JP2014050338A - 栽培支援サーバ、栽培支援システムおよび栽培支援プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】新規農業就業者や高齢農業就業者にとって使い勝手がよく、労力を要することなく充分に支援することができる、栽培支援サーバ、栽培支援システムおよび栽培支援プログラムを提供する。
【解決手段】ユーザ端末から、農作物が栽培される土地に関する情報である土地情報を受信する土地情報受信部と、前記ユーザ端末から、栽培条件に関する情報である栽培条件情報を受信する栽培条件情報受信部と、前記土地情報受信部が受信した土地情報、および前記栽培条件情報受信部が受信した栽培条件情報に基づいて、前記土地に植えることができる農作物の最大種苗数を算出する最大種苗数算出部とを備える栽培支援サーバ。
【選択図】図1
【解決手段】ユーザ端末から、農作物が栽培される土地に関する情報である土地情報を受信する土地情報受信部と、前記ユーザ端末から、栽培条件に関する情報である栽培条件情報を受信する栽培条件情報受信部と、前記土地情報受信部が受信した土地情報、および前記栽培条件情報受信部が受信した栽培条件情報に基づいて、前記土地に植えることができる農作物の最大種苗数を算出する最大種苗数算出部とを備える栽培支援サーバ。
【選択図】図1
Description
本発明は栽培支援サーバ、栽培支援システムおよび栽培支援プログラムに関する。詳しくは、具体的な栽培方法などを提案して新規農業就業者や高齢農業就業者を支援する栽培支援サーバ、栽培支援システムおよび栽培支援プログラムに係るものである。
農業就業者の高齢化に伴い、農業就業人口も減少傾向にあるため、新しく農業就業者を確保することが必要である。
しかし、農業は、長年の経験で蓄積されたノウハウが重要であり、ノウハウを持たない新規の農業就業者にとって、適切な農業を行なうことは非常に困難であり、また、長年農業に従事していても高齢の農業就業者にとって、生産経験のない農作物を新たに生産しようとする場合は、やはり適切な農業を行なうことは非常に困難であった。
そこで、様々な技術が提案されており、例えば特許文献1には、農作物の生産に際し、情報処理装置に、地域、土質および農作物ごとの最適な土壌データと、農作物を得ようとする圃場の土壌データを入力し、情報処理装置で最適の農作業設計を解析するシステムが記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載されたシステムは、土壌改良に関する支援というように、支援内容がやや専門的であり、農業就業者特に新規農業就業者にとってあまり使い勝手が良いとは言えず、煩雑で労力を要するものであった。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、新規農業就業者や高齢農業就業者にとって使い勝手がよく、労力を要することなく充分に支援することができる、栽培支援サーバ、栽培支援システムおよび栽培支援プログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の栽培支援サーバは、ユーザ端末から、農作物が栽培される土地に関する情報である土地情報を受信する土地情報受信部と、前記ユーザ端末から、栽培条件に関する情報である栽培条件情報を受信する栽培条件情報受信部と、前記土地情報受信部が受信した土地情報、および前記栽培条件情報受信部が受信した栽培条件情報に基づいて、前記土地に植えることができる農作物の最大種苗数を算出する最大種苗数算出部とを備える。
また、上記の目的を達成するために、本発明の栽培支援システムは、ユーザ端末と、該ユーザ端末から、農作物が栽培される土地に関する情報である土地情報を受信する土地情報受信部と、前記ユーザ端末から、栽培条件に関する情報である栽培条件情報を受信する栽培条件情報受信部と、前記土地情報受信部が受信した土地情報、および前記栽培条件情報受信部が受信した栽培条件情報に基づいて、前記土地に植えることができる農作物の最大種苗数を算出する最大種苗数算出部とを有する栽培支援サーバとを備える。
