JP2016503704A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 円筒座標を使用して記述される検査空間の軸方向を規定する実質的に静止主磁場を持つ前記検査空間を持つ磁気共鳴ＭＲ撮像システムに対するＴＥＭ型ＲＦアンテナ装置において、
   前記ＴＥＭ型ＲＦアンテナ装置が、導電性材料から作られる複数のラングを有し、
   前記複数のラングの各ラングが、動作状態において実質的に前記軸方向に平行に配置される少なくとも１つの軸部材を持ち、
   前記複数のラングの前記軸部材が、中心軸に関して実質的に等間隔の関係で方位角方向に沿って配置され、
   前記ラングの各々の前記少なくとも１つの軸部材が、２つの端部領域を持ち、
   前記方位角方向に関して隣接して配置された前記複数のラングの少なくとも２つのラングに対して、各ラングが、当該ラングのみの前記軸部材の前記端部領域の１つにガルバニックに接続される少なくとも１つの横部材を有し、
   動作状態において、前記隣接したラングの前記少なくとも１つの横部材は、少なくとも実質的に同一の方位角座標を持つ前記２つのラングの前記横部材の各々における少なくとも１つの場所が存在するように実質的に配置される、
   ＴＥＭ型ＲＦアンテナ装置。
2. 動作の第１の時間において原子核の共振励起に対して前記検査空間にＲＦ場を印加し、前記動作の第１の時間とは異なる動作の他の時間において前記原子核により発せられる磁気共鳴ＲＦエネルギを受信するように設けられる、請求項１に記載のＴＥＭ型ＲＦアンテナ装置。
3. 横電磁モードＴＥＭ共振器型ボディコイルとして動作されるように設けられる、請求項１又は２に記載のＴＥＭ型ＲＦアンテナ装置。
4. 前記隣接して配置されたラングの各々の前記横部材は、実質的に同一の方位角座標を持つ前記２つのラングの前記横部材の前記少なくとも１つの場所が、前記ＴＥＭ型ＲＦアンテナ装置の中心軸に関して実質的に同一の動径座標を持つように実質的に配置される、請求項１乃至３のいずれか一項に記載のＴＥＭ型ＲＦアンテナ装置。
5. 前記隣接して配置されたラングの各々の前記横部材は、実質的に同一の方位角座標を持つ前記２つのラングの前記横部材の前記少なくとも１つの場所が、実質的に同一の軸方向座標を持つように実質的に配置される、請求項１乃至３のいずれか一項に記載のＴＥＭ型ＲＦアンテナ装置。
6. 前記方位角方向に関して隣接して配置された前記複数のラングの１つのラングの少なくとも１つの横部材の中心線が、空間内の直線である、請求項１乃至５のいずれか一項に記載のＴＥＭ型ＲＦアンテナ装置。
7. 前記方位角方向に関して隣接して配置された前記複数のラングの少なくとも１つのラングの中心線が、少なくとも２つの実質的に直線の部分を有し、前記２つの直線部分が、鈍角を形成するように配置される、請求項１乃至６のいずれか一項に記載のＴＥＭ型ＲＦアンテナ装置。
8. 前記横部材の少なくとも１つの横部材の中心線が、端点以外の全ての場所において微分可能である曲線として成形される、請求項１乃至７のいずれか一項に記載のＴＥＭ型ＲＦアンテナ装置。
9. 前記曲線が、実質的に円弧の一部である、請求項８に記載のＴＥＭ型ＲＦアンテナ装置。
10. 磁気共鳴ＭＲ撮像システムにおいて、
    関心対象を中に配置するように設けられる検査空間と、
    前記検査空間において実質的に静止磁場を生成する主磁石であって、前記実質的に静止磁場が、前記検査空間の中心軸に平行に向けられる、主磁石と、
    請求項１乃至９のいずれか一項に記載の少なくとも１つのＴＥＭ型ＲＦアンテナ装置と、
    を有するＭＲ撮像システム。