JP2016224032A - 回転によりバイアスされる光ファイバジャイロスコープ - Google Patents

回転によりバイアスされる光ファイバジャイロスコープ Download PDF

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Abstract

【課題】直接的な光位相変調器による副次的影響を有しない光ファイバジャイロスコープを提供する。【解決手段】光ファイバコイル218は、光カプラ216を通じて光源212からの光信号を受け取り、回転に比例した位相シフトを付与する。光ファイバコイル218と光学的に通信可能な速度検知検出器214が、光カプラ216を通じて光ファイバコイル218から光信号を受け取る。光ファイバコイル218に結合されたモータ232が、光ファイバコイル218に周期的な回転を印加してバイアス位相変調を光信号に付与する。信号処理ユニットは、光信号の測定強度を回転速度データに変換する。【選択図】図2

Description

[0001] 標準的な干渉光ファイバジャイロスコープ(IFOG)は、干渉計の動作点を位相対強度曲線のより鋭敏な点であり符号の差異も存在する点に移動させるために、位相変調するための何らかのメカニズムを必要とする。IFOG内の対向伝搬する光波にバイアス位相変調を与える標準的な方法は、ニオブ酸リチウム電気光学変調器又はファイバ伸長型圧電変調器などの光位相変調器を用いることである。これらの技術は両方とも直接的な光位相変調器であるので、それらは光路中において動作し、残留強度変調、光学減衰、波長依存損失等といった望まれない副次的影響を有し得る。
[0002] 光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするためのシステムが提供される。前記システムは、光信号を放出するように構成された光源と、前記光源と光学的に通信可能な光カプラと、前記光源と光学的に通信可能な光ファイバコイルとを備えた光ファイバジャイロスコープアセンブリを含む。前記光ファイバコイルは、前記光カプラを通じて前記光信号を受け取り、回転に比例した位相シフトを付与するように構成される。前記光ファイバコイルと光学的に通信可能な速度検知検出器が、前記光カプラを通じて前記光ファイバコイルから前記光信号を受け取るように構成される。前記光ファイバコイルに動作的に結合されたモータが、前記光ファイバコイルに周期的な回転を印加してバイアス位相変調を前記光信号に付与するように構成される。信号処理ユニットが、前記光ファイバジャイロスコープアセンブリ及び前記モータに動作的に結合される。前記信号処理ユニットは、前記光信号の測定強度を回転速度データに変換するように構成される。
[0003] 本発明の特徴は、図面を参照して以下の説明から当業者に明らかとなるだろう。図面は典型的な実施態様のみを表し、したがって適用範囲において限定的であるものと見做されてはならないということを理解して、本発明が、添付図面の使用を通じてより一層の具体性と詳細さをもって説明される。
[0004] 図1は、一実施態様による、光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするためのシステムの模式図である。 [0005] 図2は、一実施態様による、光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするためのシステムのブロック図である。 [0006] 図3は、別の実施態様による、光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするためのシステムの模式図である。 [0007] 図4は、別の実施態様による、光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするためのシステムのブロック図である。 [0008] 図5Aは、更なる実施態様による、光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするためのシステムを示すブロック図である。 [0009] 図5Bは、代替的な実施態様による、光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするためのシステムを示すブロック図である。 [0010] 図6Aは、別の実施態様による、光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするためのシステムを示すブロック図である。 [0011] 図6Bは、代替的な実施態様による、光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするためのシステムを示すブロック図である。 [0012] 図7は、更なる実施態様による、光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするためのシステムを示すブロック図である。 [0013] 図8は、光ファイバジャイロスコープにおける最大の信号強度を達成するために変調周波数に対して必要なディザ角度振幅を示すグラフである。
