JP2016507137A - 発熱素子、電子タバコ、および発熱素子の形成方法 - Google Patents

発熱素子、電子タバコ、および発熱素子の形成方法 Download PDF

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Abstract

発熱素子(100)、電子タバコ、および発熱素子(100)の形成方法を提供する。発熱素子(100)は発熱部(110)と接続部(120)とを備え、接続部(120)発熱部(110)の両端に沿って延び、第1の接続端(121)と第2の接続端(122)を形成する。第1の接続端(121)および第2の接続端(122)はそれぞれ駆動回路に電気的に接続され、また第1の接続端(121)および第2の接続端(122)は発熱部(110)と一体に形成されている。第1の接続端(121)および第2の接続端(122)は各々メッキ層を有し、メッキ層は第1の接続端(121)および第2の接続端(122)の外周面を覆っている。発熱素子(100)は一体的に設計され、メッキ層は発熱素子(100)上に電気メッキにより形成されている。したがって、発熱素子(100)の生産効率が改善され、コストが低減され、発熱素子(100)の大量生産においても、安定した抵抗値とばらつきのない品質が得られる。【選択図】図3

Description

本発明は、喫煙セットの技術分野に関し、より具体的には発熱素子、発熱素子を使用した電子タバコ、および発熱素子の形成方法に関する。
電子タバコの発熱素子は発熱部と接続部とを備え、発熱部は一般に高抵抗合金の発熱材(例えばニクロム、アルディローム、コンスタンタン合金など)からなり、発熱部は通電されると喫煙液を霧化して喫煙効果を生み出すものである。発熱素子の接続部は駆動回路との電気的接続に用いられる。接続部は一般に銅の導電体からなり、発熱部に溶接またはかしめにより接合される。例えば、図1は発熱部1と接続部2がかしめ接合された状態を示し、図2は発熱部1と接続部2が溶接により接合された状態を示す。また、中国特許出願第201020280861.7号「電子タバコの発熱装置」においては、発熱ワイヤ(発熱部に相当)と導電ワイヤ(接続部に相当)とがかしめ接合されている。
しかしながら、上記の溶接またはかしめ接合は、発熱素子の加工に複雑な工程を要し、量産時に発熱素子の抵抗値にばらつきが出やすい。しかも、発熱素子の溶接個所は酸化しやすく、発熱素子の溶接における接触抵抗値は比較的高くなる。
本発明の目的は、従来技術による電子タバコの発熱素子における複雑な加工工程や抵抗のばらつきといった問題点を解消するため、発熱素子、電子タバコ、および発熱素子の形成方法を提供するものである。
上記の技術的課題を解決するため本発明は、発熱部と接続部とを備え、該接続部は前記発熱部の両端に沿って延在して第1の接続端および第2の接続端を形成しており、前記第1の接続端および前記第2の接続端はそれぞれ駆動回路に接続されている発熱素子であって、前記第1の接続端および前記第2の接続端は前記発熱部と一体に形成され、前記第1の接続端および前記第2の接続端は各々低抵抗のメッキ層により外面を覆われている、発熱素子を提供する。
本発明の発熱素子において、前記発熱部、前記第1の接続端および前記第2の接続端は円形の断面を有する合金材料で形成され、前記第1の接続端および前記第2の接続端はそれぞれ前記発熱部の両端部に沿って軸方向に延在し、前記第1の接続端および前記第2の接続端の軸方向の延在距離は同じか又は異なり、螺旋形状を有する前記発熱部の対応する端部に位置するよう形成され、前記メッキ層は前記第1の接続端および前記第2の接続端を均一に覆うように前記第1の接続端および前記第2の接続端の径方向外側に向かって形成され、前記発熱部と前記第1の接続端との界面の断面寸法は前記発熱部と前記第2の接続端の界面の断面寸法と等しくてもよい。
本発明の発熱素子において、前記発熱部、前記第1の接続端および前記第2の接続端は、直線形状の合金材料により、多角形断面を有する帯状に形成され、前記第1の接続端および前記第2の接続端は前記発熱部の両端から水平方向に同じかまたは異なる距離にわたり軸方向に延在し、螺旋形状を有する前記発熱部の対応する端部に位置するよう形成され、前記メッキ層は前記第1の接続端および前記第2の接続端を均一に覆うように径方向外側に向かって形成され、前記発熱部と前記第1の接続端との界面の断面寸法は前記発熱部と前記第2の接続端の界面の断面寸法と等しくてもよい。
