JP2016221162A - 医用画像診断装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被検体の体位情報の登録が容易な医用画像診断装置を提供する。【解決手段】MRI装置1は、寝台20に載置された被検体に付されたRFタグから、RFタグの取り付け部位を特定するためのタグ識別情報を読み取るRFタグリーダ21と、RFタグリーダ21によって読み取られたタグ識別情報に基づいて、被検体の体位を判別する体位判別部122とを備える。体位判別部122は、RFタグリーダ21の設置位置を特定するためのリーダ識別情報とタグ識別情報との組み合わせを被検体の体位と対応付ける体位判別テーブルを参照して、被検体の体位を判別する。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、医用画像診断装置に関する。
近年、医用画像診断装置によって高度な検査結果が得られるようになってきているが、被検体の待ち時間や検査時間の短縮には課題が残されている。被検体の待ち時間や検査時間の短縮を図るためには、医用画像診断装置における処理の高速化のほか、検査前のセッティング時間を短縮することが挙げられる。
医用画像診断装置では、寝台の天板に載置された被検体の体位情報を検査前に登録する場合があるが、従来の医用画像診断装置では、操作者が被検体の体位を目視で確認し、仰向け、うつ伏せ、といった姿勢や、架台に頭から挿入するか、足から挿入するかといった挿入方向などの情報を、コンソールを介して入力する。したがって、被検体の体位情報を登録するのに、手間と時間がかかる。
本発明が解決しようとする課題は、被検体の体位情報の登録が容易な医用画像診断装置を提供することである。
実施形態の医用画像診断装置は、寝台に載置された被検体に付されたRFタグから、前記RFタグの取り付け部位を特定するためのタグ識別情報を読み取るRFタグリーダを備える。また、実施形態の医用画像診断装置は体位判別部を備え、この体位判別部は、前記RFタグリーダによって読み取られた前記タグ識別情報に基づいて、前記被検体の体位を判別する。
以下、発明を実施するための実施形態について説明する。本実施形態では、撮像条件設定機能121、体位判別機能122、画像生成機能123、寝台制御機能124、入力処理機能125、RFタグリーダ制御機能126は、コンピュータによって実行可能なプログラムの形態で記憶回路14に記憶されている。処理回路12はプログラムを記憶回路14から読み出し、実行することで各プログラムに対応する機能を実現するプロセッサである。換言すると、各プログラムを読み出した状態の処理回路12は、図1の処理回路12内に示された各機能を有することとなる。なお、図1においては単一の処理回路12上で、撮像条件設定機能121、体位判別機能122、画像生成機能123、寝台制御機能124、入力処理機能125、RFタグリーダ制御機能126の各機能が実現されるものとして説明しているが、複数の独立したプロセッサを組み合わせて処理回路を構成し、各プロセッサがプログラムを実行することにより機能を実現するものとしても構わない。
実施形態における、撮像条件設定機能121、体位判別機能122を実現する処理回路は、それぞれ特許請求の範囲における、撮像条件設定部、体位判別部の一例である。また、実施形態における記憶回路14は特許請求の範囲における記憶部の一例である。
なお、以下に説明する実施形態の医用画像診断装置は磁気共鳴イメージング(MRI、Magnetic Resonance Imaging)装置として説明するが、被検体の体位情報の取得が必要な装置であって、寝台または寝台が支持する天板に被検体を載置する装置(例えば、X線CT装置や放射線治療装置、核医学診断装置など。)であれば以下に説明する実施形態と同様な効果を得られる。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係るMRI装置1は、寝台20にRFタグリーダ21を備え、そのRFタグリーダ21が、被検体に付されたRFタグ22の取り付け部位を特定するためのタグ識別情報を読み取る。体位判別機能122は、タグ識別情報とRFタグリーダ21の設置位置を特定するためのリーダ識別情報との組み合わせと被検体の体位との関係を表す体位判別テーブルを参照して被検体の体位を判別する。
第1の実施形態に係るMRI装置1は、寝台20にRFタグリーダ21を備え、そのRFタグリーダ21が、被検体に付されたRFタグ22の取り付け部位を特定するためのタグ識別情報を読み取る。体位判別機能122は、タグ識別情報とRFタグリーダ21の設置位置を特定するためのリーダ識別情報との組み合わせと被検体の体位との関係を表す体位判別テーブルを参照して被検体の体位を判別する。
以下、第1の実施形態に係るMRI装置1が備える各部を説明し、続いて、体位判別機能122が被検体の体位を判別する方法について詳述する。
