JP2016501270A - コラーゲン粉末 - Google Patents

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Abstract

望ましい製品特性、例えば高い流体吸収能力を有しながら、コラーゲン粉末の商業的製造および取扱を可能にする加工処理特性をも有するコラーゲン粉末を提供する必要がある。本発明は、コラーゲン粉末、その製造方法、およびその使用に関する。特に、本発明は、コラーゲン粉末を調製するためのプロセスに関し、プロセスは、コラーゲン源を提供する工程;コラーゲン源の濃度を調整する工程;コラーゲン源のpHを調整する工程;コラーゲン源を凍結させる工程;凍結コラーゲンを脱水する工程;ならびに脱水コラーゲンを粉末に分解する工程を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、コラーゲン粉末、その製造方法、およびその使用に関する。
ヒトおよび動物用医薬品において使用のためのコラーゲンをベースとする粉末を調製するためのプロセスは、当技術分野でよく知られている。コラーゲン粉末の1つの重要な性能特性は流体、例えば血液および/または創傷滲出液を吸収する能力である。コラーゲン粉末がしばしば低い密度を示すことを考慮すると、最適化された加工処理特性もまた、非常に重要である。
一般に、その後のコラーゲンをベースとする粉末の調製のために使用されるコラーゲンは、哺乳類皮膚または腱からの抽出により最初に単離され、精製され、酵素的に処理されて非ヘリックステロペプチドが除去され、酸で部分的に可溶化され、最後にpHを増加させることにより沈殿させられ、精製された線維性コラーゲンの源が提供される。いったん単離されると、コラーゲン源は直ちにコラーゲンをベースとする材料の製造のためにさらに加工処理されてもよく、あるいは、そうでなければ、さらなる加工処理を持つ間貯蔵される。商業規模での貯蔵の利便性のために、コラーゲン源は、普通は、遠心分離を用いた水の除去により濃縮されて嵩が低減され、よって湿塊が生成される。湿塊は、コラーゲンを保存し、細菌増殖を防止するために凍結させて貯蔵しなければならない。コラーゲンをベースとする粉末の製造のために必要になると、凍結されたコラーゲン湿塊は典型的に解凍され、再分散される。単離されたコラーゲンが直ちに使用されるか、あるいは湿塊として凍結され、解凍されるかに関係なく、コラーゲン源は一般に粘性で、商業規模でコラーゲンをベースとする粉末に加工処理するのが困難である。
あらかじめ形成されたコラーゲンスポンジ製品をミリングすることによりコラーゲン粉末を調製することが知られている。不都合なことに、この公知の方法では、低い密度を有するコラーゲン粉末が得られる。その上、十分な量のコラーゲン粉末を調製するためには多数のコラーゲンスポンジが形成されなければならず、これにより、特に、調製プロセス中に除去する必要がある水の量が、コラーゲン源の同等の乾燥質量よりおよそ200倍大きくなり得ることを考えると、コラーゲン粉末調製プロセスが非効率的なものとなる。加えて、得られたコラーゲン粉末はさらに加工処理するのが困難であり、というのも、これは、望ましくない加工処理特性、例えば不十分な流動挙動および高い帯電特性を示すからである。これらの材料特性により、例えば、創傷治癒または埋め込みにおいて使用するための得られたコラーゲン粉末の適用もまた困難になる。得られたコラーゲン粉末の低い密度のために、小さな空気の動きにより簡単に吹き飛ばされることがあり、表面に付着し、これにより、適用部位でのコラーゲン粉末の配置が複雑になり得る。
望ましい製品特性、例えば高い流体吸収能力を有しながら、コラーゲン粉末の商業的製造および取扱を可能にする加工処理特性をも有するコラーゲン粉末を提供する必要がある。
本発明の第1の態様によれば、コラーゲン粉末を調製するためのプロセスが提供され、プロセスは下記工程を含む:
(a)コラーゲン源を提供する工程;
(b)コラーゲン源を1.5−4.0%の濃度に調整する工程;
