JP2016220255A - 無線通信装置、無線通信方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
請求項4は、無線基地局との通信接続により無線通信を行う無線通信端末であって、当該無線通信端末における動きを検出する検出手段と、前記検出手段で検出される動きが特定種類の動きか否かを判別する判別手段と、前記判別手段で前記特定種類の動きを判別した際に、前記無線通信による通信接続先となる無線基地局あるいは周波数帯域を新たに選択するための選択制御を行う通信制御手段と、を具備したことを特徴とする。
請求項6は、無線基地局との通信接続により無線通信を行う無線通信端末であって、当該無線通信端末における動きを検出する検出手段と、前記検出手段で検出される動きが特定種類の動きか否かを判別する判別手段と、前記判別手段で特定種類の動きを判別した際に、複数の無線基地局あるいは周波数帯域の内で、その動きの種類に応じて決まる無線基地局あるいは周波数帯域での通信接続を制御する通信制御手段と、を具備したことを特徴とする。
以下、本発明の第1実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態に係る無線通信システム10は、飲食店等の建物の複数の階層に店舗を構える飲食店において、各階層において受け付けられた注文を、建物のn個の階層毎に配置されたn個の基地局と無線通信により送受信する一連の制御を実行するものである。ここで、nは、1以上の任意の整数値であって、本実施形態では建物の階層の数と同一の値である。
図1に示すように、本実施形態に係る無線通信システム10においては、OESシステム11と、コントローラ12と、がネットワーク21を介して相互に接続されている。ネットワーク21は、LAN(Local Area Network)回線やインターネット回線により無線又は有線により各端末同士を相互に接続している。
以下、基地局31−1〜31−nを個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて、「基地局31」と単に呼ぶ。また、基地局31と呼んでいる場合には、その構成要素の符号についても、1〜nを省略して説明する。
例えば、OESコントローラ32は、コントローラ12から送信される予約情報(仮締め情報)等受信して、各基地局31のうち何れかの基地局31を介してOES端末33に送信する。OES端末33は、当該予約情報等を受信すると、後述の図2を参照して説明する表示部119に画像として表示させる。店舗の従業員は、OES端末33の表示部119(図2参照)を視認して、必要な作業、例えば予約情報により特定される人数分のお通しを用意する等の作業を行う。
また、OES端末33は、顧客の注文を受け付けて登録すると、当該注文の登録情報を各基地局31のうち何れかの基地局31を介してOESコントローラ32に送信する。OESコントローラ32は、ネットワーク21を介して当該注文の登録情報をコントローラ12に送信する。すると、コントローラ12は、当該注文の登録情報を厨房の料理人に通知する。コントローラ12は、当該注文の登録情報に基づいて、当該注文をした顧客の伝票(データ)に、当該注文の内容を追記する。OES端末33は、顧客の注文を受け付けて登録すると、何れかの基地局31を通じOESコントローラ32を介して当該注文の注文情報をコントローラ12に送信する。このように、OES端末33は、建物の複数の階層に配置された複数の基地局31のうち1の基地局31と無線通信する。
図2は、本実施形態に係るOES端末33のハードウェアの構成を示すブロック図である。
ここで、3軸加速度データのうち、X成分はOES端末33の垂直方向の振動周期に、Y成分はOES端末33の水平方向の振動周期に、Z成分はOES端末33の進行方向の振動周期に、それぞれ対応する。
表示部119は、ディスプレイにより構成され、画像やテキストにより、注文の登録情報や予約情報を表示する。
記憶部120は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部121は、インターネットを含むネットワーク21を介して他の装置、例えば無線通信システム10内の各装置やプリンタ(図示せず)又はディスプレイ(図示せず)との間で行う通信を制御する。
無線通信処理とは、次のような一連の処理をいう。即ち、OES端末33は、無線通信の開始に伴い、検出された加速度に基づいて検出された加速度とに基づいて現在の階層を検出する。そして、OES端末33は、検出された階層に基づいて最も適切な基地局を選択し、選択された基地局に基づいて無線通信を行う制御を実行する一連の流れをいう。
記憶部120の一領域として、基地局情報記憶部151が設けられている。なお、基地局情報記憶部151が記憶部120の一領域として設けられていることは例示であって、その他例えばリムーバブルメディア131の一領域として設けられるようにしてもよい。
基地局情報記憶部151に記憶されている基地局情報は、「階層」、「基地局ID」、「周波数帯域」を含む。従って、基地局情報記憶部151に記憶されている基地局情報の構造は、このような関係を示すものであれば足り、特に限定されないが、本実施形態では、図4に示すように、行列構造となっている。
