JP2016224202A - カートリッジ - Google Patents

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泰生 深町
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Abstract

【課題】交換用のカートリッジにおいて、ギアの回転を利用して必要な情報を検知できる新たな構造を提供する。【解決手段】このカートリッジは、検知ギア35、スライド部材36、弾性部材37、および駆動ギアを備えている。検知ギア35は、駆動ギアの回転によって、連続的に回転する。スライド部材36は、検知ギア35の回転軸9に沿って移動可能に支持されている。また、スライド部材36は、弾性部材37によって検知ギア35側に加圧されている。検知ギア35およびスライド部材36のいずれか一方は、少なくとも1つの傾斜面52を有する。また、検知ギア35およびスライド部材36の他方は、少なくとも1つの凸部40を有する。検知ギア35が回転すると、傾斜面52と凸部40とが接触することによって、スライド部材36が変位する。したがって、スライド部材36に設けられた突起362の変位を、検出対象として利用することができる。【選択図】図5

Description

本発明は、装置に装着して使用されるカートリッジに関する。
従来、レーザプリンタなどの画像形成装置において、現像剤であるトナーおよび一部のローラを含むカートリッジを、装置に対して着脱可能とした構造が知られている。このような画像形成装置では、カートリッジ内のトナーの量が少なくなったり、印刷枚数が予め設定された枚数を超えたりすると、ユーザに対して、カートリッジの交換を促す表示を行う。当該表示を見たユーザは、画像形成装置からカートリッジを取り出し、新たなカートリッジを画像形成装置に装着する。
カートリッジ交換式の従来の画像形成装置については、例えば、特許文献1,2に記載されている。
特開2000−221781号公報 特開2011−215374号公報
この種の画像形成装置では、カートリッジを交換したときに、交換後のカードリッジが有するギアの回転を利用して、必要な情報を検知する場合がある。例えば、交換後のカートリッジが新品であるか否か、交換後のカートリッジによる印刷可能枚数は何枚か、などの情報が、ギアの回転を利用して取得される。
本発明の目的は、交換用のカートリッジにおいて、ギアの回転を利用して必要な情報を検知できる新たな構造を提供することである。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、カートリッジであって、所定方向に延びる現像ローラと、前記所定方向に延びる回転軸を中心として回転する検知ギアと、前記検知ギアと前記所定方向に隣り合い、かつ、前記所定方向に移動可能に支持されたスライド部材と、前記スライド部材を前記検知ギア側へ向けて加圧する弾性部材と、前記検知ギアと噛み合う駆動ギアと、を備え、前記スライド部材は、前記スライド部材の移動に伴って前記所定方向に移動する突起を有し、前記検知ギアおよび前記スライド部材のいずれか一方は、他方に対向する面に、周方向の位置に応じて前記所定方向の高さが変化する少なくとも1つの傾斜面を有し、前記検知ギアおよび前記スライド部材の前記他方は、前記一方に対向する面に、少なくとも1つの凸部を有し、前記検知ギアは、前記駆動ギアの回転によって、連続的に回転し、前記検知ギアの回転に伴い、前記傾斜面と前記凸部とが接触することによって、前記スライド部材が前記所定方向に変位する。
本願の第2発明は、第1発明のカートリッジであって、前記検知ギアは、全周に複数の歯を有する。
本願の第3発明は、第1発明のカートリッジであって、前記検知ギアは、外周の一部分に複数の歯を有する欠け歯ギアであり、前記欠け歯ギアの歯が、前記駆動ギアから外れたときに、前記駆動ギアの回転を前記欠け歯ギアに伝達する補助機構をさらに有する。
本願の第4発明は、第3発明のカートリッジであって、前記補助機構は、前記駆動ギアと噛み合うアイドルギアと、前記アイドルギアと噛み合うサブギアと、をさらに備え、前記欠け歯ギアと前記駆動ギアとの噛み合いが外れる期間の少なくとも一部において、前記サブギアと前記欠け歯ギアとが噛み合う。
本願の第5発明は、第4発明のカートリッジであって、トナーを収容する筐体と、前記筐体内の前記トナーを撹拌する第1アジテータと、をさらに備え、前記駆動ギアは、前記第1アジテータに接続され、前記第1アジテータを回転させる第1アジテータギアである。
本願の第6発明は、第5発明のカートリッジであって、前記筐体内の前記トナーを撹拌する第2アジテータをさらに備え、前記サブギアは、前記第2アジテータに接続され、前記第2アジテータを回転させる第2アジテータギアである。
本願の第7発明は、第5発明または第6発明のカートリッジであって、動力を受けるカップリング部を有するカップリングギアをさらに備え、前記カップリングギアと前記第1アジテータギアとが、直接または他のギアを介して接続される。
