JP2016219386A - Manufacturing method for electronic device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、一方の電子部品の端子を他方の電子部品に押圧することで、二つの電子部品を電気的及び機械的に接続する電子装置の製造方法に関する。 The present invention relates to a method for manufacturing an electronic device that electrically and mechanically connects two electronic components by pressing a terminal of one electronic component against the other electronic component.
従来、上記の製造方法の一例として、特許文献1に開示された製造方法がある。この製造方法は、プレスフィットコネクタのハウジングから延びる複数の鍔付端子(以下、端子)を、各端子の鍔部が押圧される押し当て面上で整列させた状態でプリント基板の各貫通穴に圧入させるための治具を用いるものである。
Conventionally, as an example of the above manufacturing method, there is a manufacturing method disclosed in
しかしながら、特許文献1に開示された製造方法では、各圧入端子間の間隔が狭くなるにつれ、治具に端子を配置する際に必要な面積を確保し難く、各端子と治具との摩耗などで治具強度が劣化して、各端子を治具における適正位置に配置し辛くなる。それを、回避すべく、端子配向の変更、及び、立体的な端子などを構成する場合などを想定する場合も、当治具に配置し難くなる。
However, in the manufacturing method disclosed in
また、このように、治具に対して、各端子を適正位置に配置できない場合、各端子を治具に配置する際や、各端子を圧入先に圧入する際に、各端子が曲がったりするなど品質に悪影響を及ぼす可能性がある。 In addition, in this way, when each terminal cannot be disposed at an appropriate position with respect to the jig, each terminal is bent when each terminal is disposed on the jig or when each terminal is press-fitted into the press-fitting destination. It may adversely affect the quality.
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、端子の品質に悪影響を及ぼすことなく、端子を押圧して接続できる電子装置の製造方法を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide an electronic device manufacturing method capable of pressing and connecting a terminal without adversely affecting the quality of the terminal.
上記目的を達成するために本発明は、
周辺よりも突出した突出部(15,15h)と、電気的な接続を行うための弾性変形可能な弾性部(16)とを含む端子(13,13a〜13e,13g1,13g2,13h)を備えた第1電子部品(10,10a〜10g)と、
弾性部が押圧されて、第1電子部品と電気的及び機械的に接続される第2電子部品(20,20c,20d1,20d2,20e,20g)と、を含む電子装置の製造方法であって、
端子が通る第1穴部(32,32f)が設けられた第1整列板(31,31a〜31g)と、端子が通る第2穴部(34,34f)が設けられた第2整列板(33,33a〜33g)とを用いて製造する方法であり、
第1穴部と第2穴部とが連通するように第1整列板と第2整列板とを配置し、連通した第1穴部と第2穴部とに端子を挿入する挿入工程と、
第1穴部に端子が挿入された第1整列板と、第2穴部に端子が挿入された第2整列板とを、端子の挿入方向に直交する直交方向において互いに逆方向に移動させることで、突出部が弾性部と第1整列板及び第2整列板との間に配置された状態で、第1穴部と第2穴部に挿入された端子を、第1整列板と第2整列板とで保持する保持工程と、
第1整列板と第2整列板とで保持された端子における突出部を第1整列板及び第2整列板で支持した状態で、弾性部と第2電子部品とを互いに押圧させる押圧工程と、を備えていることを特徴とする。
In order to achieve the above object, the present invention provides:
Terminals (13, 13a to 13e, 13g1, 13g2, 13h) including projecting portions (15, 15h) projecting from the periphery and elastically deformable elastic portions (16) for electrical connection are provided. First electronic components (10, 10a to 10g),
A second electronic component (20, 20c, 20d1, 20d2, 20e, 20g) that is electrically and mechanically connected to the first electronic component by pressing the elastic portion; ,
A first alignment plate (31, 31a to 31g) provided with a first hole (32, 32f) through which a terminal passes and a second alignment plate (34, 34f) provided with a second hole (34, 34f) through which a terminal passes ( 33, 33a-33g), and
An insertion step in which the first alignment plate and the second alignment plate are arranged so that the first hole portion and the second hole portion communicate with each other, and a terminal is inserted into the communicated first hole portion and second hole portion;
The first alignment plate with the terminal inserted into the first hole and the second alignment plate with the terminal inserted into the second hole are moved in opposite directions in the orthogonal direction perpendicular to the terminal insertion direction. The terminals inserted in the first hole and the second hole in a state where the protruding portion is disposed between the elastic portion and the first and second alignment plates are connected to the first alignment plate and the second alignment plate. A holding step for holding with the alignment plate;
A pressing step of pressing the elastic portion and the second electronic component together in a state where the protruding portion of the terminal held by the first alignment plate and the second alignment plate is supported by the first alignment plate and the second alignment plate; It is characterized by having.
このように、本発明は、端子が通る第1穴部が設けられた第1整列板と、端子が通る第2穴部が設けられた第2整列板とを用いて電子装置を製造する製造方法である。まず、本発明は、この第1穴部と第2穴部とに端子を挿入する。そして、本発明は、第1整列板と第2整列板とを逆方向に移動させることで、第1穴部と第2穴部に挿入された端子を、第1整列板と第2整列板とで保持する。また、本発明は、このように第1整列板と第2整列板とで保持された端子における突出部を第1整列板及び第2整列板で支持した状態で、弾性部と第2電子部品とを互いに押圧する。このため、本発明では、突出部の突出方向にかかわらず、突出部を第1整列板及び第2整列板で支持でき、端子と第2電子部品とを押圧して接続できる。従って、本発明は、端子の品質に悪影響を及ぼすことなく、端子と第2電子部品とを押圧して接続できる。 As described above, the present invention manufactures an electronic device using the first alignment plate provided with the first hole portion through which the terminal passes and the second alignment plate provided with the second hole portion through which the terminal passes. Is the method. First, the present invention inserts a terminal into the first hole and the second hole. In the present invention, the first alignment plate and the second alignment plate are moved in the opposite directions, so that the terminals inserted in the first hole portion and the second hole portion are connected to the first alignment plate and the second alignment plate. And hold on. The present invention also provides the elastic portion and the second electronic component in such a state that the protruding portion of the terminal held by the first alignment plate and the second alignment plate is supported by the first alignment plate and the second alignment plate. And press each other. For this reason, in this invention, irrespective of the protrusion direction of a protrusion part, a protrusion part can be supported by a 1st alignment board and a 2nd alignment board, and a terminal and a 2nd electronic component can be pressed and connected. Therefore, the present invention can press and connect the terminal and the second electronic component without adversely affecting the quality of the terminal.
なお、特許請求の範囲、及びこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。 The reference numerals in parentheses described in the claims and in this section indicate the correspondence with the specific means described in the embodiments described later as one aspect, and the technical scope of the invention is as follows. It is not limited.
以下において、図面を参照しながら、発明を実施するための複数の形態(実施形態、変形例)を説明する。各形態において、先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において、構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を参照し適用することができる。 Hereinafter, a plurality of embodiments (embodiments and modifications) for carrying out the invention will be described with reference to the drawings. In each embodiment, portions corresponding to the matters described in the preceding embodiment may be denoted by the same reference numerals and redundant description may be omitted. In each embodiment, when only a part of the configuration is described, the other configurations described above can be applied to other portions of the configuration.
