JP2016218620A - 情報端末、情報表示制御装置、及び情報表示制御プログラム - Google Patents
情報端末、情報表示制御装置、及び情報表示制御プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】画面表示の簡素化を図ることにより、ユーザの利便性を向上させることが可能となる情報端末、情報表示制御装置及び情報表示制御プログラムを提供する。【解決手段】一実施形態に係る情報端末1は、アプリケーションに対応付けられたアイコンを画面上に表示する情報端末であって、情報端末1の使用環境を示す使用環境情報及び複数のアプリケーションの各々の使用履歴を示す使用履歴情報の少なくとも一方を取得し、取得された使用環境情報及び使用履歴情報の少なくとも一方に基づいて、画面上に表示するアイコン数を決定するアイコン数決定部23と、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数以内のアイコンを画面上に表示させる表示制御部24と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、画面上のアイコン表示を制御する情報端末、情報表示制御装置、及び情報表示制御プログラムに関する。
近年、スマートフォン及びタブレット端末等において、電話、乗換案内、チャット、メール等の様々なアプリケーションの中から、ユーザが状況に応じて必要なアプリケーションを選択して実行する仕組みが普及している。具体的には、それぞれ特定のアプリケーションが対応付けられた複数のアイコンが表示された端末の画面上で、ユーザがアイコンを選択する操作(例えばタッチ操作等)を行うことにより、選択されたアイコンに対応付けられたアプリケーションが実行される。
上記仕組みに関して、日時、ユーザの場所、使用頻度等に応じて画面上のアイコンの表示配列を決定する携帯端末装置が知られている(下記特許文献1参照)。この携帯端末装置では、アプリケーションに対応付けられたアイコンが、ユーザの必要性の高い順序で画面上に配置されることにより、ユーザが所望するアプリケーションを選択して実行することが容易となる。その結果、ユーザの利便性が高められることとなる。
上記の携帯端末装置は、アプリケーションに対応付けられたアイコンの表示順序の並べ替えのみを実行する。このため、予測された状況において使用される可能性が低いアプリケーションに対応付けられたアイコンも含めて、画面上に表示可能な最大数のアイコンが表示されることとなる。このように、画面上に表示可能な最大数のアイコンを表示した場合、画面表示の視認性が損なわれ、画面上に表示されたアイコンの中から所望するアプリケーションに対応付けられたアイコンを見つけることが困難になるおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、画面表示の簡素化を図ることにより、ユーザの利便性を向上させることが可能となる情報端末、情報表示制御装置及び情報表示制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る情報端末は、アプリケーションに対応付けられたアイコンを画面上に表示する情報端末であって、情報端末の使用環境を示す使用環境情報及び複数のアプリケーションの各々の使用履歴を示す使用履歴情報の少なくとも一方を取得し、取得された使用環境情報及び使用履歴情報の少なくとも一方に基づいて、画面上に表示するアイコン数を決定するアイコン数決定手段と、アイコン数決定手段により決定されたアイコン数以内のアイコンを画面上に表示させる表示制御手段と、を備える。
本発明の一側面に係る情報表示制御プログラムは、コンピュータを、アプリケーションに対応付けられたアイコンを画面上に表示させるように機能させる情報表示制御プログラムであって、コンピュータを、情報端末の使用環境を示す使用環境情報及び複数のアプリケーションの各々の使用履歴を示す使用履歴情報の少なくとも一方を取得し、取得された使用環境情報及び使用履歴情報の少なくとも一方に基づいて、画面上に表示するアイコン数を決定するアイコン数決定手段と、アイコン数決定手段により決定されたアイコン数以内のアイコンを画面上に表示させる表示制御手段として動作させる。
本発明の一側面に係る情報表示制御装置は、制御対象の情報端末の画面上における、アプリケーションに対応付けられたアイコンの表示を制御する情報表示制御装置であって、情報端末の使用環境を示す使用環境情報及び複数のアプリケーションの各々の使用履歴を示す使用履歴情報の少なくとも一方を取得し、取得された使用環境情報及び使用履歴情報の少なくとも一方に基づいて、画面上に表示するアイコン数を決定するアイコン数決定手段と、アイコン数決定手段により決定されたアイコン数以内のアイコンを画面上に表示させる表示制御手段と、を備える。
本発明の一側面に係る情報端末、情報表示制御装置、又は情報表示制御プログラムでは、情報端末の使用環境及び複数のアプリケーションの各々の使用履歴の少なくとも一方に基づいて、画面上に表示するアイコン数が決定され、決定されたアイコン数以内のアイコンが画面上に表示される。これにより、情報端末の使用環境及び各アプリケーションの使用履歴の少なくとも一方に応じて適切な数のアイコンを画面上に表示することが可能となる。その結果、画面上に表示するアイコン数を抑えることが可能となる。これにより、画面表示の簡素化を図ることが可能となり、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
上記情報端末は、使用環境情報及び使用履歴情報の少なくとも一方を取得し、取得された使用環境情報及び使用履歴情報の少なくとも一方に基づいて、アプリケーションの各々について、ユーザによって使用される可能性に基づく優先順位を決定する優先順位決定手段を更に備え、表示制御手段は、優先順位決定手段により決定されたアプリケーションの各々の優先順位にしたがってアイコンを画面上に表示させてもよい。
上記情報端末では、各アプリケーションについて、使用環境及び使用履歴の少なくとも一方に基づいて、ユーザによって使用される可能性に基づく優先順位が決定され、決定された優先順位にしたがってアイコンを画面上に表示させる。従って、上記情報端末によれば、画面上に表示するアイコン数を抑えつつ、ユーザが使用する可能性の高いアプリケーションに対応付けられたアイコンを画面上に表示することができる。その結果、画面表示の簡素化を図るとともに、画面上に配置されたアイコンを選択して所望のアプリケーションを使用しようとするユーザの利便性を向上させることが可能となる。
上記情報端末は、使用環境情報を取得する使用環境情報取得手段と、使用環境ごとの使用実績に基づくアプリケーション評価値をアプリケーションの各々について記憶するアプリケーション評価値記憶手段と、を更に備え、アイコン数決定手段は、使用環境情報取得手段により取得された使用環境に対応付けてアプリケーション評価値記憶手段に記憶されているアプリケーションの各々のアプリケーション評価値に基づいて、画面上に表示するアイコン数を決定してもよい。
上記情報端末によれば、使用環境ごとの使用実績に基づくアプリケーション評価値に基づいて、使用環境に応じた適切な数を画面上に表示するアイコン数として決定することが可能となる。その結果、より適切に画面表示の簡素化を図ることが可能となる。
上記情報端末は、使用環境情報を取得する使用環境情報取得手段と、画面上に表示するアイコン数と使用環境との組み合わせごとに、アプリケーションの使用において画面上に表示されたアイコンがユーザにより選択された割合を示す正答率を記憶する正答率記憶手段と、を更に備え、アイコン数決定手段は、使用環境情報取得手段により取得された使用環境と画面上に表示するアイコン数との組み合わせごとの正答率に基づいて、画面上に表示するアイコン数を決定してもよい。
上記情報端末によれば、画面上に表示するアイコン数と使用環境との組み合わせごとの、画面上に表示されたアイコンが選択された割合を示す正答率に基づいて、使用環境に応じた適切な数を画面上に表示するアイコン数として決定することが可能となる。その結果、より適切に画面表示の簡素化を図ることが可能となる。
上記情報端末は、通信ネットワークを介して外部情報を取得する外部情報取得手段を更に備え、表示制御手段は、アイコン数決定手段により決定されたアイコン数が予め定められた閾値以下である場合には、外部情報取得手段により取得された外部情報に対応付けられた外部情報アイコンを画面上に表示させ、アイコン数決定手段により決定されたアイコン数が予め定められた閾値以下でない場合には、外部情報アイコンを画面上に表示させないように構成されてもよい。
上記情報端末によれば、アイコン数決定手段により決定されたアイコン数が予め定められた閾値以下である場合(例えば画面上に十分な空き領域が生じる場合)に、通信ネットワークを介して取得された外部情報に対応付けられた外部情報アイコンを画面上の空き領域に表示することができる。これにより、画面上の空き領域を利用してユーザに外部情報に触れる機会を提供することが可能となるため、画面上の空き領域の有効活用を図ることができる。
上記情報端末では、外部情報には、所定の評価値が関連付けられており、表示制御手段は、外部情報取得手段により取得された外部情報に関連付けられた評価値が予め定められた基準以上である場合には、アイコン数決定手段により決定されたアイコン数に関わらず、外部情報アイコンを画面上に表示させてもよい。
上記情報端末によれば、外部情報に関連付けられた評価値が一定の基準以上である場合には、アイコン数決定手段により決定されたアイコン数に関わらず、外部情報アイコンを画面上に表示することができる。これにより、評価値が一定の基準以上の外部情報(例えば突発的に発生する災害情報等の重要なコンテンツ等)については優先的にユーザに提示することができ、ユーザの利便性を一層向上させることができる。
上記情報端末では、表示制御手段は、外部情報に対応付けられた外部情報アイコンが情報端末のユーザにより選択された頻度を取得し、当該頻度が予め定められた基準以上である場合には、アイコン数決定手段により決定されたアイコン数に関わらず、外部情報アイコンを画面上に表示させてもよい。
上記情報端末によれば、情報端末のユーザが画面上に表示された外部情報アイコンを選択する頻度が一定の基準以上である場合、すなわち情報端末のユーザが外部情報に積極的にアクセスするユーザである場合に、アイコン数決定手段により決定されたアイコン数に関わらず、外部情報アイコンを画面上に表示することができる。これにより、外部情報に対して高い興味を持つユーザの満足度を高めることができ、ユーザの利便性を一層向上させることができる。
上記情報端末では、表示制御手段は、外部情報が情報端末のユーザ以外の一以上のユーザによってアクセスされた頻度を取得し、当該頻度が予め定められた基準以上である場合には、アイコン数決定手段により決定されたアイコン数に関わらず、外部情報アイコンを画面上に表示させてもよい。
上記情報端末によれば、外部情報が情報端末のユーザ以外の一以上のユーザによってアクセスされる頻度が一定の基準以上である場合に、アイコン数決定手段により決定されたアイコン数に関わらず、外部情報アイコンを画面上に表示することができる。これにより、多くのユーザによって注目されている外部情報をユーザに提示することができ、ユーザの利便性を一層向上させることができる。
本発明の一側面によれば、画面表示の簡素化及び画面上の空き領域の有効活用を図ることにより、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る実施形態を説明する。可能な場合には、同様の機能を有する部分には適宜同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る情報端末の機能構成を示すブロック図である。本実施形態に係る情報端末1は、例えば複数のアプリケーションソフトウェア(以下単に「アプリケーション」と表記する。)が実行可能にインストールされた情報端末である。情報端末1は、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等である。情報端末1は、アプリケーションに対応付けられたアイコンをディスプレイ等の画面上に表示する機能を備える。
図1は、第1実施形態に係る情報端末の機能構成を示すブロック図である。本実施形態に係る情報端末1は、例えば複数のアプリケーションソフトウェア(以下単に「アプリケーション」と表記する。)が実行可能にインストールされた情報端末である。情報端末1は、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等である。情報端末1は、アプリケーションに対応付けられたアイコンをディスプレイ等の画面上に表示する機能を備える。
