JP2016226203A - 電源システム - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電池および発電装置を備える電源システムにおいて、ピークカット制御および売電制御の両立を可能とする。
【解決手段】電源システム100は整流器20と、整流器20よりも通信装置4に設けられ、整流器20と通信装置4とを接続する電力線PL1からの電力を充電し、また、放電によって電力線PL1に電力を供給する蓄電池30と、整流器20よりも電力網1側に設けられ、電力網1と整流器20とを接続する電力線PL2に電力を供給する交流発電装置50と、整流器20の出力電圧(整流器出力電圧Vrc)を制御する制御装置70と、を備える。制御装置70は、電力線PL1および電力線PL2の少なくとも一方における電力情報を取得するホームコントローラ72と、ホームコントローラ72によって取得された電力情報に基づいて、整流器20の出力電圧(整流器出力電圧Vrc)を調整する電力調整装置74と、を含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、電源システムに関する。
近年、電力コスト(たとえば電気料金)削減のため、ピークカットおよびデマンドレスポンス制御(以下、単に「ピークカット制御」という)が注目されている。ピークカット制御によれば、たとえば、夜間に蓄電池を充電し、昼間に蓄電池および発電機から負荷に電力を供給することによって、昼間の時間帯における購入電力のピークを抑制し得る。
通信設備の電源システムにおいても、ピークカット制御を導入することが考えられる。図1は、通信設備の電源システムの構成の一例を示す図である。電源システムにおいて、整流器2は、電力網1からの交流電力を直流電力に変換し、蓄電池3および負荷である通信装置4に向かって出力する。整流器2、蓄電池3および通信装置4はバスライン(図1ではノードN1として概念的に図示される)によって電気的に接続されている。この場合、蓄電池3は浮動充電状態となるので、整流器2からの直流電力が通信装置4に供給され(矢印AR1)、また、蓄電池3が適宜充電され得る(矢印AR2)。
たとえば、下記特許文献1は、図1に示されるような通信設備の電源システムにおいて、整流器の出力電圧を調整することによって(すなわち整流器の出力電力を制御することによって)、蓄電池の充放電を制御する技術を開示する。この技術を応用すれば、通信設備の電源システムにおいても、ピークカット制御を実現できる可能性がある。
特開2011−134149号公報
上述の通信設備の電源システムにおいて、蓄電池に加えて発電装置を設けた構成を採用すれば、発電装置および蓄電池からの電力によって通信設備の消費電力の少なくとも一部を賄う(ピークカット制御を行う)ことができる。なお、停電時には、発電装置および蓄電池からの電力によって通信設備の消費電力を全て賄うこともできる。さらに、発電装置で発生した電力を、電力網を介して売電する(売電制御を行う)ことも考えられる。この点について、特許文献1では検討がなされていない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、蓄電池および発電装置を備える電源システムにおいて、ピークカット制御および売電制御の両立を可能とすることを目的とする。
本発明の一態様に係る電源システムは、電力網からの交流電力を直流電力に変換し、負荷に向かって出力する整流器と、整流器よりも負荷側に設けられ、整流器と負荷とを接続する第1の電力線からの電力を充電し、また、放電によって第1の電力線に電力を供給する蓄電池と、整流器よりも電力網側に設けられ、電力網と整流器とを接続する第2の電力線に電力を供給する発電装置と、整流器の出力電圧を制御する制御装置と、を備え、制御装置は、第1の電力線および第2の電力線の少なくとも一方における電力情報を取得する取得手段と、取得手段によって取得された電力情報に基づいて、整流器の出力電圧を調整する調整手段と、を含む。
上記の電源システムでは、蓄電池からの電力が、第1の電力線を介して、負荷に供給され得る。また、発電装置からの電力が、第2の電力線、整流器および第1の電力線を介して、負荷に供給され得る。この構成によれば、蓄電池からの電力および発電装置からの電力によって負荷の消費電力(の少なくとも一部)を賄うことで、電力網からの交流電力を抑制し得る。
