JP2016218186A - 写真シール作成装置および進行管理方法 - Google Patents

写真シール作成装置および進行管理方法 Download PDF

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正樹 土屋
邦広 榊原
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邦広 榊原
正男 加藤
Masao Kato
正男 加藤
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行康 高雄
岡田 常雄
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博之 伊藤
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考志 杉山
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Abstract

【課題】店舗の閉店間際であっても効率的なゲームを提供する。
【解決手段】撮影処理部は、撮影空間において利用者が撮影作業を行うことで、利用者を被写体とした撮影画像を生成し、編集処理部は、編集空間において撮影画像に対して利用者が編集作業を行うことで、撮影画像に編集を施す。代金受付制御部は、撮影作業および編集作業を含むゲームの代金の受け付けを制御し、進行制御部は、ゲームの進行を制御する。あらかじめ設定された設定時刻以降に代金が受け付けられた時、進行制御部は、代金を支払った利用者のゲームのプレイを許可し、代金受付制御部は、設定時刻以降に代金が受け付けられた時以降の代金の受け付けを抑止する。本技術は、例えば、写真シール作成装置に適用することができる。
【選択図】図17

Description

本技術は、写真シール作成装置および進行管理方法に関し、特に、店舗の閉店間際であっても効率的なゲームを提供することができるようにする写真シール作成装置および進行管理方法に関する。
従来、アミューズメント施設等に設置される写真シール機が知られている。写真シール機は、利用者を撮影し、利用者の操作に応じて撮影画像に対して編集を施す。写真シール機は、編集が施された撮影画像をシール紙に印刷する。
写真シール機において行われる撮影作業や編集作業には、基本的に制限時間が設けられている。利用者にとっては、このような制限時間はなるべく長い方が好ましい。そこで、写真シール機の利用状況などに応じて、各作業の制限時間を延長させることが提案されてきた。
しかしながら、上述したような制限時間の延長機能は、写真シール機が設置される店舗の閉店間際においては、閉店作業の妨げとなり、店舗側にとって迷惑であった。
これに対して、特許文献1には、現在時刻が、あらかじめ設定された時刻より所定時間だけ前の時刻以降の時刻である場合に、編集作業についての制限時間の延長を禁止する写真シール機が提案されている。
特開2007−148267号公報
ところで、従来の写真シール機においては、店舗の閉店間際になると、ゲームを提供する時間的な余裕があるにもかかわらず、新たなゲームのプレイが許可されなかった。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、店舗の閉店間際であっても効率的なゲームを提供することができるようにするものである。
本技術の一側面の写真シール作成装置は、撮影空間において利用者が撮影作業を行うことで、前記利用者を被写体とした撮影画像を生成する撮影処理部と、編集空間において前記撮影画像に対して前記利用者が編集作業を行うことで、前記撮影画像に編集を施す編集処理部と、前記撮影作業および前記編集作業を含むゲームの代金の受け付けを制御する代金受付制御部と、前記ゲームの進行を制御する進行制御部とを備え、あらかじめ設定された設定時刻以降に前記代金が受け付けられた時、前記進行制御部は、前記代金を支払った前記利用者の前記ゲームのプレイを許可し、前記代金受付制御部は、前記設定時刻以降に前記代金が受け付けられた時以降の前記代金の受け付けを抑止する。
前記写真シール作成装置には、前記設定時刻を設定する設定部をさらに設けることができる。
前記代金受付制御部には、前記代金として硬貨が投入される硬貨投入口を制御させ、あらかじめ設定された設定時刻以降に前記硬貨投入口へ硬貨が投入された時、前記進行制御部には、前記硬貨投入口へ硬貨を投入した前記利用者の前記ゲームのプレイを許可させ、前記代金受付制御部には、前記設定時刻以降に前記硬貨投入口へ硬貨が投入された時以降の前記硬貨投入口への硬貨投入を抑止させることができる。
前記進行制御部には、前記設定時刻以降に前記硬貨投入口へ前記ゲームの代金としての所定金額分の硬貨全てが投入された時、前記硬貨投入口へ硬貨を投入した前記利用者の前記ゲームのプレイを許可させることができる。
前記進行制御部には、前記設定時刻以降に前記硬貨投入口へ1枚の硬貨が投入された時、前記硬貨投入口へ硬貨を投入した前記利用者の前記ゲームのプレイを許可させることができる。
前記進行制御部には、前記設定時刻以降、最初に前記硬貨投入口へ硬貨を投入した前記利用者のみの前記ゲームのプレイを許可させることができる。
前記進行制御部に、前記設定時刻以降に前記硬貨投入口へ硬貨を投入した前記利用者の前記ゲームのうち、前記編集作業について設定された時間の延長を禁止させることができる。
前記撮影空間および前記編集空間は、同一の空間であるようにすることができる。
前記撮影空間および前記編集空間は、それぞれ別個に設けられた空間であるようにすることができる。
前記写真シール作成装置には、複数の前記編集空間を設けることができる。
前記設定時刻以降に前記硬貨投入口へ硬貨が投入され、かつ、複数の前記編集空間のうちのいずれかが利用されていない場合、前記進行制御部には、前記設定時刻以降に前記硬貨投入口へ硬貨を投入した前記利用者の前記ゲームのうち、前記編集作業について設定された時間の延長を禁止させ、かつ、利用されている前記編集空間での前記編集作業について設定された時間の延長を許可させることができる。
前記進行制御部には、前記設定時刻以降に前記硬貨投入口へ硬貨を投入した前記利用者の前記編集作業について設定された時間終了まで、利用されている前記編集空間での前記編集作業について設定された時間の延長を許可させることができる。
前記進行制御部には、前記設定時刻以降に前記硬貨投入口へ硬貨が投入され、かつ、複数の前記編集空間全てが利用されている場合、利用されている前記編集空間のうちのいずれかでの前記編集作業について設定された時間の延長を禁止させることができる。
前記進行制御部には、前記設定時刻以降に前記硬貨投入口へ硬貨が投入され、かつ、複数の前記編集空間全てが利用されている場合、利用されている全ての前記編集空間での前記編集作業について設定された時間の延長を禁止させることができる。
前記編集空間での前記編集作業について設定された時間の延長は、無制限であるようにすることができる。
前記編集空間での前記編集作業について設定された時間の延長は、所定の時間に限られるようにすることができる。
本技術の一側面の進行管理方法は、撮影空間において利用者が撮影作業を行うことで、前記利用者を被写体とした撮影画像を生成する撮影処理部と、編集空間において前記撮影画像に対して前記利用者が編集作業を行うことで、前記撮影画像に編集を施す編集処理部と、前記撮影作業および前記編集作業を含むゲームの代金の受け付けを制御する代金受付制御部と、前記ゲームの進行を制御する進行制御部とを備える写真シール作成装置の進行管理方法であって、あらかじめ設定された設定時刻以降に前記代金が受け付けられた時、前記進行制御部は、前前記代金を支払った前記利用者の前記ゲームのプレイを許可し、前記代金受付制御部は、前記設定時刻以降に前記代金が受け付けられた時以降の前記代金の受け付けを抑止するステップを含む。
本技術の一側面においては、あらかじめ設定された設定時刻以降に代金が受け付けられた時、代金を支払った利用者のゲームのプレイが許可され、設定時刻以降に代金が受け付けられた時以降の代金の受け付けが抑止される。
本技術によれば、店舗の閉店間際であっても効率的なゲームを提供することが可能となる。
本技術の一実施の形態に係る写真シール作成装置の外観の構成例を示す斜視図である。 写真シール作成装置の外観を他の角度からみた斜視図である。 利用者の移動について説明する図である。 事前選択部の構成例を示す図である。 撮影部の構成例を示す図である。 背景部の構成例を示す図である。 編集ユニットの正面の構成例を示す図である。 編集ユニットの側面の構成例を示す図である。 写真シール作成装置の内部の構成例を示すブロック図である。 制御部の機能構成例を示すブロック図である。 写真シール作成ゲーム処理について説明するフローチャートである。 本技術の写真シール作成装置の機能構成例を示すブロック図である。 設定画面の例を示す図である。 設定画面の例を示す図である。 閉店処理について説明するフローチャートである。 閉店用画面の例を示す図である。 閉店時刻以降の写真シール作成装置の動作について説明する図である。 閉店時刻以降の写真シール作成装置の動作について説明する図である。 閉店時刻以降の写真シール作成装置の動作について説明する図である。 閉店時刻以降の写真シール作成装置の動作について説明する図である。 閉店時刻以降の写真シール作成装置の動作について説明する図である。
