JP2016211910A - 角度計 - Google Patents

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Shino Tanaka
詩乃 田中
伊藤 英俊
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Abstract

【課題】人の関節角度等の測定を行い易く、使い勝手の良い角度計を提供する。
【解決手段】角度計1は、角度目盛11が設けられる角度読取部10と、角度読取部10に長さ可変に取り付けられる紐状部材14と、を備える。角度計1では、紐状部材14と角度目盛11との関係から測定角度を読み取ることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば人の関節可動域の計測等に用いられる角度計に関する。
従来、例えば、リハビリテーションが行われる施設や、整形外科等の病院において、人の関節角度を定量的に測定する等の目的で、角度計(ゴニオメーター)が使用されている。従来の角度計は、例えば特許文献1等に開示されるように、軸部を中心として相対回転可能に設けられた2つのアーム部を備える。2つのアーム部のうちの一方には、角度目盛が設けられており、当該角度目盛を利用して2つのアーム部間の角度が読み取れるようになっている。各アーム部を身体の測定部にあてがったときの2つのアーム部のなす角を読み取ることによって、関節角度等を定量的に測定できる。
図9は、肘関節に関する角度測定を行う場合における従来の角度計100の使用例を示す模式図である。まず、図9に示すように、被測定者Mを腰掛け座位とすると共に、被測定者の前腕A2を回外位とし、角度計100の軸部Oを肘関節の軸と略一致させる。次に、角度目盛を有する第1のアーム部101に設けられる基準線101aを肘関節の基本軸である上腕骨(図9の符号A1は上腕を指す)に合せ、第2のアーム部102に設けられる計測線102aを肘関節の移動軸である橈骨に合せる(図9に示す状態が該当)。この状態から被測定者Mに前腕A2を屈曲側に可能な範囲で曲げてもらい、前腕A2の移動に応じて第2のアーム部102を動かす。第2のアーム部102の計測線102aと第1のアーム部101の角度目盛との関係から肘関節の可動範囲を測定することができる。
特開2013−76686号公報
従来の角度計における2つのアーム部は、プラスチックや金属等の硬い素材で形成される。このために、従来の角度計は、関節角度の測定時等において、体に沿わせ難く、測定作業が行い難いことがあった。また、腕や肩等の大きな関節の角度測定を正確に行うためには、2つのアーム部の長さをある程度大きくする必要があるが、この場合、ポケットに入れて持ち運び難くなることがあった。更に、介護の現場等では、関節角度等の測定を素早く簡単に行える角度計が望まれていた。
以上の点に鑑みて、本発明の目的は、人の関節角度等の測定を行い易く、使い勝手の良い角度計を提供することである。
上記目的を達成するために本発明の角度計は、角度目盛が設けられる角度読取部と、前記角度読取部に長さ可変に取り付けられる紐状部材と、を備え、前記紐状部材と前記角度目盛との関係から測定角度を読み取る構成(第1の構成)になっている。なお、紐状部材は、人の体に沿う柔軟性を有する線状部材を広く含み、その代表例として、例えば糸、紐、ワイヤー、ゴム紐等が挙げられる。
本構成によれば、柔軟性を有する紐状部材を人の体に沿わせて角度測定を行えるために、角度測定作業が行い易くなることが期待できる。また、紐状部材は、長さ可変に角度読取部に取り付けられており、角度測定を行わない場合には短くしておくことが可能である。このために、本構成によれば、角度計をコンパクトにして持ち運びやすい。
上記第1の構成の角度計は、前記紐状部材を引き出し可能に巻き取り収納するリール装置を更に備える構成(第2の構成)であってよい。本構成によれば、角度測定を行わない場合に、紐状部材を収納した状態を得やすい。また、一方で、角度測定を行う場合に、簡単に紐状部材を引き出して角度測定を行える。
上記第2の構成の角度計において、前記リール装置は、前記角度読取部に取り付けられている構成(第3の構成)であってよい。本構成によれば、リール装置が角度読取部と一体になっているので、持ち運びの際に便利である。