図1は、第1の実施形態に係るMRI装置1の構成を示す。MRI装置1は、入力回路11と、撮像条件設定機能121と体位判別機能122と画像生成機能123と寝台制御機能124と入力処理機能125とRFタグリーダ制御機能126とを有する処理回路12と、シーケンサ13と、記憶回路14と、ディスプレイ15と、寝台20と、天板23と、受信回路30と、受信コイル31と、送信回路40と、送信コイル41と、傾斜磁場電源50と、傾斜磁場コイル51と、静磁場磁石61と、を有する。MRI装置1は、静磁場環境においた被検体に対して、撮像の目的に応じて傾斜磁場と高周波磁場(RFパルス)とを制御して作用させ、医用画像を撮像する。
入力回路11は、マウスやトラックボール、ジョイスティック、タッチパネル、タッチパッド、キーボードなどで構成される。入力回路11は、操作者からの入力操作を電気信号にして処理回路12の入力処理機能125へ送る。
処理回路12の入力処理機能125は、入力回路11から、例えば被検体情報や検査情報などの検査管理情報を受け付ける。被検体情報は、被検体IDや被検体名、身長、体重、性別、生年月日、年齢、妊娠の状態、のうちいずれか1つ、またはいくつか、あるいは全てを含んでもよい。また、検査情報は、撮像日、撮像時刻、担当者名、受付番号、撮像部位、検査コメント、体位、のうちいずれか1つ、またはいくつか、あるいは全てを含んでもよい。
さらに、入力処理機能125は、入力回路11から撮像条件を受け付けることもできる。撮像条件は、例えば、撮像位置、繰り返し時間、エコー時間、スライス厚、1つのスラブに含めるスライス数、スライスのギャップ、撮像視野の範囲、画像生成に用いるRFパルスの個数に相当するマトリクスサイズ、RFパルスのバンド幅、フリップ角、フロップ角などである。入力処理機能125は、入力回路11からの受け付けた、検査管理情報や撮像条件の情報を記憶回路14に記憶させる。なお、検査管理情報や撮像条件は、MRI装置1にインターフェイスを設けて、ネットワーク上の他のデバイスから取得してもよい。例えば、病院情報システム(Hospital Information System:HIS)や放射線科情報システム(Radiology Information System:RIS)上のデバイスから検査管理情報や撮像条件を取得する。
架台70は、傾斜磁場電源50や傾斜磁場コイル51、送信コイル41などを内部に備える。架台70は、例えば、水平方向が開放された構造を持つオープン型や、円筒形状を有する構造を持つトンネル型で構成される。以下、トンネル型の架台70を有するMRI装置1を例にとって説明するが、オープン型のMRI装置1についても同様に本実施形態を適用できる。
静磁場磁石61は、高い強度の磁場を均一に発生させる。静磁場磁石61は、例えば超電導磁石や永久磁石である。
傾斜磁場コイル51は、架台70の内部に定める互いに直交するx、y、zの各軸に関し、距離に比例して磁場強度が増減する磁場を発生させる。傾斜磁場コイル51で発生させた傾斜磁場は、静磁場磁石61で発生させた静磁場と重畳させる。
送信コイル41は、円筒形状を有し、送信回路40から供給される高周波パルス電流によりRFパルスを発生する。送信回路40は、ラーモア周波数に対応する高周波パルス電流を供給する。
受信コイル31は、送信コイル41から送信されたRFパルスの影響によって被検体から放出される、磁気共鳴信号を受信する。受信コイル31は、頭頸部用コイル、脊椎用コイル、汎用表面コイルなど検査目的に応じて任意のコイルを用いることができる。この受信コイル31は、磁気共鳴信号を受信すると、その磁気共鳴信号を受信回路30へ出力する。受信回路30は、受信コイル31から出力される磁気共鳴信号に基づいて磁気共鳴(Magnetic Resonance:MR)信号データを生成する。この受信回路30は、受信コイル31から出力される磁気共鳴信号をデジタル変換することによって、MR信号データを生成する。このMR信号データには、前述した傾斜磁場コイル51が発生させる、x、y、zの各軸方向の磁場によって、位相エンコード方向、リードアウト方向、スライス方向の空間周波数の情報が対応付けられてk空間に配置される。生成されたMR信号データは、受信回路30によって、有線通信または無線通信でシーケンサ13に送信される。
上記では、送信コイル41と受信コイル31とを個別に説明したが、送信コイル41と受信コイル31とを同一のコイルで構成し、送受信切替器で送受信両用としてもよい。また、図1で示したMRI装置1の概略図において、架台70は、静磁場磁石61と傾斜磁場電源50と傾斜磁場コイル51と送信コイル41とを含むように示したが、このほかの構成要素を架台70に内包させてもよい。
処理回路12の撮像条件設定機能121は、記憶回路14に記憶された撮像条件に基づいて、シーケンサ13に送るパルスシーケンス情報を生成する。パルスシーケンス情報は、傾斜磁場コイル51や送信コイル41、受信コイル31をパルスシーケンスにしたがって動作させるための情報である。パルスシーケンス情報は、例えば、傾斜磁場電源50が傾斜磁場コイル51に供給する電源の強さや電源を供給するタイミング、送信回路40が送信コイル41に送信するRFパルスの強さやRFパルスを送信するタイミング、受信回路30が磁気共鳴信号を検出するタイミングなどである。