本実施形態は、図1に示す電子装置の製造方法に関する。図1に示すように、電子装置は、第1電子部品に相当するコネクタ10と、第2電子部品に相当する回路基板20と、整列部材30とを備えて構成されている。
The present embodiment relates to a method for manufacturing the electronic device shown in FIG. As shown in FIG. 1, the electronic device includes a
図1、図2、図3、図4、図5などに示すように、コネクタ10は、コネクタハウジング11と、コネクタハウジング11から突出して設けられたプレスフィット端子13(以下、端子)とを備えて構成されている。本実施形態では、複数の端子13を備えたコネクタ10を採用している。また、本実施形態では、一例として、コネクタハウジング11のZ方向に多段に設けられ、且つ、Y方向に複数設けられた端子13を採用している。つまり、本実施形態では、一例として、コネクタハウジング11のZ方向における複数個所から端子13が突出し、且つ、Y方向における複数個所から端子13が突出したコネクタ10を採用している。言い換えると、本実施形態では、立体構造で、且つ曲げ構造の端子13を備えたコネクタ10を採用している。
As shown in FIGS. 1, 2, 3, 4, and 5, the
端子13は、電気的な接続を行うための端子であり、コネクタハウジング11の端子突出部12からほぼ垂直に突出しており、その先で屈曲した形状をなしている。図1に示すように、端子13は、端子突出部12からX方向に突出した根本部と、この部位の先端からZ方向に突出した先端部とを含んでいる。また、端子13は、根本部と先端部とを連結している連結部を備えたものもある。
The terminal 13 is a terminal for electrical connection, protrudes substantially perpendicularly from the
また、端子13は、図5などに示すように、基体14の一部に、把持部15と弾性部16とが設けられている。把持部15と弾性部16とは、プレス加工などによって形成できる。
Further, as shown in FIG. 5 and the like, the terminal 13 is provided with a
把持部15と弾性部16は、例えば、基体14における端子突出部12とは反対側の先端部に設けられている。弾性部16は、弾性変形可能な部位であり、回路基板20のスルーホール22に圧入されて、回路基板20と電気的及び機械的に接続される部位である。把持部15は、弾性部16をスルーホール22に圧入する際に、整列部材30によって押される部位である。把持部15は、基体14に対して直交するように設けられている。なお、把持部15は、突出部に相当する。よって、端子13は、後程説明する第1穴部32と第2穴部34とに挿入された状態で、弾性部16と第1整列板31及び第2整列板33との間に配置され、周辺よりも突出した部位である把持部15を有していると言える。なお、把持部15と弾性部16などプレスフィット端子13は、周知技術であるため、これ以上の詳細な説明は省略する。
The
回路基板20は、樹脂やセラミックスなどの絶縁材料によって構成された基材21と、基材21の厚み方向に貫通したスルーホール22とを備えて構成されている。また、回路基板20は、基材21の表面や内部に配線が形成されている。さらに、スルーホール22は、貫通穴に相当し、表面に配線の一部であるめっき層などが形成されている。
The
そして、回路基板20は、スルーホール22に端子13の弾性部16が圧入されて、コネクタ10と電気的及び機械的に接続される。このように、回路基板20は、端子13が押圧されることで、コネクタ10と電気的及び機械的に接続される。なお、回路基板20は、回路素子が実装されていてもよい。このように、回路基板20は、周知技術である。
The
整列部材30は、図1、図8、図13などに示すように、第1整列板31と第2整列板33とを含むものである。両整列板31,33は、例えば、樹脂を主成分として構成されている。両整列板31,33は、非導電性で、極力硬く反りにくい樹脂材質が好ましい。
The
第1整列板31は、平板形状の部位を含み、端子13が通る第1穴部32が設けられている。つまり、第1整列板31は、自身の厚み方向に貫通した第1穴部32が設けられている。この第1穴部32は、端子13の直径よりも十分に広い開口面積である。つまり、第1穴部32は、端子13の把持部15における断面積よりも広い開口面積である。よって、端子13は、第1整列板31に接触することなく、第1穴部32に挿入できる。また、第1整列板31は、第1穴部32に端子13が挿入された状態で、端子13の挿入方向に直交する直交方向に移動させることができる。第1穴部32は、一例として、楕円形状を採用しているが、これに限定されない。第1穴部32は、円形状や四角形状などであってもよい。
The
第2整列板33は、平板形状の部位を含み、端子13が通る第2穴部34が設けられている。第2整列板33は、第1整列板31と同様であるため説明を省略する。
The
この整列部材30は、端子13をスルーホール22に圧入する際の挿入荷重が印加される部材でもある。つまり、整列部材30は、挿入荷重が端子13に印加されることを抑制するための部材である。
This
ここで、図6〜図15を用いて、電子装置の製造方法に関して説明する。本製造方法は、上記のようにコネクタ10と回路基板20とを含む電子装置の製造方法であり、上記のような第1整列板31と第2整列板33とを用いて製造する製造方法である。
Here, a method for manufacturing an electronic device will be described with reference to FIGS. This manufacturing method is a method for manufacturing an electronic device including the
まず、第1工程では、図6、図7、図8に示すように、第1穴部32と第2穴部34とが連通するように第1整列板31と第2整列板33とを配置する。そして、第1工程では、連通した第1穴部32と第2穴部34とに端子13を挿入する。つまり、第1工程では、Z方向において、コネクタ10と二枚の整列板31,33と逆方向に相対的に移動させることで、第1穴部32と第2穴部34とに端子13を挿入する。このとき、第1整列板31と第2整列板33は、把持部15よりも下側に位置するように、第1穴部32と第2穴部34とに端子13を挿入する。なお、ここでは、把持部15を基準として弾性部16側が上側で、反対側が下側とする。このように、第1工程は、挿入工程に相当する。
First, in the first step, as shown in FIGS. 6, 7, and 8, the
なお、第1工程は、連通した第1穴部32と第2穴部34とに端子13が挿入された、二枚の整列板31,33とコネクタ10とを用意する工程であってもよい。つまり、二枚の整列板31,33は、コネクタ10を製造しているコネクタメーカ等にて予め仮挿入された状態でもよい。
The first step may be a step of preparing the two
次に、第2工程では、図9,図10に示すように、二枚の整列板31,33に端子13が挿入された状態のコネクタ10を製造治具100にセットする。この製造治具100は、二枚の整列板31,33の高さ(Z方向の位置)を固定するとともに、二枚の整列板31,33を移動させるための装置である。製造治具100は、コネクタハウジング11が置かれる台座110と、二枚の整列板31,33を支える支柱120と、第1整列板31を押圧して移動させる第1押圧部130と、第2整列板33を押圧して移動される第2押圧部140とを備えている。第1押圧部130と第2押圧部140は、Y方向において互いに逆方向に移動できるように構成されている。また、図10に示すように、第1押圧部130は、第2整列板33に対向する位置に、移動してきた第2整列板33が配置される凹部が設けられていてもよい。つまり、凹部は、第2整列板33が移動可能とするための部位とも言える。
Next, in the second step, as shown in FIGS. 9 and 10, the
次に、第3工程では、図10、図11、図12、図13、図14に示すように、第1穴部32に端子13が挿入された第1整列板31と、第2穴部34に端子13が挿入された第2整列板33とを移動させる。詳述すると、第3工程では、第1整列板31と第2整列板33とを、端子13の挿入方向に直交する直交方向(Y方向)において互いに逆方向に移動させる。このとき、第3工程では、図10,図11に示すように、第1押圧部130と第2押圧部140とをY方向において互いに逆方向に移動させて、第1押圧部130で第1整列板31を移動させるとともに、第2押圧部140で第2整列板33を移動させる。なお、第3工程では、第1整列板31と第2整列板33とを、互いに逆方向にスライド移動させるとも言える。
Next, in the third step, as shown in FIGS. 10, 11, 12, 13, and 14, the
