JP2016223738A - 冷却制御装置および冷却制御方法 - Google Patents

冷却制御装置および冷却制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ショーケースの冷却負荷をより正確に判断してより適切なタイミング(時間)で圧縮機を制御することが可能な冷却制御装置を提供する。
【解決手段】この冷却制御装置1は、ショーケース3a〜3c内の内部温度に基づいて開閉されるとともに、ショーケース3a〜3c内の蒸発器32a〜32cへの冷媒供給を制御する電磁弁30a〜30cの実運転率に基づいて、冷凍機2を制御する制御部10を備える。制御部10は、圧縮機21の停止時間を除外した上で、電磁弁30a〜30cの開時間と、圧縮機21の稼動時間とに基づいて、電磁弁30a〜30cの実運転率を取得するように構成されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、冷却制御装置および冷却制御方法に関し、特に、圧縮機の制御を行う制御部を備える冷却制御装置および冷却制御方法に関する。
従来、圧縮機の制御を行う制御部を備える冷却制御装置および冷却制御方法が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、ショーケース内の蒸発器への冷媒供給を制御する電磁弁の実運転率に基づいて、冷凍機(圧縮機を含む)を制御する制御部を備える冷却制御装置が開示されている。電磁弁は、ショーケースの内部温度に基づいて開閉されるように構成されている。冷却制御装置は、電磁弁の開時間の割合に基づいて実運転率を算出するように構成されている。
また、特許文献1による冷却制御装置は、取得した電磁弁の実運転率に基づいて、ショーケース(蒸発器)の冷却負荷に対して、冷凍機の冷凍能力の過不足(過剰か否か)を判断するように構成されている。そして、冷却制御装置は、冷凍機の冷凍能力を過剰と判断した場合に、圧縮機の運転時間を短くするように構成されている。すなわち、冷却制御装置(制御部)は、冬季などのショーケースの冷却負荷が小さくなり、電磁弁の開時間(開状態の時間)が短くなる場合に、圧縮機の連続運転を抑制するなどにより、圧縮機の運転時間を短くするように構成されている。
特開2001−66032号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の冷却制御装置では、電磁弁の実運転率の取得に際して、圧縮機の運転状態を考慮していないことに起因して、圧縮機の運転状態によっては、冷媒が適切なタイミング(時間)でショーケースに供給されない場合があるという問題点がある。すなわち、上記特許文献1に記載の冷却制御装置では、ショーケース(蒸発器)の冷却負荷に対する冷凍機の冷凍能力の過不足が正確に判断されていないことに起因して、冬季などのショーケース(蒸発器)の冷却負荷が小さく、ショーケースを冷却する必要がないタイミング(時間)で圧縮機が稼働されて、ショーケースに冷媒が供給されてしまう、などの問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、ショーケースの冷却負荷をより正確に判断してより適切なタイミング(時間)で圧縮機を制御することが可能な冷却制御装置および冷却制御方法を提供することである。
この発明の第1の局面による冷却制御装置は、ショーケース内の内部温度に基づいて開閉されるとともに、ショーケース内の蒸発器への冷媒供給を制御する電磁弁の実運転率に基づいて、冷凍機を制御する制御部を備え、制御部は、圧縮機の停止時間を除外した上で、電磁弁の開時間と、圧縮機の稼動時間とに基づいて、電磁弁の実運転率を取得するように構成されている。
