JP2016501652A - 化粧品組成物を塗布するための装置 - Google Patents

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エルブイエムエイチ レシェルシェ
エルブイエムエイチ レシェルシェ
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Abstract

本発明は、把持要素(24)と、第1表面(50)を含む第1ヘッド(30)と、把持要素(24)と第1ヘッド(30)とを接続し且つ長手軸(Z)の長さに沿って延在するロッド(26)と、把持要素(24)に取り付けられ且つ第2表面(52)を備える第2ヘッド(32)と、を備える、化粧品組成物(14)を塗布するための塗布装置(16)に関する。第1ヘッド(30)及び第2ヘッド(32)が、開放位置と閉鎖位置との間で長手軸(Z)の長さに沿って互いに関して動くことができるように取り付けられ、開放位置では、第1表面(50)及び第2表面(52)が互いから所定距離離間し、閉鎖位置では、第1表面(50)及び第2表面(52)が互いに対して塗布される。第1ヘッド(30)及び第2ヘッド(32)の少なくとも一方が、アプリケータヘッドである。

Description

本発明は、
− 把持要素と、
− 第1表面を備える第1ヘッドと、
− 把持要素と第1ヘッドとを接続し且つ長手軸に沿って延在するロッドと、
− 把持要素に取り付けられ且つ第2表面を備える第2ヘッドと、
を備える、化粧品組成物を塗布するための装置に関する。
特許文献1は、このタイプの装置を開示し、特許文献1に開示される装置では、化粧品組成物は、使用者のまつげに塗布されるよう意図されたマスカラであるとともに、同時に、装置は、まつげをカールするために第1ヘッドと第2ヘッドとの間にまつげをクランプする。
この装置では、第1ヘッド及び第2ヘッドは、長手軸と垂直な軸上で互いに対してヒンジ結合され、且つ2つのヘッドの間のバネによって互いから離れるように付勢されている。
しかしながら、ヒンジ軸及びバネがマスカラと接触するので、このような装置は詰まる傾向があり、マスカラを塗布すること及びまつげをクランプすることを困難にさせ、且ついくつかの場合では、詰まりが極めて大きいときには装置の使用を阻む。
さらに、2つのヘッドを開放位置に付勢するためのバネの使用は、両ヘッドの間での開口角度を調節することを可能にせず、この開口角度を制限するために両ヘッドの各々上に停止面を必要とする。
従って、このような装置は、使用者に最適な使い勝手を提供しない。
また、さらに同じ装置に関し、各ヘッドには、まつげをとかすとともにまつげをクランプする櫛が設けられている。
しかしながら、2つのヘッドが中空スリーブ内でスライドしなければならないので、このような装置は、両ヘッドによって提供することができる機能性、特にマスカラを載せ且つ/又はまつげを離す機能性に関して制限される。
米国特許出願公開第2010/0095975号明細書
本発明は、マスカラを塗布し且つ同時に最適な方法でまつげをカールさせ、且つ使用しやすい装置を提供することによって、これらの欠点を克服することを目的とする。
このために、本発明は、上述したタイプの化粧品組成物を塗布するための装置であって、第1ヘッド及び第2ヘッドが、開放位置と閉鎖位置との間で長手軸に沿って互いに関して動くことができるように取り付けられ、開放位置では、第1表面及び第2表面が互いから所定距離離間し、閉鎖位置では、第1表面及び第2表面が、互いに対して塗布され、前記第1ヘッド及び前記第2ヘッドの少なくとも一方が、アプリケータヘッドであることを特徴とする、装置に関する。
これらの構成により、ヒンジ軸及びバネを提供する必要がなく、それにより、装置の詰まりを制限する。
他の利点は、本発明のさまざまな実施形態の説明とともに以下で説明される。
本発明の好ましい実施形態では、以下の構成の1つ以上が使用されてもよい:
− 第1ヘッド及び第2ヘッドが、長手軸に沿ってのみ互いに関して動くことができるように取り付けられている;
− 把持要素が、基部と、基部と反対の開放端部と、を備え、塗布装置が、スリーブをさらに備え、スリーブが、長手軸に沿って延在し、且つ把持要素の開放端部に取り付けられた第1端部と、第2自由端部と、を有し、第2ヘッドが、スリーブの自由端部に取り付けられている;
− ロッドが、少なくとも部分的にスリーブの内側に位置する;
− 塗布装置が、ロッドに取り付けられ且つ休止位置と動作位置との間で把持要素に関して動くことができるように取り付けられたアクチュエータをさらに備え、休止位置では、第1ヘッド及び第2ヘッドが開放位置にあり、動作位置では、第1ヘッド及び第2ヘッドが閉鎖位置にある;
− アクチュエータが、長手軸に沿って把持要素に関して動くことができるように取り付けられている;
− 把持要素が、基部と、基部内に形成された開口部と、を備え、アクチュエータが、基部の両側に開口部を通って延在している;
− 把持要素が、周壁と、周壁内に配置され且つ互いに面する2つの窓と、を備え、アクチュエータが、周壁の両側で2つの窓を通って延在している;
− 塗布装置が、第1ヘッド及び第2ヘッドを開放位置に向かって付勢するように構成された弾性部材をさらに備えている;