本願の第8発明は、第1発明から第7発明までのいずれか1発明のカートリッジであって、前記検知ギアおよび前記スライド部材の前記一方は、前記回転軸に対して周方向に配列された複数の前記傾斜面を有する。
本願の第9発明は、第1発明から第8発明までのいずれか1発明のカートリッジであって、前記検知ギアおよび前記スライド部材の前記他方は、前記回転軸に対して周方向に配列された複数の前記凸部を有する。
本願の第10発明は、第1発明から第9発明までのいずれか1発明のカートリッジであって、前記スライド部材は、前記検知ギアに対向する面に、前記傾斜面を有し、前記検知ギアは、前記スライド部材に対向する面に、前記凸部を有する。
本願の第11発明は、第1発明から第10発明までのいずれか1発明のカートリッジであって、前記検知ギアおよび前記前記スライド部材を覆うカバーをさらに有し、前記カバーと前記スライド部材との間に、前記弾性部材が配置される。
本願の第12発明は、第11発明のカートリッジであって、前記カバーは、前記スライド部材の回転を規制しつつ、前記スライド部材を前記所定方向に案内するガイド部を有する。
本願の第13発明は、第1発明から第12発明までのいずれか1発明のカートリッジであって、前記傾斜面は、前記回転軸を中心として円弧状に延びている。
本願の第1発明〜第13発明によれば、スライド部材の突起が、検知ギアの回転に伴って所定方向に変位する。このため、突起の当該変位を、検出対象として利用することができる。
特に、本願の第2発明によれば、補助機構を用いることなく、検知ギアを連続的に回転させることができる。
特に、本願の第3発明によれば、補助機構を付加することによって、欠け歯ギアを連続的に回転させることができる。
特に、本願の第8発明によれば、検知ギアが1回転する間に、スライド部材が所定方向に複数回往復移動する。このため、スライド部材の変位の有無だけではなく、往復移動の間隔や回数を、検出対象として利用することができる。
特に、本願の第9発明によれば、検知ギアが1回転する間に、スライド部材が所定方向に複数回往復移動する。このため、スライド部材の変位の有無だけではなく、往復移動の間隔や回数を、検出対象として利用することができる。
特に、本願の第12発明によれば、スライド部材の変位の向きを一定に保つことができる。これにより、スライド部材の所定方向の変位を、より精度よく検出することができる。
特に、本願の第13発明によれば、凸部の径方向の長さを抑えながら、傾斜面に対して凸部を接触させることができる。
第1実施形態の現像カートリッジの斜視図である。 第1実施形態のギア部の斜視図である。 第1実施形態のギア部の分解斜視図である。 第1実施形態のギア部の縦断面図である。 第1実施形態のギア部の縦断面図である。 第1実施形態の検知ギアおよびスライド部材の分解斜視図である。 第1実施形態の検知ギアおよびスライド部材の分解斜視図である。 第1実施形態のアジテータギア、検知ギア、およびスライド部材の斜視図である。 第1実施形態のアジテータギア、検知ギア、およびスライド部材の斜視図である。 第2実施形態のギア部の部分斜視図である。 第2実施形態のギア部の部分平面図である。 第2実施形態のギア部の部分平面図である。 第2実施形態のギア部の部分平面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、以下の実施形態では、検知ギアの回転軸と平行な方向を「軸方向」と称する。本願の各図には、軸方向が矢印で示されている。
<1.第1実施形態>
<1−1.カートリッジの全体構成>
図1は、本発明のカートリッジの一例となる現像カートリッジ1の斜視図である。この現像カートリッジ1は、電子写真方式の画像形成装置(例えば、レーザプリンタやLEDプリンタ)に装着されて、画像形成装置内の感光ドラムに現像剤であるトナーを供給するユニットである。図1に示すように、現像カートリッジ1は、ケーシング10、現像ローラ20、およびギア部30を有する。
ケーシング10は、電子写真印刷用のトナーを保持する筐体である。ケーシング10は、ギア部30が配置される端面と、その反対側に位置する端面との間で、軸方向に略直方体状に延びている。ケーシング10の内部には、供給前のトナーを収容するトナー室11が、設けられている。また、ケーシング10は、トナー室11内にアジテータ12を有する。アジテータ12は、後述するアジテータギア34に連結され、アジテータギア34とともに回転する。アジテータ12が回転すると、トナー室11内のトナーが撹拌される。これにより、トナーの部分的な凝集が抑制される。
現像ローラ20は、トナーを外周面に担持しつつ回転する円筒状の部品である。本実施形態の現像ローラ20は、ローラ本体21とローラシャフト22とを有する。ローラ本体21は、軸方向に延びる円筒状の部材である。ローラ本体21の材料には、例えば、弾性を有するゴムが用いられる。ローラシャフト22は、ローラ本体21を軸方向に貫通する略円柱状の部材である。ローラシャフト22の材料には、導電性を有する金属または樹脂が用いられる。ローラ本体21は、ローラシャフト32に対して、相対回転不能に固定される。したがって、ローラシャフト22が回転すると、ローラシャフト22とともにローラ本体31も回転する。
