
[0029] UE120は、ワイヤレスネットワーク100中に分散しており、各UEは、据置型またはモバイルでありうる。UEは、端末、モバイル局、加入者ユニット、局、等とも呼ばれうる。UEは、セルラ電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、等でありうる。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレー、等と通信することができうる。図1では、両矢印付きの実線は、UEと、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でUEにサービスするように指定されたeNBであるサービングeNBとの間の所望の送信を示す。両矢印付きの破線は、UEとeNBとの間の送信に干渉することを示す。
[0030] LTE/−Aは、ダウンリンク上では直交周波数分割多重化(OFDM)を利用し、アップリンク上では単一キャリア周波数分割多重化(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、通称、トーン、ビン、等とも呼ばれる複数(K個)の直交サブキャリアに分ける。各サブキャリアはデータで変調されうる。一般に、OFDMでは周波数ドメインで、SC−FDMでは時間ドメインで変調シンボルが送られる。近接したサブキャリア同士の間隔は固定であり得、サブキャリアの総数(K)はシステム帯域幅に依存しうる。例えば、Kは、1.4、3、5、10、15、または20メガヘルツ(MHz)という対応するシステム帯域幅に対して、それぞれ72、180、300、600、900、および1200に等しい。システム帯域幅はまたサブ帯域に分けられうる。例えば、サブ帯域は1.08MHzをカバーし得、1.4、3、5、10、15、または20MHzという対応するシステム帯域幅に対して、それぞれ1、2、4、8、12、または16個のサブ帯域が存在しうる。
[0031] ワイヤレスネットワーク100は、単位面積毎のシステムのスペクトル効率を高めるために、eNB110の多様なセット(すなわち、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、およびリレー)を使用する。ワイヤレスネットワーク100がそのスペクトルカバレッジに対してこのような異なるeNBを使用するため、それは、異種ネットワークとも呼ばれうる。マクロeNB110a−cは通常、ワイヤレスネットワーク100のプロバイダによって入念に計画され、設置される。マクロeNB110a−cは一般に、高い電力レベル(例えば、5W−40W)で送信する。一般に大幅に低い電力レベル(例えば、100mW−2W)で送信するピコeNB110xおよび中継局110rは、マクロeNB110a−cによって提供されるカバレッジエリアにおけるカバレッジホールを解消する(eliminate)ために、および、ホットスポットにおけるキャパシティを向上するために、比較的無計画な方法で配置されうる。通常ワイヤレスネットワーク100から独立して配置されるフェムトeNB110y−zは、それにもかかわらず、リソース協調および干渉管理の協調を行うために、それらの管理者(1または複数)によってオーソライズされた場合にはワイヤレスネットワーク100への潜在的なアクセスポイントとして、または、少なくとも、ワイヤレスネットワーク100の他のeNB110と通信しうるアクティブかつアウェアなeNBとして、ワイヤレスネットワーク100のカバレッジエリアに組み込まれうる。フェムトeNB110y−zも、通常、マクロeNB110a−cよりも大幅に低い電力レベル(例えば、100mW−2W)で送信する。
[0032] ワイヤレスネットワーク100のような異種ネットワークのオペレーション中、各UEは、通常より良好な信号品質でeNB100によってサービスされ、他のeNB110から受信される望ましくない信号は干渉として扱われる。そのような動作原理は最適には到底及ばないパフォーマンスにつながるが、eNB110間でのインテリジェントなリソース協調、より優れたサーバ選択ストラテジ、および効率的な干渉管理のための高度な技法を使用することによって、ネットワークパフォーマンスの利得がワイヤレスネットワーク100において実現される。
[0033] ピコeNB110xのようなピコeNBは、マクロeNB110a−cのようなマクロeNBと比較したときに、大幅に低い送信電力によって特徴付けられる。ピコeNBはまた、通常、アドホック方式で、ワイヤレスネットワーク100のようなネットワークの周囲に配置されるだろう。この無計画な配置により、ワイヤレスネットワーク100のような、ピコeNBが配置されているワイヤレスネットワークは、低い信号対干渉条件で広いエリアを有することが予期され得、それは、カバレッジエリアまたはセルのエッジ上のUE(「セルエッジ」UE)への制御チャネル送信に対してより困難な(challenging)RF環境を生み出しうる。さらに、マクロeNB110a−cおよびピコeNB110xの送信電力レベル間の潜在的に大きな不均衡(例えば、約20dB)は、混合配置(mixed deployment)において、ピコeNB110xのダウンリンクカバレッジエリアが、マクロeNB110a−cのものよりもはるかに小さくなるであろうことを暗に意味する。
[0034] しかしながら、アップリンクのケースでは、アップリンク信号の信号強度は、UEによって左右されるので、どのタイプのeNB110によって受信された場合にも同様となるであるだろう。eNB110のためのアップリンクカバレッジエリアがおおよそ同一または同様である場合、アップリンクハンドオフ境界は、チャネル利得に基づいて決定されるだろう。これは、ダウンリンクハンドオーバ境界とアップリンクハンドオーバ境界との間の不一致をもたらしうる。追加のネットワーク調整(network accommodation)なしでは、この不一致は、ワイヤレスネットワーク100において、ダウンリンクおよびアップリンクのハンドオーバ境界がより厳密に一致しているマクロeNBだけの同種ネットワークよりも、サーバ選択またはeNBへのUEの関連付けをより難しくするだろう。
[0035] サーバ選択が主にダウンリンク受信信号強度に基づいている場合、ワイヤレスネットワーク100のような異種ネットワークの混合eNB配置(deployment)の有用性は大いに減少するだろう。これは、マクロeNB110a−cのような高電力(higher powered)マクロeNBのより広いカバレッジエリアが、ピコeNB110xのようなピコeNBとセルカバレッジを分割することの利益を制限するためであり、これは、マクロeNB110a−cのより高いダウンリンク受信信号強度が、利用可能なUEをすべて引き寄せ、一方で、ピコeNB110xが、その極めて弱いダウンリンク送信電力のせいでいずれのUEにもサービスしない可能性があるためである。さらに、マクロeNB110a−cは、これらUEに効率的にサービスするのに十分なリソースを有さない可能性が高いであろう。したがって、ワイヤレスネットワーク100は、ピコeNB110xのカバレッジエリアを拡張することによって、マクロeNB110a−cとピコeNB110xとの間で負荷をアクティブに均衡化(balance)させようと試みるだろう。この概念は、セル範囲拡張(CRE:cell range extension)と呼ばれる。
[0036] ワイヤレスネットワーク100は、サーバ選択が決定される方式を変えることによってCREを達成する。サーバ選択をダウンリンク受信信号強度に基づかせる代わりに、選択は、ダウンリンク信号の品質により一層基づく。1つのそのような品質ベースの決定では、サーバ選択は、UEへの最小経路損失を提供するeNBを決定することに基づきうる。追加的に、ワイヤレスネットワーク100は、マクロeNB110a−cとピコeNB110xとの間でのリソースの固定分割を提供する。しかしながら、この負荷のアクティブな均衡化がある場合でも、ピコeNB110xのようなピコeNBによってサービスされるUEに対するマクロeNB110a−cからのダウンリンク干渉は緩和されるべきである。これは、UEでの干渉キャンセレーション、eNB110間でのリソース協調、等を含む様々な方法によって達成されうる。
