JP2016216924A - シリンダ錠装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本願発明の実施の形態に係るシリンダ錠装置の分解斜視図である。また、図2は、ボデーに収容された状態の各部品を部分断面で示す立体斜視図である。
正規のキーがキー挿入孔31へ挿入されると、タンブラ50と第1スリーブ40との係合が解除され、ロータ30と第1スリーブ40とが独立して回転可能な状態となる。この状態でキーを回転させると、ロータ30と係合している第2スリーブ80がホルダレバー60と共に回転し、レバー100を回転駆動する。これによりドアロック機構部を駆動して、ドアのロック又はアンロックを行なうことができる。
不正なキーやドライバ等の異物がキー挿入孔31へ挿入されると、タンブラ50と第1スリーブ40との係合が解除されず、ロータ30と第1スリーブ40とは一体的に回転する状態となる。この状態でロータ30を回転させると、ロータ30と共に第1スリーブ40がボデー20に対して回転し、スライダ70がホルダレバー60側へ移動して、第2スリーブ80とロータ30との係合が解除される。これにより、不正なキーを回転させてもロータ30と第1スリーブ40が回転するのみであり、第2スリーブ80、ホルダレバー60は回転しない。
上記説明したフリーホイール機構において、ロータ30が回転途中で止まった場合に、ユーザーが正規キー(マスターキー)を差し込んでロータを初期位置まで復帰させるマスターキー復帰機構について説明する。
上記示した本発明の実施の形態によれば以下のような効果を有する。
(1)本発明の実施の形態に係るシリンダ錠装置1は、図1、2に示すように、第1スリーブ40、スライド部材であるスライダ70、第3スリーブ90、及び第2スリーブ80が軸CL方向に各端面が対向して配置され、ロータ30と接触するようスライダ70、第2スリーブ80等をロータ30側へ付勢するスプリング110と、を備え、これらの協働によりフリーホイール機構を実現している。この構成により、クラッチ機構を軸CL方向に配置しているので、軽方向にシリンダ径を大きくせずに、小型化することができる。
(2)本実施の形態では、従来設けられていない第3スリーブ90を備えている。この第3スリーブ90は、フリーホイール動作時には、ロータ30の回転方向に係合し、ロータ30は第1スリーブ40と回転方向に係合している。したがって、フリーホイール動作時にロータ30が回転途中で止まった場合において、正規キー(マスターキー)を差し込んでロータを初期位置まで復帰させるマスターキー復帰機構をシリンダ径を大きくせずに実現することができる。
(3)フリーホイール機構及びマスターキー復帰機構を備えたシリンダ錠装置において、スライダ70、第3スリーブ90等を樹脂化することにより軽量化することも可能となる。
(4)シリンダ錠装置の径方向への小型化により、ボデー20の円筒部21aの径が小さくなるので、ドアパネル等の挿通孔の穴径を小さくすることができる。これにより、シリンダ錠装置の径方向への小型化ニーズに応えることが可能となる。
(5)シリンダ錠装置の径方向への小型化により、ドアパネルのドアハンドル周りの意匠上の自由度が向上する等の効果を有する。
110…スプリング、115…ピン、100…レバー、102…結合部、105…連結部
Claims (3)
- ボデーと、
前記ボデーの内側に回転自在に配されたロータと、
前記ボデーと前記ロータの間に回転自在に配され、前記ロータの径方向へ移動自在に設けられたタンブラが径方向外側へ付勢されることにより回転方向に係合し、正規キーのキー挿入孔への挿入により前記回転方向との係合が解除される第1スリーブと、
前記ロータにおけるキー挿入側と反対側に対向して配される回転自在なホルダレバーと、
前記第1スリーブと前記ホルダレバーの間に配され、前記第1スリーブが前記ボデーに対して所定角度だけ相対的に回転すると前記ホルダレバー側へ向かって軸方向に移動するスライド部材と、
前記ロータと前記ホルダレバーの間に配され、前記ホルダレバーに対して軸方向へ移動自在かつ回転方向に連動し、前記スライド部材が前記ホルダレバー側へ向かって移動すると前記ロータとの係合が解除される第2スリーブと、
前記スライド部材と前記第2スリーブの間に配され、前記スライド部材が前記ホルダレバー側へ向かって移動すると前記ロータと回転方向に嵌合する第3スリーブと、
を有することを特徴とするシリンダ錠装置。 - 前記第3スリーブは、前記軸方向に移動可能な状態で、前記第1スリーブと回転方向に常に係合していることを特徴とする請求項1に記載のシリンダ錠装置。
- 前記第1スリーブ、前記スライド部材、前記第3スリーブ、及び前記第2スリーブは、前記軸方向に各端面が対向して配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシリンダ錠装置。
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JP2015099806A JP6422105B2 (ja) | 2015-05-15 | 2015-05-15 | シリンダ錠装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101883207B1 (ko) * | 2017-03-31 | 2018-07-30 | 주식회사 서연전자 | 프리 휠링식 잠금 장치 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08312210A (ja) * | 1995-05-18 | 1996-11-26 | Shiroki Corp | キー装置 |
JP2007239242A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Tokai Rika Co Ltd | シリンダ錠装置及び係合解除機構 |
JP2008531886A (ja) * | 2005-03-04 | 2008-08-14 | ヴァレオ セキュリテ アビタクル エス・ア・エス | 自動車のロッキングシステムのための解放自在なロック |
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2015
- 2015-05-15 JP JP2015099806A patent/JP6422105B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP6422105B2 (ja) | 2018-11-14 |
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