第3工程では、このように第1整列板31と第2整列板33とを移動させることで、図12、図13、図14に示すように、第1穴部32と第2穴部34に挿入された端子13を、第1整列板31と第2整列板33とで保持する。言い換えると、第2工程では、このようにして、第1整列板31と第2整列板33とで端子13を把持する。また、第2工程では、第1整列板31と第2整列板33とで端子13を挟み込むとも言える。これによって、端子13は、図14に示すように、点線丸印で示す三か所で保持されることになる。第1整列板31と第2整列板33は、この三か所で端子13と接触することで端子13を保持している。このため、本製造方法では、把持部15の大きさがばらついた場合でも、端子13を保持しやすい。このように、第3工程は、保持工程に相当する。また、第1整列板31と第2整列板33は、端子13を保持することで、外力等で位置があわない端子13を整列させることができる。
In the third step, by moving the
なお、把持部15は、図14に示すように、傾斜部151が設けられていてもよい。つまり、把持部15は、上側から下側にいくにつれて長さが短くなっている。ここでの長さとは、把持部15における、第1整列板31が端子13を保持する際に移動する方向の長さである。端子13は、傾斜部151が設けられていることで、第1整列板31が移動する際に、第1整列板31が把持部15の側壁に引っかかるのを抑制できる。また、端子13は、第1整列板31が接触する側の側壁にだけ傾斜部151が設けられていても効果を奏することができる。
In addition, the holding | grip
次に、第4工程では、図15に示すように、第3工程にて、第1整列板31と第2整列板33とで端子13を保持した状態で、端子13と回路基板20とを互いに押圧させる。つまり、第4工程では、第1整列板31と第2整列板33とで保持された状態の端子13に対して、回路基板20を押し付けて、弾性部16をスルーホール22に圧入する。このとき、端子13は、把持部15が第1整列板31と第2整列板33で支えられた状態で、弾性部16がスルーホール22に圧入される。
Next, in the fourth step, as shown in FIG. 15, in the third step, the
このように、第4工程では、外力等で位置があわない端子13を第1整列板31と第2整列板33とで整列させつつ、スルーホール22に圧入できる。弾性部16をスルーホール22に圧入する際の挿入荷重は、端子13を保持している二枚の整列板31,33に印加されることになる。
As described above, in the fourth step, the
第4工程では、このようにして、回路基板20に対して端子13をプレスフィット接続する。なお、この第4工程は、例えば、押さえ治具200を用いて行う。押さえ治具200は、基体210に、端子13の先端部が配置可能な凹部220が形成されている。このように、第4工程は、押圧工程に相当する。なお、第4工程は、プレス工程、接続工程、圧入工程などとも言える。
In the fourth step, the
以上のように、本製造方法は、端子13が通る第1穴部32が設けられた第1整列板31と、端子13が通る第2穴部34が設けられた第2整列板33とを用いて電子装置を製造する製造方法である。まず、本製造方法は、この第1穴部32と第2穴部34とに端子13を挿入する。そして、本製造方法は、第1穴部32と第2穴部34に端子13が挿入された状態で、第1整列板31と第2整列板33とを移動させることで、第1穴部32と第2穴部34に挿入された端子13を、第1整列板31と第2整列板33とで保持する。また、本製造方法は、端子13の挿入方向に直交する直交方向において互いに逆方向に第1整列板31と第2整列板33とを移動させる。このため、本製造方法は、端子13が適正位置に配置し辛くなりことを抑制できる。従って、本製造方法は、端子13の品質に悪影響を及ぼすことなく、端子13と回路基板20とを押圧して接続できる。つまり、本製造方法は、端子13の品質に悪影響を及ぼすことなく、弾性部16をスルーホール22に圧入して、コネクタ10と回路基板20とを電気的及び機械的に接続できる。
As described above, this manufacturing method includes the
このように、本製造方法は、端子13が通る第1穴部32が設けられた第1整列板31と、端子13が通る第2穴部34が設けられた第2整列板33とを用いて電子装置を製造する製造方法である。まず、本製造方法は、この第1穴部32と第2穴部34とに端子13を挿入する。そして、本製造方法は、第1整列板31と第2整列板33とを逆方向に移動させることで、第1穴部32と第2穴部34に挿入された端子13を、第1整列板31と第2整列板33とで保持する。また、本製造方法は、このように第1整列板31と第2整列板33とで保持された端子13における把持部15を第1整列板31及び第2整列板33で支持した状態で、弾性部16と回路基板20とを互いに押圧する。このため、本製造方法では、把持部15の突出方向にかかわらず、把持部15を第1整列板31及び第2整列板33で支持でき、端子13と回路基板20とを押圧して接続できる。従って、本製造方法は、端子13の品質に悪影響を及ぼすことなく、端子13と回路基板20とを押圧して接続できる。
As described above, this manufacturing method uses the
さらに、本製造方法は、第1整列板31と第2整列板33とを逆方向に移動させることで端子13を保持できるので、端子13の保持を簡素化できる。言い換えると、本製造方法は、第1整列板31と第2整列板33とを逆方向に移動させることで端子13を保持できるので、コネクタ10の形状、すなわち端子13の形状などによらず、端子13を保持しやすい。つまり、本製造方法では、様々な立体構造の端子13を備えたコネクタ10や、様々な曲げ構造の端子13を備えたコネクタ10であっても、端子13を保持しやすい。よって、本製造方法では、コネクタ10の形状毎に、端子を保持する治具を製造することを抑制できる。このため、本製造方法では、製品構造の制約緩和を期待できる。
Furthermore, since the manufacturing method can hold the terminal 13 by moving the
以上、本発明の好ましい実施形態について説明した。しかしながら、本発明は、上記した実施形態に何ら制限されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。以下に、本発明の変形例1〜18に関して説明する。上記の実施形態及び変形例1〜18は、夫々単独で実施することも可能であるが、適宜組み合わせて実施することも可能である。本発明は、実施形態において示された組み合わせに限定されることなく、種々の組み合わせによって実施可能である。
The preferred embodiments of the present invention have been described above. However, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention. Below, the modifications 1-18 of this invention are demonstrated. The above-described embodiment and
(変形例1)
変形例1の電子装置は、図16に示すように、整列部材30が動くのを抑制するための部材であるスペーサ40を備えていてもよい。スペーサ40は、回路基板20と第1整列板31とに挟み込まれており、整列部材30を端子13に押圧している。これによって、電子装置は、回路基板20とコネクタハウジング11間に整列部材30が配置されていても、整列部材30が動くことを抑制できる。また、電子装置は、回路基板20における第1整列板31と対向する側に、周辺よりも突出した凸部を設けても同様の効果を奏することができる。なお、変形例1は、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
(Modification 1)
As illustrated in FIG. 16, the electronic device according to the first modification may include a
(変形例2)
変形例2では、図17に示すように、第1凸部35aを備えた第1整列板31aと、第2凸部36aを備えた第2整列板33aとを含む整列部材30aを用いる。さらに、変形例2では、製造治具100aを用いる。製造治具100aは、第1押圧部130と第2押圧部140が設けられていない点が製造治具100と異なる。なお、図17は、上段が第1工程を示す断面図であり、中段が第3工程を示す断面図であり、下段が第4工程を示す断面図である。
(Modification 2)
In the second modification, as shown in FIG. 17, an
