JP2016224918A - 情報処理装置、プログラム、情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の文字列のうち、どの文字列の手動翻訳が必要かを判断する。【解決手段】本発明の一態様にかかる情報処理装置は、第1の端末と該第1の端末とは異なる第2の端末と接続する情報処理装置であって、前記第1の端末が表示した文字列に関する情報を前記第1の端末から取得する取得手段と、前記取得手段によって取得した文字列に関する情報に基づいて、文字列ごとの表示回数を記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、前記記憶手段に記憶された文字列ごとの表示回数に基づいて、翻訳を要求すべき文字列を判断する判断手段と、前記判断手段によって翻訳を要求すべきと判断された文字列の翻訳を前記第2の端末に要求する翻訳要求手段と、を有して構成する。【選択図】図2
Description
本発明は、情報処理装置に関する。
世界中のユーザに各種コンテンツや各種アプリケーションを利用され易くするには、そのコンテンツやアプリケーションで使用する文字列を予め多くの種類の言語に翻訳しておく必要がある。これにより、各ユーザは、ユーザ自身が理解可能な言語の文字列に切り替えて各種コンテンツや各種アプリケーションを利用することができる。但し、コンテンツやアプリケーションは、随時更新されたりカスタマイズされたりするため、文字列の翻訳が随時発生し、その翻訳のために十分な期間をとることができない場合がある。このため、コンテンツやアプリケーションで使用する文字列の翻訳に機械翻訳を利用することがある。
しかし、現状の機械翻訳は、翻訳対象の文字列の分野や背景を反映して翻訳することが困難なため、精度の高い翻訳を行うことが難しい。
このため、翻訳精度を向上させる方法として、例えば、特許文献1(特開2003‐006455号公報)には、機械翻訳と人手による翻訳とを併用する方法について開示されている。
特許文献1では、ユーザコンピュータからのコンテンツ要求に基づき、翻訳サービスサーバは、コンテンツサーバからコンテンツを取得し、機械翻訳部で翻訳済みコンテンツを作成・蓄積し、ユーザコンピュータに送信する。また、翻訳サービスサーバは、翻訳者コンピュータに、当該コンテンツの人手による翻訳依頼通知を送信する。そして、翻訳者コンピュータから人手による翻訳済みコンテンツを受信すると、機械翻訳による翻訳済みコンテンツを置換する。そして、ユーザコンピュータから同一コンテンツに対する要求が出された際に、その蓄積された人手による翻訳済みコンテンツをユーザに送信する。これにより、機械翻訳と人手による翻訳とを併用し、翻訳精度を向上させることができるとしている。
しかし、特許文献1の方法は、人手(手動ともいう)による翻訳が必要か否かの判別ができない。このため、特許文献1の方法では、ユーザから要求されたすべてのコンテンツについて、翻訳者による翻訳が行われることになる。手動により翻訳するコンテンツが多くなるので、翻訳に多くの時間がかかってしまうことになる。
本発明の目的は、複数の文字列のうち、どの文字列の手動翻訳が必要かを判断することである。
本発明の一態様にかかる情報処理装置は、
第1の端末と該第1の端末とは異なる第2の端末と接続する情報処理装置において、
前記第1の端末が表示した文字列に関する情報を前記第1の端末から取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得した文字列に関する情報に基づいて、文字列ごとの表示回数を記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
前記記憶手段に記憶された文字列ごとの表示回数に基づいて、翻訳を要求すべき文字列を判断する判断手段と、
前記判断手段によって翻訳を要求すべきと判断された文字列の翻訳を前記第2の端末に要求する翻訳要求手段と、
を有することを特徴とする。
第1の端末と該第1の端末とは異なる第2の端末と接続する情報処理装置において、
前記第1の端末が表示した文字列に関する情報を前記第1の端末から取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得した文字列に関する情報に基づいて、文字列ごとの表示回数を記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
前記記憶手段に記憶された文字列ごとの表示回数に基づいて、翻訳を要求すべき文字列を判断する判断手段と、
前記判断手段によって翻訳を要求すべきと判断された文字列の翻訳を前記第2の端末に要求する翻訳要求手段と、
を有することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、複数の文字列のうち、どの文字列の手動翻訳が必要かを判断することができる。
(本発明の一態様にかかる情報処理システムの実施形態の概要)
まず、図1を参照しながら、本発明の一態様にかかる情報処理システムの概要について説明する。図1は、本発明の一態様にかかる情報処理システムの構成例を示す図である。
まず、図1を参照しながら、本発明の一態様にかかる情報処理システムの概要について説明する。図1は、本発明の一態様にかかる情報処理システムの構成例を示す図である。
本発明の一態様にかかる情報処理システムは、図1に示すように、クライアント端末1、情報処理装置を有して構成する。情報処理装置は、例えば、図1に示す画像処理装置2や図10に示すコンテンツ提供装置5があげられる。
情報処理装置は、第1の端末と、第1の端末とは異なる第2の端末と接続し、取得手段、記憶制御手段、判断手段、翻訳要求手段を有して構成する。第1の端末は図1または図18に示すクライアント端末1に相当し、第2の端末は図1または図18に示す翻訳者端末4に相当する。取得手段は、第1の端末が表示した文字列の情報を第1の端末から取得する。取得手段は、図2または図19に示すUI部211に相当する。記憶制御手段は、取得手段によって取得した文字列に関する情報に基づいて、文字列ごとの表示回数を記憶手段に記憶させる。記憶制御手段は、図2または図19に示す記憶制御部215に相当する。また、記憶手段は図2または図19に示す記憶部22に相当する。判断手段は、記憶手段に記憶された文字列ごとの表示回数に基づいて、翻訳を要求すべき文字列を判断する。判断手段は、図2または図19に示す判断部216に相当する。翻訳要求手段は、判断手段によって翻訳を要求すべきと判断された文字列の翻訳を第2の端末に要求する。翻訳要求手段は、図2または図19に示す手動翻訳要求部214に相当する。
本発明の一態様にかかる情報処理システムは、クライアント端末1でユーザが参照した文字列の情報を基に、参照回数が閾値を超えた文字列を手動による翻訳が必要な文字列と判別し、翻訳者端末4に対して文字列の手動による翻訳の要求を通知する。このため、ユーザの参照頻度の高い文字列を優先的に手動により翻訳することができる。以下、添付図面を参照しながら、本発明の一態様にかかる情報処理システムについて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
<情報処理システムのシステム構成例>
まず、図1を参照しながら、本実施形態の情報処理システムのシステム構成例について説明する。図1は、本実施形態の情報処理システムのシステム構成例を示す図である。
<情報処理システムのシステム構成例>
まず、図1を参照しながら、本実施形態の情報処理システムのシステム構成例について説明する。図1は、本実施形態の情報処理システムのシステム構成例を示す図である。
本実施形態の情報処理システムは、クライアント端末1、画像処理装置2、機械翻訳装置3、翻訳者端末4を有して構成する。クライアント端末1、画像処理装置2、機械翻訳装置3、翻訳者端末4は、例えば、ネットワークNWを介して接続される。ネットワークNWは、有線、無線を問わずあらゆる通信形態が適用可能である。
また、ネットワークNWは、クライアント端末1、画像処理装置2、機械翻訳装置3、翻訳者端末4が並列に接続されるものである必要はない。例えばクライアント端末1と画像処理装置2とがUSBやBluetooth(登録商標)などにより接続され、画像処理装置2、機械翻訳装置3および翻訳者端末4がLANで相互接続されるような構成であってもよい。