本発明の発熱素子において、前記発熱部は、ニクロム、エコノメット、アルディローム、コンスタンタン合金を含む複数の合金の一つにより形成されていてもよい。
本発明の発熱素子において、前記メッキ層は、金、銀、銅、および錫のうち一つにより形成されていてもよい。
本発明の発熱素子において、前記メッキ層は、低抵抗の合金により形成されていてもよい。
本発明はまた、電子タバコであって、上記各項の発熱素子が前記電子タバコの霧化室に備えられている。
本発明はまた、下記のステップを備える発熱素子の形成方法を提供する:
A.発熱部と、該発熱部の両端に沿って延在する第1の接続端および第2の接続端を有する接続部とを一体に形成し、
B.前記第1の接続端および前記第2の接続端の外面にそれぞれ低抵抗の被膜をメッキ形成し、
C.前記第1の接続端および前記第2の接続端をそれぞれ駆動回路に接続する。
前記発熱素子の形成方法において、ステップAは以下の工程をさらに含んでもよい:
A1.高抵抗の合金材料を選択し、
A2.選択した合金材料を個片に切断し、
A3.前記第1の接続端および前記第2の接続端を前記発熱部の両端にそれぞれ位置するように、前記発熱部、前記第1の接続端および前記第2の接続端を含む領域に、切断された合金材料の個片を分割する。
前記発熱素子の形成方法において、ステップBは以下の工程をさらに含んでもよい:
B1.低抵抗の材料を用いて前記第1の接続端および前記第2の接続端に電気メッキを行い、前記第1の接続端および前記第2の接続端の外面にメッキ層を均一に形成し、
B2.電気メッキされた合金材料に曲げ加工を行って前記発熱部を螺旋形状に形成し、前記第1の接続端および前記第2の接続端を前記螺旋状発熱部の両端部にそれぞれ対応させ、前記第1の接続端と前記螺旋状発熱部の対応する端部との距離を、前記第2の接続端と前記螺旋状発熱部の対応する端部との距離と同じかまたは異なるよう形成する。
本発明を実施することにより、次のような効果を得ることができる。本発明による発熱素子は、溶接やかしめなどの複雑な技術を用いることなく、一体に設計されている。メッキ層は電気メッキにより形成されているので、電子タバコの生産効率が大きく改善され、量産された発熱素子において安定した抵抗値が得られるため、大量生産によってもばらつきのない品質が得られる。さらに、メッキ層は低抵抗の金属または合金で形成されているので、発熱素子の接続部は充分に低い抵抗値を有する。
従来技術による発熱部と接続部のかしめ接合を示す模式図である。 従来技術による発熱部と接続部の溶接接合を示す模式図である。 本発明の好適な実施形態による発熱素子の構造を示す模式図である。 曲げ加工前の発熱素子の構造を示す模式図である。 電気メッキ前の発熱素子の構造を示す模式図である。 本発明の別の実施形態を示す模式図である。 本発明による電子タバコを示す模式図である。
図3を参照すると、本発明による発熱素子100は発熱部110と接続部120とを備え、接続部120は発熱部110の両端から延在して第1の接続端121と第2の接続端122とを形成し、また接続部120は発熱部110に電力を供給するよう駆動回路(不図示)に電気的に接続されている。発熱部110は通電されると喫煙液を霧化するものである。第1の接続端121および第2の接続端122は各々、接続端111、122の外周面を覆うメッキ層123を有し、当該メッキ層123は低抵抗の単一金属または低抵抗の合金の電気メッキにより形成されている。
本発明においては、発熱部110、第1の接続端121、および第2の接続端122は高抵抗の同じ合金材料、例えばニクロム、エコノメット、アルディローム、または6J40やCr20Ni80などのコンスタンタン合金から一体に形成されている。
本実施形態において、発熱部110、第1の接続端121、および第2の接続端122はすべてフィラメント状であり、好ましくは同一材料のワイヤストックから形成されている。発熱部110は螺旋形状に曲げ加工されており、第1の接続端121および第2の接続端122は発熱部110の両端から延びるように形成されている。