ここで、蓄電池は、整流器と負荷とを接続する第1の電力線との間で充放電を行うので、浮動充電状態とされ得る。この場合、前述のように、整流器の出力電圧を制御することによって、蓄電池の充放電が制御可能である。そして、上記の電源システムでは、制御装置の取得手段が第1の電力線および第2の電力線の少なくとも一方における電力情報を取得し、制御装置の調整手段が、取得手段によって取得された電力情報に基づいて整流器の出力電圧を調整(つまり整流器の出力電力を制御)する。第1の電力線における電力情報は、整流器および蓄電池から負荷へ向かう電力(つまり負荷の消費電力)の情報を含み得る。第2の電力線における電力情報は、電力網から整流器に向かう電力(つまり購入電力)の情報を含み得る。そのような電力情報に基づいて整流器の出力電圧を適切に調整することで、ピークカット制御が可能となる。
また、上記の電源システムでは、発電装置は、整流器よりも電力網側に設けられ、電力網と整流器とを接続する第2の電力線に電力を供給する。この場合、整流器の出力電圧を調整し、整流器の出力電力(すなわち整流器の入力電力)を制御することによって、発電装置の電力が電力網に供給されるようにすることもできる。よって、ピークカット制御だけでなく、売電制御も可能となる。
調整手段は、電力網から整流器へ向かう電力が所定の上限電力を上回らないようにするピークカット制御が実行され、かつ、発電装置が発生した電力の少なくとも一部を電力網に供給する売電制御が実行されるように、整流器の出力電圧を調整してもよい。たとえばこのようにして、ピークカット制御および売電制御を実現することができる。
調整手段は、負荷の消費電力を予測し、その予測結果に基づいて、ピークカット制御および売電制御が実行可能なように、整流器の出力電圧を調整してもよい。これにより、ピークカット制御および売電制御をさらに適切に行うことができる。
発電装置は、太陽光発電装置、風力発電装置、発動電動機および燃料電池の少なくとも1つを含んでもよい。このように種々の電力源(太陽光発電装置等)を発電装置とした場合であっても、上述のようにしてピークカット制御および売電制御を実現することができる。
本発明によれば、蓄電池および発電装置を備える電源システムにおいて、ピークカット制御および売電制御の両立が可能になる。
従来の電源システムの概略構成を示す図である。 整流器電圧の調整による電源システムの制御を説明するための第1の図である。 整流器電圧の調整による電源システムの制御を説明するための第2の図である。 太陽光発電装置を整流器よりも通信装置側に設けた電源システムの概略構成を示す図である。 実施形態に係る電源システムの概略構成を示す図である。 制御装置のハードブロック構成を示す図である。 制御装置によって実行される処理の一例を示すフローチャートである。 電源システムの動作の一例を概念的に示すタイミングチャートである。 変形例に係る電源システムの概略構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
まず、先に説明した図1に示されるような通信設備の電源システムにおける蓄電池の充放電制御の手法について、図2および図3参を照して説明する。
電源システムにおいて、通常時は、整流器2の出力電圧が蓄電池3の電圧に等しく、図2の(a)に示されるように、整流器2からの電力が通信装置4および蓄電池3に供給される(矢印AR3,AR4)。よって、蓄電池3は浮動充電状態となる。一方、整流器2の出力電圧を蓄電池3の電圧よりも低くすると、図2の(b)に示されるように、蓄電池3からの電力が通信装置4に供給される(矢印AR5)。この場合、蓄電池3は放電状態となり、その分、電力網1から整流器20への電力(つまり購入電力)が抑制される。
具体的に、図3に示されるように、整流器の出力電圧(整流器電圧)が大きくなるにつれて、整流器2の出力電流(整流器電流Irc)が大きくなる。整流器電流Ircが通信装置4の消費電流Iloadよりも小さいほど、蓄電池3の放電電流Idが大きくなる。逆に、整流器電流Ircが通信装置4の消費電流Iloadよりも大きいほど、蓄電池3の充電電流(図3では放電電流Idのマイナスの値として図示している)が大きくなる。
図3に示す例では、整流器2の出力電圧を47Vまで低下させることで、整流器2の出力電力(すなわち電力網1からの購入電力)をゼロにし、通信装置4の消費電力をすべて蓄電池3からの放電電力によって賄うことができる。また、整流器2の出力電圧を50Vよりも大きい電圧に設定すると、通信装置4の消費電力はすべて整流器2からの電力によって賄われ、さらに、蓄電池3への充電も行われるようになる。整流器2の出力電圧を48V〜50Vの間の電圧に設定すると、整流器2からの電力と蓄電池3からの電力との両方の電力によって通信装置4の消費電力が賄われる。この場合には、電力網1からの電力量(商用電力使用量)の柔軟な制御も可能である。
