JP2016225687A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像処理の基準情報の入力を容易にして利用者の操作負担を軽減させる手段を提供する。
【解決手段】読取った画像データを画像処理する画像処理装置において、原稿台に載置された原稿および自動給紙装置に載置された原稿を検出する原稿検出部と、前記原稿台に載置された原稿または前記自動給紙装置から給紙された原稿を読取り、画像データを生成する読取部と、前記読取部が生成した基準原稿の画像データから画像処理基準情報を検出する画像処理基準検出部と、前記画像処理基準情報に基づいて前記読取部が生成した前記基準原稿以外の画像データを画像処理する画像処理部と、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、原稿を読取り、読取った原稿の画像データを画像処理する画像処理装置に関する。
従来の画像処理装置は、読取部で読取った原稿の画像データを画像処理部で画像処理するようにしている。
例えば、読取った原稿の画像データから背景色を検出し、検出した背景色が白色になるように画像データを補正する画像処理としての背景除去処理を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。この背景除去処理は、一般的に、予め複数の基準情報としての背景基準を用意しておき、原稿読取り時に、用紙した背景基準の中のひとつを選択して背景除去処理の補正度合いを制御するようにしている。
また、読取った原稿の画像データと判定基準とを比較し、画像データがカラー原稿かモノクロ原稿によるものかを判定する画像処理としてのカラーモノクロ判定処理において、基準情報としての判定基準を操作部で変更することによりカラーまたはモノクロの判定精度を制御できるようにしているものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2013−247555号公報 特開2000−209445号公報
しかしながら、従来の技術においては、画像処理の精度を制御するため基準情報をオペレーションパネル等の操作部から入力する必要があり、利用者に大きな操作負担がかかってしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、画像処理の基準情報の入力を容易にして利用者の操作負担を軽減させることを目的とする。
そのため、本発明は、読取った画像データを画像処理する画像処理装置において、原稿台に載置された原稿および自動給紙装置に載置された原稿を検出する原稿検出部と、前記原稿台に載置された原稿または前記自動給紙装置から給紙された原稿を読取り、画像データを生成する読取部と、前記読取部が生成した基準原稿の画像データから画像処理基準情報を検出する画像処理基準検出部と、前記画像処理基準情報に基づいて前記読取部が生成した前記基準原稿以外の画像データを画像処理する画像処理部と、を有することを特徴とする。
このようにした本発明は、画像処理の基準情報の入力を容易にして利用者の操作負担を軽減させることができるという効果が得られる。
第1の実施例における複合機の構成を示すブロック図 第1の実施例における複合機の外観斜視図 第1の実施例における複合機の処理の流れを示すフローチャート 第1の実施例における基準原稿の画像データの輝度ヒストグラム 第1の実施例における輝度値変換の説明図 第2の実施例における複合機の構成を示すブロック図 第2の実施例における複合機の処理の流れを示すフローチャート 第2の実施例におけるモノクロレベルの説明図 第2の実施例における3次元ルックアップテーブルの説明図 第2の実施例における3次元ルックアップテーブルの説明図 第2の実施例における3次元ルックアップテーブルの説明図
以下、図面を参照して本発明による画像処理装置の実施例を説明する。
図1は第1の実施例における複合機の構成を示すブロック図、図2は第1の実施例における複合機の外観斜視図である。
図1および図2において、画像処理装置としての複合機1は、読取った画像データを画像処理するものであり、スキャナ部100と、画像処理部200と、プリンタ部300とを有している。複合機1は、スキャナ部100で読み取った原稿の画像データに対して画像処理部200により加工や補正などの変換処理を施して印刷データを生成し、プリンタ部300により印刷データを印刷媒体に印刷する。