以下、本技術を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<写真シール作成装置の外観構成>
図1および図2は、写真シール作成装置1の外観の構成例を示す斜視図である。
写真シール作成装置1は、撮影画像や編集画像を提供するゲーム機である。写真シール作成装置1は、画像をシール紙に印刷したり、画像を利用者の携帯端末上で閲覧可能にするためにその画像をサーバに送信することで、利用者に画像を提供する。写真シール作成装置1は、アミューズメント施設や店舗に設置される。写真シール作成装置1の利用者は、主に女子高生や若い女性が中心とされる。写真シール作成装置1において、1組あたり主に2人や3人などの複数人の利用者がゲームをプレイすることを楽しむことができる。もちろん、写真シール作成装置1において、1人の利用者がゲームをプレイすることを楽しむこともできる。
写真シール作成装置1において、利用者は、自身が被写体となって撮影作業を行う。利用者は、編集作業により、撮影によって得られた撮影画像の中から選択した画像に、手書きの文字やスタンプ画像などの合成用画像を合成させる。これにより、撮影画像が彩り豊かな画像に編集される。利用者は、編集済みの画像である編集画像が印刷されたシール紙を受け取って一連のゲームを終了させる。
図1に示すように、写真シール作成装置1は、基本的に、撮影ユニット11と編集ユニット12が接した状態で設置されることによって構成される。
撮影ユニット11は、事前選択部20、撮影部21、および背景部22から構成される。事前選択部20は、撮影部21の側面に設置される。事前選択部20の前方の空間が、事前選択処理が行われる事前選択空間となる。また、撮影部21と背景部22は所定の距離だけ離れて設置される。撮影部21と背景部22の間に形成される空間が、撮影処理が行われる撮影空間となる。
事前選択部20は、事前選択処理として、写真シール作成装置1によって提供されるゲームを紹介するガイダンスを行ったり、撮影空間で行われる撮影処理における各種の設定を行ったりする。事前選択部20には、利用者が代金を投入する硬貨投入口や、各種の操作に用いられるタッチパネルモニタなどが設けられる。事前選択部20は、撮影空間の空き状況に応じて、適宜、事前選択空間にいる利用者を撮影空間へと案内する。
撮影部21は、利用者を被写体として撮影するための装置である。撮影部21は、撮影空間に入った利用者の正面に位置する。撮影空間に臨む撮影部21の正面には、カメラや、各種の操作に用いられるタッチパネルモニタなどが設けられる。撮影空間において正面を向いている利用者からみて左側の面を左側面、右側の面を右側面とすると、撮影部21の左側面が側面パネル41Aにより構成され、右側面が側面パネル41Bにより構成される。さらに、撮影部21の正面が正面パネル42により構成される。側面パネル41Aには、上述した事前選択部20が設置されるものとする。なお、事前選択部20は、側面パネル41Bに設置されるようにしてもよいし、側面パネル41A,41Bの両方に設置されるようにしてもよい。
背景部22は、背面パネル51、側面パネル52A、および側面パネル52Bから構成される。背面パネル51は、正面を向いている利用者の背面側に位置する板状の部材である。側面パネル52Aは、背面パネル51の左端に取り付けられ、側面パネル41Aより横幅の狭い板状の部材である。側面パネル52Bは、背面パネル51の右端に取り付けられ、側面パネル41Bより横幅の狭い板状の部材である。
側面パネル41Aと側面パネル52Aは、ほぼ同一平面に設けられる。側面パネル41Aと側面パネル52Aの上部は、板状の部材である連結部23Aによって連結される。側面パネル41Aと側面パネル52Aの下部は、床面に設けた例えば金属製の部材である連結部23A’によって連結される。側面パネル41Bと側面パネル52Bも同様に、ほぼ同一平面に設けられる。側面パネル41Bと側面パネル52Bの上部は、連結部23Bによって連結される。側面パネル41Bと側面パネル52Bの下部は、連結部23B’によって連結される。
なお、背面パネル51の撮影空間側の面には、例えば緑色のクロマキー用のシートが貼り付けられる。写真シール作成装置1は、クロマキー用のシートを背景として撮影することで、撮影処理や編集処理においてクロマキー合成を行う。これにより、利用者が所望する背景画像がシートの部分に合成される。
側面パネル41A、連結部23A、および側面パネル52Aに囲まれることによって形成される開口が撮影空間の出入り口となる。また、側面パネル41B、連結部23B、および側面パネル52Bに囲まれることによって形成される開口も撮影空間の出入り口となる。
撮影空間の上方には、撮影部21の正面、連結部23A、および連結部23Bに囲まれた天井が形成される。その天井の一部に、天井ストロボユニット24が設けられる。天井ストロボユニット24の一端が連結部23Aに固定され、他端が連結部23Bに固定される。天井ストロボユニット24は、撮影に合わせて撮影空間内に向けて光を照射するストロボを内蔵する。天井ストロボユニット24の内部には、ストロボの他に蛍光灯が設けられている。これにより、天井ストロボユニット24は、撮影空間の照明としても機能する。
編集ユニット12は、撮影画像に編集を施すための装置である。編集ユニット12は、一方の側面が撮影部21の正面パネル42に接するようにして、撮影ユニット11に連結している。
図1に示される編集ユニット12の構成を正面側の構成とすると、編集ユニット12の正面側と背面側のそれぞれに、編集作業で用いられる構成が設けられる。この構成により、2組の利用者が同時に編集作業を行うことができる。
編集ユニット12の正面側は、面61と、面61の上方に形成された斜面62から構成される。面61は、床面に対して垂直で、撮影部21の側面パネル41Aとほぼ平行な面である。斜面62には、編集作業に用いられる構成として、タブレット内蔵モニタやタッチペンが設けられる。斜面62の左側には、照明装置64の一端を支持する柱状の支持部63Aが設けられる。斜面62の右側には、照明装置64の他端を支持する柱状の支持部63Bが設けられる。支持部63Aの上面にはカーテンレール26を支持する支持部65が設けられる。
編集ユニット12の上方にはカーテンレール26が取り付けられる。カーテンレール26は、3本のレール26A乃至26Cが、組み合わせられて構成される。3本のレール26A乃至26Cは、上から見たときの形状がコの字状となるように組み合わせられる。平行に設けられるレール26Aとレール26Bの一端は、連結部23Aと連結部23Bにそれぞれ固定され、レール26Aとレール26Bの他端は、レール26Cの両端にそれぞれ接合される。
カーテンレール26には、編集ユニット12の正面前方の空間と背面前方の空間が外から見えないようにカーテンが取り付けられる。そのカーテンにより囲まれる編集ユニット12の正面前方の空間と背面後方の空間が、利用者が編集作業を行う編集空間となる。
また、後述するが、編集ユニット12の左側面には、印刷済みのシール紙が排出される排出口が設けられる。編集ユニット12の左側面前方の空間が、利用者が印刷済みのシール紙が排出されるのを待つ印刷待ち空間となる。
<利用者の移動について>
ここで、写真シール作成ゲームの流れと、それに伴う利用者の移動について説明する。図3は、写真シール作成装置1を上から見た平面図である。
まず、利用者は、事前選択部20の前方の空間である事前選択空間A0において硬貨投入口に代金を投入する。次に、利用者は、タッチパネルモニタに表示される画面に従って各種の設定を行う。利用者は、例えば、撮影空間で行われる撮影に関するコースの選択などを事前選択作業として行う。
事前選択作業を終えた利用者は、白抜き矢印#1で示すように、側面パネル41Aと側面パネル52Aの間の出入り口G1から、撮影部21と背景部22の間に形成された撮影空間A1に入る。そして利用者は、撮影部21に設けられたカメラやタッチパネルモニタなど利用して撮影作業を行う。
撮影作業を終えた利用者は、白抜き矢印#2で示すように出入り口G1から撮影空間A1を出て編集空間A2−1に移動するか、または、白抜き矢印#3で示すように出入り口G2から撮影空間A1を出て編集空間A2−2に移動する。