以上のようにして整流器2の出力電圧を調整する(整流器2の出力電力を制御する)ことで、蓄電池3の充放電を、充放電電流の大きさも含めて制御することができる。よって、通信装置4など、電源システムに含まれる負荷の消費電力(デマンド)に応じて蓄電池3の充放電を制御することで、ピークカット制御を行える可能性がある。なお、図2に示される例では通信装置4の消費電力がデマンドとなる。電源システムが通信装置4とは別の負荷(たとえば後述の図5に示される交流負荷6)も含む場合には、各負荷(たとえば通信装置4および交流負荷6)の消費電力の合計がデマンドとなる。
図2に示される電源システムにおいては、さらに発電装置を設けた構成としてもよい。発電装置の種類は特に限定されないが、一例として、太陽光発電装置を設けた構成について、次に図4を参照して説明する。
図4は、上述の電源システムにおいて、さらに、太陽光発電装置5を、整流器2よりも通信装置4側に設けた構成の一例を示す。この構成では、さらに太陽光発電装置5からの電力が、通信装置4に供給され(矢印AR6)、または蓄電池3にも供給され得る。図4に示されるように太陽光発電装置5をノードN1に接続すると、太陽光発電装置5は、整流器2の出力電圧もしくは蓄電池3の電圧の高い方の電圧で動作し、発電電力を通信装置4に供給するようになる。そのため、整流器2の出力電圧の制御にかかわらず太陽光発電装置5の発電電力の有効利用が可能である。
ただし、図4に示される構成においては、整流器2は、蓄電池3および太陽光発電装置5からの直流電力を交流電力に変換し、電力網1に向かって出力することはできない。とくに、太陽光発電装置5で発生した直流電力を電力網1に供給すること(売電制御)が、図4に示される構成では、行うことができない。
次に説明する実施形態に係る電源システムは、蓄電池および発電装置を備える形態において、ピークカット制御および売電制御の両立を可能とする。
[実施形態]
図5は、実施形態に係る電源システムの概略構成を示す図である。図5に示されるように、電源システム100は、整流器20と、蓄電池30と、交流発電装置50と、制御装置70と、スマートメータSMとを含む。電源システム100は、電力を消費する負荷として、通信装置4を含む。電源システム100に含まれる負荷としては、さらに交流負荷6があってもよい。通信装置4は、直流電力を消費する装置であり、たとえば無線基地局である。交流負荷6は、交流電力を消費する負荷であり、たとえば電源システム100に設けられた図示しない空調装置などである。なお、図中、各要素を接続する実線は、電力を伝送するための電力線を示す。また、各要素を接続する破線は、制御信号、通信信号などを送受信するための通信線を示す。
整流器20は、電力網1からの交流電力を直流電力に変換し、通信装置4および蓄電池30に向かって出力する。具体的に、整流器20は、電力網1と整流器20とを接続する電力線PL2(第2の電力線)からの直流電力を受けて、交流電力に変換する。また、整流器20は、変換した直流電力を、整流器20と通信装置4とを接続する電力線PL1(第1の電力線)に供給する。整流器20は、たとえば、整流回路および電圧変換回路(昇圧回路または降圧回路)などを組み合わせて構成される。整流器20の出力電圧(整流器出力電圧Vrc)は、たとえば整流器20を構成する電圧変換回路を制御することによって、調整可能である。
蓄電池30は、整流器20よりも通信装置4側に設けられ、電力線PL1(ノードN1)に接続される。蓄電池30は、電力線PL1からの電力を充電し、また、放電によって電力線PL1に電力を供給する。蓄電池30は、たとえばリチウムイオン電池などの2次電池であってよい。
交流発電装置50は、整流器20よりも電力網1側に設けられ、電力線PL2に電力を供給する。交流発電装置50から電力線PL2に供給された電力は、整流器20および/または電力網1に向かって流れ得る。交流発電装置50は、たとえば、太陽光発電装置、風力発電装置、発動電動機および燃料電池の少なくとも1つを含む。交流発電装置50は、太陽光発電装置、風力発電装置、発動電動機および燃料電池のうち2つ以上の要素を組み合わせて構成されてもよい。交流発電装置50が太陽光発電装置のような直流電力を発生する要素を含む場合には、交流発電装置50には、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置が含まれるものとする。
制御装置70は、電源システム100に含まれる各要素、主に、整流器20、交流発電装置50およびスマートメータSMを制御することによって、電源システム100の全体制御を行う。制御は、たとえば制御装置70と各要素とを接続する通信線を用いた通信信号の送受信によって実現される。
制御装置70は、とくに、整流器出力電圧Vrcを調整することによって、蓄電池30の充放電を制御する。蓄電池30の充放電の制御は、スマートメータSMから取得される種々の情報に基づいて行われる。このため、制御装置70は、ホームコントローラ72と、電力調整装置74とを含む。
