JP2016209611A - 真空電動調理器 - Google Patents

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里永 新井
Satonaga Arai
里永 新井
麻呂 徳重
Maro Tokushige
麻呂 徳重
左千雄 佃
Sachio Tsukuda
左千雄 佃
健司 角田
Kenji Tsunoda
健司 角田
文康 丸山
Fumiyasu Maruyama
文康 丸山
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Abstract

【課題】操作者にとって作業が容易で、かつ調理器容器に対して掛かるストレスも極力小さくできる調理器容器のための蓋体を備えた真空電動調理器を提供する。
【解決手段】調理器具22を有する調理器容器20と、水平基部14を有し、モータ18および真空ポンプ38を内部に設けた調理器本体12と、第1の排気ノズル26を有し、調理器容器20を覆う蓋体28と、第1の排気ノズル26と気密に接続する接続ノズル34と、を備える真空電動調理器10であって、接続ノズル34には、第1の排気ノズル26に代えて、調理器具22を備えない真空保存容器および真空保存袋の少なくともいずれかの内部を真空にする付属真空チューブが着脱自在に取付けられることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、真空電動調理器に関し、更に詳細には、容器内を真空にした状態で、食材の切削、粉砕、攪拌を行う真空電動調理器に関するものである。
近年、食生活において健康的なものへの志向が強まる中、野菜を手軽に多量摂取できる野菜ジュースや野菜スープなどへの関心が高まっている。また、安全志向も加わって、これらの野菜ジュースや野菜スープを手作りできるジューサーやミキサーなどの電動調理器への関心も高まっている。
従来、食品(食材)の切削、粉砕、攪拌機能を備えた電動調理器はミキサーとしてよく知られている(例えば、特許文献1参照)。また、食品(食材)の切削、粉砕、攪拌機能に加え加熱保温手段を設け、調理プログラムにしたがってスープが調理できるスープクッカーも知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、前記従来の構成のミキサーでは、新鮮なジュースを作っても、その後は時間経過とともに食品成分の分解、酸化が進行し、栄養成分は減少していく一方であった。
そこで、特開2008−206907では、栄養成分の酸化を防ぐとともに栄養成分を増加させ、栄養価の高いスープをつくることができる電動調理器が提案された。
この特開2008−206907で提案された電動調理器は、モータを内蔵した本体と、前記本体上に着脱自在に載置される容器と、前記容器の本体への載置により前記モータと連結され回転して前記容器内の食品を切削するカッターと、前記容器内を加温する加熱手段と、前記容器を覆う蓋と、前記容器内の温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段の信号をもとに前記加熱手段の制御を行う制御手段とを備え、前記制御手段はその調理プログラムに前記容器内を減圧して低酸素状態とする吸気工程と食品の酵素反応を促進する酵素反応工程を設けたものである。
ここで、上記吸気行程は、主構成部品の吸引ポンプが蓋内に配置された吸気手段によって行われ、この吸気手段は、吸引ポンプと、容器内の空気を吸引する吸気口と、吸引された空気を容器外に放出する排気口と、吸気口と排気口間を連結する通気経路と、通気経路を開閉自在に切り替える切り替え弁とを備え、吸気工程において動作し容器内の空気を吸引、減圧して低酸素状態とする。
特開2008−206907で提案された電動調理器は、上記構成により容器内を低酸素状態とすることができ、栄養成分の酸化を防止し、栄養価が損ねられないスープを自動調理することができる。しかしながら、この吸引ポンプは、構造が大きく、また重量も重いので、それが設けられた蓋も構造が大きくなるとともに、重量も重くなる。そのため、当該蓋は、作業者にとって作業がしにくく、また容器へのストレスも大きなものとなり、最悪の場合、容器を破損する原因ともなる。
特開平10−179427号公報
特開2006−149499号公報
特開2008−206907号公報
そこで、本発明は、操作者にとって作業が容易であり、かつ容器に対して掛かるストレスも極力小さくすることができる容器のための蓋を備えた真空電動調理器を提供することを目的とする。
上記目的は、下記(1)〜(6)の構成を有する本発明による真空電動調理器により達成できる。