[0014] 以下の詳細な説明では、当業者が本発明を実施することを可能にするように十分詳しく実施態様が説明される。本発明の適用範囲から逸脱することなく他の実施態様が利用されてよい、ということが理解されなければならない。したがって、以下の詳細な説明は、限定的な意味に捉えられてはならない。
[0015] 光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするためのシステム及び方法が提供され、光ファイバジャイロスコープの感度を増大させる。本システム及び方法は、回転(サニャック効果)を通じた位相バイアスを利用する、IFOGなどの光ファイバジャイロスコープのための機械的なバイアス変調手法を提供する。
[0016] 1つのアプローチでは、測定中の未知の回転速度に対する感度を増大させるために、IFOGの光ファイバコイルが既知の周期的な角度で物理的に回転又はディザされる。光ファイバコイルを物理的に回転又はディザすることは、例えば光位相変調器を用いることなどによる、光路への割り込みを必要とせず、したがって過剰な光損失と副次的効果を有しない。
[0017] 別のアプローチでは、慣性測定装置(IMU)などにおける直交する入力軸を有した複数の光ファイバコイルを同時にバイアスするために、単一の回転が、当該回転を共通の取り付け台に印加することによって用いられることが可能である。これは、単一の光ファイバコイルに対して単一の位相変調器が用いられなければならない最新技術と対照的である。
[0018] 本システムは、概して、光信号を発生させる光源と、前記光源に光学的に結合され、回転に比例するサニャック位相シフトを付与するように構成された光ファイバコイルと、前記光ファイバコイルを周期的に回転、振動、又はディザしてバイアス位相変調を前記光信号に付与するモータとを含む。システムはまた、(対向伝搬する光波のための)スプリッタ/再コンバイナと、(信号を干渉させるための)光検出器と、測定された強度を等価な回転に変換するための信号処理電子回路とからなる光ファイバジャイロスコープフロント/バックエンドを含む。
[0019] 一実施態様では、IFOGのバイアス回転は、ファイバコイルハブ上に取り付けられたディザモータによって達成されることが可能である。代替的に、ディザモータは、複数の光ファイバコイル又はIMU全体を同時にバイアスするために共通の台上に取り付けられることが可能である。回転を受けた台からバイアス回転角を検出するために光学エンコーダ、圧電トランスデューサ、又は他のメカニズムを用いることによって、及び検出された強度を復調するのに当該測定された回転角信号を用いることによって、更なる改善が実現されることができる。
[0020] 本システム及び方法の更なる詳細は、図面を参照しながら以下に説明される。
[0021] 図1は、IFOGの一部分又は全部などの光ファイバジャイロスコープアセンブリ110を回転によりバイアスするためのシステム100を概略的に示す。例えば、ジャイロスコープアセンブリ110は、IFOGの一部分として円筒シェルに収納された光ファイバコイルを含むことが可能であり、又は、IFOGアセンブリ全体を含むことが可能である。一実施態様では、ジャイロスコープアセンブリ110は、ジャイロ入力軸140の周りのディザ運動130が印加されるモータ駆動台120上に取り付けられ、それにより、ジャイロスコープアセンブリ110の光ファイバコイル中の対向伝搬する光信号にバイアス位相変調を付与する。
[0022] 図2は、一実施態様による、IFOG210などの光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするためのシステム200の更なる詳細を示す。IFOG210の基本アーキテクチャは、レーザ、ファイバ光源、又はスーパールミネッセントダイオード(SLD)などの光源212と、速度検知検出器214と、2×2光カプラなどの光カプラ216と、光ファイバコイル218とを含む。光源212及び速度検知検出器214はそれぞれ、光カプラ216に結合された光ファイバ又は光導波路を通じて光ファイバコイル218と光学的に通信可能である。光ファイバコイル218は、回転に比例した位相シフトを付与するように構成される。
[0023] 動作中において、光源212は、光カプラ216を通じて光ファイバコイル218へ光信号を送信する。戻り光信号が光カプラ216を通じて光ファイバコイル218から送られ、光カプラ216は、当該戻り光信号を速度検知検出器214へ導く。速度検知検出器214は、その光信号を電気増幅器220へ送られる電気信号に変換し、電気増幅器220は、増幅された電気信号を回転速度の計算のためにプロセッサへ導く。
[0024] IFOG210は、ディザされる台230上に取り付けられ、台230は、周期的なバイアス回転角をIFOG210に付与するように構成される。台230は、光ファイバコイル218に適切な周波数で周期的な機械的ディザを与える、ステッパモータ又は圧電モータなどのディザモータ232に結合されることが可能である。例えば、ディザモータ232は、音響又は超音波振動を通じて光ファイバコイル218の高周波数変位を生じさせることが可能である。
