JP2016504654A - 無線接続を介して情報コンテンツを共有するように適合された装置および関連する方法 - Google Patents

無線接続を介して情報コンテンツを共有するように適合された装置および関連する方法 Download PDF

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Abstract

無線接続を介して複数の情報コンテンツを共有するように適合された装置(1)が記載され、該装置(1)は、メモリ手段(3、4、7)から少なくとも1つの情報コンテンツ(65)を読み取るように適合された処理手段(6)と、上記電子デバイス(80)が上記無線通信モジュール(2)の上記無線通信の範囲に位置するという事実の結果として、上記装置または上記電子デバイス(80)へ上記情報コンテンツ(65)を伝達するためのいかなる具体的なコマンドを明示的に入力する必要なく、上記少なくとも1つの情報コンテンツ(65)を上記電子デバイス(80)へ自動的に送信するように適合された少なくとも1つの無線通信モジュール(2)と、を備える。

Description

本発明では、無線接続を介して、特にNFC接続(近距離無線通信)を介して、複数の情報コンテンツを共有するように適合された装置および方法を参照する。
Wi−Fi(ワイヤレス・フィディリティー)RFID(無線自動識別)、NFCおよびブルートゥース等、複数の電子デバイス間で接続を可能とする様々なテクノロジーが知られている。当該テクノロジ―は、しばしば、複数の電子デバイスに実装され、それらを使用して、あらゆる種類の情報コンテンツ、例えば、テキスト文書、画像、音楽ファイルおよびビデオファイルなどを送信および受信する。どのテクノロジーも固有の動作方法を有する。即ち、セマンティクス、シンタックスおよび複数の操作のタイミングを定義し、2又は3以上のデバイスを接続することを可能とする通信プロトコルを有する。上述の複数の操作に対してよく使用される複数のデバイスとは、例えば、「スマートフォン」、即ち、パーソナルコンピュータのような複雑なオペレーティングシステムが提供されたモバイルフォンであり、あるいは複雑なオペレーティングシステムが提供された「タブレットPC」であり、あるいは手短には「タブレット」であり、そして、本物のパーソナルコンピュータである「ノートブック」などである。
さらには、「読み取り/書込み」モードでNFC技術を使用する複数の「スタンドアロン」なデバイスが知られており、このモードでは、NFCタグまたはNFCカードのいずれかにおいてデータを読み取りかつ書き込むことが可能であり、あるいはまた「カードエミュレーションモード」でNFC技術を使用する複数の「スタンドアロン」なデバイスが知られており、このモードでは、電子的な支払が実行可能である。「ピアツーピア」モードに関しては、通常は、例えばスマートフォンやその同等物のような電子デバイスで適用され、それらの間で複数の情報コンテンツを直接的にただ交換する。
しかしながら、複数の情報コンテンツを他の複数の電子デバイスと共有する複数の「スタンドアロン」なデバイスにおいて、「ピアツーピア」モードを使用することは知られていない。
更には、例えば、この複数の「スタンドアロン」なデバイスが、ブルートゥース接続を介して複数の情報コンテンツを共有することが可能であることが知られている。しかし、ブルートゥースプロトコルでは、送信機はその通信距離で情報コンテンツを送信することを決定しなければならず、そして、受信機は、その情報コンテンツそれ自体を、受け取らなければならないか、または少なくとも前もって受け取らなければならない、と規定している。
しかしながら、上記接続設定を提供するそうしたブルートゥースモードでは、ユーザが、誰かを選択して、例えば文書の情報コンテンツを送信することが容易ではなくなる。というのも、彼/彼女は、異なるユーザ間で区別をしなければならず、かつ、自身の無線範囲で自身を見つけ出している同じデバイスへ、同じ文書を幾度も送信するリスクをおかさなければならないからである。
市場や博物館等における典型的なシナリオを考えてみると、訪問者は、スタンドまたは博物館の展示スペースに表示された興味のあるオブジェクトに関連する、情報および/または記述的資料、例えば案内書、を得るべく、スタンドへ行く。そのような状況では、ブルートゥース技術は、複数の電子文書を共有するという目的には適していない。なぜならば、そのような場合では、文書の保持者は、複数のユーザたち自身を区別するという見込み無しに、自身の文書を通信距離にいる全てのユーザたちへ絶え間なく送信しなければならないからである。従って、それらは、歓迎されない「スパム」現象を生じさせうる。
さらには、最近では、そうした説明用の資料は、紙として、または、訪問者へ提供されるUSB(ユニバーサルシリアルバス)キーで与えられるが、これは経済上の出費だけでなく、大量の紙およびUSBメモリデバイスの浪費を要する。
NFC技術では、非常に減少された(1または2センチメートルのオーダの)通信距離を使用し、以前に述べたように、3つの動作モードをサポートする。