クライアント端末1は、印刷データを生成し、その印刷データを画像処理装置2に送信する。クライアント端末1は、パソコン等の装置があげられる。画像処理装置2は、クライアント端末1から送信された印刷データに対する各種画像処理を行う。画像処理装置2は、プリンタ等の装置があげられる。機械翻訳装置3は、画像処理装置2から機械翻訳の要求を受け付けた場合に、各種言語の機械翻訳を行う。翻訳者端末4は、画像処理装置2から手動翻訳の要求を受け付けた場合に、翻訳者端末4を使用する翻訳者に人手による翻訳を依頼して成果物を得る。
本実施形態の画像処理装置2は、各種言語の文字列を記憶する。クライアント端末1は、各種言語の文字列を画像処理装置2から取得し、その取得した各種言語の文字列の中からクライアント端末1で使用可能な言語の文字列に切り替える。そして、クライアント端末1は、画像処理装置2に対して印刷等の各種処理を要求する。これにより、クライアント端末1は、画像処理装置2から取得した各種言語の文字列の中からクライアント端末1で使用可能な言語の文字列に切り替え、その切り替えた言語の文字列を用いて画像処理装置2に対して各種処理を要求することができる。
本実施形態の画像処理装置2は、新規の文字列が画像処理装置2に登録された場合に、その新規の文字列の機械翻訳を機械翻訳装置3に要求し、機械翻訳された各種言語の文字列を機械翻訳装置3から取得する。これにより、本実施形態の画像処理装置2は、新規の文字列が登録された場合に、その新規の文字列の機械翻訳された各種言語の文字列を記憶することができる。
また、本実施形態の画像処理装置2は、クライアント端末1で参照された言語の文字列を特定することが可能な情報をクライアント端末1から取得する。そして、画像処理装置2は、クライアント端末1から取得した情報を基に、クライアント端末1で所定の閾値以上参照された言語の文字列があるか否かを判定する。そして、所定の閾値以上参照された言語の文字列がある場合に、その言語の文字列を手動翻訳が必要な言語の文字列と判定する。そして、その言語の文字列の手動翻訳を翻訳者端末4に要求し、翻訳者により手動翻訳された言語の文字列を翻訳者端末4から取得する。これにより、本実施形態の画像処理装置2は、クライアント端末1で参照された言語の文字列の情報を取得し、その取得した情報を基に、クライアント端末1で所定の閾値以上参照された言語の文字列を判別することができる。その結果、本実施形態の画像処理装置2は、画像処理装置2に記憶された機械翻訳の各種言語の中から手動翻訳が必要と判別した言語の文字列のみの手動翻訳を取得することができる。
<画像処理装置2の構成例>
次に、図2を参照しながら、本実施形態の画像処理装置2の構成例について説明する。本実施形態の画像処理装置2は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、通信部24の各機能ブロックを有して構成する。制御部21は、画像処理装置2を統括して制御する。記憶部22は、各種情報を記憶する。操作表示部23は、各種情報を表示したり、各種情報を入力したりする。通信部24は、ネットワークNWと介して他装置との間で情報を送受信する。
次に、図2を参照しながら、本実施形態の画像処理装置2の構成例について説明する。本実施形態の画像処理装置2は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、通信部24の各機能ブロックを有して構成する。制御部21は、画像処理装置2を統括して制御する。記憶部22は、各種情報を記憶する。操作表示部23は、各種情報を表示したり、各種情報を入力したりする。通信部24は、ネットワークNWと介して他装置との間で情報を送受信する。
制御部21は、UI部211、文字列登録部212、機械翻訳依頼部213、手動翻訳要求部214、記憶制御部215、判断部216を有して構成する。
記憶部22は、用語データ記憶部221、機械翻訳装置情報記憶部222、翻訳者端末情報記憶部223を有して構成する。
用語データ記憶部221は、各種言語の文字列を言語毎に記憶する。用語データ記憶部221は、例えば、図3、図4に示すような各種言語の文字列を記憶する。図3は、機械翻訳装置3で機械翻訳された各種言語の文字列を記憶した状態を示し、図4は、翻訳者端末4で手動翻訳された言語の文字列を記憶した状態を示す。用語データ記憶部221は、各文字列をそれぞれ固有の用語IDに紐付けて記憶している。各文字列は、画像処理装置2で使用可能な各種言語に翻訳され、その翻訳された文字列毎に、その文字列の状態と、その文字列のUI表示回数と、に紐付けて記憶される。
文字列の状態は、文字列の翻訳の状態を特定するものであり、その文字列が原本なのか、機械翻訳されたものなのか、手動翻訳されたものなのかなどを特定することができる。状態が原本の文字列は、ユーザによって用語データ記憶部221に登録された言語の文字列を意味する。状態が機械翻訳の文字列は、機械翻訳装置3によって機械翻訳された言語の文字列を意味する。状態が手動翻訳の文字列は、翻訳者端末4によって手動翻訳された言語の文字列を意味する。UI表示回数は、その文字列がクライアント端末1で表示された回数を特定するものである。
用語データ記憶部221は、図3、図4に示すように、用語ID、言語、翻訳された文字列、状態、UI表示回数を対応付けて記憶している。このため、用語IDと言語とを指定することで、翻訳された文字列、状態、UI表示回数を一意に特定することができる。
図3では、例えば、用語IDの『000001』に帳票用という意味で『For forms』という英語の文字列が記憶されている。そして、この用語IDの『000001』に対して機械翻訳により、日本語、スペイン語、フランス語、イタリア語、中国語などに翻訳された文字列が記憶されている。同様に、用語IDの『000002』に名刺用という意味で『For business card』という英語の文字列が記憶されており、以降、用語ID毎に各言語に翻訳された文字列が記憶されている。
図4は、手動翻訳された言語の文字列を記憶した後の状態を示す。図3に示す用語IDが『000001』、言語が『ja』である文字列の『フォームの場合』のUI表示回数が閾値(例えば、30回)に達したとする。この場合、用語IDが『000001』である文字列の『For forms』の言語『ja』の手動翻訳を翻訳者端末4に要求する。そして、翻訳者端末4で手動翻訳された言語の文字列である『帳票用』を翻訳者端末4から取得し、その取得した『帳票用』を用語データ記憶部221に記憶して用語データ記憶部221を更新する。これにより、図4に示すように、用語IDが『000001』、言語が『ja』である文字列が『帳票用』に変更され、状態が『手動翻訳』に変更され、UI表示回数が『-(Don't careを意味する)』に変更される。同様に、図3に示す用語IDが『000002』、言語が『ja』である文字列の『名刺のための』のUI表示回数が閾値に達したとする。この場合、用語IDが『000002』である文字列の『For business card』の言語『ja』の手動翻訳を翻訳者端末4に要求する。そして、翻訳者端末4で手動翻訳された言語の文字列である『名刺用』を翻訳者端末4から取得し、その取得した『名刺用』を用語データ記憶部221に記憶して用語データ記憶部221を更新する。これにより、図4に示すように、用語IDが『000002』、言語が『ja』である文字列が『名刺用』に変更され、状態が『手動翻訳』に変更され、UI表示回数が『-』に変更される。
機械翻訳装置情報記憶部222は、機械翻訳依頼部213が機械翻訳装置3に機械翻訳を要求する際に使用する情報を記憶する。例えば、機械翻訳装置3のメールアドレス等の装置情報を記憶する。これにより、機械翻訳依頼部213は、機械翻訳装置情報記憶部222に記憶された装置情報を基に、機械翻訳装置3に機械翻訳を要求し、機械翻訳装置3で機械翻訳された各種言語の文字列を取得することができる。機械翻訳装置情報記憶部222に記憶する情報は、ユーザが画像処理装置2やクライアント端末1から登録することが可能である。本実施形態では、機械翻訳装置3を1つとし、その機械翻訳装置3の情報を機械翻訳装置情報記憶部222に記憶するようにしている。しかし、機械翻訳装置3を複数有し、各種言語に対応付けて機械翻訳装置3の情報を機械翻訳装置情報記憶部222に記憶するようにしても良い。これにより、各言語に対応する機械翻訳装置3で機械翻訳を行うようにすることができる。