ホームコントローラ72は、電源システム100における種々の情報を取得する手段(取得手段)としての機能を有する。ホームコントローラ72が取得する情報は、電力線PL1における電力情報および電力線PL2における電力情報を含む。
電力線PL1における電力情報は、たとえば、その時に電力線PL1を流れている電力の大きさ(いわば瞬時電力使用量)であってもよいし、所定の時間(たとえば数秒、数分、あるいは数時間単位)における電力線PL1を流れる電力量(いわば電力積算量)であってもよい。電力線PL1における電力情報は、より具体的には、電力線PL1において、整流器20および蓄電池30から通信装置4に向かう電力、すなわち通信装置4の消費電力の大きさまたはその電力量であってよい。
電力線PL2における電力情報は、たとえば、その時に電力線PL2を流れている電力の大きさ(いわば瞬時電力使用量)であってもよいし、所定の時間(たとえば数秒、数分、あるいは数時間単位)における電力線PL2を流れる電力量(いわば電力積算量)であってもよい。電力線PL2における電力情報は、より具体的には、電力線PL2において、整流器20に向かう電力、すなわち整流器20の入力電力の大きさまたはその電力量であってよい。このような電力情報は、電源システム100が電力網1から購入する購入電力に関する情報でもある。また、交流負荷6がある場合には、交流負荷6に向かう電力、すなわち交流負荷6の消費電力の大きさまたはその電力量も、電力線PL2における電力情報とされる。電力線PL2における電力情報は、たとえば、電力線PL2に取り付けられたスマートメータSMからの通信信号をホームコントローラ72が受信することによって、取得される。スマートメータSMは、電圧センサおよび電流センサなどを含んで構成される。
なお、ホームコントローラ72が取得する情報は、蓄電池30の充電率(SOC:State Of Charge)、充電電流Ic、放電電流Id、整流器20の整流器電流Irc、整流器出力電圧Vrc(すなわち電力線PL1の電圧)などを含み得る。これらの情報は、たとえば、電力線PL1における対応する部分に取り付けられた図示しない電圧センサおよび電流センサを用いて取得される。
ホームコントローラ72が取得する情報は、電源システム100における消費電力の情報をさらに含んでもよい。電源システム100における消費電力は、通信装置4の消費電力(交流負荷6が有る場合にはさらに交流負荷6の消費電力を含む)であってよい。消費電力の情報は、制御装置70に含まれる図示しない記憶部(たとえば後述の図6の補助記憶装置85)に予め記憶された情報でもよい。消費電力の情報は、たとえば通信装置4および電力線PL2の電圧(すなわち整流器出力電圧Vrc)に基づいてリアルタイムで算出されたものであってもよい。消費電力の情報に基づけば、電源システムに含まれる負荷の消費電力(デマンド)に応じた蓄電池3の充放電制御(デマンドレスポンス制御)が可能になる。
また、ホームコントローラ72が取得する情報は、たとえば、電源システム100においてピークカット制御および/または売電制御を行うべきか否かといった情報を含む。そのような情報は、たとえば電源システム100の外部から入力され、ホームコントローラ72が受信してもよいし、ユーザ操作によって入力されてもよい。
電力調整装置74は、ホームコントローラ72によって取得された情報に基づいて、整流器出力電圧Vrcを調整する手段(調整手段)としての機能を有する。整流器出力電圧Vrcの調整範囲は、通信装置4が受けることのできる直流電圧の範囲とされ、通信装置4が無線基地局であれば、たとえば41V〜57V程度である。
具体的に、電力調整装置74は、ピークカット制御を実行する。ピークカット制御は、電源システム100において、電力網1からの購入電力(図5に示す例では電力網1から整流器20に向かって流れる電力)が所定の上限電力を上回らないように、購入電力のピークを抑制するための制御である。また、電力調整装置74は、売電制御を実行する。売電制御は、交流発電装置50が発生した電力の少なくとも一部を電力網1に供給するための制御である。
