JP2016212318A - 表示装置及びヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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【課題】観察者により視認される像の質を向上可能な表示装置及びヘッドアップディスプレイ装置を提供する。【解決手段】本発明に係る表示装置100は、透過層111と、透過率を変更可能な調光層112と、を積層して形成された複数のスクリーン110a、110b及び110cと、複数のスクリーンスクリーン110a、110b及び110cに投影光を出射して投影像を投影する投影部120と、複数のスクリーンスクリーン110a、110b及び110cに投影された投影像を反射させる反射部130と、調光層112の透過率を変更する制御を行う制御部140とを備える。【選択図】図6

Description

本発明は、表示装置及びヘッドアップディスプレイ装置に関する。
従来、透過率を調整可能な調光ガラスを用いた表示装置が知られている。例えば、特許文献1には、複数の調光ガラスのうちいずれか1つの調光ガラスの透過率を下げて、この調光ガラスに投影像を結像させることによってスクリーンとして機能させるとともに、他の調光ガラスの透過率を上げて光を透過させる表示装置が開示されている。この表示装置において、複数の調光ガラスは、結像した投影像を視認する観察者からの距離がそれぞれ異なるように直線上に配置されているため、どの調光ガラスに投影像が結像されたかによって、表示装置は、観察者に奥行き方向の情報を表示できる。
特開平4−240631号公報
しかしながら、透過率を上げた状態の調光ガラスであっても、光が通過した際に光を拡散させて、拡散光を発生させる。このように透過率を上げた状態の調光ガラスで生じる拡散光が観察者の目に入ると、観察者によって視認される像がぼやけたり、像のコントラストが低下したりする。
かかる観点に鑑みてなされた本発明の目的は、観察者により視認される像の質を向上可能な表示装置及びヘッドアップディスプレイ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、第1の観点に係る表示装置は、
透過層と、透過率を変更可能な調光層と、を積層して形成された複数のスクリーンと、
前記複数のスクリーンに投影光を出射して投影像を投影する投影部と、
前記複数のスクリーンに投影された前記投影像を反射させる反射部と、
前記調光層の透過率を変更する制御を行う制御部とを備える。
また、第2の観点に係る表示装置では、
前記調光層は、前記複数のスクリーンにおいて、該複数のスクリーンのそれぞれに形成された前記調光層が、前記投影部が出射する前記投影光に対して、互いに重ならない位置に形成されている。
また、第3の観点に係る表示装置では、
前記複数のスクリーンのそれぞれにおいて前記調光層が占める割合は、前記スクリーンの枚数に反比例させた値に基づき決定される。
また、第4の観点に係る表示装置では、
前記制御部は、前記調光層の透過率を、それぞれ独立して変更するように制御する。
また、第5の観点に係るヘッドアップディスプレイ装置は、
上述したいずれかの表示装置を備える。
第1の観点に係る表示装置によれば、例えば最も投影装置から離れたスクリーンにおいて低透過率となった調光層で散乱される投影光は、投影部から出射され、他のスクリーンの透過層を通過して、当該最も投影装置から離れたスクリーンの調光層に照射されうる。この場合、透過層は、高透過率の調光層よりもヘイズ率が低く投影光を散乱しにくいため、他のスクリーンの全体が調光層である場合と比較して、投影光は、他のスクリーンで散乱されにくくなる。そのため、観察者により視認される像がぼやけにくくなり、また、像のコントラストが低下しにくくなる。このようにして、第1の観点に係る表示装置によれば、観察者により視認される像の質を向上可能である。
また、第2の観点に係る表示装置によれば、投影光の出射される方向に調光層112が重なることがないため、高透過率の調光層112における意図しない投影光の散乱を防止しやすい。
また、第3の観点に係る表示装置によれば、各スクリーンにおいて、結像し得る調光層112の面積を等しくできる。
また、第4の観点に係る表示装置によれば、表示位置ごとに異なるスクリーンに投影像を結像できる。そのため、第4の観点に係る表示装置は、投影像によって表示する情報の内容に応じて、観察者に対して、同時に異なる距離感で情報を表示できる。
また、第5の観点に係るヘッドアップディスプレイ装置によれば、例えば最も投影装置から離れたスクリーンにおいて低透過率となった調光層で散乱される投影光は、投影部から出射され、他のスクリーンの透過層を通過して、当該最も投影装置から離れたスクリーンの調光層に照射される場合には、透過層は、高透過率の調光層よりもヘイズ率が低く投影光を散乱しにくいため、他のスクリーンの全体が調光層である場合と比較して、投影光は、他のスクリーンで散乱されにくくなる。そのため、観察者により視認される像がぼやけにくくなり、また、像のコントラストが低下しにくくなる。このようにして、ヘッドアップディスプレイ装置を使用する観察者により視認される像の質を向上可能である。