第1凸部35aは、第1整列板31aを移動させる際に押圧する部位である。一方、第2凸部36aは、第2整列板33aを移動させる際に押圧する部位である。変形例2は、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。さらに、変形例2は、上記実施形態よりも、第1凸部35aと第2凸部36aとを備えているため、第1整列板31aと第2整列板33aとを移動させる際の押圧面積を広くでき、第1整列板31aと第2整列板33aとを移動させやすい。
The 1st
(変形例3)
変形例3では、図18、図19、図20に示すように、第1整列板31bと第2凸部を備えた第2整列板33bとを含む整列部材30bを用いる。さらに、変形例3では、先端の突起121bが第1整列板31b及び第2整列板33bに挿入され、端子13の挿入方向に直交する直交方向に移動可能な支柱120bを有する製造治具100bを用いる。なお、図18は、上段が第1工程を示す断面図であり、中段が第3工程を示す断面図であり、下段が第4工程を示す断面図である。第2整列板33bの第2凸部は、第2整列板33aの第2凸部36aと同様であるため図示を省略する。
(Modification 3)
In Modification 3, as shown in FIGS. 18, 19, and 20, an
製造治具100bは、第1整列板31bを移動させる支柱120bと、第2整列板33bを移動させる支柱120bとを含む。製造治具100bは、第1押圧部130と第2押圧部140のかわりに、支柱120bが設けられている点が製造治具100と異なる。第1整列板31bを移動させる支柱120bと、第2整列板33bを移動させる支柱120bとは、端子13の挿入方向に直交する直交方向において、互いに逆方向に移動可能である。製造治具100bは、支柱120bが移動することで、第1整列板31bと第2整列板33bを移動させる。また、支柱120bは、先端に突起121bが設けられている。
The
第1整列板31bは、図19に示すように、第1穴部32の他に、第1整列板31bを移動させる支柱120bの突起121bが挿入される第1挿入穴35bが設けられている。第1整列板31bは、第1挿入穴35bに挿入された状態の支柱120bが移動すると、支柱120bとともに移動する。
As shown in FIG. 19, the
第2整列板33bは、図20に示すように、第2穴部34の他に支柱120bが挿入される第2挿入穴36b1,36b2が設けられている。一方の第2挿入穴36b1は、第2整列板33bを移動させる支柱120bの突起121bが挿入される。他方の第2挿入穴36b2は、第1整列板31bを移動させる支柱120bが挿入される。第2整列板33bは、第2挿入穴36b1に挿入された状態の支柱120bが移動すると、この支柱120bとともに移動する。しかしながら、第2整列板33bは、第2挿入穴36b2に挿入された状態の支柱120bが移動しても移動しない。つまり、第2挿入穴36b2は、第2挿入穴36b1よりも開口面積が広い。よって、第2整列板33bは、第1整列板31bを移動させる支柱120bが移動しても移動しない。変形例3は、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
As shown in FIG. 20, the
(変形例4)
変形例4では、図21に示すように、第4工程時に、二枚の整列板31,33が反ることを抑制するために、部分的に端子13を減らしたコネクタ10を用いる。つまり、コネクタ10は、図21に示すように、端子13が設けられていない領域A1が形成されている。なお、図21は、図4に相当する平面図である。これによって、本製造方法では、第4工程時に、二枚の整列板31,33における領域A1に対向する部位に挿入荷重が印加されにくい。よって、本製造方法は、二枚の整列板31,33が反ることを抑制できる。なお、コネクタ10は、図21に示すように、複数の端子13が集まった端子群の中心付近に領域A1を形成すると好ましい。
(Modification 4)
In the fourth modification, as shown in FIG. 21, the
さらに、変形例4では、図22に示すように、反り防止ピン120cを備えた製造治具100cを用いると好ましい。製造治具100cは、反り防止ピン120cを備えている点が製造治具100と異なる。なお、図22では、第1押圧部130と第2押圧部140の図示を省略している。反り防止ピン120cは、二枚の整列板31,33における領域A1に対向する部位を支持している。これによって、本製造方法は、二枚の整列板31,33が反ることをより一層抑制できる。なお、図22は、上段が第1工程を示す断面図であり、中段が第3工程を示す断面図であり、下段が第4工程を示す断面図である。
Furthermore, in the
変形例4は、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。さらに、変形例4は、上記のように二枚の整列板31,33が反ることを抑制できる。なお、変形例4では、二枚の整列板31,33におけるXY平面の中心付近を支持する反り防止ピン120cを有する製造治具100cを用いた場合、領域A1を形成することなく反りを抑制できる。
(変形例5)
変形例5では、図23に示すように、把持部15と弾性部16の向きが異なる端子13aを有したコネクタ10aを採用する。端子13aは、端子13に対して、把持部15が90度回転したものである。
(Modification 5)
In the modification 5, as shown in FIG. 23, the
なお、図23は、上段がコネクタを示す平面図であり、中段が第1工程を示す断面図であり、下段が第3工程を示す断面図である。また、上段は、左枠が図2に相当し、右枠が図4に相当する。中段は、左枠が図6に相当し、中央枠が図7に相当し、右枠が図8に相当する。下段は、左枠が図12に相当し、右枠が図13に相当する。 FIG. 23 is a plan view showing the connector in the upper stage, the cross-sectional view showing the first process in the middle stage, and the cross-sectional view showing the third process in the lower stage. In the upper stage, the left frame corresponds to FIG. 2, and the right frame corresponds to FIG. In the middle stage, the left frame corresponds to FIG. 6, the center frame corresponds to FIG. 7, and the right frame corresponds to FIG. In the lower stage, the left frame corresponds to FIG. 12, and the right frame corresponds to FIG.
変形例5は、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。つまり、上記のように、本製造方法は、二枚の整列板31,33とで端子13aを挟み込んで保持するので、端子13aであっても保持できる。このように、本製造方法は、端子13aの配列向きの許容範囲を広げることができる。言い換えると、本製造方法は、把持部15の向きに依存することなく端子13aを保持できる。
Modification 5 can achieve the same effects as the above embodiment. That is, as described above, in the present manufacturing method, since the terminal 13a is sandwiched and held between the two
(変形例6)
変形例6では、図24に示すように、第2整列板33cが一体となったコネクタ10bを採用する。つまり、変形例6では、整列部材30cは、第1整列板31cと、コネクタ10bと一体となった第2整列板33cとを含む。なお、第1整列板31cは、第1整列板31と同様である。
(Modification 6)
In Modification 6, as shown in FIG. 24, a
なお、図24は、上段がコネクタを示す平面図であり、中段が第3工程を示す断面図であり、下段が第4工程を示す断面図である。また、上段は、左枠が図2に相当し、右枠が左枠のA視図面である。 FIG. 24 is a plan view showing the connector in the upper stage, a cross-sectional view showing the third process in the middle stage, and a cross-sectional view showing the fourth process in the lower stage. In the upper part, the left frame corresponds to FIG. 2, and the right frame is a left view of the left frame.