翻訳者端末情報記憶部223は、手動翻訳要求部214が翻訳者端末4に手動翻訳を要求する際に使用する情報を記憶する。例えば、翻訳者端末4のメールアドレス等の装置情報を記憶する。これにより、手動翻訳要求部214は、翻訳者端末情報記憶部223に記憶された装置情報を基に、翻訳者端末4に手動翻訳を要求し、翻訳者端末4で手動翻訳された言語の文字列を取得することができる。翻訳者端末情報記憶部223に記憶する情報は、ユーザが画像処理装置2やクライアント端末1から登録することが可能である。本実施形態では、翻訳者端末4を1つとし、その翻訳者端末4の情報を翻訳者端末情報記憶部223に記憶するようにしている。しかし、翻訳者端末4を複数有し、各種言語に対応付けて翻訳者端末4の情報を翻訳者端末情報記憶部223に記憶するようにしても良い。これにより、各言語に対応する翻訳者端末4で手動翻訳を行うようにすることができる。
UI部211は、用語データ記憶部221に登録する文字列をユーザから取得する。文字列登録部212は、UI部211が取得した文字列を用語データ記憶部221に登録する。例えば、UI部211は、文字列を登録するための登録画面を操作表示部23に表示し、その登録画面から入力された文字列を取得する。文字列登録部212は、登録画面から入力された文字列を用語データ記憶部221に登録する。具体的には、画像処理装置2本体のペーパカタログ機能で、操作表示部23から、例えば、『For forms』というような文字列の紙種を登録するような操作を意味する。これにより、用語データ記憶部221に新規の文字列を登録することができる。
また、UI部211は、各言語の翻訳担当者の連絡先メールアドレスと、翻訳担当者が翻訳した用語を登録する画面にアクセスするためのパスワードと、を登録する画面を操作表示部23に表示し、ユーザの入力を受け付ける。入力されたメールアドレスとパスワードは、記憶部22に記憶される。
また、UI部211は、手動翻訳を依頼する条件として、用語がUI表示された回数の閾値を登録する画面を操作表示部23に表示し、ユーザの入力を受け付ける。入力された閾値は、記憶部22に記憶される。
また、UI部211は、言語、文字列、登録者のメールアドレスを含む新しい用語データを登録する画面を操作表示部23に表示し、ユーザの入力を受け付ける。入力された新しい用語データは、記憶部22に記憶される。
また、UI部211は、用語データを編集する画面を操作表示部23に表示し、ユーザの入力を受け付ける。用語データを編集する画面の表示にはパスワードを要求するなどして保護してもよい。また、当該画面を操作表示部23に表示させるのではなく、画像表示のためのソースコード(HTMLなど)を通信部24によりネットワークNW経由で送信させ、受信した機器にて表示させるようにすることも可能である。編集された用語データは、記憶部22に記憶される。また、用語データの文字列が変更されると、あわせて変更された文字列の翻訳状態が「手動翻訳」に変更される。
機械翻訳依頼部213は、用語データ記憶部221に新規に登録された文字列の各種言語の機械翻訳を行う。例えば、用語データ記憶部221に新規に登録された文字列の機械翻訳が行われていない場合に、機械翻訳装置情報記憶部222を参照し、機械翻訳装置3に各種言語の機械翻訳を要求し、各種言語で機械翻訳された文字列を機械翻訳装置3から取得する。そして、各種言語で機械翻訳された文字列を用語データ記憶部221に記憶して用語データ記憶部221を更新する。これにより、機械翻訳依頼部213は、図3に示すように、各種言語で機械翻訳された文字列を用語データ記憶部221に記憶することができる。
手動翻訳要求部214は、用語データ記憶部221に登録された文字列の手動翻訳の要求を通知する。例えば、文字列登録部212は、クライアント端末1から用語IDと言語との情報を受け付けた場合に、用語データ記憶部221を参照し、その用語IDと言語とに対応するUI表示回数を1増加する。記憶制御部215は、増加されたUI表示回数を記憶部22の用語データ記憶部221に記憶させる。このとき、記憶制御部215は、文字列の言語ごとにUI表示回数を記憶させるとさらに好適である。そして、判断部216は、記憶されたUI表示回数に基づいて予め設定した閾値を超えているか否かを判定し、翻訳を行う文字列を判断する。UI表示回数が言語ごとに記憶されているとき、判断部216は、UI表示回数が閾値を超えた言語の文字列を、翻訳を行う文字列と判別する。そして、判断部216が、UI表示回数が閾値を超えていると判断した文字列について、翻訳者端末情報記憶部223を参照して手動翻訳を翻訳者端末4に要求し、手動翻訳された文字列を翻訳者端末4から取得する。そして、手動翻訳された文字列を用語データ記憶部221に記憶して用語データ記憶部221を更新する。これにより、手動翻訳要求部214は、図4に示すように、機械翻訳された各種言語の文字列の中から手動翻訳が必要な言語の文字列のみを手動翻訳で翻訳して更新することができる。
手動翻訳要求部214による手動翻訳の要求は、用語に関連づけて記憶部22に記憶される、翻訳担当者ないし用語登録者のメールアドレスへの電子メールの送信によって行うことができる。電子メールは、通信部24によりネットワークNWを介して送信される。電子メールには、対象の用語の用語IDと、原本の用語、原本の言語、翻訳対象の言語、翻訳対象の言語の現在の用語(機械翻訳された文字列)などが記載されていると好ましい。
電子メールを受信した翻訳担当者ないし用語登録者は、要求された用語を翻訳対象の言語に翻訳し、用語データに反映させる。用語データへの反映は、UI部211が用事させる用語データを編集する画面に入力することによって行ってよく、翻訳依頼の電子メールに対して所定の書式の電子メールを返信するなどのネットワークNWを経由した操作によって行ってもよい。
例えば、原本が基準となる言語(英語)の「For forms」を日本語に翻訳する場合、日本語の翻訳担当者が日本語の用語データとして「帳票用」を準備する。日本語の翻訳担当者は、UI部211より用語データを編集し、「For forms」の日本語を機械翻訳された「フォームの場合」から「帳票用」に置き換える。原本が基準となる言語(英語)でない場合、原本の言語の翻訳担当者が基準となる言語(英語)に翻訳する。場合によっては基準となる言語(英語)で翻訳対象の用語についての説明文も作成する。基準となる言語(英語)で翻訳された用語と説明文を、問題がないか用語登録者が確認してから、翻訳対象の言語の翻訳担当者に渡し、翻訳対象の言語に翻訳する。
図5を参照して、本実施形態の画像処理装置2のハードウェア構成例について説明する。本実施形態の画像処理装置2は、装置全体の制御を行うコントローラとプリンタエンジンとをPCIなどのインタフェースで接続して構成することができる。コントローラは、CPUとRAMとHDDなどの不揮発メモリとを有する。かかるコントローラにおいて、不揮発メモリに記憶された各種プログラムをRAMにロードしてCPUで実行させることにより、上述した制御部21の各機能ブロックを構成することができる。
<クライアント端末1の構成例>
次に、図6を参照しながら、本実施形態のクライアント端末1の構成例について説明する。図6は、本実施形態のクライアント端末1の構成例を示す図である。
次に、図6を参照しながら、本実施形態のクライアント端末1の構成例について説明する。図6は、本実施形態のクライアント端末1の構成例を示す図である。
本実施形態のクライアント端末1は、制御部11、記憶部12、表示部13、通信部14を有して構成する。制御部11は、クライアント端末1を統括して制御する。記憶部12は、各種情報を記憶する。表示部13は、各種情報を表示する。通信部14は、ネットワークNWと介して他装置との間で情報を送受信する。
制御部11は、OS部111、アプリケーション部112、プリンタドライバ部113を有して構成する。記憶部12は、用語データ記憶部121を有して構成する。
OS部111は、クライアント端末1に搭載される各種ハードウェアを制御する。アプリケーション部112は、印刷データを作成する。プリンタドライバ部113は、アプリケーション部112で作成した印刷データを画像処理装置2で印刷する際に使用する。アプリケーション部112、プリンタドライバ部113は、OS部111を介して動作する。
