JP2016218125A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回収容器を昇降させて、一つのセンサの出力信号波形に基づいて、回収容器に回収されるトナーの量を多段階的に判別することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】横搬送機構25と、回収容器15と、フォトインタラプタ26と、カム部材25dと、遮光部15cと、コントローラ50と、を備え、回収容器15は、カム部材25dに接触されて最上位の位置まで持ち上げられた第1ポジションJ1と、カム部材25dと非接触になってトナーの量に応じて位置を変化可能な第2ポジションJ2と、を繰り返し可能で、コントローラ50は、回収容器15が第1ポジションJ1から第2ポジションJ2を経て第1ポジションJ1に戻るまでのフォトインタラプタ26の出力信号の波形に基づいて、回収容器15が回収するトナー量を判別する画像形成装置1を構成した。
【選択図】 図5

Description

本発明は、転写残トナーを回収する回収容器と、この回収容器の内部の残トナーの満タン状態を検知するセンサと、を備える画像形成装置に関する。
特許文献1には、トナーを回収する回収容器がばねで上方に付勢されており、ばねの横に鉛直方向に並ぶ複数のセンサが配置されており、回収容器に回収されるトナーの量が多くなるにつれて下方のセンサが回収容器のトナーの量を検知する構成が開示される。これにより、回収されたトナーの量が多くなるにつれて、残トナーの少量から多量への変化を検知できる。
特開2009−251088号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、複数のセンサが必要となり、コストアップに繋がる。また、回収容器の昇降ストロークが大きく必要となり、装置本体の大型化に繋がる。
本発明は、上記実情に鑑み、一つのセンサの出力信号波形に基づいて回収容器に回収されるトナーの量を多段階的に判別でき、回収容器の昇降ストロークの短距離化を実現することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、画像形成部から排出されたトナーを搬送するトナー搬送部と、前記トナー搬送部から搬送されたトナーを回収し、回収されたトナーの量に応じて装置本体における位置が可変に構成された回収容器と、前記回収容器の位置を検知するセンサと、前記回収容器に対して接触する位置と非接触になる位置とに切り替え可能で、接触時に前記回収容器を持ち上げる持上げ部材と、前記回収容器の位置に応じて前記センサの出力信号を切り替える切替部材と、前記回収容器に回収されたトナー量を判別するコントローラと、を備え、前記回収容器は、前記持上げ部材に接触されて最上位の位置まで持ち上げられた第1ポジションと、前記持上げ部材と非接触になってトナーの量に応じて位置を変化可能な第2ポジションと、を繰り返し可能で、前記コントローラは、前記回収容器が第1ポジションから第2ポジションを経て第1ポジションに戻るまでの前記センサの出力信号の波形に基づいて、前記回収容器が回収するトナー量を判別することを特徴とする。
本発明によれば、一つのセンサの出力信号波形に基づいて回収容器に回収されるトナーの量を多段階的に判別でき、回収容器の昇降ストロークの短距離化を実現することができる。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。 トナーを回収する回収容器を装置本体の正面から見た装置本体の内部の一部拡大断面図である。 装置本体の内部のトナー搬送機構と回収容器との配置関係を装置本体の左側面から見た一部拡大断面図である。 横搬送機構よりトナー搬送方向の下流側にて、カム部材が回収容器を押し上げて回収容器が第1ポジションにあるときの位置(状態1)を示す断面図である。 横搬送機構よりトナー搬送方向の下流側にて、カム部材が回収容器を離間して回収容器が第2ポジションにあるときの回収容器の位置(状態2)を示す断面図である。 フォトインタラプタの出力信号と回収容器の状態との関係を示すグラフである 横搬送機構よりトナー搬送方向の下流側にて、カム部材が回収容器を押し上げて回収容器が第1ポジションにあるときの位置(状態1)を示す断面図である。 横搬送機構よりトナー搬送方向の下流側にて、カム部材が回収容器から離間して回収容器が第2ポジションにあるときの位置(状態2)を示す断面図である。 フォトインタラプタの出力信号と回収容器の状態との関係を示すグラフである。 