JP2016211966A - 測定器 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、特許文献1に記載された測長器(測定器)は、スピンドルと、ケース(筐体)と、ベローズ(挿入孔用ベローズ)とを備えている。これによれば、測長器は、ケースに形成されたスピンドルを挿入する挿入孔をベローズにて閉塞することができるので、ケースを密封することができ、オイルミスト、塵埃、水滴などのケースの内部への侵入を防止することができる。
ここで、圧力調整手段は、挿入孔用ベローズの伸縮に伴う筐体の内部の圧力変化に応じて受動的に自己の形状を変化させるように構成してもよく、挿入孔用ベローズの伸縮に伴う筐体の内部の圧力変化に関わらず能動的に自己の形状を変化させるように構成してもよい。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るリニアゲージの断面を示す模式図である。
リニアゲージ1は、図1に示すように、筒状の筐体2と、筐体2に挿入されるとともに、自己の軸方向(紙面上下方向)に沿って移動するスピンドル3と、筐体2およびスピンドル3を跨ぐように取り付けられたベローズ4とを備えた測定器である。
なお、空気穴7の断面形状は、どのような形状であってもよく、例えば、円形や矩形などに形成することができる。また、本実施形態では、空気穴用ベローズ8は、筐体2の内部に設けられているが、筐体2の外部に設けてもよい。
なお、リニアゲージ1は、スピンドル3の先端側に向かってスピンドル3を付勢する図示しないバネを備えている。
なお、検知部6は、例えば、スケール32に向かって光を照射するとともに、スケール32から反射する光を受光することによって、スケール32の相対的な移動を検知する光学センサを採用することができる。
挿入孔用ベローズ4は、図2に示すように、スピンドル3を筐体2の内部に押し込むと(図中矢印参照)、スピンドル3の移動に伴って収縮することになる。このとき、筐体2の内部の容積は小さくなるので、筐体2の内部の圧力は、上昇することになる。空気穴用ベローズ8は、筐体2の内部の圧力が上昇すると、空気穴7を介して筐体2の外部に空気を排出しつつ、筐体2の内部の圧力変化に起因して収縮する。
(1)リニアゲージ1は、筐体2の内部に空気を出入りさせる空気穴7と、空気穴7を閉塞するようにして筐体2に設けられるとともに、自己の形状を変化させることによって、筐体2の内部の容積を変化させて圧力を調整する圧力調整手段とを備えるので、圧力調整手段にて筐体2の内部の圧力変化を抑制することができる。したがって、リニアゲージ1は、オイルミスト、塵埃、水滴などの筐体2の内部への侵入を確実に防止することができる。
(3)圧力調整手段は、空気穴用ベローズ8であるので、挿入孔用ベローズ4と同じ部品を利用することができる。したがって、リニアゲージ1は、圧力の調整を容易にすることができるとともに、その構成を簡素にすることができる。
以下、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
前記第1実施形態では、空気穴用ベローズ8は、筐体2の内部の圧力変化に起因して伸縮していた。
これに対して、本実施形態では、リニアゲージ1Aは、図3に示すように、スピンドル3および空気穴用ベローズ8を接続するとともに、スピンドル3の移動に伴って空気穴用ベローズ8を伸縮させる接続部材9を備えている点で前記第1実施形態と異なる。
また、スピンドル3を解放すると、スピンドル3は、前述したバネにて付勢されることによって、その先端側に向かって突出するので、挿入孔用ベローズ4は、スピンドル3の移動に伴って伸長することになる。空気穴用ベローズ8は、スピンドル3を筐体2の内部に押し込むと、スピンドル3の移動に伴って移動する接続部材9に引かれて伸長する。
(4)挿入孔用ベローズ4および空気穴用ベローズ8は、スピンドル3の移動に伴って連動して伸縮することになるので、リニアゲージ1Aは、圧力の調整を更に容易にすることができる。
以下、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
前記第1実施形態では、リニアゲージ1は、空気穴7を閉塞するようにして筐体2の内部に設けられた空気穴用ベローズ8を備えていた。
これに対して、本実施形態では、リニアゲージ1Bは、図4に示すように、空気穴7を閉塞するようにして筐体2の内部に設けられたダイヤフラム10を備えている点で前記第1実施形態と異なる。
