JP2016217206A - 温度推定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度推定装置に関し、エンジンの停止後の経過時間に関する情報を用いることなく、排気系温度を推定する。【解決手段】エンジン10の排気系温度を推定する温度推定装置において、エンジン10の温度に相関し、前記排気系温度を除く二種類の機関温度の偏差である第一偏差を算出する第一偏差算出部24を設ける。また、第一偏差算出部24にて算出された第一時刻の第一偏差に対する第二時刻の第一偏差の比率である第一比率を算出する第一比率算出部26を設ける。ここで、第二時刻は、第一時刻から所定時間経過後の時刻とする。また、第一時刻の排気系温度と第一比率とに基づき、エンジン10の第二時刻の排気系温度を推定する推定部28を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンの停止中に変化する排気系温度を推定するための温度推定装置に関する。
従来、エンジンの始動時における排気系温度の推定制御において、エンジンが停止してからの経過時間とエンジン停止時の温度とを用いて現在の温度を推定する技術が知られている。すなわち、エンジンが停止してから始動するまでの経過時間を計測し、その経過時間に応じた温度変化を推定するものである。排気系の温度変化は、例えばエンジンが停止した時点での排気系温度と、排気系に介装された各種装置の熱容量,発熱量,放熱量などを考慮した温度モデルとに基づいて解析される(特許文献1参照)。
特開平11-82143号公報
しかし、従来の温度モデルでは、排気系の温度変化を正しく推定するために、エンジンが停止してから始動するまでの経過時間の情報が使用される。そのため、車両の主電源がオフ操作された状態であっても、経過時間を計測するための電力が電子制御装置に供給されることになり、電力消費量がかさむという課題がある。一方、従来の温度モデルで経過時間の情報を用いることなく、排気系の温度変化を正しく推定することは困難である。
本件は上記のような課題に鑑みて創案されたものであり、エンジンの停止後の経過時間に関する情報を用いることなく、排気系温度を推定できる温度推定装置を提供することを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する「発明を実施するための形態」に示す各構成から導き出される作用効果であって、従来の技術では得られない作用効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
(1)ここで開示する温度推定装置は、エンジンの排気系温度を推定する温度推定装置である。本温度推定装置は、前記エンジンの温度に相関し、前記排気系温度を除く二種類の機関温度の偏差である第一偏差を算出する第一偏差算出部を備える。また、前記第一偏差算出部にて算出された第一時刻における前記第一偏差に対する前記第一時刻から所定時間経過後の第二時刻の前記第一偏差の比率である第一比率を算出する第一比率算出部を備える。さらに、前記第一時刻の前記排気系温度と前記第一比率とに基づき、前記エンジンの前記第二時刻の前記排気系温度を推定する推定部を備える。
前記機関温度には、吸気温,エンジン冷却水の温度,油温,燃料温度などが含まれる。また、前記排気系温度には、エキマニ温度,触媒温度,排気管温度,排気ガス温度,エキマニ内表面温度,エキマニ外表面温度などが含まれる。前記排気系温度は、前記機関温度から除外される。
前記第一時刻,前記第二時刻の順序は、前記第一時刻が先であり、前記第二時刻がその後の時刻であるものとする。例えば、現在の前記排気系温度を推定する場合には、前記第二時刻を現在時刻とし、前記第一時刻を現在よりも過去の時刻とすればよい。また、過去の前記排気系温度を推定する場合には、前記第二時刻を過去の時刻とし、前記第一時刻を前記第二時刻よりもさらに過去の時刻とすればよい。何れにしても、前記第一時刻は、前記エンジンの停止中の時刻であることが好ましい。なお、前記第二時刻は、前記エンジンの停止中(例えば、前記エンジンが始動する直前)の時刻であってもよいし、前記エンジンの始動後(例えば、前記エンジンの始動直後)の時刻であってもよい。
