JP2016224486A - 農作物の委託栽培システム - Google Patents

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Abstract

【課題】休耕地の活用にあたり都市生活者の農作業への参加を促進する農作物の委託栽培を行うためのシステムを提供する。【解決手段】このシステム1のコンピュータ14は、第一機能処理部14aで運営会社2と委託栽培を契約した耕作者としての複数の客3が委託栽培を行っている農作物の収穫量を予測する第二機能処理部14bと、この第二機能処理部14bで予測された収穫量に、予め設定された交換レートを乗じてポイントに換算する第三機能処理部14cなどを備える。客3は、このポイントを利用して、委託栽培で栽培していない農作物などとの交換が可能となっている。【選択図】図1

Description

本発明は、農作物の委託栽培システムに関し、詳しくはコンピュータを用いた農作物の委託栽培システムに係るものである。
近年の農家では、若者の農業離れや、これに伴う農業従事者の老齢化などにより、休耕地が増加しており、この休耕地を活用して都市生活者に家庭菜園が提供されている。
しかしながら、家庭菜園で収穫された農作物の行き先が自家消費しかされていないのが現状であり、そのことは休耕地の活用にあたり都市生活者の農作業への参加を限定的なものとしている。
そこで、例えば特許文献1のように、家庭菜園(契約耕作地)の運営会社と契約した家庭菜園の契約者(耕作者)が、その家庭菜園からの収穫物を共通のブランド名で販売することを目的として、特にインターネット販売を行なうために、統一された仕様で家庭菜園の農作業が行なえるように、家庭菜園運営会社より統一された指導内容、統一された学習内容、統一された肥料や土壌の使用方法、統一された栽培管理方法等、農作業に関わるノウハウの提供を受けるシステムが開発された。
ここでは、運営会社は、耕作者の収穫物から自家消費分を除く全量を買い上げるにあたり、マニュアル通りの農作業が遵守されているかどうかの検収を行なったうえ、規定値に達している耕作者の収穫物を全量購入するが、その対価は、運営会社内で使用されるチケットやポイント、あるいは擬似マネー等であって、それらは運営会社が運営する農園全体で使用できるものとしていた。
しかしながら、上記特許文献1では、運営会社は、耕作者の収穫物から自家消費分を除く全量を買い上げるにあたり、マニュアル通りの農作業が遵守されているかどうかの検収を行なったうえで、規定値に達している耕作者の収穫物を全量購入するので、耕作者は、収穫前には対価を得ることができない。
また、たとえマニュアル通りの農作業が遵守されているとしても、その収穫物がかならずしも規定値に達しているとは限らないことから、予定した対価が得られず、耕作者の生活は不安定なものとなるおそれがあった。
このため、休耕地の活用にあたり都市生活者の農作業への参加を促進するまでには至っていない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、休耕地の活用にあたり都市生活者の農作業への参加を促進する農作物の委託栽培システムを提供することを目的とする。
本発明は、コンピュータを用いた農作物の委託栽培システムであって、前記コンピュータは、運営会社と耕作者との間で農作物の委託栽培の契約手続きを支援する第一機能処理部と、前記委託栽培の契約手続きを行った耕作者が、該委託栽培を行っている農作物の作付けした時期から収穫する時期までに収穫できる収穫量を、農作物の種類と収穫実績とに基づいて予測する第二機能処理部と、前記予測した農作物の収穫量に、予め設定された換算レートを乗じることにより、前記耕作者が委託栽培を行っていない農作物又は他の生活必要物資と交換可能なポイントに換算する第三機能処理部とを備えていることを特徴とするものである。ここで、作付けとは、耕地に作物を植え付けることをいい、種を直接耕作地に蒔く場合と、苗床など他の場所で育てた苗を耕作地に植え付ける場合とがある。
