JP2016214194A - 植物栽培装置及び植物栽培方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】栽培している植物に対して、液体供給を効率的に行なうための植物栽培装置及び植物栽培方法を提供する。【解決手段】植物栽培装置10は、垂直方向に立設された植物栽培筒P1を備えている。植物栽培筒P1の上部には上部タンク35が配置されている。上部タンク35の底部から下方に突出した接続管から、上部タンク35に貯留された培養液が植物栽培筒P1に供給される。植物栽培筒P1の下方には、植物栽培筒P1内を流れた培養液を貯留する下部タンク31が配置されている。下部タンク31には、ポンプ32が設置されている。ポンプ32は、下部タンク31の培養液を、供給管33を介して圧送して、植物栽培筒P1の上部に設置された上部タンク35に供給する。【選択図】図1

Description

本発明は、垂直方向に立設された植物栽培筒に液体を供給して植物を栽培するための植物栽培装置及び植物栽培方法に関する。
室内において、人工光を用いて野菜等の植物の栽培が行なわれている。この場合、収穫効率を向上させるために、複数のパイプを立設して、パイプの延在方向に植物を並ぶように載置して育成する植物栽培装置が検討されている(例えば、特許文献1参照)。この文献に記載の植物栽培装置は、養液を供給するための縦方向に延伸した養液用パイプ、栽培植物を植えるための縦方向に延伸した植物用パイプを備えている。また、植物用パイプには、栽培植物を載置する植物載置部を先端内部に設置した1以上の分岐パイプが斜め上方向に向けて所定の高さ幅ごとに設けられている。更に、養液用パイプ内部から分岐パイプ内部へと養液を供給するための養液供給手段が設けられている。
特開2014−217349号公報
特許文献1に記載された植物栽培装置においては、複数の養液用パイプが配置されている。この養液用パイプのそれぞれに養液を供給するには、養液を分配するための配管を設ける必要があり、植物栽培装置の配管が複雑になっていた。更に、保守点検時に配管を取り外す場合には、作業負担が大きかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、栽培している植物に対して、液体供給を効率的に行なうための植物栽培装置及び植物栽培方法を提供することにある。
上記課題を解決する植物栽培装置は、植物を配置する設置部が長手方向に複数形成された植物栽培筒を垂直方向に立設させ、前記植物栽培筒の下方に第1の液体容器が配置される。この植物栽培装置は、前記植物栽培筒の上方に配置され、前記植物栽培筒に接続された第2の液体容器と、前記第1の液体容器と前記第2の液体容器とを接続する供給管と、前記第1の液体容器の液体を前記第2の液体容器に供給するためのポンプとを備える。これにより、第2の液体容器の下方に接続された各植物栽培筒に、第2の液体容器から液体を流すので、栽培している植物に対して、液体供給を効率的に行なうことができる。
上記植物栽培装置においては、前記複数の植物栽培筒は台座上に立設され、前記台座を水平面で回動させる回動機構を設けることが好ましい。これにより、台座を回動させて、各植物栽培筒の配置を移動させることができる。特に、植物栽培筒と第2の液体容器とを一体とすることにより、簡易な構成で回動させることができる。例えば、作業時には、作業しやすい位置に移動させることにより、作業負担を軽減することができる。
上記植物栽培装置においては、前記第2の液体容器の底部には、前記植物栽培筒に挿入可能な接続管が形成されており、前記接続管には、前記植物栽培筒に供給する液体の流量を調節するバルブを設けることが好ましい。これにより、バルブを開閉することにより、植物栽培筒の着脱を容易に行なうことができる。
上記植物栽培装置においては、前記接続管の端部は、前記接続管の中心軸に対して傾斜させた切断部を保有し、前記切断部の先端部分を、前記植物栽培筒の内面に当接するように配置されていることが好ましい。これにより、植物栽培筒の内面に沿って液体を垂下させて、植物栽培筒に配置された植物に液体を供給することができる。
上記植物栽培装置においては、前記バルブにより、前記植物栽培筒の内壁面を液体が垂下する流量となるように調整可能にすることが好ましい。これにより、植物栽培筒に流す液体の液量を調整して、液体を植物に供給することができる。
