JP2016211055A - 接合電極、半導体素子及び電子部品 - Google Patents

接合電極、半導体素子及び電子部品 Download PDF

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【課題】Cu製のリードフレームと接合する接合電極において、接合電極の表面の平坦性を向上させる。【解決手段】接合電極8は、半導体素子10の表面に設けられ、Cu製のリードフレーム14に接合される。接合電極8の材料は、Al,Au,Ag,Pd,Pt,Ir,Mn,In,Sn,Pbから選択される少なくとも一種の添加元素を含むCu合金である。【選択図】図2

Description

本明細書は、Cu製のリードフレームと接合する接合電極と、その接合電極を備える半導体素子及び電子部品に関する技術を開示する。
半導体素子、電子部品の表面には、Cu製のリードフレームが接合されることがある。非特許文献1には、半導体素子の表面に接合電極(Cu膜)を設け、接合材としてSnを用いて、接合電極とリードフレームを接合する技術が開示されている。CuとSnは、相互拡散してCu−Sn化合物を形成する。Cu−Sn化合物が接合層として働き、接合電極とリードフレームが接合される。
2009 Electronic Components and Technology Conference, pp.345−349, 2009
半導体素子、電子部品の表面に設ける接合電極は、緻密で熱伝導率が高いことが好ましい。接合電極の材料としてCuを用いる場合、緻密で高熱伝導率の接合電極を得るためには、基板を加熱した状態で接合電極を成膜することが必要である。しかしながら、基板を加熱した状態で接合電極を成膜すると、基板と接合電極の線膨張率の差により、接合電極(Cu膜)に引張応力が生じる。基板及び接合電極に反りが生じ、接合電極の表面の平坦性が低下する。その結果、リードフレームと接合電極を接合したときに、接合層(Cu−Sn化合物)内にボイドが発生しやすくなる。接合層内にボイドが存在すると、リードフレームと接合電極の熱伝導が低下する。本明細書は、Cu製のリードフレームと接合する接合電極において、接合電極の表面の平坦性を向上させる技術を提供する。
本明細書で開示する接合電極は、半導体素子又は電子部品の表面に設けられており、Cu製のリードフレームに接合される。この接合電極の材料は、Al,Au,Ag,Pd,Pt,Ir,Mn,In,Sn,Pbから選択される少なくとも一種の添加元素を含むCu合金である。
上記添加元素(Al,Au,Ag,Pd,Pt,Ir,Mn,In,Sn,Pb)を含むCu合金では、添加元素がCuと固溶して、Cuの格子を膨張させる。その結果、添加元素を含まないCu電極に比べ、接合電極に生じる引張応力を低減することができ、接合電極に生じる反りを抑制することができる。その結果、上記の接合電極は、例えばSnを用いてCu製のリードフレームと拡散接合したときに、接合層内にボイドが生じることを抑制することができる。なお、「Cu製のリードフレーム」とは、必ずしも純銅で形成されたリードフレームを意味するものではなく、リードフレームがCu元素を主成分とする材料(すなわち、Cu元素以外の元素も含まれている材料)で形成されていることを意味する。また、「添加元素を含むCu合金」とは、Cuを主成分(90原子%以上)とし、他の元素を含む合金のことをいう。
本明細書で開示する半導体素子は、Cu製のリードフレームに接合される接合電極が表面に設けられている。その接合電極の材料は、Al,Au,Ag,Pd,Pt,Ir,Mn,In,Sn,Pbから選択される少なくとも一種の添加元素を含むCu合金である。
本明細書で開示する電子部品は、Cu製のリードフレームに接合される接合電極が表面に設けられている。その接合電極の材料は、Al,Au,Ag,Pd,Pt,Ir,Mn,In,Sn,Pbから選択される少なくとも一種の添加元素を含むCu合金である。
半導体素子の断面図を模式的に示す。 リードフレームが接合された半導体素子の断面図を模式的に示す。 接合電極の組成とボイド発生率との関係を示す。 接合電極に含まれる添加元素の割合とボイド発生率との関係を示す。 接合電極の内部応力とボイド発生率との関係を示す。
まず、本明細書で開示される技術の特徴を整理する。なお、以下に記す事項は、各々単独で技術的な有用性を有している。
接合電極は、半導体素子又は電子部品の表面に設けられている。接合電極は、Cu製のリードフレームに接合される。接合電極とリードフレームは、接合材を用いた拡散接合により接合される。接合材の一例として、Sn板が用いられる。この場合、接合電極及びリードフレームに含まれるCuとSn板に含まれるSnとが相互拡散し、接合電極とリードフレームがCu―Sn接合層を介して接合される。なお、接合電極は、Cuを主成分とし、添加元素としてCuより格子定数が大きな元素を含むCu合金である。添加元素として、Al,Au,Ag,Pd,Pt,Ir,Mn,In,Sn,Pbが挙げられる。
