JP2016223660A - 空気調和機の室外機 - Google Patents
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Abstract
【課題】室外機の底板上に配置されるベースヒータの位置ずれや浮き上がりを、少ない固定具で防止し、確実に室外機の底板上に固定する。【解決手段】ベースヒータを底板に固定する固定具に、ベースヒータの一辺を押さえるように形成された第一のヒータ押さえ部と、ベースヒータの一辺と交差する方向にある他辺を押さえるように形成された第二のヒータ押さえ部と、第一と第二のヒータ押さえ部の間に、底板の上方に膨出した底板膨出部と合致する形状に形成された固定具膨出部と、第一と第二のヒータ押さえ部にベースヒータを底板に押圧して固定する突起部を形成する。【選択図】図3
Description
本発明は、熱交換器から滴下したドレン水の凍結を防止するベースヒータを備えた空気調和機の室外機に関する。
ヒートポンプ式の空気調和機では、暖房運転時に蒸発器として機能する室外機の熱交換器に外気中の水分が霜となって着霜することがある。熱交換器に着霜した状態で暖房運転が行われると熱交換能力の低下を招くため、熱交換器に着霜した霜を取り除く除霜運転が行われるようになっている。
除霜運転が行われると、熱交換器に着霜していた霜が融け、熱交換器から室外機の底板に滴下してドレン水となって底板から室外機の外部へ排出される。しかし、寒冷地などの低外気温下で使用される室外機では、ドレン水が室外機の外部へ排出される前に底板上で再凍結してしまいドレン水を排出できないまま凍結した氷が成長すると、氷がファンと接触するなどにより空気調和機が運転できなくなる場合がある。
そこで低外気温下で使用される空気調和機の室外機では、底板上にベースヒータを配置し、ベースヒータに通電して発熱させることで底板を暖めてドレン水の再凍結を防止するようになっている。
このような空気調和機の室外機において、ベースヒータは底板を暖めやすいように底板上に接触した状態で固定されることが望ましい。このためベースヒータを熱交換器の下部の底板上に固定することができる空気調和機の室外機が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の空気調和機の室外機は、室外機の底板上に折り曲げて配置されるベースヒータの平行に配置された部分を、固定具の左右に設けられた凹部でそれぞれ囲いながら底板上に押し付けて固定することができる。しかし、室外機の運転や運搬による振動等が生じた際に、ベースヒータが所定の位置から逸脱したり、底板上から浮き上がらないようにするためには、複数の固定具を設けなければならないという問題があった。
本発明は以上述べた問題点を解決し、少ない固定具でベースヒータの位置ずれや浮き上がりを防止し、確実に室外機の底板上に固定することができる空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の空気調和機の室外機は、筐体の底面に底板を有する空気調和機の室外機において、前記底板の上に配置され枠状に折り曲げて形成されたベースヒータと、前記ベースヒータを前記底板に固定する固定具とを備え、前記固定具には、前記ベースヒータの一辺を押さえるように形成された第一のヒータ押さえ部と、前記ベースヒータの一辺と交差する方向にある他辺を押さえるように形成された第二のヒータ押さえ部と、前記固定具を前記底板に固定する螺子を挿通するための螺子孔と、前記固定具を前記底板に固定する螺子を挿通するための螺子孔と、を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の前記固定具の第一の前記ヒータ押さえ部と第二のヒータ押さえ部には、前記ベースヒータを前記底板に押圧して固定する突起が形成された突起部を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の前記底板には、上方に膨出した底板膨出部を有し、 前記固定具には第一のヒータ押さえ部と第二のヒータ押さえ部の間に、少なくとも前記底板膨出部の外面の一部分に被せ合わさる形状に形成された固定具膨出部を有することを特徴とする。
本発明の空気調和機の室外機によれば、1つの固定具でベースヒータの2辺を固定できるため、少ない固定具でベースヒータの位置ずれや浮き上がりを防止して底板を暖めやすくするとともに、確実に室外機の底板上に固定することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
図1は本発明による空気調和機の室外機の構成を示す分解斜視図である。空気調和機の室外機100は、前面パネル500、側面パネル300、400、天井パネル600、底板200によって形成された箱状の筐体を備えている。
室外機100の内部は、底板200に固定された仕切板5により、仕切板5を挟んで左側の熱交換室と、右側の機械室に区画されており、熱交換室側には、筐体の裏面側と一方の側面パネル300に沿ってL字形状に形成された熱交換器2と、送風ファン3、ファンモータ31、ベースヒータ6を備えている。一方、機械室側には、圧縮機1、および四方弁、膨張弁(いずれも図示を省略)と、これらの制御基板を格納した電装品箱4を備えている。
また、室外機1の内部に備えられている熱交換器2、ベースヒータ6、及び圧縮機1は、底板200にそれぞれ固定されている。
図2は、本発明によるベースヒータを固定する固定具を示す斜視図である。図2では固定するベースヒータ6と底板200の部位に合わせて異なる形状に形成された固定具70(固定具A)と固定具80(固定具B)を説明する。
固定具70,80は、板金のプレス成形品であり、固定具70,80のそれぞれが枠状に折り曲げて配置されたベースヒータ6の交差する方向にある二辺を上部から底板200に押さえられるように、下方向に開口した断面コの字形状に形成された第一のヒータ押さえ部71,81と、第二のヒータ押さえ部72,82を備えている。
また、固定具70,80には、第一のヒータ押さえ部71,81と、第二のヒータ押さえ部72,82の間に平面部76,86がそれぞれ形成される。また、平面部76,86には、固定具70,80を底板200に固定する際に使用する螺子を挿通するための螺子孔73,83がそれぞれ複数設けられている。
また、固定具70,80には、底板200に設けられた後述する底板膨張部201の一部分に合致する形状に形成された固定具膨出部74,84が、第一のヒータ押さえ部71,81と、第二のヒータ押さえ部72,82の間に設けられている。
また、固定具70,80の第一のヒータ押さえ部71,81と、第二のヒータ押さえ部72,82には、それぞれベースヒータ6を押圧して底板200に固定するための下方向に突出した突起部75,85が設けられている。
