JP2016509611A - 油脂残留物を含む中温再生アスファルト添加剤及びこれを含む中温再生アスファルト混合物 - Google Patents

油脂残留物を含む中温再生アスファルト添加剤及びこれを含む中温再生アスファルト混合物 Download PDF

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Abstract

【課題】油脂残留物を含む中温再生アスファルト添加剤及びその製造方法、並びにこのような中温アスファルト添加剤を含む中温再生アスファルト混合物及びその製造方法を提供すること。【解決手段】本発明の一実施形態に係る中温再生アスファルト添加剤は、油脂から脂肪酸を抽出して残った副産物である油脂残留物を含む。また、本発明の他の一実施形態に係る中温再生アスファルト混合物は、油脂から脂肪酸を抽出して残った副産物である油脂残留物を含む中温再生アスファルト添加剤を廃アスファルトコンクリート中の廃アスファルト総量を基準として2〜15重量%含む。本発明によれば、アスコン製造の際、廃アスファルトコンクリートと新規アスコンとを混合使用しても脆牲や低温物性が低下するという問題を克服しつつ、中温混合物舗装技術を発現して、有害ガス発生を最小化させ、廃アスファルトコンクリートを効率的に再生し、廃棄物として処理されていた油脂残留物を再活用することにより、環境的負担を減少させることができる。【選択図】なし

Description

本発明は、廃アスファルトコンクリートに対して再生及び中温化舗装技術を発現できる油脂残留物を含む中温再生アスファルト添加剤及びこれを含む中温再生アスファルト混合物に関する。
アスファルト混合物(Asphalt Mixture)は、通常、アスコンと呼ばれ、アスファルトミキシングプラント(Asphalt Mixing Plant)にアスファルト(asphalt)、骨材(aggregate)、目止め材(mineral filler)などを投入した後、このような材料を160〜180℃の高温で加熱する過程によって製造された後、道路での布設及び絞固め工程において常温で冷却される過程を経ることになる。
したがって、高温加熱のために、多くのエネルギーが必要であるだけでなく、アスファルト混合物の製造及び施工中にも二酸化炭素、硫酸化物、窒素酸化物などの有害ガス排出量が多くなるという問題がある。また、道路舗装の際、高温のアスファルト混合物を常温で冷却するのに多くの時間がかかるので、それだけ、交通開放時間が遅延されるという問題とともに、作業者達が安全事故の危険に露出するという問題がある。
最近では、このような問題を解決するために、アスファルトの物性低下無しに、従来の加熱アスファルト混合物(Hot−Mix Asphalt Mixtureと、HMA)に比べて20〜40℃低い温度でアスファルト混合物を混合及び絞固める中温アスファルト混合物(Warm−Mix Asphalt Mixtureと、WMA)に対する研究が活発に進まれており、一層改善された性能を有する中温アスファルト混合物用中温化添加剤の開発が要求されている。
このような中温アスファルト混合物(WMA)舗装技術の核心基底(Core Mechanism)は、アスファルトの流動性を改善することである。すなわち、中温化舗装技術は、アスファルト混合物に添加剤などを投入して骨材の結合剤であるアスファルトの最適粘度が加熱アスファルト混合物(HMA)より低い温度で発現され、最適絞固め度(Compaction Rate)がより低い温度で発現されるように粘度を下降させる技術である。
一方、アスファルト舗装道路は、舗装後、長時間経過するようになると、繰り返し的な車両通行及び周辺環境によりアスファルトバインダの老朽化のため、亀裂及び変形が起こるようになる。このように、長時間使用及び老朽による亀裂及び変形が発生した道路の場合、廃アスファルトコンクリートを除去した後、新規アスコンを布設して使用するようになる。このときに発生する廃アスファルトコンクリートは、特別な処理無しに埋め立てのような方法で廃棄する場合、地下水及び河川などを汚染させるため、産業廃棄物として分類されている。したがって、廃アスファルトコンクリートの発生を最小化するか、これを再活用するための研究が活発に進まれている。