この発明の第1の局面による冷却制御装置では、上記のように、電磁弁の実運転率に基づいて、冷凍機を制御する制御部を設け、制御部により、圧縮機の停止時間を除外した上で、電磁弁の開時間と、圧縮機の稼動時間とに基づいて、電磁弁の実運転率を取得する。これにより、圧縮機の停止時間を除外しない場合と比べて、ショーケース(蒸発器)の冷却負荷をより正確に判断することができるので、より適切なタイミング(時間)で圧縮機を制御することができる。その結果、ショーケースの冷却負荷が小さい場合などに、圧縮機を停止させるなどの制御を行うことにより、装置の電力消費を抑制することができる。また、ショーケースの過剰な冷却を抑制し、ショーケースの内部温度が所定の設定温度から低下しすぎることを抑制することができる。
上記第1の局面による冷却制御装置において、好ましくは、制御部は、停止時間の除外に加え、圧縮機起動後の圧縮機の起動に要する起動時間を除外した上で、電磁弁の開時間と、圧縮機の稼動時間とに基づいて、電磁弁の実運転率を取得するように構成されている。このように構成すれば、圧縮機の停止時間のみを除外する場合と比べて、ショーケース(蒸発器)の冷却負荷をより一層正確に判断することができるので、より一層適切なタイミング(時間)で圧縮機を制御することができる。
この場合、好ましくは、起動時間は、圧縮機の起動開始時点から所定時間経過するまでの時間である。このように構成すれば、起動時間を容易に決定することができるので、電磁弁の実運転率の取得処理が複雑化するのを抑制することができる。
上記第1の局面による冷却制御装置において、好ましくは、圧縮機は、吸入圧力が所定の稼動開始圧力まで増加したことに基づいて稼動が開始され、吸入圧力が稼動開始圧力よりも小さな所定の停止圧力まで減少したことに基づいて稼動が停止されるように構成され、制御部は、電磁弁の実運転率に基づいて、蒸発器の冷却負荷に対する圧縮機の冷凍能力の過不足を判断するように構成され、蒸発器の冷却負荷に対する圧縮機の冷凍能力を過剰と判断した場合に、稼動開始圧力および停止圧力の少なくとも一方を増加させるように構成されている。このように構成すれば、蒸発器の冷却負荷に対する圧縮機の冷凍能力が過剰である場合に、稼動開始圧力および停止圧力の少なくとも一方を増加させることができる。その結果、冬季などのショーケース(蒸発器)の冷却負荷が小さい場合に、圧縮機(冷凍機)の稼動を開始しにくく、または、圧縮機(冷凍機)の稼動を停止しやすくすることができるので、より一層適切なタイミング(時間)で圧縮機を制御することができる。これにより、冬季などにおける圧縮機の運転時間を短くすることができる。その結果、装置の電力消費をより抑制することができる。
この場合、好ましくは、ショーケースおよび電磁弁は、それぞれ、複数設けられ、制御部は、すべての電磁弁についての実運転率が所定のしきい値未満である場合に、蒸発器の冷却負荷に対する圧縮機の冷凍能力を過剰と判断し、稼動開始圧力および停止圧力の少なくとも一方を増加させるように構成されている。このように構成すれば、ショーケースおよび電磁弁がそれぞれ複数ある場合に、個別の電磁弁ごとに実運転率が取得されるので、ショーケース(蒸発器)の冷凍負荷に対する圧縮機の冷凍能力の過不足をより正確に判断することができる。
この発明の第2の局面による冷却制御方法は、圧縮機の停止時間を除外した上で、ショーケース内の内部温度に基づいて開閉されるとともに、ショーケース内の蒸発器への冷媒供給を制御する電磁弁の開閉時間と、圧縮機の稼動時間とに基づいて、電磁弁の実運転率を取得するステップと、取得された電磁弁の実運転率に基づいて、冷凍機を制御するステップとを備える。
この発明の第2の局面による冷却制御方法では、上記のように、圧縮機の停止時間を除外した上で、電磁弁の開時間と、圧縮機の稼動時間とに基づいて、電磁弁の実運転率を取得するステップと、電磁弁の実運転率に基づいて、冷凍機を制御するステップとを設ける。これにより、圧縮機の停止時間を除外しない場合と比べて、ショーケース(蒸発器)の冷却負荷をより正確に判断することができるので、より適切なタイミング(時間)で圧縮機を制御することができる。その結果、ショーケースの冷却負荷が小さい場合などに、圧縮機を停止させるなどの制御を行うことにより、装置の電力消費を抑制することができる。また、ショーケースの過剰な冷却を抑制し、ショーケースの内部温度が所定の設定温度から低下しすぎることを抑制することができる。
