JP2016208709A - 無線給電システムおよび無線給電方法 - Google Patents

無線給電システムおよび無線給電方法 Download PDF

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周平 吉田
田能村 昌宏
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Abstract

【課題】海中での無線給電において、送電用コイルと受電用コイルとが正対しない場合でも効率よく給電することのできる無線給電システムを提供する。【解決手段】本発明の無線給電システムは、良導体媒質中に設置された送電器と、前記良導体媒質中に設置された受電器とを備え、前記送電器は、送電用コイルと前記送電用コイルを包含する誘電体を有する包含部とを備え、前記受電器は受電用コイルを備え、前記送電用コイルと前記受電用コイルとは正対しておらず、前記包含部の前記良導体媒質との界面は、前記受電用コイルと正対している。【選択図】 図1

Description

本発明は、海中での無線による電力供給が可能な無線給電システムに関する。
近年、陸上資源の枯渇が進んでおり、海底のマンガン団塊、金や銀などを含む赤粘土堆積物およびコバルト・リッチ・クラストなど、海底資源の重要性に注目が集まっている。このような海底における資源探索には、その深度が1000m以上と深いことから、通常、海中で駆動する自律型無人潜水機(Autonomous Underwater Vehicle、AUVと略す)が用いられる。海中では内燃機関を使用することが難しいため、AUVはリチウムイオン電池等の二次電池により駆動される。
現在、この二次電池の充電は、AUVを海上の母船に引き揚げておこなわれている。しなしながら、AUVを母船に引き揚げるためには、AUVの重量に耐え得る大型クレーンが必要になりコスト高となる。コスト抑制の観点から、海中での無線給電が望まれている。海中でAUVなどの移動機器に無線給電する場合の課題は、高い導電率を有する海水への対応である。海水は、4S/mと高い導電率を有することから、海水中を電磁波が透過する際には電磁エネルギーを損失してしまう。その結果、海水中で高効率で長距離な無線給電を行うことは難しい。
非特許文献1には、海水中でも高効率で長距離な無線給電を可能とするために、凸状の支持材の周囲に送電用コイルを形成し、凹状の支持材の内部に受電用のコイルを形成し、送電用コイルと受電用コイルを篏合させて電力伝送する無線給電技術が開示されている。非特許文献1によれば、海水中に漏れ出す磁束を低減することが可能となり、高い導電率を有する海水中であっても、高効率で長距離な無線給電を行うことが可能となる。
特許文献1には、海水中でも高効率で長距離な無線給電を可能とするために、送電用コイルを誘電体で包含し、送電用コイルのインピーダンスと海水等の良導体媒質のインピーダンスとで定まる周波数で、共振させて電力伝送を行う無線給電技術が開示されている。特許文献1によれば、図17に示すように、海水中の送電器と受電器との間に、鉛直なポインティングベクトルを形成することができる。これにより、高い導電率を有する海水中であっても、高効率で長距離な無線給電を行うことが可能となる。
ポインティングベクトルとは、磁界ベクトル(H)と電界ベクトル(E)の外積の時間平均を指し、以下の式1で表される。このポインティングベクトルは、電磁場の持つエネルギーの流れの密度を表す物理量であり、電磁場によるエネルギーの伝達(以降、エネルギーフローという)そのものである。
なお、特許文献1および非特許文献1の技術は、図17に示すように、いずれも、送電用コイルと受電用コイルとが正対している状態を想定しており、送電用コイルから受電用コイルに対して鉛直方向(Z軸方向)に電力伝送が行われる。
国際公開第2014/034491号 国際公開第2014/185490号 国際公開第2014/109144号 国際公開第2012/141080号 特開2015−15901号公報 特開2014−193057号公報 特開2014−39437号公報 特開2013−123276号公報
しかしながら、特許文献1および非特許文献1の技術は、以下の課題を有している。すなわち、海中で無線給電システムを運用する場合、送電用コイルと受電用コイルとが正対しない場合が生じるという課題である。
例えば、図18に示すように、AUVに送電器を搭載し、海底に設置されたセンサの受電器に無線給電を行う場合を想定する。送電器は、実装効率や障害物との衝突を避けるために、AUVの前方に搭載されている。一方、受電器は、センサの近傍に設置されているが、通常、設置面は平坦ではなく傾いている。このような状況においては、送電器の送電用コイルと受電器の受電用コイルとが正対しない場合が生じる。また、海中では、潮流や浮力などの影響でAUVの位置を固定することが難しいため、送電用コイルと受電用コイルの相対位置が変動し、両者が正対しない場合が生じる。