また、本実施形態においては、図2の基地局情報は、基地局情報記憶部151に記憶しているがこれに限られるものではなく、RAM(図示せず)やOES端末33のリムーバブルメディア131であってもよい。基地局選択部144は、選択した基地局31の情報を通信制御部145へ供給する。
OES端末により無線通信処理が実行されると、CPU111において図3の各機能ブロックが機能して、次のような処理が実行される。即ち、以下の各ステップの各処理の動作主体は、ハードウェアではCPU111が該当する。ただし、本発明の理解を容易なものとすべく、CPU111において機能する各機能ブロックが動作主体であるものとして、以下の各ステップの処理の説明をする。
以下、図5のフローチャートを参照して、OES端末33の無線通信処理について説明する。
無線通信処理は、このようなユーザによる無線通信の指示及び現在位置する階層の入力を契機として開始され、次のような処理が実行される。
例えば、ユーザにより初期設定として入力された現在位置の階層が「1F」である場合には、図4の基地局情報に基づき、「1F」の階層に対応する基地局IDとして「4」が選択される。そして、基地局ID「4」に対応付けられた周波数帯域「d.dddGHz」が決定される。そして、通信制御部145は、決定した周波数帯域「d.dddGHz」に基づいて無線通信を開始する。
検出部141は、OES端末33が位置する階層を検出する。
基地局選択部144は、複数の基地局31のうち、検出部141により検出された階層に対応する基地局31を選択する。
通信制御部145は、基地局選択部144により選択された基地局31と無線通信を行う制御を実行する。
この場合、現在OES端末が位置する階層に基づいて、その階層に最も適切な基地局を選択することができる。そして、選択された基地局に基づいて通信を行うことができる。従って、複数の階層により構成された複数の無線の基地局を備えた店舗を持つ飲食店等において、常に最適な電波を使用することができるので、適切な基地局を探すのに非効率なサーチ時間をなくすとともに、通信を複数回行うための再送回数を低減させることができる。これにより、信頼性のある無線通信を行い、かつ、消費電力低減を行うことを可能とすることができる。
検出部141は、3軸加速度センサ116から出力された加速度を検出する。
計時部142は、検出部141による加速度の検出が開始されてから所定の時間を計時する。
そして、階層検出部143は、検出部141により検出された加速度と、計時部142により計時された時間とに基づいて、OES端末33が位置する階層を検出してもよい。
この場合、検出部141により検出された加速度と、計時部142により計時された時間とに基づいて、より正確にOES端末33が位置する階層を検出することができる。
そして、前記基地局選択手段は、記憶部120を参照して、基地局31からの電界強度に対応した階層に配置された基地局31を選択してもよい。
この場合、当該階層において電界強度が高い基地局が予め対応付けられて記憶されていることから、記憶部120を参照するだけで、当該階層において最適な基地局31を選択することができる。これにより、別途電界強度を測定する必要もないことから、消費電力低減を行うことを可能とし、かつ、信頼性のある無線通信を行うことができる。
次に、本発明の第2実施形態に係るOES端末33について説明する。
本発明の第2実施形態に係るOES端末33は、第1実施形態に係るOES端末33と基本的に同様のハードウェア構成及び機能的構成を取ることができる。
従って、図1は、第2実施形態に係るOES端末33のハードウェアの構成を示すブロック図でもある。
ただし、第2実施形態では、無線通信処理のうちステップS32乃至ステップS34の処理については、第1実施形態で採用された図5のフローチャートではなく、図6のフローチャートが採用される。
図6は、図2の機能的構成を有する図1のOES端末33が実行する、第2実施形態に係る無線通信処理の流れを説明するフローチャートである。
OES端末により無線通信処理が実行されると、CPU111において図3の各機能ブロックが機能して、次のような処理が実行される。即ち、以下の各ステップの各処理の動作主体は、ハードウェアではCPU111が該当する。ただし、本発明の理解を容易なものとすべく、CPU111において機能する各機能ブロックが動作主体であるものとして、以下の各ステップの処理の説明をする。
そこで、以下、このような差異点について主に説明し、一致点の説明は適宜省略する。
この処理が終了すると、第1実施形態におけるステップS17乃至ステップS19の各処理と同様の、ステップS35乃至ステップS37の処理が実行される。
そして、階層検出部143は、検出部141により検出された高度に基づいて、OES端末33が位置する階層を検出する。
この場合、高度センサ117により現在の高度を直接検出して、現在のOES端末33が位置する階層を検出することができることから、OES端末33が位置する階層をより正確に検出することができる。
次に、本発明の第3実施形態に係るOES端末33について説明する。
