JP4786264B2 - 農業支援システム - Google Patents
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Description
生産者ごとに、少なくとも氏名、連絡先、各保有農地の面積や土壌値、保有資材や保有設備の情報が蓄積されている生産者データベースと、
注文者の端末から農作物の注文品種品目と注文数量を含む農作物の注文情報を受信する注文情報受信手段と、
前記注文情報受信手段により受信した注文情報に含まれる注文数量から発注数量を算出する手段と、
前記生産ノウハウデータベースを参照して、前記注文品種品目に対応する種苗ひとつあたりの標準収穫量を取得し、前記算出された発注数量と当該標準収穫量とから種苗数を算出する手段と、
前記生産ノウハウデータベースを参照して、前記注文品種品目に対応する単位面積あたりに必要な種苗数を取得し、前記算出された種苗数と当該単位面積あたりに必要な種苗数とから耕作面積を算出する手段と、
前記生産ノウハウデータベースを参照して、前記注文品種品目に対応する種苗情報と農業用品情報を取得し、当該種苗情報や農業用品情報を、それを取り扱う各供給者の給者端末に送信し、当該各供給者端末から返送されてくる種苗や農業用品の単価を受信する手段と、
前記生産ノウハウデータベースを参照して、前記注文品種品目に対応する種苗の単位面積あたりに必要な種苗数や農業用品の単位面積あたりに必要な数量を取得し、当該種苗の単位面積あたりに必要な種苗数や農業用品の単位面積あたりに必要な数量と、前記受信した種苗や農業用品の単価とから、当該種苗や農業用品の単位面積あたりの価格を算出する手段と、
前記算出された耕作面積と、前記算出された種苗や農業用品の単位面積あたりの価格から、その耕作面積に必要な種苗や農業用品の価格を算出する手段と、
前記生産ノウハウデータベースを参照して、前記注文品種品目に対応する単位面積あたりに必要な種苗数や農業用品の数量を取得し、当該単位面積あたりに必要な種苗数や農業用品の数量と、前記算出された耕作面積とから、その耕作面積に必要な種苗や農業用品の数量を算出する手段と、
条件1:保有農地の面積が前記算出された耕作面積を満たす。条件2:保有農地の土壌値が生産ノウハウデータベースから取得した土壌値である。条件3:保有資材が前記算出された農業用品(資材)の種類及び数量を満たす。条件4:保有設備が前記算出された農業用品(設備)の種類及び数量を満たすことを条件として、前記条件1から条件4を満たすモデルを生産者モデルとする手段と、
前記生産者データベースを参照して、前記生産者モデルに一致する生産者を選択し、一致する生産者モデルが検出されなかった場合は、所定のルールに基づいて生産者モデルに近似する生産者を検索し、生産者を選択する生産者選択手段と、
前記受信した注文情報と、前記算出されたその耕作面積に必要な種苗や農業用品の数量と価格と、前記生産ノウハウデータベースに蓄積されている該当品種品目の土壌値情報・生産工程情報とが含まれる情報パッケージを生成する情報パッケージ生成手段と、
当該情報パッケージを当該生産者の端末に送信する情報パッケージ送信手段と、
前記生産者の端末から農作物の回収依頼の情報を受信すると、回収者の端末に対して回収指示の情報を送信する回収指示手段とを備えることを特徴とする。
前記生産ノウハウデータベースには少なくとも農作物ごとに土壌値の情報が蓄積されており、前記情報パッケージには土壌改良の情報が含まれる。これによれば、生産者は、情報パッケージにより農作物に適する土壌改良の情報が与えられるため、この土壌改良の情報に従って土壌改良を行えば、自己の保有農地を農作物に適した土壌値に改良することができる。
また、本発明の農業支援システムは、生産者端末から農作物の回収依頼の情報を受信すると、回収者端末に対して回収指示の情報を送信する手段を備える。これによれば、生産者は生産者端末から農作物の回収依頼の情報を送信するだけで、回収者端末に回収指示が通知され、農作物が回収されることとなる。