送電用コイルと受電用コイルとが正対しない場合、非特許文献1の技術では、送電用コイルと受電用コイルを篏合させることができない。また、特許文献1の技術では、送電用コイルが生じるポインティングベクトルの方向が受電用コイルの方向を向かない。よって、これらの技術では、高効率で長距離な無線給電を行うことが困難な場合が生じる。
無線給電の高効率化のための関連技術が、特許文献2〜特許文献8に開示されている。これらの内、特許文献2〜特許文献7に開示された技術は、送電用コイルと受電用コイルとが正対することを前提としており、送電用コイルと受電用コイルとが正対しない場合、海中での高効率で長距離な無線給電を行うことができない。一方、特許文献8は、送電用コイルと受電用コイルとが正対しない場合に、無線給電の効率を改善する技術を開示している。しかしながら、特許文献8の技術は、受電用コイルに第1と第2のコイルの2個を必要とするため、構造が複雑になる上にコストの面での改善の余地がある。また、空中での使用を想定しており、海中での使用は想定されていないため、海中での効果は不明である。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、海中での無線給電において、送電用コイルと受電用コイルとが正対しない場合でも効率よく給電することのできる無線給電システムを提供することにある。
本発明による無線給電システムは、良導体媒質中に設置された送電器と、前記良導体媒質中に設置された受電器とを備え、前記送電器は、送電用コイルと前記送電用コイルを包含する誘電体を有する包含部とを備え、前記受電器は受電用コイルを備え、前記送電用コイルと前記受電用コイルとは正対しておらず、前記包含部の前記良導体媒質との界面は、前記受電用コイルと正対している。
本発明による無線給電方法は、良導体媒質中で、誘電体で覆われた送電用コイルが受電用コイルに給電する無線給電方法において、前記送電用コイルと前記受電用コイルとは正対させずに、前記誘電体の前記良導体媒質との界面と前記受電用コイルとを正対し、前記送電用コイルから無線で電力信号を送電し、送電された前記電力信号を前記受電用コイルで受電する。
本発明によれば、海中での無線給電において、送電用コイルと受電用コイルとが正対しない場合でも効率よく給電することのできる無線給電システムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態の無線給電システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態の無線給電システムの送電用コイルの例を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態の無線給電システムの受電用コイルの例を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態の無線給電システムの動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の無線給電システムの動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の無線給電システムの動作を説明するためのシミュレーション結果(電界と磁界)を示す図である。 本発明の第1の実施形態の無線給電システムの動作を説明するためのシミュレーション結果(ポインティングベクトル)を示す図である。 本発明の第2の実施形態の無線給電システムの構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態の無線給電システムの動作を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態の無線給電システムの構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態の無線給電システムの動作を説明するための図である。 本発明の第4の実施形態の無線給電システムの構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態の無線給電システムの動作を説明するための図である。 本発明の無線給電システムを用いた実施例1の構成を示す図である。 本発明の無線給電システムを用いた実施例2の構成を示す図である。 本発明の無線給電システムを用いた実施例3の構成を示す図である。 海水中の送電用コイルと受電用コイルとポインティングベクトルとの関係を説明するための図である。 AUVに送電器を搭載し海底に設置されたセンサの受電器に無線給電を行う場合を説明するための図である。