ケーシング10は、トナー室11と外部とを連通する開口部13を有する。現像ローラ20は、当該開口部13に軸方向に沿って配置される。ローラシャフト22の軸方向の一方の端部は、後述するローラ駆動ギア32に連結される。このため、ローラ駆動ギア32が回転すると、ローラシャフト22が回転し、ローラシャフト22とともに現像ローラ20も回転する。
画像形成装置の稼働時には、ケーシング10内のトナー室11から、図示を省略した供給ローラを介して、現像ローラ20の外周面に、トナーが供給される。その際、供給ローラと現像ローラ20との間において、トナーは摩擦帯電される。一方、現像ローラ20のローラシャフト22には、バイアス電圧がかけられている。このため、ローラシャフト22とトナーとの間の静電気力によって、現像ローラ20のローラ本体21の外周面に、トナーが引き付けられる。
また、現像カートリッジ1は、図示を省略した層厚規制ブレードを有する。層厚規制ブレードは、ローラ本体21の外周面に供給された余分なトナーを削ぎ落とす。これにより、層厚規制ブレードを通過したローラ本体21の表面に、トナーが一定の厚みで保持される。その後、ローラ本体21の外周面に担持されたトナーは、画像形成装置側の感光ドラムへ供給される。このとき、トナーは、感光ドラムの外周面に形成された静電潜像に応じて、ローラ本体21から感光ドラムへ移動する。これにより、感光ドラムの外周面において、静電潜像が可視像化される。
ギア部30は、ケーシング10の軸方向の一方の端面に配置される。ギア部30は、複数のギアと、複数のギアを覆うカバー38とを有する。画像形成装置に現像カートリッジ1が装着されたときには、画像形成装置の駆動シャフト91がギア部30の後述するカップリング部310に連結される。そして、駆動シャフト91から供給される動力が、ギア部30内の複数のギアによって、現像カートリッジ1の各部に伝達される。
<1−2.ギア部の構造>
続いて、ギア部30のより詳細な構造について、説明する。
図2は、カバー38を取り外したギア部30の斜視図である。図3は、ギア部30の分解斜視図である。
図1〜図3に示すように、本実施形態のギア部30は、カップリングギア31、ローラ駆動ギア32、中間ギア33、アジテータギア34、検知ギア35、スライド部材36、コイルばね37、および上述したカバー38を有する。カップリングギア31、ローラ駆動ギア32、中間ギア33、アジテータギア34、および検知ギア35は、いずれも、軸方向に延びる回転軸を中心として回転する。
なお、図2および図3では、検知ギア35以外のギア31〜34については、ギア歯の図示が省略されている。
カップリングギア31は、画像形成装置から供給される動力を、一次的に受けるギアである。カップリングギア31の外周部には、全周に亘って等間隔に複数のギア歯が設けられている。また、カップリングギア31は、画像形成装置からの動力を受けるカップリング部310を有する。カップリング部310には、軸方向の外側へ向けて開いた締結穴が、設けられている。画像形成装置に現像カートリッジ1が装着されると、画像形成装置の駆動シャフト91が、カップリング部310の締結穴に挿入される。これにより、駆動シャフト91とカップリングギア31とが、相対回転不能に連結される。したがって、駆動シャフト91が回転すると、駆動シャフト91とともに、カップリングギア31も回転する。
ローラ駆動ギア32は、現像ローラ20を回転させるためのギアである。ローラ駆動ギア32の外周部には、全周に亘って等間隔に複数のギア歯が設けられている。カップリングギア31のギア歯と、ローラ駆動ギア32のギア歯とは、互いに噛み合っている。また、ローラ駆動ギア32は、現像ローラ20のローラシャフト22の軸方向の端部に、相対回転不能に固定されている。このため、カップリングギア31が回転すると、ローラ駆動ギア32が回転し、さらに、ローラ駆動ギア32とともに現像ローラ20も回転する。
中間ギア33は、カップリングギア31の回転をアジテータギア34に伝達するためギアである。中間ギア33は、径の異なる入力ギア331と出力ギア332とを有する。入力ギア331および出力ギア332の外周部には、それぞれ、全周に亘って等間隔に複数のギア歯が設けられている。カップリングギア31のギア歯と、入力ギア331のギア歯とは、互いに噛み合っている。また、出力ギア332のギア歯と、アジテータギア34の第1ギア341のギア歯とは、互いに噛み合っている。このため、カップリングギア31の回転は、入力ギア331および出力ギア332を介して、アジテータギア34に伝達される。
アジテータギア34は、トナー室11内のアジテータ12を回転させるためのギアである。アジテータギア34は、径の異なる第1ギア341と第2ギア342とを有する。第1ギア341および第2ギア342の外周部には、それぞれ、全周に亘って等間隔に複数のギア歯が設けられている。上述の通り、中間ギア33の出力ギア332と、アジテータギア34の第1ギア341とは、互いに噛み合っている。また、アジテータギア34は、アジテータ12の軸方向の端部に対して、相対回転不能に固定されている。このため、カップリングギア31から中間ギア33を介してアジテータギア34に動力が伝達されると、アジテータギア34が回転し、アジテータギア34とともにアジテータ12も回転する。