(c)コラーゲン源を2.9−5.2のpHに調整する工程;
(d)コラーゲン源を凍結させる工程;
(e)凍結コラーゲンを脱水する工程;ならびに
(f)脱水コラーゲンを粉末に分解する工程。
任意で、濃度調整工程(b)は、pH調整工程(c)の前に実施される。あるいは、pH調整工程(c)は、濃度調整工程(b)の前に実施される。さらにその代わりに、濃度調整工程(b)およびpH調整工程(c)は同時に実施される。
任意で、提供工程(a)におけるコラーゲン源は線維性コラーゲンである。さらに任意で、提供工程(a)におけるコラーゲン源はI型コラーゲン、II型コラーゲン、III型コラーゲン、およびそれらの混合物から選択される。さらに任意で、提供工程(a)におけるコラーゲン源はI型コラーゲンである。
任意で、提供工程(a)におけるコラーゲン源は4.0%を超えるコラーゲン濃度を有する。さらに任意で、提供工程(a)におけるコラーゲン源は、15.0%を超えるコラーゲン濃度を有する。さらに任意で、提供工程(a)におけるコラーゲン源は、30.0%を超えるコラーゲン濃度を有する。
任意で、提供工程(a)におけるコラーゲン源は5.0を超えるpHを有する。さらに任意で、提供工程(a)におけるコラーゲン源は7.0のコラーゲン濃度を有する。さらに任意で、提供工程(a)におけるコラーゲン源は、7.0を超えるコラーゲン濃度を有する。
任意で、プロセスは凍結工程(d)の前にコラーゲン源を機械的に分解する追加の工程を含む。さらに任意で、プロセスは凍結工程(d)の前にコラーゲン源をホモジナイズする追加の工程を含む。さらに任意で、プロセスは凍結工程(d)の前にコラーゲン源をせん断混合する追加の工程を含む。
任意で、追加の機械的分解工程は濃度調整工程(b)および/またはpH調整工程(c)の後;ならびに凍結工程(d)の前に実施される。
任意で、追加の機械的分解工程は5秒を超える期間実施される。さらに任意で、追加の機械的分解工程は、5−900秒の期間実施される。さらに任意で、追加の機械的分解工程は、5−900秒の期間、均質コラーゲン分散物が形成されるまで実施される。
任意で、濃度調整工程(b)は流体をコラーゲン源に導入することを含む。さらに任意で、濃度調整工程(b)は水性流体をコラーゲン源に導入することを含む。さらに任意で、濃度調整工程(b)は水、任意で精製水をコラーゲン源に導入することを含む。
任意で、コラーゲン源は、1.5−4.0%(w/w)乾燥コラーゲンの等価濃度に調整される。さらに任意で、コラーゲン源は、2.0−3.5%(w/w)乾燥コラーゲンの等価濃度に調整される。さらに任意で、コラーゲン源は、3.0%(w/w)乾燥コラーゲンの等価濃度に調整される。
任意で、プロセスはコラーゲン源を3.5−5.0のpHに調整する工程(c)を含む。
任意で、プロセスは、コラーゲン源を、4.5未満のpHに調整する工程(c)を含む。さらに任意で、プロセスは、コラーゲン源を、3.5−4.3のpHに調整する工程(c)を含む。さらに任意で、プロセスは、コラーゲン源を、3.5のpHに調整する工程(c)を含む。
任意で、プロセスは、コラーゲン源を、3.8−4.3のpHに調整する工程(c)を含む。さらに任意で、プロセスは、コラーゲン源を、4.0のpHに調整する工程(c)を含む。
任意で、pH調整工程(c)は酸を、コラーゲン源に導入することを含む。さらに任意で、pH調整工程(c)は、酸溶液をコラーゲン源に導入することを含む。さらに任意で、pH調整工程(c)は、酸水溶液をコラーゲン源に導入することを含む。
任意で、pH調整工程(c)は、カルボン酸をコラーゲン源導入することを含む。さらに任意で、pH調整工程(c)は、カルボン酸溶液をコラーゲン源導入することを含む。さらに任意で、pH調整工程(c)は、カルボン酸水溶液をコラーゲン源に導入することを含む。
任意で、pH調整工程(c)は、スルホン酸をコラーゲン源に導入することを含む。さらに任意で、pH調整工程(c)は、スルホン酸溶液をコラーゲン源に導入することを含む。さらに任意で、pH調整工程(c)は、スルホン酸水溶液をコラーゲン源に導入することを含む。