本発明によれば、上記のように、ショーケースの冷却負荷をより正確に判断してより適切なタイミング(時間)で圧縮機を制御することができる。
本発明の一実施形態による冷却制御装置を含む冷却システムの概略的な構成を示した図である。 本発明の一実施形態による冷却制御装置のブロック図である。 本発明の一実施形態による冷却制御装置による実運転率の算出について説明するための図である。 本発明の一実施形態による冷却制御装置の制御処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4を参照して、本発明の一実施形態による冷却制御装置1の構成について説明する。
図1に示すように、冷却制御装置1は、冷却システム100が備える1つの構成である。すなわち、冷却システム100は、冷却制御装置1と、冷凍機2と、3つのショーケース3a〜3cと、配管4とを備えている。なお、3つのショーケース3a〜3cは、配管4により、冷凍機2に対して並列接続されている。冷却システム100は、この配管4を介して、冷媒を各ショーケース3a〜3cに循環可能に構成されている。
(冷却システムの各部の概略構成)
ここで、本実施形態では、冷却制御装置1(後述する制御部10)は、ショーケース3a〜3c内の後述する電磁弁30a〜30cの実運転率に基づいて、冷凍機2を制御するように構成されている。具体的には、冷却制御装置1は、冬季(特に夜間)などのショーケース3a〜3cの冷却負荷に対する冷凍機2の冷凍能力が過剰になり易い期間(時間帯)において、冷凍機2の稼動時間を短く(運転を抑制)する制御を行うように構成されている。冷却制御装置1の詳細(構成および制御処理)については後述する。
冷凍機2は、圧力センサ20と、圧縮機21と、凝縮器22と、第1コントローラ23とを備えている。冷凍機2内には、配管4の上流側から順に、圧力センサ20、圧縮機21、および、凝縮器22が配置されている。
圧力センサ20は、圧縮機21の冷媒吸入口の近傍に配置され、圧縮機21に吸入される冷媒の圧力(吸入圧力)を測定可能に構成されている。また、圧力センサ20は、測定した吸入圧力の測定値を、第1コントローラ23に出力するように構成されている。
圧縮機21は、吸入されたガス冷媒を圧縮して高圧側(凝縮器22側)に吐出するように構成されている。また、圧縮機21には、回転数制御に基づき冷媒吐出量が制御可能ないわゆるインバータ制御式圧縮機が用いられる。
圧縮機21の運転状態には、停止状態、起動状態、および、稼動状態の3つがある。なお、圧縮機21は、常時、停止状態、起動状態、および、稼動状態のいずれかの状態にある。
停止状態とは、圧縮機21が完全に動作をしていない状態である。起動状態とは、圧縮機21が作動開始の指令受けた起動開始時点から所定時間を経過するまでの時間(起動時間)における状態である。なお、概ね、この所定時間内においては、圧縮機21の吸入圧力が安定せずに遷移(変動)している。要するに、起動状態とは、圧縮機21を通常稼動させるために準備をしている状態である。稼動状態とは、起動状態後の圧縮機21の状態であり、圧縮機21を通常稼動させている状態である。要するに、稼動状態とは、ショーケース3a〜3c内を冷却する際の圧縮機21の状態である。また、圧縮機21は、運転状態(停止状態、起動状態、および、稼動状態)についての信号(運転信号)を冷却制御装置1に出力するように構成されている。
凝縮器22は、凝縮器ファン22aにより送風される外気(空気)により、内部を流通する過熱ガス状態の冷媒を、冷却するように構成されている。また、凝縮器22内で凝縮(液化)された冷媒は、配管4を流通してショーケース3a〜3cの後述する電磁弁30a〜30cに流入する。
第1コントローラ23は、圧力センサ20により測定された吸入圧力の測定値に基づいて、圧縮機21の運転状態を制御するように構成されている。