以下、本実施の形態の農業支援システムSについて説明する。図1は、本発明の農業支援システムSを概念的に説明する説明図である。本実施の形態の農業支援システムSは、パーソナルコンピュータやワークステーション等のコンピュータにより実現され、生産者側に設置される生産者端末C1や、供給者側に設置される各供給者端末C2や、農作物を回収する回収者側に設置される回収者端末C3や、農作物を注文する注文者側に設置される注文者端末C4とインターネット等のネットワークを介して接続可能となっている。供給者端末C2には、種苗を販売する種苗供給者の端末や、電力を販売する電力供給者の端末や、設備を販売する設備供給者や、資材を販売する資材供給者の端末などが含まれる。農業支援システムSは各地域に設置され(図示せず)、設置された地域を支援するようになっている。たとえば、北陸・関東・関西等のように各地域に分散して設置され、その地域の各端末C1,C2,C3,C4と接続可能となっており、さらに、各農業支援システムS同士も接続可能となっている。
以下に、注文者による農作物の注文から生産者による納入までを例として、農作業支援システムSの動作説明を行う。図3は、農業支援システムSの動作と、各端末C1,C2,C3,C4との関係を時系列に説明する説明図である。
図4は、注文用のフォーマットの例である。注文者は、注文者端末C4から発注用のフォーマットに「注文者名、連絡先(住所、電話番号、メールアドレス)、農作物の注文品種品目・農作物の標準サイズ・農作物の色、農作物の注文数量(上限と下限)・買い取り保証価格(上限と下限)、納期」など、農作物の生産依頼に必要な注文情報を入力し、農業支援システムSに送信する。農業支援システムSは、注文情報受信手段により注文者端末C4から注文情報を受信する。
農業支援システムSは、注文情報を受信すると、生産地選択手段により、生産地データベースD3から注文情報に示される内容に適する生産地を予め定められたルールに従って選択する。たとえば、農業支援システムSは、生産地データベースD3にアクセスして、注文品種・品目(本実施の形態では寒菊・小春)に関する「定植日・出荷日・気候に左右されるコスト情報(例えば、温室の燃料代、電照栽培の電気代、出荷時の冷蔵コストの合計)・栽培期間の気象情報(気温・降雨量・災害発生率など)」を参照し、「(1)出荷日が注文情報の納期から所定期間内にあり、且つ、現時点から定植日までの期間が1か月半以上である。(2)気象に左右されるコストが所定価格内である。(3)災害発生率が所定範囲内である。」の条件を満たす生産地を選択する。選択された生産地が複数である場合は、(1)(2)(3)のうち予め定められた優先順位の高い方に該当する生産地を選択する。選択された生産地が、その農業支援システムSが管理する地域に含まれる場合はそのまま後続の処理を行う。管理する地域に含まれない場合は、他の農業支援システムSに注文情報を転送し、それを受信した農業支援システムが同様の処理を行うこととなる。
農業支援システムSは、生産地選択手段により選択された地域を管理する場合、下記の一連の前処理を行い、後続の処理に必要な値を算出して記憶しておく。まず、注文情報の注文数量から発注数量と価格を決定する。たとえば、注文数量の上限と下限から下記の数1により発注数量を算出し、価格の上限と下限から下記数2により発注価格を算出する。
(数1) 発注数量 =(注文数量上限+注文数量下限)/2
(数2) 発注価格 =(価格上限+価格下限)/2
さらに、受信した注文情報の注文品種に関し、生産ノウハウデータベースD1に蓄積されている過去の同品種の注文数量に対する納入数量から、予測される生産ロス量を算出し、算出された発注数量に加算するようにしても良い。また、注文フォーマットに発注数量や発注価格を直接入力させるようにしても良い。
(数3) 種苗数=発注数量/種苗ひとつあたりの標準収穫量
(数4) 耕作面積(a)=(種数/1m2あたりの種数)/100
(数5) 耕作面積(a)={株間(m)×(苗数/条数+1)}×畦幅(m)/100
ここで、算出された耕作面積が所定値を超える場合は、所定値以下となるように、耕作面積を複数に分割することが好ましい。たとえば、算出した耕作面積が28aであり、所定値が10aと設定されている場合は、3つの耕作面積(10aと10aと8a)とに分割する。耕作面積を複数に分割するのは、分割された各耕作面積を異なる生産者に割り当てて、リスクを分散するためである。