本明細書における「アイコン」は、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)において絵柄や記号等で表現され、ユーザによる所定の選択操作(例えば、タッチ操作、マウスのクリック操作、キーボードの選択キーの押下等)がされることで、情報端末にインストールされている複数のアプリケーションのうち、予め対応付けられた一のアプリケーションの実行を開始するように設定された画像要素である。また、本明細書における「アプリケーション」は、特定の目的のための機能を実行するソフトウェアであり、例えばワープロソフト、表計算ソフト、ウェブブラウザ、電子メールソフト、ゲーム等の機能を実行するソフトウェアである。
情報端末1は、特に、アプリケーションごとの使用履歴及び情報端末1の使用環境等に応じて、情報端末1の画面上に表示されるアイコン数を決定する機能を備える。具体的には、情報端末1は、画面表示の簡素化の観点から、アプリケーションごとの使用履歴及び情報端末の使用環境等に応じて、画面上に表示可能なアイコンの最大数よりも少ない数を画面上に表示するアイコン数として決定することができる。
情報端末1において、画面上に表示されるアイコン数を決定する対象となる制御対象の画面は、複数のアイコンが配列して表示される所定の画面である。制御対象の画面は、例えばスマートフォン等の端末を起動した際に表示されるホーム画面や特定のメニュー画面等の、ユーザ等の設定により予め定められた画面である。従来、このような画面上には、表示可能な最大数(或いはユーザにより予め設定された個数等)のアイコンが表示されるのが一般的である。情報端末1は、アプリケーションごとの使用履歴及び情報端末1の使用環境等に応じて、画面上に表示するアイコン数を動的に制御することにより、画面表示の簡素化を図る。
図1に示すように、情報端末1は、機能的構成要素として、ユーザへの情報通知及びユーザの操作インタフェース等の機能を提供する入出力部10と、画面上に表示するアイコン数の決定を含むアイコン表示に関する制御を行う制御部20と、アプリケーションごとの使用履歴情報を生成する使用履歴情報生成部31と、使用履歴情報を記憶する使用履歴情報記憶部31aと、を備える。入出力部10は、情報端末1の画面上にアイコンを配置して表示する表示部11と、表示部11により画面上に表示されたアイコンを介してユーザ操作を受け付ける操作受付部12と、を備える。制御部20は、使用環境情報取得部(使用環境情報取得手段)21と、優先順位決定部(優先順位決定手段)22と、アイコン数決定部(アイコン数決定手段)23と、表示制御部(表示制御手段)24と、を備える。
図2は、情報端末1のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、情報端末1は、物理的な構成要素として、CPU(Central Processing Unit)101、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)102及びROM(Read Only Memory)103、タッチパネル、キーボード、マウス、音声マイク等の入力装置104、ディスプレイ、スピーカ等の出力装置105、及び無線通信モジュール106を備える。無線通信モジュール106は、例えば移動体通信事業者の基地局、Wi−Fi(登録商標)のアクセスポイント、及びBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信を行う近距離無線通信装置等との間で無線通信を行うための機能を備えたハードウェアである。また、本実施形態では、情報端末1は、情報端末1の位置を測位するGPSセンサ、及び情報端末1の加速度を検出する加速度センサ等の図示しないセンサを搭載している。
図1に示す情報端末1の各機能は、図2に示すCPU101、RAM102等のハードウェア上に所定のソフトウェアを読み込ませることにより、CPU101の制御のもとで入力装置104、出力装置105、及び無線通信モジュール106を動作させるとともに、RAM102等におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。なお、後述する各種記憶部は、例えばRAM102及びROM103等の主記憶装置等に格納される。
本実施形態では一例として、情報端末1は、入出力部10、制御部20、使用履歴情報生成部31、及び使用履歴情報記憶部31aを備える単一の端末として実装される。ただし、情報端末1の各機能は、複数の装置に分散して設けられてもよい。例えば、情報端末1の各機能は、制御部20の機能を有する装置(例えばサーバ装置等)としての情報表示制御装置と、タッチパネルディスプレイ等として実装される入出力部10を備える情報端末と、に分散して設けられてもよい。この場合、制御部20の機能を有する情報表示制御装置が、制御対象の情報端末(入出力部10を備える情報端末)の画面上における、アプリケーションに対応付けられたアイコンの表示を制御する構成となる。
また、使用履歴情報を生成及び記憶する使用履歴情報生成部31及び使用履歴情報記憶部31aを、複数の情報端末で共有されるネットワーク上のデータベースサーバ等として構成してもよい。
図1に戻り、情報端末1の各機能的構成要素について説明する。表示部11は、後述する表示制御部24から取得したアイコン配置情報に基づいて、タッチパネルディスプレイ等の画面上に、一以上のアイコンを配置して表示する手段である。ここで、アイコン配置情報は、画面上のどの位置にどのアイコンをどのような態様(例えば大きさ、色等)で表示するかを示す情報である。
操作受付部12は、表示部11により画面上に表示されたアイコンを介してユーザ操作を受け付ける手段である。具体的には、操作受付部12は、ユーザによるアイコンの選択操作を受け付けて、選択されたアイコンに対応付けられたアプリケーションの実行を開始する手段である。これにより、ユーザは、アイコンに対応付けられたアプリケーションを使用することができる。ここで、アイコンの選択操作は、情報端末1において予め設定された任意の操作方法である。アイコンの選択操作の具体例としては、タッチパネルディスプレイ上のアイコン表示領域をタッチする操作や、画面上に表示されるカーソルをアイコン表示領域に重ねた状態でマウスをクリックしたりキーボードのボタンを押下したりする操作等が挙げられる。
操作受付部12は、アイコンに対する選択操作を受け付けると、当該選択操作によってアイコンに対応付けられたアプリケーションが実行(使用)されたことを示す操作データを使用履歴情報生成部31に受け渡す。
使用履歴情報生成部31は、ユーザID、アプリケーション名、日付、時刻、緯度、経度、ユーザ行動状態、天気等の複数の項目を含む使用履歴情報を生成する手段である。図3は、使用履歴情報の一例を示す図である。図3に示すように、本実施形態では一例として、使用履歴情報は、誰(ユーザID)が、どのアプリケーション(アプリケーション名)を、いつ(日付、時刻)、どこで(緯度、経度)、どのような状況下(ユーザ行動状態、天気)で実行したかを示す情報として構成される。
使用履歴情報生成部31は、操作受付部12から操作データを取得したことを契機として、図3に示す使用履歴情報の1レコード分の情報を生成し、使用履歴情報記憶部31aに記憶させる。使用履歴情報記憶部31aは、使用履歴情報を記憶する手段である。以下、使用履歴情報を構成する各項目について説明する。
「ユーザID」は、情報端末1を操作するユーザを示す識別子である。ユーザIDは、例えば、情報端末1を利用するユーザとして予め登録又はログインされているユーザアカウント等を示す情報であってもよいし、情報端末1に予め割り当てられた端末識別番号等であってもよい。「アプリケーション名」は、ユーザ操作により選択されて実行されたアプリケーションを特定するための文字列であり、アプリケーションを識別するIDであっても、アプリケーション固有の名称であってもよい。「ユーザID」及び「アプリケーション名」の情報は、例えば操作データに含まれ、使用履歴情報生成部31は、操作データを参照することにより、これらの情報を取得する。
「日付」、「時刻」、「緯度」、及び「経度」は、アプリケーションが実行された日付、時刻、及び場所(緯度及び経度)である。使用履歴情報生成部31は、例えば情報端末1のシステム時刻等の日時情報を参照することにより、「日付」及び「時刻」の情報を取得する。ここで、本実施形態では一例として、「日付」の情報には対応する曜日の情報や日種別情報(例えば、平日、休日(土日祝日)等の種別を示す情報)等が関連付けられている。また、使用履歴情報生成部31は、例えば情報端末1に搭載されているGPSセンサ等の位置センサにより、「緯度」及び「経度」の情報を取得する。
ここで、情報端末1の位置測位を行う構成として、例えば移動体通信事業者の基地局等から受信した電波情報に基づいて位置測位を実行する構成を備えている場合について考える。この場合、使用履歴情報生成部31は、例えば基地局を識別する情報を含んだ電波情報に基づいて、情報端末1の場所を示す情報を取得してもよい。例えば、使用履歴情報生成部31は、受信された電波情報の発信元である基地局の緯度及び経度を情報端末1の緯度及び経度を示す情報として取得してもよい。ここで、使用履歴情報生成部31は、複数の基地局から受信される電波の強度(或いは複数の基地局から発信された電波を情報端末1が受信するまでの時間)に基づいて各基地局からの距離を算出し、各基地局からの距離に基づいて情報端末1の緯度及び経度を精度良く算出してもよい。
また、使用履歴情報生成部31は、緯度及び経度以外の情報を情報端末1の場所を示す情報として取得してもよい。例えば、使用履歴情報生成部31は、受信された電波情報の発信元である基地局が通信エリアとしてカバーするセルを識別する情報(セルID)を情報端末1の場所を示す情報として取得してもよい。同様に、使用履歴情報生成部31は、地図をメッシュ状に区切った領域のうちどの領域に情報端末1が存在するかを、基地局から受信した電波情報に基づいて特定し、特定された領域を識別する情報(領域ID)を情報端末1の場所を示す情報として取得してもよい。
また、使用履歴情報生成部31は、例えばWi−Fi(登録商標)のアクセスポイントからの電波情報を受信することで、当該アクセスポイントの場所(緯度及び経度、設置場所等の情報)を示す情報を、情報端末1の場所を示す情報として取得してもよい。この場合、使用履歴情報生成部31は、アクセスポイントの位置情報(緯度及び経度)を情報端末1の場所を示す情報として取得してもよいし、アクセスポイントの設置場所(駅の構内、建物、店舗等)を示す情報を情報端末1の場所を示す情報として取得してもよい。同様に、使用履歴情報生成部31は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信を行う近距離無線通信装置からの電波情報を受信することで、当該近距離無線通信装置の場所を示す情報を、情報端末1の場所を示す情報として取得してもよい。
以上のように、使用履歴情報生成部31は、使用履歴情報に含まれる情報端末1の場所を示す項目として、緯度及び経度以外にも、例えば上述したセルID、領域ID、アクセスポイントの設置場所を示す情報、近距離無線通信装置の場所を示す情報等の任意の情報を用いることができる。
「ユーザ行動状態」は、アプリケーションが実行された際におけるユーザの行動状態を示す情報であり、例えば仕事中、食事中、外食中、運動中、車での移動中、電車での移動中、歩行中、自宅滞在中等が挙げられる。このようなユーザの行動状態は、例えば、情報端末1に搭載されているGPSセンサ及び加速度センサ等により取得された情報端末1の位置情報及び加速度情報、並びにシステム時刻等の日時情報に基づいて認識される。
具体的には、ユーザの行動状態は、GPSセンサ及び加速度センサ等により取得された位置情報及び加速度情報等の1次データを利用した2次データとして予測される。例えば、平日の日中にユーザが良く訪れる場所(すなわち、GPSセンサにより取得される位置情報が多く分布する場所)があった場合、この場所は、職場又は学校であると予測でき、ユーザの行動状態は、仕事中又は勉強中であると決定することができる。このように、使用履歴情報生成部31は、情報端末1の位置情報、加速度情報、日時情報等のパターンに基づいて、上述したような予測処理を行うことにより、「ユーザ行動状態」の情報を取得する。
使用履歴情報生成部31は、例えば、予め自宅、職場、飲食店等の特定地点の位置情報(緯度及び経度)が登録された特定地点テーブル情報を予め保持し、この特定地点テーブル情報に登録されている各特定地点の位置情報とGPSセンサにより取得された位置情報との合致度(近似度)を算出することにより、合致度が最も高い特定地点を端末の場所(すなわちユーザの場所)として決定することもできる。また、使用履歴情報生成部31は、加速度センサにより取得された加速度情報とGPSセンサにより取得された位置情報の時間変化の度合い等から、ユーザが移動中か静止中であるかを判別することができる。例えば、使用履歴情報生成部31は、端末の場所が「飲食店」であると決定され、ユーザが静止中であると判別された場合には、ユーザ行動状態を「外食中」と決定することができる。