「読み取り/書込み」、「カードエミュレーションモード」および「ピアツーピア」である。送信レートは、現在では、424Kbit/sに達しており、これにより、複数の小サイズのファイルを伝達するのに適合されている。この控えめな送信レートは、NFCをサポートプロトコルとして利用する。とりわけ、異なるプロトコルを利用して第2の接続を確立するためのいくつかの技術的な解決策の発生へとしばしば導かれ、例えばブルートゥースでは10倍のオーダでより高い送信レートを提供し、これは3Mbit/s(メガビット毎秒)よりも大きい。この場合、異なるプロトコル、例えばブルートゥースを利用した接続の設定時間は、無視できるほど小さいものでは決してない。
更には、NFCに対して10倍の送信レートを増加させることが研究中であるが、これは3Mbit/sを超える送信レートに達しており、したがって、ブルートゥースプロトコルの送信レートと同程度である。このことは、NFC技術が、例えば、複数の音楽ファイルや複数のビデオファイルなど、バイト単位のより大きなサイズの複数の情報コンテンツを共有するためにも用いられることを可能とするであろう。
即ち、本発明の目的は、無線接続を介して、特にNFC接続を介して、複数の情報コンテンツを共有するのに適合された装置および方法を示すことであり、複数の電子デバイス間の接続の設定時間を完全に減少させ、そして特に、パスワードやPIN挿入等の接続についての複数の煩わしいアクティベーション段階を回避し、そして、送信デバイスおよび/または受信デバイスによる接続要求および/またはファイル転送許可についての複数の煩わしいアクティベーション段階を回避する。
本発明の更なる目的は、無線接続を介して、特にNFC接続を介して、複数の情報コンテンツを共有するのに適合された装置および方法を示すことであり、複数の情報コンテンツを共有する期間中の「スパム」現象、即ち、ユーザによって自発的には要求されてなかった複数のファイルや他の望ましくない複数のコンテンツの送信または受信を回避することを可能とする。
本発明の更なる目的は、無線接続を介して、特に、NFC接続を介して、複数の情報コンテンツを共有するのに適合された装置および方法を示すことであり、ユーザが、自身のモバイルデバイスで情報コンテンツをいつでも受信することを決定することを可能とする。
本発明に係る、これらの、および、その他の目的は、本明細書の不可欠な部分を成す添付の特許請求の範囲に記載されているように、無線接続を介して、特にNFC接続を介して、複数の情報コンテンツを共有する装置および方法によって得られる。
要約すると、無線接続を介して複数の情報コンテンツを共有するように適合された装置が記載され、上記装置は、記憶手段から少なくとも1つの情報コンテンツを読み取るように適合された処理手段と、電子デバイスが無線通信モジュールの無線通信の範囲に結果的にいるという事実の結果として、上記少なくとも1つの情報コンテンツを自動的に上記の電子デバイスへ送信するように適合された少なくとも1つの無線通信モジュールと、を備え、上記装置または上記電子デバイスに、上記情報コンテンツを伝達するためのいかなる具体的なコマンドも明示的に挿入されない。
本発明の更なる複数の特徴は、本明細書の不可欠な部分であることを意図した添付の請求項の主題である。
特に、添付の図を参照することによって、本発明に係る、無線接続を介した、特にNFC接続を介した、複数の情報コンテンツを共有するのに適合された装置および方法についての詳細な説明から、上記複数の目的がより明らかになるであろう。
本発明に係る装置のブロック図の一例を示す。 図1の装置のユーザインタフェースの実施形態を示す。 本発明に係る装置の動作ロジックに関連するフローチャートの例を示す。 本発明に係る装置の動作ロジックに関連するフローチャートの例を示す。 本発明に係る装置の動作ロジックに関連するフローチャートの例を示す。 メモリカードで情報コンテンツをコピーするステップを示す。 図7aおよび図7bは、本発明に係る装置におけるメモリサポートを挿入するステップを示す。 本発明に係る装置への、ユーザからの、モバイルデバイスのアプローチステップを示す。 図9aおよび図9bは、ユーザによる複数の情報コンテンツの使用を示す。 本発明に係る装置の動作ロジックに関連するブロック図を例示的なやり方で示す。 本発明に係る装置の動作ロジックに関連するフローチャートを例示的なやり方で示す。
図1を参照すると、本発明による装置1が図示されており、少なくとも1つの通信モジュール2、少なくとも1つの記憶手段読取部3、第1のメモリ手段4、少なくとも1つの電力供給モジュール5、および処理手段6を備える。
本発明による装置1は、電子的な「スタンドアロン」なデバイスであって、複数の電子ファイルを他の接続された複数のデバイスへ供給することが可能であるが、操作を制御するコンピュータに恒久的に接続される必要はない。具体的には、複数の情報コンテンツを共有すること、即ち、同一の通信無線プロトコルを採用する他の複数の電子デバイスへ送信することを許容する。
通信モジュール2は、NFCプロトコルを実装するモジュールであってよく、好ましい実施形態において、用いられる伝達様式は「ピアツーピア」であり、それは、装置1と、「ピアツーピア」様式でNFCプロトコルを実装した唯一の他のモバイルデバイスとの間でのみデータ交換が生じる様式である。そのような通信モジュール2は、NFC送信プロトコルを実装するように適合された複数の集積回路の集合であるチップセットおよびアンテナの両者を有する。