− 弾性部材が、アクチュエータとスリーブとの間に配置されている;
− 把持要素が基部を備え、弾性部材が基部とロッドとの間に配置されている;
− 塗布装置が、第1ヘッド及び第2ヘッドを閉鎖位置に向かって付勢するように構成された弾性部材をさらに備える;
− 第1表面及び第2表面が、長手軸に対して傾斜した軸に沿ってそれぞれ延在している;
− 第1表面及び第2表面が、互いに相補的である形状を有している;
− 第1表面及び第2表面の少なくとも一方には、効果的な量の化粧品組成物を使用者のまつげに付着させることに適し且つ/又はまつげを離すことに適している少なくとも1つの付器が設けられている;
− 第1ヘッド及び第2ヘッドが、第3表面及び第4表面をそれぞれ備え、第3表面及び第4表面の少なくとも一方には、効果的な量の化粧品組成物を使用者のまつげに付着させることに適し且つ/又はまつげを離すことに適している少なくとも1つの付器が設けられている;
− 前記付器が、発泡体、櫛、ブラシ、糸及びフロックのうちから選択される;
− 塗布装置が、第1ヘッド及び第2ヘッドを開放位置と閉鎖位置との間の少なくとも1つの安定中間位置に位置づけるように構成された調節機構をさらに備え、第1表面及び第2表面が、前記安定中間位置では互いから所定距離離間している。
本発明は、化粧品組成物をパッケージ及び塗布するためのシステムであって、
− 化粧品組成物を収容するための容器と、
− 容器に取り付けられるように構成された、上述した塗布装置と、
を備え、
把持要素が、閉鎖された容器をシールするように構成され、ロッドが、閉鎖された容器を把持要素がシールしているときに容器内に挿入されるように構成されている、システムにも関する。
特に、容器はマスカラを収容している。
本発明は、上記で規定されたシステムの使用であって、化粧品組成物がマスカラであり、マスカラが塗布装置によりまつげに塗布される、使用にさらに関する。
特に、まつげにマスカラを塗布すると同時に、まつげは、第1ヘッドと第2ヘッドとの間でクランプされる。
本発明は、添付の図面を参照して単なる例のために与えられる、本発明のさまざまな実施形態の以下の説明を参照することによってよりよく理解される。
開放位置にある、本発明の第1実施形態による化粧品組成物をパッケージ及び塗布するためのシステムの長手方向断面図である。 閉鎖位置にある図1のシステムの塗布装置の長手方向断面図である。 図2の線III−IIIに沿う断面図である。 図2の塗布装置のヘッドの変形例を説明する、図3Aと同様の図である。 図2の塗布装置のヘッドの変形例を説明する、図3Aと同様の図である。 開放位置にある、本発明の第2実施形態による化粧品組成物をパッケージ及び塗布するためのシステムの長手方向断面図である。 閉鎖位置にある図4のシステムの塗布装置の長手方向断面図である。 図1のシステムの調節機構の変形例を説明する概略図である。 図1のシステムの調節機構の変形例を説明する概略図である。
同じ参照符号は、異なる図において同一の又は類似する要素を示すために使用される。
図1は、開放位置にある、本発明の第1実施形態による化粧品組成物をパッケージ及び塗布するためのシステム10を説明し、ここでは、化粧品組成物は、使用者のまつげに塗布されるよう意図されたマスカラである。
システム10は、マスカラ14を収容する容器12と、容器12に取り付けられた塗布装置16と、を備えている。
容器12は、本体18と、本体18の延在部として延在する一方で本体18に対するショルダを形成するネック20と、を備えている。
検討される例では、本体18は、長手軸Z及び略円形断面を有する略シリンダ形状を有している。
長手軸Z及び略円形断面を有する略シリンダ形状のネック20は、外部ネジ山22を有する。
塗布装置16は、把持要素24、ロッド26、スリーブ28、第1ヘッド30及び第2ヘッド32を備えている。
把持要素24は、長手軸Zと、容器12の本体18と同一の断面と、を有する略シリンダ形状の第1部分34を備えている。
第1部分34は、基部36と、基部36と反対の開放端部38と、を備えている。
開口部40が基部36内に形成されている。
本実施形態で説明される例では、開口部40は、略正方形形状を有している。
あるいは、開口部は、円形、矩形、楕円形などであってもよい。
把持要素24は、第1部分34から略径方向外側に突出する周囲フランジ41をさらに備えている。
以下でより詳細に説明されるように、塗布装置16が使用者の手の中に位置づけられると、周囲フランジ41は、使用者が、第1ヘッド30と第2ヘッド32との間に自身のまつげをクランプするように、(以下で説明される)アクチュエータを作動することを可能にする。
把持要素24は、長手軸Z及び略円形断面を有する略シリンダ形状の第2部分42を備えている。
第2部分42は、開放端部38において第1部分34の内側に固定され、開放端部38に対して凹所を形成し、この凹所は、容器12のネック20及び本体18によって形成されるショルダと相補的である。
第2部分42には、ネック20の外部ネジ山22と相補的な内部ネジ山44が設けられ、これにより、ネック20上に把持要素24を螺合させ、閉鎖された容器12をシールすることを可能にする。