「天気」は、アプリケーションが実行された際の端末の場所(例えば緯度及び経度)における天気を示す情報である。使用履歴情報生成部31は、例えば予め情報取得先として設定されたインターネット上の天気情報サイト等から、GPSセンサ等により得られた緯度及び経度に対応する場所の天気を示す情報をダウンロードすること等により、「天気」の情報を取得できる。
使用履歴情報生成部31は、操作受付部12からの操作データの取得を契機として、以上のようにして図3に示す使用履歴情報の各項目の情報を取得することにより、1レコード分の使用履歴情報を生成し、使用履歴情報記憶部31aに記憶させる。なお、使用履歴情報に含まれる項目の数及び種類は、情報端末1にインストールされているアプリケーションによる設定、又はユーザによる手動設定等によって適宜変更されてもよい。また、本実施形態では一例として、使用履歴情報記憶部31aは、情報端末1のユーザの使用履歴情報のみを記憶する。このため、図3に示すように、使用履歴情報記憶部31aには、情報端末1のユーザのユーザID(ここでは一例として「001」)の使用履歴情報しか記憶されていない。このような場合には、使用履歴情報の項目としてユーザを識別するためのユーザIDを含める必要はない。
しかし、例えば、情報端末1を複数のユーザで共有して(使用するユーザを切り替えて)使用する構成も考えられる。また、上述した通り、使用履歴情報記憶部31aを、情報端末1とは別のサーバ装置として構成し、複数のユーザ(複数の情報端末)間で共有する構成も考えられる。このような構成とする場合には、使用履歴情報の項目としてユーザIDを含めることにより、後述する優先順位決定部22において、情報端末1を使用する一のユーザの使用履歴情報を他のユーザの使用履歴情報とは区別して参照することが可能になるメリットがある。
使用環境情報取得部21は、情報端末1の使用環境を示す使用環境情報を取得する手段である。使用環境情報は、情報端末1が置かれた外部の状況に関する情報、及び情報端末1を操作するユーザの行動状態に関する情報のうち少なくとも一方に関する情報である。本実施形態では一例として、使用環境情報の種類は、図3に示した使用履歴情報の「ユーザID」及び「アプリケーション名」を除く各項目と一致する。
外部の状況に関する情報としては、例えば日付、時刻、緯度、経度、及び天気等が挙げられる。外部の状況に関する情報は、上述した使用履歴情報の各項目「日付」、「時刻」、「緯度」、「経度」、及び「天気」と同様であり、これらと同様の方法により取得することができる。また、ユーザの行動状態に関する情報としては、例えば仕事中、食事中、外食中、運動中、車での移動中、電車での移動中、歩行中、自宅滞在中等が挙げられる。ユーザの行動状態に関する情報は、上述した使用履歴情報の項目「ユーザ行動状態」と同様であり、これと同様の方法により取得することができる。
使用環境情報取得部21は、上述のようにして取得した使用環境情報を、優先順位決定部22及びアイコン数決定部23の各々に受け渡す。使用環境情報の取得及び受け渡しのタイミングは、任意に定めることができる。例えば、後述する優先順位決定部22,アイコン数決定部23、及び表示制御部24によって、時々刻々と変化する使用環境に応じてアイコンの配置の態様(表示するアイコン数、各アイコンの配置位置等)を動的に変化させたい場合が考えられる。この場合、使用環境情報取得部21は、ユーザ等により予め設定された周期(例えば30分単位等)で定期的に使用環境情報を取得し、優先順位決定部22及びアイコン数決定部23に受け渡してもよい。また、使用環境情報取得部21は、ユーザによる手動操作を契機として、使用環境を取得し、優先順位決定部22及びアイコン数決定部23に受け渡してもよい。
優先順位決定部22は、使用環境情報取得部21から取得した使用環境情報及び使用履歴情報記憶部31aに記憶されている各アプリケーションの使用履歴情報に基づいて、情報端末1にインストールされている各アプリケーションの優先順位を決定する手段である。優先順位は、情報端末1のユーザによって実行される可能性に基づく予測順位であり、優先順位が高いアプリケーションほどユーザによって実行される可能性が高いことを示す。優先順位決定部22は、決定した各アプリケーションの優先順位を表示制御部24に受け渡す。
優先順位決定部22は、任意の手法により、各アプリケーションの優先順位を決定することができる。例えば、優先順位決定部22は、使用環境情報及び使用履歴情報を参照し、使用環境情報に示される使用環境において使用される可能性の高いアプリケーションの予測をクラス分類問題として設定することができる。そして、優先順位決定部22は、このように設定したクラス分類問題に対して、例えばナイーブベイズ等の公知の機械学習アルゴリズムを実行することにより、各アプリケーションの優先順位を決定してもよい。
また、優先順位決定部22は、例えば、使用環境情報取得部21から取得した使用環境情報(時刻、緯度、経度、ユーザ行動状態、天気等)と合致(或いは近似)する使用履歴情報のレコードを参照し、使用回数が多い順に優先順位を決定してもよい。具体的には、優先順位決定部22は、使用環境情報取得部21から取得した使用環境情報に合致する使用履歴情報のレコードを使用履歴情報記憶部31aから抽出し、抽出された各レコードの「アプリケーション名」を参照することで各アプリケーションの使用回数をカウントし、使用回数が多いアプリケーションほど優先順位を高く決定することができる。
この際、優先順位決定部22は、使用環境情報の一部又は全部の項目の組み合わせ(例えば「日付」と「時刻」の組み合わせ)に基づいて、各アプリケーションの優先順位を決定してもよい。例えば、優先順位決定部22は、現在日時が火曜日の午前7時である場合、「日付」が火曜日に対応する日であり且つ「時刻」が午前7時(例えば午前7時台等の一定の幅を持たせた時間範囲)に対応する時刻である使用履歴情報のレコードを参照し、使用回数が多いアプリケーションから順に優先順位を高く決定してもよい。この場合、情報端末1のユーザが火曜日の午前7時に天気予報アプリケーションをよく利用している場合、優先順位決定部22は、天気予報アプリケーションの優先順位を高く決定することになる。
また、優先順位決定部22は、使用履歴情報には基づかずに使用環境情報にのみ基づいて各アプリケーションの優先順位を決定してもよい。例えば、優先順位決定部22は、使用環境情報の一部又は全部の項目の組み合わせ(例えば「日付」と「時刻」の組み合わせ等)と当該組み合わせに対応する各アプリケーションの優先順位とが関連付けられた優先順位テーブル情報を予め保持し、この優先順位テーブル情報を参照することにより、使用環境情報に対応する各アプリケーションの優先順位を決定してもよい。ここで、優先順位テーブルは、使用履歴情報記憶部31aに記憶された使用履歴情報には基づかずに、使用環境情報の各項目の組み合わせにより示される使用環境において一般的に予測される優先順位の傾向に基づいて、サービス提供者等によって予め作成されたテーブル情報である。
また、優先順位決定部22は、使用環境情報には基づかずに使用履歴情報に基づいて各アプリケーションの優先順位を決定してもよい。例えば、優先順位決定部22は、使用履歴情報記憶部31aに記憶されている全ての使用履歴情報(或いは、直近1週間等の所定期間における使用履歴情報)を参照し、使用回数が多いアプリケーションほど優先順位が高くなるように、各アプリケーションの優先順位を決定してもよい。
アイコン数決定部23は、使用環境情報取得部21から取得される使用環境情報及び使用履歴情報記憶部31aに記憶されている各アプリケーションの使用履歴情報の少なくとも一方を取得し、取得された使用環境情報及び使用履歴情報の少なくとも一方に基づいて、画面上に表示するアイコン数を決定する手段である。アイコン数決定部23は、画面上に表示可能なアイコンの最大数よりも小さい数を画面上に表示するアイコン数として決定することができる。アイコン数決定部23は、決定したアイコン数を表示制御部24に受け渡す。
情報端末1の使用環境によって、ユーザが主に使用するアプリケーションの数は、変化すると考えられる。例えば、天気が「晴れ」であるか「雨」であるか等によって、外出するか家で仕事を済ませるかといったように、ユーザの行動は変化し得る。そして、このようなユーザの行動の変化によって、ユーザが主に使用するアプリケーションの種類及び頻度等も変化すると考えられる。
例えば、雨が降りそうな日(例えば使用環境情報の「天気」が曇りの場合)には、天気予報アプリケーションの使用頻度が高くなる傾向を有する場合がある。また、休日で晴れの日(例えば使用環境情報の「日付」が休日に対応する日であり、「天気」が晴れの場合)には、レジャー情報を閲覧できるアプリケーションの使用頻度が高くなる傾向を有する場合がある。また、ユーザが仕事中の場合(例えば使用環境情報の「ユーザ行動状態」が仕事中の場合)には、取引先との連絡のために電話アプリケーションの使用頻度が高くなる傾向を有する場合がある。
言い換えれば、上述のような特定の使用環境においては、ユーザによって使用される可能性の高いアプリケーションが特定のアプリケーション(或いは特定のアプリケーション群)に絞り込まれ、それ以外のアプリケーションがほとんど使用されない傾向を有する場合がある。このような場合、画面上にアイコンを表示するための領域が十分にある場合でも、使用される可能性がほとんどないアプリケーションのアイコンをあえて画面上に表示させずに画面表示の簡素化を図った方が、画面の視認性が向上し、ユーザの利便性が向上すると考えられる。また、スマートフォン及びタブレット端末等の情報端末の画面は、表示スペースが限られているため、使用される可能性の低いアプリケーションのアイコンが画面上に表示されてしまうと、他の有用な機能やコンテンツ等を画面上に表示する機会が奪われ、ユーザが便利な機能やコンテンツ等を体験する機会が損なわれてしまう。このような観点に基づき、アイコン数決定部23は、画面上に表示するアイコン数を決定する。
例えば、アイコン数決定部23は、日時、場所,天気、ユーザの行動状態等のうちから任意に選択された項目の組み合わせごとに表示に適したアイコン数が関連付けられたアイコン数テーブル情報を予め保持する。そして、アイコン数決定部23は、このアイコン数テーブル情報を参照することにより、使用環境情報取得部21から取得した使用環境情報に対応するアイコン数を抽出し、抽出されたアイコン数を画面上に表示するアイコン数として決定することができる。上述のアイコン数テーブル情報は、例えば使用履歴情報記憶部31aに記憶された使用履歴情報に対するデータ分析を行うことにより、サービス提供者等によって事前に作成され、情報端末1に配信されたテーブル情報等である。
また、アイコン数決定部23は、使用履歴情報に基づかずに使用環境情報に基づいて画面上に表示するアイコン数を決定してもよい。例えば、アイコン数決定部23は、使用環境ごとに対応するアイコン数を予め保持し、使用環境に対応したアイコン数を画面上に表示するアイコン数として決定してもよい。例えば、ユーザが歩行中等で動いている場合には、ユーザは集中して画面を見ることはできないため、画面表示を簡素化して視認性を高めた方がよいと考えられる。このような観点に基づき、アイコン数決定部23は、使用環境情報の項目「ユーザ行動状態」が歩行中である使用環境において画面上に表示するアイコン数を制限された個数(例えば3つ等)に決定してもよい。
また、アイコン数決定部23は、使用環境情報に基づかずに使用履歴情報に基づいて画面上に表示するアイコン数を決定してもよい。例えば、アイコン数決定部23は、以下のようにして画面上に表示するアイコン数を決定することができる。アイコン数決定部23は、使用履歴情報記憶部31aに記憶されている使用履歴情報を参照する。そして、アイコン数決定部23は、使用回数が上位のアプリケーションから順に使用回数を加算し、全てのアプリケーションの使用回数の総和に対する加算値の割合が予め定められた閾値(例えば80%等)を超えるか否かを判定する。そして、アイコン数決定部23は、加算値の割合が閾値を初めて超えた際における使用回数を加算されたアプリケーションの個数を、画面上に表示するアイコン数として決定する。この場合、閾値以上の割合でユーザに使用されたアプリケーションのアイコンのみを画面上に表示させることが可能となる。
