JP2016226165A - 電気所方向判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】誤判定を防止して、簡易かつ確実に電気所方向を判定することができる電気所方向判定装置を提供する。
【解決手段】
電気所判定部13は、タップの切換え時の第1時間帯で電気所方向を複数の第1規定回数判定する第1判定(STEP100)の第1判定結果と、切換え後一定時間を経過した後の第2時間帯で電気所方向を複数の第2規定回数判定する第2判定(STEP200)の第2判定結果とが合致する電気所方向を判定結果とする(STEP300)。
【選択図】図3

Description

配電系統に設置されタップの切換を行うことにより電圧の調整を行う電圧調整装置において該電圧調整装置の一次側及び二次側のいずれに配電変電所などの電源が接続されているかの電気所方向を判定する電源方向判定装置に関する。
従来、この種の電圧調整装置としては、下記特許文献1に示すように、タップ切換えの前後における電圧調整装置の一次側電圧の平均値の変化分と二次側電圧の平均値の変化分とから、配電系統が順送電であるか逆送電であるかを判定する送電状態判定装置が知られている。
特開2014−187781号公報
ここで、本願発明者および出願人は、いち早く電圧調整装置の先駆的な開発を行い電圧調整装置の普及を進めてきたパイオニアとして、電圧調整装置に関して鋭意試験研究を繰り返す中で、タップ切換え時には、インラッシュ電流により一次側電圧および二次側電圧が特徴的な変化を示すとの知見に至った。
本発明は、かかる知見に基づくものであり、タップ切換えの前後における電圧調整装置の一次側電圧の平均値の変化分と二次側電圧の平均値の変化分では生じ得る誤判定を防止して、簡易かつ確実に電気所方向を判定することができる電気所方向判定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明の電源方向判定装置は、
配電系統に設置されタップの切換を行うことにより電圧の調整を行う電圧調整装置において該電圧調整装置の一次側及び二次側のいずれに電源が接続されているかの電気所方向を判定する電源方向判定装置であって、
前記電圧調整装置の一次側電圧を計測する一次側電圧計測部と、
前記電圧調整装置の二次側電圧を計測する二次側電圧計測部と、
前記一次側電圧計測部により計測された一次側電圧から一次電圧変化を算出する一次電圧変化算出部と、
前記二次側電圧計測部により計測された二次側電圧から二次電圧変化を算出する二次電圧変化算出部と、
前記一次電圧変化算出部により算出された一次電圧変化と、前記二次電圧変化算出部により算出された二次電圧変化とから前記電気所方向を判定する電気所判定部と
を備え、
前記電気所判定部は、
前記タップの切換え時の第1時間帯で前記電気所方向を複数の第1規定回数判定する第1判定の第1判定結果と、切換え後一定時間を経過した後の第2時間帯で該電気所方向を複数の第2規定回数判定する第2判定の第2判定結果とが合致する該電気所方向を判定結果とすることを特徴とする。
ここで、電圧調整装置のパイオニアである本願発明者は、鋭意試験研究を繰り返す中で、タップ切換え時には、インラッシュ電流により一次側電圧も電圧低下等を生じ、その変化が二次側電圧の変化よりも大きく得るが、その変化は一時的なものであるとの知見に至った。
かかる知見に基づき、第1発明の電気所方向判定装置によれば、インラッシュ電流の影響を受け得る第1時間帯の第1判定の第1判定結果と、インラッシュ電流の影響を受けない第2時間帯の第2判定の第2判定結果との判定結果が合致する電気所方向を判定結果とすることで、簡易に電気所方向を判定することができ、誤判定を防止することができる。
さらに、インラッシュ電流の影響を受け得る第1時間帯の第1判定を複数の第1規定回数判定とすることで、インラッシュ電流の影響を低減することができる。加えて、インラッシュ電流の影響を受けない第2時間帯の第2判定も複数の第2規定回数判定とし確実な判定とした上で、第1判定結果と第2判定結果とが合致する場合を判定結果とすることで、確実に電気所方向を判定することができる。
このように、第1発明の電気所方向判定装置によれば、誤判定を防止して簡易かつ確実に電気所方向を判定することができる。
第2発明の電気所方向判定装置は、第1発明において、
前記電気所判定部は、
前記第1判定は、前記第1規定回数の過半数を占める前記電気所方向を前記第1判定結果とし、
前記第2判定は、前記第2規定回数の過半数を占める前記電気所方向を前記第2判定結果とし、
前記第1規定回数と前記第2規定回数とは、いずれも奇数であって、該第1規定回数よりも該2規定回数が大きいことを特徴とする。
第2発明の電気所方向判定装置によれば、インラッシュ電流の影響を受け得る第1時間帯の第1判定を第1規定回数の過半数を占める電気所方向を第1判定結果とすることで、一時的なインラッシュ電流の影響を大幅に低減することができる。
