JP2016211341A - 鋼管矢板連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】機械式継手どうしを連結する手順内で、矢板継手どうしも水密状態に連結でき、鋼管矢板どうしの連結作業を、簡単に且つ迅速に実施できる鋼管矢板連結構造を提供する。
【解決手段】鋼管の連結端部に備えた機械式継手2どうしを嵌合させて鋼管の軸方向に連結するとともに、鋼管及び機械式継手2の側面に備えた矢板継手3どうしを嵌合させて鋼管の径方向に連結することができる鋼管矢板連結構造であって、矢板継手3は、嵌合される他の矢板継手3とで区画される嵌合空間内にグラウト材Gが充填可能に構成されるとともに、鋼管の軸方向に対向する矢板継手3のうち一方の矢板継手3の上端面3aの、機械式継手2側の基端領域及びグラウト材Gに挟まれた領域に、シール材Sが設けてある。
【選択図】図2

Description

本発明は、鋼管の連結端部に備えた機械式継手どうしを嵌合させて前記鋼管の軸方向に連結するとともに、前記鋼管及び前記機械式継手の側面に備えた矢板継手どうしを嵌合させて前記鋼管の径方向に連結することができる鋼管矢板連結構造に関する。
従来、鋼管矢板連結構造は、鋼管の側面に前記鋼管の軸方向に沿って矢板継手が設けられている鋼管矢板の軸方向への連結は、前記鋼管の軸方向に対向する一対の、前記鋼管の連結端部に設けられた機械式継手どうしを嵌合させかつ前記矢板継手どうしを溶接や接着し、前記鋼管矢板の径方向への連結は、前記鋼管の径方向に対向する一対の前記矢板継手どうしを嵌合させることで止水をしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−234333号公報(段落番号〔0021〕、図5)
上述した鋼管矢板連結構造は、前記鋼管矢板の軸方向への連結に関して、鋼管どうしの連結は機械式継手どうしを嵌合させる構成のため迅速に実施できるものの、矢板継手どうしの連結は溶接や接着を使用するため、結果的には、トータルとしての連結に時間が掛かり、鋼管矢板の設置効率が低いといった問題点がある。
そこで、矢板継手どうしは、時間が掛かる溶接や接着を使用しないことが考えられる。
しかし、機械式継手には通常数mm程度の嵌合代が設けられているため、機械式継手どうしを嵌合させたとしても、矢板継手どうしの対向端面間には隙間が形成され得るため、止水ができない虞があった。
従って、本発明の目的は、上述した問題点を解消し、機械式継手どうしを連結する手順内で、矢板継手どうしも水密状態に連結でき、鋼管矢板どうしの連結作業を、簡単に且つ迅速に実施できる鋼管矢板連結構造を提供するところにある。
本発明の第一の特徴構成は、鋼管の連結端部に備えた機械式継手どうしを嵌合させて前記鋼管の軸方向に連結するとともに、前記鋼管及び前記機械式継手の側面に備えた矢板継手どうしを嵌合させて前記鋼管の径方向に連結することができる鋼管矢板連結構造であって、前記矢板継手は、互いに嵌合される他の矢板継手とで区画される嵌合空間内にグラウト材が充填可能に構成されるとともに、前記鋼管の軸方向に対向する一対の前記矢板継手のうち少なくとも一方の前記矢板継手の端面の、前記機械式継手側の基端領域及び少なくとも前記機械式継手から前記グラウト材に至るまでの領域又は前記グラウト材に挟まれた領域に、シール材が設けてあるところにある。
本発明の第一の特徴構成によれば、矢板継手どうしは、鋼管の径方向に対向し互いに嵌合される矢板継手どうしで区画される嵌合空間内に充填されたグラウト材と、鋼管の軸方向に対向する一対の矢板継手のうち少なくとも一方の矢板継手の端面のうち、機械式継手側の基端領域及び少なくとも鋼管からグラウト材に至るまでの領域又はグラウト材に挟まれた領域に設けられたシール材とによって止水ができる。なお、止水とは、鋼管矢板で仕切られる一方側と他方側の間の水の通過を抑制することをいう。
