JP2016506822A - 細長医療装置用ハンドル自動ロック - Google Patents

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Abstract

従来のカテーテル・ハンドルの重量および/または費用を低減し得る、細長医療装置(10)用ハンドルアセンブリ(24)の実施形態は、長手方向軸線に沿って延び、軸線の周りに回転するように構成された外部調節ノブ(26)と、インサート(40)と、ダウエルピン(68)とを備え得る。インサートは、調節ノブ(26)と係合するように、および、調節ノブ(26)の回転に応じて軸線の周りに回転するように構成され得る。インサート(40)は、ダウエルピン(68)と係合するように構成された環状溝を備えてもよく、その環状溝(74、74’)は側壁を備える。ダウエルピン(68)は、環状溝と係合しインサート(40)の回転に抗するように構成され得る。実施形態では、インサート(40)は、プラスチックまたはポリマーを含み得る。【選択図】 図6

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2013年2月12日に出願された、現在係属中の米国特許出願第13/765,128号(‘128出願)の利益を主張する。‘128出願は、本明細書において完全に説明されているかのように、本明細書によって、その全体において、参照により組み込まれている。
本開示は、医療装置の軸材の曲がりに抗するためのハンドルアセンブリの内部部品を含む、細長医療装置のためのハンドルアセンブリに関する。
カテーテルは、益々多数の処置に使用されている。例えば、カテーテルは、いくつか例を挙げると、診断処置、治療処置、およびアブレーション処置のために使用される。典型的には、カテーテルは、患者の血管系を通じて、目的とする部位、例えば患者の心臓内の部位へと操作される。カテーテルは、典型的には、アブレーション、診断などのために使用され得る1つまたは複数の電極を担持する。しばしば、誘導針またはシースと呼ばれる別の医療装置が、心臓内でカテーテルを位置決めするために用いられる。
患者の体内で誘導針またはカテーテルを移動および誘導する能力を高めるために、操縦可能な誘導針およびカテーテルが設計されてきた。このような操縦可能な装置は、しばしば、装置の遠位端の近くに操縦機構を有している。この操縦機構は、典型的には、引張環と、引張環に取り付けられ、1つまたは複数のワイヤを張った状態で配置できるアクチュエータに向かって近位へと延びる1つまたは複数の引張ワイヤ(または、曲げワイヤ)とを備えている。引張ワイヤを張った状態で配置することは、装置の遠位端を少なくとも1つの平面において曲げさせ得る。この方式では、誘導針および/またはカテーテルは、患者の血管系の曲がりくねった経路を通じて目標部位へと誘導され得る。
前述の詳解は、当該分野を例示することだけが意図されており、特許請求の範囲の否認として解釈されるべきではない。
従来のカテーテル・ハンドルの重量および/または費用を低減し得るカテーテル用ハンドルアセンブリの実施形態は、長手方向軸線に沿って延び、軸線の周りに回転するように構成された外部調節ノブと、インサートと、ダウエルピンとを備え得る。インサートは、調節ノブと係合し、かつ、調節ノブの回転に応じて軸線の周りに回転するように構成され得る。インサートは、ダウエルピンと係合するように構成された環状溝を備えてもよく、その環状溝は、面取りを含む側壁を備える。ダウエルピンは、環状溝と係合しインサートの回転に抗するように構成され得る。実施形態では、インサートは、プラスチックまたはポリマーを含み得る。
ハンドルアセンブリの別の実施形態は、長手方向軸線に沿って延び、軸線の周りに回転するように構成された外部調節ノブと、ポリマーまたはプラスチックのインサートと、ダウエルピンとを備え得る。インサートは、調節ノブと係合し、かつ、調節ノブの回転に応じて軸線の周りに回転するように構成され得る。インサートは、ダウエルピンと係合するように構成された環状溝を備え得る。ダウエルピンは、外部力が調節ノブに加えられないとき、環状溝と係合しインサートの回転に抗するように構成されてもよく、インサートは、外部力が調節ノブに加えられるとき、ダウエルピンに対して回転するように構成される。