記憶手段読取部3は、1または複数の区画(スロット)68を有することができ、様々な種類の取り外し可能なメモリ60、例えば、電子メモリカードまたはUSB電子メモリのいずれか一方を収容する。複数の取り外し可能なメモリは、通信モジュール2を介して送信されるべきだと望まれる複数の情報コンテンツを含むことができる。そうした記憶手段読取部3は、あらゆる観点で、メモリ手段として意図され得る。
第1のメモリ手段4は、複数の揮発性メモリ、例えば、RAM(ランダムアクセスメモリ)またはSDRAM(同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ)であってよく、それらからの連続的な読み出しを回避すべく、複数の取り外し可能なメモリの情報コンテンツを格納することができる。
電力供給モジュール5は電流を装置1へ供給し、そして、AC−DCアダプタ、バッテリまたはパーソナルコンピュータからの電力供給を目的として使用されるように適合された、USBゲートであってよい。
装置1は、また、メモリ手段3の読取部および通信モジュール2を駆動可能な処理手段6を備える。更にはファームウェアが提供され、そこには、例えばNFCを介して「プッシング(pushing)」ロジックが実装される。前述の処理手段6は、また、複数のベースモジュール(メモリ手段3および通信モジュール2)、および、例えば、NFCプロトコルについての上記「プッシュ」に接続された複数の操作を管理することができる。本願の範囲内において、「プッシュ」または「プッシング」という用語は、ある種の送信を意味し、その場合、予め定められたイベント発生時に、送信デバイス1の指揮の下で、何らかの情報データが電子デバイス80へ提供されるが、電子デバイス80または送信デバイス1においてユーザによって明示的な要求は挿入されない。本発明の場合、そうした出来事は、つまるところ、例えばNFCのような接続を確立するのに適合された上記装置1を有する任意の受信デバイスがその無線範囲にあり、かつ、このイベントが該装置によって検出される、という事実に対応する。本発明に係る装置においては、データまたは複数の情報コンテンツは、情報コンテンツのいかなる具体的な伝達順序について装置1または電子デバイスでの明示的な挿入をすることなく、すぐ近くに配置された電子デバイス80へ転送される。
更には、装置1は、揮発性ではない種類の第2のメモリ手段7を備えることができ、メモリ手段3の読取部へ挿入される取り外し可能なメモリの情報コンテンツを格納することができ、また、その情報コンテンツをコピーした後に、取り外し可能なメモリ60を取り出す機会をユーザに提供することができる。
別の実施形態において、装置1は、また、信号伝達手段8を備え、例えば、1または複数のLED(発光ダイオード)シグナリングランプであって、色および/または、固定または可変の明るさを有し(従って、可視の信号を提供する)、あるいは、警報器を有する(「ブザー」とも呼ばれ、音による信号を提供する)。上記信号伝達手段は、例えば、第1のメモリ手段4において、取り外し可能なメモリからの情報コンテンツのコピーが完了したという信号、通信モジュール2を介して別の電子デバイスへ情報コンテンツの送信が成功裏に完了したという信号、更には、装置1のバッテリが、最低または最高の充電レベルに達したという信号を、ユーザへ送るのに有用でありうる。一般的には、上記信号伝達手段8は、前述の装置1によって実行される少なくとも1つの操作、または、ある動作状態にあるという事実を、ユーザに信号で送る。
別の実施形態では装置1は、また、表示手段9およびユーザインタフェース10を備える。表示手段9は、例えば、複数の英数文字および複数の単純化されたグラフを表示可能な、従来のLCDディスプレイであり得る。装置1のより単純な実施形態においては、ディスプレイは、ローカルメモリ7、または、読取ユニット3に挿入される取り外し可能なメモリ60に存在する、複数の情報コンテンツの名前および場所(電子ファイルの名前)、即ち、装置1のファイルシステムコンテンツを示すことができる。送信されるべき複数のファイルの選択は、ジョイスティックまたは押しボタンストリップ等のユーザインタフェース10を介して実行され、これらのインタフェースは、各操作で、メモリサポートにおける現在の複数のファイルのリストをすばやく閲覧し、送信するのに相応しい興味の対象を選択する。好ましい実施形態では、図2に図示されるように、ジョイスティックまたは押しボタンストリップは十字型であって、その中に更に確認用の押しボタンがあってよい。更には、ユーザインタフェース10を介して、複数の操作を情報コンテンツに対して実行することが可能であり、例えば、装置1からアクセス可能な複数の情報コンテンツの削除、コピーおよび伝達等が行える。こうした状況において、装置1のユーザは、どの情報コンテンツを電子デバイス80へ送信するか(1つのファイルだけか、複数のファイルか、装置1へアクセス可能な全ファイルか、あるいは、装置1の特定のメモリ、例えば、ローカルメモリ7に含まれる全てか)を、それらのファイルおよび/または、それらを含む複数の電子フォルダをユーザインタフェース(10)を介して個別に選択することによって、決定することが可能であり、そのようにして、送信されるべきファイル毎に取り外し可能なメモリを毎回交換する必要なく、複数の情報コンテンツ自体の配信をスピードアップする。表示手段は、この選択において、ユーザによって選択されたメモリにおけるコンテンツ、即ち、装置1での複数の特徴的な操作の最中に、ユーザによって選択された複数のファイルおよび/または複数のフォルダを、時間を追って示して、ユーザを支援する。