任意で、pH調整工程(c)は、鉱酸をコラーゲン源に導入することを含む。さらに任意で、pH調整工程(c)は、鉱酸溶液をコラーゲン源に導入することを含む。さらに任意で、pH調整工程(c)は、鉱酸水溶液をコラーゲン源に導入することを含む。
任意で、pH調整工程(c)は、酢酸をコラーゲン源に導入することを含む。さらに任意で、pH調整工程(c)は、酢酸溶液をコラーゲン源に導入することを含む。さらに任意で、pH調整工程(c)は、酢酸水溶液をコラーゲン源に導入することを含む。
任意で、pH調整工程(c)は、無水酢酸をコラーゲン源に導入することを含む。
任意で、濃度調整工程(b)およびpH調整工程(c)は、酸溶液、任意で酸水溶液をコラーゲン源に導入することにより、同時に実施することができる。
任意で、濃度調整工程(b)およびpH調整工程(c)は、酢酸溶液、任意で酢酸水溶液をコラーゲン源に導入することにより、同時に実施することができる。
任意で、濃度調整工程(b)は、0.5時間以上の期間実施される。さらに任意で、濃度調整工程(b)は、0.5時間の期間実施される。
任意で、pH調整工程(c)は、1−180分の期間実施される。
任意で、濃度調整工程(b)およびpH調整工程(c)は1分を超える期間、同時に実施される。さらに任意で、濃度調整工程(b)およびpH調整工程(c)は1−180分の期間同時に実施される。
任意で、凍結工程(d)は、約−42℃未満の温度まで凍結させることを含む。さらに任意で、凍結工程(d)は、約−33℃〜約−42℃の温度まで凍結させることを含む。さらに任意で、凍結工程(d)は、約−38℃の温度まで凍結させることを含む。さらに任意で、凍結工程(d)は約0.3℃〜約1.5℃/分の速度、任意で約0.5℃/分の速度で凍結させることを含む。
任意で、脱水工程(e)は水相を除去することを含む。さらに任意で、脱水工程(e)は減圧することにより水相を除去することを含む。さらに任意で、脱水工程(e)は、約0.05mbar超まで減圧することにより水相を除去することを含む。さらに任意で、脱水工程(e)は、約0.05〜約1mbarまで減圧することにより水相を除去することを含む。さらに任意で、脱水工程(e)は、少なくとも部分真空を適用することにより、任意で真空を適用することにより水相を除去することを含む。
任意で、または加えて、脱水工程(e)は、温度を増加させることを含む。さらに任意で、または加えて、脱水工程(e)は、真空または部分真空下で温度を増加させることを含む。さらに任意で、または加えて、脱水工程(e)は、少なくとも+30℃まで温度を増加させることを含む。さらに任意で、または加えて、脱水工程(e)は、真空または部分真空下で少なくとも+30℃まで温度を増加させることを含む。さらに任意で、または加えて、脱水工程(e)は、少なくとも+40℃まで温度を増加させることを含む。さらに任意で、または加えて、脱水工程(e)は、真空または部分真空下で、少なくとも+40℃まで温度を増加させることを含む。
任意で、または加えて、脱水工程(e)は、約+30℃まで約0.3℃〜約1.5℃/分の速度で、さらに任意で約0.5℃/分の速度で温度を増加させることを含む。さらに任意で、または加えて、脱水工程(e)は、約+30℃まで約0.3℃〜約1.5℃/分の速度で、さらに任意で約0.5℃/分の速度で、真空または部分真空下でコラーゲンの温度を増加させることを含む。
任意で、または加えて、脱水工程(e)は、約+40℃まで約0.3℃〜約1.5℃/分の速度で、さらに任意で約0.5℃/分の速度で温度を増加させることを含む。さらに任意で、または加えて、脱水工程(e)は、約+40℃まで約0.3℃〜約1.5℃/分の速度で、さらに任意で約0.5℃/分の速度で、真空または部分真空下でコラーゲンの温度を増加させることを含む。
任意で、脱水工程(e)は少なくとも1つの平衡化工程を含む。