具体的には、第1コントローラ23は、圧縮機21の吸入圧力が所定の稼動開始圧力まで増加したことに基づいて、圧縮機21の稼動を開始する制御を行うように構成されている。また、第1コントローラ23は、圧縮機21の吸入圧力が所定の停止圧力まで増加したことに基づいて、圧縮機21の稼動を停止する制御を行うように構成されている。なお、停止圧力は、稼動開始圧力よりも小さい値である。また、夏季(特に日中)などのショーケース3a〜3cの冷却負荷に対する冷凍機2の冷却能力が不足する期間(時間帯)においては、停止圧力は、0に設定される。すなわち、冷凍機2(圧縮機21)は、連続運転される。また、第1コントローラ23は、冷却制御装置1から受信する後述する判断信号に基づいて、稼動開始圧力および停止圧力を増加させるように構成されている。
3つのショーケース3a〜3cは、それぞれ、電磁弁30a〜30cと、膨張弁31a〜31cと、蒸発器32a〜32cと、温度センサ33a〜33cと、第2コントローラ34a〜34cとを備えている。また、ショーケース3a〜3c内には、それぞれ、配管4の上流側から順に、電磁弁30a〜30c、膨張弁31a〜31c、および、蒸発器32a〜32cが配置されている。また、ショーケース3a〜3c内には、それぞれ、冷却対象物品Aが配置されている。なお、3つのショーケース3a〜3cは、互いに同一の構成を備えているため、以下では、主にショーケース3aについて説明する。
電磁弁30aは、ショーケース3aの内部温度に基づいて開閉されるように構成されている。また、電磁弁30aは、第2コントローラ34aによる制御の下、ショーケース3a内の蒸発器32aへの冷媒供給を制御するように構成されている。また、電磁弁30aは、開閉状態についての信号(開閉信号)を冷却制御装置1に出力するように構成されている。
膨張弁31aは、凝縮器22で冷却(液化)された冷媒を絞り膨張させて蒸発器32aに供給するように構成されている。膨張弁31aにより絞り膨張された液冷媒は、気液二相状態となって配管4を介して蒸発器32aに流入される。
蒸発器32aは、膨張弁31aから供給された気液二相冷媒を蒸発させ、同時に、ショーケース3a内の空気から熱を奪うように構成されている。その結果、蒸発器32aは、ショーケース3aの内部温度を低下させ、冷却対象物品Aを冷却するように構成されている。
温度センサ33aは、ショーケース3aの内部温度(空気の温度)を測定可能に構成されている。また、温度センサ33aは、蒸発器32aにより冷却された空気の吹き出し口付近に設けられている。また、温度センサ33aは、測定したショーケース3aの内部温度の測定値を、第2コントローラ34aに出力するように構成されている。
第2コントローラ34aは、測定されたショーケース3aの内部温度に基づいて、電磁弁30aのオンオフ(開閉状態)を制御するように構成されている。
具体的には、第2コントローラ34aは、電磁弁30aが閉じられている場合において、ショーケース3aの内部温度が所定の上限温度まで増加したことに基づいて、電磁弁30aをオン(開状態、冷媒を通す状態)にする制御を行うように構成されている。
また、第2コントローラ34aは、電磁弁30aが開かれている場合において、ショーケース3aの内部温度が所定の下限温度まで低下したことに基づいて、電磁弁30aをオフ(閉状態、冷媒を通さない状態)にする制御を行うように構成されている。なお、下限温度は、上限温度よりも小さい値である。
(冷却制御装置の詳細構成)
次に、図2を参照して、冷却制御装置1の詳細な構成について説明する。
冷却制御装置1は、制御部10と、記憶部11とを備えている。制御部10は、算出手段10aおよび判断手段10bとしての機能を有する。
算出手段10a(制御部10)は、各電磁弁30a〜30cから、開閉状態についての信号(開閉信号)を受信(取得)するように構成されている。また、算出手段10aは、圧縮機21から、運転状態(停止状態、起動状態、および、稼動状態)についての信号(運転信号)を受信(取得)するように構成されている。また、算出手段10aは、開閉信号および運転信号に基づいて、各電磁弁30a〜30cについての実運転率を、各電磁弁30a〜30cごとに算出するように構成されている。
