JP2016209333A - 注射針と注射針の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、先端孔が尖端部の傾斜部分に形成される注射針において、尖端部が所定の硬度を有する樹脂で形成されると共に、尖端部に続く胴長部が柔らかい樹脂で形成されて屈曲自在であり、且つ識別可能にするために所定の色彩を有する注射針及び注射針の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、注射器本体に装着されるための基部2と、該基部2から延出する細長円筒状胴長部3と、該胴長部3の先端に位置し、先端に向けて傾斜する尖端部4と、該尖端部4の傾斜する側面に開口する先端孔5と、前記基部2及び前記胴長部3とを貫通して先端孔5に至る貫通孔6とを具備する注射針1において、前記尖端部4は、硬度の高く、所定の色彩に彩色された樹脂によって形成されると共に、前記胴長部3は曲げモーメントの強い彩色された樹脂によって形成されることにある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、輸液、輸血、採血、人工透析等を行うために使用される樹脂製の注射針と、この注射針を製造する製造方法に関する。
特許文献1(特開平6−121838号公報)に開示される注射器は、注射器を血管内で屈曲性を持たせることにより、血管の損傷を防ぐとともに、使用済み注射針を低温で完全燃焼を可能とし、菌による感染事故を防ぐことを目的としたもので、本体を合成樹脂で形成したことを特徴とするものである。また、この特許文献1には、前記本体の先端部及び基端部を金属とし、中央部を合成樹脂で構成することも開示される。さらに、先端部及び基端部を合成樹脂とし、中央部をゴムとしても良いことも開示される。
特許文献2(特開平7−47124号公報)に開示される注射器は、生産の為の作業性を良くし、不良品の生産率を低下させ、安価な注射器を提供することを目的として、注射針及び注射器本体のいずれも合成樹脂材によって各別に型成形し、注射針と注射器本体の結合部のいずれか一方もしくは両方に位置合わせ用の嵌合段部を形成し、該結合部を緊密な嵌合手段によって構成し、この結合部を溶着手段によって一体化構成することを特徴とするものである。
特許文献3(特開2003−38645号公報)は、均一な品質を有する樹脂製注射器の成形方法と、その金型を提供するもので、固定側金型と可動側金型を閉型したとき、これらと可動型コアと、針部入れ子とにより形成される注射針状キャビティのフランジ部に、可動型コアを可動側金型側に後退させた状態で、ランナーゲートから溶融樹脂を注射針状キャビティのフランジ部に充填するステップと、可動型コアを固定側金型側に前進させて、注射針状キャビティのフランジ部内の溶融樹脂を押圧し、その一部を固定側金型と針部入れ子により形成される針部に充填するステップと、固定側金型と可動側金型を開型するステップと、エジェクタピンを固定側金型側に前進させて成形物を押圧して離型するステップとを順次遂行するステップから成る成形方法を開示する。
特許文献4(特開2008−43583号公報)は、機械的強度が十分な微細注射針を開示する。この微細注射針は、先端側端部に尖頭部を有し、外周面に溝が長手方向に沿って形成された円柱状部材と、前記円柱状部材の外周面を覆う被覆部とを備え、前記溝の部分に流路が形成されていることを特徴とするものであり、さらに前記被覆部が樹脂からなることを特徴とするものである。この特許文献4の背景技術には、微細注射針の先端孔が尖頭部ではなく先端斜面に形成されている微細注射針が開示されており、この構成では機械的強度が十分に確保できないことが開示されている。
特開平6−121838号公報 特開平7−47124号公報 特開2003−38645号公報 特開2008−43583号公報
従来、一般に使用している注射針は、ステンレス材質のパイプで加工されており、針の色は光沢銀色であることから、病院等のステンレス製の作業台に載置した場合には、針の存在が判定しにくく、看護師が針先を手に刺したり、手先が針先に触れたりして、院内感染を起こす事故が多発している。
特許文献1では、使用済みの注射器を低温で完全燃焼させることによって菌による感染事故を防止することを目的とするものであるが、作業台若しくは作業トレイに載置した注射針による事故を防止する構成については何ら記載されていない。また、特許文献1では、注射針に屈曲性を持たせることによって血管の損傷を防ぐ効果があることが記載されている。
特許文献2では、合成樹脂材によって注射針及び注射器本体を形成することによって、生産性を向上させ、安価で製品を提供できることを開示するが、院内感染の防止や、血管の損傷防止については何ら記載がない。