検知ギア35は、後述するスライド部材36を駆動させるためのギアである。図2及び図3には、検知ギア35の回転軸9が、一点鎖線で示されている。検知ギア35の外周部には、全周に亘って等間隔に複数のギア歯351が設けられている。アジテータギア34の第2ギア342のギア歯と、検知ギア35のギア歯351とは、互いに噛み合っている。このため、アジテータギア34が回転すると、それに応じて、検知ギア35も回転する。すなわち、本実施形態では、アジテータギア34が、検知ギア35に動力を伝達する駆動ギアとして機能する。
このように、検知ギア35は、画像形成装置の駆動シャフト91からカップリングギア31、中間ギア33、およびアジテータギア34を介して供給される動力によって、回転軸9を中心として連続的に回転する。すなわち、この検知ギア35は、アジテータギア34が回転している限り、アジテータギア34とともに回転し続ける。
スライド部材36は、検知ギア35の回転に伴って軸方向に移動する部材である。スライド部材36は、検知ギア35の軸方向外側(検知ギア35に対してケーシング10とは反対側)に配置される。すなわち、検知ギア35とスライド部材36とは、軸方向に隣り合って配置される。スライド部材36は、略円環状の外形を有する。また、スライド部材36は、検知ギア35の回転軸9と同軸に配置される。
図4および図5は、検知ギア35およびスライド部材36を含むギア部30の縦断面図である。図4および図5に示すように、検知ギア35、スライド部材36、および後述するコイルばね37は、カバー38に覆われている。また、カバー38は、円板部383と支持軸381とを有する。円板部383は、検知ギア35、スライド部材36、およびコイルばね37の軸方向外側において、回転軸9に対して略垂直に拡がる。支持軸381は、円板部383からケーシング10側へ向けて、円筒状に突出する。支持軸381は、回転軸9に沿って軸方向に延び、スライド部材36の中央に設けられた円孔360に挿入される。これにより、スライド部材36は、軸方向に移動可能に支持される。
また、図4および図5に示すように、支持軸381は、その外周面に、軸方向に延びるガイド溝382を有する。一方、スライド部材36は、その内周面に、ガイド溝382に嵌まるガイド突起361を有する。ガイド突起361は、ガイド溝382に沿って軸方向に移動する。これにより、スライド部材36の回転が規制され、スライド部材36が軸方向に精度よく案内される。なお、スライド部材36側にガイド溝を設け、カバー38側に、当該ガイド溝に嵌まるガイド突起を設けてもよい。すなわち、カバー38は、スライド部材36を軸方向に案内するガイド部としての溝または突起を有していればよい。
図6および図7は、検知ギア35およびスライド部材36の分解斜視図である。図6に示すように、本実施形態の検知ギア35は、1つの凸部40を有する。凸部40は、検知ギア35のスライド部材36に対向する面から、スライド部材36側へ向けて軸方向に突出する。本実施形態の凸部40は、接触板部41と補強板部42とを有する。接触板部41は、回転軸9に対して径方向に広がる。また、接触板部41は、スライド部材36の後述する接触面50に接触する。補強板部42は、接触板部41の径方向内側の端部から、周方向(回転軸9を中心とする円弧に沿う方向)に広がる。したがって、軸方向に見ると、凸部40は、全体として略L字状に屈曲した形状となっている。
図7に示すように、本実施形態のスライド部材36は、検知ギア35に対向する面に、円弧状または円環状の接触面50を有する。接触面50は、1つ以上の基準面51と、1つ以上の傾斜面52とを有する。基準面51および傾斜面52は、それぞれ、回転軸9を中心として円弧状に延びている。スライド部材36上の固定点(例えば、スライド部材36の軸方向の端面上の1点)に対する基準面51の軸方向の位置は、周方向の位置に拘わらず一定である。したがって、スライド部材36が静止した状態では、基準面51の軸方向の位置は一定である。一方、基準面51に対する傾斜面52の軸方向の高さは、周方向の位置に応じて変化する。具体的には、基準面51に対する傾斜面52の軸方向の高さは、検知ギア35の回転の向きに沿って、徐々に高くなる。
ただし、傾斜面52の形状は、必ずしも図7の通りでなくてもよい。例えば、傾斜面52は、その軸方向の高さが、検知ギア35の回転の向きに沿って徐々に高くなった後、再び徐々に低くなるような形状であってもよい。
コイルばね37は、軸方向に伸縮する弾性部材である。図4および図5に示すように、コイルばね37は、スライド部材36とカバー38との間に配置される。コイルばね37の内側には、カバー38の支持軸381が挿入される。また、コイルばね37は、自然長よりも軸方向に圧縮されている。このため、コイルばね37は、その反発力によって、スライド部材36を検知ギア35側へ向けて加圧する。これにより、検知ギア35とスライド部材36とは、互いに接触した状態に維持される。