なお、グラウト材には、無収縮モルタル材が好適に用いられる。
また、鋼管矢板どうしの連結作業においては、鋼管の軸方向に対向する一対の矢板継手間にシール材を位置させた状態で、機械式継手どうしの連結を行うだけの簡単な操作によって、鋼管矢板どうしを連結することができる。
即ち、機械式継手どうしを連結する手順内で、矢板継手どうしも水密状態に連結でき、鋼管矢板どうしの連結作業を、簡単に且つ迅速に実施できる。しかも、溶接や接着を使用しないから設置効率を向上させることができる。
本発明の第二の特徴構成は、前記鋼管の軸方向に対向する一対の前記矢板継手のうち少なくとも一方の前記矢板継手の端面には、他方の前記矢板継手の端面に向けて開口する状態に、前記シール材を配設するための凹溝が形成され、前記シール材は弾性体で構成され、前記シール材の高さ寸法が前記凹溝の溝底面と、他方の前記矢板継手の端面との離間寸法より大きく形成してあるところにある。
本発明の第二の特徴構成によれば、機械式継手どうしを連結した状態では、高さ方向に圧縮力を受けて弾性変形し連結端部での止水ができる。
本発明の第三の特徴構成は、前記シール材は、水膨張性を備えているところにある。
本発明の第三の特徴構成によれば、シール材が水に接触すると、機械式継手どうしを連結したときに高さ方向に圧縮力を受けて弾性変形している状態から膨張し、軸方向に対向する一対の矢板継手の対向する端面間を確実に埋めて止水をすることができる。
本発明の第四の特徴構成は、前記シール材のうち前記機械式継手側の基端領域に設けられたシール材及び前記機械式継手から前記グラウト材に至るまでの領域に設けられたシール材は、連結作業が完了した状態で、前記機械式継手及び前記グラウト材に密着し、前記グラウト材に挟まれた領域に設けられたシール材は、連結作業が完了した状態で、該シール材を挟む前記両グラウト材に密着するところにある。
本発明の第四の特徴構成によれば、シール材は機械式継手及びグラウト材又はグラウト材とグラウト材に密着するので、矢板継手どうしの対向端面間のうちグラウト材が存在しない箇所の隙間の止水ができる。
鋼管矢板を示す斜視図 矢板継手へのシール材の配設状況を示す要部断面図 矢板継手へ設けられたシール材の要部断面図であって(a)は弾性変形前の断面図、(b)は弾性変形後の断面図 別実施形態の矢板継手へのシール材の配設状況を示す要部断面図 別実施形態の矢板継手へのシール材の配設状況を示す要部断面図 別実施形態の矢板継手へのシール材の配設状況を示す要部断面図
以下に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の鋼管矢板連結構造の対象となる鋼管矢板Pを例示している。
鋼管矢板Pは、鋼管1の両端部に、鋼管1の軸方向に連結する別の鋼管1との機械式継手2をそれぞれ溶接Wによって取り付けてある。
鋼管1及び機械式継手2の両側面にはほぼ全長に亘って矢板継手3が備えられている。
鋼管矢板Pは、設置対象箇所に、矢板継手3どうしが嵌合するように順次建て込んで、横に連続した鋼管矢板群によって土留め壁や護岸等の仕切壁を構成するために用いられる。
また、深さ方向に関しては、機械式継手2どうしを嵌合連結して複数の鋼管矢板Pを継ぎ足すことで、所定の長さ寸法を確保することができる。