変形例6は、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。さらに、変形例6では、コネクタハウジング11や回路基板20に対して、第2整列板33cが動くことを防止できる。
Modification 6 can achieve the same effects as the above embodiment. Furthermore, in the modified example 6, it is possible to prevent the
(変形例7)
変形例7では、図25に示すように、貫通穴に面する壁面が傾斜した傾斜部32d1を有する第1整列板31dと、貫通穴に面する壁面が傾斜した傾斜部34d1を有する第2整列板33dとを採用する。第1整列板31dと第2整列板33dとは、積層配置されている。
(Modification 7)
In the modified example 7, as shown in FIG. 25, a second alignment having a
第1整列板31dは、貫通穴における自身の移動方向側の壁面に傾斜部32d1が形成されている。そして、第1整列板31dは、傾斜部32d1によって、第2整列板33dから遠くなるにつれて、貫通穴の開口面積が広くなるように形成されている。
In the
同様に、第2整列板33dは、貫通穴における自身の移動方向側の壁面に傾斜部34d1が形成されている。そして、第2整列板33dは、傾斜部34d1によって、第1整列板31dから遠くなるにつれて、貫通穴の開口面積が狭くなるように形成されている。
Similarly, in the
また、変形例7では、第1整列板31dと第2整列板33dとを移動させる部材として押圧部材100dを採用する。押圧部材100dは、第1整列板31dを移動させるものと、第2整列板33dを移動させるものとを含む。各押圧部材100dは、第1整列板31dと第2整列板33dとに対して垂直方向に移動する。さらに、第1整列板31dを移動させる押圧部材100dは、傾斜部32d1に接触した状態で移動する。同様に、第2整列板33dを移動させる押圧部材100dは、傾斜部34d1した状態で移動する。
Further, in the modified example 7, the pressing
つまり、変形例7では、押圧部材100dの移動方向に対して直交する方向に、第1整列板31dと第2整列板33dとを移動させる。よって、第1整列板31dと第2整列板33dとは、押圧部材100dの移動方向に直交する方向に、自身が移動するための傾斜部32d1,傾斜部34d1が形成されていると言える。
That is, in the modified example 7, the
なお、図25は、上段が第3工程を示す断面図であり、下段が第4工程を示す断面図である。変形例7は、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。さらに、変形例7は、製造装置側の運動方向が縮小されてコストダウンや制約緩和となる。 FIG. 25 is a cross-sectional view showing the third step in the upper stage, and a cross-sectional view showing the fourth step in the lower stage. Modification 7 can achieve the same effects as those of the above embodiment. Furthermore, in the modified example 7, the movement direction on the manufacturing apparatus side is reduced, resulting in cost reduction and constraint relaxation.
さらに、第1整列板31dと第2整列板33dとの間には、スペーサ37が設けられていてもよい。スペーサ37は、第1整列板31dと第2整列板33dの少なくとも一方に設けられている。これによって、第1整列板31dと第2整列板33dとは、移動する際における互いの摩擦を低減できる。言い換えると、第1整列板31dと第2整列板33dとの間には、互いの摩擦を低減するためのスペーサ37が設けられている。
Furthermore, a
(変形例8)
変形例8では、図26、図27に示すように、第1電子部品として、端子13を備え、回路基板20cを収容する筐体10cを採用する。筐体10cは、箱部材17の一部を通って端子13が設けられている。箱部材17は、例えば、底面と四つの側壁を有し、一つの側壁にコネクタ部が設けられている。そして、箱部材17は、底面の対向領域が開口している。また、箱部材17は、コネクタ部に端子13が設けられている。端子13は、例えば、箱部材17にインサート成型されている。なお、符号17aは、整列部材30bを支持するための突起である。
(Modification 8)
In the modification 8, as shown in FIGS. 26 and 27, as the first electronic component, a
また、変形例8では、図26、図27に示すように、第2電子部品として回路基板20cを採用する。回路基板20cは、第1整列板31bを移動させる支柱120bと、第2整列板33bを移動させる支柱120bが挿入される貫通穴23が設けられている点が回路基板20と異なる。なお、スルーホール23cは、スルーホール22と同様である。
Moreover, in the modification 8, as shown to FIG. 26, FIG. 27, the
なお、本変形例では、変形例3で説明した整列部材30bと支柱120bとを採用する。しかしながら、本変形例では、二枚の整列板31b,33bに対する支柱120bの挿入方向が変形例3と逆である。また、本変形例では、上記の押さえ治具200を用いる。この押さえ治具200は、回路基板20cを吸着などによって保持する機構を備えていてもよい。つまり、押さえ治具200は、回路基板20cを保持した状態で、回路基板20cを筐体10c内に搬送してもよい。
In this modification, the
図26は、上段が筐体10cを示す断面図であり、中段が上段のA視図面であり、下段が回路基板を示す平面図である。また、図27は、上段が第1工程を示す平面図であり、上から二断目が第3工程を示す断面図であり、上から三段目が第4工程を示す断面図であり、下段が押さえ治具の取り外し工程を示す断面図である。図27の上段は、中枠が左枠のA視図面であり、右枠が中枠のB視図面である。なお、図27におけるスルーホール22cを囲っている破線は、押さえ治具200が押す範囲を示している。
FIG. 26 is a cross-sectional view showing the
このように、変形例8では、筐体10cの開口から整列部材30bと回路基板20cを箱部材17内に入れる。そして、変形例8では、筐体10cの開口から第1整列板31bと第2整列板33bを移動させるとともに、弾性部16をスルーホール22cに圧入するために回路基板20cを押圧する。
Thus, in the modification 8, the
変形例8では、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。また、通常、上記のような筐体10cは、端子13の弾性部16を回路基板20cのスルーホール22cに圧入する場合、領域A2などに端子13を保持する部材が必要である。この場合、コストが上昇する上、位置精度出しも困難である。しかしながら、変形例8では、上記製造方法を採用することで、領域A2に端子13を保持する部材を設ける必要がない。なお、第1整列板31bと第2整列板33bは、突起17aと回路基板20cとの間に残されるが、筐体10cや回路基板20cに固定されていないため、熱膨張などで変形した場合でも端子13を拘束することを抑制できる。
In the modification 8, the same effect as the above embodiment can be obtained. Further, the
(変形例9)
変形例9では、図28、図29、図30に示すように、第1電子部品として、端子13を備え、2枚の回路基板20d1,20d2を収容する筐体10dを採用する。筐体10dは、箱部材18の一部を通って端子13bが設けられている。箱部材18は、例えば、底面と四つの側壁を有し、一つの側壁にコネクタ部が設けられている。そして、箱部材18は、底面の対向領域が開口している。また、箱部材18は、コネクタ部に端子13bが設けられている。端子13bは、例えば、箱部材18にインサート成型されている。なお、符号18aは、回路基板20d1を支持するための突起である。符号18bは、整列部材30bを支持するための突起である。そして、符号18cは、回路基板20d2を支持するための突起である。
(Modification 9)
In Modification 9, as shown in FIGS. 28, 29, and 30, a
各端子13bは、二か所に弾性部161,162が設けられている点が端子13と異なる。弾性部161は、回路基板20d1のスルーホール22d1に圧入される。一方、弾性部162は、回路基板20d2のスルーホール22d2に圧入される。また、弾性部162は、押さえ治具200aや二枚の整列板31e,33eが接触しないように、弾性部161よりも小さくものとされる。
Each terminal 13b is different from the terminal 13 in that
本変形例では、まず、図29に示すように、筐体10d内に回路基板20d1を配置して、回路基板20d1のスルーホール22d1に弾性部161を圧入する。つまり、上記第1工程、第2工程、第3工程を行う。
In this modified example, first, as shown in FIG. 29, the circuit board 20d1 is disposed in the
ここでは、整列部材30eと押さえ治具200aとを用いる。整列部材30eは、第1整列板31eと第2整列板33eとを含むものである。第1整列板31eと第2整列板33eとは、変形例2と同様に、移動させる際に押圧する部位が設けられている。一方、押さえ治具200aは、回路基板20d1を吸着などによって保持可能に構成されている。
Here, the
図29の上から二段目に示すように、押さえ治具200aは、回路基板20d1を保持した状態で、回路基板20d1を箱部材18の開口側から底面側に移動させる。このとき、回路基板20d1のスルーホール22d1に端子13bが挿入される。また、押さえ治具200a及び回路基板20d1は、弾性部162に引っかかることなく通過できる。
As shown in the second stage from the top in FIG. 29, the holding