図8および図9は、アジテータギア34、検知ギア35、およびスライド部材36の斜視図である。検知ギア35が回転すると、検知ギア35の凸部40は、スライド部材36の接触面50に接触しながら回転する。凸部40が基準面51に接触している第1状態(図4および図8の状態)では、凸部40が傾斜面52に接触しているときよりも、スライド部材36は、検知ギア35に接近する。一方、凸部40が傾斜面52に接触すると、スライド部材36は、第1状態よりも、徐々に検知ギア35から離れる方向へ変位する。そして、凸部40が傾斜面52の最も高い部分に接触したときには、図5および図9のように、スライド部材36は、最も検知ギア35から遠ざかる。その後、凸部40が傾斜面52を通過して再び基準面51に接触すると、スライド部材36は、再び検知ギア35に接近する。このように、検知ギア35の回転時には、凸部40と傾斜面52との接触によって、スライド部材36が軸方向に周期的に変位する。
また、図4〜図9に示すように、スライド部材36は、被検知突起362を有する。被検知突起362は、スライド部材36の接触面50とは反対側の面から、軸方向に突出する。スライド部材36が軸方向に移動すると、その移動に伴って、被検知突起362も軸方向に移動する。カバー38は、被検知突起362と軸方向に重なる位置に、開口部380を有する。図4のように、スライド部材36が検知ギア35に接近したときには、被検知突起362の全体が、カバー38内(開口部380よりもケーシング10側)に位置する。一方、スライド部材36がカバー38側に変位すると、図5のように、カバー38の開口部380から外側へ向けて、被検知突起362が突出する。
図4および図5に二点鎖線で示したように、画像形成装置は、カバー38の外側において、被検知突起362の有無を検出するセンサ92を有する。図4のように、被検知突起362がカバー38内に配置されているときには、センサ92は被検知突起362を検出しない。一方、図5のように、被検知突起362がカバー38から外側へ突出したときには、センサ92が被検知突起362を検出する。
このように、この現像カートリッジ1では、検知ギア35の回転に伴って、被検知突起362がカバー38から周期的に突出する。このため、被検知突起362の当該変位を、検出対象として利用することができる。したがって、画像形成装置は、被検知突起362をセンサ92で検出することによって、現像カートリッジ1に関して必要な情報を検知することができる。
なお、画像形成装置側のセンサ92には、例えば、光センサを用いることができる。ただし、光センサに代えて、磁気センサや接触式のセンサが用いられていてもよい。また、センサ92は、被検知突起362を直接検出するものであってもよく、あるいは、被検知突起362の突出によって変位する画像形成装置側の可動部品を検出するものであってもよい。
本実施形態では、スライド部材36の接触面50に。周方向に間隔をあけて2つの傾斜面52が設けられている。このため、検知ギア35が1回転する間に、スライド部材36は、軸方向に2回往復移動する。このように、検知ギア35の1回転につき、スライド部材36を複数回往復移動させるようにすれば、スライド部材36の変位の有無だけではなく、往復移動の時間間隔や回数を、検出対象として利用することができる。
例えば、現像カートリッジ1内に含まれるトナーの量に、大容量と小容量の2種類がある場合、大容量の現像カートリッジ1のスライド部材36には、予め傾斜面52を2つ設けておき、小容量の現像カートリッジ1のスライド部材36には、予め傾斜面52を1つだけ設けておく。そうすると、画像形成装置内に大容量の現像カートリッジ1をセットしたときと、小容量の現像カートリッジ1をセットしたときとで、検知ギア35が1回転する間にスライド部材36が往復移動する回数が異なる。したがって、センサ92による被検知突起362の単位時間あたりの検出回数が異なる。これにより、画像形成装置に、大容量の現像カートリッジ1と小容量の現像カートリッジ1とを、区別して認識させることができる。
なお、接触面50に含まれる傾斜面52の数は、3つ以上であってもよい。また、傾斜面52の間隔は、必ずしも等間隔でなくてもよい。
仮に、スライド部材36の基準面51および傾斜面52の半径(中心軸9からの距離)が一定でなければ、半径の小さい部分と半径の大きい部分とが、凸部40の異なる部分に接触する。このため、凸部40の寸法精度が低く、凸部40の先端の形状がいびつであるような場合には、その寸法誤差が、スライド部材36の変位に影響を及ぼす可能性がある。しかしながら、本実施形態では、スライド部材36の基準面51および傾斜面52が、回転軸9を中心として半径一定の円弧状に延びている。このため、検知ギア35が回転する間、凸部40の同じ部分が、スライド部材36の基準面51および傾斜面52に接触する。したがって、凸部40の寸法誤差の影響を受けることなく、スライド部材36を、より精度よく変位させることができる。
