JP2016216164A - シーブ及び該シーブを備えたデッキクレーン - Google Patents

シーブ及び該シーブを備えたデッキクレーン Download PDF

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Abstract

【課題】シーブ本体に対する溝保護部材の着脱を円滑に行い得るシーブ及び該シーブを備えたデッキクレーンを提供する。
【解決手段】締結部材24は、軸体25aの先端部に係止部25bが形成された第一締結部材25と、該第一締結部材25の係止部25bと反対側における軸体25aの端部に固定される第二締結部材26とを備え、溝保護部材23は、第一締結部材25が貫通される貫通空間23cを備え、シーブ本体21は、貫通空間23cを貫通した第一締結部材25が挿入される挿入空間21dと、挿入空間21dに挿入された係止部25bが係止される抜止部21eとを備え、抜止部21eに係止部25bを係止させた状態で第二締結部材26が第一締結部材25に固定されるよう構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、シーブ及び該シーブを備えたデッキクレーンに関するものである。
一般に、コンテナ船やバラ物運搬船等の貨物船に配備されるデッキクレーンの場合、ドラムから巻き出されてシーブに掛け回されるワイヤロープにより吊荷を吊り上げ下げするようになっている。
前記シーブには非常に大きな荷重が作用するため、強度の高い金属製のシーブが広く採用されている。
一方、前記シーブに掛け回されるワイヤロープは、前記シーブのロープ溝との間で摩擦が生じるため、長期の使用によって損耗する。そこで、ワイヤロープの長寿命化を図るべく、シーブ本体を樹脂で構成したシーブが近年提案されている。こうした樹脂製のシーブは、金属製のシーブに比べて軟らかく且つ大きな弾性を有していることから、ワイヤロープの曲げ応力が小さくなる。又、ワイヤロープが樹脂を圧縮してロープ溝に深く食い込み、該ロープ溝とワイヤロープとの接触面積が大きくなって接触面圧が小さくなることにより、ワイヤロープの損耗が抑制され、ワイヤロープの長寿命化を図ることが可能となる。
樹脂製のシーブは金属製のシーブに比べて、ワイヤロープの長寿命化を図ることが可能となる反面、製造コストが高くなることが避けられなかった。又、樹脂製のシーブは、そのロープ溝にワイヤロープによる索条痕が付きやすいため、シーブが劣化しているという印象を作業者に与えやすかった。このため、シーブが耐用年数に達していないにも拘わらずシーブの交換が要求され、結果的にシーブの使用年数が短縮されてしまう可能性があった。
前記シーブの交換作業が頻繁に要求されると、新たに高価なシーブをデッキクレーンに取り付けざるを得なくなるため、更にコス卜が嵩んでしまうことが懸念されていた。又、シーブを交換する際には、交換前のシーブからワイヤロープを取り外す作業と、交換後のシーブにワイヤロープを掛け回す作業とが必要で、いずれも高所での非常に煩雑な作業となり、作業効率が低下する要因となっていた。
前述のような問題を解決するために、金属製のシーブ本体のロープ溝に、樹脂製の溝保護部材を着脱自在に取り付け、ワイヤロープの長寿命化を図りつつ、コス卜の上昇並びに作業効率の低下を抑制できるようにしたシーブが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2014/065183号
ところで、前記溝保護部材は、シーブ本体に対してボルト・ナット等の締結部材を用いて固定されるようになっている。
しかしながら、前記シーブが軸線方向へ複数積層されてシーブ間に僅かな隙間しかない場合、或いはシーブが壁際や支持部材に対し近接して配設されるような場合、作業者が締結部材としてのボルトをシーブ本体と溝保護部材とに貫通させてナットを締め付ける作業を行えなくなり、シーブ本体に対する溝保護部材の着脱が困難となっていた。