[0037] ワイヤレスネットワーク100のような、セル範囲拡張を有する異種ネットワークでは、マクロeNB110a−cのような高電力eNBから送信されるより強いダウンリンク信号が存在するときに、UEがピコeNB110xのような低電力(lower-powered)eNBからサービスを取得するために、ピコeNB110xは、eNB110a−cのうち支配的干渉するものとの制御チャネルおよびデータチャネル干渉協調に従事する。干渉協調のための多種多様な技法が干渉を管理するために採用されうる。例えば、セル間干渉協調(ICIC)が、同一チャネル配置におけるセルからの干渉を低減させるために使用されうる。1つのICICメカニズムは適応型リソース分割(adaptive resource partitioning)である。適応型リソース分割は、サブフレームを特定のeNBに割り当てる。第1のeNBに割り当てられたサブフレームでは、隣接したeNBは送信を行わない。このように、第1のeNBによってサービスされるUEが経験する干渉は低減される。サブフレーム割当ては、アップリンクチャネルとダウンリンクチャネルの両方で行われうる。
[0038] 例えば、サブフレームは、保護サブフレーム(Uサブフレーム)、禁止サブフレーム(Nサブフレーム)、および共通サブフレーム(Cサブフレーム)という3つのクラスのサブフレームの間に割り振られうる。保護サブフレームは、第1のeNBによる排他的な使用のために第1のeNBに割り当てられる。保護サブフレームはまた、隣接するeNBからの干渉がないことから、「クリーンな」サブフレームとも呼ばれうる。禁止サブフレームは、隣接したeNBに割り当てられたサブフレームであり、第1のeNBは、この禁止サブフレームの間データを送信することが禁止される。例えば、第1のeNBの禁止サブフレームは、干渉を引き起こす第2のeNBの保護サブフレームに対応しうる。したがって、第1のeNBは、第1のeNBの保護サブフレームの間にデータを送信する唯一のeNBである。共通サブフレームは、複数のeNBによるデータ送信のために使用されうる。共通サブフレームはまた、他のeNBからの干渉の可能性ゆえに、「クリーンでない」サブフレームとも呼ばれうる。
[0039] 少なくとも1つの保護サブフレームが、周期ごとに静的に割り当てられる。いくつかのケースでは、たった1つの保護サブフレームだけが静的に割り当てられる。例えば、期間が8ミリ秒である場合、1つの保護サブフレームが、8ミリ秒の期間ごとにeNBに静的に割り当てられうる。他のサブフレームは動的に割り振られうる。
[0040] 適応的リソース分割情報(ARPI)は、非静的に割り当てられるサブフレームが動的に割り振られることを可能にする。保護サブフレーム、禁止サブフレーム、または共通サブフレームのどれもが動的に割り振られうる(それぞれ、AU、AN、ACサブフレーム)。この動的な割当ては、急速に、例えば、100ミリ秒ごとにまたはそれ未満で変化しうる。
[0041] 異種ネットワークは、異なる電力クラスのeNBを有しうる。例えば、電力クラスが大きい方から順に、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNBという3つの電力クラスが定義されうる。マクロeNB、ピコeNB、およびフェムトeNBが同一チャネル配置されている場合、マクロeNB(攻撃者eNB)の電力スペクトル密度(PSD)は、ピコeNBおよびフェムトeNB(被害者eNB)のPSDよりも大きく、これは、ピコeNBおよびフェムトeNBに対する大量の干渉を引き起こしうる(create)。保護サブフレームは、ピコeNBおよびフェムトeNBに対する干渉を低減または最小化するために使用されうる。すなわち、保護サブフレームは、攻撃者eNBにおける禁止サブフレームに対応するように、被害者eNBのためにスケジューリングされうる。
[0042] 図2は、基地局/eNB110およびUE120の設計のブロック図を示し、これらは、図1の基地局/eNBのうちの1つおよびUEのうちの1つでありうる。制限付きの関連付けシナリオの場合、eNB110は、図1のマクロeNB110cであり得、UE120はUE120yでありうる。eNB110はまた、何らかの他のタイプの基地局でありうる。eNB110は、アンテナ234a〜234tを備え、UE120は、アンテナ252a〜252rを備えうる。
[0043] eNB110において、送信プロセッサ220はデータソース212からデータを受け取り、コントローラ/プロセッサ240から制御情報を受け取る。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCH、等のためのものでありうる。データは、PDSCH、等のためのものでありうる。送信プロセッサ220は、このデータおよび制御情報を処理(例えば、符号化およびシンボルマッピング)して、それぞれデータシンボルおよび制御シンボルを取得しうる。送信プロセッサ220はまた、例えば、PSS、SSS、およびセル固有基準信号のための基準シンボルを生成しうる。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能であれば、これらデータシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(例えば、プリコーディング)を行い、変調器(MOD)232a〜232tに出力シンボルストリームを提供しうる。各変調器232は、それぞれの出力シンボルストリーム(例えば、OFDM、等のための)を処理して、出力サンプルストリームを取得しうる。各変調器232は、この出力サンプルストリームをさらに処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得しうる。変調器232a〜232tからのダウンリンク信号はそれぞれアンテナ234a〜234tを介して送信されうる。
[0044] UE120において、アンテナ252a〜252rは、eNB110からダウンリンク信号を受信し、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)254a〜254rに提供しうる。各復調器254は、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得しうる。各復調器254は、これら入力サンプル(例えば、OFDM、等のための)をさらに処理して、受信シンボルを取得しうる。MIMO検出器256は、すべての復調器254a〜254rから受信シンボルを取得し、適用可能であれば、これら受信シンボルに対してMIMO検出を行い、検出されたシンボルを提供しうる。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)し、UE120のための復号済みデータをデータシンク260に提供し、復号済み制御情報をコントローラ/プロセッサ280に提供しうる。
[0045] アップリンクでは、UE120において、送信プロセッサ264は、データソース262からデータ(例えば、PUSCHのための)を、コントローラ/プロセッサ280から制御情報(例えば、PUCCHのための)を受け取り、処理しうる。送信プロセッサ264はまた、基準信号のための基準シンボルを生成しうる。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能であれば、TX MIMOプロセッサ266によってプリコーディングされ、復調器254a〜254rによってさらに処理され(例えば、SC−FDM、等のために)、eNB110に送信されうる。eNB110において、UE120からのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され、復調器/変調器232によって処理され、適用可能であれば、MIMO検出器236によって検出され、受信プロセッサ238によってさらに処理されて、UE120によって送られた復号済みデータおよび制御情報が取得されうる。プロセッサ238は、復号済みデータをデータシンク239に提供し、復号済み制御情報をコントローラ/プロセッサ240に提供しうる。
