JP2016510869A - 間接熱交換器を有する冷却塔 - Google Patents

間接熱交換器を有する冷却塔 Download PDF

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Abstract

熱交換装置に間接蒸発熱交換部分が設けられている。間接蒸発熱交換部分は一連の蛇行管で構成され、その間接熱交換部分上へと蒸発性液体が下方に通過する。蒸発性液体は、液槽内に集められ、そして汲み上げられて、再び間接熱交換部分を横切って散布される。改良された熱交換装置には、一連の蛇行管から成る直接熱交換部分が設けられている。一連の蛇行管は、管路同士の間の高さが通常の管路と、もっと高さを増した管路との両方で構成されている。管路同士の間の拡大された垂直方向間隔内に、直接熱交換部分が設けられてもよい。管路同士の間の拡大された垂直方向間隔内にはまた、第2の蒸発性液体散布システムが設けられてもよい。

Description

本発明は概して、閉回路の流体冷却器、流体加熱器、凝縮器、蒸発器、蓄熱システム、空気冷却器、または空気加熱器などの、改良された熱交換装置に関する。具体的には、本発明は、互いに独立した間接蒸発熱交換部分と直接蒸発熱交換部分との、或いは容量や性能を向上させるように構成された構成要素同士の、1つないし複数の組合わせに関する。
本発明は、間接熱交換部分としてのコイル型熱交換器の使用を包含している。そのような間接熱交換部分は、通常は充填部分で構成される、直接熱交換部分と組み合わせることができる。その充填部分に渡って、水などの蒸発性液体が(通常、下方へ流れる動作で)伝えられる。そのような、互いに組み合わされた間接熱交換部分と直接熱交換部分とが一緒になって、閉回路の流体冷却器、流体加熱器、凝縮器、蒸発器、空気冷却器、または空気加熱器などの熱交換装置の全体としての性能を向上させる。
コイル型熱交換器を備えた間接熱交換部分における性能向上の一部は、蒸発性液体との顕熱交換と潜熱交換の両方をもたらす間接熱交換部分の能力にある。その蒸発性液体は、間接熱交換部分上へ、そして該部分を通して下方へ送られるなどして流される。そのような間接熱交換器は通常、一連の蛇行管路で構成され、各管路がコイルの回路をもたらしている。そのような間接熱交換器の性能向上は、1つないし複数の蛇行コイル・返しベント(折返し継手)にて、略水平な管路同士の間の間隔を開くことによって達成される。そのような蛇行コイル・返しベントにて開かれた間隔が、蛇行コイルに渡って下方へ流れる蒸発性液体のための、より効率的な冷却区域を生み出すのである。
本発明により、熱交換装置同士の様々な組合せが可能である。それらのような装置は間接熱交換部分を有した装置を含むことができるであろうが、その間接熱交換部分は、一連の蛇行管路において増高返しベンドによって形成される拡大された垂直方向間隔を有している。そのような装置においては、蒸発性液体が、(通常は水である)当該蒸発性液体との間接熱交換部分上へと、そして当該部分を通って下方へ流れ、その間接部分を出て液槽内へ集められ、それから上方へ汲み出されて、再び間接熱交換部分上へと下方に散布される。この向流式の装置において、各具体例は、2から4GPM/sq.ft(ガロン毎分/平方フィート)程度の概して低めの散布流量で、より効率的に働く。提案される他の装置においては、設計散布流量がもっと高くなり得る。
別の構成においては、複合型熱交換装置に、蛇行管路で構成される間接熱交換部分が設けられる。それらの蛇行管路に渡って、蒸発性液体が、間接熱交換部分上へと、そして当該部分を通して下方へ散布される。そのような間接熱交換部分は、1つないし複数の増高の返しベンド同士の間の拡大された間隔を有する蛇行管路で構成されている。さらに、蛇行コイルの各返しベンドによって形成される、拡大された垂直方向間隔の1つないし複数の区域内に、充填材で構成される直接熱交換部分を設置することができる。この構成において、各具体例は、2から4GPM/sq.ft程度の概して低めの散布流量で、より効率的に働く。であるから、より効率的な範囲内で与えられる各具体例は、増大された排熱をもたらすだけでなく、より少ない散水ポンプの必要エネルギー量でも、それをなす。提案される他の構成においては、設計散布流量がもっと高くなり得る。
さらに、第2の、中間散水散布装置を設け、それにより間接熱交換部分の上部より下の箇所で蒸発性液体を、間接熱交換部分および(存在する場合には)直接熱交換部分に渡って下方へ散布することもまた本発明の一部である。この構成については、熱伝達容量および顧客利益を更に向上させる、いくつかの異なる運転モードが存在する。1つの運動モードにおいては、上部と中間の両方の散布部分が作動して、間接部分上と直接部分上への散水がある。もう1つの運転モードにおいては、中間散布部分が作動を停止し、上部散布装置が組立体全体に蒸発性液体を供給する。もう1つの運転モードにおいては、上部散布部分が作動を停止し、中間散布部分が作動して、下方コイル部分に対して蒸発冷却をもたらすことができる一方で、濡れない上方コイル部分に対しては乾式の顕熱冷却をもたらす。もう1つの運転モードにおいては、上部散布部分が作動停止して、中間散布部分が作動し、中間散布部分より下の下方コイル部分からは選択的に熱伝達がない状態にして、中間散布部分より上のコイルの上部と顕熱の伝達をする前に、(存在する場合には直接部分を通って)上方へ流れる空気を断熱的に飽和させることを可能とする。この最後の運転モードは、水使用量を更に減少させる一方で、より低温の空気を供給して、中間散布装置より上のコイルの上部に対して顕熱冷却をもたらす。
本発明の熱交換装置ないし流体冷却器は、空気と、水などの蒸発性液体との両方が、間接熱交換部分と(存在する場合には)直接熱交換部分の両方を横切って吸込まれたり供給されたりして運転することができるかもしれない。蒸発性液体の供給を伴わずに熱交換器を運転するのが望ましいかもしれない。この場合は、空気だけが、間接熱交換部分および(存在する場合には)直接部分を横切って吸込まれるであろう。本発明により複合熱交換器を運転することも可能である。この場合、蒸発性液体だけが、間接熱交換部分および(存在する場合には)直接熱交換部分を横切って、或いは下方へ通過して供給され、空気は、ファンなどの一般的な手段によっては吸込まれないであろう。