シーケンサ13は、プロセッサやメモリを備え、撮像条件設定機能121から送られるパルスシーケンス情報を一時記憶し、この情報に従って傾斜磁場コイル51や、送信回路40、受信回路30を制御することで被検体の撮像を実行する。なお、シーケンサ13は、撮像条件設定機能121が設定したパルスシーケンス情報に基づいて、傾斜磁場電源50と、送信回路40と、受信回路30とを駆動させた後、受信回路30からMR信号データを受信すると、そのMR信号データを処理回路12の画像生成機能123に転送する。
処理回路12の画像生成機能123は、受信コイル31から出力される、k空間に配置されたMR信号データをシーケンサ13から取得する。このMR信号データは、プロセッサまたは記憶回路14のメモリ上に展開され、k空間に配置されたMR信号データを逆フーリエ変換して実空間画像を再構成する。
また、画像生成機能123は、検査目的にそぐわない画像成分であるアーチファクトを低減する処理や、臓器や血管を明瞭に表示するための処理を実空間画像に対して行う。
ディスプレイ15は、画像生成機能123で生成された画像や、記憶回路14に記憶された検査管理情報や撮像条件を表示できる。さらに、操作者に対する通知を表示できる。この通知は、例えば、設定された撮像条件が被検体に健康被害を及ぼすおそれがあることを知らせるメッセージである。
寝台20は、被検体を載置する天板23を有する。寝台20は、上下方向に移動させることができる。また、天板23は、寝台20の長手方向または短手方向に沿って移動させることができる。寝台20は、RFタグリーダ21を備える。RFタグリーダ21は、被検体が着用する検査着に装着されたRFタグ22に記録された情報が読み取れるように、例えば、図2に示すように天板23の周囲であって、天板23の移動を妨げない位置に設ける。RFタグリーダ21は、寝台20の外表面に取り付けてもよいし、寝台20の内部に収めてもよい。
寝台制御機能124は、寝台20や天板23の移動を制御し、載置された被検体の位置を設定する。また、RFタグリーダ制御機能126は、RFタグリーダ21のRFタグ読み取り動作を制御する。
RFタグリーダ21は、RFタグ22のタグ識別情報を読み出す。RFタグ22のタグ識別情報は、例えばRFタグ22の取り付け部位を特定するための情報である。RFタグ22は、例えば、耐水性、耐熱性などを備えた衣料用途のRFタグ22であって、検査着に装着して用いる。タグ識別情報は、RFタグ22が被検体のどの部位に取り付けられているかを表す。例えばRFタグ22が図2のように、寝台20の天板23に載置された被検体が着用する検査着の、右肩、左肩、胸、(隠れて見えない)背中、右脚、左脚、脚部正面、(隠れて見えない)脚部後面、の各部に取り付けられているとする。なお、RFタグ22が、被検体情報や検査情報、撮像条件の情報を保持していた場合は、それらの情報をRFタグリーダ21で読み出して、記憶回路14に記憶させることができる。
処理回路12の体位判別機能122は、RFタグリーダ21の設置位置を特定するためのリーダ識別情報とタグ識別情報との組み合わせを被検体の体位と対応付ける体位判別テーブルを参照して、被検体の体位を判別する。体位判別方法の詳細は後述する。
処理回路12はプロセッサである。処理回路12は、撮像条件設定機能121や体位判別機能122、画像生成機能123、寝台制御機能124、入力処理機能125、RFタグリーダ制御機能126を、記憶回路14やプロセッサに内蔵されたメモリから読み出して実行する。
記憶回路14は、例えば検査管理情報や撮像条件、撮像した画像を記憶する。
以下に、被検体を寝台20の天板23に載置してから、撮像が開始されるまでの流れを図3のフローチャートを用いて説明する。
S1では、RFタグリーダ制御機能126がRFタグリーダ21を制御して、RFタグリーダ21がRFタグ22からタグ識別情報を読み出す。読み出したタグ識別情報は、体位判別機能122に送られる。また、RFタグ22に被検体情報や検査情報、撮像条件が記録されている場合は、RFタグリーダ21は同時に被検体情報や撮像条件を読み出す。なお、RFタグリーダ21は、RFタグリーダ制御機能126によって読み出し可能な状態にされたときにのみRFタグ22に記録された情報を読み出すようにしてもよいし、RFタグリーダ制御機能126によって常時RFタグ22に記録された情報が読み出すことが可能な状態とされてもよい。
S2では、体位判別機能122が、図4に例示する、RFタグリーダ21のリーダ識別情報とRFタグ22のタグ識別情報との組み合わせを被検体の体位と対応付ける体位判別テーブルを参照して、被検体の体位を判別する。この体位判別テーブルでは、仰向け、うつ伏せ、右側位(右半身を下にして寝る姿勢)、左側位(左半身を下にして寝る姿勢)、の4通りと、被検体を頭から架台70に挿入するか足から挿入するかの2通りの組み合わせ、つまり全8通りの体位が判別できる。