因みに、前記シーブ本体に雌ネジ部を形成して外周側からボルトをねじ込むだけの構造とすれば、前述のようなスペース的な制約があったとしても、シーブ本体に対する溝保護部材の着脱は行える。しかし、特に船上に配備されるデッキクレーンのシーブのように、海洋に面する厳しい腐食環境に晒されるシーブでは、金属製のシーブ本体に雌ネジ部を形成すると、該雌ネジ部が腐食して溝保護部材の着脱が困難となる虞があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、シーブ本体に対する溝保護部材の着脱を円滑に行い得るシーブ及び該シーブを備えたデッキクレーンを提供しようとするものである。
本発明は、ロープ溝が外周部に形成されたシーブ本体と、該シーブ本体のロープ溝に着脱自在に取り付けられる溝保護部材と、該溝保護部材を該シーブ本体に固定する締結部材とを備えたシーブにおいて、
前記締結部材は、軸体の先端部に係止部が形成された第一締結部材と、該第一締結部材の係止部と反対側における軸体の端部に固定される第二締結部材とを備え、
前記溝保護部材は、前記第一締結部材が貫通される貫通空間を備え、
前記シーブ本体は、前記貫通空間を貫通した前記第一締結部材が挿入される挿入空間と、該挿入空間に挿入された前記係止部が係止される抜止部とを備えた、シーブにかかるものである。
前記シーブにおいて、前記係止部は、前記第一締結部材の軸体から外方へ張り出すように形成され、前記第一締結部材を前記軸体の軸心を中心として回動させることにより、前記係止部が前記抜止部に係止されるように構成しても良い。
前記係止部は、前記第一締結部材の軸体の先端部を湾曲させて形成しても良い。
前記第一締結部材は、前記係止部と反対側における軸体の端部に雄ネジ部が形成されたボルトであり、前記第二締結部材は、前記雄ネジ部に螺合する雌ネジ部が形成されたナットであっても良い。
前記溝保護部材は金属製であっても良い。
又、本発明は、前記シーブを備えたデッキクレーンにかかるものである。
本発明のシーブ及び該シーブを備えたデッキクレーンによれば、シーブ本体に対する溝保護部材の着脱を円滑に行い得るという優れた効果を奏し得る。
本発明のシーブの実施例を示す概要構成図であって、(a)は断面図、(b)は側面図である。 (a)は図1(a)のII部拡大図、(b)は側面図である。 本発明のシーブの実施例における溝保護部材を示す図であって、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。 本発明のシーブの実施例における第一締結部材及び第二締結部材を示す図であって、(a)は側面図、(b)は正面図である。 本発明のシーブの実施例における第一締結部材及び第二締結部材の他の例を示す図であって、(a)は側面図、(b)は正面図である。 本発明のシーブの実施例における第一締結部材及び第二締結部材の更に他の例を示す図であって、(a)は側面図、(b)は正面図である。 本発明のシーブを備えたデッキクレーンの実施例を示す全体概要側面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図7は本発明のシーブ及び該シーブを備えたデッキクレーンの実施例である。
先ず、図7を用いてデッキクレーン1の概要を説明する。デッキクレーン1は、船舶としての貨物船SPの甲板Dに設置される支持台2と、該支持台2上に旋回自在に配置される旋回マスト3と、該旋回マスト3に設けられる運転室4と、前記旋回マスト3の下部に支点ピン5を介して俯仰自在に取り付けられたジブ6とを備えている。
前記デッキクレーン1の旋回マスト3の内部には巻上ドラム7が配置され、該巻上ドラム7からワイヤロープ8が繰り出され、該ワイヤロープ8により、ジブ6の先端からフック9を介して吊荷Cを吊り下げるようになっている。前記巻上ドラム7によってワイヤロープ8を巻き取ると、前記吊荷Cが上昇し、前記巻上ドラム7によってワイヤロープ8を繰り出すと、前記吊荷Cが下降するようになっている。