[0025] 図3は、三軸IMUの一部分である複数のIFOGアセンブリの一部分又は全部を含むことが可能な、複数の光ファイバジャイロスコープアセンブリ310、312、及び314を回転によりバイアスするためのシステム300を概略的に示す。例えば、ジャイロスコープアセンブリ310、312、及び314は、それぞれのIFOGの一部分として円筒シェルに収納されたそれぞれの光ファイバコイルを各々含むことが可能であり、又は、IFOGアセンブリ全体を含むことが可能である。一実施態様では、実質的に直交する入力軸340、342、及び344をそれぞれ有するジャイロスコープアセンブリ310、312、及び314は、共通のモータ駆動台320上に取り付けられる。ディザ運動330が、ジャイロスコープアセンブリ310、312、及び314にバイアス回転角を付与するように台320に印加される。台320のバイアス回転角は、光学エンコーダ、圧電トランスデューサ等を用いて測定されることが可能である。
[0026] 図4は、一実施態様による、三軸IMUなどの完全姿勢基準(full attitude reference)装置410内の複数の光ファイバジャイロスコープアセンブリを回転によりバイアスするためのシステム400の更なる詳細を示す。基準装置410の基本アーキテクチャは、レーザファイバ光源又はSLDなどの光源412と、1×3光スプリッタなどの光スプリッタ413と、2×2光カプラなどの一組の光カプラ414a、414b、414cと、x軸コイル、y軸コイル、及びz軸コイルなどの一組の光ファイバコイル416a、416b、416cと、x軸検出器、y軸検出器、及びz軸検出器などの一組の速度検知検出器418a、418b、418cとを含む。光源及び速度検知検出器は各々、それぞれの光カプラに結合された光ファイバ又は光導波路を通じて光ファイバコイルと光学的に通信可能である。
[0027] 動作中において、光源412は、光スプリッタ413へ光信号を送信し、光スプリッタ413は、当該光信号の一部を光カプラ414a、414b、414cの各々へ送信し、今度は光カプラ414a、414b、414cが、光信号の当該それぞれの一部を光ファイバコイル416a、416b、416cへ送信する。戻り光信号が光ファイバコイル416a、416b、416cの各々からそれぞれの光カプラ414a、414b、414cを通じて送られ、光カプラ414a、414b、414cは、当該戻り光信号をそれぞれの速度検知検出器418a、418b、418cへ導く。次いで速度検知検出器は、当該それぞれの光信号を各個別軸の速度計算に用いられる電気信号に変換する。
[0028] 基準装置410は、ディザされる台430上に取り付けられ、台430は、ディザ回転角を基準装置410に付与するように構成される。台430は、ステッパモータ又は圧電モータなどのディザモータ432に結合されることが可能であり、ディザ回転がファイバコイルの各々の入力軸に平行な成分を有するように配向される。一実施態様では、台430は、ディザ回転が各コイルの入力軸におよそ45度で印加されるよう、三軸角錐の頂点にあるように配向されることが可能である。
[0029] 図5Aは、一実施態様による、IFOG510などの光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするためのシステム500を示すブロック図である。システム500は、単一の軸の処理のためにIFOG510と共に利用されることが可能な信号処理ユニット520を含む。一般に、IFOG510からの速度信号は、ディザを生成するのに用いられるのと同じ波形発生器を用いて復調される。IFOG510は、ディザされる台512上に取り付けられ、台512は、バイアス回転角をIFOG510に付与するように構成される。ディザされる台512は、信号処理ユニット520と結合されたディザアクチュエータ514に応答する。信号処理ユニット520は、IFOG510からの光信号の測定強度を回転速度データに変換するように構成される。
[0030] 信号処理ユニット520は、測定電子回路部522と、例えばファームウェアにより実装されることが可能なデジタル部524とを含む。デジタル部524のディザ駆動発生器530は、デジタル駆動信号をデジタルアナログ(D/A)変換器531へ送り、デジタルアナログ変換器531は、アナログ駆動信号を測定電子回路部522の駆動増幅器532へ送る。増幅された駆動信号が、駆動増幅器532からディザアクチュエータ514へ出力される。
[0031] IFOG510上の速度検知光検出器516は、速度信号を測定電子回路部522のトランスインピーダンス増幅器534へ出力する。トランスインピーダンス増幅器534からの増幅された速度信号は、アナログデジタル(A/D)変換器536へ送られ、アナログデジタル変換器536は、デジタル速度信号をデジタル部524の速度信号復調ユニット538へ送る。速度信号復調ユニット538はまた、駆動信号をディザ駆動発生器530から受け取る。IFOG510からの速度信号が、速度信号復調ユニット538においてディザ信号によって復調される。次いでジャイロ速度が、更なる使用のために信号処理ユニット520から処理システムへ出力される。