間接熱交換部分の作動においては、間接熱交換部分の蛇行コイルに渡って水などの蒸発性液体を空気と一緒に通過させることによって、蛇行コイルを通過する流体の流れが、顕熱交換作用と潜熱交換作用とのいずれか一方ないし両方で、冷却され、加熱され、凝縮させられ、或いは蒸発させられる。そのような複合熱交換は、間接熱交換部分の蛇行管路における1つないし複数の返しベンドにて形成される拡大された間隔の存在がそうであるように、間接熱交換部分のより効率的な作動に帰着する。蒸発性液体を供給して、間接熱交換部分の蛇行コイル上へ、そして該コイルを通して下方へ流すための第2の、ないしは中間の散布システムを設けることによって、更なる運転の効率を達成することもできる。(この場合も通常は水である)蒸発性液体は、間接熱交換部分を通って略下方へ通過すると共に、間接熱交換部分の蛇行コイルにおける1つないし複数の増高返しベンドにて拡大された垂直方向間隔内に(典型的には充填組立体である)直接熱交換部分が設けられている場合には、当該直接熱交換部分を通って略下方へ通過する。蒸発性液体内の熱は空気へと伝えられるが、その空気は概して、ファンなどの空気移動システムによって、間接熱交換部分を通って下方ないし上方へ通過し、閉回路流体冷却器ないし熱交換器組立体から外側へ吸い出されるものである。間接ないし直接熱交換部分から流出する蒸発性液体は一般的に、液槽内に集められ、それから間接ないし直接蒸発熱交換部分を横切って散布するために上方へ汲み出される。
吸出し通風式か押込み通風式、ベルト駆動式かギア駆動式か直接駆動式のいずれのファンシステムであれ、提案される全ての具体例に用いることができる。軸流式か、遠心式か、その他の型式のいずれのファンであれ、提案される全ての具体例に用いることができる。各管の型式、各管の材料、各管直径、管形状、フィン付きあるいはフィン無し、管路の数、返しベンドの数、拡大された垂直方向間隔の数は、提案される全ての具体例に用いることができる。さらに、コイルは、管で構成されていても、プレートフィン型であっても、任意の材料による任意の型式のプレートであってもよく、それらは本明細書で提案される全ての具体例に用いることができる。充填材の型式は、効率的な向流用充填材であれ、汚水適合型充填材であれ、任意の材料の充填材であれ、提案される全ての具体例に用いることができる。
従って、本発明の目的は、自らを形成する蛇行管における1つないし複数の返しベンドにて形成される拡大された間隔を有する間接熱交換部分を含んだ、閉回路の流体冷却器、流体加熱器、凝縮器、蒸発器、空気冷却器、または空気加熱器とすることができる、改良された熱交換装置を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、1つないし複数の管路同士の間の拡大された垂直方向間隔を有すると共に、1つないし複数の拡大された垂直方向間隔の区域内に位置する直接熱交換を伴った一連の蛇行管路を備える、閉回路の流体冷却器、流体加熱器、凝縮器、蒸発器、空気冷却器、または空気加熱器などの改良された熱交換装置を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、蛇行コイルで構成された間接熱交換部分であって、蛇行コイルの上部ないしはその付近にある第1蒸発性液体散布システムと、蛇行コイルの上部より下に位置する第2蒸発性液体散布システムの両方を伴った間接熱交換部分を備える、改良された熱交換装置を提供することである。さらに、第1蒸発性液体散布システムと第2蒸発性液体散布システムとは、水を保ち得るように選択的に作動されてもよい。
本発明のもう一つの目的は、一連の蛇行管路を備える間接熱交換部分であって、その蛇行管路が、1つないし複数の管路同士の間の拡大された垂直方向間隔を有すると共に、管路同士の間の1つないし複数の拡大された垂直方向間隔の区域内に位置する直接熱交換を伴っている、少なくとも2つの間接熱交換部分を含んだ、閉回路の流体冷却器、流体加熱器、凝縮器、蒸発器、空気冷却器、または空気加熱器などの改良された蒸発熱交換装置を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、拡大された垂直方向間隔によって互いに隔てられた少なくとも2つの間接熱交換部分を含み、間接熱交換部分同士の間の拡大された垂直方向間隔内に位置する随意の直接熱交換を伴った、閉回路の流体冷却器、流体加熱器、凝縮器、蒸発器、空気冷却器、または空気加熱器などの改良された熱交換装置を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、管路同士の間の1つないし複数の拡大された垂直方向間隔内に位置するか、或いは間接熱交換部分同士の間の拡大された垂直方向間隔内に位置する間接熱交換部分が、保守性のために容易にアクセス可能であったり交換可能であったりする、閉回路の流体冷却器、流体加熱器、凝縮器、蒸発器、空気冷却器、または空気加熱器などの改良された熱交換装置を提供することである。
本発明は間接熱交換装置を提供するが、その装置は典型的には間接熱交換部分で構成される。間接熱交換部分は、管路部分と返しベンドとで構成される蛇行コイル装置を利用し、蛇行コイルの1つないし複数の管路同士の間の距離を拡大することによって、性能の向上をもたらす。略水平な、ないしは傾斜した管路同士の間における、この垂直方向の隔たりを達成する1つの手法は、蛇行コイル内の蛇行管路の返しベンドにおける1つないし複数の返しベンド半径を増大させることによるものである。略水平な、ないしは傾斜した管路同士の間における、この垂直方向の隔たりを達成するもう1つの手法は、2つ以上の、蛇行コイル、またはプレート型熱交換器などの他の間接熱交換部分同士の間に、意図的な垂直方向間隔を設けることである。蛇行コイル装置の各管路部分は、略水平であってもよいが、そこを通る流体流の流れを良くするように、コイルの入口端からコイルの出口端に向かって下方へ傾斜させることができる。そのような蛇行コイルは、流体の流れをそこに通過させ、その流体の流れを、空気、若しくは水などの蒸発性液体、または空気と蒸発性液体との組合せに対して間接的に晒して、間接熱交換器における蛇行コイルの外側表面からの顕熱交換と潜熱交換との両方をもたらすことを可能とする。本発明における、閉回路の流体冷却器、流体加熱器、凝縮器、蒸発器、空気冷却器、または空気加熱器での、そのような間接熱交換器の利用によって、性能の向上がもたらされ、また、空気だけ、若しくは蒸発性液体だけ、または、それら2つの組合せが、間接熱交換器の蛇行コイルの外側を通過したり横切ったりすることのできる複合運転ないし代替運転が可能なとなる。
1つないし複数の直接熱交換部分を、概して間接熱交換部分の中に、蛇行コイルにおける略水平な管路の増高返しベンド同士の間の垂直方向間隔内で設置することができる。従って、熱交換部分を備えた間接および直接部分に、蒸発性液体を横断させたり通過させたりさせることが可能となる。ファンなどの空気移動装置によって間接および直接熱交換部分を横断したり通過したりする空気により、当該蒸発性液体から熱が取り出される。当該蒸発性液体は、閉回路の流体冷却器、流体加熱器、凝縮器、蒸発器、空気冷却器、または空気加熱器の底部の液槽内に集められ、間接熱交換部分を横断したり通過したりする(通常は下方への)散布のために汲み戻される。さらに、第2蒸発性液体散布システムを、間接熱交換部分内の間接蛇行コイルの上部より下や、2つの間接熱交換部分同士の間の垂直方向間隔内に設置して、水を節約して使い得るように第1蒸発性液体散布システムと選択的に作動させてもよい。