次に、図29の上から三段目に示すように、第1工程を行う。このとき、二枚の整列板31e,33eは、弾性部162に引っかかることなく通過できる。整列部材30eは、自身と回路基板20d1との間に押さえ治具200aが配置された状態で端子13bを保持する。
Next, as shown in the third row from the top in FIG. 29, the first step is performed. At this time, the two
そして、図29の下段に示すように、第3工程及び第4工程を行う。押さえ治具200aは、自身を基準として回路基板20d1とは反対側において、整列部材30eで端子13bが保持された状態で、回路基板20d1を押圧する。このとき、端子13bには、押さえ治具200aが回路基板20d1を底面側に押すことで、開口から底面に向かう挿入荷重が印加される。しかしながら、端子13bは、第1整列板31eと第2整列板33eとで保持され、把持部15が第1整列板31eと第2整列板33eとで支持されている。よって、挿入荷重は、整列部材30eに印加されることになる。このようにして、筐体10d内に回路基板20d1を配置して、回路基板20d1のスルーホール22d1に弾性部161を圧入できる。
Then, as shown in the lower part of FIG. 29, the third step and the fourth step are performed. The holding
なお、図29の上段は、筐体10dを示す図面であり、中枠は左枠のA視図面であり、右枠は左枠のB視図面である。また、図29の上から二段目は、上段と同様に、中枠は左枠のC視図面であり、右枠は左枠のD視図面である。図29の上から三段目は、上段と同様に、中枠は左枠のE視図面であり、右枠は左枠のF視図面である。
29 is a drawing showing the
次に、本変形例では、図30に示すように、筐体10d内に回路基板20d2を配置して、回路基板20d2のスルーホール22d2に弾性部162を圧入する。つまり、上記第1工程、第2工程、第3工程を行う。また、回路基板20d2と筐体10dとの接続方法は、変形例3と同様である。なお、回路基板20d2のスルーホール22d2に弾性部162を圧入する際には、図30の上段に示すように、整列部材30eと押さえ治具200aを取り外してから、第1工程を行う。
Next, in this modification, as shown in FIG. 30, the circuit board 20d2 is disposed in the
なお、図30の上段は、整列部材30eと押さえ治具200aを取り外す工程を示す図面であり、中枠が左枠のA視図面であり、右枠が左枠のB視図面である。また、図30の上から二段目は、第1工程を示す図面であり、中枠が左枠のC視図面であり、右枠が左枠のD視図面である。図30の上から三段目は、第3工程を示す図面であり、中枠が左枠のE視図面であり、右枠が左枠のF視図面である。そして、図30の下段は、第4工程を示す図面であり、右枠が左枠のG視図面である。
30 is a drawing showing a process of removing the
このように、変形例9では、第1工程、第2工程、第3工程を繰り返し行うことで、2枚の回路基板20d1,20d2が筐体10dに収容され、2枚の回路基板20d1,20d2の夫々と端子13bとをプレスフィット接続できる。なお、回路基板20d2は、箱部材18の突起18cにビスやかしめ等で組み付けてもよい。変形例9は、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
Thus, in the modified example 9, by repeating the first step, the second step, and the third step, the two circuit boards 20d1 and 20d2 are accommodated in the
(変形例10)
変形例10では、図31に示すように、第1電子部品として、端子13cを備えた回路基板10eを採用する。回路基板10eは、回路基板20と同様にスルーホールが設けられている。回路基板10eは、端子13cの一端がスルーホールに挿入されて固定されている。端子13cは、端子13などと異なり、直線形状をなしている。
(Modification 10)
In
また、変形例10では、第2電子部品として、端子13cの弾性部16が圧入されるスルーホール22が設けられた回路基板20eを採用する。回路基板20eは、回路基板20cと同様である。
Moreover, in the
そして、変形例10では、図32に示すように、整列部材30b及び押さえ治具200を用いて、第1工程、第3工程、第4工程を行い、上記と同様に回路基板10eに回路基板20eを接続する。すなわち、端子13cの弾性部16を回路基板20eのスルーホールに圧入する。変形例10は、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
And in the
(変形例11)
図33の変形例11に示すように、端子13dは、端子13cと異なり、曲がり等がある形状であってもよい。つまり、本製造方法では、端子13dであっても保持することができる。ここでは、一例として、整列部材30bで端子13dを保持する例を採用している。変形例11は、変形例10と同様の効果を奏することができる。
(Modification 11)
As shown in
(変形例12)
変形例12では、図34に示すように、第1整列板31fと第2整列板33fとを含む整列部材30fを用いる。変形例12の製造方法で製造された電子装置には、第1整列板31fと第2整列板33fが残らない。このため、第1整列板31fと第2整列板33fは、金属を主成分として構成されていてもよい。
(Modification 12)
In
第1整列板31fは、凹み部である第1穴部32fが形成されている。同様に、第2整列板33fは、凹み部である第2穴部34fが形成されている。第1整列板31fと第2整列板33fとは、第1穴部32fと第2穴部34fとの間に端子13を挟み込む。変形例12では、図34に示すように、この第1整列板31fと第2整列板33fとを用いて端子13を保持する。変形例12は、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
The
なお、図34の上段は、コネクタ10を示す図面であり図2及び図3と同様である。また、図34の上から二段目は、端子13と第1整列板31fと第2整列板33fとを示す図面である。そして、図34の上から三段目は、第1工程を示す図面である。また、図30の下段は、第3工程及び第4工程を示す図面である。
34 shows the
(変形例13)
変形例13では、図35に示すように、第1整列板31fと第2整列板33fとによって、コネクタ10aを保持する。変形例13は、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。また、変形例13は、変形例5と同様の効果を奏することができる。
(Modification 13)
In
(変形例14)
変形例14では、図36に示すように、第1電子部品として、周辺よりも突出した棒状の素子側端子13f1を備えた回路素子10f1が保持可能なホルダ11fと、素子側端子13f1に接続可能な端子13eとを有する構造体10fを採用する。また、変形例14では、第2電子部品として回路基板20fを採用する。
(Modification 14)
In the modified example 14, as shown in FIG. 36, the first electronic component can be connected to the
回路素子10f1は、周辺よりも突出した棒状の素子側端子13f1を備えており、例えばコンデンサなどを採用できる。回路素子10f1は、ホルダ11fの保持部11f1に保持され、且つ素子側端子13f1が被圧入部16eに圧入される。
The circuit element 10f1 includes a rod-shaped element-side terminal 13f1 protruding from the periphery, and for example, a capacitor can be used. The circuit element 10f1 is held by the holding portion 11f1 of the
構造体10fのホルダ11fは、樹脂性の部材であり、回路素子10f1の形状に応じた窪みである保持部11f1が形成されている。ホルダ11fは、樹脂性の固定部材11f2が回路基板20fの貫通穴に挿入されることで、回路基板20fに固定されている。
The
端子13eは、図36の中段の中枠に示すように、一方の先端に設けられた弾性部16が回路基板20fに固定されており、他方の先端に素子側端子13f1が圧入される被圧入部16eが設けられている。また、端子13eは、端子13と同様に把持部15を備えている。
As shown in the middle frame of FIG. 36, the
回路基板20fは、構造体10fが実装され、弾性部16が圧入される貫通穴22fが設けられた回路基板である。また、回路基板20fは、ホルダ11fの固定部材11f2が挿入される貫通穴が設けられている。
The
そして、変形例14では、図36の上段、中段の左枠及び右枠に示すように、第1工程〜第4工程を行う。変形例14では、第1整列板31gと第2整列板33gを含む整列部材30gを用いる。第1整列板31gと第2整列板33gは、端子13eを回路基板20fに圧入する際に端子13eを保持する。第1整列板31gと第2整列板33gは、第1整列板31fと第2整列板33fと同様である。第1整列板31gと第2整列板33gは、第1穴部と第2穴部の数が第1整列板31fと第2整列板33fと異なる程度である。よって、第1整列板31gと第2整列板33gに関する説明は省略する。また、第4工程は、端子13eと回路基板20fとを互いに押圧することで、弾性部16を貫通穴22fに圧入する。
And in the
その後、変形例14では、図36の下段に示すように、第5工程を行う。第5工程では、回路素子10f1を保持部11f1に搭載する。また、第5工程では、端子13eと回路素子10f1とを互いに押圧することで、素子側端子13f1を端子13eに押圧する。つまり、第5工程では、端子13eの被圧入部16eに素子側端子13f1を圧入する。このように、変形例14では、押圧工程後に、回路素子10f1をホルダ11fに搭載しつつ、素子側端子13f1と端子13eとを電気的及び機械的に接続する。第5工程は、接続工程に相当する。また、変形例14は、異形電子部品のプレスフィット接続方法とも言える。