編集空間A2−1は、編集ユニット12の正面側の編集空間である。一方、編集空間A2−2は、編集ユニット12の背面側の編集空間である。利用者が編集空間A2−1と編集空間A2−2のいずれの空間に移動するのかは、撮影部21のタッチパネルモニタの画面表示などによって案内される。例えば2つの編集空間のうちの空いている方が移動先として案内される。編集空間A2−1または編集空間A2−2に移動した利用者は、編集作業を開始する。編集空間A2−1の利用者と、編集空間A2−2の利用者は同時に編集作業を行うことができる。
編集作業が終了した後、編集画像の印刷が開始される。印刷が開始されると、編集空間A2−1での編集作業を終えた利用者は、白抜き矢印#4で示すように編集空間A2−1から印刷待ち空間A3に移動する。また、編集空間A2−2での編集作業を終えた利用者は、白抜き矢印#5で示すように編集空間A2−2から印刷待ち空間A3に移動する。
印刷待ち空間A3に移動した利用者は、画像の印刷の終了を待つ。印刷が終了すると、利用者は、編集ユニット12の右側面に設けられた排出口から排出されたシール紙を受け取り、一連の写真シール作成ゲームのプレイを終える。
次に、各装置の構成について説明する。
<事前選択部の構成>
図4は、事前選択部20の構成例を示す図である。
事前選択部20の上側にはタッチパネルモニタ71が設けられる。タッチパネルモニタ71は、LCD(Liquid Crystal Display)などのモニタと、それに積層されたタッチパネルにより構成される。タッチパネルモニタ71は、各種のGUI(Graphical User Interface)を表示し、利用者の選択操作を受け付ける機能を備えている。タッチパネルモニタ71には、撮影に関するコースの選択などを行わせる事前選択処理に用いられる画面が表示される。
タッチパネルモニタ71の下方には、スピーカ72が設けられる。スピーカ72は、事前選択処理の案内音声、BGM(Back Ground Music)、効果音などを出力する。また、スピーカ72に隣接するようにして、利用者が硬貨を入れる硬貨投入口73が設けられる。
<撮影部の構成>
図5は、撮影部21の正面の構成例を示す図である。撮影部21は、側面パネル41A、側面パネル41B、および正面パネル42に囲まれるようにして構成される。
正面パネル42の中央には、カメラユニット81が設けられる。カメラユニット81は、カメラ91およびタッチパネルモニタ92から構成される。
カメラ91は、例えば一眼レフカメラであり、レンズが露出するようにカメラユニット81の内部に取り付けられる。カメラ91は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子を有し、撮影空間A1にいる利用者を撮影する。カメラ91により取り込まれた動画像(以下、ライブビュー画像ともいう)は、タッチパネルモニタ92にリアルタイムで表示される。撮影が指示されたときなどの所定のタイミングでカメラ91により取り込まれた静止画像は、撮影画像として保存される。
タッチパネルモニタ92は、カメラ91の下方に設けられる。タッチパネルモニタ92は、LCDなどのモニタと、それに積層されたタッチパネルにより構成される。タッチパネルモニタ92は、カメラ91により取り込まれた動画像を表示するライブビューモニタとしての機能と、各種のGUIを表示し利用者の選択操作を受け付ける機能を備えている。タッチパネルモニタ92には、カメラ91により取り込まれた動画像(ライブビュー画像)や静止画像(撮影画像)が表示される。
カメラユニット81の上方には、曲面の発光面を利用者に向けた上ストロボ82が設置される。上ストロボ82は、正面上方から利用者の顔および上半身に光を照射する。
カメラユニット81の左方には、平面の発光面を利用者に向けた左ストロボ83が設置される。左ストロボ83は、正面左方から利用者の顔および上半身に光を照射する。カメラユニット81の右方には、平面の発光面を利用者に向けた右ストロボ84が設置される。右ストロボ84は、正面右方から利用者の顔および上半身に光を照射する。
また、カメラユニット81の下方には、利用者の下半身および足元に光を照射する足元ストロボ85が設けられる。
なお、図示はしないが、正面パネル42の例えば天井付近には、スピーカが設けられる。そのスピーカは、撮影処理の案内音声、BGM、効果音などを出力する。
<背景部の構成>
図6は、背景部22の撮影空間A1側の構成例を示す図である。
背面パネル51の上方には、背面上ストロボ101が設置される。背面上ストロボ101は、背面上方から利用者に光を照射する。
図中、背面パネル51の左方には、背面左ストロボ102が設置される。背面左ストロボ102は、背面右方から利用者を照射する。図中、背面パネル51の右方には、背面右ストロボ103が設置される。背面右ストロボ103は、背面左方から利用者を照射する。
また、背面パネル51の撮影空間A1側(図中、手前側)の面には、クロマキーシート121が貼り付けられる。クロマキーシート121の色は、例えば緑色とされる。
なお、図示はしないが、側面パネル52A,52Bの撮影空間A1側の面にも、クロマキーシート121と同様に、クロマキーシートが貼り付けられる。
すなわち、本実施の形態においては、撮影画像に対してクロマキー合成処理が施されることで、その撮影画像の背景に、利用者が選択した背景画像が合成される。
<編集ユニットの構成>
図7は、編集ユニット12の正面側(編集空間A2−1側)の構成例を示す図である。
斜面62のほぼ中央には、タブレット内蔵モニタ131が設けられる。タブレット内蔵モニタ131の左側にはタッチペン132Aが設けられる。タブレット内蔵モニタ131の右側にはタッチペン132Bが設けられる。
タブレット内蔵モニタ131は、タブレットがディスプレイを露出するように設けられることによって構成される。タブレットは、タッチペン132Aまたはタッチペン132Bを用いた操作入力を可能とする。タブレット内蔵モニタ131には、例えば、編集作業に用いられる編集画面が表示される。2人の利用者が同時に編集作業を行う場合、タッチペン132Aはタブレット内蔵モニタ131に向かって左側にいる利用者により用いられ、タッチペン132Bはタブレット内蔵モニタ131に向かって右側にいる利用者により用いられる。
図8は、編集ユニット12の左側面の構成例を示す図である。
編集ユニット12の左側面の下側にはシール紙排出口161が設けられる。編集ユニット12の内部にはプリンタが設けられている。そのプリンタにより、編集空間A2−1の利用者が写る画像、または、編集空間A2−2の利用者が写る画像が所定のレイアウトでシール紙に印刷され、シール紙排出口161から排出される。
<写真シール作成装置の内部構成>
図9は、写真シール作成装置1の内部の構成例を示すブロック図である。図9において、上述した構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
制御部201はCPU(Central Processing Unit)などにより構成される。制御部201は、ROM(Read Only Memory)206や記憶部202に記憶されているプログラムを実行し、写真シール作成装置1の全体の動作を制御する。制御部201には、記憶部202、通信部203、ドライブ204、ROM206、RAM(Random Access Memory)207が接続される。制御部201には、事前選択部208、撮影部209、編集部210A,210B、および印刷部211の各構成も接続される。
記憶部202は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体である。記憶部202は、制御部201から供給された各種の設定情報などを記憶する。記憶部202に記憶されている情報は制御部201により適宜読み出される。
通信部203は、インターネットなどのネットワークのインタフェースである。通信部203は、制御部201による制御に従って外部の装置と通信を行う。通信部203は、例えば、利用者に選択された撮影画像や編集画像をサーバに送信する。通信部203から送信された画像は、サーバにおいて所定の記憶領域が割り当てられて保存され、サーバにアクセスしてきた携帯端末に表示されたり、ダウンロードされたりする。
ドライブ204には、光ディスクや半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア205が適宜装着される。ドライブ204によりリムーバブルメディア205から読み出されたプログラムやデータは、制御部201に供給され、記憶部202に記憶されたり、インストールされたりする。
ROM206は、制御部201において実行されるプログラムやデータを記憶する。RAM207は、制御部201が処理するデータやプログラムを一時的に記憶する。
