JP2016213673A - 電子機器 - Google Patents

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Yukako Tsutsumi
由佳子 堤
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Abstract

【課題】簡易な構成で電波の干渉を抑制する。【解決手段】実施形態によれば、電子機器は、第1の基板と、第1の接地層と、第1のアンテナと、第2の基板と、第2の接地層と、第2のアンテナと、遮蔽管とを備える。遮蔽管は、第1の基板と第2の基板との間に設置され、第2の面に対面する開口した第1の端部と第4の面に対面する開口した第2の端部と外壁と内壁とを有する導体で形成される。遮蔽管の管軸方向から第1の基板を見た場合に、第1の接地層の最外縁の内側に第1の端部の内壁の最外縁を含み、第1の端部の内壁の最外縁の内側に第1のアンテナを含む。前記管軸方向から第2の基板を見た場合に、第2の接地層の最外縁の内側に第2の端部の内壁の最外縁を含み、第2の端部の内壁の最外縁の内側に前記第2のアンテナを含む。遮蔽管の内壁の少なくとも一部に電波吸収体が配置される。【選択図】図1A

Description

実施形態は、電子機器に関する。
従来、超広帯域無線(Ultra WideBand;UWB)通信において、UWB通信用のチップセットおよびアンテナを周辺から電磁気的に隔離された状態に保つことができる専用の筐体内に収納する機器が知られている。係る機器は、筐体の内部にUWB通信を行うようにアンテナが配置される。そうすることで、周辺機器からのスプリアス放射などをアンテナで受信することが無くなり、S/N比を大きくすることができる。さらに、筐体内に電波吸収体を配置することで、ノイズおよびマルチパス干渉を抑制することができる。
しかしながら、チップセットおよびアンテナを筐体内に収納した状態で外部とのインターフェースを確保し、かつ、筐体内を電磁気的に隔離することは、構造が複雑で製造が難しいという課題がある。
特開2005−86685号公報
実施形態は、簡易な構成で電波の干渉を抑制することを目的とする。
実施形態によれば、電子機器は、第1の基板と、第1の接地層と、第1のアンテナと、第2の基板と、第2の接地層と、第2のアンテナと、遮蔽管とを備える。第1の基板は、第1の面と第1の面に対向する第2の面とを有する。第1のアンテナは、第2の面と、第1の接地層および第2の面の間とのいずれか一方に配置される。第2の基板は、第2の面に対面し、第3の面と第3の面に対向する第4の面とを有する。第2の接地層は、第3の面および第2の基板の内層のいずれか一方に形成される。第2のアンテナは、第4の面と、第2の接地層および第4の面の間とのいずれか一方に配置される。遮蔽管は、第1の基板と第2の基板との間に設置され、第2の面に対面する開口した第1の端部と第4の面に対面する開口した第2の端部と外壁と内壁とを有する導体で形成される。遮蔽管の管軸方向から第1の基板を見た場合に、第1の接地層の最外縁の内側に第1の端部の内壁の最外縁を含み、第1の端部の内壁の最外縁の内側に第1のアンテナを含む。前記管軸方向から第2の基板を見た場合に、第2の接地層の最外縁の内側に第2の端部の内壁の最外縁を含み、第2の端部の内壁の最外縁の内側に前記第2のアンテナを含む。遮蔽管の内壁の少なくとも一部に電波吸収体が配置される。
第1の実施形態に係る電子機器の側面の断面部分を例示する図。 図1Aに示したA−A’線から第1の基板側を見た場合の電子機器の図。 1回反射する電波を例示する図。 多重反射する電波を例示する図。 図1Aの電波吸収体の配置を変更した図。 図4Aに示したA−A’線から第1の基板側を見た場合の電子機器の図。 図1Aの電波吸収体の配置を変更した図。 図1Aの電波吸収体の配置を変更した図。 図4Dに示したA−A’線から第1の基板側を見た場合の電子機器の図。 図1Aの遮蔽管の形状を変更した図。 図1Aの遮蔽管の形状を変更した図。 第2の実施形態に係る電子機器の側面の断面部分を例示する図。 図5Aに示したA−A’線から第1の基板側を見た場合の電子機器の図。 第3の実施形態に係る電子機器の側面の断面部分を例示する図。 図6Aに示したA−A’線から第1の基板側を見た場合の電子機器の図。 第4の実施形態に係る電子機器の側面の断面部分を例示する図。 図7Aに示したA−A’線から第1の基板側を見た場合の電子機器の図。 第5の実施形態に係る電子機器の側面の断面部分を例示する図。 図8Aに示したA−A’線から第1の基板側を見た場合の電子機器の図。 図8Aの電子機器の変形例を示す図。 図9Aに示したA−A’線から第1の基板側を見た場合の電子機器の図。 図8Aの電波吸収体の配置を変更した図。 図10Aに示したA−A’線から第1の基板側を見た場合の電子機器の図。 図10Aの電子機器において、送信アンテナおよび受信アンテナで結ばれる直線距離が最大の場合に1回反射する電波を例示する図。 図10Aの電子機器において、送信アンテナおよび受信アンテナで結ばれる直線距離が最小の場合に1回反射する電波を例示する図。
以下、図面を参照しながら実施形態の説明が述べられる。尚、以降、解説済みの要素と同一または類似の要素には同一または類似の符号が付され、重複する説明は基本的に省略される。