(数6)種苗の単位面積あたりの価格 = 単位面積あたりに必要な種苗数×単価
(数7)農業用品の単位面積あたりの価格 = 単位面積あたりに必要な数量×単価
(数8)耕作面積に対する数量 = 単位面積あたりに必要な数量×耕作面積
(数9)耕作面積に対する価格 = 単位面積あたりの価格×耕作面積
つぎに、農業支援システムSは、生産者モデル生成手段により、上記情報に基づいて耕作面積ごとに生産者モデルを生成する。この生産者モデルは、上記注文フォーマットの注文を満たす可能性の高い好適な生産者のモデルとなる。たとえば、生産者モデルとしては、「条件1:保有農地の面積が算出された耕作面積(リスク回避のために分割した場合は、分割後の耕作面積)を満たす。条件2:その保有農地の土壌値が生産ノウハウデータベースD1から取得した土壌値である。条件3:保有資材が上記工程で算出された種類及び数量を満たす。条件4:保有設備が上記工程で算出された種類及び数量を満たす」となる。
農業支援システムSは、生産者選択手段により、上記生産者モデルに一致する生産者を生産者データベースD2から検索する。一致する生産者が検出された場合は、後述の情報パッケージ生成手段により、その生産者に応じた情報パッケージを生成する。
農業支援システムSは、情報パッケージ生成手段により、上記選択した生産者ごとに、その生産者に応じた情報パッケージを生成する。図5は情報パッケージの例である。情報パッケージは、選択された生産者ごとに、注文情報に示される注文を満たすために必要な複数の情報を生産ノウハウデータベースD1から抽出し、当該複数の情報をセットにした情報群である。たとえば、情報パッケージには、注文情報(耕作面積がリスク分割された場合はその比率に応じて注文情報を加工した情報)と、その生産者が注文情報に示される注文を満たすために必要な情報として、「種苗の品目と品種・種苗の数量と価格・農業用品(農薬、肥料、資材、設備など)の種類と数量と価格・土壌値情報・生産工程情報」などが含まれる。種苗の品目と品種は注文情報から得られ、種苗の数量・農業用品(農薬、肥料、資材、設備など)の種類と数量は上記前処理の工程において算出された耕作面積ごとの数量や価格が参照され、土壌値情報・生産工程情報は、生産ノウハウデータベースD1に蓄積されている該当品種品目の各情報などから得られる。種苗や農業用品の数量は、耕作面積がリスク分割された場合は、耕作面積ごとに比率計算を行い、その比率に応じた数量とすることが好ましい。
農業支援システムSは、情報パッケージ送信手段により、選択した生産者ごとに生成した各情報パッケージを、該当する生産者の各生産者端末C1に送信する。生産者は、情報パッケージを生産者端末C1に受信すると、情報パッケージの内容を検討し、その情報パッケージの内容で農作物を生産するか否かの意思決定を行う。生産を受諾する場合は受諾する旨の情報を農業支援システムSに返送し、生産を断る場合は受諾しない旨を農業支援システムSに返送する。受諾する場合は、情報パッケージの購入が必要なものを購入するか否かを生産者に選択させることが好ましい。購入する旨が選択された場合は、後述する発注手段による発注処理を行う。購入が必要なものの項目ごとに、購入の有無を選択可能としたり、購入する数量を変更可能としたりしても良い。
農業支援システムSは、生産者端末から生産を受諾するか否かの情報を受信すると、生産を受諾した生産者により総耕作面積が満たされるか否かを判断する。満たされる場合は後続処理へ進み、満たされない場合は再度生産者選択手段により次に生産者モデルに近似する生産者を選択し、上記処理を繰り返す。生産者データベースD1により総耕作面積が満たされない場合は、休耕田データベースD4から注文品種の土壌値に近似する土壌値である休耕田を所定のルールに従って選択し、生産者データベースD1から「(1)生産者データベースD1の所有設備が生産者モデルの設備をみたすか、近似する。(2)算出した面積あたりの最高利益と面積あたりの希望利益額との差が所定範囲内にある。」のいずれかの条件を満たす生産者を選択し、情報パッケージを生成して送信する。選択される生産者が複数の場合は(1)(2)の優先順位の高いほうから選択する。これを総耕作面積が満たされるまで繰り返す。