任意で、少なくとも1つの平衡化工程は、温度を一定温度で、凍結コラーゲンを所望の温度に到達させるのに十分維持することを含む。さらに任意で、少なくとも1つの平衡化工程は、温度を一定温度で、凍結コラーゲンを所望の温度に到達させるのに十分な期間維持することを含む。さらに任意で、少なくとも1つの平衡化工程は、温度を一定温度で、少なくとも10分、任意で少なくとも20分、さらに任意で少なくとも30分、さらに任意で少なくとも45分、さらに任意で少なくとも60分維持することを含み;凍結コラーゲンを所望の温度に到達させる。
任意で、少なくとも1つの平衡化工程は、温度が少なくとも−20℃まで増加された時に、実施される。任意で、または加えて、少なくとも1つの平衡化工程は、温度が少なくとも−10℃まで増加された時に実施される。任意で、または加えて、少なくとも1つの平衡化工程は、温度が少なくとも0℃まで増加された時に実施される。任意で、または加えて、少なくとも1つの平衡化工程は、温度が少なくとも+10℃まで増加された時に実施される。任意で、または加えて、少なくとも1つの平衡化工程は、温度が少なくとも+20℃まで増加された時に実施される。任意で、または加えて、少なくとも1つの平衡化工程は、温度が少なくとも+30℃まで増加された時に実施される。任意で、または加えて、少なくとも1つの平衡化工程は、温度が少なくとも+40℃まで増加された時に実施される。
任意で、脱水工程(e)は6つの平衡化工程を含み、各平衡化工程は温度が約10℃だけ増加された時に実施される。さらに任意で、脱水工程(e)は6つの平衡化工程を含み、各平衡化工程は、温度が約−20℃、約−10℃、約0℃、約+10℃、約+20℃、および約+30℃まで増加された時に実施される。
任意で、コラーゲン源は、凍結工程(d)の前に、コラーゲン層に成形することができる。
任意で、コラーゲン分散物は、凍結工程(d)の前に、モールドに充填させ、コラーゲン層を形成させることができる。さらに任意で、コラーゲン分散物は、凍結工程(d)の前に、モールドに充填させ、1−5mmの平均厚さを有するコラーゲン層を形成させることができる。さらに任意で、コラーゲン分散物は、凍結工程(d)の前に、モールドに充填させ、1−3mmの平均厚さを有するコラーゲン層を形成させることができる。さらに任意で、コラーゲン分散物は、凍結工程(d)および脱水工程(e)のいずれかまたは両方の前に、1−5mmの平均厚さおよび50×40cmの寸法を有するモールドに充填させ、コラーゲン層を形成させることができる。
任意で、分解工程(f)は、脱水コラーゲンを粉末に機械的に分解することを含む。さらに任意で、分解工程(f)はミリング、切断、破砕、造粒、およびそれらの混合物から選択される。さらに任意で、分解工程(f)は、脱水コラーゲンを粉末にミリングすることを含む。さらに任意で、分解工程(f)は、脱水コラーゲンを、1mmのメッシュサイズを使用して、粉末にミリングすることを含む。
任意で、コラーゲン粉末は、容器中に充填される。
任意で、コラーゲン粉末は滅菌される。さらに任意で、コラーゲン粉末は容器中に充填された後滅菌される。
発明の実施形態を以下、非限定的な実施例により、添付の図面を参照して記載する。
異なるpHおよびコラーゲン濃度で調製したコラーゲン粉末の水取込みを示すグラフである。 異なるpHおよびコラーゲン濃度で調製したコラーゲン粉末の嵩密度を示すグラフである。 異なるpHで調製したコラーゲン粉末の水取込みを示すグラフである。 pH調整工程(c)中に、コラーゲン源に導入される酸の濃度を示すグラフである。
実施例
実施例1−製造プロセス
