実施形態は、個人情報の共有を可能にし得る。特に、電子デバイスは、互いを探して、創造的な表現や画像、リンク、オブジェクト、アイコン、これらの組合せ及び/又は同様のものといった個人情報を共有してよい。
ハンドヘルドコンピューティング及び通信デバイス(例えばスマートフォン)を使用して、全ての人に固有の3次元(3D)情報記憶及びナビゲーション空間(例えば眼や耳、口及び腕が一貫して対話することができる、人の身体の正面の3D空間)を識別し得る。ユーザは、ハンドヘルドコンピューティングデバイスを動かすことにより、仮想情報オブジェクトの間をナビゲートして、ジェスチャ及び/又は音声を介してこれらのオブジェクトを制御するように、この空間内で作業し得る。
実施形態は、情報空間管理(例えば個人関連情報空間/PRIS(Person Relative Information Space))の管理を用いて、コンピューティング及び通信技術との人間の対話の進化を拡大することにより、情報の管理及び通信を強化し得る。デジタル時代の始まりでは、コンピュータは物理的に大きくて珍しく、人々は潜在的に、これらのマシンを情報の所在及び所有者として知覚していた(すなわち、マシンは情報と同義語であった)。テクノロジが進化するにつれて、マシンは、より小さくて負担が少なく、より個人的なものになる。この進化により、情報所有のアソシエーションがマシンからは段階的に弱まり、個人に向き始めている(すなわち、「自分の個人的なデバイスが自分の情報を有する」)。小さくてユビキタスなデバイス、インターネット、無線通信、データサービス、データストレージ、クラウドコンピューティング等は、このディスアソシエーションに寄与し得る。本明細書で説明される情報空間管理は、デバイスから人へのディスアソシエーションを拡大し得る。
実施形態は、人を観察しているデバイス上において、その人により定義される人格(persona)を提示することによって、その人についての錯覚(illusion)を引き起こすことがある。この人格は、人のデバイスから観察者のデバイスへ情報及び表現(expression)を通信することによって現れることがある。情報及び関連する表現は、通常は人の画像が表示され得る、空間(及び潜在的には周辺エリア)内の観察者のデバイスで観察され得る。このようにして、情報及び関連する表現は、デバイスから情報を分離させて人に関連付ける効果を有する錯覚を引き起こして維持し得る。この効果は、情報の所有者とリモートのビューアとの双方に錯覚を起こさせる。
情報空間管理は、持続的な知識のライブラリと、ユーザ(又は場合によってはオブジェクト)に物理的に関連付けられる、公的な「個性表現(personality expression)」空間を提供し得る。人々は、この情報空間管理を時間とともに創造的方法で洗練させて、それ自体の一意の拡大をもたらし得る。一部のユーザは、控えめな色の完璧に整列される長方形配列のアイコンで埋められる、よく順序付けされた情報空間管理の解決策を有することがあり、一方、別のユーザは、更なる表現へのホットリンクを表すネオンカラーの線の自由形式の配列の情報空間管理の解決策を作成してもよい。言い換えると、情報空間管理は、情報管理への実際的な解決策も提供しつつ、アーティスティックな自己表現も可能にし得る。
システムとして、様々な実施形態の一部は、「拡張現実」サービスを含んでよい。このサービスは、情報が表示されて管理される有益な錯覚を提供し得る。私的な側面では、実施形態は個人的なライブラリとして機能し得る。公的又は社会的側面では、実施形態は、個人的表現の別の態様を提供し得る。
個人的な知識は、時間とともに進化する個人的な情報空間管理の解決策において情報の持続的ライブラリを維持することにより得られる。ライブラリは、私的なエリアと公的なエリアの双方を有してよい。様々な実施形態の一部は、ユーザが、公的な空間の発展と使用にフォーカスできるようにする。加えて、個人的及び社会的な通信は、公的なエリアに所望の情報を組み込むことにより拡張され得る。以下で説明される様々な技術を通して、公開エリアを他者が見て、対話し、これにより社会的ダイナミクスを強化し、ゲームをプレイし、協調をより容易かつより直感的なものにし、個人の表現を強化することができる。
図1は、実施形態の一態様の通りに、複数のリモートデバイスと対話する装置を示す例示のブロック図である。ユーザ110は、情報空間管理対応型のビューデバイス112を用いてよい。ユーザ110の周囲は、公的情報空間(public information space)であり得る。公的情報空間は、人(又はオブジェクト)の近くに位置する2次元(2D)の長方形の平面を含み得る。しかしながら、情報空間管理は2Dに限られない。一部の実装では、情報空間内のオブジェクトが表示され得る。図1の例に図示されるように、ユーザ110の周囲の視野には、(情報空間管理対応型デバイス122を用いる)ユーザ120、(情報空間管理対応型デバイス132を用いる)ユーザ130、(情報空間管理対応型デバイス142を用いる)ユーザ140、(情報空間管理対応型デバイス152を用いる)建物150及び(情報空間管理対応型デバイス162を用いる)ユーザ160が含まれる。
この公的情報空間管理では、(情報空間管理対応型デバイス142を用いる)ユーザ140、(情報空間管理対応型デバイス152を用いる)建物150及び(情報空間管理対応型デバイス162を用いる)ユーザ160は、(115a及び115bにより境界される)視野内に配置される。視野は、公的情報空間内のサブスペースであってよい。様々な実施形態の一部では、情報空間管理対応型デバイス112はカメラを有することがある。視野は、カメラの視野によって定義され得る。ローカルデバイスにおいて個別のビューモードが存在してもよい。例えばあるビューモードでは、ローカルのPRIS空間と、実際の視野との双方が表示され得る。別のビューモードでは、視野のみが表示され得る。更に別のモードでは、ローカルのPRIS空間のみが表示され得る。
便利なビュー表示のために、情報空間管理のハンドヘルドデバイスは、例えばカメラレンズの視線がディスプレイ画面に対して垂直な向きに固定されないように、非固定型のカメラレンズ、ボールソケットのカメラを使用してよい。ユーザは、カメラがターゲットに向かって外側を向いている間に、レンズがディスプレイの下側を見るように、レンズを手動で回転させ得る(あるいは、電動の追跡機構が、ターゲットのフォーカスを自動的に保持することが可能である)。
スマートフォンのようなハンドヘルドデバイスは、情報空間管理対応型の人の近くに向けられると、公的情報空間を表示するのに使用されることがある。他の人の公的情報空間の管理の表現は、受信者のディスプレイ上で情報オブジェクトの2Dの壁(2D wall)として表示され得る。情報空間管理対応型デバイスは、別の人の公的な情報空間を、あなたがその通りを渡るように、あるいはあなた達が並んで立っているかのようにレンダリングする、インターネット対応型(electronic enabled eye-glasses)の眼鏡を含み得る。ホログラフィック投影のような他の技術を使用して、情報空間と対話してもよい。
様々な実施形態の一部によると、情報空間管理システムは、現在の技術的規格及び構成要素を用いて構築され得る。例えばモバイルブロードバンド、インターネットサーバ、スマートフォンカメラ、ディスプレイ、これらの組合せ及び/又は同様のものを用いるシステムが構築され得る。
様々な実施形態の一部は、以下の要素:ビーコンと発見、ターゲット識別(画像の関連付けに対する信号伝達)、ターゲット選択、ターゲット追跡、リンク制御、プレゼンテーション構成、プレゼンテーションレンダリング、これらの組合せ及び/又は同様のもの、のうちの幾つかを共有し得る。
発見、選択及び追跡:ポイントツーポイント通信チャネルは、リモートの「ターゲット」オブジェクトからローカルの受信側の「ビューア」までの公的情報空間の間にセットアップされ得る。P2P接続は2つのデバイス同士の間であってよいが、デバイスの一方が選択されると、リモートの情報空間とローカルのビューデバイスとの間に接続が生じることになる。通常のターゲットは人であるが、家や歴史的記念物、店舗又は移動車両のようなオブジェクトである可能性もある。例えばユーザ110は、(情報空間管理デバイス112を用いる)ローカルのビューアであってよく、リモートのターゲットは、(情報空間管理対応型デバイス142を用いる)ユーザ140、(情報空間管理対応型デバイス152を用いる)建物150及び(情報空間管理対応型デバイス162を用いる)ユーザ160であってよい。幾つかの既存の技術を組み合わせて、リモートの情報空間管理ターゲットを発見、選択及び追跡することができる。
発見:WiFiダイレクトのようなピアツーピア無線技術(P2PRF)を用いて、リモートの情報空間管理のターゲットを発見することができる。P2PRFデバイスからの無線周波数(RF)信号の強さが、ビューアのディスプレイ画面に対するリモートデバイスの位置の指標として使用され得る。情報空間管理のビューデバイスのアンテナは、全方向及び方向特性の双方を有してよい。全方向アンテナは、ビューアの近くの全ての信号をピックアップするが、情報空間管理のビューデバイス上のカメラレンズの経路に合致し得る指向性の感度も保持してよい。様々な実施形態の一部によると、この経路は、ビューアのハンドヘルド画面の正面に対して垂直であってよい。このコンテキストにおいて、ビューデバイスは、最も強いP2PRF信号が、カメラのレンズを通して見えるようなハンドヘルド画面上に現れる「候補」オブジェクトから来ている信号であると見なすことがある。
情報空間管理デバイスは、WiFiダイレクト又は同様のポイントツーポイントプロトコルを使用する無認可RF帯域でのRF伝送を使用して、ビーコン信号を送信し得る。RF伝送は一方向アンテナを用いてよい。ビューイング情報空間管理デバイスは、ユーザ構成可能な指向性の範囲内で、近くの情報空間管理ビーコンデバイスを検出し得る。1つ以上の情報空間管理ターゲットが範囲内にあるとき、インジケータがビューイング情報空間管理デバイスに提供され得る。
識別:ビューデバイスが、範囲内にあるターゲット情報空間管理を検出した後、インジケータが表示され得る。ハンドヘルドのカメラを使用して、情報空間管理ビューアは、リモートの情報空間管理ターゲットの風景(landscape)をスキャンし得る。ユーザが、自身のハンドヘルドをターゲットの方向に向けると、ハンドへルドカメラは、人や建物、木、像等といった様々なオブジェクトを含み得るシーンの画像を表示し得る。情報空間管理対応型のいずれかのターゲットオブジェクトは、周期的なビーコン信号を(例えばWiFiダイレクトごとに)ブロードキャストし得る。RFビーコンのターゲットの、ビューアのディスプレイ上の画像に対する相関は、指向性RFセンサを使用して達成され得る。
様々な実施形態の一部によると、ビューデバイスは、グローバル位置決定システム(GPS)又はセルタワー三角測量計算(cell-tower-triangulation calculation)を使用して相関させ、ターゲットの絶対位置を導出し、この位置を自身の位置と比較することもできる。このシナリオでは、ビューデバイスは「コンパス」センサを有してもよく、これにより、カメラが向いている方向が分かる。ビューデバイスは、絶対位置の値及び方向の値を使用して、ビューアが向いているターゲットを識別してもよい。ターゲットビーコンは、1つの機構又は機構の組合せを使用してビューアのディスプレイ上の画像に関連付けられ得る。例えばデバイスのカメラレンズの視線と平行に向けられる指向性RFアンテナ/センサは、最も強い信号である範囲内の信号のセットを検出し得る。レンズの視線がRFセンサの検出(感度パターン)のフィールドと平行であるので、情報空間対応型デバイスは、ターゲットの画像が現在カメラの視野内にあり、したがってビューアのディスプレイ内にあると判断を下してよい。この機構は、カメラの現在のズーム設定を考慮に入れることがある。