上記第3の構成の角度計において、前記リール装置は、前記角度読取部に固定されている構成(第4の構成)であってよい。本構成によれば、リール装置の取付構造を簡単なものにし易い。
上記第3の構成の角度計において、前記リール装置は、前記角度読取部に回動可能に取り付けられている構成(第5の構成)であってよい。本構成によれば、角度計のサイズを小さくし易い。また、本構成によれば、角度計で測定できる角度範囲を広くし易い。
上記第1の構成の角度計において、前記紐状部材が伸縮部材で構成されているようにしてもよい(第6の構成)。本構成によれば、角度計の構造を簡単なものにし易く、製造コストも抑制できる。
上記第1から第6のいずれかの構成の角度計において、前記紐状部材の先端には、被測定対象の一部に取り付ける取付部が設けられている構成(第7の構成)が好ましい。本構成によれば、角度測定を行う際に、角度の測定を行う者(セラピスト等)が角度計を保持し易くなり、角度測定作業が楽になる等の利点がある。
上記第1から第7のいずれかの構成の角度計において、前記角度読取部には、角度測定の際に用いられる基準線が設けられている構成(第8の構成)が好ましい。本構成によれば、角度測定作業が行い易くなることが期待できる。
本発明によれば、人の関節角度等の測定を行い易く、使い勝手の良い角度計を提供できる。
本発明の第1実施形態に係る角度計の構成を示す概略平面図 本発明の第1実施形態に係る角度計が備えるリール装置の作用を説明するための概略平面図 本発明の第1実施形態に係る角度計を用いて肘関節に関する角度測定を行う場合の角度計の使用例を示す模式図 本発明の第1実施形態に係る角度計を用いて肩関節の可動域の測定を行う手順を示す模式図 本発明の第2実施形態に係る角度計を上から見た場合の概略平面図 本発明の第2実施形態に係る角度計の変形例を示す概略平面図 本発明の第3実施形態に係る角度計を上から見た場合の概略平面図 本発明の第1実施形態の角度計の変形例を説明するための概略平面図 肘関節に関する角度測定を行う場合における従来の角度計の使用例を示す模式図
以下、本発明の実施形態に係る角度計について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る角度計1の構成を示す概略平面図である。図1(a)は、角度計1を上から見た上面図である。図1(b)は、角度計1を図1(a)の破線矢印A方向に沿って見た側面図である。
図1に示すように、角度計1は、板状のプレート部10を備えている。プレート部10は、上面視半円状の部分10a(以下単に半円部10aという)と、上面視矩形状の部分10b(以下単に矩形部10bという)とが合体した形状となっている。プレート部10の半円部10aには、円弧状の外縁に沿うように角度目盛11が付されている。角度目盛11は、特に限定される趣旨ではないが、例えば、印刷、刻印、シール貼り等によって得ることができる。プレート部10は、本発明の角度読取部の一例である。
なお、本実施形態では、角度目盛11は、0°から180°の範囲で、10°おきに設けられている。ただし、これは一例にすぎず、角度目盛の間隔は適宜変更されてよい。また、角度が測定できる範囲も、可能な範囲で適宜変更されてよい。更に、測定角度を示す数字が、角度目盛の適所に付されるようにしても構わない。
また、プレート部10には、角度目盛11の0°と180°とを結ぶように基準線12が付されている。基準線12は、半円部10aの中心Oを通る。この基準線12は、後述の内容からわかるように、角度測定の際に使用される。基準線12は、特に限定される趣旨ではないが、例えば、印刷、刻印、シール貼り等によって得ることができる。
プレート部10の矩形部10bには、リール装置13が固着されている。本実施形態では、リール装置13は、プレート部10に設けられる平面視略円形状の開口に嵌め込まれた状態で、プレート部10に固着されている。ただし、これは、一例にすぎない。例えば、リール装置13は、プレート部10の板面上に載せられた状態で固着されるようにしてもよい。
図2は、本発明の第1実施形態に係る角度計1が備えるリール装置13の作用を説明するための概略平面図である。図1及び図2からわかるように、リール装置13は、プレート部10に紐状部材14を長さ可変に取り付ける役目を担っている。なお、紐状部材14は、特に限定する趣旨ではないが、例えば、糸、紐、ワイヤー等であってよい。図1は、紐状部材14が収納された状態を示し、図2は、紐状部材14が図1に示す状態から引き出された状態を示している。