事前選択部208は、事前選択空間A0にいる利用者を対象とした事前選択処理を実現する。事前選択部208は、タッチパネルモニタ71、スピーカ72、および硬貨処理部221から構成される。
タッチパネルモニタ71は、制御部201による制御に従って各種の選択画面を表示し、選択画面に対する利用者の操作を受け付ける。利用者の操作の内容を表す入力信号は制御部201に供給され、各種の設定が行われる。
硬貨処理部221は、硬貨投入口73への硬貨の投入を検出する。硬貨処理部221は、所定金額分の硬貨が投入されたことを検出した場合、ゲームの開始を指示する起動信号を制御部201に出力する。
撮影部209は、撮影空間A1にいる利用者を対象とした撮影処理を実現する。撮影部209は、照明装置231、カメラ91、タッチパネルモニタ92、およびスピーカ232から構成される。
照明装置231は、撮影空間A1内の各ストロBボであり、制御部201から供給される照明制御信号に従って発光する。
カメラ91は、制御部201によるシャッタ制御に従って撮影を行い、撮影によって得られた撮影画像(画像データ)を制御部201に出力する。
編集部210Aは、編集空間A2−1にいる利用者を対象とした編集処理を実現する。編集部210Aは、タブレット内蔵モニタ131、タッチペン132A,132B、およびスピーカ241から構成される。編集部210Bは、編集空間A2−2にいる利用者を対象とした編集処理を実現し、編集部210Aと同一の構成を有する。なお、以下、編集部210A,210Bを特に区別しない場合には、単に、編集部210という。
タブレット内蔵モニタ131は、制御部201による制御に従って編集画面を表示し、編集画面に対する利用者の操作を受け付ける。利用者の操作の内容を表す入力信号は制御部201に供給され、編集対象となる撮影画像が編集される。
印刷部211は、印刷待ち空間A3にいる利用者に、印刷済みのシール紙を提供する印刷処理を実現する。印刷部211は、プリンタ251を含むように構成される。プリンタ251にはシール紙ユニット252が装着される。
プリンタ251は、制御部201から供給された印刷データに基づいて、編集画像をシール紙ユニット252に収納されているシール紙261に印刷し、シール紙排出口161に排出する。
<制御部の構成>
図10は、制御部201の機能構成例を示すブロック図である。図10に示す機能部のうちの少なくとも一部は、制御部201内のCPUにより所定のプログラムが実行されることによって実現される。これにより、写真シール作成装置1は、画像提供装置として機能する。
制御部201は、事前選択処理部301、撮影処理部302、編集処理部303、および印刷処理部304から構成される。
事前選択処理部301は、事前選択部208の各部を制御することで、事前選択処理を行う。撮影処理部302は、撮影部209の各部を制御することで、撮影処理を行う。編集処理部303は、編集部210の各部を制御することで、編集処理を行う。印刷処理部304は、印刷部211のプリンタ251を制御することで、印刷処理を行う。
<写真シール作成装置の動作>
次に、図11のフローチャートを参照して、写真シール作成ゲームを提供する写真シール作成装置1の動作について説明する。
ステップS1において、事前選択処理部301は、所定金額分の硬貨が投入されたか否かを、硬貨処理部221から供給される起動信号に基づいて判定し、硬貨が投入されたと判定するまで待機する。
ステップS1において、硬貨が投入されたと判定された場合、処理はステップS2に進む。ステップS2において、事前選択処理部301は、事前選択部208を制御することで、事前選択処理を行う。具体的には、事前選択処理部301は、撮影空間で行われる撮影に関するコースの選択などを利用者に行わせることで、各種の設定を行う。
ステップS3において、撮影処理部302は、撮影部209を制御することで、撮影処理を行う。具体的には、撮影処理部302は、カメラ91に取り込まれた被写体の動画像をタッチパネルモニタ92にライブビュー表示させ、撮影空間A1にいる利用者を被写体として撮影し、撮影画像を生成する。
なお、撮影処理においては、利用者により選択された撮影コースに応じて、複数回(例えば5回)行われるそれぞれの撮影として、アップ撮影または全身撮影が行われる。
ここで、アップ撮影とは、被写体の顔および上半身を撮影範囲とした撮影である。アップ撮影により、撮影画像として、被写体の顔および上半身が写るアップ画像が得られる。一方、全身撮影とは、被写体の全身を撮影範囲とした撮影である。全身撮影により、撮影画像として、被写体の全身が写る全身画像が得られる。
ステップS4において、編集処理部303は、編集空間A2−1と編集空間A2−2のうち、撮影処理を終えた利用者の移動先とした方の編集空間に対応する編集部210を制御することで、編集処理を行う。具体的には、編集処理部303は、撮影処理により得られた撮影画像に対して利用者に編集作業を行わせることで、編集が施された編集画像を生成する。
ステップS5において、印刷処理部304は、プリンタ251を制御することで、印刷処理を行う(開始する)。具体的には、印刷処理部304は、編集処理により得られた編集画像をプリンタ251に出力してシール紙に印刷する。なお、撮影処理により得られた撮影画像が、シール紙に印刷されるようにしてもよい。
印刷が終了すると、ステップS6において、プリンタ251は、画像が印刷されたシール紙をシール紙排出口161に排出し、処理を終了させる。
以上のようにして行われる写真シール作成ゲームにおいて、事前接客処理、撮影処理、編集処理、および印刷処理には、利用者の流れを確保するために、それぞれ制限時間が設定されている。
特に、編集処理(編集空間A2−1,A2−2での編集作業)について設定されている制限時間は、種々の条件に応じて延長される。
例えば、第1の利用者グループが編集空間A2−1で編集作業を行い、第2の利用者グループが編集空間A2−2で編集作業を行っているとする。ここで、撮影空間A1で撮影作業を行っている利用者がいない場合、第1および第2の利用者グループは、次に編集作業を行う利用者グループのために編集空間を空ける必要がない。そこで、第1および第2の利用者グループが行っている編集作業に設定された制限時間は、所定の時間または無制限に延長される。
また、第1の利用者グループが先に編集作業を終え、印刷待ち空間A3に移動した場合、第2の利用者グループは、すぐには印刷待ち空間A3に移動することができない。この場合、第2の利用者グループが行っている編集作業に設定された制限時間は、所定の時間だけ延長される。
このように、写真シール作成装置1は、写真シール作成ゲームの進行を管理する機能を有する。
<本技術の写真シール作成装置の機能構成例>
ここで、図12を参照して、本実施の形態の写真シール作成装置1の機能構成例について説明する。
本実施の形態の写真シール作成装置1は、上述したように、写真シール作成ゲーム(以下、単にゲームともいう)の進行を管理する機能を有している。
図12に示される写真シール作成装置1は、上述した事前接客処理部301、撮影処理部302、編集処理部303、および印刷処理部304に加え、硬貨投入制御部311、進行制御部312、表示制御部313、閉店時刻設定部314、および計時部315を備えている。
硬貨投入制御部311は、ゲームの代金の受け付けを制御する代金受付制御部の1つとして構成される。具体的には、硬貨投入制御部311は、ゲームの代金として所定金額分の硬貨が投入される硬貨投入口73を制御する。
進行制御部312は、事前接客処理部301、撮影処理部302、編集処理部303、および印刷処理部304それぞれの処理状況に基づいて、ゲーム全体の進行(流れ)を制御する。
例えば、進行制御部312は、タッチパネルモニタ71、タッチパネルモニタ92、およびタブレット内蔵モニタ131に対する操作の有無を、所定時間毎に判定する。これにより、事前選択空間A0、撮影空間A1、および編集空間A2−1,A2−2の利用状況が把握される。そして、進行制御部312は、各空間の利用状況に基づいて、事前接客処理部301、撮影処理部302、編集処理部303、および印刷処理部304それぞれの制限時間を制御する。
なお、モニタに対する操作ではなく、移動前の空間での作業終了からの経過時間に基づいて、移動後の空間の利用状況が把握されるようにしてもよい。例えば、撮影空間A1での撮影作業の終了から600秒(10分)間、カウントダウンが行われるようにする。そして、このカウントダウンが終了するまでは、編集空間A2−1またはA2−2において編集作業が行われているものと判断する
表示制御部313は、タッチパネルモニタ71、タッチパネルモニタ92、およびタブレット内蔵モニタ131を制御することで、各種の画面を表示する。例えば、表示制御部313は、写真シール作成装置1が設置されている店舗の閉店に関する時刻(以下、閉店時刻という)を設定するための設定画面を表示する。