細長医療装置の実施形態は、軸材とハンドルアセンブリとを備え得る。軸材は、遠位端部と、近位端部と、遠位端部および近位端部を貫いて延びる長手方向軸線と、遠位端部を曲げるように構成された遠位端部に連結される引張ワイヤとを備え得る。ハンドルアセンブリは、軸材の近位端部に連結されてもよく、軸線に沿って延び、軸線の周りに回転するように構成された外部調節ノブと、インサートと、ダウエルピンとを備え得る。インサートは、調節ノブと係合し、かつ、調節ノブの回転に応じて軸線の周りに回転するように構成され得る。インサートは、ダウエルピンと係合するように構成された環状溝を備え得る。環状溝は側壁を備えてもよく、インサートの回転は、引張ワイヤに張力を加えて軸材遠位端部を曲げる。ダウエルピンは、環状溝と係合しインサートの回転に抗するように構成され得る。軸材とハンドルアセンブリとは、それらを通じて別の医療装置を通過させることができるように構成され得る。
患者の体に配置された細長医療装置の実施形態の線図である。
細長医療装置の実施形態の等角図である。
図2の細長医療装置のハンドルアセンブリの実施形態の分解等角図である。
図3のハンドルアセンブリのクリップサブアセンブリの実施形態の拡大等角図である。
図4のクリップサブアセンブリの側面図である。
図3のハンドルアセンブリの内部アセンブリの実施形態の分解等角図である。
図6で示された内部アセンブリの断面図である。
図6の内部アセンブリのダウエルピンの実施形態の拡大側面図である。
図6で示された内部アセンブリの断面図である。
図9の一部の拡大図である。
図6の内部アセンブリのブッシングおよび調節ノブインサートの実施形態の端面図である。
図6、図7、図9、および図10のブッシングの拡大等角図である。
図6、図7、図9、および図10のブッシングの断面図である。
図3、図6、図7、図9、および図10の内部アセンブリの一部であり得る調節ノブインサートの第1の実施形態の側面図である。 図3、図6、図7、図9、および図10の内部アセンブリの一部であり得る調節ノブインサートの第1の実施形態の側面図である。
図3、図6、図7、図9、および図10の内部アセンブリの一部であり得る調節ノブインサートの第2の実施形態の側面図である。 図3、図6、図7、図9、および図10の内部アセンブリの一部であり得る調節ノブインサートの第2の実施形態の側面図である。
図3、図6、図7、図9、および図10の内部アセンブリの一部であり得るスライダブロックの実施形態の等角図である。
図14Aおよび図14Bに示す第1の調節ノブインサートの実施形態を含む例示の内部アセンブリの負荷容量を示すプロット図である。
図15Aおよび図15Bに示す第2の調節ノブインサートの実施形態を含む例示の内部アセンブリの負荷容量を示すプロット図である。
本明細書では、様々な装置、システム、および/または方法についての様々な実施形態が記載されている。数多くの具体的な詳細事項が、本明細書に記載され添付の図に示されている実施形態の、全体の構造、機能、製造、および用途の完全な理解を提供するために説明されている。しかしながら、実施形態が、このような具体的な詳細事項なしで実施され得ることは、当業者には理解されよう。他の例では、公知の操作、構成部品、および要素は、明細書で記載されている実施形態を不明瞭にしないように、詳細に説明されていない。当業者は、本明細書で記載および図示した実施形態が、非限定的な例であることを理解するものであり、したがって、本明細書で開示されている具体的な構造的および機能的な詳細は、代表的なものであり得るが、実施形態の範囲を必ずしも限定するものではなく、実施形態の範囲は、添付の特許請求の範囲のみによって定められることを理解されたい。
明細書を通じて、「様々な実施形態」、「ある実施形態」、「一実施形態」、または「実施形態」などへの言及は、実施形態に関連して記載された特定の特徴、構造、または特性が、少なくとも1つの実施形態に含まれていることを意味する。したがって、明細書を通じて所々で、「様々な実施形態において」、「ある実施形態において」、「一実施形態において」、または「実施形態において」などの文言が現れることは、必ずしもすべて同じ実施形態に言及しているのではない。さらに、特定の特徴、構造、または特性は、1つまたは複数の実施形態で、任意の適切な手法で組み合わされ得る。したがって、一実施形態に関連して図示または記載された特定の特徴、構造、または特性は、1つまたは複数の他の実施形態の特徴、構造、または特性と、組み合わせが非論理的または非機能的でない場合、全部または一部において組み合わせられ得る。
用語「近位」および「遠位」は、患者を治療するために用いられる器具の一端を臨床医が操作することに関連して、明細書を通じて用いられ得る。用語「近位」は、臨床医に最も近い器具の部分を称し、用語「遠位」は、臨床医から最も離れて配置された部分を称する。簡潔性および明確性のために、「鉛直」、「水平」、「上」、および「下」などの空間の用語は、本明細書では、図示された実施形態に関して用いられ得ることをさらに理解されたい。しかしながら、外科器具は、多くの配向および位置で使用でき、これらの用語は限定的および絶対的であるように意図されていない。