コラーゲンは多くの起源、例えば、動物皮膚および動物腱から単離することができる。好ましい実施形態では、コラーゲンは、動物腱、例えばウマまたはウシ腱から単離されるが;任意の公知のコラーゲン源、例えば線維組織、任意で結合組織が、当業者により使用され、選択され得る。好ましくは、コラーゲンは、ウマ腱から単離される。単離法では、ウマ腱をミリングし、コラーゲン源を分解させた。ミリングされたウマ腱は、プロセスの開始時に、多くの試薬、例えば1N水酸化ナトリウム(NaOH)で処理し、微生物学的汚染物質、例えばプリオンが除去させた。過酸化水素による処理工程および異なるpH値での洗浄工程を実施し、続いて、ミリング工程を実施した。これは次の処理工程のために表面を増加させるために使用した。コラーゲン源の分子量を、タンパク質分解酵素ペプシンによる、おおよそ2.5のpHでの処理によりさらに低減させた。pHを1N HClの水溶液を用いて調整した。ペプシンを使用して、汚染血清成分、例えばウマ血清アルブミン(ESA)を分解させ、コラーゲン分子の非ヘリックス部分(テロペプチド)を脱離させた。このプロセス中、コラーゲン材料もまた、酸性媒質中で部分的に可溶化された。濾過後、1N水酸化ナトリウム(NaOH)を添加することにより、pHレベルを2.5から7.5に増加させた。このpH調整により、溶液から線維性コラーゲンの沈殿が得られ、これをその後、遠心分離手段により濃縮し、約3−30%(w/w)の濃度を有するコラーゲン分散物を得た。得られた材料をフレッシュコラーゲンと命名した。フレッシュコラーゲンはいくつかの方法で加工処理することができる。
フレッシュコラーゲンは好適なポーションにパッケージし、−20℃まで凍結させ、使用するために必要とされるまでフリーザーで貯蔵することができる。得られた材料を、凍結コラーゲンと命名した。凍結コラーゲンを使用前にフレッシュコラーゲンと同じように解凍させる。
28.4%乾燥量の等価濃度を有する63.3gの量の凍結コラーゲン源を室温まで解凍させ、適当なサイズのステンレス鋼容器中で提供した。
20gの量の1N酢酸をコラーゲン源に導入し、pHを4.2に調整した。精製水を、コラーゲン分散物に導入し、コラーゲン源を1.5−4.0%の濃度まで分散させた。
5分の浸漬後、不均質半固体コラーゲン分散物を得、切断装置(Heavy Duty Blender 39BL10, Waring Laboratory Services, Winsted, CT, USA)に移した。コラーゲン分散物を短い期間(5秒〜15分)、均質に水和され膨潤したコラーゲンを有する均一な半固体コラーゲン分散物が得られるまで、ホモジナイズした。粘性コラーゲン分散物を、280gの量で好適なモールドまたはトレー、例えば32×22cmのサイズを有するステンレス鋼トレーまたは大型ブリスターモールド上に秤量し、分配させ、1−5mmの厚さを有するコラーゲン層を得た。
分配されたコラーゲン分散物を凍結乾燥機(Christ Epsilon I 15)に入れ、そこで、最初に凍結させ、その後、真空下で昇華により脱水させた。凍結および脱水条件は、50〜500μbarの間のチャンバ圧力、および、約−40℃で開始し、+40℃まで連続して増加される棚温度を含む。典型的には、凍結乾燥プロセス(凍結および脱水工程)は18−30時間の総持続期間を有する。コラーゲンが脱水されると、凍結乾燥機チャンバは大気圧にされる。得られたコラーゲンはコラーゲン分散物層よりもわずかに低い厚さを有するコラーゲン層の形態である(例えば、得られたコラーゲンは1−4mmの厚さを有するコラーゲン層の形態である)。
コラーゲン層を、ハサミを使用して、ミル(Retsch ZM 100)への好適な送り込みを可能にする寸法を有するユニット、例えば、ミリング装置によって、寸法1×1cm、または10×10cmを有する層に切断した。Retsch ZM 100ミルでは、コラーゲン層を、ハサミを使用して、寸法0.5×0.5cmを有する層に切断した。切断されたコラーゲン層を、ステンレス鋼容器中に収集し、例えば、1mmのメッシュサイズを有し、空気冷却を使用する超遠心ミル(Retsch ZM 100、18000rpm、室温)を用いてミリングさせた。分解させたコラーゲン粉末を収集し、中間貯蔵のために、ポリエチレン(ポリテン;PE)容器またはバッグに充填する。
その後、コラーゲン粉末を分割し、5g/ユニットの最終パッケージング構成とし、任意で、エチレンオキシド(EO)ガスを用いて滅菌し、実施例3で記載されるように試験した。
実施例2−分析的キャラクタリゼーション(pH調整工程)