従って、把持要素24は、容器12のためのキャップを形成する。
第2部分42は、塗布装置16のさまざまな部品を組み立てることを容易にする一方で、全体的な機械的構造を強化する。
また、第2部分42は、このネジ山を外部から見ることができる第1部分34ではなくこの第2部分42上に内部ネジ山22を提供することによって、システム10の審美性を改善する働きをする。
ロッド26は、基端部46Aと先端部46Bとの間で長手軸Zに沿って延在し、本実施形態で説明される例では、略円形断面を有している。
ロッド26は、以下でより詳細に説明されるように、把持要素24の基部36に取り付けられたアクチュエータと、第1ヘッド30と、を接続する。
ロッド26は、把持要素24が容器12をシールしているときに容器12内に挿入される。
スリーブ28は、長手軸Zに沿って延在し、把持要素24の第2部分42に取り付けられた端部48Aと、第2ヘッド32が取り付けられた自由端部48Bと、を有する。
ロッド26は、少なくとも部分的にスリーブ28の内側に位置する。具体的に、ロッド26は、スリーブ28の内側に位置し、且つスリーブ28の端部48Aから把持要素24の基部36に向かって長手方向に突出している。
第1ヘッド30は、ロッド26の先端部46Bに取り付けられ、且つ把持要素24が容器12をシールしているときにマスカラ14内に浸漬される。
第1ヘッド30は、第2ヘッド32に面する第1内面50と、第1ヘッド30の表面の残りによって形成された第1外面51と、を有する。
第1内面50は、以下で説明されるように、第2ヘッド32の第2内面に対して当てられるときに使用者のまつげをクランプするよう意図されている。
あるいは、第1内面50のクランプする機能性に加えて、第1内面50には、使用者のまつげにマスカラ14を塗布するため且つ/又はまつげを離すための少なくとも1つの付器が設けられてもよい。
第1外面51は、まつげをクランプするよう意図されず、マスカラ14を塗布する機能及び/又はまつげを離す機能を提供する。
本明細書で説明される実施形態では、第1ヘッド30の全表面は、多孔質材料によって覆われている。第1ヘッド30は、以下では“アプリケータヘッド30”と称される。
従って、第1内面50は、まつげをクランプするだけでなく、マスカラ14を載せることにも適し、これにより、まつげにマスカラ14を塗布する。
第1外面51は、まつげをクランプする機能を提供せずに、マスカラ14をまつげに塗布するためにマスカラ14を載せることに適している。
あるいは、第1内面50及び/又は第1外面51には、少なくとも1つの付器、例えば櫛、ブラシ、糸(thread)、フロック(flocking)が、又はより一般的にリザーバを形成する隆起及び/もしくは凹状要素であって、これら要素がまつげを離すために使用される、隆起及び/もしくは凹状要素、又はマスカラを塗布し且つ/もしくはまつげを離す機能を行うことに適している任意の他の付器が設けられてもよい。
本明細書で説明される実施形態では、アプリケータヘッド30は、略シリンダ形状を有し、第1内面50は、湾曲し且つ長手軸Zに対して傾斜した軸C1に沿って延在している。
第2ヘッド32は、スリーブ28の自由端部48Bに取り付けられ、且つ把持要素24が容器12をシールしているときにマスカラ14内に浸漬される。
第2ヘッド32は、アプリケータヘッド30の第1内面50の下方で延在し且つ第1内面50に面する第2内面52と、第2ヘッド32の表面の残りによって形成された第2外面53と、を有している。
第2内面52は、アプリケータヘッド30の第1内面50に対して押し付けられるときに使用者のまつげをクランプするよう意図されている。
あるいは、第2内面52のクランプする機能性に加え、第2内面52には、使用者のまつげにマスカラ14を塗布するため且つ/又はまつげを離すための少なくとも1つの付器が設けられてもよい。
第2外面53は、まつげをクランプするよう意図されておらず、マスカラ14を塗布する機能及び/又はまつげを離す機能を提供する。
本明細書で説明される実施形態では、対向ヘッド32は、スリーブ28と一体であり、且つ第2内面52及び第2外面53は、実質的に滑らかである。第2ヘッド32は、以下では“対向ヘッド32”と称される。
従って、第2内面52のみがまつげをクランプするために使用される一方で、第2外面53はこの機能を有していない。
あるいは、第2内面52及び/又は第2外面53には、少なくとも1つの付器、例えば発泡体、櫛、ブラシ、糸、フロックが、又はより一般的にリザーバを形成する隆起及び/もしくは凹状要素であって、これら要素がまつげを離すために使用される、隆起及び/もしくは凹状要素、又はマスカラを塗布し且つ/もしくはまつげを離す機能を行うことに適している任意の他の付器が設けられてもよい。
本明細書で説明される実施形態では、第2内面52は、長手軸Zに対して傾斜し且つ湾曲した軸C2に沿って延在している。
第2内面52の曲率半径は、第1内面50の曲率半径と実質的に等しい。
さらに、第1内面50及び第2内面52は、実質的に相補的な断面を有しており、このため、それら内面が互いに対して当てられると、第1内面50及び第2内面52は、それらの略全表面にわたって互いに接触する。