ここで、同様の符号が、様々な図において同じ特徴または同様の特徴に言及している図を参照すると、図1は、患者12内に配置された細長医療装置10の線図である。より具体的には、細長医療装置10は、細長医療装置10の軸材18の遠位端部16が患者12の心臓22の心室20に配置された状態で、患者12の血管系14に配置されている。細長医療装置10は、軸材18を案内し、軸材18の遠位端部16を曲げるための調節ノブ26を備えたハンドルアセンブリ24も備え得る。
細長医療装置10は、例えば、診断および/または治療の送達カテーテル、誘導針もしくはシース、または他の同様の装置を備え得る。図示と明確性のために、以下の記載は、細長医療装置10が誘導針を備えている(即ち、誘導針10)実施形態に関連することになる。しかしながら、細長医療装置が誘導針以外の装置を備える実施形態も、本発明の思想および範囲内に依然含まれることを理解されたい。
図1および図2を参照すると、例示の実施形態では、誘導針10は、患者12の体に、より具体的には、心臓22に挿入されるように構成され得る。誘導針10は、近位端部28および遠位端部16を有する軸材18と、調節ノブ26および把持部30を含むハンドルアセンブリ24と、止血弁32と、栓36で遮断する外部流体管腔34とを備え得る。栓36は、洗浄システム(図示せず)への接続のためのルアーロックコネクタ38を含んでもよい。誘導針10は、例えば、限定することはないが、1つまたは複数の位置センサ、温度センサ、追加のセンサまたは電極、アブレーション要素(例えば、RFアブレーションエネルギーを送るためのアブレーション先端電極、高密度焦点式超音波アブレーション要素など)、および、対応する導体またはリード線など、他の従来の構成部品をさらに備え得る。また、軸材は、単に例として、洗浄流体、体液、および極低温アブレーション流体など、1つまたは複数の流体の送達および/または除去のための、遠位端部16から近位端部28へと(および、実施形態では、外部流体管腔34と流体連結するためのハンドルアセンブリ24内へと貫いて)延びる1つまたは複数の流体管腔を備え得る。
軸材18は、限定によるものではなく、単に例として、遠位端部16など、軸材の一部を曲げるための1つまたは複数の引張ワイヤを備えてもよい。それぞれの引張ワイヤは、軸材18を通じて延在でき、軸材18内で引張環と連結され得るか、または、変更が望まれる軸材18の部分に直接的もしくは間接的に取り付けられてもよい。各々の引張ワイヤは、軸材18を通じてハンドルアセンブリ24へと延び得る。
ハンドルアセンブリ24は、別の医療装置を、誘導針10を通過させて、特定の診断および/または治療の機能を実施するために、臨床医に、軸材18の遠位端部16を、心室20内の位置など、目標部位へと案内させることができるように設けられている。したがって、ハンドルアセンブリ24は、軸材18の近位端部28に連結され、調節ノブ26と把持部30とを有し得る。把持部30は、大きさ、形、および材料において、誘導針10を案内する臨床医によって心地良くしっかりと把持されるように構成され得る。調節ノブ26は、臨床医が、例えば、軸材18の遠位端部16など、軸材18を曲げられるように用いられる外部機構として提供され得る。したがって、調節ノブ26は、図3に示すように、軸材18を通じて延びる1つまたは複数の引張ワイヤ46A、46Bと、直接的または間接的に連結され得る。
ハンドルアセンブリ24の実施形態は、本明細書において、軸材18を曲げるための単一の調節ノブ26を参照して記載されているが、この開示がそのように限定されないことを理解されたい。むしろ、引張ワイヤまたは他の制御要素に力を加えるための代替および/または追加の公知の外部機構は、本開示の思想および範囲内に含まれる。例えば、米国特許出願公報第2011/0282176号に実質的に記載されるような、単一または複数の調節ノブが提供されてもよく、この公報は、本明細書において完全に説明されているかのように、本明細書によって、その全体が参照により組み込まれている。