コラーゲン粉末試料を実施例1で一般に説明されるように調製した。簡単に言うと、ある量の凍結コラーゲン源を室温まで解凍させた。ある量の1N酢酸を、コラーゲン源に導入し、pHを2.9−7.3の範囲に調整した。精製水を、コラーゲン分散物に導入し、コラーゲン源を3.0%の濃度まで分散させた。コラーゲン分散物を均質に水和され膨潤したコラーゲンを有する均一な半固体コラーゲン分散物が得られるまで、ホモジナイズした。粘性コラーゲン分散物を、好適なモールドまたはトレー上に秤量し、分配させ、コラーゲン層を得た。分配されたコラーゲン分散物を凍結乾燥機(Christ Epsilon I 15)に入れ、そこで、最初に凍結させ、その後、真空下で昇華により脱水させた。得られたコラーゲンはコラーゲン層の形態である。コラーゲン層を、ハサミを使用して切断し、ステンレス鋼容器中に収集し、ミリングさせた。分解させたコラーゲン粉末を収集し、中間貯蔵のために、ポリエチレン(ポリテン;PE)容器またはバッグ中に充填する。
実施例3−分析的キャラクタリゼーション(水取込み)
非滅菌コラーゲン粉末の流体吸収(水取込み)能力を、100−500mgの規定した質量のコラーゲン粉末を精製水中に規定した期間(例えば、5分)浸漬し;シーブフラットをティッシュ上に10秒間置くことにより過剰の表面水を除去し、水和試料を秤量することにより試験した。水取込みを、凍結および脱水工程前の混合物中のpHおよびコラーゲン濃度を考慮して分析した。
凍結および脱水工程前のコラーゲン分散物のpHは、流体吸収能力に強く影響した。水取込みを図1において、凍結および脱水工程前のコラーゲン分散物のpHに依存として示す。コラーゲン分散物の濃度は円の面積により示される。本発明のプロセスにより調製したコラーゲン粉末は、pH3.5−5.0で1.5−5.0%のコラーゲン濃度を有することが示される。より低いコラーゲン濃度を有するコラーゲン粉末は同等の水取込みを示したが、加工処理特性がよくなかった。水取込み特性は主としてpHにより規定されると考えられ;ならびに、<4.5のpHは、試料重量より少なくとも20倍大きな水吸収値を提供すると考えられる。
直接比較試験を、本発明によるプロセスにより調製したコラーゲン粉末、と2つの市販品の無菌試料の間で実施した。各場合において、水取込みを、本明細書で以上で記載される方法を使用して決定した。
Davol、a Bard Company(Rl、USA)から入手可能で、Avitene(商標)Flour MCHとして知られている、脳外科および泌尿器科を含む全ての外科的手順に対して適応される微線維性コラーゲン止血剤(MCH)は、試験した試料重量よりも6.5倍大きな水取込みを示した。
Holphar Arzneimittel、von Fournier Pharma GmbH(Sulzbach、Germany)により製造され、PANGEN(商標)Puderとして知られている、無菌の(γ線を照射した)、天然、生体吸収性ウシ真皮コラーゲンから製造されたコラーゲン粉末は、試験した試料重量よりも9.2倍大きな水取込みを示した。
試験した商業的に供給される製品のどちらでも、水取込みは、本発明のプロセスにより調製したコラーゲン粉末に対するものよりも著しく低い。
実施例4−分析的キャラクタリゼーション(嵩密度)
コラーゲン粉末の嵩密度を、秤量した量のコラーゲン粉末(例えば1g)をメスシリンダーに充填させ、体積を決定する(例えば10−50mL)ことにより決定した。嵩密度は、凍結および脱水工程前のコラーゲン分散物中のコラーゲン濃度が高いほど著しく増加した。
本発明のプロセスにより調製したコラーゲン粉末は、より低いコラーゲン濃度を有するコラーゲン粉末(およそ4mg/cmの嵩密度値を示した)に比べ、20−30mg/cmの嵩密度値を示した。
コラーゲン分散物のpH、コラーゲン分散物の濃度;ならびに嵩密度の間の関係を図2に示す。嵩密度はコラーゲン濃度に影響されると考えられる。
よって、本発明は改善された嵩密度、改善された加工処理特性、および増加した流体取込みを有するコラーゲン粉末を提供する。