さらに、インラッシュ電流の影響を受けない第2時間帯の第2判定を、第1規定回数よりも大きな第2規定回数の過半数を占める電気所方向を第2判定結果として確実な判定とした上で、第1判定結果と第2判定結果とが合致する場合を判定結果とすることで、確実に電気所方向を判定することができる。
このように、第2発明の電気所方向判定装置によれば、誤判定を防止して簡易かつより確実に電気所方向を判定することができる。
第3発明の電気所方向判定装置は、第1または第2発明において、
前記電圧調整装置は、バイパス回路を備え、現タップOFF後に一時的にバイパス回路に電流を流し、その後に次タップONにすることによりタップの切換を行い、
前記電気所判定部は、前記第1時間帯として現タップOFF後次タップON前の前記バイパス回路に電流を流す時間帯において前記第1判定を行うことを特徴とする。
第3発明の電気所方向判定装置によれば、バイパス回路を備え、現タップOFF後に一時的にバイパス回路に電流を流し、その後に次タップONにすることによりタップの切換を行う電圧調整装置に対して、現タップOFF後次タップON前の前記バイパス回路に電流を流す時間帯を第1時間帯として第1判定を行うことで、次タップONにより生じるインラッシュ電流の影響を完全に除外することができる。
加えて、インラッシュ電流の影響を受けない第2時間帯の第2判定も複数の第2規定回数判定とし確実な判定とした上で、第1判定結果と第2判定結果とが合致する場合を判定結果とすることで、確実に電気所方向を判定することができる。
このように、第3発明の電気所方向判定装置によれば、誤判定を防止して簡易かつより確実に電気所方向を判定することができる。
第4発明の電気所方向判定装置は、第3発明において、
前記電気所判定部は、前記第1判定において判定閾値未満の変化である場合には、特定状態として、第2判定の第2判定結果を電気所方向の判定結果とすることを特徴とする。
第4発明の電気所方向判定装置によれば、バイパス回路に電流を流す第1時間帯では、例えば、電圧変化が無いか微小な場合のように判定閾値未満となり得る。このような判定閾値未満の状態が継続する場合には、第1判定結果を特定状態(電気所方向は一次側or二次側)として、第2判定結果に基づく電気所方向判定を行うことで、誤判定を防止しつつ簡易かつ確実に電気所方向を判定することができる。
本実施形態の電圧調整装置の全体構成を示す回路図。 本実施形態の電気所方向判定装置の構成を示すシステム構成図。 図2の電気所方向判定装置の全体的な処理内容を示すフローチャート。 図3のフローチャートの処理内容を示す説明図。 図3の第1判定の処理内容を示すフローチャート。 図3の第2判定の処理内容を示すフローチャート。 図3の総合判定の処理内容を示すフローチャート。 本実施形態の電気所方向判定装置の判定例を示す説明図。 本実施形態の電気所方向判定装置の他の判定例を示す説明図。
図1に示すように、本実施形態の電気所方向判定装置(図2参照)が適用される電圧調整装置100は、サイリスタ式自動電圧調整装置(TVR:Thyristor Voltage Regulator)であって、調整用変圧器101のタップ付二次巻線をタップ切換用サイリスタS1R〜S6RのON/OFFにより切り換えることにより、配電系統の一次側と二次側との間で電圧の調整を行う。
また、電圧調整装置100には、タップ切換用サイリスタS1R〜S6Rと並列に、バイパス回路を構成するバイパス抵抗Rおよびバイパス用サイリスタS7Rが設けられる。
これにより、タップ切換時に、バイパス用サイリスタS7RをOFFからONとすることで、一時的に電流を流し素通し状態とすることができる。
さらに、電圧調整装置100の一次側には、一次側電圧を計測する一次側電圧計測用変圧器VT1が設けられ、二次側には、二次側電圧を計測する二次側電圧計測用変圧器VT2が設けられる。なお、一次側電圧計測用変圧器VT1が本発明の一次側電圧計測部に相当し、二次側電圧計測用変圧器VT2が本発明の二次側電圧計測部に相当する。
かかる一次側電圧計測用変圧器VT1および二次側電圧計測用変圧器VT2により計測された一次側電圧V1および二次側電圧V2に基づいて、制御信号生成部5(図2参照)を介してタップ切換用サイリスタS1R〜S6Rの制御信号が生成される。
以上が、電圧調整装置100の基本構成であり、電圧調整装置100には、このほか、タップ切換用サイリスタS1R〜S6Rと調整用変圧器101との間に、遮断機MCCB1が設けられると共に、バイパス抵抗Rと並列に遮断スイッチMCが設けられている。また、電源線の一次側と二次側との間には、直列に直列変圧器102および103が設けられ、直列変圧器103にさらに直列に電流値を計測する電流センサCTが設けられている。