(2)前記温度推定装置が、前記排気系温度と前記二種類の機関温度のうち何れか一方との偏差である第二偏差を算出する第二偏差算出部を備えることが好ましい。この場合、前記第二偏差算出部にて算出された前記第一時刻の前記第二偏差に対する前記第二時刻の前記第二偏差の比率である第二比率を算出する第二比率算出部をさらに備えることが好ましい。また、前記推定部が、前記第一比率及び前記第二比率に基づき、前記排気系温度を推定することが好ましい。
(3)前記推定部が、前記第一比率に係数を乗じたものを前記第二比率に対応させて、前記排気系温度を推定することが好ましい。
(4)また、前記係数が、前記第一比率の関数で与えられることが好ましい。
(5)前記第二偏差が、前記エンジンの触媒温度及び前記エンジンの冷却水温の偏差である第三偏差を含み、前記推定部が、前記第一比率と前記第三偏差に基づいて算出される前記第二比率との対応関係に基づき、前記第二時刻の前記触媒温度を推定することが好ましい。この場合、例えば以下の式Aや式Bに基づいて前記触媒温度を推定することが好ましい。なお、以下の式A,式Bでは、エンジン停止時を前記第一時刻とし、現在時刻を前記第二時刻としている。
Figure 2016217206
TC:現在の触媒温度,TC_ENST:エンジン停止時の触媒温度,K1:係数
WT:水温,WTENST:エンジン停止時の水温
AT:吸気温,ATENST:エンジン停止時の吸気温
R1:第一比率,RC:触媒比率(第二比率)
(6)前記第二偏差が、前記エンジンのエキマニ温度及び前記エンジンの吸気温の偏差である第四偏差を含み、前記推定部が、前記第一比率と前記第四偏差に基づいて算出される前記第二比率との対応関係に基づき、前記第二時刻の前記エキマニ温度を推定することが好ましい。この場合、例えば以下の式Cや式Dに基づいて前記エキマニ温度を推定することが好ましい。なお、以下の式C,式Dにおいても、エンジン停止時を前記第一時刻とし、現在時刻を前記第二時刻としている。
Figure 2016217206
TE:現在のエキマニ温度,TE_ENST:エンジン停止時のエキマニ温度,K2:係数
R1:第一比率,RE:エキマニ比率(第二比率)
開示の温度推定装置によれば、第一時刻の排気系温度と第一比率とを用いることで、第一時刻と第二時刻との間の時間(所定時間の経過時間)の長短に左右されることなく、第二時刻の排気系温度がどの程度変化したのかを精度よく推定することができる。つまり、経過時間に関する情報を用いることなく、排気系温度を精度よく推定することができる。
実施形態の温度推定装置の構成を説明するためのブロック図である。 (A),(B)は温度推定装置での推定手法を説明するためのグラフである。 パワーオフ時の制御内容を示すフローチャートである。 パワーオン時の制御内容を示すフローチャートである。
図面を参照して、実施形態としての温度推定装置について説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができるとともに、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることが可能である。
[1.車両]
本実施形態の温度推定装置は、図1に示すエンジン10の排気系温度を推定するものである。エンジン10は、車両の駆動源となる内燃機関(ガソリンエンジン,ディーゼルエンジンなど)であり、例えばエンジン車両やハイブリッド自動車に搭載される。エンジン10の作動状態は、少なくとも車両の主電源スイッチであるパワースイッチ9のオンオフ操作で切り替えられる。また、車両の停止,発進に合わせて自動的にエンジン10が一時停止,再始動するアイドリングストップ機能も実装されている。
エンジン10の吸気通路7には、吸気通路7内の気温(吸気温AT)を検出する吸気温センサ2が設けられる。また、エンジン10のウォータージャケット8には、エンジン冷却水の温度(水温WT)を検出する水温センサ3が設けられる。これらのセンサ2,3で検出された温度情報は、電子制御装置1に伝達される。エンジン10のエキマニ6(エキゾーストマニホールド)の内部又はその下流側の排気通路内には、排気ガスを浄化するための触媒装置5が配置される。なお、車室内に設けられるパワースイッチ9の操作情報についても、電子制御装置1に伝達される。
電子制御装置1では、エンジン10の停止中における排気系温度を推定するための温度推定制御が実施される。ここでいう排気系温度には、エキマニ6の温度(エキマニ温度TE)や触媒装置5の温度(触媒温度TC)が含まれる。これらの排気系温度は、電子制御装置1が通電中であれば、公知の演算手法を利用して推定される。例えば、エンジン10が停止した時点での吸気温ATや水温WTを検出し、その吸気温ATや水温WTに排気系温度を漸近させる遅れ処理を施すことで、排気系温度を推定する。