農業支援システムSは、上記処理の結果、生産を受諾した生産者により総耕作面積が満たされると、それらの生産者のうち上記購入希望を選択した各生産者については、発注情報を生成して各供給者の端末C2に送信する。たとえば、発注情報は、生産者名と連絡先、及び、その生産者が情報パッケージのうち購入を希望したものの種類と数量のリストからなる。この発注情報は、例えば、種苗の発注情報や設備の発注情報というように、種苗や設備などの項目ごとに生成し、供給者リストから各項目を担当する供給者を選択し、その項目に応じた供給者の端末に送信する。さらに、農業支援システムSは、注文者の買取保証価格が市場の価格と比較して高値であるかを判断し、高値である場合はデリバティブ保険の保険額を算出するようにしても良い。
生産者は、上記必要な農業用品などが揃うと、情報パッケージの生産工程情報に含まれる生産工程マップを参照しながら、農作物の生産を行う。生産工程マップとは、生産する農作物の生産工程を時系列に表示した情報である。図6は、生産工程マップの例である。たとえば、土壌改良、施肥、散水、定植などの工程ごとに、それを実施する工程日、使用する用品、実施の手順、注意事項、解説写真などが示されている。生産者は、この生産工程マップに基づいて農作物の生産を行う。生産工程マップには生産工程のノウハウが含まれているため、新規農業就労者等であっても熟練者と同等に農作物を生産することができる。生産工程マップは農業支援システムSに記憶されており、生産者は生産過程の必要なタイミングで農業支援システムSにアクセスし、生産工程マップに作業の完了を示すチェックを記したり、作業完了日などの所定の事項を入力したりする。農業支援システムSは、生産工程マップのチェックや入力事項の情報を更新して記憶する。これにより、生産者ごとに生産過程の作業履歴が蓄積されることとなる。
生産者は、農作物が出荷可能な状態になると、農業支援システムSに対して農作物の回収依頼の情報を送信する。農業支援システムSは、その情報を受信すると、回収者端末C3に対して回収指示の情報を送信する。回収支持の情報には、回収先・回収日時・回収する農作物の種類と量などが含まれている。回収者は回収支持の情報にしたがって、農作物の回収作業を行う。
さらに農業支援システムSは、決済機能を備えていても良い。たとえば、注文者は、農作物が納入されると、金融機関に入金を行い、注文者端末C4から金融機関端末(図示せず)に対して、決済指示の情報を送信する。金融機関端末は、注文者からの入金完了の情報を農業支援システムSに送信する。農業支援システムSは、入金完了の情報を受信すると、供給者への支払い金額と、生産者への支払い金額を生成し、金融機関端末に送信する。金融機関は、その情報に基づいて、供給者と生産者の口座に入金を行う。
また、上記農業支援システムSは、例えば、未経験の農作物を生産する場合など、生産者が希望する生産について情報を得たい場合にも利用される。農業支援システムSは、上記手段に追加して、更に、生産者の端末から農作物の生産希望情報を受信する生産希望受信手段を備える。そして、生産希望情報を受信した場合、生産者モデル生成手段はその生産希望を満たすことが可能な生産者モデルを生成し、情報パッケージ生成手段はその生産者が当該生産希望情報に示される生産を満たすために必要な複数の情報を、農作物の生産ノウハウの情報を蓄積した生産ノウハウデータベースから抽出し、当該複数の情報をセットにした情報パッケージを生成し、情報パッケージ送信手段は当該情報パッケージを当該生産者の端末に送信する機能を備える。
農業支援システムSは、前処理として、下記数式により希望生産量を算出する。
希望生産量 = (希望生産量の上限+希望生産量の下限)/2
生産ノウハウデータベースD1に蓄積されている過去の同品種の注文数量に対する納入数量から生産ロス量を算出し、その生産ロス量を加味しても良い。
種苗数 = 希望生産量/種苗ひとつあたりの標準収穫量
C1 生産者端末
C2 供給者端末
C3 回収者端末
C4 注文者端末
D1 生産ノウハウデータベース
D2 生産者データベース
D3 生産地データベース
D4 休耕田データベース
Claims (2)