図2に示すように、複合機1のスキャナ部100は、原稿を載置する原稿台ガラス401、および載置された原稿を1枚ずつ搬送する自動給紙装置402を備え、また光源、受光素子、および信号処理部からなる原稿読取装置403を備えたものである。
スキャナ部100は、原稿台ガラス401に置かれた原稿または自動給紙装置402から搬送された原稿に、原稿読取装置403の光源から光を照射し、照射した光を原稿および反射板で反射させ、その反射光を受光素子で受光して画像信号を読み取る。
スキャナ部100は、読取った画像信号に対し、信号処理部によってA/D変換やシェーディング補正などの信号処理を施し、輝度情報のビットマップデータを取得する。このビットマップデータを画像データという。
なお、原稿台ガラス401および自動給紙装置402は、原稿の有無を検知するための原稿検知センサを備えている。
プリンタ部300は、電子写真方式のプリンタであり、受信した画像データに基づいて現像剤としてのトナー色材によって印刷媒体に画像を形成するものである。
また、複合機1は、表示部404と、操作部405とを備えている。表示部404は、複合機1の状態やスキャナ部100により読み取られた画像データを表示する液晶ディスプレイ等である。操作部405は、複合機1に指示を与えるための利用者の操作を受付けるスイッチやボタン等である。なお、表示部404と、操作部405とは、液晶ディスプレイやスイッチが一体化されたタッチパネル等であっても良い。
図1において、スキャナ部100は、原稿検出部101と、読取部102とを備えている。
原稿検出部101は、原稿検知センサにより、原稿台に載置された原稿および自動給紙装置に載置された原稿を検出するものであり、本実施例では、図2に示す原稿台ガラス401および自動給紙装置402に原稿が載置されているか否かを検出するものである。
読取部102は、原稿台に載置された原稿または前記自動給紙装置から給紙された原稿を読取り、原稿の画像データを生成するものであり、FB(Flat Bed)読取部1021と、ADF(Auto Document Feeder)読取部1022とを備えている。
FB読取部1021は、図2に示す原稿台ガラス401に載置された原稿を原稿読取装置403により読み取るものである。
ADF読取部1022は、図2に示す自動給紙装置402に載置され、自動給紙装置402で搬送された原稿を原稿読取装置403により読み取るものである。
本実施例では、基準原稿を読取って画像処理の基準となる画像処理基準情報を設定する場合、スキャナ部100の原稿台ガラス401(図2参照)に基準原稿を載置し、基準原稿により設定された画像処理基準情報に基づいて読み取る原稿を自動給紙装置402(図2参照)に載置するものとする。ここで、基準原稿とは、画像処理の精度を制御する画像処理基準情報を設定するための原稿であり、読取部102が読み取った基準原稿以外の画像データから背景を除去する画像処理の基準情報となる閾値を設定する原稿である。
画像処理部200は、スキャナ部100により読み取った画像データから背景を除去した印刷データを生成する画像処理を行うものであり、閾値レベル検出部201と、閾値レベル記憶部202と、輝度値変換部203と、印刷データ生成部204とを備えている。
画像処理基準検出部としての閾値レベル検出部201は、スキャナ部100が読み取った基準原稿の画像データから背景を除去するための画像処理基準情報としての閾値レベルを検出するものである。ここで、閾値レベルとは、画像データの背景成分を白色にするための輝度値の閾値であり、背景成分の輝度値を表している。
記憶部としての閾値レベル記憶部202は、閾値レベル検出部201が検出した閾値レベルを記憶するものである。
輝度値変換部203は、閾値レベル記憶部202に記憶した閾値レベルに基づいて基準原稿以外の画像データの背景を除去する画像処理を行うものである。
印刷データ生成部204は、輝度値変換部203が背景を除去した画像データから印刷データを生成するものである。
プリンタ部300は、印刷部301を備え、印刷部301により画像処理部200が生成した印刷データを印刷媒体に印刷するものである。
上述した構成の作用について説明する。
複合機が行う処理を図3の第1の実施例における複合機の処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図1および図2を参照しながら説明する。
まず、複合機1の利用者は、スキャナ部100の原稿台ガラス401と自動給紙装置402のどちらか一方、または両方に原稿を載置するものとする。