[0046] コントローラ/プロセッサ240および280は、それぞれeNB110およびUE120でのオペレーションを指揮しうる。eNB110のコントローラ/プロセッサ240および/または他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書で説明される技法のための様々なプロセスを行うかまたはそれの実行を指揮しうる。UE120のコントローラ/プロセッサ280および/または他のプロセッサおよびモジュールは、図7および8に例示されている機能ブロックおよび/または本明細書で説明される技法のための他のプロセスを行うかまたはそれの実行を指揮しうる。メモリ242および282は、それぞれeNB110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶しうる。スケジューラ244は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でのデータ送信についてUEをスケジューリングしうる。
キャリアアグリゲーション
[0047] LTE−アドバンスドUEは、各方向での送信に使用される最大で合計100MHz(5つのコンポーネントキャリア)のキャリアアグリゲーションにおいて割り振られる最大20Mhz帯域幅のスペクトルを使用する。一般に、ダウンリンクよりもアップリンク上で送信されるトラフィックが少ないため、アップリンクスペクトルの割振りは、ダウンリンクの割振りよりも小さい可能性がある。例えば、20MHzがアップリンクに割り当てられる場合、ダウンリンクには100MHzが割り当てられうる。これらの非対称FDD割当ては、スペクトルを節約することとなり、ブロードバンド加入者による典型的な非対称帯域幅利用に適している。
キャリアアグリゲーションタイプ
[0048] LTEアドバンスドモバイルシステムの場合、2つのタイプのキャリアアグリゲーション(CA)方法が提案され、それらは、連続的なキャリアアグリゲーションおよび非連続的なキャリアアグリゲーションである。これらは図3Aおよび3Bに例示される。非連続的なキャリアアグリゲーションは、複数の利用可能なコンポーネントキャリアが周波数帯域に沿って分離しているときに生じる(図3B)。一方、連続的なキャリアアグリゲーションは、複数の利用可能なコンポーネントキャリアが互いに隣接しているときに生じる(図3A)。非連続的なキャリアアグリゲーションおよび連続的なキャリアアグリゲーションの両方は、単体(single unit)のLTEアドバンスドUEにサービスするために、複数のLTE/コンポーネントキャリアをアグリゲートする。
[0049] キャリアが周波数帯域に沿って分離されているため、LTEアドバンスドUEにおいて複数のRF受信ユニットおよび複数のFFTは非連続的なキャリアアグリゲーションに配備されうる。非連続的なキャリアアグリゲーションは、広周波数範囲にまたがる複数の分離されたキャリア上でのデータ送信をサポートするため、周波数帯域が異なると、伝搬経路損失、ドップラシフト、および他の無線チャネル特性は大きく変動しうる。
[0050] ゆえに、非連続的なキャリアアグリゲーションアプローチ下でブロードバンドデータ送信をサポートするために、複数の方法が使用され、異なるコンポーネントキャリアのためのコーディング、変調、および送信電力を適応的に調節しうる。例えば、発展型ノードB(eNB)が各コンポーネントキャリア上で固定の送信電力を有するLTEアドバンスドシステムでは、各コンポーネントキャリアのサポート可能な変調およびコーディングまたは有効カバレッジは異なりうる。
キャリアアグリゲーションにおけるCSIフィードバック
[0051] LTE−Aでは、UEは、複数のコンポーネントキャリア(CC)で構成されうる。1つのコンポーネントキャリアが、一次コンポーネントキャリア(PCC)として指定され、他のものは、二次コンポーネントキャリア(SCC)と呼ばれる。PCCは典型的に、UEごとに、上位レイヤによって半静的に構成されうる。ACK/NACK、チャネル品質インジケータ(CQI)、スケジューリング要求(SR)、等は、PUCCH上で送信されるとき、所与のUEに対して、SCCではなくPCC上で搬送される。LTEキャリアアグリゲーションの構成では、キャリアアグリゲーション割振りは、最大で5:1のダウンリンク対アップリンクコンポーネントキャリアマッピングをサポートしうる。したがって、1つのアップリンクコンポーネントキャリアが、最大5個のダウンリンクコンポーネントキャリアについてPUCCH上でのCSIフィードバックをサポートしうる。
[0052] LTEキャリアアグリゲーション割振りは、また、周期的および非周期的の両方のCQI、プリコーディングマトリクスインジケータ(PMI)、およびランクインジケータ(RI)報告のようなチャネル状態情報(CSI)フィードバックをサポートする。周期的なCQI/PMI/RIは一般に、1つのサブフレーム内の1つのダウンリンクコンポーネントキャリアについてのみ報告される。そのような報告がなされる特定のダウンリンクコンポーネントキャリアが、報告優先スキーム(reporting priority scheme)にしたがって決定される。例えば、ダウンリンクコンポーネントキャリアは、構成された報告タイプに基づいて優先順位が決定されうる。例えば、第1の(=トップの)優先順位は、報告タイプ3、5、6、2a、に関連しており、第2の優先順位は、報告タイプ2、2b、2c、4に関連しており、第3の優先順位は、報告タイプ1、1aに関連しうる。複数のダウンリンクコンポーネントキャリアが同一の報告モード/タイプを有する場合、これらコンポーネントキャリア間で優先順位付けがRRC構成されうる。例えば、コンポーネントキャリアは一般に、キャリアアグリゲーション内でコンポーネントキャリアインデックスが提供される。RRC構成された優先順位は、同一の報告モード/タイプを有するコンポーネントキャリアの中で、最小のコンポーネントキャリアインデックスを有するコンポーネントキャリアを最優先しうる。同一の優先規則が、PUSCHが無い場合と、PUSCHがある場合の両方のケースに適用されうる。ダウンリンクコンポーネントキャリアが報告のために識別された時点で、他のダウンリンクコンポーネントキャリアについてのCQI/PMI/RIはドロップされうる。同一のコンポーネントキャリアについてのRI、広帯域CQI/PMI、およびサブ帯域CQIのような様々なCSIタイプ間の衝突が既存のプロシージャにしたがって解決されうることにさらに留意されたい。
[0053] キャリアアグリゲーションが構成されるとき、UE固有の探索空間内の非周期的なCSI要求フィールドは2ビットを含む。CSI要求フィールド内の「00」状態は、いずれのCSIもトリガされていないことを示し、CSI要求フィールド内の「01」状態は、CSI報告を送信するアップリンクコンポーネントキャリアにSIB2−リンク付けされたダウンリンクコンポーネントキャリアについてのトリガを示し、CSI要求フィールド内の「10」および「11」状態は、そのCSIがRRCによって構成されることを示す。共通探索空間に1ビットの場合、「0」状態は、CSIがトリガされないことを示し、「1」状態は、CSIがRRCによって構成されることを意味する。RRCは、最大5個のコンポーネントキャリアの任意の組み合わせを構成しうる。現在、非周期的なCSIは、アップリンクグラントを介してスケジューリングされるPUSCHを使用して送信される。ゆえに、現在、非周期的なCSI要求だけがアップリンクグラントに存在しうる。
多地点送信協調(coordinate)におけるCSIフィードバック
[0054] Rel−11では、多地点協調(CoMP)送信スキームがサポートされる。CoMP送信は、複数の基地局が、1つまたは複数のUEへの送信(ダウンリンクCoMP)、または、1つまたは複数のUEからの受信(アップリンクCoMP)を、協調する(coordinate)スキームを指す。ダウンリンクCoMPおよびアップリンクCoMPは、UEに対して別々にまたはまとめて使用可能にされる。CoMPスキームいくついかの例は、(1)結合送信(ダウンリンクCoMP)、ここでは、複数のeNBが、1つのUEに向けられている同一のデータを送信する、(2)結合受信(アップリンクCoMP)、ここでは、複数のeNBが、1つのUEに向けられている同一データを受信する、(3)協調ビームフォーミング、ここでは、eNBが、そのUEに、隣接するセル内のUEへの干渉を低減させるために選択されたビームを使用して送信する、(4)動的地点(1つまたは複数)選択、ここでは、データ送信に関与するセル(1つまたは複数)がサブフレームごとに変化しうる。CoMPは、同種ネットワークおよび/または異種ネットワーク(HetNet)の両方に存在しうる。CoMPに関与するノード間の接続は、いくらかの待ち時間と制限された帯域幅を経験するX2インターフェースを通して、または、最小の待ち時間と根本的には「無制限の」帯域幅を経験する光ファイバインターフェースを通して生じる。HetNet CoMPは、高電力eNBと低電力ノードとの間での協調を伴い、それは、遠隔無線ヘッド(RRH)とも呼ばれることがある。