また、上記のように、スライド部材36に対して、凸部40の同じ部分を常に接触させるようにすれば、凸部40の径方向の径方向の寸法(回転軸9に対する半径方向の長さ)を長くとる必要はない。したがって、凸部40の径方向の長さを抑えつつ、基準面51および傾斜面52に対して、凸部40を接触させることができる。
また、既述の通り、本実施形態では、カバー38に設けられたガイド溝382と、スライド部材36のガイド突起361とによって、スライド部材36の変位の向きが一定に保たれている。このため、被検知突起362を、軸方向により精度よく変位させることができる。したがって、必要な情報の検知を、より精度よく行うことができる。
<2.第2実施形態>
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明し、第1実施形態と共通する部分については、重複説明を省略する。
図10は、第2実施形態のギア部の部分斜視図である。図11〜図13は、第2実施形態のギア部の部分平面図である。図10〜図13に示すように、第2実施形態のギア部は、第1アジテータギア61、アイドルギア62、第2アジテータギア63、および検知ギア64を含んでいる。
第1アジテータギア61は、第1実施形態のアジテータギア34と同等の構造を有する。すなわち、第1アジテータギア61は、径の異なる第1ギア611と第2ギア612とを有する。第1ギア611は、中間ギアの出力ギアと噛み合っている。これにより、カップリングギアと第1アジテータギア61とが、中間ギアを介して接続されている。
本実施形態では、ケーシング内に、トナーを撹拌する2つのアジテータが設けられている。第1アジテータギア61は、その一方のアジテータ(以下、「第1アジテータ」と称する)の軸方向の端部に対して、相対回転可不能に固定されている。このため、カップリングギアから中間ギアを介して第1アジテータギア61に動力が伝達されると、第1アジテータギア61が回転し、第1アジテータギア61とともに第1アジテータも回転する。
アイドルギア62は、第1アジテータギア61から第2アジテータギア63へ、動力を伝達するためのギアである。アイドルギア62の外周部には、全周に亘って等間隔に複数のギア歯が設けられている。第1アジテータギア61の第2ギア612のギア歯と、アイドルギア62のギア歯とは、互いに噛み合っている。このため、第1アジテータギア61が回転すると、第1アジテータギア61とともにアイドルギア62も回転する。
第2アジテータギア63は、ケーシング内の2つのアジテータのうち、第1アジテータとは異なるアジテータ(以下、「第2アジテータ」と称する)を回転させるためのギアである。第2アジテータギア63の外周部には、全周に亘って等間隔に複数のギア歯が設けられている。アイドルギア62のギア歯と、第2アジテータギア63のギア歯とは、互いに噛み合っている。また、第2アジテータギア63は、第2アジテータの軸方向の端部に対して、相対回転不能に固定されている。このため、アイドルギア62が回転すると、第2アジテータギア63が回転し、第2アジテータギア63とともに第2アジテータも回転する。
検知ギア64は、スライド部材を駆動させるためのギアである。検知ギア64は、回転軸9を中心として回転可能に支持されている。アイドルギア62と検知ギア64とは、同軸に配置されている。また、検知ギア64は、第1実施形態と同じように、スライド部材に対向する面に凸部641を有する。上記の第1実施形態では、検知ギア35の全周に、複数のギア歯が設けられていた。これに対し、本実施形態の検知ギア64は、外周の一部分のみに複数のギア歯を有する、いわゆる欠け歯ギアである。具体的には、検知ギア64の外周部のうち、図11〜図13中にθで示した中心角の範囲のみに、複数のギア歯が設けられている。
回転軸9から検知ギア64のギア歯までの距離と、回転軸9からアイドルギア62のギア歯までの距離とは、略同一である。ただし、上述のように、検知ギア64の外周部の一部には、ギア歯が設けられていない領域がある。このため、検知ギア64は、その回転位置によって、第1アジテータギア61および第2アジテータギア63の双方と噛み合わない状態(図11の状態)と、第1アジテータギア61のみと噛み合う状態(図12の状態)と、第1アジテータギア61および第2アジテータギア63の双方と噛み合う状態と、第2アジテータギア63のみと噛み合う状態(図13の状態)と、をとり得る。
図11〜図13に示すように、第1アジテータギア61の第1ギア611と、検知ギア64とは、軸方向視において、部分的に重なるように配置される。そして、第1アジテータギア61の第1ギア611には、検知ギア64側へ向けて突出する第1リセット突起613が設けられている。一方、検知ギア64には、第1ギア611側へ向けて突出する第2リセット突起642が設けられている。