一連の蛇行管路を含んでいる先行技術の間接熱交換器の側面図。 先行技術の間接熱交換器における蛇行コイルの側面図。 本発明による、一連の蛇行傾斜管路を有した第1実施形態の間接熱交換器の側面図。 本発明による、一連の蛇行管路を有した第2実施形態の間接熱交換器の側面図。 本発明による、第2蒸発性液体散布を伴った第3実施形態の間接熱交換器の側面図。 本発明による、直接熱交換部分を伴った第4実施形態の間接熱交換器の側面図。 本発明による、直接熱交換部分を伴う間接熱交換部分を有した第4実施形態の閉回路冷却塔の側面図。 本発明による、5つの直接熱交換部分を伴った第5実施形態の2つの間接熱交換部分の側面図。 本発明による、1つの直接熱交換部分を伴った第6実施形態の2つの間接熱交換器の側面図。 本発明による、直接熱交換部分を伴った第7実施形態の2つの間接熱交換器の端面図。 本発明による、直接熱交換部分を伴うと共に第2蒸発性液体散布を伴った第8実施形態の2つの間接熱交換器の側面図。 本発明による、2つの直接熱交換部分を伴った第9実施形態の2つのプレート型間接熱交換器の側面図。 本発明により構成された熱交換器の性能図。 本発明による、直接熱交換部分を伴った一実施形態の間接熱交換器の端面図。 本発明による直接熱交換部分を伴ったプレート型間接熱交換器の端面図。
ここで図1を参照すると、閉回路冷却塔または蒸発式凝縮器とすることのできる先行技術の蒸発冷却式コイル製品10である。これらの製品は両方とも、よく知られていて、蒸発モードにて湿式で運転できたり、環境条件や低下した負荷が許せば、散布ポンプ12を止めて乾式で運転できたりする。ポンプ12は、最低温に冷却されて蒸発式に散布された流体、通常は水を、冷水槽11から受け入れて、散水ヘッダー19へと汲み上げる。そのヘッダー19の所で、ノズルないし開口17から水がコイル14上へ散布されるように流出する。散水ヘッダー19およびノズル17は、1つないし複数のコイル14の上部上に水を均等に散布する役目をする。最低温の水がコイル14の上部上に散布されると同時に、モーター21がファン22を旋回させる。そのファン22は、周囲の空気を、吸気口ルーバー13を通じて、コイル14を通して上方へ、そしてドリフト・エリミネータ(飛散水滴除去器)20を通して、誘引し、即ち引き込む。ドリフト・エリミネータ20は、ドリフト(飛散水滴)がユニットから出て行くのを防止する役目をする。そして、温められた空気が環境へと吹き出される。空気は概して、落下する散水に対して向流方向に流れる。図1やそれに続く全ての図は、ユニットを通して空気を誘引する、即ち吸い出す軸流ファン22を伴って示されているが、実際のファンシステムは、ユニットを通して空気を移動させる、誘引通風式や押込通風式を含むがそれらには限定されない任意の型式のファンシステムであってよい。また、モータ21は、図示するようなベルト駆動式や、ギア駆動式であってもよく、或いはファンに対して直結されていてもよい。提示される全ての実施形態においては、各管路と並列に多くの回路が存在しているが、明瞭性のために外側の回路のみが示されている、ということを理解されたい。コイル14は、入口ヘッダー15および出口ヘッダー16を伴って示されている。それらのヘッダー15および16は、通常の高さの返しベンド部分18を有する全ての蛇行管に繋がっている。さらに、蛇行コイル内の回路の数は、提示される諸実施形態を限定するものではない、ということを理解されたい。
ここで図2を参照すると、先行技術のコイル30は、入口および出口ヘッダー37および31をそれぞれ有すると共に、コイルクリップ32および38により中央支持体41で支持されている。入口ヘッダーから外へ出てくる2つの回路が存在し、略水平な管路39および40として示されている。コイル30は、短い半径の、即ち通常の返しベンド36を有し、適正な排液を可能とするように僅かに傾斜して構築されている。幾つかの先行技術のコイルにおいては、略水平な管路のこの傾斜を変化させて、下部にある管路の最後の組が更に急な傾斜を有するようにすることができる。左側の管路同士の間の間隔35は、殆どゼロとして見ることができ、従って、散水が次の管路の組に当たる前に、落下する散水と、略向流方向に流れる空気との間での非常に小さな相互作用しか許容しない。同様に、略水平な管路同士の間の大きい方の隙間33および34の方は、僅かに大きいようには見えるが、依然として、散水が次の管路の組に当たる前に、落下する散水と、略向流方向に流れる空気との間では、本明細書で提示する諸実施形態に比べて不十分な相互作用しか生じない。また、本明細書で提示する諸実施形態のように、散水冷却を更に強化するために向流用充填材などの直接熱交換部分を設置したり中間散布システムを設置したりするのに足る余地が、各隙間33,34ないし35には存在しないのである。
図3を参照すると、本発明の第1実施形態による冷却塔が、符号70で示されている。その冷却塔70では、冷水槽71から最低温の散水がポンプ72によって散布ヘッダー装置79へと汲み上げられる。その散布ヘッダー装置79は、コイル75上へ水を均一に散布するためのノズルないし開口78を有している。モータ81がファン82を作動させて、空気を、最初に吸気口ルーバー73を通し、コイル75を通して略上方へ、次にエリミネータ80を通して誘引し、そして、その空気を環境へと放散させる。第1実施形態のコイル75は、狭い(急な)返しベンド76と、広い(緩やかな)半径の返しベンド83との蛇行コイル75における交互の組み合わせを有している。実質的に広い返しベンド83が、散水冷却区域74を形成している。その散水冷却区域74では、散水が、狭い、即ち通常の返しベンド76を有する次の管路の組と接触する前に、上方へ流れる空気によって追加的に冷却される。この実施形態において、コイル75は、3つの意図的に大きな返しベンド83によって互いに隔てられた、3つの狭い、即ち通常の返しベンド半径列76の組を、4組有している。3つの意図的に大きな返しベンド83は、コイル組立体75内に3つの大きな散水冷却区域74を形成している。コイル75は、全ての蛇行管に繋がる入口ヘッダー77および出口ヘッダー84を伴って示されている。この実施形態および他の全ての実施形態において、入口ヘッダー77と出口ヘッダー84とは、特定の用途に応じて反対になっていてもよく、本発明を限定するものではない、ということに留意されたい。第1実施形態は、コイルがより良好に排液できるように一端部から他端部へと僅かな勾配ないし傾斜を有する略水平な管路を伴って示されており、凝縮器がより容易に凝縮液を排出できるように助けている。簡素化の目的のために全ての後続の実施形態が管勾配なしで示されているが、各管は傾斜していても、いなくてもよい、ということを理解しなければならない。第1実施形態は、12個の略水平な管路、ないしは通例パス(流路)と呼ばれるものを示しているが、他の諸実施形態は任意の数の管路ないしパスを採用することができ、本発明を限定するものではない。散水がコイル75の下部を去ると、その散水が冷水溜11へと流れ落ちる前に、追加の散水冷却がある。狭い戻りベント管列76同士の間の実質的(十分)な隙間74は、散水飛沫が、次の管路の組から更に多くの熱を捕集する前に、向流空気によって冷却されるのを可能とする。散水冷却区域74の高さは、少なくとも1インチはあるべきである。当業者は、実施形態70の所望の性能や全高を達成するように、管路ないしパスの数、散水冷却区域74の数、および散水冷却区域74の高さを最適化できる、ということを認識するであろう。さらに、各管は任意の直径や形状のものであってよく、本発明を限定するものではない。