なお、本実施形態の電圧調整装置100は、(図中下側に)上記構成と同じ予備回路が並列に構成されている。
具体的には、調整用変圧器101に対応して、調整用変圧器101´が設けられ、タップ切換用サイリスタS1R〜S6Rに対応して、タップ切換用サイリスタS1T〜S6Tが設けられ、バイパス抵抗Rおよびバイパス用サイリスタS7Rに対応して、バイパス抵抗R´およびバイパス用サイリスタS7Tが設けられている。
また、遮断機MCCB1に対応して、遮断機MCCB2が設けられ、遮断スイッチMCに対応して遮断スイッチMC´が設けられ、直列変圧器102に対応して直列変圧器102´が設けられている。
図2に示すように、本実施形態の電気所方向判定装置は、一次側電圧入力部1と、二次側電圧入力部2と、A/D変換器3と、制御信号生成部5と、本発明の電気所方向を判定する処理を行う判定処理部10とを備える。
なお、本実施形態の電気所方向判定装置において、説明の都合上、制御信号生成部5は、判定処理部10とは別の構成としたが、制御信号生成部5は、判定処理部10内に構成されてもよい。
一次側電圧入力部1は、一次側電圧計測用変圧器VT1に接続されて、電圧調整装置100の一次側電圧が入力される。
二次側電圧入力部2は、二次側電圧計測用変圧器VT2に接続されて、電圧調整装置100の二次側電圧が入力される。
A/D変換器は、アナログ信号をデジタル信号に変換する変換器であって、一次側電圧入力部1および二次側電圧入力部2により入力された電圧調整装置100に一次側電圧および二次側電圧をデジタル信号に変換して、判定処理部10へ出力する。
制御信号生成部5は、一次側電圧入力部1および二次側電圧入力部2を介して入力された一次側電圧および二次側電圧と、判定処理部10により判定された電気所方向とに基づいて、タップ切換用サイリスタS1R〜S6Rの制御信号を生成する。
判定処理部10は、一次側電圧変化算出部11と、二次側電圧変化算出部12と、電気所方向判定部13とを備える。
一次側電圧変化算出部11は、A/D変換器を介して入力された一次側電圧を一定のサンプリング周期で時系列化した逐次一次電圧から一次電圧変化を算出する。
二次側電圧変化算出部12は、A/D変換器を介して入力された二次側電圧を一定のサンプリング周期で時系列化した逐次二次電圧から二次電圧変化を算出する。
電気所方向判定部13は、一次側電圧変化算出部11により算出された一次電圧変化と、二次側電圧変化算出部12により算出された二次電圧変化とから電気所方向を判定する。
具体的に、電気所方向判定部13は、タップの切換え時の第1時間帯で電気所方向を複数の第1規定回数判定する第1判定を実行する。さらに、電気所方向判定部13は、切換え後一定時間を経過した後の第2時間帯で電気所方向を複数の第2規定回数判定する第2判定を実行する。そして、第1判定の第1判定結果と、第2判定の第2判定結果とが合致する電気所方向を判定結果として制御信号生成部5等に出力する。
以上が、本実施形態の電圧調整装置100および電気所方向判定装置の構成である。なお、以上の構成において、判定処理部10(一次側電圧変化算出部11、二次側電圧変化算出部12、電気所方向判定部13)および制御信号生成部5は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only memory)、RAM(Random Access Memory)等のハードウェアにより構成され、これら処理部による処理を実行するプログラムをメモリ(不図示)に記憶保持し、そのプログラムを実行することにより、上記制御処理を実行するための演算装置(シーケンサ)として機能する。
次に、図3〜図9を参照して、本実施形態の電気所方向判定装置による電気所方向の判定方法について説明する。
図3にメインフローチャートとして示すように、まず、判定処理部10は、制御信号生成部5を介してタップの切換が開始されているかチェックする(STEP10/図3)。
そして、判定処理部10は、タップの切換が開始されている場合には(STEP10でYES/図3)、タップ切換開始時の一次側電圧V10および二次側電圧V20を記憶する(STEP20)。
具体的には、図4に模式的に示すように、タップ切換開始時は、バイパス用サイリスタS7RがOFFからONになったタイミングであって、判定処理部10は、その時点での一次側電圧V10および二次側電圧V20を図示しないRAM等のメモリに記憶する(STEP20)。
一方、判定処理部10は、タップの切換が開始されていない場合には(STEP10でNO/図3)、STEP10にリターンしてSTEP10のチェックを繰り返す。
次に、判定処理部10は、タップの切換が開始され(STEP10でYES/図3)、タップ切換開始時の一次側電圧V10および二次側電圧V20が記憶されると(STEP20)、第1判定の処理を開始する第1所定時間(例えば20ms)が経過しているかチェックする(STEP30/図3)。