本発明の一実施形態に係る表示装置の概略構成を示す図である。 図1のスクリーンの詳細を示す模式図である。 図1の表示装置が備える3枚のスクリーンにおける調光層の配置を示す図である。 図1のスクリーンの調光層による投影光の散乱の一例について模式的に示す図である。 図4に示す投影光の散乱により観察者が視認する投影像の一例を模式的に示す図である。 図1のスクリーンの調光層による投影光の散乱の他の一例について模式的に示す図である。 図6に示す投影光の散乱により観察者が視認する投影像の一例を模式的に示す図である。 図1の表示装置を備えるヘッドアップディスプレイの概略構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置の概略構成を示す図である。表示装置100は、図1に示すように、表示装置100は、複数のスクリーン110a、110b及び110cと、投影部120と、反射部130と、制御部140とを備える。本実施形態では、表示装置100が3枚のスクリーン110a、110b及び110cを備える場合について説明するが、スクリーンの枚数は、3枚に限られず、2枚又は4枚以上であってもよい。3枚のスクリーン110a、110b及び110cは、投影部120から出射される投影光の出射方向(光軸方向)に対して縦列に配置されており、投影部120に近い側のスクリーンから順に、110a、110b及び110cとする。また、以下、3枚のスクリーン110a、110b及び110cを区別しない場合には、まとめてスクリーン110という。
図2は、図1のスクリーン110の詳細を示す模式図であり、スクリーン110を正面視で示す図である。図2には、説明のため、制御部140が示されている。スクリーン110は、透過ガラス等により構成される透過層111と、調光ガラス等により構成される調光層112とを積層して形成される。つまり、正面視において、スクリーン110は、透過層111と調光層112とが縞模様状に積層される。調光層112は、透過率を変更可能になっている。
調光層112は、例えば液晶分子を備えており、調光層112に電圧が印加されていない状態では、調光層112中の液晶分子が不規則に並ぶため、透過率が低い状態となる。本明細書において、この状態を、以下「低透過率」ともいう。一方、調光層112が電圧を印加された状態では、調光層112中の液晶分子が整列するため、低透過率の場合よりも透過率が高い状態となる。本明細書において、この状態を、以下「高透過率」ともいう。各調光層112の透過率は、信号線150を介して接続された制御部140により制御される。すなわち、制御部140が、各調光層112への電圧の印加を制御する。投影部120から出射された投影光は、スクリーン110の低透過率の調光層112に当たると散乱され、これにより、投影像がスクリーン110上に投影される。
なお、従来知られている透過層111に使用可能な透過ガラスのヘイズ率は、従来知られている調光層112に使用可能な調光ガラスにおける低透過率の状態のヘイズ率よりも低い。つまり、光線は、低透過率の調光層112を通過する場合に比べ、透過層111を通過する場合の方が、散乱されにくい。
スクリーン110において、積層された各調光層112における隣接する調光層112間の間隔dは、スクリーン110に投影した投影像を観察する観察者が識別できない程度に狭いことが好ましい。このように間隔dを所定の間隔よりも狭くすることにより、観察者は、投影像を観察する際に、投影像が結像される調光層112を認識できなくなるため、違和感を覚えることなく投影像を観察できる。なお、調光層112は、必ずしも等間隔で積層されていなくてもよい。調光層112が積層される間隔は、隣接する調光層112間ごとに異なっていてもよい。
各スクリーン110の正面視において、スクリーン110に対して調光層112が占める面積の割合は、任意である。本実施形態の表示装置100では、3枚のスクリーン110a、110b及び110cの正面視において調光層112が占める面積の割合は、それぞれ3分の1である。つまり、本実施形態における3枚のスクリーン110a、110b及び110cにおいて、調光層112の厚さは1/3dであり、透過層111の厚さは、2/3dである。さらに、本実施形態の表示装置100において、3枚のスクリーン110a、110b及び110cのそれぞれに形成された調光層112は、図3に示すように、各スクリーン110a、110b及び110cに形成された調光層112が、投影部120が出射する投影光に対して、互いに重ならない位置に形成されている。なお、図3に示す破線は、調光層112が投影光に対して重ならないことを示すために、記載したものである。上述の構成により、各スクリーン110において、結像し得る調光層112の面積を等しくできるとともに、スクリーン110に対して出射される投影光は、3枚のスクリーン110a、110b又は110cのいずれかにおいて、調光層112に照射される。そのため、投影光を、3枚のスクリーン110a、110b又は110cのいずれかにおいて、確実に結像させることができる。
なお、各スクリーン110の正面視において調光層112が占める割合は、表示装置100が備えるスクリーンの枚数に応じて設定することが好ましい。特に、各スクリーン110の正面視において調光層112が占める割合は、スクリーンの枚数に反比例させた値とすることが好ましい。例えば、表示装置100が4枚のスクリーンを有する場合には、各スクリーン110の正面視において調光層112が占める割合を4分の1とし、表示装置100が5枚のスクリーンを有する場合には、各スクリーン110の正面視において調光層112が占める割合を5分の1とすることが好ましい。このようにして調光層112が占める割合を決定することにより、各スクリーン110において結像し得る調光層112の面積を等しくできるとともに、スクリーン110に対して出射される投影光を、全てのスクリーン110のいずれかの調光層112に当てることができる。そのため、投影光を、いずれかのスクリーン110において、確実に結像させることができる。