以降の説明において、送信アンテナ、受信アンテナ、無線送信部および無線受信部は、それぞれ独立しているが、送信アンテナが受信アンテナの機能を有してもよく、受信アンテナが送信アンテナの機能を有してもよく、無線送信部が無線受信部の機能を有してもよく、無線受信部が無線送信部の機能を有してもよい。即ち、アンテナは単体で送受信機能を有してもよいし、無線部は単体で送受信に関する信号処理を行ってもよい。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る電子機器100の側面の断面部分が図1Aに例示される。電子機器100は、第1の基板110と、第1の送信アンテナ111(第1のアンテナともいう)と、第1の無線送信部112(第1の無線部ともいう)と、第1の接地層113と、第2の基板120と、第1の受信アンテナ121(第2のアンテナともいう)と、第1の無線受信部122(第2の無線部ともいう)と、第2の接地層123と、遮蔽管130と、筐体140とを備える。第1の基板110および第2の基板120は、互いに対面して設置される。遮蔽管130は、第1の基板110と第2の基板120との間に設置される。筐体140は、第1の基板110と第2の基板と遮蔽管130とを収納する。
第1の基板110は、第1の面と第1の面に対向する第2の面とを有する。第1の接地層113は、第1の基板110の第1の面および第1の基板110の内層の少なくとも一方に形成される。第1の送信アンテナ111は、第1の基板110の第2の面と、第1の接地層113および第1の基板110の第2の面の間との少なくとも一方に配置される。例えば、第1の送信アンテナ111は、アンテナ面に半田レジストがかかっている場合などにおいて、第1の基板110の内層に配置される。第1の無線送信部112は、第1の基板110の第2の面に配置される。尚、図1Aでは、第1の無線送信部112が第1の基板110上に配置される例を示すが、第1の無線送信部112は、第1の基板110の内層に配置されてもよく、第1の基板110外に配置されてもよい。
第1の送信アンテナ111は、第1の無線送信部112と電気的に接続される。第1の無線送信部112は、後述される第1の無線受信部122と通信し、信号処理を行う。
第1の接地層113は、導体で形成される。第1の接地層113は、一面に亘って導体である必要はなく、ホールや裂け目があってもよい。また、第1の接地層113は、一部に信号面および電源などが設置されてもよい。
第2の基板120は、第1の面(第3の面ともいう)と第1の面に対向する第2の面(第4の面ともいう)とを有する。第2の接地層123は、第2の基板120の第1の面および第2の基板120の内層の少なくとも一方に形成される。第1の受信アンテナ121は、第2の基板120の第2の面と、第2の接地層123および第2の基板120の第2の面の間との少なくとも一方に配置される。例えば、第1の受信アンテナ121は、アンテナ面に半田レジストがかかっている場合などにおいて、第2の基板120の内層に配置される。第1の無線受信部122は、第2の基板120の第2の面に配置される。尚、第1の無線受信部122は、第1の無線送信部112と同様に、第2の基板120の内層に配置されてもよく、第2の基板120外に配置されてもよい。
第1の受信アンテナ121は、第1の無線受信部122と電気的に接続される。第1の無線受信部122は、第1の無線送信部112と通信し、信号処理を行う。
第2の接地層123は、導体で形成される。第2の接地層123は、一面に亘って導体である必要はなく、ホールや裂け目があってもよい。また、第2の接地層123は、一部に信号面および電源などが設置されてもよい。
遮蔽管130は、第1の基板110の第2の面に対面する開口した第1の端部131と、第2の基板120の第2の面に対面する開口した第2の端部132と、外壁134と、内壁135とを有する導体で形成される管である。或いは、遮蔽管130は、非導体(例えば、樹脂など)の表面に金属めっきを施したもので形成されてもよい。以降では、これらをまとめて「導体」と記述する。遮蔽管130を形成する導体は、当該導体に誘起される電流からの再放射を防止するために、第1の接地層113および第2の接地層123の少なくとも一方と電気的に接続されてもよい。
遮蔽管130は、本実施形態では、中空の円柱で形成される例を示す。或いは、遮蔽管130は、中空の角柱、中空の円錐台および中空の角錐台などで形成されてもよい。
遮蔽管130は、電子機器100とは異なる外部からの電磁波を遮断することにより、当該電磁波による干渉を抑制することができる。
第1の端部131は、第1の基板110の第2の面に対面して配置される。例えば、第1の端部131は、第1の端部131の開口の縁の異なる2点を結ぶ最も長い線分の長さが、第1の送信アンテナ111および第1の受信アンテナ121を介した通信に利用される周波数帯における中心周波数の波長以上である。
また、第1の端部131と第1の接地層113との間には、間隙があってもよい。ここで、間隙は、導体間の距離を表し、誘電体などの絶縁体で埋まっていてもよい。例えば、間隙(すなわち、第1の端部131と第1の接地層113との間の距離)は、第1の送信アンテナ111および第1の受信アンテナ121を介した通信に利用される周波数帯における中心周波数の波長よりも短ければよい。
第2の端部132は、第2の基板120の第2の面に対面して配置される。例えば、第2の端部132は、第2の端部132の開口の縁の異なる2点を結ぶ最も長い線分の長さが、第1の送信アンテナ111および第1の受信アンテナ121を介した通信に利用される周波数帯における中心周波数の波長以上である。
また、第2の端部132と第2の接地層123との間には、間隙があってもよい。ここで、間隙は、導体間の距離を表し、誘電体などの絶縁体で埋まっていてもよい。例えば、間隙(すなわち、第2の端部132と第2の接地層123との間の距離)は、第1の送信アンテナ111および第1の受信アンテナ121を介した通信に利用される周波数帯における中心周波数の波長よりも短ければよい。