なお、本実施例では、基準原稿を読取って画像処理の基準となる画像処理基準情報を設定する場合、スキャナ部100の原稿台ガラス401に基準原稿を載置し、その画像処理基準情報に基づいて読み取る原稿を自動給紙装置402に載置するものとする。
S101:スキャナ部100の原稿検出部101は、原稿検知センサにより、原稿台ガラス401および自動給紙装置402に原稿が載置されているか否かを検出し、検出結果を読取部102へ出力する。
S102:読取部102は、原稿検出部101からの検出結果を受け、原稿台ガラス401および自動給紙装置402の両方に原稿が載置されているか否かを判定し、両方に原稿が載置されていると判定すると処理をS103へ移行し、原稿台ガラス401および自動給紙装置402のどちらか一方に原稿が載置されていると判定すると処理をS110へ移行する。
S103:原稿台ガラス401および自動給紙装置402の両方に原稿が載置されていると判定した読取部102のFB読取部1021は、原稿台ガラス401に載置された基準原稿の原稿を読取り、読取った画像データを画像処理部200の閾値レベル検出部201へ出力する。
S104:閾値レベル検出部201は、読取部102により読み取られた基準原稿の画像データから背景を除去する背景除去処理の画像処理基準となる閾値レベルを検出し、検出した閾値レベルを閾値レベル記憶部202へ出力する。
ここで、閾値レベルを検出する方法について図4を用いて説明する。図4は第1の実施例における基準原稿の画像データの輝度ヒストグラムであり、横軸は基準原稿の画素毎の0〜255(0:黒色、255:白色)の輝度値Y、縦軸はその輝度値の度数Fを表している。
図4において、画像データの背景は、一般に輝度が高いため、高輝度でのヒストグラムのピークを背景の輝度値とする。
閾値レベル検出部201は、画像データから輝度ヒストグラム501を作成し、作成した輝度ヒストグラム501を、輝度値Y=255から輝度値Y=0へ向けて参照し、最初に度数F(Y)>F(Y+1)となった輝度値Yをヒストグラム501のピークの開始輝度Ystart(最大輝度値)とする。
閾値レベル検出部201は、さらに輝度ヒストグラム501を低い輝度値側に向けて参照し、最初に度数F(Y−1)<F(Y)となった輝度値Yをヒストグラム501のピークの頂点輝度Ytop(最頻輝度値)とする。
このヒストグラム501のピークの頂点輝度Ytopは、画像データの背景の平均的な輝度レベルであり、これを背景レベルという。
背景成分は背景レベルから低い輝度値側にも分布しているため、閾値レベル検出部201は、背景除去処理の閾値レベルとして、ヒストグラム501のピークの低い輝度値側の下限値を検出する。また、背景成分は背景レベルを中心にほぼ対称な分布となる輝度値をもつことが一般的であることから、閾値レベル検出部201は、第1の閾値としての第1の閾値レベルYthを、Yth=Ytop(最頻輝度値)−(Ystart(最大輝度値)−Ytop(最頻輝度値))として導出する。
後述する背景除去処理(輝度値変換処理)において画像データの輝度値Yが第1の閾値レベルYth以上の画素については輝度値を255に変換するが、この背景除去処理で変換される画像データの輝度値が滑らかなものとなるように、第2の閾値としての第2の閾値レベルYfixをYfix=Yth−Yoffsetとして導出する。このYoffsetは、固定値であり、例えば15とする。
このように、閾値レベル検出部201は、読取部102により読み取られた基準原稿の画像データの各画素の輝度値の分布に基づいて閾値レベル(基準原稿の画像データの各画素の輝度値の分布における最大輝度値と最頻輝度値との差を最頻輝度値から減算した値)を算出し、また第1の閾値から所定の輝度値を減算した第2の閾値を算出する。
閾値レベル検出部201は、導出した画像処理基準情報としての第1の閾値レベルYthおよび第2の閾値レベルYfixを、閾値レベル記憶部202へ出力する。本実施例では、第1の閾値レベルYth=200、第2の閾値レベルYfix=185として以降の説明を行う。
S105:閾値レベル記憶部202は、閾値レベル検出部201から受けた第1の閾値レベルYthおよび第2の閾値レベルYfixを記憶する。
S106:読取部102のADF読取部1022は、自動給紙装置402に載置された原稿を読取り、読取った画像データを輝度値変換部203へ出力する。なお、自動給紙装置402には、複数の原稿を載置することができ、原稿1枚に対してS106〜S109の処理を行い、載置されたすべての原稿を処理するまでS106〜S109の処理を繰り返して行うものとする。