上記植物栽培装置においては、前記第2の液体容器内の液量を検出し、この液量に応じて、前記ポンプを稼働させる制御部を更に備えることが好ましい。これにより、第2の液体容器内の液量が少なくなった場合に、第1の液体容器から液体を供給することができる。
上記課題を解決する植物栽培方法は、植物を配置する設置部が長手方向に複数形成された植物栽培筒を垂直方向に立設させ、前記植物栽培筒の下方に第1の液体容器が配置された植物栽培装置を用いる。前記植物栽培筒の上方に配置された第2の液体容器から、前記植物栽培筒に液体を伝い落ちるように流出させ、前記第1の液体容器に設けられたポンプを稼働させて、前記第1の液体容器と前記第2の液体容器とを接続する供給管を介して、前記第1の液体容器の液体を前記第2の液体容器に供給させて、前記液体を循環させる。これにより、第2の液体容器の下方に接続された各植物栽培筒に、第2の液体容器から液体を流すので、栽培している植物に対して、液体供給を効率的に行なうことができる。
本発明によれば、栽培している植物に対して、液体供給を効率的に行なうことができる。
本開示における植物栽培装置を説明する外観斜視図。 本開示における植物栽培装置を説明する平面断面図。 本開示における植物栽培装置の要部断面図であって、(a)は栽培床の植物栽培筒、(b)は植物を植えた植物栽培筒を示す。 本開示における植物栽培装置の制御ユニットの構成を説明するブロック図。 本開示における植物栽培装置の作業と制御とを説明する説明図。 本開示における植物栽培装置の水量制御処理の処理手順を説明する流れ図。 変更例における水量制御処理の処理手順を説明する流れ図。
以下、図1〜図6に従って、植物栽培装置及び植物栽培方法の一実施形態を説明する。本実施形態においては、植物として、食べられる植物(例えばレタスや青梗菜等の葉物等)を栽培する。
図1に示すように、本実施形態の植物栽培装置10は、略直方体形状をしており、角に同じ高さの柱11,12,13,14がそれぞれ配置されている。この植物栽培装置10は、設置面から所定高さの位置に、長方形状の下板部材15が配置されている。植物栽培装置10の柱(11〜14)の上面には、下板部材15と同じ形状の上板部材16が配置されている。この上板部材16は、下板部材15と空間をおいて対向して配置されている。下板部材15及び上板部材16の中央部は、後述する台座25の回転に従って回転可能になるように形成されている。
図2に示すように、柱(11〜14)と下板部材15と上板部材16で囲まれた空間20には、栽培床21,22,23,24が、間隔をおいて配置されている。各栽培床(21〜24)は、複数(本実施形態では4つ)の植物栽培筒P1によって構成されている。各植物栽培筒P1は、図1に示すように、鉛直方向(垂直方向)に延在するように立設されている。
図3(a)に示すように、各植物栽培筒P1には、複数の植物設置部Paが、所定の間隔で形成されている。本実施形態では、植物設置部Paは、植物栽培筒P1の長手方向(垂直方向)に対して、一列で形成されている。植物設置部Paは、筒形状をしており、植物栽培筒P1の長手方向(垂直方向)に対して、所定方向(例えば45度)で接続されている。そして、一端部は斜め方向(例えば45度)に開口されている。
図3(b)に示すように、植物設置部Paの端部は、斜め上側に開口しており、植物の苗が植わった培地G1を保持できるように構成されている。また、植物設置部Paは、端部に苗が設置された場合に、苗の根が、植物栽培筒P1内に位置する大きさで形成されている。
図2に示すように、栽培床(21〜24)は、円筒形状の台座25上に配置されている。台座25は、後述する回動機構部を介して両方向に回動可能に構成されている。
更に、各植物栽培筒P1の下方には、台座25及び下板部材15を貫通する貫通孔(図示せず)が形成されている。この貫通孔は、後述する下部タンク31に開口されており、植物栽培筒P1を流れた培養液を下部タンク31に流し込む。
栽培床(21〜24)の外側には、複数の光源26が配置されている。この光源26は、光量子量(光合成光量子束密度)を調整可能な光源である。本実施形態では、光源26として、垂直方向に延在する蛍光灯型LED(発光ダイオード)を用いる。更に、この光源26の外側には、3つの反射板27が、空間20の三側面を囲むように配置されている。なお、残りの一面(作業面)側には、中央が開口するように両端部に反射板28が設けられている。