具体的には、本発明の好適な実施形態による発熱素子において、発熱部110、第1の接続端121、および第2の接続端122は合金材料から形成され円形の断面を有し、第1の接続端121および第2の接続端122は発熱部110の両端からそれぞれ軸方向に延在し、その延在距離は同じかまたは異なっており(異なる場合には二つの例がある:一つは第1の接続端121の延在距離が第2の接続端122の延在距離より長い場合、もう一つは第2の接続端122の延在距離が第1の接続端121の延在距離より長い場合である)、螺旋状発熱部110の両端にそれぞれ対応するよう形成されている。メッキ層123は第1および第2の接続端121、122を均一に覆うように径方向外側に向かって形成されており、発熱部110と第1の接続端121との界面の断面寸法は、発熱部110と第2の接続端122との界面の断面寸法と等しくなっている。
メッキ層123は、金、銀、銅、錫などの低抵抗金属、またはコルモノイやランタン・アルミニウム合金などの合金からなる低抵抗の材料を電気メッキすることにより形成され、本発明においては抵抗が2.5Χ10-8Ω未満の材料を用いることとする。接続部120の抵抗値は、低抵抗のメッキ層123が形成されているため、非常に低くなっている。図3および図4に示すように、メッキ層123は発熱素子100を曲げ加工する前に電気メッキにより形成することができる。本実施形態では、第1の接続端121、122の外面全体がメッキ層123によって覆われる。
本発明の好適な実施形態では、第1の接続端121、122の外面がメッキ層123によって、接続端121、122の双方において同じ厚さで均一に覆われる。メッキ層123と駆動回路(不図示)の溶接位置は固定されておらず、そのため接続部120と駆動回路の間の接触抵抗を安定させることができ、メッキ層123が駆動回路に溶接される位置が異なっていても、接続部120と駆動回路の間の接触抵抗は変動することがない。
本発明による発熱素子100の形状は限定されない。発熱素子100はフィラメント状、フレーク状または帯状でもよく、また断面形状は円形、楕円形、多角形(三角や矩形を含む)、あるいはどのような幾何形状でもよい。図6に示す例では、発熱素子100はすべてフレーク状の発熱部110、第1の接続端121、および第2の接続端122を備え、メッキ層123は第1および第2の接続端121、122を覆っている。
さらに、本発明の別の実施形態による発熱素子では、発熱部110、第1の接続端121、および第2の接続端122は、合金材料から、多角形状の断面(矩形、三角形、六角形など)を有する帯状に形成されており、第1の接続端121および第2の接続端122は発熱部110の両端からそれぞれ水平方向に延在し、その延在距離は同じか、または二つの態様で異なっており(異なる場合には二つの例がある:一つは第1の接続端121の延在距離が第2の接続端122の延在距離より長い場合、もう一つは第2の接続端122の延在距離が第1の接続端121の延在距離より長い場合である)、螺旋状発熱部110の両端にそれぞれ対応するよう形成されている。メッキ層123は第1および第2の接続端121、122を均一に覆うように外周面に形成されており、発熱部110と第1の接続端121との界面の断面寸法は、発熱部110と第2の接続端122との界面の断面寸法と等しくなっている。
本発明はまた、上記の実施形態による発熱素子100を用いた電子タバコを開示する。具体的には、前記電子タバコはシガレットホルダ200、シガレットパイプ300、およびシガレットパイプ300の一端部に取り付けられたランプキャップ310を備える。シガレットパイプ300にはバッテリー320が装填されている。本例では、電子タバコの構造の詳細な説明は省略する。
一端にシガレットホルダキャップ220を有するシガレットホルダ200には霧化室210が設けられ、発熱素子100は霧化室210内のシガレットホルダキャップ220側に設けられ、接続部120は霧化室210内のバッテリー310側に設けられている。接続部120の両端部はそれぞれ、溶接により駆動回路と電気的に接続されている。駆動回路とバッテリー310とは電気的に接続されている。接続部120を覆うメッキ層123の存在により、接続部120と電子タバコの他の部分とは、比較的容易に溶接できる。