また、電力調整装置74は、通信装置4の消費電力を予測し、その予測結果に基づいて、ピークカット制御および売電制御を実行可能なように、整流器出力電圧Vrcを調整してもよい。通信装置4の消費電力の予測は、たとえば、過去における通信装置4の消費電力に関する情報(前述の記憶部に記憶しておく)に基づいて行い得る。たとえば、所定の時間帯ごとに過去の通信装置4の消費電力の平均値を算出し、算出した値を、その時間帯における通信装置4の消費電力の予測値としてよい。また、電源システム100に交流負荷6が含まれる場合には、電力調整装置74は、通信装置4の消費電力だけでなく、交流負荷6の消費電力をも予測し、その予測結果に基づいて、ピークカット制御および売電制御を実行可能なように、整流器出力電圧Vrcを調整してもよい。交流負荷6の予測は、上述の通信装置4の予測と同様に、交流負荷6の消費電力に関する情報(前述の記憶部に記憶しておく)に基づいて行い得る。すなわち、所定の時間帯ごとに過去の交流負荷6の消費電力の平均値を算出し、算出した値を、その時間帯における交流負荷6の消費電力の予測値としてよい。さらに、空調装置などを含む交流負荷6の状態は、季節、時間帯および温度などに依存し得る。このため、季節、時間帯および温度などの情報に基づいて、交流負荷6の消費電力を予測してもよい。
ここで、図6を参照して、制御装置70のハードウェア構成について説明する。図6に示されるように、制御装置70は、物理的には、1または複数のCPU(Central Processing unit)81、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)82およびROM(Read Only Memory)83、データ送受信デバイスである通信モジュール84、半導体メモリなどの補助記憶装置85、操作盤(操作ボタンを含む)やタッチパネルなどのユーザの入力を受け付ける入力装置86、ディスプレイなどの出力装置87などのハードウェアを備えるコンピュータとして構成され得る。制御装置70の機能は、たとえば、CPU81、RAM82などのハードウェア上に1または複数の所定のコンピュータソフトウェア(プログラム)を読み込ませることにより、CPU81の制御のもとで通信モジュール84、入力装置86、出力装置87を動作させるとともに、RAM82および補助記憶装置85におけるデータの読み出しおよび書き込みを行うことで実現される。
図7は、制御装置70によって実行される処理の一例を示すフローチャートである。
まず、制御装置70は、各種情報を受信する(ステップS1)。具体的に、ホームコントローラ72が、前述の情報を取得する。先に説明したように、ホームコントローラ72が取得する情報は、電力線PL2における電力情報、電源システム100においてピークカット制御を行うべきか否かという情報、および電源システム100における消費電力の情報などを含む。
次に、制御装置70は、ピークカット要請がある、または消費電力が閾値を超えているか否かを判断する(ステップS2)。この処理は、電力調整装置74が、先のステップS1においてホームコントローラ72によって取得された情報に基づいて実行する。具体的に、電力調整装置74は、電源システム100におけるピークカット制御を行うべきか否か、また、電源システム100における消費電力が閾値を超えているか否かを判断する。閾値は、たとえば、先に説明したピークカット制御における所定の上限電力に設定されてよい。その場合には、電力網1から整流器20へ向かう電力が上限電力を上回らないようにするピークカット制御が可能になる。
ステップS2においてピークカット要請がある、または消費電力が閾値を超えている場合(ステップS2:YES)、制御装置70は、整流器出力電圧VrcをΔV低下させる(ステップS3)。この処理は、電力調整装置74によって実行される。ステップS3の処理が完了した後、制御装置70は、ステップS1に再び処理を戻す。
一方、先のステップS2においてピークカット要請がなく、かつ、消費電力が閾値以下の場合(ステップS2:NO)、制御装置70は、整流器出力電圧Vrcを初期値に復帰させる(ステップS4)。初期値は、蓄電池30の浮動充電電圧(たとえば53V程度)に設定される。
ステップS4の処理が完了すると、制御装置70は、蓄電池30の電圧(蓄電池電圧Vbat)が整流器出力電圧Vrcとなっているか否かを判断する(ステップS5)。蓄電池電圧Vbatが整流器出力電圧Vrcとなっている場合(ステップS5:YES)、制御装置70は、ステップS1に再び処理を戻す。そうでない場合(ステップS5:NO)、制御装置70は、たとえば所定のwait時間処理を待機し、再びステップS5の処理を実行する。
図8は、電源システム100の動作の一例を概念的に示すタイミングチャートである。
図8において「SOC」は蓄電池30のSOCを示す。「Vrc」は、交流発電装置50の出力電圧(整流器出力電圧Vrc)を示す。「Vbat」は、蓄電池30の電圧(蓄電池電圧Vbat)を示す。「Pload」は、電源システム100における消費電力であり、ここでは通信装置4の消費電力Ploadを示す。説明を容易にするため、図8に示される例では、交流負荷6の消費電力は考慮しないものとする。「Prc」は、整流器20の出力電力を示す。「Ppv」は、交流発電装置50の出力電力を示す。ここでの交流発電装置50は、太陽光発電装置を想定している。ただし、図8におけるタイミングチャートは概念的に示されるものであって、必ずしも実際のものとは一致しない。たとえば、「Pload」は、通信装置4の稼働状況などによって適宜変化し得る。また、「Ppv」は、実際には日射の変化に応じて変化し得る。