図1に示すように、下板部材15の下方には、第1の液体容器としての下部タンク31が配置されている。本実施形態では、この下部タンク31の一部が、下板部材15よりもはみ出すように配置される。この下部タンク31には、植物を栽培するための肥料成分等を調合した培養液(液体)が貯留される。更に、この下部タンク31には、植物栽培筒P1内を流れた培養液が、上述した貫通孔を介して流れ込む。
下部タンク31には、ポンプ32が設けられている。このポンプ32には、上方に延在された供給管33が接続されている。ポンプ32は、下部タンク31に貯留された培養液(液体)を、供給管33を介して上方へと圧送する。供給管33は、上板部材16の上に設置された上部タンク35に、培養液を供給するように形成されている。
図1に示すように、この上部タンク35は、培養液が貯留されている第2の液体容器である。この上部タンク35は、栽培床(21〜24)を覆う大きさで形成されている。この上部タンク35は、上面が開口されている。供給管33の上端部33aは、上部タンク35の上方に配置されている。そして、供給管33の上端部33aにおいて、上部タンク35の上面から液体を供給する。上部タンク35は、上板部材16の中央部の上に配置されており、植物栽培筒P1の移動に従って回転する。
図3(a)に示すように、上部タンク35の底面には、下方に突出した複数の接続管36が取り付けられている。これら接続管36は、栽培床(21〜24)の各植物栽培筒P1に対応する位置に設けられている。接続管36は、上板部材16を貫通している。各接続管36は、植物栽培筒P1内に挿入可能な外径をしており、その下端部36aは傾斜して形成された切断部となっている。本実施形態の接続管36は、その最下端部が各栽培床(21〜24)の外側に位置するように配置されている。また、各接続管36には、バルブV1が設けられている。このバルブV1は、接続管36に流れる培養液の供給を停止したり、培養液の流量を調整したりするために用いられる。
次に、図4を用いて、上述した植物栽培装置10の制御機能について説明する。
図4に示すように、制御ユニット50は、回転機構部41の駆動部、水量検出部42、ポンプ32の駆動部、入力部55及び表示部56に接続されている。回転機構部41は、台座25を回動させる機構部である。水量検出部42は、上部タンク35内に貯留された培養液の水量(液量)を検出し、検出信号を制御ユニット50に供給する。
入力部55は、制御ユニット50に対して、制御開始や停止等を入力する操作パネルにより構成される。
表示部56は、入力された指示や現在の制御状態等を表示するディスプレイにより構成される。
制御ユニット50は、CPU、RAM及びROM等のメモリ等を備えた制御手段である。制御ユニット50は、光量制御部51、回転制御部52及び水量制御部53を備えている。
光量制御部51は、光源26の光量子量の可変制御やスイッチのオンオフ制御を行なう。光量制御部51には、植物に照射する光源26の制御を行なう日照制御データが記憶されている。この日照制御データには、パターン周期時間(1パターンの周期)、パターン周期時間における光量子量に関する日照制御パターンが記録されている。例えば、日照制御パターンには、パターン周期時間を24時間として、日中の太陽光の日射パターンと同様に光量子量を調整するパターンが設定されている。
回転制御部52は、台座25の回動を制御する。この回転制御部52は、入力部55からの指示に応じて、回転機構部41の駆動部(モータ等)に駆動制御信号を出力する。
水量制御部53には、上部タンク35の水量を制御する。水量制御部53は、水量検出部42からの検出信号が供給される。水量制御部53は、上部タンク35の水量の下限値に関するデータを記憶している。水量制御部53は、上部タンク35の水量が下限値以下になった場合に、ポンプ32を駆動するための駆動信号をポンプ32の駆動部に出力する。
次に、図5及び図6を用いて、上述した植物栽培装置10の作用について説明する。
図5に示すように、定植作業(ステップSH1)について説明する。
まず、植物栽培装置10から各植物栽培筒P1を取り外す。この場合、作業者は入力部55において回転制御の指示を入力して、栽培床(21〜24)が、順次、作業面側に移動するように、台座25を回転させながら、植物栽培筒P1の取り外し作業を行なう。
次に、取り外した各植物栽培筒P1の各植物設置部Paに、苗が育成された培地G1を挿入する。