又、前記デッキクレーン1の旋回マスト3の内部には、俯仰ドラム10が配置され、該俯仰ドラム10から繰り出されるワイヤロープ11が前記ジブ6の先端部もしくは旋回マスト3の頂部に根止めされている。前記俯仰ドラム10によってワイヤロープ11を巻き取ると、前記ジブ6が起立する方向へ駆動され、前記俯仰ドラム10によってワイヤロープ11を繰り出すと、前記ジブ6が倒伏する方向へ駆動されるようになっている。
前記ワイヤロープ8及びワイヤロープ11は、前記旋回マスト3の上部並びにジブ6の先端部に配設されたシーブ20に掛け回されている。
そして、本実施例の場合、前記シーブ20は、図1(a)、図1(b)、図2(a)及び図2(b)に示す如く、シーブ本体21を備え、該シーブ本体21の外周部にはロープ溝22が形成されている。該シーブ本体21のロープ溝22には、溝保護部材23が締結部材24によって着脱自在に取り付けられている。前記シーブ本体21は、図示していない支持軸に嵌装されるボス部21aと、前記ロープ溝22が形成されるリム部21bとを、半径方向へ延びるスポーク部21cによって連結してなる構成を有している。尚、図1(a)には、三個のシーブ20が軸線方向へ積層されている例を示しているが、シーブ20を積層する数はこれに限らず、又、積層しなくても良い。
前記締結部材24は、図2(a)及び図2(b)に示す如く、軸体25aの先端部に係止部25bが形成された第一締結部材25と、該第一締結部材25の係止部25bと反対側における軸体25aの端部に固定される第二締結部材26とを備えている。
前記溝保護部材23は、図3(a)、図3(b)及び図3(c)に示す如く、前記ロープ溝22(図1参照)に嵌合する溝本体23aと、該溝本体23aの縁部から側方へ張り出すフランジ部23bとを備え、前記ロープ溝22の周方向へ複数分割(図1(b)の例では八分割)する形で設けられている。尚、前記溝保護部材23の分割数を八分割に限らず増減し得ることは言うまでもない。前記フランジ部23bには、前記第一締結部材25が貫通される断面長円形状の貫通空間23cが設けられている。
前記シーブ本体21は、図2(a)及び図2(b)に示す如く、前記貫通空間23cを貫通した第一締結部材25が挿入される挿入空間21dと、該挿入空間21dに挿入された前記係止部25bが係止される抜止部21eとを備えている。前記挿入空間21dは、断面が前記貫通空間23cと同じ長円形状としてある。前記シーブ本体21のリム部21bの側面内周縁部には環状の段差部21fが形成されており、前記抜止部21eは、図2(b)に示す如く、前記シーブ本体21の段差部21fに対し軸線方向へ挿入空間21dと連通するよう孔を設けることにより、半円形状の切欠孔として形成されている。尚、抜止部21eの形状は半円形状の切欠孔に限らず、これと異なる形状にしても良い。
前記第一締結部材25は、図4(a)及び図4(b)に示す如く、前記係止部25bと反対側における軸体25aの端部に雄ネジ部25cが形成されたボルトBとしてある。前記第二締結部材26は、前記雄ネジ部25cに螺合する雌ネジ部26aが形成されたナットNとしてある。前記係止部25bは、前記第一締結部材25の軸体25aの先端部を湾曲させて形成されるようにしてある。そして、前記第一締結部材25を断面長円形状の貫通空間23cから挿入空間21dに差し込み、軸体25aの軸心を中心として回動させることにより、前記係止部25bが前記抜止部21eに係止されるよう構成してある。更に、前記抜止部21eに係止部25bを係止させた状態で前記第二締結部材26が第一締結部材25に固定されるよう構成してある。但し、前記係止部25bは、前記第一締結部材25の軸体25aから外方へ張り出すように形成されるものであれば、前記第一締結部材25の軸体25aの先端部を湾曲させたものに限定されない。例えば、図5(a)及び図5(b)に示す如く、前記第一締結部材25の軸体25aの先端部に係止片25dを溶接することにより、前記軸体25aに対して直角方向へ延びる係止部25bを形成することができる。又、図6(a)及び図6(b)に示す如く、前記第一締結部材25の軸体25aの先端部に係止ピン25eを嵌挿固定することにより、前記係止部25bを形成することもできる。尚、前記第二締結部材26は、ナットNとする代わりに、割ピンとして、前記第一締結部材25の係止部25bと反対側における軸体25aの端部に打ち込むようにしても良い。