本発明はまた、下記のステップを備える電子タバコ用の発熱素子の形成方法を提供する。
発熱部110と接続部120とを一体に形成する。接続部120は、第1の接続端121と第2の接続端122とを含む。第1の接続端121と第2の接続端122は、発熱部110の両端に沿って延在する。
第1および第2の接続端121、122の外面にそれぞれ低抵抗のメッキ層123を形成する。
第1および第2の接続端121、122をそれぞれ駆動回路に接続する。接続方法は溶接、かしめ、あるいは端子または固定具を用いた接続でもよく、具体的な接続方法は当該分野で周知の方法でよいので詳細な説明は省略する。
電子タバコ用の発熱素子の具体的な加工方法を、本発明の好適な実施形態に従い、さらに詳しく以下のとおり説明する。
S1.例えばニクロム、エコノメット、アルディローム、コンスタンタン合金などの高抵抗の合金材料を選択する。これらの多くは、フィラメント状またはフレーク状の汎用ワイヤストックであり、代表的には6J40やCr20Ni80などのコンスタンタン合金を利用できる。
S2.選択した合金材料を切断する。図5に示すとおり、曲げ加工前の発熱素子100と同じ長さになるように合金材料を個片に切断する。
S3.切断された合金材料の個片を、発熱部110、第1の接続端121、および第2の接続端122とに分割し、第1の接続端121および第2の接続端122の外面にメッキ層123を電気メッキにて形成する。
S4.電気メッキされた合金材料に曲げ加工を行って発熱部110を螺旋形状に形成し、第1の接続端121および第2の接続端122を螺旋状発熱部110の両端部にそれぞれ対応させ、第1の接続端121と螺旋状発熱部110の対応する端部との距離を、第2の接続端122と螺旋状発熱部110の対応する端部との距離と等しくする。
S5.発熱素子100を電子タバコの駆動回路に溶接または他の方法で接合する。
本発明による発熱素子の加工方法を実施することにより、次のような効果を得ることができる。発熱素子100は、大量生産によっても安定した抵抗値とばらつきのない品質が得られる。メッキ層123、第1の接続端121、および第2の接続端122は、溶接やかしめなどの複雑な技術を用いることなく、一体に設計されている。メッキ層123は低抵抗の金属または合金の電気メッキにより形成されているので、接続部120はごく低い抵抗値を有する。接続部120に形成されたメッキ層123の存在により、接続部120を電子タバコの他の部分(例えば駆動回路)と比較的容易に溶接することができる。電気メッキは充分に進化した技術に属するので、本発明による発熱素子の加工方法は、電子タバコとそれに関連する製品の生産効率を改善し、電子タバコの生産コストを低減することができる。
上記の説明に基づきなされるさまざまな変更、改変、および修正が添付の請求項に定義される本発明の範囲に含まれることは、当業者には当然に理解されるところである。
本発明は、喫煙セットの技術分野に関し、より具体的には発熱素子、発熱素子を使用した電子タバコ、および発熱素子の形成方法に関する。
電子タバコの発熱素子は発熱部と接続部とを備え、発熱部は一般に高抵抗合金の発熱材(例えばニクロム、アルディローム、コンスタンタン合金など)からなり、発熱部は通電されると喫煙液を霧化して喫煙効果を生み出すものである。発熱素子の接続部は駆動回路との電気的接続に用いられる。接続部は一般に銅の導電体からなり、発熱部に溶接またはかしめにより接合される。例えば、図1は発熱部1と接続部2がかしめ接合された状態を示し、図2は発熱部1と接続部2が溶接により接合された状態を示す。また、中国特許出願第201020280861.7号「電子タバコの発熱装置」においては、発熱ワイヤ(発熱部に相当)と導電ワイヤ(接続部に相当)とがかしめ接合されている。
しかしながら、上記の溶接またはかしめ接合は、発熱素子の加工に複雑な工程を要し、量産時に発熱素子の抵抗値にばらつきが出やすい。しかも、発熱素子の溶接個所は酸化しやすく、発熱素子の溶接における接触抵抗値は比較的高くなる。
本発明の目的は、従来技術による電子タバコの発熱素子における複雑な加工工程や抵抗のばらつきといった問題点を解消するため、発熱素子、電子タバコ、および発熱素子の形成方法を提供するものである。