[0032] 図5Bは、信号処理ユニット560が単一の軸の処理のためのアナログコンポーネントを用いて実装される代替的な実施態様による、IFOG510などの光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするためのシステム550を示す。一般に、IFOG510からの速度信号は、ここでも、ディザを生成するのに用いられるのと同じ波形発生器を用いて復調される。この場合もやはり、IFOG510は、ディザされる台512上に取り付けられ、台512は、バイアス回転角をIFOG510に付与するように構成され、ディザされる台512は、信号処理ユニット560と結合されたディザアクチュエータ514に応答する。
[0033] 信号処理ユニット560は、アナログ測定駆動電子回路部562と速度信号復調部570を含む。駆動電子回路部562は、ディザ駆動発生器564を含み、ディザ駆動発生器564は、ディザ駆動信号を駆動増幅器566と速度信号復調部570へ送る。増幅されたディザ駆動信号が、駆動増幅器566からディザアクチュエータ514へ出力される。
[0034] IFOG510上の速度検知光検出器516は、速度信号を駆動電子回路部562のトランスインピーダンス増幅器568へ出力する。トランスインピーダンス増幅器568からの増幅された速度信号は、速度信号復調部570のミキサ572へ送られる。ミキサ572はまた、ディザ駆動信号をディザ駆動発生器564から受け取る。次いでミキサ572からの混合された速度信号が、低域通過フィルタ574へ送られ、低域通過フィルタ574は、速度信号復調部570からジャイロ速度を出力するのに用いられる復調された速度信号を出力する。
[0035] 図6Aは、別の実施態様による、IFOG610などの光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするためのシステム600を示すブロック図である。システム600は、単一の軸の処理のためにIFOG610と共に利用されることが可能な信号処理ユニット620を含む。一般に、IFOG610からの速度信号は、測定されたディザ信号によって復調される。IFOG610は、ディザされる台612上に取り付けられ、台612は、バイアス回転角をIFOG610に付与するように構成される。ディザされる台612は、信号処理ユニット620と結合されたディザアクチュエータ614に応答する。圧電トランスデューサ又は光学エンコーダなどの角度センサ616が、ディザされる台612上に取り付けられる。角度センサ616は、ディザされる台612が取り付けられている面に対するディザされる台612の局所的な角度を測定するために用いられる。
[0036] 信号処理ユニット620は、測定電子回路部622と、例えばファームウェアにより実装されることが可能なデジタル部624とを含む。デジタル部624のディザ駆動発生器630は、デジタル駆動信号をD/A変換器631へ送り、D/A変換器631は、アナログ駆動信号を測定電子回路部622の駆動増幅器632へ送る。増幅された駆動信号が、駆動増幅器632からディザアクチュエータ614へ出力される。
[0037] IFOG610上の速度検知光検出器618は、速度信号を測定電子回路部622のトランスインピーダンス増幅器634へ出力する。トランスインピーダンス増幅器634からの増幅された速度信号は、第1A/D変換器636へ送られ、第1A/D変換器636は、デジタル速度信号を速度信号復調ユニット638へ出力する。
[0038] ディザされる台612上の角度センサ616は、ディザ角度信号を測定電子回路部622の角度増幅器642へ出力する。角度増幅器642は、増幅されたディザ角度信号を第2A/D変換器644へ送り、第2A/D変換器644は、デジタルディザ信号をディザ角度計算モジュール646へ出力する。A/D変換器636を介した速度検知光検出器618からの増幅信号速度は、ディザ角度計算モジュール646からの計算されたディザ角度を用いて、速度信号復調ユニット638において修正される。次いでジャイロ速度が、更なる使用のために信号処理ユニット620から出力される。
[0039] 図6Bは、信号処理ユニット660が単一の軸の処理のためのアナログコンポーネントを用いて実装される代替的な実施態様による、IFOG610などの光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするためのシステム650を示す。一般に、IFOG610からの速度信号は、ここでも、測定されたディザ信号を用いて復調される。IFOG610は、ディザされる台612上に取り付けられ、台612は、バイアス回転角をIFOG610に付与するように構成され、ディザされる台612は、信号処理ユニット660と結合されたディザアクチュエータ614に応答する。ディザされる台612上に取り付けられた角度センサ616は、ここでも、ディザされる台612の角度を測定するために用いられる。
[0040] 信号処理ユニット660は、アナログ測定駆動電子回路部662と速度信号復調部670を含む。駆動電子回路部662は、ディザ駆動発生器664を含み、ディザ駆動発生器664は、ディザ駆動信号を駆動増幅器666へ送る。増幅されたディザ駆動信号が、駆動増幅器666からディザアクチュエータ614へ出力される。