(1)調理器具を有する調理器容器と、前記調理器容器を着脱自在に載置する水平基部を有し、前記調理器具を駆動するモータと前記調理器容器内を所定の真空度にする真空ポンプとを内部に設けた調理器本体と、前記調理器容器内の空気を排気する第1の排気ノズルを有し、前記調理器容器を覆う蓋体と、前記真空ポンプに対して通気チューブを介して連通し、前記第1の排気ノズルと気密に接続する接続ノズルと、を備える真空電動調理器であって、前記接続ノズルには、前記第1の排気ノズルに代えて、前記調理器具を備えない真空保存容器および真空保存袋の少なくともいずれかの内部を真空にする付属真空チューブが着脱自在に取付けられることを特徴とする真空電動調理器。
(2)
前記調理器本体は、さらに、前記水平基部の後縁から垂直方向上方に延びるスタンド部と、を備えることを特徴とする上記(1)に記載の真空電動調理器。
(3)
前記真空電動調理器は、さらに、前記接続ノズルが設けられており、前記接続ノズルが前記第1の排気ノズルと気密に接続する作用位置と前記接続ノズルが前記第1の排気ノズルから離間する不作用位置との間で揺動可能となるように、基端が前記スタンド部の上端近傍に取付けられた接続用アームと、を備えることを特徴とする上記(2)に記載の真空電動調理器。
(4)
前記接続ノズルは、前記接続用アームの先端側に設けられていることを特徴とする上記(3)に記載の真空電動調理器。
(5)
前記付属真空チューブの一端には、前記接続ノズルと気密に接続する第2の排気ノズルが設けられていることを特徴とする上記(1)乃至(4)のいずれか1項に記載の真空電動調理器。
(6)
前記付属真空チューブの他端には、前記真空保存容器および前記真空保存袋の少なくともいずれかに接続する吸引用アタッチメントが設けられており、前記吸引用アタッチメントは、前記第2の排気ノズルよりも広口となる吸引口と、前記吸引口の上方に位置し、前記真空保存容器および前記真空保存袋の少なくともいずれかからの空気流を前記付属真空チューブへ流すトラップ部材と、が設けられていることを特徴とする上記(5)に記載の真空電動調理器。
本発明の真空電動調理器においては、嵩と重量のある真空ポンプを蓋体に配置せずに、調理器本体に配置したので、蓋体の構造がシンプルになるとともに、重量も軽くなり、ユーザーにとって使いやすく、また蓋による容器に対するストレスも軽減できる。
本発明の実施の形態による真空電動調理器の縦断面図であって、接続用アームを下げた状態で示した図である。 本発明の実施の形態による真空電動調理器の縦断面図であって、接続用アームを上方に回動した状態で示した図である。 図1の線A−Aに沿う断面図である。 閉じた状態の保持アームを示す水平断面図である。 保持アームが閉じた状態で示した接続用アームの先端部分の垂直断面図である。 図5の線B−Bに沿う断面図である。 図5の線C−Cに沿う断面図である。 図5の線D−Dに沿う断面図である。 図3において、一対の保持アームが開いた状態で示した図である。 開いた状態の保持アームを示す水平断面図である。 保持アームが閉じた状態で示した接続用アームの先端部分の垂直断面図である。 図11の線E−Eに沿う断面図である。 図11の線F−Fに沿う断面図である。 図11の線G−Gに沿う断面図である。 蓋体28の構造を説明するための縦断面図である。 図1等に示した真空電動調理器の作動制御を示すメインルーチンのフローチャートである。 図16に示した真空電動調理器の作動制御を示すメインルーチンのサブルーチンを示すフローチャートである。 真空保存容器の構造を説明するための縦断面図である。 図18に示した真空保存容器を調理器本体に設置した状態を示す図である。 付属真空チューブの構造を説明するための断面図である。 図20に示した付属真空チューブを調理器本体の接続用アームに接続した状態を説明するための図である。 接続用アームに配置された保持手段が作用位置にある状態を示す図である。 接続用アームに配置された保持手段が不作用位置にある状態を示す図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施の形態による真空電動調理器を詳細に説明する。
本発明の実施の形態による真空電動調理器10は、調理器本体12を備え、この調理器本体12は、水平基部14およびこの水平基部14の後縁から垂直方向上方に延びるスタンド部16を備えている。前記調理器本体12の水平基部14には、モータ18が内蔵されている。
本真空電動調理器10は、調理器容器20を備えており、この調理器容器20は、前記モータ18により駆動される調理器具22を備えた調理器容器本体24と、排気ノズル26を備え、前記調理器容器本体24を覆う蓋体28を備えている。前記調理器本体12の水平基部14には、調理器容器本体24の下部がしっかりと嵌合固定される環状の容器基台30が設けられている。前記調理器容器本体24は、この容器基台30にしっかりと嵌合固定されるようになっているが、着脱自在である。
前記調理器本体12に前記スタンド部16の上端近傍には、接続用アーム32が、その基端で、垂直面内で揺動可能に取り付けられており、ほぼ水平の作用位置(図1)と斜めまたはほぼ垂直の不作用位置(図2)とを取ることができるようになっている。