別の例では、GPS又はセルタワー三角測量計算からの絶対位置データを使用する機構を用いてよい。位置データは、メタデータとして送信され、ビューアの現在のGPS位置に対するターゲットの位置を決定するのに使用され得る。ビューデバイスは、カメラが向いている地質的位置を感知するコンパスを有し得る。ビューデバイスは、カメラがどのターゲットに向いているかを決定することができる。上述の例示のビーコンと画像の相関性機構の一方又は双方を使用した結果として、ビューアのディスプレイ上でハイライトされる「候補ターゲット形状」のセットが得られる。
ビューデバイスは、ビーコンメタデータをディスプレイ内の画像に自動的に関連付けて、更なる詳細なビューを選択するために、ユーザに情報空間管理ターゲット候補のセットを提供し得る。情報空間管理ビーコンは、ターゲットの情報空間に関するメタデータを伝達し、リモートのビューアが、ビーコンコンテンツを情報空間のオーナーと相互に関連付けるのを助ける。ターゲットが選択されると、情報空間は、例えばメタデータ内のリンクを使用するクラウドのようなソースからレンダリングされ得る。例えば図2Aは、視野内のターゲットについてのビーコンメタデータ、すなわちユーザ140(図1)についてのビーコンメタデータ246、建物150(図1)についてのビーコンメタデータ256及びユーザ160(図1)についてビーコンメタデータ256を示す例示のビュー画面200を図示している。
ビーコンパケット内のメタデータは:第1/基本のタイプ;第2のタイプ;第3のタイプのレベル;「紹介文(Intro Greeting)」又は短い高レベルの要約;現在のGPS座標;リンク;これらの組合せ及び/又は同様のもの;といった分類情報を伝達し得る。第1/基本のタイプは、情報空間管理のターゲットがどのタイプのオブジェクトであるかを示すことがある(例えば「人です」、「店舗です」、「歴史的記念物です」等)。第2のタイプは、基本のタイプに特有の詳細を含んでよい。例えば人のタイプは:性別=男性、高さ=6’、髪の色=茶色、並びに潜在的には低解像度の写真又は座標のパターン及び/又は同様の詳細を有することがある。低解像度の写真又は座標のパターンは、画像認識処理に役に立つことがある(すなわち、格納済みの顔の図形的座標が、ビューアを通して見られる実際の顔と相関するのに使用される)。別の例では、歴史的記念物は:形状=長方形及びサイズ4’×6’という詳細を有することがある。第3のタイプのレベルは、例えば「今日私はブルーのジャケットを着ています」といった、自由形式の「ヒント」を含んでよい。情報空間管理のウェブサービスへのリンクは、追加の情報空間管理の情報(例えば完全な情報空間管理プロファイル)がアクセスされ得る、ネットワーク上(例えばクラウド内)の場所を参照することがある。発見プロセスは、UPNP(Universal Plug and Play)のような既存のビーコン及び発見プロトコルの一部分を用いてよい。
バンピング識別法(Bumping Identification Method):ビューアとターゲットとの間の情報空間管理接続をセットアップする別の方法は、2つの情報空間管理対応型デバイスを物理的に一緒にバンプして、近距離接続をセットアップする動作を含むことがある。この動作は、即時選択及びセットアップが望まれる(識別ステップをスキップする)ことを示すことがある。バンプは、加速度計又は同様の動きセンサを用いて検出され得る。情報空間管理デバイスは、このイベントを、最も強い信号を受け入れてそのビーコングリーティングを表示する信号として使用し得る。ユーザは、完全な情報空間管理への接続を確認し、受け入れることができる。バンプは、最も強いRF信号へのリンクレイヤ伝送を生成してよく、これは、おそらくは最も近いデバイスであり、おそらくはちょうどバンプしたデバイスであり得る。このシナリオは、情報空間管理の情報が双方向に共有され得ること、すなわち、デバイスが、ターゲットとビューアの双方であることも示唆し得る。これは一般的なシナリオであり得る。例えばランチの間に合っている2人は、相互にPRISで情報を共有するように接続している。
関連付け及び選択:受信側の人は、リモートの情報空間管理のビーコンにエンコードされたメタデータテキストを読み、その人の画面上における様々な画像への候補の情報空間管理ターゲットの関連付けを助ける。タイプ情報及び画像認識アルゴリズムを使用して、ビューイング情報空間管理デバイスは、リモートの情報空間管理オブジェクトを、(カメラを通して見えるような)ビューデバイス画面上のパターンに自動的に関連付けてよい。形状がビューアのためにハイライトされてもよい。例えばディスプレイ内の情報空間管理の候補が「人:男性」、「人:女性」、「店舗:ペットショップ」というタイプを含む場合、ビューイング情報空間管理デバイスは、基本タイプのメタデータだけを使用して、ビュー画面内の店舗を容易に認識してハイライトすることができる。人についての第2のメタデータを使用して、ビューイング情報空間管理デバイスは、女性と男性との間を区別し、これらをハイライトすることがある。ハイライトは、デジタルカメラがビューファインダ内の顔を示す方法と同様に、重ね合された長方形のフレームのような多くの形式を取ることがある。
この時点において、紹介レベル(introductory level)の情報が、ハイライトされた候補、すなわち、短い紹介文の近くに表示され得る。紹介情報が関心のあるものであり、かつ/又は自動関連付けが正しいことを確認するのに十分である場合、ビューアはオブジェクトをタップしてこれを選択し得る。この結果、情報空間管理のクラウドサービスへのメタデータ内のリンクにアクセスすることにより、ターゲットの完全情報空間管理ディスプレイの伝送が生じることがある。例えば図2Bは、2つの選択された情報空間管理のターゲットの表示、すなわちユーザ140(図1)の表示248と、建物150(図1)の表示258を有するビューアディスプレイ200を図示している。リモートのターゲットを示す例示のモダリティでは、リモートのターゲットは、スクリーン上に、ターゲットのアイコン、ファクシミリ及び/又は同様のもの等として提示され得る。リモートのターゲットを示す別の例示のモダリティは、リモートのターゲットのライブカメラのビューを示すものを含んでよい。
ビューデバイスは、完全な情報空間管理の表現を表示するために、候補セットから特定のターゲットを選択するタップ/クリック機構を提供してもよい。自動関連付けのステップは、ディスプレイ内の各候補ターゲットに一意の識別ワード(又は番号)を追加してもよく、これにより、ビューアは、そのワードを話して、音声コマンドによりそのターゲットを選択することができる。
時々、自動関連付けが正しくないことがある。これは、カテゴリにまたがって生じる可能性は少ないが、分類の同じカテゴリ内で生じることがあり、特に「人」カテゴリ内ではその可能性が最も高い。ビューアは、人についてのメタデータが合致しないことを発見した場合、「発見をリファインする」というオプションを選択することができる。この段階において、ビューイング情報空間管理デバイスは、再び相関させることがある。正しくない相関性(FC:False Correlation)のレベルは、メタデータに含まれる情報の正確性、ビューファインダ内の潜在的候補の数及び/又は同様のものに直接的に対応し得る。メタデータ内に含まれる情報の正確性がFCを招くことは、不十分な詳細の結果であり得る。おそらく、情報空間管理のユーザが、全てのフィールドを完全には満たなかったか、あるいはミスリードする情報を与えていたであろう。これはユーザ自身によって解決され得る。
情報空間管理のプロトコルは、ビューアが、ターゲットの情報空間管理にFCメッセージを残して、これらを正常に戻すよう(fix)警告できるようにする。ビューファインダ内の非常に多くの潜在的候補がFCを招く可能性もある。ビューファインダ内に1人のみがいる風景では、FCが全く存在しないことがあるが、多くの人が動いている風景では、自動関連付けは、これを正すために1つ以上の「リファイン」ステップをとることがある。ここで、情報空間管理識別アルゴリズムは、ビューデバイスのカメラの標準的な「ズーム」機能を用いてよい。混雑したフィールドでは、ユーザは単に風景をズームインして、候補の数を1つ又は2つのみに減らすことがある。より進歩したシステムでは、オブジェクト認識方法を使用してオブジェクトを識別してもよい。
発見及び関連付けのアクションは、リアルタイムで実行されて、周囲をパンされるようにビューディスプレイを更新することがある。加速度計又は同様の動きセンサが、ビューカメラの方向の動き及び変更を検出するのに用いられ得る。
リンク制御:様々な実施形態の一部によると、完全な情報空間管理のデータは、P2PRF接続を介しては通信されないが、代わりに、簡易オブジェクトアクセスプロトコル(SOAP)のような標準のウェブ通信プロトコルを使用する標準のウェブ接続を介して通信され得る。確立されるP2PRF接続は、制御動作、例えばセットアップ、追跡及び接続解除のためのみに使用され得る。ここで、図1に戻ると、完全な情報空間管理の情報を表示するために、ビューデバイス112は、リモート装置142、152及び162のメタデータ内の情報を使用して、ネットワーク170を介してサーバ180への接続をセットアップし、この場合、選択されたターゲットの完全な情報空間管理のプロファイルがホストされ得る。
情報空間管理ビューア110が、例えば人140のような情報空間管理ターゲットを選択した後、ビューデバイス112は、RFリンクが、画面190上の画像に正しく関連付けられるという暗黙的な確認を有し得る。追跡段階において、ビューデバイス112は、接続が終了するまで、画像とターゲットのその関連付けを継続する。ターゲットは、ビューア110によって、明示的な「選択解除」クリック又は「スナップショット及び終了(exit)」コマンドにより明示的に終了され得る。他の場合/実施形態では、ターゲットは、指定された「キープアライブ」時間を過ぎると、ターゲットをスクリーン外に動かすことにより暗黙的に終了され得る。更に他の場合/実施形態では、ターゲットが視界の範囲(距離の閾値)の外に移動するので、ターゲットは暗黙的に終了され得る。
情報空間管理の情報は、メタデータ及び様々な情報又は2D若しくは3Dで表される表現オブジェクトを含んでよい。オブジェクトはテキストオブジェクト、図形オブジェクト、オーディオ/ビデオストリーム及びアニメーションの配信といったアクションをトリガするホットリンクオブジェクトであってよい。
構成:情報空間構成及び管理ツールを用いて、創造的な表現を作成して提示してもよく、この場合、情報空間では、仮想的なオーラ(aura)、仮想的な衣服又は仮想的なジュエリーを考慮してもよい。情報空間管理技術は、そのような表現を現実的な方法で実現させ得る。情報空間管理では、テキストオブジェクト、グラフィックオブジェクト又はオーディオ/ビデオストリーム及びアニメーションの配信といったアクションをトリガするリンクオブジェクトを表す様々なアイコンが、その表現を形成する。図3は、選択された人140(図1)の表現を示す情報空間管理ビューデバイス112(図1)上の画面190(図1)の例示の図である。