本装置のより洗練された実施形態では、表示手段は「電子インク」ディスプレイ(通常の紙シートでのインクの様子を模倣するように設計されたディスプレイ技術)を備えてよく、先の段落で開示されたファイルシステムにおけるディスプレイの他に、メモリ手段7に存在する、または、メモリ手段3の区画68に収容された取り外し可能なメモリ65に存在する、情報コンテンツの表示をユーザに提供する。
従って、ハードウェアの観点からは、装置1は、通信モジュール2から(電力供給モジュール5を介して)、例えばNFC通信モジュールから、独立して電力供給を受けることができ、内部には、少なくとも通信モジュール2、処理手段6、第1のメモリ手段4および少なくともメモリ手段読取部3を提供する。
本発明に係る方法、および、該方法を具体化するように適合された関連する装置は、それらの装置や方法の間で相互作用すべく、また、第1のメモリ手段4、複数の取り外し可能なメモリ、および第2のメモリ手段7だけでなくそれらの装置や方法により提供される様々な「複数のファイルシステム」に応じるべく、上記した複数の要素を提供する。加えて該方法では、少なくとも、装置1の通信距離に位置する電子デバイス80と共に、通信モジュール2を介して、複数の情報コンテンツを共有することに関連する全ての操作を管理することを提供する。
電子デバイス80は、「スマートフォン」、「タブレットPC」、「ノートブック」、「電子ブック」、または、その他の任意のモバイルデバイス、であってよく、あるいはまた装置1と同じ通信プロトコルを採用する容易に持ち運び可能なデバイスであってよい。
本発明に係る方法では、そのようにして、該デバイスが装置1の通信距離にちょうど位置した時に、複数の情報コンテンツの自動的な送信を操作することを提供する。
該方法は、装置1についての3つの可能性のある論理状態または動作モードを管理することができ、そこで動作することになっており、以下のものが電気的に供給される。
−設定
−通常使用
−アイドル(非アクティブ)
図3を参照すると、本発明による装置の動作フローチャートが示される。装置は、少なくとも1つの取り外し可能なメモリの存在を確認し(ステップ32)、存在する場合には、装置は、後で説明される、「状態1」(ステップ40)と呼ばれる第1設定ステップで提供される複数の操作を実行する。取り外し可能なメモリがメモリ手段3の読取部に存在しない場合には、装置は、第2のメモリ手段7において複数の情報コンテンツの存在を確認し、それらを第1のメモリ手段4にコピーする(ステップ34)。それらの情報が存在する場合、装置は、また後で説明される、「状態2」と呼ばれる通常使用の第2ステップで提供される複数の操作を実行する(ステップ50)。さもなれば、また後に図3で「状態3」と呼ばれる、第3ステップ、「アイドル」(非アクティブ)へ進む(ステップ36)。第2ステップの最後では、ユーザの存在のチェックが実行される。即ち、装置1の通信距離に電子デバイス80がまだ存在するかどうかが確認される(ステップ39)。存在しなければ、ステップ32へと戻り、そうでなければ、該方法は終了する(ステップ38)。装置1のメモリ手段3の読取部における取り外し可能なメモリのユーザによって挿入がなされる場合には(ステップ32)、「状態3」から、つまりステップ36から、フローは終了する。その後、直接「状態1」(ステップ40)から再スタートすることができる。
図4を参照すると、「状態1」と呼ばれる第1ステップが示されており、本発明による装置は、メモリ手段3の読取部に応じるための複数の機能を実行し、ユーザによって挿入された取り外し可能なメモリ60から情報コンテンツを読み出し(ステップ42)、第1のメモリ手段4で共有することが意図されたコンテンツをコピーする(ステップ44)。そして、装置1が第2のメモリ手段7を提供する場合には(ステップ46)、また最後にそのような情報コンテンツをコピーし(ステップ48)、そうでなければ、処理を終了する(ステップ49)。
図5を参照すると、「状態2」と呼ばれる第2ステップが示されているが、この状態は、第1ステップの最後またはステップ34のチェックエンドのいずれかで要求される。前述の「状態2」では、本発明による装置は、装置1の通信プロトコルそのもの、具体的には、データ伝達モード「ピアツーピア」をサポートするのに適したNFCプロトコル、を実装する電子デバイス80の存在を検出することを提供する(ステップ52)。更に、本発明に係る装置は、それとの「ピアツーピア」通信を確立することを提供する。更なる段階では、上記のデータ伝達モードを有効に利用して、第1のメモリ手段4、および/または、第2のメモリ手段7、および/または、取り外し可能なメモリ60に存在する複数の情報コンテンツを送信する(ステップ54)。その後、1つの状態から別の状態への変化が検出される段階が提供され(ステップ56)、状態が変化すると処理は終了し(ステップ58)、そうでない場合にはステップ52へ戻るが、いずれの場合も、「ピアツーピア」通信は閉じられる。