図4を参照すると、第2実施形態による冷却塔130が示されている。第2実施形態130における、冷水溜131、ポンプ132、吸気口ルーバー133、散布装置140、ノズルないし開口139、入口ヘッダー138、出口ヘッダー144、ドリフト・エリミネータ141、モータ142、およびファン143を含む各構成要素は、第1実施形態において提示されたのと同じく示され、同様に機能する。第2実施形態のコイル134は、当業者が性能や高さを最適化するために為し得る変形を例示するように変化させられている。コイル134においては、依然として第1実施形態のように12個の略水平な管路が存在している。但し、コイル134はここでは、2つの狭い、即ち通常の戻りベント137の組を6組有し、大きな返しベンド135によって形成される5つの大きな散水冷却区域136によって管路同士が隔てられている。コイル134における各管路は、明瞭性のために水平なように示されているが、第1実施形態で示したように勾配を付けたり傾斜させたりすることができる、ということに留意されたい。この実施形態および以後の全ての実施形態において、略水平な管路は、明瞭性のために水平なように示されるが、それでも傾斜させたり勾配を付けたりされてよいのである。第2実施形態は第1実施形態の変形例を示しており、大きな散水冷却区域同士の間の管路数、大きな散水冷却区域の数、管路の合計数、大きな散水冷却区域の高さは、性能やユニット高を最適化するように全て変更することができる、ということに留意されたい。
図5を参照すると、第3実施形態による冷却塔が符号180で示されている。第3実施形態180における、冷水溜181、ポンプ182、吸気口ルーバー183、第1散布装置194、ノズルないし開口192、入口ヘッダー192、出口ヘッダー198、ドリフト・エリミネータ195、モータ196、およびファン197を含む各構成要素は全て、第1実施形態において提示されたのと同様に機能する。コイル189は、通常の高さの返しベンド190と、もっと高さを増した返しベンド(増高返しベンド)184Aとを有している。大きな散水冷却区域184内において、第3実施形態180はまた、追加の散水をコイル189に均等に散布するためのノズルないし開口185を有した第2散布ヘッダーないし中間散布ヘッダー187と、ドリフト・エリミネータ188と、選択的に操作されるバルブ193および186とを含んでいる。バルブ193および186に代えて、同じ所望の運転モードを達成するのに2つの散布ポンプを用いてもよい、ということに留意されたい。増高返しベンド184Aによって形成される、図示した2つの大きな散水冷却区域184は、所望ならば直接部分も有していてよい、ということにも留意されたい。実施形態3に関して4つの主な運転モードが存在する。第1運転モードは、散布ポンプ182を作動させ、バルブ193および186を開いた状態で、コイル189の上部上へ、そしてコイル189内でも水が散布される。散布流の変化と、コイル189の下部で増量する合計散布流とが、ユニット180をより効率的に作動させる。モード1の間、ファンは任意の所望速度で作動させることができ、或いは停止させることができる。第2運転モードについては、バルブ193を閉じてコイル189の下部上にだけ散水が流れるのを可能とすることができる。この混成モードにおいては、コイル189の下部が蒸発冷却モードで作動するのに対して、ドリフト・エリミネータ188の上にあるコイル189の上部は乾式で作動する。この運転モードは、水を節約するのに、また所望ならば白煙を減らすのにも役立つことができる。モード2の間、ファンは任意の所望速度で作動させることができ、或いは停止させることができる。第3運転モードは、コイル189の顕熱冷却だけが達成されるよう、散布ポンプ182を停止させることによって可能となる。
図6を参照すると、第4実施形態による冷却塔が符号210で示されている。第4実施形態210における、冷水溜211、ポンプ212、吸気口ルーバー213、散布装置221、ノズルないし開口220、入口ヘッダー219、出口ヘッダー225、ドリフト・エリミネータ222、モータ223、およびファン224を含む各構成要素は、第1実施形態において提示されたのと同様に機能する。狭い、即ち通常の返しベンド218と、そして、コイル216内に大きな散水冷却区域214を形成する、もっと大きい返しベンド217とが互い違いに存在している、ということに留意されたい。この好適実施形態においては、少なくとも1つの直接熱交換部分が存在している。直接熱交換部分215は、大きな散水冷却区域214の内部に設置される向流用充填材とすることができる。直接部分215は、大きな散水冷却区域214内における散水の冷却効率を向上させる。この実施形態においては、狭い半径の、即ち通常の返しベンド218を伴った4組の反復する管路ないしパスと、それらの組にそれぞれ続く、3つの大きな半径のベンド217とが存在している。それら大きな半径のベンド217は、3つの大きな散水冷却区域214をコイルの範囲内にあるように形成している。この場合、所望ならば、図示のように3つまでの直接部分を用いることができる。管同士の間214において散水を更に冷却することで得られる効率は、追加された直接部分ないし充填床215による装置210の気流損失を大きく上回るものである。直接部分の型式は、向流用充填材、汚水適合型充填材、または、大きな散水冷却区域内で散水の表面積を増大させる任意の基材とすることができる。コイル216においては、依然として第1実施形態のように12個の略水平な管路が存在している。但し、コイル216はここでは、3つの狭い戻りベント218の組を4組有し、3つの大きな散水冷却区域214によって管路同士が隔てられている。コイル216における各管路は、明瞭性のために水平なように示されているが、第1実施形態で示したように勾配を付けたり傾斜させたりすることができる、ということに留意されたい。大きな散水冷却区域同士の間の管路数、大きな散水冷却区域の数、管路の合計数、大きな散水冷却区域の高さは、性能やユニット高を最適化するように全て変更することができる、ということに留意されたい。さらに、大きな散水冷却区域214内において、間接コイル216の中に散水冷却区域内の直接部分を支持するための任意の手段を用いてもよい、ということに留意されたい。そのような支持手段の1つは、コイル216内の間接管路上に直接部分215を据え付けるものであろう。もう1つのそのような手法は、直接部分が間接部分と直接的には接触しないよう、間接部分216の管路上に取り付けられた小ロッドの上部に直接部分を設置することであろう。もう1つのそのような手法は、直接部分が間接部分と直接的には接触しないよう、直接部分がフレーム構造によって支持されることであろう。