図3は、ハンドルアセンブリ24の実施形態の分解等角図である。外部調節ノブ26および把持部30に加えて、ハンドルアセンブリは、調節ノブインサート40、取付軸材42、および、2つのスライダブロック44A、44Bなど、多くの内部部品を備え得る。スライダブロック44A、44Bのそれぞれは、対応する引張ワイヤ46A、46Bに、直接的または間接的に連結され得る。実施形態では、各々の引張ワイヤ46A、46Bは、対応するスライダブロック44A、44Bを貫いて、スライダブロック44A、44Bの近位に配置された対応するクリップサブアセンブリ48A、48Bへと延在し得る。スライダブロック44A、44Bのそれぞれは、対応するクリップサブアセンブリ48A、48Bに力を加えるために、および、対応するクリップサブアセンブリ48A、48Bから力を解放するために、取付軸材42内で遠位および近位へと移動するように構成され得る。調節ノブインサート40は、調節ノブ26からスライダブロック44A、44Bへと力を伝え、それによって引張ワイヤ46を作動し、軸材18を曲げるように設けられ得る(図1および図2参照)。したがって、インサート40は、調節ノブインサート40を調節ノブ26に固定することで、2つの部品が実質的に一緒に回転するように、ノブ連結部50を備え得る。
図4および図5は、それぞれ、前述のクリップサブアセンブリ48A、48Bの一方または両方で用いられ得るクリップサブアセンブリ48の実施形態の拡大等角図および拡大側面図である。クリップサブアセンブリ48は、軸線Bの周りに配置された本体50およびばね52と、ピン54とを備え得る。本体50は、スライダブロック44Aまたは44Bと接触するように構成された遠位端面56を有し得る(例えば図3および図14に示す)。引張ワイヤ46(図4および図5に示されていない)は、軸線Bに実質的に沿って、本体50およびばね52を貫いて延在し得る。ばね52は、引張ワイヤ46とクリップサブアセンブリ48との間の安定した接続を維持するために、ピン54が引張ワイヤ46を本体50の内部に対して挟みつけるように、遠位への力をピン54に加えることができる。したがって、クリップサブアセンブリ48がスライダブロック44から近位への力を受けると、クリップサブアセンブリ48は力を引張ワイヤ46へと直接的に伝えて、軸材18を曲げる。
図6は、図の見易さのために、引張ワイヤ46とクリップサブアセンブリ48A、48Bとが取り外された状態の、ハンドルアセンブリ24の実施形態の内部アセンブリ60の分解等角図である。図7は、図の見易さのために、クリップサブアセンブリ48A、48Bと、スライダブロック44A、44Bからクリップサブアセンブリ48A、48Bへと延びる引張ワイヤ46の一部とが取り外された状態の、内部アセンブリ60の断面図である。図8は、ダウエルピンの実施形態の拡大側面図である。図9は、図の見易さのために、クリップサブアセンブリ48A、48Bと引張ワイヤ46とが取り外された状態の、内部アセンブリ60の断面図である。図10は、図9の一部の拡大図である。
図6〜図10を参照すると、内部アセンブリ60は、ワイヤガイド62と、調節ノブインサート40と、ブッシング64と、第1のOリング66と、ダウエルピン68と、取付軸材42と、スライダブロック44A、44Bと、第2のOリング70とを備え得る。内部アセンブリ60は、軸線Aの周りに概して配置されている。実施形態では、軸線Aは軸材18の中心軸線でもあり得る(図1および図2参照)。
図6〜図10を引き続き参照すると、ワイヤガイド62は、内部アセンブリ60の遠位端に配置でき、インサート40、ブッシング64、および取付軸材42の一部を通じて近位へと延び得る。ワイヤガイド62は、軸材(即ち、図1〜図3に示す軸材18)を受け入れるように構成でき、ハンドルアセンブリ24から軸材18への引張ワイヤ46のための通路を提供できる。ワイヤガイド62は、ハンドルアセンブリ24と軸材18との間で、単に例として、電気リード線またはワイヤや、流体、ならびに/または、カテーテルおよび/もしくは案内ワイヤなどの他の医療装置を通すための1つまたは複数の管腔など、他の部品のための通路を提供してもよい。ワイヤガイド62は、調節ノブインサート40など、別の部品との取り付けのための連結機構72を備えてもよい。連結機構72は、スナップ式の突起(図6および図7にも示されている)、または、技術的に知られている任意の他の適切な連結機構であり得る。
調節ノブインサート40およびブッシング64は、外部機構(即ち、調節ノブ26。図1〜図3参照)からスライダブロック44へと力(即ち、周方向の力)を伝えるように構成され得る。インサート40は、単に例として、バーブまたはローレットの付けられた面など、挿入部を調節ノブに固定するための1つまたは複数の特徴部を含む、ノブ連結部58を備え得る。インサート40は、その外部面に、後でさらに説明する、自動的な固定、すなわち「自動ロック」の特徴部を作り出すためにダウエルピン68と相互作用するための、環状の周方向の溝74と、取付軸材42と当接するように構成された周囲方向の突起78と、をさらに備え得る。