そして、判定処理部10は、第1所定時間が経過している場合には(STEP30でYES/図3)、第1判定の処理を実行する(STEP100/図3)。一方、第1所定時間が経過していない場合には(STEP30でNO/図3)、STEP30にリターンして第1所定時間が経過するまでチェックを繰り返す。
なお、STEP100の第1判定の処理内容については、図5を参照して、詳細を後述するが、図4に模式的に示すように、バイパス用サイリスタS7RがONされてバイパス抵抗Rに電流が流れ、次タップがONとなる前のタイミングで第1判定を行う。第1判定は、一次側電圧変化ΔV11および二次側電圧変化ΔV21から電気所方向判定を行う(図4では、一次側電圧変化ΔV11および二次側電圧変化ΔV21を1回算出しているが、実施には複数回算出し、各回について判定を行う)。
次に、判定処理部10は、第1判定の処理が終了すると、第2判定の処理を開始する第2所定時間(例えば500ms、タップ切換開始時から最小530ms)が経過しているかチェックする(STEP150/図3)。
そして、判定処理部10は、第2所定時間が経過している場合には(STEP150でYES/図3)、第2判定の処理を実行する(STEP200/図3)。一方、第2所定時間が経過していない場合には(STEP150でNO/図3)、STEP150にリターンして第2所定時間が経過するまでチェックを繰り返す。
なお、STEP200の第2判定の処理内容については、図6を参照して、詳細を後述するが、図4に模式的に示すように、次タップがONとなり所定時間が経過したタイミングで第2判定を行う。第2判定は、一次側電圧変化ΔV12および二次側電圧変化ΔV22から電気所方向を行う(図4では、一次側電圧変化ΔV12および二次側電圧変化ΔV22を1回算出しているが、実施には複数回算出し、各回について判定を行う)。
次に、判定処理部10は、第2判定の処理が終了すると、総合判定を実行する(STEP300/図3)。
なお、STEP300の総合判定の処理内容については、図7を参照して、詳細を後述する。
以上が、判定処理部10によるメインフローチャートの処理内容であり、判定処理部10は、かかるメインフローチャートの処理を所定の処理周期で繰り返し実行する。
次に、図5を参照して、説明を後回しにした第1判定の処理内容について説明する。
第1判定において、まず、判定処理部10は、電気所方向の確認カウンタをクリアする(STEP101/図5)。具体的には、(1)電気所方向が一次側である場合のカウンタ、(2)電気所方向が二次側である場合のカウンタ、(3)電気所方向がタップ4である場合(本発明の特定状態に相当する)のカウンタ、および(4)第1規定回数カウンタnをすべてクリアする。
なお、(3)電気所方向がタップ4である場合を設けているのは、第1判定を行うタイミング(バイパス用サイリスタS7RがONされてバイパス抵抗Rに電流が流れている状態)では、電気所方向が前タップのタップ4となり実質的に電圧変化が無い場合のほか、タップの切換えの組み合わせによって、(前タップがタップ4でない場合でも)タップ4相当となり電圧変化が微小な場合(後述する第1上限閾値〜第1下限閾値)を考慮したものである。
次に、判定処理部10は、(1)一次側電圧入力部1を介して電圧調整装置100の一次側電圧V11、および(2)二次側電圧入力部2を介して電圧調整装置100の二次側電圧V21を取得する(STEP102/図5)。
次に、判定処理部10は、判定量を算出する(STEP103/図5)。
具体的には、判定処理部10は、一次側電圧変化算出部11により、STEP102で取得した一次側電圧V11と、STEP20で取得した切換開始時の一次側電圧V10とから、以下のように、一次側電圧変化量ΔV11を算出する。
ΔV11=|V10−V11|
また、判定処理部10は、二次側電圧変化算出部12により、STEP102で取得した二次側電圧V21と、STEP20で取得した切換開始時の二次側電圧V20とから、以下のように、二次側電圧変化量ΔV21を算出する。
ΔV21=|V20−V21|
さらに、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、算出された一次側電圧変化量ΔV11および二次側ΔV21から、以下のように判定量を算出する。
判定量=ΔV11−ΔV21
次に、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、STEP103で算出された判定量が第1上限判定閾値(例えば25V)以上となっているか否かをチェックする(STEP104/図5)。
そして、判定量が第1上限判定閾値以上の場合には(STEP104でYES/図5)、(2)電気所方向が二次側である場合のカウンタをインクリメントする(STEP105/図5)。