以下、図を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい限定がされているが、発明の範囲を以下に限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の無線給電システムの構成を示す図である。本実施形態の無線給電システム11は、良導体媒質中に設置された送電器31と、前記良導体媒質中に設置された受電器41とを備え、前記送電器31は、送電用コイル51と前記送電用コイル51を包含する誘電体を有する包含部61とを備え、前記受電器41は受電用コイル71を備え、前記送電用コイル51と前記受電用コイル71とは正対しておらず、前記包含部61の前記良導体媒質との界面は前記受電用コイル41と正対している。
本実施形態の無線給電方法は、良導体媒質中で、誘電体で覆われた送電用コイル51が受電用コイル71に給電する無線給電方法において、前記送電用コイル51と前記受電用コイル71とは正対させずに、前記誘電体の前記良導体媒質との界面と前記受電用コイル71とを正対し、前記送電用コイル51から無線で電力信号を送電し、送電された前記電力信号を前記受電用コイル71で受電する。
図1を用いて、さらに詳細に本実施形態の無線給電システム11の構成を説明する。図1は、無線給電システム11を側面から見た構成を示している。無線給電システム11は、海水21(良導体媒質)中に設置された送電器31と受電器41とを備えている。送電器31は、電力信号を無線で送信する送電用コイル51と、送信用コイル51を包含する包含部61とを備えている。受電器41は、送電用コイル51から送信された電力信号を受信する受電用コイル71を備えている。受電用コイル71は筐体などで包含されていても良い。
図2は、送電用コイル51の例を示す平面図である。送電用コイル51は、誘電体を有する包含部61で包含されている。包含部61は、海水21中への電界の拡がりを抑え、これにより、海水21中に拡散して消滅する電磁エネルギーを低減する効果がある。よって、誘電体の包含部61で包含することによって、包含部61のない場合に比較して、海中で高い電力伝送効率を得ることができる。また、図2では、四角形の送電用コイル51の例を示しているが、円形や三角形などの任意の形状とすることができる。
包含部61は、送電用コイル51から放射される電力信号(エネルギーフロー)が海水21中に入射する面が、受電用コイル71と正対することができる平面を備えている構造である。例えば、図1では三角柱を横倒しした構造の包含部61を示している。この構造によれば、図1中に「海水との界面」と表記されている三角柱の側面で、受電用コイル71と正対することができる。
図3は、受電用コイル71の例を示す平面図である。受電用コイル71は、送電用コイル51のように、誘電体を有する包含部で包含してもよい。誘電体の包含部で包含することによって、包含部のない場合に比較して、海中で高い電力伝送効率を得ることができる。また、図3では、四角形の受電用コイル71の例を示しているが、円形や三角形などの任意の形状とすることができる。
送電用コイル51と受電用コイル71は、銅線等の材料を用いたスパイラルコイル等で実現することができる。包含部61は、エポキシ樹脂、ガラス、テフロン(登録商標)、アクリル、プラスチック、セラミック、マイカ、油、水、プリント配線板用のFR4材料等の、誘電体で構成することができる。また、これらの誘電体の一部にフィラーや金属薄板等の導電性の材料を混在させても良いし、これらの誘電体を複数組み合わせても良い。例えば、固体の誘電体を外枠とし、その内部を液体の誘電体で満たした構造とすることもできる。
送電用コイル51と受電用コイル71とは正対していない。一方、包含部61の海水21との界面の一部もしくは全部は、受電用コイル71と正対している。ここで言う正対とは、包含部61の海水21との界面の一部もしくは全部が、受電用コイルのループ面と実効的に平行である状態を指す。
図4と図5は、無線給電システム11の動作を説明するための図である。
まず、図4において、送電用コイル51は、電力信号に相当する磁界ベクトル(Hz)をZ軸方向に放射する。次に、放射されたHzは、包含部61の海水21との界面から海水21中に入射する。次に、海水21中に入射したHzにより海水21中に渦電流が発生する。