再び図3を参照すると、「状態3」の間、本発明に係る装置は、上記の2つのステップ(「状態1」または「状態2」)のいずれも実行することができず、そして、いくらか時間が経過した後、自動的に自身の電源を切る。
適用事例として、例えば市場で本発明を使用する可能なシナリオを考えてみると、訪問者は、スタンドに表示される興味の対象物に関連する、情報および/または記述的資料、例えば案内書、を得るべく、スタンドへ行く。そのような前後関係において、本発明に係る装置1は、1または複数の電子文書を得ることに関心のあるユーザに、ユーザ自身の電子デバイス80(例えば、「スマートフォン」)を用いて、装置1へ近づくかまたは事実上接触し、所望の複数の文書のセットを得ることを可能とする。その時、ユーザは、自発的行為をせざるを得ない。上記は、典型的には1または2センチメートルの通信距離である短距離通信技術(例えば、NFC)のユーザにより許可される。
本発明に係る方法を使用しているユーザに関しては、彼らは単に仕事として、訪問者たちへ配信することを目的として、そして、例えば、SDカード(セキュア・デジタル・メモリカード)、マイクロSD、USB(ユニバーサルシリアルバス)ペン等の取り外し可能なメモリサポートを装置1に挿入すべく、前もって情報資料をそうしたメモリサポートにコピーする。
更には、配布される複数の案内書は電子形式であり、これにより、紙は全く使用されず、スタンドの出展者に対して顕著な節約を提供し、かつ、社会全体に対して環境影響を低減する。
更には、ピアツーピアモードにおいて、単にプロトコルと短距離通信とを使用するだけで、装置1と、その通信距離に入って来た電子デバイス80との間の設定時間を削減することが可能である。以前に述べた例示的なシナリオに戻ると、出展者は、装置1にいかなるコマンドも挿入する必要がない(図6、7a、7b)。訪問者の側については、そうした文書の受信を望んでいる訪問者は、ただ単に自身の電子デバイス80が、短距離通信(例えば、NFC)が可能となるようにしさえすればよく、装置1に該デバイスを置くだけである(図8)。その場合、電子デバイス80が装置1へ自発的にアプローチすることを暗示的に承諾し、訪問者の同意を得ると(図9a)電子文書65は自動的に電子デバイス80にコピーされ、その後、複数の情報コンテンツ65の使用を享受できるようになる(図9b)。図7、8および9に図示された本発明の実施形態では、複数のファイルをスマートフォン80へと伝達するステップの最中に、読取ユニット3の区画68に、ファイル65を含むメモリカード60を挿入したままにしておく必要が無いということに留意されたい。実際のところ、装置1は、自動的に、または明示的なユーザのコマンドによって、ファイル65を自身の主要なメモリであるRAMまたはSDRAM4、および/または、ローカルの大容量記憶メモリ7にコピーするように事前に設定されていた。
更には、訪問者はまた、自身の市場への訪問を下手にeasyにしてしまう多量の紙文書やその他のオブジェクト(CDやメモリサポート)を「収集」してしまうことを回避しつつ、自身の電子デバイス80に、多数の文書またはその他の情報コンテンツをロードできる。
そうした前後関係において、常時、より長い通信距離、例えば、1メートルまたはよりも長いオーダの通信距離を有する通信技術が用いられるとすると、出展者は、その文書をどの訪問者へ送信すべきかを区別するのが不可能となり、そのため、出展者は「ブロードキャスト」モードで(その通信範囲に存在する全ユーザへと)送信せざるを得ず、その結果、望ましくない「スパム」現象が発生する。即ち、訪問者達は、そうした送信に対する同意を与えていないため、その文書に興味が無い複数の訪問者へと送信されるだけでなく、同じ文書が幾度も同じ訪問者へ送信されてしまう。
ブルートゥース通信技術が用いられる場合には、装置1と訪問者の電子デバイス80との間の関連をモデリングするという更なる問題があり、そうしたモデルはスタンド毎に実行されなければならない。というのも、各スタンドは、自身の情報コンテンツを送信するために異なるブルートゥースデバイスを有するからである。すると訪問者は、ある出展者から情報コンテンツを見つけたいと望んだ場合に、自身の電子デバイス80と装置1との接続関係をモデリングせざるを得ず、それらは、必然的に時間の浪費を伴う更なるモデリングの問題に陥るだけでなく、相当な不快と時間の浪費とを訪問者自身に与える。これに対して、本発明による装置および方法によれば、所望ではない「スパム」現象は発生せず、かつ、訪問者が自身の電子デバイス80で、自身の興味に関する情報コンテンツを見つけたい時に、毎回接続をモデリングするという問題は存在しない。