前記接続用アーム32の先端には、該接続用アーム32が作用位置にあるとき、前記真空ノズル26と気密に接続される接続ノズル34が取り付けられている。前記接続用アーム32の先端には、前記接続ノズル34が前記排気ノズル26と気密に接続されたとき、この状態を保持する保持手段36(図1および図2では省略した。図3以降参照)が設けられている。
前記調理器本体12内には、真空ポンプ38が設置されており、この真空ポンプ38には通気チューブ40がその一端で接続されている。この通気チューブ40は、真空ポンプ38から調理器本体12のスタンド部16および接続用アーム32内を介し、前記接続ノズル34まで延び、他端が該接続ノズル34に接続されている。
したがって、調理器容器本体24の内部は、接続用アーム32が図1に示した作用位置にあり、該接続用アーム32の接続ノズル34が前記蓋体28の真空ノズル26に接続されているとき、前記真空ポンプ38に連通されている。
前記接続用アーム32の基部には、バネ42を備えた付勢手段44が設けられており、この付勢手段44により、接続用アーム32は、前記不作用位置方向に付勢されている。
図4に示されているように、前記接続用アーム32には、垂直方向に延びる枢軸46が取り付けられており、前記保持手段36は、この枢軸46に基端が枢着された一対の保持アーム48、50を備えている。これらの保持アーム48、50の先端には、前記排気ノズル26の周面に設けられた環状溝52に入り込み、排気ノズル26と接続ノズル34との気密の接続を保持する半環状の保持爪48a、50aが一体に設けられている。
前記保持アーム48、50は、図3〜図8示された閉位置である作用位置と、図9〜図14に示された開位置である不作用位置との間で枢動できるようになっている。また、これらの保持アーム48、50は、バネ54,56により前記作用位置方向に付勢されている。
前記半環状の保持爪48a、50aの下方部分には、斜面部48b、50bが設けられており、接続用アーム32が前記作用位置の近傍まで降りてくると、排気ノズル26の上端が斜面部48b、50bに載り、さらに下降すると、半環状の保持爪48a、50a、斜面部48b、50bおよび排気ノズル26上端の作用により、互いに対して広げられて、排気ノズル26の上端の環状溝52まで下降し、ここでバネ54,56の作用により環状溝52内に入り込む。接続用アーム32は、上記したように付勢手段44により前記不作用位置方向すなわち上方に付勢されているので、半環状の保持爪48a、50aと環状溝52の上壁とがしっかりと係合し、接続ノズル34の排気ノズル26への接続を確実なものとする。保持手段36は、接続ノズル34の排気ノズル26への接続を確実なものとすることのできるものならどのような構造のものであってもよい。
前記保持手段36は、保持アーム48、50を図3等に示された作用位置から図9等に示す不作用位置に枢動させるための解除手段58を備えている。この解除手段58は、図5等に示されているように、操作者により押圧操作される押しボタン部60、その前方に配置された解除アーム62を備えている。
上記解除アーム62の下端は、例えば図7に示されているように断面三角形の操作部64となっている。一方、保持アーム48、50の操作部64に対向する部分の合わせ部には、両者でM字型を形成し、上記三角形の操作部64が載る開閉部48cおよび50cが形成されている。図5から図8に示した状態では、バネ54、56の作用により、開閉部48cおよび50cは閉じており、したがって、保持爪48a、50aも閉じており、これら保持爪48a、50aと環状溝52の上壁とがしっかりと係合し、接続ノズル34の排気ノズル26への接続を確実なものとしている。なお、押しボタン部60はバネ66により上方に付勢されており、これに伴い解除アーム62も上方に付勢されている。
上記のような状態において、操作者が、上記押しボタン部60を、図11等に示したようにバネ66に抗して押圧操作すると、解除アーム62もこれに伴って下降し、解除アーム62の下端の三角形の操作部64が保持アーム48、50の開閉部48cおよび50cを図13に示したように押し広げる。その結果、半環状の保持爪48a、50aも図10および図12に示された開位置となり、排気ノズル26との接続が解除される。
このように、保持手段36が排気ノズル26から解除されると、接続用アーム32は、付勢手段44の作用によりある程度不採用位置方向に回動される。
前記接続ノズル34と前記排気ノズル26との接続の気密は、前記接続ノズルの下端に設けられたシーラー68により達成される。このシーラーは、排気ノズル26の上端に設けても良いし、また両者に設けても良い。