横搬送機構よりトナー搬送方向の下流側にて、カム部材が回収容器を押し上げて回収容器が第1ポジションにあるときの位置(状態1)を示す断面図である。 横搬送機構よりトナー搬送方向の下流側にて、カム部材が回収容器から離間する過程で回収容器が第1ポジションにあるときの位置(状態3)を示す断面図である。 横搬送機構よりトナー搬送方向の下流側にて、カム部材が回収容器から離間して回収容器が第2ポジションにあるときの位置(状態2)を示す断面図である。 フォトインタラプタの出力信号と回収容器の状態との関係を示すグラフである。 実施例2に係る画像形成装置の横搬送機構よりトナー搬送方向の下流側にて、カム部材が回収容器を押し上げて回収容器が第1ポジションにあるときの位置(状態1)を示す断面図である。 フォトインタラプタと遮光部の位置関係、及び、その時のセンサ出力信号を説明する図である。 回収トナー量とセンサ出力信号の変化パターンの関係を説明する図である。
以下、図面を参照して、この発明を実施するための形態を実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるから、特に特定的な記載が無い限りは、発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。なお、後の実施例の構成に関して、前の実施例と同一の構成に関しては前の実施例と同一の符号を付して、前の実施例中の説明が援用されるものとする。
図1は、本発明の実施例1に係る画像形成装置1の構成を示す断面図である。画像形成装置1は、トナーを回収する回収機構が適用されたカラー電子写真方式の画像形成装置である。画像形成装置1は、装置本体1Aを有する。装置本体1Aの内部には、カートリッジY(イエロー用)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)が配置される。カートリッジY、M、C、Kの各々の内部には、感光体ドラム2a〜2dが配置される。感光体ドラム2a〜2dの周囲には、帯電ローラ3a〜3d、現像装置5a〜5d、クリーニング装置6a〜6dが配置される。クリーニング装置6a〜6dは、感光体ドラム2a〜2dの表面の転写残トナーのクリーニングをする。
カートリッジY、M、C、Kの下方には、スキャナユニット4a〜4dが配置される。カートリッジY、M、C、Kの上方には、中間転写ベルト8が配置される。カートリッジY、M、C、Kの左方には、トナーを回収する回収容器15が配置される。スキャナユニット4a〜4dの下方には、シートSが収容されるカセット16が配置される。中間転写ベルト8は、駆動ローラ9とテンションローラ10に懸架される。また、感光体ドラム2a〜2dと中間転写ベルト8を介して対向する位置には、1次転写ローラ7a〜7dが配置される。
テンションローラ10と中間転写ベルト8を介して対向する位置に、中間転写ベルトクリーニング装置となるクリーニングブレード12を有すると共に、ベルトユニット内のトナーを搬送するトナー搬送機構13が配置される。これらが中間転写ベルト8の表面に残った転写残トナーを除去して回収する。回収された転写残トナーは、トナー搬送機構14bを介して回収容器15へ回収される。
次に、画像形成装置1の動作に関して説明する。感光体ドラム2a〜2dの表面は、帯電ローラ3a〜3dで一様に帯電され、スキャナユニット4a〜4dにより静電像が形成され、現像装置5a〜5dにより静電像がトナーで現像されてトナー像が形成される。この一方で、シートSは、給送ローラ17で給送され、搬送ローラ対18で搬送され、レジストローラ対19でレジストが取られ、中間転写ベルト8と外ローラ11との間のニップ、定着装置20を通過する。そして、両面フラッパ21でガイドされて搬送路22を経由して排出ローラ対23によりトレイ24に排出される。
図2は、トナーを回収する回収容器15を装置本体1Aの正面から見た装置本体1Aの内部の一部拡大断面図である。図3は、装置本体1Aの内部のトナー搬送機構13と回収容器15との配置関係を装置本体1Aの左側面から見た一部拡大断面図である。これらの図2、図3を用いて、感光体ドラム2や中間転写ベルト8上に残った転写残トナーの回収容器15への回収方法について以下に説明する。
中間転写ベルト8上の転写残トナーは、クリーニングブレード12によって掻き落とされる。掻き落とされたトナーは、トナー搬送機構13を通じて、ベルト側のトナー搬送機構14bへと搬送される。