一般に、廃アスファルトコンクリートは、再活用して循環骨材として活用しているが、廃アスファルトコンクリートを所定サイズ以下に粉砕し、アスコンプラントで新規骨材及び新規アスファルトと混合して道路に再使用する方法が主に利用されている。このとき、廃アスファルトコンクリートに含まれた老朽アスファルトの粘度が高く、老朽のため、アスファルテン含量が高まるので、舗装の際、締固めがよくなされないか、締固められても舗装初期には満足な性能を見せるが、使用中に脆牲が弱くなり、亀裂及び損傷が発生するという問題がある。
これを解決するために、一般的に再生添加剤を使用する。再生添加剤は、老朽したアスファルトの成分を改善して、新規アスファルトと類似した成分に変える方向に開発されている。
すなわち、アスファルトの成分は、アスファルテン(Asphaltene)、樹脂(Resin)、オイル(Oil)などに区分されるが、成分含量は、アスファルトによって異なるが、針入度が100であるアスファルトの成分比は、略アスファルテン13−29%、樹脂2.3−4.5%、オイル44−58%等で構成されている。アスファルトは、老化するにつれて、アスファルト内の樹脂やオイルなどの成分がアスファルテンに変化されて、アスファルト内のアスファルテン含量が増加される。再生添加剤は、アスファルト内の不足な成分を補完して、老化したアスファルトを新規アスファルトと類似したアスファルテン含量を有するようにするのに重点をおいている。
しかし、このような再生添加剤は、単純にアスファルト成分の改善を目的とするので、アスコン製造の際、十分な混合のために、一般アスコンと類似するか、5〜10℃程度高い温度で生産されている。したがって、アスファルト混合物の製造の際、アスファルト混合物を高温で加熱するために多くのエネルギーが必要となり、アスファルト混合物の施工中にも二酸化炭素(CO)など、有害ガス排出量が多くなるという問題をそのまま有している。また、廃アスファルトコンクリートの老化程度が毎度異なるため、同じ再生添加剤で様々な廃アスファルトコンクリートのアスファルトを再生させるのに限界がある。
アスファルテンは、化学的に多くのヘテロ原子を有した極性官能基を有した高度に濃縮された芳香族化合物であって、アスファルト構成成分の中で極性の強い分子塊りであるから、極性分子等が強く結合された形態を有するものと予想される。アスファルテン成分の極性は、ヘテロ原子(S、N、O)のために形成されたものと報告されている。アスファルトの老朽のため、アスファルテン成分が増加することにより、流動性のないアスファルテンにより廃アスファルトコンクリート内のアスファルトの脆牲及び低温物性が低下する。したがって、単純に老朽したアスファルトの成分改善のみならず、より速やかにアスファルテンの柔軟性を改善させることができる再生添加剤の開発が必要である。
つまり、アスコン製造の際、廃アスファルトコンクリートと新規アスコンとを混合使用しても脆牲が弱くならないながら、中温化混合物(WMA)舗装技術を発現できる添加剤の開発が必要である。
一方、牛脂、パーム油、ヤシ油など、動物性及び植物性オイルから加水分解または鹸化分解を介してステアリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、リシノール酸などと脂肪酸を得ることができるが、脂肪酸を抽出したら、粘度が高くて黒い色を帯びる油脂残留物が残留するようになる。このような油脂残留物は、それ以上使用価値がなくて、埋め立てまたは焼却することにより、廃棄物として処理される。したがって、このように廃棄されていた油脂残留物を産業的に利用できる活用方法の開発が要求される。
本発明が解決しようとする課題は、アスコン製造の際、廃アスファルトコンクリートと新規アスコンとを混合使用しても脆牲や低温物性が低下するという問題を克服しつつ、中温混合物舗装技術を発現して、有害ガス発生を最小化させ、廃アスファルトコンクリートを効率的に再生し、廃棄物として処理されていた油脂残留物を再活用することにより、環境的負担を減少させることができる油脂残留物を含む中温再生アスファルト添加剤及びその製造方法、並びにこのような中温アスファルト添加剤を含む中温再生アスファルト混合物及びその製造方法を提供することである。
前記課題を解決するための本発明の一実施形態に係る中温再生アスファルト添加剤は、油脂から脂肪酸を抽出して残った副産物である油脂残留物を含む。
また、前記課題を解決するための本発明の他の一実施形態に係る中温再生アスファルト添加剤の製造方法は、油脂から脂肪酸を抽出するステップと、抽出後に残留する副産物である油脂残留物を収得するステップとを含む。