また、上記の目的を達成するために、本発明の栽培支援プログラムは、ユーザ端末と通信回線を介して通信可能な電子計算機に、前記ユーザ端末から、農作物が栽培される土地に関する情報である土地情報を受信する土地情報受信機能と、前記ユーザ端末から、栽培条件に関する情報である栽培条件情報を受信する栽培条件情報受信機能と、前記土地情報受信機能が受信した土地情報、および前記栽培条件情報受信機能が受信した栽培条件情報に基づいて、前記土地に植えることができる農作物の最大種苗数を算出する最大種苗数算出機能とを付与する。
ここで、ユーザ端末から受信した土地情報および受信した栽培条件情報に基づいて、土地に植えることができる農作物の最大種苗数を算出することによって、ユーザ例えば新規の農業就業者や高齢の農業就業者は、ユーザ端末を使って、土地情報例えば土地形状や、栽培条件例えば栽培する地域名や栽培したい品目を入力するだけで、実際に栽培する土地に基づいた最大種苗数が判り、最大種苗数から最大収穫量も予想できるので、実際に栽培する土地に適した農作物の栽培が判りやすくなる。
また、本発明の栽培支援サーバは、最大種苗数算出部が算出した最大種苗数の種苗を土地に植えた場合の種苗配置情報を作成する種苗配置情報作成部を備えるものとすることができる。
この場合、種苗配置情報例えば種苗配置図が作成されるので、ユーザは、実際に栽培する土地に基づいた農作物の栽培を視覚的に把握しやすくなる。
また、本発明の栽培支援サーバは、農作物が栽培される土地の形状に関する情報である土地形状情報を記録する土地形状情報記録部を備え、土地情報受信部の受信は、土地形状情報記録部に記録された土地形状情報からのユーザ端末による選択を含むものとすることができる。
この場合、ユーザは、ユーザ端末を使って、土地形状情報記録部に記録された土地形状情報を選ぶだけなので、土地形状の入力が楽になる。
また、本発明の栽培支援サーバは、農作物の栽培に関する基礎情報である栽培基礎情報を記録する栽培基礎情報記録部と、栽培基礎情報記録部に記録された栽培基礎情報と、栽培条件情報受信部が受信した栽培条件情報とに基づいて、栽培計画を作成する栽培計画作成部とを備えるものとすることができる。
この場合、ユーザは、ユーザ端末を使って、栽培条件例えば栽培する地域名や栽培したい品目を入力するだけで、どの時期に、どのような作業を行なえばよいかという栽培計画を知ることができる。
また、本発明の栽培支援サーバは、ユーザ端末から、農作物の収穫に関する情報である収穫情報を受信する収穫情報受信部と、栽培基礎情報記録部に記録された栽培基礎情報と、収穫情報受信部が受信した収穫情報とに基づいて、損益を算出する損益算出部を備えるものとすることができる。
この場合、ユーザは、ユーザ端末を使って、収穫情報例えば1本当たりの収穫量や収穫に係る労務費を入力するだけで、どれだけの支出と、どれだけの収入があるかという損益を知ることができる。
本発明に係る栽培支援サーバは、新規農業就業者や高齢農業就業者にとって使い勝手がよく、労力を要することなく充分に支援することができる。
本発明に係る栽培支援システムは、新規農業就業者や高齢農業就業者にとって使い勝手がよく、労力を要することなく充分に支援することができる。
本発明に係る栽培支援プログラムは、新規農業就業者や高齢農業就業者にとって使い勝手がよく、労力を要することなく充分に支援することができる。
本発明に係る栽培支援システムは、新規農業就業者や高齢農業就業者にとって使い勝手がよく、労力を要することなく充分に支援することができる。
本発明に係る栽培支援プログラムは、新規農業就業者や高齢農業就業者にとって使い勝手がよく、労力を要することなく充分に支援することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は、本発明を適用した栽培支援システムの構成の一例を示す概略図である。
図1に示す本発明の栽培支援システム1は、本発明の栽培支援サーバ2と、栽培支援サーバ2とインターネット13を介して通信可能なユーザ端末(携帯電話機、スマートフォンなど)3とを備える。
図1は、本発明を適用した栽培支援システムの構成の一例を示す概略図である。
図1に示す本発明の栽培支援システム1は、本発明の栽培支援サーバ2と、栽培支援サーバ2とインターネット13を介して通信可能なユーザ端末(携帯電話機、スマートフォンなど)3とを備える。
また、本発明の栽培支援サーバ2は、ユーザ端末3から、農作物が栽培される土地に関する情報である土地情報を受信する土地情報受信部4を有する。
ここで、「土地情報」とは、例えば、農作物が栽培される土地の形状、畝幅、畝長さ、畝高さ、畝と畝の間の通路幅、土地一辺の長さである。