ダウエルピン68は、実施形態では、長手方向軸線Cを定め、面取りされた表面76を含み得ると共に、円形の断面を有し得る。実施形態では、面取りの角度θ1は、設計および製造において、インサート40の溝74の面取りされた表面と相互作用するように構成され得る。ダウエルピン68は、追加または代替で、丸くされた端面、平坦な端面、異なる断面、および/または他の適切な構造的な特徴を含み得る。
ブッシング64はインサート40の内部に配置でき、ブッシング64とインサート40とは、一緒に回転するように、相補的な機械的特徴を含み得る。例えば、図11および図12においてより詳細に見て取れるように、インサート40とブッシング64とが軸線Aの周りの回転において固定されるように、インサート40は長手方向突起98を有してもよく、ブッシングは長手方向溝80を有してもよい。
図6、図7、図9、図11〜図13、および図16を参照すると、ブッシング64は、スライダブロック44のねじ山90と係合するための内部ねじ山82も備え得る。インサート40とブッシング64とは一緒に回転できるため、インサート40の回転によってブッシング64を回転させることができ、これにより、スライダブロック44を、相補的なねじ山82、90の相互作用によって、近位および遠位へと移動して、1つまたは複数の引張ワイヤの引っ張りを増減できる。実施形態では、ブッシング64は、アルミニウムなど、1つまたは複数の金属を含み得る。ブッシング64は、追加または代替で、単に例として、Bayer MaterialScienceからMakrolon(商標)の商標名で入手可能なものなどのポリカーボネートなど、1つまたは複数のプラスチックまたはポリマーを含み得る。ブッシング64は、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)またはポリエーテルイミド(PEI)など、ナイロンおよび/または他のプラスチックまたはポリマーも含み得る。プラスチックまたはポリマーの実施形態では、ブッシング64は、射出成型、機械加工、および/または、技術的に知られている他の製造過程を含む製造過程に従って、製造され得る。代替の実施形態では、ブッシング64は省略されてもよく、内部ねじ山82はインサート40の内部面に設けられてもよい。
実施形態では、インサート40は、1つまたは複数のプラスチック材料を含み得る。例えば、インサートは、Bayer MaterialScienceからMakrolon(商標)の商標名で入手可能なものなど、ポリカーボネートを含み得る。インサート40は、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)またはポリエーテルイミド(PEI)など、ナイロンおよび/または他のプラスチックまたはポリマーも含み得る。インサート40は、射出成型、機械加工、および/または、技術的に知られている他の製造過程を含む製造過程に従って、製造され得る。
取付軸材42は、スライダブロック44を収容し得ると共に、ブッシング64を保持し、周方向の溝74を含む調節ノブインサート40の一部を受け入れ得る。周方向の溝74と同じ長手方向位置において、取付軸材42は、ダウエルピン68を受け入れて固定するためのピンホール84を備え得る。前述のように、ダウエルピン68は、自動ロックの特徴を作り出すために、周方向の溝74と相互作用し得る。
図3、図6、および図16を参照すると、スライダブロック44は、取付軸材42の内部に配置され得ると共に、引張ワイヤ孔86と、内部通路88と、ブッシング64の内部ねじ山82と相互作用するように構成された外部ねじ山90と、をそれぞれ備え得る。スライダブロック44のそれぞれは、スライダブロック44の移動が引張ワイヤ46へと直接的に引っ張りを加える、または、引張ワイヤ46から直接的に引っ張りを解放するように、クリップサブアセンブリ48に当接し得る(図3参照)。引張ワイヤ46のそれぞれは、対応する引張ワイヤ孔86および通路88を通り、ハンドルアセンブリ24の残りの部分を通り、前述したような軸材18を通って、遠位へと延び得る。スライダブロック通路88は、ハンドルアセンブリ24の近位端において接続または挿入され得る電気配線、流体管腔、および/または、案内ワイヤの長手方向通路を許容し得る(図2参照)。