本発明による調製プロセスはまた、調製プロセス中に除去する必要がある水の量を除去することにより、改善された効率を有する調製プロセスを提供する(本発明による調製プロセスにおいて除去される必要のある水の量は、公知の方法のコラーゲン質量より200倍大きいのに比べ、コラーゲンの質量のおよそ30倍である)。これによりプロセス時間が低減し、スループットが増加する。

Claims (17)

  1. コラーゲン粉末を調製するためのプロセスであって、
    (a)コラーゲン源を提供する工程、
    (b)前記コラーゲン源を1.5−4.0%の濃度に調整する工程、
    (c)前記コラーゲン源を2.9−5.2のpHに調整する工程、
    (d)前記コラーゲン源を凍結させる工程、
    (e)前記凍結コラーゲンを脱水する工程、および
    (f)前記脱水コラーゲンを粉末に分解する工程
    を含むプロセス。
  2. 前記凍結工程(d)の前に、前記コラーゲン源を機械的に分解する追加の工程を含む、請求項1に記載のプロセス。
  3. 前記コラーゲン源を、1.5−4.0%(w/w)乾燥コラーゲンの等価濃度に調整する、請求項1または2に記載のプロセス。
  4. 前記コラーゲン源を、3.5−5.0のpHに調整する工程(c)を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載のプロセス。
  5. 前記pH調整工程(c)が、酸を、前記コラーゲン源に導入することを含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のプロセス。
  6. 前記濃度調整工程(b)および前記pH調整工程(c)が、酸溶液を前記コラーゲン源に導入することにより同時に実施される、請求項1〜5のいずれか1項に記載のプロセス。
  7. 前記濃度調整工程(b)が、0.5時間以上の期間実施される、請求項1〜5のいずれか1項に記載のプロセス。
  8. 前記pH調整工程(c)が、1〜180分の期間実施される、請求項1〜5のいずれか1項に記載のプロセス。
  9. 前記濃度調整工程(b)および前記pH調整工程(c)が、1分を超える期間同時に実施される、請求項1〜6のいずれか1項に記載のプロセス。
  10. 前記凍結工程(d)が、約−42℃未満の温度まで凍結させることを含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載のプロセス。
  11. 前記脱水工程(e)が、約0.05mbar超まで減圧することにより水相を除去することを含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載のプロセス。
  12. 前記脱水工程(e)が、少なくとも+30℃まで温度を増加させることを含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載のプロセス。
  13. 前記脱水工程(e)が、少なくとも+40℃まで温度を増加させることを含む、請求項1〜12のいずれか1項に記載のプロセス。
  14. 前記脱水工程(e)が、少なくとも1つの平衡化工程を含み、前記少なくとも1つの平衡化工程が、温度を一定温度で少なくとも10分維持することを含み、前記凍結コラーゲンを所望の温度に到達させる、請求項1〜13のいずれか1項に記載のプロセス。
  15. 前記分解工程(f)が、1mmのメッシュサイズを使用して、前記脱水コラーゲンを粉末にミリングすることを含む、請求項1〜14のいずれか1項に記載のプロセス。
  16. 前記コラーゲン源を、3.5−4.3のpH、任意で3.5のpHに調整する工程(c)を含む、請求項1〜15のいずれか1項に記載のプロセス。
  17. 前記pH調整工程(c)が、酢酸を前記コラーゲン源に導入することを含む、請求項1〜16のいずれか1項に記載のプロセス。
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