特許文献3では、金型を用いることによって均一な品質を達成できることが開示されているが、この特許文献3にも、院内感染を防止することや、血管の損傷を防止する構造を有することについては何ら記載されていない。
特許文献4は、その背景技術の欄に、微細注射針の先端孔が尖頭部ではなく先端斜面に形成されている微細注射針が開示されており、この構成では機械的強度が十分に確保できないことが開示されている。
また、本特許出願の発明者らは、患者の処置後に、注射針を載置する箇所において最も判明しやすい注射針の色は何かについて、全国の大学病院の看護師にアンケート調査を行い、濃いブルーが最も判別しやすい色であるとの調査結果を得た。
以上のことから、本発明は、先端孔が尖端部の傾斜部分に形成される注射針において、尖端部が所定の硬度を有する樹脂で形成されると共に、尖端部に続く胴長部が柔らかい樹脂で形成されて屈曲自在であり、且つ識別可能にするために所定の色彩を有する注射針及び注射針の製造方法を提供することにある。
従って、本発明は、注射器本体に装着されるための基部と、該基部から延出する細長円筒状胴長部と、該胴長部の先端に位置し、先端に向けて傾斜する尖端部と、該尖端部の傾斜する側面に開口する先端孔と、前記基部及び前記胴長部とを貫通して先端孔に至る貫通孔とを具備する注射針において、前記尖端部は、硬度の高い樹脂によって形成されると共に、前記胴長部は曲げモーメントの強い樹脂によって形成されることにある。尚、硬度の高い樹脂としては、PGA(ポリグリコール酸樹脂)若しくはPC(ポリカーボネート)であることが好ましく、曲げモーメントの強い樹脂としては、PP(ポリプロピレン)であることが好ましい。
これによって、尖端部が硬度の高い樹脂で形成され、胴長部が曲げモーメントの高い樹脂で形成された注射針は、尖端部が硬度が高いため、容易に皮膚及び血管を貫通することができると共に、胴長部が柔軟に屈曲することができるため、血管に沿って血管内に入り込むことができるため、血管の損傷を防止することができるものである。また、樹脂によって形成したことによって、一般産業廃棄物として処理できるため、廃棄処分費用の削減が可能となるものである。
また、前記注射針は、所定の色彩に彩色されることが望ましい。さらに、前記所定の色彩は、濃いブルー色であることが特に好ましいが、ライトブルー、濃いグリーン、ライトグリーン等であっても良い。これによって、処置後の注射針を作業台や作業トレイの中に載置しても容易に区別することができるために、看護師の怪我を防止することができ、これにより院内感染も防止できるものである。
さらに、本発明に係る製造方法は、一対の注射針入れ子が装着され、該一対の注射針入れ子が位置を入れ替えるように回転可能な可動側金型と、一方の注射針入れ子に対応する位置に形成された尖端部形成キャビティ及び他方の注射針入れ子に対応する位置に形成された胴長部形成キャビティを有する固定側金型とを設けると共に、前記可動側金型を固定側金型側に移動させて、一対の注射針入れ子をそれぞれ尖端部形成キャビティ及び胴長部形成キャビティに挿入する第1ステップ;前記尖端部形成キャビティに硬度の高い且つ彩色された樹脂を充填して硬化させ、一方の注射針入れ子の先端に尖端部を形成する第2ステップ:前記可動側金型を固定側金型から引き離して、尖端部が形成された一方の注射針入れ子と他方の注射針入れ子を、尖端部形成キャビティ及び胴長部形成キャビティから引き抜き、可動側金型を回転させて、他方の注射針入れ子と尖端部が形成された一方の注射針入れ子の位置を反転させる第3のステップ;前記可動側金型を固定側金型側に移動させて、尖端部が形成された一方の注射針入れ子を胴長部形成キャビティに挿入すると同時に、他方の注射針入れ子を尖端部形成キャビティに挿入する第4のステップ;前記尖端部形成キャビティに硬度の高い彩色された樹脂を充填して硬化させ、他方の注射針入れ子の先端に尖端部を形成すると同時に、胴長部形成キャビティに曲げモーメントの強い彩色された樹脂を充填して硬化させ胴長部を形成する第5のステップ;及び、前記可動側金型を固定側金型から引き離して、尖端部が形成された他方の注射針入れ子と一方の注射針入れ子を、尖端部形成キャビティ及び胴長部形成キャビティから引き抜き、尖端部及び胴長部が形成された注射針形成物を、一方の注射針入れ子から引き外す第6のステップ;から構成され、第3ステップから第6ステップを繰り返すことによって順次注射針形成物を形成するものである。
以上の方法によれば、本発明に係る注射針を、連続的に形成することができるため、本発明に係る注射針を安価に且つ多量に製造することができるものである。
本発明よれば、尖端部が硬度の高い樹脂で形成され、胴長部が曲げモーメントの高い樹脂で形成された注射針は、尖端部の硬度が高いため、容易に皮膚及び血管を貫通することができると共に、胴長部が柔軟に屈曲することができるため、血管に沿って血管内に入り込むことができるため、血管の損傷を防止することができるものである。また、所定の色彩に彩色されることから、処置後の注射針を作業台や作業トレイの中に載置しても容易に区別することができるために、看護師の怪我を防止することができ、これにより院内感染も防止できるものである。