また、前記課題を解決するための本発明の他の一実施形態に係る中温アスファルト混合物は、油脂から脂肪酸を抽出して残った副産物である油脂残留物を含む中温再生アスファルト添加剤を廃アスファルトコンクリート中の廃アスファルト総量を基準として2〜15重量%含む。
また、前記課題を解決するための本発明の他の一実施形態に係る中温アスファルト混合物の製造方法は、油脂から脂肪酸を抽出して残った副産物である油脂残留物を含む中温再生アスファルト添加剤を製造するステップと、前記中温再生添加剤を、廃アスファルトコンクリートからなる循環骨材と溶融混合するステップとを含み、前記中温再生アスファルト添加剤を製造するステップは、油脂から脂肪酸を抽出するステップと、抽出後に残留する副産物である油脂残留物を収得するステップとを含み、前記中温再生添加剤は、前記廃アスファルトコンクリート中の廃アスファルト総量を基準として2〜15重量%含まれる。
本発明によれば、油脂残留物を用いることにより、アスファルトとの混合性を増進させ、低温物性及びアスファルテンの柔軟性を改善させることができ、廃アスファルトコンクリートに対して再生及び中温化効果を得ることができる。
したがって、本発明に係る油脂残留物を含む中温再生アスファルト添加剤を用いれば、アスコン製造の際、廃アスファルトコンクリートと新規アスコンとを混合使用しても脆牲や低温物性が低下するという問題を克服することができる。
また、物性低下無しに、アスファルトコンクリートの製造及び締固め温度を効率的に低めることができ、二酸化炭素、硫酸化物、窒素酸化物などの有害ガス排出量を最小化させ、廃アスファルトコンクリートを効率的に再生使用することができ、環境的な側面で有利な効果を得ることができる。
さらに、従来、廃棄物として処理されていた油脂残留物を産業的に有用な原料として使用することにより、資源再活用及び環境的な側面で一層効果的である。
以下、本発明の属する技術分野における通常の知識を有した者が本発明の技術的思想を容易に実施できる程度に詳細に説明するために、本発明の好ましい実施形態を説明する。
本発明の一実施形態に係る中温再生アスファルト添加剤は、油脂から脂肪酸を抽出して残った副産物である油脂残留物を含む。
本発明の一実施形態に係る中温再生アスファルト添加剤に含まれる油脂残留物は、加水分解または鹸化分解などを介して油脂から脂肪酸を抽出して残った副産物である。油脂から抽出され得る脂肪酸は、ステアリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、及びリシノール酸からなる群より選ばれる1種以上でありうる。
このような油脂残留物は、粘度が高く、黒い色を帯び、常温では液状または固状であり、60℃以上では液状であることを特徴とする。
このような油脂残留物は、廃アスファルトコンクリートに対して再生効果及び中温化効果を発揮し、アスファルトコンクリートの低温物性を改善させる作用をする。
油脂は、植物性油脂、動物性油脂、及び合成油脂からなる群より選ばれる1種以上でありうる。
油脂は、牛脂、パーム油、及びヤシ油から選ばれる1種以上を含む。
また、油脂残留物は、牛脂、パーム油、ヤシ油などのような油脂を加水分解または鹸化分解のような方法で脂肪酸やパームワックス成分を得た後に残った成分であり、その種類は制限がないが、具体的に、140℃での粘度が80cps以下であることが好ましい。140℃での粘度が前記範囲を超過する場合には、粘度が高くなり、中温効果が低下する。
本発明の一実施形態に係る中温再生アスファルト添加剤は、界面活性剤、アロマティックオイル、パラフィン系オイル、植物性オイル、及び動物性オイルからなる群より選ばれる1種以上の粘度減少剤をさらに含むことができる。
粘度減少剤は、添加剤の中温化機能を強化させ、アスファルトの低温物性低下を防止し、油脂残留物と混合されて常温で流動性を確保し、添加剤の分散速度を増加させる作用をする。
粘度減少剤は、油脂残留物100重量部に対して10〜100重量部の範囲で含まれることが好ましい。粘度減少剤の添加量が10重量部未満である場合には、アスファルトの低温物性改善及び粘度改善効果が弱く、100重量部を超過する場合には、アスファルトの高温物性を低下させるようになる。