[0055] CoMPオペレーションをより効率的にサポートするために、1つのUEに対して1つまたは複数のCSIプロセスが構成されうる。1つよりも多くのセルがUEとの通信に参加しているため、追加のセルに対応するより多くのCSIプロセスが使用されうる。例えば、eNBは、各CSIプロセスを、UEのためのCoMPオペレーションに関与する特定のセルと関連付けうる。各CSIプロセスは、CSIフィードバックのために、チャネル推定のための基準信号と、干渉推定のための干渉測定リソースとに関連付けられる。キャリアアグリゲーション実現と同様に、UEは、単一のサブフレームにおいて1つまたは複数のCSIプロセスについてのCSIを報告するようにトリガされうる。CoMPオペレーションにおけるUEのためにCSIフィードバックのRRC構成に対して2ビットが利用可能である。CoMPオペレーションにおけるUEは、キャリアアグリゲーションにも割り振られうる。ゆえに、UEが、CoMPオペレーションにおける異なるセルのための異なるコンポーネントキャリアに対して複数のCSIプロセスを報告しうる事例が生じうる。
大きいCSIフィードバックに対するアップリンクリソースの割当て
[0056] LTEシステムの将来的な進歩では、ファイバのような高帯域幅および/または低い待ち時間のバックホールインターフェースを使用するセル間での広範囲に及ぶ協力(cooperation)と協調(coordination)を用いて、送信ポイント間でのダウンリンク協力を十分に活かすために、所与の1つのUEに対してより多くの数のセルが関与し得る。そのような多数の協力および協調セルからなるこのシステムは、「クラウドRAN」と呼ばれることが多い。現在のCoMPシステムは一般に、いくつかの別個のセル(例えば、3個のセル)に協力を提供する。クラウドRANシステムは、さらに多くのセルがUE毎に(per)送信に協力することを企図する。図4は、クラウドRANオペレーションのために構成されたワイヤレスネットワーク40を例示するブロック図である。ワイヤレスネットワーク40では、UE400は、プライマリ基地局401を通じでサービスされうる。クラウドRAN構成で動作すると、UE400に向けられたデータのためのダウンリンク協力は、基地局401と基地局402−410との間の協力を含みうる。基地局401、407、および409は、高電力基地局として構成され、基地局402−406、408、および410は、低電力基地局またはRRHでありうる。基地局402−410の各々は、基地局401−410間のファイババックホールインターフェースを通して協調することで、ダウンリンクデータを送信しうるか、あるいは干渉協調またはキャンセレーションのために協力しうる。広範囲に及ぶ(extensive)CSIフィードバックが、そのようなクラウドRANオペレーションをサポートするのに不可欠であり、これは、UE400からの大量のアップリンクオーバーヘッドに帰着する。UE400は、極めて低い信号対ノイズ比を有するチャネルを潜在的に含む、基地局401−410の各々とのチャネルについてCSI測定値を提供し得る。そのような大きなアップリンクオーバーヘッドにより生じる1つの問題は、UE400からの極めて大量のCSIフィードバックにアップリンクリソースをどのようにして効率的に割り当てるかということである。CSIオーバーヘッド情報の量は、UEチャネル条件、トラフィックニーズ、協力するセルの数、セル負荷、等に依存して、異なる複数のサブフレームにわたって変化しうる(例えば、異なる精度、異なるタイプの報告、等)。ゆえに、CSIフィードバックの必要性はバースト的(bursty)であり得、その一方で、アップリンクデータスケジューリングの必要性はほとんどない可能性がある。アップリンクデータスケジューリングの必要性がCSIフィードバックの必要性よりも少ない状態で、非周期的なCSIがアップリンクグラントを通してスケジューリングされると、追加のCSIフィードバックがどこにスケジューリングされうるかについて問題が生じうる。
[0057] 既存のプロセスおよびプロシージャに基づいて、いくつかのオプションが、そのようなクラウドRANサポートに対して利用可能でありうる。例えば、周期的なアップリンク制御チャネル(例えば、PUCCH)は、追加のCSIフィードバックを処理する(handle)ように構成されうる。しかしながら、制御チャネル容量は典型的に限られており、大量のCSIフィードバックを収容することはできない可能性がある。可能性のある別のソリューションは、周期的なアップリンクデータチャネル(例えば、PUSCH)を構成しうる。しかしながら、周期的なデータチャネルは、オーバーヘッドを消費しすぎる可能性があり、バーストタイプのダウンリンクトラフィックの必要性に対処するのに効率的ではないであろう。
[0058] 可能性のある別のソリューションは、アップリンクデータチャネルと同様の半永久スケジューリング(SPS)アプローチを利用しうる。例えば、アップリンクデータチャネルは、特定の時間期間の間アクティベートされ得、必要がなくなると、それはデアクティベートされうる。このSPSアプローチは、良い妥協点を提供し得、単に周期的なアップリンクデータチャネルを構成するよりも効率的である。しかしながら、SPS周期性は典型的に10ms以上である。この周期性の長さは、サブフレーム依存型PUSCHリソースサイズの潜在的な必要性に対処するのに効率的ではないであろう。SPSアプローチはまた、バーストネス(burstness)およびアップリンクオーバーヘッドを処理する観点から非効率的でありうる。
[0059] 別の可能なアプローチは、アップリンクグラントによってトリガされる非周期的なCSIフィードバック(uplink grant-triggered aperiodic CSI feedback)を利用しうる。そのようなアップリンクグラントによってトリガされる非周期的なCSIフィードバックは有効なオプションを提供しうる。しかしながら、このトリガリングはアップリンクグラント中に存在する必要があるため、アップリンクデータスケジューリングの必要性がほとんどないとき、このアプローチは、ダウンリンクオーバーヘッドにおいて無駄となる恐れがある。ゆえに、既存の技術に基づいた潜在的なソリューションは、限られたオプションと、限られた効率性を提供する。
[0060] 本開示の様々な態様は、ダウンリンクグラントによってトリガされたCSI(downlink grant-triggered CSI)送信に向けられる。現在、アップリンク送信についてのスケジューリング情報はダウンリンクグラント中には存在しない。本開示の様々な態様は、CSI送信をトリガするために使用されうるダウンリンクグラントにおいて1つまたは複数のビットを提供する。1つまたは複数のビットは、新しいビット、既存のビットの再解釈、またはそれらの組み合わせでありうる。トリガされたCSIフィードバックのアップリンク送信は、CSIだけの送信でありうるか、あるいは代替的に、UEからアップリンクデータを搬送するためにUL−SCHも含みうる。CSIを搬送するアップリンクチャネルは、PUCCHチャネルまたはPUSCHチャネルであり得、報告されるCSIは、周期的なCSIまたは非周期的なCSI、あるいはそれらの組み合わせに対して定義されたものと同一のモードをとりうる。
[0061] 図5は、本開示の一態様を実現するために実行される例となるブロックを例示する機能ブロック図である。ブロック500において、モバイルデバイスは、サービング基地局からダウンリンクグラントを受信する。図2および7に関して、UE120および70のようなモバイルデバイスは、コントローラ/プロセッサ280の制御下で動作する。図7は、本開示の一態様にしたがって構成されたUE70を例示するブロック図である。コントローラ/プロセッサ280は、メモリ282に記憶された論理を実行し、UE120および70の特徴および機能を提供するUE120および70のコンポーネントを制御する。例えば、アンテナ252a−r、復調器/変調器254a−r、MIMO検出器256、および受信プロセッサ258のような個々のコンポーネントを含みうるワイヤレス無線機700は、エアインターフェースを通して送信された無線周波数信号を受信しうる。これらのコンポーネントおよび動作(act)の組み合わせは、モバイルデバイスにおいてダウンリンクグラントを受信するための手段を提供しうる。