Cu合金に含まれる添加元素は、0.1原子%以上2.0原子%以下であることが好ましい。この割合であれば、添加元素はCuと固溶する。なお、添加元素の含有量が0.1原子%未満の場合、引張応力を低減する効果が得られにくく、接合電極の平坦性が低下する。また、添加元素の含有量が2.0原子%を超える場合、Cuの結晶格子が過度に膨張し、圧縮応力が強くなり、接合電極の平坦性が低下する。特に好ましくは、Cu合金は、添加元素を1.0原子%以上2.0原子%以下の割合で含むことである。なお、リードフレームは、純銅(典型的に、Cu純度99.9%以上)であってよい。あるいは、リードフレームは、接合電極と同様に、Cuを主成分とするCu合金であってもよい。リードフレームは、接合電極と拡散接合することが可能な程度にCuを含んでいればよい。
Cu合金は、Al,Au,Ag,Pd,Pt,Ir,Mn,In,Sn,Pbの少なくとも一種の添加元素を含む。すなわち、Cu合金は、これらの添加元素の一種のみを含んでいてもよいし、これらの添加元素のうちの複数種を含んでいてもよい。これらの添加元素は、常温で安定な結晶層を有しており、Cuと固溶する。これらの添加元素がCuと固溶することにより、Cuの結晶格子が膨張し、添加元素を含まないCu膜(純銅膜)と比較して、Cu膜(Cu合金膜)に生じる引張応力が低減する。なお、添加元素は、Al,Au,Pd,Mnの少なくとも一種の元素であることがさらに好ましい。
接合電極の厚みは、0.5μm以上で20μm以下であることが好ましい。電極の厚みが0.5μmより薄い場合、接合電極とリードフレームを接合するときに、接合材が接合電極の裏面(接合材が配置される面とは反対側の面)まで拡散することがある。この場合、接合電極の裏面の一部(あるいは裏面全体)が接合層に変化し、半導体基板に接合層が接触することがある。典型的に、接合層は、半導体基板との濡れ性が悪い。そのため、接合層が半導体基板に接触すると、半導体基板と接合電極との密着性が低下することがある。また、接合電極の厚みが20μmより厚い場合、接合電極の内部応力によって半導体基板に反りが生じることがある。結果として接合電極にも反りが生じ、接合電極の表面の平坦性が低下することがある。
接合電極の内部応力は、200MPa以下であることが好ましい。上記したように、接合電極の内部応力により半導体基板に反りが生じ、結果として接合電極の表面の平坦性が低下することがある。そのため、接合電極の内部応力は、小さいことが好ましい。また、半導体素子(接合電極が設けられた半導体基板)の反りは、10μm以下であることが好ましい。半導体素子の反りを10μm以下に抑制することにより、接合電極とリードフレームを拡散接合したときに、接合層にボイドが発生することを抑制することができる。なお、接合電極の内部応力が200MPa以下であれば、半導体素子の反りを10μm以下に抑制することができる。半導体素子(半導体基板)の反りは、レーザ変位計により測定することができる。
接合電極は、厚みが0.5μm以上で20μm以下の範囲内で、内部応力が200MPa以下であることが特に好ましい。なお、ここでいう、「内部応力」は、引張応力と圧縮応力の双方を含む。具体的には、引張応力を「正」で示し、圧縮応力を「負」で示す場合、接合電極の内部応力は、−200MPa以上+200MPa以下であることが好ましいと言える。すなわち、接合電極の表面の平坦性を保つためには、内部応力の絶対値を200MPa以下にすることが好ましい。
(第1実施例)
図1及び図2を参照し、半導体素子10(図1)、及び、リードフレーム14を接合した半導体素子10(図2)について説明する。まず、図1を参照し、半導体素子10について説明する。半導体素子10は、SiC基板2の表面に設けられているNiSi膜4と、NiSi膜4の表面に設けられているTaN膜6と、TaN膜6の表面に設けられているCu合金膜8を備えている。NiSi膜4の厚みは0.2μmに調整されている。なお、NiSi膜4は、スパッタリング法を用いてSiC基板2上に形成されている。NiSi膜4は、SiC基板2とオーミックコンタクトしている。TaN膜6は、スパッタリング法を用いてNiSi膜4上に形成されている。TaN膜6は、NiSi膜4とCu合金膜8の接着性を向上させる。また、TaN膜6は、半導体素子10とリードフレーム14を接合するときに、CuがSiC基板2に拡散することを防止する。