上記の技術的課題を解決するため本発明は、発熱部と接続部とを備え、該接続部は前記発熱部の両端に沿って延在して第1の接続端および第2の接続端を形成しており、前記第1の接続端および前記第2の接続端はそれぞれ駆動回路に接続されている発熱素子であって、前記第1の接続端および前記第2の接続端は前記発熱部と一体に形成され、前記第1の接続端および前記第2の接続端は各々低抵抗のメッキ層により外面を覆われている、発熱素子を提供する。
本発明の発熱素子において、前記発熱部、前記第1の接続端および前記第2の接続端は円形の断面を有する合金材料で形成され、前記第1の接続端および前記第2の接続端はそれぞれ前記発熱部の両端部に沿って軸方向に延在し、前記第1の接続端および前記第2の接続端の軸方向の延在距離は同じか又は異なり、螺旋形状を有する前記発熱部の対応する端部に位置するよう形成され、前記メッキ層は前記第1の接続端および前記第2の接続端を均一に覆うように前記第1の接続端および前記第2の接続端の径方向外側に向かって形成され、前記発熱部と前記第1の接続端との界面の断面寸法は前記発熱部と前記第2の接続端の界面の断面寸法と等しくてもよい。
本発明の発熱素子において、前記発熱部、前記第1の接続端および前記第2の接続端は、直線形状の合金材料により、多角形断面を有する帯状に形成され、前記第1の接続端および前記第2の接続端は前記発熱部の両端から水平方向に同じかまたは異なる距離にわたり軸方向に延在し、螺旋形状を有する前記発熱部の対応する端部に位置するよう形成され、前記メッキ層は前記第1の接続端および前記第2の接続端を均一に覆うように径方向外側に向かって形成され、前記発熱部と前記第1の接続端との界面の断面寸法は前記発熱部と前記第2の接続端の界面の断面寸法と等しくてもよい。
本発明の発熱素子において、前記発熱部は、ニクロム、エコノメット、アルディローム、コンスタンタン合金を含む複数の合金の一つにより形成されていてもよい。
本発明の発熱素子において、前記メッキ層は、金、銀、銅、および錫のうち一つにより形成されていてもよい。
本発明の発熱素子において、前記メッキ層は、低抵抗の合金により形成されていてもよい。
本発明はまた、電子タバコであって、上記各項の発熱素子が前記電子タバコの霧化室に備えられている。
本発明はまた、下記のステップを備える発熱素子の形成方法を提供する:
A.発熱部と、該発熱部の両端に沿って延在する第1の接続端および第2の接続端を有する接続部とを一体に形成し、
B.前記第1の接続端および前記第2の接続端の外面にそれぞれ低抵抗の被膜をメッキ形成し、
C.前記第1の接続端および前記第2の接続端をそれぞれ駆動回路に接続する。
前記発熱素子の形成方法において、ステップAは以下の工程をさらに含んでもよい:
A1.高抵抗の合金材料を選択し、
A2.選択した合金材料を個片に切断し、
A3.前記第1の接続端および前記第2の接続端を前記発熱部の両端にそれぞれ位置するように、前記発熱部、前記第1の接続端および前記第2の接続端を含む領域に、切断された合金材料の個片を分割する。
前記発熱素子の形成方法において、ステップBは以下の工程をさらに含んでもよい:
B1.低抵抗の材料を用いて前記第1の接続端および前記第2の接続端に電気メッキを行い、前記第1の接続端および前記第2の接続端の外面にメッキ層を均一に形成し、
B2.電気メッキされた合金材料に曲げ加工を行って前記発熱部を螺旋形状に形成し、前記第1の接続端および前記第2の接続端を前記螺旋状発熱部の両端部にそれぞれ対応させ、前記第1の接続端と前記螺旋状発熱部の対応する端部との距離を、前記第2の接続端と前記螺旋状発熱部の対応する端部との距離と同じかまたは異なるよう形成する。
本発明を実施することにより、次のような効果を得ることができる。本発明による発熱素子は、溶接やかしめなどの複雑な技術を用いることなく、一体に設計されている。メッキ層は電気メッキにより形成されているので、電子タバコの生産効率が大きく改善され、量産された発熱素子において安定した抵抗値が得られるため、大量生産によってもばらつきのない品質が得られる。さらに、メッキ層は低抵抗の金属または合金で形成されているので、発熱素子の接続部は充分に低い抵抗値を有する。