情報空間管理のプレゼンテーションは、情報空間管理のオーナーによって作成されて、配置される情報オブジェクトの集合であり得る。プレゼンテーションは、XML、JavaScript(登録商標)Object Notation(JSON)及び/又は同様のものといったデータ構造化フォーマットが符号化されて、ビューデバイスが、2D及び3D画像を、正しい空間的な向きでビューアディスプレイ上にレンダリングできるようにするのに十分な詳細を提供する。情報空間管理のプレゼンテーションでは、オブジェクトは、1つ以上のユーザ指定の基準ポイントに対して空間的に配置され得る。例えば人においては、2つの基準ポイント、例えば顔の中央と側頭プロファイルが使用されてよく、ビューデバイスがより正確に情報空間管理オブジェクトをレンダリング又は配置するのを助ける。
情報空間管理ビューデバイスは、特定のオブジェクトをハイライトして選択する十字線のような、オブジェクト選択デバイスを提供し得る。各オブジェクトは、XMLプロファイルのようなプロファイルで指定される許容可能なアクションを有し得る。例えばピクチャオブジェクトは、ズームイン/アウトのアクションを許容し、音楽のプレイリストのオブジェクトは、再生/停止アクションを許容してよい。
構成は創造的な表現の一部であってよい。様々な実施形態の一部によると、基本の2D情報空間管理の「キャンバス」(長方形の平面)は、サンドイッチボードのように、ターゲットがどのような向きであるかに関わらず、半透明でターゲット上にレンダリングされ得る。オブジェクトは2Dの図形又はテキストアイコンによって表されてよい。様々な実施形態の一部によると、ターゲットを異なるアングルから、例えば正面ビュー、側面ビュー、背面ビューから表示するときに、情報空間管理オブジェクトが正しくレンダリングされるように、ビューデバイスが、ターゲット(人又はオブジェクト)の形状の周囲の様々なオブジェクトのようにレンダリングされ、ターゲットに対するオブジェクトの向きを考慮する場合に、3D情報空間管理の「空間」が用いられ得る。アイコンは3Dの幾何学形式であってよい。3D情報空間管理の表現(表示)を有する画面400の例示の図が図4に示されている。
解決策:図1の参照を続けると、情報空間管理サービスプロバイダは、例えばネットワーク170を介して(すなわちクラウド内において)サーバ180上のユーザ110、120、130、140、150及び160といった、多数の情報空間管理ユーザをホストしてサービスしてよい。様々な実施形態の一部によると、情報空間管理のユーザは、XML、JavaScript(登録商標)Object Notation(JSON)及び/又は同様のものといった、標準化された分類及び/又はデータ構造化フォーマットに構成されるプロファイルを有してよく、このプロファイルは、情報オブジェクトがビューアに対してどのように見え、またオーナーに対してどのように配置されるかを決定する。
第1の例示の構成モデルは、豊富な描画/設計ツール(3Dコンピュータ支援設計/CAD又は他の設計ツールを想定する)を使用して、情報空間管理を作成及び/又は修正してよく、この場合、ユーザは、2Dキャンバス上又は3D空間内でアイコンを作成及び配置し得る。設計ツールは、実際の情報空間管理のオーナーについての現実的なモデル(すなわち、人モデル、店舗モデル等)を表してよく、設計されるものは、ビューアがフィールド内で見ることになるものについての正確なモデルである。アイコンは、スクラッチから作成されるか、ライブラリから選択されてよい。このアクティビティは、設計ツールを実行するよう構成される様々なコンピューティングデバイス上で生じてよい。
第2の構成モデルは、フィールド内のユーザが、自身の情報空間管理対応型のハンドヘルドデバイスを使用して、ビューアに応じて特定のプライベートオブジェクトを公的にすることや、アイコンの色及び位置を変更することのように、情報空間管理の基本的な側面をオンザフライで更新することを可能にする。フィールドの更新の例には、私的空間と公的に表示可能な空間との間で情報空間管理オブジェクトを移動させること;オブジェクトの位置、表現色、リンクへのアクセス権及び/又は同様のものといった、オブジェクトの属性を許可される通りに変更すること;情報空間管理内で新たなオブジェクトを作成して、これを配置すること;情報空間管理のビーコンをターンオン又はターンオフすること;が含まれる。
ディスプレイ:創造的構成の側面の補完は、ビューデバイス上に情報空間管理を表示することである。2つの例示のモデルには、2Dディスプレイと3Dディスプレイが含まれる。第1の例では、2Dの情報空間管理キャンバスが使用され得る。そのサイズは変化し得るが、ビューアは、それらが面している方向に関わらずターゲットの正面に浮いている、デスクトップ画面のような長方形のオブジェクトのアレイを見ることができる。キャンバスは半透明であってよく、これにより、ターゲットを、情報空間管理オブジェクトのキャンバスの背後に見ることができる。第2の例では、情報空間管理オブジェクトは、3D及び/又はターゲットに対して全方向の向きにレンダリングされ得る。構成時に、時間情報空間管理オブジェクトは、情報空間管理ディスプレイデバイス上の1つ以上の基準ポイントに対して配置され得る。情報空間管理対応の人について、主となる基準ポイントは、人の顔、特には鼻のポイントであり得る。側面及び背後のビューにおけるポイントが使用されてもよい。顔及びパターン認識アルゴリズムを用いて、これらの基準の起点を見つけてもよい。起点はリアルタイムで識別及び追跡され、情報空間管理オブジェクトは、ターゲットが移動すると、全方向的に、これらの起点に対してレンダリングされ得る。2Dモデルと比べると、オブジェクトは人の正面だけに制約されない。
静的な情報空間管理のオーナー:おそらくは、P2PRFトランスミッタに装備される可能性がある任意のオブジェクトは、情報空間管理対応型であり得る。情報空間管理の主な使用は、個人の表現を強化することになるが、情報空間管理技術は、人間以外のオブジェクトの存在も強調してよく、そのようなオブジェクトは、建物や風景、そして移動車両であってもよい。この意味において、情報空間管理は、オブジェクト関連情報空間(ORIS:Object Relative Information Spaces)と呼ばれてもよい。
建物や風景のような無生物オブジェクトが、情報空間管理を用いて強調されてもよい。博物館にある像、ローマの元老院跡のような歴史的建造物、歴史的な戦場のような風景を考える。これらの「ターゲット」は全て、情報空間管理の錯覚を、これらのターゲットを選択するビューアに提示し得る。例えば博物館にある像の場合、ビューアは、その像の場所をポイントし、その像に関する詳細な情報を有する、公的な情報空間管理を見ることができる。別の例では、古代ローマに訪れる旅行者は、古代ローマ議院の建造物でその情報空間管理デバイスをポイントし、それが使用されていたときに見えていた跡の上に重ねられる彫刻家の表示を見ることができる。さらに別の例では、WW1の戦場、その場にあるモニュメントやトーテム像を見つめるフランスの旅行者は、情報空間管理ビデオを表示して、その場所で起こった戦いについての歴史的なビデオ又はアニメーションをその風景の上にオーバラップさせてよい。上記の例では、情報空間管理ビューデバイスは、以前に説明したような識別及び選択方法を実装し得るが、風景にわたるパンをサポートする能力も提供し得る。
無生物(inanimate)の情報空間管理オブジェクトは、静的であって、人のオブジェクトのようには移動しないことが想定される。したがって、移動するターゲットを追跡する代わりに、無生物/静的な情報空間管理シナリオでは、ビューデバイスを動かす(パンする)ために、サポートが用いられ得る。そのようにするために、ビューイング情報空間管理デバイスは、MEMS加速度計/ジャイロ機構(又は同様のもの)といった動き感知センサを用いて、指向性の動き及びデッドロックアルゴリズムを感知し、最初のホーム方向(homing orientation)から離れて移動した後のビューアの画面の方向及び向きを追跡することができる。
無生物の情報空間管理のホームポイント(すなわち起点)は、ターゲットのメタデータにおいて指示されることがある。例えば長方形の形状の歴史的なプラカードでは、メタデータが、右上の角が起点であることを指示することがある。ビューイング情報空間管理デバイスは、カメラ及び画像認識アルゴリズムを使用して、長方形を認識し、したがってその起点を見つけることができる。この起点から、情報空間管理のビューデバイスは、(ビデオストリームを含み得る)情報空間管理の錯覚をプラカードの長方形の形状の上へと重ね合せ始める。歴史的なプラカードの情報空間管理がこれをサポートする場合、ビューアは、そのプラカードの背後の風景にわたってパンすることができる。ビューアがパンすると、情報空間管理デバイスは、表示する角度を計算して、何年も前にそのスポットから撮られた歴史的映画の場面やシミュレートされたアニメーションといった、ビデオのオーバレイを実際の風景上に展開してこれを拡張し得る。ビジョンの遠視野内の興味のあるポイントが、ビューアに対してハイライトされ得る。
動的な情報空間解決策のオーナー:動的な人間以外の情報空間管理オブジェクト、例えばクルマやバス、電車を検討する。形状認識及び追跡能力を、人間のターゲットでの使用及び静的な人間以外のターゲットでの使用のために、情報空間管理ビューデバイスの構成能力と組み合わせてよく、これは、人間以外の動く情報空間管理のターゲットとともに機能するのに必要な要素を全て有する可能性が高い。
キャプチャ:ターゲットの情報空間管理を見る1つの方法は、後で見るために、これをキャプチャすることである。ビューイング情報空間管理デバイスは、静的ピクチャ(デッドアイコン)又は動的ピクチャのいずれかとして、ターゲットのスナップショットを撮る能力を、その重ね合された情報空間管理表現に提供してよく、この場合、ピクチャは、ターゲットが近くから出た後にビューアがアイコンをクリックしてこれらを展開することができるように、全ての情報空間管理プレゼンテーションオブジェクトとともにアクティブに保存される。
書込み:様々な実施形態の一部によると、情報空間管理は、メッセージ又はコメントを残す「インボックス」又は「壁」エリアを含み得る。このタスクを達成する様々な方法の1つは、ビューアから、ターゲットへの「書込み」オペレーションを用いることであり、これは、ターゲットの情報空間管理メタデータ内に含まれるURLを使用して、情報空間管理サービスプロバイダのサーバに通信し得る。ビューアは、メッセージ内にタイプして、選択された情報空間管理ターゲットへの「送信」をクリックする。これは、ウェブサービスの書込みオペレーションをトリガし得る。ターゲットは、その情報空間管理の壁でメッセージを見るであろう。
セキュリティとプライバシー:ビューア/ターゲットの対話は、暗黙的なセキュリティのために構成され得る。情報空間管理のオーナーには、何が私的と公的な情報であるかを定義することについてのコントロールと、誰に情報空間管理の情報へのアクセスを許可するかについてのコントロールを与えられ得る。リンクレイヤからのセキュリティから、情報空間管理サービスプロバイダにおける人の情報空間管理データのセキュリティに至るまで、既存のセキュリティ規格及び機構によって対処され得る。しかしながら、様々な実施形態の一部では、これらの機構は、様々な情報空間管理の用途で機能するように一意に適合され得る。