表示制御部24は、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数以内のアイコンを画面上に表示させる手段である。例えば、表示制御部24は、優先順位決定部22によって決定された各アプリケーションの優先順位と、アイコン数決定部23によって決定されたアイコン数とに基づいて、アイコンを画面上に表示させる。言い換えれば、表示制御部24は、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数以内のアイコンを、優先順位決定部22により決定された優先順位にしたがって画面上に表示させる。
具体的には、表示制御部24は、上述のようにアイコンを画面上に配置することを指示するアイコン配置情報を生成し、当該アイコン配置情報を表示部11に受け渡す。これにより、表示部11によって、アイコン配置情報に基づくアイコン表示が行われる。すなわち、表示制御部24は、表示部11に対してアイコン配置情報を受け渡し、画面上でのアイコン表示を指示することにより、情報端末1の画面上にアイコンを表示させる。
表示制御部24によるアイコン表示の態様は任意であるが、表示制御部24は、例えば以下のような態様でアイコンを配置してもよい。すなわち、表示制御部24は、アイコンを画面上に格子状(例えば4行×3列等のタイル状)に配置して表示する場合において、アプリケーションの優先順位が高い順に、各行の左端から右端に向かって、アプリケーションのアイコンを配置し、当該行が埋まったら1つ下の行に移動して同様にアイコンを配置してもよい。
また、表示制御部24は、優先順位の高いアプリケーションのアイコンほど画面上に大きく表示してもよい。また、表示制御部24は、優先度の高いアプリケーションのアイコンほど色の濃度を濃くして画面上で目立つように強調表示してもよい。このように、表示制御部24は、優先度が高いアプリケーションのアイコンが優先度の低いアプリケーションのアイコンよりも目立つように、アイコン表示を制御してもよい。
表示制御部24は、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数を超える数のアプリケーションのアイコンを表示させない。また、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数が画面上に表示可能なアイコンの最大数を超えている場合には、表示制御部24は、画面上に表示可能なアイコンの最大数のアイコンを画面上に表示する。なお、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数が情報端末1にインストールされているアプリケーションの数よりも大きい場合には、情報端末1にインストールされているアプリケーションのアイコンが全て表示されることになる。
続いて、図4を用いて、本実施形態に係る情報端末1の動作の一例について説明する。情報端末1によるアイコン表示の制御においては、まず、使用環境情報取得部21は、情報端末1の現在の使用環境情報を取得する(ステップS11)。使用環境情報取得部21によって取得された使用環境情報は、優先順位決定部22及びアイコン数決定部23に受け渡される。
続いて、優先順位決定部22及びアイコン数決定部23のそれぞれは、使用履歴情報記憶部31aを参照し、使用環境情報取得部21から取得された使用環境情報に対応する使用履歴情報を取得する(ステップS12)。例えば、使用環境情報の各項目のうち「ユーザ行動状態」及び「天気」を用いる場合であって、使用環境情報の「ユーザ行動状態」が仕事であり、「天気」が雨の場合を考える。この場合、優先順位決定部22及びアイコン数決定部23のそれぞれは、使用履歴情報記憶部31aに記憶されている使用履歴情報のうちから、「ユーザ行動状態」が仕事であり、「天気」が雨であるレコードを取得する。
続いて、優先順位決定部22は、取得された使用環境情報及び使用履歴情報に基づいて、上述したような方法で各アプリケーションの優先順位を決定する(ステップS13)。また、アイコン数決定部23は、取得された使用環境情報及び使用履歴情報に基づいて、上述したような方法で画面上に表示するアイコン数を決定する(ステップS14)。ここで、ステップS14の処理がステップS13の処理よりも先に実行されてもよいし、ステップS13の処理とステップS14の処理とが同時に実行されてもよい。
続いて、表示制御部24は、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数以内で、優先順位決定部22により決定された優先順位が高いアプリケーションに対応付けられたアイコンを優先的に画面上に表示させる(ステップS15)。具体的には、表示制御部24は、優先順位決定部22により決定された優先順位と、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数とに基づいて、画面上のどの位置にどのアイコンをどのような態様(例えば大きさ、色等)で表示するかを示すアイコン配置情報を生成する。そして、表示制御部24は、このアイコン配置情報を表示部11に受け渡してアイコン表示を指示することにより、情報端末1の画面上にアイコンを表示させる。
以上述べた情報端末1では、情報端末1の使用環境及び複数のアプリケーションの各々の使用履歴の少なくとも一方に基づいて、画面上に表示するアイコン数が決定される。そして、決定されたアイコン数以内のアイコンが画面上に表示される。これにより、情報端末1の使用環境及び各アプリケーションの使用履歴の少なくとも一方に応じて適切な数のアイコンを画面上に表示することが可能となる。その結果、画面上に表示するアイコン数を抑えることが可能となる。これにより、画面表示の簡素化を図ることが可能となり、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。具体的には、画面上に配置されるアイコン数が少なることにより、画面の視認性が向上し、ユーザが使用したいアプリケーションのアイコンを容易に発見することが可能となる。また、画面上に空き領域ができることにより、画面上に表示するアイコンを通常の大きさよりも大きく表示することも可能となり、画面の視認性を一層向上させることも可能となる。
続いて、上述した一連の情報端末1による処理をコンピュータに実行させるための情報表示制御プログラムを説明する。情報表示制御プログラムP1は、コンピュータに挿入されてアクセスされる、或いはコンピュータが備える記録媒体に形成されたプログラム格納領域内に格納される。
図5に示すように、情報表示制御プログラムP1は、アイコン数決定モジュールP11及び表示制御モジュールP12を備えて構成される。アイコン数決定モジュールP11及び表示制御モジュールP12を実行させることにより実現される機能は、上述した情報端末1のアイコン数決定部23及び表示制御部24とそれぞれ同様である。
なお、情報表示制御プログラムP1は、その一部又は全部が、通信回線等の伝送媒体を介して伝送され、他の機器により受信されて記録(インストールを含む)される構成としてもよい。また、情報表示制御プログラムP1の各モジュールは、1つのコンピュータでなく、複数のコンピュータのいずれかにインストールされてもよい。その場合、当該複数のコンピュータによるコンピュータシステムによって上述した一連の情報端末1の処理が行われる。
なお、第1実施形態において、優先順位決定部22を備えない構成としてもよい。例えば使用環境(例えば歩行中等)に応じて画面上に表示するアイコン数を決定する場合等において、画面上に表示させるアイコンをランダムに決定する(或いは画面上の上方に表示されているアイコンのみを表示する)場合等には、優先順位決定部22は不要となる。また、優先順位決定部22及びアイコン数決定部23による処理において使用環境情報を使用しない場合には、使用環境情報取得部21を備えなくともよい。また、優先順位決定部22及びアイコン数決定部23による処理において使用履歴情報を使用しない場合には、使用履歴情報生成部31及び使用履歴情報記憶部31aを備えなくともよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る情報端末1Aについて説明する。情報端末1Aの説明においては、第1実施形態に係る情報端末1との相違点を主に説明し、第1実施形態に係る情報端末1と同様の構成については、適宜説明を省略する。
次に、本発明の第2実施形態に係る情報端末1Aについて説明する。情報端末1Aの説明においては、第1実施形態に係る情報端末1との相違点を主に説明し、第1実施形態に係る情報端末1と同様の構成については、適宜説明を省略する。
図6は、第2実施形態に係る情報端末1Aの機能構成を示すブロック図である。図6に示すように、情報端末1Aは、アプリケーション評価値算出部32、及びアプリケーション評価値記憶部(アプリケーション評価値記憶手段)32aを更に備え、アイコン数決定部23の代わりにアイコン数決定部23Aを備える点で、第1実施形態に係る情報端末1と主に相違する。
アプリケーション評価値算出部32は、使用環境ごとの使用実績に基づくアプリケーション評価値をアプリケーションの各々について算出する手段である。アプリケーション評価値記憶部32aは、各アプリケーションのアプリケーション評価値を記憶する手段である。本実施形態では一例として、アプリケーション評価値算出部32は、使用環境情報取得部21により取得される使用環境情報の各項目の中から任意に選択された項目値の組み合わせ(使用環境)ごとに、各アプリケーションのアプリケーション評価値を算出する。ここで、アプリケーション評価値は、アプリケーションが使用される可能性の高さを示す指標であり、使用環境ごとの使用実績(例えば使用回数、使用頻度、事後確率等)に基づいて算出される値である。
ここでは一例として、使用環境情報の各項目のうち曜日と時間を用いる場合について説明する。この場合、アプリケーション評価値算出部32は、曜日と時間の組み合わせごとに、使用履歴情報記憶部31aに記憶されている使用履歴情報のレコードを分類する。ここで、曜日については日曜から土曜までの7パターンに分類される。また、時間については、1時間単位で離散化して分類することにより、24パターンに分類される。例えば、日付が「2015/5/12」(火曜日に対応する日付)であり、時刻が「7:20:30」である使用履歴情報のレコードは、曜日と時間の組み合わせ「火曜日、午前7時台」に対応するレコードとして分類される。このような使用環境情報の曜日と時間の組み合わせは、7×24=168通りとなる。
アプリケーション評価値算出部32は、例えば以下のようにして、曜日と時間の組み合わせ(上述の168通りの組み合わせ)の各々について、各アプリケーションのアプリケーション評価値を算出する。すなわち、アプリケーション評価値算出部32は、使用環境情報の曜日と時間の組み合わせに対する事後確率を各アプリケーションのアプリケーション評価値として算出することができる。
ここで、曜日と時間の特定の組み合わせ(例えば「火曜日、午前7時台」)を示す環境変数をDと表し、環境変数Dに示される曜日と時間の組み合わせにより示される使用環境において各アプリケーションCi(i=1,…,N)が使用された事後確率をP(Ci|D)と表す。ここで、Nは、情報端末1Aにインストールされているアプリケーションの総数を示す。上記例では、アプリケーション評価値算出部32は、曜日と時間の組み合わせを示す168通りの環境変数Dのそれぞれについて、各アプリケーションCiの事後確率P(Ci|D)をアプリケーション評価値として算出する。
アプリケーション評価値算出部32は、上述のようにして算出した各アプリケーションのアプリケーション評価値をアプリケーション評価値記憶部32aに記憶させる。アプリケーション評価値算出部32は、例えば、ユーザによってアプリケーションが使用されたとき(すなわち、使用履歴情報記憶部31aに使用履歴情報のレコードが新たに追加されたとき)に、アプリケーション評価値記憶部32aに記憶されているアプリケーション評価値を更新する。
具体的には、アプリケーション評価値算出部32は、使用履歴情報記憶部31aに追加された使用履歴情報のレコードに示される使用環境(上記例では曜日と時間の組み合わせ)に対応する当該レコードに示されるアプリケーションのアプリケーション評価値を更新する。このようにして、アプリケーション評価値算出部32は、使用環境ごとの各アプリケーションのアプリケーション評価値を算出し、最新のアプリケーション評価値をアプリケーション評価値記憶部32aに記憶させる。ただし、アプリケーション評価値算出部32は、必ずしも上述のようにリアルタイムにアプリケーション評価値記憶部32aに記憶されたアプリケーション評価値を更新する必要はない。アプリケーション評価値算出部32は、例えば予め定めた周期(例えば1日単位)で定期的に、アプリケーション評価値記憶部32aに記憶されたアプリケーション評価値を更新してもよい。