一方、画像形成時に感光体ドラム2a〜2dの表面に残留したトナーは、クリーニング装置6a〜6dによって掻き落とされる。また、掻き落とされたトナーは、ドラム側のトナー搬送機構14aによって図2中の左側へ搬送され、トナー搬送機構14bと合流する。
図3のように、合流したトナーは、トナー搬送機構14bから更に回収容器15へとトナーを搬送する横搬送機構25により、回収容器15に搬送されて回収容器15にトナーが堆積していく。こうしたことから、『トナー搬送部』としての横搬送機構25は、『画像形成部』としてのカートリッジY、M、C、Kや中間転写ベルト8から排出されたトナーを搬送する。そして、回収容器15は、『像担持体』としての感光体ドラム2の表面の転写残トナーと『中間転写体』としての中間転写ベルト8の転写残トナーを回収する。
回収容器15は、支持部材により常に上方に付勢力を受けながら装置本体1Aの内に支持される。このことから、『支持部材』としての弾性体は、回収容器15に回収されたトナーの量に応じて回収容器15の位置を変化可能に支持する。ここでは、弾性体として圧縮バネ27を採用している。圧縮バネ27は、回収トナー量が所定量より多くなると、回収容器15が下方へ移動可能となる程度の付勢力を有する。
横搬送機構25は、搬送パイプ25aの内部に搬送スクリュー25bが設けられ、図示しない駆動機構により画像形成中は常に駆動されている。感光体ドラム2及び中間転写ベルト8から回収されて搬送されたトナーは、横搬送機構25の搬送パイプ25aの内部で搬送スクリュー25bで搬送される。そして、そのトナーは、搬送パイプ25aのパイプ開口部25cから回収容器15の開口部15aを介して回収容器15の内部に回収される。このため、回収容器15は、横搬送機構25から搬送されたトナーを回収する容器と言える。なお、回収容器15は、後述するが、回収されたトナーの量に応じて装置本体1Aにおける位置が可変に構成される。
装置本体1Aの内部には、回収容器15に回収されたトナーの量を判別するコントローラ50(図1参照)が設けられる。また、コントローラ50は、装置本体1Aの内部の機器の駆動を制御する。
(回収容器15の内部のトナーが無いか或いは少量時の状態)
図4は、横搬送機構25よりトナー搬送方向Lの下流側にて、カム部材25dが回収容器15を押し上げて回収容器15が第1ポジションJ1にあるときの位置(状態1)を示す断面図である。図5は、横搬送機構25よりトナー搬送方向Lの下流側にて、カム部材25dが回収容器15を離間して回収容器15が第2ポジションJ2にあるときの回収容器15の位置(状態2)を示す断面図である。これらの図4と図5により、回収容器15の内部のトナーが無いか或いは少量時の検知方法を説明する。
搬送スクリュー25bは回転軸25b1を有している。回転軸25b1のトナー搬送方向Lの下流側の端部には、トナー搬送方向Lと直交する方向に向かうカム部材25dが形成される。一方で、回収容器15には、前述のカム部材25dにより当接されるカム当接部15bを有する。このカム当接部15bは、回収容器15から上方に延びて先端が左方に延びる部位である。
そして、カム当接部15bは、カム部材25dの上方に配置される。カム当接部15bが回転軸25b1よりも上方に位置する状態では、カム部材25dとカム当接部15bとが当接する。『持上げ部材』としてのカム部材25dは、回収容器15に対して接触する位置と非接触になる位置とに切り替え可能で、接触時に回収容器15を持ち上げる。そして、回収容器15は、カム部材25dに持ち上げられて最上位位置に到達していく。
図4のように、回収容器15は、搬送スクリュー25bが回転してカム部材25dにより持上げられた状態では、回収トナー重量に抗して最上位位置に持ち上げられた第1ポジションJ1を取る。図5のように、回収容器15は、搬送スクリュー25bが回転してカム部材25dがカム当接部15bから離間した状態では、圧縮バネ27の付勢力と、回収容器15の重量及び回収トナー重量と、が釣りあう位置で保持される第2ポジションJ2を取る。ここでは、この状態で、第1ポジションJ1と第2ポジションJ2とは、略同じ高さになっている。
回収容器15は、搬送スクリュー25bが回転するに伴って、カム部材25dに接触されて最上位の位置まで持ち上げられた第1ポジションJ1と、カム部材25dと非接触になってトナーの量に応じて位置を変化可能な第2ポジションJ2と、を繰り返す。このことから、カム部材25dは、搬送スクリュー25bにより第1ポジションJ1と第2ポジションJ2とを切り替える部材と言える。後述するが、第1ポジションJ1と第2ポジションJ2との差異は、トナーの量が多くなるに従ってかわってくる。