当初(時刻t1よりも前の時点)、蓄電池30のSOCは、夜間充電などによって、所定SOCとなっている。そして、整流器出力電圧Vrcは、所定SOCにおける蓄電池30の電圧(浮動充電電圧)に設定されている。この電圧は、たとえば53V程度である。このとき、蓄電池30は浮動充電状態であり、整流器20の出力電力Prcによって通信装置4の消費電力Ploadが賄われている。
時刻t1(たとえば日の出の時刻)において、交流発電装置50が発電を開始し、発電電力Ppvが増加し始める。
時刻t2において、消費電力Ploadが増加し始める。電源システム100において、ホームコントローラ72は、各種情報を定期的に受信しており(図7のステップS1)、時刻t3において消費電力Ploadが閾値(たとえば2kW)を超えたことに応じて(図7のステップS2:YES)、整流器出力電圧Vrcが低下する(図7のステップS3)。ここでの整流器出力電圧Vrcは、たとえば47V程度であり、その場合、前述のΔV(図7のステップS3におけるΔV)は、約6Vとなる。消費電力Ploadが閾値を超えている状態は、後述の時刻t5まで続き、その間、整流器出力電圧Vrcが低下した状態が維持される。なお、時刻t4において、交流発電装置50の発電電力がゼロになる。
時刻t3〜t5の間、整流器出力電圧Vrcが低下し、蓄電池30の蓄電池電圧Vbatよりも低くなる。この場合、整流器20の出力電力Prcに代えて、蓄電池30の放電電力によって、通信装置4の消費電力Ploadが賄われる。よって、電源システム100における電力網1からの購入電力が抑制され、ピークカット制御が実行される。蓄電池30が放電するので、蓄電池30のSOCおよび蓄電池電圧Vbatが低下し始める。
また、時刻t3〜t5の間は、整流器20の出力電力Prcが抑制される(たとえばゼロでもよい)ので、その分、交流発電装置50から電力線PL2に供給された電力が電力網1に供給されて、売電制御が実行される。
時刻t5において、通信装置4の消費電力Ploadが閾値を以下となったことに応じて(図7のステップS2:NO)、整流器出力電圧Vrcが初期値(上述の場合は53V)に復帰する(図7のステップS4)。これに応じて、整流器20からの整流器出力電圧Vrcによって、通信装置4の消費電力Ploadが賄われ、さらに、蓄電池30が充電される。そのため、蓄電池30のSOCおよび蓄電池電圧Vbatが上昇し始める。なお、時刻t6において、消費電力Ploadが時刻t2以前のレベルに戻る。
時刻t7において、蓄電池電圧Vbatが整流器出力電圧Vrcに等しくなり(ステップS5YES)、蓄電池30の充電が完了する。蓄電池30のSOCは、時刻t1よりも前の時刻におけるSOC(所定SOC)まで回復し、蓄電池30は浮動充電状態となる。また、蓄電池30を充電する必要がない分だけ、整流器20の出力電力Prcが減少する。
時刻t7を過ぎた後は、時刻t6の状態が維持され、翌日の時刻t1になると、上述の動作が繰り返される。
なお、整流器出力電圧Vrcが低下している状態(上述の場合は47Vとされている状態)の時間帯が、電力料金の高い昼間の時間帯と一致するように、電源システム100の動作が制御装置70によって制御されてもよい。この場合、電力料金の高い昼間の時間帯には蓄電池30からの放電電力で通信装置4の消費電力を賄い、購入電力を抑えることができる。
なお、以上では、電源システム100における消費電力に基づいて(ステップS2)ピークカット制御等(ステップS3)を実行する態様について説明したが、消費電力に代えて、購入電力(電力網1から整流器20側へ向かう電力)に基づいてピークカット制御等を実行してもよい。この場合には、たとえば、スマートメータSMを用いて取得した電力線PL1における電力情報(より具体的には購入電力)に基づき、購入電力が前述した所定の上限電力を超えている場合にピークカット制御等(ステップS3)を実行するようにしてもよい。
次に、制御装置70による電源システム100の作用効果について説明する。
電源システム100によれば、ホームコントローラ72が電力線PL1および電力線PL2の少なくとも一方における電力情報を取得し、電力情報に基づいてピークカット制御が実行される(ステップS1〜S3、時刻t3〜t5)。また、整流器20の整流器出力電圧Vrcを制御することによって出力電力Prcが制御(たとえば抑制)される(ステップS3)。これにより、交流発電装置50からの電力(の少なくとも一部)が電力線PL2を介して電力網1に供給され(ステップS3、時刻t1〜t4)、それによって、売電制御が実行される。よって、ピークカット制御および売電制御の両立が可能となる。