ここで、図3Aに表されるように、第1内面50及び第2内面52は、それぞれ凸状及び凹状であり且つ互いに相補的である略円弧状の断面を有している。
図3Bで説明される第1変形例では、第1内面50は、“V”形状の断面を有し、第2内面52は、第1内面50のVと相補的な“逆さのV”形状の断面を有している。この実施形態では、逆さのV形状及びV形状は、V及び逆さのVが、より大きくもしくはより小さく且つ/又はより深くもしくはより浅いことで、まつげのタイプに適合することができる。
第2変形例では、第1内面50及び第2内面52は、相補的な断面を有しておらず、第1内面50及び第2内面52が互いに対して当てられるときにそれら表面の一部分のみが相互にタッチするような断面を有している。
例えば、図3Cで説明されるように、第1内面50及び第3内面52は、略凸状の円弧形である断面を有し、第2内面52の曲率半径は、第1内面50の曲率半径よりも小さくてもよい。ここで、第1内面50及び第2内面52は、実質的に軸C1,C2に対応する線に沿って互いに接触している。
アプリケータヘッド30及び対向ヘッド32は、それらが、第1内面50及び第2内面52が互いから離間している開放位置(図1)と、第1内面50及び第2内面52が互いに対して押し付けられた閉鎖位置(図2)と、の間で、長手軸Zに沿って、且つ長手軸Zに沿ってのみ互いに関して動くように取り付けられている。
開放位置では、軸C1及びC2は平行であり、且つ閉鎖位置では、軸C1及びC2は同一である。
開放位置では、軸C1,C2は、2つのヘッド30,32によって形成されたクランプの開放距離に対応する距離Dだけスペースをあけられ、この開放距離は、長手軸Zに沿って他方に対して一方のヘッドがたどる経路と関係し、この経路自体は、長手軸Zに対するヘッド32,30の傾斜と関係している。所定の開放距離に対して、ヘッド30,32が長手軸Zに対して傾斜するほど、他方に対して一方のヘッドがたどる経路は短くなる。
塗布装置16は、把持要素24に対してアプリケータヘッド30を動かすように構成されたアクチュエータ54をさらに備えている。
アクチュエータ54は、長手軸Zに沿って延在する略シリンダ状のプッシュボタンの形態である。
アクチュエータ54は、内部部分56と、外部部分58と、内部部分56と外部部分58とを接続する中間部分60と、を備えている。
内部部分56は、ロッド26の基端部46Aに取り付けられ、且つ略円形断面を有している。
外部部分58は、把持要素24の基部36内の開口部40の正方形形状に対応する略正方形断面を有している。
外部部分58は、基部36の両側に開口部40を通って延在している。
中間部分60は、内部部分56及び外部部分58の断面よりも大きく且つ把持要素24の第1部分34の断面と対応する略円形断面を有している。
アクチュエータ54は、アプリケータヘッド30及び対向ヘッド32が開放位置(図1)にある休止位置と、アプリケータヘッド30及び対向ヘッド32が閉鎖位置(図2)にある動作位置と、の間で長手軸Zに沿って把持要素24に関して動くことができるように取り付けられる。
塗布装置16は、アプリケータヘッド30及び対向ヘッド32を開放位置に向かって付勢する、従ってアクチュエータ54を休止位置に向かって誘導するように構成された弾性部材62をさらに備えている。
弾性部材62は、把持要素24の内側で長手軸Zに沿って延在している。
弾性部材62は、アクチュエータ54の中間部分60に固定された一端部と、スリーブ28の端部48Aに固定された反対側の端部と、を有する圧縮バネの形態である。
あるいは、弾性部材は、把持要素24の基部36に固定された一端部と、アクチュエータ54の中間部分60に固定された反対側の端部と、を有する引張バネであってもよい。
塗布装置16は、中間部分60とのその接続部においてアクチュエータ54の外部部分58上に配置された環状シールの形態のシーリング要素64をさらに備えている。
アクチュエータ54が休止位置にあると、シーリング要素64は、開口部40で把持要素24の基部36と接触し、それにより、システム10の外部と内部との間でのシールを提供し、ゆえに、マスカラ14に含まれる溶媒の蒸発、従ってマスカラ14の乾燥を減少させる。
さらに、システム10は、容器12のネック20の内側に配置されたワイパー部材66を備え、ワイパー部材は、アプリケータヘッド30及び対向ヘッド32が容器12から引き抜かれる前にアプリケータヘッド30及び対向ヘッド32上の過剰なマスカラ14を取り除くよう意図されている。このようなワイパーは、十分に公知であり、化粧品では広く使用されている。第1ヘッド30及び第2ヘッド32の形状、特に長手軸Zに対するそれらヘッドの傾斜に基づいて、好ましくは、“ブレード”ワイパーが選択される。
システム10の動作は、以下で説明される。
まず、システム10は、図1で説明される位置にあり、この位置では、把持要素24が、ネック20上に螺合され、且つ流体密封となる方法で容器12を覆っている。
アプリケータヘッド30が設けられたロッド26と、対向ヘッド32が設けられたスリーブ28と、は、マスカラ14内に浸漬されている。
2つのヘッド30,32は開放位置にあり、アクチュエータ54は休止位置にある。