具体的には、算出手段10aは、圧縮機21の停止時間(停止状態の時間)、および、圧縮機21の起動時間(起動状態の時間、つまり、圧縮機21の起動に要する時間)を除外した上で、電磁弁30a(30b、30c)の開時間(オン状態の時間)と、圧縮機21の稼働時間(稼動状態の時間)とに基づいて、実運転率を算出するように構成されている。なお、実運転率の算出は、連続する一定時間(以下、規定時間とする)ごとに継続して行われる。
以下に、実運転率を算出するための式を示す。以下の式において、電磁弁30aの開時間をt10、圧縮機21の停止時間をt20、圧縮機21の起動時間をt21、および、圧縮機21の稼動時間をt22とする。
実運転率=(t10−t20−t21)/t22
判断手段10b(制御部10)は、各電磁弁30a〜30cの実運転率に基づいて、蒸発器32a〜32c(ショーケース3a〜3c)(図1参照)の冷却負荷に対する圧縮機21(冷凍機2)の冷却能力の過不足(過剰であるか否か)を判断するように構成されている。
具体的には、判断手段10bは、すべての電磁弁30a〜30cについての実運転率が、所定のしきい値未満である場合に、蒸発器32a〜32cの冷却負荷に対する圧縮機21の冷却能力を過剰と判断するように構成されている。
たとえば、しきい値が、40%であるとする。そして、算出された電磁弁30a、30bおよび30cの実運転率が、それぞれ、30%、20%および15%である場合には、判断手段10bは、蒸発器32a〜32cの冷却負荷に対する圧縮機21の冷却能力を過剰と判断する。一方、算出された電磁弁30a、30bおよび30cの実運転率が、それぞれ、45%、20%および15%である場合には、判断手段10bは、蒸発器32a〜32cの冷却負荷に対する圧縮機21の冷却能力を過剰でないと判断する。
また、判断手段10bは、判断信号(判断結果)を冷凍機2の第1コントローラ23に出力するように構成されている。これにより、判断手段10bは、圧縮機21の稼働開始圧力および停止圧力を共に増加させるように構成されている。たとえば、稼働開始圧力が、2.5kgf/cmG、および、停止圧力が0kgf/cmGであった場合に、稼働開始圧力が、3.0kgf/cmG、および、停止圧力が0.5kgf/cmGに増加される。
記憶部11は、実運転率が算出される時間帯(規定時間)ごとの電磁弁30a〜30cの開閉信号、および、圧縮機21の運転信号を記憶するように構成されている。
(実運転率の算出)
次に、図3を参照して、算出手段10a(制御部10)による電磁弁30a〜30cの実運転率の算出について、具体例を示して説明する。なお、図3に示される12分の時間は、実運転率の算出が行われる一定時間(規定時間)の一例である。また、実運転率のしきい値を40%とする。
まず、実運転率の算出対象となる時間について説明する。圧縮機21は、時間3〜5分の間において停止状態である。また、圧縮機21は、時間5〜7分の間において起動状態である。したがって、時間3〜7分の間(停止時間および起動時間)は、実運転率の算出対象時間から除外される。すなわち、時間3〜7分の間を除いた、時間0〜3分および7〜12分の間(合計8分間)が、実運転率の算出対象となる時間(稼動時間)である。
電磁弁30aは、圧縮機21の稼動時間(合計8分間)内で、2〜3分の間(合計1分間)に開状態となっている。したがって、電磁弁30aの実運転率は、1分/8分(12.5%)と算出される。
また、電磁弁30bは、圧縮機21の稼動時間(合計8分間)内で、0〜3分の間(合計3分間)に開状態となっている。したがって、電磁弁30bの実運転率は、3分/8分(37.5%)と算出される。
また、電磁弁30cは、圧縮機21の稼動時間(合計8分間)内で、2〜3分および7〜12分の間(合計6分間)に開状態となっている。したがって、電磁弁30cの実運転率は、6分/8分(75.0%)と算出される。
電磁弁30cの実運転率がしきい値の40%未満ではないため、判断手段10bは、蒸発器32a〜32cの冷却負荷に対する圧縮機21の冷却能力を過剰でないと判断する。