再び図1を参照すると、投影部120は、複数のスクリーン110に投影光を出射して投影像を投影する。投影部120は、例えばバックライトと液晶等の情報表示素子とを備える。
反射部130は、スクリーン110に投影された投影像を、観察者側に反射させる。観察者は、図1に示すように、反射部130よりも奥側に、反射部130により反射された投影像の虚像160を視認する。ここで、反射部130から各スクリーン110a、110b及び110cまでの距離は、それぞれ異なる。そのため、どのスクリーン110に投影像が結像されるかによって、観察者が視認する観察者から虚像160までの距離が異なる。具体的には、観察者は、スクリーン110bにおいて投影像が結像された場合、スクリーン110cにおいて投影像が結像された場合と比較して、より遠い位置に虚像160を視認する。また、観察者は、スクリーン110aにおいて投影像が結像された場合、スクリーン110bにおいて投影像が結像された場合と比較して、さらに遠い位置に虚像160を視認する。
反射部130は、例えばハーフミラーにより構成される。反射部130をハーフミラーにより構成することで、観察者は、ハーフミラーの前方の景色と、スクリーン110に投影された投影画像との双方を同時に見ることができる。
制御部140は、調光層112の透過率を変更する制御を行う。制御部140は、調光層112の透過率について、様々な制御を行うことができる。例えば、制御部140は、1枚のスクリーン110a、110b又は110cが備える調光層112の全てを低透過率又は高透過率にするように制御できる。また、例えば、制御部140は、各調光層112の透過率を、それぞれ独立して変更するように調整できる。つまり、制御部140は、1枚のスクリーン110が備える調光層112のうち、一部の調光層112を高透過率にし、他の調光層112を低透過率にするように制御することができる。
制御部140は、スクリーン110の調光層112の透過率の他、例えば、投影部120を制御することにより、スクリーン110に投影される投影像を制御できる。
次に、図4乃至図7を参照しながら、スクリーン110における調光層112の透過率と、観察者が視認する投影像との関係について説明する。図4及び図6に示す各調光層112において、全体が塗りつぶされている調光層112は低透過率状態であることを示し、斜線による網掛けで示されている調光層112は高透過率状態であることを示している。
図4に模式的に示す例において、制御部140の制御により、スクリーン110aの調光層112は全て低透過率となっており、スクリーン110b及び110cの調光層112は全て高透過率となっている。この場合、投影部120から出射された投影光の入射光線200aは、スクリーン110a及び110bの透過層111を通過して、スクリーン110cの低透過層の調光層112に照射され、当該調光層112において散乱される。散乱された散乱光線200bのうち、図4では図示しない反射部130に反射されて観察者の目に入ったものが、観察者に投影像として認識される。なお、図4においては、図の見やすさのために一部の光線を省略して図示していない。
図5は、図4に示す投影光の散乱により観察者が視認する投影像の一例を模式的に示す図であり、投影部120が、2つの「A」の文字を上下に並べた投影像を投影した場合に観察者が視認する像を示す図である。図5に示すように、観察者は、同一平面上に、上下に並んだ2つの「A」の文字を視認する。
図6に模式的に示す例において、制御部140の制御により、スクリーン110aの上半分側に存在する調光層112は低透過率となっており、下半分側に存在する調光層112は高透過率となっている。また、図6においては、スクリーン110bの調光層112は全て高透過率となっていることを示している。また、図6においては、スクリーン110cの上半分側に存在する調光層112は高透過率となっており、下半分側に存在する調光層112は低透過率となっている。
この場合、投影部120から出射された投影光のうち入射光線210aは、スクリーン110aの低透過率の調光層112に照射され、当該調光層112において散乱される。散乱された散乱光線210bのうち、図6では図示しない反射部130に反射されて観察者の目に入ったものが、観察者に投影像として認識される。
また、図6に示すように、投影部120から出射された投影光のうち入射光線220aは、スクリーン110a及び110bの透過層111を通過して、スクリーン110cの低透過率の調光層112に照射され、当該調光層112において散乱される。散乱された散乱光線220bのうち、図6では図示しない反射部130に反射されて観察者の目に入ったものが、観察者に投影像として認識される。なお、図6においては、図の見やすさのために一部の光線を省略して図示していない。
図7は、図6に示す投影光の散乱により観察者が視認する投影像の一例を模式的に示す図であり、投影部120が、図5と同様の投影光を出射した場合に観察者が視認する像を示す図である。図7に示すように、観察者は、上下に並んだ2つの「A」の文字を視認する。しかしながら、図7に示す例では、図5に示す例と異なり、上側の「A」の文字は、下側の「A」の文字よりも奥に視認される。これは、上側の「A」の文字に対応する投影光が、スクリーン110cよりも投影部120に近いスクリーン110aに結像されているためである。