アプリケーション部112で作成した印刷データの印刷を実行する場合、プリンタドライバ部113は、ユーザに印刷設定を要求する。プリンタドライバ部113は、印刷データと印刷設定とを取得すると、印刷データを画像処理装置2本体で解釈可能な印刷データに変換したり、印刷設定に対応する後処理コマンドを追加したりする。そして、プリンタドライバ部113は、印刷データをOS部111からネットワークNWを介して印刷対象の画像処理装置2に送信する。
プリンタドライバ部113は、UI表示部1131、UI表示通知部1132を有して構成する。UI表示部1131は、画像処理装置2の用語データ記憶部221から用語データを取得し、その取得した用語データを用語データ記憶部121に記憶する。UI表示部1131は、画像処理装置2から用語データを随時取得し、用語データ記憶部121の情報を随時更新する。これにより、用語データ記憶部121には、図7に示す用語データが記憶される。なお、図7に示す用語データを用語データ記憶部121に記憶することが可能であれば、用語データの取得タイミングは特に限定せず、任意のタイミングで用語データを取得することが可能である。例えば、クライアント端末1がプリンタドライバやアプリケーションをロードした際に、画像処理装置2と通信を行い、画像処理装置2の用語データ記憶部221から用語データを取得するようにしてもよい。用語データ記憶部121は、図7に示すように、用語ID、言語、翻訳された文字列、状態を対応付けて記憶している。また、UI表示部1131は、用語データ記憶部121とOS部111のロケールとを参照し、用語データ記憶部121に記憶されている各種言語の文字列の中からOS部111のロケールに対応する言語の文字列に切り替えて表示部13に表示する。また、UI表示部1131は、用語データ記憶部121を参照し、表示部13に表示した言語の文字列の状態が機械翻訳か否かを判定し、機械翻訳の場合は、機械翻訳である旨をUI表示通知部1132に通知する。UI表示通知部1132は、機械翻訳である旨の通知を受け付けた場合に、表示部13に表示した言語の文字列の用語IDと言語との情報を画像処理装置2に通知する。画像処理装置2は、クライアント端末1から用語IDと言語との情報を取得することで、クライアント端末1で参照された言語の文字列を特定することができる。
図8を参照して、本実施形態のクライアント端末1のハードウェア構成例について説明する。本実施形態のクライアント端末1は、CPUとRAMとHDDなどの不揮発メモリとを有する。かかるクライアント端末1において、不揮発メモリに記憶された各種プログラムをRAMにロードしてCPUで実行させることにより、上述した制御部11の各機能ブロックを構成することができる。
本実施形態の翻訳者端末4も、クライアント端末1と同様に図8で示すハードウェアにより構成することができる。翻訳者端末4は、ネットワークNWを介して画像処理装置2と通信し、受信したデータを表示して入力したデータを送信する機能を有する。
<画像処理装置2の用語データ記憶部221に新規の文字列を登録する場合の処理動作例>
次に、図9を参照しながら、本実施形態の画像処理装置2での処理動作例について説明する。図9は、画像処理装置2の用語データ記憶部221に新規の文字列を登録する場合の処理動作例を示す。
次に、図9を参照しながら、本実施形態の画像処理装置2での処理動作例について説明する。図9は、画像処理装置2の用語データ記憶部221に新規の文字列を登録する場合の処理動作例を示す。
UI部211が新規の文字列を取得した場合に、文字列登録部212は、その新規の文字列を用語データ記憶部221に登録する(ステップS1)。これにより、用語データ記憶部221に新規の文字列が登録される。例えば、画像処理装置2本体のペーパカタログ機能で、操作表示部23から『For forms』というような文字列の紙種が登録されたとする。この場合、UI部211がその『For forms』の文字列を取得し、文字列登録部212は、UI部211が取得した『For forms』の文字列を用語データ記憶部221に登録する。
機械翻訳依頼部213は、用語データ記憶部221を参照し、機械翻訳が必要な文字列があるか否かを判定する(ステップS2)。例えば、文字列の状態が原本のみの文字列があるか否かを判定し、文字列の状態が原本のみの文字列がある場合に、機械翻訳が必要な文字列があると判定する。
機械翻訳依頼部213は、機械翻訳が必要な文字列がある場合は(ステップS2/Yes)、その文字列の機械翻訳を機械翻訳装置3に要求し、機械翻訳装置3で機械翻訳された言語の文字列を取得する(ステップS3)。機械翻訳依頼部213は、機械翻訳装置3で機械翻訳された言語の文字列を用語データ記憶部221に記憶し、用語データ記憶部221を更新する(ステップS4)。
機械翻訳依頼部213は、機械翻訳装置3で機械翻訳された言語の文字列を画像処理装置2で使用可能な全ての言語について用語データ記憶部221に記憶するまで、上記ステップ2、3の処理を繰り返し行う。そして、機械翻訳依頼部213は、画像処理装置2で使用可能な全ての言語で機械翻訳された文字列が用語データ記憶部221に記憶された場合に(ステップS5/Yes)、処理を終了する(End)。
これにより、用語データ記憶部221に新規の文字列が登録された場合に、その新規の文字列に対して画像処理装置2で使用可能な全ての言語で機械翻訳された文字列を用語データ記憶部221に記憶することができる。その結果、用語データ記憶部221は、図3に示すような状態で各種言語の文字列を管理することができる。図3は、機械翻訳装置3で機械翻訳された各種言語の文字列を記憶した状態を示す。
<クライアント端末1での処理動作例>
次に、図10を参照しながら、本実施形態のクライアント端末1での処理動作例について説明する。図10は、クライアント端末1の表示部13に文字列を表示する場合の処理動作例を示す図である。
次に、図10を参照しながら、本実施形態のクライアント端末1での処理動作例について説明する。図10は、クライアント端末1の表示部13に文字列を表示する場合の処理動作例を示す図である。
UI表示部1131は、文字列を表示部13に表示するための表示要求が行われたか否かを判定する(ステップS11)。文字列への表示要求が行なわれたと判断された場合に(ステップS11/Yes)、UI表示部1131は、通信部14によりネットワークNWを介して通信を行い、画像処理装置2から最新の用語データを取得し、用語データ記憶部121に記憶させる(ステップS12)。また、UI表示部1131は、OS部111のロケールを取得する(ステップS13)。そして、用語データ記憶部121に記憶されている各種言語の文字列の中からOS部111のロケールに対応する言語の文字列に切り替え、その言語の文字列を表示部13に表示する(ステップS14)。表示要求としては、例えば、ダイアログにラベルとして表示される文字列の場合は、ダイアログが表示された場合があげられる。また、ドロップダウンリストの選択肢となっている文字列の場合は、ドロップダウンリストがクリックされた場合などがあげられる。
UI表示部1131は、文字列を表示部13に表示した際に、用語データ記憶部121を参照し、表示部13に表示した言語の文字列の状態が機械翻訳か否かを判定する(ステップS15)。UI表示部1131は、機械翻訳の場合は(ステップS15/Yes)、機械翻訳である旨をUI表示通知部1132に通知する。UI表示通知部1132は、機械翻訳である旨の通知を受け付けた場合に、表示部13に表示した言語の文字列の用語IDと言語との情報を画像処理装置2に通知する(ステップS16)。これにより、クライアント端末1の表示部13に表示した言語の文字列が機械翻訳された言語の場合は、その言語の文字列の情報を画像処理装置2に通知することになる。その結果、画像処理装置2は、クライアント端末1で表示された機械翻訳の言語の文字列の表示回数を把握することができる。UI表示部1131は、複数の文字列を同時に表示部13に表示した場合は、それぞれの文字列に対して上記の処理を行うことになる。
<画像処理装置2の用語データ記憶部221の文字列を手動翻訳する場合の処理動作例>
次に、図11を参照しながら、画像処理装置2の用語データ記憶部221の文字列を手動翻訳する場合の処理動作例について説明する。図11は、画像処理装置2の用語データ記憶部221の文字列を手動翻訳する場合の処理動作例を示す図である。