ここで、「土地情報」とは、例えば、農作物が栽培される土地の形状、畝幅、畝長さ、畝高さ、畝と畝の間の通路幅、土地一辺の長さである。
また、本発明の栽培支援サーバ2は、ユーザ端末3から、栽培条件に関する情報である栽培条件情報を受信する栽培条件情報受信部5を有する。
ここで、「栽培条件情報」とは、例えば、農作物が栽培される地域名(「福岡市」、「徳島市」など)、栽培しようとする品目(米、野菜、果物など)、栽培しようとする品目の栽培品種、収穫予定の時期(「8月中旬」など)、栽培目的(営利目的か否か)である。
ここで、「栽培条件情報」とは、例えば、農作物が栽培される地域名(「福岡市」、「徳島市」など)、栽培しようとする品目(米、野菜、果物など)、栽培しようとする品目の栽培品種、収穫予定の時期(「8月中旬」など)、栽培目的(営利目的か否か)である。
また、本発明の栽培支援サーバ2は、土地情報受信部4が受信した土地情報、および栽培条件情報受信部5が受信した栽培条件情報に基づいて、農作物が栽培される土地に植えることができる農作物の最大種苗数を算出する最大種苗数算出部6を有する。
また、本発明の栽培支援サーバ2は、最大種苗数算出部6が算出した最大種苗数の種苗を、農作物が栽培される土地に植えた場合の種苗配置情報(種苗配置図)を作成する種苗配置情報作成部7を有する。
また、本発明の栽培支援サーバ2は、農作物が栽培される土地の形状に関する情報である土地形状情報を記録する土地形状情報データベース(土地形状情報記録部の一例である。)8を有する。
ここで、「土地形状情報」とは、例えば、三角形、台形、五角形などの図形情報、農作物別の標準的な、通路幅、畝幅、畝長さ、畝高さ、および種苗間隔である。
ここで、「土地形状情報」とは、例えば、三角形、台形、五角形などの図形情報、農作物別の標準的な、通路幅、畝幅、畝長さ、畝高さ、および種苗間隔である。
また、本発明の栽培支援サーバ2は、農作物の栽培に関する基礎情報である栽培基礎情報を記録する栽培基礎情報データベース(栽培基礎情報記録部の一例である。)9を有する。
ここで、「栽培基礎情報」とは、例えば、栽培地域の年間の気候(平均気温、平均降雨量など)、栽培対象農作物名(米、イチゴ、トマトなど)、栽培対象農作物の栽培に必要な資材(農薬、肥料など)である。
ここで、「栽培基礎情報」とは、例えば、栽培地域の年間の気候(平均気温、平均降雨量など)、栽培対象農作物名(米、イチゴ、トマトなど)、栽培対象農作物の栽培に必要な資材(農薬、肥料など)である。
また、本発明の栽培支援サーバ2は、栽培基礎情報データベース9に記録された栽培基礎情報と、栽培条件情報受信部5が受信した栽培条件情報とに基づいて、栽培計画を作成する栽培計画作成部10を有する。
ここで、「栽培計画」とは、例えば、年間栽培スケジュール、土地形状に合った栽培方法、連作障害が発生し難い農作物の提案、栽培対象農作物の栽培に必要な資材の数量と金額である。
また、年間栽培スケジュールには、例えば、「3〜4月は土地の改良を行なう。」、「4月末に元肥を与える。」、「5月は定植を行なう。」、「6月中旬に追肥を与える。」というように、時期と、その時期に行なう具体的な作業が含まれる。
また、年間栽培スケジュールには、例えば、「3〜4月は土地の改良を行なう。」、「4月末に元肥を与える。」、「5月は定植を行なう。」、「6月中旬に追肥を与える。」というように、時期と、その時期に行なう具体的な作業が含まれる。
また、本発明の栽培支援サーバ2は、ユーザ端末3から、農作物の収穫に関する情報である収穫情報を受信する収穫情報受信部11を有する。
ここで、「収穫情報」とは、例えば、種苗1本当たりの収穫量、収穫1kg当たりの単価、栽培に関わる人数、労務費である。
ここで、「収穫情報」とは、例えば、種苗1本当たりの収穫量、収穫1kg当たりの単価、栽培に関わる人数、労務費である。
また、本発明の栽培支援サーバ2は、栽培基礎情報データベース9に記録された栽培基礎情報と、収穫情報受信部11が受信した収穫情報とに基づいて、損益を算出する損益算出部12を有する。
ここで、本発明の栽培支援サーバが、ユーザ端末から、農作物が栽培される土地に関する情報である土地情報を受信する土地情報受信部と、ユーザ端末から、栽培条件に関する情報である栽培条件情報を受信する栽培条件情報受信部と、土地情報受信部が受信した土地情報、および栽培条件情報受信部が受信した栽培条件情報に基づいて、土地に植えることができる農作物の最大種苗数を算出する最大種苗数算出部とを有するのであれば、必ずしも本発明の栽培支援サーバは、種苗配置情報作成部を有していなくてもよい。