ここでいう閉店時刻は、店舗の本来の閉店時刻(営業終了時刻)とは異なる。閉店時刻は、店舗の営業終了時刻より所定時間だけ前の時刻に設定される。例えば、店舗の営業終了時刻が深夜0時30分である場合、閉店時刻は、その30分前の0時0分に設定される。
閉店時刻設定部314は、上述した設定画面に対する入力操作に応じて、閉店時刻を設定する。閉店時刻設定部314は、設定された閉店時刻を表す情報を進行制御部312に供給する。なお、閉店時刻の設定は、設定画面に対する入力操作によるものに限らず、例えば、所定の設定ファイルがダウンロードされるなどすることにより行われるようにしてもよい。
計時部315は、現在時刻を計時し、その現在時刻を表す情報を進行制御部312に供給する。また、計時部315は、通信部203を制御することで、サーバから現在時刻を示すファイルをダウンロードする。そして、計時部315は、ダウンロードしたファイルに基づいて、整時を行う。整時は、例えば写真シール作成装置1の電源投入時などに行われる。
これにより、写真シール作成装置1が設置される店舗がある地域によらず、計時部315は、正確に現在時刻を計時することができる。
<設定画面の詳細>
図13は、上述した閉店時刻を含む各種の設定を行うための設定画面の例を示している。
設定画面を用いた各種の設定は、店舗の開店前や閉店後など、利用者が写真シール作成装置1を利用しない時間に行われる。例えば、図13に示される設定画面は、店舗の管理者が所定の操作を行うことで表示されるメンテナンス画面において、所定の操作が行われたときに、メンテナンス画面から切り替わって表示される。
なお、メンテナンス画面や設定画面は、例えば、撮影空間A1内のタッチパネルモニタ92に表示されるものとするが、事前選択空間A0のタッチパネルモニタ71や、編集空間A2−1,A2−2内のタブレット内蔵モニタ131に表示されるようにしてもよい。
図13に示される設定画面においては、「コイン設定」、「制限時間設定」、「デモ画面設定」、「日付設定」、「店名スタンプ設定」、「地域設定」、および「ゲーム機能設定」の各設定が行われる。設定画面の左側には、各設定に対応する設定ボタン361乃至367が設けられる。図13の例では、設定ボタン362が選択され、「制限時間設定」が行われることが示されている。
また、設定ボタン367の下には、上述したメンテナンス画面に表示を戻すための戻るボタン368が設けられている。
設定ボタン361乃至367の右方には、上から、表示欄371,372が設けられる。表示欄372の下には、各種の設定を、写真シール作成装置1の出荷時の状態に戻すためのボタン373が表示される。
表示欄371は、落書き(編集作業)について設定されている時間が延長された場合の最大時間の設定に関する情報が表示される欄である。表示欄371には、ボタン371A乃至Dが表示されている。
管理者は、表示欄371に表示されているボタン371A乃至Dのいずれかを選択することにより、落書き延長時の最大時間として、「5分」、「10分」、「15分」、および「20分」のいずれかを設定することができる。図13の例では、落書き延長時の最大時間として「10分」が設定されている。この場合、編集作業が開始されてからの時間が10分を経過するまで、落書きについて設定されている時間の延長が可能とされる。
表示欄372は、閉店時刻の詳細を設定するためのボタン372Aが表示されている。ボタン372Aが選択されることにより、設定画面は、図14に示される表示に切り替わる。
ボタン372Aが選択されると、図14に示されるように、表示欄371,372が表示されていた位置に、表示欄381乃至383が表示される。表示欄383の下には、設定画面の表示を、図13の設定画面に戻すための戻るボタン384が表示される。
表示欄381は、閉店時刻の設定のあり/なしに関する情報が表示される欄である。表示欄381には、ボタン381A,381Bが表示されている。
管理者は、表示欄381に表示されているボタン381Aまたは381Bを選択することにより、閉店時刻の設定の「あり」または「なし」を設定することができる。図14の例では、閉店時刻の設定「あり」が設定されている。
表示欄382は、現在の日時に関する情報が表示される欄である。図14の例では、現在の日時は「2015年4月20日16時0分」とされている。
表示欄383は、閉店時刻に関する情報が表示される欄である。表示欄383には、ボタン383A乃至383Dが表示されている。
管理者は、表示欄383に表示されているボタン383A,383Bを選択することにより、閉店時刻のうちの時間を増減させて設定することができ、ボタン383C,383Dを選択することにより、閉店時刻のうちの分を増減させて設定することができる。
また、現在の閉店時刻の設定の表示の左方には、「設定した時刻になりますと下記制限が実施されます。」のメッセージが表示されている。そのメッセージの下には、
・デモ画面が閉店用画面になること
・落書き時間(編集作業時間)の延長機能が無効化されること
・1ゲームのみプレイを受け付けること
の3点について、制限の内容が表示される。
したがって、図14の例では、閉店時刻が「0時0分」に設定されているので、現在時刻が「0時0分」になったときに、上述した3つの制限が実施される。
また、設定された閉店時刻が、その閉店時刻を設定したときの現在時刻(すなわち、表示欄382の表示内容)以前の時刻である場合、次に写真シール作成装置1の電源を投入した日の閉店時刻になったときに、上述の3つの制限が実施されるものとする。
なお、上述した例では、毎日の閉店時刻を設定する例について説明したが、日毎や曜日毎の閉店時刻を設定できるようしてもよい。
また、閉店時刻ではなく、写真シール作成装置1の1日の稼働時間を設定するようにしてもよい。この場合、電源投入時に、設定された稼働時間からカウントダウンを開始し、その値が0になった時を閉店時刻とする。
さらに、閉店時刻ではなく、1日の利用者の人数を設定するようにしてもよい。この場合、写真シール作成装置1を利用した利用者の人数をカウントし、所定人数に達した時刻を閉店時刻とする。なお、利用者の人数は、撮影画像に対する顔認識処理の結果として得られる顔の数に基づいて求められるようにすることができる。
また、閉店時刻ではなく、硬貨の投入回数を設定するようにしてもよい。この場合、硬貨投入口73に1ゲームの代金分の硬貨が投入された回数をカウントし、所定回数に達した時刻を閉店時刻とする。
さらに、例えば計時部315が、所定時間(例えば10分)毎にサーバにアクセスし、時刻に関するファイルを取得するようにする。時刻に関するファイルの中には、閉店時刻を表すファイルがあり、写真シール作成装置1が、その閉店時刻を表すファイルを取得した時刻を閉店時刻とするようにしてもよい。
なお、上述した全ての例において、利用者の操作により、計時部315の計時を停止させるようにしてもよい。これにより、閉店時刻を設定し直さなくとも、実質的に閉店時刻を変更することができる。
<閉店処理について>
ここで、上述したようにして設定された閉店時刻に基づいて、写真シール作成装置1が実行する閉店処理について説明する。
図15は、写真シール作成装置1の閉店処理について説明するフローチャートである。
ステップS11において、進行制御部312は、閉店時刻設定部314から供給された閉店時刻を表す情報と、計時部315から供給される現在時刻を表す情報とに基づいて、閉店時刻と現在時刻とを比較し、現在時刻が閉店時刻を経過したか否かを判定する。
現在時刻が閉店時刻を経過するまで、ステップS11の処理は繰り返される。そして、現在時刻が閉店時刻を経過したと判定された場合、処理はステップS12に進む。
ステップS12において、進行制御部312は、事前接客処理部301を制御することで、タッチパネルモニタ71に閉店用画面を表示させる。
なお、閉店時刻を経過するまで、タッチパネルモニタ71には、「コインを入れてね」など、事前選択空間A0にいる利用者に対してゲームのプレイを促すメッセージを含むデモ画面が表示されている。もちろん、この状態では、硬貨投入制御部311は、硬貨投入口73への硬貨投入を許可している。
図16は、閉店用画面の例を示す図である。
閉店用画面の中央には、「本日の営業は終了しました またのお越しをお待ちしております」のメッセージが表示される。なお、この状態でも、硬貨投入制御部311は、硬貨投入口73への硬貨投入を許可している。
ステップS13において、硬貨投入制御部311は、硬貨投入口73に硬貨が投入されたか否かを判定する。例えば、硬貨投入口73に、ゲームの代金としての所定金額分の硬貨全てが投入されたか否かが判定される。なお、硬貨投入口73に、ゲームの代金としての所定金額分の硬貨のうちの1枚が投入されたか否かが判定されるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、ゲームの代金の支払い方法として所定金額分の硬貨が硬貨投入口73に投入されるものとしているが、紙幣が紙幣挿入口に挿入されたり、クレジットカードがカード挿入口に挿入されるようにしてもよい。また、非接触型ICカードがリーダライタにかざされるようにしてもよい。