リール装置13は、詳細な図は省略するが、紐状部材14が巻回される円筒状のリールと、リールと連結されるゼンマイバネと、リール及びゼンマイバネを覆うカバー131と、を備えている。カバー131には、リールに巻回される紐状部材14を引き出す引き出し口131aが設けられている。
紐状部材14の先端には、リング部15が取り付けられている。リング部15は、紐状部材14をリール装置13から引き出し易くすると共に、関節角度の測定等が行われる被測定者(被測定対象)に紐状部材14の先端側を取り付け易くする。なお、リング部15は、本発明の取付部の一例である。
リング部15には、紐状部材14が取り付けられると共に、収納された紐状部材14がゼンマイバネの作用によってカバー131内に入り込んで引き出せなくなる事態を防止する当接部151を備える。当接部151は、紐状部材14がカバー131内に収納される場合に、カバー131の引き出し口131a部分の端面に当接する。また、リング部15は、当接部151の先端側に取り付けられるリング152を備えている。リング152は、金属等の硬質の部材で形成してもよいし、ゴムのような弾性を有する部材で形成してもよい。
図2に示すように、リング部15を用いて引き出し口131aから紐状部材14を引き出す(伸ばす)と、リールが回動してゼンマイバネが巻かれる。紐状部材14を引き出す力や、紐状部材14を引き出した状態を維持する力が無くなると、紐状部材14はゼンマイバネの作用によってリールに巻き取られてカバー131内に収納される。すなわち、リール装置13は、紐を引き出し可能に巻き取り収納する機能を有する。
リール装置13のカバー131は、引き出し口131aがプレート部10の半円部10aの中心Oと略一致するようにプレート部10に固定されている。このために、リール装置13からプレート部10の板面に沿って引き出された紐状部材14と角度目盛11との関係から測定角度を読み取ることができる。なお、図2においては、測定角度は50°と読み取られる。
図3は、本発明の第1実施形態に係る角度計1を用いて肘関節に関する角度測定を行う場合の角度計1の使用例を示す模式図である。図3は、上述した図9と同様に、肘関節の可動範囲を測定する場合の説明図である。測定にあたっては、まず、図3に示すように、被測定者Mを腰掛け座位とすると共に、被測定者の前腕A2を回外位とする。そして、角度計1の半円部10aの中心O(分度器の中心)が肘関節の軸と略一致するように、プレート部10を腕に軽く当てた状態で配置する。次に、基準線12を上腕骨(基本軸)に合せ、カバー131内にから引き出された紐状部材14を橈骨(移動軸)に合せる。本例では、引き出された紐状部材14の先端側に設けられるリング部15が被測定者Mの指に引っ掛けられる(図3に示す状態が該当)。この状態から被測定者Mに前腕A2を屈曲側に可能な範囲で曲げてもらう。リング部15が被測定者Mの指に引っ掛けられているために、前腕A2の屈曲に伴い、紐状部材14も中心Oを基準として回動する。前腕A2が屈曲された状態で、紐状部材14が、角度目盛11のどの部分を通過しているかを読み取ることによって、肘関節の可動範囲を測定できる。本実施形態の角度計1を用いる場合、測定を行う者(例えばセラピスト等)は、プレート部10を押さえておくだけで角度測定を行えるので便利である。
図4は、本発明の第1実施形態に係る角度計1を用いて肩関節の可動域の測定を行う手順を示す模式図である。図4(a)、図4(b)の順に手順が進む。なお、図4は、伸展(後方拳上)時の可動域測定を説明するものである。当該測定にあたっては、まず、角度計1のリング部15が被測定者Mの適当な指(本例では中指)に取り付けられる。なお、この際に紐状部材14は縮んだ状態でも伸びた状態でも構わない。
次に、図4(a)に示すように、被測定者Mは直立位とされる。この状態では、被測定者Mの腕Aは下方にまっすぐ伸びた状態になっている。この直立位の状態で、半円部10aの中心Oを肩峰と略一致させ、肩峰を通る垂直線(基本軸;床に垂直な線でよい)と基準線12とが合うようにして、プレート部10は被測定者Mに軽く当てた状態で保持される。なお、この状態(図4(a)に示す状態)では、紐状部材14はカバー131内にから引き出されて伸びた状態になっており、上腕骨(移動軸)に合った状態になっている。