Cu合金膜8は、Cuを主体とし、添加元素として1.0原子%(at.%)のAlを含んでいる(他に不可避の不純物を含むことはある)。Cu合金膜8の厚みは、5μmに調整されている。Cu合金膜8は、SiC基板2を300℃で加熱した状態で、スパッタリング法を用いてTaN膜6上に形成されている。なお、Cu合金膜8は、接合電極の一例である。
図2は、リードフレーム14を接合した状態の半導体素子10を示している。半導体素子10とリードフレーム14は、接合層12を介して接合されている。接合層12は、Cu−Sn化合物である。ここで、半導体素子10とリードフレーム14の接合方法について説明する。まず、Cu合金膜8の表面に100μmのSn板を配置し、3%Hを含むN雰囲気の加熱炉内に配置する。炉内温度は350℃に調整する。その後、Cu製のリードフレーム14を加熱した状態でCu合金膜8に圧着し、半導体素子10とリードフレーム14を接合する。接合層12は、Cu合金膜8及びリードフレーム14に含まれるCuと、Sn板に含まれるSnとが相互拡散することにより形成される。なお、図2に示すように、Cu合金膜8の一部(リードフレーム14側)とリードフレーム14の一部(Cu合金膜8)も接合層12に変化する。
上記したように、Cu合金膜8は、SiC基板2を加熱した状態で形成されている。SiC基板2を加熱することにより、緻密で高熱伝導率のCu合金膜8を得ることができる。そのため、半導体素子10の放熱性を向上させることができる。なお、一般的に、半導体材料は、Cu合金より線膨張率が小さい。SiC基板2も、Cu合金膜8より線膨張率が小さい。そのため、仮に、SiC基板2を加熱した状態でTaN膜6上にCu(純銅)膜を成膜した場合、SiC基板2とCu膜との線膨張率の差に基づくバイメタル効果によってCu膜に引張応力が生じる。Cu膜に引張応力が生じると、Cu膜が反り、Cu膜の表面の平坦性が低くなる。
しかしながら、Cu合金膜8は、1.0原子%のAlを含むCu合金である。Alの格子定数は、Cuより大きい。そのため、Cu合金膜8では、AlがCuの結晶格子を膨張させている。その結果、半導体素子10の場合、SiC基板2を加熱した状態でTaN膜6上にCu合金膜8を成膜しても、Cu合金膜8に生じる引張応力をCu(純銅)膜より低減させることができる。Cu合金膜8の表面の平坦性が向上し、Cu合金膜8とリードフレーム14を接合したときに、接合層12内にボイドが発生することを抑制できる。接合層12内のボイドを抑制することにより、Cu合金膜8とリードフレーム14を強固に接合するとともに、半導体素子10の放熱性をより向上させることができる。
図3に、Cu合金膜8の内部応力(MPa)、及び、半導体素子10にリードフレーム14を接合したときの接合層12内のボイド発生率(%)を示す(実施例1)。なお、内部応力は、SiC基板2の反り測定により算出した。また、図3では、引張応力を正、圧縮応力を負で示している。
図3に示すように、Cu合金膜8(実施例1)は、−40Mpaの内部応力(圧縮応力)を有している。Cu合金膜8の内部応力の絶対値は、添加元素を含まないCu膜(比較例1:420MPa)に比べ、10分の1以下である。また、Cu合金膜8は、接合層12内のボイド発生率もCu膜のおよそ10分の1である。この結果は、接合電極(Cu合金膜8)の内部応力の絶対値を小さくすることにより、接合電極の表面の平坦性が増し、接合層内のボイドが低減することを示している。
ここで、ボイド発生率の算出方法について説明する。まず、Cu合金膜8からリードフレーム14を除去し、接合層12を露出させる。その後、接合層12を赤外線顕微鏡で観察する。このときに、接合層12内でボイドが発生している部分が、暗部として観察される。すなわち、ボイドが発生していない部分は、明部として観察される。明部のコントラストを強調する画像処理を行い、観察部分を黒部(暗部)と白部(明部)にデジタル化する。その後、下記式(1)よりボイド発生率を算出する。
式(1):ボイド発生率=(黒部の面積)/(観察部全体の面積)×100
(実施例2〜実施例13)
実施例2〜13の半導体素子は、Cu合金膜の組成が、半導体素子10のCu合金膜8と異なる。実施例2〜4のCu合金膜は、添加元素(Al)の割合が実施例1のCu合金膜8と異なる。実施例5〜13のCu合金膜は、添加元素の種類が実施例1のCu合金膜8と異なる(Cu合金膜に含まれる添加元素の割合(原子%)は実施例1と等しい)。実施例2〜13の内部応力,ボイド発生率を図3に示している。なお、図3には、添加元素(Al)の割合が0.05原子%のCu合金膜(比較例2)、添加元素(Al)の割合が4.0原子%のCu合金膜(比較例3)の結果についても併せて示している。