前記蓋体28の前記排気ノズル26が設けられた部分の下側には、図15に示されているように、カップ形状をしたトラップ部材70が、着脱可能に取り付けられている。調理器容器20からの空気流がこのトラップ部材70を介して排気ノズル26側に流れるようになっている。調理器容器20からの空気流を前記排気ノズル26の周囲の蓋体28の下面に当たるようにするため、このトラップ部材70の底の周囲部に、流通口72が設けられている。また、このトラップ部材70には、蓋体の下面に当たった空気流を下方に向けるための空気流緩衝管74が垂直方向下方に延びるように設けられている。これにより、空気流に伴われた調理材料を前記トラップ部材の底の受け76に受けるようになっている。前記流通口72は、受け76に受けられた調理材料を調理器容器20内に戻す流通口としても働く。
すなわち、前記流通口72と空気流緩衝管74とで、空気流が直接排気ノズルに向かわないようにするための空気流制御手段を構成している。なお、空気流制御手段としては、空気流緩衝管74を図に示したものより更に下方に延ばすとともに、前記前記流通口72をトラップ部材70の周壁に設けて、空気流が空気流緩衝管74に直接当たるような構造としてもよい。緩衝管の下端は、前記トラップ部材の底より上方に位置していることが好ましい。
前記蓋体28には、該蓋体が調理器容器に取り付けられたとき、該蓋体と調理器容器の上部壁の間から調理器容器内に空気が入り込むのを阻止するためのシーラー78および80が設けられていることが好ましい。
本真空電動調理器は、前記モータ18および前記真空ポンプ38を制御する制御手段82と、該制御手段に接続され、前記調理器容器20内の真空度を測定する圧力検知手段84を備えている。この圧力検知手段84は、通気チューブ40内の真空度を測定することによって調理器容器20内の真空度を測定する。なお、圧力検知手段は、圧力センサが望ましいが、圧力スイッチでもよい。
前記制御手段82は、真空電動調理器10の始動にあたって(操作者がスイッチを入れる)、先ず、前記真空ポンプ38を作動させて、調理器容器20内を真空にする。前記圧力検知手段84は、調理器容器20内の真空度が第1の所定真空度Aとなったとき、所定真空度達成信号SAを前記制御手段82に送信し、この信号を受けた前記制御手段82は、前記真空ポンプを停止するとともに、前記モータを始動するようになっている。前記圧力検知手段84は、前記モータの作動中に調理器容器内の真空度が前記第1の所定の真空度より低い第2の所定真空度Bまで真空度が下がったとき真空度低下信号SBを前記制御手段に送信し、この真空度低下信号SBを受けた前記制御手段82は、前記真空ポンプ38を作動させて、前記調理器容器20の真空度を前記第1の所定の真空度Aまで上げる。このとき、前記モータ18は作動を続けたままである。
本真空電動調理器は、タイマー(図示していない)を有しており、タイマーは、予め設定された調理時間(十分な調理時間を設定する)が経過後、所定時間が経過したことを示す調理終了信号を前記制御手段82送信する。この制御手段82は、前記調理終了信号を受けると、前記モータ18を停止する。このとき、真空ポンプ38が作動しているときは、この真空ポンプ38の作動も停止する。以上の制御の具体的な例を図16および図17に示した。
なお、前記第1の所定真空度Aは、10kPa abs 以下、特に18kPa abs以下が好ましく、前記第2の所定真空度Bは、14kPa abs 以下、特に22kPa abs以下が好ましく、第2の所定真空度Bは第1の所定真空度Aより4kPa程度下回っていることが好ましい。
本真空電動調理器は、図18に示した真空保存容器100を備えていることが好ましい。この真空保存容器100は、調理器具22の設置が無い以外は前記調理器容器本体24とほぼ同じ構造の真空保存容器本体102、および前記蓋体28の脱気真空ノズルと同様の構造の排気ノズル104を有する保存容器蓋体106を有する。排気ノズル104には、空気流を真空保存容器本体102から排気ノズル104に向かってのみ流す逆止弁108が接続されている。該真空保存容器100は、前記真空保存容器本体102に蓋体106をした状態で、前記調理器本体の水平基部に載置したとき、その排気ノズルが前記接続用アームの接続ノズルに気密に接続できるような高さを有しており、調理器容器20と同様に調理器本体12により真空にできるようになっている(図19参照)。
この真空保存容器100は、前記逆止弁108により接続用アーム32ひいては調理器本体12から外した後も内部の真空を保てるようになっている。
前記保存容器蓋体106には、操作者の操作により真空保存容器100内の気密を解除する気密解除手段110が設けられている。この気密解除手段110は、押しボタン112を操作者が押すことによって、保存容器蓋体106の一部が開口し、真空保存容器100の気密を解除するものであって良い。なお、気密解除手段110は、引き部材を操作者が引くことによって操作される形式のものであって良い。また、この保存容器蓋体106には、蓋体28に着脱自在に取り付けられるトラップ部材70と同様の構造のトラップ部材114が設けられる。