オーナーの識別子及びヒントが、発見/選択段階において使用されるメタデータ内に含まれてよい。様々な実施形態の一部によると、これらは、オフラインで構成されるか、かつ/又はフィールド内で動的に変更されてもよい。これらは、静的識別子及び動的識別子の双方を含む。静的識別子は、性別、身長及び体重等のような基本的な持続的属性であり得る。動的識別子は、オーナーの衣服やタイプ(すなわち、今日はブルーのロングコートと赤いTシャツを着ている等)のような日によって変化し得る属性又は情報空間管理における任意のオブジェクトに対するプライバシー/許可レベル等を含んでよい。
情報空間管理ビューデバイスは、選択されたターゲットの公的な情報空間管理のプレゼンテーション情報に、メタデータ内のウェブリンク(URL)を使用してアクセスしてよい。例えばSOAPの「Get」呼び出し又はHTTPの「Get」呼び出しを使用する。
動作において、ターゲットオブジェクトの情報空間管理のプレゼンテーションは、(カメラを通して見えるような)ビューア画面のライブ画像に対してレンダリングされ得る。情報空間管理のプレゼンテーションは、例えばビュー画面内の情報空間管理のオーナー(例えば人、オブジェクト又は風景)の上に重ね合され、情報空間管理のプレゼンテーションオブジェクトは、3D空間内の2D面の上に配置され得る。一部の実施形態によると、オブジェクトは、そのターゲットオブジェクト又は情報オブジェクトが相互によって隠されないように、ターゲットの上又は周囲に半透明で重ね合されてよい。
ビューアのディスプレイ上で見られるターゲット情報空間管理プレゼンテーションは、後で表示するためにキャプチャされて、保存されてよい。すなわち「PRISスナップショット」である。これは、一般的な使用モデル、すなわち、スキャン−>識別−>選択−>スナップショットとなり、次いで、ライブ検出が不可能なターゲットの情報空間管理オブジェクト、すなわち、ビューアがもはやターゲットでポイントしていないターゲットの情報空間管理オブジェクトを公開することになる。
一部の実施形態によると、メッセージ/コメントは、オーナーによって構成された書込み許可レベルが許可する場合、ビューアデバイスから情報空間管理ターゲットへ通信され得る。許可レベルは、自分のアカウントへの投稿(Post to My Account)と、テキスト指示(Text Direct)を含む。自分のアカウントへの投稿は、ビューデバイスからターゲットの情報空間管理アカウントの「インボックス」へのものであってよい。テキストコメントに加えて、添付物(例えばピクチャ、リンクも「インボックス」に投稿されてよい。テキスト指示は、ターゲット情報空間管理がその電話番号を構成するのを可能にするか、直接的なテキストメッセージ及び/又は同様のものを許容し得る。
一部の実施形態によると、ビューイング情報空間管理デバイスは、複数の基準ポイントを使用して、情報空間管理のプレゼンテーションオブジェクトを正しく重ね合せる。パターン認識アルゴリズム(すなわち顔認識、プロファイル認識等)を使用して、ビューデバイスは、リアルタイムで、ターゲットの構成された基準ポイントに対する情報空間管理オブジェクトの向きを推定する。ターゲットが動くと、ディスプレイは、オブジェクトを再び描くので、オブジェクトはオーナーの構成に忠実である。
一部の実施形態によると、物理的なエンティティが情報空間管理を有することがある。エンティティは、オーナーのタイプの情報空間管理分類によって説明されてよく、この分類は、人、動物(ペット)、建物(店、企業、家)、風景(サインによって示される)、車両及び他のもの等を含む。各エンティティは、そのエンティティに適切な形状属性の正式で標準的な分類によって説明される。
図5は、情報空間管理デバイス500の実施形態の例示のブロック図である。デバイス500は、リモートデバイス検出器510と、ディスプレイ540と、リモートデバイス位置検出器524と、情報収集モジュール522と、プレゼンテーションモジュール530と、選択モジュール550と、リンクモジュール560と、表現モジュール570を含み得る。
リモートデバイス検出器510は、デバイス500の外部の空間領域内において、リモートデバイスからインジケータ505を受け取ってよい。インジケータ505は、他の情報空間管理対応型デバイスに対してその存在を識別する、リモートデバイスからの信号であってよい。様々な実施形態の一部は、ビーコン信号を放出するトランスミッタ504を含み得る。これらの実施形態において、インジケータ505は、ビーコン信号に応答したリモートデバイスからの応答であってよい。レシーバ502は、インジケータ505を受信して検出するのに用いられ得る。
ディスプレイ540は、空間領域の視野の表示を提示し得る。ディスプレイは、スタンドアロンのディスプレイであっても一体型のディスプレイであってもよい。リモートデバイス位置検出器524は、リモートデバイス515の位置525を決定することができる。リモートデバイス位置検出器524は、デバイスに対するリモートデバイスの位置を決定する機構を含むか、これを用いてよい。そのような機構の例には、これらに限られないが、動き検出器、方向アンテナ、方向センサ、GPS近距離通信デバイス、コンパス、セルタワー三角測量モジュール、カメラ、パターン認識モジュール、顔認識モジュール、プロファイル検出モジュール、位置メタデータ解釈モジュール、加速度計、これらの組合せ及び/又は同様のものが含まれる。
情報収集モジュール522は、視野内のリモートデバイスに関連付けられるデータ523を収集し得る。様々な実施形態の一部によると、データ523はメタデータを含み得る。メタデータは、識別情報、表現及び/又は同様のものを導出するのに使用され得る。識別情報は、ユーザの識別子、デバイスの識別子、名前、識別特性及び/又は同様のものを含み得る。様々な実施形態の一部によると、データ523はオブジェクトを含み得る。オブジェクトの例には、2D画像、3D画像、2Dオブジェクト(例えばベクタオブジェクト)、3Dオブジェクト、テキストオブジェクト、図形オブジェクト、対話オブジェクト(例えば対話的レジュームやアニメーションのように、選択されると変化するオブジェクト)、ホットリンクオブジェクト(例えばURLのようなネットワーク利用可能なデータに対して決まるオブジェクト)、XMLオブジェクト、これらの組合せ及び/又は同様のものが含まれる。
プレゼンテーションモジュール530は、ディスプレイ540上にリモートデバイスの各々についての識別情報535を提示し得る。識別情報535は、少なくとも部分的にデータ523を使用して決定され得る。選択モジュール550は、リモートデバイスから、選択されたリモートデバイス555を取ってよい。
リンクモジュール560は、デバイス500を選択されたリモートデバイス555にリンクし得る。リンクは、プレゼンテーションのための最終的な表現のようなデータ523をダウンロードする能力を含む。これは、データ523に基づく、デバイスからのデータ523のグループを含んでよい。例えばリモートデバイスのグループは、表現を一緒に提示してよい。この情報は、ビューイング情報空間管理デバイスからのメタデータに含まれ得る。表現モジュール570は、リンクされるリモートデバイス565の表現をディスプレイ540に提示し得る。この表現は、アニメーション、3Dオブジェクト、リンク、これらの組合せ及び/又は同様のものといった、豊富な情報空間管理データを含み得る。
様々な実施形態の一部は、視野の画像582をキャプチャするカメラ580を含んでよい。画像582は静止画であっても動画であってもよい。画像は、オブジェクト又は人を探すのに使用されてもよい。加えて、様々な実施形態の一部は、画像582を、表現575の下でディスプレイ540上に基礎となる画像(underlay image)586として提示する、バックグラウンドモジュール584を含んでもよい。
様々な実施形態の一部は、データ523をリモートデバイスから収集するトランシーバ506を含んでもよい。トランシーバは、セルラ通信デバイス、WiFi通信デバイス、Bluetooth(登録商標)デバイス、NFC通信デバイス、ナノ通信デバイス及び/又は同様のものといった通信デバイスであってよい。
加えて、様々な実施形態の一部は、ネットワークでホストされるデータにアクセスするネットワークインタフェースを含んでよい。ネットワークでホストされるデータは、データ523、リモートデバイス又はデバイス500のためのデータのデータベースを含み得る。ネットワークでホストされるデータは、サービス及び/又はリンクを通して直接アクセスされ得る。
様々な実施形態の一部は、プライベートのデータを1つ以上の指定のリモートデバイスのみに選択的に通信するパブリック/プライベートモジュールを含み得る。例えばデバイス500は、特定のデータのみが特定のリモートデバイスと共有されることを許容するプラバシー設定を有し得る。他のデータは、パブリックであると決定され、全てのリモートデバイスに対して自由に利用可能にされ得る。パブリック対プライベートのステータスの基準は、リモートデバイスのタイプ、お気に入りリストに属するリモートデバイス、ブラックリストに属さないリモートデバイス及び/又は同様のものであってよい。
様々な実施形態の一部は、メモリデバイス596を含み得る。メモリ596は、オペレーティングシステム及び/又はアプリケーションを保持するのに用いられ得る。加えて、実施形態の一部は、メモリデバイス596を使用して、履歴情報又は表現のスナップショットを記憶してもよい。スナップショットは、スナップショットマニュアル594によって管理され得る。表現のスナップショットにより、ユーザは、以前にキャプチャされた表現を後でレビューすることができる。プロセッサ594は、オペレーティングシステム及び/又はアプリケーションを実行するのに用いられ得る。一部の実施形態は、プロセッサの使用を必要としない専用のハードウェアで動作し得る。
個人関連情報空間(PRIS:Person Relative Information Space)の作成は、個人関連情報空間のレンダリングの補完であり得る。基本的な例の場合、ビューアによりフィールド内で見られる2Dの「サンドイッチボード」の表現をPRISサービスがサポートするだけであるか、PRISのオーナーがこれを望むだけである。ここで、個人関連情報空間の作成は、情報オブジェクトを(オブジェクトが2Dの長方形の面又は図形プログラムのページ上に置かれるときと同様に)ページ上に効果的にプルし、アイテムをエンコードするアプリケーションによって提供され得る。そのようなアイテムは、オブジェクトの絶対サイズ;(例えばXY座標としての)平面上のオブジェクトのレイアウト;2Dアイコン/オブジェクトの形状、色、影の属性等である。メタデータフォーマット(例えばXML、JSON)のこのエンコードされたデータを説明するメタデータは、PRISサービスアカウントにアップロードされ得る。ビューデバイスは、メタデータをデコードして、長方形の面を
基本的な方法で人の上にレンダリングする、すなわち、半透明で、例えば人の中間の領域に重ね合されるように、レンダリングしてよいが、ターゲットがビューアに面しているか、ビューアに対して背後であるかどうかに関わらず同じであってよい。
PRISサービス及びレンダリングレバイスがPRIS情報オブジェクトの3Dレイアウトをサポートする場合、豊富な表現の可能性が実装され得る。様々な実施形態の一部において、情報オブジェクト、表現オブジェクト及び属性がエンコードされ、その結果、これらは、現実的な視点の要素を用いてPRISオーナーを囲むように現れるようレンダリングされ得る。したがって、これらの実施形態では、オーナーが正確にはどのようなものを望んでいるかを覆い隠す、オブジェクトの「配置(constellation)」がレンダリングされ得る。情報及び表現オブジェクトは、別個の3Dオブジェクトの配置として、及び/又はオーナーの周囲を囲む(例えばらせん、アウトライン及び/又は同様のもののような)線形形式として現れる。2Dサンドイッチボード内のオブジェクトと同様に、情報オブジェクトは、幾何学、サイズ、色、影及び位置のような属性を有し得る。しかし、この位置決め(positioning)は、2Dに利用可能なものを超えて拡張され得る。2Dでは、位置決めは2つの次元(例えば平面の中央からのXY座標)で表されてよい。3Dでは、オブジェクトは、人の鼻のようなポイントに対して位置決めされてよい。このポイントは、XYZ空間の中央であってよい。