ここで、図4のアルファベット記号について説明する。被検体は、図2に示すように、寝台20の天板23に被検体が架台70の方向に頭を向けて、仰向けに載置されている。被検体から見て右側のRFタグリーダ21をリーダAとし、左側のRFタグリーダ21をリーダBとする。被検体には、図5に示す、各々貼り付け部位を特定するための記号を付した8つのRFタグ22が付されている。胸部はタグF1、背中はタグB1、右肩はタグR1、左肩はタグL1、脚部前面はタグF2、脚部背面はタグB2、脚部右側面はタグR2、脚部左側面はタグL2、と記号を付す。なお、図4中のFFはFeet Firstの略で足から先に架台70に挿入することを意味し、HFはHead Firstの略で頭から先に架台70に挿入することを意味する。
例えば、寝台20の天板23に被検体が架台70の方向に頭を向けて、仰向けに載置されている場合、各RFタグリーダ21は、対面するRFタグ22からタグ識別情報を読み取る。つまり、リーダAはタグR1から、リーダBはタグL1から、タグ識別情報を読み取る。体位判別機能122は、体位判別テーブルを参照して、が仰向けの姿勢でHead Firstの向きにあることを判別する。
体位判別機能122によって判別された体位情報は、ディスプレイ15に表示させることができる。表示させる内容は、例えば「仰向けの姿勢でHead First」のように文字情報でもよいし、寝台20と架台と被検体とを示した2次元や3次元の画像でもよい。
S3では、被検体情報の登録または選択を行う。ステップS2において、RFタグリーダ21がRFタグ22から被検体情報を読み出すことが可能な場合、読み出された被検体情報を記憶回路14に記憶する。また、被検体情報が、インターフェイスを介してMRI装置1の外部の装置から読み出し可能な場合、外部の装置に記憶された被検体情報から、検査対象の被検体に対応する被検体情報を操作者が選択して、記憶回路14に被検体情報が記憶される。さらに、操作者が、入力回路11を介して被検体情報を直接入力または編集を行う場合は、処理回路12の入力処理機能125が、入力回路11により受け付けられた入力情報を記憶回路14に記憶させる。
S4では、撮像条件設定機能121が撮像条件の設定を行う。ステップS2において、RFタグリーダ21がRFタグ22から撮像条件を読み出すことが可能な場合、読み出された撮像条件に基づいて、撮像条件設定機能121がパルスシーケンス情報を生成する。また、撮像条件が、記憶回路14やインターフェイスを介したMRI装置1の外部の装置に、リストから選択可能な状態で記憶されている場合、そのリストから撮像条件を選択することも可能である。さらに、新規に撮像条件を入力する場合や、読み出した撮像条件を変更する場合は、入力回路11を介した操作者による入力によって、撮像条件を設定する。
S5では、撮像条件設定機能121が撮像条件の変更が必要か否かを判定する。例えば、体位判別機能122によって判別された被検体の体位が、設定された撮像条件のもとでは被検体に健康被害を及ぼすおそれがある(所定の許容値を超える)場合、撮像条件を変更する。被検体に健康被害を及ぼすおそれとは、例えば時間変動磁場の大きさによって判定できる。時間変動磁場は被検体内部に電流を発生させることがあり、この電流により被検体に神経刺激を引き起こすおそれがある。一般に、側臥位の場合は、仰向けやうつ伏せの時に比べて被検体に電流が誘起されやすく、神経刺激の原因となることが知られている。時間変動磁場の許容値を設けて、許容値を超えた時に撮像条件の変更を行うようにすることができる。時間変動磁場による被検体における神経刺激を抑制するため、例えばRFパルスのバンド幅や、撮像視野の範囲、画像生成に用いるRFパルスの個数に相当するマトリクスサイズ等の撮像条件を変更する。
撮像条件設定機能121による撮像条件の変更が必要か否かの判定は、撮像開始前に1度だけ行うようにしてもよいし、異なる複数の撮像条件での撮像を連続して行う場合などにおいて、撮像条件ごとに撮像開始前に判定するようにしてもよい。
撮像条件設定機能121が撮像条件の変更が必要と判定した場合は、S6に進み、撮像条件の変更を行う。撮像条件の変更を反映させる前に、設定された撮像条件が許容値を超えたことを示す通知をディスプレイ15に表示させてもよい。撮像条件の変更が行われた後、ディスプレイ15に、撮像条件の変更されたことの通知、または変更内容を表示させてもよい。S6で撮像条件の変更が行われた後、またはS5で撮像条件の変更が不要と判定された後、S7へ進む。
S7では、寝台制御機能124が、寝台20の天板23を駆動させて被検体を撮像位置まで移動させる。
S8では、シーケンサ13が、設定された撮像条件に基づいて傾斜磁場電源50と送信回路40と受信回路30とを制御して撮像を開始し、フローが終了する。
上述したフローにおいては、寝台制御機能124が寝台20の天板23を制御して、被検体を撮像位置まで移動させる前に、被検体の体位判別を行っていたが、被検体の体位を判別するタイミングはこれに限らない。例えば、ステップS1の前に、寝台制御機能124による天板23の移動を開始させ、被検体を移動させながらRFタグ22からタグ識別情報を読み出して、体位の判定を行ってもよい。
また、ステップS5において、撮像条件の変更が必要と判断された場合に、撮像条件を変更するのではなく、撮像自体を取り消してもよい。