本発明によれば、前記コンピュータは、運営会社と耕作者との間で農作物の委託栽培の契約手続きを支援する第一機能処理部と、前記委託栽培の契約手続きを行った耕作者が、該委託栽培を行っている農作物の作付けした時期から収穫する時期までに収穫できる収穫量を、農作物の種類と収穫実績とに基づいて予測する第二機能処理部と、前記予測した農作物の収穫量に、予め設定された換算レートを乗じることにより、前記耕作者が委託栽培を行っていない農作物又は他の生活必要物資と交換可能なポイントに換算する第三機能処理部とを備えているので、耕作者は農作物の収穫前に、運営会社に全量を買い取ってもらい、その対価として受け取ったポイントを利用して前記耕作者が委託栽培で栽培していない農作物やさらなる委託栽培を行うための種・苗などと交換することができる。
これにより、委託栽培を連続して行うことができ、耕作者の生活は安定したものとなるから、休耕地の活用にあたり都市生活者の農作業への参加を促進することができる。
請求項2記載の発明のように、実際に収穫された農作物の収穫量に、予め設定された換算レートを乗じることにより、実際の収穫量から換算されるポイントを演算し、この実際の収穫量から換算されるポイントから、農作物の収穫前に使用されたポイントを減じる第四機能処理部をさらに備えていることが好ましい。
請求項2記載の発明によれば、実際に収穫された農作物の収穫量に、予め設定された換算レートを乗じることにより、実際の収穫量から換算されるポイントを演算し、この実際の収穫量から換算されるポイントから、農作物の収穫前に使用されたポイントを減じる第四機能処理部をさらに備えているので、残っているポイントを把握できて便利である。
請求項3記載の発明のように、前記第四機能処理部は、農作物の収穫前に使われたポイントが、実際の収穫量から換算されるポイントを上回った場合は、該上回った分を別途精算することが好ましい。
請求項3記載の発明によれば、前記第四機能処理部は、農作物の収穫前に使われたポイントが、実際の収穫量から換算されるポイントを上回った場合は、該上回った分を別途精算するので、不足しているポイントを把握できて便利である。
請求項4記載の発明のように、前記第四機能処理部は、農作物の収穫前に使われたポイントが、実際の収穫量から換算されるポイントを上回った場合は、該上回った分を次回に委託栽培を行う農作物の収穫量から換算されるポイントより減じることが好ましい。
請求項4記載の発明によれば、前記第四機能処理部は、農作物の収穫前に使われたポイントが、実際の収穫量から換算されるポイントを上回った場合は、該上回った分を次回に委託栽培を行う農作物の収穫量から換算されるポイントより減じるので、不足しているポイントを把握できて便利である。
請求項5記載の発明のように、前記第四機能処理部は、農作物の収穫前に使われたポイントが実際に収穫された農作物の収穫量から換算されるポイントを下回った場合は、運営会社が余剰となる農作物を買い上げて、該余剰となる農作物の量に応じてポイントを付加することが好ましい。
請求項5記載の発明によれば、前記第四機能処理部は、農作物の収穫前に使われたポイントが実際に収穫された農作物の収穫量から換算されるポイントを下回った場合は、運営会社が余剰となる農作物を買い上げて、該余剰となる農作物の量に応じてポイントを付加するので、余剰のポイントを把握できて便利である。
請求項6記載の発明のように、運営会社と耕作者とは、インターネットを通じて前記コンピュータを利用することが好ましい。
請求項6記載の発明によれば、運営会社と耕作者とは、インターネットを通じて前記コンピュータを利用するので、システムの運営が簡単化される。
本発明によれば、前記コンピュータは、運営会社と耕作者との間で農作物の委託栽培の契約手続きを支援する第一機能処理部と、前記委託栽培の契約手続きを行った耕作者が、該委託栽培を行っている農作物の作付けした時期から収穫する時期までに収穫できる収穫量を、農作物の種類と収穫実績とに基づいて予測する第二機能処理部と、前記予測した農作物の収穫量に、予め設定された換算レートを乗じることにより、前記耕作者が委託栽培を行っていない農作物又は他の生活必要物資と交換可能なポイントに換算する第三機能処理部とを備えているので、耕作者は農作物の収穫前に、運営会社に全量を買い取ってもらい、その対価として受け取ったポイントを利用して前記耕作者が委託栽培で栽培していない農作物やさらなる委託栽培を行うための種・苗などと交換することができる。