また、装置本体1Aには、回収容器15の位置を検知するための『センサ』としてのフォトインタラプタ26が設けられている。回収容器15には、フォトインタラプタ26の検知部を遮光する遮光部15cが設けられている。遮光部15cは、回収容器15に設けられたリブである。『切替部材』としての遮光部15cは、回収容器15の位置に応じてフォトインタラプタ26の出力信号を切り替える。
図6は、フォトインタラプタ26の出力信号と回収容器15の状態との関係を示すグラフである。出力信号Highはフォトインタラプタ26が透過状態、出力信号Lowは遮光状態を表している。回収容器15の内部のトナーが無い又は少量の場合には、回収容器15がカム部材25dによって支持されて第1ポジションJ1に位置している。このときのフォトインタラプタ信号はHighにある。
また、図6に示されるように、回収容器15の内部のトナーが有る場合には、回収容器15がカム部材25dによって支持されてなくて第2ポジションJ2に位置している。このとき、回収容器15は、遮光部15cがフォトインタラプタを遮光する位置まで下がらないため、フォトインタラプタ信号はHighとなる。
従って、搬送スクリュー25bの回転に伴い、回収容器15が第1ポジションJ1と第2ポジションJ2を繰り返しても、常にフォトインタラプタ信号がHighの時は、回収容器15内のトナー量はニアフル(満杯に接近した状態)に至っていないと判断する。
(回収容器15の内部のトナーが満たんに近いニアフル時の状態)
図7は、横搬送機構25よりトナー搬送方向Lの下流側にて、カム部材25dが回収容器15を押し上げて回収容器15が第1ポジションJ1にあるときの位置(状態1)を示す断面図である。図8は、横搬送機構25よりトナー搬送方向Lの下流側にて、カム部材25dが回収容器15から離間して回収容器15が第2ポジションJ2にあるときの位置(状態2)を示す断面図である。図9は、フォトインタラプタ26の出力信号と回収容器15の状態との関係を示すグラフである。出力信号Highはフォトインタラプタ26が透過状態、出力信号Lowはフォトインタラプタ26が遮光状態を表している。
回収容器15内のトナーが満たん近くなると、回収容器15の重量が大きくなり、回収容器15は圧縮バネ27を圧縮しながら下がることが可能となる。
図7のようにカム部材25dが回収容器15を持ち上げて回収容器15が第1ポジションJ1にあるときに、回収容器15の遮光部15cがフォトインタラプタ26を遮光する位置まで下降してない。そのために、図9のようにフォトインタラプタ26の出力信号はHighとなる。
一方、図8のようにカム部材25dが回収容器15から離間して回収容器15が第2ポジションJ2にあるときに、回収容器15の遮光部15cがフォトインタラプタ26を遮光する位置まで下降する。そのために、図9のようにフォトインタラプタ26の出力信号はLowとなる)。
この時、搬送スクリュー25bの回転に伴い、回収容器15が第1ポジションJ1から第2ポジションJ2を経て第1ポジションJ1に戻るまでの、フォトインタラプタ26の出力信号が、High−Low−Highと変化し、その場合をニアフル(満杯に接近していること)と判断する。
(回収容器15の内部のトナーが満たんの状態)
図10は、横搬送機構25よりトナー搬送方向Lの下流側にて、カム部材25dが回収容器15を押し上げて回収容器15が第1ポジションJ1−1にあるときの位置(状態1)を示す断面図である。図11は、横搬送機構25よりトナー搬送方向Lの下流側にて、カム部材25dが回収容器15から離間する過程で回収容器15が第1ポジションJ1−2にあるときの位置(状態3)を示す断面図である。図12は、横搬送機構25よりトナー搬送方向Lの下流側にて、カム部材25dが回収容器15から離間して回収容器15が第2ポジションJ2にあるときの位置(状態2)を示す断面図である。
図13は、フォトインタラプタ26の出力信号と回収容器15の状態との関係を示すグラフである。出力信号Highはフォトインタラプタ26が透過状態、出力信号Lowは遮光状態を表している。
回収容器15内のトナーTが満たんになると、回収容器15の重量が更に大きくなり、回収容器15は圧縮バネ27を圧縮しながらニアフル時より下がることが可能となる。しかし、図10の状態では、カム部材25dが回収容器15を強制的に第1ポジションJ1−1に持ち上げている。その結果、図13のようにフォトインタラプタ26の出力信号はHighとなる。また、図11の状態では、カム部材25dが回収容器15から離間する過程で第1ポジションJ1−2に移行する。その結果、図13のようにフォトインタラプタ26の出力信号はLowとなる。このときに、回収容器15は、図11のように遮光部15cがフォトインタラプタ26を一旦遮光する。