従来技術による発熱部と接続部のかしめ接合を示す模式図である。 従来技術による発熱部と接続部の溶接接合を示す模式図である。 本発明の好適な実施形態による発熱素子の構造を示す模式図である。 曲げ加工前の発熱素子の構造を示す模式図である。 電気メッキ前の発熱素子の構造を示す模式図である。 本発明の別の実施形態を示す模式図である。 本発明による電子タバコを示す模式図である。
図3を参照すると、本発明による発熱素子100は発熱部110と接続部120とを備え、接続部120は発熱部110の両端から延在して第1の接続端121と第2の接続端122とを形成し、また接続部120は発熱部110に電力を供給するよう駆動回路(不図示)に電気的に接続されている。発熱部110は通電されると喫煙液を霧化するものである。第1の接続端121および第2の接続端122は各々、接続端121、122の外周面を覆うメッキ層123を有し、当該メッキ層123は低抵抗の単一金属または低抵抗の合金の電気メッキにより形成されている。
本発明においては、発熱部110、第1の接続端121、および第2の接続端122は高抵抗の同じ合金材料、例えばニクロム、エコノメット、アルディローム、または6J40やCr20Ni80などのコンスタンタン合金から一体に形成されている。
本実施形態において、発熱部110、第1の接続端121、および第2の接続端122はすべてフィラメント状であり、好ましくは同一材料のワイヤストックから形成されている。発熱部110は螺旋形状に曲げ加工されており、第1の接続端121および第2の接続端122は発熱部110の両端から延びるように形成されている。
具体的には、本発明の好適な実施形態による発熱素子において、発熱部110、第1の接続端121、および第2の接続端122は合金材料から形成され円形の断面を有し、第1の接続端121および第2の接続端122は発熱部110の両端からそれぞれ軸方向に延在し、その延在距離は同じかまたは異なっており(異なる場合には二つの例がある:一つは第1の接続端121の延在距離が第2の接続端122の延在距離より長い場合、もう一つは第2の接続端122の延在距離が第1の接続端121の延在距離より長い場合である)、螺旋状発熱部110の両端にそれぞれ対応するよう形成されている。メッキ層123は第1および第2の接続端121、122を均一に覆うように径方向外側に向かって形成されており、発熱部110と第1の接続端121との界面の断面寸法は、発熱部110と第2の接続端122との界面の断面寸法と等しくなっている。
メッキ層123は、金、銀、銅、錫などの低抵抗金属、またはコルモノイやランタン・アルミニウム合金などの合金からなる低抵抗の材料を電気メッキすることにより形成され、本発明においては抵抗が2.5Χ10-8Ω未満の材料を用いることとする。接続部120の抵抗値は、低抵抗のメッキ層123が形成されているため、非常に低くなっている。図3および図4に示すように、メッキ層123は発熱素子100を曲げ加工する前に電気メッキにより形成することができる。本実施形態では、第1および第2の接続端121、122の外面全体がメッキ層123によって覆われる。
本発明の好適な実施形態では、第1および第2の接続端121、122の外面がメッキ層123によって、接続端121、122の双方において同じ厚さで均一に覆われる。メッキ層123と駆動回路(不図示)の溶接位置は固定されておらず、そのため接続部120と駆動回路の間の接触抵抗を安定させることができ、メッキ層123が駆動回路に溶接される位置が異なっていても、接続部120と駆動回路の間の接触抵抗は変動することがない。
本発明による発熱素子100の形状は限定されない。発熱素子100はフィラメント状、フレーク状または帯状でもよく、また断面形状は円形、楕円形、多角形(三角や矩形を含む)、あるいはどのような幾何形状でもよい。図6に示す例では、発熱素子100はすべてフレーク状の発熱部110、第1の接続端121、および第2の接続端122を備え、メッキ層123は第1および第2の接続端121、122を覆っている。