なお、ステップS3からステップS6までの流れにおいて、被検体情報の登録・選択、撮像条件の設定及び変更を行っているが、これらの操作は被検体を寝台20の天板23に載置する以前に完了されている場合がある。この場合は、ステップS3からステップS6までの流れを省略することが可能である。つまり、ステップS2における体位の判別のあと、直ちにステップS7において被検体を撮像部位まで移動させることが可能である。
上記の体位判別にかかるフローのステップS2において用いた体位判別テーブルでは、リーダAとリーダBとが読み取るRFタグ22の記号の組み合わせが体位ごとに異なるため、被検体の体位を一意に判別することができる。なお、リーダAまたはリーダBを1台で用いたとしても、体位ごとに読み取られるRFタグ22の記号は重複しない。したがってRFタグリーダ21は、例示した8通りの体位を判別する上では1台であってもよい。冗長化させることなどを目的として2台以上設けてもよい。
上述では、RFタグリーダ21を2台用い、被検体にRFタグ22が8つ付された場合を図示して説明したが、RFタグリーダ21とRFタグ22の構成はこれに限らない。以下にその変形例を示す。
(変形例1)
本変形例では、寝台にRFタグリーダ21を4台設け、被検体にRFタグ22を4つ付す。
本変形例では、寝台にRFタグリーダ21を4台設け、被検体にRFタグ22を4つ付す。
被検体が寝台20の天板23に載置されている様子を図6に示す。被検体は、架台70の方向に頭を向けて、仰向けに載置されている。被検体から見て、右肩付近に設けられたRFタグリーダ21をリーダA、左肩付近に設けられたRFタグリーダ21をリーダB、右脚付近に設けられたRFタグリーダ21をリーダC、左脚付近に設けられたRFタグリーダ21をリーダD、と記号を付す。また、被検体に付されたRFタグ22は、図7に示すように、胸部のものをタグF、背中のものをタグB、右肩のものをタグR、左肩のものをタグL、と記号を付す。
例えば、寝台20の天板23に被検体が架台70の方向に頭を向けて、仰向けに載置されている場合、リーダAはタグRから、リーダBはタグLから、各々のRFタグ22が保持するタグ識別情報を読み取る。リーダCおよびリーダDは、このとき読み取り対象なしとなる。図8に、4つのRFタグ22(L・R・B・F)と4台のRFタグリーダ21(A・B・C・D)のリーダ識別情報との組み合わせと被検体の体位との関係を表す体位判別テーブルを示す。判別する被検体の体位は、仰向け、うつ伏せ、右側位、左側位、の4通りと、Feet FirstかHead Firstかの2通りとの組み合わせによる、全8通りである。図8表中の「−」は読み取り対象のRFタグ22が存在しないことを示す。リーダA、リーダB、リーダC、リーダDが読み取るRFタグ22の記号の組み合わせは、体位ごとに異なるため、被検体の体位を一意に判別できる。なお、リーダAまたはリーダBの1台と、リーダCまたはリーダDの1台で構成する、2台のRFタグリーダ21を用いたとしても、体位ごとに読み取られるRFタグ22の記号は重複しない。したがってRFタグリーダ21は、例示した8通りの体位を判別する上では2台でもよい。冗長化させることなどを目的として4台以上設けてもよい。
(変形例2)
本変形例では、寝台20にRFタグリーダ21を2台設け、被検体にRFタグ22を8つ付す。図3のフローチャートで説明した時に挙げた例との違いは、RFタグリーダ21の設置位置にある。
本変形例では、寝台20にRFタグリーダ21を2台設け、被検体にRFタグ22を8つ付す。図3のフローチャートで説明した時に挙げた例との違いは、RFタグリーダ21の設置位置にある。
被検体が寝台20の天板23に載置されている様子を図9に示す。被検体は、架台70の方向に頭を向けて、仰向けに載置されている。被検体の背中から首にかけての領域付近にRFタグリーダ21を1台設け、リーダEとする。また、被検体の脚部、股下の周辺にRFタグリーダ21を1台設け、リーダFとする。これら2台のRFタグリーダ21は寝台20に内蔵させる。被検体に8つのRFタグ22を付し、図2に示すように、各RFタグ22に記号を付す。胸部はタグF1、背中はタグB1、右肩はタグR1、左肩はタグL1、脚部前面はタグF2、脚部背面はタグB2、脚部右側面はタグR2、脚部左側面はタグL2、と記号を付す。
例えば、被検体が、架台70の方向に頭を向けて寝台20の天板23の上に仰向けに載置されている場合、リーダEはタグB1から、リーダFはタグB2から、各々のRFタグ22が保持するタグ識別情報を読み取る。仰向け、うつ伏せ、右側位、左側位、の4通りと、Feet FirstかHead Firstかの2通りとの組み合わせによる、全8通りの体位において、リーダEとリーダFが各体位で読み取るRFタグ22のタグ識別情報と、各リーダの配置位置と、の組み合わせと被検体の体位の対応関係を示す体位判別テーブルを図10に示す。リーダE、リーダFが読み取るRFタグ22の記号の組み合わせは、体位ごとに異なるため、被検体の体位が一意に判別できる。なお、リーダEまたはリーダFの1台のRFタグリーダ21を用いたとしても、体位ごとに読み取られるRFタグ22の記号は重複しない。したがってRFタグリーダ21は、例示した8通りの体位を判別する上では1台でもよい。冗長化させることなどを目的として2台以上設けてもよい。