この場合、硬貨投入制御部311に代えて、代金として紙幣が挿入される紙幣挿入口を制御したり、代金を支払い可能なクレジットカードが挿入されるカード挿入口を制御したり、代金を支払い可能な非接触型ICカードがかざされるリーダライタを制御する代金受付制御部が設けられるようにする。
ステップS13において、硬貨投入口73に硬貨が投入されたと判定されると、処理はステップS14に進む。
ステップS14において、進行制御部312は、事前接客処理部301を制御することで、タッチパネルモニタ71に閉店用画面の表示を終了させる。このとき、タッチパネルモニタ71には、上述したデモ画面が再び表示されるものとする。
ステップS15において、進行制御部312は、硬貨投入口73へ硬貨を投入した利用者のゲームのプレイを許可する。
ステップS16において、硬貨投入制御部311は、硬貨投入口73への硬貨の投入を抑止する。具体的には、硬貨投入口73自体が塞がれるようにしてもよいし、硬貨投入口73へ投入された硬貨が返却されるようにしてもよい。
すなわち、閉店時刻以降、最初に硬貨を投入した利用者のみのゲームのプレイが許可されることになる。
そして、ステップS17において、進行制御部312は、事前接客処理部301を制御することで、タッチパネルモニタ71に閉店用画面を再度表示させ、全ての処理が終了する。
なお、ステップS13において、硬貨投入口73に硬貨が投入されたと判定されず、所定時間が経過すると、処理は終了する。この所定時間は、店舗の営業終了時刻までの残り時間が、1回のゲームのプレイに要する時間より短くならない時間とされる。これにより、店舗の営業終了時刻までにゲームのプレイが終了することになり、店舗の閉店作業を妨げることを避けることができる。
以上の処理によれば、店舗の閉店間際に、1組の利用者についてのみゲームのプレイが許可される。これにより、店舗の閉店作業の妨げにならない範囲で、閉店間際に店舗に訪れた利用者の満足度を向上させることができる。すなわち、店舗の閉店間際であっても効率的なゲームを提供することが可能となる。
<閉店時刻以降の写真シール作成装置の動作>
ここで、閉店時刻以降の写真シール作成装置1の動作について説明する。
なお、本実施の形態では、撮影空間および編集空間は、別個に設けられた空間であるものとした。しかしながら、上述した閉店処理は、撮影空間および編集空間が同一の空間である構成においても適用することができる。
(動作例1)
図17は、撮影空間および編集空間が同一の空間(撮影・編集空間)で構成される写真シール作成装置の動作について説明する図である。
図17には、事前選択空間、硬貨投入口、および撮影・編集空間それぞれにおける動作が時系列に沿って示されている。
まず、閉店時刻の経過後、硬貨が投入されると、事前選択空間において、事前選択処理が開始される。このとき以降、硬貨投入口への硬貨投入は抑止される。
事前選択処理が終了すると、撮影・編集空間において、撮影処理および編集処理(撮影・編集処理)が開始される。
このような動作により、店舗の閉店間際に、1組の利用者についてのみゲームのプレイが許可される。
(動作例2)
図18は、撮影空間および編集空間がそれぞれ別個の空間で構成される写真シール作成装置の動作について説明する図である。
図18には、事前選択空間、硬貨投入口、撮影空間、および編集空間それぞれにおける動作が時系列に沿って示されている。
まず、閉店時刻の経過後、硬貨が投入されると、事前選択空間において、事前選択処理が開始される。このとき以降、硬貨投入口への硬貨投入は抑止される。
事前選択処理が終了すると、撮影空間において、撮影処理が開始される。
その後、撮影処理が終了すると、編集空間において、編集処理が開始される。このとき、進行制御部312は、編集作業について設定された落書き時間(編集作業時間)の延長を禁止する。
このような動作により、店舗の閉店間際に、1組の利用者についてのみゲームのプレイが許可される。特に、落書き時間の延長が禁止されるので、この利用者のゲームのプレイが店舗の閉店作業を妨げることを避けることができる。
(動作例3)
図19は、撮影空間および複数の編集空間がそれぞれ別個の空間で構成される写真シール作成装置の動作について説明する図である。
図19には、事前選択空間、硬貨投入口、撮影空間、および2つの編集空間1,2それぞれにおける動作が時系列に沿って示されている。
図19の例では、閉店時刻の前から、撮影空間において、利用者Aについての撮影処理(撮影A)が行われている。
閉店時刻の経過後、利用者Aについての撮影処理が終了すると、編集空間1において、利用者Aについての編集処理(編集A)が開始される。このとき、進行制御部312は、利用者Aにより編集作業について設定された落書き時間(編集作業時間)の延長を許可する。
その後、利用者Aとは別の利用者グループである利用者Bにより硬貨が投入されると、事前選択空間において、利用者Bについての事前選択処理(事前選択B)が開始される。このとき以降、硬貨投入口への硬貨投入は抑止される。
利用者Bについての事前選択処理が終了すると、撮影空間において、利用者Bについての撮影処理(撮影B)が開始される。
その後、利用者Bについての撮影処理が終了すると、編集空間において、利用者Bについての編集処理(編集B)が開始される。このとき、進行制御部312は、利用者Bの編集作業について設定された落書き時間の延長を禁止する。またこのとき、進行制御部312は、利用者Bの編集作業について設定された落書き時間終了まで、利用者Aの編集作業について設定された落書き時間の延長を許可する。
このような動作により、店舗の閉店間際に、1組の利用者についてのみゲームのプレイが許可される。特に、先発の利用者について落書き時間の延長が許可されていても、後発の利用者について落書き時間の延長が禁止されるので、後発の利用者のゲームのプレイが店舗の閉店作業を妨げることを避けることができる。
(動作例4)
図20は、撮影空間および複数の編集空間がそれぞれ別個の空間で構成される写真シール作成装置の他の動作について説明する図である。
図20には、図19と同様、事前選択空間、硬貨投入口、撮影空間、および2つの編集空間1,2それぞれにおける動作が時系列に沿って示されている。
図20の例では、閉店時刻の経過前から、編集空間2において、利用者Aについての編集処理(編集A)が行われているとともに、撮影空間において、利用者Bについての撮影処理(撮影B)が行われている。なお、進行制御部312は、利用者Aの編集作業について設定された落書き時間の延長を禁止する。
閉店時刻の経過後、利用者Bについての撮影処理が終了すると、編集空間1において、利用者Bについての編集処理(編集B)が開始される。このとき、進行制御部312は、利用者Bにより編集作業について設定された落書き時間の延長も禁止する。
その後、利用者A,Bとは別の利用者グループである利用者Cにより硬貨が投入されると、事前選択空間において、利用者Cについての事前選択処理(事前選択C)が開始される。このとき以降、硬貨投入口への硬貨投入は抑止される。
利用者Cについての事前選択処理が終了すると、撮影空間において、利用者Cについての撮影処理(撮影C)が開始される。
その後、利用者Cについての撮影処理が終了すると、既に利用者Aについての編集処理が終了している編集空間2において、利用者Cについての編集処理(編集C)が開始される。このとき、進行制御部312は、利用者Cの編集作業について設定された落書き時間の延長を禁止する。
このような動作により、店舗の閉店間際に、1組の利用者についてのみゲームのプレイが許可される。特に、先発の利用者について落書き時間の延長が禁止されるとともに、後発の利用者について落書き時間の延長が禁止されるので、後発の利用者のゲームのプレイが店舗の閉店作業を妨げることを避けることができる。
なお、図20の例において、閉店時刻以降、編集空間1は、利用者B以外の利用者に利用されることはない。そこで、図21に示されるように、利用者Cの編集作業について設定された落書き時間終了まで、利用者Bの編集作業について設定された落書き時間の延長が許可されるようにしてもよい。
<変形例>
(硬貨投入口抑止のタイミング)
上述した例では、閉店時刻以降に硬貨投入口へ硬貨が投入された時に、硬貨投入口への硬貨投入が抑止されるものとした。これ以外にも、ゲーム全体について設定されている制限時間に応じて、硬貨投入口への硬貨投入が抑止されるようにしてもよい。
例えば、ゲーム全体について設定されている制限時間がm分であるとする。この場合、店舗の本来の閉店時刻(営業終了時刻)のm分前になった時に、硬貨投入口への硬貨投入が抑止されるようにする。