S107:輝度値変換部203は、読取部102により読み取られた画像データを、閾値レベル記憶部202に記憶された第1の閾値レベルYthおよび第2の閾値レベルYfixに基づいて輝度値変換する背景除去処理を行い、輝度値変換した画像データを印刷データ生成部204に出力する。
ここで、画像データを輝度値変換する方法について図5を用いて説明する。図5は第1の実施例における輝度値変換の説明図であり、横軸は変換前の画像データの輝度値Yin、縦軸は変換後の輝度値Youtを表している。
図5において、画像データの輝度値Yinが第2の閾値レベルYfix(例えば、Yfix=185)未満の場合、輝度値変換後の輝度値Youtは、輝度値Yinとなり、その輝度値は変化しない。
また、画像データの輝度値Yinが第1の閾値レベルYth(例えば、Yth=200)以上の場合、輝度値変換後の輝度値Youtは、Yout=255と最大輝度値(破棄色の輝度値)に変換される。
さらに、画像データの輝度値Yinが第2の閾値レベルYfix以上、かつ第1の閾値レベルYth未満の場合、座標A(Yfix、Yfix)と座標B(Yth、255)とを結ぶ直線となるように、画像データの輝度値Yinは輝度値Youtに増加するように変換される。
このように、第1の閾値レベルYth以上の高輝度の画素は、白色と同じ最大輝度に変換され、画像データの背景が除去される。なお、輝度値の変換方法は、上述したように直線的に変換する方法に限られるものでなく、ガンマカーブやシグモイドカーブを用いた変換方法であっても良い。
S108:印刷データ生成部204は、輝度値変換部203により輝度値変換された画像データに基づいて印刷データを生成し、生成した印刷データをプリンタ部300の印刷部301へ出力する。なお、印刷データ生成部204は、画像データに対して色変換処理、ハーフトーン処理、データ圧縮処理等を行い、印刷データを生成するものとする。
S109:プリンタ部300の印刷部301は、印刷データ生成部204が生成した印刷データに基づいてトナー色材等により印刷媒体上に画像を形成して印刷を行い、本処理を終了する。
続いて、基準原稿を読取ることなく、閾値レベルを設定して原稿を読取る従来の処理をS110以降で説明する。
S110:原稿台ガラス401および自動給紙装置402のどちらか一方に原稿が載置されていると判定した読取部102は、FB読取部1021またはADF読取部1022により、原稿台ガラス401または自動給紙装置402に載置された原稿を読取り、読取った画像データを画像処理部200の閾値レベル検出部201へ出力する。
本ステップにおいて、原稿は原稿台ガラス401または自動給紙装置402のどちらか一方に載置されており、原稿検出部101により原稿が検出された読取部102(FB読取部1021またはADF読取部1022)が用いられる。なお、自動給紙装置402には、複数の原稿を載置することができ、自動給紙装置402に原稿が載置されている場合、原稿1枚に対してS110〜S112およびS107〜S109の処理を行い、載置されたすべての原稿を処理するまでS110〜S112およびS107〜S109の処理を繰り返して行うものとする。
S111:閾値レベル検出部201は、読取部102により読み取られた画像データから背景を除去する背景除去処理の画像処理基準となる閾値レベルを検出し、検出した閾値レベルを閾値レベル記憶部202へ出力する。なお、本処理は基準原稿に基づいて閾値レベルを検出する処理ではないが、S104と略同様の処理なので詳細な説明は省略する。
S112:閾値レベル記憶部202は、閾値レベル検出部201から受けた第1の閾値レベルYthおよび第2の閾値レベルYfixを記憶し、処理をS107へ移行する。
このように、複合機1は、スキャナ部100の原稿台ガラス401および自動給紙装置402の両方に原稿が載置されている場合、先に原稿台ガラス401に載置されている原稿を読取部102により読取り、画像処理部200が原稿の画像データに基づいて背景除去処理の画像処理基準となる閾値レベルを検出して閾値レベル記憶部202に記憶しておき、その閾値レベルに基づいて自動給紙装置402に載置された原稿から読取った画像データの背景除去処理を行うようにしたことにより、原稿台ガラス401上に背景除去処理の基準となる原稿を載置するだけで画像処理の精度を制御することができ、操作部405から背景除去処理の基準情報の入力操作を行う必要がなくなるため、基準情報の入力が容易になり、利用者の利便性を向上させることができる。