しかし、本発明の栽培支援サーバが、種苗配置情報作成部を有していれば、種苗配置情報例えば種苗配置図が作成されるので、ユーザは、実際に栽培する土地に基づいた農作物の栽培を視覚的に把握しやすくなるので好ましい。
また、本発明の栽培支援サーバが、ユーザ端末から、農作物が栽培される土地に関する情報である土地情報を受信する土地情報受信部と、ユーザ端末から、栽培条件に関する情報である栽培条件情報を受信する栽培条件情報受信部と、土地情報受信部が受信した土地情報、および栽培条件情報受信部が受信した栽培条件情報に基づいて、土地に植えることができる農作物の最大種苗数を算出する最大種苗数算出部とを有するのであれば、必ずしも本発明の栽培支援サーバは、土地形状情報記録部を有していなくてもよい。
しかし、本発明の栽培支援サーバが、土地形状情報記録部を有していれば、ユーザは、ユーザ端末を使って、土地形状情報記録部に記録された土地形状情報を選ぶだけなので、土地形状の入力が楽になり、好ましい。
また、本発明の栽培支援サーバが、ユーザ端末から、農作物が栽培される土地に関する情報である土地情報を受信する土地情報受信部と、ユーザ端末から、栽培条件に関する情報である栽培条件情報を受信する栽培条件情報受信部と、土地情報受信部が受信した土地情報、および栽培条件情報受信部が受信した栽培条件情報に基づいて、土地に植えることができる農作物の最大種苗数を算出する最大種苗数算出部とを有するのであれば、必ずしも本発明の栽培支援サーバは、栽培基礎情報記録部と栽培計画作成部を有していなくてもよい。
しかし、本発明の栽培支援サーバが、栽培基礎情報記録部と栽培計画作成部を有していれば、ユーザは、ユーザ端末を使って、栽培条件例えば栽培する地域名や栽培したい品目を入力するだけで、どの時期に、どのような作業を行なえばよいかという栽培計画を知ることができるので好ましい。
また、本発明の栽培支援サーバが、ユーザ端末から、農作物が栽培される土地に関する情報である土地情報を受信する土地情報受信部と、ユーザ端末から、栽培条件に関する情報である栽培条件情報を受信する栽培条件情報受信部と、土地情報受信部が受信した土地情報、および栽培条件情報受信部が受信した栽培条件情報に基づいて、土地に植えることができる農作物の最大種苗数を算出する最大種苗数算出部とを有するのであれば、必ずしも本発明の栽培支援サーバは、収穫情報受信部と損益算出部を有していなくてもよい。
しかし、本発明の栽培支援サーバが、収穫情報受信部と損益算出部を有していれば、ユーザは、ユーザ端末を使って、収穫情報例えば1本当たりの収穫量や収穫に係る労務費を入力するだけで、どれだけの支出と、どれだけの収入があるかという損益を知ることができるので好ましい。
また、本発明の栽培支援プログラムは、ユーザ端末3と通信可能な電子計算機に、少なくとも、ユーザ端末3から、農作物が栽培される土地に関する情報である土地情報を受信する土地情報受信機能と、ユーザ端末3から、栽培条件に関する情報である栽培条件情報を受信する栽培条件情報受信機能と、土地情報受信機能が受信した土地情報、および栽培条件情報受信機能が受信した栽培条件情報に基づいて、農作物が栽培される土地に植えることができる農作物の最大種苗数を算出する最大種苗数算出機能とを付与して、電子計算機を栽培支援サーバ2として作用させる。
また、本発明の栽培支援サーバが、ユーザ端末から、農作物が栽培される土地に関する情報である土地情報を受信する土地情報受信部と、ユーザ端末から、栽培条件に関する情報である栽培条件情報を受信する栽培条件情報受信部と、土地情報受信部が受信した土地情報、および栽培条件情報受信部が受信した栽培条件情報に基づいて、土地に植えることができる農作物の最大種苗数を算出する最大種苗数算出部とを有するのであれば、例えばユーザが利用できる余剰種苗に関する情報を記録する余剰種苗情報記録部を有するものとすることができる。
本発明の栽培支援サーバが、余剰種苗情報記録部を有していれば、ユーザは、種苗を購入しなくても今現在栽培できる栽培品目や栽培品種を選択することができる。
次に、本発明の栽培支援システムを利用するときの流れを説明する。
図2は、本発明を適用した栽培支援システムの流れの一例を示す概略フロー図である。