一方、判定量が第1上限判定閾値以上でない場合には(STEP104でNO/図5)、判定量が第1下限判定閾値(例えば−25V)以下となっているか否かをチェックする(STEP106/図5)。
そして、判定量が第1下限判定閾値以下の場合には(STEP106でYES/図5)、(1)電気所方向が一次側である場合のカウンタをインクリメントする(STEP107/図5)。
一方、判定量が第1下限判定閾値以下でもない場合には(STEP106でNO/図5)、(3)電気所方向がタップ4である場合のカウンタをインクリメントする(STEP108/図5)。
次に、判定処理部10は、第1判定の次回判定を開始するまでの所定時間(例えば5ms)経過したかチェックする(STEP110/図5)。
そして、判定処理部10は、所定時間が経過している場合には(STEP110でYES/図5)、(4)第1規定回数カウンタnをインクリメントする(STEP111/図5)。
一方、判定処理部10は、所定時間が経過していない場合には(STEP110でNO/図5)、STEP110にリターンして、所定時間が経過するまでチェックを繰り返す。
次に、判定処理部10は、第1規定回数カウンタnが、第1規定回数の3以上となっているかチェックする(STEP112/図5)。
そして、判定処理部10は、第1規定回数カウンタnが、第1規定回数の3以上となっている場合には(STEP112でYES/図5)、STEP113以下の第1判定処理を実行する。
一方で、判定処理部10は、第1規定回数カウンタnが、第1規定回数の3以上となっていない場合には(STEP112でNO/図5)、STEP102にリターンして第1規定回数カウンタnが、第1規定回数の3以上となるまで一連の処理を繰り返し実行する。
次に、STEP113以下の第1判定処理の内容を説明する。
まず、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、(2)電気所方向が二次側である場合のカウンタが、第1規定回数である3の過半となる2以上となっているかチェックする(STEP113/図5)。
そして、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、(2)電気所方向が二次側である場合のカウンタが、2以上となっている場合には(STEP113でYES/図5)、電気所方向は二次側であると判定し、一連の処理を終了する(STEP114/図5)。
一方、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、(2)電気所方向が二次側である場合のカウンタが、2以上となっていない場合には(STEP113でNO/図5)、(1)電気所方向が一次側である場合のカウンタが、第1規定回数である3の過半となる2以上となっているかチェックする(STEP115/図5)。
そして、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、(1)電気所方向が一次側である場合のカウンタが、2以上となっている場合には(STEP115でYES/図5)、電気所方向は一次側であると判定し、一連の処理を終了する(STEP116/図5)。
一方、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、(1)電気所方向が一次側である場合のカウンタが、2以上となっていない場合には(STEP115でNO/図5)、(3)電気所方向がタップ4である場合のカウンタが、第1規定回数である3の過半となる2以上となっているかチェックする(STEP117/図5)。
そして、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、(3)電気所方向がタップ4である場合のカウンタが、2以上となっている場合には(STEP117でYES/図5)、電気所方向はタップ4であると判定し、一連の処理を終了する(STEP118/図5)。
一方、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、(3)電気所方向がタップ4である場合のカウンタが、2以上となっていない場合には(STEP117でNO/図5)、電気所方向は不定(不明)であると判定し、一連の処理を終了する(STEP119/図5)。
以上が、第1判定の処理内容の詳細である。
次に、図6を参照して、説明を後回しにした第2判定の処理内容について説明する。
第2判定において、まず、判定処理部10は、電気所方向の確認カウンタをクリアする(STEP201/図6)。具体的には、(1)電気所方向が一次側である場合のカウンタ、(2)電気所方向が二次側である場合のカウンタ、(3)第2規定回数カウンタnをすべてクリアする。
次に、判定処理部10は、(1)一次側電圧入力部1を介して電圧調整装置100の一次側電圧V12、および(2)二次側電圧入力部2を介して電圧調整装置100の二次側電圧V22を取得する(STEP202/図6)。