次に、図11を参照しながら、画像処理装置2の用語データ記憶部221の文字列を手動翻訳する場合の処理動作例について説明する。図11は、画像処理装置2の用語データ記憶部221の文字列を手動翻訳する場合の処理動作例を示す図である。
画像処理装置2は、クライアント端末1から用語IDと言語との情報を取得した場合に(ステップS21/Yes)、文字列登録部212は、用語データ記憶部221を参照し、その用語IDと言語とに対応するUI表示回数を1加算する(ステップS22)。そして、文字列登録部212は、UI表示回数が予め設定した閾値を超えているか否かを判定する(ステップS23)。文字列登録部212は、UI表示回数が閾値を超えている場合に(ステップS23/Yes)、手動翻訳要求部214は、翻訳者端末情報記憶部223を参照し、閾値を超えている言語の文字列の手動翻訳を翻訳者端末4に要求する。そして、手動翻訳された言語の文字列を翻訳者端末4から取得する(ステップS24)。次に、手動翻訳された言語の文字列を用語データ記憶部221に記憶して用語データ記憶部221を更新する(ステップS25)。これにより、手動翻訳要求部214は、機械翻訳された各種言語の文字列の中から手動翻訳が必要な言語の文字列のみを手動翻訳で翻訳して用語データ記憶部221を更新することができる。その結果、用語データ記憶部221は、図4に示すような状態で各種言語の文字列を管理することができる。図4は、翻訳者端末4で手動翻訳された言語の文字列を記憶した状態を示す。
ステップS22におけるUI表示回数の加算について、図12から図15を参照して詳述する。図12から図15は、クライアント端末1の表示部13に表示される、文字列を含むプリンタドライバダイアログの例である。これらのダイアログが表示部13に表示されると、文字列の用語が機械翻訳か否かに応じで情報がクライアント端末1から画像処理装置2に通知される。
図12は、プリンタドライバダイアログの概要構成を示す図である。図12を参照すると、例えばラベルとして表示される文字列「印刷設定」の下の破線で囲んだ領域に記載された「ID:100001」は、文字列に対応づけられたIDを示しており、実際の画面には表示されない。このように、プリンタドライバダイアログに表示される文字列にはすべて対応するIDが紐付けられており、ダイアログが表示されるときはOSのロケールとIDとで特定される文字列が表示される。
図13は、プリンタドライバを起動してダイアログを表示したときのUI表示回数の加算を説明する図である。クライアント端末1にてプリンタドライバを起動すると、図13のようなダイアログが表示される。IDが実際の画面に表示されないのは図12と同様である。
このとき、表示されたダイアログ内に表示されるすべてのラベルに対応する文字列、すなわち「印刷設定」(ID:100001)、「用紙」(ID:200001)、「用紙サイズ」(ID:300001)、「A4」(ID:400001)、「用紙種類」(ID:300002)、「普通紙」(ID:100011)、「後処理」(ID:200002)、「印刷品質」(ID:200003)について、UI表示回数が加算される。
このとき、「後処理」タブや「印刷品質」タブはまだ開かれていないため、それぞれのタブを開いたときに表示される機能に対応する文字列のUI表示回数は加算されない。また、「用紙種類」のように操作に応じて選択肢が表示されるドロップダウンリストでは、ダイアログを表示したときには初期値(「用紙種類」では「普通紙」)のみが表示されている。したがって、初期値の文字列のみUI表示回数を加算し、それ以外の未表示選択肢の文字列のUI表示回数は加算しない。
図14は、プリンタドライバダイアログのドロップダウンリストの選択肢をドロップダウンしたときのUI表示回数の加算を説明する図である。IDが実際の画面に表示されないのは図12と同様である。
図13のダイアログにおいて「用紙種類」の下の「普通紙」が初期表示された領域の右端にある下向き矢印のボタンの押下などの操作により、図14のように文字列表示領域が下方に拡大され、「用紙種類」として選択可能な候補文字列が一覧表示される。ここでは新たに「帳票用」(ID:100012)と「名刺用」(ID:100013)が表示され、これらの文字列のUI表示回数が加算される。図14では、新たにUI表示回数が加算される文字列のIDにハッチングを付し、既に表示されていてUI表示回数が加算されない文字列のIDと区別して表記している。
図15は、プリンタドライバダイアログの表示タブを変更したときのUI表示回数の加算を説明する図である。IDが実際の画面に表示されないのは図12と同様である。
図13のダイアログにおいて「後処理」タブの領域のクリックなどの操作により、図15のように後処理に関連するものとしてグループ化された各種機能の操作画面が表示される。ここでは「ステープル」(ID:500001)およびそのドロップダウンリストの初期値「なし」(ID:600001)、「パンチ」(ID:500002)およびそのドロップダウンリストの初期値「なし」(ID:700001)が表示され、これらの文字列のUI表示回数が加算される。IDのハッチングについては図14と同様である。
続いて、ステップS24における翻訳要求処理について、図16と図17を参照して詳述する。翻訳要求は、手動翻訳要求部214の動作として説明したように、翻訳担当者ないし用語登録者(以下、あわせて「翻訳者」ともいう。)のメールアドレスへの電子メールの送信によって行うことができる。電子メールには、UI部211の提供する、用語データを編集する画面にアクセスするためのURLが記載される。URLは翻訳要求ごとに一意な識別子を含んで構成され、翻訳要求と識別子との対応は記憶部22に記憶される。
図16は、翻訳要求と識別子とを対応付けて記憶部22に記憶される表の例を示す図である。図16の例では、依頼ID:000001の依頼メールには、対応する識別子を含む以下のようなURLが記載される。
http://192.168.10.11/wording/yp05wiYN0DFjLIaQkzuebsmox9KcqLRh?key=0FcIA_2AYrLAMeMY28tULHZXKzxfI
このような識別子は他の翻訳要求と重複しなければ足りるが、上述のようなランダムな文字列であれば悪意の第三者による不正アクセスが困難となるため、より好適である。
http://192.168.10.11/wording/yp05wiYN0DFjLIaQkzuebsmox9KcqLRh?key=0FcIA_2AYrLAMeMY28tULHZXKzxfI
このような識別子は他の翻訳要求と重複しなければ足りるが、上述のようなランダムな文字列であれば悪意の第三者による不正アクセスが困難となるため、より好適である。
このような依頼メールを翻訳者が翻訳者端末4にて受信し、メールに記載されたURLにアクセスすると、画像処理装置2から所定のコードが送信され、翻訳した用語を登録するためのWebフォームが表示される。図17は、翻訳した用語を登録するためのWebフォームの例を示す図である。翻訳者は、このように表示される翻訳元の用語と翻訳先の言語とを参照した上で、翻訳した用語を入力することができる。Webフォーム左下に配置されている登録ボタンを押下すると、入力した用語が画像処理装置2に送信され、用語データが更新される。
クライアント端末1でUI表示部1131が文字列を表示するにあたっては、<クライアント端末1での処理動作例>で述べたように最新の用語データを画像処理装置2から取得する。したがって、画像処理装置2の用語データが更新されると、クライアント端末1での文字列表示には更新された用語が使用されるようになる。
<本実施形態の情報処理システムの作用・効果>
このように、本実施形態の情報処理システムは、画像処理装置2は、ユーザがクライアント端末1で参照した機械翻訳の言語の文字列の情報を取得する。そして、その取得した文字列の情報を基に、文字列の参照回数が閾値を超えた文字列を手動による翻訳が必要な文字列と判別する。そして、翻訳者端末4でその文字列の手動による翻訳を行う。これにより、本実施形態の情報処理システムは、ユーザの参照頻度の高い機械翻訳の言語の文字列を優先的に手動により翻訳することができる。