なお、矢板継手3どうしを嵌合させて所定深度まで建て込んだら、嵌合済みの矢板継手3どうしで区画される嵌合空間内に、例えばモルタル(低強度モルタル)等のグラウト材Gが充填される。その際、モルタルが流出する可能性の高い箇所については、流出防止のために例えばグラウトジャケットと呼ばれる樹脂製のチューブ状の袋体Jを使用した上でモルタルが充填される。
機械式継手2は、鋼管1の一端部(例えば、下端部)に溶接された雌型のボックス継手2Aと、鋼管1の他端部(例えば、上端部)に溶接された、ボックス継手2Aと嵌合連結可能な構造をもつ雄型のピン継手2Bを備えている。
これらボックス継手2Aとピン継手2Bとは、両継手の径方向の内外に重なる状態で嵌合できるように構成してあり、互いの摺接面で対向する状態にそれぞれ周溝(図示せず)が構成してある。これら両周溝に亘って介在可能なキー部材(図示せず)が設けてあり、このキー部材を両周溝に亘って位置させることで、ボックス継手2Aとピン継手2Bとの鋼管1の軸心方向への相対移動を規制することができ、対応する鋼管1どうしを連結することができる。
矢板継手3は、本実施形態においては、鋼管の軸方向視での断面形状が「C」字形状の鋼材で構成してある(図2参照)。
鋼管1の直径に対して機械式継手2の直径が大きいため、矢板継手3のうち機械式継手2に対応する部分に切欠4が形成されている。
矢板継手3は、鋼管1の側面に溶接Wによって取り付けられ、機械式継手2の側面には溶接ではなく接着剤Aによって取り付けられ、鋼管1及び機械式継手2と矢板継手3との間の止水ができる。
図3(a)に示すように、鋼管矢板Pどうしの連結端部で下方に位置している矢板継手3の上端面3aの所定箇所には、上端面3aに開口する状態で凹溝7が形成されている。一方、鋼管矢板Pどうしの連結端部で上方に位置している矢板継手3の下端面3bは、平坦面として形成されている。
前記所定箇所とは、矢板継手3どうしの嵌合空間にグラウト材Gを充填しても、上下に対向する一対の矢板継手3間に隙間ができやすい箇所であり、具体的には、矢板継手3の上端面3aのうち、機械式継手2側の基端領域及び少なくとも機械式継手2から矢板継手3どうしの嵌合空間内に充填されたグラウト材Gに至るまでの領域又はグラウト材Gに挟まれた領域である(図2参照)。なお、基端領域とは、矢板継手3の上端面3aのうち機械式継手2の近傍の領域をいう。
図1から図3(a),(b)に示すように、凹溝7には、両矢板継手3に亘る状態にシール材Sが設けられている。
シール材Sは、合成樹脂や、ゴム製(合成ゴムや天然ゴム)のうち水膨張性を備えた弾性体によって構成され凹溝7に配設される。シール材Sは、本実施形態においては、膨張倍率が約2倍程度のものを使用している。
図3(a),(b)に示すように、シール材Sは、膨張前の状態において、幅寸法は、凹溝7の溝幅寸法より若干大きく形成してあり、凹溝7内に嵌入させることで、幅方向に圧縮力を受けて弾性変形し、溝側面7aとの密着性が増加し、抜け出し難くなるように構成してある。
シール材Sの高さ寸法は、膨張前の状態において、下に配置されている鋼管矢板Pの矢板継手3の凹溝7の溝底面7bと、上に連結された鋼管矢板Pの矢板継手3の下端面3bとの離間寸法より若干大きく形成してあり、上下の機械式継手2どうしを連結した状態で、高さ方向に圧縮力を受けて弾性変形し、矢板継手3の対向面間での止水ができるように構成してある。
即ち、上下の鋼管矢板Pを、機械式継手2で連結操作するだけで、上下の矢板継手3どうしも、シール材Sが介在する状態に連結され、上下の矢板継手3によってシール材Sが圧縮されていることで、弾性変形したシール材Sにより両矢板継手3間の止水をすることができる。