具体的に、電源システム100では、蓄電池30からの電力が、電力線PL1を介して、通信装置4に供給される。また、交流発電装置50からの電力も、電力線PL2、整流器20および電力線PL1を介して、通信装置4に供給され得る。この構成によれば、蓄電池30からの電力および交流発電装置50からの電力によって通信装置4の消費電力(の少なくとも一部)を賄うことで、電力網1からの交流電力(つまり購入電力)を抑制できる。
ここで、蓄電池30は、整流器20と通信装置4とを接続する電力線PL1との間で充放電を行うので、浮動充電状態とされ得る。この場合、先に図2を参照して説明したように、整流器出力電圧Vrcを調整することによって、蓄電池30の充放電が制御可能である。そして、電源システム100では、制御装置70のホームコントローラ72が電力線PL1および電力線PL2の少なくとも一方における電力情報を取得し、電力調整装置74が、ホームコントローラ72によって取得された電力情報に基づいて整流器出力電圧Vrcを調整する。電力線PL1における電力情報は、整流器20および蓄電池30から通信装置4へ向かう電力(つまり通信装置4の消費電力)の情報を含み得る。電力線PL1における電力情報は、電力網1から整流器20に向かう電力(つまり購入電力)の情報を含み得る。そのような電力情報に基づいて整流器20の出力電圧を適切に調整することで、ピークカット制御が可能となる。
また、電源システム100では、交流発電装置50は、整流器20よりも電力網1側に設けられ、電力網1と整流器20とを接続する電力線PL2に電力を供給する。この場合、整流器出力電圧Vrcを調整することによって、整流器20の出力電力(すなわち整流器20の入力電力)を制御し、交流発電装置50の電力が電力網1に供給されるようにすることができる。よって、ピークカット制御だけでなく、売電制御も可能となる。
電力調整装置74は、電力網1から整流器20へ向かう電力が所定の上限電力を上回らないようにするピークカット制御が実行され、かつ、交流発電装置50が発生した電力の少なくとも一部を電力網1に供給する売電制御が実行されるように、整流器出力電圧Vrcを調整する。たとえばこのようにして、ピークカット制御および売電制御を実現することができる。
電力調整装置74は、通信装置4の消費電力を予測し、その予測結果に基づいて、ピークカット制御および売電制御が実行可能なように、整流器出力電圧Vrcを調整してもよい。これにより、ピークカット制御および売電制御をさらに適切に行うことができる。
発電装置は、太陽光発電装置、風力発電装置、発動電動機および燃料電池の少なくとも1つを含んでもよい。このように種々の電力源(太陽光発電装置等)を発電装置とした場合であっても、上述のようにしてピークカット制御および売電制御を実現することができる。
また、電源システム100によれば、整流器出力電圧Vrcを調整するだけで(つまり電力線PL1のようなバスの電圧を変化させるだけで)、通信装置4の電力リソースを整流器20、蓄電池3との間で切り替えが可能である。このため、たとえば、蓄電池30の充放電制御装置といった新たなハードウェアの追加は不要である。このことは、蓄電池30の種類などが変更となった場合でも同様である。よって、低コストでシステムを実現することができる。
また、整流器出力電圧Vrcの調整は、ホームコントローラ72が取得した情報(たとえば電力網1から整流器20に向かう電力あるいは電力量)に対して閾値を設定するというシンプルな手法によって、自動で最適なピークカット制御が実現可能である。
電力調整装置74の機能は、ホームコントローラ72に組み込まれてもよい。そのようなホームコントローラ72は、HEMS(Home Energy Management System)など、スマートグリッド技術における様々なEMS(Energy Management System)において適用可能である。
また、電力網1からの電力が利用できない停電時には、交流発電装置50および蓄電池30からの電力によって通信設備の消費電力を(全て)賄うこともできる。
また、電源システム100aにおいて、ホームコントローラ72が通信装置4および交流負荷6の消費電力に対する閾値を設定し、消費電力が当該閾値を上回った場合に、消費電力を抑制または停止し、電力網1への供給電力(つまり売電電力)を制御してもよい。若しくは、ホームコントローラ72が、交流発電装置50の発電電力に対して閾値を設定し、交流発電装置50の発電電力が当該閾値を上回った場合に、整流器出力電圧Vrcを低下させ(たとえば47V程度まで低下させる)、交流発電装置50の電力網1側への供給電力(つまり売電電力)を制御することもできる。