図11のように、検知ギア64が、第1アジテータギア61および第2アジテータギア63のいずれとも噛み合っていないときには、第1アジテータギア61の第1リセット突起613が、検知ギア64の第2リセット突起642に接触する。これにより、検知ギア64は、第1アジテータギア61と噛み合う位置まで回転する。
その後、検知ギア64は、図12のように、第1アジテータギア61と噛み合うことによって、回転を継続する。続いて、検知ギア64は、第1アジテータギア61および第2アジテータギア63の双方と噛み合う状態となる。そして、第1アジテータギア61との噛み合いが外れた後も、図13のように、第2アジテータギア63と噛み合うことによって、回転を継続する。やがて、第2アジテータギア63との噛み合いが外れると、再び図11の状態となり、検知ギア64の第2リセット突起642に、第1アジテータギア61の第1リセット突起613が接触する。
このように、本実施形態の検知ギア64は欠け歯ギアであるが、アイドルギア62、第2アジテータギア63、第1リセット突起613、および第2リセット突起642により構成される補助機構にアシストされることによって、連続的に回転できる。当該補助機構は、検知ギア64のギア歯が、駆動ギアである第1アジテータギア61から外れたときに、第1アジテータギア61の回転を、検知ギア64に伝達する。その際、第2アジテータギア63は、アイドルギア62の動力を一時的に検知ギア64へ伝達するサブギアとして機能する。
このように、本実施形態の検知ギア64は、第1アジテータギア61からの動力を受けて、連続的に回転する。したがって、本実施形態の構造でも、検知ギア64の回転に伴い、検知ギア64の凸部641とスライド部材側の傾斜面とを接触させることによって、スライド部材を、軸方向に周期的に変位させることができる。このため、スライド部材に設けられた突起の変位を、検出対象として利用することができる。
<3.変形例>
以上、本発明の第1実施形態および第2実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記の実施形態では、検知ギア側に1つの凸部を設け、スライド部材側に複数の傾斜面を設けていた。しかしながら、スライド部材側の傾斜面を1つのみとし、検知ギアに、周方向に配列された複数の凸部を設けてもよい。当該構造では、検知ギアが1回転する間に、スライド部材の傾斜面に、複数の凸部が順次に接触する。したがって、当該構造でも、スライド部材を軸方向に複数回往復移動させることができる。ただし、検知ギアの1回転につきスライド部材の往復移動の回数が1回で十分であるなら、凸部と傾斜面とは、それぞれ1つずつであってもよい。
また、上記の実施形態では、検知ギアが凸部を有し、スライド部材が傾斜面を有していた。しかしながら、検知ギア側に傾斜面を設け、スライド部材側に凸部を設けてもよい。すなわち、検知ギアおよびスライド部材のいずれか一方に、少なくとも1つの傾斜面を設け、検知ギアおよびスライド部材の他方に、少なくとも1つの凸部を設け、検知ギアの回転時に、これらの傾斜面と凸部とが、接触する構造であればよい。
また、上記の実施形態では、カップリングギアとアジテータギアとの間に、中間ギアが設けられていた。しかしながら、カップリングギアとアジテータギアとは、中間ギアを介することなく、直接噛み合っていてもよい。また、上記の実施形態では、アジテータギアと検知ギアとが、直接噛み合っていた。しかしながら、アジテータギアと検知ギアとの間に、他のギアが設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、ローラ駆動ギア、中間ギア、およびアジテータギアとは別に、検知ギアを設けていた。しかしながら、ローラ駆動ギア、中間ギア、またはアジテータギアを、検知ギアとして利用してもよい。すなわち、ローラ駆動ギア、中間ギア、またはアジテータギアに凸部を設け、当該凸部と接触する位置に、軸方向に移動可能なスライド部材を配置してもよい。
また、上記の実施形態では、弾性部材としてコイルばねを用いていた。しかしながら、コイルばねに代えて、板ばねや弾性を有する樹脂などを、弾性部材として用いてもよい。
また、本発明の構造では、検知ギアが連続的に回転する。このため、検知ギアよりも動力伝達系の下流側に、さらに駆動機構を接続してもよい。例えば、検知ギアの回転に伴って回転するギアをさらに設け、当該ギアの回転によって、別途アジテータやローラなどの部品を回転させるようにしてもよい。
また、カートリッジの細部の形状については、本願の各図に示された形状と相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
1 現像カートリッジ
9 回転軸
10 ケーシング
11 トナー室
12 アジテータ
20 現像ローラ
30 ギア部
31 カップリングギア
32 ローラ駆動ギア
33 中間ギア
34 アジテータギア
35 検知ギア
36 スライド部材
37 コイルばね
38 カバー
40 凸部
41 接触板部
42 補強板部
50 接触面
51 基準面
52 傾斜面
61 第1アジテータギア
62 アイドルギア
63 第2アジテータギア
64 検知ギア
91 駆動シャフト