一方、電子制御装置1が非通電状態であれば、このようなリアルタイムでの排気系温度の推定ができない。また、非通電状態での経過時間に関する情報がなければ、熱エネルギーの移動量をモデル化した温度モデルに基づく推定も困難である。そこで本件では、エンジン10の停止状態(電子制御装置1の非通電状態)における経過時間の情報を用いることなく排気系温度を推定する手法を提案する。
電子制御装置1は、停止状態におけるエンジン10の吸気温AT及び水温WTの偏差と、推定時点における吸気温AT及び水温WTの偏差との比率に基づき、電子制御装置1が通電された時点での排気系温度を推定する温度推定制御を実施する。前者の偏差は、第一時刻における吸気温ATと水温WTとの差として算出される。一方、後者の偏差は、第二時刻における吸気温ATと水温WTとの差として算出される。本実施形態では、第一時刻が第二時刻よりも過去の時刻であるものとする。すなわち、第一時刻は、エンジン10が停止する前後の時刻(あるいは、エンジン停止中における所定時刻)とされる。一方、第二時刻は、エンジン10が始動する前後の時刻とされる。例えば、パワースイッチ9が操作されて車両の主電源がオフ状態からオン状態になると、その時点(第二時刻)での排気系温度が推定される。ただし、温度推定制御が実施されるタイミングは、必ずしも主電源の投入直後には限定されない。温度推定制御は、エンジン10の停止中における排気系温度の変化を推定するものであって、電子制御装置1が通電状態であっても排気系温度を推定することが可能である。したがって、例えばエンジン10のアイドリングストップからの復帰時に、公知の演算手法に加えて(あるいは代えて)、本件の温度推定制御を実施してもよい。
また、本件の温度推定制御は、推定時点におけるエンジン10の作動状態に関わらず実施可能である。すなわち、エンジン10が始動する直前に排気系温度を推定する場合に使用してもよいし、エンジン10の始動中や始動後に排気系温度を推定する場合に使用してもよい。ただし、エンジン10が始動した後には、エンジン10の熱的状態が大きく変化してしまうため、本件の温度推定制御で推定された排気系温度を初期値として、公知の演算手法で排気系温度を推定することが好ましい。
[2.電子制御装置]
電子制御装置1(Electronic Control Unit,制御装置)は、エンジン10を総合的に制御するコンピュータであり、車載ネットワーク網の通信ラインに接続される。電子制御装置1は、例えばCPU(Central Processing Unit),MPU(Micro Processing Unit)などのマイクロプロセッサやROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)などを集積した電子デバイスとして形成される。電子制御装置1は、エンジン10の作動状態を制御するほか、上記の温度推定制御を実施する。
電子制御装置1のハードウェア構成を、図1中に示す。電子制御装置1には、CPU11(プロセッサ),メモリ12,インタフェイス装置13が内蔵され、これらが内部バス14を介して通信可能に接続される。これらの装置11〜14は、車両の主電源がオン状態である間は、図示しない電力源(例えば車載バッテリーやボタン電池など)からの電力供給を受けて作動する。
CPU11は、制御ユニット(制御回路)や演算ユニット(演算回路),キャッシュメモリ(レジスタ群)などを内蔵するプロセッサである。また、メモリ12は、プログラムや作業中のデータが一時的に格納される短期記憶素子と、長期的に保持されるデータやプログラムが格納される長期記憶素子とを含む。前者は例えばROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)であり、後者は例えばフラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの不揮発性メモリである。
インタフェイス装置13は、電子制御装置1と外部との間の入出力(Input/Output;I/O)を管理する。電子制御装置1は、インタフェイス装置13を介して、例えば車載ネットワーク網と接続され、あるいは吸気温センサ2,水温センサ3に対して直接的に接続される。なお、車載ネットワーク網には、他の電子制御装置(例えば、エアコンECU,バッテリECU,EV-ECU,エンジンECU,モータECUなど)や、図示しないディスプレイ,スピーカなども接続される。これらの各装置は、電子制御装置1での演算結果の出力先となりうる。