粘度減少剤は、100℃で粘度が50cps以下であることが好ましく、25℃での粘度が300cps以下であることがさらに好ましい。粘度減少剤は、100℃での粘度が50cpsを超過するか、25℃での粘度が300cpsを超過する場合には、油脂残留物の流動性確保効果及び中温効果が低下するようになる。
本発明の一実施形態に係る中温再生アスファルト添加剤は、酸化防止剤、熱安定剤、帯電防止剤、及び滑剤からなる群より選ばれる1種以上をさらに含むことができる。
本発明の他の一実施形態に係る中温再生アスファルト添加剤の製造方法は、油脂から脂肪酸を抽出するステップと、抽出後に残留する副産物である油脂残留物を収得するステップとを含む。
ここで、油脂残留物は、油脂から脂肪酸を抽出して残った副産物であって、粘度が高く、黒い色を帯び、常温では液状または固状であり、60℃以上では液状であることを特徴とする。油脂から抽出され得る脂肪酸は、ステアリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、及びリシノール酸からなる群より選ばれる1種以上でありうる。油脂残留物に対する詳細な説明は、前述した実施形態と同じであるから、ここでは詳細な説明を省略する。
油脂から脂肪酸を抽出することは、加水分解または鹸化分解などを介してなされることができるが、これに制限されるものではない。
本発明の他の一実施形態に係る中温再生アスファルト添加剤の製造方法は、収得された油脂残留物に界面活性剤、アロマティックオイル、パラフィン系オイル、植物性オイル、及び動物性オイルからなる群より選ばれる1種以上の粘度減少剤を混合するステップをさらに含むことができる。
粘度減少剤は、前記油脂残留物100重量部に対して10〜100重量部の範囲で混合されることが好ましい。
粘度減少剤の詳細な説明は、前述した実施形態と同じであるから、ここではその詳細な説明を省略する。
一実施形態において、収得された油脂残留物に酸化防止剤、熱安定剤、帯電防止剤、及び滑剤からなる群より選ばれる1種以上を混合するステップをさらに含むことができる。
本発明の他の一実施形態に係る中温アスファルト混合物は、油脂から脂肪酸を抽出して残った副産物である油脂残留物を含む中温再生アスファルト添加剤を廃アスファルトコンクリート中の廃アスファルト総量を基準として2〜15重量%含む。
本発明の一実施形態に係る中温再生アスファルト混合物は、中温再生添加剤を廃アスファルトコンクリートに含まれた廃アスファルト総量を基準として2〜15重量%の量で含むことにより、廃アスファルトコンクリートの再生効果及び中温効果を得ることができ、低温物性に優れた再生アスファルトコンクリートを得ることができる。
中温再生添加剤の添加量が2重量%未満である場合には、廃アスファルトの回復効果が大きくなく、15重量%を超過する場合には、使用の際、軟化点が下がり、アスファルトとして使用するのに問題があり、追加投入による改善効果が大きくないようになる。
油脂残留物を含む中温再生アスファルト添加剤の詳細説明は、前述した実施形態と同じであるから、ここでは、その詳細な説明を省略する。
本発明の一実施形態に係る中温再生アスファルト混合物は、廃アスファルトコンクリートからなる循環骨材をさらに含むことができる。
一実施形態において、再生アスファルト混合物の全体重量を基準として、廃アスコンからなる循環骨材は、15〜100重量%の範囲で含まれることができる。
また、本発明の一実施形態に係る中温再生アスファルト混合物は、廃アスファルトコンクリートからなる循環骨材の他に、新規骨材、新規アスファルト、またはその混合物をさらに含むことができる。
一実施形態において、再生アスファルト混合物の全体重量を基準として、新規骨材は0〜85重量%及び新規アスファルトは、0〜5重量%の範囲で含まれることができる。
循環骨材は、廃アスファルトコンクリートを所定サイズ以下に粉砕して得られることができる。
本発明の他の一実施形態に係る中温アスファルト混合物の製造方法は、油脂から脂肪酸を抽出して残った副産物である油脂残留物を含む中温再生アスファルト添加剤を製造するステップと、前記中温再生添加剤を、廃アスファルトコンクリートからなる循環骨材と溶融混合するステップとを含み、前記中温再生アスファルト添加剤を製造するステップは、油脂から脂肪酸を抽出するステップと、抽出後に残留する副産物である油脂残留物を収得するステップとを含み、前記中温再生添加剤は、前記廃アスファルトコンクリート中の廃アスファルト総量を基準として2〜15重量%含まれる。