92 センサ
310 カップリング部
331 入力ギア
332 出力ギア
341 第1ギア
342 第2ギア
351 ギア歯
360 円孔
361 ガイド突起
362 被検知突起
380 開口部
381 支持軸
382 ガイド溝
611 第1ギア
612 第2ギア
613 第1リセット突起
641 凸部
642 第2リセット突起

Claims (13)

  1. 所定方向に延びる現像ローラと、
    前記所定方向に延びる回転軸を中心として回転する検知ギアと、
    前記検知ギアと前記所定方向に隣り合い、かつ、前記所定方向に移動可能に支持されたスライド部材と、
    前記スライド部材を前記検知ギア側へ向けて加圧する弾性部材と、
    前記検知ギアと噛み合う駆動ギアと、
    を備え、
    前記スライド部材は、前記スライド部材の移動に伴って前記所定方向に移動する突起を有し、
    前記検知ギアおよび前記スライド部材のいずれか一方は、他方に対向する面に、周方向の位置に応じて前記所定方向の高さが変化する少なくとも1つの傾斜面を有し、
    前記検知ギアおよび前記スライド部材の前記他方は、前記一方に対向する面に、少なくとも1つの凸部を有し、
    前記検知ギアは、前記駆動ギアの回転によって、連続的に回転し、
    前記検知ギアの回転に伴い、前記傾斜面と前記凸部とが接触することによって、前記スライド部材が前記所定方向に変位するカートリッジ。
  2. 請求項1に記載のカートリッジであって、
    前記検知ギアは、全周に複数の歯を有するカートリッジ。
  3. 請求項1に記載のカートリッジであって、
    前記検知ギアは、外周の一部分に複数の歯を有する欠け歯ギアであり、
    前記欠け歯ギアの歯が、前記駆動ギアから外れたときに、前記駆動ギアの回転を前記欠け歯ギアに伝達する補助機構をさらに有するカートリッジ。
  4. 請求項3に記載のカートリッジであって、
    前記補助機構は、
    前記駆動ギアと噛み合うアイドルギアと、
    前記アイドルギアと噛み合うサブギアと、
    をさらに備え、
    前記欠け歯ギアと前記駆動ギアとの噛み合いが外れる期間の少なくとも一部において、前記サブギアと前記欠け歯ギアとが噛み合うカートリッジ。
  5. 請求項4に記載のカートリッジであって、
    トナーを収容する筐体と、
    前記筐体内の前記トナーを撹拌する第1アジテータと、
    をさらに備え、
    前記駆動ギアは、前記第1アジテータに接続され、前記第1アジテータを回転させる第1アジテータギアであるカートリッジ。
  6. 請求項5に記載のカートリッジであって、
    前記筐体内の前記トナーを撹拌する第2アジテータ
    をさらに備え、
    前記サブギアは、前記第2アジテータに接続され、前記第2アジテータを回転させる第2アジテータギアであるカートリッジ。
  7. 請求項5または請求項6に記載のカートリッジであって、
    動力を受けるカップリング部を有するカップリングギア
    をさらに備え、
    前記カップリングギアと前記第1アジテータギアとが、直接または他のギアを介して接続されるカートリッジ。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のカートリッジであって、
    前記検知ギアおよび前記スライド部材の前記一方は、前記回転軸に対して周方向に配列された複数の前記傾斜面を有するカートリッジ。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のカートリッジであって、
    前記検知ギアおよび前記スライド部材の前記他方は、前記回転軸に対して周方向に配列された複数の前記凸部を有するカートリッジ。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載のカートリッジであって、
    前記スライド部材は、前記検知ギアに対向する面に、前記傾斜面を有し、
    前記検知ギアは、前記スライド部材に対向する面に、前記凸部を有するカートリッジ。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載のカートリッジであって、
    前記検知ギアおよび前記前記スライド部材を覆うカバー
    をさらに有し、
    前記カバーと前記スライド部材との間に、前記弾性部材が配置されるカートリッジ。
  12. 請求項11に記載のカートリッジであって、
    前記カバーは、前記スライド部材の回転を規制しつつ、前記スライド部材を前記所定方向に案内するガイド部を有するカートリッジ。
  13. 請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載のカートリッジであって、
    前記傾斜面は、前記回転軸を中心として円弧状に延びているカートリッジ。
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