図1中に、電子制御装置1のCPU11で実行される温度推定制御(温度推定制御プログラム20)の処理内容を説明するためのブロック図を示す。この処理内容は、例えばアプリケーションプログラムとしてメモリ12の長期記憶素子に記録され、短期記憶素子のメモリ空間内に展開されて実行される。ここで実行される処理内容を機能的に分類すると、この温度推定制御プログラム20には、各種演算処理を実行するための算出部21と、排気系温度の推定処理を実行するための推定部28とが設けられる。また、算出部21には、触媒温度算出部22,エキマニ温度算出部23,第一偏差算出部24,第二偏差算出部25,第一比率算出部26,第二比率算出部27が設けられる。
触媒温度算出部22は、触媒温度TCを推定するものである。この触媒温度TCは、電子制御装置1が通電されている間は随時推定される。具体的な推定手法としては、公知の演算手法を採用することができる。例えば、吸気温ATや水温WTを検出し、その吸気温ATや水温WTに触媒温度TCを漸近させる遅れ処理を施すことで、触媒温度TCを推定することができる。なお、触媒装置5の内部や上流側,下流側に触媒温度センサや排気温度センサが設けられている場合には、これらのセンサで検出された温度情報を用いて触媒温度TCを推定してもよい。ここで推定された触媒温度TCの情報は、第二偏差算出部25に伝達される。
エキマニ温度算出部23は、エキマニ温度TEを推定するものである。このエキマニ温度TEも、電子制御装置1が通電されている間は随時推定される。具体的な推定手法としては、公知の演算手法を採用することができる。例えば、吸気温ATや水温WTを検出し、その吸気温ATや水温WTにエキマニ温度TEを漸近させる遅れ処理を施すことで、エキマニ温度TEを推定することができる。エキマニ温度TEは、触媒温度TCと比較して吸気温ATによる冷却作用を受けやすいため、水温WTよりも吸気温ATの影響を強く反映させてもよい。ここで推定されたエキマニ温度TEの情報は、第二偏差算出部25に伝達される。
第一偏差算出部24は、吸気温AT及び水温WTの偏差(二種類の機関温度の偏差)を算出するものである。ここでは、水温WTから吸気温ATを減じた値が第一偏差として算出される。第一偏差の値は、エンジン10が停止したときや、車両の主電源がオフ状態からオン状態へと変化したときに算出される。例えば、エンジン10を停止させる制御が実施された場合には、エンジン停止時の第一偏差の値がメモリ12の長期記憶素子に記録される。また、パワースイッチ9がオン操作された場合には、その時点における第一偏差の値がメモリ12の長期記憶素子に記録される。ここで算出された第一偏差の情報は、第一比率算出部26で用いられる。
エンジン10の停止時における水温WT,吸気温ATをそれぞれWTENST,ATENSTとおけば、エンジン停止時の第一偏差D1_ENSTは以下の式1で与えられる。また、水温WT,吸気温ATの値は、電子制御装置1が通電されている間は随時更新されることから、パワースイッチ9がオン操作された時点における第一偏差D1_ONは以下の式2で与えられる。
Figure 2016217206
第二偏差算出部25は、エンジン10の排気系温度と吸気温AT又は水温WTとの偏差である第二偏差を算出するものである。ここでは、触媒温度TCに関する第二偏差と、エキマニ温度TEに関する第二偏差とが算出される。第二偏差の値も第一偏差と同様に、エンジン10が停止したときや、車両の主電源がオフ状態からオン状態へと変化したときに算出される。また、第二偏差の値もメモリ12の長期記憶素子に記録される。ここで算出された第二偏差の情報は、第二比率算出部27で用いられる。
以下、触媒温度TCに関する第二偏差のことを「触媒偏差(第三偏差)」とも呼び、エキマニ温度TEに関する第二偏差のことを「エキマニ偏差(第四偏差)」とも呼ぶ。触媒偏差は、触媒温度TCから水温WTを減じたものとされる。一方、エキマニ偏差は、エキマニ温度TEから吸気温ATを減じたものとされる。以下の式3〜6はそれぞれ、エンジン停止時の触媒偏差DC_ENST,パワースイッチ9がオン操作された時点における触媒偏差DC_ON,エンジン停止時のエキマニ偏差DE_ENST,パワースイッチ9がオン操作された時点におけるエキマニ偏差DE_ONを与える式である。なお、式3中のTC_ENSTはエンジン停止時の触媒温度TCであり、式5中のTE_ENSTはエンジン停止時のエキマニ温度TEである。