また、図3は、栽培する土地の形状を選択するときの画面の一例を示す概略図である。
図2は、本発明を適用した栽培支援システムの流れの一例を示す概略フロー図である。
また、図3は、栽培する土地の形状を選択するときの画面の一例を示す概略図である。
新規農業就業者や高齢農業就業者であるユーザは、ユーザ端末3を使って、本発明を適用した栽培支援システム1のウェブサイト(栽培支援サーバ2)にアクセスし、ユーザ端末3の画面に表示された土地情報の入力欄に、ユーザが実際に農作物を栽培しようとしている土地の形状と、土地の一辺の長さを入力する(ステップS1)。
また、土地形状の具体的な入力の仕方としては、例えば、「三角形」、「台形」など形状を表す文字を入力したり、形状を手書き入力したりする。
また、本発明の栽培支援サーバ2は、土地形状情報データベース8を有しているので、土地形状情報データベース8に記録された土地形状情報から、図3に示す画面上で、ユーザはユーザ端末3を使って土地形状を選択することで、土地形状を入力することもできる。
また、本発明の栽培支援サーバ2は、土地形状情報データベース8を有しているので、土地形状情報データベース8に記録された土地形状情報から、図3に示す画面上で、ユーザはユーザ端末3を使って土地形状を選択することで、土地形状を入力することもできる。
また、ユーザ端末3の画面に表示された土地情報の入力欄に、具体的な畝幅、畝長さ、畝高さ、通路幅などを入力するが、これらを入力しない場合は、土地形状情報データベース8に記録された土地形状情報から、農作物別の標準的な、畝幅、畝長さ、畝高さ、通路幅が抽出される。
この入力が、本発明の栽培支援サーバ2が土地情報をユーザ端末3から受信することに相当する。
次に、ユーザは、ユーザ端末3の画面に表示された栽培条件の入力欄に、栽培条件を入力する(ステップS2)。
具体的には、例えば、農作物が栽培される地域名(「福岡市」など)、栽培しようとする品目(野菜など)、収穫予定の時期(「8月中旬」など)、栽培目的(営利目的か否か)を入力する。
また、栽培しようとする品目(栽培品目)が2種類以上の場合、例えばキュウリおよびトマトであれば、キュウリ:トマトの栽培割合6:4を入力することもできる。
また、栽培しようとする品目(栽培品目)が2種類以上の場合、例えばキュウリおよびトマトであれば、キュウリ:トマトの栽培割合6:4を入力することもできる。
以上の入力が終わると、次に、入力した条件で具体的な栽培品目を検索し、検索結果である具体的な栽培品目一覧がユーザ端末3の画面に表示されるので、ユーザは、その中から具体的な栽培品目(例えば、トマト、ナス)を選択することで具体的な栽培品目を入力する。
具体的な栽培品目の入力が終わると、具体的な栽培品種一覧がユーザ端末3の画面に表示されるので、ユーザは、その中から具体的な栽培品種を選択することで具体的な栽培品種を入力する。
このような入力が、本発明の栽培支援サーバ2が栽培条件情報をユーザ端末3から受信することに相当する。
そして、ユーザは、ユーザ端末3の画面に表示された「最大種苗数」ボタンを押し、これにより、本発明の栽培支援サーバ2は、ユーザ端末3から最大種苗数算出を要求されたことになるので、本発明の栽培支援サーバ2は、受信した土地情報と栽培条件情報に基づいて、ユーザが実際に農作物を栽培しようとしている土地に植えることができる農作物の最大種苗数を算出する(ステップS3)。
次に、本発明の栽培支援サーバ2は、算出した最大種苗数の種苗を前記土地に植えた場合の種苗配置図を作成する(ステップS4)。
図4は、栽培する土地に最大種苗数の種苗を植えたときの種苗配置図の一例を示す概略図である。
図4は、栽培する土地に最大種苗数の種苗を植えたときの種苗配置図の一例を示す概略図である。
図4に示す例は、三角形の土地14に最大種苗数の種苗を植えたときの種苗配置図である。図4に示すように、種苗配置図には、農作物が栽培される土地である三角形の土地14と、三角形の土地14に設けられた、第1の畝15A、第2の畝15B、第3の畝15C、第4の畝15D、第5の畝15E、第6の畝15F、第7の畝15Gおよび第8の畝15Hからなる畝15と、畝15に植えられた種苗16が表示される。
また、本発明の栽培支援サーバ2が作成した種苗配置図は、栽培支援サーバ2に記録されているので、ユーザは、ユーザ端末3に種苗配置図をダウンロードして見ることができる。