これにより、委託栽培を連続して行うことができ、耕作者の生活は安定したものとなるから、休耕地の活用にあたり都市生活者の農作業への参加を促進することができる。
本発明の一実施形態に係る農作物の委託栽培システムの概念図である。 農作物の委託栽培システムの概略動作を示すフローチャートである。
図1は本発明の一実施形態に係る農作物の委託栽培システム1の概念図であって、(a)はインターネット4を利用した全体構成図、(b)はシステム1単体の構成図を示す。
本発明の一実施形態の全体構成は、図1(a)に示すように、農作物の委託栽培システム1と、運営会社2の端末と、この運営会社2と契約した複数の客(耕作者)3,3,・・・の各端末と、これらを接続するインターネット4とからなっている。
システム1は、さらに図1(b)に示すように、キーボードやマウスなどの入力部11と、液晶画面などの出力部12と、RAM(RANDOM ACCESS MEMORY)やROM(READ ONLY MEMORY)などの記憶部13と、コンピュータ14(14a,14b,14c,14d)と、インターネット4に接続するためのインターフェース15とを備えている。
記憶部13は、コンピュータ14の第一機能処理部14a、第二機能処理部14b、第三機能処理部14c及び第四機能処理部14dを具現化するための実行形式のプログラムなどを含む各種プログラムと、農耕地情報、顧客情報、農作物の種類と収穫実績、農作物の収穫量からポイントへの換算レート、ポイント(本発明者は「ベジポイント」と呼んでいる。)などを含む各種データを記憶するものである。ここで、農作物の収穫実績は、農作物ごとに実際に収穫された実績を、主成分分析やクラスター分析等の多変量解析手法により処理したものである。農作物の収穫量からポイントへの変換レートは、運営会社2での実績などに基づき、予め設定されたものである。これらは、適宜タイミングで更新されるようになっている。なお、農作物の収穫量や余剰となる農作物の量(後述。)の単位としては、重量、容量、数量などが適宜使用される。
第一機能処理部14aは、運営会社2と客3,3,・・・との間の委託契約を支援するものである。ここでは、運営会社2は管理する農耕地の広さや所在地などを含む農耕地情報を複数提示し、客3,3,・・・はその中から耕作したい農耕地をそれぞれ1つ(又は複数)ずつ選択することで、両者間での委託契約が成立するようになっている。また、運営会社2と委託契約をした客3,3,・・・の氏名等の個人情報を含む顧客情報は、選択した農耕地情報と関連付けされて記憶部13に記憶されるようになっている。
第二機能処理部14bは、記憶部13に記憶された農作物の種類と収穫実績などに基づいて、客3,3,・・・が委託栽培を行っている農作物を作付した時期から収穫する時期までに、収穫できる農作物の収穫量を予測するものである。この予測についても、上記多変量解析手法を用いて行うことができる。
第三機能処理部14cは、第二機能処理部14bで予測された農作物の収穫量に、記憶部13に記憶された換算レートを乗じることにより、客3,3,・・・が委託栽培を行っていない農作物又はその他の生活必要物資(たとえば野菜以外に精肉、魚介、米など)と交換可能なポイントに換算するものである。そして、客3,3,・・・は、農作物の作付け後収穫前において、その換算されたポイントを自由に使うことができるようになっている。
第四機能処理部14dは、実際に収穫された農作物の収穫量に、予め設定された換算レートを乗じることにより、実際の収穫量から換算されるポイントを演算し、この実際に収穫された農作物の収穫量に対応するポイントから農作物の収穫前(事前)に使われた分を減じるものである。ここで、事前に使われたポイントが実際の収穫量から換算されるポイントを上回った場合は、その上回った分を別途精算するか、あるいは、その上回った分を次回に委託栽培を行う農作物の収穫量から換算されるポイントより減じるようになっている。さらに、事前に使われたポイントが実際に収穫された農作物の収穫量から換算されるポイントを下回った場合は、運営会社2が余剰となる農作物を買い上げて、その余剰となる農作物の量に応じてポイントを付加するようになっている。