様々な実施形態の一部によると、豊富なアプリケーションはPRISオーナーが、配置を作成するのを可能にする。アプリケーションはメタデータを生成して配置を説明し、その結果、、ビューデバイスがメタデータを正確にレンダリングすることができる。ビューアがPRISターゲットの側面又は背後のみを見ることができる場合、作成アプリケーションは、正面、左側面、右側面及び/又は背面のような複数の角度からのビューをエンコードすることができ、ビューデバイスは、ビューアに対するターゲットの空間的位置に相当するその配置をリアルタイムで推定することができる。
図10は、情報空間管理デバイス1000の実施形態の別の例示のブロック図である。デバイス1000は、リモートデバイス検出器1010と、ディスプレイ1040と、リンクモジュール1050と、表現モジュール1070を含み得る。
リモートデバイス検出器1010は、受信されるインジケータ1005の受信に応答して、装置1000の外部の空間領域の視野内における1つ以上のデバイスの位置を決定し得る。インジケータ1005は、他の情報空間管理対応型デバイスに対してその存在を識別する、リモートデバイスからの信号であってよい。様々な実施形態の一部は、ビーコン信号を放出するトランスミッタ1004を含み得る。これらの実施形態において、インジケータ1005は、ビーコン信号に応答する、リモートデバイスからの応答であってよい。レシーバ1002は、インジケータ1005を受信して検出するのに用いられ得る。
リモートデバイス検出器1010は、リモートデバイス位置検出器1024を用いてよい。リモートデバイス位置検出器1024は、リモートデバイスの位置1025を決定することができる。リモートデバイス位置検出器1024は、デバイスに対するリモートデバイスの位置を決定する機構を含むか、これを用いてよい。そのような機構の例には、これらに限られないが、動き検出器、方向アンテナ、方向センサ、GPS近距離通信デバイス、コンパス、セルタワー三角測量モジュール、カメラ、パターン認識モジュール、顔認識モジュール、プロファイル検出モジュール、位置メタデータ解釈モジュール、加速度計、これらの組合せ及び/又は同様のものが含まれる。
ディスプレイ1040は、リモートデバイスの各々についての識別情報1035を提示し得る。識別情報1035は、少なくとも部分的に、1つ以上のリモートデバイスから収集されるデータ1023を使用して決定され得る。ディスプレイは、スタンドアロンディスプレイであっても、一体型ディスプレイであってもよい。様々な実施形態の一部によると、データ1023はメタデータを含み得る。メタデータは、識別情報、表現及び/又は同様のものを導出するのに使用され得る。様々な実施形態の一部によると、データ1023はオブジェクトを含み得る。オブジェクトの例には、2D画像、3D画像、2Dオブジェクト(例えばベクタオブジェクト)、3Dオブジェクト、テキストオブジェクト、図形オブジェクト、対話オブジェクト(例えば対話的レジュームやアニメーションのように、選択されると変化するオブジェクト)、ホットリンクオブジェクト(例えばURLのようなネットワーク利用可能なデータに対して決まるオブジェクト)、JSON、XMLオブジェクト、これらの組合せ及び/又は同様のものが含まれる。
リンクモジュール1060は、デバイス1000を、選択されたリモートデバイス1055にリンクし得る。リンクは、プレゼンテーションのための最終的な表現のようなデータ1023をダウンロードする能力を含む。これは、データ1023に基づく、デバイスからのデータ1023のグループを含んでよい。例えばリモートデバイスのグループは、表現を一緒に提示してよい。この情報は、ビューイング情報空間管理デバイスからのメタデータに含まれ得る。
表現モジュール1070は、リンクされるリモートデバイス1065の表現をディスプレイ1040に提示し得る。この表現は、アニメーション、3Dオブジェクト、リンク、これらの組合せ及び/又は同様のものといった、豊富な情報空間管理データを含み得る。
様々な実施形態の一部は、視野の画像1082をキャプチャするカメラ1080を含んでよい。画像1082は静止画であっても動画であってもよい。画像は、オブジェクト又は人を探すのに使用されてもよい。加えて、様々な実施形態の一部は、画像を、表現1075の下でディスプレイ1040上に基礎となる画像1086として提示する、バックグラウンドモジュール1084を含んでもよい。
様々な実施形態の一部は、データ1023をリモートデバイスから収集するトランシーバ1006を含んでもよい。トランシーバは、セルラ通信デバイス、WiFi通信デバイス、Bluetooth(登録商標)デバイス、NFC通信デバイス、ナノ通信デバイス及び/又は同様のものといった通信デバイスであってよい。
加えて、様々な実施形態の一部は、ネットワークでホストされるデータにアクセスするネットワークインタフェースを含んでよい。ネットワークでホストされるデータは、データ1023、リモートデバイス又はデバイス1000のためのデータのデータベースを含み得る。ネットワークでホストされるデータは、サービス及び/又はリンクを通して直接アクセスされ得る。
様々な実施形態の一部は、プライベートのデータを1つ以上の指定のリモートデバイスのみに選択的に通信するプライバシモジュール1008を含み得る。例えばデバイス1000は、特定のデータのみが特定のリモートデバイスと共有されることを許容するプラバシー設定を有してよい。他のデータは、パブリックであると決定され、全てのリモートデバイスに対して自由に利用可能にされ得る。パブリック対プライベートのステータスの基準は、リモートデバイスのタイプ、お気に入りリストに属するリモートデバイス、ブラックリストに属さないリモートデバイス及び/又は同様のものであってよい。
図6及び図7は、様々な実施形態により行われる様々な動作を示すフロー図である。図6及び図7の方法は、メモリのマシン又はコンピュータ読取可能な媒体に格納される1組のロジック命令として、実行可能なソフトウェアで実装されてよい。そのようなメモリは、例えばプログラマブル論理アレイ(PLA)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、結合プログラマブル論理回路(CPLD)といった構成可能なロジックで、例えば特定用途向け集積回路(ASIC)、相補型MOS(CMOS)又はトランジスタ・トランジスタ論理回路(TTL)技術又はこれらの組合せといった回路技術を使用する固定型の機能の論理ハードウェアの、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、ファームウェア、フラッシュメモリ等であってよい。
したがって、フロー図内の動作の一部は、非処理ハードウェアを用いる様々な実施形態の一部において実装されてよい。フロー図内の動作の一部は、処理ハードウェアを用いる様々な実施形態の一部において実装されてもよい。処理ハードウェアを用いる実施形態では、フロー図の一部は、マシン読取可能な媒体に格納される命令を実行するプロセッサによって実行されてよい。プロセッサは、更なる非処理ハードウェア又は処理ハードウェアと対話してもよい。
ブロック610において、ビーコン信号が伝送され得る。ブロック620において、ビーコン信号に応答して、リモートデバイスからの応答が空間領域内で受け取られ得る。リモートデバイスの位置が、ブロック630において決定され得る。リモートデバイスに関連付けられるデータが、ブロック640において収集され得る。データはメタデータを含んでよい。識別情報及び/又は表現が、そのメタデータを使用して導出され得る。メタデータには、オーナー情報、静的識別子、動的識別子、写真、画像、説明的情報、エンティティのタイプ、スキーマ、URL、これらの組合せ及び/又は同様のものが含まれ得る。データは、次のオブジェクトのうちの1つ以上、すなわち、2D画像、3D画像、2Dオブジェクト、3Dオブジェクト、テキストオブジェクト、図形オブジェクト、対話オブジェクト、ホットリンクオブジェクト、XMLオブジェクト、これらの組合せ及び/又は同様のオブジェクトのうちの1つ以上を含み得る。
様々な実施形態の一部によると、位置情報は、ブロック730において、動き感知機構から受け取られてよく、そのような動き感知機構は、動き検出器、方向アンテナ、方向センサ、GPS、近距離通信デバイス、コンパス、セルタワー三角測量モジュール、カメラ、パターン認識モジュール、顔認識モジュール、プロファイル検出モジュール、位置メタデータ解釈モジュール、加速度計、これらの組合せ及び/又は同様のもの等である。
ブロック650において、空間領域の視野の表示と、ディスプレイ上の視野内のリモートデバイスについての識別情報とが提示され得る。識別情報は、少なくとも部分的に、上記データを使用して決定され得る。
ブロック660において、選択されたリモートデバイスがリモートデバイスから選ばれる。ブロック670において、選択されたリモートデバイスへのリンクが確立され得る。ブロック680において、空間領域の視野内における選択されたリモートデバイスの表現が、ディスプレイ上に表示される。
様々な実施形態の一部は、ユーザが他の情報空間管理対応型デバイスとの間でメッセージを送信及び/又は受信するのを可能にする、メッセージ通信モジュール507(図5)を含んでよい。メッセージは送信され、及び/又はメールボックスに格納され得る。加えて、メッセージは、壁のような公共の場所に掲示されることがある。テキストメッセージは、メッセージ通信モジュール507(図5)によって管理されてもよい。
様々な実施形態の一部は、パブリック/プライベートモジュール508(図5)を含んでもよい。そのようなパブリック/プライベートモジュールは、どの表現及び/又はデータが公に利用可能にされるか、あるいは選択されたパーティに対してのみ利用可能にされるか(すなわちプライベート)を管理し得る。プライベートデータは、リスト、タイプ及び/又は同様のものに基づいて、人/オブジェクトを選択するのに利用可能にされ得る。一部の場合において、データは、ブラックリスト上にリストされたものを受け入れるよう、全てのパーティに対して利用可能にされ得る。また他の場合には、データは、そのコンテンツに基づいて、異なる情報空間管理対応型デバイスに利用可能にされ得る。
様々な実施形態の一部によると、ブロック710において、視野の画像がキャプチャされ得る。画像は、ブロック720において表現の下でディスプレイ上に提示され得る。
様々な実施形態の一部によると、デバイスは、ブロック740において、ネットワークでホストされるデータにアクセスし得る。ネットワークでホストされるデータは、ネットワーク情報空間管理サービスの一部として格納され得る。ネットワークでホストされるデータは、ローカルアカウントによって又はリモートデバイスによってホストされ得る。ネットワークでホストされるデータは、リモートデバイスにより提供されるリンクに従うことによって取得され得る。