次に、判定処理部10は、判定量を算出する(STEP203/図6)。
具体的には、判定処理部10は、一次側電圧変化算出部11により、STEP202で取得した一次側電圧V12と、STEP20で取得した切換開始時の一次側電圧V10とから、以下のように、一次側電圧変化量ΔV12を算出する。
ΔV12=|V10−V12|
また、判定処理部10は、二次側電圧変化算出部12により、STEP202で取得した二次側電圧V22と、STEP20で取得した切換開始時の二次側電圧V20とから、以下のように、二次側電圧変化量ΔV22を算出する。
ΔV22=|V20−V22|
さらに、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、算出された一次側電圧変化量ΔV12および二次側ΔV22から、以下のように判定量を算出する。
判定量=ΔV12−ΔV22
次に、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、STEP203で算出された判定量が第2上限判定閾値(例えば50V)以上となっているか否かをチェックする(STEP204/図6)。
そして、判定量が第2上限判定閾値以上の場合には(STEP204でYES/図6)、(2)電気所方向が二次側である場合のカウンタをインクリメントする(STEP205/図6)。
一方、判定量が第2上限判定閾値以上でない場合には(STEP204でNO/図6)、判定量が第2下限判定閾値(例えば−50V)以下となっているか否かをチェックする(STEP206/図6)。
そして、判定量が第2下限判定閾値以下の場合には(STEP206でYES/図6)、(1)電気所方向が一次側である場合のカウンタをインクリメントする(STEP207/図6)。
次に、判定処理部10は、第2判定の次回判定を開始するまでの所定時間(例えば5ms)経過したかチェックする(STEP210/図6)。
そして、判定処理部10は、所定時間が経過している場合には(STEP210でYES/図6)、(3)第2規定回数カウンタnをインクリメントする(STEP211/図6)。
一方、判定処理部10は、所定時間が経過していない場合には(STEP210でNO/図6)、STEP210にリターンして、所定時間が経過するまでチェックを繰り返す。
次に、判定処理部10は、第2規定回数カウンタnが、第2規定回数の5以上となっているかチェックする(STEP212/図6)。
そして、判定処理部10は、第2規定回数カウンタnが、第2規定回数の5以上となっている場合には(STEP212でYES/図6)、STEP213以下の第2判定処理を実行する。
一方で、判定処理部10は、第2規定回数カウンタnが、第2規定回数の5以上となっていない場合には(STEP212でNO/図6)、STEP202にリターンして第2規定回数カウンタnが、第2規定回数の5以上となるまで一連の処理を繰り返し実行する。
次に、STEP213以下の第2判定処理の内容を説明する。
まず、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、(2)電気所方向が二次側である場合のカウンタが、第2規定回数である5の過半となる3以上となっているかチェックする(STEP213/図6)。
そして、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、(2)電気所方向が二次側である場合のカウンタが、3以上となっている場合には(STEP213でYES/図6)、電気所方向は二次側であると判定し、一連の処理を終了する(STEP214/図6)。
一方、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、(2)電気所方向が二次側である場合のカウンタが、3以上となっていない場合には(STEP213でNO/図6)、(1)電気所方向が一次側である場合のカウンタが、第2規定回数である5の過半となる3以上となっているかチェックする(STEP215/図6)。
そして、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、(1)電気所方向が一次側である場合のカウンタが、3以上となっている場合には(STEP215でYES/図6)、電気所方向は一次側であると判定し、一連の処理を終了する(STEP216/図6)。
一方、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、(1)電気所方向が一次側である場合のカウンタが、3以上となっていない場合には(STEP215でNO/図6)、電気所方向は不定(不明)であると判定し、一連の処理を終了する(STEP217/図6)。