一般的に、基板に形成されるアンテナは、波長オーダーのサイズであるので、開口部のサイズを通信に利用される波長以上のサイズとすることにより、後述される図1Bに示されるように、アンテナを容易に内包することができる。
また、間隙を第1の送信アンテナ111および第1の受信アンテナ121を介した通信に利用される周波数帯における中心周波数の波長よりも短くすることにより、遮蔽管の外部への電波の漏れを抑制し、かつ遮蔽管の内部への電磁波の進入を抑制することができる。
電波吸収体133は、電波の反射を抑制する材料で形成される物体であり、遮蔽管130の内壁135の少なくとも一部に配置される。例えば、電波吸収体133は、遮蔽管130の内壁135であって、第1の端部131と第2の端部132とを結ぶ中点を含む領域に配置される。電波吸収体133は、第1の送信アンテナ111から放射される電波の遮蔽管130による反射を効率的に抑制し、マルチパス干渉を抑制する。尚、電波吸収体133の他の配置については後述される。
遮蔽管130は、第1の送信アンテナ111から放射される電波を当該遮蔽管130の内部に閉じ込めることで、反射波を抑制するための電波吸収体133の設置面積を小さくすることができる。第1の送信アンテナ111から放射される電波を遮蔽管130の内部に閉じ込めない場合には、筐体140の内側に電波吸収体133を配置しなければならず、電波吸収体133設置面積が大きくなる。従って、遮蔽管130は、少ない電波吸収体133で効率的に反射波を抑制することができるため、電波吸収体133にかかるコストを抑えることができる。
図1Bは、図1Aに示されるA−A’線から第1の基板110側を見た場合の電子機器100の図である。電子機器100は、遮蔽管130の管軸方向から第1の基板110を見た場合に、第1の接地層113の最外縁の内側に第1の端部131の内壁135の最外縁を含み、第1の端部131の内壁135の最外縁の内側に第1の送信アンテナ111を含む。
第2の基板120側も同様に、電子機器100は、遮蔽管130の管軸方向から第2の基板120を見た場合に、第2の接地層123の最外縁の内側に第2の端部132の内壁135の最外縁を含み、第2の端部132の最外縁の内壁135の内側に第1の受信アンテナ121を含む。尚、以降、同様のA−A’線から第1の基板110側を見た場合の図において、「遮蔽管130の管軸方向から第1の基板110(または第2の基板120)を見た場合」を単に「断面から見た場合」と呼ぶ。
遮蔽管130の内壁135および電波吸収体133により囲まれる空間は、第1の送信アンテナ111および第1の受信アンテナ121を介した通信によって形成される第1フレネルゾーンを内包する。第1フレネルゾーンは、送信アンテナから受信アンテナまでの最短経路と別ルートを通る場合の経路との経路差が、アンテナ同士の通信に使用される周波数の波長の半分以内となる経路の軌跡の集合体で作られる回転楕円体で表される空間である。この回転楕円体内に障害物がある場合、遮蔽による損失が生じる恐れがある。従って、遮蔽管130の内壁135および電波吸収体133により囲まれる空間は、第1フレネルゾーンを内包することで、遮蔽による損失を生じないようにすることができる。
図1Aに示すように、例えば、電波吸収体133は、遮蔽管130の内壁135であって、第1の端部131と第2の端部132とを結ぶ中点を含む領域に配置される。このような配置の場合の反射波を図2および図3に図示する。
図2において、第1の送信アンテナ111から放射された電波(図中の太線矢印)が、遮蔽管130の内壁135で1回だけ反射して第1の受信アンテナ121へ入射する様子が示される。第1の送信アンテナ111から放射された電波が、遮蔽管130の内壁135で反射する箇所において電波吸収体133が配置されているため、第1の受信アンテナ121へ入射する際の強度が抑制される。
図2に例示されるように、第1の送信アンテナ111から放射され、遮蔽管130の内壁135で1回反射する電波の方向と第1の基板110の面に垂直な方向とがなす角(放射角とよぶ)は小さい。同様に、遮蔽管130の内壁135で1回反射する電波が第1の受信アンテナ121に入射する方向と第2の基板120の面に垂直な方向とがなす角(入射角とよぶ)は小さい。仮に、入射角が小さいほどアンテナの指向性が強くなる場合、大きい電力の反射波を抑制することができるため、マルチパス干渉の抑制に効果的である。
図3において、第1の送信アンテナ111から放射された電波(図中の太線矢印)が、遮蔽管130の内壁135で複数回反射して第1の受信アンテナ121へ入射する様子が示される。第1の送信アンテナ111から放射された電波が、遮蔽管130の内壁135で3〜5回目に反射する箇所において電波吸収体133が配置されているため、第1の受信アンテナ121へ入射する際の反射波の強度が抑制される。
電波吸収体133が、遮蔽管130の内壁135であって、第1の端部131と第2の端部132とを結ぶ中点を含む領域に配置されることで、図2に例示されるような遮蔽管130の内壁135で1回反射する電波や、図3に例示されるような遮蔽管130の内壁135で複数回反射する電波を抑制することができるため、マルチパス干渉の抑制に効果的である。