ブロック750において、デバイスは、1つ以上の指定のリモートデバイスのみに対してプライベートデータを選択的に通信する。このリモートデバイスは、お気に入りリスト上のデバイス又は認証されたリストのメンバ等であってよい。様々な実施形態の一部によると、デバイスはリモートデバイスとメッセージを通信することができる。メッセージは、電子メールボックスに置かれるか、壁に掲示される等してもよい。
図8は、一実施形態に係るプロセッサコア800を図示している。プロセッサコア800は、マイクロプロセッサや組込み型のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ネットワークプロセッサ又はコードを実行する他のデバイスといった、任意のタイプのプロセッサのためのコアであってよい。図8では、1つのプロセッサコア800しか図示されていないが、代替的には、処理要素は、図8に図示されるプロセッサコア800の2つ以上を含んでもよい。プロセッサコア800は、少なくとも1つの実施形態では、スングルスレッドコアであってよく、プロセッサ800は、2つ以上のハードウェアスレッドコンテキスト(又は「論理プロセッサ」)をコアとして含み得るマルチスレッド型であってもよい。
図8は、プロセッサ800に結合されたメモリ870も図示している。メモリ870は、当業者には公知であるか、他のものも利用可能であるように、(様々なレイヤのメモリ階層を含め)広範なメモリのうちのいずれかとすることができる。メモリ870は、プロセッサ800コアによって実行される1つ以上のコード813命令を含んでよく、コード813は、既に説明した図6乃至図8に図示される論理アーキテクチャを実装し得る。プロセッサコア800は、コード813によって示される命令のプログラムシーケンスに従う。各命令は、フロントエンド部分810に入り、1つ以上のデコーダ820によって処理され得る。デコーダ820は、その出力を、所定のフォーマットの固定幅のマイクロオペレーションのようなマイクロオペレーションとして生成するか、他の命令、マイクロ命令又は元のコード命令を反映する制御信号を生成してもよい。図示されるフロントエンド810は、レジスタリネームロジック825とスケジューリングロジック830も含み、これらは一般的に、リソースを割り当てて、実行のために、変換命令に対応する動作をキューする。
プロセッサ800は、実行ユニット855−1から855−Nのセットを有する実行ロジック850を含むように示されている。一部の実施形態は、特有の機能又は機能のセットに専用の複数の実行ユニットを含んでよい。他の実施形態は、1つの実行ユニットのみを含んでよく、あるいは特定の機能を実行することができる1つの実行ユニットを含み得る。図示される実行ロジック850は、コード命令によって指定されるオペレーションを実行する。
コード命令によって指定された動作の実行が完了すると、バックエンドロジック860は、コード813の命令を終了させる。一実施形態において、プロセッサ800は、順序を問わない実行は許容するが、順序通りの命令の終了を要求する。終了ロジック(Retirement logic)865は、当業者に公知の様々な形式をとってよい(例えばバッファの順序変更(re-order)等)。このようにして、プロセッサコア800は、少なくともデコーダによって生成された出力、レジスタリネームロジック825によって使用されるハードウェアレジスタとテーブル、及び実行ロジック850によって修正される任意のレジスタ(図示せず)に関して、コード813の実行中に変換される。
図8には図示されていないが、処理要素は、チップ上の他の要素をプロセッサコア800とともに含んでよい。例えば処理要素は、プロセッサコア800とともにメモリ制御ロジックを含み得る。処理要素は、I/O制御ロジックを含んでよく、かつ/又はメモリ制御ロジックと統合されるI/O制御ロジックを含んでよい。処理要素は、1つ以上のキャッシュも含んでよい。
次に図9を参照すると、一実施形態に係るシステムの実施形態900のブロック図が示されている。図9に示されているのは、第1の処理要素970と第2の処理要素980とを含むマルチプロセッサシステム900である。2つの処理要素970及び980が示されているが、システム900の実施形態はそのような処理要素を1つのみ含むこともあることが理解されよう。
システム900は、ポイントツーポイント相互接続システムとして図示されており、第1の処理要素970と第2の処理要素980は、ポイントツーポイント相互接続950を介して結合される。図9に図示される相互接続のいずれか又は全てが、ポイントツーポイント相互接続ではなく、マルチドロップバスとして実装されてもよいことを理解されたい。
図9に示されるように、処理要素970及び980はそれぞれ、第1及び第2のプロセッサコア(すなわち、プロセッサコア974a及び974bと、プロセッサコア984a及び984b)を含むマルチコアプロセッサであってよい。そのようなコア974a、974b、984a、984bは、図9に関連して検討されるのと同様の手法により、命令を実行するように構成され得る。
各処理要素970、980は、少なくとも1つの共有のキャッシュ960を含み得る。共有キャッシュ960a、960bは、それぞれ、コア974a、974b及び984a、984bのようなプロセッサの1つ又は複数のコンポーネントによって使用されるデータ(例えば命令)を格納してよい。例えば共有キャッシュは、メモリ932、934内に格納されるデータを、プロセッサのコンポーネントによる高速なアクセスのためにローカルにキャッシュしてよい。1つ又は複数の実施形態において、共有キャッシュは、レベル2(L2)、レベル3(L3)、レベル4(L4)又は他のレベルのキャッシュのような1つ又は複数の中間レベルのキャッシュ、最終レベルのキャッシュ(LLC)及び/又はこれらの組合せを含んでよい。
2つの処理要素970、980のみが示されているが、範囲はこのように限定されないことが理解されよう。他の実施形態では、1つ又は複数の追加の処理要素が所与のプロセッサ内に存在してもよい。あるいは、処理要素970、980の1つ又は複数が、加速度計やフィールドプログラマブルゲートアレイといった、プロセッサ以外の他の要素であってよい。例えば追加の処理要素が、第1のプロセッサ970と同じ追加のプロセッサ、第1のプロセッサ970と異種又は非対称のプロセッサである追加のプロセッサ、加速度計(例えばグラフィクス・アクセラレータやデジタル信号処理(DSP)ユニット等)、フィールドプログラマブルゲートアレイ又は任意の他の処理要素を含んでもよい。アーキテクチャ、マイクロアーキテクチャ、熱、電力消費特性等を含むメリットのメトリクスの範囲に関して、処理要素970、980の間には様々な相違が存在し得る。これらの相違は、処理要素970、980の間の非対称性及び異種性としてこれらの処理要素を効率的に明示することができる。少なくとも1つの実施形態に関して、様々な処理要素970、980が同じダイパッケージ(die package)内に存在してもよい。
第1の処理要素970は更に、メモリコントローラロジック(MC)972と、ポイントツーポイント(P−P)インタフェース976及び978とを含んでよい。第2の処理要素980は、MC982と、P−Pインタフェース986及び988とを含んでよい。図9に示されるように、MC972及び982は、プロセッサを各自のメモリ、すなわちメモリ932及びメモリ934に結合する。これらのメモリは、それぞれのプロセッサにローカルに設けられるメインメモリの一部であってよい。MCロジック972及び982は処理要素970、980に統合されるものとして図示されるが、代替的な実施形態では、MCロジックは、処理要素970、980に統合されるのではなく、これらの外部にある別個のロジックであってもよい。
第1の処理要素970及び第2の処理要素980は、それぞれP−P相互接続976、986、984を介してI/Oサブシステム990に結合され得る。図9に示されるように、I/Oサブシステム990は、P−Pインタフェース994及び998を含む。さらに、I/Oサブシステム990は、該I/Oサブシステム990を高性能グラフィクス・エンジン938に結合するインタフェース992を含む、一実施形態において、バス949を使用してグラフィクス・エンジン938をI/Oサブシステム990に結合あれ得る。あるいは、ポイントツーポイント接続939がこれらのコンポーネントを結合してよい。
また、I/Oサブシステム990は、インタフェース996を介して第1のバス916に結合され得る。一実施形態において、第1のバス916は、周辺コンポーネント相互接続(PCI)バス又はPCT Expressバスや第3世代I/O接続バスといったバスであり得るが、範囲はそのように限定されない。
図9に示されるように、センサのような様々なI/Oデバイス914が、バスブリッジ918とともに第1のバス916に結合されてよく、バスブリッジ918は、第1のバス916を第2のバス910に結合してよい。一実施形態において、第2のバス920は、ローピンカウント(LPC:low pin count)バスであってよい。例えばキーボード/マウス912、(図示されていないコンピュータネットワークと通信し得る)通信デバイス926及びデータストレージユニット918を含め、様々なデバイスが第2のバス920に結合され得る。データストレージユニット918は、ディスクドライブや他の大容量記憶デバイス等であり、一実施形態ではコード930を含み得る。コード930は、上述のような方法の1つ又は複数の実施形態を実行するため命令を含んでもよい。したがって、図示されるコードは、図5に図示されるロジックアーキテクチャを実装してよく、既に説明したようなコード(図8)と同様であり得る。さらに、オーディオIO 924も第2のバス920に結合され得る。
他の実施形態も考慮されることに留意されたい。例えば図9のポイントツーポイントアーキテクチャの代わりに、システムは、マルチドロップバス又は別のそのような通知トポロジを実装してもよい。あるいは、図5の要素は、図9に示されるものよりも多く又は少ない集積チップを使用して区分されてもよい。
<付記及び例示>
例は、リモートデバイス検出器と、ディスプレイと、リンクモジュールと、表現モジュールとを有する装置を含み得る。リモート検出器は、受け取ったインジケータに応じて、当該装置の外部の空間領域の視野内の1つ以上のリモートデバイスの位置を決定する。ディスプレイは、1つ以上のリモートデバイスの各々についての識別情報を提示する。識別情報は、少なくとも部分的に、1つ以上のリモートデバイスから収集されたデータを使用して決定される。リンクモジュールは、選択された1つ以上のリモートデバイスへリンクする。表現モジュールは、選択された1つ以上のリモートデバイスの各々について1つ以上の表現を提示する。
この装置は、ビーコン信号を放出するトランスミッタを更に含み、インジケータは、ビーコン信号に応答する1つ以上のデバイスからの応答である。この装置は、視野の画像をキャプチャするカメラを更に含む。この装置は、1つ以上の表現の下でディスプレイ上に画像を提示するバックグラウンドモジュールを更に含む。
リモートデバイス検出器は、リモートデバイス位置検出器を使用する。リモートデバイス位置検出器は、動き検出器;方向アンテナ;方向センサ;GPS;近距離通信デバイス;コンパス;セルタワー三角測量モジュール;カメラ;パターン認識モジュール;顔認識モジュール;プロファイル検出モジュール;位置メタデータ解釈モジュール;及び加速度計;のうちの1つ以上を含む。
装置は、1つ以上のリモートデバイスからのデータを収集するトランシーバを更に含む。データは、データはメタデータを含み、識別情報及び1つ以上の表現のうちの1つ以上が、メタデータを使用して得られる。データは、2D画像;3D画像;2Dオブジェクト;3Dオブジェクト;テキストオブジェクト;図形オブジェクト;対話オブジェクト;ホットリンクオブジェクト;及びXMLオブジェクト;のうちの1つ又は複数を含む。