上述した例は、寝台20にRFタグリーダ21を設ける場合を示したが、図11に示すように、架台70にRFタグリーダ21を設けてもよい。RFタグリーダ21がRFタグ22を読み取るタイミングは、寝台20または天板23を架台70に挿入する前であってもよいし、寝台20または天板23を架台70に挿入する過程で順次近接するRFタグ22を読み取っていってもよい。
上述した第1の実施形態のMRI装置1は、RFタグリーダ21を備え、そのRFタグリーダ21が、被検体に付されたRFタグ22からタグ識別情報を読み出す。体位判別機能122は、RFタグリーダ21のリーダ識別情報とRFタグ22のタグ識別情報との組み合わせから被検体の体位を判別する。判別された被検体の体位は、検査情報として登録することができる。また、判別された被検体の体位が、撮像条件設定機能121が設定する撮像条件のもとで被検体に健康被害を及ぼすおそれがある場合は、撮像条件を変更する。
これにより、操作者が、目視で被検体の体位を確認したり、コンソールで体位の情報を手動で登録したりする必要がなくなり、検査前のセッティング時間が短縮される。また、人為的ミスで体位を誤登録することが防げるので、撮像した画像の診断における誤診のおそれが減る。さらに、被検体において神経刺激が生じる危険性を低減できる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係るMRI装置1は、RFタグリーダ21を備え、そのRFタグリーダ21が、被検体に付されたRFタグ22からRFタグの取り付け部位を特定するためのタグ識別情報を読み出す。また、体位判別機能122は、RFタグ22から受信される受信信号強度を用いて、被検体の体位を判別する。第2の実施形態において、第1の実施形態と重複する内容は省略する。また、図面の符号についても、共通の箇所には同じ符号を付して説明する。
第2の実施形態に係るMRI装置1は、RFタグリーダ21を備え、そのRFタグリーダ21が、被検体に付されたRFタグ22からRFタグの取り付け部位を特定するためのタグ識別情報を読み出す。また、体位判別機能122は、RFタグ22から受信される受信信号強度を用いて、被検体の体位を判別する。第2の実施形態において、第1の実施形態と重複する内容は省略する。また、図面の符号についても、共通の箇所には同じ符号を付して説明する。
第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、RFタグリーダ21がRFタグ22から取得する情報と、体位判別機能122が体位を判別する方法である。
まず、RFタグリーダ21は、RFタグ22からタグ識別情報を読み取る。RFタグリーダ21は、寝台20に備えてもよいし、架台70に備えてもよい。寝台20に設ける場合は、例えば、天板23の周囲であって、天板23の移動を妨げない位置にRFタグリーダ21を設ける。また、架台70に設ける場合は、例えば、被検体を挿入する空洞部の付近に設ける。RFタグリーダ21は、タグ識別情報を読み取るとともに、RFタグ22から受信する受信信号強度を検出する。受信信号強度から被検体の体位を判別する方法は、(1)RFタグリーダ21とRFタグ22との距離に基づく方法と(2)受信信号強度の類似度で体位を求める方法、とが挙げられる。
(1)RFタグリーダ21とRFタグ22との距離に基づく方法
RFタグリーダ21から距離rにあるRFタグ22から受信される信号の受信信号強度は、距離に関して指数関数的に減衰し、数式(1)の関係をもつ。
ここで、AとBは定数である。定数AとBの値は、位置が既知であるRFタグ22に対して、事前に受信信号強度を測定して決定する。この事前の受信信号強度測定では、RFタグ22が必ずしも被検体に付されている必要はない。定数AとBとを決定後、数式(1)を用いて、被検体に付された各RFタグ22のRFタグリーダ21からの距離を求める。RFタグ22の3次元情報は、4台以上のRFタグリーダ21を寝台20や架台70に設け、各RFタグリーダ21の取得する距離情報を用いることによって特定できる。なお、少なくとも4台のRFタグリーダ21は、全てが同一平面上に位置しないように配置する。
RFタグリーダ21から距離rにあるRFタグ22から受信される信号の受信信号強度は、距離に関して指数関数的に減衰し、数式(1)の関係をもつ。
体位判別機能122は、被検体に付された各RFタグ22の3次元位置情報に基づいて体位を判別する。被検体に、8つのRFタグ22が付され、図5に示すように、胸部はタグF1、背中はタグB1、右肩はタグR1、左肩はタグL1、脚部前面はタグF2、脚部背面はタグB2、脚部右側面はタグR2、脚部左側面はタグL2、とする。ここで、仰向け、うつ伏せ、右側位、左側位、の4通りと、Feet FirstかHead Firstかの2通りとの組み合わせによる、全8通りの体位を判別する方法を説明する。