(5)圧力調整手段は、ダイヤフラム10であるので、圧力調整手段として他の部品を採用した場合と比較して圧力調整手段の耐久性を向上させることができるとともに、リニアゲージ1Bを小型化することができる。
以下、本発明の第4実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
リニアゲージ1Cは、図5に示すように、筐体2と、スピンドル3と、挿入孔用ベローズ4とを備えた測定器である。
筐体2は、スピンドル保持部5と、検知部6と、空気穴7と、空気穴用ベローズ8とを備えている。
保護隔壁12は、スピンドル3を挿入するための穴部12Aを有し、筐体2に固定されている。
なお、フィルタ11は、筐体2の内部に空気を出入りさせることができ、筐体2の内部にオイルミスト、塵埃、水滴などを出入りさせないものであればよく、例えば、ゴアテックス(登録商標)などを採用することができる。
(6)リニアゲージ1Cは、空気穴7を閉塞するとともに、筐体2の内部に空気を出入りさせるフィルタ11を備えるので、オイルミスト、塵埃、水滴などの筐体2の内部への侵入を防止することができる。
(7)リニアゲージ1Cは、筐体2の内部に設けられるとともに、測定手段を覆うことによって、測定手段を保護する保護隔壁12を備えるので、オイルミスト、塵埃、水滴などの測定手段への悪影響を防止することができる。
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記各実施形態では、測定器としてリニアゲージ1〜1Cを例示して説明していたが、インジケータなどの他の測定器に本発明を適用してもよい。要するに、本発明は、スピンドルと、筐体と、挿入孔用ベローズとを備えた測定器に適用することができる。
前記各実施形態では、圧力調整手段として空気穴用ベローズ8およびダイヤフラム10を例示して説明していたが、他の部材を採用してもよい。要するに、圧力調整手段は、自己の形状を変化させることによって、筐体の内部の容積を変化させて圧力を調整することができるものであればよい。
2 筐体
3 スピンドル
4 挿入孔用ベローズ
5 スピンドル保持部
6 検知部(測定手段)
7 空気穴
8 空気穴用ベローズ
9 接続部材
10 ダイヤフラム
11 フィルタ
12 保護隔壁
31 測定子
32 スケール(測定手段)
51 ガイド部材
Claims (6)
- 自己の軸方向に沿って移動するスピンドルと、前記スピンドルを挿入する挿入孔を有する筐体と、前記スピンドルおよび前記筐体を跨ぐように取り付けられることによって、前記挿入孔を覆う挿入孔用ベローズとを備えた測定器であって、
前記筐体は、
外部に連通するとともに、前記筐体の内部に空気を出入りさせる空気穴と、
前記空気穴を閉塞するようにして前記筐体に設けられるとともに、自己の形状を変化させることによって、前記筐体の内部の容積を変化させて圧力を調整する圧力調整手段とを備えることを特徴とする測定器。 - 請求項1に記載された測定器において、
前記圧力調整手段は、空気穴用ベローズであることを特徴とする測定器。 - 請求項2に記載された測定器において、
前記スピンドルおよび前記空気穴用ベローズを接続するとともに、前記スピンドルの移動に伴って前記空気穴用ベローズを伸縮させる接続部材を備えることを特徴とする測定器。 - 請求項1に記載された測定器において、
前記圧力調整手段は、ダイヤフラムであることを特徴とする測定器。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載された測定器において、
前記空気穴を閉塞するとともに、前記筐体の内部に空気を出入りさせるフィルタを備え、
前記圧力調整手段は、前記筐体の内部に設けられることを特徴とする測定器。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載された測定器において、
前記筐体の内部に設けられるとともに、前記スピンドルの移動量を測定する測定手段と、
前記筐体の内部に設けられるとともに、前記測定手段を覆うことによって、前記測定手段を保護する保護隔壁を備えることを特徴とする測定器。
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- 2015-05-08 JP JP2015095996A patent/JP6552872B2/ja active Active
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