また、画像処理の精度が原稿台ガラス401上に載置した原稿を基準に決定されるため、利用者は原稿を読み取る前に画像処理の精度を想定し易くなる。
以上説明したように、第1の実施例では、原稿台ガラス上に背景除去処理の基準となる原稿を載置するだけで画像処理の精度を制御することができ、背景除去処理の基準情報の入力が容易になり、利用者の利便性を向上させることができるという効果が得られる。
また、利用者は原稿を読み取る前に画像処理の精度を想定し易くなるという効果が得られる。
第2の実施例の構成は、第1の実施例の構成に対して画像処理部の構成が異なっている。その第2の実施例の構成を図6の第2の実施例における複合機の構成を示すブロック図に基づいて説明する。なお、複合機の外観は図2と同様であるので説明を省略する。また、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図6において、画像処理装置としての複合機1は、スキャナ部100と、画像処理部600と、プリンタ部300とを有している。複合機1は、スキャナ部100で読み取った原稿の画像データに対して画像処理部600により加工や補正などの変換処理を施して印刷データを生成し、プリンタ部300により印刷データを印刷媒体に印刷する。
画像処理部600は、スキャナ部100により読み取った画像データからカラーまたはモノクロの画像であるかを判定して印刷データを生成するものであり、固定モノクロレベル記憶部601と、モノクロレベル更新部602と、モノクロレベル記憶部603と、カラー/モノクロ判定部604と、印刷データ生成部605とを備えている。
記憶部としての固定モノクロレベル記憶部601は、カラー/モノクロ判定のための画像処理基準であるモノクロレベルを予め記憶するものである。
画像処理基準検出部としてのモノクロレベル更新部602は、スキャナ部100が読み取った基準原稿の画像データに基づいて画像処理基準情報を検出し、固定モノクロレベル記憶部601に記憶されている画像処理基準情報としてのモノクロレベルを更新するものである。
本実施例では、基準原稿を読取って画像処理の基準となる画像処理基準情報を設定する場合、スキャナ部100の原稿台ガラス401(図2参照)に基準原稿を載置し、基準原稿により設定された画像処理基準情報に基づいて読み取る原稿を自動給紙装置402(図2参照)に載置するものとする。ここで、基準原稿とは、画像処理の精度を制御する画像処理基準情報を設定するための原稿であり、読取部102が読み取った基準原稿以外の画像データがカラーまたはモノクロの画像データであるかを判定する画像処理の基準情報となる閾値を設定する原稿である。
モノクロレベル記憶部603は、モノクロレベル更新部602で更新されたモノクロレベルを記憶するものである。
カラー/モノクロ判定部604は、モノクロレベル記憶部603に記憶されたモノクロレベルに基づいて、スキャナ部100により読み取った基準原稿以外の画像データがカラーまたはモノクロの画像データであるかを判定する画像処理を行うものである。
印刷データ生成部605は、カラー/モノクロ判定部604の判定結果に基づいて画像データから印刷データを生成するものである。
上述した構成の作用について説明する。
複合機が行う処理を図7の第2の実施例における複合機の処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図2および図6を参照しながら説明する。
まず、複合機1の利用者は、スキャナ部100の原稿台ガラス401と自動給紙装置402のどちらか一方、または両方に原稿を載置するものとする。
なお、本実施例では、基準原稿を読取って画像処理の基準となる画像処理基準情報を設定する場合、スキャナ部100の原稿台ガラス401に基準原稿を載置し、その画像処理基準情報に基づいて読み取る原稿を自動給紙装置402に載置するものとする。
S201:スキャナ部100の原稿検出部101は、原稿検知センサにより、原稿台ガラス401および自動給紙装置402に原稿が載置されているか否かを検出し、検出結果を読取部102へ出力する。
S202:読取部102は、原稿検出部101からの検出結果を受け、原稿台ガラス401および自動給紙装置402の両方に原稿が載置されているか否かを判定し、両方に原稿が載置されていると判定すると処理をS203へ移行し、原稿台ガラス401および自動給紙装置402のどちらか一方に原稿が載置されていると判定すると処理をS210へ移行する。