Figure 2016217206
本実施形態の触媒偏差DC_ENST,DC_ONは、式3,式4に示すように、水温WTを基準として、触媒温度TCから水温WTを減じて算出される。また、エキマニ偏差DE_ENST,DE_ONは、式5,式6に示すように、吸気温ATを基準として、エキマニ温度TEから吸気温ATを減じて算出される。
一方、触媒温度TC,エキマニ温度TEは何れも、水温WT及び吸気温ATの双方の影響を受けて変化しうる温度であるから、第二偏差を算出する際には水温WT及び吸気温ATの何れかを基準とすればよい。例えば、吸気温ATを基準として触媒偏差DC_ENST,DC_ONを算出することが可能であり、水温WTを基準としてエキマニ偏差DE_ENST,DE_ONを算出することも可能である。
しかし、触媒装置5はエキマニ6の内部又はその下流側の排気通路内に配置されており、外気に直接的には触れていないため、吸気温ATの影響をやや受けにくいと考えられる。したがって、触媒偏差DC_ENST,DC_ONの算出においては、水温WTを基準とすることが好ましい。一方、エキマニ6は外気に直接的に触れており、吸気温ATの影響をやや受けやすいと考えられる。したがって、エキマニ偏差DE_ENST,DE_ONの算出においては、吸気温ATを基準とすることが好ましい。このように、温度推定の対象に応じて、基準とする温度を相違させることで、排気系温度の推定精度が向上する。
なお、外気温が氷点下となるような寒冷環境では、エンジン10の停止中における排気系温度が水温WT以下になる場合がある。図2(A)は、寒冷環境下でエンジン10を停止させたときの触媒温度TC,エキマニ温度TE,水温WTの変動を示すグラフである。このグラフでは、時刻tにエキマニ温度TEが水温WTを下回ることが示されている。つまり、エキマニ偏差DE_ENST,DE_ONの算出において水温WTを基準とした場合には、エキマニ偏差DE_ENST,DE_ONの値が0や負になる場合がある。一方、吸気温ATを基準とすれば、このような可能性が排除され、エキマニ温度TEの推定精度が向上する。
第一比率算出部26は、第一偏差算出部24で算出された第一偏差に基づき、第一比率R1を算出するものである。ここでは、エンジン停止時(第一時刻)の第一偏差D1_ENSTとその時点での(現在時刻である第二時刻の)第一偏差D1_ONとに基づいて、第一比率R1が算出される。第一比率R1は、式7に示すように、エンジン停止時の第一偏差D1_ENSTに対する現在の第一偏差D1_ONの割合として算出される。ここで算出された第一比率R1の情報は、推定部28に伝達される。
Figure 2016217206
第二比率算出部27は、第二偏差算出部25で算出された第二偏差に基づき、第二比率R2を算出するものである。ここでは、第一比率R1と同様に、エンジン停止時(第一時刻)の第二偏差D2_ENSTとその時点での(現在時刻である第二時刻の)第二偏差D2_ONとに基づいて、第二比率R2が算出される。触媒温度TCに関する第二比率R2は、式8に示すように、エンジン停止時の触媒偏差DC_ENSTに対する現在の触媒偏差DC_ONの割合として算出される。また、エキマニ温度TEに関する第二比率R2は、式9に示すように、エンジン停止時(第一時刻)のエキマニ偏差DE_ENSTに対する現在(第二時刻)のエキマニ偏差DE_ONの割合として算出される。ここで算出された第二比率R2の情報は、推定部28に伝達される。以下、触媒温度TCに関する第二比率R2のことを触媒比率RCとも呼び、エキマニ温度TEに関する第二比率R2のことをエキマニ比率REとも呼ぶ。
Figure 2016217206
推定部28は、第一時刻における排気系温度と、第一比率算出部26で算出された第一比率R1と第二比率算出部27で算出された第二比率R2とに基づいて、エンジン10のその時点での(現在の)排気系温度を推定するものである。ここでは、第一比率R1に係数を乗じたものを第二比率R2に対応させて、現在の触媒温度TC,エキマニ温度TEが推定される。触媒温度TCは以下の式10又は式11で求められ、エキマニ温度TEは以下の式12又は13で求められる。ここで算出された触媒温度TC,エキマニ温度TEは、触媒温度算出部22やエキマニ温度算出部23における公知の温度推定手法で利用可能である。
Figure 2016217206