実施形態では、スライダブロック44A、44Bは、ブッシング64が回転するときにスライダブロック44A、44Bが反対の方向に移動するように、逆のねじ山を有し得る(例えば、第1のスライダブロック44Aは左ねじ山90Aを有し、第2のスライダブロック44Bは右ねじ山90Bを有し得る)。このような逆のねじ山90A、90Bは、第1の引張ワイヤ46Aが第1の方向で軸材18を曲げ、第2の引張ワイヤ46Bが、第1の方向と異なる第2の方向で軸材18を曲げる、相対する引張ワイヤ46A、46Bを有する装置のために提供され得る。実施形態では、第2の方向は、第1の方向から約180度(180°)ずらされ得る。当然ながら、実施形態では、引張ワイヤ間の異なる相対角度も含まれ得る。さらに、実施形態では、単一の引張ワイヤだけが備えられてもよいし、または、3つ以上の引張ワイヤが備えられてもよい。
図14Aは調節ノブインサート40の側面図であり、図14Bはインサート40の一部の拡大図である。インサート40は、上記の特徴に加えて、深さd、第1の側壁92、第2の側壁94、および内部面96を有する環状溝74を備え得ると共に、遠位端部102から近位端部104へと、インサート40が周りで回転するように構成され得る軸線Dに沿って延び得る。実施形態では、軸線Dは、インサート40が一部を形成する内部アセンブリの軸線(即ち、軸線A。図6参照)と一致し得るか、または、その軸線と平行であり得る。第1の側壁92および第2の側壁94の両方は、軸線Dと平行な線、および、外部面100と実質的に垂直であり得る。内部面96は、図示するように、集合的に凹形の内部面を形成する多数の平坦または湾曲の部分を備え得るか、または、別の形または構成を有し得る。深さdは、インサート40の材料および他の因子に基づいて、適切に選択され得る。例えば、インサート40がプラスチック、ポリマー、または他の変形可能材料を含む場合、溝74の深さdは比較的により深くなり得る(即ち、アルミニウムなどの金属など、より変形しにくい材料から作られたインサート、または、より変形しない材料を含むインサートと比較して)。実施形態では、溝74の深さdはおおよそ0.1インチであり得る。
前述のように、溝74は、自動ロックを作り出すために、ダウエルピン(即ち、ダウエルピン68。図6および図8〜図10参照)と相互作用するように構成されている。ダウエルピン68とインサート40とは、図14Bに示すように、ダウエルピン68が溝74の内部面96を概して横断して延びる状態で、ダウエルピン68の先端が溝74内に配置されるように構成され得る。さらに、組み立てられるとき、ダウエルピンの軸線C(図8参照)は溝74内に位置付けられ得る。インサート40が軸線Aの周りに回転するとき、ダウエルピン68と、第1の側壁92、第2の側壁94、および内部面96のうちの1つまたは複数との間には摩擦が生じ得る。図14Aおよび図14Bに示すように、2つの垂直な側壁92、94と、インサートを含むプラスチック、ポリマー、または他の比較的変形可能な材料と、があるため、ダウエルピン68と、溝74の内部面96との間に比較的小さな摩擦が生じ得る。その結果、インサート40の回転に抗する力の大部分は、ダウエルピン68から側壁(即ち、第1の側壁92)へと付与され得ると共に、回転の軸線Dと実質的に平行であり得る。したがって、図14Aおよび図14Bに示すインサート40は、後で説明する図15Aおよび図15Bの実施形態と比べて、比較的より脆弱な自動ロックを作り出すために使用され得る。
図15Aは先に説明したインサート40と同様であり得る調節ノブインサート40’の第2の実施形態の側面図であり、図15Bは、インサート40’の一部の拡大側面図である。例えば、インサート40’は、溝74’の構成を除いて、インサート40(図14Aおよび図14Bを参照)と同一であり得る。第2のインサート40’では、溝74’が、面取りを備える又は外部面100’に対して斜めにされている第1の側壁92’と、軸線Dと平行な線と垂直である部分を含む第2の側壁94’と、内部面96’と、を備えている。
側壁92’の面取りは、軸線Dと平行な線に対して角度θ2で延び得る。適切な角度θ2は、適切な自動ロックの強さを作り出すために、ダウエルピン(例えば、ダウエルピン68)との適切な摩擦量に関して、実験的に、または、シミュレーションを通じて決定され得る。面取りのための適切な角度θ2は、単に例として、インサート40’およびダウエルピン68に用いられるそれぞれの材料の摩擦係数、ダウエルピン68の形、および、溝74’の深さに依存し得る。実施形態では、θ2は約45(45)度であり得る。
溝74’は、インサート40’の材料および他の因子に基づいて適切に選択され得る深さdを有し得る。例えば、インサート40’がプラスチック、ポリマー、または他の変形可能材料を含む場合、溝74’の深さdは比較的により深くなり得る(即ち、アルミニウムなどの金属など、より変形しにくい材料から作られたインサート、または、より変形しない材料を含むインサートと比較して)。実施形態では、溝74’の深さdはおおよそ0.1インチであり得る。