このように、本実施形態の情報処理システムは、画像処理装置2は、ユーザがクライアント端末1で参照した機械翻訳の言語の文字列の情報を取得する。そして、その取得した文字列の情報を基に、文字列の参照回数が閾値を超えた文字列を手動による翻訳が必要な文字列と判別する。そして、翻訳者端末4でその文字列の手動による翻訳を行う。これにより、本実施形態の情報処理システムは、ユーザの参照頻度の高い機械翻訳の言語の文字列を優先的に手動により翻訳することができる。
本実施形態の情報処理システムは、画像処理装置2に対してユーザが独自の紙種を登録するペーパカタログという機能を有している。ユーザは、このペーパカタログ機能を利用して、例えば、画像処理装置2本体のペーパカタログに『帳票用』という意味で『For forms』という文字列の紙種を登録することができる。画像処理装置2は、画像処理装置2本体に登録された『For forms』という文字列の各種言語を機械翻訳装置3で機械翻訳する。
ユーザがクライアント端末1から画像処理装置2で印刷を行う場合、クライアント端末1のプリンタドライバ部113は、画像処理装置2本体と通信し、画像処理装置2本体に登録された紙種の文字列を取得する。そして、その取得した紙種の文字列をペーパカタログの選択肢に表示する。クライアント端末1のOS部111のロケールが英語表記の場合は、ペーパカタログの選択肢に『For forms』という文字列の紙種が表示されるため何の問題もない。しかし、クライアント端末1のOS部111のロケールが日本語表記の場合は、ペーパカタログの選択肢に『フォームの場合』という文字列の紙種が表示されることになり、ユーザの意図と違う翻訳の文字列が表記されてしまうことになる。しかし、日本語を理解できないユーザの場合は、機械翻訳された『フォームの場合』が適切な翻訳であるか否かを判断することができない。
このため、本実施形態の情報処理システムは、画像処理装置2は、ユーザがクライアント端末1で参照した機械翻訳の言語の文字列の情報を取得する取得処理を実行する。そして、その取得した文字列の情報を基に、文字列の参照回数が閾値を超えた文字列を手動による翻訳が必要な文字列と判別する。これにより、画像処理装置2は、機械翻訳された各種言語の文字列の中から手動による翻訳が必要な文字列を判別することができる。そして、画像処理装置2は、翻訳者端末4にその文字列の手動による翻訳を要求する翻訳要求処理を実行する。これにより、本実施形態の情報処理システムは、ユーザの参照頻度の高い機械翻訳の言語の文字列を優先的に手動により翻訳することができる。また、ユーザの参照頻度の高い機械翻訳の言語の文字列のみを手動翻訳するため、翻訳にかかる時間を低減することができる。
なお、上記の実施形態では、UI表示回数が閾値を超えている場合に、翻訳者端末情報記憶部223を参照し、閾値を超えている言語の文字列の手動翻訳を翻訳者端末4に要求するようにしている。しかし、以下のような方法で手動翻訳を行うようにしても良い。例えば、翻訳の基準となる言語(例えば、英語)を翻訳する翻訳者端末の情報と、その他の各言語を翻訳する翻訳者端末の情報と、を翻訳者端末情報記憶部223に記憶する。そして、UI表示回数が閾値を超えている場合に、翻訳者端末情報記憶部223を参照し、翻訳の基準となる言語の文字列の手動翻訳を、その基準となる言語の手動翻訳対象の翻訳者端末に要求する。そして、基準となる言語の文字列の手動翻訳が完了した後に、翻訳者端末情報記憶部223を参照し、閾値を超えている言語の文字列の手動翻訳を、その閾値を超えた言語の手動翻訳対象の翻訳者端末に要求する。この場合、基準となる言語の文字列を基に、閾値を超えた言語の手動翻訳を翻訳者端末に要求するようにする。翻訳は、英語のような翻訳の基準となる言語に翻訳してから、その基準となる言語を基に、その他の各言語に翻訳する場合がある。このため、基準となる言語に翻訳者端末で翻訳した後に、閾値を超えた言語の手動翻訳を翻訳者端末に要求するようにすることで、効率的に手動翻訳を行うことができる。なお、翻訳の基準となる言語の文字列を予め翻訳者端末で手動翻訳しておくようにしても良い。
また、上記実施形態において、画像処理装置2の用語データ記憶部221に新規の文字列を登録したユーザの連絡先メールアドレスを記憶しておく。そして、翻訳者端末から手動翻訳された文字列を取得した場合に、その手動翻訳された言語の文字列を連絡先メールアドレスのユーザに通知するようにしてもよい。手動翻訳された言語の文字列の翻訳が正しいかどうかは、新規の文字列を登録したユーザの意図がわからないと判断できない場合もある。このため、手動翻訳された言語の文字列をその新規の文字列を登録したユーザに通知することで、そのユーザの意図した翻訳になっているかを確認することができる。
なお、本実施形態の情報処理システムにおけるクライアント端末1は、複数であってもよい。複数のクライアント端末1で本実施形態の情報処理システムを構成すると、画像処理装置2のUI部211は、複数のクライアント端末1それぞれから、新しい用語の登録を受け付けることができる。また、図11の処理において、複数のクライアント端末1から用語IDと言語との情報とともにUI表示の通知を取得すると、文字列登録部212は、複数のクライアント端末1におけるUI表示回数の合計によりUI表示回数の加算を行う。このようにすると、情報処理システムを構成する複数のクライアント端末1全体でのUI表示回数に基づいて、手動翻訳要求の対象となる文字列を判定することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
次に、第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態の情報処理システムは、図1に示すように、画像処理装置2を有して構成する。そして、画像処理装置2の用語データ記憶部221で記憶する各種言語の文字列を機械翻訳装置3で機械翻訳したり、翻訳者端末4で手動翻訳したりするようにしている。
第2の実施形態の情報処理システムは、図18に示すように、コンテンツ提供装置5を有して構成する。コンテンツ提供装置5は、コンテンツをクライアント端末1に提供する装置である。コンテンツとしては、文字列、静止画像、動画像、音楽等の各種コンテンツを意味する。文字列を提供するコンテンツ提供装置5の例として、基幹業務システムのクラウドサーバが挙げられる。基幹業務システムサーバであるコンテンツ提供装置5にアクセスすると、クライアント端末1では給与明細などの文字列データを閲覧することができる。第2の実施形態の情報処理システムにおいて、コンテンツ提供装置5はネットワークNWを介してコンテンツを公開し、不特定多数のクライアント端末1はネットワークNWを介してコンテンツ提供装置5のコンテンツを閲覧する。
本実施形態の情報処理システムは、コンテンツ提供装置5のコンテンツに使用する各種言語の文字列を機械翻訳装置3で機械翻訳したり、翻訳者端末4で手動翻訳したりする。そして、本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、UI表示回数が閾値を超えている言語の文字列の手動翻訳を翻訳者端末4に要求する。これにより、コンテンツ提供装置5で提供しているコンテンツに使用する各種言語の文字列の中でユーザの参照頻度の高い機械翻訳の言語の文字列を優先的に手動により翻訳することができる。以下、図18を参照しながら、本実施形態の情報処理システムについて説明する。
<情報処理システムのシステム構成例>
まず、図18を参照しながら、本実施形態の情報処理システムのシステム構成例について説明する。
まず、図18を参照しながら、本実施形態の情報処理システムのシステム構成例について説明する。
本実施形態の情報処理システムは、クライアント端末1、コンテンツ提供装置5、機械翻訳装置3、翻訳者端末4を有して構成する。クライアント端末1、コンテンツ提供装置5、機械翻訳装置3、翻訳者端末4は、例えば、ネットワークNWを介して接続する。ネットワークNWは、有線、無線を問わずあらゆる通信形態が適用可能である。
本実施形態の情報処理システムは、コンテンツ提供装置5を有して構成する。コンテンツ提供装置5は、各種コンテンツをクライアント端末1に提供する。図19は、第2の実施形態におけるコンテンツ提供装置5の構成例を示す図である。コンテンツ提供装置5は、クライアント端末1にコンテンツを提供する点で、クライアント端末1に画像処理機能を提供する第1の実施形態の画像処理装置2と異なる。しかし、UIとして表示される文字列の提供に関しては同様の機能を有し、同様の機能ブロックにより構成される。よって、各機能ブロックの説明は省略する。