本真空電動調理器は、前記真空保存容器100とは別の構造の真空保存容器や真空保存袋の内部を真空にするための付属真空チューブ150を備えていてもよい(図20参照)。この付属真空チューブ150は、前記蓋体28の脱気真空ノズル26と同様の構造の脱気真空ノズル152を一端に持つ。この脱気真空ノズル152は、接続用アーム32の接続ノズル34と蓋体28の排気ノズル26と同様にして着脱ができるようになっている。前記付属真空チューブ150の他端には、吸引用アタッチメント154が設けられている。
前記吸引用アタッチメント154は、広口の吸引口156、およびその上方に設けられ、蓋体28に着脱自在に取り付けられるトラップ部材70と同様の構造のトラップ部材156が設けられている。
この付属真空チューブ150は、図21のように調理器本体12の接続用アーム32に取り付けられ真空ポンプ38の作動により吸引を行うようになっている。図22は、付属真空チューブ150の接続用アーム32への接続状態を拡大して示した図である。
本真空電動調理器は、ジューサー、ミキサー、ミルサー、フードプロッセッサー等として用いられる。
10 真空電動調理器
12 調理器本体
14 水平基部
16 スタンド部
18 モータ
20 調理器容器
22 調理器具
24 調理器容器本体
26 排気ノズル
28 蓋体
30 容器基台
32 接続用アーム
34 接続ノズル
36 保持手段
38 真空ポンプ
40 通気チューブ
42 バネ
44 付勢手段
46 枢軸
48 保持アーム
48a 保持爪
48b 斜面部
48c 開閉部
50 保持アーム
50a 保持爪
50b 斜面部
50c 開閉部
52 環状溝
54 バネ
56 バネ
58 解除手段
60 押しボタン部
62 解除アーム
64 操作部
66 バネ
68 シーラー
70 トラップ部材
74 空気流緩衝管
76 受け
78 シーラー
80 シーラー
82 制御手段
84 圧力検知手段
100 真空保存容器
102 真空保存容器本体
104 排気ノズル
106 保存容器蓋体
108 逆止弁
110 気密解除手段
112 押しボタン
114 トラップ部材
150 付属通気チューブ
152 排気ノズル
154 吸引用アタッチメント
156 トラップ部材

Claims (6)

  1. 調理器具を有する調理器容器と、
    前記調理器容器を着脱自在に載置する水平基部を有し、前記調理器具を駆動するモータと前記調理器容器内を所定の真空度にする真空ポンプとを内部に設けた調理器本体と、
    前記調理器容器内の空気を排気する第1の排気ノズルを有し、前記調理器容器を覆う蓋体と、
    前記真空ポンプに対して通気チューブを介して連通し、前記第1の排気ノズルと気密に接続する接続ノズルと、を備える真空電動調理器であって、
    前記接続ノズルには、前記第1の排気ノズルに代えて、前記調理器具を備えない真空保存容器および真空保存袋の少なくともいずれかの内部を真空にする付属真空チューブが着脱自在に取付けられることを特徴とする真空電動調理器。
  2. 前記調理器本体は、さらに、前記水平基部の後縁から垂直方向上方に延びるスタンド部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の真空電動調理器。
  3. 前記真空電動調理器は、さらに、前記接続ノズルが設けられており、前記接続ノズルが前記第1の排気ノズルと気密に接続する作用位置と前記接続ノズルが前記第1の排気ノズルから離間する不作用位置との間で揺動可能となるように、基端が前記スタンド部の上端近傍に取付けられた接続用アームと、を備えることを特徴とする請求項2に記載の真空電動調理器。
  4. 前記接続ノズルは、前記接続用アームの先端側に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の真空電動調理器。
  5. 前記付属真空チューブの一端には、前記接続ノズルと気密に接続する第2の排気ノズルが設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の真空電動調理器。
  6. 前記付属真空チューブの他端には、前記真空保存容器および前記真空保存袋の少なくともいずれかに接続する吸引用アタッチメントが設けられており、
    前記吸引用アタッチメントは、前記第2の排気ノズルよりも広口となる吸引口と、前記吸引口の上方に位置し、前記真空保存容器および前記真空保存袋の少なくともいずれかからの空気流を前記付属真空チューブへ流すトラップ部材と、が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の真空電動調理器。
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