JP2016220098A5 - 車両用通信システム及び鍵発行装置 - Google Patents

Claims (12)

1. 車両（３）に搭載された車載装置（５）と、
   前記車両の使用者に携帯される携帯機器（７）と、
   前記車両の外部に設けられ、前記携帯機器と前記車載装置とに暗号通信用の鍵を発行する鍵発行装置（９）と、を備え、
   前記携帯機器と前記車載装置とが、前記鍵発行装置によって発行された前記鍵を記憶し、その記憶した鍵を用いて暗号通信を行う車両用通信システム（１）において、
   前記鍵発行装置から前記車載装置には、前記鍵と、その鍵の有効期限を示す有効期限情報とが発行され、
   前記車載装置は、
   前記発行された有効期限情報が示す有効期限が到来したか否かを判定する判定手段（Ｓ４１０）と、
   前記判定手段により前記有効期限が到来したと判定されると、前記鍵発行装置に対して、新たな鍵の発行を要求するための鍵更新要求を送信する更新要求手段（Ｓ４２０）と、を備え、
   前記鍵発行装置は、
   前記鍵更新要求を受信した場合には、新たな鍵を前記携帯機器に発行すると共に、その新たな鍵と当該鍵についての前記有効期限情報とを前記車載装置に発行するように構成され（Ｓ１６０，Ｓ１３０〜Ｓ１５０）、
   更に、前記鍵発行装置は、
   前記新たな鍵を発行する毎に、前記有効期限情報を異なる値とするように構成されている、
   車両用通信システム。
2. 請求項１に記載の車両用通信システムにおいて、
   前記有効期限情報は、前記鍵の発行時からの経過時間を、前記鍵の有効期限として示す情報であること、
   を特徴とする車両用通信システム。
3. 請求項１に記載の車両用通信システムにおいて、
   前記有効期限情報は、前記鍵の発行時から前記車両に対して特定の操作が行われた回数を、前記鍵の有効期限として示す情報であること、
   を特徴とする車両用通信システム。
4. 請求項１に記載の車両用通信システムにおいて、
   前記有効期限情報は、前記鍵の発行時からの前記車両の走行距離を、前記鍵の有効期限として示す情報であること、
   を特徴とする車両用通信システム。
5. 請求項１に記載の車両用通信システムにおいて、
   前記有効期限情報は、前記鍵の発行時から前記車両が特定の状態になった回数を、前記鍵の有効期限として示す情報であること、
   を特徴とする車両用通信システム。
6. 請求項３に記載の車両用通信システムにおいて、
   前記特定の操作は、前記車両の電源スイッチをオンする操作であること、
   を特徴とする車両用通信システム。
7. 請求項３に記載の車両用通信システムにおいて、
   前記特定の操作は、前記車両のドアを開閉する操作であること、
   を特徴とする車両用通信システム。
8. 請求項５に記載の車両用通信システムにおいて、
   前記特定の状態は、前記車両の燃料が補給されたという状態であること、
   を特徴とする車両用通信システム。
9. 請求項５に記載の車両用通信システムにおいて、
   前記特定の状態は、前記車両が特定の場所に行ったという状態であること、
   を特徴とする車両用通信システム。
10. 請求項５に記載の車両用通信システムにおいて、
    前記特定の状態は、前記車両の走行速度が所定値以上になったという状態であること、
    を特徴とする車両用通信システム。
11. 請求項５に記載の車両用通信システムにおいて、
    前記特定の状態は、前記車両のエンジンの冷却水温が所定値以上になったという状態であること、
    を特徴とする車両用通信システム。
12. 車両（３）の使用者に携帯される携帯機器（７）と、前記車両に搭載された車載装置（５）とに、暗号通信用の鍵を発行する鍵発行装置（９）であって、
    前記携帯機器に、前記鍵を発行する第１の発行手段（Ｓ１４０）と、
    前記車載装置に、前記鍵と、その鍵の有効期限を示す有効期限情報とを発行する第２の発行手段（Ｓ１５０）と、
    前記車載装置に発行された前記有効期限情報が示す有効期限が到来すると前記車載装置から送信されて来る鍵更新要求を受信したか否かを判定し、前記鍵更新要求を受信したと判定した場合には、新たな前記鍵を前記第１の発行手段に発行させると共に、その新たな鍵と当該鍵についての前記有効期限情報とを前記第２の発行手段に発行させる鍵更新手段（Ｓ１３０，Ｓ１６０）と、を備え、
    前記第２の発行手段は、
    前記新たな鍵を発行する毎に、前記有効期限情報を異なる値とするように構成されている、
    鍵発行装置。