電子機器100の変形例に相当する電子機器100aが図4Aに例示される。電子機器100aは、電波吸収体133の配置が電子機器100とは異なる。電波吸収体133は、遮蔽管130の内壁135であって、第1の端部131から、第1の端部131と第2の端部132とを結ぶ中点を含む領域まで配置される。電子機器100aは、電子機器100と同様に、遮蔽管130の内壁135による電波の反射を抑制することができる。尚、図4Bは、図1Aと同様の外観であるため、説明を省略する。
電子機器100の変形例に相当する電子機器100bが図4Cに例示される。電子機器100bは、電波吸収体133の配置が電子機器100とは異なる。電波吸収体133は、遮蔽管130の内壁135であって、第1の端部131から第2の端部132まで配置される。即ち、電波吸収体133は、遮蔽管130の内壁135の全ての領域に配置される。電子機器100bは、遮蔽管130の内壁135による電波の反射を抑制することができる。
また、電波吸収体133は、遮蔽管130の内壁135であって、第1の送信アンテナ111に近い遮蔽管130の内壁135の領域を含む、当該遮蔽管130の延伸方向の領域に配置されてもよい。例えば、図4Dおよび図4Eに示されるように、電波吸収体133aが円弧状に遮蔽管130の第1の端部131から第2の端部132に亘って配置される。
電子機器100の変形例に相当する電子機器100dが図4Fに例示される。電子機器100dは、第1の端部131および第2の端部132に、それぞれ第1のフランジ部150および第2のフランジ部160が外向きに形成される点で、電子機器100とは異なる。尚、図4Fは、第1の送信アンテナ111、第1の無線送信部112、第1の受信アンテナ121および第1の無線受信部122の図示を省略している。
第1のフランジ部150は、ネジ151a,151bによって、遮蔽管130と、第1の基板110とを固定するために利用される。第2のフランジ部160は、ネジ161a,161bによって、遮蔽管130と第2の基板120とを固定するために利用される。尚、上記フランジ部は、第1の基板110および第2の基板120のいずれか一方に固定されてもよい。また、上記ネジは、2つに限定されず、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
電子機器100の変形例に相当する電子機器100eが図4Gに例示される。電子機器100eは、第1の端部131および第2の端部132に、それぞれ第1のフランジ部150および第2のフランジ部160が内向きに形成される点で、電子機器100とは異なる。尚、図4Gは、第1の送信アンテナ111、第1の無線送信部112、第1の受信アンテナ121および第1の無線受信部122の図示を省略している。また、フランジ部およびネジの説明は、電子機器100dと同様であるため省略する。
以上説明したように、第1の実施形態に係る電子機器は、第1の基板の第1の接地層、第2の基板の第2の接地層および遮蔽管によって、外部で発生したノイズを、遮蔽管の中へ進入することを抑制することができる。さらに、この電子機器によれば、遮蔽管の内壁に電波吸収体を配置することで、基板に配置されたアンテナから放射される電波の反射による干渉を抑制することができる。従って、この電子機器によれば、簡易な構成で電波の干渉を抑制することができる。
尚、アンテナ同士の通信に使用される周波数は、例えばミリ波帯の周波数を用いてもよい。ミリ波帯は、波長が数mmと短いため、アンテナおよび遮蔽管を小型に構成できる。さらに、無線システムの変調方式は、例えば振幅変異変調方式を用いてもよい。係る変調方式は、構成がシンプルであり、低消費電力化を実現できるが、電波の干渉を受けやすい。しかしながら、第1の実施形態による電子機器を用いることで、電波の干渉を抑制することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る電子機器200の側面の断面部分が図5Aに例示される。電子機器200は、前述の第1の実施形態において説明された電子機器に新たな電波吸収体が追加される。具体的には、電子機器200は、第1の基板110および第2の基板120にそれぞれ電波吸収体170および電波吸収体180を配置する。
図5Bに例示されるように、電波吸収体170は、第1の送信アンテナ111の周囲を囲むように第1の基板110に配置される。具体的には、断面から見た場合に、第1の端部131の最外縁の内壁135に電波吸収体170の最外縁が含まれ、かつ、第1の送信アンテナ111とは異なる位置に、電波吸収体170が配置される。
第2の基板側も同様に、電波吸収体180は、第1の受信アンテナ121の周囲を囲むように第2の基板120に配置される。具体的には、断面から見た場合に、第2の端部132の最外縁の内壁135に電波吸収体180の最外縁が含まれ、かつ、第1の受信アンテナ121とは異なる位置に、電波吸収体180が配置される。
尚、電子機器200には、電波吸収体170および電波吸収体180の少なくとも1つが配置されればよく、電波吸収体170および電波吸収体180はアンテナ以外の全ての領域に亘って配置されてもよい。また、電波吸収体170および電波吸収体180は、アンテナの周囲を囲む形状に限らず、一部が基板上に配置されてもよく、複数が基板上に配置されてもよい。
以上説明したように、第2の実施形態に係る電子機器は、アンテナの周囲にも電波吸収体を配置することで基板による電波の反射を抑制することができる。従って、この電子機器によれば、マルチパスによる電波の干渉をさらに抑制することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係る電子機器300の側面の断面部分が図6Aに例示される。電子機器300は、第1の無線送信部112および第1の無線受信部122の配置が前述の第1の実施形態および第2の実施形態に係る電子機器とは異なる。