この装置は、ネットワークでホストされるデータにアクセスするネットワークインタフェースを更に含む。この装置は、プライベートデータを、1つ以上の指定されたリモートデバイスのみに選択的に通信するプライバシモジュールを更に含む。
別の例によると、少なくとも1つの非一時的マシン読取可能な媒体が1つ以上の命令を備え、この命令は、コンピューティングデバイスによって実行されると、該コンピューティングデバイスに、定義されたアクションを実行させる。空間領域の視野内の1つ以上のリモートデバイスの位置が、ビーコン信号に応じて決定される。空間領域の視野の表現と、視野内の1つ以上のリモートデバイスの各々についての識別情報が提示される。識別情報が、少なくとも部分的に、1つ以上のリモートデバイスから収集されたデータを使用して決定される。選択された1つ以上のリモートデバイスがリンクされる。視野内の選択された1つ以上のリモートデバイスの各々についての1つ以上の表現がディスプレイ上に表示される。さらに、デバイスが、視野の画像をキャプチャし、1つ以上の表現の下でディスプレイ上に画像を提示する。デバイスは、動き検出器;方向アンテナ;方向センサ;GPS;近距離通信デバイス;コンパス;セルタワー三角測量モジュール;カメラ;パターン認識モジュール;顔認識モジュール;プロファイル検出モジュール;位置メタデータ解釈モジュール;及び加速度計;のうちの1つ以上から、前記1つ以上のリモートデバイスのついての位置情報を受け取る。データはメタデータを含み、識別情報及び前記1つ以上の表現のうちの1つ以上が、メタデータを使用して得られる。メタデータは、オーナー情報;静的識別子;動的識別子;写真;画像;説明的情報:エンティティタイプ;スキーマ:及びURLのうちの1つ以上を含む。データは、2D画像;3D画像;2Dオブジェクト;3Dオブジェクト;テキストオブジェクト;図形オブジェクト;対話オブジェクト;ホットリンクオブジェクト;及びXMLオブジェクト;のうちの1つ又は複数を含む。
デバイスに更に、ネットワークでホストされるデータにアクセスする。デバイスに更に、プライベートデータを、1つ以上の指定されたリモートデバイスのみに選択的に通信する。デバイスに更に、メッセージを1つ以上リモートデバイスに通信する。
別の例によると、空間領域の視野内の1つ以上のリモートデバイスの位置が、受け取ったインジケータに応じて決定される。空間領域の視野の表現と、1つ以上のリモートデバイスの各々についての識別情報をディスプレイ上に提示される。識別情報が、少なくとも部分的に、1つ以上のリモートデバイスから収集されたデータを使用して決定される。選択された1つ以上のリモートデバイスがリンクされる。視野内の選択された1つ以上のリモートデバイスの各々についての1つ以上の表現をディスプレイ上に表示する。さらに、視野の画像がキャプチャされ、1つ以上の表現の下でディスプレイ上に画像が提示される。さらに、動き検出器;方向アンテナ;方向センサ;GPS;近距離通信デバイス;コンパス;セルタワー三角測量モジュール;カメラ;パターン認識モジュール;顔認識モジュール;プロファイル検出モジュール;位置メタデータ解釈モジュール;及び加速度計;のうちの1つ以上から、前記1つ以上のリモートデバイスのついての位置情報を受け取る。
データはメタデータを含み、識別情報及び1つ以上の表現のうちの1つ以上が、メタデータを使用して得られる。データは、2D画像;3D画像;2Dオブジェクト;3Dオブジェクト;テキストオブジェクト;図形オブジェクト;対話オブジェクト;ホットリンクオブジェクト;及びXMLオブジェクト;のうちの1つ又は複数を含む。さらに、ネットワークでホストされるデータがアクセスされる。
別の例によると、装置は、リモートデバイス検出器と、ディスプレイと、リンクモジュールと、表現モジュールとを有する装置を含み得る。リモート検出器は、受け取ったインジケータに応じて、当該装置の外部の空間領域の視野内の1つ以上のリモートデバイスの位置を決定する。ディスプレイは、1つ以上のリモートデバイスの各々についての識別情報を提示する。識別情報は、少なくとも部分的に、1つ以上のリモートデバイスから収集されたデータを使用して決定される。リンクモジュールは、選択された1つ以上のリモートデバイスへリンクする。表現モジュールは、選択された1つ以上のリモートデバイスの各々について1つ以上の表現を提示する。
この装置は、ビーコン信号を放出するトランスミッタを更に含み、インジケータは、ビーコン信号に応答する1つ以上のデバイスからの応答である。この装置は、視野の画像をキャプチャするカメラを更に含む。この装置は、1つ以上の表現の下でディスプレイ上に画像を提示するバックグラウンドモジュールを更に含む。
リモートデバイス検出器は、リモートデバイス位置検出器を使用する。リモートデバイス位置検出器は、動き検出器;方向アンテナ;方向センサ;GPS;近距離通信デバイス;コンパス;セルタワー三角測量モジュール;カメラ;パターン認識モジュール;顔認識モジュール;プロファイル検出モジュール;位置メタデータ解釈モジュール;及び加速度計;のうちの1つ以上を含む。データは、データはメタデータを含み、識別情報及び1つ以上の表現のうちの1つ以上が、メタデータを使用して得られる。データは、2D画像;3D画像;2Dオブジェクト;3Dオブジェクト;テキストオブジェクト;図形オブジェクト;対話オブジェクト;ホットリンクオブジェクト;及びXMLオブジェクト;のうちの1つ又は複数を含む。
この装置は、1つ以上のリモートデバイスからのデータを収集するトランシーバを更に含む。この装置は、ネットワークでホストされるデータにアクセスするネットワークインタフェースを更に含む。この装置は、プライベートデータを、1つ以上の指定されたリモートデバイスのみに選択的に通信するプライバシモジュールを更に含む。
別の例によると、情報を共有する装置は、受け取ったインジケータに応じて、当該装置の外部の空間領域の視野内の1つ以上のリモートデバイスの位置を決定するリモートデバイス検出器と;1つ以上のリモートデバイスの各々についての識別情報を提示するディスプレイであって、識別情報は、少なくとも部分的に、前記1つ以上のリモートデバイスから収集されたデータを使用して決定される、ディスプレイと;選択された1つ以上のリモートデバイスへリンクするリンクモジュールと;選択された1つ以上のリモートデバイスの各々について1つ以上の表現を提示する表現モジュールとを備える。この装置は、ビーコン信号を放出するトランスミッタを更に含み、インジケータは、ビーコン信号に応答する1つ以上のデバイスからの応答である。この装置は、視野の画像をキャプチャするカメラを更に含む。この装置は、1つ以上の表現の下でディスプレイ上に画像を提示するバックグラウンドモジュールを更に含む。
リモートデバイス検出器は、リモートデバイス位置検出器を使用する。リモートデバイス位置検出器は、動き検出器;方向アンテナ;方向センサ;GPS;近距離通信デバイス;コンパス;セルタワー三角測量モジュール;カメラ;パターン認識モジュール;顔認識モジュール;プロファイル検出モジュール;位置メタデータ解釈モジュール;及び加速度計;のうちの1つ以上を含む。データは、データはメタデータを含み、識別情報及び1つ以上の表現のうちの1つ以上が、メタデータを使用して得られる。データは、2D画像;3D画像;2Dオブジェクト;3Dオブジェクト;テキストオブジェクト;図形オブジェクト;対話オブジェクト;ホットリンクオブジェクト;及びXMLオブジェクト;のうちの1つ又は複数を含む。
この装置は、1つ以上のリモートデバイスからのデータを収集するトランシーバを更に含む。この装置は、ネットワークでホストされるデータにアクセスするネットワークインタフェースを更に含む。この装置は、プライベートデータを、1つ以上の指定されたリモートデバイスのみに選択的に通信するプライバシモジュールを更に含む。
別の例によると、情報を共有する装置は、受け取ったインジケータに応じて、当該装置の外部の空間領域の視野内の1つ以上のリモートデバイスの位置を決定するための手段と;1つ以上のリモートデバイスの各々についての識別情報を提示するための手段であって、識別情報は、少なくとも部分的に、前記1つ以上のリモートデバイスから収集されたデータを使用して決定される、手段と;選択された1つ以上のリモートデバイスへリンクするための手段と;選択された1つ以上のリモートデバイスの各々について1つ以上の表現を提示するための手段とを備える。
この装置は、視野の画像をキャプチャし、1つ以上の表現の下でディスプレイ上に画像を提示するための手段を更に含む。この装置は、1つ以上のリモートデバイスの位置情報を、動き検出器;方向アンテナ;方向センサ;GPS;近距離通信デバイス;コンパス;セルタワー三角測量モジュール;カメラ;パターン認識モジュール;顔認識モジュール;プロファイル検出モジュール;位置メタデータ解釈モジュール;及び加速度計;のうちの1つ以上から受け取るための手段を更に含む。この装置は、ネットワークでホストされるデータにアクセスするための手段を更に含む。この装置は、プライベートデータを、1つ以上の指定されたリモートデバイスのみに選択的に通信する手段を更に含む。この装置は、メッセージを1つ以上のリモートデバイスに通信させる手段を更に含む。
データはメタデータを含み、識別情報及び1つ以上の表現のうちの1つ以上が、メタデータを使用して得られる。メタデータは、オーナー情報;静的識別子;動的識別子;写真;画像;説明的情報:エンティティタイプ;スキーマ:及びURLのうちの1つ以上を含む。データは、2D画像;3D画像;2Dオブジェクト;3Dオブジェクト;テキストオブジェクト;図形オブジェクト;対話オブジェクト;ホットリンクオブジェクト;及びXMLオブジェクト;のうちの1つ又は複数を含む。
一部の例は、情報を共有する方法を含む。空間領域の視野内の1つ以上のリモートデバイスが、受け取られるビーコン信号を受け取ったことに応じて配置され得る。空間領域の視野の表現と、視野内の1つ以上のリモートデバイスの各々についての識別情報が、ディスプレイ上に提示される。識別情報は、少なくとも部分的に、1つ以上のリモートデバイスから収集されたデータを使用して決定される。選択された1つ以上のリモートデバイスがリンクされる。視野内の選択された1つ以上のリモートデバイスの各々についての1つ以上の表現が、表示される。さらに、1つ以上のリモートデバイスについての位置情報が視野の画像がキャプチャされ、1つ以上の表現の下で前記ディスプレイ上に画像が提示される。さらに、動き検出器;方向アンテナ;方向センサ;GPS;近距離通信デバイス;コンパス;セルタワー三角測量モジュール;カメラ;パターン認識モジュール;顔認識モジュール;プロファイル検出モジュール;位置メタデータ解釈モジュール;及び加速度計;のうちの1つ以上から受け取られる。さらに、ネットワークでホストされるデータが、アクセスされる。
データはメタデータを含み、識別情報及び1つ以上の表現のうちの1つ以上が、メタデータを使用して得られる。データは、2D画像;3D画像;2Dオブジェクト;3Dオブジェクト;テキストオブジェクト;図形オブジェクト;対話オブジェクト;ホットリンクオブジェクト;及びXMLオブジェクト;のうちの1つ又は複数を含む。
本明細書において、「ある、1つの(a、an)」及び同様のフレーズは、「少なくとも1つ」及び「1つ以上」と解釈されるべきである。本開示において「ある、1つ(an)」の実施形態への言及は、必ずしも同じ実施形態でなくてもよい。