[0062] ブロック501において、モバイルデバイスは、ダウンリンクグラント内のCSIトリガを検出する。コントローラ/プロセッサ280の制御下で、UE120および70のようなUEは、信号検出器701、ならびに復調器/変調器254a−r、MIMO検出器256、および受信プロセッサ258のような他の個々のコンポーネントを使用して受信信号を検出および復号しうる。ダウンリンクグラントのような受信信号を復号することによって、UE120または70は、コントローラ/プロセッサ280の制御下で、ダウンリンクグラント内に含まれるCSIトリガを検出しうる。これらのコンポーネントおよび動作の組み合わせは、モバイルデバイスによって、ダウンリンクグラント内のCSIトリガを検出するための手段を提供しうる。
[0063] ブロック502において、モバイルデバイスは、CSIトリガに応答してCSIフィードバックを送信する。CSIフィードバックは、周期的および非周期的の両方の形式でCQI、PMI、RI、等のような様々なタイプのフィードバックを含みうる。一般に、信号検出器701と、メモリ282に記憶され、かつ、コントローラプロセッサ280によって実行されるCSI生成器704のような動作論理とを使用して、UE120または70のようなUEは、信号品質を測定し、UEと任意の協力基地局との間の様々なチャネルのプリコーディングまたはランキングインジケータ、等を決定しうる。CSI生成器704は、次に、コントローラ/プロセッサ280の制御下で、信号生成器702を使用してCSIフィードバック報告を生成し、ワイヤレス無線機700を通してCSIフィードバックを基地局に送信しうる。これらのコンポーネントおよび動作の組み合わせは、CSIトリガに応答してモバイルデバイスによってCSIフィードバックを送信するための手段を提供しうる。
[0064] 本開示の選択された態様では、アップリンクグラントを使用してスケジューリングされることができるアップリンクデータトラフィックをUEが有するとき、ダウンリンクグラントによってトリガされるCSIがディセーブルにされ、代わりに、通常のアップリンクグラントプロシージャを使用して追加のCSIをスケジューリングすることに留意されたい。本開示の追加のおよび/または代替的な態様は、すべての状況でも同様に、ダウンリンクグラントによってトリガされるCSIを含みうる。本開示の態様は、ダウンリンクグラントによってトリガされるCSIを適用するための任意の1つの方法に限られるわけではない。
[0065] 図6は、本開示の一態様を実現するために実行される例となるブロックを例示する機能ブロック図である。ブロック600において、基地局は、複数のセルからのモバイルデバイスへのダウンリンク協力を検出する。基地局は、ファイババックホールインターフェースのようなバックホールインターフェースを通して他の基地局との通信を維持する。図2に関して、eNB110のような基地局は、異なるセルの複数の基地局との通信を維持しうる。この通信を通して、かつ、コントローラ/プロセッサ240の制御下で、eNB110は、複数のセルが特定のモバイルデバイスへのダウンリンク協力を提供している可能性があることをこの通信を通じて決定する。これらのコンポーネントおよび動作の組み合わせは、複数のセルからのモバイルデバイスへのダウンリンク協力を検出するための手段を提供しうる。
[0066] ブロック601において、基地局は、モバイルデバイスのために生成されたダウンリンクグラントにCSIトリガを追加する。UE110のような、基地局によるダウンリンクグラントのスケジューリング中、スケジューラ244は、コントローラ/プロセッサ240の制御下で、任意の特定のモバイル局に送られるべきダウンリンクグラントメッセージを生成するように動作する。複数のセルからのダウンリンク協力がブロック600において検出されたとき、コントローラ/プロセッサ240およびスケジューラ244は、ダウンリンクグラントにCSIトリガを追加する。このトリガは、そのようなCSIトリガのために再利用される(repurposed)ダウンリンクグラント内の既存のビットを使用しうる。代替的に、新しいビットがCSIトリガに対して定義されうる。これらのコンポーネントおよび動作の組み合わせは、モバイルデバイスのために生成されたダウンリンクグラントにCSIトリガを追加するための手段を提供しうる。
[0067] ブロック602において、基地局は、CSIトリガを含むダウンリンクグラントをモバイルデバイスに送信する。例えば、eNB110は、コントローラ/プロセッサ240の制御下で、送信プロセッサ220、TX MIMOプロセッサ230、変調器/復調器232a−t、およびアンテナ234a−tを使用して、ダウンリンクグラントを送信しうる。これらのコンポーネントおよび動作の組み合わせは、モバイルデバイスにダウンリンクグラントを送信するための手段を提供しうる。
[0068] CSIを搬送するアップリンクチャネルのためのリソースは、上位レイヤ(例えば、RRC)によって構成されたリソースの1つまたは複数のセットでありうる。本開示の様々な態様は、リソースのセットのうちどれを使用するかを選択するために異なる方法を提供しうる。UE400のようなモバイルデバイスは、リソースの特定のセットを基地局401からのダウンリンクグラントに基づいて選択しうる。例えば、基地局401からのダウンリンクグラント内の指定されたビットがリソースのどのセットを使用するかを示しうる。RRCは一般に、リソースの3つのセットをスケジューリングするために使用されうる2ビットを有する。ビットの1つの組み合わせは、いずれのCSIも要求されないことを示し、残りの3つの組み合わせは、3つの別個のセット(例えば、(1)第1のセットはRB0と表される1つのRBを使用し、(2)第2のセットは、RB0−RB1と表される2つのRBを使用し、(3)第3のセットは、特定のPUCCHフォーマット3リソースに基づいて1つのPUCCHフォーマット3を使用する)を識別しうる。様々な組み合わせが、RRC構成において3つの利用可能なセットを定義および選択するために実現されうる。
[0069] 追加の態様では、基地局401からのダウンリンクグラントのDCIに含まれる異なるダウンリンクDCIフォーマットは、リソースの異なるセットの選択をトリガしうる。例えば、1ビットを含むDCIフォーマット1Aが、第1のセットをトリガし、一方で2ビットを含むDCIフォーマット2Dが、追加のセットをトリガする、などでありうる。
[0070] さらなる態様では、ダウンリンクグラントのために基地局401によって選択された異なる制御チャネルタイプが、リソースの異なるセットの選択をトリガしうる。例えば、PDCCH制御チャネルが第1のセットの選択をトリガし得、一方で拡張PDCCH(EPDCCH)制御チャネルが第2のセットの選択をトリガしうる。さらなる態様では、UE400へのダウンリンクグラントにおいて基地局401によって使用される異なる復号候補が、リソースの異なるセットの選択をトリガしうる。例えば、アグリゲーションレベルの第1の復号候補が、リソースの第1のセットの選択をトリガし得、一方で同一のアグリゲーションレベルの第2の復号候補が、リソースの第2のセットの選択をトリガしうる。復号候補によってトリガされる選択(decoding candidate-triggered selection)の別の例では、第1のアグリゲーションレベルの復号候補が、リソースの第1のセットの選択をトリガし得、一方で第2のアグリゲーションレベルの復号候補が、リソースの第2のセットの選択をトリガしうる。復号候補によってトリガされる選択のさらなる例では、EPDCCH制御チャネルが、2つのリソースセットで構成され得、ここでは、第1のEPDCCHリソースセットの復号候補が、CSI送信のためにリソースの第1のセットの選択をトリガし得、一方で第2のEPDCCHリソースセットの復号候補は、CSI送信のためのリソースの第2のセットの選択をトリガしうる。復号候補によってトリガされる選択のさらなる例では、共通(common)探索空間内の復号候補が、リソースの第1のセットの選択をトリガし得、一方でUE固有探索空間内の復号候補が、リソースの第2のセットの選択をトリガしうる。様々な他のパラメータまたは前述のパラメータの組み合わせが、本開示の追加のまたは代替的な態様で、リソースのセットの選択に対して使用されうる。