この時、海水21中に入射したHzは、包含部61の海水21との界面に対して垂直な成分の磁界ベクトル(Hz_v)と平行な成分の磁界ベクトル(Hz_p)とに分解できる。渦電流はHzが海水21に入射することで発生するが、Hz_pの進行方向右側には包含部61が存在しているため、渦電流の発生が阻害される。一方、Hz_vの周辺には包含部61が存在しないため、渦電流の発生は阻害されない。従って、Hz_vに対しては、図4に点線で示す渦電流が発生する。このHz_vに対しての渦電流によって、図5に示すように、Hz_vは減衰される。一方、Hz_pの渦電流による減衰は生じない。
次に、図5の状況における、電力の伝達(エネルギーフローという)について、以下に説明する。エネルギーフローは、磁界ベクトルと電界ベクトルとの外積の時間平均であるポインティングベクトルである。渦電流の発生方向は、電界ベクトルの伝達方向と等価と考えることができるため、Hz_vと渦電流との外積はY軸方向を向き、Hz_pと渦電流との外積はHz_vと平行な方向を向く。図5のように、Hz_vは渦電流により減衰しているため、Hz_pの強度が相対的に大きい状況にある。よって、エネルギーフローは、Hz_vの方向、すなわち、Hzが入射した包含部61の海水21との界面に対して垂直方向が支配的となる。
受電用コイル71は、包含部61の海水21との界面と正対しているので、包含部の海水21との界面に対して垂直方向が支配的となるエネルギーフローを、効率良く受信することができる。
図6は、無線給電システム11の動作を、より詳細に説明するためのシミュレーション結果(電界と磁界)を示す図である。図6は、海水21中に設置された送電用コイル51から放射される磁界ベクトルと電界ベクトルの分布を示す。図6の上段は、送電用コイル51が包含部61で包含されている場合、下段は、送電用コイル51が包含部61で包含されていない場合である。なお、シミュレーションに際して、送電用コイル51には銅配線を多巻したスパイラルコイルを使用している。図6のように、包含部61の有無により、送電用コイル51から放射した磁界によって生じる渦電流、すなわち電界ベクトルの分布に違いが認められる。
図7は、無線給電システム11の動作を、より詳細に説明するためのシミュレーション結果(ポインティングベクトル)を示す図である。図7は、図6に基づくポインティングベクトル、すなわち、エネルギーフローの分布を示している。包含部61が有る場合と無い場合とを比較すると、図7の二重点線で示した範囲(受電用コイル71の位置に相当)において、エネルギーフローの方向に違いが認められる。エネルギーフローの方向は、包含部61が無い場合、X軸方向が支配的である。それに対して、包含部61が有る場合、エネルギーフローは、包含部61の海水21との界面に対して垂直な方向が支配的となり、かつ、密度が高くなっている。
よって、受電用コイル71は、送信用コイル51と正対していなくても、包含部61の海水21との界面と正対することによって、エネルギーフローを効率良く受信することができる。
以上の説明で用いた図1などでは、Hzと、包含部61の海水21との界面とが形成する角度が45°程度の図を用いているが、これには限定されない。すなわち、前記角度に依らず、前記角度が45°よりも大きい角度であっても小さい角度であっても、渦電流の効果により、エネルギーフローはHz_vの方向、すなわち、Hzが入射する包含部61の海水21との界面に対して垂直方向とすることができる。
以上のように、本実施形態によれば、海中での無線給電において、送電用コイルと受電用コイルとが正対しない場合でも効率よく給電することのできる無線給電システムを提供することができる。
(第2の実施形態)
図8は、本発明の第2の実施形態の無線給電システムの構成を示す図である。本実施形態の無線給電システム12は、海水22中に設置された送電器32と受電器42とを備えている。送電器32は、電力信号を無線で送信する送電用コイル521と送電用コイル522と、これらを包含する包含部62とを備えている。受電器42は、送電用コイル521、522から送信された電力信号を受信する受電用コイル72を備えている。送電用コイル521、522と受電用コイル72とは正対していない。一方、包含部62の海水22との界面の一部もしくは全部は、受電用コイル72と正対している。無線給電システム12のその他の構成や材料は、第1の実施形態の無線給電システム11と同様である。
次に、図8と図9とを用いて、無線給電システム21の動作を説明する。図9は、無線給電システムの動作を説明するための図である。
まず、送電用コイル521もしくは送電用コイル522の一方、またはこれらの両方から磁界ベクトルが放射される。次に、放射された各々の磁界ベクトルは、包含部62の海水22との界面から海水22中に入射する。次に、海水22中に入射した各々の磁界ベクトルの一部により渦電流が発生する。第1の実施形態と同様に、この渦電流により、各々の磁界ベクトルに対応するエネルギーフローの方向は、包含部62の海水22との界面に垂直な方向に近づく。