図2(B)は、エンジン10の停止後の経過時間と第一比率R1,第二比率R2(触媒比率RC,エキマニ比率RE)との関係を示すグラフである。第一比率R1及び第二比率R2の値がゼロに収束するまでの時間は、図2(B)に示すように、それぞれが異なる。しかし、各々のグラフは類似しており、例えば各々のグラフを縦軸方向に拡大,縮小変形することでほぼ一致する形状となる。したがって、第一比率R1に所定の係数K1,K2を乗じたものと第二比率R2とを対応させることで、経過時間の情報を用いることなく、排気系の温度変化を精度よく推定することが可能となる。
なお、式10〜式13中の係数K1,K2は、あらかじめ設定された固定値としてもよいし、式14,式15に示すように、第一比率R1の関数f,gで定義してもよい。後者の場合、第一比率R1と第二比率R2との相関が高まるように係数K1,K2を設定することで、触媒温度TC,エキマニ温度TEの推定精度が向上する。係数K1,K2と第一比率R1との関係は、実験,試験を通じてあらかじめ取得しておき、メモリ12の長期記憶素子に数式,マップとして記録しておけばよい。
Figure 2016217206
[3.フローチャート]
[3−1.パワーオフ時]
図3は、パワーオフ時の制御内容を示すフローチャートである。このフローは、電子制御装置1の通電中は所定周期で繰り返し実施される。
ステップA1では、パワースイッチ9がオフ操作されたか否かが判定され、オフ操作がなされた場合にステップA2に進む。一方、パワースイッチ9がオフ操作されていない場合には、今回の演算周期における本フローの処理が終了する。
ステップA2では、エンジン10を停止させるための各種制御が実施される。このステップでは、燃料噴射や吸入空気量の制御が終了し、車両の主電源を切断する準備(停止前処理)がなされる。また、続くステップA3では、その時点での触媒温度TC,エキマニ温度TE,水温WT,吸気温ATが電子制御装置1に読み込まれ、各々がエンジン停止時の触媒温度TC_ENST,エキマニ温度TE_ENST,水温WTENST,吸気温ATENSTとしてメモリ12の長期記憶素子に記録される。ここで記録される各種温度情報は、第一時刻における温度情報となる。その後、ステップA4では電子制御装置1への給電が停止(シャットダウン)され、車両の主電源がオフ状態となる。
[3−2.パワーオン時]
図4は、パワーオン時の制御内容を示すフローチャートである。本フローは、パワースイッチ9がオン操作されて電子制御装置1への給電が開始されたときに実施される。
ステップB1では、図3のステップA3で記録されたエンジン停止時(第一時刻)の温度情報が電子制御装置1に読み込まれるとともに、現時点での水温WT,吸気温ATの情報も電子制御装置1に読み込まれる。ここで読み込まれる現時点での各種温度情報は、第二時刻における温度情報となる。続くステップB2では、第一偏差算出部24でエンジン停止時の第一偏差D1_ENSTが算出されるとともに、現時点での第一偏差D1_ONが算出される。また、ここで算出された第一偏差D1_ENST,D1_ONの情報は第一比率算出部26に伝達され、第一比率R1が算出される。
ステップB3では、第二偏差算出部25でエンジン停止時の第二偏差D2_ENSTが算出されるとともに、現時点での第二偏差D2_ONが算出される。これらの第二偏差D2_ENST,D2_ONの情報は第二比率算出部27に伝達され、第二比率R2(すなわち、触媒比率RC,エキマニ比率RE)が算出される。また、ステップB4では、推定部28において、第一比率R1に基づいて係数K1,K2が個別に算出される。なお、係数K1,K2が固定値の場合には、ステップB4は省略される。
ステップB5では、推定部28において現在の触媒温度TCが推定される。この推定では、第一比率R1に係数K1を乗じたものが触媒比率RCに等しいものとみなされて(式10,式11)、現在の触媒温度TCが算出される。同様に、ステップB6では、推定部28において現在のエキマニ温度TEが推定される。この推定では、第一比率R1に係数K2を乗じたものがエキマニ比率REに等しいものとみなされて(式12,式13)、現在のエキマニ温度TEが算出される。
[4.作用,効果]