これにより、仮に編集作業に設定されている時間が延長された場合でも、店舗の本来の閉店時刻にはゲームは終了し、この利用者のゲームのプレイが店舗の閉店作業を妨げることを避けることができる。
(閉店時刻以降の動作モード)
上述した例では、閉店時刻以降に硬貨投入口へ硬貨が投入された時に、硬貨投入口へ硬貨を投入した利用者のゲームのうち、編集作業について設定された時間の延長が禁止されるものとした。
これに限らず、硬貨投入口へ硬貨を投入した利用者のゲーム全体について設定された時間が短縮されるようにしてもよい。この場合、撮影作業について設定された時間が短縮されてもよいし、編集作業について設定された時間が短縮されてもよい。
さらに、硬貨投入口へ硬貨を投入した利用者のゲームにおける機能が制限されるようにしてもよい。例えば、編集作業において、撮影画像に合成するスタンプ画像の数を少なくしたり、撮影画像の背景となる背景画像を選択させないようにしたり、また、携帯おまけの作成を行わせないようにする。携帯おまけは、携帯端末の待ち受け画像や、メールに添付されたり、ブログを含むSNS(Social Networking Service)にアップロードされたりする画像等、携帯端末上で用いられることを前提とした画像である。
なお、ゲームにおける機能を制限するようにした場合、通常の動作モードでのゲームと比較して不公平感が生じる。そこで、不公平感を解消するために、制限された機能(例えば、スタンプ画像の合成、背景画像の選択、携帯おまけの作成等)については、利用者の操作によらず、写真シール作成装置1が実行するようにしてもよい。また、不公平感を解消するために、閉店時刻以降のゲームの代金を減額するようにしてもよい。
さらに、写真シール作成装置1は、閉店時刻以降、ゲームを効率よく進行させるために、以下のような動作モードで動作するようにしてもよい。
(1)編集作業を行わせない
この場合、撮影空間におけるタブレット内蔵モニタ131に画面を表示させないようにする。また、撮影作業を終えた利用者に対して、印刷待ち空間への移動が案内されるようにする。なお、この場合、利用者は、撮影画像に対する編集作業(落書き)を、利用者の所有する携帯端末で行う。
(2)閉店時刻に近づくにつれ、タブレット内蔵モニタの画面表示を変更する
例えば、閉店時刻に近づくにつれ、タブレット内蔵モニタ131に表示される編集画面において、編集作業を終了するための終了ボタン以外のGUIをグレーアウト表示させる。また、閉店時刻に近づくにつれ、編集作業を終了するための終了ボタン以外のGUIの透過度を上げるようにしてもよい。これにより、終了ボタン以外のGUIを操作しにくくなり、利用者は、店舗の営業終了を意識するようになる。なお、グレーアウト表示されたり、透過度が上げられたGUIは、実際には、操作を受け付けることができるようになされる。
(3)表示される撮影画像に画像処理を施さない
従来、撮影処理において表示される撮影結果としての撮影画像や、編集処理において表示される編集対象としての撮影画像は、例えば、利用者により選択された撮影コース等に応じた画像処理が施された状態で表示されていた。しかしながら、画像処理を施してからモニタに出力する場合、表示までに多少の時間がかかってしまう。そこで、画像処理を施さずにモニタに出力する。これにより、撮影作業や編集作業にかかる時間を短縮することができる。
(4)証明写真コースのゲームのみ提供する
近年、写真シール作成ゲームに加え、シール紙を証明写真として出力する証明写真コースのゲームを提供する写真シール機がある。証明写真コースのゲームは、写真シール作成ゲームと比較して機能が少なく、慣れていない利用者であっても時間がかからない。そこで、閉店時刻以降に、証明写真コースのゲームのみ提供されるようにする。これにより、ゲームのプレイが店舗の閉店作業を妨げることを避けることができる。
(5)編集作業の内容を制限する
閉店時刻以降、編集作業の内容が制限されるようにする。例えば、編集対象として編集画面に表示されている所定の撮影画像に対する編集作業中に閉店時刻が経過した後、編集対象として、他の1枚の撮影画像が選択されたとする。このとき、編集画面上の所定の領域に「もう1枚だけ落書きできるよ!」などのメッセージを表示させるようにする。これにより、利用者は、他の1枚の撮影画像に対する編集作業が最後の編集作業であることを意識することができる。
なお、閉店時刻が経過した後、携帯おまけを作成するためのボタンや、一発落書き(あらかじめ設定された内容の落書きを1回の操作で行わせる機能)を行うためのボタンが操作されたときに、上述したようなメッセージが表示されるようにしてもよい。これにより、利用者は、携帯おまけに対する編集作業や一発落書きが最後の編集作業であることを意識することができる。
(6)落書き時間の短縮
落書き(編集作業)を行うほど、落書き時間が短縮されるようにする。通常、落書き時間は、所定の秒数から1秒ずつカウントダウンされる。これに加えて、タッチペンがタブレット内蔵モニタ131に接触する度に、残りの落書き時間が短くなるようにする。これにより、編集作業にかかる時間を短縮することができる。
(7)写真シール作成ゲームとは異なるゲームを提供する
閉店時刻以降、写真シール作成ゲームとは異なるゲームが提供されるようにする。例えば、写真シール作成ゲームとは異なるゲームとして、星座占いや手相占い等、写真シール作成ゲームとは関連性の低いゲームを提供する。また、これとは別に、写真シール作成装置1が、利用者の所有する携帯端末や、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の記憶装置から所定の画像を取り込み、シール紙に印刷するようにしてもよい。すなわち、写真シール作成装置1は印刷装置として機能する。なお、画像の取り込みは、非接触通信や有線接続による通信により行われるようにする。
(8)パスワードによる利用制限
閉店時刻以降に硬貨投入口へ硬貨が投入された時、事前選択部20のタッチパネルモニタ71にパスワード入力画面が表示されるようにする。正しいパスワードを入力した利用者に対しては、ゲームのプレイが許可される。一方、正しいパスワードを入力できなかった利用者に対しては、投入された硬貨が返却されるようにする。
(代金の変更)
閉店時刻以降は、1ゲーム分の代金が閉店時刻前より高く設定されるようにしてもよい。これにより、利用者は、閉店時刻以降にゲームをプレイすることを控えるようになり、店舗の閉店作業がスムーズに行われるようになる。
(ハードウェア構成の制御)
閉店時刻以降、撮影空間A1内の各ストロボを制御し、撮影に合わせた発光や定常光の光量を下げるようにしてもよい。
また、閉店時刻以降、撮影空間A1内に流れるBGMの音量を下げたりオフにしてもよいさらに、撮影空間A1内に流れるBGMを、店舗の営業終了を想起させるようなBGMに変更するようにしてもよい。
これにより、利用者は、店舗の営業終了を意識するようになる。
さらに、上述した例において、店舗の営業終了時刻になったときに、写真シール作成装置1の電源がオフされるようにしてもよい。この場合、ゲームをプレイしていた利用者に対して、代金の全額または一部が返却されるようにしてもよい。
(モニタの制御)
写真シール作成装置1は、閉店時刻以降、以下のようなモニタ制御を行うようにしてもよい。
(1)モニタに表示される画面の色を変更する
閉店時刻以降、タッチパネルモニタ71、タッチパネルモニタ92、およびタブレット内蔵モニタ131に表示される画面の色を、黒色などの色に変更してもよいし、明るさを下げるようにしてもよい。また、閉店時刻以降、これらのモニタが、いわゆるスリープモードに遷移するようにしてもよい。これにより、利用者は、店舗の営業終了を意識するようになる。
(2)営業終了時刻が近づいている旨を表示する
閉店時刻になったとき、タッチパネルモニタ71、タッチパネルモニタ92、およびタブレット内蔵モニタ131に、写真シール作成装置1の稼働時間や店舗の営業時間などが表示されるようにする。さらに、店舗の営業終了時間になると、ゲームの途中であってもゲームが終了することを注意喚起するメッセージが表示されるようにする。このメッセージは、ポップアップ画面として表示されるようにしてもよい。この場合、ポップアップ画面は、閉店時刻以降、1回のみ表示されるようにしてもよいし、所定時間毎に表示されるようにしてもよい。また、上述のメッセージが、音声として出力されるようにしてもよい。
(3)モニタに対する入力を抑止する
閉店時刻になったとき、例えばタブレット内蔵モニタ131に対する入力が抑止されるようにする。これにより、閉店時刻の時点で編集作業を行っている利用者は、編集作業を続けることができなくなり、結果として、ゲームの時間が短縮される。
(4)モニタに対する入力を制限する
閉店時刻になったとき、例えばタブレット内蔵モニタ131に対する入力が制限されるようにする。例えば、肌の明るさや背景画像など選択操作に最低限必要な回数のタッチペンによる入力が許可されるようにする。