[0071] CSIを搬送するアップリンクチャネルに対して利用可能なリソースのセットは様々な情報を含む。例えば、RRCによって構成されたリソースの各セットは、CSIを送信するためのリソースを識別する情報(例えば、ロケーション、帯域幅、変調オーダ、ランク、プリコーディング、等)、CSIモード/タイプを識別する情報、アップリンクチャネルのためのトランスポート電力制御(TPC)コマンド、復調基準信号(DM−RS)および直交カバーコード(OCC)インデックスのためのサイクリックシフト、および/または、非周期的なサウンディング基準信号(SRS)要求のトリガを含みうる。
[0072] 設定可能な変調オーダおよびランクの代わりに、両方とも固定でありうること、例えば、四位相偏移変調(QPSK)およびランク1だけを使用することに留意されたい。固定の変調オーダおよびランクが採用されるとき、リソースを識別する情報は不必要でありうる。
[0073] 本開示の代替的な態様では、CSIは、UE400のようなモバイルデバイスによって一度だけ送信されうる。しかしながら、本開示の追加の態様では、CSIは、UE400のようなモバイルデバイスによって特定の回数送信されうる。その数は、所定でありうるか、または、チャネル品質、電力利用性(例えば、バッテリレベル)、処理負荷、等のような様々なパラメータに基づいて設定可能でありうる。そのような複数の送信の各々内では、同一のまたは異なるリソースが使用されうる。例えば、リソースの特定のセットを選択するための前述された様々な方法またはプロセスを使用して、複数の送信の各インスタンスで、UE400は、送信時の即時条件(immediate condition)にしたがってリソースのセットを選択しうる。ゆえに、リソースの異なるセットが、CSI送信の各インスタンスに対してUE400によって使用されうる。代替的に、リソースの1つのセットが、複数の送信のうちの最初の送信でUE400によって決定され得、同一のリソースのセットが、複数の送信の後続の送信の各々でUE400によって使用される。複数の送信はまた、送信機会の各々において、同一のまたは異なるタイプの非周期的なCSI(A−CSI)フィードバックを使用しうる。例えば、複数のCSI送信の数が決定されると、UE400は、各送信インスタンスについて、非周期的なCQI(A−CQI)だけを送信するだろう。別の例示的な態様では、複数の送信の数が決定された後、UE400は、毎回、異なるCSIフィードバック報告を送信する。例えば、最初にRIを送信し、次の送信インスタンスでは、広帯域CQI/PMIを送信し、続く送信インスタンスでは、サブ帯域CQIを送信する。UE400および基地局401のようなサービング基地局は、CSIが送信されることとなる回数、使用されるリソース、タイプ、等を含む複数のCSI送信の詳細を通信する。
[0074] 本開示の様々な態様によれば、UE400が、ダウンリンクによってトリガされるCSI(downlink-triggered CSI)を受信し、いくつかの他のアップリンク信号(周期的なCSI、SRS、SR、ACK/NAK、PUSCH、等)を送信するようにスケジューリングもされるサブフレームでは、ダウンリンクによってトリガされたCSIは、UE400によって他の信号と多重化され得、および/または何らかのタイプの優先順位付けが実施されうる。例えば、ダウンリンクによってトリガされたCSIがPUSCHによって搬送される場合、SRS/SR/ACK/NAKを含む他の信号の多重化は、UE400が、UL−SCHデータなしに通常のPUSCHデーチャネルでSRS/SR/ACK/NAKを処理するのと同一の方法で処理されうる。他のそのような信号が周期的なCSI(P−CSI)を含む場合、P−CSIはドロップされうる。同様に、他の信号が別のPUSCHを含む場合、2つのPUSCHのうちの一方がドロップされうる。例えば、通常のPUSCHが、ダウンリンクによってトリガされたCSIにより生じたPUSCHと衝突すると、UE400は、ダウンリンクによってトリガされたCSIにより生じたPUSCHをドロップしうる。並列PUSCH送信が可能な実装では、UE400は、衝突する両方のPUSCHを送信しうる。別の例では、ダウンリンクによってトリガされたCSIがPUCCHによって搬送される場合、UE400は、通常のP−CSIでSRS/SR/ACK/NAK/PUSCHが処理されたとのと同一の方法でSRS/SR/ACK/NAKを含む他の信号の多重化を処理しうる。すなわち、他の信号がP−CSIを含む場合、このP−CSIはドロップされうる。
[0075] 当業者は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して情報および信号が表されうることを理解するであろう。例えば、上記説明の全体にわたって参照されうるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表されうる。
[0076] 図5および6の機能ブロックおよびモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子コンポーネント、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコード、等、またはそれらの任意の組み合わせを備えうる。
[0077] 当業者は、本明細書の開示に関連して説明された実例となる様々な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムのステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両者の組み合わせとして実現されうることをさらに認識するであろう。このハードウェアおよびソフトウェアの互換性を明確に例示するために、実例となる様々なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップは、概ねそれらの機能の観点から上で説明されている。そのような機能性がハードウェアとして実現されるかソフトウェアとして実現されるかは、特定の用途とシステム全体に課される設計の制約とに依存する。当業者は、上述された機能を特定の用途ごとに様々な方法で実現しうるが、このような実現の決定は本開示の適用範囲からの逸脱をさせるものとして解釈されるべきでない。当業者は、本明細書で説明されたコンポーネント、方法、または相互作用の順序または組み合わせが例に過ぎないこと、および、本開示の様々な態様のコンポーネント、方法、または相互作用が、本明細書で例示および説明されたもの以外の方法で行われるかまたは組み合わせられうることを容易に認識するであろう。
[0078] 本明細書の開示に関連して説明された実例となる様々な論理ブロック、モジュール、回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは本明細書で説明された機能を行うよう設計されたそれらの任意の組み合わせで実現されるかまたは行われうる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでありうるが、代替的に、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンでありうる。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPと、1つのマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに連結した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいはその他のそのような構成との組み合わせとして実現されうる。