まず、上半身側のタグF1、タグB1、タグL1、タグR1のうちの1つあるいはいくつかの座標の水平成分と、下半身側のタグF2、タグB2、タグL2、タグR2のうちの1つあるいはいくつかの座標の水平成分とを比較する。上半身側のタグが架台70に近ければHead First、下半身側のタグが架台70に近ければFeet Firstである。
次に、タグR1とタグL1の座標の垂直成分の差を調べ、差が所定の閾値以上であれば側臥位(右側位か左側位)で、閾値以下であれば仰向けかうつ伏せと判別する。右側位か左側位かの判別は、タグR1とタグL1の座標の垂直成分を調べ、タグR1の方が小さければ右側位、タグL1の方が小さければ左側位とする。仰向けかうつ伏せかの判別は、タグR1とタグL1の座標の水平成分を調べることで可能となる。Head Firstのとき、寝台20または天板23を架台70に挿入する方向に向かって左側にタグR1が位置していれば仰向け、右側にタグR1が位置していればうつ伏せ、と判別する。Feet Firstのとき、寝台20または天板23を架台70に挿入する方向に向かって左側にタグR1が位置していればうつ伏せ、右側にタグR1が位置していれば仰向け、と判別する。なお、基準としてタグR1の座標を用いて説明したが、その他のRFタグ22を用いることも可能である。
(2)受信信号強度の類似度で体位を求める方法
まず、RFタグリーダ21が、判別したい体位ごとにRFタグ22からの受信信号強度を測定し、記憶回路14がテンプレート情報として測定情報を記憶する。例えば、仰向け、うつ伏せ、右側位、左側位、の4通りと、Feet FirstかHead Firstかの2通りとの組み合わせによる、全8通りの体位を判別する場合は、この8通りの体位のテンプレート情報を作成する。この事前測定を行う被検体と実際に検査の対象となる被検体とは同一である必要はない。ただし、体格に大きな差異がある場合は、体位の判別に誤差が生じるおそれがあるので、性別や年齢、体重に応じて、検査対象の被検体に最も近いテンプレート情報が適用されるよう、複数のテンプレート情報を事前に用意する。なお、テンプレート情報は、実際の人体による実測以外に、シミュレーションに基づいて作成してもよい。
まず、RFタグリーダ21が、判別したい体位ごとにRFタグ22からの受信信号強度を測定し、記憶回路14がテンプレート情報として測定情報を記憶する。例えば、仰向け、うつ伏せ、右側位、左側位、の4通りと、Feet FirstかHead Firstかの2通りとの組み合わせによる、全8通りの体位を判別する場合は、この8通りの体位のテンプレート情報を作成する。この事前測定を行う被検体と実際に検査の対象となる被検体とは同一である必要はない。ただし、体格に大きな差異がある場合は、体位の判別に誤差が生じるおそれがあるので、性別や年齢、体重に応じて、検査対象の被検体に最も近いテンプレート情報が適用されるよう、複数のテンプレート情報を事前に用意する。なお、テンプレート情報は、実際の人体による実測以外に、シミュレーションに基づいて作成してもよい。
体位判別機能122は、検査対象の被検体に付されたRFタグ22から得られる受信信号強度をテンプレート情報と比較し、体位を判別する。体位の判別は、k近傍法や機械学習などを用い、特徴量である受信信号強度の類似度が高いテンプレート情報の体位を、検査対象の体位に適用する。これにより体位判別が完了する。
上述した第2の実施形態のMRI装置1は、第2の実施形態に係るMRI装置1は、RFタグリーダ21を備え、そのRFタグリーダ21が、被検体に付されたRFタグ22から部位を特定する情報を読み出す。また、体位判別機能122は、RFタグ22から受信される受信信号強度を用いて、被検体の体位を判別する。これにより、操作者が、目視で被検体の体位を確認したり、体位情報を手動で登録したりする必要がなくなる。
これにより、操作者が、目視で被検体の体位を確認したり、体位情報を手動で登録したりする必要がなくなる。また、RFタグリーダ21がRFタグ22のタグ情報を読み取る際に、RFタグ22を至近距離まで近づける必要はないので、RFタグリーダ21の設置位置の自由度が高まる。このように至近距離まで近づける必要がないことによって、被検体の体格によってはRFタグが読みづらい、ということも回避できる。さらに、RFタグ22からの受信信号強度は、一般的なRFタグリーダ21であっても取得できる情報であり、体位判別の機能付加に係るコストが少なくて済む。
以上説明した少なくとも1つの実施形態の医用画像診断装置は、寝台20の天板23に載置された被検体に付されたRFタグ22から部位を特定するタグ識別情報を読み取るRFタグリーダ21と、タグ識別情報に基づいて被検体の体位を判別する体位判別機能122と、を備える。これにより、被検体の体位を容易に判別することができる。