ここで記載されたことは、本発明の可能性のある実施形態を表現しているに過ぎない。また、通常の操作(「状態2」)の最中の手順を簡素化するために、例えば「状態1」から「状態2」への遷移を許容するハードウェアスイッチの存在を期待することが可能である。また、「状態3」が実際にはスタンバイの電力節約状態であるように提供することが可能であり、その場合に装置1は、電力消費を最小にするが常時、装置1にメモリサポートが挿入されるのを待っており、挿入された場合には自動的に起動して動作中の状態2へと移行して、無線通信モジュール2の範囲へ入ってくる複数の端末へ自動的に送信されるべきモデル化された複数の電子文書(複数のファイル)を、配信できる準備が整う。
最後に、本発明に係る方法では、「特別な」複数のモデリングファイルの存在を認識することが可能であって、それらを用いて装置1のソフトウェアの更新および通信プロトコルのライブラリの更新を(例えば、「ピアツーピア」プロトコルの更新の場合において)実行する。動作上の観点からすると、「白紙の」装置、即ち、製造されたばかりの装置が、その内部に挿入されるべきメモリサポートを待っている「状態3」となっている。挿入が検出されると直ちに、そうしたサポートは自動的に「状態1」において転送され、このため「状態2」となる。
これ以降、装置1は、同じファイルの送信を異なる決定があるまで、例えば、取り外し可能なメモリの挿入に従う、新しい複数のファイルを含ませる、モデリング段階(「状態1」)においてユーザによって操作された装置1の設定修正の動作に従う等の異なる決定があるまで、常時自動的に反復する。
このステップにおいて、装置1は、短距離技術および「ピアツーピアプロトコル」をサポートする電子デバイスの存在をいつでも検出できる準備が整う。複数の必要な要件を確認している電子デバイスが検出されると、電子デバイスとの通信チャネルが確立され、その目的のためにいかなるコマンドも装置1または電子デバイス80で挿入されることなく、この伝達に従うファイルが該チャネルで送信される。この伝達が完了すると、装置1は、電子デバイス80との通信チャネルを閉じ、新たな相互作用のための準備を行う。
尚、これまで述べた内容は、最も単純でかつ一般的使用の事例を説明したにすぎないことを明記しておくことが重要であり、異なるファイルへのアクセスによって異なるユーザの類型を管理すること、並びに/若しくは、複数の配信リスト(例えば、「ブラックリスト」よりむしろ「ホワイトリスト」)及び/又は異なる複数の規則を管理すること、を許容するように、複数の修正をこの方法に提供することが可能である。
別の実施形態において、図10を参照すると、装置1は、無線通信モジュール2とは異なる第2の無線通信モジュール2Bを備えており、好ましくは、無線通信モジュール2により提供される通信レートよりも高い通信レートをサポートする。更には、第2の無線通信モジュール2Bに採用されるプロトコルは、無線通信モジュール2採用されるプロトコルとは異なってよく、例えば、ブルートゥース、Wi−Fi、Wi−Fi Direct等のプロトコル種類であってよく、これらは、好ましくは、第1の無線通信モジュール2によって許容された通信範囲よりも長い通信範囲の無線接続をサポートすることができる。そのような実施形態では、無線通信モジュール2を介して作成された第1の通信チャネルは、第2の無線通信モジュール2Bを介して電子デバイス80との通信を確立するための接続情報(モデリング)を見つけるためのものである。上記情報とは、例えば、アクセス認証情報、チャネル周波数、ネットワークラベル、等でありうる。この動作モードを使用することによって、第2の高レートチャネルでの接続を確立するための接続情報を見つけるための第1の低レートチャネルが活用される。しかしながら、その第1のチャネルのレートよりも高いレートであって、該レートは、装置1と電子デバイス80との間で転送されるべき複数のファイル65の通過を可能とする。情報コンテンツ65は、好ましくは、第2の接続を確立するために、もっぱら第1の接続を用いつつ、第2の無線接続を介して送信されうる。しかしながらまた、装置1から電子デバイス80へ2つの異なる無線チャネル上で並列に転送されるデータのフローを共有し統合するという代償を払って、無線通信モジュール2および2Bによって両方のチャネルを介して、情報コンテンツ65を同時に送信することが可能である。
ところで、第2のチャネルの作動は、自動的でかつ高速であり、これにより第2の接続の設定に手動が介入することを排除する。実際のところ、第1の無線接続において装置1は、ピアツーピアモードで配布されるべき情報コンテンツ65の伝達に必要な、(第1のまたは唯一のチャネルに加えて)接続チャネルの確立と維持のために必要なデータを(1または複数のファイルとして)、電子デバイス80へ事前に送信し、その情報は装置1のユーザによって事前に宣言される。第2のチャネルで採用されるプロトコルをサポートする無線通信モジュールが、また電子デバイス80に提示されなければならないというのは普通のことである。またこの場合、複数の電子デバイス間でファイル転送の設定時間が著しく減少し、それにより伝達レートが増加する。上述の動作モードは「ハンドオーバー」と呼ばれる。