なお、図6及び図7に示す例は一例にすぎず、制御部140は、図6及び図7に示した例の他、表示する情報の内容に応じて、各スクリーン110a、110b及び110cの各調光層112の透過率を変化させることにより、観察者に対して多様な距離感で情報を表示できる。
本実施形態に係る表示装置100は、多様な用途に使用することができる。表示装置100は、例えば、車両に搭載されたヘッドアップディスプレイに使用できる。図8は、図1に示す表示装置100を備えるヘッドアップディスプレイの概略構成を示す図である。図8に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置300は、表示装置100を構成する複数のスクリーン110a、110b及び110cと、投影部120と、反射部130と、制御部140とに加え、スクリーン110に投影された投影像を反射するためのミラー170及び凹面鏡180を備える。スクリーン110と、投影部120と、制御部140と、ミラー170と、凹面鏡180とは、例えば車両のダッシュボード内に配置される。また、反射部130は、ウインドシールドの一部にハーフミラーを使用することにより実現できる。なお、表示装置100の使用例は、ヘッドアップディスプレイ装置300に限られない。
上記説明した本実施形態に係る表示装置100によれば、例えばスクリーン110cにおいて低透過率となった調光層112で散乱される投影光は、投影部120から出射され、スクリーン110a及び110bの透過層111を通過して、スクリーン110cの調光層112に照射される。透過層111は、高透過率の調光層112よりもヘイズ率が低く投影光を散乱しにくいため、スクリーン110a及び110bの全体が調光層112である場合と比較して、投影光は、スクリーン110a及び110bで散乱されにくい。特に、上記実施形態において説明したように各スクリーン110の調光層112を投影光に対して互いに重ならない位置に形成することにより、高透過率の調光層112における意図しない投影光の散乱を防止しやすい。そのため、観察者により視認される像がぼやけにくくなり、また、像のコントラストが低下しにくくなる。このようにして、表示装置100によれば、観察者により視認される像の質を向上可能である。
また、本実施形態に係る表示装置100によれば、制御部140が、各調光層112の透過率を、それぞれ独立して変更するように制御するため、例えば図7に示すように、表示位置ごとに異なるスクリーン110a、110b又は110cに投影像を結像できる。そのため、表示装置100は、投影像によって表示する情報の内容に応じて、観察者に対して、同時に異なる距離感で情報を表示できる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段等を1つに組み合わせたり、あるいは分割したりすることが可能である。
例えば、上記実施形態において、図7を参照して説明したように、表示装置100は、観察者が上下でそれぞれ異なる距離に投影像を視認するように制御を行うと説明したが、表示装置100が観察者に対して表現できる距離感は、上下方向に限られない。例えば、表示装置100は、表示装置100におけるスクリーン110を配置する向きによっては、左右方向等、他の方向で、異なる距離間の像を表示することができる。
100 表示装置
110、110a、110b、110c スクリーン
111 透過層
112 調光層
120 投影部
130 反射部
140 制御部
150 信号線
160 虚像
170 ミラー
180 凹面鏡
200a、210a、220a 入射光線
200b、210b、220b 散乱光線
300 ヘッドアップディスプレイ装置

Claims (5)

  1. 透過層と、透過率を変更可能な調光層と、を積層して形成された複数のスクリーンと、
    前記複数のスクリーンに投影光を出射して投影像を投影する投影部と、
    前記複数のスクリーンに投影された前記投影像を反射させる反射部と、
    前記調光層の透過率を変更する制御を行う制御部と
    を備える、表示装置。
  2. 前記調光層は、前記複数のスクリーンにおいて、該複数のスクリーンのそれぞれに形成された前記調光層が、前記投影部が出射する前記投影光に対して、互いに重ならない位置に形成された、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記複数のスクリーンのそれぞれにおいて前記調光層が占める割合は、前記スクリーンの枚数に反比例させた値に基づき決定される、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記制御部は、前記調光層の透過率を、それぞれ独立して変更するように制御する、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の表示装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の表示装置を備える、ヘッドアップディスプレイ装置。


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WO2019107295A1 (ja) 2017-11-30 2019-06-06 日本精機株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置

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