S203:原稿台ガラス401および自動給紙装置402の両方に原稿が載置されていると判定した読取部102のFB読取部1021は、原稿台ガラス401に載置された基準原稿の原稿を読取り、読取った基準原稿の画像データを画像処理部600のモノクロレベル更新部602へ出力する。
S204:モノクロレベル更新部602は、読取部102により読み取られた基準原稿以外の原稿の画像データがモノクロの画像データであるか否かを判定するために固定モノクロレベル記憶部601に予め記憶されているカラー/モノクロ判定処理の画像処理基準となるモノクロレベルを更新し、更新したモノクロレベルをモノクロレベル記憶部603へ出力する。
ここで、モノクロレベルについて図8を用いて説明する。図8は第2の実施例におけるモノクロレベルの説明図であり、固定モノクロレベル記憶部601に予め記憶されているモノクロレベルの例を示している。
モノクロレベルは、入力をCIEL*a*b*(以下、「Lab」という。)色空間を表すLab(L=0〜100、ab=−128〜+127)とし、出力をカラー/モノクロ(カラー=255、モノクロ=0)とする3次元ルックアップテーブルである。Labにおいて、Lは明るさ、abは鮮やかさと色味を表している。モノクロは無彩色であり、モノクロと判定するabの領域はabの絶対値が小さい領域である。
図8は、3次元ルックアップテーブルにおける、所定のL値(例えば、L=50)のab平面(横軸をa*、縦軸をb*)を表している。3次元ルックアップテーブルのabは、それぞれ13本のグリッド線で−30〜+30の間を5刻みで表し、グリッド線の交点において、モノクロと判定するabの組み合わせを「○」、カラーと判定するabの組み合わせを「×」で表している。
このように画像処理基準情報としてのモノクロレベルは、基準原稿の画像データの各画素の明るさ(L)、鮮やかさおよび色味(ab)を表すLab色空間の値に基づいた判定空間であり、Lの値毎に、abに対するグリッドを有し、3次元ルックアップテーブルを構成している。
次に、モノクロレベルの更新について図8〜図11を用いて説明する。
図9および図10は、図8に示すモノクロレベルである3次元ルックアップテーブルを更新する過程を示している。図11は、更新後の3次元ルックアップテーブルを示している。
図9に示す3次元ルックアップテーブルは、まず、図8に示す3次元ルックアップテーブルにおいてモノクロと判定される「○」で表されるグリッドを抜き出して領域90として表し、また読取部102により読み取られた基準原稿の画像データの画素のabの組み合わせを追加モノクロとして「+」で表している。この追加モノクロは、基準原稿により新たにモノクロと判定させたいabの領域を示している。
モノクロレベル更新部602は、図9に示す3次元ルックアップテーブルのモノクロと判定するabの組み合わせである「○」の領域90と、追加モノクロとして「+」の領域91を包含する領域95を求める。
モノクロレベル更新部602は、領域95で作られた境界線と、3次元ルックアップテーブルのクリッド線の交点とを比較し、クリッド線のそれぞれの交点が領域95で作られた境界線の内側にあるか否かの判定を行い、図11に示すように、境界線の内側にあると判定されたクリッド線の交点を、モノクロと判定するabの組み合わせである「○」として3次元ルックアップテーブルを更新する。このように、モノクロレベル更新部602は、予め決定されたLab色空間に、基準原稿の画像データの各画素のLab色空間を含ませた判定空間を生成する。
S205:モノクロレベル記憶部603は、モノクロレベル更新部602から受けたモノクロレベルを記憶する。
S206:読取部102のADF読取部1022は、自動給紙装置402に載置された原稿を読取り、読取った画像データをカラー/モノクロ判定部604へ出力する。なお、自動給紙装置402には、複数の原稿を載置することができ、原稿1枚に対してS206〜S209の処理を行い、載置されたすべての原稿を処理するまでS206〜S209の処理を繰り返して行うものとする。
S207:カラー/モノクロ判定部604は、読取部102により読み取られた画像データを、モノクロレベル記憶部603に記憶されたモノクロレベル(判定空間)に基づいてモノクロ画像であるかカラー画像であるかを判定するカラー/モノクロ判定処理を行い、判定結果および画像データを印刷データ生成部605に出力する。