図2は農作物の委託栽培システム1の概略動作を示すフローチャートである。以下、図2を参照して説明する。記憶部13には、農耕地情報、顧客情報、農作物の種類と収穫実績、農作物の収穫量からポイントへの換算レート(運営会社2が予め設定したもの)、ポイントが適宜関連付けされて記憶されているが、それらのデフォルト値も記憶されている。
図2において、コンピュータ14は、記憶部13から実行形式のプログラムを図示しないCPU(CENTRAL PROCESSING UNIT)に読み込んで、第一機能処理部14a、第二機能処理部14b、第三機能処理部14c及び第四機能処理部14dをそれぞれ構築し、それらの実行により各機能処理部14a〜145dをそれぞれ具現化する。
まず、第一機能処理部14aにより、運営会社2と、客3,3,・・・との間で、インターネット4を通じて、家庭菜園の委託栽培の契約を交わす(ステップS1)。すなわち、運営会社2は管理する農耕地の広さや所在地などを含む農耕地情報を複数提示し、客3,3,・・・はその中から耕作したい農耕地をそれぞれ1つずつ選択することで、両者間での委託契約が成立する。そして、運営会社2と委託契約をした客3,3,・・・の氏名等の個人情報を含む顧客情報は、選択した農耕地情報と関連付けされて記憶部13に記憶される。これにより、重複契約が防止される。
ついで、第二機能処理部14bにより、委託契約を交わした客3,3・・・に対して、委託栽培を行っている農作物の収穫量を予測する(ステップS2)。具体的には、記憶部13に記憶された農作物の種類と収穫実績などに基づいて、客3,3,・・・が委託栽培を行っている農作物を作付した時期から収穫する時期までに、収穫できる農作物の収穫量を予測する。これにより、たとえば客3,3,・・・が人参の種を5月に蒔いたとしても、その収穫は7月以降になるが、7月以降に収穫できる人参のおよその収穫量が事前に把握される。
ついで、第三機能処理部14cにより、ステップS2で予測された収穫量1kg単位、或いは500g単位にて、運営会社2が予め設定した交換レートを乗じてポイントに換算する(ステップS3)。このポイントを利用して、客3,3,・・・が委託栽培で栽培していない農作物や野菜以外に精肉、魚介、米と交換できる。
たとえば、客3,3,・・・が人参の種を5月に蒔いたとしても、その収穫は7月以降になる。客3,3,・・・はそれまで契約農地での野菜を入手することができないが、ポイントを利用することができる。すなわち、7月以降に収穫できる人参の収穫量を予測してポイントでそれまでに収穫可能は野菜他と交換することができる。
ついで、第四機能処理部14dにより、実際に収穫された農作物の収穫量に、予め設定された換算レートを乗じることにより、実際の収穫量から換算されるポイントが演算され、この実際に収穫された人参の収穫量から事前に使われた分が減じられる(ステップS4)。これにより、残っているポイントを把握できて便利である。ただし、事前に使われたポイントが実際の収穫量から換算されるポイントを上回った場合は別途精算されるか、次回の栽培作物の収穫量から換算されるポイントより減じられる。これにより、不足しているポイントを把握できて便利である。あるいは、事前に使われたポイントと実際に収穫された作物の収穫量を使いきれなかった場合は、運営会社2が余剰分を買い上げ、その量に応じてポイントを付加する。これにより、余剰のポイントを把握できて便利である。なお、基本的には、契約年度をまたぐポイントの繰り越しはできない。
以上説明したように、本システム1によれば、コンピュータ14は、運営会社2と客3,3,・・・との間で農作物の委託栽培の契約手続きを支援する第一機能処理部14aと、運営会社2と委託栽培の契約手続きを行った客3,3,・・・が、この委託栽培を行っている農作物の作付けした時期から収穫する時期までに収穫できる収穫量を、所定の農作物の種類と収穫実績とに基づいて予測する第二機能処理部14bと、この予測した農作物の収穫量に、所定の換算レートを乗じることにより、客3,3,・・・が委託栽培を行っていない農作物又は他の生活必要物資と交換可能なポイントに換算する第三機能処理部14cなどを備えているので、客3,3,・・・は農作物の収穫前に、運営会社2に全量を買い取ってもらい、その対価として受け取ったポイントを利用して委託栽培で栽培していない農作物やさらなる委託栽培を行うための種・苗などと交換することができる。