[0041] IFOG610上の速度検知光検出器618は、速度信号を駆動電子回路部662のトランスインピーダンス増幅器668へ出力する。トランスインピーダンス増幅器668からの増幅された速度信号は、速度信号復調部670のミキサ672へ送られる。ディザされる台612上の角度センサ616は、ディザ信号を測定電子回路部662の角度増幅器669へ出力する。角度増幅器669は、増幅されたディザ信号をミキサ672へ送る。次いでミキサ672からの混合された速度信号が、低域通過フィルタ674へ送られ、低域通過フィルタ674は、速度信号復調部670からジャイロ速度信号を出力するのに用いられる復調された速度信号を出力する。速度信号復調部670は、ディザアクチュエータ614と角度増幅器669における不完全性を取り除く。
[0042] 図7は、別の実施態様による、IFOG610などの光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするためのシステム700を示すブロック図である。システム700は、単一の軸の処理のためにIFOG610と共に利用されることが可能な信号処理ユニット720を含む。IFOG610は、ここでもディザされる台612上に取り付けられ、台612は、バイアス回転角をIFOG610に付与するように構成され、ディザされる台612は、信号処理ユニット720と結合されたディザアクチュエータ614に応答する。ディザされる台612上に取り付けられた角度センサ616は、ここでも、ディザされる台612の角度を測定するために用いられる。
[0043] 信号処理ユニット720は、測定電子回路部722と、例えばファームウェアにより実装されることが可能なデジタル部724とを含む。デジタル部724において、ディザ駆動発生器730は、静的ディザ発生器732からの信号を受け取ってデジタル駆動信号をD/A変換器733へ出力し、D/A変換器733は、アナログ駆動信号を測定電子回路部722の駆動増幅器734へ送る。増幅された駆動信号が、駆動増幅器734からディザアクチュエータ614へ出力される。
[0044] IFOG610上の速度検知光検出器618は、速度信号を測定電子回路部722のトランスインピーダンス増幅器735へ出力する。トランスインピーダンス増幅器735からの増幅された速度信号は、A/D変換器736へ送られ、A/D変換器736は、デジタル速度信号をデジタル部724の速度信号復調ユニット738と強度信号復調ユニット740へ出力する。
[0045] ディザされる台612上の角度センサ616は、ディザ信号を測定電子回路部722の角度増幅器742へ出力する。角度増幅器742は、増幅されたディザ信号をA/D変換器744へ送り、A/D変換器744は、デジタルディザ信号をディザ角度計算モジュール746へ出力する。A/D変換器736を介して速度検知光検出器618から戻る増幅信号の速度及び強度は、ディザ角度計算モジュール746からの計算されたディザ角度を用いて、信号復調ユニット738及び740において修正される。
[0046] IFOG610からの速度信号は速度信号復調ユニット738において復調され、IFOG610からの強度信号は強度信号復調ユニット740において復調される。計算されたディザ角度を用いた信号の復調によって、ディザに誘発されるノイズが効果的にキャンセルされる。
[0047] 変調度計算モジュール752は、信号復調ユニット738及び740の両方から復調された速度信号を受け取る。当該復調信号は、ディザ振幅を最適動作値の近傍に保持するために効果的な変調度を計算するのに用いられる。次いで変調度計算モジュール752は、変調度信号を駆動誤差補正モジュール754へ出力する。ディザ駆動発生器730は誤差補正モジュール754からの変調度誤差信号で更新され、どんな駆動不安定性も補正する閉ループサーボを効果的に形成する。ジャイロ速度信号が、更なる使用のために信号処理ユニット720のデジタル部724から出力される。
[0048] 以下の式は、本アプローチに従ってIFOGを回転によりバイアスするのに用いられる信号処理機能を示す。速度検知検出器における干渉パターンの位相依存部分は、光コイルの2つの分岐間でパワーが均等に分割される最も簡単な場合について、以下の式によって定義されることが可能である。
Figure 2016224032
ここで、Iは速度検知検出器における検出された強度であり、Δφはディザされる台の回転とセンサの回転を両方バイアスすることに起因する全位相シフトである。回転に起因するサニャック位相シフトは、次のように定義されることが可能である。
Figure 2016224032
ここで、Lはファイバコイルの長手方向の長さであり、Dはファイバコイルの直径であり、λはファイバコイル内を伝搬する光の平均波長であり、cは光の速さであり、Ωは全回転速度であり、SFはジャイロのスケールファクタを表す。全回転速度Ωは、バイアス回転Ωと測定されるべき回転速度Ωとの和であり、次のように表される。
Figure 2016224032
ループ通過時間τは、ファイバコイルの一端から他端までの光波の通過の時間であり、次の式によって定義される。
Figure 2016224032