一実施形態において、再生アスファルト混合物の全体重量を基準として、廃アスファルトコンクリートからなる循環骨材は、15〜100重量%の範囲で混合されることができる。
また、本発明の一実施形態に係る中温再生アスファルト混合物の製造方法は、前記溶融混合ステップで、廃アスファルトコンクリートからなる循環骨材の他に、新規骨材、新規アスファルト、またはその混合物をさらに溶融混合することをさらに含むことができる。
一実施形態において、再生アスファルト混合物の全体重量を基準として、新規骨材は0〜85重量%及び新規アスファルトは0〜5重量%の範囲で混合されることができる。
循環骨材は、廃アスファルトコンクリートを所定サイズ以下に粉砕して得られることができる。
油脂残留物を含む中温再生アスファルト添加剤、その製造方法、及びこれを含む中温アスファルト混合物に対する詳細説明は、前述した実施例と同じであるから、ここでは、その詳細な説明を省略する。
以下、本発明を実施例によってさらに詳細に説明する。しかし、下記の実施例は、本発明を例示するものであり、本発明の範囲が下記の実施例に限定されるものではない。
1.実験材料
(1)新規アスファルトAP5:針入度等級60〜80であるアスファルト、針入度70であるアスファルト(PG64−22)、アスファルト物性評価の際、廃アスファルトに混合される新規アスファルトとしてAP5使用
(2)新規アスファルトAP3:針入度等級80〜100であるアスファルト、針入度90であるアスファルト(PG58−22)、アスファルト物性評価の際、廃アスファルトに混合される新規アスファルトとしてAP3使用
(3)廃アスファルト(Old AP):「KS F 2396、アスファルトコンクリート発生材から回転式蒸留器によるアスファルト回収方法」試験法を利用して廃アスファルトコンクリートから抽出したアスファルト(針入度:21、PG82−12)
(4)再生添加剤:イタリアのInterchimica社の商用化された再生添加剤であるACF1000
(5)油脂残留物:パーム油から脂肪酸を抽出して残った油脂残留物(residue)。
(6)粘度減少剤:25℃粘度が50cpsである大豆油
(7)ステアリン酸:油脂から得られた脂肪酸
(8)新規骨材:使用された新規骨材としては、19mm、13mm、細骨材の3種の骨材を使用し、それぞれの通過重量百分率は、下記の表1のとおりである。
Figure 2016509611
(9)循環骨材(廃アスコン):アスファルト(廃アスファルト)含量が全体の5重量%である循環骨材を使用し、循環骨材の抽出後の通過重量百分率は、下記の表2のとおりである。
Figure 2016509611
(10)骨材の合成粒度:骨材の合成粒度配合比率は、下記の表3のとおりであり、合成粒度の通過重量百分率は、下記の表4のとおりである。骨材の合成粒度は、WC−3基準を満たした。
Figure 2016509611
Figure 2016509611
2.実験方法
(1)バインダ物性評価
1)アスファルトへの針入度70である新規アスファルトと廃アスファルトコンクリートで採取した廃アスファルトとを50:50で混合した後、実施例と比較例によって添加剤を投入し、バインダ物性を評価した(表5及び6)。
2)アスファルトへの針入度は、KS M 2252によって25℃条件で測定し、軟化点は、KS M 2250によって測定した。
3)アスファルトをPAV(Pressure Aging Vessel)後、BBR(Bending Beam Rheometer)で−12℃ m−value値を測定して、アスファルトの低温物性を評価した。
4)アスファルトのクラック抵抗性を評価するために、KS M 2254に基づき、アスファルトの15℃伸度(ductility)を測定した。
5)回転粘度計を利用して140℃でアスファルトの粘度を測定した。
(2)アスファルト混合物の製造及び締固め性能評価
1)130℃で加熱された循環骨材(廃アスコン)50重量部、新規骨材47.5重量部、及び新規アスファルト2.5重量部に、実施例及び比較例の組成比で製造された中温再生アスファルト添加剤及び加熱再生アスファルト添加剤を各々投入して、中温再生アスファルト混合物及び加熱再生アスファルト混合物を製造した。製造されたアスファルト混合物の締固め性能を評価するために、空隙率、水分抵抗性評価、及び間接引張強度試験を行った(表7)。