ここで、カラー/モノクロ判定処理について説明する。
モノクロレベルは、入力をLab(L=0〜100、ab=−128〜+127)、出力をカラー/モノクロ(カラー=255、モノクロ=0)とした3次元ルックアップテーブルである。
カラー/モノクロ判定処理は、画像データの全画素に対して判定空間としてのモノクロレベルである図11に示す3次元ルックアップテーブルを使用した公知のLUT補間法を用いて行う処理である。LUT補間法の出力は、0〜255の間の値となるが、本実施例では、例えば128以下の値の画素はモノクロ画素、128より大きい値の画素はカラー画素とする。カラー/モノクロ判定処理では、カラー画素と判定された画素数が閾値(例えば、全画素数の半分)を超えている場合、読取った画像データをカラー画像と判定する。
カラー/モノクロ判定部604は、基準原稿以外の画像データの各画素のLab色空間の値が判定空間に含まれるか否かを判定し、判定空間に含まれる画素数が、画像データの全画素数に対して所定の割合を超えた場合、その画像データはモノクロと判定する。
S208:印刷データ生成部605は、カラー/モノクロ判定部604によりカラー/モノクロ判定された画像データに基づいて印刷データを生成し、生成した印刷データをプリンタ部300の印刷部301へ出力する。なお、印刷データ生成部605は、画像データに対して色変換処理、ハーフトーン処理、データ圧縮処理等を行い、印刷データを生成するものとする。また、印刷データ生成部605は、画像データがカラーと判定された場合、色変換処理後の画像データもカラーとし、画像データがモノクロと判定された場合、色変換処理において画像データをモノクロに色変換する。
S209:プリンタ部300の印刷部301は、印刷データ生成部605が生成した印刷データに基づいてトナー色材等により印刷媒体上に画像を形成して印刷を行い、本処理を終了する。
続いて、基準原稿を読取ることなく、固定モノクロレベル記憶部601に予め記憶されているモノクロレベルを設定して原稿を読取る従来の処理をS210以降で説明する。
S210:S202において、読取部102が原稿台ガラス401および自動給紙装置402のどちらか一方に原稿が載置されていると判定すると、モノクロレベル更新部602は、固定モノクロレベル記憶部601に予め記憶されているカラー/モノクロ判定処理の画像処理基準となるモノクロレベルをそのままモノクロレベル記憶部603へ出力する。モノクロレベル記憶部603は、モノクロレベル更新部602から受けたモノクロレベルを記憶する。
S211:原稿台ガラス401および自動給紙装置402のどちらか一方に原稿が載置されていると判定した読取部102は、FB読取部1021またはADF読取部1022により、原稿台ガラス401または自動給紙装置402に載置された原稿を読取り、読取った画像データを画像処理部600のカラー/モノクロ判定部604へ出力し、処理をS207へ移行する。
本ステップにおいて、原稿は原稿台ガラス401または自動給紙装置402のどちらか一方に載置されており、原稿検出部101により原稿が検出された読取部102(FB読取部1021またはADF読取部1022)が用いられる。なお、自動給紙装置402には、複数の原稿を載置することができ、自動給紙装置402に原稿が載置されている場合、原稿1枚に対してS210、S211およびS207〜S209の処理を行い、載置されたすべての原稿を処理するまでS110〜S112およびS107〜S109の処理を繰り返して行うものとする。
このように、複合機1は、スキャナ部100の原稿台ガラス401および自動給紙装置402の両方に原稿が載置されている場合、先に原稿台ガラス401に載置されている原稿を読取部102により読取り、画像処理部600が原稿の画像データに基づいてカラー/モノクロ判定処理の画像処理基準となるモノクロレベルを検出してモノクロレベル記憶部603に記憶しておき、その閾値レベルに基づいて自動給紙装置402に載置された原稿から読取った画像データのカラー/モノクロ判定処理を行うようにしたことにより、原稿台ガラス401上にカラー/モノクロ判定処理の基準となる原稿を載置するだけで画像処理の精度を制御することができ、操作部405からカラー/モノクロ判定処理の基準情報の入力操作を行う必要がなくなるため、基準情報の入力が容易になり、利用者の利便性を向上させることができる。
また、画像処理の精度が原稿台ガラス401上に載置した原稿を基準に決定されるため、利用者は原稿を読み取る前に画像処理の精度を想定し易くなる。