図7は、第4実施形態による冷却塔280の斜視図である。具体的には、パネル284を開いたり取り外したりすることによって、直接部分285を清掃や交換のために容易に取り外し得ることを、内部説明図により示している。パネル284の取外しによって、間接熱交換器283を清掃するためにアクセスすることも可能となる。各パネル284は、運転中に外気導入口の役目をするよう、選択的に途中まで開くように連結することができるであろう、ということに留意されたい。実施形態280においては、大きな散水冷却区域が設置される場所において、明瞭性のためにパネル284が取り外された状態で間接コイル283が示されている。間接コイル283内で大きな散水冷却区域の中に直接部分を支持するための手段は、直接部分285が、間接部分上に据え付けられたり、間接部分283の上部上に取り付けられた小ロッドの上に着座したりしていること、或いは所望ならば、直接部分を間接部分に触れないように吊す任意の手段とすることができる。大きな散水冷却区域内に直接部分を設置する手段は、これらに限定されるものではない。散水取入口287は、散水をコイル283の上部へと均等に散布するのに役立つ。吸気口ルーバーが取り付けられていない状態で吸気口282が示されているので、冷水溜281の内部を見ることができる。冷却ないし凝縮されるべき流入流体用の接続のための、コイルの入口286および出口289が示されている。ファンおよびモータ(図示せず)に対してファン軸288が連結されており、ファンシステムが空気を、吸気口282を通して引き込み、間接コイル283および直接部分285を通し、ドリフト・エリミネータ(図示せず)を通し、そして環境へと略上方へ引き上げる。
図8を参照すると、第5実施形態による冷却塔が符号250で示されている。第5実施形態250における、冷水溜251、ポンプ252、吸気口ルーバー253、散布装置265、ノズルないし開口264、入口ヘッダー263、出口ヘッダー275、ドリフト・エリミネータ266、モータ267、およびファン268を含む各構成要素は、第1実施形態において提示されたのと同様に機能する。第5実施形態250は、少なくとも2つの独立したコイル261および256を利用している。コイル261が入口および出口ヘッダー263および275をそれぞれ有しているのに対して、コイル256は入口および出口ヘッダー258および276をそれぞれ有している。コイル261とコイル256とは、所望により直列に配管されていても並列配置で配管されていてもよい。コイル261およびコイル256はそれぞれ、狭い戻りベント262および257を伴った2つの管路の組を3組有すると共に、両者とも大きな返しベンド260Aおよび255Aによって形成された2つの大きな散水冷却区域260および255を有して示されている。コイル261とコイル256とは、大きな散水冷却区域272によって互いに隔てられていて、この区域は内部に設置される直接熱交換器270を随意に有している、ということに留意されたい。全ての大きな散水冷却区域260,272,および255内において、当業者は、からの空間、中間散布装置、または、それぞれ図示のように備え付けられる直接熱交換259,270,および254を有し得る、ということに留意されたい。先の諸実施形態と比べての実施形態250の主たる特徴は、1つよりも多いコイルを利用していることであり、それが更なる最適化や製造上の理由のために用いられ得る、ということに留意されたい。
図9を参照すると、第6実施形態による冷却塔が符号300で示されている。第6実施形態における、冷水溜301、ポンプ302、吸気口ルーバー303、散布装置312、ノズルないし開口311、エリミネータ313、モータ314、およびファン315を含む各構成要素は、第1実施形態において提示されたのと同様に機能する。第6実施形態300もまた、符号308および304で示すような、少なくとも2つの独立した間接熱交換コイルを利用している。それらのコイルは、入口ヘッダー310および306をそれぞれ有すると共に、出口ヘッダー317および318をそれぞれ有している。コイル308とコイル304とは、当該技術でよく知られるように、直列に、ないしは並列配置で配管されていてもよく、或いは互いに異なる流体を供給されてさえよい。コイル308およびコイル304は、それぞれ狭い、即ち通常の戻りベント309および305を伴う2つの管路の組を6組有しているが、両者のコイルとも内部に大きな散水冷却区域を有してはいない。但し、コイル308とコイル304とは、大きな散水冷却区域316によって互いに隔てられており、この区域は内部に設置される直接熱交換器307を随意に有している。全ての大きな散水冷却区域316内においては、追加の散水冷却用のからの空間、中間散布装置、または、符号307で示すように組み込まれる直接熱交換を有し得る、ということに留意されたい。両方の実施形態250および300が、少なくとも2つの間接熱交換器を有している。実施形態250が1つよりも多い間接熱交換器ないしコイルを利用しているということ、および、各コイルがコイル内に大きな散水冷却区域を有しているのに対して、実施形態300は、コイル内には大きな散水区域のない、少なくとも2つの間接熱交換器を有しているが、コイル同士の間の垂直方向の隔たりが大きな散水冷却区域を形成しているということ、を理解されたい。コイル部分毎に任意の数の管路を用いることができ、任意の数の間接コイル部分を用いてもよく、間接部分のコイル同士の間に任意の高さの散水冷却区域を用いることができて、本発明を限定するものではない、ということに留意されたい。実施形態300に示すコイルの一方を、コイル内に大きな散水冷却区域のある状態で形成することもできる。
ここで図10を参照すると、第7実施形態による冷却塔が符号330で示されている。この実施形態は、先の各図で描いたのと同じ特徴を全て有しているが、当該実施形態は隔壁332とポンプ333および343とをより明瞭に示すように回転されている、ということに留意されたい。この実施形態においては、散水冷却区域347を形成する実質的に広い返しベンド346が存在している。散水冷却区域347の所で、狭い、即ち通常の戻りベント345を有した次の管路の組に散水が接触する前に、その散水が略上方へ流れる空気によって追加的に冷却される。この実施形態においては、3つの狭い戻りベント半径列345の組が4組存在しているが、それらの組同士は、3つの意図的に大きな返しベンド346によって隔てられている。それらの大きな返しベンド346は、コイル組立体336および345内に、3つの大きな散水冷却区域338を形成している。この節水型の実施形態において、左側コイル335および右側コイル344は、任意の管直径や任意の管形状の裸管としたり、スパイラルフィン付きやプレートフィン付きとしたり、プレートコイルとしたりすることができる。コイル335および344は、ポンプ333および343を両方とも作動させるようにして、両者とも湿式で作動させてもよく、例えばポンプ333を作動させてポンプ343を停止させることによって、一方のコイルを湿式で、もう一方のコイルを乾式で作動させてもよく、或いは、ポンプ333および343を停止させることによって、両方のコイル335および344を乾式で作動させることができる。壁332が、運転中に水や空気が一側から他側へと移動しないようにする、ということに留意されたい。狭いベント半径列の組や散水冷却区域を形成する大きな半径のベンドの数は、本発明を限定するものではない、ということに留意されたい。