図9に示すように、受電用コイル72は、包含部62の海水22との界面と正対しているので、包含部62の海水22との界面に対して垂直方向が支配的となるエネルギーフローを、効率良く受信することができる。このとき、送電用コイル521と送電用コイル522のそれぞれから、エネルギーフローが形成されている。よって、無線給電システム12では、エネルギーフローの大きい領域を、包含部62の海水22との界面のより広い領域に拡大することができる。すなわち、無線給電システム12では、第1の実施形態に比較して、受電用コイル72が効率よく給電できる領域を拡大することができる。
なお、本実施形態においては、送電器32が2個の送電用コイルを備えることとして説明したが、3個以上の送電用コイルを備えていても良い。また、2個以上の複数の送電用コイルを備える送電器がアレー状に並べられている構成としても良い。さらに、複数の送電用コイルは同じ型のコイルであっても良いし、全部、または、一部が異なる型のコイルであっても良い。
以上のように、本実施形態によれば、海中での無線給電において、送電用コイルと受電用コイルとが正対しない場合でも効率よく給電することのできる無線給電システムを提供することができる。
(第3の実施形態)
図10は、本発明の第3の実施形態の無線給電システムの構成を示す図である。本実施形態の無線給電システム13は、海水23中に設置された送電器33と受電器43とを備えている。送電器33は、電力信号を無線で送信する送電用コイル531と送電用コイル532と、これらを包含する包含部63とを備えている。コイル531と送電用コイル532とは、それぞれ入力制御器831と入力制御器832とを備えている。受電器43は、送電用コイル531、532から送信された電力信号を受信する受電用コイル73を備えている。
送電用コイル531、532と受電用コイル73とは正対していない。一方、包含部63の海水23との界面の一部もしくは全部は、受電用コイル73と正対している。無線給電システム13のその他の構成や材料は、第2の実施形態の無線給電システム12と同様である。
入力制御器831と入力制御器832とは、それぞれ、送電用コイル531と送電用コイル532とに入力される高周波信号の強度や位相等を制御する機能を有する。入力制御器831と入力制御器832は、例えば、可変信号源と増幅器を用いて構成することができる。また、前記構成以外にも、スイッチ、オペアンプ、移相器、減衰器、発信源、可変インダクタ、可変キャパシタ等の素子や、それらの組み合わせにより実現できる。
図11は、本実施形態の無線給電システム13の動作を説明するための図である。図11の左図は、入力制御器831がON、すなわち送電用コイル531が励起され、入力制御器832がOFF、すなわち、送電用コイル532が励起されていない時のエネルギーフローを示す。一方、図11の右図は、入力制御器831がOFF、すなわち送電用コイル531が励起されておらず、入力制御器832がON、すなわち、送電用コイル532が励起されている時のエネルギーフローを示す。
図11に示すように、各入力制御器のON/OFFを切り替えることで、エネルギーフローの空間分布を制御することができる。例えば、受電用コイル73が、左図の位置にある場合には、入力制御器831だけをONすればよく、右図の位置にある場合には、入力制御器832だけをONすればよい。また、左図と右図との中間の位置にある場合には、所望の受電力量となるよう、入力制御器831と入力制御器832とにより、送電用コイル531と送電用コイル532とに入力する電力信号の位相や強度を調整すれば良い。
受電用コイル73の位置は、たとえば、包含部63の海水23との界面に、受電器43を感知するための赤外線などを用いたセンサを設けておくことで、特定することができる。さらに、受電用コイル73の位置情報に基づいて、入力制御器831と入力制御器832の動作を自動制御することもできる。
以上の無線給電システム13の動作により、海水23中での浮力や潮流によって、受電器43の位置変動が起こる場合であっても、安定的に、かつ、海水中に消失するエネルギーフローの量を抑えながら給電することが可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、海中での無線給電において、送電用コイルと受電用コイルとが正対しない場合でも効率よく給電することのできる無線給電システムを提供することができる。
(第4の実施形態)