(1)上記の温度推定制御では、エンジン停止時の第一偏差D1_ENSTに対する現在の第一偏差D1_ONの比率が、第一比率R1として算出される。このような比率と第一時刻の排気系温度とを用いることで、図2(B)中に破線で示す特性を利用した推定演算が可能となる。したがって、エンジン10が停止してからの経過時間の長短に左右されることなく、現在の排気系温度がエンジン10の停止中にどの程度低下したのかを精度よく推定することができる。つまり、エンジン10の停止後の経過時間に関する情報を用いることなく、排気系温度(例えば、触媒温度TCやエキマニ温度TE)を推定することができる。
(2)上記の温度推定制御では、第一比率R1だけでなく第二比率R2(触媒比率RC,エキマニ比率RE)を併用して現在の排気系温度が推定される。例えば、エンジン停止時の触媒偏差DC_ENSTに対する現在の触媒偏差DC_ONの比率が、触媒比率RCとして算出される。また、エンジン停止時のエキマニ偏差DE_ENSTに対する現在のエキマニ偏差DE_ONの比率が、エキマニ比率REとして算出される。これにより、図2(B)中に破線で示す特性と実線(太実線,細実線)で示す特性とを対応付けることが容易となる。したがって、現在の排気系温度の推定精度を向上させることができる。
(3)上記の温度推定制御では、式10〜式13に示すように、第一比率R1に係数K1,K2を乗じたものが第二比率R2(触媒比率RC,エキマニ比率RE)に対応づけられる。このように、第一比率R1と第二比率R2とを線形に対応付けることで、排気系温度の推定精度を確保しつつ、演算負荷を軽減することができる。
(4)なお、係数K1,K2を第一比率R1の関数で定義すれば、第一比率R1と第二比率R2との相関を強めることができ、排気系温度の推定精度をさらに高めることができる。
(5)触媒温度TCに関する第二比率R2(触媒比率RC)は、式8に示すように、水温WTを基準とした触媒偏差DC_ENST,DC_ONに基づいて算出される。すなわち、触媒温度TCから水温WTを減じた値(第三偏差)に基づいて触媒比率RCが算出され、この触媒比率RCと第一比率R1との対応関係に基づいて触媒温度TCが推定される。このように、触媒温度TCに与えられる影響の大小を考慮して水温WTを基準とすることで、吸気温ATを基準とした場合と比較して、触媒温度TCの推定精度を向上させることができる。
(6)同様に、エキマニ温度に関する第二比率R2(エキマニ比率RE)は、式9に示すように、吸気温ATを基準としたエキマニ偏差DE_ENST,DE_ONに基づいて算出される。すなわち、エキマニ温度TEから吸気温ATを減じた値(第四偏差)に基づいてエキマニ比率REが算出され、このエキマニ比率REと第一比率R1との対応関係に基づいてエキマニ温度TEが推定される。このように、エキマニ温度TEに与えられる影響の大小を考慮して吸気温ATを基準とすることで、水温WTを基準とした場合と比較して、エキマニ温度TEの推定精度を向上させることができる。また、図2(A)に示すように、エキマニ温度TEが水温WTを下回った場合であってもエキマニ偏差DE_ENST,DE_ONの値が0や負にならないため、演算構成を簡素化することができるとともに、エキマニ温度TEの推定精度を向上させることができる。
[5.変形例]
上述の実施形態では、触媒温度TCから水温WTを減じた値を触媒偏差DC_ENST,DC_ONとして算出しているが、触媒温度TCから吸気温ATを減じた値を触媒偏差DC_ENST,DC_ONとしてもよい。同様に、エキマニ温度TEから水温WTを減じた値をエキマニ偏差DE_ENST,DE_ONとしてもよい。これらの第二偏差の符号を正の範囲に収めたい場合には、各種温度を絶対温度に変換すればよい。これにより、上述の実施形態と同様の効果を奏する温度推定制御を実現することができる。
また、上述の実施形態では、エンジン10の排気系温度として、触媒温度TC及びエキマニ温度TEを推定するものを例示したが、これら以外の温度推定に適用することも可能である。例えば、触媒装置5よりも下流側における排気管温度や排気ガス温度,エキマニ6の内表面温度及び外表面温度などの推定に利用することができる。
また、上述の実施形態では、吸気温AT及び水温WTの偏差が第一偏差として算出されているが、第一偏差はエンジン10の温度に相関する任意の機関温度を利用して算出することができる。ここでいう機関温度には、吸気温AT,水温WTだけでなく、エンジン油温,燃料温度などが含まれる。ただし、推定対象となる排気系温度は、ここでいう機関温度から除外されることが好ましい。なお、吸気温AT及び水温WTの組み合わせは、時間経過による温度変化の差が比較的大きくなりやすい特性を持つ。したがって、排気系温度の推定においては、吸気温AT及び水温WTの偏差を第一偏差とすることで、温度推定精度を向上させることができる。