ここで、nはファイバの屈折率である。時間的に変化する回転(したがって角度)に対しては、バイアス回転(ディザ)に起因する干渉計の位相シフトΔφは、次のように表されることができる。
Figure 2016224032
ここで、θ(t)はディザ角度であり、tは時間である。次の式にしたがって正弦波ディザ角度が仮定される。
Figure 2016224032
ここで、ωはディザ周波数(rad/sec)であり、Aθはディザ角度振幅である。バイアスに起因する位相はその結果次のように表される。
Figure 2016224032
次いで式(7)を簡単にするために定数α及びδが次のように定義される。
Figure 2016224032
その結果、位相バイアスは次の式によって定義されることが可能である。
Figure 2016224032
式(10)を干渉の式(1)と組み合わせてベッセル関数展開を用いることで、次の式(11)を得る。
Figure 2016224032
ここで、Δφは測定される回転に起因するサニャック位相シフトであり、Jは第1種のn次ベッセル関数を表す。ディザ周波数における復調は、次のように第一高調波強度信号Sωをもたらす。
Figure 2016224032
式12は、速度に対して正弦波的である(即ち、符号の区別と最大の感度を有する)ことから、測定される搬送波周波数の信号を定義する。式13は、強度復調ユニットにおける復調信号を定義し、ディザ周波数の第二高調波が、サニャック位相シフトの余弦に比例する項S2ωを与える。
Figure 2016224032
小さい回転速度に対しては、cosΔφの項は近似的に1に等しくなり、復調信号は事実上、光強度と変調度の2次ベッセル関数のみに比例する。一定の光強度では、この信号は、ディザの有効な位相変調度を計算するのに利用されることができる。
[0049] 図8は、様々なファイバコイルの長さ及び直径について、最大の信号強度(Jのピーク)を達成するために変調周波数に対して必要なディザ角度振幅を示すグラフである。図8は、ファイバの多くの実際的な長さに対して、最適なディザ周波数は回転運動を付与する能力のある標準的な圧電トランスデューサ及びモータの使用可能範囲内にあることを示している。
[0050] 本システム及び方法において用いられるコンピュータ又はプロセッサは、当業者に知られているように、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、又はそれらの任意の適切な組み合わせを用いて実装されることが可能である。これらは、特別に設計された特定用途向け集積回路(ASIC)若しくはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)によって補完され、又はそれらに組み込まれることができる。コンピュータ又はプロセッサはまた、本方法及びシステムにおいて用いられる様々な処理タスク、計算、並びに制御機能を実行するためのソフトウェアプログラム、ファームウェア、又は他のコンピュータ可読命令による機能を含むことが可能である。
[0051] 本方法は、少なくとも1つのプロセッサによって実行される、プログラムモジュール又はコンポーネントなどのコンピュータ実行可能命令によって実装されることが可能である。一般に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実施し又は特定の抽象データ型を具現する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、データコンポーネント、データ構造、アルゴリズム等を含む。
[0052] 本明細書において説明された方法の動作において用いられる様々な処理タスク、計算、及び他のデータの生成を実行するための命令は、ソフトウェア、ファームウェア、又は他のコンピュータ若しくはプロセッサ可読命令により実装されることが可能である。これらの命令は、典型的に、コンピュータ可読命令又はデータ構造の記憶のために用いられるコンピュータ可読媒体を含む、任意の適切なコンピュータプログラム製品上に格納される。そのようなコンピュータ可読媒体は、汎用若しくは専用のコンピュータ若しくはプロセッサによってアクセスされることが可能な任意の入手可能な媒体、又は任意のプログラマブル論理デバイスであり得る。
[0053] 適切なプロセッサ可読媒体は、磁気若しくは光媒体などの記憶又はメモリ媒体を含むことができる。例えば、記憶又はメモリ媒体は、従来型のハードディスク、コンパクトディスク、DVD、Blu−ray(登録商標)ディスク、若しくは他の光記憶ディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、フラッシュメモリ等などの揮発性若しくは不揮発性媒体、又はコンピュータ実行可能命令若しくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを運搬し若しくは格納するのに用いられることが可能な任意の他の媒体を含むことができる。
<例示的実施態様>