第1の側壁92’の面取りのため、ダウエルピン68と溝74’との間の摩擦の結果としてのインサート40’の回転に抗する力は、軸線Dと平行な成分および軸線Dと垂直な成分の両方を含み得る。また、回転に抗する全体の力、即ち、軸線Dと平行である摩擦力成分は、第1のインサート40’の構成におけるものより大きくなり得る。したがって、第2のインサート40’は、それぞれのより強い自動ロックが望まれるとき(つまり、調節ノブ26を回転するために、および、軸材18を曲げるために、より大きな力が必要とされるとき。図2参照)に、用いられ得る。
図17Aおよび図17Bは、インサート40、40’の実施形態がそれぞれ可能とし得る自動ロック力の相対的な大きさを示すプロット図である。例えば、前述のように、実施形態では、インサート40、40’は、プラスチック材料を含み得る。このような実施形態では、インサート40は、図17Aで示すような自動ロック力を可能にし得る。図17Aで示すように、インサート40のプラスチックの実施形態は、約0.02インチのスライダブロック44A、44Bの延びにおいて、約12lbfまで可能であり得る。しかしながら、さらなるスライダブロックの延びは、ダウエルピン68と溝74との間の力を、溝74が変形し、ダウエルピンが溝74から滑り出してしまい、自動ロックの特徴を無効にしてしまうほど大きくさせてしまう可能性がある。
対称的に、図17Bで示すように、第1の側壁92’の面取りは、インサート40’を、約0.04インチのスライダブロック44A、44Bの延びにおいて、約26lbfまで可能にすることができる。したがって、図17Aおよび図17Bによって実施されるように、面取りを第1の側壁92’に追加することは、自動ロックの特徴の全体の力と、自動ロックの特徴の効果的な移動範囲との両方を、面取りのない実施形態よりも向上させる。
第1のインサート40および第2のインサート40’は、前述のようにプラスチックまたはポリマーの材料を含み得る。その結果、インサート40、40’は、同様の金属部品よりも製造するのが比較的より安価であり得ると共に、追加的に、より軽量であり得る。また、図14A〜図15Bに示された構成のうちの1つのプラスチックまたはポリマーのインサートは、金属のインサートよりも好まれ得る。
本発明を様々な特定の実施形態に関して説明してきたが、当業者には、本発明が特許請求の範囲の思想および範囲内で種々の態様で実施できることを認識するであろう。例えば、結合に関する参照(例えば、取り付けられる、結合される、接続されるなど)は、広義に解釈されるべきであり、要素の接続部の中間部材や、要素間の相対運動の中間部材を包含している。このように、結合に関する参照は、必ずしも直接的に結合される2つの要素や互いに固定された2つの要素を必ずしも推論するものではない。なお、上記の説明に含まれるまたは添付図面に示されるすべての事項は例示にすぎず、限定するものとして解釈されるべきでないことが意図される。細部又は構造の変更は、添付の特許請求の範囲に規定される本発明の精神から逸脱することなく行うことができる。
本明細書中に参照により援用されると称される、いかなる特許、出版物、もしくはその他の開示マテリアルは全体として又はその一部として組み込まれたマテリアルは、既存の定義、ステートメント、または本明細書おけるその他の開示マテリアルと競合しない範囲においてのみ、参照により本明細書に組み込まれる。また、必要な範囲内において、本明細書に明示的に記載した開示は、本明細書に参照により組み込まれる全てのマテリアルよりも優先される。任意のマテリアル、またはその部分は、参照により本明細書に援用されると称されるが、既存の定義、記述、または本明細書に記載の他の開示マテリアルとその組み込まれたマテリアルとの間に衝突が生じない程度に組み入れるものとする。

Claims (20)

  1. 細長医療装置のためのハンドルアセンブリであって、
    長手方向軸線に沿って延び、前記軸線の周りに回転するように構成された外部調節ノブと、
    前記調節ノブと係合するように、および、前記調節ノブの回転に応じて前記軸線の周りに回転するように構成されたインサートであって、ダウエルピンと係合するように構成された環状溝を備え、前記環状溝が、面取りを含む側壁を備える、前記インサートと、
    前記環状溝と係合し前記インサートの回転に抗するように構成されたダウエルピンと、
    を備えるハンドルアセンブリ。