Thereafter, in the modified example 14, the fifth step is performed as shown in the lower part of FIG. In the fifth step, the circuit element 10f1 is mounted on the holding portion 11f1. In the fifth step, the element side terminal 13f1 is pressed against the terminal 13e by pressing the terminal 13e and the circuit element 10f1 together. That is, in the fifth step, the element side terminal 13f1 is press-fitted into the press-
なお、図36の中段は、中枠が左枠のA視図面であり、右枠が左枠のB視図面である。また、図36の下段は、右枠が左枠のC視図面である。 36, the middle frame is a left view A view drawing, and the right frame is a left frame B view drawing. The lower part of FIG. 36 is a C view drawing in which the right frame is the left frame.
変形例14は、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。また、変形例14は、端子13eと回路基板20f、回路基板20fと固定部材11f2、固定部材11f2と端子13eと複数の材質が異なる接続部の複合的な位置関係などを気にする必要がなくなる。変形例14では、回路素子10f1が保持部11f1に保持された状態で、素子側端子13f1が被圧入部16eの位置となり一括で加工する。
The
(変形例15)
変形例15では、図37に示すように、第1電子部品として、構造体10gを採用する。構造体10gは、周辺よりも突出した棒状の素子側端子13g1を備えた回路素子10g1と、回路素子10g1を保持したホルダ10g2と、素子側端子13g1と接続され且つ弾性部16を含む端子13g2とを有する。ホルダ10g2は、図37の下段の中枠に示すように、端子13g2が通ることができる穴が形成されたガイド部10g3が設けられている。詳述すると、ガイド部10g3は、端子13g2を拘束することなく、端子13g2が通ることができる穴が設けられている。なお、ガイド部10g3は、設けられていなくてもよい。
(Modification 15)
In the
また、変形例15では、第2電子部品として、構造体10gが実装され、弾性部16が圧入されるスルーホール22gが設けられた回路基板20gを採用する。なお、構造体10gは、樹脂性の固定部材10g4が回路基板20gの貫通穴22g1に挿入されることで、回路基板20gに固定されている。
Moreover, in the
このように、変形例15は、構成要素が変形例14と同様である。しかしながら、変形例15は、製造工程が異なる。変形例15では、図37の下段に示すように、構造体10gの端子13g2を第1整列板31gと第2整列板33gとで保持した状態で、端子13g2をスルーホール22gに圧入する。つまり、第4工程では、構造体10gを回路基板20gに実装することで、端子13g2と回路基板20gとを互いに押圧させ、弾性部16をスルーホール22gに圧入する。
Thus, the
変形例15は、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。なお、端子13g2は、第1整列板31gと第2整列板33gとで保持されるので、構造体10gを回路基板20gに実装する際には、位置が決まっている。また、押さえ治具200は、はんだ付接続用こて、又は抵抗溶接こてを採用してもよい。これによって、素子側端子13g1と端子13g2との接続を行いつつ、第4工程を行うことができ、工程を一括化できる。
(変形例16)
変形例16では、図38に示すように、第1整列板31gと第2整列板33gとでガイド部10g3を挟み込んでもよい。変形例16は、上記実施形態や変形例15と同様の効果を奏することができる。なお、図38の右枠は、左枠のA視図面である。
(Modification 16)
In the modified example 16, as shown in FIG. 38, the guide portion 10g3 may be sandwiched between the
(変形例17)
変形例17では、図39に示すように、第1整列板31及び第2整列板33に加えて、第3整列板38で端子13を保持する。つまり、本変形例の整列部材は、第1整列板31、第2整列板33、及び第3整列板38を含むものである。第3整列板38は、第1整列板31及び第2整列板33と同様であり、第3穴部39が形成されている。
(Modification 17)
In the modified example 17, as shown in FIG. 39, the terminal 13 is held by the
第3工程では、第1整列板31と同じ方向であり、且つ第2整列板33と反対方向に第3整列板38を移動させる。また、第4工程時には、上記実施形態と同様に、第1整列板31で把持部15を押圧することになる。よって、本変形例の整列部材は、四点で端子13を保持できる。これによって、本変形例では、第1整列板31と第2整列板33とで端子13を保持する場合よりも、把持安定性を向上できる。つまり、端子13は、第1整列板31と第2整列板33とで端子13を保持されることで、傾くことも考えられる。しかしながら、本変形例では、第1整列板31と第2整列板33とで端子13を保持する場合よりも、端子13が傾くことを抑制できる。
In the third step, the
変形例17は、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。なお、本変形例は、上記実施形態や変形例においても採用できる。また、本製造方法は、四つ以上の整列板を用いて、端子13を保持してもよい。
The
(変形例18)
変形例18では、図40に示すように、把持部15hを含む端子13hを採用する。また、本変形例の整列部材は、上記実施形態と同様に、第1整列板31と第2整列板33を含むものである。
(Modification 18)
In
端子13hは、第1整列板31に接する部位と、第2整列板33に接する部位とを含む把持部15hを有している。つまり、把持部15hは、第1整列板31に接する側の厚みより、第2整列板33に接する側の厚みが厚くなっている。
The terminal 13 h has a
よって、本変形例は、第1整列板31及び第2整列板33の二つを用いつつ、四点で端子13hを保持できる。このため、本変形例では、第1整列板31と第2整列板33とで端子13を保持しながらも、上記実施形態よりも把持安定性を向上できる。つまり、本変形例では、上記実施形態よりも端子13hが傾くことを抑制できる。
Therefore, this modification can hold the terminal 13h at four points while using two of the
変形例17は、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。なお、本変形例は、上記実施形態や変形例においても採用できる。
The
10 コネクタ、11コネクタハウジング、12 端子突出部、13 プレスフィット端子、14 基体、15 把持部、16 弾性部、20 回路基板、21 基材、22 スルーホール、30 整列部材、31 第1整列板、32 第1穴部、33 第2整列板、34 第2穴部
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記弾性部が押圧されて、前記第1電子部品と電気的及び機械的に接続される第2電子部品(20,20c,20d1,20d2,20e〜20g)と、を含む電子装置の製造方法であって、
前記端子が通る第1穴部(32,32f)が設けられた第1整列板(31,31a〜31g)と、前記端子が通る第2穴部(34,34f)が設けられた第2整列板(33,33a〜33g)とを用いて製造する方法であり、
前記第1穴部と前記第2穴部とが連通するように前記第1整列板と前記第2整列板とを配置し、連通した前記第1穴部と前記第2穴部とに前記端子を挿入する挿入工程と、
前記第1穴部に前記端子が挿入された前記第1整列板と、前記第2穴部に前記端子が挿入された前記第2整列板とを、前記端子の挿入方向に直交する直交方向において互いに逆方向に移動させることで、前記突出部が前記弾性部と前記第1整列板及び前記第2整列板との間に配置された状態で、前記第1穴部と前記第2穴部に挿入された前記端子を、前記第1整列板と前記第2整列板とで保持する保持工程と、
前記第1整列板と前記第2整列板とで保持された前記端子における前記突出部を前記第1整列板及び前記第2整列板で支持した状態で、前記弾性部と前記第2電子部品とを互いに押圧させる押圧工程と、を備えていることを特徴とする電子装置の製造方法。 Terminals (13, 13a to 13e, 13g1, 13g2, 13h) including projecting portions (15, 15h) projecting from the periphery and elastically deformable elastic portions (16) for electrical connection are provided. First electronic components (10, 10a to 10g),
A second electronic component (20, 20c, 20d1, 20d2, 20e to 20g) electrically and mechanically connected to the first electronic component by pressing the elastic portion; There,
A first alignment plate (31, 31a to 31g) provided with a first hole (32, 32f) through which the terminal passes and a second alignment provided with a second hole (34, 34f) through which the terminal passes. It is a method of manufacturing using a board (33, 33a-33g),
The first alignment plate and the second alignment plate are arranged so that the first hole portion and the second hole portion communicate with each other, and the terminal is connected to the communicated first hole portion and the second hole portion. Inserting step of inserting,