図4(a)の状態から、肩峰を中心として腕Aを伸展し始める。この際、セラピスト等の測定者は、片手が空いているために、被測定者Mが腕Aを後方に回すことに対して介助を行える。被測定者Mの腕Aの動きに合わせて紐状部材14も動く。このために、最大角度に達した時点(例えば図4(b)の状態)で、即座に測定角度を読み取ることができる。なお、最大角度は、例えば、被測定者Mが痛いと感じ始める位置等とされる。
2つのアーム部を有する従来の角度計(図9参照)では、最大角度に達した時点で、測定者が角度計のアーム部を調整して計測を行う。この場合、被測定者Mは、腕Aを最大角度で比較的長い時間維持する必要があり、正確な測定を行い難い。本実施形態の角度計1によれば、このような問題はない。また、従来の角度計では、セラピスト等が被測定者の腕Aを持った状態で角度測定を行うのは難しいが、本実施形態の角度計1では、それが行える。なお、これらの効果は肘関節の可動域測定の場合も同様に当てはまる。
その他、本実施形態の角度計1では、角度測定を行う際に必要となる紐状部材14を使用しない時にはカバー131内に収納した状態にできるために、比較的コンパクトにし易く、持ち運びに便利である。また、本実施形態の角度計1では、プラスチックや金属等の硬くて長い部材を用いた角度計に比べて、体に沿わせて測定を行い易い。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態の角度計について説明する。なお、説明にあたって、第1実施形態の角度計1と重複する部分については、その説明を適宜省略する。図5は、本発明の第2実施形態に係る角度計2を上から見た場合の概略平面図である。第2実施形態の角度計2も、角度目盛21及び基準線22が設けられた板状のプレート部20を備えている。プレート部20は、半円部20aと矩形部20bとが合体した形状になっている。
プレート部20には、プレート部20の半円部20aと矩形部20bとに跨るように、リール装置23が回動可能に取り付けられている。リール装置23の構成は、第1実施形態のリール装置13と同様である。リール装置23の回動中心と、リール装置23が備えるリール(紐状部材24が巻回される)の回動中心とは一致している。基準線22上に設けられる両者の回動中心は、半円部20aの中心と一致している。
リール装置23のリールに巻回される紐状部材24の先端には、第1実施形態と同様のリング部25が設けられている。リング部25を外方に向けて引っ張ることによって、リール装置23に巻き取り収納されている紐状部材24を引き出すことができる。リール装置23がプレート部20に回動可能に取り付けられているために、紐状部材24が引き出される角度(プレート部20の板面に平行な面内の角度)によってリール装置23の向きも変わる(図5(b)参照)。
なお、図5(a)は紐状部材24がリール装置23のカバー内に収納された状態を示し、図5(b)は紐状部材24がカバー内から引き出された状態を示している。
第2実施形態の角度計2も、第1実施形態の角度計1と同様の使い方をでき、第1実施形態の角度計1と同様の効果を得られる。その他、第2実施形態の角度計2は、リール装置23をプレート部20に回動可能に取り付ける構成を採用したことによって、第1実施形態の角度計1に比べて、矩形部20bのサイズを小さくできる。すなわち、第2実施形態の角度計2は、第1実施形態の角度計1に比べて、そのサイズをコンパクトにし易いといったメリットを有する。
また、第2実施形態の角度計2のように、リール装置23をプレート部20に回動可能に取り付ける構成を採用する場合、図6に示すように、プレート部20を平面視円形状にすることによって、計測できる角度範囲を広くできる。なお、図6は、本発明の第2実施形態に係る角度計2の変形例を示す概略平面図である。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態の角度計について説明する。なお、説明にあたって、第1実施形態の角度計1と重複する部分については、その説明を適宜省略する。図7は、本発明の第3実施形態に係る角度計3を上から見た場合の概略平面図である。第3実施形態の角度計3も、角度目盛31及び基準線32が設けられた板状のプレート部30を備えている。プレート部30は、半円部30aと、小さな矩形部30bとが合体した形状になっている。