そして、図3(b)に示すように、植物栽培筒P1を接続管36に取り付ける。この場合、接続管36の最下端部が植物栽培筒P1の内壁面に当接するように、植物栽培筒P1を配置する。更に、植物栽培筒P1の植物設置部Paが、栽培床(21〜24)の中心と反対側を向くように、各栽培床(21〜24)の植物栽培筒P1の水平面における回転角度を調整する。従って、植物設置部Pa側に、接続管36の最下端部が位置する。そして、各接続管36のバルブV1を開いて、上部タンク35の培養液を植物栽培筒P1に流す。この場合、培養液が植物栽培筒P1の内壁を垂下する(伝い落ちる)流量となるように、バルブV1の流量を調整する。
そして、入力部55に回転指示を入力して、台座25を回転させながら、順次、栽培床21〜24の植物栽培筒P1の取り付けを行なう。この作業を、すべての栽培床について繰り返す。
次に、栽培作業(ステップSH2)について説明する。
栽培中、制御ユニット50は、光量子量制御処理及び水量制御処理を実行する。
具体的には、作業者は、制御ユニット50に対して、光量子量制御処理の処理開始を、入力部55を介して指示する。この指示に応じて、制御ユニット50の光量制御部51は、システムタイマから現在時刻を取得し、記憶した日照制御データを用いて、光源26の照明機構部に対してオンオフや光量子の可変制御の指示を行なう。照明機構部は、この指示に応じて、光源26のオンオフや光量子量の変更を行なって、時刻に応じた日照時間及び光量子量を制御する。
次に、作業者は、制御ユニット50に対して、水量制御処理の処理開始を、入力部55を介して指示する。この指示に応じて、制御ユニット50の水量制御部53は、水量制御処理を実行する。
次に、図6を用いて、この水量制御処理を実行する。
まず、制御ユニット50の水量制御部53は、上部タンクの水量検出処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、水量制御部53は、水量検出部42から、上部タンク35に貯留された培養液の水量に関するデータを取得する。
次に、制御ユニット50の水量制御部53は、上部タンクの水量が下限値以下か否かの判定処理を実行する。具体的には、水量制御部53は、予め記憶している下限値と、取得した水量とを比較する。比較した結果、上部タンク35の水量が下限値より多い場合(ステップS1−2において「NO」の場合)には、ステップS1−1以降の処理を継続する。
一方、上部タンク35の水量が下限値以下の場合(ステップS1−2において「YES」の場合)には、水量制御部53は、ポンプ32を駆動する(ステップS1−3)。具体的には、水量制御部53は、ポンプ32に駆動信号を出力し、ポンプ32を予め定めた一定時間、駆動させる。これにより、下部タンク31に貯留された培養液が上部タンク35に、供給管33を介して供給される。
植物の栽培中は、この水量制御処理が実行される。従って、上部タンク35から植物栽培筒P1に供給された培養液は、植物栽培筒P1の内壁面を伝って流れ落ちる。更に、植物栽培筒P1の下方の貫通孔から下部タンク31に流れ、下部タンク31に貯留される。そして、上部タンク35の培養液が少なくなった場合には、下部タンク31に貯留された培養液が、供給管33を介して上部タンク35に供給される。従って、培養液が、上部タンク35、植物栽培筒P1、下部タンク31及び供給管33を循環しながら、植物に供給される。
次に、植物の収穫作業(ステップSH3)について説明する。
植物の育成が終了した場合、作業者は、制御ユニット50の入力部55を介して、光量子量制御処理及び水量制御処理の停止を指示する。この指示に応じて、制御ユニット50の光量制御部51は、光量子量制御処理を停止し、光源26を消灯する。更に、制御ユニット50の水量制御部53は、水量制御処理を停止する。
そして、制御ユニット50の入力部55は、植物栽培装置10から植物栽培筒P1を取り外す。この場合、定植作業(ステップSH1)のときと同様に、作業者は入力部55に回動制御の指示を入力して、栽培床(21〜24)が、順次、作業面側に移動するように、台座25を回転させながら、植物栽培筒P1の取り外し作業を行なう。
そして、取り外した各植物栽培筒P1の各植物設置部Paから、育成された植物を収穫する。
従って、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態において、植物栽培装置10は、垂直方向に立設された植物栽培筒P1を備えている。植物栽培筒P1の上部には上部タンク35が配置されている。上部タンク35の底部から下方に突出した接続管36から、上部タンク35に貯留された培養液が植物栽培筒P1に供給される。植物栽培筒P1の下方には、植物栽培筒P1内を流れた培養液を貯留する下部タンク31が配置されている。下部タンク31には、ポンプ32が設置されている。ポンプ32は、下部タンク31の培養液を、供給管33を介して圧送して、植物栽培筒P1の上部に設置された上部タンク35に供給する。これにより、上部タンク35の下方に接続された各植物栽培筒P1に、上部タンク35から培養液を流すので、栽培している植物に対して、培養液の供給を効率的に行なうことができる。