[0079] 本明細書の開示に関連して説明されたアルゴリズムまたは方法のステップは、直接ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、または両者の組み合わせで具現化されうる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られているその他の形式の記憶媒体に存在しうる。例示的な記憶媒体は、プロセッサがこの記憶媒体から情報を読み取り、この記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替的に、記憶媒体はプロセッサに一体化されうる。プロセッサおよび記憶媒体はASIC内に存在しうる。ASICはユーザ端末内に存在しうる。代替的に、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末においてディスクリートコンポーネントとして存在しうる。
[0080] 1つまたは複数の例示的な設計では、説明された機能は、ハードウェアで、ソフトウェアで、ファームウェアで、またはそれらの任意の組み合わせで実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ可読媒体において、1つまたは複数の命令またはコードとして、記憶または送信されることができる。コンピュータ可読媒体は、ある箇所から別の箇所へのコンピュータプログラの移送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体およびコンピュータ記憶媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータによりアクセスされることができる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形式で所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用されることができ、かつ、汎用コンピュータまたは専用コンピュータあるいは汎用プロセッサまたは専用プロセッサによってアクセスされることができるその他の媒体を備えうる。また、任意の接続は厳密にはコンピュータ可読媒体と称されうる。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)を使用して送信される場合、この同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペアは、または、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用される場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザー(登録商標)ディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイ(登録商標)ディスクを含み、ディスク(disk)は、通常磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の適用範囲内に含まれるべきである。
[0081] 本明細書、特許請求の範囲を含む、で使用される場合、「および/または」という用語は、2つ以上の項目からなるリストで使用されるとき、リストされた項目のうちのいずれか1つが単独で採用されうること、または、リストされた項目のうちの2つ以上からなる任意の組み合わせが採用されうることを意味する。例えば、ある構成が、コンポーネントA、B、および/またはCを含むものとして説明されている場合、この構成は、Aだけ、Bだけ、Cだけ、AとBの組み合わせ、AとCの組み合わせ、BとCの組み合わせ、またはAとBとCの組み合わせを含みうる。また、本明細書、特許請求の範囲を含む、で使用される場合、「〜のうちの少なくとも1つ」で始まる複数の項目からなるリストで使用される「または」は、例えば「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」のリストが、A、B、C、AとB、AとC、BとC、AとBとC(すなわち、A、B、およびC)を意味するような、離接的な(disjunctive)リストを示す。
[0082] 本開示の以上の説明は、当業者が本開示を実行または使用することを可能にするために提供される。本開示に対する様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された包括的な原理は、本開示の精神または適用範囲から逸脱することなく、他の変形に適用されうる。したがって、本開示は、本明細書で説明された例および設計に制限されることを意図せず、本明細書に開示された原理および新規な特徴に合致する最も広い適用範囲が与えられるべきである。

Claims (30)

  1. ワイヤレス通信の方法であって、
    モバイルデバイスにおいて、ダウンリンクグラントを受信することと、
    前記モバイルデバイスが、前記ダウンリンクグラント内のチャネル状態情報(CSI)トリガを検出することと、
    前記CSIトリガに応答して、前記モバイルデバイスがCSIフィードバックを送信することと、
    を備える方法。
  2. 前記モバイルデバイスにおいて、上位レイヤによって構成された送信リソースの複数のセットから送信リソースのセットを選択すること、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記選択することは、
    選択のために送信リソースの前記セットを指定する無線リソース制御(RRC)信号を識別することと、
    選択のために送信リソースの前記セットに関連付けられたダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットを識別することと、
    選択のために送信リソースの前記セットに関連付けられた制御チャネルタイプを識別することと、
    複数の復号候補から復号候補を識別することと、ここで、前記識別された復号候補は、選択のために送信リソースの前記セットに関連付けられる、
    前記CSIフィードバックの送信のためのサブフレームを識別することと、ここで、前記識別されたサブフレームは、選択のために送信リソースの前記セットに関連付けられる、
    のうちの1つまたは複数を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 送信リソースの前記複数のセットの各々は、
    送信リソース識別情報、
    CSIフィードバックタイプ、
    アップリンクチャネルタイプ、
    CSIフィードバック送信のために識別されたアップリンクチャネルのためのトランスポート電力制御(TPC)コマンド、
    復調基準信号(DM−RS)および直交カバーコード(OCC)インデックスのためのサイクリックシフト、および
    非周期的なサウンディング基準信号(SRS)に対する要求
    のうちの1つまたは複数を含む、請求項2に記載の方法。
  5. 送信リソース識別情報は、
    リソースロケーション、
    リソース帯域幅、
    変調オーダ、
    ランク、および
    プリコーディングインデックス
    のうちの1つまたは複数を含む、請求項4に記載の方法。
  6. CSIフィードバックの送信のための前記変調オーダまたはランクのうちの少なくとも1つは固定である、請求項5に記載の方法。
  7. 前記CSIトリガに応答して前記CSIフィードバックの前記送信を繰り返す回数を識別すること、
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  8. 前記数は、
    所定の数、および
    設定された数
    のうちの1つである、請求項7に記載の方法。
  9. 前記回数の各々の間に送信される前記CSIフィードバックは、
    同一のタイプのCSIフィードバック、および
    異なるタイプのCSIフィードバック
    のうちの1つを含む、請求項7に記載の方法。
  10. 前記ダウンリンクグラント内の前記CSIトリガによってトリガされた前記CSIフィードバックと、前記モバイルデバイスに対してスケジューリングされた他のアップリンク信号との衝突を検出することと、
    前記衝突に応答して、
    前記CSIフィードバックを前記他のアップリンク信号と多重化すること、および
    優先順位付けスキームにしたがって前記CSIフィードバックおよび前記他のアップリンク信号を送信すること