(冷却制御装置の詳細構成)
次に、図4を参照して、冷却制御装置1(図2参照)の制御部10(算出手段10aおよび判断手段10b)(図2参照)の制御処理について説明する。
まず、ステップS1において、算出手段10aにより、圧縮機21(図2参照)の運転状態が取得される。すなわち、圧縮機21が停止状態、起動状態、および、稼動状態のいずれの状態にあるかについての信号(運転信号)が取得される。そして、ステップS2に進む。
ステップS2では、算出手段10aにより、圧縮機21が停止状態または起動状態であるか否か(稼働状態ではないか否か)が判断される。圧縮機21が停止状態または起動状態である場合には、ステップS7に進む。また、圧縮機21が停止状態でも起動状態でもない場合(圧縮機21が稼働状態である場合)には、ステップS3に進む。
ステップS3では、算出手段10aにより、圧縮機21の稼働時間が加算される。たとえば、図3に示す場合においては、ステップS3において、単位時間(1分)ごとに稼働時間が加算される。そして、ステップS4に進む。
ステップS4では、算出手段10aにより、電磁弁30a〜30c(図2参照)の各開閉状態が取得される。すなわち、電磁弁30a〜30cが開状態または閉状態のいずれの状態にあるかについての信号(開閉信号)が取得される。そして、ステップS5に進む。
ステップS5では、算出手段10aにより、電磁弁30a〜30cのいずれかが開状態であるか否かが判断される。そして、いずれの電磁弁30a〜30cも開状態でないならば、ステップS7に進む。また、いずれかの電磁弁30a〜30cが開状態であるならば、ステップS6に進む。
ステップS6では、算出手段10aにより、電磁弁30a〜30cごとに開時間が加算される。そして、ステップS7に進む。
ステップS7では、算出手段10aにより、規定時間(たとえば、図3に示した12分間)が経過したか否かが判断される。規定時間が経過したならば、ステップS8に進む。規定時間が経過していないならば、再び、ステップS1に戻り、規定時間が経過するまでステップS1〜ステップS7が繰り返される。
ステップS8では、算出手段10aにより、実運転率が電磁弁30a〜30cごとに算出される。そして、ステップS9に進む。
ステップS9では、判断手段10b(図2参照)により、蒸発器32a〜32c(ショーケース3a〜3c)(図2参照)の冷却負荷に対する圧縮機21(冷凍機2)の冷却能力の過不足が判断される。すなわち、すべての電磁弁30a〜30cについての実運転率が、しきい値未満であるか否かが判断される。そして、すべての実運転率がしきい値未満である場合には、圧縮機21(冷凍機2)の冷却能力が過剰であるとの判断信号が冷凍機2(図2参照)の第1コントローラ23(図2参照)に出力される。これにより、圧縮機21の稼働開始圧力、および、停止圧力が増加される。また、電磁弁30a〜30cのいずれかの実運転率がしきい値以上である場合には、圧縮機21(冷凍機2)の冷却能力が過剰でないと判断され、稼働開始圧力、および、停止圧力の設定された圧力が維持(現状維持)される。
[実施形態の効果]
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、電磁弁30a〜30cの実運転率に基づいて、冷凍機2を制御する制御部10を設け、制御部10により、圧縮機21の停止時間を除外した上で、電磁弁30a〜30cの開時間と、圧縮機21の稼動時間とに基づいて、電磁弁30a〜30cの実運転率を取得する。これにより、圧縮機21の停止時間を除外しない場合と比べて、ショーケース3a〜3c(蒸発器32a〜32c)の冷却負荷をより正確に判断することができるので、より適切なタイミング(時間)で圧縮機21を制御することができる。その結果、ショーケース3a〜3cの冷却負荷が小さい場合などに、圧縮機21を停止させるなどの制御を行うことにより、装置の電力消費を抑制することができる。