また、図11、図12の状態では、カム部材25dが回収容器15から離間して第1ポジションJ1−2から第2ポジションJ2に移行する。このときに、回収容器15は、図12のように再びフォトインタラプタ26が透過する位置まで下降可能となる。
この時、搬送スクリュー25bの回転に伴い、回収容器15が、第1ポジションJ1−1、第1ポジションJ1−2から第2ポジションJ2を経て第1ポジションJ1−2、第1ポジションJ1−1に戻るまでのフォトインタラプタ26の出力信号はHigh−Low−High−Low−Highと変化する。この場合を満たんと判断する。
このように、コントローラ50は、回収容器15が、第1ポジションJ1−1、第1ポジションJ1−2から第2ポジションJ2を経て第1ポジションJ1−2、第1ポジションJ1−1に戻るまでのフォトインタラプタ26の出力信号の波形に基づいて、回収容器15が回収するトナー量を判別する。
次に、トナー回収量検知時の動作について説明する。コントローラ50は、フォトインタラプタ26の出力信号により判別した回収されたトナーの量が図4のように、回収容器15内のトナーが無いか或いは少量時の状態であると判別する。この場合には、これに応じて、画像形成装置1は通常通りの動作を行う。
また、コントローラ50は、フォトインタラプタ26の出力信号により判別した回収されたトナーの量のうち、図7のようにニアフル状態(満たんに堆積するまであと所定量という満たん予備状態)に到達したと判別する。この場合には、これに応じて図示しない表示部に回収されたトナー量の満たん予備警告を表示若しくは警告、又は、ユーザに回収容器15の交換指示を出す。
さらに、コントローラ50は、図10のように回収容器15内のトナーが満たん状態に到達したと判別する。この場合には、装置本体1Aの動作を停止し、ユーザに回収容器15の交換を促す。
以上述べてきたように、本構成においては、一つのセンサで多段階に、しかも、予測ではなく実際に回収トナー量を測定可能となり、ニアフル状態と満たん状態を正確に判別でき、適切なタイミングでの回収容器15の交換が可能となる。
次に、実施例2に係る画像形成装置について説明する。実施例2に係るトナー搬送機構、回収容器15及びその保持機構等は、実施例1と同様であり、回収容器15はカム部材25dにより、上下運動を繰り返すよう構成されている。また、装置本体1Aには回収容器15の位置を検知するためのフォトインタラプタ26が設けられ、回収容器15にはフォトインタラプタ26の検知部を遮光する遮光部15cが設けられている。
図14は、実施例2に係る画像形成装置の横搬送機構25よりトナー搬送方向Lの下流側にて、カム部材25dが回収容器15を押し上げて回収容器15が第1ポジションJ1にあるときの位置(状態1)を示す断面図である。フォトインタラプタ26を遮光する遮光部15cには、スリット15dが設けられている。
図15は、フォトインタラプタ26と遮光部15cの位置関係、及び、その時のセンサ出力信号を説明する図である。カム部材25dのポジション変化に伴い回収容器15の位置が変化すると、遮光部15cとフォトインタラプタ26のとりうる位置関係は図15の通り5つの状態がある。回収容器15の内部の回収トナーが少量から徐々に増え、満たんまで溜まっていく過程で、遮光部15cとフォトインタラプタ26の関係は状態1から順に状態5までをとりうる。
図16は、回収トナー量とセンサ出力信号の変化パターンの関係を説明する図である。図16は回収容器15内の回収トナーが少量から徐々に増えていく過程の、カム部材25dが一回転する間に出力されるフォトインタラプタ26の信号出力パターンを示しており、回収トナー量が最も少ないパターン1から満たん状態のパターン5までをとりうる。
図15の状態1のときに図16のパターン1となる。図15の状態1では、遮光部15cがフォトインタラプタ26を遮光していないので、図16のように出力信号がHighのままである。
図15の状態2のときに図16のパターン2となる。図15の状態2では、「遮光部15cがフォトインタラプタ26を遮光しない状態」→「遮光部15c1がフォトインタラプタ26を遮光する状態」のように移行してきたことになる。そのために、搬送スクリュー25bが半周するまでに出力信号がHigh→Lowになる。