クライアント端末1は、コンテンツ提供装置5にアクセスし、コンテンツ提供装置5が提供する各種コンテンツを閲覧する。また、クライアント端末1は、コンテンツ提供装置5が提供する各種コンテンツに対して各種情報を書き込むことも可能である。本実施形態のコンテンツ提供装置5は、クライアント端末1に提供するコンテンツに使用する文字列の中で機械翻訳が必要になった場合に、機械翻訳装置3に機械翻訳を要求し、機械翻訳された各種言語の文字列を取得する。また、コンテンツに使用する文字列の中で手動翻訳が必要になった場合に、翻訳者端末4に手動翻訳を要求し、手動翻訳された言語の文字列を取得する。
例えば、クライアント端末1のWebブラウザからコンテンツ提供装置5が提供するコンテンツを閲覧する場合、コンテンツ提供装置5がJavaScript(登録商標)等を用いてWebブラウザのロケールを取得する。そして、コンテンツ提供装置5側でWebブラウザのロケールに対応する言語に切り替えることになる。そして、コンテンツ提供装置5は、第1の実施形態と同様に、UI表示回数が閾値を超えている言語の文字列の手動翻訳を翻訳者端末4に要求する。これにより、コンテンツ提供装置5で提供しているコンテンツに使用する各種言語の文字列の中でユーザの参照頻度の高い機械翻訳の言語の文字列を優先的に手動により翻訳することができる。
以下、基幹業務システムを構成する本実施形態の情報処理システムを例に、文字列の登録、翻訳、表示処理について説明する。まず、UI部211は、各言語の翻訳者の連絡先メールアドレスと翻訳者が翻訳した用語を登録する画面にアクセスするためのパスワードとを登録する画面を提供する。画面はWebコンテンツとして提供することができ、その場合はWebブラウザにより表示部13での表示が実行される。この画面を閲覧するサーバ管理者は、連絡先メールアドレスとパスワードとを入力し、登録を実行する。連絡先メールアドレスとパスワードとは、コンテンツ提供装置5に送信され、記憶部22に記憶される。
UI部211は、手動翻訳を依頼する条件となるUI表示回数の閾値を登録する画面を提供する。閾値を登録する画面は、連絡先メールアドレスとパスワードとを登録する画面と同様、Webコンテンツとして提供することができる。サーバ管理者が画面を閲覧し、情報を入力して登録する点も、連絡先メールアドレスとパスワードとの登録と同様である。
さらにUI部211は、新しい用語データを登録する画面を提供する。ユーザは、言語・文字列・登録者メールアドレスなどの用語データを登録する。登録された新たな用語データは、用語データ記憶部221に記憶される。基幹業務システムでは、この新規用語登録として、ユーザにコンテンツ提供する際のUIとなる画面の定型フォーマットの作成を実行するようにしてもよい。
また、UI部211は、用語データを編集する画面を翻訳者端末4に提供する。用語データを編集する画面を翻訳者端末4に提供するときに、パスワード入力を要求するようにしてもよい。翻訳者は、用語データを編集する画面に表示される用語を翻訳した用語に置き換えて登録する。登録された用語は用語データ記憶部221に記憶され、編集された用語の状態が「機械翻訳」から「手動翻訳」に変更される。用語データ記憶部221に記憶されている用語データに基づいて生成される画面がクライアント端末1に提供されるため、置き換えられた用語は即座にコンテンツに反映される。
例えば、原本が基準となる言語(英語)である「Pay slip」に対応する日本語UIの表示回数が閾値を超えた場合、手動翻訳要求部214は、翻訳者のメールアドレスに用語データを編集する画面にアクセスするためのURLが記載された電子メールを送信する。URLにアクセスした翻訳者は、「Pay slip」の機械翻訳「有料スリップ」を「給与明細」に置き換えて登録する。
翻訳対象となる用語の原本が基準となる言語でない場合、原本の言語の翻訳担当者が基準となる言語への翻訳を行う。原本の言語の翻訳担当者が、あわせて翻訳対象となる用語の説明文を基準となる言語で作成してもよい。翻訳対象の言語の翻訳者は、基準となる言語で作成された用語と説明文とを参照して翻訳対象の言語への翻訳を行う。
続いて、本実施形態において、新規用語登録として画面の定型フォーマットの作成を行う例を説明する。図20は、コンテンツ提供装置5が提供するコンテンツの定型フォーマットであるWebフォームの登録画面を示す図である。図20に示すWebフォーム登録画面において、文字列「Webフォーム登録」、「登録済みWebフォーム」、「売上実績」、「給与明細」、「追加」、「削除」、「複製」が表示されている。これらの中で翻訳の対象となるのは、定型フォーマットにおいてユーザが自由に命名できるWebフォームの名称である「売上実績」と「給与明細」である。
次に、翻訳担当者データの例を説明する。図21は、翻訳担当者データの例を示す図である。図21を参照すると、翻訳担当者データは翻訳担当者の連絡先メールアドレスと翻訳先の言語とが対応づけられており、本実施形態においてはコンテンツ提供装置5の翻訳者端末情報記憶部223に記憶される。なお、第1の実施形態における画像処理装置2の翻訳者端末情報記憶部223に同様の翻訳者担当データが記憶されていてもよい。
続いて、用語データの例を説明する。図22は、用語データ記憶部221に記憶される用語データの例を示す図である。図22を図3と対比すると、「翻訳された文字列」列の用語データが相違し、「登録した人の連絡先メールアドレス」列が追加されている。「翻訳された文字列」列の用語データの相違は、クライアント端末1に提供されるUIの相違に起因し、例えば同じコンテンツ提供装置5であってもさまざまな用語データが記憶されうる。
本実施形態では、「登録した人の連絡先メールアドレス」列を追加し、原本を登録した人の連絡先メールアドレスを紐付けて記憶するようにしている。このようにすることで、用語の要求された言語への手動翻訳が登録されたとき、ないし、用語の基準となる言語への翻訳および説明文が登録されたときに原本登録者に照会し、適切であるか否かの判定を求めることができる。用語データへの「登録した人の連絡先メールアドレス」列の追加は、本実施形態に限定されず、第1の実施形態においても可能である。
なお、第1の実施形態と同様に、本実施形態の情報処理システムにおけるクライアント端末1も、複数であってもよい。複数のクライアント端末1で本実施形態の情報処理システムを構成すると、コンテンツ提供装置5のUI部211は、複数のクライアント端末1それぞれから、新しい用語の登録を受け付けることができる。また、図11の処理において、複数のクライアント端末1から用語IDと言語との情報とともにUI表示の通知を取得すると、文字列登録部212は、複数のクライアント端末1におけるUI表示回数の合計によりUI表示回数の加算を行う。このようにすると、情報処理システムを構成する複数のクライアント端末1全体でのUI表示回数に基づいて、手動翻訳要求の対象となる文字列を判定することができる。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
例えば、上述する実施形態は、機械翻訳依頼部213が機械翻訳装置3に機械翻訳を依頼して行うようにしている。しかし、機械翻訳依頼部213自身が機械翻訳を行うようにすることも可能である。
また、上述した本実施形態の情報処理システムを構成する各装置の制御動作は、ハードウェア、または、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成を用いて実行することも可能である。
なお、ソフトウェアを用いて処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、リムーバブル記録媒体に一時的、あるいは、永続的に記録しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが可能である。リムーバブル記録媒体は、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種記録媒体があげられる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールすることになる。また、ダウンロードサイトからコンピュータに無線転送することになる。また、ネットワークを介してコンピュータに有線で転送することになる。