(5)画面表示を変更する
閉店時刻になったとき、例えばタブレット内蔵モニタ131に表示される画面が、上下反転や左右反転されて表示されたり、その一部が表示されないようにする。これにより、編集作業を行いにくくなるので、利用者は、編集作業を続けることができなくなり、結果として、ゲームの時間が短縮される。
(6)エラー画面を表示する
閉店時刻になったとき、例えばタブレット内蔵モニタ131に、実際にはエラーが起きていないにも関わらず、エラー画面が表示されるようにする。これにより、利用者は、ゲームを続けることができないと思い、結果として、ゲームの時間が短縮される。なお、実際にはエラーは起きていないので、ゲームを続けることは可能である。
(7)エンディングクレジットを表示する
閉店時刻になったとき、例えばタッチパネルモニタ71に、エンディングクレジットが表示されるようにする。エンディングクレジットには、写真シール作成装置1の開発に携わった設計者や開発者などの氏名が表示される。これにより、利用者は、店舗の営業終了を意識するようになる。
上述した実施の形態では、写真シール作成装置1は、得られた撮影画像や編集画像をシール紙に印刷するとともに、サーバに送信することで利用者の携帯端末に提供する構成を採るものとした。これに限らず、撮影画像や編集画像をシール紙に印刷せずに、サーバに送信することで利用者の携帯端末に提供するのみの構成を採ることも可能である。また逆に、撮影画像や編集画像をサーバに送信せずに、シール紙に印刷するのみの構成を採ることも可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。上述した一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、例えば、図9に示されるように、装置本体とは別に、写真シール作成装置1の管理者にプログラムを配信するために配布される、そのプログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROMおよびDVDを含む)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア205により構成される。また、これらだけでなく、記録媒体は、装置本体にあらかじめ組み込まれた状態で管理者に配信されるプログラムが記録されているROM206や、記憶部202に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
以上において、印刷媒体は、シール紙や写真紙に限られるものではない。例えば、所定のサイズの紙やフィルム、プリペイドカードやIC(Integrated Circuit)カードなどのカード、あるいは、Tシャツなどの布地などに、画像を印刷するようにしてもよい。この場合、1または複数の撮影画像が配置されたシールレイアウト画像が、これらの印刷媒体に印刷されるようにしてもよい。
また、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 写真シール作成装置
301 事前選択処理部
302 撮影処理部
303 編集処理部
304 印刷処理部
311 硬貨投入制御部
312 進行制御部
313 表示制御部
314 閉店時刻設定部
315 計時部

Claims (17)

  1. 撮影空間において利用者が撮影作業を行うことで、前記利用者を被写体とした撮影画像を生成する撮影処理部と、
    編集空間において前記撮影画像に対して前記利用者が編集作業を行うことで、前記撮影画像に編集を施す編集処理部と、
    前記撮影作業および前記編集作業を含むゲームの代金の受け付けを制御する代金受付制御部と、
    前記ゲームの進行を制御する進行制御部と
    を備え、
    あらかじめ設定された設定時刻以降に前記代金が受け付けられた時、
    前記進行制御部は、前記代金を支払った前記利用者の前記ゲームのプレイを許可し、
    前記代金受付制御部は、前記設定時刻以降に前記代金が受け付けられた時以降の前記代金の受け付けを抑止する
    写真シール作成装置。
  2. 前記設定時刻を設定する設定部をさらに備える
    請求項1に記載の写真シール作成装置。
  3. 前記代金受付制御部は、前記代金として硬貨が投入される硬貨投入口を制御し、
    あらかじめ設定された設定時刻以降に前記硬貨投入口へ硬貨が投入された時、
    前記進行制御部は、前記硬貨投入口へ硬貨を投入した前記利用者の前記ゲームのプレイを許可し、
    前記代金受付制御部は、前記設定時刻以降に前記硬貨投入口へ硬貨が投入された時以降の前記硬貨投入口への硬貨投入を抑止する
    請求項1または2に記載の写真シール作成装置。
  4. 前記進行制御部は、前記設定時刻以降に前記硬貨投入口へ前記ゲームの代金としての所定金額分の硬貨全てが投入された時、前記硬貨投入口へ硬貨を投入した前記利用者の前記ゲームのプレイを許可する
    請求項3に記載の写真シール作成装置。
  5. 前記進行制御部は、前記設定時刻以降に前記硬貨投入口へ1枚の硬貨が投入された時、前記硬貨投入口へ硬貨を投入した前記利用者の前記ゲームのプレイを許可する
    請求項3に記載の写真シール作成装置。
  6. 前記進行制御部は、前記設定時刻以降、最初に前記硬貨投入口へ硬貨を投入した前記利用者のみの前記ゲームのプレイを許可する
    請求項3乃至5のいずれかに記載の写真シール作成装置。
  7. 前記進行制御部は、前記設定時刻以降に前記硬貨投入口へ硬貨を投入した前記利用者の前記ゲームのうち、前記編集作業について設定された時間の延長を禁止する
    請求項3乃至6のいずれかに記載の写真シール作成装置。
  8. 前記撮影空間および前記編集空間は、同一の空間である
    請求項3乃至7のいずれかに記載の写真シール作成装置。
  9. 前記撮影空間および前記編集空間は、それぞれ別個に設けられた空間である
    請求項3乃至7のいずれかに記載の写真シール作成装置。
  10. 複数の前記編集空間を備える
    請求項9に記載の写真シール作成装置。
  11. 前記設定時刻以降に前記硬貨投入口へ硬貨が投入され、かつ、複数の前記編集空間のうちのいずれかが利用されていない場合、
    前記進行制御部は、前記設定時刻以降に前記硬貨投入口へ硬貨を投入した前記利用者の前記ゲームのうち、前記編集作業について設定された時間の延長を禁止し、かつ、利用されている前記編集空間での前記編集作業について設定された時間の延長を許可する
    請求項10に記載の写真シール作成装置。
  12. 前記進行制御部は、前記設定時刻以降に前記硬貨投入口へ硬貨を投入した前記利用者の前記編集作業について設定された時間終了まで、利用されている前記編集空間での前記編集作業について設定された時間の延長を許可する
    請求項11に記載の写真シール作成装置。
  13. 前記進行制御部は、前記設定時刻以降に前記硬貨投入口へ硬貨が投入され、かつ、複数の前記編集空間全てが利用されている場合、利用されている前記編集空間のうちのいずれかでの前記編集作業について設定された時間の延長を禁止する
    請求項10に記載の写真シール作成装置。
  14. 前記進行制御部は、前記設定時刻以降に前記硬貨投入口へ硬貨が投入され、かつ、複数の前記編集空間全てが利用されている場合、利用されている全ての前記編集空間での前記編集作業について設定された時間の延長を禁止する
    請求項10に記載の写真シール作成装置。
  15. 前記編集空間での前記編集作業について設定された時間の延長は、無制限である
    請求項7,11乃至14のいずれかに記載の写真シール作成装置。
  16. 前記編集空間での前記編集作業について設定された時間の延長は、所定の時間に限られる
    請求項7,11乃至14のいずれかに記載の写真シール作成装置。
  17. 撮影空間において利用者が撮影作業を行うことで、前記利用者を被写体とした撮影画像を生成する撮影処理部と、
    編集空間において前記撮影画像に対して前記利用者が編集作業を行うことで、前記撮影画像に編集を施す編集処理部と、
    前記撮影作業および前記編集作業を含むゲームの代金の受け付けを制御する代金受付制御部と、
    前記ゲームの進行を制御する進行制御部と
    を備える写真シール作成装置の進行管理方法であって、
    あらかじめ設定された設定時刻以降に前記代金が受け付けられた時、
    前記進行制御部は、前記代金を支払った前記利用者の前記ゲームのプレイを許可し、
    前記代金受付制御部は、前記設定時刻以降に前記代金が受け付けられた時以降の前記代金の受け付けを抑止する
    ステップを含む進行管理方法。
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