開示される実施形態において説明される要素の多くは、モジュールとして解釈されてよい。本明細書において、モジュールは、定義された関数を実行し、他の要素への定義されたインタフェースを有する分離可能な要素として定義される。本開示で説明されるモジュールはハードウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ファームウェア、ウェットウェア(すなわち生物学的要素を有するハードウェア)又はこれらの組合せで実装されてよく、これらは全て挙動的に全て等価である。例えばモジュールは、コンピュータ言語(C、C++、Fortran、Java(登録商標)、Basic、Matlab等)、又はSimulink、Stateflow、GNU Octave、又はLab VIEW MathScriptといったモデリング/シミュレーションプログラムで書かれるソフトウェアルーチンと組み合わせピュータハードウェアを使用して実装され得る。加えて、個別又はプログラム可能なアナログ、デジタル及び/又は量子ハードウェアを組み込む物理的なハードウェアを使用してモジュールを実装することが可能である。
プログラム可能なハードウェアの例には:コンピュータ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC);フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA);及び結合プログラマブル論理回路(CPLD)が含まれる。コンピュータ、マイクロコントローラ及びマイクロプロセッサは、アセンブリ、C、C++といった言語を使用してプログラムされる。FPGA、ASIC及びCPLSはしばしば、VHSICハードウェア記述言語(VHDL)やVerilogといった、プログラムデバイス上の少ない機能を用いる内部ハードウェアモジュールの間のコネクションを構成するハードウェア記述言語(HDL)を使用してプログラムされる。最後に、機能モジュールの結果を達成するよう、上述の技術を組み合わせて使用してもよいことを強調しておく必要がある。
一部の実施形態は、処理ハードウェアを用いることがある。処理ハードウェアは、1つ以上のプロセッサ、コンピュータ装置、組込みシステム、マシン及び/又は同様のものを含み得る。処理ハードウェアは、命令を実行するように構成され得る。命令は、マシン読取可能な媒体上に格納され得る。一部の実施形態によると、マシン読取可能な媒体(例えば自動化されたデータ媒体)は、自動的な感知デバイスによってアクセスされ得るマシン読取可能な形式のデータを格納するように構成される媒体であってよい。マシン読取可能な媒体に例には、磁気ディスク、カード、テープ及びドラム、購入カード及び紙のテープ、光ディスク、バーコード、磁気インク文字及び/又は同様の文字が含まれる。
加えて、任意の機能及び/又は利点をハイライトする全ての図は、単に例示の目的で提示されていることを理解されたい。開示されるアーキテクチャは、図示される方法以外の方法で用いられ得るよう、十分に柔軟かつ構成可能である。例えばいずれかのフローチャートにリストされるステップは、順序変更されてよく、一部の実施形態においては単にオプションとして使用されてよい。
さらに、本開示の要約の目的は、米国特許商標庁及び一般的には国民が、また具体的には科学者、エンジニア、及び特許や法律用語又は表現に精通していない当技術分野の実践者が、本出願の技術的開示の性質及び本質を一瞥して直ぐに判断できるようにすることである。本開示の要約は、いずれにおいてもその範囲に関して限定するように意図されていない。
様々な実施形態は、ハードウェア要素、ソフトウェア要素又はその双方の組合せを使用して実装され得る。ハードウェア要素の例には、プロセッサ、マイクロプロセッサ、回路、回路素子(例えばトランジスタ、レジスタ、キャパシタ、インダクタ等)、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA))、論理ゲート、レジスタ、半導体デバイス、チップマイクロチップ、チップセット等が含まれる。ソフトウェアの例には、ソフトウェアコンポーネント、プログラム、アプリケーション、コンピュータプログラム、アプリケーションプログラム、システムプログラム、マシンプログラム、オペレーティングシステムソフトウェア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーチン、サブルーチン、関数、メソッド、プロシージャ、ソフトウェアインタフェース、アプリケーションプログラムインタフェース(API)、命令セット、コンピューティングコード、コンピュータコード、コードセグメント、コンピュータコードセグメント、ワード、値、シンボル又はこれらの任意の組合せが含まれる、実施形態がハードウェア要素を使用して実装されるか及び/又はソフトウェア要素を使用して実装されるかの判断は、計算レート、パワーレベル、ヒートトレランス、処理サイクル量、入力データレート、出力データレート、メモリリソース、データバススピード及び他の設計若しくは性能制約といった、任意の数のファクタによって変化し得る。
少なくとも1つの実施形態の1つ以上の態様は、マシンによって読み取られると、該マシンに本明細書で説明される技術を実行するロジックを組立てさせるプロセッサ内の様々なロジックを表すマシン読取可能な媒体上に格納される代表的な命令によって実装されてよい。「IPコア」としても知られるそのような表現は、有形のマシン読取可能な媒体に格納され、様々なカスタマ又は製造施設に供給されて、実際にロジック又はプロセッサを作成する組立てマシンにロードされ得る。
実施形態は、全てのタイプの半導体集積回路(IC)チップとの使用に適用可能である。これらのICチップの例には、これらに限られないが、プロセッサ、コントローラ、チップセットコンポーネント、プログラマブル論理アレイ(PLA)、メモリチップ、ネットワークチップ等が含まれる。加えて、図面の一部において、信号導体線が線を用いて表されている。より多くの構成信号経路を示すように異なることがあり、複数の構成信号経路を示すよう番号のラベルを有し、かつ/又は主な情報の流れの向きを示すよう1つ以上の終端に矢印があることがある。しかしながら、これは限定的に解釈されるべきではない。むしろ、そのような付加的な詳細は、回路のより容易な理解を促すよう1つ以上の例示の実施形態と関連して使用され得る。全ての示される信号線は実際に、追加の情報を有するか否かに関わらず、複数の方向に進み、例えば異なるペアの光ファイバ線及び/又はシングルエンド線で実装されるデジタル又はアナログ線のような、任意の適切なタイプの信号スキームで実装され得る、1つ以上の信号を備えてよい。
例示のサイズ/モデル/値/範囲が与えられているが、実施形態は同じものに限定されない。製造技術(例えばフォトリソグラフィー)が時間とともに成熟すると、より小さいサイズのデバイスが製造され得ることが予想される。加えて、ICチップ及び他のコンポーネントへの周知の電力/接地接続は、説明及び議論の簡潔性のために、そして本発明の実施形態の特定の態様を曖昧にしないようにするために、図面内に示されていることもあり、示されていないこともある。さらに、本発明の構成を曖昧にするのを避けるため、そして、そのようなブロック図の構成の実装に関する詳細は、実施形態が実装されるプラットフォームに大いに依存するという事実、すなわち、そのような詳細が当業者の範囲内であるべきであることからみて、構成はブロック図の形式で示されている。特定の詳細(例えば回路)が、本発明の例示の実施形態を説明するために記載されている場合において、本発明の実施形態を、これらの特定の詳細を用いずに実施することができ、あるいはその詳細の変形を用いて実施することができることは当業者には明らかである。したがって、説明は限定ではなく例示として解釈されるべきである。
一部の実施形態は、例えばマシン又は有形のコンピュータ読取可能な媒体又は製品を使用して実装されてよい。このような媒体又は製品は、マシンによって実行されると、マシンに、実施形態に係る方法及び/又は動作を実行させる命令又は命令のセットを格納し得る。そのようなマシンは、例えば任意の適切な処理プラットフォーム、コンピューティングプラットフォーム、コンピューティングデバイス、処理デバイス、コンピューティングシステム、処理システム、コンピュータ、プロセッサ又は同様のもの等を含み、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の適切な組合せを使用して実装され得る。マシン読取可能な媒体又は製品には、例えば任意の適切なタイプのメモリユニット、メモリデバイス、メモリ製品、メモリ媒体、ストレージデバイス、ストレージ製品、ストレージ媒体及び/又はストレージユニット、例えばメモリ、取外し可能又は取外し不可能媒体、消去可能又は消去不可能媒体、書込み可能/再書込み可能媒体、デジタル又はアナログ媒体、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD−ROM)、コンパクトディスク記録可能(CD−R)、コンパクトディスク再書込み可能(CD−RW)、光ディスク、磁気媒体、磁気光媒体、取外し可能メモリカード又はディスク、様々なタイプのデジタル多用途ディスク(DVD)、テープ、カセット等が含まれる。命令は、任意の適切なタイプのコードを含んでよく、ソースコード、コンパイルコード、インタプリタコード、実行可能コード、静的コード、動的コード、暗号化コート等があり、任意の適切な高レベル、低レベル、オブジェクト指向、ビジュアル、コンパイル及び/又はインタプリタプログラミング言語を使用して実装される。
特別に記載される場合を除いて、「処理する」、「演算する」、「計算する」、「決定する」又は同様の語のような用語は、コンピュータ若しくはコンピューティングシステム又は同様の電子コンピューティングデバイスの動作及び/又は処理を指すことが認識されよう。そのようなコンピュータ若しくはコンピューティングシステム又は同様の電子コンピューティングデバイスは、コンピューティングシステムのレジスタ及び/又はメモリ内の物理的量(例えば電子)として表されるデータを、コンピューティングシステムのメモリ、レジスタ又は他のそのような情報ストレージ、伝送若しくはディスプレイデバイス内の物理的量として同様に表される他のデータへと操作及び/又は変換する。実施形態は、このコンテキストに限定されない。
本出願及び特許請求の範囲において使用されるとき、「〜の1つ又は複数(〜の1つ以上)」という用語によって組み込まれる項目のリストは、リストされる用語の任意の組合せを意味することがある。例えば「A、B又はCのうちの1つ又は複数(1つ以上)」というフレーズは、A;B;C;AとB;AとC;BとC又はAとBとC;を意味する。
「結合される」という用語は、本明細書において、問題となっているコンポーネントの間の直接又は間接的な任意のタイプの関係を指すのに使用され、電気的、機械的、流体的、光学的、電磁気、電気機械的又は接続に当てはまることがある。加えて、「第1」、「第2」等という用語は、本明細書において、議論を容易にするためだけに使用されており、他に指示されない限り、特定の時間的又は年代的意味を持たない。
当業者は、前述の説明から、実施形態の広範な技術を様々な形で実装することができることを認識するであろう。したがって、本発明の実施形態は、その特定の例との関係で説明されるが、当業者には、図面、明細書及び特許請求の範囲の教示から他の修正が明らかとなるので、本発明の実施形態の真の範囲は、そのように限定されるべきではない。