そして、シール材Sを凹溝7に嵌着した時点では、凹溝7からのはみ出しが見られないが(図3(a)参照)、水に接触すると膨張して矢板継手3間を確実に埋めて止水をすることができる(図3(b)参照)。
なお、シール材Sのすべてを水膨張性を備えた材料で構成することに限らず、一部分のみ水膨張性を備えた材料で構成してあってもよい。
なお、シール材Sのうち機械式継手2側の基端領域に形成された凹溝7に設けられたシール材Sは、連結作業が完了した状態で、機械式継手2及びグラウト材Gに密着する。また、シール材Sのうちグラウト材Gに挟まれた領域に形成された凹溝7に設けられたシール材Sは、連結作業が完了した状態で、シール材Sを挟む両グラウト材Gに密着する。
本実施形態の鋼管矢板連結構造によれば、鋼管矢板Pどうしは、機械式継手2によって確実に連結されているとともに、矢板継手3どうしに関しても、嵌合空間内にグラウト材Gが充填されかつ矢板継手3どうしの対向面間にシール材Sが介在させてあることで、連結端部での止水がされた状態に連結されている。
また、シール材Sは、矢板継手3の凹溝7に嵌着しておけるので、鋼管矢板Pどうしの連結の際にシール材Sを仮保持する手間が省け、さらにシール材Sの脱落のない状態で矢板継手3間に位置させることができる。
従って、鋼管矢板Pどうしの連結作業を、簡単に且つ迅速に実施できる。
しかも、溶接を使用しないから煙等が発生せず、周囲環境への悪影響も防止できる。
〔別実施形態〕
以下に他の実施形態を説明する。
〈1〉 鋼管矢板Pは、先の実施形態で説明した寸法や形状に限るものではなく、公知の鋼管矢板の全般がその対象となる。例えば、両端部に形成してある機械式継手2の形状変更も可能である。
また、矢板継手3は、図2に示すように、断面形状が「C」字形状の鋼材どうしの組み合わせに限るものではなく、例えば、図4に示すように、断面形状が「C」字形状の鋼材3Cと断面形状が「T」字形状の鋼材3Tの組み合わせ、図5に示すように、断面形状が「L」字形状の2つの鋼材3Lと、断面形状が「T」字形状の鋼材3Tの組み合わせによる構成であってもよい。
この場合も矢板継手3どうしの嵌合空間にグラウト材Gを充填しても、上下に対向する一対の矢板継手3間に隙間ができやすい箇所にシール材Sを配設する。
つまり、図4においては、矢板継手3Cの上端面3aには機械式継手2側の基端領域に凹溝が形成され、この凹溝にシール材Sが配設され、矢板継手3Tの上端面3aには機械式継手2から矢板継手3どうしの嵌合空間内に充填されたグラウト材Gに至るまでの領域に凹溝が形成され、この凹溝にシール材Sが配設される。
矢板継手3Cの上端面3aの機械式継手2側の基端領域に配設されたシール材Sは、連結作業が完了した状態で、機械式継手2及びグラウト材Gに密着する。
矢板継手3Tの上端面3aの機械式継手2から矢板継手3どうしの嵌合空間内に充填されたグラウト材Gに至るまでの領域に配設されたシール材Sは、連結作業が完了した状態で、機械式継手2及びグラウト材Gに密着する。
図5においては、両矢板継手3Lの上端面3aには機械式継手2側の基端領域にそれぞれ凹溝が形成され、この両凹溝にシール材Sが配設され、矢板継手3Tの上端面3aには機械式継手2から矢板継手3どうしの嵌合空間内に充填されたグラウト材Gに至るまでの領域に凹溝が形成され、この凹溝にシール材Sが配設される。
両矢板継手3Lの上端面3aの機械式継手2側の基端領域にそれぞれ配設されたシール材Sは、連結作業が完了した状態で、機械式継手2及びグラウト材Gに密着する。
矢板継手3Tの上端面3aの機械式継手2から矢板継手3どうしの嵌合空間内に充填されたグラウト材Gに至るまでの領域に配設されたシール材Sは、連結作業が完了した状態で、機械式継手2及びグラウト材Gに密着する。