図6Bに例示されるように、基板の面に垂直な方向から見た場合に、第1の端部131の内壁135の最外縁の内側に第1の送信アンテナ111および第1の無線送信部112を含む。第2の基板側も同様に、第2の端部132の内壁135の最外縁の内側に第1の受信アンテナ121および第1の無線受信部122を含む。
以上説明したように、第3の実施形態に係る電子機器は、無線送信部および無線受信部から発生するノイズを、第1の基板の第1の接地層、第2の基板の第2の接地層および遮蔽管で囲まれた領域の外へ放出することを抑制することができる。また、この電子機器によれば、第1の基板の第1の接地層、第2の基板の第2の接地層および遮蔽管で囲まれた領域外からのノイズによる、無線送信部および無線受信部への影響を抑制することができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態に係る電子機器400の側面の断面部分が図7Aに例示される。電子機器400は、第2の受信アンテナ211(第3のアンテナともいう)、第2の無線受信部212(第3の無線部ともいう)、第2の送信アンテナ221(第4のアンテナともいう)および第2の無線送信部222(第4の無線部ともいう)をさらに備える点で前述の第1の実施形態、第2の実施形態および第3の実施形態に係る電子機器とは異なる。尚、例えば第2の受信アンテナ211および第2の送信アンテナ221は、前述の第1の送信アンテナ111および第1の受信アンテナ121を介した通信に利用される周波数帯とは異なる周波数帯を用いる通信に利用される。
第2の受信アンテナ211は、第1の基板110の第2の面と、第1の接地層113および第1の基板110の第2の面の間との少なくとも一方に配置される。第2の無線受信部212は、第1の基板110の第2の面に配置される。
第2の受信アンテナ211は、第2の無線受信部212と電気的に接続される。第2の無線受信部212は、後述される第2の無線送信部222と通信し、信号処理を行う。
第2の送信アンテナ221は、第2の基板120第2の面と、第2の接地層123および第2の基板120の第2の面の間との少なくとも一方に配置される。第2の無線送信部222は、第2の基板120の第2の面に配置される。
第2の送信アンテナ221は、第2の無線送信部222と電気的に接続される。第2の無線送信部222は、第2の無線受信部212と通信し、信号処理を行う。
尚、第2の受信アンテナ211、第2の無線受信部212、第2の送信アンテナ221および第2の無線送信部222は、第1の実施形態における第1の送信アンテナ111、第1の無線送信部112、第1の受信アンテナ121および第1の無線受信部122と同様の配置でもよい。
図7Bに例示されるように、基板の面に垂直な方向から見た場合に、第1の端部131の内壁135の最外縁の内側に第2の受信アンテナ211および第2の無線受信部212を含む。第2の基板側も同様に、電子機器400は、第2の端部132の内壁135の最外縁の内側に第2の送信アンテナ221および第2の無線送信部222を含む。
遮蔽管130の内壁135および電波吸収体133により囲まれる空間は、第2の受信アンテナ211および第2の送信アンテナ221との通信によって形成される第1フレネルゾーンを内包する。
以上説明したように、第4の実施形態に係る電子機器は、第2の送信アンテナ、第2の無線送信部、第2の受信アンテナおよび第2の無線受信部をさらに備えることで、例えば周波数分割複信を用いて互いに双方向通信を行いつつ、マルチパスによる電波の干渉を抑制することができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態に係る電子機器500の側面の断面部分が図8Aに例示される。電子機器500は、回転部310、遮蔽管固定部311a,311bおよび固定部320を更に備える点で前述の第4の実施形態に係る電子機器とは異なる。尚、図8Aは、筐体140の図示を省略している。
回転部310には、第1の基板110が設置される。遮蔽管130は、遮蔽管固定部311a,311bを介して回転部310に固定される。回転部310は、図8Aに示した回転軸r−r’を中心に、第2の基板120に対して、相対的に回転が可能である。固定部320には、回転部310と対面する面に第2の基板120が設置される。
遮蔽管130の第2の端部132と第2の基板120との間は、遮蔽管130を伴って回転部310が回転するため、空隙がある。遮蔽管130の第2の端部132と第2の基板120とが接触している場合は、摩擦を小さくすることが望ましい。尚、遮蔽管130の第2の端部132と第2の基板120の第2の接地層123との間の距離は、第1の送信アンテナ111および第1の受信アンテナ121を介した通信に利用される周波数帯における中心周波数の波長よりも短ければよい。
図8Bに例示されるように、遮蔽管固定部311a,311bは、回転部310および遮蔽管130を固定する。尚、上記遮蔽管固定部は、2つに限定されず、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
尚、図8Aおよび図8Bにおいては、遮蔽管固定部311a,311bにより、回転部310および遮蔽管130を固定しているが、図4Fおよび図4Gの例に示すのと同様、フランジ部およびネジを用いて遮蔽管130を第1の基板110に固定してもよい。
また、図8A、図8Bの例とは異なり、遮蔽管130は、固定部320に固定されてもよい。この場合、遮蔽管130は回転部310に伴って回転しない。