図11を参照すると、第8実施形態による冷却塔が符号390で示されている。第8実施形態における、冷水溜391、ポンプ392、吸気口ルーバー393、上部散布装置410、ノズルないし開口408、入口ヘッダー407、出口ヘッダー416、ドリフト・エリミネータ411、モータ412、およびファン413を含む各構成要素は、第1実施形態において提示されたのと同様に機能する。第8実施形態390は、2つの間接熱交換部分を含んでいる。上部間接部分405は、入口および出口ヘッダー407および416をそれぞれ有すると共に拡大表面積フィン415を有し、また、狭い、即ち通常の戻りベント406と、大きな散水冷却区域404を形成する大きい半径の返しベンド403をも伴っているのを見ることができる。上部コイル405内に示される2つの大きな散水冷却区域404は、所望ならば設置される符号394のような直接部分を有していてもよい、ということに留意されたい。下部間接部分396は、入口および出口ヘッダー398および417をそれぞれ有すると共に、狭い、即ち通常の戻りベント397と、大きな散水冷却区域395を形成する大きい返しベンドもまた有している。第8実施形態390はまた、コイル396に散水を均等に散布するためのノズルないし開口399を有した第2の、ないしは中間の散布ヘッダ−401と、ドリフト・エリミネータ402と、選択的に操作されるバルブ409および400とを含んでいる。バルブ409および400に代えて、同じ所望の運転モードを達成するのに2つの散布ポンプを用いてもよい、ということに留意されたい。この第8の混成型実施形態には、5つの運転モードが存在している。第1運転モードは、散布ポンプ392を作動させ、バルブ409および400を両方とも開いた状態で、コイル405の上部上へ、そしてコイル396上へも水が散布される。モード1の間、ファンは任意の所望速度で作動させることができ、或いは停止させることができる。第2運転モードについては、ポンプ392を作動させ、バルブ409を開いて、バルブ400を閉じる。これにより、散布ポンプの消費エネルギーをより少なくし、所望の時にはユニット容量を少しだけ小さくすることが可能となる。モード2の間、ファンは任意の所望速度で作動させることができ、或いは停止させることができる。第3運転モードについては、バルブ409を閉じ、バルブ400を開いて、下部間接コイル396上に散水が流れることだけを許容する。この混成モードにおいては、下部コイル396が蒸発冷却モードで作動するのに対して、ドリフト・エリミネータ402の上にある上部コイル405は乾式で作動する。この運転モードは、水を節約したり白煙を減らしたりするのに役立つことができ、或いは所望ならば過熱防止をするのに用いることができる。モード3の間、ファンは任意の所望速度で作動させることができ、或いは停止させることができる。第4運転モードにおいては、バルブ409を閉じ、この場合もやはりバルブ400を開いて、下部コイル396上に散水が流れることだけを許容するが、今度は、コイル396内の管路と散水との間では何ら熱伝達がなくなるように、コイル396への熱伝達が止められる。この場合、直接部分394と共に散水が、吸気口ルーバー393へ進入した空気を断熱的に冷却し、空気の乾球温度を空気の湿球温度へと近づけるように作用する。このようにして、遙かに少ない水しか消費せずに、機能している上部コイル部分405を顕熱乾式冷却モードで作動させることができる。モード4の間、ファンは任意の所望速度で作動させることができ、或いは停止させることができる。第5運転モードは、散布ポンプ392を停止させた状態となり、間接熱交換器405および396を顕熱冷却するように乾式モードでユニットが作動する。
図12を参照すると、第9実施形態による閉回路の冷却塔ないし凝縮器が符号470で示されている。第9実施形態における、冷水溜471、ポンプ472、吸気口ルーバー473、入口ヘッダー477、出口ヘッダー476、上部散布装置482、ノズルないし開口481、ドリフト・エリミネータ483、モータ484、およびファン485を含む各構成要素は、第1実施形態において提示されたのと同様に機能する。第9実施形態470は、符号487および488で示すような、少なくとも2つの独立した間接熱交換プレート型熱交換器を利用している。プレートコイル487とプレートコイル488とは、当該技術でよく知られるように、直列に、ないしは並列配置で配管されていてもよい。プレートコイル487が入口および出口ヘッダー477および476をそれぞれ有しているのに対して、プレートコイル488は入口および出口ヘッダー490および491をそれぞれ有している。プレートコイル487および488はそれぞれ、約48組の平行プレート480ないしカセットを伴って示されている。そこには、冷却ないし凝縮されるべき熱伝達流体が進む所である内部流路が存在している。そこにはまた、蒸発性流体(通常は水)が略下方へ流れると共に、気流が概して上方へ移動する向流として流れる所である、密封プレート同士の間の外部開放通路も存在している。プレートコイル熱交換器487および488同士は、大きな散水冷却区域479によって互いに隔てられていて、この区域は内部に設置される直接熱交換器478を随意に有している。プレートコイル488の下には、もう1つの大きな散水冷却区域475が存在しており、その内部に直接熱交換部分474を随意に有している。全ての大きな散水冷却区域479および475内においては、追加の散水冷却用のからの空間、中間散布装置、または組み込まれる直接熱交換を有し得る、ということに留意されたい。プレートコイル487および488は、それらの内部には大きな散水冷却区域を有していないが、それらのプレートコイル同士が大きな散水冷却区域によって隔てられている、ということに留意されたい。プレートの数、各プレートの型式、各プレートの材料、各プレートの寸法、プレートのパターン、および各プレートの高さは、任意のものを用いることができて、本発明を限定するものではない、ということに留意されたい。また、1インチよりも高ければ任意の高さの散水冷却区域が存在することができて、本発明を限定するものではない、ということにも留意されたい。