使用者がマスカラ14を自身のまつげに塗布し且つ自身のまつげをカールさせたい場合、使用者は、把持要素24を把持して容器12から把持要素を螺合解除させる。
把持要素24が容器12から完全に螺合解除されると、使用者は、長手軸Zに沿って把持要素24を動かすことによって容器12からヘッド30,32を引き抜く運動を継続する。
ワイパー部材66を通るアプリケータヘッド30及び対向ヘッド32の移動は、これらヘッド上にある過剰なマスカラ14を取り除く。
塗布装置16が容器12から完全に取り外されると、使用者は、アクチュエータ54が自身の手のひらにあり且つ少なくとも2本の指、例えば親指及び人差し指がフランジ41の周りに配置されるように、自身の手の中に塗布装置を位置づける。
その後、使用者は、まつげの根本がアプリケータヘッド30と対向ヘッド32との間のスペースの内側にあるように、自身のまつげに装置16を位置づける。
図2において矢印Fで示されるようにアクチュエータ54に対して手のひらを押し付けることによって、アクチュエータ54は、その動作位置へ動かされ、このことは、同時に弾性部材62を圧縮し且つアプリケータヘッド30を閉鎖位置に動かす。
従って、使用者のまつげは、第1内面50と第2内面52との間にクランプされる。
2つのヘッドの間にまつげがクランプされる状態を保つ間、使用者は、下から上までまつげをマスカラ14で覆う一方でまつげをカールさせる回転動作させて装置16をまつげの根本から先端に向かって動かす。
この動作が完了すると、使用者は、アクチュエータ54上での自身の手のひらの圧力を解放し、このことは、弾性部材62を緩め、弾性部材は、その後、アクチュエータ54を休止位置に向かって且つ2つのヘッド30,32を開放位置に向かって誘導する。
最後に、使用者は、必要であれば容器12内への前記両ヘッドの挿入を容易にするためにアクチュエータ54に若干の圧力を加えてヘッド30,32を容器12に挿入し、且つ把持要素24をネック20上に螺合させる。
まつげをクランプする動作の前及び/又は後に、使用者は、ヘッド30,32によって提供されたさまざまな追加的な機構をさらに使用してもよい。
本実施形態では、アプリケータヘッド30の第1外面51のマスカラの塗布の機能性に起因して、使用者は、前記クランプの前及び/又は後に第1外面51を自身のまつげに塗布することによって、マスカラ14で自身のまつげを覆うことができる。
対向ヘッド32の第2外面53が櫛を備える場合、使用者は、この表面を自身のまつげに当て、前記クランプの前及び/又は後に、第1外面51によりまつげをコーティングする前及び/又は後に、まつげをとかす。
図4は、本発明の第2実施形態による、化粧品組成物をパッケージ及び塗布するためのシステム110を説明している。
第1実施形態と類似する本発明のこの第2実施形態は、ここで詳細には説明されない。第2実施形態は、把持要素124の第1部分134が基部136内に開口部を備えず、互いに反対側にある第1部分の周壁172の中央セクションに形成された2つの対向窓170を備える点で、図1及び図2の第1実施形態と異なる。
本実施形態で説明される例では、窓170は矩形形状を有している。
第1部分134は、長手軸Zに沿って基部136から第1部分134の内側に突出するソケット174をさらに備えている。
把持要素124は、周囲フランジを備えていない。
ロッド126の基端部146Aは、ソケット174内に挿入される。
対向ヘッド130の第2内面152は、アプリケータヘッド130の第1内面150の上で第1内面150に面している。
互いに対する2つのヘッドのこの配置は、マスカラ14の塗布中に着用者のまぶたにマスカラがつくことを制限し、且つまつげが一点に集まってカールすることを可能にする。
アクチュエータ154は、周囲リング176と、リング176に固定され且つリング176の直径に沿って延在する中央ピン178と、を備えている。
リング176は、把持要素124の周壁172を取り囲み、且つ使用者の手の指先を受けることに適している湾曲した長手方向の外形を有している。
ピン178は、窓170を通って延在し、且つロッド126の中央セクションに実質的に固定されている。
あるいは、周囲リング176は、ピン178の2つの両端部に固定された2つの対向スライダによって置換されてもよい。
弾性部材162は、ソケット174の内側で基部136とロッド126の基端部146Aとの間で延在する圧縮バネである。
あるいは、弾性部材は、スリーブ128の固定された端部148Aに固定された一端部と、アクチュエータ154のピン178に固定された反対側の端部と、を有する引張バネである。
シーリング要素164は、細長い形状を有し、スリーブ128の端部148Aの内側でロッド126の周りに配置され、且つスリーブ128に取り付けられている。
あるいは、シーリング要素164は、ロッド126に取り付けられてもよい。
シーリング要素164は、アクチュエータ154が休止位置にあるときにアクチュエータ154と接触する。
システム110の動作は、以下で説明される。
まず、システム110は、図4で説明される位置にあり、図4の位置では、把持要素124は、ネック20上に螺合され、且つ閉鎖された容器12をシールする。
アプリケータヘッド130が設けられたロッド126と、対向ヘッド132が設けられたスリーブ128と、は、マスカラ14内に浸漬されている。