さらに、本発明の製造方法によれば、本発明に係る注射針を、連続的に形成することができるため、本発明に係る注射針を安価に且つ多量に製造することができるものである。
本発明に係る注射針の斜視図である。 (a)は本発明に係る注射針の平面図、(b)はその側面図、(c)はその底面図、(d)は尖端部を示した一部拡大断面図である。 (a),(b),(c)は、本発明に係る製造方法を示した説明図である。 本発明に係る製造方法にて製造された注射針成形物を示した説明図である。
以下、本発明の実施例に係る注射針について、図面により説明する。
本発明に係る注射針1は、図1及び図2(a),(b),(c)に示すように、図示しない注射器本体に装着されるための基部2と、この基部2から延出する細長円筒状胴長部3と、この胴長部3の先端に位置し、先端に向けて傾斜する尖端部4と、該尖端部4の傾斜する側面に開口する先端孔5と、前記基部2及び前記胴長部3とを貫通して先端孔5に至る貫通孔6とを具備するものである。また、尖端部4と胴長部3とは、尖端部4の歯断部7aと胴長部3の歯段部7bが噛合して形成される噛合部7によって結合される。
前記基部2は、注射器本体に装着される装着部20と、装着止めのためのフランジ部21とによって構成され、さらに、装着部のフランジ部21の傾斜面には、前記先端孔5の位置を示すための針先方向識別マーク22が配置される。尚、23は、樹脂を導入するためのサブマリンゲートである。
また、胴長部3は、前記基部2と一体に成形されるもので、例えばPP(ポリプロピレン)によって形成される。さらに、基部2及び胴長部3には、内部を貫通して薬剤や、血液などが通過する貫通孔6が形成される。
前記尖端部4は、図2(d)に示されるように、PGA(ポリグリコール酸樹脂)やPC(ポリカーボネート)など硬度の高い樹脂によって、先端に向かって縮径するような円錐形状に形成されるもので、尖端部4の傾斜側面40に開口する先端孔5が形成され、前記貫通孔6と連通するものである。尚、41はサブマリンゲートである。また、尖端部4の最先端には、先端を鋭利にするための鋭利部42が形成されるものである。
以上の構造の注射針1を製造するための製造方法において、製造装置10は、図3(a),(b),(c)に示されるように、一対の注射針入れ子101,102が装着され、これら一対の注射針入れ子101,102が位置を入れ替えるように回転可能な可動側金型100と、一方の注射針入れ子101に対応する位置に形成された尖端部形成キャビティ201及び他方の注射針入れ子102に対応する位置に形成された胴長部形成キャビティ202を有する固定側金型200とを有する。また、前記尖端部形成キャビティ201は、第1の樹脂通路203を介して第1の樹脂導入ノズル204と連通し、第1の樹脂導入ノズル204から溶解した樹脂(PGA又はPC)が導入されるものである。また、前記胴長部形成キャビティ202は、第2の樹脂通路205及び固定側金型200に形成されたバイパス通路103を介して第2の樹脂導入ノズル206と連通し、第2の樹脂導入ノズル206から溶解した樹脂(PP)が導入されるものである。
第1のステップにおいて、前記可動側金型100を固定側金型200側に移動させて、一対の注射針入れ子101,102をそれぞれ尖端部形成キャビティ201及び胴長部形成キャビティ202に挿入する。
第2のステップにおいて、前記尖端部形成キャビティ201に硬度の高い且つ彩色された樹脂を充填して硬化させ、一方の注射針入れ子101の先端に尖端部4を形成する。
第3のステップにおいて、前記可動側金型100を固定側金型200から引き離して、尖端部4が形成された一方の注射針入れ子101と他方の注射針入れ子102を、尖端部形成キャビティ201及び胴長部形成キャビティ202から引き抜き(図3(b)参照)、可動側金型100を回転させて、他方の注射針入れ子102と尖端部4が形成された一方の注射針入れ子101の位置を反転させる(図3(c)参照)。
第4のステップにおいて、前記可動側金型100を固定側金型200側に移動させて、尖端部4が形成された一方の注射針入れ子101を胴長部形成キャビティ202に挿入すると同時に、他方の注射針入れ子102を尖端部形成キャビティ201に挿入する。
第5のステップにおいて、前記尖端部形成キャビティ201に硬度の高い彩色された樹脂を充填して硬化させ、他方の注射針入れ子102の先端に尖端部4を形成すると同時に、胴長部形成キャビティ202に曲げモーメントの強い彩色された樹脂を充填して硬化させ胴長部202を形成する(図3(a)参照)。