また、矢板継手3は、図1に示すように、切欠4を形成するに限るものではなく、図6に示すように、切欠を形成せずに、その表面が機械式継手2に接着剤Aにより取り付けられる構成であってもよい。この場合も矢板継手3どうしの嵌合空間にグラウト材Gを充填しても、上下に対向する一対の矢板継手3間に隙間ができやすい箇所にシール材Sを配設する。つまり、矢板継手の上端面3aには、図4及び図5に示すように、矢板継手3の上端面3aのうち、機械式継手2側の基端領域及びグラウト材Gに挟まれた領域に凹溝7が形成され、この凹溝7にシール材Sが嵌着される。
なお、鋼管1に対する矢板継手3の取付位置や取付箇所数の変更は可能であり、例えば、鋼管1の周方向での1箇所のみに設けてあるものや、3箇所以上の複数箇所に設けてあるものであってもよい。更には、複数の矢板継手3の周方向での各配置関係も適宜変更が可能である。
〈2〉 シール材Sを配設するための凹溝7の形成位置は、先の実施形態で説明したものに限るものではない。
例えば、凹溝7は、連結端部で下方に位置する矢板継手3の上端面3aにのみ形成してあることに限らず、例えば、連結端部で上方に位置する矢板継手3の下端面3bのみに形成してあったり、連結端部で対向する上下の矢板継手3それぞれに凹溝7を形成してあったりしてもよい。
なお、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
1 鋼管
2 機械式継手
3 矢板継手
3C 鋼材(矢板継手)
3T 鋼材(矢板継手)
3L 鋼材(矢板継手)
4 切欠
7 凹溝
P 鋼管矢板
A 接着剤
G グラウト材
J ジャケット
W 溶接
S シール材

Claims (4)

  1. 鋼管の連結端部に備えた機械式継手どうしを嵌合させて前記鋼管の軸方向に連結するとともに、
    前記鋼管及び前記機械式継手の側面に備えた矢板継手どうしを嵌合させて前記鋼管の径方向に連結することができる鋼管矢板連結構造であって、
    前記矢板継手は、互いに嵌合される他の矢板継手とで区画される嵌合空間内にグラウト材が充填可能に構成されるとともに、
    前記鋼管の軸方向に対向する一対の前記矢板継手のうち少なくとも一方の前記矢板継手の端面の、前記機械式継手側の基端領域及び少なくとも前記機械式継手から前記グラウト材に至るまでの領域又は前記グラウト材に挟まれた領域に、シール材が設けてあることを特徴とする鋼管矢板連結構造。
  2. 前記鋼管の軸方向に対向する一対の前記矢板継手のうち少なくとも一方の前記矢板継手の端面には、他方の前記矢板継手の端面に向けて開口する状態に、前記シール材を配設するための凹溝が形成され、
    前記シール材は弾性体で構成され、前記シール材の高さ寸法が前記凹溝の溝底面と、他方の前記矢板継手の端面との離間寸法より大きく形成してあることを特徴とする請求項1に記載の鋼管矢板連結構造。
  3. 前記シール材は、水膨張性を備えていることを特徴とする請求項2に記載の鋼管矢板連結構造。
  4. 前記シール材のうち前記機械式継手側の基端領域に設けられたシール材及び前記機械式継手から前記グラウト材に至るまでの領域に設けられたシール材は、連結作業が完了した状態で、前記機械式継手及び前記グラウト材に密着し、前記グラウト材に挟まれた領域に設けられたシール材は、連結作業が完了した状態で、該シール材を挟む前記両グラウト材に密着することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の鋼管矢板連結構造。
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