これにより、客3,3,・・・は委託栽培を連続して行うことができ、客3,3,・・・の生活は安定したものとなるから、休耕地の活用にあたり都市生活者の農作業への参加を促進することができる。
なお、上記実施形態では、農作物の一例として、野菜の人参の委託栽培を示し、その種まきから収穫までの期間があることを説明したが、ジャガイモ、キャベツ等の他の野菜であれば、異なる期間となるのは当然である。また、かならずしも野菜の種を蒔いてからではなく、稲のように苗を購入して、その田植えから収穫までの期間であってもよい。
また、上記実施形態では、システム1と、運営会社2の端末と、客3,3,・・・の各端末との間で、インターネット4を介在させているが、かかるインターネット4を介在させることは必須ではない。たとえば、運営会社2がシステム1の入力部11を用いてコンピュータ14に直接入力し、出力部12を用いてコンピュータ14から直接出力させてもよいし、その他のバリエーションも当然にありうる。
1 農作物の委託栽培システム
11 入力部
12 出力部
13 記憶部
14 コンピュータ
14a 第一機能処理部
14b 第二機能処理部
14c 第三機能処理部
14d 第四機能処理部
15 インターフェース
2 運営会社
3 客(耕作者に相当する。)
4 インターネット
特開2006−120104号公報

Claims (6)

  1. コンピュータを用いた農作物の委託栽培システムであって、
    前記コンピュータは、
    運営会社と耕作者との間で農作物の委託栽培の契約手続きを支援する第一機能処理部と、
    前記委託栽培の契約手続きを行った耕作者が、該委託栽培を行っている農作物の作付けした時期から収穫する時期までに収穫できる収穫量を、農作物の種類と収穫実績とに基づいて予測する第二機能処理部と、
    前記予測した農作物の収穫量に、予め設定された換算レートを乗じることにより、前記耕作者が委託栽培を行っていない農作物又は他の生活必要物資と交換可能なポイントに換算する第三機能処理部と
    を備えていることを特徴とする農作物の委託栽培システム。
  2. 実際に収穫された農作物の収穫量に、予め設定された換算レートを乗じることにより、実際の収穫量から換算されるポイントを演算し、この実際の収穫量から換算されるポイントから、農作物の収穫前に使用されたポイントを減じる第四機能処理部をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の農作物の委託栽培システム。
  3. 前記第四機能処理部は、農作物の収穫前に使われたポイントが、実際の収穫量から換算されるポイントを上回った場合は、該上回った分を別途精算することを特徴とする請求項2記載の農作物の委託栽培システム。
  4. 前記第四機能処理部は、農作物の収穫前に使われたポイントが、実際の収穫量から換算されるポイントを上回った場合は、該上回った分を次回に委託栽培を行う農作物の収穫量から換算されるポイントより減じることを特徴とする請求項2記載の農作物の委託栽培システム。
  5. 前記第四機能処理部は、農作物の収穫前に使われたポイントが、実際に収穫された農作物の収穫量から換算されるポイントを下回った場合は、運営会社が余剰となる農作物を買い上げて、該余剰となる農作物の量に応じてポイントを付加することを特徴とする請求項2記載の農作物の委託栽培システム。
  6. 運営会社と耕作者とは、インターネットを通じて前記コンピュータを利用することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の農作物の委託栽培システム。
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