第6のステップにおいて、前記可動側金型100を固定側金型200から引き離して、尖端部4が形成された他方の注射針入れ子102と一方の注射針入れ子101を、尖端部形成キャビティ201及び胴長部形成キャビティ202から引き抜き、尖端部4及び胴長部3が形成された注射針形成物20を、一方の注射針入れ子101から引き外すものである。
さらに、上記動作が繰り返されることによって、具体的には上述した第3ステップから第6ステップが繰り返されることによって順次注射針形成物30を連続して形成されるため、本発明の係る注射針1を多量に安価に製造することができるものである。
尚、前記注射針形成物30は、図4に示すように、前記第1の樹脂通路203に対応する1次ランナー31及び第2の樹脂通路203に対応する2次ランナー32が排除され、注射針1が成形されるものである。
以上のように、尖端部4が硬度の高い樹脂で形成され、胴長部3が曲げモーメントの高い樹脂で形成された注射針1は、尖端部4の硬度が高いため、容易に皮膚及び血管を貫通することができると共に、胴長部3が柔軟に屈曲することができるため、血管に沿って血管内に入り込むことができるため、血管の損傷を防止することができるものである。また、所定の色彩に彩色されることから、処置後の注射針1を作業台や作業トレイの中に載置しても容易に区別することができるために、看護師の怪我を防止することができ、これにより院内感染も防止できるものである。
さらに、本発明の製造方法によれば、本発明に係る注射針1を、連続的に形成することができるため、本発明に係る注射針1を安価に且つ多量に製造することができるものである。
1 注射針
2 基部
3 胴長部
4 尖端部
5 先端孔
6 貫通孔
7 噛合部
7a,7b 歯段部
10 製造装置
20 基部
21 フランジ部
22 針先方向識別マーク
23 サブマリンゲート
30 注射針形成物
31 1次ランナー
32 2次ランナー
40 傾斜側面
41 サブマリンゲート
100 可動側金型
101,102 注射針入れ子
103 バイパス通路
200 固定側金型
201 尖端部形成キャビティ
202 胴長部形成キャビティ
203 第1の樹脂通路
204 第1の樹脂導入ノズル
207 第2の樹脂通路
206 第2の樹脂導入ノズル

Claims (4)

  1. 注射器本体に装着されるための基部と、該基部から延出する細長円筒状胴長部と、該胴長部の先端に位置し、先端に向けて傾斜する尖端部と、該尖端部の傾斜する側面に開口する先端孔と、前記基部及び前記胴長部とを貫通して先端孔に至る貫通孔とを具備する注射針において、
    前記尖端部は、硬度の高い樹脂によって形成されると共に、前記胴長部は曲げモーメントの強い樹脂によって形成されることを特徴とする注射針。
  2. 前記注射針は、所定の色彩に彩色されることを特徴とする請求項1記載の注射針。
  3. 前記所定の色彩は、濃いブルー色であることを特徴とする請求項2記載の注射針。
  4. 一対の注射針入れ子が装着され、該一対の注射針入れ子が位置を入れ替えるように回転可能な可動側金型と、一方の注射針入れ子に対応する位置に形成された尖端部形成キャビティ及び他方の注射針入れ子に対応する位置に形成された胴長部形成キャビティを有する固定側金型とを設けると共に、
    前記可動側金型を固定側金型側に移動させて、一対の注射針入れ子をそれぞれ尖端部形成キャビティ及び胴長部形成キャビティに挿入する第1ステップ;
    前記尖端部形成キャビティに硬度の高い且つ彩色された樹脂を充填して硬化させ、一方の注射針入れ子の先端に尖端部を形成する第2ステップ:
    前記可動側金型を固定側金型から引き離して、尖端部が形成された一方の注射針入れ子と他方の注射針入れ子を、尖端部形成キャビティ及び胴長部形成キャビティから引き抜き、可動側金型を回転させて、他方の注射針入れ子と尖端部が形成された一方の注射針入れ子の位置を反転させる第3のステップ;
    前記可動側金型を固定側金型側に移動させて、尖端部が形成された一方の注射針入れ子を胴長部形成キャビティに挿入すると同時に、他方の注射針入れ子を尖端部形成キャビティに挿入する第4のステップ;
    前記尖端部形成キャビティに硬度の高い彩色された樹脂を充填して硬化させ、他方の注射針入れ子の先端に尖端部を形成すると同時に、胴長部形成キャビティに曲げモーメントの強い彩色された樹脂を充填して硬化させ胴長部を形成する第5のステップ;及び、
    前記可動側金型を固定側金型から引き離して、尖端部が形成された他方の注射針入れ子と一方の注射針入れ子を、尖端部形成キャビティ及び胴長部形成キャビティから引き抜き、尖端部及び胴長部が形成された注射針形成物を、一方の注射針入れ子から引き外す第6のステップから構成され、
    第3ステップから第6ステップを繰り返すことによって順次注射針形成物を形成することを特徴とする注射針の製造方法。
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