本発明の第3実施形態に係るOES端末33は、第1実施形態に係るOES端末33と基本的に同様のハードウェア構成を取ることができる。
従って、図1は、第3実施形態に係るOES端末33のハードウェアの構成を示すブロック図でもある。
そこで、以下、このような差異点について主に説明し、一致点の説明は適宜省略する。
記憶部120の一領域として、基地局情報記憶部151が設けられている。なお、基地局情報記憶部151が記憶部120の一領域として設けられていることは例示であって、その他例えばリムーバブルメディア131の一領域として設けられるようにしてもよい。
認識部241は、3軸加速度データに基づいて振動周期を求め、そのうちの主に垂直方向の振動周期(X成分から求められた振動周期)を用いて、OES端末33の移動形態を検出する。
なお、このようにして認識部241がユーザの移動形態を検出するまでに実行する一連の処理を、以下、「状態検出処理」と呼ぶ。
基地局選択部244は、エリア検出部243により検出されたエリアに対応する基地局31として、各エリアに配置された基地局31を選択しているがこれに限られない。例えば、1個の基地局に対し、複数のエリアを対応付けてもよい。この場合、エリア検出部243により検出されたエリアとしてエリアA及びエリアBの何れのエリアが検出されたとしても、エリアAに配置されている基地局31が選択される。即ち、この場合、エリアA及びエリアBとエリアAに配置されている基地局31とが対応付けられている。
ただし、第3実施形態では、無線通信処理のうちステップS53乃至ステップS57の処理については、第1実施形態で採用された図5のフローチャートではなく、図8のフローチャートが採用される。
OES端末により無線通信処理が実行されると、CPU111において図7の各機能ブロックが機能して、次のような処理が実行される。即ち、以下の各ステップの各処理の動作主体は、ハードウェアではCPU111が該当する。ただし、本発明の理解を容易なものとすべく、CPU111において機能する各機能ブロックが動作主体であるものとして、以下の各ステップの処理の説明をする。
そこで、以下、このような差異点について主に説明し、一致点の説明は適宜省略する。
認識部241は、OES端末33の移動形態を認識する。
エリア検出部243は、認識部241により認識された移動形態に基づいて、OES端末33が移動したエリアを検出する。
基地局選択部244は、複数の基地局31のうち、エリア検出部243により検出されたエリアに配置された基地局31を選択する。
通信制御部245は、基地局選択部244により選択された基地局と無線通信を行う制御を実行する。
この場合、現在OES端末が位置するエリアに基づいて、そのエリアに最も適切な基地局を選択することができる。そして、選択された基地局に基づいて通信を行うことができる。従って、複数のエリアにより構成された複数の無線の基地局31を備えた店舗を持つ飲食店等において、常に最適な電波を使用することができる。これにより、適切な基地局31を探すのに非効率なサーチ時間をなくすとともに、通信を複数回行うための再送回数を低減させることができる。これにより、信頼性のある無線通信を行い、かつ、消費電力低減を行うことを可能とすることができる。
そして、前記基地局選択手段は、記憶部120を参照して、基地局31からの電界強度に対応したエリアに配置された基地局31を選択してもよい。
この場合、当該エリアにおいて電界強度が高い基地局が予め対応付けられて記憶されていることから、記憶部120を参照するだけで、当該エリアにおいて最適な基地局31を選択することができる。これにより、別途電界強度を測定する必要もないことから、消費電力低減を行うことを可能とし、かつ、信頼性のある無線通信を行うことができる。
即ち、上述の実施形態では、基地局選択部144は、階層検出部143により検出された階層に対応する基地局31として、各階層に配置された基地局31を選択しているがこれに限られない。例えば、図9に示すように、1個の基地局に対し、複数の階層を対応付けてもよい。この場合、階層検出部143により検出された階層として1階及び2階の何れの階層が検出されたとしても、1階に配置されている基地局31が選択される。即ち、この場合、1階及び2階の階層と1階に配置されている基地局31とが対応付けられている。
例えば、本発明は、注文を必要とする無線通信システム一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、レストラン、遊園地、ホテル、工場、等の注文システムに適用可能である。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能がOES端末33に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図7の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
[付記1]
建物の複数の階層に配置された複数の基地局のうち1の基地局と無線通信する無線通信端末であって、
前記無線通信端末が位置する階層を検出する階層検出手段と、