次に、上記実施例の作用を説明する。
シーブ本体21のロープ溝22に対して溝保護部材23を装着する際には、シーブ本体21の断面長円形状の挿入空間21dに対して溝保護部材23の貫通空間23cを位置合わせした状態とする。この状態で、軸体25aの先端部に係止部25bが形成された第一締結部材25を断面長円形状の貫通空間23cから挿入空間21dに差し込み、軸体25aの軸心を中心として回動させると、前記係止部25bが前記抜止部21eに係止される。この後、前記抜止部21eに係止部25bを係止させた状態で、第一締結部材25の雄ネジ部25cに対し、ナットNで構成される第二締結部材26の雌ネジ部26aを螺合させて締め付けると、該第二締結部材26が第一締結部材25に固定される。これにより、前記シーブ本体21のロープ溝22に対して溝保護部材23が装着される。
前記シーブ本体21のロープ溝22から溝保護部材23を取り外す際には、前記ナットNで構成される第二締結部材26を緩めて第一締結部材25の係止部25bを抜止部21eから離脱させる。この後、前記第一締結部材25を軸体25aの軸心を中心として回動させると、前記軸体25aの先端部に係止部25bが形成された第一締結部材25を断面長円形状の挿入空間21d及び貫通空間23cから引き抜くことができる。これにより、前記シーブ本体21のロープ溝22から溝保護部材23が取り外される。
この結果、前記シーブ20が軸線方向へ複数積層されてシーブ20間に僅かな隙間しかない場合、或いはシーブ20が壁際や支持部材に対し近接して配設されるような場合であっても、シーブ20の外周側から第一締結部材25の差し込みと該第一締結部材25に対する第二締結部材26の締付作業を行えるようになり、シーブ本体21に対する溝保護部材23の着脱を行うことが可能となる。
しかも、特に船上に配備されるデッキクレーン1のシーブ20のように、海洋に面する厳しい腐食環境に晒されるシーブ20であっても、金属製のシーブ本体21に雌ネジ部を形成しなくて済み、該雌ネジ部が腐食して溝保護部材23の着脱が困難となる心配もない。
一方、前記シーブ20に掛け回されるワイヤロープ8,11は、ロープ溝22の全周に対して最大で約半分程度の範囲に接触する。本実施例の場合、前記溝保護部材23はロープ溝22の周方向に複数分割(図1(b)の例では八分割)して設けられ、シーブ本体21の周方向における溝保護部材23の長さは、シーブ20に掛け回されるワイヤロープ8,11と接触していないロープ溝22の長さよりも短く設定されている。このため、ワイヤロープ8,11がロープ溝22の約半周に亘って接触している状態では、本実施例における八個の溝保護部材23のうち、少なくとも三個の溝保護部材23は、ワイヤロープ8,11と接触しない。従って、例えば、一枚のシーブ20について、部分的に溝保護部材23を交換する場合には、交換対象となる溝保護部材23がワイヤロープ8,11と接触しない位置になるまでシーブ20を回転させれば、ワイヤロープ8,11をシーブ20から取り外すことなく、溝保護部材23の交換を行うことが可能となる。又、一枚のシーブ20について、全ての溝保護部材23を交換する場合であっても、ワイヤロープ8,11が非接触となる位置で溝保護部材23を交換した後に、シーブ20を約45度回転させれば、次の溝保護部材23を同様の方法で簡単に交換することができる。このように、周方向に分割された複数の溝保護部材23を用いることで、メンテナンス性及び作業効率を著しく向上させることが可能となる。
こうして、シーブ本体21に対する溝保護部材23の着脱を円滑に行い得る。
そして、前記係止部25bは、前記第一締結部材25の軸体25aから外方へ張り出すように形成され、前記第一締結部材25を軸体25aの軸心を中心として回動させることにより、前記係止部25bが前記抜止部21eに係止されるよう構成してある。この構成により、前記シーブ本体21に対して溝保護部材23の着脱を行うことに関し、前記シーブ20の配設状況による制約を受けにくくすることができ、有効となる。