電子機器500は、回転部310が回転することにより、第1の送信アンテナ111に対する第1の受信アンテナ121の相対的な角度が変化する。このような場合、第1の送信アンテナおよび第1の受信アンテナ121は、円偏波アンテナを使用する。そうすると、偏波不整合による通信劣化を抑制できる。尚、第2の受信アンテナ211および第2の送信アンテナ221についても同様である。
円偏波アンテナを使用した場合に偏波ダイバーシチを構成するためには、第1の送信アンテナ111および第1の受信アンテナ121の円偏波の旋回方向を同一とし、第2の受信アンテナ211および第2の送信アンテナ221の円偏波の旋回方向を同一とし、第1の送信アンテナ111および第2の送信アンテナ221の旋回方向を逆方向にする。こうすることで、第1の送信アンテナ111および第1の受信アンテナ121の通信と、第2の受信アンテナ211および第2の送信アンテナ221の通信との間における干渉を抑制することができる。電子機器500の変形例に相当する電子機器500aが図9Aに例示される。電子機器500aは、遮蔽管130が第1の端部131を有する遮蔽管130aおよび第2の端部132を有する遮蔽管130bに分割される点、遮蔽管固定部321a,321bを更に備える点で電子機器500とは異なる。尚、図9Aは、筐体140の図示を省略している。
回転部310および遮蔽管130aは、遮蔽管固定部311a,311bを介して互いに固定される。固定部320および遮蔽管130bは、遮蔽管固定部321a,321bを介して互いに固定される。
尚、図9Aにおいては、遮蔽管固定部311a,311bにより、回転部310と遮蔽管130aを固定し、遮蔽管固定部321a,321bにより、固定部320と遮蔽管130bを固定しているが、図4Fおよび図4Gの例に示すのと同様、フランジ部およびネジを用いて固定してもよい。
遮蔽管130aと遮蔽管130bとの間は、回転部310が遮蔽管130aを伴って遮蔽管130bに対して相対的に回転するため、空隙がある。遮蔽管130aと遮蔽管130bとが接触する場合は、接触時の摩擦を小さくすることが望ましい。尚、遮蔽管130aと遮蔽管130bとの間の距離は、第1の送信アンテナ111および第1の受信アンテナ121を介した通信に利用される周波数帯における中心周波数の波長よりも短ければよい。
尚、図9Bは、図8Bと同様の外観であるため、説明を省略する。
電子機器500の変形例に相当する電子機器500bが図10Aに例示される。電子機器500bは、電波吸収体133の配置が電子機器500とは異なる。尚、図10Aは、筐体140の図示を省略している。
遮蔽管130の内壁135に、電波吸収体133aおよび電波吸収体133bがそれぞれ配置される。具体的には、図10Aおよび図10Bに例示されるように、電波吸収体133aは、第1の送信アンテナ111に近い遮蔽管130の内壁135の領域を含む、当該遮蔽管130の延伸方向の第1の領域に配置される。また、電波吸収体133bは、第2の受信アンテナ211に近い遮蔽管130の内壁135の領域を含む、当該遮蔽管130の延伸方向の第2の領域に配置される。図10Aおよび図10Bの例では、電波吸収体133aおよび電波吸収体133bが円弧状に遮蔽管130の第1の端部131から第2の端部132に亘って形成される。
図11Aにおいて、第1の送信アンテナ111および第1の受信アンテナ121で結ばれる直線距離が最も遠い位置にある様子が示される。図11Aには、第1の送信アンテナ111から放射し、遮蔽管130の内壁135で1回だけ反射して第1の受信アンテナ121へ入射する反射波が示されている。第1の送信アンテナ111から放射された遮蔽管130の内壁135で1回だけ反射する電波は、遮蔽管130の内壁135で反射する箇所において電波吸収体133aおよび電波吸収体133bが配置されているため、第1の受信アンテナ121へ入射する際の強度が抑制される。
図11Bにおいて、第1の送信アンテナ111および第1の受信アンテナ121で結ばれる直線距離が最も近い位置にある様子が示される。図11Bには、第1の送信アンテナ111から放射し、遮蔽管130の内壁135で1回だけ反射して第1の受信アンテナ121へ入射する反射波が示されている。第1の送信アンテナ111から放射された遮蔽管130の内壁135で1回だけ反射する電波は、遮蔽管130の内壁135で反射する箇所において電波吸収体133aおよび電波吸収体133bが配置されているため、第1の受信アンテナ121へ入射する際の強度が抑制される。尚、図11Bは、図11Aの回転部310が固定部320に対して回転軸r−r’を中心に、180度回転した場合の図である。
図11Aおよび図11Bで例示されるように、第1の送信アンテナ111から放射し、遮蔽管130の内壁135で1回だけ反射して第1の受信アンテナ121へ入射する反射波において、アンテナに近い遮蔽管130の内壁135の領域で反射する電波の放射角もしくは入射角は相対的に小さい。図11Bを例に挙げて具体的に説明すると、第1の送信アンテナ111から電波吸収体133b方向に対して放射され、遮蔽管130の内壁135で1回だけ反射して第1の受信アンテナ121へ入射する電波の入射角および放射角は、電波吸収体133a方向に対して放射され、遮蔽管130の内壁135で1回だけ反射して第1の受信アンテナ121へ入射する電波の入射角および放射角よりも小さい。
仮に、入射角が小さいほどアンテナの指向性が強くなる場合、大きい電力の反射波を抑制することができるため、マルチパス干渉の抑制に効果的である。