さらに、本発明の別の実施形態による発熱素子では、発熱部110、第1の接続端121、および第2の接続端122は、合金材料から、多角形状の断面(矩形、三角形、六角形など)を有する帯状に形成されており、第1の接続端121および第2の接続端122は発熱部110の両端からそれぞれ水平方向に延在し、その延在距離は同じか、または二つの態様で異なっており(異なる場合には二つの例がある:一つは第1の接続端121の延在距離が第2の接続端122の延在距離より長い場合、もう一つは第2の接続端122の延在距離が第1の接続端121の延在距離より長い場合である)、螺旋状発熱部110の両端にそれぞれ対応するよう形成されている。メッキ層123は第1および第2の接続端121、122を均一に覆うように外周面に形成されており、発熱部110と第1の接続端121との界面の断面寸法は、発熱部110と第2の接続端122との界面の断面寸法と等しくなっている。
本発明はまた、上記の実施形態による発熱素子100を用いた電子タバコを開示する。具体的には、前記電子タバコはシガレットホルダ200、シガレットパイプ300、およびシガレットパイプ300の一端部に取り付けられたランプキャップ310を備える。シガレットパイプ300にはバッテリー320が装填されている。本例では、電子タバコの構造の詳細な説明は省略する。
一端にシガレットホルダキャップ220を有するシガレットホルダ200には霧化室210が設けられ、発熱素子100は霧化室210内のシガレットホルダキャップ220側に設けられ、接続部120は霧化室210内のバッテリー320側に設けられている。接続部120の両端部はそれぞれ、溶接により駆動回路と電気的に接続されている。駆動回路とバッテリー320とは電気的に接続されている。接続部120を覆うメッキ層123の存在により、接続部120と電子タバコの他の部分とは、比較的容易に溶接できる。
本発明はまた、下記のステップを備える電子タバコ用の発熱素子の形成方法を提供する。
発熱部110と接続部120とを一体に形成する。接続部120は、第1の接続端121と第2の接続端122とを含む。第1の接続端121と第2の接続端122は、発熱部110の両端に沿って延在する。
第1および第2の接続端121、122の外面にそれぞれ低抵抗のメッキ層123を形成する。
第1および第2の接続端121、122をそれぞれ駆動回路に接続する。接続方法は溶接、かしめ、あるいは端子または固定具を用いた接続でもよく、具体的な接続方法は当該分野で周知の方法でよいので詳細な説明は省略する。
電子タバコ用の発熱素子の具体的な加工方法を、本発明の好適な実施形態に従い、さらに詳しく以下のとおり説明する。
S1.例えばニクロム、エコノメット、アルディローム、コンスタンタン合金などの高抵抗の合金材料を選択する。これらの多くは、フィラメント状またはフレーク状の汎用ワイヤストックであり、代表的には6J40やCr20Ni80などのコンスタンタン合金を利用できる。
S2.選択した合金材料を切断する。図5に示すとおり、曲げ加工前の発熱素子100と同じ長さになるように合金材料を個片に切断する。
S3.切断された合金材料の個片を、発熱部110、第1の接続端121、および第2の接続端122とに分割し、第1の接続端121および第2の接続端122の外面にメッキ層123を電気メッキにて形成する。
S4.電気メッキされた合金材料に曲げ加工を行って発熱部110を螺旋形状に形成し、第1の接続端121および第2の接続端122を螺旋状発熱部110の両端部にそれぞれ対応させ、第1の接続端121と螺旋状発熱部110の対応する端部との距離を、第2の接続端122と螺旋状発熱部110の対応する端部との距離と等しくする。
S5.発熱素子100を電子タバコの駆動回路に溶接または他の方法で接合する。
本発明による発熱素子の加工方法を実施することにより、次のような効果を得ることができる。発熱素子100は、大量生産によっても安定した抵抗値とばらつきのない品質が得られる。メッキ層123、第1の接続端121、および第2の接続端122は、溶接やかしめなどの複雑な技術を用いることなく、一体に設計されている。メッキ層123は低抵抗の金属または合金の電気メッキにより形成されているので、接続部120はごく低い抵抗値を有する。接続部120に形成されたメッキ層123の存在により、接続部120を電子タバコの他の部分(例えば駆動回路)と比較的容易に溶接することができる。電気メッキは充分に進化した技術に属するので、本発明による発熱素子の加工方法は、電子タバコとそれに関連する製品の生産効率を改善し、電子タバコの生産コストを低減することができる。