    のうちの1つを行うことと、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記他のアップリンク信号内の任意の周期的CSIをドロップすること、
    をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  12. 前記検出された衝突は、アップリンクデータチャネル間の衝突であり、前記方法は、
    前記ダウンリンクグラント内の前記CSIトリガによってトリガされた前記CSIフィードバックを含む前記アップリンクデータチャネルをドロップすること、
    をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  13. ワイヤレス通信のために構成された装置であって、
    モバイルデバイスにおいてダウンリンクグラントを受信するための手段と、
    前記ダウンリンクグラント内のチャネル状態情報(CSI)トリガを、前記モバイルデバイスによって検出するための手段と、
    前記CSIトリガに応答して、前記モバイルデバイスによってCSIフィードバックを送信するための手段と、
    を備える装置。
  14. 前記モバイルデバイスにおいて、上位レイヤによって構成された送信リソースの複数のセットから送信リソースのセットを選択するための手段、
    をさらに含む、請求項13に記載の装置。
  15. 選択するための前記手段は、
    選択のために送信リソースの前記セットを指定する無線リソース制御(RRC)信号を識別するための手段と、
    選択のために送信リソースの前記セットに関連付けられたダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットを識別するための手段と、
    選択のために送信リソースの前記セットに関連付けられた制御チャネルタイプを識別するための手段と、
    複数の復号候補から復号候補を識別するための手段と、ここで、前記識別された復号候補は、選択のために送信リソースの前記セットに関連付けられる、
    前記CSIフィードバックの送信のためのサブフレームを識別するための手段と、ここで、前記識別されたサブフレームは、選択のために送信リソースの前記セットに関連付けられる、
    のうちの1つまたは複数を含む、請求項14に記載の装置。
  16. 送信リソースの前記複数のセットの各々は、
    送信リソース識別情報、
    CSIフィードバックタイプ、
    アップリンクチャネルタイプ、
    CSIフィードバック送信のために識別されたアップリンクチャネルのためのトランスポート電力制御(TPC)コマンド、
    復調基準信号(DM−RS)および直交カバーコード(OCC)インデックスのためのサイクリックシフト、および
    非周期的なサウンディング基準信号(SRS)に対する要求
    のうちの1つまたは複数を含む、請求項14に記載の装置。
  17. 送信リソース識別情報は、
    リソースロケーション、
    リソース帯域幅、
    変調オーダ、
    ランク、および
    プリコーディングインデックス
    のうちの1つまたは複数を含む、請求項16に記載の装置。
  18. CSIフィードバックの送信のための前記変調オーダまたはランクのうちの少なくとも1つは固定である、請求項17に記載の装置。
  19. 前記CSIトリガに応答して前記CSIフィードバックの送信するための前記手段を繰り返す回数を識別するための手段
    をさらに含む、請求項14に記載の装置。
  20. 前記数は、
    所定の数、および
    設定された数
    のうちの1つである、請求項19に記載の装置。
  21. 前記回数の各々の間に送信される前記CSIフィードバックは、
    同一のタイプのCSIフィードバック、および
    異なるタイプのCSIフィードバック
    のうちの1つを含む、請求項19に記載の装置。
  22. 前記ダウンリンクグラント内の前記CSIトリガによってトリガされた前記CSIフィードバックと、前記モバイルデバイスに対してスケジューリングされた他のアップリンク信号との衝突を検出するための手段と、
    前記衝突に応答して、
    前記CSIフィードバックを前記他のアップリンク信号と多重化すること、および
    優先順位付けスキームにしたがって前記CSIフィードバックおよび前記他のアップリンク信号を送信すること
    のうちの1つを実行可能な手段と、
    をさらに含む、請求項13に記載の装置。
  23. 前記他のアップリンク信号内の任意の周期的CSIをドロップするための手段
    をさらに含む、請求項22に記載の装置。
  24. 前記検出された衝突は、アップリンクデータチャネル間の衝突であり、前記装置は、
    前記ダウンリンクグラント内の前記CSIトリガによってトリガされた前記CSIフィードバックを含む前記アップリンクデータチャネルをドロップするための手段
    をさらに含む、請求項22に記載の装置。
  25. 非一時的コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、
    前記非一時的コンピュータ可読媒体はプログラムコードを記録しており、前記プログラムコードは、コンピュータによって実行されると、
    モバイルデバイスにおいてダウンリンクグラントを受信することと、
    前記ダウンリンクグラント内のチャネル状態情報(CSI)トリガを、前記モバイルデバイスによって検出することと、
    前記CSIトリガに応答して、前記モバイルデバイスによってCSIフィードバックを送信することと、
    を前記コンピュータに行わせる、コンピュータプログラム製品。
  26. 前記モバイルデバイスにおいて、上位レイヤによって構成された送信リソースの複数のセットから送信リソースのセットを選択すること
    をコンピュータに行わせるプログラムコードをさらに含む、請求項25に記載のコンピュータプログラム製品。
  27. 前記ダウンリンクグラント内の前記CSIトリガによってトリガされた前記CSIフィードバックと、前記モバイルデバイスに対してスケジューリングされた他のアップリンク信号との衝突を検出することと、
    前記衝突に応答して、
    前記CSIフィードバックを前記他のアップリンク信号と多重化すること、および
    優先順位付けスキームにしたがって前記CSIフィードバックおよび前記他のアップリンク信号を送信すること、
    のうちの1つを行うことと、
    を前記コンピュータに行わせるプログラムコードをさらに含む、請求項25に記載のコンピュータプログラム製品。
  28. ワイヤレス通信のために構成された装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
    を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    モバイルデバイスにおいてダウンリンクグラントを受信することと、
    前記ダウンリンクグラント内のチャネル状態情報(CSI)トリガを、前記モバイルデバイスによって検出することと、
    前記CSIトリガに応答して、前記モバイルデバイスによってCSIフィードバックを送信することと、
    を行うように構成される、装置。
  29. 前記モバイルデバイスにおいて、上位レイヤによって構成された送信リソースの複数のセットから送信リソースのセットを選択すること
    を行うような前記少なくとも1つのプロセッサの構成をさらに含む、請求項28に記載の装置。
  30. 前記ダウンリンクグラント内の前記CSIトリガによってトリガされた前記CSIフィードバックと、前記モバイルデバイスに対してスケジューリングされた他のアップリンク信号との衝突を検出することと、
    前記衝突に応答して、
    前記CSIフィードバックを前記他のアップリンク信号と多重化すること、および
    優先順位付けスキームにしたがって前記CSIフィードバックおよび前記他のアップリンク信号を送信すること、
    のうちの1つを行うことと、
    を行うような、前記少なくとも1つのプロセッサの構成をさらに含む、請求項28に記載の装置。
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