プレート部30には、例えばゴム等の伸縮部材を用いて形成される紐状部材33が取り付けられている。紐状部材33は、その一端が半円部30aの中心Oに固着されている。また、紐状部材33の他端には、例えば人の指等に引っ掛けられるようにリング34が取り付けられている。リング34の材質は特に限定されないが、例えば、金属、プラスチック、ゴム等で形成できる。
第3実施形態の角度計3では、紐状部材33自体が伸縮可能な素材で設けられているために、第1実施形態におけるリール装置13を不要とできる。第3実施形態の角度計3も、第1実施形態の角度計1と同様の使い方をでき、第1実施形態の角度計1と同様の効果を得られる。なお、第3実施形態においては、使用しない場合においても、紐状部材33は外部に露出しているが、柔軟性が高く、ポケットに角度計3を入れる場合に邪魔となり難い。場合によっては、プレート部30に紐状部材33を巻き付けておく部分を設けても構わない。
その他、第3実施形態の角度計3は、リール装置が不要であるために安価に製造できる。また、リール装置が不要であるために、第3実施形態の角度計3は矩形部30bを小さくして全体のサイズを小さくし易い。
<その他>
以上に示した実施形態は、本発明の例示にすぎない。以上に示した実施形態の構成は、本発明の技術的思想を超えない範囲で適宜変更されて構わない。
例えば、以上に示した第1実施形態では、リール装置13がプレート部10に取り付けられる構成とした。しかし、このような構成は例示にすぎず、リール装置13は、プレート部10に取り付けられなくても構わない。この場合、例えば図8に示すような構成とすればよい。すなわち、紐状部材14の先端側をプレート部10の半円部10aの中心Oに固着する。そして、リール装置13の紐状部材14を引き出す引き出し口131の例えば反対側にリング152を設ける。
なお、図8は、本発明の第1実施形態の角度計1の変形例を説明するための概略平面図である。図8においては、紐状部材14がリール装置13のカバー131から引き出された状態が示されている。
また、以上に示した実施形態においては、プレート部10、20、30に、角度測定の際に使用される基準線12、22、32を設ける構成としたが、場合によっては、基準線12、22、32は設けられなくてもよい。例えば、基準線の代わりに、プレート部10、20、30の一部の辺が使用されてもよい。
また、以上に示した実施形態においては、人に取り付けるための取付部の形状をリングとしたが、これは例示にすぎず、その形状は適宜変更しても構わない。また、場合によっては、取付部(リング部)は設けられない構成としても構わない。
1、2、3 角度計
10、20、30 プレート部(角度読取部)
11、21、31 角度目盛
12、22、32 基準線
13、23 リール装置
14、24、33 紐状部材
15、25 リング部(取付部)
34 リング(取付部)

Claims (8)

  1. 角度目盛が設けられる角度読取部と、
    前記角度読取部に長さ可変に取り付けられる紐状部材と、
    を備え、
    前記紐状部材と前記角度目盛との関係から測定角度を読み取ることを特徴とする角度計。
  2. 前記紐状部材を引き出し可能に巻き取り収納するリール装置を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の角度計。
  3. 前記リール装置は、前記角度読取部に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の角度計。
  4. 前記リール装置は、前記角度読取部に固定されていることを特徴とする請求項3に記載の角度計。
  5. 前記リール装置は、前記角度読取部に回動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載の角度計。
  6. 前記紐状部材は、伸縮部材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の角度計。
  7. 前記紐状部材の先端には、被測定対象の一部に取り付ける取付部が設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の角度計。
  8. 前記角度読取部には、角度測定の際に用いられる基準線が設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の角度計。
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