以上が、第2判定の処理内容の詳細である。
次に、図7を参照して、説明を後回しにした総合判定の処理内容について説明する。
総合判定において、まず、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、第1判定の電気所方向が二次側であるかチェックする(STEP301/図7)。
そして、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、第1判定の電気所方向が二次側である場合には(STEP301でYES/図7)、第2判定の電気所方向が二次側であるかチェックする(STEP302/図7)。
そして、第2判定の電気所方向が二次側である場合には(STEP302でYES/図7)、電気所方向は二次側であると判定する(STEP303/図7)。
一方、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、第1判定の電気所方向が二次側でない場合には(STEP301でNO/図7)、第1判定の電気所方向がタップ4であるかチェックする(STEP304/図7)。
そして、第1判定の電気所方向がタップ4である場合には(STEP304でYES/図7)、STEP302に戻り、第2判定の電気所方向が二次側であるかチェックする(STEP302/図7)。
一方、第1判定の電気所方向がタップ4でない場合(STEP304でNO/図7)および第2判定の電気所方向が二次側でない場合(STEP302でNO/図7)には、エスケープしてSTEP305以下の処理を実行する。
次に、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、第1判定の電気所方向が一次側であるかチェックする(STEP305/図7)。
そして、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、第1判定の電気所方向が一次側である場合には(STEP305でYES/図7)、第2判定の電気所方向が一次側であるかチェックする(STEP306/図7)。
そして、第2判定の電気所方向が一次側である場合には(STEP306でYES/図7)、電気所方向は一次側であると判定して(STEP307/図7)、総合判定の処理を終了する。
一方、判定処理部10(電気所方向判定部13)は、第1判定の電気所方向が一次側でない場合には(STEP305でNO/図7)、第1判定の電気所方向がタップ4であるかチェックする(STEP308/図7)。
そして、第1判定の電気所方向がタップ4である場合には(STEP308でYES/図7)、STEP306に戻り、第2判定の電気所方向が一次側であるかチェックする(STEP306/図7)。
一方、第1判定の電気所方向がタップ4でない場合(STEP308でNO/図7)、および第2判定の電気所方向が一次側でない場合には(STEP306でNO/図7)、総合判定の処理を終了する。
以上が総合判定の処理の詳細である。
以上が本実施形態の電気所方向判定装置により処理の詳細であり、かかる電気所方向判定装置によれば、図8および図9に実際の判定結果を示すように、前タップOFF後次タップON前のバイパス回路に電流が流れる第1時間帯に第1判定を行うことで、次タップONにより生じるインラッシュ電流の影響を完全に除外して第1判定を行ことができる。
ここで、第1判定として、第1規定回数として複数回(本実施形態では3回)の判定を行いその過半数を判定結果とすることで、高い判定精度の第1判定結果を得ることができる。
このとき、第1判定結果が電気所方向はタップ4の場合には、特定状態(電気所方向は一次側or二次側)として、第2判定結果に基づく電気所方向判定を行うことで、誤判定を防止しつつ簡易かつ確実に電気所方向を判定して出力することができる。
さらに、次タップON後、インラッシュ電流の影響がなくなる所定時間(本実施形態では500ms、STEP150/図3)を経過した後の第2時間帯に、第2判定を行うことで、図9に示すように、次タップON後に一次側電圧V1が一時的に低下するインラッシュ電流による電圧低下があっても、その影響を完全に除外して第2判定を行ことができる。
なお、補足すると、図9において、インラッシュ電流により、判定量が一時的にプラス側に振れているが、その影響がない所定時間を経過した第2時間帯に、第2判定が行われる。
ここで、第2判定として、第2規定回数として複数回(本実施形態では5回)の判定を行いその過半数を判定結果とすることで、高い判定精度の第2判定結果を得ることができる。
そして、総合判定において、これら第1判定結果および第2判定結果が合致する場合を判定結果とすることで、確実に電気所方向を判定することができる。
このように、本実施形態の電気所方向判定装置によれば、誤判定を防止して簡易かつ確実に電気所方向を判定することができる。