図12は、本発明の第4の実施形態の無線給電システムの構成を示す図である。本実施形態の無線給電システム14は、海水24中に設置された送電器34と受電器44とを備えている。送電器34は、電力信号を無線で送信する送電用コイル54と、これを包含する包含部64とを備えている。包含部64には、包含部調整器94が設けられている。受電器44は、送電用コイル54から送信された電力信号を受信する受電用コイル74を備えている。
送電用コイル54と受電用コイル74とは正対していない。一方、包含部64は、包含部64の海水24との界面の一部もしくは全部が、受電用コイル74と正対するように、包含部調整器94によって位置調整される。無線給電システム14のその他の構成や材料は、第1の実施形態の無線給電システム12と同様である。
包含部調整器94は、包含部64の物理的位置を調整する機構を有する。具体的には、包含部64を図12に示すX軸、Y軸、Z軸に沿って動かす機能や、X軸、Y軸、Z軸に沿って回転させる機能等を有する。包含部調整器94は、電気モーターやエンジン等の駆動源、駆動源に接続されたギアやレールやシャフト、およびこれらを使った動作を制御するコンピュータなどの制御部により実現することができる。また、駆動源を用いずに、手動で位置が調整可能な機構、例えば、ネジ式治具やはめ込み式治具であっても良い。
図13は、本実施形態の無線給電システム14の動作を説明するための図である。図13では、包含部調整器94によって包含部64がY軸に沿って回転し、包含部64の海水24との界面が受電用コイル74と正対している状態を示す。
第1の実施形態と同様に、送電用コイル54から放射された磁界が、包含部64の海水24との界面から海水24中に入射すると、エネルギーフローの伝達方向が、包含部64の海水24との界面に対して垂直な方向に近づく。従って、図13に示すように、包含部64の物理的位置を調整することによって、このエネルギーフローの伝達方向を送電用コイル54の位置に合わせることができる。
受電用コイル74の位置は、たとえば、包含部64の海水24との界面に、受電器44を感知するための赤外線などを用いたセンサを設けておくことで、特定することができる。さらに、受電用コイル74の位置情報に基づいて、包含部調整器94により包含部64の位置を自動制御することもできる。
以上の無線給電システム14の動作により、海水24中での浮力や潮流によって、受電器44の位置変動が起こる場合であっても、安定的に、かつ、海水中に消失するエネルギーフローの量を抑えながら給電することが可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、海中での無線給電において、送電用コイルと受電用コイルとが正対しない場合でも効率よく給電することのできる無線給電システムを提供することができる。
以上の第1〜第4の実施形態の無線給電システム11〜14を用いた実施例1〜3を、以下に説明する。
(実施例1)
図14は、本発明の無線給電システムを用いた実施例1の海中システム100の構成を示す図である。海中システム100は、海水25内で駆動する移動体105が送電器35を備え、海底125で駆動するセンサ115が受電器45を備えている。送電器35と受電器45とは、本実施形態の無線給電システムを構成している。
移動体105は、AUV等である。センサ115は、海底環境センサ、地震センサ、物体検知センサ等である。センサ115は、バッテリーやキャパシタ等の電力保持手段を備えていても良い。
海中システム100の移動体105とセンサ115の動作について説明する。まず、移動体105がセンサ115に接近し、送電器35と受電器45とが効率よく無線給電するよう位置調整がされる。このとき、送電器35の有する送電用コイルと、受電器45の有する受電用コイルとは正対していない。次に、送電器35を通じて受電器45に電力が無線給電される。受電器45を通じて受電された電力は、センサ115へ伝達される。センサ115は、伝達された電力により直接駆動、または、伝達された電力により充電された電力保持手段により駆動する。
本実施例によれば、海中で動作する移動体から、海底などで動作するセンサなどへの電力の無線給電が可能となり、信頼性の高い海中電力供給網を提供することが可能となる。
(実施例2)
図15は、本発明の無線給電システムを用いた実施例2の海中システム200の構成を示す図である。海中システム200では、海水26内で駆動する移動体1061が送電器36を備え、海水26内で駆動する移動体1062が受電器46を備えている。移動体1062は、バッテリーやキャパシタ等の電力保持手段を有していても良い。