以上説明したように、第5の実施形態に係る電子機器は、第1の基板が第2の基板に対して相対的に回転する場合においても、第1の基板の第1の接地層、第2の基板の第2の接地層および遮蔽管によって、外部で発生したノイズを、遮蔽管の中へ進入することを抑制することができる。さらに、この電子機器によれば、遮蔽管の内壁に電波吸収体を配置することで、基板に配置されたアンテナから放射される電波の反射による干渉を抑制することができる。従って、この電子機器によれば、簡易な構成で電波の干渉を抑制することができる。
上記の各実施形態において、遮蔽管は、少なくとも一部が電波吸収体で形成され、当該一部以外は導体で形成されてもよい。具体的には、遮蔽管は、電波吸収体が配置される部分は導体で形成されなくてもよく、電波吸収体を支持可能な材料で形成されてもよい。また、遮蔽管は、電波吸収体が配置される部分は導体で形成されなくてもよく、電波吸収体そのもので形成されてもよい。即ち、遮蔽管は、電波吸収体および導体が一体となって形成されもよい。或いは、遮蔽管は、全体が電波吸収体で形成されてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100,100a,100b,100c,100d,100e,200,300,400,500,500a,500b・・・電子機器
110・・・第1の基板
111・・・第1の送信アンテナ
112・・・第1の無線送信部
113・・・第1の接地層
120・・・第2の基板
121・・・第1の受信アンテナ
122・・・第1の無線受信部
123・・・第2の接地層
130,130a,130b・・・遮蔽管
131・・・第1の端部
132・・・第2の端部
133,133a,133b,170,180・・・電波吸収体
134・・・外壁
135・・・内壁
140・・・筐体
150・・・第1のフランジ部
151a,151b,161a,161b・・・ネジ
160・・・第2のフランジ部
211・・・第2の受信アンテナ
212・・・第2の無線受信部
221・・・第2の送信アンテナ
222・・・第2の無線送信部
310・・・回転部
311a,311b,321a,321b・・・遮蔽管固定部
320・・・固定部

Claims (20)

  1. 第1の面と前記第1の面に対向する第2の面とを有する第1の基板と、
    前記第1の面および前記第1の基板の内層の少なくとも一方に形成される第1の接地層と、
    前記第2の面と、前記第1の接地層および前記第2の面の間との少なくとも一方に配置される第1のアンテナと、
    前記第2の面に対面し、第3の面と前記第3の面に対向する第4の面とを有する第2の基板と、
    前記第3の面および前記第2の基板の内層の少なくとも一方に形成される第2の接地層と、
    前記第4の面と、前記第2の接地層および前記第4の面の間との少なくとも一方に配置される第2のアンテナと、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に設置され、前記第2の面に対面する開口した第1の端部と、前記第4の面に対面する開口した第2の端部と、外壁と、内壁とを有する導体で形成された遮蔽管と
    を具備し、
    前記遮蔽管の管軸方向から前記第1の基板を見た場合に、前記第1の接地層の最外縁の内側に前記第1の端部の内壁の最外縁を含み、前記第1の端部の内壁の最外縁の内側に前記第1のアンテナを含み、
    前記管軸方向から前記第2の基板を見た場合に、前記第2の接地層の最外縁の内側に前記第2の端部の内壁の最外縁を含み、前記第2の端部の内壁の最外縁の内側に前記第2のアンテナを含み、
    前記遮蔽管の前記内壁の少なくとも一部に電波吸収体が配置される、電子機器。
  2. 前記第1の基板と前記第2の基板と前記遮蔽管とを収納する筐体をさらに具備する、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記遮蔽管は、前記第1の接地層および前記第2の接地層の少なくとも1つと電気的に接続される、請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記第1の端部は、当該第1の端部の開口の縁の異なる2点を結ぶ最も長い線分の長さが、前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナを介した通信に利用される周波数帯における中心周波数の波長以上であり、
    前記第2の端部は、当該第2の端部の開口の縁の異なる2点を結ぶ最も長い線分の長さが、前記波長以上である、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記第1の端部と前記第1の接地層との間の距離および前記第2の端部と前記第2の接地層との間の距離は、前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナを介した通信に利用される周波数帯における中心周波数の波長よりも短い、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記遮蔽管の前記内壁および前記電波吸収体により囲まれる空間は、前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナを介した通信によって形成される第1フレネルゾーンを内包する、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記電波吸収体は、前記遮蔽管の内壁であって、前記第1の端部と前記第2の端部とを結ぶ中点を含む領域に配置される、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記電波吸収体は、前記遮蔽管の内壁であって、前記第1の端部から、前記第1の端部と前記第2の端部とを結ぶ中点を含む領域まで配置される、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 前記電波吸収体は、前記第2の面および前記第4の面の少なくとも1つに更に配置される、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の電子機器。