  2. 前記インサートが、前記軸線の周りに回転して1つまたは複数の引張ワイヤを作動し前記細長医療装置の軸材を曲げるように構成される、請求項1に記載のハンドルアセンブリ。
  3. 前記インサートが、相補的な第2のねじ山を有するスライダと連結されるように構成された第1のねじ山をさらに備え、前記スライダが、引張ワイヤに連結され、前記調節ノブの回転に応じて、前記引張ワイヤに張力を加えるように構成される、請求項2に記載のハンドルアセンブリ。
  4. 前記インサートが、前記第1のねじ山を備えるブッシングをさらに備える、請求項3に記載のハンドルアセンブリ。
  5. 前記インサートがポリマーまたはプラスチックを含む、請求項1に記載のハンドルアセンブリ。
  6. 前記インサートが遠位端部と近位端部とを備え、前記側壁が第1の側壁を備え、前記環状溝が第2の側壁をさらに備え、前記第1の側壁が、前記第2の側壁よりも前記近位端部により近く、前記近位端部にある、請求項1に記載のハンドルアセンブリ。
  7. 前記インサートが、前記調節ノブと係合するように構成された複数のバーブをさらに備える、請求項1に記載のハンドルアセンブリ。
  8. 前記環状溝がおおよそ0.1インチ以上の横深さを有する、請求項1に記載のハンドルアセンブリ。
  9. 前記側壁の前記面取りが、前記軸線と平行な線に対しておおよそ45度の角度で延びる、請求項1に記載のハンドルアセンブリ。
  10. 前記調節ノブが、前記インサートの少なくとも一部の周りに配置される、請求項1に記載のハンドルアセンブリ。
  11. 細長医療装置のためのハンドルアセンブリであって、
    長手方向軸線に沿って延び、前記軸線の周りに回転するように構成された外部調節ノブと、
    前記調節ノブと係合するように、および、前記調節ノブの回転に応じて前記軸線の周りに回転するように構成されたポリマーまたはプラスチックのインサートであって、ダウエルピンと係合するように構成された環状溝を備える前記インサートと、
    外部力が前記調節ノブに加えられないとき、前記環状溝と係合し前記インサートの回転に抗するように構成されたダウエルピンであって、前記インサートは、外部力が前記調節ノブに加えられるとき、前記ダウエルピンに対して回転するように構成される、前記ダウエルピンと、
    を備えるハンドルアセンブリ。
  12. 前記環状溝が、面取りを含む側壁を備える、請求項11に記載のハンドルアセンブリ。
  13. 前記側壁が第1の側壁であり、前記環状溝が、前記軸線と平行な線と実質的に垂直に伸びる第2の側壁をさらに備える、請求項12に記載のハンドルアセンブリ。
  14. 前記面取りが、前記軸線と垂直な線に対しておおよそ45度の角度で延びる、請求項13に記載のハンドルアセンブリ。
  15. 前記環状溝がおおよそ0.1インチ以上の横深さを有する、請求項13に記載のハンドルアセンブリ。
  16. 前記インサートが、前記調節ノブと係合するように構成された複数のバーブをさらに備える、請求項13に記載のハンドルアセンブリ。
  17. 前記環状溝が、径方向凹形内部面をさらに備える、請求項13に記載のハンドルアセンブリ。
  18. 遠位端部、近位端部、前記遠位端部および前記近位端部を貫いて延びる長手方向軸線、ならびに、前記遠位端部を曲げるように構成された前記遠位端部に連結される引張ワイヤを備える軸材と、
    前記近位端部に連結されるハンドルアセンブリであって、
    前記軸線に沿って延び、前記軸線の周りに回転するように構成された外部調節ノブ、
    前記調節ノブと係合するように、および、前記調節ノブの回転に応じて前記軸線の周りに回転するように構成されたインサートであって、ダウエルピンと係合するように構成された環状溝を備え、前記環状溝が側壁を備え、前記インサートの回転が、前記引張ワイヤに張力を加えて前記軸材遠位端部を曲げる、前記インサート、および、
    前記環状溝と係合し前記インサートの長手方向位置を維持するように構成されたダウエルピン、
    を備える前記ハンドルアセンブリと
    を備え、
    前記軸材と前記ハンドルアセンブリとが、それらを通じて別の医療装置を通過させることができるように構成される、細長医療装置。
  19. 前記インサートがポリマーまたはプラスチック材料を含む、請求項18に記載の細長医療装置。
  20. 前記ハンドルアセンブリが、前記インサートの少なくとも一部の周りに配置される外部把持部をさらに備える、請求項18に記載の細長医療装置。
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