[変形例]
図9は、変形例に係る電源システム100Aの概略構成を示す図である。電源システム100Aは、電源システム100と比較して、とくに、太陽光発電装置60を含む点において相違する。太陽光発電装置60は、電力線PL1(ノードN1)に電力を供給する。なお、電源システム100Aにおいては、一例として、交流発電装置50として太陽光発電装置50A(直流電力を交流電力に変換する電力変換装置を含む)が採用される。
電源システム100Aによれば、整流器20よりも通信装置4側にさらに太陽光発電装置60を含むので、太陽光発電装置60からの電力を通信装置4に力を賄う、あるいは、蓄電池30を充電することができる。よって、太陽光発電装置60が無い場合よりも、整流器20の出力電力Prcを抑制することができる。これにより、電力網1からの購入電力のピークをさらに抑制し得る。また、停電時には、太陽光発電装置50Aおよび蓄電池30からの電力に加えて、太陽光発電装置60からの電力によっても、通信設備の消費電力を賄うことができる。
また、電源システム100Aも、電源システム100と同様に、整流器20よりも電力網1側に発電装置(図9に示す例では太陽光発電装置50A)を含んでいるので、電源システム100と同様に、ピークカット制御および売電制御の両立が可能である。また、電源システム100Aによれば、整流器20よりも通信装置4側にさらに太陽光発電装置60を含むので、太陽光発電装置60からの電力によっても、通信装置4の消費電力(の少なくとも一部)を賄うことができる。このため、電源システム100Aによれば、電源システム100よりも、電力網1からの購入電力の抑制量(つまりピークカット制御におけるカット量)を大きくできる可能性が高まる。
なお、太陽光発電装置60に代えて、発動電動機などの発電機が採用されてもよい。この場合、発電機の出力開始電圧(起動開始電圧)を整流器出力電圧Vrcよりも低く(たとえば45V程度)に設定することで、発電機を自動で起動させて動作させることができる。これにより、発電機の発電電力の分、電力網1から整流器20への電力(購入電力)を抑制することができる。
また、発電機の出力開始電圧を蓄電池30の放電終始電圧付近に設定した場合には、蓄電池30の電力が少なくなった場合に、その分の電力を発電機の電力で賄うことができるので、両者を有効に利用することができる。たとえば、先に図3を参照して説明した例において、整流器出力電圧Vrcをさらに41Vまで下げる場合、蓄電池30は蓄電池電圧Vbatが45Vとなるまで放電し、それ以降は、発電機からの電力が通信装置4に供給されるようになる。
1…電力網、4…通信装置、6…交流負荷、20…整流器、30…蓄電池、50…交流発電装置、70…制御装置、72…ホームコントローラ、74…電力調整装置、100…電源システム。

Claims (4)

  1. 電力網からの交流電力を直流電力に変換し、負荷に向かって出力する整流器と、
    前記整流器よりも前記負荷側に設けられ、前記整流器と前記負荷とを接続する第1の電力線からの電力を充電し、また、放電によって前記第1の電力線に電力を供給する蓄電池と、
    前記整流器よりも前記電力網側に設けられ、前記電力網と前記整流器とを接続する第2の電力線に電力を供給する発電装置と、
    前記整流器の出力電圧を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記第1の電力線および前記第2の電力線の少なくとも一方における電力情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された電力情報に基づいて、前記整流器の出力電圧を調整する調整手段と、
    を含む、
    電源システム。
  2. 前記調整手段は、前記電力網から前記整流器へ向かう電力が所定の上限電力を上回らないようにするピークカット制御が実行され、かつ、前記発電装置が発生した電力の少なくとも一部を前記電力網に供給する売電制御が実行されるように、前記整流器の出力電圧を調整する、請求項1に記載の電源システム。
  3. 前記調整手段は、前記負荷の消費電力を予測し、その予測結果に基づいて、前記ピークカット制御および前記売電制御が実行可能なように、前記整流器の出力電圧を調整する、請求項2に記載の電源システム。
  4. 前記発電装置は、太陽光発電装置、風力発電装置、発動電動機および燃料電池の少なくとも1つを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電源システム。
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