図15の状態3のときに図16のパターン3となる。図15の状態3では、「遮光部15cがフォトインタラプタ26を遮光しない状態」→「遮光部15c1がフォトインタラプタ26を遮光する状態」→「スリット15dがフォトインタラプタ26に位置して遮光してない状態」へと移行してきたことになる。そのために、搬送スクリュー25bが半周するまでに出力信号がHigh→Low→Highになる。
図15の状態4のときに図16のパターン4となる。図15の状態4では、「遮光部15cがフォトインタラプタ26を遮光しない状態」→「遮光部15c1がフォトインタラプタ26を遮光する状態」のように移行してきたことになる。そして、「スリット15dがフォトインタラプタ26に位置して遮光してない状態」→「遮光部15c2がフォトインタラプタ26を遮光する状態」へと移行してきたことになる。そのために、搬送スクリュー25bが半周するまでに出力信号がHigh→Low→High→Lowになる。
図15の状態5のときに図16のパターン5となる。図15の状態5では、「遮光部15cがフォトインタラプタ26を遮光しない状態」→「遮光部15c1がフォトインタラプタ26を遮光する状態」のように移行する。そして、「スリット15dがフォトインタラプタ26に位置して遮光してない状態」→「遮光部15c2がフォトインタラプタ26を遮光する状態」→「遮光部15cがフォトインタラプタ26を遮光しない状態」へと移行する。そのために、搬送スクリュー25bが半周するまでに出力信号がHigh→Low→High→Low→Highになる。
画像形成中にフォトインタラプタ26の信号出力パターンをモニタしており、信号出力パターンがパターン1からパターン2に変化した時点で、図示しない表示部に回収トナー量レベルを表示し、ユーザに回収容器15内の回収トナー量を認識させる。次に、信号出力パターンがパターン2からパターン3に変化した時点で、回収容器15の交換準備を促す警告を表示部に表示する。
更に、信号出力パターンがパターン3からパターン4に変化した時点で再度警告を表示し、回収容器15の交換をユーザに指示する。更に、信号出力パターンがパターン4からパターン5に変化した時点で画像形成装置1を停止し、回収容器15の交換をユーザに指示する。
このように本構成においては、段階的にユーザに警告を出すことで、回収容器15の手配猶予をあたえることが可能となる。また、予測ではなく実際に回収トナー量を測定可能となり、ニアフル状態と満たん状態を正確に判別でき、適切なタイミングでの回収容器15の交換が可能となる。
なお、ユーザに対する警告のタイミングやその内容は、本実施例に限定されるものではなく、自由に変えることが可能である。また、遮光部15cのスリット15dの数は、1つに限定されるものではなく、複数設けることで(少なくとも1つ以上あれば良く)、更に細かく回収トナー量を検知することが可能となり、ユーザの利便性を向上させることが可能である。
<変形例>
次に、実施例2の変形例について説明する。コントローラ50は、回収容器15が第1ポジションJ1から第2ポジションJ2を経て第1ポジションJ1に戻るまでのフォトインタラプタ26の出力信号の波形に基づいて、回収容器15が回収するトナー量を判別する。そして、コントローラ50は、画像形成中にフォトインタラプタ26の信号出力パターンをモニタして、信号出力のパターンがパターン1からパターン2に変化した時点からシートSの印刷枚数のカウントを開始する。その後、コントローラ50は、信号出力のパターンがパターン2からパターン3に変化した時点で、前述のパターン2からパターン3に移行する間の印刷枚数を記憶する。
そして、コントローラ50は、フォトインタラプタ26の出力信号の波形の変化の間隔(例えばそのパターン2からパターン3に移行する間)及びその間のシートSの印刷枚数に基づいて、次のフォトインタラプタ26の出力信号の波形の変化のタイミング(例えばパターン4やパターン5)に移行するタイミング及びそれまでのシートSの印刷枚数を予測する。
こうしたことから、コントローラ50は、パターン3からパターン4に移行する間の印刷枚数や、パターン3からパターン5に移行する間の印刷枚数を予測する。ここで、信号出力のパターン4に変化するタイミングをニアフル状態、信号出力のパターン5に変化するタイミングを満たん状態とする。そうすると、コントローラ50は、ニアフル状態までに印刷可能な枚数を図示しない表示部に表示したり、満たん状態までに印刷可能な枚数を図示しない表示部に表示することができる。
また、フォトインタラプタ26の出力信号の波形の変化の間隔に基づいて予測した次のフォトインタラプタ26の出力信号の変化のタイミングに応じて、回収容器15のトナーの量の表示若しくは警告、又は、回収容器15の交換指示を出すこともできる。