前記複数の基地局のうち、前記階層検出手段により検出された前記階層に対応する前記基地局を選択する基地局選択手段と、
前記基地局選択手段により選択された前記基地局と無線通信を行う制御を実行する通信制御手段と、
を具備する無線通信端末。
[付記2]
前記無線通信端末は、
加速度センサから出力された加速度を検出する検出手段と、
前記検出手段による加速度の検出が開始されてから所定の時間を計時する計時手段と、を更に備え、
前記階層検出手段は、前記検出手段により検出された加速度と、前記計時手段により計時された時間とに基づいて、前記無線通信端末が位置する階層を検出する付記1に記載の無線通信端末。
[付記3]
前記無線通信端末は、高度センサから出力された高度を検出する検出手段を更に備え、
前記階層検出手段は、前記検出手段により検出された高度に基づいて、前記無線通信端末が位置する階層を検出する付記1に記載の無線通信端末。
[付記4]
前記複数の基地局からの電界強度と、階層とが予め対応付けられた記憶部を備え、
前記基地局選択手段は、前記記憶部を参照して、前記基地局からの電界強度に対応した階層に配置された前記基地局を選択する付記1乃至3のうち何れか1つに記載の無線通信端末。
[付記5]
複数の異なるエリア内に配置された複数の基地局のうち1の基地局と無線通信する無線通信端末であって、
前記無線通信端末の移動形態を認識する認識手段と、
前記認識手段により認識された移動形態に基づいて、前記無線通信端末が移動したエリアを検出するエリア検出手段と、
前記複数の基地局のうち、前記エリア検出手段により検出された前記エリアに配置された前記基地局を選択する基地局選択手段と、
前記基地局選択手段により選択された前記基地局と無線通信を行う制御を実行する通信制御手段と、
を具備する無線通信端末。
[付記6]
前記認識手段は、前記無線通信端末の移動形態として、基準位置からの垂直方向の移動を認識する付記5に記載の無線通信端末。
[付記7]
前記認識手段は、前記無線通信端末の移動形態として、基準位置からの水平方向の移動を認識する付記5に記載の無線通信端末。
[付記8]
前記複数の基地局からの電界強度と、エリアとが予め対応付けられた記憶部を備え、
前記基地局選択手段は、前記記憶部を参照して、前記基地局からの電界強度に対応したエリアに対応する前記基地局を選択する付記5乃至7のうち何れか1つに記載の無線通信端末。
[付記9]
建物の複数の階層に配置された複数の基地局のうち1の基地局と無線通信する無線通信端末が実行する無線通信方法であって、
前記無線通信端末が位置する階層を検出する階層検出ステップと、
前記複数の基地局のうち、前記階層検出ステップにより検出された前記階層に対応する前記基地局を選択する基地局選択ステップと、
前記基地局選択ステップにより選択された前記基地局と無線通信を行う制御を実行する通信制御ステップと、
を含む無線通信方法。
[付記10]
建物の複数の階層に配置された複数の基地局のうち1の基地局と無線通信する無線通信端末を制御するコンピュータに、
前記無線通信端末が位置する階層を検出する階層検出手段、
前記複数の基地局のうち、前記階層検出手段により検出された前記階層に対応する前記基地局を選択する基地局選択手段、
前記基地局選択手段により選択された前記基地局と無線通信を行う制御を実行する通信制御手段、
を含む制御処理を実行させるプログラム。
Claims (17)
- 無線基地局との通信接続により無線通信を行う無線通信端末であって、
当該無線通信端末における動きを検出する検出手段と、
前記検出手段で検出される動きが特定種類の動きか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段で前記特定種類の動きを判別した際は、その動きの検出後にあって当該特定種類の動きの停止を判別した際に、前記無線基地局との通信接続を、当該特定種類の動きに応じて制御する通信制御手段と、
を具備したことを特徴とする無線通信端末。 - 前記通信制御手段は、前記特定種類の動きの検出後にその動きが停止した際に、その動きに基づく移動によるエリアを検出し、そのエリアに応じて前記無線基地局との通信接続を制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。 - 前記通信制御手段は、前記判別手段で判別された特定種類の動きに応じて決まる無線基地局あるいは通信周波数を選択し、その選択された無線基地局を介した通信接続あるいはその通信周波数による通信接続を制御する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信端末。 - 無線基地局との通信接続により無線通信を行う無線通信端末であって、
当該無線通信端末における動きを検出する検出手段と、
前記検出手段で検出される動きが特定種類の動きか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段で前記特定種類の動きを判別した際に、前記無線通信による通信接続先となる無線基地局あるいは周波数帯域を新たに選択するための選択制御を行う通信制御手段と、