アイコン数決定部23Aは、使用環境情報取得部21により取得された使用環境に対応付けてアプリケーション評価値記憶部32aに記憶されているアプリケーションの各々のアプリケーション評価値に基づいて、画面上に表示するアイコン数を決定する。具体的には、アイコン数決定部23Aは、使用環境情報取得部21により取得された使用環境情報から任意に選択された項目値の組み合わせ(ここでは一例として曜日と時間の組み合わせ)を抽出する。そして、アイコン数決定部23Aは、抽出された曜日と時間の組み合わせを示す環境変数Dに対応付けてアプリケーション評価値記憶部32aに記憶されている各アプリケーションCiのアプリケーション評価値(すなわち事後確率P(Ci|D))を取得する。
そして、アイコン数決定部23Aは、下記式(1)を満たす最小のiを画面上に表示するアイコン数として決定する。下記式(1)において、θは、0から1までの間の値の中から予め選択された閾値である。また、添え字iの値が小さいアプリケーションCiほど、アプリケーション評価値である事後確率P(Ci|D)が大きいものとする。
例えば、閾値θが0.8であり、環境変数Dに示される使用環境が「火曜日、午前7時台」である場合において、上記式(1)を満たす最小のiが3であるとする。この場合、「火曜日、午前7時台」の使用環境において、アプリケーションC1〜C3のいずれかをユーザが使用する事後確率が80%より大きいことを示す。つまり、上記式(1)を満たす最小のiが3であるということは、「火曜日、午前7時台」の使用環境において、アプリケーションC1〜C3のアイコンを画面上に表示しておけば、ユーザが使用を欲するアプリケーションのアイコンが画面上に表示されている確率を80%以上とすることができることを意味する。言い換えれば、ユーザが使用を欲するアプリケーションのアイコンが画面上に表示されていない状況が発生する確率を20%未満に抑えられることを意味する。
ここで、表示制御部24による指示により表示された画面上にユーザが使用を欲するアプリケーションのアイコンが表示されていない場合、ユーザは、スマートフォン等の端末の下部等に配置されたボタンを押下し、別の画面に切り替える操作を実行することができる。そして、ユーザは、例えば情報端末1Aにインストールされたアプリケーションのアイコンを一以上のページに亘って全て配置したアイコン一覧画面を開き、この中から使用したいアプリケーションのアイコンを選択することができる。ただし、このような画面の切替処理はユーザにとって煩わしい。このため、表示制御部24による指示により表示された画面上に、ユーザが使用を欲するアプリケーションのアイコンが表示されていることが、ユーザの利便性の観点から好ましい。
そこで、上記式(1)において、閾値θを1に近づけた場合には、ユーザが使用を欲するアプリケーションのアイコンが画面上に表示される確率を高めることができる。一方、閾値θを0に近づけた場合には、ユーザが使用を欲するアプリケーションのアイコンが画面上に表示されていない状況が発生する確率が高まるものの、上記式(1)を満たす最小のiは小さくなるため、画面上に表示するアイコン数を減らすことができる。その結果、画面表示の簡素化を図ることが可能となる。
続いて、図7を用いて、本実施形態に係る情報端末1Aの動作の一例について説明する。図7に示すステップS22,S23,S24,S26の処理は、それぞれ図4に示したステップS11,S12,S13,S15の処理と同様である。従って、ここでは、第1実施形態に係る情報端末1の動作と主に相違するステップS21,S25の処理について説明する。
情報端末1Aでは、ユーザがアプリケーションを使用する度に、或いは予め定めた周期で定期的に、アプリケーション評価値算出部32が、アプリケーションのアプリケーション評価値を算出し、アプリケーション評価値記憶部32aに記憶させる(ステップS21)。具体的には、アプリケーション評価値算出部32は、使用環境ごとのアプリケーションの使用履歴情報に基づいて、使用環境ごとの使用実績(例えば事後確率及び使用頻度等)に基づくアプリケーション評価値を算出し、アプリケーション評価値記憶部32aに記憶させる。
そして、アイコン数決定部23Aが画面上に表示するアイコン数を決定する際には、アイコン数決定部23Aは、使用環境情報取得部21により取得された使用環境に対応付けてアプリケーション評価値記憶部32aに記憶されている各アプリケーションのアプリケーション評価値に基づいて、画面上に表示するアイコン数を決定する(ステップS25)。具体的には、アイコン数決定部23Aは、例えば上記式(1)を満たす最小のiを求めることで、画面上に表示するアイコン数を決定する。
以上述べた情報端末1Aによれば、アイコン数決定部23Aが、使用環境ごとの使用実績に基づくアプリケーション評価値に基づいて、使用環境に応じた適切な数を画面上に表示するアイコン数として決定することが可能となる。その結果、より適切に画面表示の簡素化を図ることが可能となる。例えば、上記式(1)のθの値を調整することで、ユーザが使用を欲するアプリケーションのアイコンが画面上に表示されていない状況が発生する確率を一定の確率以下に抑制しつつ、画面上に表示するアイコン数をなるべく減らすことが可能となる。その結果、情報端末1Aを使用するユーザの画面切替の手間を削減するという観点及び画面表示を簡素化するという観点の両方の観点から決定される適切な数のアイコンを画面上に表示することが可能となる。
なお、上記例では、アプリケーション評価値として、使用環境ごとの事後確率P(Ci|D)を用いたが、使用環境ごとの使用回数及び使用頻度等をアプリケーション評価値として用いてもよい。その場合にも、上述のように事後確率をアプリケーション評価値として用いる場合と同様の手法により、アイコン数を決定することができる。
また、上述の例では、使用環境として曜日と時間の組み合わせを用いる場合について説明したが、使用環境として用いる使用環境情報の項目の組み合わせはこれに限られない。例えば、平日と休日(土日祝日)とでユーザによるアプリケーションの使用傾向が異なることが予め把握されている場合等には、日種別情報(平日、休日(土日祝日)等の種別を示す情報)と時間の組み合わせを使用環境として用いてもよい。また、上述の例に挙げた使用環境情報の項目以外に、天気、ユーザの場所、ユーザの行動状態等の項目を含んだ組み合わせを使用環境として用いてもよいことは言うまでもない。使用環境について上述した内容は、本明細書の他の実施形態においても同様である。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る情報端末1Bについて説明する。情報端末1Bの説明においては、第1実施形態に係る情報端末1との相違点を主に説明し、第1実施形態に係る情報端末1と同様の構成については、適宜説明を省略する。
次に、本発明の第3実施形態に係る情報端末1Bについて説明する。情報端末1Bの説明においては、第1実施形態に係る情報端末1との相違点を主に説明し、第1実施形態に係る情報端末1と同様の構成については、適宜説明を省略する。
図8は、第3実施形態に係る情報端末1Bの機能構成を示すブロック図である。図8に示すように、情報端末1Bは、正答率算出部33、及び正答率記憶部(正答率記憶手段)33aを更に備え、アイコン数決定部23の代わりにアイコン数決定部23Bを備える点で、第1実施形態に係る情報端末1と主に相違する。
正答率算出部33は、画面上に表示するアイコン数と使用環境との組み合わせごとに、アプリケーションの使用において画面上に表示されたアイコンがユーザにより選択された割合を示す正答率を算出する手段である。正答率記憶部33aは、正答率算出部33により算出された正答率を記憶する手段である。本実施形態では一例として、正答率算出部33は、使用環境情報取得部21によって取得される使用環境情報から任意に選択された一以上の項目値の組み合わせ(使用環境)ごとに、画面上に表示するアイコン数ごとの正答率を算出する。
ここでは一例として、使用環境情報の各項目のうち曜日と時間を用いる場合について説明する。具体的には、正答率算出部33が曜日と時間の組み合わせ「火曜日、午前7時台」についての正答率を算出する場合について説明する。この場合、正答率算出部33は、曜日と時間の組み合わせが「火曜日、午前7時台」に該当する使用履歴情報のレコードを、使用履歴情報記憶部31aから抽出する。このようなレコードの抽出は、使用履歴情報の「日付」及び「時刻」の項目を参照することにより行うことができる。
そして、正答率算出部33は、抽出した各レコードについて、各レコードに対応付けられたアプリケーションが実行された際に画面上に表示されていたアイコン数の情報を取得する。また、正答率算出部33は、抽出した各レコードについて、各レコードに対応付けられたアプリケーションが、表示制御部24による指示により表示された画面上のアイコンがユーザに選択されることにより使用されたか否かを示す情報を取得する。正答率算出部33がこれらの情報を取得する方法は任意であるが、例えば、使用履歴情報生成部31が、使用履歴情報を生成する際に、これらの情報を使用履歴情報の項目として含めるようにしてもよい。この場合、正答率算出部33は、抽出した各レコードに含まれる項目値を参照することにより、これらの情報を容易に取得することができる。
正答率算出部33は、上述した情報を取得することにより、曜日と時間の組み合わせにより示される使用環境D(ここでは一例として「火曜日、午前7時台」)と画面上に表示されていたアイコン数iとの組み合わせ(i,D)ごとに、全てのアプリケーションが使用された回数と、表示制御部24による指示により表示された画面上のアイコンが選択されることによって当該アイコンに対応付けられたアプリケーションが使用された回数と、を算出することができる。ここで、例えば、上記組み合わせ(i,D)において、全てのアプリケーションが使用された回数が40回であり、表示制御部24による指示により表示された画面上のアイコンが選択されて当該アイコンに対応付けられたアプリケーションが使用された回数が10回であったとする。この場合、正答率算出部33は、上記組み合わせ(i,D)に対応する正答率Q(i,D)を0.25(=10/40)と算出する。このようにして、正答率算出部33は、使用環境Dと画面上に表示されていたアイコン数iとの組み合わせごとの正答率Q(i,D)を算出する。
なお、上記例において全てのアプリケーションが使用された使用回数と画面上に表示されていたアイコンが選択された回数との差分である30回は、表示制御部24による指示により表示された画面上にユーザが使用を欲するアプリケーションのアイコンが表示されていなかった回数である。これは、具体的には、ユーザが画面を切り替えることで、情報端末1Bにインストールされた全てのアプリケーションのアイコンを含むアイコン一覧画面を開き、当該アイコン一覧画面に表示されたアイコンを選択してアプリケーションを使用した回数である。すなわち、正答率が高いほど、ユーザが画面の切替を行うことなく、使用を欲するアプリケーションのアイコンを選択できたことを示す。
正答率算出部33は、例えば、ユーザによってアプリケーションが使用されたとき(すなわち、使用履歴情報記憶部31aに使用履歴情報のレコードが新たに追加されたとき)に、正答率を更新してもよいし、予め定めた周期(例えば1日単位)で定期的に正答率の更新処理を行ってもよい。
アイコン数決定部23Bは、使用環境情報取得部21により取得された使用環境と画面上に表示するアイコン数との組み合わせごとの正答率に基づいて、画面上に表示するアイコン数を決定する手段である。
具体的には、アイコン数決定部23Bは、使用環境情報取得部21により取得された使用環境情報から任意に選択された項目値の組み合わせ(ここでは一例として曜日と時間の組み合わせ)を抽出する。そして、アイコン数決定部23Bは、抽出された曜日と時間の組み合わせを示す環境変数Dとアイコン数iとの組み合わせに対応付けて正答率記憶部33aに記憶されている正答率Q(i,D)を取得する。ここで、環境変数Dに示される使用環境に対応する過去の使用履歴情報において、画面上に表示されたアイコン数が3,5,7の3通りのケースがあった場合には、正答率記憶部33aには、正答率Q(3,D)、Q(5,D)、及びQ(7,D)が記憶されている。この場合、アイコン数決定部23Bは、正答率記憶部33aから、環境変数Dに示される使用環境に対応する全ての正答率Q(3,D)、Q(5,D)、及びQ(7,D)を取得する。
例えば、閾値φが0.8であり、環境変数Dに示される使用環境が「火曜日、午前7時台」である場合において、上記式(2)を満たす最小のiが3であるとする。この場合、使用環境が「火曜日、午前7時台」である場合において、画面上に表示するアイコン数を3とすることで、ユーザが使用を欲するアプリケーションのアイコンが画面上に表示されている確率を80%以上とすることができることを意味する。言い換えれば、ユーザが使用を欲するアプリケーションのアイコンが画面上に表示されていない状況が発生する確率を20%未満に抑えられることを意味する。