2つのヘッド130,132は開放位置にあり、アクチュエータ154は休止位置にある。
使用者が、自身のまつげにマスカラ14を塗布し且つ自身のまつげをカールさせたい場合、使用者は、把持要素124の基部136が自身の手のひらの中にあり且つ少なくとも2本の指、例えば親指及び人差し指がアクチュエータ154のリング176上に配置されるように、把持要素124を把持して自身の手の中に位置づける。
その後、使用者は、まつげの根本がアプリケータヘッド30と対向ヘッド132との間のスペースの内側にあるように、装置16を自身のまつげ上に配置する。
図5において矢印F’で示されるように自身の2本の指を使用して自身の手のひらに向かってリング176を動かすことによって、アクチュエータ154は、その動作位置に動かされ、このことは、同時に弾性部材162を圧縮し、且つアプリケータヘッド130を閉鎖位置に動かす。
その後、使用者のまつげは、第1内面150と第2内面152との間にクランプされる。
2つのヘッドの間にまつげがクランプされた状態を保つ間、使用者は、下から上までマスカラ14でまつげを覆う一方でまつげをカールさせる回転動作させて装置116をまつげの根本から先端に向かって動かす。
上記の動作が完了すると、使用者は、自身の2本の指によってアクチュエータ154に与えられていた圧力を解放し、このことは、弾性部材162を緩め、弾性部材162は、その後、アクチュエータ154を休止位置に向かって且つ2つのヘッド130,132を開放位置に向かって誘導する。
従って、本発明は、まつげ又は髪の毛のための化粧品組成物をパッケージ及び塗布するためのシステムであって、化粧品組成物を塗布するとともにまつげをクランプすることを可能にし、これにより、まつげをカールさせ、且つまつげに所望の形状を与え、使用しやすく且つ詰まるリスクが低減された、システムを提案する。
アプリケータヘッド及び/又は対向ヘッドが追加的な付器、例えば発泡体、櫛、ブラシなどを備える場合、本発明は、まつげのための追加的な化粧及びトリートメント機能を使用者にさらに提供する。
従って、両ヘッドのそれぞれが独立して又は組み合わせられて提供することができる多くの機能を考慮すると、これらヘッドは、互いに交換可能であり、アプリケータヘッドが対向ヘッドであり(逆もまた同様)、必要要件が、まつげをクランプするために、ヘッドが互いに協働するように構成されたそれぞれの内面を有するということのみである。
実際には、公知の技術を実施するために両ヘッドを配置することが可能である。例えば、本発明によるヘッドのために、捻線及び径方向に延在する剛毛を有するブラシ、くしを形成するために径方向に延在する歯を備えた注入ヘッド、隆起及び/もしくは凹状範囲を有する表面を備えた注入剛性コア、又は2つの技術を組み合わせるヘッド、例えば捩線を備えるヘッドを取り付けるための手段を備える一体型注入ヘッドを使用することが可能である。また、化粧品製品を塗布するためのフロック又は多孔質発泡体タイプのより一般的な使用として、フロック又は発泡体ヘッドが広く公知である。
これら十分に公知な技術のそれぞれは、本発明の意味でのヘッドの付器を作り出すために実施することができる。
上述した実施形態の変形例では、両ヘッドの第1内面及び第2内面は、長手軸に対して傾斜及び湾曲しておらず長手軸に対して傾斜した直線形の第1軸及び第2軸に沿ってそれぞれ延在してもよい。
上述した実施形態の別の変形例では、弾性部材は、両ヘッドを閉鎖位置に付勢するように構成されてもよい。例えば、第1実施形態と第2実施形態との間で、互いに対して両ヘッドの配置を逆にすることは十分である。
より具体的に、第1実施形態において、両ヘッドの配置は第2実施形態のものであり、これは、図1のアクチュエータの休止位置において、アプリケータヘッドが対向ヘッドの下方に配置され且つ対向ヘッドに対して押し付けられる(図5の両ヘッドの閉鎖位置)ことを意味する。アクチュエータを押し付ける(図2)ことによって、両ヘッドは、図4に説明された開放位置に配置される。
逆に、第2実施形態では、両ヘッドの配置は、第1実施形態のものであり、これは、図4のアクチュエータの安静位置において、対向ヘッドがアプリケータヘッドの下方に配置され且つアプリケータヘッドに対して押し付けられる(図2の両ヘッドの閉鎖位置)ことを意味する。アクチュエータを作動させること(図5)によって、両ヘッドは、図1に説明された開放位置に配置される。
上述した実施形態のさらに別の代替案では、両ヘッドによって形成されたクランプの開放を調節するための機構が、使用者がシステムを利用するときの使用の容易性を改善するために提供されてもよい。
この調節機構は、開放位置と閉鎖位置との間の少なくとも1つの安定中間位置に両ヘッドを位置づけるように構成され、第1内面及び第2内面は、この安定中間位置では互いから離間している。
“安定位置”は、両ヘッドが、システムに外力が与えられない、特に使用者によってアクチュエータに力が与えられないときに当該位置にあるままであることを意味するように理解される。
例えば、図6に説明されるように、調節機構80は、アクチュエータ54と一体であり且つ休止時には把持要素の内側で略軸方向に延在する弾性タブ82を備えている。