図4は、実施例1〜4,比較例1〜3の半導体素子について、接合電極に含まれる添加元素の割合とボイド発生率との関係を示している。横軸は添加元素(Al)の割合(原子%)を示し、縦軸はボイド発生率(%)を示している。図4に示すように、添加元素の割合が増加するに従って、ボイド発生率が低下している。しかしながら、添加元素の割合が1.0原子%を超えると、添加元素の増加に伴ってボイド発生率が増加することが分かる。このことは、添加元素の割合を増加させ過ぎると、接合電極の圧縮応力が強くなり、接合電極の表面の平坦性が低下することを示している。実施例1〜4の半導体素子は、ボイド発生率が1.0%未満である。すなわち、添加元素の割合が0.1原子%以上2.0原子%以下であれば、ボイド発生率をCu膜(添加元素0%)の半分以下(1.1%以下)に抑制することができる。なお、特に好ましくは、添加元素の割合は、0.5原子%以上1.0原子%以下である。
図5は、実施例1〜4,比較例1〜3の半導体素子について、接合電極の内部応力とボイド発生率との関係を示している。横軸は内部応力(MPa)を示し、縦軸はボイド発生率(%)を示している。図5に示すように、内部応力(絶対値)が小さくなるに従い、ボイド発生率が低下する。図5のグラフより、内部応力(絶対値)が200MPa以下であれば、ボイド発生率をCu膜のボイド発生率(2.2%)の半分以下に抑制することができる。なお、好ましくは、内部応力は100MPa以下である。
図3に示すように、Cuより格子定数が大きな元素を添加元素として含むCu合金膜は、いずれも内部応力がCu膜より小さくなっている(実施例5〜13)。Alに代わる添加元素として、具体的には、図3に示しているAu,Ag,Pd,Pt,Ir,Mn,In,Sn,Pbを用いることができる。なお、ボイド発生率を有用な数値に抑制するという観点から、添加元素としてAu,Ag,Pd,Pt,Ir,Mn,In,Sn,Pbを用いる場合も、添加元素の割合は0.1原子%以上2.0原子%以下であることが好ましい。また、引張応力を抑制する効果の高さから、添加元素は、Al,Au,Ag,Pd,Pt,Ir,Mn,Pbが好ましく、Al,Au,Pd,Mnが特に好ましい。
上記実施例では、SiC基板上に接合電極が設けられている半導体素子について説明した。しかしながら、接合電極を設ける基板は、SiCに限定されず、GaAs,GaN等の化合物半導体であってもよいし、シリコン(Si)単結晶であってもよい。本明細書で開示する技術は、基板と接合電極の線膨張率が異なる形態であれば、あらゆる基板に対して適用することができる。また、上記実施例では、半導体素子の表面に設けられており、Cu製のリードフレームに接合される接合電極について説明した。しかしながら、Cu製のリードフレームに接合されるのであれば、接合電極は、電子部品の表面に設けられていてもよい。ここでいう電子部品とは、多数の回路素子を備えた集積回路、トランジスタ、ダイオード等のことをいう。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
8:接合電極
10:半導体素子
14:リードフレーム

Claims (8)

  1. 半導体素子又は電子部品の表面に設けられており、Cu製のリードフレームに接合される接合電極であって、
    前記接合電極の材料が、Al,Au,Ag,Pd,Pt,Ir,Mn,In,Sn,Pbから選択される少なくとも一種の添加元素を含むCu合金である接合電極。
  2. 前記添加元素が、Al,Au,Pd,Mnから選択される少なくとも一種の元素である請求項1に記載の接合電極。
  3. 前記Cu合金が、添加元素を0.1原子%以上2.0原子%以下の割合で含む請求項1又は2に記載の接合電極。
  4. 前記Cu合金が、添加元素を0.5原子%以上1.0原子%以下の割合で含む請求項3に記載の接合電極。
  5. 前記接合電極の厚みが、0.5μm以上20μm以下である請求項1から4のいずれか一項に記載の接合電極。
  6. 前記接合電極の内部応力が、200Mpa以下である請求項1から5のいずれか一項に接合電極。
  7. Cu製のリードフレームに接合される接合電極が表面に設けられている半導体素子であって、
    前記接合電極の材料が、Al,Au,Ag,Pd,Pt,Ir,Mn,In,Sn,Pbから選択される少なくとも一種の添加元素を含むCu合金である半導体素子。
  8. Cu製のリードフレームに接合される接合電極が表面に設けられている電子部品であって、
    前記接合電極の材料が、Al,Au,Ag,Pd,Pt,Ir,Mn,In,Sn,Pbから選択される少なくとも一種の添加元素を含むCu合金である電子部品。
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