ここで、画面上に表示されるアイコン数が多いほど、画面上に表示されたアイコンが選択される割合(すなわち正答率)は大きくなると考えられる。従って、上記式(2)において、閾値φを1に近づけた場合には、iは大きくなる傾向があるため、画面上に表示するアイコン数を増やして、ユーザが使用したいアプリケーションのアイコンが画面上に表示される確率を高めることができる。一方、閾値φを0に近づけた場合には、iは小さくなる傾向があるため、ユーザが使用したいアプリケーションのアイコンが画面上に表示されていない状況が発生する確率が高まるものの、画面上に表示するアイコン数を極力減らすことができる。その結果、画面表示の簡素化を一層図ることが可能となる。
続いて、図9を用いて、本実施形態に係る情報端末1Bの動作の一例について説明する。図9に示すステップS32,S33,S34,S36の処理は、それぞれ図4に示したステップS11,S12,S13,S15の処理と同様である。従って、ここでは、第1実施形態に係る情報端末1の動作と主に相違するステップS31,S35の処理について説明する。
情報端末1Bでは、ユーザがアプリケーションを使用する度に、或いは予め定めた周期で定期的に、正答率算出部33が、使用環境Dと画面上に表示するアイコン数iとの組み合わせごとの正答率Q(i,D)を算出し、正答率記憶部33aに記憶させる(ステップS31)。
そして、アイコン数決定部23Bが画面上に表示するアイコン数を決定する際には、アイコン数決定部23Bは、使用環境情報取得部21により取得された使用環境に対応付けて正答率記憶部33aに記憶されている正答率Q(i,D)に基づいて、画面上に表示するアイコン数を決定する(ステップS35)。具体的には、アイコン数決定部23Bは、例えば上記式(2)を満たす最小のiを求めることで、画面上に表示するアイコン数を決定する。
以上述べた情報端末1Bによれば、アイコン数決定部23Bが、画面上に表示するアイコン数iと使用環境Dとの組み合わせごとの、画面上に表示されたアイコンが選択された割合を示す正答率Q(i,D)に基づいて、使用環境に応じた適切な数を画面上に表示するアイコン数として決定することが可能となる。その結果、より適切に画面表示の簡素化を図ることが可能となる。例えば、上記式(2)のφの値を調整することで、ユーザが使用を欲するアプリケーションのアイコンが画面上に表示されていない状況が発生する確率を一定の確率以下に抑制しつつ、画面上に表示するアイコン数をなるべく減らすことが可能となる。その結果、情報端末1Bを使用するユーザの画面切替の手間を削減するという観点及び画面表示を簡素化するという観点の両方の観点から決定される適切な数のアイコンを画面上に表示することが可能となる。
[第2実施形態及び第3実施形態に関する変形例]
上述した第2実施形態に係る情報端末1Aの構成と第3実施形態に係る情報端末1Bの構成とは、互いに組み合わせることができる。すなわち、情報端末の構成として、情報端末1Aにおけるアプリケーション評価値算出部32及びアプリケーション評価値記憶部32aと情報端末1Bにおける正答率算出部33及び正答率記憶部33aとを両方備える構成を採用してもよい。この場合、アイコン数決定部は、上述したアイコン数決定部23A及びアイコン数決定部23Bの両方の機能を有する。アイコン数決定部は、アイコン数決定部23Aの機能により決定されるアイコン数(例えば上記式(1)を満たす最小のi)と、アイコン数決定部23Bの機能により決定されるアイコン数(例えば上記式(2)を満たす最小のi)との両方を取得し、それぞれのアイコン数を重み付け平均することにより、アイコン数を決定することができる。
上述した第2実施形態に係る情報端末1Aの構成と第3実施形態に係る情報端末1Bの構成とは、互いに組み合わせることができる。すなわち、情報端末の構成として、情報端末1Aにおけるアプリケーション評価値算出部32及びアプリケーション評価値記憶部32aと情報端末1Bにおける正答率算出部33及び正答率記憶部33aとを両方備える構成を採用してもよい。この場合、アイコン数決定部は、上述したアイコン数決定部23A及びアイコン数決定部23Bの両方の機能を有する。アイコン数決定部は、アイコン数決定部23Aの機能により決定されるアイコン数(例えば上記式(1)を満たす最小のi)と、アイコン数決定部23Bの機能により決定されるアイコン数(例えば上記式(2)を満たす最小のi)との両方を取得し、それぞれのアイコン数を重み付け平均することにより、アイコン数を決定することができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係る情報端末1Cについて説明する。情報端末1Cの説明においては、第1実施形態に係る情報端末1との相違点を主に説明し、第1実施形態に係る情報端末1と同様の構成については、適宜説明を省略する。
次に、本発明の第4実施形態に係る情報端末1Cについて説明する。情報端末1Cの説明においては、第1実施形態に係る情報端末1との相違点を主に説明し、第1実施形態に係る情報端末1と同様の構成については、適宜説明を省略する。
図10は、第4実施形態に係る情報端末1Cの機能構成を示すブロック図である。図10に示すように、情報端末1Cは、外部情報取得部(外部情報取得手段)25を更に備え、表示制御部24の代わりに表示制御部24Cを備える点で、第1実施形態に係る情報端末1と主に相違する。
外部情報取得部25は、情報端末1Cと接続されている通信ネットワークを介して外部情報を取得する手段である。具体的には、外部情報取得部25は、インターネット上に公開されている情報のうち、情報端末1Cのユーザにとって有用な外部情報を取得する。外部情報取得部25は、例えば、外部情報取得先のウェブサイト等のアクセス先を示す情報(例えばウェブサイトのURL等)を予め外部情報リストとして保持し、外部情報リストを参照することで、外部情報を取得(ダウンロード)する。外部情報リストは、固定されていてもよいし、例えばインターネット上の情報配信サーバ(不図示)等から定期的に配信されてもよい。なお、外部情報取得部25が外部情報を取得するタイミングは、任意のタイミング(例えば予め定められた周期等)であってよい。また、外部情報取得部25は、取得した外部情報をRAM102等の記憶領域に一定期間保持してもよい。
外部情報とは、例えば、インターネット上に公開されている天気予報サイトの天気予報情報やニュースサイトのニュース情報等のウェブページ(例えばHTMLファイル等)である。また、外部情報は、インターネット上に公開されたアプリケーションのうち、情報端末1Cに未インストールのアプリケーションであってもよい。なお、突発的な災害情報が発生した場合には、例えば上述の情報配信サーバが災害情報のアクセス先を示す情報を含む外部情報リストを配信することにより、外部情報取得部25が保持する外部情報リストが更新される。これにより、外部情報取得部25は、更新された外部情報リストを参照することで、緊急性の高い災害情報を外部情報として取得することができる。
表示制御部24Cは、表示制御部24の機能に加えて、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数が予め定められた閾値d以下である場合には、外部情報取得部25により取得された外部情報に対応付けられた外部情報アイコンを画面上に表示させる機能を有する手段である。表示制御部24Cは、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数が予め定められた閾値d以下でない場合には、外部情報アイコンを画面上に表示させない。
例えば、閾値dが情報端末1Cの画面上に表示可能なアイコンの最大数と等しく設定された場合について考える。この場合、表示制御部24Cは、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数が画面上に表示可能なアイコンの最大数未満であれば、画面上の空き領域に外部情報アイコンを表示させる。例えば画面上に表示可能なアイコンの最大数が8であり、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数が6の場合、表示制御部24Cは、画面上のアイコン2つ分の空き領域に、外部情報アイコンを表示させる。具体的には、画面上の空き領域に外部情報アイコンを表示することを示すアイコン配置情報を生成し、当該アイコン配置情報を表示部11に受け渡すことにより、表示部11にアイコン及び外部情報アイコンを画面上に表示させる。
ここで、「外部情報アイコン」は、例えば外部情報取得部25により取得された外部情報を開くための画像要素である。例えば天気予報サイトの天気予報情報に対応付けられた外部情報アイコンが選択された場合には、外部情報取得部25により取得された天気予報情報を画面上に表示する。ここで、外部情報取得部25により取得された天気予報情報は、天気予報の情報自体(例えば、外部情報取得部25によってダウンロードされたHTMLファイル等)であってもよいし、ブラウザ等によってインターネット上の天気予報サイトにアクセスするためのリンク情報であってもよい。また、情報端末1Cに未インストールのアプリケーションに対応付けられた外部情報アイコンが選択された場合には、例えば外部情報取得部25により取得された未インストールのアプリケーションのインストーラを実行し、当該アプリケーションのインストールを開始する。
本実施形態において、外部情報取得部25は、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数が予め定められた閾値d以下である場合にのみ、通信ネットワークを介して外部情報を取得してもよい。これにより、画面上に外部情報を表示するための十分な空き領域がない場合に、外部情報を取得する処理を省略でき、外部情報のダウンロード等の無駄な通信処理を回避することができる。
また、外部情報取得部25は、使用環境情報取得部21により取得された使用環境情報に基づいて、取得する外部情報を決定してもよい。例えば、使用環境情報のユーザ行動状態が電車で移動中である場合、外部情報取得部25は、電車で移動中のユーザが興味を持つ情報として予め設定された情報(例えば電車遅延情報等)を優先的に取得してもよい。これにより、情報端末1Cの使用環境に応じて情報端末1Cのユーザにとって有用であることが想定される外部情報を提供可能となり、ユーザの利便性を向上させることができる。
続いて、図11を用いて、本実施形態に係る情報端末1Cの動作の一例について説明する。図11に示すステップS41〜S44の処理は、それぞれ図4に示したステップS11〜S14の処理と同様である。従って、ここでは、第1実施形態に係る情報端末1の動作と主に相違するステップS45〜S48の処理について説明する。
ステップS45において、表示制御部24Cは、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数が閾値d以下であるか否かを判定する。ここで、アイコン数が閾値d以下である場合(ステップS45:YES)、外部情報取得部25は、通信ネットワークを介して外部情報を取得する(ステップS46)。そして、表示制御部24Cは、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数以内のアイコンを画面上に表示させるとともに、画面上の空き領域に外部情報取得部25により取得された外部情報に対応付けられた外部情報アイコンを表示させる(ステップS47)。
一方、ステップS45において、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数が閾値d以下でない場合(ステップS45:NO)、外部情報取得部25による外部情報の取得は行われない。この場合、表示制御部24Cは、第1実施形態に係る表示制御部24と同様に、優先順位決定部22より決定された各アプリケーションの優先順位とアイコン数決定部23により決定されたアイコン数とに基づいて情報端末1Cにインストールされたアプリケーションのアイコンを画面上に表示させる(ステップS48)。
以上述べた情報端末1Cによれば、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数が予め定められた閾値d以下である場合(例えばアイコン数決定部23により決定されたアイコン数が画面上に表示可能なアイコンの最大数よりも少なく、画面上に十分な空き領域が生じる場合)に、通信ネットワークを介して取得された外部情報に対応付けられた外部情報アイコンを画面上の空き領域に表示することができる。これにより、画面上の空き領域を利用してユーザに外部情報に触れる機会を提供することが可能となるため、画面上の空き領域の有効活用を図ることができる。すなわち、アイコン数決定部23により画面上に表示可能なアイコンの最大数よりも小さい数のアイコン数が決定されることにより生じる画面上の空き領域を、外部情報を表示させるためのスペースとして有効活用することができる。