  10. 前記第1のアンテナに電気的に接続され、信号処理を行う第1の無線部と、
    前記第2のアンテナに電気的に接続され、前記第1の無線部と通信し、信号処理を行う第2の無線部と
    を更に具備する、請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 前記管軸方向から前記第1の基板を見た場合に、前記第1の端部の内壁の最外縁の内側に前記第1の無線部を含み、
    前記管軸方向から前記第2の基板を見た場合に、前記第2の端部の内壁の最外縁の内側に前記第2の無線部を含む、請求項10に記載の電子機器。
  12. 前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナは円偏波アンテナである、請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の電子機器。
  13. 前記電波吸収体は、前記遮蔽管の内壁であって、前記第1のアンテナに近い前記遮蔽管の内壁の領域を含む、前記遮蔽管の延伸方向の第1の領域に配置される、請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の電子機器。
  14. 前記第1のアンテナとは異なる位置で、前記第2の面と、前記第1の接地層および前記第2の面の間との少なくとも一方に配置される第3のアンテナと、
    前記第3のアンテナに電気的に接続され、信号処理を行う第3の無線部と、
    前記第2のアンテナとは異なる位置で、前記第4の面と、前記第2の接地層および前記第4の面の間との少なくとも一方に配置される第4のアンテナと、
    前記第4のアンテナに電気的に接続され、前記第3の無線部と通信し、信号処理を行う第4の無線部と
    を更に具備し、
    前記管軸方向から前記第1の基板を見た場合に、前記第1の端部の内壁の最外縁の内側に前記第3のアンテナを含み、
    前記管軸方向から前記第2の基板を見た場合に、前記第2の端部の内壁の最外縁の内側に前記第4のアンテナを含む、請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の電子機器。
  15. 前記遮蔽管の前記内壁および前記電波吸収体により囲まれる空間は、前記第3のアンテナおよび前記第4のアンテナを介した通信によって形成される第1フレネルゾーンを内包する、請求項14に記載の電子機器。
  16. 前記第1のアンテナと前記第2のアンテナと前記第3のアンテナと前記第4のアンテナとは円偏波アンテナである、請求項14または請求項15に記載の電子機器。
  17. 前記電波吸収体は、前記遮蔽管の内壁であって、前記第1のアンテナに近い前記遮蔽管の内壁の領域を含む、前記遮蔽管の延伸方向の第1の領域、および、前記第3のアンテナに近い前記遮蔽管の内壁の領域を含む、前記遮蔽管の延伸方向の第2の領域に配置される、請求項14乃至請求項16のいずれか1項に記載の電子機器。
  18. 前記第1の基板は、前記第2の基板に対して、相対的に回転が可能である、請求項1乃至請求項17のいずれか1項に記載の電子機器。
  19. 第1の面と前記第1の面に対向する第2の面とを有する第1の基板と、
    前記第1の面および前記第1の基板の内層の少なくとも一方に形成される第1の接地層と、
    前記第2の面と、前記第1の接地層および前記第2の面の間との少なくとも一方に配置される第1のアンテナと、
    前記第2の面に対面し、第3の面と前記第3の面に対向する第4の面とを有する第2の基板と、
    前記第3の面および前記第2の基板の内層の少なくとも一方に形成される第2の接地層と、
    前記第4の面と、前記第2の接地層および前記第4の面の間との少なくとも一方に配置される第2のアンテナと、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に設置され、前記第2の面に対面する開口した第1の端部と、前記第4の面に対面する開口した第2の端部と、外壁と、内壁とを有する遮蔽管と
    を具備し、
    前記遮蔽管の管軸方向から前記第1の基板を見た場合に、前記第1の接地層の最外縁の内側に前記第1の端部の内壁の最外縁を含み、前記第1の端部の内壁の最外縁の内側に前記第1のアンテナを含み、
    前記管軸方向から前記第2の基板を見た場合に、前記第2の接地層の最外縁の内側に前記第2の端部の内壁の最外縁を含み、前記第2の端部の内壁の最外縁の内側に前記第2のアンテナを含み、
    前記遮蔽管は、前記内壁の少なくとも一部が電波吸収体で形成され、前記一部以外は導体で形成される、電子機器。
  20. 前記遮蔽管は、全体が電波吸収体で形成される、請求項19に記載の電子機器。
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