突起部75,85は第一のヒータ押さえ部71,81と、第二のヒータ押さえ部72,82と一体にベースヒータ6の長手方向と直交または交差するように形成され、この突起部75,85によってベースヒータ6が上方向から押圧され底板200に固定される。
図3は、本発明による底板と底板上に固定されたベースヒータを示す平面図である。底板200は、長方形状の板金のプレス成形品であり、底板200の強度を高めるために底板200の長手方向に形成された複数の底板膨出部201,201A,201Bが設けられている。
底板200には、底板200の上に配置された熱交換器2の底部に沿って熱交換室側の底板200の全体を暖めるために枠状に折り曲げて形成されたベースヒータ6を配置できるようになっている。なお、図3では、ベースヒータ6の底板200に接している部位の形状を示しており、図3に示す枠状の形状に限らず、環状や枠状に類似するその他の形状に形成されても良い。
固定具70,80で底板200の上にベースヒータ6を固定する際には、ベースヒータ6を固定する位置に対応して、固定具70の固定具膨出部74の内面の形状が底板200の底板膨出部201Aの外面の一部の形状に合致する形状に形成され、固定具80の固定具膨出部84の内面の形状が底板200の底板膨出部201Bの外面の一部の形状に合致する形状に形成されているため、固定具膨出部74,84を底板膨出部201A,201Bに上方向から被せ合わせて螺子止めすることで、側面パネル300側と前面パネル500側及び筐体の裏面側と仕切板5側に配置されたベースヒータ6を所定位置へ正確に固定することができる。
また、固定具70,80の第一のヒータ押さえ部71,81と、第二のヒータ押さえ部72,82によってベースヒータ6の交差する方向にある二辺をそれぞれ押さえ、かつ突起部75,85によってベースヒータ6の二辺にそれぞれ交差する方向でベースヒータ6を底板200に押圧して固定することができるため、少ない固定具でベースヒータの位置ずれや浮き上がりを防止して底板200を暖めやすくするとともに、確実に底板200の上に固定することができる。
1 圧縮機
2 熱交換器
3 送風ファン
31 ファンモータ
4 電装品箱
5 仕切板
6 ベースヒータ
70 固定具A
80 固定具B
71,81 第一のヒータ押さえ部
72,82 第二のヒータ押さえ部
73,83 螺子孔
74,84 固定具膨出部
75,85 突起部
76,86 平面部
100 室外機
200 底板
201,201A,201B 底板膨出部
300,400 側面パネル
500 前面パネル
600 天井パネル
2 熱交換器
3 送風ファン
31 ファンモータ
4 電装品箱
5 仕切板
6 ベースヒータ
70 固定具A
80 固定具B
71,81 第一のヒータ押さえ部
72,82 第二のヒータ押さえ部
73,83 螺子孔
74,84 固定具膨出部
75,85 突起部
76,86 平面部
100 室外機
200 底板
201,201A,201B 底板膨出部
300,400 側面パネル
500 前面パネル
600 天井パネル
Claims (3)
- 筐体の底面に底板を有する空気調和機の室外機において、前記底板の上に配置され、枠状に折り曲げて形成されたベースヒータと、前記ベースヒータを前記底板に固定する固定具とを備え、前記固定具には、前記ベースヒータの一辺を押さえるように形成された第一のヒータ押さえ部と、前記ベースヒータの一辺と交差する方向にある他辺を押さえるように形成された第二のヒータ押さえ部と、前記固定具を前記底板に固定する螺子を挿通するための螺子孔とを有することを特徴とする空気調和機の室外機。
- 前記固定具の第一の前記ヒータ押さえ部と第二のヒータ押さえ部には、前記ベースヒータを前記底板に押圧して固定する突起が形成された突起部を有することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
- 前記底板には上方に膨出した底板膨出部を有し、前記固定具には第一のヒータ押さえ部と第二のヒータ押さえ部の間に、少なくとも前記底板膨出部の外面の一部分に被せ合わさる形状に形成された固定具膨出部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機の室外機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015108819A JP2016223660A (ja) | 2015-05-28 | 2015-05-28 | 空気調和機の室外機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015108819A JP2016223660A (ja) | 2015-05-28 | 2015-05-28 | 空気調和機の室外機 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2016223660A true JP2016223660A (ja) | 2016-12-28 |
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Family Applications (1)
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JP2015108819A Pending JP2016223660A (ja) | 2015-05-28 | 2015-05-28 | 空気調和機の室外機 |
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JP (1) | JP2016223660A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004069220A (ja) * | 2002-08-08 | 2004-03-04 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機の室外機 |
JP2011052941A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 空気調和機の室外機 |
JP2012189250A (ja) * | 2011-03-10 | 2012-10-04 | Corona Corp | ヒートポンプ式温水暖房装置 |
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2015
- 2015-05-28 JP JP2015108819A patent/JP2016223660A/ja active Pending
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