なお、本実施形態では、電圧調整装置100として、サイリスタ式自動電圧調整装置(TVR:Thyristor Voltage Regulator)の場合について説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、電圧調整装置100としては、バイパス回路を有さないSVR(Step Voltage Regulator)であってもよい。この場合、タップの切換え時の第1時間帯として、タップ切換直後の時間(望ましくは、タップ切換え直後であってインラッシュ電流が消えたタイミング)に、第1判定を行う。
この場合にも、第1判定として複数回の第1規定回数(例えば3回)、電気所方向の判定を行うことで、インラッシュ電流の影響を受けず(受けてもその影響を低減して)、信頼性のある第1判定結果を得ることができる。
加えて、かかる第1判定結果と(インラッシュ電流の影響を全く受けない)第2判定結果とが合致する場合に、これを判定結果とすることで、仮に第1判定結果が(インラッシュ電流の影響を受けるなど)信頼性が低下している場合でも、第2判定結果により相殺され、誤判定が出力されることはない。
なお、本実施形態において、一次側電圧変化算出部11および二次側電圧変化算出部12が、タップ切換開始時の一次側電圧V10および二次側電圧V20を基準に一次側電圧変化および二次側電圧変化を算出しているが、これに限定されるものではない。例えば、、基準電圧を別に設定してもよく、また、一定のサンプリング周期で時系列化した逐次一次電圧および逐次二次電圧に対して、前後の電圧変化を一次側電圧変化および二次側電圧変化としてもよい。

1…一次側電圧入力部、2…二次側電圧入力部、3…A/D変換器、5…制御信号生成部、10…判定処理部、11…一次側電圧変化算出部、12…二次側電圧変化算出部、13…電気所方向判定部。
第2発明の電気所方向判定装置は、第1発明において、
前記電気所判定部は、
前記第1判定は、前記第1規定回数の過半数を占める前記電気所方向を前記第1判定結果とし、
前記第2判定は、前記第2規定回数の過半数を占める前記電気所方向を前記第2判定結果とし、
前記第1規定回数と前記第2規定回数とは、いずれも奇数であって、前記第1規定回数よりも前記第2規定回数が大きいことを特徴とする。

Claims (4)

  1. 配電系統に設置されタップの切換を行うことにより電圧の調整を行う電圧調整装置において該電圧調整装置の一次側及び二次側のいずれに電源が接続されているかの電気所方向を判定する電源方向判定装置であって、
    前記電圧調整装置の一次側電圧を計測する一次側電圧計測部と、
    前記電圧調整装置の二次側電圧を計測する二次側電圧計測部と、
    前記一次側電圧計測部により計測された一次側電圧から一次電圧変化を算出する一次電圧変化算出部と、
    前記二次側電圧計測部により計測された二次側電圧から二次電圧変化を算出する二次電圧変化算出部と、
    前記一次電圧変化算出部により算出された一次電圧変化と、前記二次電圧変化算出部により算出された二次電圧変化とから前記電気所方向を判定する電気所判定部と
    を備え、
    前記電気所判定部は、
    前記タップの切換え時の第1時間帯で前記電気所方向を複数の第1規定回数判定する第1判定の第1判定結果と、切換え後一定時間を経過した後の第2時間帯で該電気所方向を複数の第2規定回数判定する第2判定の第2判定結果とが合致する該電気所方向を判定結果とすることを特徴とする電気所方向判定装置。
  2. 請求項1記載の電気所方向判定装置において、
    前記電気所判定部は、
    前記第1判定は、前記第1規定回数の過半数を占める前記電気所方向を前記第1判定結果とし、
    前記第2判定は、前記第2規定回数の過半数を占める前記電気所方向を前記第2判定結果とし、
    前記第1規定回数と前記第2規定回数とは、いずれも奇数であって、該第1規定回数よりも該2規定回数が大きいことを特徴とする電気所方向判定装置。
  3. 請求項1または2記載の電気所方向判定装置において、
    前記電圧調整装置は、バイパス回路を備え、現タップOFF後に一時的にバイパス回路に電流を流し、その後に次タップONにすることによりタップの切換を行い、
    前記電気所判定部は、前記第1時間帯として現タップOFF後次タップON前の前記バイパス回路に電流を流す時間帯において前記第1判定を行うことを特徴とする電気所方向判定装置。
  4. 請求項3記載の電気所方向判定装置において、
    前記電気所判定部は、前記第1判定において判定閾値未満の変化である場合には、特定状態として、第2判定の第2判定結果を電気所方向の判定結果とすることを特徴とする電気所方向判定装置。
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