図13は、図1に示す先行技術、並びに、間接および直接部分を用いた第4実施形態における改良された熱交換器に基づくデータを示す図表である。具体的には、先行技術と第4実施形態の両者において、プロセス流体が上部の実線(曲線PF温度試験)によって表されている。この実線は、閉回路冷却塔が内部間接コイル流体(この場合は水)を100Fから88Fまで冷却したことを示している。先行技術コイルの試験においては、上部の破線が次のことを示しているのに留意されたい。即ち、コイルの上部および下部での散水温度が約86Fであるのに対して、到達した最大散水温度が約91Fである、ということである。しかしながら、曲がりくねった実線によって表される第4実施形態の散水温度の試験データでは、間接コイル部分の上部および下部での散水温度は84Fであり、最大散水温度は93Fであった。大きな散水冷却区域についての改善は、散水温度が両方ともより低温であったが故に分かることができる。それは、曲がりくねった線によって表されるように、間接管路からより多くの熱を吸収する能力を示しているが、全体的には散布温度がより低温になっていたということである。下部の2つの線は、進入・退出湿球温度である。下部の破線は、先行技術コイルの試験に基づき、ユニットに78Fで進入し89Fで退出する湿球を示している。下部の実線は、第4実施形態に基づく試験データからの湿球進入・退出温度を示している。この場合も湿球進入温度は78Fであったが、退出湿球は先行技術のデータよりも高く94Fで退出している、ということに留意されたい。この退出湿球温度の上昇は、同一の運転試験のユニット消費電力(両試験に基づくモータは、共に30HPであった)での性能向上を示している。第4実施形態の試験データにおいては、散水温度プロファイルが押し上げられ、空気の湿球ライン(WB_コイル&充填材)もまた押し上げられているので、これにより空気がより大きなエンタルピー上昇を受けることが可能となる。故に、先行技術の間接コイルのみの製品に対して直接部分を付け加えることによって、管路同士の間に大きな散水冷却区域を持つことに基づく効率の増大が、直接部分を付加することで生じる気流の僅かな損失よりも遙かに有益である、と分かることができる。コイル管同士の間に挟まれた充填床で排熱の効率が向上するのは、散水が、より多くの顕熱を捕集して、その熱を潜熱方式と顕熱方式の両方で空気に伝達するからである。
図14を参照すると、本発明の第10実施形態による冷却塔が、符号500で示されている。この実施形態においては、ファンモータ510がファン514を作動させて、空気を、吸気口503を通して、そして間接部分508を出て行く散水を更に冷却するのに役立つ直接熱交換器502を通して引き込む。散水は、冷水溜501から汲み上げられて(ポンプは図示せず)、散布ヘッダーパイプ513に通され、散布ヘッダーを介してノズルないし開口512から間接熱交換器508上へと均一に散布される。それから、加熱された散水が、大きな散水冷却区域内に随意の直接充填材が備え付けられる間接コイル部分から、再散布用トレイ505へと進む。そのトレイ505は、散水を全部受止めて、ノズルないし開口504から直接充填部分502へと均一に散布する。ファンモータ516がファン517を動かして、空気を、空気口506を通し、間接部分508を通して上方へ、ドリフト・エリミネータ515を通して、略上方へ誘引し、そして環境へと吹き出す。間接部分508への吸気口は、任意の高さのものであってよく、1面、2面、または3面であってよく、また空気を略下方へ送ってもよくて、本発明を限定するものではない。間接コイル508は、狭い、即ち通常の戻りベント509と、そして、他の諸実施形態のように大きな散水冷却区域を作り出す、もっと大きい返しベンドとを伴って構成されている。この場合、大きな散水冷却区域内に直接充填部分507が備え付けられる。これは、散水が間接部分を出て、その下にある直接部分502内で更に冷却される前に、間接コイル部分内での熱伝達の効率を向上させるようにである。間接熱交換器コイルヘッダー511は、用いるべき流体に応じて入口側であっても出口側であってもよく、本発明を限定するものではない。第10実施形態は、異なる方式のユニット内へ備え付けられた、第4実施形態に基づく間接コイルと、そのコイル内の直接充填部分とをまさに有していて、この技術を当業者が如何にして採用し得るかの変形例を示している、ということに留意するのが大切である。
図15を参照すると、本発明の第11実施形態による冷却塔が、符号530で示されている。この実施形態においては、ファンモータ540がファン542を作動させて、空気を、吸気口ルーバー533を通して、そして間接部分548を出て行く散水を更に冷却するのに役立つ直接熱交換器532を通して引き込む。空気はまた、符号549の所で間接部分548の上部へ進入し、間接部分548を通って略下方へ進行し、そしてドリフト・エリミネータ536を通ってファン542を出る。散水は、冷水溜531から汲み上げられて(ポンプは図示せず)、散布ヘッダー543を通って散布ヘッダー547内へ通され、ノズルないし開口541から間接熱交換器548上へと均一に散布される。間接熱交換器548は、第9実施形態に示したようなプレートコイル535を伴って構成されているが、第10実施形態に示した形態のものとすることもでき、本発明を限定するものではない。この実施形態においては、大きな垂直水冷却区域538によって互いに隔てられた、少なくとも2つの間接熱交換が存在しており、大きな散水冷却区域内には直接充填部分539が備え付けられている。これは、散水が間接部分を出て、その下にある直接部分532内で更に冷却される前に、間接コイル部分内での熱伝達の効率を向上させるようにである。間接熱交換器コイルヘッダー537および534、並びに間接熱交換器コイルヘッダー545および546は、直列に配管されていても並列に配管されていてもよく、また入口側と出口側は用途に適合した任意の位置にあってもよくて、本発明を限定するものではない。第11実施形態は、異なる方式のユニット内へ(下部間接プレートコイル部分の下に備え付けられる随意の直接部分を伴わずに)備え付けられた、第9実施形態に基づく間接プレートコイルと直接充填部分とを有していて、この技術を当業者が如何にして採用し得るかの変形例を示している、ということに留意するのが大切である。

Claims (20)

  1. 複数の通路内で流体の流れを伝える間接蒸発熱交換部分であって、上部と下部とを備えた間接熱交換部分を設ける段階と、
    前記複数の通路内の前記流体の流れと蒸発性液体との間で間接熱交換が生じるように、前記間接熱交換部分上へと、そして前記間接熱交換部分を通して、略下方へ前記蒸発性液体を散布する段階と、
    前記間接部分を通して空気を移動させる段階であって、前記間接熱交換部分を通って移動する前記空気が、前記間接熱交換部分を通って移動する前記蒸発性液体と熱交換をし、従って前記間接部分における前記複数の通路内の前記流体の流れと間接的に熱交換をする段階と、
    を具備し、
    前記間接熱交換部分は、管路部分と、通常の返しベンド部分および増高返しベンド部分とを備えた一連の蛇行管で構成され、