また、ショーケース3a〜3cの過剰な冷却を抑制し、ショーケース3a〜3cの内部温度が所定の設定温度から低下しすぎることを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部10により、停止時間の除外に加え、圧縮機21起動後の圧縮機21の起動に要する起動時間を除外した上で、電磁弁30a〜30cの開時間と、圧縮機21の稼動時間とに基づいて、電磁弁30a〜30cの実運転率を取得する。これにより、圧縮機21の停止時間のみを除外する場合と比べて、ショーケース3a〜3c(蒸発器32a〜32c)の冷却負荷をより一層正確に判断することができるので、より一層適切なタイミング(時間)で圧縮機21を制御することができる。
また、本実施形態では、上記のように、起動時間を、圧縮機21の起動開始時点から所定時間経過するまでの時間とする。これにより、起動時間を容易に決定することができるので、電磁弁30a〜30cの実運転率の取得処理が複雑化するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、圧縮機21を、吸入圧力が所定の稼動開始圧力まで増加したことに基づいて稼動を開始し、吸入圧力が稼動開始圧力よりも小さな所定の停止圧力まで減少したことに基づいて稼動を停止するように構成し、制御部10により、電磁弁30a〜30cの実運転率に基づいて、蒸発器32a〜32cの冷却負荷に対する圧縮機21の冷凍能力の過不足を判断し、蒸発器32a〜32cの冷却負荷に対する圧縮機21の冷凍能力を過剰と判断した場合に、稼動開始圧力および停止圧力を共に増加させる。これにより、蒸発器32a〜32cの冷却負荷に対する圧縮機21の冷凍能力が過剰である場合に、稼動開始圧力および停止圧力の少なくとも一方を増加させることができる。その結果、冬季などのショーケース3a〜3c(蒸発器32a〜32c)の冷却負荷が小さい場合に、圧縮機21(冷凍機2)の稼動を開始しにくく、または、圧縮機21(冷凍機2)の稼動を停止しやすくすることができるので、より一層適切なタイミング(時間)で圧縮機21を制御することができる。これにより冬季などにおける圧縮機21の運転時間を短くすることができる。その結果、装置の電力消費をより抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、ショーケース3a〜3cおよび電磁弁30a〜30cを、それぞれ、複数設け、制御部10により、すべての電磁弁30a〜30cについての実運転率が所定のしきい値未満である場合に、蒸発器32a〜32cの冷却負荷に対する圧縮機21の冷凍能力を過剰と判断し、稼動開始圧力および停止圧力の少なくとも一方を増加させる。これにより、ショーケース3a〜3cおよび電磁弁30a〜30cがそれぞれ複数ある場合に、個別の電磁弁30a〜30cごとに実運転率が取得されるので、ショーケース3a〜3c(蒸発器32a〜32c)の冷凍負荷に対する圧縮機21の冷凍能力の過不足をより正確に判断することができる。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、ショーケースを3つ設けた例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、ショーケースを1つ、2つまたは4つ以上設けてもよい。
また、上記実施形態では、電磁弁の実運転率の取得(算出)を、圧縮機の起動時間を除外した上で行った例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、電磁弁の実運転率の取得(算出)を、圧縮機の起動時間を除外しないで行ってもよい。
また、上記実施形態では、圧縮機を、インバータ式の圧縮機とした例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、圧縮機を、インバータ式の圧縮機ではなく、定速回転式の圧縮機としてもよい。