海中システム200の、移動体1061と移動体1062の動作について説明する。まず、移動体1061が移動体1062に接近し、送電器36と受電器46とが効率よく無線給電するよう位置調整がされる。このとき、送電器36の有する送電用コイルと、受電器46の有する受電用コイルとは正対していない。次に、送電器36を通じて受電器46に電力が無線給電される。受電器46を通じて受電された電力は、移動体1062へ伝達される。移動体1062は、伝達された電力により直接駆動、または、伝達された電力により充電された電力保持手段により駆動する。
本実施例によれば、海中で動作する移動体から移動体への電力の無線給電が可能である。また、さらにその先の海底センサなどへと電力を受け渡してゆくことも可能となり、信頼性の高い海中電力供給網を提供することが可能となる。
(実施例3)
図16は、本発明の無線給電システムを用いた実施例3の情報収集システム300の構成を示す図である。情報収集システム300は、母船121と、海水27中の移動体107およびセンサ117を有する。さらに、移動体107に関する情報やセンサ117により収集される情報を統合的に管理する管理センター301を有する。管理センター301は、母船121に備えられていても良く、また、陸上に備えられていても良い。
母船121は送電器371を備え、移動体107は送電器372と受電器471とを備え、センサ117は受電器472を備えている。センサ117は、例えば、水温計、震度計、石油漏れ検知センサ、侵入検知センサ等である。なお、移動体107とセンサ117とは、それぞれ複数とすることができる。
情報収集システム300の動作について説明する。まず、母船121と移動体107とセンサ117とは、海中音響通信等により、移動体107のバッテリー残量、センサ117のバッテリー残量の情報を共有する。次に、移動体107とセンサ117は、それぞれのバッテリー量が少なくなっていると判定した場合、それぞれの有する受電器471または受電器472を通じて電力を受電する。この時、移動体107の受電器471が受電する場合、移動体107の受電器471が母船121の有する送電器371に接近して受電する。また、センサ117の受電器472が受電する場合、移動体107の送電器372がセンサ117の受電器472に接近して受電する。移動体107とセンサ117は、各々が収集した情報を、海中音響通信等を通じて管理センター301に送信する。管理センター301は、移動体107とセンサ117から送信された情報を受信し、統合的に管理する。
本実施例によれば、母船から海中を調査するための移動体、さらには、移動体から海中を調査するためのセンサに、安定して無線給電する情報収集システムが可能となる。
本発明は上記実施形態や実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものである。
また、上記の実施形態や実施例の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
付記
(付記1)
良導体媒質中に設置された送電器と、前記良導体媒質中に設置された受電器とを備え、前記送電器は、送電用コイルと前記送電用コイルを包含する誘電体を有する包含部とを備え、前記受電器は受電用コイルを備え、前記送電用コイルと前記受電用コイルとは正対しておらず、前記包含部の前記良導体媒質との界面は、前記受電用コイルと正対している、無線給電システム。
(付記2)
前記包含部を移動させる包含部調整器を備え、前記包含部調整器は、前記包含部の前記良導体媒質との前記界面と、前記受電用コイルとを正対させる、付記1記載の無線給電システム。
(付記3)
前記送電用コイルは複数である、付記1または2記載の無線給電システム。
(付記4)
前記送電用コイルに入力する電力信号の強度もしくは位相を制御する入力制御器を備え、前記入力制御器は、前記受電用コイルと前記送電用コイルとの位置関係に基づいて前記制御をする、付記3記載の無線給電システム。
(付記5)
前記良導体媒質は海水である、付記1から4の内の1項記載の無線給電システム。
(付記6)
良導体媒質中で、誘電体で覆われた送電用コイルが受電用コイルに給電する無線給電方法において、前記送電用コイルと前記受電用コイルとは正対させずに、前記誘電体の前記良導体媒質との界面と前記受電用コイルとを正対し、前記送電用コイルから無線で電力信号を送電し、送電された前記電力信号を前記受電用コイルで受電する、無線給電方法。
(付記7)
前記送電用コイルは複数である、付記6記載の無線給電方法。
(付記8)
前記受電用コイルと前記送電用コイルとの位置関係に基づいて、前記送電用コイルに入力する電力信号の強度もしくは位相を制御する、付記7記載の無線給電方法。
(付記9)
前記良導体媒質は海水である、付記6から8の内の1項記載の無線給電方法。
(付記10)
海中を移動する第1の移動体と、前記海中に設けられたセンサもしくは前記海中を移動する第2の移動体とを有し、