    前記一連の蛇行管は、当該蛇行管の垂直方向に隣り合う管路部分同士の間に拡大された垂直方向間隔を有する少なくとも1つの区域を含んでいて、当該拡大された垂直方向間隔が、前記通常の返しベンド部分よりも大きな高さを有する前記増高返しベンド部分によって形成されている、熱交換の方法。
  2. 前記間接熱交換部分を出る前記蒸発性液体を実質的に全て集めること、および、
    集められた前記蒸発性液体を、前記間接熱交換部分上へと、そして前記間接熱交換部分を通して略下方へ散布することができるように、その蒸発性液体を上方へ汲み出すこと、
    を更に具備した、請求項1記載の熱交換の方法。
  3. 前記間接熱交換部分を通って移動する前記空気は、前記間接熱交換部分を通る前記蒸発性液体の流れの方向に対して略向流方向に移動する、請求項1記載の熱交換の方法。
  4. 前記間接熱交換部分を通って移動する前記空気は、前記間接熱交換部分を通る前記蒸発性液体の流れの方向に対して略直交流方向に移動する、請求項1記載の熱交換の方法。
  5. 前記間接熱交換部分における、前記一連の蛇行管の垂直方向に隣り合う管路部分同士の間に拡大された垂直方向間隔を有する1つないし複数の前記区域内に、直接熱交換部分が設けられている、請求項7記載の熱交換の方法。
  6. 前記間接熱交換部分の上部より下の位置から前記蒸発性液体を下方へ、そして前記間接熱交換部分を通して散布するように第2のシステムが設けられている、請求項1記載の熱交換の方法。
  7. 直接熱交換部分が設けられており、当該直接熱交換部分が、前記間接熱交換部分における、前記一連の蛇行管の垂直方向に隣り合う管路部分同士の間に拡大された垂直方向間隔を有する1つの前記区域内に設置された、充填組立体を備えている、請求項1記載の熱交換の方法。
  8. 前記間接熱交換部分における、前記一連の蛇行管の垂直方向に隣り合う管路部分同士の間に拡大された垂直方向間隔を有する1つないし複数の前記区域内に、直接熱交換部分が設けられている、請求項7記載の熱交換の方法。
  9. 複数の通路内で流体の流れを伝える間接熱交換部分であって、上部と下部とを備えると共に直接熱交換部分の略上方に配置された間接熱交換部分を設ける段階と、
    前記間接部分を通して空気を移動させる段階であって、前記間接熱交換部分を通って移動する前記空気が、前記間接部分における前記複数の通路内の前記流体の流れと熱交換をする段階と、
    を具備し、
    前記間接熱交換部分は、管路部分と、通常の返しベンド部分および増高返しベンド部分とを備えた一連の蛇行管で構成される蛇行コイル組立体により構成され、
    前記蛇行コイル組立体は、垂直方向に隣り合う管路部分同士の間に拡大された垂直方向間隔を有する少なくとも1つの区域を含んでいて、当該拡大された垂直方向間隔が、前記通常の返しベンド部分よりも大きな高さを有する前記増高返しベンド部分によって形成されており、
    前記流体の流れが、前記一連の蛇行管内へと、そして前記一連の蛇行管から外へと通過できるにように、前記一連の蛇行管に対して入口ヘッダーと出口ヘッダーとが作動的に接続されている、熱交換の方法。
  10. 前記間接熱交換部分における、前記一連の蛇行管の垂直方向に隣り合う管路部分同士の間に拡大された垂直方向間隔を有する1つないし複数の前記区域内に、直接熱交換部分が設けられている、請求項9記載の熱交換の方法。
  11. 前記間接熱交換部分の上部より下の位置から前記蒸発性液体を下方へ、そして前記間接熱交換部分を通して散布するように第2のシステムが設けられている、請求項9記載の熱交換の方法。
  12. 直接熱交換部分が設けられており、当該直接熱交換部分が、前記間接熱交換部分における、前記一連の蛇行管の垂直方向に隣り合う管路部分同士の間に拡大された垂直方向間隔を有する1つの前記区域内に設置された、充填組立体を備えている、請求項9記載の熱交換の方法。
  13. 前記間接熱交換部分における、前記一連の蛇行管の垂直方向に隣り合う管路部分同士の間に拡大された垂直方向間隔を有する1つないし複数の前記区域内に、直接熱交換部分が設けられている、請求項9記載の熱交換の方法。
  14. 複数の通路内で流体の流れを伝える間接熱交換部分であって、上部と下部とを備えた間接熱交換部分を設ける段階と、
    前記複数の通路内の前記流体の流れと蒸発性液体との間で間接熱交換が生じるように、前記間接熱交換部分上へと、そして前記間接熱交換部分を通して、略下方へ前記蒸発性液体を散布する段階と、
    前記間接熱交換部分を通して空気を移動させる段階であって、前記間接熱交換部分を通って移動する前記空気が、前記間接熱交換部分を通って移動する前記蒸発性液体と熱および物質を交換し、従って前記間接部分における前記複数の通路内の前記流体の流れと間接的に熱交換をする段階と、
    を具備し、
    前記間接熱交換部分は、管路部分と、通常高返しベンド部分と、少なくとも1つの増高返しベンド部分とを備えた一連の蛇行コイルで構成され、
    前記増高返しベンド部分が、前記蛇行コイルの垂直方向に隣り合う管路部分同士の間に拡大された垂直方向間隔をもたらしており、
    前記流体の流れが、前記一連の蛇行コイル内へと、そして前記一連の蛇行コイルから外へと通過できるにように、前記一連の蛇行コイルに対して入口ヘッダーと出口ヘッダーとが作動的に接続されている、熱交換の方法。
  15. 前記間接熱交換部分を出た前記蒸発性液体の実質的に全てを集めること、および、
    集められた前記蒸発性液体を、前記間接熱交換部分上へと、そして前記間接熱交換部分を通して略下方へ散布することができるように、その蒸発性液体を上方へ汲み出すこと、
    を更に具備した、請求項14記載の熱交換の方法。
  16. 前記間接熱交換部分における、前記一連の蛇行コイルの垂直方向に隣り合う管路部分同士の間に拡大された垂直方向間隔を有する1つないし複数の前記区域内に、直接熱交換部分が設けられている、請求項14記載の熱交換の方法。
  17. 前記間接熱交換部分の上部より下の位置から前記蒸発性液体を下方へ、そして前記間接熱交換部分を通して散布するように第2のシステムが設けられている、請求項14記載の熱交換の方法。
  18. 直接熱交換部分が設けられており、当該直接熱交換部分が、前記間接熱交換部分における、前記一連の蛇行コイルの垂直方向に隣り合う管路部分同士の間に拡大された垂直方向間隔を有する1つの前記区域内に設置された、充填組立体を備えている、請求項14記載の熱交換の方法。
  19. 前記間接熱交換部分における、前記一連の蛇行コイルの垂直方向に隣り合う管路部分同士の間に拡大された垂直方向間隔を有する1つないし複数の前記区域内に、直接熱交換部分が設けられている、請求項14記載の熱交換の方法。
  20. 管路同士の間の増高が少なくとも1インチである、請求項14記載の熱交換の方法。
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