(2)本実施形態において、上部タンク35の底部に設けられた接続管36は、植物栽培筒P1内に挿入可能な外径をしている。更に、接続管36には、バルブV1が設けられている。これにより、バルブV1を開閉することにより、植物栽培筒P1の着脱を容易に行なうことができる。
(3)本実施形態において、接続管36は、その下端部36aが傾斜して形成されている。植物栽培筒P1を設置する場合には、接続管36の最下端部が植物栽培筒P1の内壁面に当接するように、植物栽培筒P1を配置する。これにより、植物栽培筒P1の内面に沿って培養液を垂下させて、植物栽培筒P1に配置された植物に培養液を供給することができる。
(4)本実施形態において、接続管36に設けられたバルブV1の流量を、培養液が植物栽培筒P1の内壁面を垂下する流量となるように調整する。これにより、植物栽培筒P1に流す培養液の液量を調整して、培養液を植物に供給することができる。
(5)本実施形態において、植物栽培筒P1は、回動可能な台座25上に配置されている。これにより、台座25を回動させて、各植物栽培筒P1の配置を移動させることができる。特に、植物栽培筒P1と上部タンク35とを一体とすることにより、簡易な構成で回動させることができる。例えば、作業時には、作業しやすい位置に移動させることにより、作業負担を軽減することができる。
(6)本実施形態において、下部タンク31から培養液を上部タンク35に供給する供給管33は、その上部が上部タンク35の上方に配置されており、その上部の先端部は、下方に開口して、上部タンク35の上方から培養液を供給する。これにより、上部タンク35が回動した場合であっても、下部タンク31からの培養液を上部タンク35に、効率よく供給することができる。
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態の植物栽培装置10は、4つの栽培床(21〜24)を備え、各栽培床(21〜24)は、4つの植物栽培筒P1で構成した。植物栽培装置10の栽培床の数や配置、各栽培床を構成する植物栽培筒P1の数や構成は、上記実施形態に限定されない。また、上記実施形態の植物栽培筒P1は、植物設置部Paを一列で構成した。植物栽培筒P1は、このような構成に限られず、例えば、植物設置部Paが複数列に配置された構成であってもよい。
・上記実施形態において、植物栽培装置10の制御ユニット50は、水量制御処理において、上部タンク35の水量に応じてポンプ32を駆動した。水量制御処理は、上部タンク35の水量に基づく制御に限定されるものではない。例えば、一定時間毎に駆動信号を出力してポンプ32を一定時間、駆動するようにしてもよい。
また、下部タンク31の水量も考慮した処理を実行してもよい。この場合、下部タンクの水量検出部を設け、制御ユニット50に接続させておく。この下部タンクの水量検出部は、下部タンク31内に貯留された培養液の水量を検出し、検出信号を制御ユニット50に供給する。更に、制御ユニット50は、アラーム音を出力する警告音発生部を備えている。
次に、図7を用いて、この水量制御処理を説明する。
ここでは、制御ユニット50の水量制御部53は、上記実施形態のステップS1−1〜S1−3と同様に、上部タンクの水量検出処理(ステップS2−1)、上部タンクの水量が下限値以下か否かの判定処理(ステップS2−2)、ポンプ駆動処理(ステップS2−3)を実行する。そして、水量制御部53は、下部タンクの水量検出部からの出力信号に応じて、下部タンクが空か否かの判定処理を実行する(ステップS2−4)。具体的には、水量制御部53は、下部タンクの水量検出部から、培養液の水量に関する検出信号を取得する。
ここで、下部タンクが空でないと判定した場合(ステップS2−4において「NO」の場合)、制御ユニット50は、ステップS2−1以降の処理を継続する。
一方、下部タンクが空であると判定した場合(ステップS2−4において「YES」の場合)、制御ユニット50は、ポンプ停止処理を実行する(ステップS2−5)。具体的には、制御ユニット50の水量制御部53は、ポンプ32の駆動部に駆動を停止する信号を出力する。