以上説明したように、第2の実施例では、原稿台ガラス上にカラー/モノクロ判定処理の基準となる原稿を載置するだけで画像処理の精度を制御することができ、カラー/モノクロ判定処理の基準情報の入力が容易になり、利用者の利便性を向上させることができるという効果が得られる。
また、利用者は原稿を読み取る前に画像処理の精度を想定し易くなるという効果が得られる。
なお、本実施例では、画像処理装置を複合機として説明したが、それに限られることなく、原稿の画像を読取るスキャナ部を備えた複写機、ファクシミリ装置、またはスキャナ装置等としても良い。
1 複合機
100 スキャナ部
101 原稿検出部
102 読取部
1021 FB読取部
1022 ADF読取部
200、600 画像処理部
201 閾値レベル検出部
202 閾値レベル記憶部
203 輝度値変換部
204、605 印刷データ生成部
300 プリンタ部
301 印刷部
401 原稿台ガラス
402 自動給紙装置
403 原稿読取装置
404 表示部
405 操作部
601 固定モノクロレベル記憶部
602 モノクロレベル更新部
603 モノクロレベル記憶部
604 カラー/モノクロ判定部

Claims (7)

  1. 読取った画像データを画像処理する画像処理装置において、
    原稿台に載置された原稿および自動給紙装置に載置された原稿を検出する原稿検出部と、
    前記原稿台に載置された原稿または前記自動給紙装置から給紙された原稿を読取り、画像データを生成する読取部と、
    前記読取部が生成した基準原稿の画像データから画像処理基準情報を検出する画像処理基準検出部と、
    前記画像処理基準情報に基づいて前記読取部が生成した前記基準原稿以外の画像データを画像処理する画像処理部と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記画像処理基準情報は、前記基準原稿の画像データの各画素の輝度値の分布に基づいて算出した第1の閾値を有し、
    前記画像処理部は、前記第1の閾値に基づいて背景除去処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記第1の閾値は、前記基準原稿の画像データの各画素の輝度値の分布における最大輝度値と最頻輝度値との差を前記最頻輝度値から減算した値であり、
    前記背景除去処理は、前記第1の閾値以上の輝度値を有する前記基準原稿以外の画像データの各画素の輝度値を白色の輝度値に変換する処理であることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項3に記載の画像処理装置において、
    前記画像処理基準情報は、前記第1の閾値に加え、前記第1の閾値から所定の輝度値を減算した第2の閾値を有し、
    前記背景除去処理は、前記第2の閾値以上、かつ前記第1の閾値未満の輝度値を有する前記基準原稿以外の画像データの各画素の輝度値を増加させる処理であることを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記画像処理基準情報は、前記基準原稿の画像データの各画素の明るさ(L*)、鮮やかさおよび色味(a*b*)を表すL*a*b*色空間の値に基づいた判定空間であり、
    前記画像処理部は、前記判定空間に基づいてカラーとモノクロとを判定するカラーモノクロ判定処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項5に記載の画像処理装置において、
    前記判定空間は、予め決定された前記L*a*b*色空間に、前記基準原稿の画像データの各画素のL*a*b*色空間を含ませた判定空間であり、
    前記カラーモノクロ判定処理は、前記基準原稿以外の画像データの各画素のLab色空間の値が前記判定空間に含まれるか否かを判定し、前記判定空間に含まれる前記画素数が、前記画像データの全画素数に対して所定の割合を超えた場合、前記画像データはモノクロと判定する処理であることを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の画像処理装置において、
    前記画像処理基準情報を記憶する記憶部を有することを特徴とする画像処理装置。
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