上記の説明に基づきなされるさまざまな変更、改変、および修正が添付の請求項に定義される本発明の範囲に含まれることは、当業者には当然に理解されるところである。

Claims (10)

  1. 発熱部と接続部とを備え、該接続部は前記発熱部の両端に沿って延在して第1の接続端および第2の接続端を形成しており、前記第1の接続端および前記第2の接続端はそれぞれ駆動回路に接続されている発熱素子であって、前記第1の接続端および前記第2の接続端は前記発熱部と一体に形成され、前記第1の接続端および前記第2の接続端は各々低抵抗のメッキ層により外面を覆われていることを特徴とする、発熱素子。
  2. 前記発熱部、前記第1の接続端および前記第2の接続端は円形の断面を有する合金材料で形成され、前記第1の接続端および前記第2の接続端はそれぞれ前記発熱部の両端部に沿って軸方向に延在し、前記第1の接続端および前記第2の接続端の軸方向の延在距離は同じかまたは異なり、螺旋形状を有する前記発熱部の対応する端部に位置するよう形成され、前記メッキ層は前記第1の接続端および前記第2の接続端を均一に覆うように前記第1の接続端および前記第2の接続端の径方向外側に向かって形成され、前記発熱部と前記第1の接続端との界面の断面寸法は、前記発熱部と前記第2の接続端の界面の断面寸法と等しい、請求項1に記載の発熱素子。
  3. 前記発熱部、前記第1の接続端および前記第2の接続端は、直線形状の合金材料により、多角形断面を有する帯状に形成され、前記第1の接続端および前記第2の接続端は前記発熱部の両端から水平方向に同じかまたは異なる距離にわたり軸方向に延在し、螺旋形状を有する前記発熱部の対応する端部に位置するよう形成され、前記メッキ層は前記第1の接続端および前記第2の接続端を均一に覆うように径方向外側に向かって形成され、前記発熱部と前記第1の接続端との界面の断面寸法は前記発熱部と前記第2の接続端の界面の断面寸法と等しい、請求項1に記載の発熱素子。
  4. 前記発熱部は、ニクロム、エコノメット、アルディローム、コンスタンタン合金を含む複数の合金の一つにより形成されている、請求項1に記載の発熱素子。
  5. 前記メッキ層は、金、銀、銅、および錫のうち一つにより形成されている、請求項4に記載の発熱素子。
  6. 前記メッキ層は、低抵抗の合金により形成されている、請求項4に記載の発熱素子。
  7. 電子タバコであって、請求項1〜6のいずれかに記載の発熱素子が前記電子タバコの霧化室に備えられている、電子タバコ。
  8. 発熱素子の形成方法であって、
    A.発熱部と、該発熱部の両端に沿って延在する第1の接続端および第2の接続端を有する接続部とを一体に形成し、
    B.前記第1の接続端および前記第2の接続端の外面にそれぞれ低抵抗の被膜をメッキ形成し、
    C.前記第1の接続端および前記第2の接続端をそれぞれ駆動回路に接続する工程を含む形成方法。
  9. 前記工程Aは、
    A1.高抵抗の合金材料を選択し、
    A2.選択した合金材料を個片に切断し、
    A3.前記第1の接続端および前記第2の接続端を前記発熱部の両端にそれぞれ位置するように、前記発熱部、前記第1の接続端および前記第2の接続端を含む領域に、切断された合金材料の個片を分割する工程をさらに含む、請求項8に記載の発熱素子の形成方法。
  10. 前記工程Bは、
    B1.低抵抗の材料を用いて前記第1の接続端および前記第2の接続端に電気メッキを行い、前記第1の接続端および前記第2の接続端の外面にメッキ層を均一に形成し、
    B2.電気メッキされた合金材料に曲げ加工を行って前記発熱部を螺旋形状に形成し、前記第1の接続端および前記第2の接続端を前記螺旋状発熱部の両端部にそれぞれ対応させ、前記第1の接続端と前記螺旋状発熱部の対応する端部との距離を、前記第2の接続端と前記螺旋状発熱部の対応する端部との距離と同じかまたは異なるよう形成する工程をさらに含む、請求項9に記載の発熱素子の形成方法。
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