[0054] 例1は、光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするためのシステムであって、光信号を放出するように構成された光源、前記光源と光学的に通信可能な少なくとも1つの光カプラ、前記光源と光学的に通信可能であり、前記光カプラを通じて前記光信号を受け取り、回転に比例した位相シフトを付与するように構成された少なくとも1つの光ファイバコイル、及び前記光ファイバコイルと光学的に通信可能であり、前記光カプラを通じて前記光ファイバコイルから前記光信号を受け取るように構成された少なくとも1つの速度検知検出器を備える光ファイバジャイロスコープアセンブリと、前記光ファイバコイルに動作的に結合され、前記光ファイバコイルに周期的な回転を印加してバイアス位相変調を前記光信号に付与するように構成されたモータと、前記光ファイバジャイロスコープアセンブリ及び前記モータに動作的に結合され、前記光信号の測定強度を回転速度データに変換するように構成された信号処理ユニットと、を備えるシステムを含む。
[0055] 例2は、前記モータに動作的に結合された台を更に備え、前記光ファイバコイルを含む前記光ファイバジャイロスコープアセンブリの少なくとも一部分は、前記台上に取り付けられる、例1のシステムを含む。
[0056] 例3は、前記光源は、レーザ、ファイバ光源、又はスーパールミネッセントダイオードを含む、例1−2のいずれかのシステムを含む。
[0057] 例4は、前記光ファイバジャイロスコープアセンブリは、干渉光ファイバジャイロスコープ(IFOG)を含む、例1−3のいずれかのシステムを含む。
[0058] 例5は、前記モータは、周期的な回転運動を前記台に付与する、例1−4のいずれかのシステムを含む。
[0059] 例6は、前記モータは、ステッパモータ又は圧電モータを含む、例1−5のいずれかのシステムを含む。
[0060] 例7は、前記速度検知検出器は、前記光ファイバコイルからの前記光信号を回転速度の計算のために前記信号処理ユニットへ送られる電気的な速度信号に変換する、例1−6のいずれかのシステムを含む。
[0061] 例8は、前記信号処理ユニットは、ディザ駆動発生器と、前記ディザ駆動発生器からディザ駆動信号を受け取るように構成され、前記モータ上のディザアクチュエータに動作的に結合された駆動増幅器と、前記速度検知検出器から前記電気的な速度信号を受け取るように構成されたトランスインピーダンス増幅器と、前記トランスインピーダンス増幅器から増幅された速度信号を受け取り、復調された速度信号を出力するように構成された速度信号復調ユニットと、を備える、例7のシステムを含む。
[0062] 例9は、前記ディザ駆動発生器は、デジタル駆動信号をデジタルアナログ変換器へ送り、前記デジタルアナログ変換器は、アナログ駆動信号を前記駆動増幅器へ出力し、前記トランスインピーダンス増幅器は、増幅された速度信号をアナログデジタル変換器へ送り、前記アナログデジタル変換器は、前記ディザ駆動信号を用いて前記速度信号を復調するためにデジタル速度信号を前記速度信号復調ユニットへ出力する、例8のシステムを含む。
[0063] 例10は、前記速度信号復調ユニットは、前記ディザ駆動発生器からの前記ディザ駆動信号と前記トランスインピーダンス増幅器からの前記増幅された速度信号を受け取るように構成されたミキサと、前記ミキサから混合された速度信号を受け取り、前記ディザ駆動信号を用いて復調された前記速度信号を出力するように構成された低域通過フィルタと、を備える、例8のシステムを含む。
[0064] 例11は、前記台上に取り付けられた角度センサを更に備え、前記信号処理ユニットは、更に、前記角度センサからディザ角度信号を受け取るように構成された角度増幅器を備える、例8のシステムを含む。
[0065] 例12は、前記ディザ駆動発生器は、デジタル駆動信号をデジタルアナログ変換器へ送り、前記デジタルアナログ変換器は、アナログ駆動信号を前記駆動増幅器へ出力し、前記トランスインピーダンス増幅器は、増幅された速度信号を第1アナログデジタル変換器へ送り、前記第1アナログデジタル変換器は、デジタル速度信号を前記速度信号復調ユニットへ出力し、前記角度増幅器は、増幅されたディザ角度信号を第2アナログデジタル変換器へ送り、前記第2アナログデジタル変換器は、デジタルディザ角度信号をディザ角度計算モジュールへ出力し、前記速度信号復調ユニットは、前記ディザ角度計算モジュールから計算されたディザ角度信号を受け取り、前記計算されたディザ角度を用いて前記デジタル速度信号を修正する、例11のシステムを含む。
[0066] 例13は、前記速度信号復調ユニットは、前記トランスインピーダンス増幅器からの前記増幅された速度信号と前記角度増幅器からの増幅されたディザ角度信号を受け取るように構成されたミキサと、前記ミキサから混合された速度信号を受け取り、前記ディザ角度信号を用いて復調された前記速度信号を出力するように構成された低域通過フィルタと、を備える、例11のシステムを含む。
[0067] 例14は、前記信号処理ユニットは、更に、前記第1アナログデジタル変換器からの前記デジタル速度信号と前記ディザ角度計算モジュールからの前記ディザ角度信号を受け取るように構成された強度信号復調ユニットと、前記信号復調ユニットからの前記復調された速度信号と前記強度信号復調ユニットからの復調された強度信号を受け取るように構成された変調度計算モジュールと、前記変調度計算モジュールから変調度信号を受け取るように構成された駆動誤差補正モジュールと、を備え、前記ディザ駆動発生器は、ディザ振幅を最適動作値の近傍に保持するように前記駆動誤差補正モジュールからの誤差補正信号で更新される、例12のシステムを含む。