ユーザは、この表示部の情報を基に交換用の回収容器15の手配をすることが可能となり、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
本発明によれば、一つのフォトインタラプタ26の出力信号波形に基づいて、回収容器15に回収されるトナーの量を多段階的に判別することができ、回収容器15の昇降ストロークの短距離化が実現される。また、多段階的な判別により、回収容器15の内部のトナーのニアフル状態と満たん状態を正確に判別でき、適切なタイミングでの回収容器15の交換が可能となる。
15 回収容器
15c 遮光部(切替部材)
25 横搬送機構
25d カム部材(持上げ部材)
26 フォトインタラプタ(センサ)
27 圧縮バネ(支持部材)
50 コントローラ
Y、M、C、K 画像形成部
T トナー
J1 第1ポジション
J2 第2ポジション

Claims (9)

  1. 画像形成部から排出されたトナーを搬送するトナー搬送部と、
    前記トナー搬送部から搬送されたトナーを回収し、回収されたトナーの量に応じて装置本体における位置が可変に構成された回収容器と、
    前記回収容器の位置を検知するセンサと、
    前記回収容器に対して接触する位置と非接触になる位置とに切り替え可能で、接触時に前記回収容器を持ち上げる持上げ部材と、
    前記回収容器の位置に応じて前記センサの出力信号を切り替える切替部材と、
    前記回収容器に回収されたトナー量を判別するコントローラと、
    を備え、
    前記回収容器は、前記持上げ部材に接触されて最上位の位置まで持ち上げられた第1ポジションと、前記持上げ部材と非接触になってトナーの量に応じて位置を変化可能な第2ポジションと、を繰り返し可能で、
    前記コントローラは、前記回収容器が第1ポジションから第2ポジションを経て第1ポジションに戻るまでの前記センサの出力信号の波形に基づいて、前記回収容器が回収するトナー量を判別することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記切替部材は、前記回収容器に設けられたリブであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記切替部材に、少なくとも1つ以上のスリットが設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記トナー搬送部は、トナーを搬送する搬送スクリューを有し、
    前記持上げ部材は、前記搬送スクリューにより第1ポジションと第2ポジションとを切り替えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記コントローラは、前記センサの出力信号により判別した回収されたトナーの量に応じて、回収されたトナー量の表示若しくは警告、又は、前記回収容器の交換指示を出すことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記コントローラは、前記センサの出力信号により判別した回収されたトナーの量のうち、満たんまで堆積するまでの所定量の量の満たん予備状態に到達すると満たん予備警告を出し、満たん状態に到達すると装置本体の動作を停止させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記コントローラは、前記回収容器が第1ポジションから第2ポジションを経て第1ポジションに戻るまでの前記センサの出力信号の波形に基づいて、前記回収容器が回収するトナー量を判別して、前記センサの出力信号の波形の変化の間隔に基づいて、次のセンサの出力信号の波形の変化のタイミングを予測することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記センサの出力信号の波形の変化の間隔に基づいて予測した次のセンサの出力信号の変化のタイミングに応じて、前記回収容器のトナーの量の表示若しくは警告、又は、前記回収容器の交換指示を出すことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記回収容器は、像担持体の表面の転写残トナーと中間転写体の転写残トナーを回収することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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