上述の実施形態では、エンジン10の停止時の水温WTから吸気温ATを減じた値が第一偏差D1_ENSTとして算出されているが、ここでいう「エンジン10の停止時」とは、エンジン10が停止した厳密な時刻を意味するものではなく、「エンジン10が停止したとみなせる状態のとき」を意味する。したがって、エンジン10が完全には停止していない状態であっても、燃料噴射や吸入空気量の制御が終了しつつある状態であれば、そのときの水温WTから吸気温ATを減じて第一偏差D1_ENSTを算出してもよい。また、ハイブリッド自動車において、エンジン10の停止後に引き続きモータ走行しているような場合にも、そのときの水温WTから吸気温ATを減じて第一偏差D1_ENSTを算出することができる。なお、第二偏差D2_ENSTについても同様であり、エンジン10が停止しつつあるときやエンジン10の停止中に第二偏差D2_ENSTを算出してもよい。
上述の実施形態では、車両の主電源がオフ状態からオン状態へと変化したときに、水温WTから吸気温ATを減じた値が第一偏差D1_ONとして算出されている。ここでいう「主電源がオフ状態からオン状態へと変化したとき」とは、主電源が投入された厳密な時刻を意味するものではなく、「少なくとも主電源が投入された状態のとき」を意味する。つまり、直前の主電源の状態がオフ状態ではない場合であっても、第一偏差D1_ONを算出することができる。つまり、上記の温度推定制御は、エンジン10のアイドリングストップ中や燃料カット制御中の温度推定にも適用することができる。
1 電子制御装置
2 吸気温センサ
3 水温センサ
10 エンジン
20 温度推定制御プログラム
21 算出部
22 触媒温度算出部
23 エキマニ温度算出部
24 第一偏差算出部
25 第二偏差算出部
26 第一比率算出部
27 第二比率算出部
28 推定部
WT 水温
AT 吸気温
TC 触媒温度
TE エキマニ温度
R1 第一比率
R2 第二比率
RC 触媒比率
RE エキマニ比率
K1 係数
K2 係数
DC_ENST 触媒偏差
DC_ON 触媒偏差
DE_ENST エキマニ偏差
DE_ON エキマニ偏差

Claims (6)

  1. エンジンの排気系温度を推定する温度推定装置であって、
    前記エンジンの温度に相関し、前記排気系温度を除く二種類の機関温度の偏差である第一偏差を算出する第一偏差算出部と、
    前記第一偏差算出部にて算出された第一時刻における前記第一偏差に対する前記第一時刻から所定時間経過後の第二時刻の前記第一偏差の比率である第一比率を算出する第一比率算出部と、
    前記第一時刻の前記排気系温度と前記第一比率とに基づき、前記エンジンの前記第二時刻の前記排気系温度を推定する推定部と、
    を備えたことを特徴とする、温度推定装置。
  2. 前記排気系温度と前記二種類の機関温度のうち何れか一方との偏差である第二偏差を算出する第二偏差算出部と、
    前記第二偏差算出部にて算出された前記第一時刻の前記第二偏差に対する前記第二時刻の前記第二偏差の比率である第二比率を算出する第二比率算出部とを備え、
    前記推定部が、前記第一比率及び前記第二比率に基づき、前記排気系温度を推定する
    ことを特徴とする、請求項1記載の温度推定装置。
  3. 前記推定部が、前記第一比率に係数を乗じたものを前記第二比率に対応させて、前記排気系温度を推定する
    ことを特徴とする、請求項2記載の温度推定装置。
  4. 前記係数が、前記第一比率の関数で与えられる
    ことを特徴とする、請求項3記載の温度推定装置。
  5. 前記第二偏差が、前記エンジンの触媒温度及び前記エンジンの冷却水温の偏差である第三偏差を含み、
    前記推定部が、前記第一比率と前記第三偏差に基づいて算出される前記第二比率との対応関係に基づき、前記第二時刻の前記触媒温度を推定する
    ことを特徴とする、請求項2〜4の何れか1項に記載の温度推定装置。
  6. 前記第二偏差が、前記エンジンのエキマニ温度及び前記エンジンの吸気温の偏差である第四偏差を含み、
    前記推定部が、前記第一比率と前記第四偏差に基づいて算出される前記第二比率との対応関係に基づき、前記第二時刻の前記エキマニ温度を推定する
    ことを特徴とする、請求項2〜5の何れか1項に記載の温度推定装置。
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