更に、この他の実施形態では、例えば電子デバイス80がNFC等の種類の第1の無線接続システムの短距離動作範囲に保持されることはもはや必要ではなく、しかしながら、長距離範囲の情報コンテンツ配信システムにおいて存在した、煩わしいスパム現象は生じない。実際のところ、ファイル転送は常に装置1から電子デバイス80へのポイントツーポイントモード(ピアツーピア)で生じる。更には「プッシュ」モードが維持され、即ち、情報コンテンツの伝達が、ユーザによっていかなる明示的なコマンドも装置1または電子デバイス80へ与えられることなく、生じる。またこの他の実施形態では、実質上、情報コンテンツ65の伝達は、電子デバイス80を装置1へ十分近接させた結果として生じ、これにより、無線通信モジュール2は、その無線範囲で見つかった電子デバイス80の対応する無線通信モジュールとの通信チャネルを、どうにかして確立する。
図11を参照すると、「状態2」と呼ばれる第2ステップが、複数の挿入されたステップと共に更に示され、それらのステップにおいて、本発明による方法および関連する装置は、モバイルデバイス80で第2の無線通信プロトコルの存在を確認し(ステップ53A)、これが肯定的である場合には、それと共に、無線通信モジュール2によってサポートされる第1の通信プロトコルにより、第2の無線接続チャネルを確立する(ステップ53B)。その後、ステップ53Aにおいて利用できるものとして確認された無線通信モジュール2Bおよび対応する無線モジュールによりサポートされた第2のプロトコルを介して、情報コンテンツ65に関するデータが、転送される(ステップ53C)。この第2の接続チャネルが利用できない場合、データ送信は、図5において説明された本発明の実施形態のように、無線モジュール2により第1の通信プロトコルを介して生じる(ステップ54)。
本発明に係る方法は、装置1のメモリにロードできる情報科学プロダクトを介して実装されることが可能であり、この同一の方法を実装するように適合された複数のソフトウェアコード部分を備える。従って、記載された説明から、本発明の複数の特徴は結果として明確であり、同様にその複数の利点も明確である。
本発明に係る装置および方法の第1の利点は、複数の電子デバイスの間でのファイル転送の設定時間を徹底的に減らすことである。
本発明に係る装置および方法の第2の利点は、複数の情報コンテンツを共有する最中に、「スパム」現象を回避することである。
本発明に係る装置および方法の第3の利点は、ユーザが、随意に、単純かつ即時的なやり方で、自身のモバイルデバイスにおいて情報コンテンツの受信を決定することを許容することである。
本発明に係る装置および方法の更なる利点は、印刷された情報コンテンツを電子的なものへと代替することによって、装置のユーザの費用節約を増大することである。
本発明に係る装置および方法の更なる利点は、紙および情報資料の浪費を削減することであり、そして、印刷された紙を使用しないことにより、環境への影響を削減することである。
本発明の思想に関する新規な複数の原理から逸脱することなく、無線NFC接続を介して複数の情報コンテンツを共有するように適合された装置および方法に対する多数の変更が可能であり、また、実際上の実施において、図示された詳細における複数の形状は異なり得るものであり、かつ、それらの形状は、技術的に等価な部材に置換することができることは明らかである。
例えば、無線接続を介して、特に、NFC接続を介して複数の情報コンテンツを共有するように適合された装置および方法によれば、異なる特権を有する異なる種類のユーザを管理することができ、あるいは、モバイル端末からNFC接続を介して直接的に共有されるべき文書を得ることができる。この最後の場合、本発明に係る方法では、基準を送信することに加えて、状態を受信することを備える。
従って、本発明は、無線接続を介しての、特にNFC接続を介する複数の情報コンテンツを共有するように適合された装置および方法に限定されるのではなく、多数の変更、複数の改良、複数の部分的なおよび等価物の置換が、以下の特許請求の範囲においてより良く指摘されているように、本発明の思想から逸脱することなく可能であることが容易に理解されよう。

Claims (18)

  1. 無線接続を介して複数の情報コンテンツを共有するように適合された装置(1)であって、
    メモリ手段(3、4、7)から少なくとも1つの情報コンテンツ(65)を読み取るように適合された処理手段(6)と、
    少なくとも1つの無線通信モジュール(2)であって、電子デバイス(80)が前記無線通信モジュール(2)の前記無線通信の範囲に位置するという事実の結果として、前記装置(1)または前記電子デバイス(80)へ前記情報コンテンツ(65)を伝達するためのいかなる具体的なコマンドを明示的に入力する必要なく、前記少なくとも1つの情報コンテンツ(65)を前記電子デバイス(80)へ自動的に送信するように適合された無線通信モジュール(2)と、
    を備える、装置(1)。
  2. 前記自動的な送信は、短距離無線通信を介して行われる、請求項1に記載の装置(1)。
  3. 前記無線通信モジュールは、NFC(近距離無線通信)モジュール(2)である、請求項1に記載の装置(1)。