また、上記実施形態では、電磁弁の実運転率を、冷却制御装置において所定の演算(算出)を行うことにより取得した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、電磁弁の実運転率を、電磁弁の開時間、圧縮機の停止時間、圧縮機の起動時間、および、圧縮機の稼動時間に対応付けされた所定のテーブル(表)から取得してもよい。
また、上記実施形態では、判断手段からの判断信号に基づいて、圧縮機の稼動開始圧力および停止圧力の両方を増加させた例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、判断手段からの判断信号に基づいて、圧縮機の稼動開始圧力および停止圧力の一方を増加させてもよい。
また、上記実施形態では、冷凍機およびショーケースが、それぞれ、コントローラ(第1コントローラおよび第2コントローラ)を含む例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、冷却制御装置が、冷凍機およびショーケースの少なくとも一方を制御するコントローラを含んでいてもよい。
また、上記実施形態では、冷却制御装置と、冷凍機と、ショーケースとを別体で構成した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、冷却制御装置が冷凍機に組み込まれていてもよい。また、冷却制御装置がショーケースに組み込まれていてもよい。
1 冷却制御装置
2 冷凍機
3a〜3c ショーケース
10 制御部
21 圧縮機
30a〜30c 電磁弁
32a〜32c 蒸発器

Claims (6)

  1. ショーケースの内部温度に基づいて開閉されるとともに、前記ショーケース内の蒸発器への冷媒供給を制御する電磁弁の実運転率に基づいて、冷凍機を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記圧縮機の停止時間を除外した上で、前記電磁弁の開時間と、前記圧縮機の稼動時間とに基づいて、前記電磁弁の実運転率を取得するように構成されている、冷却制御装置。
  2. 前記制御部は、前記停止時間の除外に加え、前記圧縮機起動後の前記圧縮機の起動に要する起動時間を除外した上で、前記電磁弁の開時間と、前記圧縮機の稼動時間とに基づいて、前記電磁弁の実運転率を取得するように構成されている、請求項1に記載の冷却制御装置。
  3. 前記起動時間は、圧縮機の起動開始時点から所定時間経過するまでの時間である、請求項2に記載の冷却制御装置。
  4. 前記圧縮機は、吸入圧力が所定の稼動開始圧力まで増加したことに基づいて稼動が開始され、前記吸入圧力が前記稼動開始圧力よりも小さな所定の停止圧力まで減少したことに基づいて稼動が停止されるように構成され、
    前記制御部は、前記電磁弁の実運転率に基づいて、前記蒸発器の冷却負荷に対する圧縮機の冷凍能力の過不足を判断するように構成され、前記蒸発器の冷却負荷に対する前記圧縮機の冷凍能力を過剰と判断した場合に、前記稼動開始圧力および前記停止圧力の少なくとも一方を増加させるように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷却制御装置。
  5. 前記ショーケースおよび前記電磁弁は、それぞれ、複数設けられ、
    前記制御部は、すべての前記電磁弁についての前記実運転率が所定のしきい値未満である場合に、前記蒸発器の冷却負荷に対する前記圧縮機の冷凍能力を過剰と判断し、前記稼動開始圧力および前記停止圧力の少なくとも一方を増加させるように構成されている、請求項4に記載の冷却制御装置。
  6. 圧縮機の停止時間を除外した上で、ショーケース内の内部温度に基づいて開閉されるとともに、前記ショーケース内の蒸発器への冷媒供給を制御する電磁弁の開閉時間と、圧縮機の稼動時間とに基づいて、前記電磁弁の実運転率を取得するステップと、
    取得された前記電磁弁の実運転率に基づいて、冷凍機を制御するステップとを備える、冷却制御方法。
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