上記説明において用いた「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、或いは、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC))、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。プロセッサは記憶回路14に保存されたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、記憶回路14にプログラムを保存する代わりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むよう構成しても構わない。この場合、プロセッサは回路内に組み込まれたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、本実施形態の各プロセッサは、プロセッサごとに単一の回路として構成される場合に限らず、複数の独立した回路を組み合わせて1つのプロセッサとして構成し、その機能を実現するようにしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 MRI装置
20 寝台
21 RFタグリーダ
22 RFタグ
23 天板
70 架台
20 寝台
21 RFタグリーダ
22 RFタグ
23 天板
70 架台
Claims (8)
- 寝台に載置された被検体に付されたRFタグから、前記RFタグの取り付け部位を特定するためのタグ識別情報を読み取るRFタグリーダと、
前記RFタグリーダによって読み取られた前記タグ識別情報に基づいて、前記被検体の体位を判別する体位判別部と、
を備えた、医用画像診断装置。 - 前記体位判別部は、前記RFタグリーダの設置位置を特定するためのリーダ識別情報と前記タグ識別情報との組み合わせを前記被検体の体位と対応付ける体位判別テーブルを参照して、前記被検体の体位を判別する、
請求項1に記載の医用画像診断装置。 - 前記体位判別部は、複数の前記RFタグリーダが前記RFタグから受信する信号の受信信号強度に基づいて、複数の前記RFタグリーダと前記RFタグとの距離を求め、前記被検体の体位を判別する、
請求項1に記載の医用画像診断装置。 - 前記体位判別部は、判別する体位ごとに記憶された、前記RFタグリーダが前記RFタグから受信する信号の受信信号強度のテンプレート情報を参照して、前記被検体の体位を判別する、
請求項1に記載の医用画像診断装置。 - 前記RFタグリーダは、前記寝台に備えられ、前記被検体が載置された天板を静止させたまま、または前記天板を移動させながら、前記タグ識別情報を読み取る、
請求項1ないし請求項4のうちいずれか1項に記載の医用画像診断装置。 - 前記RFタグリーダは、前記被検体を挿入して検査する架台に備えられ、前記被検体が載置された天板を静止させたまま、または前記天板を移動させながら、前記タグ識別情報を読み取る、
請求項1ないし請求項4のうちいずれか1項に記載の医用画像診断装置。 - 前記RFタグリーダは、前記RFタグに記録された被検体情報と検査情報とのうち少なくとも1つを含む検査管理情報を読み取る、
請求項1ないし請求項6のうちいずれか1項に記載の医用画像診断装置。 - 前記体位判別部で取得した前記被検体の体位を用いて、撮像条件を設定する撮像条件設定部を備えた、
請求項1ないし請求項7のうちいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015113267A JP2016221162A (ja) | 2015-06-03 | 2015-06-03 | 医用画像診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015113267A JP2016221162A (ja) | 2015-06-03 | 2015-06-03 | 医用画像診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016221162A true JP2016221162A (ja) | 2016-12-28 |
Family
ID=57746514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015113267A Pending JP2016221162A (ja) | 2015-06-03 | 2015-06-03 | 医用画像診断装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2016221162A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110507349A (zh) * | 2019-09-03 | 2019-11-29 | 上海联影医疗科技有限公司 | 自动扫描方法、装置、计算机设备和计算机可读存储介质 |
-
2015
- 2015-06-03 JP JP2015113267A patent/JP2016221162A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110507349A (zh) * | 2019-09-03 | 2019-11-29 | 上海联影医疗科技有限公司 | 自动扫描方法、装置、计算机设备和计算机可读存储介质 |
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