調節機構80は、タブ82の自由端部から径方向に突出するピン84をさらに備えている。
調節機構80は、把持要素の第1部分の内壁に形成され且つピン84を受けるように構成されたトラック86をさらに備えている。
トラック86には、両ヘッドの中間位置に対応するアクチュエータの位置にピンを保持する固定ノッチによって形成された少なくとも1つの保持ポイント88が設けられている。
当然ながら、複数の安定中間位置、従ってトラック86上の多くの保持ポイント88、例えば図7において3つの保持ポイント88を提供することが可能である。
上述した第1実施形態及び第2実施形態では、両ヘッドの閉鎖位置は不安定位置である。上述した調整機構は、トラック86上に対応する保持ポイント90を提供することによって閉鎖位置を安定させるように構成することができる。
このような調節機構は、使用者が、化粧品を塗布し且つ使用者のまつげを成形する間にアクチュエータに継続的に力を与えなければならないことを排除し、それにより、システムを使用するときに最適な快適性を提供する。
10,110 システム、12 容器、14 化粧品組成物、16,116 塗布装置、24,124 把持要素、26,126 ロッド、28,128 スリーブ、30,130 第1ヘッド、32,132 第2ヘッド、36,136 基部、38,138 開放端部、40 開口部、48A,148A 第1端部、48B,148B 第2自由端部、50,150 第1表面、51,151 第3表面、52,152 第2表面、53,153 第4表面、54,154 アクチュエータ、62,162 弾性部材、80 調節機構、170 窓、172 周壁、C1,C2 軸、Z 長手軸

Claims (21)

  1. 化粧品組成物(14)をパッケージ及び塗布するためのシステム(10,110)であって、
    − 前記化粧品組成物(14)を収容するための容器(12)と、
    − 前記容器(12)に取り付けられるように構成された、前記化粧品組成物(14)のための塗布装置(16,116)と、
    を備え、
    前記塗布装置(16,116)が、
    − 閉鎖された前記容器(12)をシールするように構成された把持要素(24,124)と、
    − 第1表面(50,150)を備える第1ヘッド(30,130)と、
    − 前記把持要素(24,124)と前記第1ヘッド(30,130)とを接続するロッド(26,126)であって、長手軸(Z)に沿って延在し、且つ閉鎖された前記容器(12)を前記把持要素(24,124)がシールしているときに前記容器(12)内に挿入されるように構成された、ロッド(26,126)と、
    − 前記把持要素(24,124)に取り付けられ且つ第2表面(52,152)を有する第2ヘッド(32,132)と、
    を備え、
    前記第1ヘッド(30,130)及び前記第2ヘッド(32,132)が、開放位置と閉鎖位置との間で前記長手軸(Z)に沿って互いに関して動くことができるように取り付けられ、前記開放位置では、前記第1表面(50,150)及び前記第2表面(52,152)が互いから所定距離離間し、前記閉鎖位置では、前記第1表面(50,150)及び前記第2表面(52,152)が、互いに対して当てられ、これにより、使用者のまつげをクランプし、
    前記第1ヘッド(30,130)及び前記第2ヘッド(32,132)の少なくとも一方が、アプリケータヘッドであることを特徴とするシステム(10,110)。
  2. 前記第1ヘッド(30,130)及び前記第2ヘッド(32,132)が、前記長手軸(Z)に沿ってのみ互いに関して動くことができるように取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のシステム(10,110)。
  3. 前記把持要素(24,124)が、基部(36,136)と、前記基部(36,136)と反対の開放端部(38,138)と、を備え、前記塗布装置(16,116)が、スリーブ(28,128)をさらに備え、前記スリーブ(28,128)が、前記長手軸(Z)に沿って延在し、且つ前記把持要素(24,124)の前記開放端部(38,138)に取り付けられた第1端部(48A,148A)と、第2自由端部(48B,148B)と、を有し、前記第2ヘッド(32,132)が、前記スリーブ(28,128)の前記第2自由端部(48B,148B)に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム(10,110)。
  4. 前記ロッド(26,126)が、少なくとも部分的に前記スリーブ(28,128)の内側に位置することを特徴とする請求項3に記載のシステム(10,110)。
  5. 前記ロッド(26,126)に取り付けられ且つ休止位置と動作位置との間で前記把持要素(24,124)に関して動くことができるように取り付けられたアクチュエータ(54,154)をさらに備え、前記休止位置では、前記第1ヘッド(30,130)及び前記第2ヘッド(32,132)が前記開放位置にあり、前記動作位置では、前記第1ヘッド(30,130)及び前記第2ヘッド(32,132)が前記閉鎖位置にあることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム(10,110)。