プログラムの形態としては、クラウド等によるネット上のサーバからの利用もあり得る。一部のプログラムのみをコンピュータに転送して利用する形態もあり得る。
また、上記実施形態の情報処理システムを構成する各装置は、上記実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に処理を実行するだけに限定するものでない。例えば、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に処理を実行するように構築することも可能である。
本実施形態の情報処理システムは、複数の言語に対応している情報処理装置においてユーザが編集した機能や機能の選択肢の文字列の多言語翻訳を行う際に、上述した実施形態の処理を行うようにすることが好ましい。これにより、複数の言語に対応している情報処理装置において、ユーザの参照頻度の高い文字列を優先的に手動により翻訳することができる。
1 クライアント端末
2 画像処理装置
3 機械翻訳装置
4 翻訳者端末
11 制御部
111 OS部
112 アプリケーション部
113 プリンタドライバ部
1131 UI表示部
1132 UI表示通知部
12 記憶部
121 用語データ記憶部
13 表示部
21 制御部
211 UI部
212 文字列登録部
213 機械翻訳依頼部
214 手動翻訳要求部
22 記憶部
221 用語データ記憶部
222 機械翻訳装置情報記憶部
223 翻訳者端末情報記憶部
23 操作表示部
5 コンテンツ提供装置
2 画像処理装置
3 機械翻訳装置
4 翻訳者端末
11 制御部
111 OS部
112 アプリケーション部
113 プリンタドライバ部
1131 UI表示部
1132 UI表示通知部
12 記憶部
121 用語データ記憶部
13 表示部
21 制御部
211 UI部
212 文字列登録部
213 機械翻訳依頼部
214 手動翻訳要求部
22 記憶部
221 用語データ記憶部
222 機械翻訳装置情報記憶部
223 翻訳者端末情報記憶部
23 操作表示部
5 コンテンツ提供装置
Claims (9)
- 第1の端末と該第1の端末とは異なる第2の端末と接続する情報処理装置において、
前記第1の端末が表示した文字列に関する情報を前記第1の端末から取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得した文字列に関する情報に基づいて、文字列ごとの表示回数を記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
前記記憶手段に記憶された文字列ごとの表示回数に基づいて、翻訳を要求すべき文字列を判断する判断手段と、
前記判断手段によって翻訳を要求すべきと判断された文字列の翻訳を前記第2の端末に要求する翻訳要求手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記記憶制御手段は、前記文字列ごとの表示回数を前記記憶手段に前記文字列の言語毎に記憶させ、
前記判断手段は、前記表示回数が閾値を超えた前記言語の前記文字列を、翻訳を要求すべき文字列と判断する、ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 文字列を前記記憶手段に登録する登録手段と、
前記登録手段により前記記憶手段に登録された前記文字列の機械翻訳を行う機械翻訳手段と、を有し、
前記記憶手段は、前記文字列の参照回数を前記機械翻訳手段で翻訳された言語毎に記憶する、こと特徴とする請求項2記載の情報処理装置。 - 前記記憶手段は、前記文字列の翻訳の状態を示す情報を前記言語毎に記憶しており、
前記状態は、
前記登録手段により前記記憶手段に登録された文字列の言語は、原本を示す状態になっており、
前記機械翻訳手段により機械翻訳された文字列の言語は、機械翻訳を示す状態になっており、
前記翻訳要求手段の前記第2の端末への翻訳の要求に応じて翻訳された文字列の言語は、手動翻訳を示す状態になっている、ことを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。 - 前記登録手段は、前記文字列を登録したユーザの連絡先メールアドレスを前記文字列毎に前記記憶手段に登録し、
前記翻訳要求手段は、前記第2の端末に翻訳を要求した前記文字列の翻訳を取得すると、前記連絡先メールアドレスに前記翻訳を通知する、ことを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。 - 前記取得手段は、前記情報処理装置と接続されるとともに前記記憶手段から登録された前記文字列を取得してユーザの操作により所定の言語の前記文字列を参照する端末から、参照された前記文字列の情報を取得することを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1項記載の情報処理装置。
- 第1の端末が表示した文字列に関する情報を前記第1の端末から取得する取得処理と、
前記取得処理により取得した前記文字列に関する情報に基づいて、文字列ごとの表示回数を記憶手段に記憶させる記憶制御処理と、
前記記憶手段に記憶された文字列ごとの表示回数に基づいて、翻訳を要求すべき文字列を判断する判断処理と、
前記判断処理によって翻訳を要求すべきと判断された文字列の翻訳を、前記第1の端末とは異なる第2の端末に要求する翻訳要求処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 第1の端末が表示した文字列に関する情報を前記第1の端末から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した前記文字列に関する情報に基づいて、文字列ごとの表示回数を記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
前記記憶手段に記憶された文字列ごとの表示回数に基づいて、翻訳を要求すべき文字列を判断する判断手段と、
前記判断手段によって翻訳を要求すべきと判断された文字列の翻訳を、前記第1の端末とは異なる第2の端末に要求する翻訳要求手段と、
を有することを特徴とする情報処理システム。 - 第1の端末が表示した文字列に関する情報を前記第1の端末から取得する取得工程と、
前記取得工程により取得した前記文字列に関する情報に基づいて、文字列ごとの表示回数を記憶手段に記憶させる記憶制御工程と、
前記記憶手段に記憶された文字列ごとの表示回数に基づいて、翻訳を要求すべき文字列を判断する判断工程と、
前記判断工程によって翻訳を要求すべきと判断された文字列の翻訳を、前記第1の端末とは異なる第2の端末に要求する翻訳要求工程と、
を有することを特徴とする情報処理方法。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (2)
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ID=57745921
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2016224918A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019016169A (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-31 | 株式会社リコー | 情報処理装置及びプログラム |
-
2016
- 2016-04-01 JP JP2016073990A patent/JP2016224918A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019016169A (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-31 | 株式会社リコー | 情報処理装置及びプログラム |
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