[第4実施形態の変形例]
第4実施形態に係る情報端末1Cにおいて、外部情報取得部25によって取得される外部情報には、所定の評価値が関連付けられていてもよい。ここで、評価値は、例えば情報配信業者等によって、個々の外部情報に対して予め設定された緊急性及び重要度等を示す値である。例えば、上述した情報配信サーバ(不図示)により配信される外部情報リストに、外部情報のURLとともに当該外部情報の評価値が関連付けられている。例えば、情報配信業者等によって、突発的な災害情報等の重要なコンテンツには、高い評価値が関連付けられる。
第4実施形態に係る情報端末1Cにおいて、外部情報取得部25によって取得される外部情報には、所定の評価値が関連付けられていてもよい。ここで、評価値は、例えば情報配信業者等によって、個々の外部情報に対して予め設定された緊急性及び重要度等を示す値である。例えば、上述した情報配信サーバ(不図示)により配信される外部情報リストに、外部情報のURLとともに当該外部情報の評価値が関連付けられている。例えば、情報配信業者等によって、突発的な災害情報等の重要なコンテンツには、高い評価値が関連付けられる。
この場合、外部情報取得部25は、外部情報リストを参照することにより、外部情報とともに当該外部情報に関連付けられた評価値を取得することができる。外部情報取得部25は、このようにして取得した外部情報の評価値を表示制御部24Cに受け渡す。表示制御部24Cは、外部情報取得部25により取得された外部情報に関連付けられた評価値が予め定められた基準以上である場合には、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数に関わらず、外部情報アイコンを画面上に表示させる。ここで、表示制御部24Cは、画面上に外部情報アイコンを表示する空き領域がない場合には、例えば、画面上に表示させるアイコンのうち優先順位が低いアプリケーションのアイコンを選択し、選択したアイコンに代えて評価値が予め定められた基準以上の外部情報の外部情報アイコンを表示させてもよい。
続いて、図12を用いて、本変形例の動作の一例について説明する。ここでは図11に示す第4実施形態に係る情報端末1Cの動作と相違する動作について説明する。
図12に示すように、本変形例に係る構成では、外部情報取得部25は、使用環境情報取得部21により使用環境情報が取得された後に、当該使用環境情報に基づいて取得する外部情報を決定し、決定した外部情報と当該外部情報に関連付けられた評価値を取得する(ステップS41a)。ただし、外部情報取得部25は、使用環境情報に基づいて取得する外部情報を決定しない場合には、任意のタイミングで外部情報及び当該外部情報の評価値を取得してもよい。外部情報取得部25は、取得した外部情報及び評価値をRAM102等に保持する。
本変形例では、ステップS45において、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数が閾値d以下でない場合(ステップS45:NO)には、表示制御部24Cは、更に、外部情報取得部25により取得された外部情報に関連付けられた評価値が予め定められた基準以上であるか否かを判定する(ステップS49)。当該判定において、評価値が予め定められた基準以上であると判定された場合(ステップS49:YES)、表示制御部24Cは、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数以内のアイコンを画面上に表示させるとともに、画面上の空き領域に外部情報取得部25により取得された外部情報に対応付けられた外部情報アイコンを表示させる(ステップS47)。このとき、画面上に外部情報アイコンを表示させるための空き領域がない場合には、表示制御部24は、表示対象のアプリケーションのアイコンのうち優先順位が低いアプリケーションのアイコンに代えて、外部情報アイコンを表示させることができる。
一方、評価値が予め定められた基準以上でないと判定された場合(ステップS49:NO)、表示制御部24Cは、外部情報取得部25により取得された外部情報の外部情報アイコンを表示させない。すなわち、表示制御部24Cは、第1実施形態に係る表示制御部24と同様に、優先順位決定部22より決定された各アプリケーションの優先順位とアイコン数決定部23により決定されたアイコン数とに基づいて端末にインストールされたアプリケーションのアイコンを画面上に表示させる(ステップS48)。なお、外部情報取得部25により取得された外部情報が複数ある場合には、表示制御部24Cは、それぞれの外部情報について、上記ステップS49の判定を実行し、画面上に表示させるか否かを決定する。
上記変形例に係る構成によれば、外部情報に関連付けられた評価値が予め定められた基準以上である場合には、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数に関わらず、外部情報アイコンを画面上に表示することができる。具体的には、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数が閾値以下ではなく、画面上に十分な空き領域がない場合であっても、表示制御部24Cは、外部情報アイコンを画面上に表示させることができる。これにより、評価値が一定基準以上の外部情報(例えば突発的に発生する災害情報等の重要なコンテンツ等)については優先的にユーザに提示することができ、ユーザの利便性を一層向上させることができる。すなわち、突発的に発生した重要なコンテンツをユーザが逃すことを防ぐことができる。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態に係る情報端末1Dについて説明する。情報端末1Dの説明においては、第4実施形態に係る情報端末1Cとの相違点を主に説明し、第4実施形態に係る情報端末1Cと同様の構成については、適宜説明を省略する。
次に、本発明の第5実施形態に係る情報端末1Dについて説明する。情報端末1Dの説明においては、第4実施形態に係る情報端末1Cとの相違点を主に説明し、第4実施形態に係る情報端末1Cと同様の構成については、適宜説明を省略する。
図13は、第5実施形態に係る情報端末1Dの機能構成を示すブロック図である。図13に示すように、情報端末1Dは、外部情報使用頻度算出部34及び外部情報使用頻度記憶部34aを更に備え、表示制御部24Cの代わりに表示制御部24Dを備える点で、第4実施形態に係る情報端末1Cと主に相違する。
外部情報使用頻度算出部34は、外部情報に対応付けられた外部情報アイコンが情報端末1Dのユーザにより選択された頻度(外部情報使用頻度)を算出する手段である。外部情報使用頻度記憶部34aは、外部情報使用頻度算出部34により算出された外部情報使用頻度を記憶する手段である。ここで、外部情報使用頻度は、過去に外部情報アイコンが選択された選択回数であってもよいし、画面上に外部情報アイコン表示された回数に対して外部情報アイコンが選択された割合であってもよい。ここでは一例として、外部情報使用頻度算出部34は、上記割合を外部情報使用頻度として記憶する場合について説明する。
外部情報使用頻度算出部34は、例えば表示部11によって画面上に外部情報アイコンが表示された表示回数と、操作受付部12によってユーザによる外部情報アイコンの選択操作が受け付けられた選択回数とを取得する。そして、外部情報使用頻度算出部34は、記憶された選択回数を表示回数で割ることで、外部情報使用頻度を算出し、外部情報使用頻度記憶部34aに記憶する。例えば、外部情報アイコンの表示回数が10回であり、選択回数が4回であった場合、外部情報使用頻度は、0.4となる。
表示制御部24Dは、外部情報使用頻度記憶部34aから、外部情報使用頻度を取得し、当該外部情報使用頻度が予め定められた基準以上である場合には、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数に関わらず、外部情報アイコンを画面上に表示させる。例えば、上述の例において、予め定められた基準が0.3に設定された場合には、外部情報使用頻度(0.4)が予め定められた基準(0.3)以上となる。この場合、表示制御部24Dは、画面上に外部情報アイコンを表示させる。
表示制御部24Cは、画面上に外部情報アイコンを表示する空き領域がない場合には、例えば、画面上に表示させるアイコンのうち優先順位が低いアプリケーションのアイコンを選択し、選択したアイコンに代えて外部情報アイコンを画面上に表示させる。すなわち、外部情報使用頻度が予め定められた基準以上となる場合には、情報端末1Dのユーザは外部情報への興味が高いユーザであると判定できるため、表示制御部24Dは、優先度の低いアプリケーションのアイコンよりも外部情報のアイコンを優先して表示させる。
続いて、図14を用いて、本実施形態に係る情報端末1Dの動作の一例について説明する。図14に示すステップS51,S53,S54,S55の処理は、それぞれ図4に示したステップS11〜S14の処理と同様である。従って、ここでは、第1実施形態に係る情報端末1の動作と主に相違するステップS52,S56〜S59の処理について説明する。
図14に示すように、外部情報取得部25は、使用環境情報取得部21により使用環境情報が取得された後に、当該使用環境情報に基づいて取得する外部情報を決定し、決定した外部情報と当該外部情報を取得する(ステップS52)。ただし、外部情報取得部25は、使用環境情報に基づいて取得する外部情報を決定しない場合には、任意のタイミングで外部情報及び当該外部情報の評価値を取得してもよい。外部情報取得部25は、取得した外部情報及び評価値をRAM102等に保持する。
ステップS56において、表示制御部24Dは、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数が閾値d以下であるか否かを判定する。ここで、アイコン数が閾値d以下である場合(ステップS56:YES)、表示制御部24Dは、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数以内のアイコンを画面上に表示させるとともに、画面上の空き領域に外部情報取得部25により取得された外部情報に対応付けられた外部情報アイコンを表示させる(ステップS57)。
一方、ステップS56において、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数が閾値d以下でない場合(ステップS56:NO)、表示制御部24Dは、外部情報使用頻度記憶部34aから外部情報使用頻度を取得し、外部情報使用頻度が予め定められた基準以上であるか否かを判定する(ステップS58)。当該判定において、外部情報使用頻度が予め定められた基準以上であると判定された場合(ステップS58:YES)、表示制御部24Dは、外部情報取得部25により取得された外部情報に対応付けられた外部情報アイコンを画面上に表示させる(ステップS57)。
一方、外部情報使用頻度が予め定められた基準以上でないと判定された場合(ステップS58:NO)、表示制御部24Dは、外部情報取得部25により取得された外部情報の外部情報アイコンを表示させない。すなわち、表示制御部24Dは、第1実施形態に係る表示制御部24と同様に、優先順位決定部22より決定された各アプリケーションの優先順位とアイコン数決定部23により決定されたアイコン数とに基づいて端末にインストールされたアプリケーションのアイコンを画面上に表示させる(ステップS59)。
以上述べた情報端末1Dによれば、情報端末1Dのユーザが画面上に表示された外部情報アイコンを選択する頻度が一定の基準以上である場合、すなわち情報端末1Dのユーザが外部情報に積極的にアクセスするユーザである場合に、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数に関わらず、表示制御部24により、外部情報アイコンを画面上に表示することができる。これにより、外部情報に対して高い興味を持つユーザの満足度を高めることができ、ユーザの利便性を一層向上させることができる。
[第6実施形態]
次に、本発明の第6実施形態に係る情報端末1Eについて説明する。情報端末1Eの説明においては、第4実施形態に係る情報端末1Cとの相違点を主に説明し、第4実施形態に係る情報端末1Cと同様の構成については、適宜説明を省略する。
次に、本発明の第6実施形態に係る情報端末1Eについて説明する。情報端末1Eの説明においては、第4実施形態に係る情報端末1Cとの相違点を主に説明し、第4実施形態に係る情報端末1Cと同様の構成については、適宜説明を省略する。