又、前記係止部25bを、図4(a)及び図4(b)に示す如く、前記第一締結部材25の軸体25aの先端部を湾曲させて形成すると、第一締結部材25を単一の部品として構成することができ、第一締結部材25の製造に関して部品点数の増加を回避することができる。
更に又、前記第一締結部材25を、前記係止部25bと反対側における軸体25aの端部に雄ネジ部25cが形成されたボルトBとし、前記第二締結部材26を、前記雄ネジ部25cに螺合する雌ネジ部26aが形成されたナットNとすると、特殊な部品を用意しなくて済み、シーブ本体21に対する溝保護部材23の着脱を容易に行うことができる。
一方、前記溝保護部材23は、樹脂製とすることにより、ワイヤロープ8,11の長寿命化を図る上で有効となるが、溝保護部材23を金属製とすることもできる。因みに、前記デッキクレーン1が使用される国によっては、前記シーブ20のロープ溝22に索条痕が付いていることを理由に、シーブ20が耐用年数に達していないにも拘わらずシーブ20の交換が要求され、結果的にシーブ20の使用年数が短縮されてしまう場合もある。しかし、前記溝保護部材23を金属製とすることにより、該溝保護部材23は耐摩耗性に優れ、索条痕が付きにくくなり、溝保護部材23をシーブ本体21から取り外して研摩する頻度を少なくすることができ、非常に有効となる。
更に、前記シーブ20を備えたデッキクレーン1では、海洋に面する厳しい腐食環境での荷役作業を効率良く行うことができる。
尚、本発明のシーブ及び該シーブを備えたデッキクレーンは、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、デッキクレーンに限らず、種々のクレーン装置や他の機械装置に広く適用可能なこと等、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 デッキクレーン
8 ワイヤロープ
11 ワイヤロープ
20 シーブ
21 シーブ本体
21d 挿入空間
21e 抜止部
22 ロープ溝
23 溝保護部材
23c 貫通空間
24 締結部材
25 第一締結部材
25a 軸体
25b 係止部
25c 雄ネジ部
25d 係止片
25e 係止ピン
26 第二締結部材
26a 雌ネジ部
B ボルト
N ナット

Claims (6)

  1. ロープ溝が外周部に形成されたシーブ本体と、該シーブ本体のロープ溝に着脱自在に取り付けられる溝保護部材と、該溝保護部材を該シーブ本体に固定する締結部材とを備えたシーブにおいて、
    前記締結部材は、軸体の先端部に係止部が形成された第一締結部材と、該第一締結部材の係止部と反対側における軸体の端部に固定される第二締結部材とを備え、
    前記溝保護部材は、前記第一締結部材が貫通される貫通空間を備え、
    前記シーブ本体は、前記貫通空間を貫通した前記第一締結部材が挿入される挿入空間と、該挿入空間に挿入された前記係止部が係止される抜止部とを備えた、シーブ。
  2. 前記係止部は、前記第一締結部材の軸体から外方へ張り出すように形成され、前記第一締結部材を前記軸体の軸心を中心として回動させることにより、前記係止部が前記抜止部に係止されるように構成されている、請求項1記載のシーブ。
  3. 前記係止部は、前記第一締結部材の軸体の先端部を湾曲させて形成される、請求項2記載のシーブ。
  4. 前記第一締結部材は、前記係止部と反対側における軸体の端部に雄ネジ部が形成されたボルトであり、前記第二締結部材は、前記雄ネジ部に螺合する雌ネジ部が形成されたナットである、請求項1〜3の何れか一項に記載のシーブ。
  5. 前記溝保護部材は金属製である、請求項1〜4の何れか一項に記載のシーブ。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載のシーブを備えたデッキクレーン。
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