  4. 前記装置(1)は、少なくとも1つの電力供給モジュール(5)、具体的には、交流電流−直流電流アダプタまたは再充電可能なバッテリを備える、請求項1に記載の装置(1)。
  5. 前記装置(1)は、信号伝達手段(8)、具体的には、前記装置(1)によって実行される少なくとも1つの操作をユーザへと信号伝達するように適合された、視認可能のおよび/または可聴の信号伝達手段を備える、請求項1に記載の装置。
  6. 前記装置(1)は、
    表示手段(9)と、少なくとも1つのユーザインタフェース(10)とを備え、
    具体的には、前記表示手段(9)は、前記少なくとも1つの情報コンテンツ(65)を表示するように適合されたディスプレイまたはモニタを有し、
    前記少なくとも1つのユーザインタフェース(10)は、前記少なくとも1つの情報コンテンツ(65)で複数の操作を実行するように適合されたジョイスティックまたはコントロールパネルを有する、請求項1に記載の装置(1)。
  7. 前記装置(1)は、前記無線通信モジュール(2)での手段によって得られるより速い転送速度で、前記装置(1)と前記電子デバイス(80)との間でデータが伝達されることを可能とする第2の無線通信モジュール(2B)を備える、請求項1から6のいずれか1項に記載の装置(1)。
  8. 前記情報コンテンツ(65)を前記電子デバイス(80)へ送信する前に、前記電子デバイス(80)に対して無線通信チャネルが前記第2の無線通信モジュール(2B)を介して利用可能かどうかを確認し、
    利用できる場合には、前記無線通信モジュール(2)を介して前記装置(1)と前記電子デバイス(80)との間で設定データを交換することにより前記無線通信チャネルが確立され、
    前記情報コンテンツ(65)が、前記第2の無線通信モジュール(2B)を介して前記電子デバイス(80)へ送信される、請求項7に記載の装置。
  9. 無線接続を介して複数の情報コンテンツを共有するための方法であって、
    処理手段(6)を介してメモリ手段(3、4、7)から少なくとも1つの情報コンテンツ(65)を読み取る段階と、
    電子デバイス(80)が無線通信モジュール(2)の前記無線通信の範囲に位置するという事実の結果として、装置(1)または前記電子デバイス(80)へ、前記情報コンテンツ(65)を伝達するためのいかなる具体的なコマンドを明示的に入力する必要なく、少なくとも1つの前記無線通信モジュール(2)を介して前記少なくとも1つの情報コンテンツ(65)を前記電子デバイス(80)へ自動的に送信する段階と、
    を備える、方法。
  10. 前記無線接続は、短距離無線接続である、請求項9に記載の方法。
  11. 前記短距離無線接続は、NFC(近距離無線通信)接続である、請求項10に記載の方法。
  12. 前記方法は、少なくとも1つの取り外し可能なメモリ(60)から、前記少なくとも1つの情報コンテンツ(65)を前記メモリ手段(4、7)へとコピーする段階を提供する、請求項9に記載の方法。
  13. 前記方法は、
    前記メモリ手段(4、7)の間で前記少なくとも1つの情報コンテンツ(65)をコピーする段階を提供する、請求項9に記載の方法。
  14. 前記方法は、前記装置(1)によって実行される少なくとも1つの操作を、信号伝達手段(8)を介して、ユーザへ、視認可能におよび/または聴こえるように、信号を伝達する段階を提供する、請求項9に記載の方法。
  15. 前記方法は、
    表示手段(9)を介して前記少なくとも1つの情報コンテンツ(65)を表示する段階と、少なくとも1つのユーザインタフェース(10)を介して前記情報コンテンツ(65)で複数の操作を実行する段階と、を提供する、請求項9に記載の方法。
  16. 前記方法は、前記電子デバイス(80)において、第2の無線通信モジュールの存在および関連するプロトコルの存在を確認する段階と、
    前記無線通信モジュール(2)を介して得られるより速い転送速度で、前記装置(1)と前記電子デバイス(80)との間でデータを伝達する段階と、を更に備える、請求項9から15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記方法は、
    前記情報コンテンツ(65)を前記電子デバイス(80)へ送信する前に、前記電子デバイス(80)に対して、無線通信チャネルが前記第2の無線通信モジュール(2B)を介して利用できるかどうかを確認する段階と、
    利用できる場合には、記無線通知モジュール(2)を介して前記装置(1)と前記無線通信モジュール(2)との間で設定データを交換することにより前記無線通信チャネルを確立する段階と、
    前記第2の無線通信モジュール(2B)を介して前記電子デバイス(80)へ前記情報コンテンツ(65)を送信する段階と、を更に備える、請求項16に記載の方法。
  18. 前記装置(1)のメモリへとロードすることができるコンピュータプログラムであって、請求項9から17のいずれか1項に記載の方法を実装するように適合されたソフトウェアコードの複数の部分を備える、コンピュータプログラム。
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