また、図示していないが、種苗配置図に、最大種苗数、畝長さ、畝幅、畝高さ、通路幅、種苗間隔などを一緒に表示させることもできる。
次に、本発明の栽培支援サーバ2は、栽培基礎情報データベース9に記録された栽培基礎情報と、栽培条件情報受信部5が受信した栽培条件情報とに基づいて、土地形状に合った栽培方法の作成や、栽培対象農作物の栽培に必要な資材の数量と金額の算出などの栽培計画を作成する(ステップS5)。
具体的には例えば、「4月末に元肥を与える。」、「5月は定植を行なう。」というように作業時期と具体的な作業内容を作成したり、また、最大種苗数が算出されているので、単価を掛け合わせて種苗に掛る金額、必要な肥料の数量と金額、必要な農薬の数量と金額を算出したりする。
そして、栽培条件として、栽培目的が「営利」であると入力していた場合、ウェブサイトには収穫情報を入力する欄が設けられ、ユーザは、ユーザ端末3を使って、ユーザ端末3の画面上で、例えば、種苗1本当たりの収穫量、収穫1kg当たりの単価、栽培に関わる人数、労務費を入力する(ステップS6)。
この入力が、本発明の栽培支援サーバ2がユーザ端末3から、収穫情報を受信することに相当する。
そして、本発明の栽培支援サーバ2は、栽培基礎情報データベース9に記録された栽培基礎情報と、収穫情報受信部11が受信した収穫情報とに基づいて、損益を算出する(ステップS7)。
以上のように、本発明の栽培支援サーバは、ユーザ端末から受信した土地情報および受信した栽培条件情報に基づいて、土地に植えることができる農作物の最大種苗数を算出するので、ユーザ例えば新規の農業就業者や高齢の農業就業者は、ユーザ端末を使って、土地情報例えば土地形状や、栽培条件例えば栽培する地域名や栽培したい品目を入力するだけで、実際に栽培する土地に基づいた最大種苗数が判り、最大種苗数から最大収穫量も予想できるので、実際に栽培する土地に適した農作物の栽培が判りやすくなる。
従って、本発明の栽培支援サーバは、新規農業就業者や高齢農業就業者にとって使い勝手がよく、労力を要することなく充分に支援することができる。
また、このような本発明の栽培支援サーバを備える本発明の栽培支援システムも、新規農業就業者や高齢農業就業者にとって使い勝手がよく、労力を要することなく充分に支援することができる。
さらに、電子計算機にインストールされて、この電子計算機を本発明の栽培支援サーバとして作用させる本発明の栽培支援プログラムも、新規農業就業者や高齢農業就業者にとって使い勝手がよく、労力を要することなく充分に支援することができる。
1 栽培支援システム
2 栽培支援サーバ
3 ユーザ端末
4 土地情報受信部
5 栽培条件情報受信部
6 最大種苗数算出部
7 種苗配置情報作成部
8 土地形状情報データベース
9 栽培基礎情報データベース
10 栽培計画作成部
11 収穫情報受信部
12 損益算出部
13 インターネット
14 土地
15 畝
15A 第1の畝
15B 第2の畝
15C 第3の畝
15D 第4の畝
15E 第5の畝
15F 第6の畝
15G 第7の畝
16 種苗
2 栽培支援サーバ
3 ユーザ端末
4 土地情報受信部
5 栽培条件情報受信部
6 最大種苗数算出部
7 種苗配置情報作成部
8 土地形状情報データベース
9 栽培基礎情報データベース
10 栽培計画作成部
11 収穫情報受信部
12 損益算出部
13 インターネット
14 土地
15 畝
15A 第1の畝
15B 第2の畝
15C 第3の畝
15D 第4の畝
15E 第5の畝
15F 第6の畝
15G 第7の畝
16 種苗
Claims (7)
- ユーザ端末から、農作物が栽培される土地に関する情報である土地情報を受信する土地情報受信部と、
前記ユーザ端末から、栽培条件に関する情報である栽培条件情報を受信する栽培条件情報受信部と、
前記土地情報受信部が受信した土地情報、および前記栽培条件情報受信部が受信した栽培条件情報に基づいて、前記土地に植えることができる農作物の最大種苗数を算出する最大種苗数算出部とを備える
栽培支援サーバ。 - 前記最大種苗数算出部が算出した最大種苗数の種苗を前記土地に植えた場合の種苗配置情報を作成する種苗配置情報作成部を備える
請求項1に記載の栽培支援サーバ。 - 農作物が栽培される土地の形状に関する情報である土地形状情報を記録する土地形状情報記録部を備え、
前記土地情報受信部の受信は、該土地形状情報記録部に記録された前記土地形状情報からの前記ユーザ端末による選択を含む