そして、制御ユニット50は、アラーム処理を実行する(ステップS2−6)。具体的には、制御ユニット50の水量制御部53は、表示部56にアラーム信号を表示し、警告音発生部においてアラーム音を発生する。
これにより、自然蒸発等によって、培養液の全体量が少なくなった場合には、異常を検知し、注意喚起することができる。
・上記実施形態において、下部タンク31から上部タンク35に培養液を供給する供給管33は、その上部が上部タンク35の上方に配置されており、その上部の先端部は、下方に開口して、上部タンク35の上方から液体を供給した。供給管33の構成は、これに限定されない。例えば、上部タンク35の中央部付近のみを開口し、この開口領域に供給管を設けるようにしてもよい。この場合には、開口面積を小さくすることができ、自然蒸発や、落下物の混入の抑制することができる。
・上記実施形態においては、上部タンク35の底部から突出した接続管36にバルブV1を設けた。植物栽培筒P1に供給する流量の調整は、バルブV1以外の構成であってよい。例えば、植物栽培筒P1の内壁面に培養液が垂下する流量を供給する内径の接続管36を用いてもよい。この場合、接続管36の外径が、植物栽培筒P1の内径より小さくても、接続管36の最下端部を植物設置部Pa側に当接するように配置する。また、植物栽培筒P1を取り外す場合には、上部タンク35を空にする。これにより、植物栽培装置10の構成を簡素化することができる。
・上記実施形態において、植物栽培装置10は、レタスや青梗菜等の葉物を育成するとして説明した。育成する植物は、これに限定されず、例えば、苺等の植物であってもよい。
G1…培地、P1…植物栽培筒、Pa…植物設置部、V1…バルブ、10…植物栽培装置、11,12,13,14…柱、15…下板部材、16…上板部材、20…空間、21,22,23,24…栽培床、25…台座、26…光源、27,28…反射板、31…下部タンク、32…ポンプ、33…供給管、35…上部タンク、36…接続管、41…回転機構部、42…水量検出部、50…制御ユニット、51…光量制御部、52…回転制御部、53…水量制御部、55…入力部、56…表示部。

Claims (7)

  1. 植物を配置する設置部が長手方向に複数形成された植物栽培筒を垂直方向に立設させ、前記植物栽培筒の下方に第1の液体容器が配置された植物栽培装置であって、
    前記植物栽培筒の上方に配置され、前記植物栽培筒に接続された第2の液体容器と、
    前記第1の液体容器と前記第2の液体容器とを接続する供給管と、
    前記第1の液体容器の液体を前記第2の液体容器に供給するためのポンプとを備えたことを特徴とする植物栽培装置。
  2. 前記複数の植物栽培筒は台座上に立設され、前記台座を水平面で回動させる回動機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の植物栽培装置。
  3. 前記第2の液体容器の底部には、前記植物栽培筒に挿入可能な接続管が形成されており、前記接続管には、前記植物栽培筒に供給する液体の流量を調節するバルブを設けたことを特徴とする請求項2に記載の植物栽培装置。
  4. 前記接続管の端部は、前記接続管の中心軸に対して傾斜させた切断部を保有し、前記切断部の先端部分を、前記植物栽培筒の内面に当接するように配置したことを特徴とする請求項3に記載の植物栽培装置。
  5. 前記バルブにより、前記植物栽培筒の内壁面を液体が垂下する流量となるように調整可能にしたことを特徴とする請求項3又は4に記載の植物栽培装置。
  6. 前記第2の液体容器内の液量を検出し、この液量に応じて、前記ポンプを稼働させる制御部を更に備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の植物栽培装置。
  7. 植物を配置する設置部が長手方向に複数形成された植物栽培筒を垂直方向に立設させ、前記植物栽培筒の下方に第1の液体容器が配置された植物栽培装置を用いた植物栽培方法であって、
    前記植物栽培筒の上方に配置された第2の液体容器から、前記植物栽培筒に液体を伝い落ちるように流出させ、
    前記第1の液体容器に設けられたポンプを稼働させて、前記第1の液体容器と前記第2の液体容器とを接続する供給管を介して、前記第1の液体容器の液体を前記第2の液体容器に供給させて、前記液体を循環させることを特徴とする植物栽培方法。
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