図15は、第6実施形態に係る情報端末1Eの機能構成を示すブロック図である。図15に示すように、情報端末1Eは、表示制御部24Cの代わりに表示制御部24Eを備える点で、第4実施形態に係る情報端末1Cと主に相違する。本実施形態では、情報端末1Eは、接続されるサーバ装置等である他ユーザ外部情報使用頻度記憶部40と、通信ネットワークを介して接続されている。
他ユーザ外部情報使用頻度記憶部40は、外部情報が情報端末1Eのユーザ以外の一以上の他ユーザによってアクセスされた頻度(他ユーザ外部情報使用頻度)を記憶する手段である。他ユーザ外部情報使用頻度は、例えば、外部情報が一以上の他ユーザの情報端末のいずれかの画面上に表示された回数に対して、当該外部情報が他ユーザによって選択された割合を示す値である。
例えば、外部情報Xに対応付けられた外部情報アイコンが一以上の他ユーザの情報端末のいずれかの画面上に表示された回数がA回であり、そのうち外部情報アイコンが他ユーザによって選択された回数がB回であったとする。この場合、外部情報Xの他ユーザ外部情報使用頻度は、B/Aとして算出される値である。他ユーザ外部情報使用頻度記憶部40は、天気予報情報やニュース情報等の個々の外部情報ごとに、上述の他ユーザ外部情報使用頻度を記憶している。
表示制御部24Eは、外部情報取得部25により取得された外部情報を画面上に表示させるか否かを判定するにあたって、他ユーザ外部情報使用頻度記憶部40を参照することにより、外部情報取得部25により取得された外部情報の他ユーザ外部情報使用頻度を取得する。そして、表示制御部24Eは、他ユーザ外部情報使用頻度が予め定められた基準以上であるか否かを判定する。表示制御部24Eは、他ユーザ外部情報使用頻度が予め定められた基準以上である場合には、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数に関わらず、当該外部情報に対応付けられた外部情報アイコンを画面上に表示させる。
言い換えれば、表示制御部24Eは、判定対象の外部情報が、他ユーザ外部情報使用頻度が高い外部情報、すなわち多くのユーザの興味を惹いている外部情報であると判定できた場合には、当該外部情報を優先的に画面上に表示させる。例えば、突発的な災害情報である外部情報は、上述の他ユーザ外部情報使用頻度が比較的大きい値となると考えられる。表示制御部24Eによれば、このような緊急性の高い災害情報等の外部情報を、他ユーザ外部情報使用頻度に基づく判定を行うことにより、ユーザに提示することができる。
なお、画面上に外部情報アイコンを表示する空き領域がない場合には、例えば、画面上に表示させるアイコンのうち優先順位が低いアプリケーションのアイコンを選択し、選択したアイコンに代えて外部情報アイコンを画面上に表示させる。すなわち、表示制御部24Dは、他ユーザ外部情報使用頻度が予め定められた基準以上となる外部情報については、優先度の低いアプリケーションのアイコンよりも優先して表示させる。
続いて、図16を用いて、本実施形態に係る情報端末1Eの動作の一例について説明する。図16に示すステップS61,S63,S64,S65の処理は、それぞれ図4に示したステップS11〜S14の処理と同様である。従って、ここでは、第1実施形態に係る情報端末1の動作と主に相違するステップS62,S66〜S69の処理について説明する。
図16に示すように、外部情報取得部25は、使用環境情報取得部21により使用環境情報が取得された後に、当該使用環境情報に基づいて取得する外部情報を決定し、決定した外部情報と当該外部情報を取得する(ステップS62)。ただし、外部情報取得部25は、使用環境情報に基づいて取得する外部情報を決定しない場合には、任意のタイミングで外部情報及び当該外部情報の評価値を取得してもよい。外部情報取得部25は、取得した外部情報及び評価値をRAM102等に保持する。
ステップS66において、表示制御部24Eは、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数が閾値d以下であるか否かを判定する。ここで、アイコン数が閾値d以下である場合(ステップS66:YES)、表示制御部24Eは、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数以内のアイコンを画面上に表示させるとともに、画面上の空き領域に外部情報取得部25により取得された外部情報に対応付けられた外部情報アイコンを表示させる(ステップS67)。
一方、ステップS66において、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数が閾値d以下でない場合(ステップS66:NO)、表示制御部24Eは、他ユーザ外部情報使用頻度記憶部40を参照することにより、外部情報取得部25により取得された外部情報の他ユーザ外部情報使用頻度を取得し、他ユーザ外部情報使用頻度が予め定められた基準以上であるか否かを判定する(ステップS68)。当該判定において、他ユーザ外部情報使用頻度が予め定められた基準以上であると判定された場合(ステップS68:YES)、表示制御部24Eは、外部情報取得部25により取得された外部情報に対応付けられた外部情報アイコンを画面上に表示させる(ステップS67)。
一方、他ユーザ外部情報使用頻度が予め定められた基準以上でないと判定された場合(ステップS68:NO)、表示制御部24Eは、外部情報取得部25により取得された外部情報の外部情報アイコンを表示させない。すなわち、表示制御部24Eは、第1実施形態に係る表示制御部24と同様に、優先順位決定部22より決定された各アプリケーションの優先順位とアイコン数決定部23により決定されたアイコン数とに基づいて端末にインストールされたアプリケーションのアイコンを画面上に表示させる(ステップS69)。なお、外部情報取得部25により取得された外部情報が複数ある場合には、表示制御部24Eは、それぞれの外部情報について、上記ステップS68の判定を実行し、画面上に表示させるか否かを決定する。
以上述べた情報端末1Eによれば、外部情報が情報端末1Eのユーザ以外の一以上のユーザによってアクセスされる頻度が一定の基準以上である場合に、アイコン数決定部23により決定されたアイコン数に関わらず、外部情報アイコンを画面上に表示することができる。これにより、多くのユーザによって注目されている外部情報をユーザに提示することができ、ユーザの利便性を一層向上させることができる。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲において様々な変形が可能である。例えば、上述した各実施形態及び変形例に係る情報端末の構成は、適宜組み合わせてもよい。また、上述した各実施形態及び変形例に係る情報端末の構成は、制御部20を有するサーバ装置等の情報表示制御装置と、入出力部10を有する情報端末とに分離された構成とされてもよい。この場合、制御部20を有する情報表示制御装置が、入出力部10を有する情報端末を制御対象の情報端末として、当該情報端末の画面上における、アプリケーションに対応付けられたアイコンの表示を制御する構成となる。
1,1A,1B,1C,1D,1E…情報端末、10…入出力部、11…表示部、12…操作受付部、20…制御部、21…使用環境情報取得部、22…優先順位決定部、23,23A,23B…アイコン数決定部、24,24C,24D,24E…表示制御部、25…外部情報取得部、31…使用履歴情報生成部、31a…使用履歴情報記憶部、32…アプリケーション評価値算出部、32a…アプリケーション評価値記憶部、33…正答率算出部、33a…正答率記憶部、34…外部情報使用頻度算出部、34a…外部情報使用頻度記憶部、40…他ユーザ外部情報使用頻度記憶部。
Claims (10)
- アプリケーションに対応付けられたアイコンを画面上に表示する情報端末であって、
前記情報端末の使用環境を示す使用環境情報及び複数の前記アプリケーションの各々の使用履歴を示す使用履歴情報の少なくとも一方を取得し、取得された前記使用環境情報及び前記使用履歴情報の少なくとも一方に基づいて、前記画面上に表示するアイコン数を決定するアイコン数決定手段と、
前記アイコン数決定手段により決定されたアイコン数以内の前記アイコンを前記画面上に表示させる表示制御手段と、
を備える情報端末。 - 前記使用環境情報及び前記使用履歴情報の少なくとも一方を取得し、取得された前記使用環境情報及び前記使用履歴情報の少なくとも一方に基づいて、前記アプリケーションの各々について、ユーザによって使用される可能性に基づく優先順位を決定する優先順位決定手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記優先順位決定手段により決定された前記アプリケーションの各々の優先順位にしたがって前記アイコンを前記画面上に表示させる、
請求項1記載の情報端末。 - 前記使用環境情報を取得する使用環境情報取得手段と、
前記使用環境ごとの使用実績に基づくアプリケーション評価値を前記アプリケーションの各々について記憶するアプリケーション評価値記憶手段と、を更に備え、
前記アイコン数決定手段は、前記使用環境情報取得手段により取得された使用環境に対応付けて前記アプリケーション評価値記憶手段に記憶されている前記アプリケーションの各々の前記アプリケーション評価値に基づいて、前記画面上に表示するアイコン数を決定する、
請求項1又は2記載の情報端末。 - 前記使用環境情報を取得する使用環境情報取得手段と、
前記画面上に表示するアイコン数と前記使用環境との組み合わせごとに、アプリケーションの使用において前記画面上に表示されたアイコンがユーザにより選択された割合を示す正答率を記憶する正答率記憶手段と、を更に備え、
前記アイコン数決定手段は、前記使用環境情報取得手段により取得された使用環境と前記画面上に表示するアイコン数との組み合わせごとの前記正答率に基づいて、前記画面上に表示するアイコン数を決定する、
請求項1又は2記載の情報端末。 - 通信ネットワークを介して外部情報を取得する外部情報取得手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記アイコン数決定手段により決定されたアイコン数が予め定められた閾値以下である場合には、前記外部情報取得手段により取得された前記外部情報に対応付けられた外部情報アイコンを前記画面上に表示させ、前記アイコン数決定手段により決定されたアイコン数が予め定められた閾値以下でない場合には、前記外部情報アイコンを前記画面上に表示させない、
請求項1〜4のいずれか一項記載の情報端末。 - 前記外部情報には、所定の評価値が関連付けられており、
前記表示制御手段は、前記外部情報取得手段により取得された前記外部情報に関連付けられた評価値が予め定められた基準以上である場合には、前記アイコン数決定手段により決定されたアイコン数に関わらず、前記外部情報アイコンを前記画面上に表示させる、
請求項5記載の情報端末。 - 前記表示制御手段は、前記外部情報に対応付けられた前記外部情報アイコンが前記情報端末のユーザにより選択された頻度を取得し、当該頻度が予め定められた基準以上である場合には、前記アイコン数決定手段により決定されたアイコン数に関わらず、前記外部情報アイコンを前記画面上に表示させる、
請求項5又は6記載の情報端末。 - 前記表示制御手段は、前記外部情報が前記情報端末のユーザ以外の一以上のユーザによってアクセスされた頻度を取得し、当該頻度が予め定められた基準以上である場合には、前記アイコン数決定手段により決定されたアイコン数に関わらず、前記外部情報アイコンを前記画面上に表示させる、
請求項5〜7のいずれか一項記載の情報端末。 - コンピュータを、アプリケーションに対応付けられたアイコンを画面上に表示させるように機能させる情報表示制御プログラムであって、
前記コンピュータを、
情報端末の使用環境を示す使用環境情報及び複数の前記アプリケーションの各々の使用履歴を示す使用履歴情報の少なくとも一方を取得し、取得された前記使用環境情報及び前記使用履歴情報の少なくとも一方に基づいて、前記画面上に表示するアイコン数を決定するアイコン数決定手段と、
前記アイコン数決定手段により決定されたアイコン数以内の前記アイコンを前記画面上に表示させる表示制御手段と
して動作させる情報表示制御プログラム。 - 制御対象の情報端末の画面上における、アプリケーションに対応付けられたアイコンの表示を制御する情報表示制御装置であって、
前記情報端末の使用環境を示す使用環境情報及び複数の前記アプリケーションの各々の使用履歴を示す使用履歴情報の少なくとも一方を取得し、取得された前記使用環境情報及び前記使用履歴情報の少なくとも一方に基づいて、前記画面上に表示するアイコン数を決定するアイコン数決定手段と、
前記アイコン数決定手段により決定されたアイコン数以内の前記アイコンを前記画面上に表示させる表示制御手段と、
を備える情報表示制御装置。
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