[0068] 例15は、複数の光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするためのシステムであって、光信号を放出するように構成された少なくとも1つの光源、各々が前記光源と光学的に通信可能な一組の光カプラ、各々が前記光源と光学的に通信可能であり、前記光カプラのうちのそれぞれの1つを通じて前記光信号を受け取り、回転に比例した位相シフトを付与するように各々が構成された一組の光ファイバコイル、及び各々が前記光ファイバコイルのうちのそれぞれの1つと光学的に通信可能であり、前記光カプラのうちのそれぞれの1つを通じて前記光ファイバコイルのうちの前記それぞれの1つから前記光信号を受け取るように各々が構成された一組の速度検知検出器を備える、多軸光ファイバジャイロスコープアセンブリと、前記光ファイバコイルを含む前記多軸光ファイバジャイロスコープアセンブリの少なくとも一部分が取り付けられる台と、前記台に動作的に結合され、前記台にディザ運動を印加して前記光ファイバコイルの各々の入力軸に沿った回転成分を有する周期的な回転を付与し、それによってバイアス位相変調を前記光信号の各々に付与するように構成されたディザモータと、前記多軸光ファイバジャイロスコープアセンブリ及び前記ディザモータに動作的に結合され、前記光信号の測定強度を回転速度データに変換するように構成された信号処理ユニットと、を備えるシステムを含む。
[0069] 例16は、前記多軸光ファイバジャイロスコープアセンブリは、複数の干渉光ファイバジャイロスコープを含む、例15のシステムを含む。
[0070] 例17は、前記光ファイバコイルは、前記多軸光ファイバジャイロスコープアセンブリが完全姿勢基準装置を備えるように、実質的に直交する入力軸を有する、例15−16のいずれかのシステムを含む。
[0071] 例18は、前記台は、前記ディザ運動が各コイル軸におよそ45度の角度で印加されるように構成される、例17のシステムを含む。
[0072] 例19は、1又は複数の光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするための方法であって、前記1又は複数の光ファイバジャイロスコープの光ファイバコイルを予め定められた周期的な角度で回転して、前記光ファイバコイル内の光信号にバイアス位相変調を付与するステップと、前記光信号の測定強度を回転速度データに変換するステップと、を含む方法を含む。
[0073] 例20は、前記光ファイバジャイロスコープは、前記光ファイバコイルが実質的に直交する入力軸を有している多軸光ファイバジャイロスコープアセンブリの一部分である、例19の方法を含む。
[0074] 本発明は、その本質的な特徴から逸脱することなく他の特定の形で具現化されることができる。説明された実施態様は、あらゆる面において、例示的であるにすぎず限定的ではないと見做されなければならない。したがって、本発明の範囲は、前述の説明によってではなく添付されたクレームによって表される。クレームの均等の意味及び範囲に入るあらゆる変更は、その適用範囲の中に包含されなければならない。

Claims (3)

  1. 光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするためのシステムであって、
    光信号を放出するように構成された光源、
    前記光源と光学的に通信可能な少なくとも1つの光カプラ、
    前記光源と光学的に通信可能であり、前記光カプラを通じて前記光信号を受け取り、回転に比例した位相シフトを付与するように構成された少なくとも1つの光ファイバコイル、及び
    前記光ファイバコイルと光学的に通信可能であり、前記光カプラを通じて前記光ファイバコイルから前記光信号を受け取るように構成された少なくとも1つの速度検知検出器
    を備える光ファイバジャイロスコープアセンブリと、
    前記光ファイバコイルに動作的に結合され、前記光ファイバコイルに周期的な回転を印加してバイアス位相変調を前記光信号に付与するように構成されたモータと、
    前記光ファイバジャイロスコープアセンブリ及び前記モータに動作的に結合され、前記光信号の測定強度を回転速度データに変換するように構成された信号処理ユニットと、
    を備えるシステム。
  2. 前記光ファイバジャイロスコープアセンブリは、互いに対して実質的に直交する入力軸を有する複数の光ファイバコイルを備える、請求項1に記載のシステム。
  3. 1又は複数の光ファイバジャイロスコープを回転によりバイアスするための方法であって、
    前記1又は複数の光ファイバジャイロスコープの光ファイバコイルを予め定められた周期的な角度で回転して、前記光ファイバコイル内の光信号にバイアス位相変調を付与するステップと、
    前記光信号の測定強度を回転速度データに変換するステップと、
    を含む方法。
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