請求項1または請求項2に記載の栽培支援サーバ。 - 農作物の栽培に関する基礎情報である栽培基礎情報を記録する栽培基礎情報記録部と、
該栽培基礎情報記録部に記録された栽培基礎情報と、前記栽培条件情報受信部が受信した栽培条件情報とに基づいて、栽培計画を作成する栽培計画作成部とを備える
請求項1〜3のいずれか1つに記載の栽培支援サーバ。 - 前記ユーザ端末から、農作物の収穫に関する情報である収穫情報を受信する収穫情報受信部と、
前記栽培基礎情報記録部に記録された栽培基礎情報と、前記収穫情報受信部が受信した収穫情報とに基づいて、損益を算出する損益算出部とを備える
請求項4に記載の栽培支援サーバ。 - ユーザ端末と、
該ユーザ端末から、農作物が栽培される土地に関する情報である土地情報を受信する土地情報受信部と、前記ユーザ端末から、栽培条件に関する情報である栽培条件情報を受信する栽培条件情報受信部と、前記土地情報受信部が受信した土地情報、および前記栽培条件情報受信部が受信した栽培条件情報に基づいて、前記土地に植えることができる農作物の最大種苗数を算出する最大種苗数算出部とを有する栽培支援サーバとを備える
栽培支援システム。 - ユーザ端末と通信回線を介して通信可能な電子計算機に、
前記ユーザ端末から、農作物が栽培される土地に関する情報である土地情報を受信する土地情報受信機能と、
前記ユーザ端末から、栽培条件に関する情報である栽培条件情報を受信する栽培条件情報受信機能と、
前記土地情報受信機能が受信した土地情報、および前記栽培条件情報受信機能が受信した栽培条件情報に基づいて、前記土地に植えることができる農作物の最大種苗数を算出する最大種苗数算出機能とを付与する
前記電子計算機にインストールされて栽培を支援する栽培支援プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2012196125A JP2014050338A (ja) | 2012-09-06 | 2012-09-06 | 栽培支援サーバ、栽培支援システムおよび栽培支援プログラム |
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---|---|---|---|
JP2012196125A JP2014050338A (ja) | 2012-09-06 | 2012-09-06 | 栽培支援サーバ、栽培支援システムおよび栽培支援プログラム |
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---|---|
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014050338A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014137775A (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 栽培サポート方法および情報処理装置 |
JP2015191476A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 株式会社クボタ | 農業支援システム |
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2012
- 2012-09-06 JP JP2012196125A patent/JP2014050338A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014137775A (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 栽培サポート方法および情報処理装置 |
JP2015191476A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 株式会社クボタ | 農業支援システム |
JP2015191477A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 株式会社クボタ | 農業支援システム |
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