- 農作物の品種・品目ごとに、少なくとも種苗情報、農業用品(農薬、肥料、資材、設備など)情報、土壌値情報、生産工程情報が蓄積されており、前記種苗情報には、標準サイズ、色、種まき・定植適期、収穫時期、種苗ひとつあたりの標準収穫量、単位面積あたりに必要な種苗数が含まれており、前記農業用品情報には、必要な農薬の種類や単位面積あたりに必要な量、必要な肥料の種類や単位面積あたりに必要な量、必要な資材の種類や単位面積あたりに必要な量、必要な設備の種類や単位面積あたりに必要な量の情報が含まれている生産ノウハウデータベースと、
生産者ごとに、少なくとも氏名、連絡先、各保有農地の面積や土壌値、保有資材や保有設備の情報が蓄積されている生産者データベースと、
注文者の端末から農作物の注文品種品目と注文数量を含む農作物の注文情報を受信する注文情報受信手段と、
前記注文情報受信手段により受信した注文情報に含まれる注文数量から発注数量を算出する手段と、
前記生産ノウハウデータベースを参照して、前記注文品種品目に対応する種苗ひとつあたりの標準収穫量を取得し、前記算出された発注数量と当該標準収穫量とから種苗数を算出する手段と、
前記生産ノウハウデータベースを参照して、前記注文品種品目に対応する単位面積あたりに必要な種苗数を取得し、前記算出された種苗数と当該単位面積あたりに必要な種苗数とから耕作面積を算出する手段と、
前記生産ノウハウデータベースを参照して、前記注文品種品目に対応する種苗情報と農業用品情報を取得し、当該種苗情報や農業用品情報を、それを取り扱う各供給者の給者端末に送信し、当該各供給者端末から返送されてくる種苗や農業用品の単価を受信する手段と、
前記生産ノウハウデータベースを参照して、前記注文品種品目に対応する種苗の単位面積あたりに必要な種苗数や農業用品の単位面積あたりに必要な数量を取得し、当該種苗の単位面積あたりに必要な種苗数や農業用品の単位面積あたりに必要な数量と、前記受信した種苗や農業用品の単価とから、当該種苗や農業用品の単位面積あたりの価格を算出する手段と、
前記算出された耕作面積と、前記算出された種苗や農業用品の単位面積あたりの価格から、その耕作面積に必要な種苗や農業用品の価格を算出する手段と、
前記生産ノウハウデータベースを参照して、前記注文品種品目に対応する単位面積あたりに必要な種苗数や農業用品の数量を取得し、当該単位面積あたりに必要な種苗数や農業用品の数量と、前記算出された耕作面積とから、その耕作面積に必要な種苗や農業用品の数量を算出する手段と、
条件1:保有農地の面積が前記算出された耕作面積を満たす。条件2:保有農地の土壌値が生産ノウハウデータベースから取得した土壌値である。条件3:保有資材が前記算出された農業用品(資材)の種類及び数量を満たす。条件4:保有設備が前記算出された農業用品(設備)の種類及び数量を満たすことを条件として、前記条件1から条件4を満たすモデルを生産者モデルとする手段と、
前記生産者データベースを参照して、前記生産者モデルに一致する生産者を選択し、一致する生産者モデルが検出されなかった場合は、所定のルールに基づいて生産者モデルに近似する生産者を検索し、生産者を選択する生産者選択手段と、
前記受信した注文情報と、前記算出されたその耕作面積に必要な種苗や農業用品の数量と価格と、前記生産ノウハウデータベースに蓄積されている該当品種品目の土壌値情報・生産工程情報とが含まれる情報パッケージを生成する情報パッケージ生成手段と、
当該情報パッケージを当該生産者の端末に送信する情報パッケージ送信手段と、
前記生産者の端末から種苗や農業用品を購入する旨の発注情報を受信すると、当該発注情報を種苗や農業用品の供給者の端末に送信する手段と、
前記生産者の端末から農作物の回収依頼の情報を受信すると、回収者の端末に対して回収指示の情報を送信する回収指示手段とを備えることを特徴とする農業支援システム。 - 前記情報パッケージ生成手段は、前記生産者データベースを参照して、前記選択された生産者の情報を取得し、当該生産者の情報と前記生産者モデルとを対比し、数量で示されている各情報に関して、「前記生産者モデルの情報に示される数量>前記生産者の情報に示される数量」の場合は、情報パッケージにその差分の情報を含めることを特徴とする請求項1記載の農業支援システム。
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