を具備したことを特徴とする無線通信端末。 - 前記判別手段で前記特定種類の動きを判別した際は、その動きの検出後にあって当該動きが停止したか否かを判別する第2判別手段と、
を更に具備し、
前記通信制御手段は、前記第2判別手段で前記特定種類の動きの後の停止を判別した際に、前記無線通信による通信接続先となる無線基地局あるいは周波数帯域を新たに選択するための選択制御を行う、
ことを特徴とする請求項4に記載の無線通信端末。 - 無線基地局との通信接続により無線通信を行う無線通信端末であって、
当該無線通信端末における動きを検出する検出手段と、
前記検出手段で検出される動きが特定種類の動きか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段で特定種類の動きを判別した際に、複数の無線基地局あるいは周波数帯域の内で、その動きの種類に応じて決まる無線基地局あるいは周波数帯域での通信接続を制御する通信制御手段と、
を具備したことを特徴とする無線通信端末。 - 前記判別手段で前記特定種類の動きを判別した際は、その動きの検出後にあって当該動きが停止したか否かを判別する第2判別手段と、
を更に具備し、
前記通信制御手段は、前記第2判別手段で前記特定種類の動きの停止を判別した際に、その動きの種類に応じて決まる無線基地局あるいは周波数帯域での通信接続を制御する、
ことを特徴とする請求項6に記載の無線通信端末。 - 前記判別手段は、当該無線通信端末における垂直方向への動き、あるいは当該無線端末における歩行状態あるいは走行状態の動きを、前記特定種類の動きとして検出することで前記判別を行う、
ことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の無線通信端末。 - 前記判別手段は、当該無線通信端末において検出される動きの移動形態を認識することで、その検出される動きの移動形態が特定種類の移動形態の動きか否かを判別する、
ことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の無線通信端末。 - 前記特定種類の移動形態は、複数の移動形態があり、
前記通信制御手段は、前記特定種類の移動形態の動きの停止を判別した際に、複数の通信接続の内で、当該特定種類の移動形態に動きの種類に応じて決まる通信接続を制御する、
ことを特徴とする請求項9に記載の無線通信端末。 - 前記通信制御手段は、前記特定種類の移動形態の動きの種類とその動きの時間とに応じて決まる通信接続を制御する、
ことを特徴とする請求項10に記載の無線通信端末。 - 前記通信制御手段は、前記特定種類の動きの検出後から前記停止を判別するまでの時間を取得し、その取得した時間と前記特定種類の動きの種類とに応じて前記通信接続を制御する、
ことを特徴とする請求項1〜11の何れかに記載の無線通信端末。 - 前記通信制御手段は、前記特定種類の動きの検出後にあっては当該動きが停止するまでは無線通信処理を待機し、前記特定種類の動きの停止後に前記通信接続を制御する、
ことを特徴とする請求項1〜12の何れかに記載の無線通信端末。 - 前記通信制御手段による制御の後にあっては、前記判別手段による判別を繰り返し実行し、前記特定種類の動きを新たに判別した場合には、前記通信制御手段による制御を再度実行する、
ことを特徴とする請求項1〜13の何れかに記載の無線通信端末。 - 無線基地局との通信接続により無線通信を行う無線通信端末のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
当該無線通信端末における動きを検出する検出手段、
前記検出手段で検出される動きが特定種類の動きか否かを判別する判別手段、
前記第1判別手段で前記特定種類の動きを判別した際は、その動きの検出後にあって当該前記特定種類の動きの停止を判別した際に、前記無線基地局との通信接続を、当該特定種類の動きに応じて制御する通信制御手段、
として機能させるようにしたプログラム。 - 無線基地局との通信接続により無線通信を行う無線通信端末のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
当該無線通信端末における動きを検出する検出手段、
前記検出手段で検出される動きが特定種類の動きか否かを判別する判別手段、
前記判別手段で前記特定種類の動きを判別した際に、前記無線通信による通信接続先となる無線基地局あるいは周波数帯域を新たに選択するための選択制御を行う通信制御手段、
として機能させるようにしたプログラム。 - 無線基地局との通信接続により無線通信を行う無線通信端末のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
当該無線通信端末における動きを検出する検出手段、
前記検出手段で検出される動きが特定種類の動きか否かを判別する判別手段、
前記判別手段で特定種類の動きを判別した際に、複数の無線基地局あるいは周波数帯域の内で、その動きの種類に応じて決まる無線基地局あるいは周波数帯域での通信接続を制御する通信制御手段、
として機能させるようにしたプログラム。
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