2)KS F 2398に基づき、アスファルト混合物の乾燥状態での間接引張強度と水分飽和状態での間接引張強度とを測定して、アスファルト混合物の水分抵抗性を表す引張強度比(TSR:Tensile Strength Ratio)を測定した。
3)KS F 2382に基づき、荷重50mm/minの速度で載荷の際、アスファルト混合物の間接引張強度を測定した。
3.実験結果
(1)アスファルトのバインダ物性
前述した実験方法のように、実施例及び比較例によって製造したアスファルトのバインダ物性を測定して、下記の表5及び6に各々その結果を表す。
Figure 2016509611
Figure 2016509611
*比較例2と比較例4は、脆牲(brittle)のため、測定途中に折れてm−value測定値が無い
前記表5及び6の実験結果等から、実施例と比較例を検討すると、本発明に係る中温再生添加剤を使用することにより、廃アスファルトコンクリートの再生及び中温効果を得ることができることが確認できる。実施例1と比較例6の伸度及び粘度改善効果を通じて、商業化されている再生添加剤より廃アスファルトコンクリートの再生中温効果があることを分かることができる。比較例3を介して、過量の中温再生添加剤の使用は、アスファルトバインダを軟化させて軟化点が急に下がることが分かる。BBR testのm−valueを介して、本発明の中温再生添加剤が低温物性を改善させることが確認できる(実施例1、3と比較例6、7)。また、油脂残留物の代わりに、脂肪酸を使用した場合、再生効果が無いことを比較例5を介して確認することができる。
(2)アスファルト混合物の締固め性能
前述した実験方法のように、実施例及び比較例によって製造したアスファルト混合物の締固め性能を評価して、その結果を下記の表7に表す。
Figure 2016509611
前記表7の結果等から、実施例と比較例を検討すると、本発明に係る中温再生添加剤を使用して製造された中温再生アスファルト混合物は、2〜4%範囲で水分抵抗性評価基準である75%以上を満たした。水分抵抗性評価及び間接引張強度試験を介して、本発明に係る中温再生添加剤を使用して製造された中温再生アスファルト混合物が、商業化されている再生添加剤を使用して製作された加熱再生アスファルト混合物よりさらに優秀な性能を表した(実施例7、8と比較例8、9)。実施例9を介して、過量の中温再生添加剤を使用すれば、アスファルト混合物の強度と水分に対する抵抗性が低下することを分かることができる。
本発明の技術思想は、上記好ましい実施例等によって具体的に記録されたが、上記した実施例は、その説明のためのものであり、その制限のためのものでないことに注意すべきである。また、本発明の技術分野における通常の専門家であれば、本発明の技術思想の範囲内で様々な実施例が可能であることが理解できるであろう。

Claims (20)

  1. 油脂から脂肪酸を抽出して残った副産物である油脂残留物を含むことを特徴とする中温再生アスファルト添加剤。
  2. 前記油脂は、植物性油脂、動物性油脂、及び合成油脂からなる群より選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項1に記載の中温再生アスファルト添加剤。
  3. 前記脂肪酸は、ステアリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、及びリシノール酸からなる群より選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項1に記載の中温再生アスファルト添加剤。
  4. 前記油脂残留物は、140℃での粘度が80cps以下であることを特徴とする請求項1に記載の中温再生アスファルト添加剤。
  5. 界面活性剤、アロマティックオイル、パラフィン系オイル、植物性オイル、及び動物性オイルからなる群より選ばれる1種以上の粘度減少剤をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の中温再生アスファルト添加剤。
  6. 前記粘度減少剤は、前記油脂残留物100重量部に対して10〜100重量部の範囲で含まれることを特徴とする請求項5に記載の中温再生アスファルト添加剤。
  7. 油脂から脂肪酸を抽出するステップと、
    抽出後に残留する副産物である油脂残留物を収得するステップと、