  6. 前記アクチュエータ(54,154)が、前記長手軸(Z)に沿って前記把持要素(24,124)に関して動くことができるように取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載のシステム(10,110)。
  7. 前記把持要素(24)が、基部(36)と、前記基部(36)内に形成された開口部(40)と、を備え、前記アクチュエータ(54)が、前記基部(36)の両側に前記開口部(40)を通って延在していることを特徴とする請求項5又は6に記載のシステム(10,110)。
  8. 前記把持要素(124)が、周壁(172)と、前記周壁(172)内に配置され且つ互いに面する2つの窓(170)と、を備え、前記アクチュエータ(154)が、前記周壁(172)の両側で前記2つの窓(170)を通って延在していることを特徴とする請求項5又は6に記載のシステム(10,110)。
  9. 前記第1ヘッド(30,130)及び前記第2ヘッド(32,132)を前記開放位置に向かって付勢するように構成された弾性部材(62,162)をさらに備えていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のシステム(10,110)。
  10. 前記弾性部材(62)が、前記アクチュエータ(54)と前記スリーブ(28)との間に配置されていることを特徴とする請求3及び5と組み合わせられる請求項9に記載のシステム(10,110)。
  11. 前記把持要素(124)が基部(136)を備え、前記弾性部材(162)が前記基部(136)と前記ロッド(126)との間に配置されていることを特徴とする請求項9に記載のシステム(10,110)。
  12. 前記第1ヘッド(30,130)及び前記第2ヘッド(32,132)を前記閉鎖位置に向かって付勢するように構成された弾性部材をさらに備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のシステム(10,110)。
  13. 前記第1表面(50,150)及び前記第2表面(52,152)が、前記長手軸(Z)に対して傾斜した軸(C1,C2)に沿ってそれぞれ延在していることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載のシステム(10,110)。
  14. 前記第1表面(50,150)及び前記第2表面(52,152)が、互いに相補的である形状を有していることを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載のシステム(10,110)。
  15. 前記第1表面(50,150)及び前記第2表面(52,152)の少なくとも一方には、効果的な量の化粧品組成物を使用者のまつげに付着させることに適し且つ/又はまつげを離すことに適している少なくとも1つの付器が設けられていることを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載のシステム(10,110)。
  16. 前記第1ヘッド(30,130)及び前記第2ヘッド(32,132)が、第3表面(51,151)及び第4表面(53,153)をそれぞれ備え、前記第3表面(51,151)及び前記第4表面(53,153)の少なくとも一方には、効果的な量の化粧品組成物を使用者のまつげに付着させることに適し且つ/又はまつげを離すことに適している少なくとも1つの付器が設けられていることを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載のシステム(10,110)。
  17. 前記付器が、発泡体、櫛、ブラシ、糸及びフロックのうちから選択されることを特徴とする請求項15又は16に記載のシステム(10,110)。
  18. 前記第1ヘッド(30,130)及び前記第2ヘッド(32,132)を前記開放位置と前記閉鎖位置との間の少なくとも1つの安定中間位置に位置づけるように構成された調節機構(80)をさらに備え、前記第1表面(50,150)及び前記第2表面(52,152)が、前記安定中間位置では互いから所定距離離間していることを特徴とする請求項1から17のいずれか一項に記載のシステム(10,110)。
  19. 前記容器(12)がマスカラを収容していることを特徴とする請求項1から18のいずれか一項に記載のシステム(10,110)。
  20. 請求項1から19のいずれか一項に記載のシステム(10,110)の使用であって、
    前記化粧品組成物(14)がマスカラであり、前記マスカラが前記塗布装置(16,116)によりまつげに塗布されることを特徴とする使用。
  21. マスカラをまつげに塗布すると同時に、前記まつげが前記第1ヘッド(30,130)と前記第2ヘッド(32,132)との間にクランプされることを特徴とする請求項20に記載の使用。
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