前記第1の移動体は、付記1から5の内の1項記載の無線給電システムの送電器を有し、
前記センサもしくは前記第2の移動体は、付記1から5の内の1項記載の無線給電システムの受電器を有し、
前記受電器は前記送電器から給電する、海中システム。
(付記11)
母船と、海中を移動する移動体と、前記海中に設けられたセンサと、前記移動体と前記センサからの情報を収集し管理する管理センターとを有し、
前記母船は、付記1から5の内の1項記載の無線給電システムの第1の送電器を有し、
前記移動体は、付記1から5の内の1項記載の無線給電システムの第2の送電器と第1の受信機とを有し、
前記センサは、付記1から5の内の1項記載の無線給電システムの第2の受電器を有し、
前記第1の受電機は前記第1の送電器から給電し、前記第2の受電機は前記第2の送電器から給電する、情報収集システム。
11、12、13、14 無線給電システム
21、22、23、24、25、26、27 海水
31、32、33、34、35、36、371、372 送電器
41、42、43、44、45、46、471、472 受電器
51、521、522、531、532、54 送電用コイル
61、62、63、64 包含部
71、72、73、74 受電用コイル
831、832 入力制御器
94 包含部調整器
100、200 海中システム
105、1061、1062、107 移動体
115、117 センサ
121 母船
125 海底
300 情報収集システム
301 管理センター

Claims (10)

  1. 良導体媒質中に設置された送電器と、前記良導体媒質中に設置された受電器とを備え、
    前記送電器は、送電用コイルと前記送電用コイルを包含する誘電体を有する包含部とを備え、
    前記受電器は受電用コイルを備え、
    前記送電用コイルと前記受電用コイルとは正対しておらず、
    前記包含部の前記良導体媒質との界面は、前記受電用コイルと正対している、無線給電システム。
  2. 前記包含部を移動させる包含部調整器を備え、
    前記包含部調整器は、前記包含部の前記良導体媒質との前記界面と、前記受電用コイルとを正対させる、請求項1記載の無線給電システム。
  3. 前記送電用コイルは複数である、請求項1または2記載の無線給電システム。
  4. 前記送電用コイルに入力する電力信号の強度もしくは位相を制御する入力制御器を備え、前記入力制御器は、前記受電用コイルと前記送電用コイルとの位置関係に基づいて前記制御をする、請求項3記載の無線給電システム。
  5. 前記良導体媒質は海水である、請求項1から4の内の1項記載の無線給電システム。
  6. 良導体媒質中で、誘電体で覆われた送電用コイルが受電用コイルに給電する無線給電方法において、
    前記送電用コイルと前記受電用コイルとは正対させずに、前記誘電体の前記良導体媒質との界面と前記受電用コイルとを正対し、
    前記送電用コイルから無線で電力信号を送電し、
    送電された前記電力信号を前記受電用コイルで受電する、無線給電方法。
  7. 前記送電用コイルは複数である、請求項6記載の無線給電方法。
  8. 前記受電用コイルと前記送電用コイルとの位置関係に基づいて、前記送電用コイルに入力する電力信号の強度もしくは位相を制御する、請求項7記載の無線給電方法。
  9. 海中を移動する第1の移動体と、前記海中に設けられたセンサもしくは前記海中を移動する第2の移動体とを有し、
    前記第1の移動体は、請求項1から5の内の1項記載の無線給電システムの送電器を有し、
    前記センサもしくは前記第2の移動体は、請求項1から5の内の1項記載の無線給電システムの受電器を有し、
    前記受電器は前記送電器から給電する、海中システム。
  10. 母船と、海中を移動する移動体と、前記海中に設けられたセンサと、前記移動体と前記センサからの情報を収集し管理する管理センターとを有し、
    前記母船は、請求項1から5の内の1項記載の無線給電システムの第1の送電器を有し、
    前記移動体は、請求項1から5の内の1項記載の無線給電システムの第2の送電器と第1の受信機とを有し、
    前記センサは、請求項1から5の内の1項記載の無線給電システムの第2の受電器を有し、
    前記第1の受電機は前記第1の送電器から給電し、前記第2の受電機は前記第2の送電器から給電する、情報収集システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113511318A (zh) * 2021-05-13 2021-10-19 浙江大学 一种柔性机器鳐鱼装置

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