The first alignment plate in which the terminals are inserted into the first hole portions and the second alignment plate in which the terminals are inserted into the second hole portions in an orthogonal direction orthogonal to the insertion direction of the terminals. By moving the projections in opposite directions, the protrusions are disposed between the elastic part, the first alignment plate, and the second alignment plate. A holding step of holding the inserted terminal with the first alignment plate and the second alignment plate;
The elastic portion and the second electronic component in a state where the protruding portion of the terminal held by the first alignment plate and the second alignment plate is supported by the first alignment plate and the second alignment plate. And a pressing step for pressing the two together. A method for manufacturing an electronic device.
前記第2電子部品(20)は、前記弾性部が圧入される貫通穴(22)が設けられた回路基板であり、
前記押圧工程では、前記端子と前記第2電子部品とを互いに押圧させることで、前記弾性部を前記貫通穴に圧入することを特徴とする請求項1に記載の電子装置の製造方法。 The first electronic component (10, 10a, 10b) is a connector including the terminal (13, 13a) including the elastic part (16),
The second electronic component (20) is a circuit board provided with a through hole (22) into which the elastic portion is press-fitted,
2. The method of manufacturing an electronic device according to claim 1, wherein, in the pressing step, the elastic portion is press-fitted into the through hole by pressing the terminal and the second electronic component together.
前記第2電子部品(20c,20d1,20d2)は、前記弾性部が圧入される貫通穴(22c,22d1,22d2)が設けられた回路基板であり、
前記押圧工程では、前記端子と前記第2電子部品とを互いに押圧することで、前記弾性部を前記貫通穴に圧入することを特徴とする請求項1に記載の電子装置の製造方法。 The first electronic component (10c, 10d) is a housing that includes the terminal (13, 13b) including the elastic portion (16) and accommodates the second electronic component,
The second electronic components (20c, 20d1, 20d2) are circuit boards provided with through holes (22c, 22d1, 22d2) into which the elastic portions are press-fitted,
2. The method of manufacturing an electronic device according to claim 1, wherein, in the pressing step, the elastic portion is press-fitted into the through hole by pressing the terminal and the second electronic component together.
前記第2電子部品(20e)は、前記弾性部が圧入される貫通穴(22)が設けられた回路基板であり、
前記押圧工程では、前記端子と前記第2電子部品とを互いに押圧することで、前記弾性部を前記貫通穴に圧入することを特徴とする請求項1に記載の電子装置の製造方法。 The first electronic component (10e) is a circuit board including the terminals (13c, 13d) including the elastic part (16),
The second electronic component (20e) is a circuit board provided with a through hole (22) into which the elastic portion is press-fitted,
2. The method of manufacturing an electronic device according to claim 1, wherein, in the pressing step, the elastic portion is press-fitted into the through hole by pressing the terminal and the second electronic component together.
前記第2電子部品(20f)は、前記構造体が実装され、前記弾性部が圧入される貫通穴(22f)が設けられた回路基板であり、
前記押圧工程では、前記端子と前記第2電子部品とを互いに押圧することで、前記弾性部を前記貫通穴に圧入することを特徴とする請求項1に記載の電子装置の製造方法。 The first electronic component (10f) includes a holder (10f) capable of holding a circuit element (10f1) having a rod-shaped element side terminal (13f1) protruding from the periphery, and the first electronic component (10f) connectable to the element side terminal A structure having a terminal (13e),
The second electronic component (20f) is a circuit board on which the structure is mounted and a through hole (22f) into which the elastic portion is press-fitted is provided.
2. The method of manufacturing an electronic device according to claim 1, wherein, in the pressing step, the elastic portion is press-fitted into the through hole by pressing the terminal and the second electronic component together.
前記第2電子部品(20g)は、前記構造体が実装され、前記弾性部が圧入される貫通穴(22g)が設けられた回路基板であり、
前記押圧工程では、前記構造体を前記回路基板に実装することで、前記端子と前記第2電子部品とを互いに押圧させ、前記弾性部を前記貫通穴に圧入することを特徴とする請求項1に記載の電子装置の製造方法。 The first electronic component (10g) includes a circuit element (10g1) having a rod-shaped element side terminal (13g1) protruding from the periphery, a holder (10g2) holding the circuit element, and the element side terminal. A structure having the terminal (13g2) connected;
The second electronic component (20g) is a circuit board on which the structure is mounted and a through hole (22g) into which the elastic portion is press-fitted is provided.
2. The pressing step includes mounting the structural body on the circuit board to press the terminals and the second electronic component together, and press-fit the elastic portion into the through hole. The manufacturing method of the electronic device as described in 2.
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JP2018116978A (en) * | 2017-01-16 | 2018-07-26 | 三菱電機株式会社 | Manufacturing method of semiconductor device and terminal fixture |
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2015
- 2015-05-26 JP JP2015106735A patent/JP2016219386A/en active Pending
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