    を含むことを特徴とする中温再生アスファルト添加剤の製造方法。
  8. 前記収得された油脂残留物に界面活性剤、アロマティックオイル、パラフィン系オイル、植物性オイル、及び動物性オイルからなる群より選ばれる1種以上の粘度減少剤を混合するステップをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の中温再生アスファルト添加剤の製造方法。
  9. 前記粘度減少剤は、前記油脂残留物100重量部に対して10〜100重量部の範囲で混合されることを特徴とする請求項8に記載の中温再生アスファルト添加剤の製造方法。
  10. 前記脂肪酸は、ステアリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、及びリシノール酸からなる群より選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項7に記載の中温再生アスファルト添加剤の製造方法。
  11. 油脂から脂肪酸を抽出して残った副産物である油脂残留物を含む中温再生アスファルト添加剤を廃アスファルトコンクリート中の廃アスファルト総量を基準として2〜15重量%含むことを特徴とする中温再生アスファルト混合物。
  12. 前記油脂は、植物性油脂、動物性油脂、及び合成油脂からなる群より選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項11に記載の中温再生アスファルト混合物。
  13. 前記脂肪酸は、ステアリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、及びリシノール酸からなる群より選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項11に記載の中温再生アスファルト混合物。
  14. 前記油脂残留物は、140℃での粘度が80cps以下であることを特徴とする請求項11に記載の中温再生アスファルト混合物。
  15. 前記中温再生アスファルト添加剤は、界面活性剤、アロマティックオイル、パラフィン系オイル、植物性オイル、及び動物性オイルからなる群より選ばれる1種以上の粘度減少剤をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の中温再生アスファルト混合物。
  16. 前記粘度減少剤は、前記油脂残留物100重量部に対して10〜100重量部の範囲で含まれることを特徴とする請求項15に記載の中温再生アスファルト混合物。
  17. 油脂から脂肪酸を抽出して残った副産物である油脂残留物を含む中温再生アスファルト添加剤を製造するステップと、
    前記中温再生添加剤を、廃アスファルトコンクリートからなる循環骨材と溶融混合するステップと、
    を含み、
    前記中温再生アスファルト添加剤を製造するステップは、
    油脂から脂肪酸を抽出するステップと、
    抽出後に残留する副産物である油脂残留物を収得するステップと、
    を含み、
    前記中温再生添加剤は、前記廃アスファルトコンクリート中の廃アスファルト総量を基準として2〜15重量%含まれることを特徴とする中温再生アスファルト混合物の製造方法。
  18. 前記脂肪酸は、ステアリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、及びリシノール酸からなる群より選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項17に記載の中温再生アスファルト混合物の製造方法。
  19. 前記収得された油脂残留物に界面活性剤、アロマティックオイル、パラフィン系オイル、植物性オイル、及び動物性オイルからなる群より選ばれる1種以上の粘度減少剤を混合するステップをさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の中温再生アスファルト混合物の製造方法。
  20. 前記粘度減少剤は、前記油脂残留物100重量部に対して10〜100重量部の範囲で含まれることを特徴とする請求項19に記載の中温再生アスファルト混合物の製造方法。
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